JP6049626B2 - 無線通信システム、通信装置、およびスケジューリング方法 - Google Patents

無線通信システム、通信装置、およびスケジューリング方法 Download PDF

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Description

本発明の分野は、無線通信システムにおいて通信リソースをスケジュールすることに関し、具体的には、ただし、限定ではなく、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP(商標))セルラ通信システムにおいて半二重(HD)周波数分割二重(FDD)通信をスケジュールすることに関する。
1980年代および1990年代の間は、携帯電話通信を提供するために、第2世代(2G)セルラ通信システムが実装されていた。携帯電話ユーザに提供できる通信サービスをさらに強化するために、最近10年ほどの間に、第3世代(3G)セルラ通信システムが広く実装されてきた。最も広く採用された第3世代通信システムは、符号分割多重アクセス(CDMA)技術と、周波数分割二重(FDD)または時間分割二重(TDD)技術とをベースにしている。
FDDは、所与の機器または基地局における送信機および受信機が様々な搬送周波数で動作することを意味する。アップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)の周波数/副帯域は、周波数オフセットによって分割される。FDDが効率的でありうるのは、音声のような対称トラフィックの場合であるため、FDD動作では、多くの履歴スペクトル割り当て(historical spectral allocations)がペア化される。
全二重システムでは、基地局との双方向通信ができ、半二重とは異なって、両方向の通信を同時に行うことができる。固定電話網は、双方の通話者が、話すことと聞くこととを同時に行えることから、全二重である。双方向ラジオは、たとえば、全二重システムとして設計でき、その場合は、ある周波数で送信を行い、別の周波数で受信を行う。
半二重システムは、両方向の通信を提供するが、一度に片方向の通信しか提供しない(両方向の通信を同時には提供しない)。典型的には、あるパーティが信号の受信を開始すると、そのパーティは、応答するためには、送信側が送信を停止するのを待たなければならない。半二重システムの一例が、「ウォーキートーキー」型の双方向ラジオのような2パーティシステムである。この場合は、各ユーザは、送信を終了することを表明しなければならず、一度に片方のパーティしか送信しないことを確実にしなければならない。これは、両パーティが同じ周波数で送信を行うためであり、単信通信と称されることもある。
3G通信における近年の進歩がロングタームエボリューション(LTE)セルラ通信規格であり、これは第4世代(4G)システムと称されることもある。この規格は、3GPP(商標)規格に準拠しており、各通信事業者が保有する既存のスペクトル割り当てにおいて配備される予定であり、新規スペクトル割り当てはまだライセンスされていない。これらのLTEスペクトル割り当てが、第4世代(4G)システム用にリファームされた既存の2Gおよび3G割り当てを使用するか、既存の移動通信のための新規スペクトル割り当てを使用するかにかかわらず、これらは、FDD動作の場合には、本質的にペア化スペクトルとなる。
TDDシステムでは、アップリンク(UL)送信とダウンリンク(DL)送信の両方に同じ搬送周波数を使用する。UL送信は、移動無線通信装置(無線加入者通信装置と称されることが多い)から無線サービス提供基地局を介して通信インフラストラクチャまで行われる送信であり、DL送信は、通信インフラストラクチャから無線サービス提供基地局を介して移動無線通信装置まで行われる送信である。TDDでは、搬送周波数は、時間領域において、一連の時間スロットおよび/またはフレームに細分される。1つの搬送周波数が、ある時間スロットの間はアップリンク送信に割り当てられ、他の時間スロットの間はダウンリンク送信に割り当てられる。FDDシステムでは、離れているペアの搬送周波数をそれぞれアップリンク送信およびダウンリンク送信に使用することにより、アップリンク送信とダウンリンク送信との間の干渉を防止する。これらの原理を用いた通信システムの一例が、ユニバーサル移動通信システム(UMTS(商標)(Universal Mobile Telecommunication System))である。
典型的には、無線加入者装置は、1つの無線サービス提供通信装置(すなわち、1つの通信セルにサービスを提供する基地局)に「接続」される。同じネットワークの他の通信セルにおける送信が、典型的には、本無線加入者装置に対する干渉信号を発生させる。こうした干渉信号が存在することにより、典型的には、無線加入者装置に対して確保される、達成可能な最大データレートが低下する。そのような干渉は、しばしば、「セル間」干渉と称される。
しかしながら、通信セル内では、無線加入者通信装置が、同じセル内で通信している他の無線加入者通信装置からの干渉を観測する、またはその干渉の影響を受ける、場合もある。そのような干渉は、しばしば、「セル内」干渉と称される。
アップリンク(UL)周波数搬送波とダウンリンク(DL)周波数搬送波との間の二重間隔(duplex spacing)、および二重間隙(duplex gap)、すなわち、アップリンク帯域端とダウンリンク帯域端との間の周波数セパレーションは、FDDシステムのスペクトル割り当ての全体にわたって変化することが多い。場合によっては、二重間隔および二重間隙の両方を非常に狭く設定することができ、たとえば、二重間隔をチャネル帯域幅の2倍程度に設定し、二重間隙をチャネル帯域幅の1倍程度に設定することができる。このような場合には、移動側は、半二重動作が、必須ではないにせよ望ましい。これは、徐々に小さくなっていく通信送受話器のサイズに適合するフォームファクタでは、全二重FDDを実施するために必要な無線周波数(RF)フィルタリングを達成することは現実的に不可能なためである。
送受話器におけるこの現象の主な理由は、アップリンクおよびダウンリンクの同時動作を可能にする送受切換器(無線周波数セパレータ/フィルタ)が、他からの干渉がない場合でも、コストおよび/またはサイズの理由から物理的に実現不可能なためである。実際、送受切換器は、送受話器の受信機チェーンへの、送受話器の送信漏れが受信機のノイズ下限を十分下回るように、送信路において、送信機の隣接チャネル漏れ排除(ACLR(adjacent channel leakage rejection))エミッションをフィルタリングすることが必須である。さらに、送受切換器はまた、受信路において、(帯域内であって帯域外ではない)送信(UL)信号をフィルタリングして、これが受信機を妨害しないようにしなければならない。
ここで図1を参照すると、前述のFDD HD問題の一例100が、送信電力105と周波数110との関係に関してグラフィカルに示されている。UL送信帯域115が、DL受信帯域120と隣接するように示されている。これらの周波数帯域において、ペア化された、狭帯域のUL送信チャネル135およびDL受信チャネル140が割り当てられており、ダウンリンク受信チャネルに対して帯域外に出るULチャネル送信は、受信フィルタによって、容認可能な低電力レベルまでフィルタリングされる(125)。ダウンリンクチャネルに対して帯域内に収まるUL隣接チャネルエミッションは、送信フィルタによって、容認可能なレベルまでフィルタリングされる(130)。狭二重送信−受信セパレーション(二重間隔)135のペア化特性も示されている。
過去においては、半二重システムは、典型的には本質的に狭帯域であって、受信機内での(基底帯域周波数における)チャネルフィルタリングと無線周波数(RF)帯域フィルタリングとの組み合わせに依存することにより、2人のユーザが近接している場合のユーザ間干渉に対する保護のための十分な選択性を実現していた。したがって、HD FDDシステムでは、1つの通信装置が第1の時間スロットにおいてスケジュール済みULリソースである一方、同じ時間スロットにおいて、第2の通信装置が、スケジュール済みDLリソースであってよい。400MHzにおいてスペクトル帯域を割り当てられた欧州地上基盤無線(TETRA(Terrestrial European Trunked RAdio))を例に挙げると、5MHzの割り当てが2つあり、アップリンク搬送波とダウンリンク搬送波との間に10MHzの二重間隔があるか、5MHzの二重間隙がある。TETRAシステムは、2つの5MHzスペクトル割り当ての全体にわたって25kHzの狭チャネル帯域幅で動作するため、このシナリオでは、ダウンリンクチャネルは、対応するアップリンクチャネルから多数チャネル分離れている。したがって、全二重動作のフィルタリングは実現できる。
しかしながら、このスペクトル帯域におけるLTEシステムの5MHz配備を考えると、ダウンリンクチャネルは、アップリンクの第2の隣接チャネルに存在することになる。LTEユーザ機器(UE)のデフォルトの第2の隣接チャネル性能は、−43dBcでの同帯域のUMTS(商標) UEのものと同様である。UEの送信電力が+23dBmである場合、これは、何ら特別なフィルタリング処置を行わない場合には、隣接チャネル電力が−20dBmであることを意味する。妥当なUEのノイズ下限は、典型的には、−100dBm前後である。したがって、ノイズ増加を3dB未満に抑えるためには、干渉もこのレベル以下にしなければならない。したがって、あらゆる送受切換器または一連のフィルタにおいて、有意な80dBのさらなる選択性(またはRF信号排除)が必要とされる。
しかしながら、400MHz帯におけるTETRAの使用を、チャネル帯域幅が5MHzの広帯域データ指向システム(たとえば、HD−FDD LTE)に置き換えた場合は、フィルタ技術の現在の最先端および予測される最先端が与えられたとしても、10MHz離れたところを適切なレベルまでフィルタリングすることが、達成不可能ではないとせよ、非常に困難になる。
送受切換器のサイズおよびコストが容認できる基地局の場合、基地局は、利用可能な周波数/時間リソースのすべてを利用する全二重通信で動作し続けるであろう。基地局では、前述のレベルのRFフィルタリングは、機械加工された金属製キャビティフィルタによって(場合によっては誘電体共振器を使用して)達成でき、現在これにかかるコストは500米ドル前後であり、1GHz以下の周波数ではサイズはかなり大きくなる。これらのフィルタの各素子は搬送波波長に比例するため、それらのサイズは周波数が小さくなるほど大きくなることに留意されたい。したがって、そのようなタイプの構成部品は、フォームファクタの小さい送受話器型の機器には適合しなくなる。一方、基地局の場合は全二重動作が引き続き容認される。
図2は、全二重FDD UE通信200および半二重FDD通信240のタイミングの一例200を示す。図示されるように、全二重FDD UE通信200は、UEからのUL送信の時間スロット210、およびUEへのDL受信の時間スロット220の同時割り当てを可能にする。図示されるように、半二重FDD UE通信240は、基地局スケジューラによるUL送信の時間スロット250およびDL受信の時間スロット260の同時割り当てを可能にしない。
HD−FDDシステムの場合、スケジューラは、所与のユーザに同じアップリンクスロットおよびダウンリンクスロットを同時に割り当てないようにしなければならない。これにより、ユーザ内干渉の問題は解決される(すなわち、スケジューラは、UEが送信と受信を同時には行わないようにすることができる(または、少なくとも、送信動作と受信動作との間に十分な切換時間が取れるように時間スロットをスケジュールする)。
しかしながら、一方のユーザの第1の送受話器にダウンリンク時間スロットが割り当てられ、第1の送受話器に近接している、別のユーザの第2の送受話器に、同じアップリンク時間スロットが割り当てられる場合には、2つの送受話器装置の間でユーザ間問題が起こる可能性がある。このユーザ間問題は、(送受切換器の減衰がある場合には、それに加えて)結合損失に起因する潜在的なユーザ内問題ほど深刻ではない。しかしながら、干渉元の送信電力が強く、干渉先の送受話器が通信セルのエッジにある場合には、このユーザ間問題も深刻な問題になりうることが理解されてきている。
したがって、現行技術は次善である。そこで、たとえば、狭帯域システムで使用されてきた従来のスペクトル割り当てに新たな広帯域システムを配備するようなシナリオの場合には、潜在的なユーザ間干渉問題に対処する、改良されたメカニズムが有利であろう。
したがって、本発明は、上述の不利点の1つ以上を、個々に、または任意の組み合わせの形で、軽減、緩和、または除去することを目標とする。
本発明の諸態様によれば、本明細書において説明され、添付の特許請求の範囲において詳述される諸概念を実施するために適応または構成されたセルラ通信システム、操作方法、集積回路、および通信装置が提供される。
本発明のこれらおよび他の態様、特徴、および利点は、以下で説明される実施形態から明らかになるか、それらを参照して解明されるであろう。
本発明の実施形態の説明に際しては、以下の添付図面を例としてのみ参照する。
既知の狭帯域周波数分割二重(FDD)構造を示す図である。 既知の無線全二重(FD)および半二重(HD)FDDフレーミング/タイミング構造を示す図である。 本発明のいくつかの例示的実施形態に従って適応された3GPP(商標) LTEセルラ通信システムを示す図である。 本発明のいくつかの例示的実施形態に従って適応された無線サービス提供通信装置(たとえば、eNodeB基地局)を示す図である。 本発明のいくつかの例示的実施形態によるHD FDDシステム図およびフレーミング/タイミング構造を示す図である。 本発明のいくつかの例示的実施形態に従ってHD FDD通信をスケジュールするフローチャートの一例を示す図である。 本発明の実施形態における信号処理機能性を実装するために使用し得る典型的コンピューティングシステムを示す図である。
以下の説明では、UMTS(商標)(ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunication System))セルラ通信システム、特に、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP(商標))システム内で任意のペア化または非ペア化スペクトルにおいて動作するUMTS(商標)地上波無線アクセスネットワーク(UMTS(商標) Terrestrial Radio Access Network(UTRAN))に適用可能な、本発明の実施形態に焦点を当てる。しかしながら、本発明は、この特定のセルラ通信システムに限定されず、(たとえば、HD−FDDシステムにおいて)潜在的なセル間干渉の問題を抱え得る任意の無線通信システムに適用できることを理解されたい。しかしながら、他の例では、本発明の概念は、たとえば、非同期システムにおいては、あるいは、フレーム内の非協調切換点(UL/DL)を使用する場合、および/または、周波数搬送波間のジョイントスケジューリングを行う場合には、隣接チャネルTDDシステムに適用されてもよい。
次に図3を参照すると、本発明の一実施形態による無線通信システム300が大まかに示されている。この実施形態では、無線通信システム300は、ユニバーサル移動通信システム(UMTS(商標)(universal mobile telecommunication system))のエアインタフェースに準拠しており、このインタフェースに対して動作可能なネットワーク要素を含んでいる。具体的には、本実施形態は、Evolved−UTRAN(E−UTRAN)無線通信システムのためのシステムアーキテクチャに関し、これは、現在、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP(商標))のロングタームエボリューション(LTE)用規格において議論されており、LTEは、半二重周波数分割二重(HD−FDD)モードで動作し、3GPP TS 36.xxxシリーズの仕様において説明されている。
本アーキテクチャは、無線アクセスネットワーク(RAN)要素およびコアネットワーク(CN)要素からなり、コアネットワーク304は、パケットデータネットワーク(PDN)と呼ばれる外部ネットワーク302(インターネットまたは企業ネットワークなど)と結合されている。RANの主要構成要素は、eNodeB(evolved NodeB)310、320であり、これは、S1インタフェース経由でCN 304と接続され、かつ、Uuインタフェース経由でUE 320と接続されている。無線通信システムは、典型的には、多数のそのようなインフラストラクチャ要素を有するが、簡潔さのために、図3では限られた数の要素だけを示している。eNodeB 310、320は、複数の無線加入者通信装置/端末(UMTS(商標)標準名称ではユーザ機器(UE)325)に対して無線リソース関連機能の制御および管理を行う。図示されているように、各eNodeB 310、320は、1つ以上の無線送受信装置394を含んでおり、これらは、信号処理モジュール396およびスケジューラ392と動作可能に結合されていて、このセルベースのシステムインフラストラクチャの残り部分と、lubインタフェースを介して、UMTS(商標)仕様で定義されているように通信する。eNodeB 310、320の系列は、典型的には、ネットワークに対する下層処理を実施し、媒体アクセス制御(MAC)などの機能を実施し、データのブロックを送信用にフォーマットし、トランスポートブロックを物理的に、UE 325へ送信する。eNodeB 310、320が通常実施するこれらの機能に加えて、eNodeB 310、320の適応されたスケジューラ392が追加配置されていて、スケジューラ392は、UE 325からのリソース要求に応えるべく、個々のUE 325が使用するUL時間スロットおよび/またはDL時間スロットのいずれかまたは両方にリソースを割り当てる。
一例示的実施形態では、eNodeB 310、320が全二重で動作するのに対し、UE 325は、半二重動作モードで動作するためのリソースを割り当てられる。
一例示的実施形態では、スケジューラ392は、ユーザ位置を表す情報を取得する。これは、たとえば、いくつかのUE 325にそのような位置情報を具体的に要求して受け取ることによって取得することができ、さらには、実際には他の任意の手段、たとえば、定期的に更新されて、システム内のネットワーク要素からアクセスできる、UE位置情報のリポジトリなどの手段によって取得することができる。
CN 304は、3つの主要構成要素、すなわち、サービス提供GW 306、PDN GW(PGW)305、および移動性管理エンティティ(MME) 308を有する。サービス提供GW 306は、U−プレーン(ユーザプレーン)通信を制御する。PDN−GW 305は、適切な外部ネットワーク(たとえば、PDN)へのアクセスを制御する。この動作に加えて、一実施形態では、PDN−GW 305は、この特定のUE−PDN接続にサービスを提供する非GBRベアラの数に関してDL AMBRを監視するように配置されている。MME 308は、c−プレーン(制御プレーン)通信を制御する。この場合は、ユーザ移動性、アイドルモードUEに対するページング開始、ベアラ確立、およびデフォルトベアラに対するQoSサポートがMME 308によってハンドリングされる。
E−UTRAN RANは、ダウンリンク(DL)がOFDMA(直交周波数分割多重アクセス)ベースであり、アップリンク(UL)がSC−FDMA(単一搬送周波数分割多重アクセス)ベースである。この場合、EUTRANで使用されている無線フレームフォーマットおよび物理層構成の詳細情報は、3GPP TS 36.211 v.9.1.0 (2010-03)、「3GPP Technical specification group radio access network, physical channels and modulation (release 9)」で参照できる。
各UEは、信号処理ロジック329と動作可能に結合された送受信装置327を含んでおり(簡潔さのためにのみ、1つのUEについて、そのような細部を図示した)、各UEの位置エリアにおける通信をサポートするeNodeB 310と通信する。本システムは、他にも多数のUE 325およびeNodeB 310、320を含んでいるが、簡潔さのために図示されていない。
一例では、ユーザ位置を表す情報は、1つ以上の下層タイミングアドバンス値を含んでよく、この場合、ネットワークは、基地局(eNodeB)での同期を達成するために、基地局(eNodeB)から様々な距離にあるUEからのアップリンク送信のタイミングを制御することができる。このようにして、ネットワークは、UEまたは上層ネットワークベースの測位情報または全地球測位システム(GPS(商標))情報によって作成および報告される往復時間距離情報、または経路損失測定値(たとえば、SNR、SINR、CINR、BERなど)を導出することができる。
一例では、eNodeB 310によってサポートされるセルサイト(カバレッジエリア385)は、3分割される場合があり(図示せず)、このサイトの周囲の異なる3つのセルが、独立したスケジューリングにより、伝搬損失に基づくスケジューリングを容易にする。これは、必ずしも送信電力が高いUE 325の場所にあるわけではない、セルのエッジ上の任意の場所にあるUEによって可能になり得る。
したがって、eNodeB 310のカバレッジエリア385内のUE 325の決定された位置情報に基づいて、信号処理モジュール396は、UE間のULチャネルからDLチャネルへの干渉の可能性を算定する。一例では、信号処理モジュール396は、2人のユーザの間の安全な(すなわち、干渉が容認できる)距離を決定する概念を採用しており、この安全距離を超えていれば、一方のユーザ/UE 325がアップリンク時間スロットにおいて送信を行い、同時に他方のユーザ/UEがダウンリンク時間スロットにおいて受信を行っても、干渉が発生せず、安全であると見なすことができるとしている。一例では、安全(干渉)距離の決定または計算は、(既に示されたような)選択性の計算を包含してよく、いくつかの要因(たとえば、隣接チャネル漏れ排除(ACLR)、送信電力、容認できるノイズ増加など)のうちの1つ以上に依存してよい。一例では、閾値レベルを用いた「立入禁止区域」が定義し得ると考えられ、これは、ユーザ/UEから半径10m〜20mの規模としてよく、距離測定の分解能に動的に依存するように構成してよい。
信号処理モジュール396による安全(干渉)距離の決定または計算の結果に従って、スケジューラ392は、複数のユーザ/UE 325の協調スケジューリングを実施することができ、特に、互いに近接していると見られるユーザ/UEを考慮して実施することができる。具体的には、スケジューラ392は、互いに安全距離にいる可能性があるユーザ/UE 325に注意を向け、ULチャネル/フレームおよびDLチャネル/フレームにおいて、それらのユーザ/UE 325に対して同時のUL時間スロットおよびDL時間スロットを割り当てるように、リソースのスケジューリングを構成する。一方、互いに安全距離にいないユーザ/UEには、ULチャネルおよびDLチャネルにおいて、同時のUL時間スロットおよびDL時間スロットを割り当てない。
したがって、このように、eNodeB 310は、半二重(HD)システムでのアップリンク時間スロットとダウンリンク時間スロットの衝突を回避するためのスケジューリングであって、少なくとも2つのUE(無線通信装置)がそれぞれにeNodeB(基地局)と通信している場合の、それらのUEの間の干渉可能性の決定に基づくスケジューリングを行う概念を認識および適用することができる。一例示的実施形態では、このスケジューリングは、位置情報を使用して、スケジューラ392が、互いに近接している可能性のあるユーザに対して同時のULリソースおよびDLリソースをスケジュールしないようにすることにより、ユーザ間干渉を回避するように構成してもよい。
一例示的実施形態では、上記概念を拡張して、「干渉能力」の他の測定値をスケジューリングに組み込んでもよい。この拡張の一例は、UL上の送信電力を予測してから、同じエリアにおいて同時のUL時間スロット/フレームおよびDL時間スロット/フレームの割り当てを回避することであり、あるいは、干渉能力が最大になるセルエッジの近くで、同じ距離にあるUE同士をスケジューリングすることである。この例では、スケジューラ392は、2つのUEがセル中心またはセルサイトに非常に近接していたこと、したがって、潜在的な干渉元は、より低電力で送信を行っていたであろうこと(それによって、干渉先の信号対ノイズヘッドルームがより高いままであったであろうこと)を突き止め得る。したがって、この場合には、電力情報を考慮すると、干渉の可能性が低く、同時スケジューリングは許容されてよい。
一代替例示的実施形態では、MME 308またはサービス提供GW 306は、無線リソース管理(RRM)ロジック(図示せず)を含んでよく、これは、eNodeBのスケジューラ392に追加する(またはその代わりの)スケジューラを含んでよい。ここで、RRMロジックは、図5に示されるように、周波数リソースの割り当てをUE 325に通知することをeNodeB 310に指示することができる。あるいは、一例では、MME 308またはサービス提供GW 306は、前述の様式で時間スロット/サブフレームを割り当てることをeNodeB 310、320に指示する処理ロジックを含んでよい。この例では、RRMロジックは、複数のセル/サイトにわたってULチャネルおよびDLチャネルにおけるHD FDDリソースをスケジュールすることができる。この点において、RRMロジックは、ユーザ/UE位置情報を利用して、複数のユーザ/UEが、別々のeNodeBからサービスを提供されながら、セルのエッジにおいて互いに近接することができるかどうかを識別することができる。そのような状況では、RRMロジックは、ユーザ/UE同士の近接に起因するセル間干渉を回避するように、複数のセル/サイトにわたってULチャネルおよびDLチャネルにおけるリソースをスケジュールすることができる。
一例示的実施形態では、信号処理モジュール396を、2つのユーザ/UEの間の干渉可能性を決定するように構成してよく、そのような決定を繰り返し(たとえば、定期的に、かつ/または、位置更新が行われた際に応答として動的に)実施するように構成してよい。
一例示的実施形態では、このスケジューリングまたはスケジュール更新は、時間スロットごと、フレームごと、マルチフレームごとからなる群のうちの少なくともいずれか1つで実施してよい。
一例示的実施形態では、無線通信システムにおいて半二重通信リソースの使用状況を監視してよく、監視結果に基づいて、スケジューラは、複数の無線通信装置のうちの少なくとも2つの無線通信装置の位置情報を決定すること、および、その少なくとも2つの無線通信装置がそれぞれに基地局と通信している場合の、それらの無線通信装置の間の干渉可能性を決定することからなる群のうちの少なくともいずれかを選択的に開始してよい。その後、スケジューラは、選択的に開始された決定の結果に基づいて、その少なくとも2つの無線通信装置に対して、半二重通信リソースをスケジュールしてよい。
一例示的実施形態では、近接している少なくとも2つの無線通信装置に対して半二重通信リソースをスケジュールすることは、半二重通信リソースをスケジュールする際にその少なくとも2つの無線通信装置を単一エンティティとして扱うことにより、同じリソースをその少なくとも2つの無線通信装置の両方に対して同時にスケジュールすることを回避することを含んでよい。このようにして、近接する複数の無線通信装置が1つのグループとして扱われ、そのグループにULリソースおよびDLリソースが割り当てられる。そのグループの内部では、これらの近接した無線通信装置にリソースを同時に割り当てることを回避するために、このグループに割り当てられたULリソースおよびDLリソースを、グループ内で分割してよい。
次に図4を参照すると、本発明のいくつかの例示的実施形態に従って適応された無線通信装置(たとえば、eNodeB 310)のブロック図が示されている。eNodeB 310では、アンテナもしくはアンテナアレイ402または複数のアンテナがアンテナスイッチ404に結合されており、アンテナスイッチ404は、eNodeB 310内の受信チェーンと送信チェーンとを分離している。1つ以上の受信機チェーンは、当該技術分野において知られているように、(受信、RFフィルタリング、および中間周波数(または基底帯域周波数)変換を効果的に提供する)受信機フロントエンド回路406を含んでいる。受信機フロントエンド回路406は、1つ以上の信号処理モジュール396と結合されている。1つ以上の受信機チェーンは、データパケットストリームを複数の時間フレームで受信するように、動作可能に構成されている。
制御装置414が、eNodeB 310の全体動作制御を維持する。制御装置414はまた、受信機フロントエンド回路406および(一般に、1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)で実現される)1つ以上の信号処理モジュール396と結合されている。制御装置414はまた、バッファモジュール417および1つ以上のメモリ装置/素子416と結合されるか、(図示されるように)これらを含んでおり、メモリ装置/素子416は、復号/符号化機能、同期パターン、符号シーケンスなどのオペレーティングレジームを選択的に記憶する。eNodeB 310内の動作(時間依存信号の送信または受信)のタイミングを制御するために、タイマ418が制御装置414と動作可能に結合されている。
送信チェーンに関しては、これは、送信機/変調回路422と、アンテナ、アンテナアレイ402、または複数のアンテナと動作可能に結合された電力増幅器424とを含んでいる。送信機/変調回路422および電力増幅器424は、動作上、制御装置414に応答する。送信チェーンは、データパケットストリームを複数のユーザ/UEに送信するように、動作可能に構成されている。
送信チェーンの1つ以上の信号処理モジュール396は、受信チェーンの1つ以上の信号処理モジュール396とは別のモジュールとして実装してよい。あるいは、図4に示されるように、単一の処理装置を用いて、送信信号および受信信号の両方の処理を実装してもよい。明らかに、無線通信装置(たとえば、eNodeB 310)内の様々な構成要素は、ディスクリート部品形式でも集積部品形式でも実現でき、したがって、究極の構造は、特定用途向けまたは設計選択である。
本発明の例示的実施形態によれば、信号処理モジュール396は、eNodeB 310と複数のUEとの間の通信に対する、ULチャネルまたはDLチャネルにおける干渉の可能性を判定する(ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを包含する)ロジック430を含むように適応されている。一例では、ロジック430は、2つのユーザ/UEの間に安全距離が存在するかどうかを判定することができ、この安全距離を超えていれば、一方のユーザ/UEがアップリンク通信の送信を行い、同時に他方のユーザ/UEがダウンリンク通信の受信を行っても、干渉が発生せず、安全であると見なすことができるとしている。安全(干渉)距離の決定または計算の結果に従って、スケジューラ392は、複数のユーザ/UEの協調スケジューリングを実施することができ、特に、互いに近接していると見られるユーザ/UEを考慮して実施することができる。この例では、スケジューラ392は、機能的には信号処理モジュール396の一部であるとして図示されている。別の例では、スケジューラ392は、信号処理モジュール396とは別であってよく、信号処理モジュール396と動作可能に結合されていてよい。具体的には、スケジューラ392は、互いに安全距離にいる可能性があるユーザ/UEに注意を向け、それらのユーザ/UEに、それぞれのULチャネルおよびDLチャネルにおいて、同時のUL時間スロットおよびDL時間スロットを割り当てるような、リソースのスケジューリングを保証する。一方、互いに安全距離にいない可能性があるユーザ/UEには、それぞれのチャネルにおいて、同時のUL時間スロットおよびDL時間スロットを割り当てない。
次に図5を参照すると、本発明のいくつかの例示的実施形態に従う、HD FDDシステム500およびフレーミング/タイミング構造の簡略化された例が示されている。本発明の例示的実施形態は、決定したUE位置、および/または、そのような決定した位置に基づくUE間干渉の知覚レベルに従って、HD FDDリソースをスケジュールすることを提案する。
この例では、eNodeB 310は、少なくとも3つの無線加入者通信装置/端末(UMTS(商標)標準名称ではユーザ機器(UE))514、516、517と通信している(かつ、これらにリソースを割り当てている)。図示されているように、UE3 514は、eNodeB 310に近接した位置にある(たとえば、eNodeB 310の地理的近傍にある)。UE1 516およびUE2 517は、互いに近接した位置(たとえば、互いの地理的近傍)にあって、かつ、通信セルのエッジに位置するように図示されている。結果として、UE1 516およびUE2 517は、互いに潜在的干渉520を引き起こし得るように図示されており、UE1 516(UE2 517)と第1のUE3 514との間の通信に対しては、干渉可能性515がほとんどあるいはまったく発生しない。

それゆえ、eNodeB 310のスケジューラによる安全(干渉)距離の決定または計算の結果に従って、eNodeB 310は、ユーザ/UEに対するUL時間スロットまたはフレームリソース505およびDL時間スロットまたはフレームリソース510の協調スケジューリングを実施することができ、特に、互いに近接していると見られるユーザ/UE(たとえば、UE1 516およびUE2 517)を考慮して実施することができる。具体的には、スケジューラは、互いに安全距離にいる可能性があるユーザ/UE(たとえば、UE3 514と、UE1 516およびUE2 517のいずれかまたは両方)に注意を向ける。そして、スケジューラは、図示されたように、それらのユーザ/UEに対して同時のULチャネル/フレームおよびDLチャネル/フレームの割り当て/スケジューリングが行われるように、リソースのスケジューリングが行われるようにする。したがって、UE3 514には、地理的に遠くにある(したがって干渉可能性がほとんど/まったくない)UE(たとえば、UE1 516およびUE2 517と同時のDLリソース510またはULリソース505が割り当てられる。一方、互いに安全距離にいない可能性があるユーザ/UE(たとえば、UE1 516およびUE2 517)には、同時のULチャネル/フレーム505およびDLチャネル/フレーム510の割り当て/スケジューリングが行われない。
したがって、eNodeB 310は、半二重(HD)FDDまたはHDDシステムでのアップリンク時間スロット/フレームとダウンリンク時間スロット/フレームの衝突を回避するためのスケジューリングであって、少なくとも2つのUE(無線通信装置)がそれぞれにeNodeB(基地局)と通信している場合の、それらのUEの間の干渉可能性の決定に基づくスケジューリングを行う概念を認識および適用することができる。一例示的実施形態では、このスケジューリングは、位置情報を使用して、スケジューラが、互いに近接し得るユーザに対して同時のULリソースおよびDLリソースをスケジュールしないようにすることにより、ユーザ間干渉を回避するように構成することができる。
前述の技術の1つの利点は、全二重動作のNodeBとの半二重通信で動作しているUE同士の間の干渉の潜在的影響を低減または無にすることである。上記利点のうちの1つ以上を達成する修正を、(eNodeB内のエンティティであれ、他の任意のエンティティであれ)任意の既存のスケジューリングエンティティに適用することができる。そのような修正は、ULリソースおよびDLリソースの改善されたスケジューリングに対応するための、無線リソース制御(RRC)層および/またはeNodeBアプリケーションプロトコル(NBAP)の再構成を必要とする場合がある。有利には、コアネットワークおよび関連するサービス/アプリケーションに修正を加えなくても、前述の例示的実施形態の目標は達成される。
次に図6を参照すると、基地局と複数の無線通信装置との間の半二重FDDでスケジュールされた通信をサポートするフローチャートの一例600が示されている。フローチャート600ではまず、ステップ605に示されるように、無線通信システムが、ユニキャストチャネルにおける半二重FDD通信で動作する。ステップ610で、スケジューラ(たとえば、Node B基地局内のスケジューラ)が無線通信装置(たとえば、ユーザ機器(UE))からリソース要求を受信する。次に基地局は、ステップ615で、UE用に利用できる位置情報(たとえば、あらかじめ記憶されている位置情報、またはリソース要求に含まれていた位置情報)を基地局が有しているかどうかを判定する。ステップ615で、UE用に利用できる位置情報を基地局が有していないと、基地局が判定した場合、基地局は、ステップ620に示されるように、そのような情報(たとえば、全地球測位システム(GPS)位置情報)を基地局に供給する要求をUEに対して行うことができる。そして、フローチャートはステップ615にループバックすることができ、基地局は、その後、ステップ622で、要求した位置情報を受信することができる。
ステップ615で、UE用に利用できる位置情報を基地局が有していると、基地局が判定した場合、スケジューラは、ステップ625に示されるように、同時の時間スロット/フレームが割り当てられている場合に、ULまたはDLの半二重FDDチャネルのいずれかにおいて、他の任意の、UEと基地局との通信に対する干渉の可能性があるかどうかについて、要求側UEの位置情報に基づいて判定を行う。ステップ625で、基地局が、ULまたはDLの半二重FDDチャネルのいずれかにおいて、他の任意の、UEと基地局との通信に対する干渉の可能性があることを、要求側UEの位置情報に基づいて判定した場合、スケジューラは、可能性のあるあらゆる干渉を低減するために、UE、そして特に要求側UEに関してHD FDDスケジュールを構成する。一例では、スケジューラは、他のUEと近接しているUEに関して、それらのUEのUL時間スロット/フレームおよびDL時間スロット/フレームの同時スケジューリングを回避するように、HD FDDスケジューリングを構成する。
次に図7を参照すると、本発明の実施形態における、ソフトウェア制御のスケジューリング機能性を実装するために利用し得る典型的コンピューティングシステム700が示されている。この種のコンピューティングシステムを、無線通信装置内で使用することができる。当業者であれば、他のコンピュータシステムまたはアーキテクチャを用いて本発明を実装する方法も認識されるであろう。コンピューティングシステム700は、たとえば、デスクトップ、ラップトップ、またはノートブック式のコンピュータ、ハンドヘルドコンピューティング装置(PDA、携帯電話、パームトップ、その他)、メインフレーム、サーバ、クライアント、または他の任意のタイプの、所与の用途または環境にとって望ましいか、ふさわしいものでありうる専用または汎用コンピューティング装置を表すものであってよい。コンピューティングシステム700は、1つ以上の処理装置(たとえば、処理装置704)を含み得る。処理装置704は、汎用または専用の処理エンジン(たとえば、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、または他の制御ロジックなど)を用いて実装され得る。この例では、処理装置704は、バス702または他の通信媒体に接続されている。
コンピューティングシステム700はまた、情報、および処理装置704が実行する命令を記憶する主メモリ708を含むことができ、たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または他の動的メモリを含み得る。主メモリ708はまた、処理装置704が実行する命令の実行時に、一時変数または他の中間情報を記憶することに用いてもよい。同様に、コンピューティングシステム700は、処理装置704のための静的情報および命令を記憶するために、バス702に結合された読み出し専用メモリ(ROM)または他の静的記憶装置を含んでよい。
コンピューティングシステム700はまた、情報記憶システム710を含んでよく、これは、たとえば、媒体ドライブ712およびリムーバブル記憶装置インタフェース720を含んでよい。媒体ドライブ712は、固定またはリムーバブル記憶装置をサポートするドライブまたは他のメカニズムを含んでよく、そのようなものとして、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、磁気テープドライブ、光ディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオドライブ(DVD)読み出しまたは書き込みドライブ(RまたはRW)、または他のリムーバブルもしくは固定媒体ドライブがある。記憶媒体718は、たとえば、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気テープ、光ディスク、CDまたはDVD、または他の、媒体ドライブ712によって読み書きされる固定もしくはリムーバブル媒体を含んでよい。これらの例が示すように、記憶媒体718は、特定のコンピュータソフトウェアまたはデータが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を含んでよい。
代替実施形態では、情報記憶システム710は、コンピュータプログラムまたは他の命令もしくはデータをコンピューティングシステム700にロードすることを可能にする他の同様な構成要素を含んでよい。そのような構成要素は、たとえば、リムーバブル記憶ユニット722およびインタフェース720(たとえば、プログラムカートリッジおよびカートリッジインタフェース)、リムーバブルメモリ(たとえば、フラッシュメモリまたは他のリムーバブルメモリモジュール)およびメモリスロット、ならびに他の、リムーバブル記憶ユニット718からコンピューティングシステム700へのソフトウェアおよびデータの転送を可能にするリムーバブル記憶ユニット722およびインタフェース720を含んでよい。
コンピューティングシステム700はまた、通信インタフェース724を含み得る。通信インタフェース724は、コンピューティングシステム700と外部装置との間でソフトウェアおよびデータを転送することを可能にするために用い得る。通信インタフェース724は、たとえば、モデム、ネットワークインタフェース(たとえば、Ethernet(登録商標)用または他のNICカード)、通信ポート(たとえば、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポートなど)、PCMCIAスロットおよびカードなどであり得る。通信インタフェース724経由で転送されるソフトウェアおよびデータは、電子信号、電磁信号、光信号、または他の、通信インタフェース724で受信可能な信号であり得る信号の形をとる。これらの信号は、チャネル728を介して通信インタフェース724に与えられる。このチャネル728は、信号を搬送することができ、無線媒体、ワイヤもしくはケーブル、光ファイバ、または他の通信媒体により実装されてよい。チャネルとしては、たとえば、電話線、携帯電話リンク、RFリンク、ネットワークインタフェース、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、および他の通信チャネルがある。
本文書では、「コンピュータプログラム製品」、「コンピュータ可読媒体」などの用語は、たとえば、メモリ708、記憶装置718、または記憶ユニット722などの媒体を指すために大まかに用いてよい。これらおよび他の形のコンピュータ可読媒体は、処理装置704が使用する1つ以上の命令を記憶して、指定の動作を処理装置に実施させることができる。そのような命令は、一般に「コンピュータプログラムコード」と称され(これらは、コンピュータプログラムまたは他のまとまりの形にまとめることができる)、実行されると、コンピューティングシステム700が本発明の実施形態の機能を実施することを可能にする。コードは、指定の動作を実施することを処理装置に直接指示することができ、かつ/または、そうするようにコンパイルされるか、かつ/または、そうするように、他のソフトウェア要素、ハードウェア要素、および/またはファームウェア要素(たとえば、標準関数を実行するライブラリ)と組み合わされてよいことに留意されたい。
各要素がソフトウェアによって実装される一実施形態では、ソフトウェアは、コンピュータ可読媒体に記憶され、(たとえば、リムーバブル記憶装置ドライブ722、ドライブ712、または通信インタフェース724を用いて)コンピューティングシステム700にロードされてよい。制御ロジック(この例では、ソフトウェア命令またはコンピュータプログラムコード)は、処理装置704によって実行されると、本明細書に記載の本発明の機能を処理装置704に実施させる。
一例では、有形であって一時的ではないコンピュータプログラム製品が、基地局と複数の無線通信装置との間の通信をサポートする無線通信システムの通信セル内の半二重通信をスケジュールするための実行可能プログラムコードを含んでいる。この実行可能プログラムコードは、コアネットワーク要素、無線リソースマネージャ(RRM)、無線アクセスネットワーク要素(たとえば、基地局)からなる群のうちの少なくとも1つにおいて実行された場合に、たとえば、eNodeBの形で、少なくとも2つの無線通信装置がそれぞれに基地局と通信している場合のそれらの無線通信装置の間の干渉可能性を決定し、決定された干渉可能性に基づき、1つ以上の無線通信装置に対して半二重通信リソースをスケジュールすることのために動作可能であってよい。
上記説明は、簡潔さのために、本発明の実施形態を、様々な機能単位および処理装置を参照して説明したものであることを理解されたい。しかしながら、本発明を損なうことなく、様々な機能単位または処理装置の間で機能性の任意の適切な配分が明らかである。たとえば、別々の処理装置またはコントローラで実行されるように示された機能性を、同じ処理装置またはコントローラで実施してもよい。したがって、特定の機能単位を参照することは、厳密な、論理的または物理的な構造または構成を表すものではなく、記載された機能性を提供する適切な手段を参照することとしてのみ、理解されたい。
本発明の諸態様は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせを含む任意の適切な形で実装できる。本発明は、任意選択で、少なくとも部分的に、1つ以上のデータ処理装置および/またはデジタル信号処理装置で動作するコンピュータソフトウェアとして実装されてよい。したがって、本発明の実施形態における各素子および構成要素は、物理的に、かつ機能的に、かつ論理的に、任意の適切な様式で実装されてよい。実際、機能性は、単一装置の形で、または複数の装置の形で、または他の機能装置の一部として、実装されてよい。
当業者であれば認識されるように、本明細書に記載の機能ブロックおよび/または論理素子は、1つ以上の通信装置への組み込みのために集積回路の形で実装されてよい。さらに、論理ブロック間の境界は例示的なものに過ぎないものとし、代替実施形態は、複数の論理ブロックまたは回路素子をマージしても、機能性の代替構成を様々な論理ブロックまたは回路素子に展開してもよいものとする。さらに、本明細書に記載のアーキテクチャは例示的なものに過ぎないものとし、実際、同じ機能性を達成する他の多くのアーキテクチャが実装できるものとする。たとえば、簡潔さのために、信号処理モジュール396は、単一の処理モジュールとして図示および説明されたが、他の実装では、別々の複数の処理モジュールまたは論理ブロックを含んでよい。
本発明を、いくつかの例示的実施形態との関連で説明したが、本発明は、本明細書で説明された特定の形態に限定されるものではない。むしろ、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。さらに、特徴の説明は、特定の実施形態に関連する形で記載されていると考えることもできるが、当業者であれば認識されるように、記載の実施形態の各種特徴は、本発明に従って組み合わせてよい。特許請求の範囲においては、用語「含む(comprising)」は、他の要素またはステップの存在を排除しない。
さらに、複数の手段、要素、または方法ステップを個別に列挙したが、これらは、たとえば、単一のユニットまたは処理装置によって実装されてもよい。さらに、個々の特徴が複数の異なる特許請求項に含まれている場合があるが、これらは、場合によっては有利に組み合わされてよく、複数の異なる特許請求項に含まれることは、特徴の組み合わせが実現可能ではなくかつ/または有利ではないことを意味するものではない。また、ある特徴が1つのカテゴリの特許請求項に含まれることは、このカテゴリに限定されることを意味するものではなく、むしろこの特徴が、必要に応じて、他の請求項カテゴリにも同様に適用できることを示すものである。
さらに、請求項における複数の特徴の順序は、それらの特徴が実施されるべきいずれの特定の順序を意味するものではなく、具体的には、方法請求項における個々のステップの順序は、それらのステップがその順序で実施されるべきであることを意味するものではない。むしろ、これらのステップは、任意の好適な順序で実施されてよい。さらに、単数形の参照は、複数であることを排除しない。したがって、「(1つの)a」、「(1つの)an」、「(第1の)first」、「(第2の)second」などへの参照は、複数であることを排除しない。

Claims (14)

  1. 基地局と複数の無線通信装置との間の通信をサポートする無線通信システムの通信セル内の半二重通信をスケジュールする方法であって、
    少なくとも2つの前記無線通信装置がそれぞれに前記基地局と通信している場合の、前記少なくとも2つの無線通信装置の間の干渉可能性を、前記少なくとも2つの無線通信装置の間の地理的近接度と、前記基地局と前記少なくとも2つの無線通信装置それぞれとの間の地理的近接度とに基づいて決定するステップと、
    前記決定された干渉可能性に基づいて、前記少なくとも2つの無線通信装置に対して半二重通信リソースをスケジュールするステップと、
    を含む方法。
  2. 前記少なくとも2つの無線通信装置の間の干渉可能性を決定するステップは、前記複数の無線通信装置のうちの少なくとも2つの無線通信装置の位置情報を決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも2つの無線通信装置に、前記少なくとも2つの無線通信装置のそれぞれの位置を決定することに関連付けられた測定を実施し、かつ前記測定の結果を前記基地局に送信することを要求するステップをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 少なくとも2つの無線通信装置の位置情報を決定することは、
    前記基地局で、前記少なくとも2つの無線通信装置から受信された通信のタイミングアドバンス情報を分析することと、
    前記基地局で、前記少なくとも2つの無線通信装置から受信された通信の経路損失情報を決定することと、
    前記少なくとも2つの無線通信装置から地理的位置情報を受信することと、
    からなる群のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記少なくとも2つの無線通信装置に対して半二重通信リソースをスケジュールするステップは、前記少なくとも2つの無線通信装置のうちの少なくとも1つの無線通信装置の送信電力レベルに従って半二重通信リソースをスケジュールすることをさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記少なくとも2つの無線通信装置がそれぞれに前記基地局と通信している場合に、前記少なくとも2つの無線通信装置の間の干渉可能性を繰り返し決定するステップと、それに基づいて、前記少なくとも2つの無線通信装置に対する、半二重通信のリソーススケジューリングを更新するステップとをさらに含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記少なくとも2つの無線通信装置に対する、半二重通信の前記リソーススケジューリングの前記更新は、時間スロットごと、フレームごと、マルチフレームごとからなる群のうちの少なくとも1つで実施される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記無線通信システムでの半二重通信リソースの使用状況を監視し、それに基づいて、
    前記複数の無線通信装置のうちの少なくとも2つの無線通信装置の位置情報を決定するステップと、
    前記少なくとも2つの無線通信装置がそれぞれに前記基地局と通信している場合の、前記少なくとも2つの無線通信装置の間の干渉可能性を決定するステップと、
    前記少なくとも2つの無線通信装置に対して半二重通信リソースをスケジュールするステップと、
    からなる群のうちの少なくとも1つを選択的に開始するステップをさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記少なくとも2つの無線通信装置に対して半二重通信リソースをスケジュールするステップは、半二重通信リソースをスケジュールする際に前記少なくとも2つの無線通信装置を単一エンティティとして扱うことにより、同じリソースを少なくとも2つの無線通信装置の両方に対して同時にスケジュールすることを回避することを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 基地局と複数の無線通信装置との間の通信をサポートする無線通信システムの通信セル内の半二重通信をスケジュールするための実行可能プログラムコードを含む、コンピュータプログラムであって、前記実行可能プログラムコードは、コアネットワーク要素、無線リソースマネージャ(RRM)、基地局からなる群のうちの少なくとも1つで実行された場合に、
    なくとも2つの前記無線通信装置がそれぞれに前記基地局と通信している場合の、前記少なくとも2つの無線通信装置の間の干渉可能性を、前記少なくとも2つの無線通信装置の間の地理的近接度と、前記基地局と前記少なくとも2つの無線通信装置それぞれとの間の地理的近接度とに基づいて決定するステップと、
    前記決定された干渉可能性に基づいて、前記少なくとも2つの無線通信装置に対して半二重通信リソースをスケジュールするステップと、
    を実施するように動作できる、コンピュータプログラム
  11. 基地局と複数の無線通信装置との間の通信をサポートする無線通信システムの通信セル内の半二重通信をスケジュールする通信装置であって、
    少なくとも2つの前記無線通信装置がそれぞれに前記基地局と通信している場合の、前記少なくとも2つの無線通信装置の間の干渉可能性を、前記少なくとも2つの無線通信装置の間の地理的近接度と、前記基地局と前記少なくとも2つの無線通信装置それぞれとの間の地理的近接度とに基づいて決定するロジックと、
    前記決定された干渉可能性に基づいて、前記少なくとも2つの無線通信装置に対して半二重通信リソースをスケジュールするように構成されたスケジューラと、
    を含む通信装置。
  12. 前記半二重通信リソースのスケジューリング情報を前記少なくとも2つの無線通信装置に送信する送信機をさらに含む、請求項11に記載の通信装置。
  13. コアネットワーク要素、無線リソースマネージャ(RRM)、基地局からなる群のうちの少なくとも1つである、請求項11または12に記載の通信装置。
  14. 基地局と複数の無線通信装置との間の通信をサポートする無線通信システムの通信セル内の半二重通信をスケジュールする通信装置のための集積回路であって、
    少なくとも2つの前記無線通信装置がそれぞれに前記基地局と通信している場合の、前記少なくとも2つの無線通信装置の間の干渉可能性を、前記少なくとも2つの無線通信装置の間の地理的近接度と、前記基地局と前記少なくとも2つの無線通信装置それぞれとの間の地理的近接度とに基づいて
    決定するロジックと、
    前記決定された干渉可能性に基づいて、前記少なくとも2つの無線通信装置に対して半二重通信リソースをスケジュールするように構成されたスケジューラと、
    を含む集積回路。
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