JP6047329B2 - 鏡餅包装具 - Google Patents

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Description

本書に開示する技術は、鏡餅包装具に関するものである。
鏡餅の容器としては、大型の下餅に小型の上餅を重ねた形状に模したものが知られている。この種の容器には、底部等に設けられた開口を介して軟化状態の餅や真空パック詰めの切り餅が充填され、充填後には、その開口がフィルム等で封止されている。また、特許文献1のような、鏡餅を縦半分にした形状を模した鏡餅容器が知られている。このような鏡餅容器では、鏡餅を飾る場所を確保することが難しい場合であっても、正面側からすれば、相応の大きさの鏡餅が飾られているかのように見せることができる。
特開2012−5514号公報
ところで、鏡餅には水引による装飾を行うことがある。上記特許文献1の鏡餅容器について、鏡餅容器をパッケージに嵌め込んだ後、パッケージの上から水引を取付けることとしている。このように水引を取付けた場合、水引と鏡餅容器とが点接触するようになり、鏡餅容器の表面に沿わせて水引を配置するのは難しい。つまり、水引を所定長さ、鏡餅容器から離間するような状態で取付ける外なく、鏡餅容器に対する装飾としては不自然で、装飾効果の低減は避けられない。
本書に開示する技術は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、限られた空間に飾ることができて、且つ正面から見たときには、通常の鏡餅のように自然な外観となる鏡餅包装具を提供することにある。
上記課題を解決するための鏡餅包装具としては、基端が開口され、該基端から先端に向けて膨出するように形成された碗状をなし、先端からの外観形状が鏡餅に模した形状に成形された餅収納部と、前記餅収納部の基端側に長方形状に形成されたフランジ部とを備え、前記フランジ部には、水引取付部が形成されており、該水引取付部は前記餅収納部の鏡餅に模した形状に沿って水引を取付ける上記構成によれば、餅収納部の外周に水引をフィットさせることができるため、餅収納部と水引とに一体感が与えられる。
また、上記構成において、前記水引取付部は、前記フランジ部の周縁から前記餅収納部側へ向けて形成された切欠きであるこの構成によれば、切欠きによって水引が位置決めされる。
本書に開示する鏡餅包装具によれば、限られた空間に飾ることができて、且つ正面から見たときには通常の鏡餅のような自然な外観となる鏡餅包装具を提供することができる。
鏡餅包装具における鏡餅容器を示し、(a)はその正面図、(b)はそのb-b線断面図。 同鏡餅包装具における容器保持体の展開図。 同鏡餅包装具の装飾状態を示す斜視図。 同鏡餅包装具の装飾状態を示し、(a)はその正面側斜視図、(b)はその背面側斜視図。
以下、本書に開示する鏡餅包装具の一実施形態について説明する。
図1(a)及び(b)に示すように、鏡餅容器1は、餅を収納することができる餅収納部11が中央に位置し、餅収納部11の周囲にフランジ部15が位置している。鏡餅容器1は合成樹脂製である。餅収納部11は碗状に成形されている。餅収納部11は基端12が開口している。餅収納部11は基端12から先端13にかけて膨出されていて、先端の外観形状が鏡餅を模した形状に成形されている。餅収納部11には基端12から外方向に延びるフランジ部15が形成されている。フランジ部15の外周形状は、正面視において長方形状である。フランジ部15には外周縁から中央に向けて延びる水引取付部としての切欠き16が形成されている。切欠き16は正面視において左右一対、形成されている。それら切欠き16は、その中央側が餅収納部11の鏡餅形状のくびれ部分に隣接するようにそれぞれ切り欠かれている。切欠き16は、その切欠き幅Lが外周側ほど大きく、中央側ほど小さくなっている。
図3に示すように、容器保持体2は、展開状態から組立状態に至らしめられると、鏡餅容器1が保持されることを可能にする部材である。容器保持体2は紙製である。図2に示すように、容器保持体2は、背面部21、正面部22、底面部23が連設されるとともに、それぞれ折曲線Mに沿って折曲可能に形成されている。背面部21、正面部22、及び底面部23は、同じ幅に形成されている。背面部21は、正面部22と同じ大きさの長方形状をなしている。背面部21には平面視U字状をなす切断線Sが形成されている。切断線Sの基端は、それぞれ折曲線Mに接続されている。切断線Sの内側の領域は、切断線Sに沿ってU字状に切断されたときには吊下片24として機能する。背面部21には吊下孔25が穿設されている。吊下孔25は切断線Sによって囲まれる領域の先端側に位置している。背面部21には幅方向に延びる切込線26が形成されている。切込線26は、背面部21の正面部22の反対側の端縁から所定長さXだけ離間する位置に形成されている。
図3に示すように、正面部22には餅収納部11の通過を許容しつつ、フランジ部15の通過を許容しない露出孔27が穿孔されている。正面部22の幅は、鏡餅容器1の幅よりも若干大きくなるように設定されている。正面部22の両側縁には、それぞれ裏面部28が連設されていて、折曲線Nに沿って折曲可能に形成されている。裏面部28は、それぞれ正面部22とは反対側の側縁に係合片29を形成している。両係合片29は、両裏面部28が折曲線Nに沿って正面部22の裏面側に折り曲げられたとき、互いに係合して、裏面部28の折曲状態を保持する。
また、底面部23は、背面部21及び正面部22が連設される方向の長さが上記所定長さXと同じ長さに設定されている。底面部23には正面部22とは反対側の端縁から差込片30が突設されていて、折曲線Mに沿って折曲可能に形成されている。差込片30は、全体として、その幅が底面部23の幅よりも小さくなっている。差込片30は、基端から先端へ向けて一定の幅で形成されているとともに、先端は僅かに幅広に形成されている。差込片30は、容器保持体2の組立状態においては、その先端が背面部21の切込線26に差し込まれて、容器保持体2の組立状態を維持する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
鏡餅容器1の餅収納部11に真空パック詰めされた切り餅を収納する。リング状に形成された水引を鏡餅容器1に装着する。このとき、水引がフランジ部15の切欠き16を通るようにする。水引は、正面側では、餅収納部11の鏡餅形状のくびれ部分に沿って配置されて、水引として自然な装飾となる。水引は、裏面側では、餅収納部11に収納された切り餅の飛び出しを抑制する。切欠き16は、切欠き幅Lが中央側ほど小さくなっているため、水引が位置決めされる。
容器保持体2の正面部22の露出孔27に鏡餅容器1の餅収納部11を通過させて嵌め入れる。フランジ部15は正面部22の裏面に当接する。裏面部28はそれぞれ折曲線Nに沿って折り曲げられ、正面部22の裏面側で係合片29同士が係合されて裏面部28の折曲状態が保持される。
図3に示すように、鏡餅包装具を起立させる場合には、差込片30を折曲線Mで折り曲げつつ、切込線26に差し込んで、背面部21の端縁と底面部23の端縁とが接するよう各面部を各折曲線Mに沿って折り曲げる。この場合、底面部23が載置面となって、鏡餅包装具3の起立が可能となる。図4(a)及び(b)に示すように、鏡餅包装具を吊下げる場合には、底面部23を背面部21の裏面側に折り曲げ、差込片30を切込線26に差し込んで、容器保持体2が全体として板状となるようにする。背面部21の切断線Sに沿って吊下片24を切断し、折曲線Mに沿って折り曲げると、吊下片24の吊下孔25を介した鏡餅包装具3の吊下げが可能となる。
次に、本実施形態の効果を列挙する。
(1)鏡餅容器1に対して水引を取付けることができる。容器保持体2に対して水引を取付けていた従来技術に比べ、水引を自然に装飾することができる。
(2)鏡餅容器1のフランジ部15に切欠き16が形成されている。この切欠き16を介して水引を取付けることができるため、餅収納部11の鏡餅形状に対して水引をフィットさせ、一体感を与えることができる。
(3)切欠き16は、その切欠き幅Lが中央側ほど小さくなるように形成している。切欠き16に水引を取付けた際には、水引が位置決めされやすい。
(4)鏡餅容器1は、容器保持体2に保持されると、起立状態、又は吊下状態に飾ることができる。
上記実施形態の構成は、次のように変更することも可能である。また、以下の変更例は適宜組み合わせて実施することも可能である。
・水引取付部として切欠き16をフランジ部15に形成したが、水引取付部の構成は、これに限定されない。たとえば、切込みをフランジ部15に形成することで水引取付部として構成することも可能である。貫通孔をフランジ部15に形成し、水引を貫通孔に挿通することで水引取付部として構成することも可能である。貫通孔の位置としては、上餅と下餅の境界線のくびれ部分に隣接していることが好ましい。水引取付部として、切欠き16及び切込みといった組み合わせ構成や切込み及び貫通孔といった組み合わせ構成も可能である。
・切欠き16の形状は、切欠き幅Lが中央側ほど小さくなるように形成したが、これに限定されない。たとえば、一定の切欠き幅Lをもって形成された切欠き16であってもよい。
・一対の切欠き16は、互いに同形状に切り欠かれているが、これに限定されず、互いに異なる形状に切り欠かれていてもよい。一対の切欠き16は、餅収納部11の縦中央線を基準に互いに対称となる位置に切り欠かれているが、これに限定されず、互いに非対称となる位置に切り欠かれていてもよい。いずれか一方の切欠き16を省略することも可能である。
・フランジ部15の外周形状を正面視において長方形状としたが、これに限定されない。たとえば、餅収納部11の基端12から一定幅をなすように形成してもよい。フランジ部15は、餅収納部11の基端12に対して全周にわたって形成する必要はない。たとえば、餅収納部11の基端における上方や下方のみに形成するようにしてもよい。
・餅収納部11に対する餅の収納形態は真空パック詰めされた切り餅に限定されない。餅収納部11に餅を充填し、基端12においてフィルム封止することも可能である。餅の収納形態によっては、鏡餅容器1を、たとえば紙製とすることも可能である。
・フランジ部15は餅収納部11の基端12から延びるように形成したが、この形成位置は特に限定されない。たとえば、基端12から先端13側へ所定長ずれた位置から外方へ延びるように形成してもよい。この場合、基端12は、フランジ部15の裏面側へ突出することになる。
・フランジ部15に橙取付部を形成するようにしてもよい。装飾具として橙を設ける際には、安定して橙を取付けることができる。フランジ部15に三方取付部を形成するようにしてもよい。装飾具として三方を設ける際には、安定して三方を取付けることができる。橙取付部及び三方取付部の具体的構成は、水引取付部の具体的構成と同様である。
・鏡餅容器1を容器保持体2に取付けることで鏡餅包装具を形成し、飾り付けることとしているが、容器保持体2を備えない形態でもよい。この場合、吊下げ用の孔を鏡餅容器1のフランジ部15上部に設けたり、鏡餅容器1が自立可能となるような構成をフランジ部15下部に設けたりすることも可能である。
上記記載から把握できる技術的思想を列挙する。
・前記水引取付部は、前記フランジ部の周縁から前記餅収納部へ向けて形成された切込みである。
・前記水引取付部は、前記フランジ部に形成された貫通孔であって、前記貫通孔は、前記餅収納部側に位置している。
・表面側に前記餅収納部を露出させるための貫通部を形成し、前記餅収納部を前記貫通部に貫通するように配置した場合には裏面に前記フランジ部が当接する容器保持体をさらに備えた。この構成によれば、容器保持体によって餅収納部が保持されるため、餅収納部の装飾形態を多様化させることができる。
1…鏡餅容器、11…餅収納部、12…基端、13…先端、15…フランジ部、16…水引取付部としての切欠き。

Claims (1)

  1. 基端が開口され、該基端から先端に向けて膨出するように形成された碗状をなし、先端からの外観形状が鏡餅に模した形状に成形された餅収納部と、前記餅収納部の基端側に長方形状に形成されたフランジ部とを備え、
    前記フランジ部には、水引取付部が形成されており、
    前記水引取付部は、前記フランジ部の周縁から前記餅収納部側へ向けて形成された切欠きであり、前記餅収納部の鏡餅に模した形状に沿って水引を取付けるものである鏡餅包装具。
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