JP6046545B2 - ロータリーカッターにより切断する装置 - Google Patents

ロータリーカッターにより切断する装置 Download PDF

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Description

本発明は、極板などをロータリーカッターにより切断する装置に関するものである。
特許文献1には、従来に比して小型化でき、装置設置スペースを削減できるスリッタ装置を提供することが記載されている。そのため、特許文献1には、給紙板上に載置されたシート(用紙)は、給紙ローラにより搬送され、プーリ間に掛け渡された無端ベルトと搬送ローラとに挟み込まれて、その搬送方向が反転され、このとき、搬送ローラ及びプーリに夫々同軸配置された1対の円板刃により、シートが裁断され、この裁断されたシートは、補強ブロックに設けられた排紙ガイド溝を通って、給紙板の下方に配置された排紙板上に排出されることが記載されている。
特開平7−52083号公報
省スペースで、ロータリーカッターの刃面を精度よく位置決め可能な装置が求められている。
本発明の態様の1つは、第1のシャフトを含む第1のシャフトユニットと、第1のシャフトと平行に配置された第2のシャフトを含む第2のシャフトユニットとを有し、第1のシャフトは、第1のロータリーカッターを着脱する第1の側を向いた第1の基準面を含み、第1のシャフトユニットは、第1の基準面に対して第1のロータリーカッターの刃面を第1の側から当てて固定する第1の固定ユニットを含み、第2のシャフトは、第2のロータリーカッターを着脱する第1の側を向いた第2の基準面を含み、第2のシャフトユニットは、第2の基準面を基準として第1の側とは反対の第2の側を向いた第1の面と、第1の面に対して第2のロータリーカッターの刃面を第2の側から当てて固定する第2の固定ユニットとを含む装置である。
この装置においては、第1のロータリーカッターおよび第2のロータリーカッターを同じ第1の側から着脱し、第1のロータリーカッターの刃面を第1の基準面に対して着脱側である第1の側から固定でき、第2のロータリーカッターの刃面を第1の面に対して着脱側とは反対の第2の側から固定できる。このため、第1および第2のロータリーカッターを同じ側から着脱しても、双方の刃面を向かい合わせて、互いの刃面を互いのシャフトの基準面に対して位置決めできる。したがって、第1および第2のシャフトを平行に配置でき、省スペースでありながら双方の刃面を精度よく位置決め可能な装置を提供できる。さらに、この装置においては、ロータリーカッターを取り外して刃面の研磨を行い、研磨により刃面が目減りしてロータリーカッターの厚みが研磨前後で変化した場合であっても、研磨後の刃面を互いのシャフトの基準面に対して位置決めできるため、研磨前後で刃面の位置がずれることを防止できる。したがって、研磨後の刃面の位置合わせも容易で、研磨前後で双方の刃面の位置変動を抑制可能な装置を提供できる。
第2の固定ユニットは、ロックナットを含み、第2のシャフトは、ロックナットを第2の側から第1の側に向けてねじ込めるようにねじが切られた部分を含む。ロックナットを着脱側とは反対の第2の側から着脱側である第1の側に向けてねじ込むことにより、第2のロータリーカッターの刃面を第1の面に当てて固定できる。
第2のシャフトユニットは、第2の基準面に当てて固定され、第2の基準面を基準として第2の側を向く第1の端面を含む第1のワッシャーと、第1のワッシャーの第2の側に配置された、第1の面を含む第2のワッシャーとを含む。第1のワッシャーの第2の側に第2のワッシャーを配置することにより、第1の面に対して第2のロータリーカッターの刃面を固定するとともに第2のロータリーカッターの緩みも抑制できる。
第1の面は第1の基準面の水平方向に位置していることが望ましい。刃面同士の間にクリアランスが発生することを抑制できるため、切断面にバリやダレなどが発生することを抑制できる。
この装置は、第1の基準面に対して固定された第1のロータリーカッターと、第1の面に対して固定された第2のロータリーカッターとを有することが望ましい。この装置は、第1のシャフトユニットおよび第2のシャフトユニットを連動して平行移動させる駆動ユニットを有することが望ましい。第1のおよび第2のロータリーカッターを平行移動させながらカットできる。
本発明の他の態様の1つは、第1のシャフトを含む第1のシャフトユニットと、第1のシャフトと平行に配置された第2のシャフトを含む第2のシャフトユニットとを有する装置に第1のロータリーカッターおよび第2のロータリーカッターを固定することを含むカッターの着脱方法である。第1のシャフトは、第1のロータリーカッターを着脱する第1の側を向いた第1の基準面を含み、第2のシャフトは、第2のロータリーカッターを着脱する第1の側を向いた第2の基準面を含み、第2のシャフトユニットは、第2の基準面を基準として第1の側とは反対の第2の側を向いた第1の面を含む。固定することは、第1の基準面に対して第1のロータリーカッターの刃面を第1の側から当てて固定することと、第1の側から当てて固定することと前後して、第1の面に対して第2のロータリーカッターの刃面を第2の側から当てて固定することとを含む。
切断装置の概略構成を示す図。 切断装置のII−II断面図(図1のII−II断面)。 ロータリーカッターをシャフトに取り付ける様子を示す図であり、図3(a)はロータリーカッターをシャフトに嵌め込んだ様子を示す図であり、図3(b)はロータリーカッターをシャフトに固定する様子を示す図。
図1に、本発明に係る切断する装置の概略構成を示している。図2に、図1に示す切断する装置のII−II断面図(図1のII−II断面)を示している。この切断装置(スリッター)1は、切断対象物(ワーク)80を切断する第1のユニット(切断ユニット)100と、切断ユニット100により切断される切断対象物80をクランプする第2のユニット(クランプユニット)200とを備えている。切断対象物80は典型的にはリチウム電池用の電極体を構成する極板であり、極板80は正極板(正極シート)であっても負極板(負極シート)であってもよいが、切断対象物80はこれらに限定されない。
切断ユニット100は、極板80を載せるテーブルユニット70と、テーブルユニット70の上下方向201にそれぞれ並んで配置された第1のシャフトユニット10および第2のシャフトユニット20と、シャフトユニット10および20の軸方向90が平行となるように軸方向90の一端側90aをそれぞれ回転可能に支持するフレームユニット50と、シャフトユニット10および20の軸方向90の他端側90bにそれぞれ取り付けられた第1のロータリーカッター110および第2のロータリーカッター120とを備えている。
テーブルユニット70は、極板80を切断する位置(切断位置)101に対して前後方向202に分離した、前方(搬入側、上流側)202aの第1のテーブル71と、後方(搬出側、下流側)202bの第2のテーブル72とを備えている。上流側202aから供給された長尺状の極板80は、テーブル71および72により形成された水平なテーブル面(搬送面)70aの上に、テーブル71および72の間の空間79を跨ぐように載せられ、テーブル71の上方201aに配置されたクランプユニット200により極板80が切断位置101に対して動かないように固定される。すなわち、クランプユニット200は、テーブル面70aとの間に極板80を挟んで固定する加圧板75と、加圧板75をテーブル面70aに対して昇降させるハンドル76とを備えている。
テーブル72の下方201bに配置されたシャフトユニット10は、極板80の搬送方向に平行な前後方向202に延びたシャフト30と、シャフト30の第1の側(前端側)30aにロータリーカッター110を着脱可能に固定する第1の固定ユニット10aと、シャフト30の第2の側(後端側)30bに取り付けられたタイミングプーリー55bとを備えている。テーブル72の上方201aに配置されたシャフトユニット20は、前後方向202に延びたシャフト40と、シャフト40の第1の側(前端側)40aにロータリーカッター120を着脱可能に固定する第2の固定ユニット20aと、シャフト40の第2の側(後端側)40bに取り付けられたタイミングプーリー55aとを備えている。
シャフト30および40は、テーブル72を挟んで上下方向201に対峙するように上下対称に配置されており、互いの軸方向90が前後方向202に平行に延びている。シャフト30および40はいずれも、後端側30bおよび40bがフレームユニット50により支持され、前端側30aおよび40aが開放された(支持されていない)片持ちタイプのシャフトである。このため、上下一組のシャフト30および40と、シャフト30および40を一体に支持するフレームユニット50とを、上下一組のロータリーカッター(回転刃)110および120よりも後方202bに配置できる。したがって、コンパクトな切断装置1を提供できる。
下側のシャフト30にセットされたロータリーカッター110は、全体が輪状(リング状、円盤状)であり、中央をシャフト30が軸方向90に貫通するように形成された貫通孔110aと、シャフト30の後端側30bを向き、軸方向90に対して垂直な第1の方向91に円形状に広がった刃面(刃端面)111とを備えている。上側のシャフト40にセットされたロータリーカッター120は、全体が輪状であり、中央をシャフト40が軸方向90に貫通するように形成された貫通孔120aと、シャフト40の前端側40aを向き、軸方向90に対して垂直な第1の方向91に円形状に広がった刃面(刃端面)121とを備えている。下側のロータリーカッター110はテーブル71および72の間の空間79に配置されており、刃面111および121は切断位置101において軸方向90に接触する(重なる、対峙する)ように同一平面上に配置されている。
上下一組のシャフト30および40を回転可能に支持するフレームユニット50は、切断ユニット100のハウジング60に対して可動であり、ハウジング60の上下一組のガイドレール61および62を介して左右方向203にスライド可能に支持されている。フレームユニット50は、シャフト30および40のそれぞれの中央近傍を回転可能に支持する第1の軸受け(アンギュラ玉軸受け)51と、シャフト30および40のそれぞれの後端側30bおよび40bを回転可能に支持する第2の軸受け52と、軸受け51および52を介してシャフト30および40に設けられたタイミングプーリー55aおよび55bに対して左右方向203への駆動力を供給するハンドル56とを備えている。フレームユニット(駆動ユニット)50は、シャフト30および40を連結し、シャフト30および40を回転させながら連動して左右方向203へ平行移動させる。
下側のシャフト30に設けられたタイミングプーリー55bは、歯付き面65aが下方201bを向くようにテーブル72に設けられたタイミングベルト65の上を左右方向203に回転しながら移動する。上側のシャフト40に設けられたタイミングプーリー55aは、歯付き面65aが上方201aを向くようにハウジング60に設けられたタイミングベルト65の上を左右方向203に回転しながら移動する。この切断装置1においては、シャフト30および40がフレームユニット50により連結されている。このため、ユーザーがハンドル56を左右方向203へ動かすことにより、タイミングプーリー55aおよび55bが左右方向203へ連動して回転移動し、シャフト30および40を介してロータリーカッター110および120に回転トルクを伝達できる。したがって、刃面111および121が切断位置101を左右方向203へ連動して回転移動することにより、極板80を搬送方向に直交する左右方向203に切断(裁断)できる。なお、本例のフレームユニット50は手動であるが、シャフト30および40のいずれかにモーター(駆動ユニット)を接続して回転駆動させるようにしてもよく、リモコン駆動させるようにしてもよい。また、極板80の切断方向は左右方向203に限定されず、上下方向201、前後方向202および斜め方向などの直線方向であってもよく、非直線方向(カーブ方向、曲線方向、ジグザグ方向)などであってもよい。たとえば、駆動ユニット50は、極板80が不図示の制御ユニットなどにより予めプログラムされた方向に切断されるように上下一組のシャフト30および40を平行移動させるものであってもよい。
下側のシャフト30は、ロータリーカッター110を着脱する前端側(第1の側)30aを向き、軸方向90に対して垂直な第1の方向91に円形状に広がった第1の基準面(刃受け面)11と、基準面11の中央が基準面11に対して前端側30aに円柱状に突出した突起部31とを備えている。貫通孔110aを介して突起部31に嵌め込まれた(接続された)ロータリーカッター110は、固定ユニット10aによりシャフト30に着脱可能に固定されている。
固定ユニット10aは、ロータリーカッター110の刃面111と反対側の背面112に当てるワッシャー36と、刃面111をシャフト30の基準面11に当てた(接触させた)状態でワッシャー36を挟んでロータリーカッター110をシャフト30に対して固定するボルト35とを備えている。このため、刃面111を基準面11に直に押し当ててボルト35で固定することにより、基準面11の第1の方向91、すなわち基準面11の水平方向に刃面111を配置できる。したがって、基準面11の延長面上(延長線上)に、刃面111が後端側30bを向くように配置できる。
上側のシャフト40は、ロータリーカッター120を着脱する前端側(第1の側)40aを向き、軸方向90に対して垂直な第1の方向91に円形状に広がった第2の基準面21を備えている。基準面21は、シャフト30の基準面11に対して軸方向90に第1の距離d1を隔てて位置するように、基準面11よりも前端側40aに配置されている。貫通孔120aを介してシャフト40に嵌め込まれた(接続された)ロータリーカッター120は、固定ユニット20aによりシャフト40に着脱可能に固定されている。
シャフトユニット20は、貫通孔120aを前端側40aに抜け出た(通過した)基準面21に当てる第1のワッシャー46と、第1のワッシャー46をシャフト40に対して固定するボルト45と、第1のワッシャー46およびロータリーカッター120の間に挟む第2のワッシャー47とを備えている。固定ユニット20aは、ロータリーカッター120の刃面121に当てる第3のワッシャー48と、ロータリーカッター120との間に第3のワッシャー48を挟んで締め付け固定するロックナット49とを備えている。シャフト40は、ロックナット49を後端側40bから前端側40aに向けてねじ込めるようにねじが切られた部分49aを含む。
第1のワッシャー46は、基準面21に当たり基準面21を基準として後端側40bを向く第1の端面41を備えている。第1の端面41は基準面21よりも第1の方向91に広がっている。このため、第1の端面41を基準面21に直に押し当ててボルト45で固定することにより、基準面21の水平方向に第1の端面41を配置できる。したがって、第1の基準面11に対して第1の距離d1を隔てた位置に、第1の端面41が後端側40bを向くように配置できる。
さらに、第2のワッシャー47は、第1の端面41に当たり第1の端面41を基準として前端側40aを向く第2の端面42と、第2の端面42とは逆側の後端側40bを向き、第2の端面42に対して第1の距離d1を隔てた第3の端面(第1の面)43とを備えている。第2の端面42および第3の端面43はほぼ同じ径を有し、第1の端面41よりも第1の方向91に広がっている。このため、第2の端面42を第1の端面41に直に押し当ててロックナット49で固定することにより、第1の端面41の水平方向に第2の端面42を配置できる。したがって、第1の端面41に対して第1の距離d1を隔てた位置に、第3の端面43が後端側40bを向くように配置できる。
したがって、この切断装置1においては、第3の端面(第1の面)43を第1の基準面11の第1の方向91、すなわち第1の基準面11の水平方向に、第1の基準面11とは逆側の後端側40bを向くように配置できる。このため、刃面121を第3の端面43に直に押し当ててロックナット49で固定し、第3の端面43の延長面上に刃面121を配置することにより、刃面111および121が同一平面上(水平面上)で軸方向90に対峙する(重なる)ように配置できる。したがって、刃面111および121の間にクリアランスが発生することを抑制でき、切断位置101に対して刃面111および121を精度よく位置決めできる。さらに、ロータリーカッター120を軸方向90の両側から挟む第2のワッシャー47および第3のワッシャー48は直径がほぼ等しい。このため、ロータリーカッター120に対して軸方向90の両側から接触する面積をほぼ均等にできる。したがって、ロータリーカッター120の緩みや振動なども防止できる。
この切断装置1においては、ロータリーカッター110および120を同じ前端側(第1の側)30aおよび40aから着脱し、ロータリーカッター110の刃面111を第1の基準面11に対して着脱側である前端側30aから固定でき、ロータリーカッター120の刃面121を第3の端面(第1の面)43に対して着脱側とは反対の後端側(第2の側)40bから固定できる。このため、ロータリーカッター110および120を同じ側から着脱しても、双方の刃面111および121を向かい合わせて、互いの刃面111および121を互いのシャフト30および40の基準面11および21に対して位置決めできる。したがって、シャフト30および40を平行に配置でき、省スペースでありながら双方の刃面111および121を同一平面上(水平面上)に精度よく位置決め可能な切断装置1を提供できる。さらに、ロータリーカッター110および120を取り外して刃面111および121を研磨し、ロータリーカッター110および120の軸方向90の厚みが変化(減少)した場合であっても、研磨後の刃面111および121を基準面11および21に対して位置決めできるため、研磨前後で刃面111および121の位置がずれることを防止できる。したがって、バリやダレなどを抑制した高品質な切断面(破断面)の極板80を継続的に提供できる。
図3に、ロータリーカッター110および120をシャフト30および40に取り付ける様子を、切断装置1からシャフトユニット10および20を抜き出して示している。図3(a)はロータリーカッター110および120をシャフト30および40に嵌め込んだ様子を示しており、図3(b)はロータリーカッター110および120をシャフト30および40に固定する様子を示している。
まず、図3(a)に示すように、シャフト40に対して、前端側40aから順次、ロックナット49、第3のワッシャー48、ロータリーカッター120および第2のワッシャー47を取り付ける(嵌め込む)。次に、図3(b)に示すように、第1のワッシャー46の第1の端面41を、シャフト40の第2の基準面21に直に押し当てた状態でボルト45により固定する。これにより、基準面21の水平方向に第1の端面41を配置できる。さらに、第1の距離d1の厚み(高さ)を有する第2のワッシャー47を第1のワッシャー46およびロータリーカッター120の間に挟み、第3のワッシャー48をロータリーカッター120およびロックナット49の間に挟んだ状態で、ロックナット49をシャフト40のねじが切られた部分49aを後端側40bから前端側40aに向けてねじ込む(締め付ける)。これにより、シャフト30の第1の基準面11に対して前端側40aに第1の距離d1を隔てた位置に配置された第1の端面41に第2のワッシャー47が当たり、第1の端面41に対して後端側40bに第1の距離d1を隔てた位置に第3の端面(第1の面)43を配置できる。したがって、図1に示すように、第1の面43を第1の基準面11の水平方向に、第1の基準面11とは逆側の後端側40bを向くように配置できる(設けることができる)。このため、刃面121を第1の面43に直に押し当ててロックナット49で固定することにより、第1の面43の水平方向に刃面121を配置できる。したがって、第1の面43の延長面上に、刃面121が前端側40aを向くように配置できる。
また、ロータリーカッター120の刃面121を第1の面43に後端側40bから当てて固定することと前後して、図3(a)に示すように、シャフト30の突起部31に対して、前端側30aからロータリーカッター110を取り付ける(嵌め込む)。次に、図3(b)に示すように、シャフト30の突起部31に取り付けられたロータリーカッター110の刃面111を、シャフト30の第1の基準面11に直に押し当てた状態でワッシャー36を挟んでボルト35により固定する。これにより、基準面11の水平方向に刃面111を配置できる。したがって、基準面11の延長面上に、刃面111が後端側30bを向くように配置できる。このため、図1に示すように、刃面111および121を同一平面上(水平面上)で軸方向90に対峙する(重なる)ように配置できる。したがって、刃面111および121の間のクリアランスをなくすか極めて小さくできる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されず、特許請求の範囲に規定されたものを含む。すなわち、第2のシャフトユニット20は、第2の基準面21を基準として第1の側40aとは反対の第2の側40bを向いた第1の面43を含むものであればよい。たとえば、シャフト40の第2の基準面21をシャフト30の第1の基準面11の第1の方向(水平方向)91に形成した場合、第2の基準面21に当たる第1のワッシャー46の第1の端面41を第1の面43とすることができ、第2のワッシャー47を省略することも可能である。また、この切断装置1は、スタンドアローンタイプであってもよく、他の装置やシステムの一部であってもよい。たとえば、極板80をベルトコンベアなどの搬送装置によりテーブルユニット70に供給してもよく、この切断装置1をラインの一部に組み込むことも可能である。
1 切断装置(スリッター)
10 第1のシャフトユニット、 20 第2のシャフトユニット
30 第1のシャフト、 40 第2のシャフト
110 第1のロータリーカッター、 120 第2のロータリーカッター

Claims (5)

  1. 第1のシャフトを含む第1のシャフトユニットと、
    前記第1のシャフトと平行に配置された第2のシャフトを含む第2のシャフトユニットとを有し、
    前記第1のシャフトは、第1のロータリーカッターを着脱する第1の側を向いた第1の基準面を含み、
    前記第1のシャフトユニットは、前記第1の基準面に対して前記第1のロータリーカッターの刃面を前記第1の側から当てて固定する第1の固定ユニットを含み、
    前記第2のシャフトは、第2のロータリーカッターを着脱する前記第1の側を向いた第2の基準面を含み、
    前記第2のシャフトユニットは、前記第2の基準面に当てて固定され、前記第2の基準面を基準として前記第1の側と反対側の第2の側を向く第1の端面を含む第1のワッシャーと、
    前記第1のワッシャーの前記第2の側に配置され、前記第1の端面に当たり、前記第2の基準面を基準として前記第2の側を向いた第1の面を構成する第2のワッシャーと
    前記第1の面に対して前記第2のロータリーカッターの刃面を前記第2の側から当てて固定する第2の固定ユニットとを含
    前記第2の固定ユニットは、ロックナットを含み、
    前記第2のシャフトは、前記ロックナットを前記第2の側から前記第1の側に向けてねじ込めるようにねじが切られた部分を含む、装置。
  2. 請求項において、
    前記第1の面は前記第1の基準面の水平方向に位置している、装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1の基準面に対して固定された前記第1のロータリーカッターと、
    前記第1の面に対して固定された前記第2のロータリーカッターとを有する、装置。
  4. 請求項1ないしのいずれかにおいて、
    前記第1のシャフトユニットおよび前記第2のシャフトユニットを連動して平行移動させる駆動ユニットを有する、装置。
  5. 請求項1に記載の装置に前記第1のロータリーカッターおよび前記第2のロータリーカッターを固定することを含むカッターの着脱方法であって、
    前記固定することは、
    前記第1の基準面に対して前記第1のロータリーカッターの刃面を前記第1の側から当てて固定することと、
    前記第1の側から当てて固定することと前後して、前記第2の基準面に当てて固定された前記第1のワッシャーの前記第2の側に前記第2のワッシャーを配置し、前記第2の基準面を基準として前記第2の側を向いた前記第2のワッシャーの前記第1の面に対して前記第2のロータリーカッターの刃面を前記第2の側から当てて固定することとを含む、着脱方法。
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