JP6045562B2 - ディーゼルエンジンシリンダへのシリンダ潤滑油の注入 - Google Patents

ディーゼルエンジンシリンダへのシリンダ潤滑油の注入 Download PDF

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Description

本発明は、ディーゼルエンジン、例えば船舶用エンジンの大型シリンダにシリンダ潤滑油を注入するためのインジェクタであって、いくつかのインジェクタがシリンダ壁においてシリンダ軸線に対して垂直な平面に配置され、インジェクタにそれぞれ、インジェクタハウジングと、インジェクタハウジングに連続して設けられたノズル先端部とが含まれ、ノズル先端部が、その外側自由端部に、各インジェクタから種々の各方向にシリンダ壁上に複数の潤滑油ジェットを送るための複数のノズル孔を具備する、インジェクタに関する。
本発明は、更に、ディーゼルエンジン、例えば船舶用エンジンの大型シリンダにシリンダ潤滑油を注入するための投入システムであって、いくつかのインジェクタがシリンダ壁においてシリンダ軸線に対して垂直な平面に配置され、インジェクタにそれぞれ、インジェクタハウジングと、インジェクタハウジングに連続して設けられたノズル先端部とが含まれ、ノズル先端部が、その外側自由端部に、各インジェクタから種々の各方向にシリンダ壁上へ複数の潤滑油ジェットを送るための複数のノズル孔を具備する、投入システムに関する。
さらに、本発明は、ディーゼルエンジン、例えば船舶用エンジンの大型シリンダにシリンダ潤滑油を注入する方法であって、潤滑油が、シリンダ壁においてシリンダ軸線に対して垂直な平面の環状領域に配設されたいくつかのインジェクタによって、シリンダ壁に送られ、インジェクタにそれぞれ、インジェクタハウジングと、インジェクタハウジングに連続して設けられたノズル先端部とが含まれ、ノズル先端部が、その外側自由端部に、各インジェクタから種々の各方向にシリンダ壁上へ複数の潤滑油ジェットを送るための複数のノズル孔を具備する、注入する方法に関する。
大型ディーゼルエンジンシリンダ、例えば船舶用エンジンにシリンダ潤滑油を注入するためのインジェクタを少なくとも備えた潤滑油システムが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。インジェクタはそれぞれ、各インジェクタから複数の密集した潤滑油ジェットを送り、かつ、潤滑油がシリンダ壁に螺旋状に噴射されるように、ノズル孔に適合する。潤滑油は、種々の配向で注入することができ、配向は、シリンダの内側への角度又はシリンダの上方への角度のいずれかで一致する。したがって、全ての潤滑油ジェット又は噴霧を示す断面があり得る。油は、通常、上方の渦流方向に、例えば20°の角度で上方に送られる。インジェクタは、環状領域に均一に分布し、このため、潤滑油は、2つのインジェクタ間の周囲の距離に対応する領域に均一に分散する。
また、環状領域に均一に分布する、霧状噴霧形態のシリンダ潤滑油の注入に適応したインジェクタを備える、潤滑油システムを開示する(例えば、特許文献1参照。)。このように、霧状のシリンダ潤滑油は、2つのインジェクタの間隔に対応して同様に分散する。
しかしながら、実際には、環境が、導入部分で説明するインジェクタの実装を困難にさせる場合があると考えられている。これは、空間による理由により、シリンダ壁における既存の潤滑油投入孔の各々に均一に分布したインジェクタを搭載することができないからである。したがって、例えば、控えボルトが、既存投入孔の真向かいに位置する場合、シリンダの控えボルトの位置によって、全ての投入孔にインジェクタを搭載することができない。
したがって、各位置に新しいインジェクタを配置する空間がない所にエンジンがあり、環状領域に均一に分布した投入孔の位置を調整することが望まれる。これは、シリンダ壁に潤滑油を輸送するための統合ダクトシステムの適用によるものであってもよい。
これに、維持管理を行うことにより設置コストを下げることに関することを加え、可能な限り少ない構成要素、したがって、可能な限り少ないインジェクタを有するという全体的な要望がある。
欧州特許第1350929号 国際公開公報第00/28194号
本発明は、先行技術のシステムの短所を克服し、シリンダ潤滑油の均一な分散を可能にする、投入システム、投入方法、及びインジェクタを示すことを目的とする。
本発明によれば、これは、導入部分で特定したタイプのインジェクタによって達成され、インジェクタは、ノズル孔を、ノズル先端部を介して中心線に対して半径方向に、並びに、ノズル先端部の中心線に垂直な平面に対して軸線方向に、種々の角度で具備し、潤滑油ジェットの中心がシリンダ壁上でインジェクタよりも上のレベルと同じレベルであるが、シリンダ壁周囲の種々の領域で衝突するという点が特徴であ
本発明による投入システムは、ノズル孔を、ノズル先端部を介して中心線に対して半径方向に、並びに、ノズル先端部の中心線に垂直な平面に対して軸線方向に、種々の角度で具備し、潤滑油ジェットの中心が、インジェクタよりも上のレベルと同じレベルであるが、シリンダ壁周囲の種々の領域で、シリンダ壁上に設けられるという点が特徴である。
本発明による方法は、潤滑油ジェットを、ノズル先端部を介して中心線に対して半径方向に、並びに、ノズル先端部の中心線に垂直な平面に対して軸線方向に、種々の角度で注入し、潤滑油ジェットの中心が、シリンダ壁上でインジェクタよりも上のレベルと同じレベルであるが、シリンダ壁周囲の種々の領域で衝突するという点が特徴である。
過去に、空間による理由により、このタイプの噴霧又はジェット潤滑を適応することができなかったエンジンにおいては、本発明によって、結果として生ずる利点によりこの解決策を適用することができ、とりわけ、潤滑油消費量を低減させることができる。
構成要素の数を減らし、全システムの設置、維持管理を簡潔にする。これによって、顕著な経済進歩が達成される。
潤滑油の分散の改善は、ノズル孔からシリンダ壁までの油の移動距離に応じて、種々の液滴サイズの確定可能性により、噴霧潤滑によって達成される。
1つのインジェクタ当たりが送る投入量は多くなり、これによって、投入は、より正確で、調節することがより簡単になる。さらに、これは、比較的に小さいエンジンにおいて、このタイプのインジェクタを、最小の潤滑油の量が1つのインジェクタ当たり1つのノズル孔のみしか備えない従来のインジェクタによる量の2倍となるため、潤滑油の自動投入のための他の各システム及び他の各調節ユニットと組み合わせることが可能になることを意味する。潤滑油の投入が、通常、エンジンのシリンダ当たりの生産に関して考慮されるので、潤滑油ポンプによるポンプストローク当たりの潤滑油の投入として、潤滑油の量は重要であると考えられる。
さらに、本発明によるインジェクタを使用することによって、流量測定用の先行技術のシステム/ユニットとインジェクタとを組み合わせることもより容易になる。通常、非常にわずかな流量を測定することは困難である。本発明によるシステムによって、最小量として、1つのインジェクタ当たり1つのノズル孔のみしか備えない従来のインジェクタと比較して、2倍の測定量の潤滑油がある。これは、流量測定に関して新しく向上した可能性を提供する。
投入潤滑油量は、インジェクタ毎に増加し、これによって、個々の潤滑点は、汚れによって目詰まり始める場合により高い送出圧力を構築することができ、このため、閉塞の危険性が低減される。
したがって、インジェクタにはそれぞれ、2以上のノズル孔があってもよい。ノズル孔は、ノズル先端部の中心線に垂直な平面に対して軸線方向に又は半径方向に同じ角度を有しないので、シリンダの上方又は内側の角度における潤滑油ジェットの角度は変化する。これによって、潤滑油ジェットの中心は、密集したジェット又は霧状噴霧であることに関係なく、インジェクタよりも上のレベルと同じレベルであるが、シリンダ壁周囲の種々の領域で送られる。これによって、インジェクタは、先行技術の噴霧器ノズル又は従来の逆止弁として適応するか否かは関係なく、1つ又は2つの従来のインジェクタに取って代わることができる。
2つのノズル孔によって、油ジェットの中心が、インジェクタよりも上の同じレベルに衝突するが、2つのインジェクタ間の周囲間隔の長さの1倍又は2倍の距離に対応する周囲距離にわたって分布するように、角度をなす。
シリンダにおいて、インジェクタは、環状領域の不均一分布により非対称的に配設され得る。そして、ノズル孔の数及びこれらのノズル孔の角度の両方に関して異なるインジェクタは、シリンダ周囲領域の潤滑油の均一な分散を確立するのに使用することができる。
ただし、所望により、例えば、構成要素の数を低減することに関して、インジェクタは、環状領域の均一な分布でも同様に対称的に分布し得る。
したがって、シリンダの環状領域で均一に分布しないインジェクタを使用して、シリンダの周囲領域に沿って、シリンダ潤滑油の均一な分散を確立することができる。
同じインジェクタにおいて複数のノズル孔を使用する場合、別々の油ジェットによって操作する必要がある。これは潤滑油が比較的に遠くへ運ばれる場合特に必要である。油ジェットの特性の違い、種々の原理によって、又は種々の原理を組み合わせることによって、達成することができる。
更なる実施態様によれば、インジェクタは、ノズル先端部の中心線に垂直な平面に対して最大の角度を有するノズル孔が、インジェクタハウジングに最も近接して配設されるという点が特徴である。最長の輸送経路によって油ジェットを送るノズル孔は、インジェクタハウジングに最も近接して配設され、また、2番目に長い輸送経路によってノズル孔は、インジェクタハウジングなどに2番目に近接して配設される。これによって、最大圧力が、インジェクタから最も遠くに潤滑油を送るノズル孔に生じる。角度が一致しない場合、油ジェットは、衝突せずに交差する場合がある。
本発明の更なる実施態様によれば、インジェクタは、ノズル孔がそれぞれ、異なる大きさで設けられているという点が特徴である。
本発明の更なる実施態様によれば、インジェクタは、最大のノズル孔が、インジェクタハウジングに最も近接して配設されるという点が特徴である。
本発明の更なる実施態様によれば、インジェクタは、好ましくは霧状噴霧形態の潤滑油ジェットのシリンダ壁上での接触面が、ノズル孔、したがって潤滑油の投入量と比例するように、インジェクタの各ノズル孔が異なる大きさであるという点が特徴である。
本発明の更なる実施態様によれば、インジェクタは、霧状噴霧形態の異なる潤滑油ジェットがそれぞれ異なる液滴サイズを提供し、また、最短経路による噴霧が比較的に小さな液滴を提供し、最長経路による噴霧が比較的に大きな液滴を提供するように、インジェクタのノズル孔が異なる大きさであるという点が特徴である。
ノズル孔が異なる径である場合、インジェクタハウジングから最も離れたノズル孔が最大であり、インジェクタハウジングから2番目に離れたノズル孔が、2番目に大きいということが好ましい。これによって、密集した油ジェットの強度、及び最も離れた距離で運ばれる噴霧の液滴サイズは、短距離で運ばれるジェット/噴霧よりも大きい。
大きなノズル孔によって、最も遠く運ばれる油ジェットは、潤滑油の大部分を得る。この油ジェットが、大きな領域及び周囲の一部をも被覆するということに対応する。最短距離で運ばれる油ジェットは、インジェクタに最も近い領域を被覆する。
本発明の更なる実施態様によれば、インジェクタは、インジェクタに、バルブ本体、及び注入のために開閉する弁座を備えた、内蔵されたバルブが含まれるという点が特徴である。これは、インジェクタと接続された独立型のバルブの使用と比較して、構成要素の数を低減する、特に単純な設計である。
本発明の更なる実施態様によれば、インジェクタは、バルブが霧化バルブ(atomising valve)であり、弁座が、バルブ本体とノズル孔との間に具備するという点が特徴である。これによって、本発明は、特に、上述の国際公開公報第00/28194号に記載されているタイプのシステム、又は潤滑油の霧化によって操作される他のシステムでの使用に適している。
本発明の更なる実施態様によれば、インジェクタは、バルブが逆止弁であり、バルブ本体が、弁座とノズル孔との間に設けられる点が特徴である。これによって、本発明は、特に、上述の欧州特許第1350929号に記載されているタイプのシステム、又は密集した油ジェットとして潤滑油の注入によって操作される他のシステムでの使用に適している。
更なる実施態様によれば、本発明によるインジェクタには、2つのノズル孔が含まれることが特徴である。これは、環状領域で均一に分布したインジェクタを配置することができない多くのシステムにおける潤滑油の均一な分散を可能にする、特に単純な技術設計である。
ノズル先端部の外側自由端部がシリンダ壁内にあるように、インジェクタは、シリンダ壁の切欠きに配設される。したがって、切欠きによって、傾斜した設計が提供され、その結果、ジェット/噴霧は、シリンダ壁に衝突するように、シリンダの接平面に対して小さな角度で注入される。
本発明の方法及びインジェクタによる潤滑油の投入は、通常、潤滑油が比較的に遠くに運ばれる場合、均一に分布したインジェクタによる潤滑油の均一な分散によって、従来のシステムよりも早く実行される。油は、通常、上方移動時にピストンが通過する前に送られる。
インジェクタによって投入される潤滑油の量は、投入孔に投入する油の量、したがって、本発明の適用されるインジェクタに取って代わったインジェクタの数によって変化する。
潤滑システムに使用する潤滑油の送達については、例えば、欧州特許第2044300号又は同1426571号に記載されている。
ノズル孔の数と共に、種々のインジェクタの分布が変化する、1以上のタイプのインジェクタを、シリンダに使用することができる。
霧状潤滑油の2つの噴霧を使用する本発明による投入システムにおける供給圧は、通常、潤滑油が霧化するように調節され(例えば、5MPa(50bar)〜10MPa(100bar)、シリンダにおいて、
6つの潤滑点が、インジェクタ周囲の最低1/3を被覆し、
8つの潤滑点が、インジェクタ周囲の最低1/4を被覆し、
10の潤滑点が、インジェクタ周囲の最低1/5を被覆する。
本発明を、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、控えボルトの配設によって、インジェクタを、既存の潤滑油投入孔の各々に搭載することができないシリンダの断面図を示す。 図2は、図1のシリンダを示し、本発明によるインジェクタが、8つの本来の潤滑油投入孔の中の4つの潤滑油投入孔に設けられているものである。 図3は、本発明による投入システムの部分概略図を示し、シリンダにおいて種々の内側及び上方の角度で油噴霧を注入する2つのノズル孔を備えたインジェクタが適用されるものである。 図4は、本発明によるインジェクタを使用する場合の、図2に示すシリンダにおける注入パターンの概略図を示す。 図5は、2つのノズル孔を備えた本発明によるインジェクタの部分詳細図を示す。 図6は、噴霧パターンの概略図を示し、シリンダ壁における潤滑油の分散強度を示す。
図1は、シリンダの中心軸線に垂直で、書面の平面に対応する平面において、シリンダの周囲方向に均一に配設された、8つの潤滑油投入孔12を備えるシリンダ2の例を示す。8つの控えボルト21の中の4つは、既存の潤滑油投入孔12に対向して位置するため、控えボルト21の配設によって、インジェクタ(図2を参照)を、既存の潤滑油投入孔21に搭載することができない。
このように、後の図面を参照して説明する実施態様の基本は、8つの潤滑油注入孔12を備えたシリンダ2を表す、図1に示す先行技術のエンジンである。
従来の逆止弁(図示せず)に使用する、8つの潤滑油投入孔12.1〜12.8を示し、逆止弁は、潤滑油投入孔12を通してシリンダ潤滑油を送るのに使用される。そして、シリンダのピストンは、潤滑油を分散させるのに使用される。さらに、シリンダブロック11自体を示す。
このエンジンが、ピストンの通過前にシリンダ壁16上で潤滑油を直接又は間接的に送るように適応する、他のインジェクタ型の搭載によって改良される場合、空間に関する試みが発生する。例えば、シリンダ控えボルト21の中の1つが、半径方向に延びることができないので、図示する潤滑油投入孔12.8は、半径方向に延びることができない。
図2は、図1に示すシリンダ2を示し、4つの潤滑油投入孔のみに具備するインジェクタ1に適合した、8つの潤滑油投入孔12.1〜12.8を通して8つの逆止弁によって、予め潤滑油が供給されることを示す。シリンダ2は、4つのインジェクタ1によって潤滑され、インジェクタは、霧状の潤滑油を注入するタイプであり、それぞれ2つの噴霧を送る。
2つのタイプのインジェクタ1.1及び1.2が使用される。これらの間の相違は、噴霧を注入する角度であり、これによって、インジェクタ1よりも上のシリンダ壁16上における所定レベルの個別噴霧(A、B、C及びD)を、シリンダ壁に衝突させることが可能になり、このため、周囲の潤滑油の均一な分散が生じる。
使用しない潤滑油投入孔101は、当然、被覆されない。これは、例えば、ブラインドプラグとして本来の逆止弁を残留させることによって達成されてもよい。
図3は、いわゆるSIPインジェクタ1を示し、インジェクタの内側端部には、シリンダの種々の内側及び上方の角度で潤滑油の霧状噴霧を注入する2つのノズル孔を備えたノズルがある。他の潤滑油投入孔毎のインジェクタ1の対称な配設を示す。ただし、非対称的に配置されたインジェクタを、図2に示すように、都合よく適用してもよく、単一の噴霧A、B、C及びDは、図2に示す噴霧パターン8によって注入される。
図3は、本発明による投入システムを示す。船舶の駆動装置に機械的に連結された、従来の機械的潤滑装置4が使用される。これによって、機械装置4は、エンジンと同期して運転される。大型エンジンにおいて、シリンダ2毎に機械的潤滑装置4が通常適用される。多くのインジェクタ1、通常、6〜10のインジェクタが、各シリンダに配置される。インジェクタ1の各々は、潤滑装置に組み込まれた逆止弁を介して、個々の潤滑油ポンプを備えた潤滑装置4と個々のインジェクタ1とを接続する、油供給管3を具備する。
さらに、インジェクタ1からの超過排出油を潤滑装置4に戻すための、戻し管6を示す。
シリンダ2のそれぞれには、インジェクタ1の多くの油投入孔12がある。インジェクタ1のそれぞれには、インジェクタのノズル先端部5の自由端部23に配設されたノズル孔が、シリンダ壁16上に潤滑油を送ることができるように、切欠き7が具備する。図3には、インジェクタ1から噴霧パターン8で注入された霧状の油9が見える。噴霧パターン8には、2つの異なる噴霧が含まれ、原則として、2つの噴霧C及びDを有する図2のインジェクタ1.1からの噴霧に対応する。
拡大図において、下部の左コーナーには、ノズル孔10(図5を参照)が、ノズル先端部5を介して中心線22に対して半径方向に、並びに、ノズル先端部の中心線22に垂直な平面に対して軸線方向に、種々の角度で具備する。この事実は、シリンダの種々の内側及び上方の角度で、2つのノズル孔10が噴霧するという点で表現することもできる。したがって、潤滑油ジェットC及びDの中心は、インジェクタ1よりも上の同じレベルであるが、シリンダ壁周囲の種々の領域で、シリンダ壁16上に具備する。
図4は、原則として、図2の噴霧パターン8を示す(図4aは上から見たものである。)。シリンダ軸線に対して垂直な平面において、全ての噴霧(A、B、C及びD)がシリンダ壁16に衝突することを示す。仮想的な観察点15は、個々の噴霧A、B、C、Dがあることを示す。したがって、噴霧の中心は、シリンダ壁の周囲において均一に分散して衝突する。噴霧A、B、C及びDは、ピストンが上部に移動する場合、シリンダに発生する、螺旋状で上向きの気流(渦流)の角度に通常対応する配向で、上方に移動する。
図4bは同じシリンダ2を示すが、広げたバージョンのシリンダである。図4bから、インジェクタ1が全て、切欠き7に配設されたノズル先端部5と共に搭載された、平面24よりも上のレベルで、噴霧の中心/観察点15がシリンダ壁16に衝突することを決定すると考えられる。
仮想的な観察点15は、広げたシリンダ壁16上で更に印を付けられる。広げた図面を見ると、放出された噴霧が衝突する危険な状態にあるように見える。しかし、図4bの図面を図4aの図面と組み合わせると、噴霧が衝突しないことが明確に理解される。この事実は、シリンダの種々の内側及び上方の角度で、2つのノズル孔10が噴霧するという点で表現することもできる。
さらに、図4bでは、問題のインジェクタ1の各ノズル先端部5の周囲に切欠き7が見られる。これらの切欠きによって、ノズル先端部5が、シリンダ壁16表面下に配設され、シリンダに突出するノズル先端部5がなくても、潤滑油が送られ得る。
図5は、インジェクタ1の拡大詳細図を示す。これには、2つのノズル孔10.1及び10.2を備えたノズル先端部5がある。図5では、2つのノズル孔10しか示されていないが、2を超えるノズル孔でも問題がないと考えられる。2つのノズル孔10.1及び10.2への注入のために開閉する弁座17と相互作用するノズル先端部5に、バルブ本体18を備えたバルブを具備する。
図5bでは、インジェクタが、噴霧A/B又はC/Dにそれぞれ対応するか否かに応じて、ノズル5が、異なり得る2つの噴霧8.1及び8.2を放出するのが見られる。左の図面では、インジェクタ1は、シリンダ2の中心から見たものであり、上方への角度が、2つの噴霧する8.1及び8.2によって異なり、噴霧8.1は、上方への最大角度を有する。同様に、断面図A及びBでは、内側への角度が噴霧8.2において最大であり、すなわち、内側への角度は、接線注入に対して最大の角度を有する。
図5cでは、直接又は間接的にシリンダ壁16に接触する前に、最長の輸送経路を有する噴霧8.2が、弁座17に最も近接して位置するノズル孔10.2を出る、実施態様を示す。そして、これに対応して、直接又は間接的にシリンダ壁16に接触する前に、最短の輸送経路を有する噴霧8.1が、弁座17から最も離れて位置するノズル孔10.1を出る。
図6(6a、6b及び6c)は、2つの噴霧8.1及び8.2による噴霧パターン8を示し、シリンダ壁16上での潤滑油の広がりが、強度によって徐々に変化し、
高強度領域20.1、
油が完全被覆した中強度領域20.2、
大きな領域で現われる散発的に被覆された領域20.3であって、多くの部分領域が完全に被覆され、中間の単一液滴を有する領域20.3、
好ましくは、単一液滴及び/又は霧状油粒子を有する、軽度で散発的に被覆された領域20.4が見られる。
図6の最も上に、上から見た総和した被覆の程度についての図面を示す。領域20.1、20.2及び20.3を共に加えることによって、被覆と周囲の距離が定義される。注入された噴霧の上方及び内側への角度に応じて、シリンダ壁16に対する「影響」は変化する。また、図示する例において、領域20.1、20.2及び20.3の総和も、噴霧8.1でO1、噴霧8.2でO2とそれぞれ示す。
前に示した実施態様の他の実施態様では、異なる大きさを各ノズル孔10に用いることができる。このように、全てのノズル孔10を通して同じ量の潤滑油を送る代わりに、分散の基盤を得ることができ、O1とO2の関係を、潤滑油の送達量に対する関係としても表すことができる。図6bでは、インジェクタ1の平面24よりも上のレベルHで接触距離を調査することによってこの関係を計算する、近似理論的方法P1/P2を示す。その結果、ノズル孔10.1及び10.2の大きさは、これに対応して適応する。
(D1/D2)^2 〜 (O1/O2)×定数 〜 (P1/P2)×定数
近似値によって、ノズル孔10.1及び10.2の「ダクト長さ」L1及びL2が同等に長く、2つのノズル孔10.1及び10.2の幾何学的条件が同じであると仮定される。
噴霧8.2からのシリンダ壁16における直接の広がりが、噴霧8.1よりも2倍大きな場合、潤滑油量も分散し、このことは、ノズル孔10.2がノズル孔10.1よりも大きいことを意味する。ノズル孔10.1がφ0.3mmである場合、ノズル孔10.2は約φ0.42mmである。これによって、2つの噴霧8.1及び8.2によって被覆された周囲距離間の関係に対応する潤滑油量の分布は、シリンダ壁16における潤滑油の均一な分散が生じるように見える。
さらに、図6では、噴霧8.2が、噴霧8.1によって被覆された領域の約2倍被覆するように、種々の量が投入されたことを示す。20.1、20.2及び20.3の全面積における2つの噴霧からのシリンダ壁での広がりを比較すると、噴霧8.2の面積は、噴霧8.1の面積の約2倍大きい。
図6では、噴霧8.1及び8.2が、種々の円錐角V1又はV2を有するが、原則として、これらの噴霧は、全て同じ円錐角を有し得ることを示す。さらに、図6aは、噴霧8.1及び8.2の中心線の配向における角度V1*及びV2*をそれぞれ示す。破線によって示す中心線は、前述する観察点15の方に向けて示される(図4bを参照)。中心線の角度は、シリンダの中心軸線に対して示される。インジェクタ1のある平面24(図4bを参照)と、観察点15(図4bを参照)があり、かつ、角度V1、V2、V1*及びV2*で表す噴霧形状が理解される、新しい平面との間の垂直距離である、レベルHが理解される場合、2つの噴霧8.1及び8.2がシリンダ壁16上で被覆する周囲距離を評価することができる。
ノズル孔10.1及び10.2が同じ径(D1及びD2)である場合、潤滑油の投入量は、ほぼ同じである。それぞれの噴霧によって「一掃された(swept)」領域に対する潤滑油量の相対的分布を得ることが望まれる場合、周囲距離P1及びP2を、分布の基盤として用いることができる。この事実に基づいて、ノズル孔10.1及び10.2の種々の径を計算することができる。本方法は、例えば、2つの噴霧の円錐角V1及びV2が実証的試験によって決定された場合、適用される。角度V1及びV2は、通常、相互に比較的に近い大きさである。ただし、これは、ノズル孔の数、及び「一掃する(sweep)」領域によって変化する。本方法は、シリンダ壁における潤滑油の非常に均一な分散を確保する。

Claims (11)

  1. ディーゼルエンジンの大型シリンダにシリンダ潤滑油を注入するためのインジェクタであって、
    いくつかのインジェクタがシリンダ軸線に対して垂直な平面の環状領域に配置され、インジェクタにそれぞれ、インジェクタハウジングと、前記インジェクタハウジングに連続して設けられたノズル先端部とが含まれる、インジェクタシステムのためのインジェクタであって、
    前記ノズル先端部が、その外側自由端部に、各インジェクタから種々の各方向にシリンダ壁上に複数の潤滑油ジェットを送るための複数のノズル孔を具備する、インジェクタにおいて、
    ノズル孔が、ノズル先端部を介して前記ノズル先端部の中心線に対して半径方向に、並びに、ノズル先端部の中心線に垂直な平面の法線方向に、種々の角度で設けられ、潤滑油ジェットの中心が、シリンダ壁上で、インジェクタよりも上同じレベルであるが、前記シリンダ壁の周囲の種々の領域で衝突し、
    前記複数のノズル孔の中の、インジェクタハウジングに最も近接して配設されるノズル孔が、前記ノズル先端部の中心線に垂直な平面に対して最大の角度を有することを特徴とするインジェクタ。
  2. 前記ノズル孔は、それぞれ、異なる大きさで設けられていることを特徴とする請求項1に記載のインジェクタ。
  3. 最大のノズル孔が、インジェクタハウジングに最も近接して配設されることを特徴とする請求項2に記載のインジェクタ。
  4. 前記インジェクタの各ノズル孔は、異なる大きさであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のインジェクタ。
  5. 前記インジェクタのノズル孔は、霧状噴霧形態の異なる潤滑油ジェットがそれぞれ異なる液滴サイズを提供しかつ、最短経路による噴霧が比較的に小さな液滴を提供し、かつ最長経路による噴霧が比較的に大きな液滴を提供するような、異なる大きさであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のインジェクタ。
  6. 前記インジェクタは、注入のために開閉するためのバルブ本体及び弁座を備えた、内蔵されたバルブを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のインジェクタ。
  7. 前記内蔵されたバルブが霧化バルブであり、弁座が、バルブ本体とノズル孔との間に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のインジェクタ。
  8. 前記バルブが逆止弁であり、前記バルブ本体が、前記弁座と前記ノズル孔との間に設けられることを特徴とする請求項6に記載のインジェクタ。
  9. 2つのノズル孔を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のインジェクタ。
  10. ディーゼルエンジンンの大型シリンダにシリンダ潤滑油を注入するための投入システムであって、
    いくつかのインジェクタがシリンダ軸線に対して垂直な平面の環状領域に配置され、インジェクタにそれぞれ、インジェクタハウジングと、前記インジェクタハウジングに連続して設けられたノズル先端部とが含まれ、前記ノズル先端部が、その外側自由端部に、各インジェクタから種々の各方向にシリンダ壁上へ複数の潤滑油ジェットを送るための複数のノズル孔を具備する、投入システムにおいて、
    前記投入システムは、ノズル孔を、ノズル先端部を介して前記ノズル先端部の中心線に対して半径方向に、並びに、ノズル先端部の中心線に垂直な平面の法線方向に、種々の角度で具備し、潤滑油ジェットの中心が、シリンダ壁上で前記インジェクタよりも上同じレベルであるが、シリンダ壁周囲の種々の領域で衝突し、
    前記複数のノズル孔の中の、インジェクタハウジングに最も近接して配設されるノズル孔が、前記ノズル先端部の中心線に垂直な平面に対して最大の角度を有することを特徴とする投入システム。
  11. ディーゼルエンジンの大型シリンダにシリンダ潤滑油を注入する方法であって、
    潤滑油が、シリンダ軸線に対して垂直な平面の環状領域に配設されたいくつかのインジェクタによって、シリンダ壁に送られ、インジェクタにそれぞれ、インジェクタハウジングと、前記インジェクタハウジングに連続して設けられたノズル先端部とが含まれ、前記ノズル先端部が、その外側自由端部に、各インジェクタから種々の各方向にシリンダ壁上へ複数の潤滑油ジェットを送るための複数のノズル孔を具備する、方法において、
    潤滑油ジェットを、ノズル先端部を介して前記ノズル先端部の中心線に対して半径方向に、並びに、ノズル先端部の中心線に垂直な平面の法線方向に、種々の角度で注入する段階を有し、
    潤滑油ジェットの中心が、シリンダ壁上でインジェクタよりも上同じレベルであるが、シリンダ壁の周囲の種々の領域で衝突し、
    前記複数のノズル孔の中の、インジェクタハウジングに最も近接して配設されるノズル孔が、前記ノズル先端部の中心線に垂直な平面に対して最大の角度を有し
    最長の輸送経路を有する、油ジェットを送るノズル孔が、前記インジェクタハウジングに最も近接して配設され、2番目に長い輸送経路を有するノズル孔が、前記インジェクタハウジングに2番目に近接して配設されることを特徴とする方法。
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