JP6048123B2 - 耐酸性に優れた高強度鋼板及びその製造方法 - Google Patents
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C :0.05〜0.20%、
Si:0.30〜0.70%、
Mn:1.5〜2.5%、
P :0.001〜0.02%、
S :0.0001〜0.010%、
Al:0.10〜0.50%、
N :0.0010〜0.010%、
Cr:0.30〜1.0%、
Nb:0.020〜0.08%、
Ti:0.010〜0.10%、及び、
B :0.0010〜0.0050%、
を含有し、さらに、混入元素、
V :0.0010〜0.005%、
W :0.0010〜0.005%、
Mo:0.001〜0.01%、
Ni:0.001〜0.03%、
Cu:0.001〜0.015%、
Ta:0.0010〜0.005%、及び、
Sn:0.0010〜0.01%、Sb:0.0010〜0.01%、及び、As:0.001〜0.01%の1種又は2種以上
を含有し、
Si、Al、及び、Crの質量%が下記式(A)を満たし、
残部がFe及び不可避的不純物である成分組成を有し、さらに、
(x)ミクロ組織が、フェライト分率35〜60%で、残部:マルテンサイトを含む低温変態相の組織であり、かつ、
(y)引張強度が780MPa以上、全伸びが10%以上であり、
(z)前記フェライトの3%硝酸アルコール溶液中での溶解速度が0.3μm/秒以下である
ことを特徴とする耐酸性に優れた高強度鋼板。
2.0≦Si+4Al+2Cr≦3.5 ・・・(A)
Si、Al、及び、Crは、各元素の質量%を示す。
(x)ミクロ組織が、フェライト分率35〜60%で、残部:マルテンサイトを含む低温変態相の組織であり、かつ、
(y)引張強度が780MPa以上、全伸びが10%以上であり、
(z)前記フェライトの3%硝酸アルコール溶液中での溶解速度が0.3μm/秒以下である
ことを特徴とする耐酸性に優れた高強度鋼板の製造方法。
Cは、鋼板の強度を確保するうえで重要な元素である。0.05%以上の添加で所要の鋼板強度を確保する。即ち、0.05%未満の添加では、二相域焼鈍時に、オーステナイトへ濃化するC量が少なくなり、所望の強度が得られない。それ故、Cの下限を0.05%とする。
Siは、脱酸剤として作用し、強度増加に有効な元素である。単体で耐酸性を向上させる効果はないが、Siの添加で高い焼鈍温度までフェライト分率を確保できるので、高温焼鈍が可能となる。高温で、Alの拡散がより活性化されて拡散距離が大きくなり、フェライトへのAlの濃化が促進されて耐酸性が向上する。
Mnは、二相域焼鈍時におけるオーステナイト分率の制御と焼入れ性の向上に有効な元素である。1.5%未満では、二相域焼鈍からの冷却後に、マルテンサイトを含む低温変態相の分率が少なくなり強度が低下するので、下限を1.5%とする。
Pは、強度の上昇に有効な元素である。過剰な含有は、引張強度を増加させる一方で、靭性の低下を招くので、上限を0.02%とする。好ましい上限は、0.015%である。少ないほど好ましいが、0.001%未満に低減することは、精錬コストの上昇を招くので、下限を0.001%とする。
Sは、MnSなどの非金属介在物を形成し、鋼板の特性の異方性を増加させる他、熱延時に生成するスケールの密着性を高め、スケール起因の疵を生成し易くすので、上限を0.010%とする。好ましい上限は、0.004%である。少ないほど好ましいが、0.0001%未満に低減することは、精錬コストの大幅な上昇を招くので、下限を0.0001%とする。
Alは、鋼板の強度増加の他、フェライトの耐酸性の向上に効果的な元素である。0.10%未満では、添加効果が十分に得られないので、下限を0.10%とする。0.50%を超えると、フェライトの変形能が低下し、鋼板の延性低下を招くので、上限を0.50%とする。好ましくは0.15〜0.40%である。より好ましくは、0.18〜0.35%である。
Nは、窒化物を形成する元素である。過剰な含有で、鋼板の延性が低下するので、上限を0.010%とする。好ましい上限は、0.006%である。少ないほど好ましいが、0.0010%未満に低減するのは、精錬コストの増加を招くので、下限を0.0010%とする。
Crは、フェライトの耐酸性の向上に効果的な元素である。0.30%未満では、添加効果が十分に得られないので、下限を0.30%とする。1.0%を超えると、フェライトの変形能が低下し、鋼板の延性低下を招くので、上限を1.0%とする。好ましくは0.40〜0.80%である。より好ましくは、0.50〜0.70%である。
Nbは、炭窒化物を形成し、鋼板の強度増加に有効な元素である。0.020%未満では、添加効果が充分に発現しないので、下限を0.020%とする。0.08%を超えると、熱延板の強度が増加しすぎて、冷延時の負荷が大きくなり、生産性が低下するので、上限を0.08%とする。好ましくは、0.030〜0.07%である。より好ましくは、0.040〜0.055%である。
Tiは、炭窒化物を形成する元素である。0.010%未満では、固溶窒素を固着できず、延性が低下するので、下限を0.010%とする。0.10%を超えると、炭化物が多量に生成し、二相域焼鈍時の炭素の固溶量が低下して鋼板強度が低下するので、上限を0.10%とする。好ましくは、0.010〜0.05%である。より好ましくは、0.015〜0.03%である。
Bは、微量の添加で、焼入性を高めるのに有効な元素である。Bの添加により2相域焼鈍後の冷却時のパーライト変態が抑制されて、強度が増加する。0.0010%未満では、添加効果がないので、下限を0.0010%とする。0.0050%を超えると、鋳造性が低下し、生産性が低下するので、上限を0.0050%とする。好ましくは、0.0015〜0.0040%である。より好ましくは、0.0020〜0.0030%である。
Vは、炭窒化物を形成して強度向上に有効な元素である。0.0010%未満では、添加効果が充分に発現しないので、下限を0.0010%とする。0.005%を超えると、熱延板の強度が増加しすぎて、冷延時の負荷が大きくなり、生産性が低下するので、上限を0.005%とする。
Wは、Vと同様に、炭窒化物を形成し強度向上に有効な元素である。0.0010%未満では、添加効果が充分に発現しないので、下限を0.0010%とする。0.005%を超えると、熱延板の強度が増加しすぎて、冷延時の負荷が大きくなり、生産性が低下するので、上限を0.005%とする。
Moは、VやWと同様に、炭窒化物を形成し強度向上に有効な元素である。0.001%未満では、添加効果が充分に発現しないので、下限を0.001%とする。0.01%を超えると、熱延板の強度が増加しすぎて、冷延時の負荷が大きくなり、生産性が低下するので、上限を0.01%とする。
Niは、靭性の向上や、焼入れ性の向上に有効な元素である。0.001%未満では、添加効果が充分に発現しないので、下限を0.001%とする。0.03%を超えると、添加効果が飽和、コストの増大を招くので、上限を0.03%とする。好ましい上限は、0.02%である。
Cuは、スクラップ等から混入する元素である。含有により強度の上昇と、熱間での脆性を招くので、上限を0.015%とする。少ないほど好ましいが、0.001%未満へ高純度化すると、精錬コストが増加するので、下限を0.001%とする。
Taは、非常に硬い炭化物を形成し強度向上に有効な元素である。0.0010%未満では、添加効果が充分に発現しないので、下限を0.0010%とする。0.005%を超えると、熱延板の強度が増加しすぎて、冷延時の負荷が大きくなり、生産性が低下するので、上限を0.005%とする。
2.0≦Si+4Al+2Cr≦3.5 ・・・(A)
2.3≦Si+4Al+2Cr≦3.2 ・・・(A’)
表1に示す成分組成を有する板厚250mmのスラブ(鋼種A〜AJ)を、1220℃で加熱して1時間保持し、加熱炉から取り出した後、1080℃で粗圧延し、板厚40mmの鋼板とした。
溶融亜鉛めっきの合金化温度の影響を調査した。表1に示す鋼種Jのスラブを1200℃に加熱して50分間保持し、加熱炉から取り出した後、1090℃で粗圧延し、板厚35mmの鋼板とした。
Claims (5)
- 質量%で、
C :0.05〜0.20%、
Si:0.30〜0.70%、
Mn:1.5〜2.5%、
P :0.001〜0.02%、
S :0.0001〜0.010%、
Al:0.10〜0.50%、
N :0.0010〜0.010%、
Cr:0.30〜1.0%、
Nb:0.020〜0.08%、
Ti:0.010〜0.10%、及び、
B :0.0010〜0.0050%、
を含有し、さらに、混入元素、
V :0.0010〜0.005%、
W :0.0010〜0.005%、
Mo:0.001〜0.01%、
Ni:0.001〜0.03%、
Cu:0.001〜0.015%、
Ta:0.0010〜0.005%、及び、
Sn:0.0010〜0.01%、Sb:0.0010〜0.01%、及び、As:0.001〜0.01%の1種又は2種以上
を含有し、
Si、Al、及び、Crの質量%が下記式(A)を満たし、
残部がFe及び不可避的不純物である成分組成を有し、さらに、
(x)ミクロ組織が、フェライト分率35〜60%で、残部:マルテンサイトを含む低温変態相の組織であり、かつ、
(y)引張強度が780MPa以上、全伸びが10%以上であり、
(z)前記フェライトの3%硝酸アルコール溶液中での溶解速度が0.3μm/秒以下である
ことを特徴とする耐酸性に優れた高強度鋼板。
2.0≦Si+4Al+2Cr≦3.5 ・・・(A)
Si、Al、及び、Crは、各元素の質量%を示す。 - 前記高強度鋼板に合金化溶融亜鉛めっきを施したことを特徴とする請求項1に記載の耐酸性に優れた高強度鋼板。
- 請求項1に記載の成分組成を有する鋳片を、800〜1000℃の温度範囲で熱間仕上げ圧延して熱延鋼帯とし、450〜550℃で巻き取り、その後、酸洗し、圧延率30〜60%で冷間圧延し、その後、750〜830℃で90〜600秒保時する焼鈍を行う際、(Ae1−30℃)〜(Ae1+30℃)の温度範囲を加熱速度1.0〜5.0℃/秒で加熱し、次いで、(Ae1−30℃)〜(Ae1+30℃)の温度範囲を冷却速度1.5〜4.0℃/秒で冷却し、
(x)ミクロ組織が、フェライト分率35〜60%で、残部:マルテンサイトを含む低温変態相の組織であり、かつ、
(y)引張強度が780MPa以上、全伸びが10%以上であり、
(z)前記フェライトの3%硝酸アルコール溶液中での溶解速度が0.3μm/秒以下である
ことを特徴とする耐酸性に優れた高強度鋼板の製造方法。 - 前記高強度鋼板に合金化溶融亜鉛めっきを施すことを特徴とする請求項3に記載の耐酸性に優れた高強度鋼板の製造方法。
- 前記合金化溶融亜鉛めっきの合金化温度が460〜600℃であることを特徴とする請求項4に記載の耐酸性に優れた高強度鋼板の製造方法。
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