JP6044404B2 - ペーパーロールの搬送状態検出装置及び搬送状態検出方法 - Google Patents
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Description
具体的に説明すると,本発明は,以下の構成を有する。
ここにいうペーパーロールとは,帯状のペーパーが多層巻きされた円筒状のものである。ペーパーロール1は,周面2と,上下面3を有し,軸心周りに中心孔5が形成されている。
まず,本発明の搬送状態検出装置は,コンベア10と,センサ20と,を備える。
コンベア10は,帯状のペーパーが多層巻きされた円筒状のペーパーロール1を,複数個連続して,所定方向に搬送する。
センサ20は,センサ20とコンベア10の搬送面11の間に位置するペーパーロール1の高さを測定可能するためのものである。
センサ20は,ペーパーロールが,「倒れ状態」でコンベア10により搬送されているか,又は,「立ち状態」でコンベア10により搬送されているかを判断できる。ここにいう「倒れ状態」とは,ペーパーロール1の周面2が,コンベア10の搬送面11に接している状態を意味する。また,「倒れ状態」とは,ペーパーロール1の上面3又は下面3がコンベア10の搬送面11に接している状態を意味する。
すなわち,センサ20は,コンベア10の搬送面11上のペーパーロール1の高さが,ペーパーロール1の直径と一致する場合には,当該ペーパーロール1は「倒れ状態」であると判断する。
また,センサ20は,コンベア10の搬送面11上のペーパーロール1の高さが,ペーパーロール1の軸心方向の長さと一致する場合には,当該ペーパーロール1は「立ち状態」であると判断する。
(ア)センサ20と搬送面11との間に位置するペーパーロール1の高さが,ペーパーロール1の軸心方向の長さと一致することを検出する。
(イ)その後,測定光がペーパーロール1の中心孔5を通過することで,ペーパーロール1の高さを検出しない。
(ウ)さらにその後,再度,センサ20と搬送面11との間に位置するペーパーロール1の高さが,ペーパーロール1の軸心方向の長さと一致することを検出する。
すなわち,第2の側面に係る搬送状態検出方法は,
コンベア10により,帯状のペーパーが多層巻きされた円筒状のペーパーロール1を,複数個連続して,所定方向に搬送する搬送工程と,
搬送行程中に,ペーパーロール1が,その周面2が搬送面11に接した「倒れ状態」でコンベア10により搬送されているか,又は,その上面3又は下面4が搬送面に接した「立ち状態」でコンベア10により搬送されているかを,センサ20により判断する搬送状態検出工程と,を含む。
センサ20は,
コンベア10の搬送面11上のペーパーロール1の高さを測定可能であり,
搬送面11上のペーパーロール1の高さが,ペーパーロール1の直径と一致する場合には,当該ペーパーロール1は「倒れ状態」であると判断し,
搬送面11上のペーパーロール1の高さが,ペーパーロール1の軸心方向の長さと一致する場合には,当該ペーパーロール1は「立ち状態」であると判断する
図1に示されるように,巻き替え工程(ステップS1)では,原反ロール101から長尺広幅の原紙を繰り出し,繰り出した原紙を紙管に巻き付けることで,ペーパーログ102を形成する。ペーパーログ102は,最終的に製造されるペーパーロール1が,軸心方向に複数個連結した形状となっている。このため,この段階において,ペーパーログ102の直径と,最終製品であるペーパーロール1の直径は一致している。得られたペーパーログ102は,調整工程(ステップS2)を経て,切断工程(ステップS3)へと送られる。切断工程(ステップS3)において,ペーパーログ102は,ログソー103によって所定長さに切断される。これにより,一本のペーパーログ102から,複数個のペーパーロール1が得られる。得られた複数個のペーパーロール1は,コンベアによる搬送工程(ステップS4)によって,包装装置104まで搬送される。この搬送工程(ステップS4)では,後述するように,ペーパーロール1の搬送状態がチェックされている。すなわち,搬送工程(ステップS4)では,「倒れ状態」のペーパーロール1が正常な状態であり,「立ち状態」のペーパーロール1が異常な状態であるとされており,「立ち状態」にあるペーパーロール1が検出されると,警告音がスピーカによって放音されたり,警告画像がディスプレイに表示されたり,コンベアによる搬送が停止したりするようになっている。複数個のペーパーロール1は,搬送工程(ステップS4)を経て,包装工程(ステップS5)へと送られる。包装工程(ステップS5)では,ペーパーロール1は,複数個を一組として,包装装置104によりビニールフィルム等に袋詰めされる。包装装置104によって得られたペーパーロール1の包装体105は,箱詰め工程(ステップS6)へと送られ,箱詰め装置106により,複数個をひとまとめにして包装箱107に箱詰めされる。その後,この包装箱107は,製品倉庫へと搬送され,貯蔵される。
まず,図3には,ペーパーロール1の形状が模式的に示されている。ペーパーロール1は,センサ20により搬送状態が判別される対象である。図3に示されるように,ペーパーロール1は,帯状のペーパーが周方向に多層巻きされることで,円筒状に形成されている。ペーパーロール1は,ペーパーの表面によって形成された周面2と,ペーパーが複数層に積層することで形成された上面3及び下面4と,上面3から下面4にかけて軸心周りに形成された中心孔5とを有している。また,ペーパーロール1は,ペーパーが巻き付けられる円筒状のロール芯を有していてもよい。図3では,ペーパーロール1の軸心方向(図中上下方向)の長さを,符号αで示している。また,図3では,ペーパーロール1の上面3及び下面4の直径(巻径)を,符号βで示している。さらに,図3では,ペーパーロール1の中心孔5の直径を,符号γで示している。一般的なペーパーロール1を想定すると,軸心方向の長さαの値は,直径βの値よりも大きいことが好ましい(α>β)。ペーパーロール1の軸心方向の長さαと直径βは,その種類(トイレットペーパーやキッチンペーパー等)に応じて,JIS企画の標準サイズなど,適宜一般的な値を採用すればよい。ただし,本発明では,ペーパーロール1の軸心方向の長さαが直径βと同じ値である場合や,軸心方向の長さαが直径βよりも小さい値であっても,特に問題はない(α≦β)。また,ペーパーロール1の中心孔5の直径γは,例えば,20mm〜40mmm,又は35mm〜38mm程度とすればよい。
10…コンベア 11…搬送面 12…側壁 20…センサ
100…搬送状態検出装置
α…軸心方向の長さ β…直径 H…センサが設置されている高さ
Claims (3)
- 帯状のペーパーが多層巻きされた円筒状のペーパーロール(1)を,複数個連続して,所定方向に搬送するコンベア(10)と,
前記ペーパーロール(1)が,その周面(2)が前記コンベア(10)の搬送面(11)に接した倒れ状態で搬送されているか,又は,その上面(3)又は下面(4)が前記コンベア(10)の搬送面(11)に接した立ち状態で搬送されているかを判断するセンサ(20)と,を備え,
前記センサ(20)は,
前記コンベア(10)の搬送面(11)の上方に配置され,前記コンベア(10)の搬送面(11)に対して測定光を照射することで,前記センサ(20)と前記搬送面(11)との間に位置するペーパーロール(1)の高さを測定可能であり,
前記コンベア(10)の搬送面(11)が,前記ペーパーロール(1)の直径と同じ距離を移動する時間の間に,
前記センサ(20)と前記搬送面(11)との間に位置するペーパーロール(1)の高さが,前記ペーパーロール(1)の軸心方向の長さと一致することを検出し,
その後,前記測定光が前記ペーパーロール(1)の中心孔(5)を通過することで,前記ペーパーロール(1)の高さを検出せず,
さらにその後,再度,前記センサ(20)と前記搬送面(11)との間に位置するペーパーロール(1)の高さが,前記ペーパーロール(1)の軸心方向の長さと一致することを検出した場合に,
当該ペーパーロール(1)は前記立ち状態であると判断する
ペーパーロールの搬送状態検出装置。 - 前記センサ(20)が前記立ち状態のペーパーロール(1)又は前記倒れ状態のペーパーロール(1)を検出したときに,アラートを出力する警告手段,及び,前記コンベア(10)による前記ペーパーロール(1)の搬送を停止させる停止手段の両方又はいずれか一方を,さらに備える
請求項1に記載の搬送状態検出装置。 - コンベア(10)により,帯状のペーパーが多層巻きされた円筒状のペーパーロール(1)を,複数個連続して,所定方向に搬送する搬送工程と,
前記搬送行程中に,前記ペーパーロール(1)が,その周面(2)が前記コンベア(10)の搬送面(11)に接した倒れ状態で搬送されているか,又は,その上面(3)又は下面(4)が前記コンベア(10)の搬送面(11)に接した立ち状態で搬送されているかを,センサ(20)により判断する搬送状態検出工程と,を含み,
前記センサ(20)は,
前記コンベア(10)の搬送面(11)の上方に配置され,前記コンベア(10)の搬送面(11)に対して測定光を照射することで,前記センサ(20)と前記搬送面(11)との間に位置するペーパーロール(1)の高さを測定可能であり,
前記コンベア(10)の搬送面(11)が,前記ペーパーロール(1)の直径と同じ距離を移動する時間の間に,
前記センサ(20)と前記搬送面(11)との間に位置するペーパーロール(1)の高さが,前記ペーパーロール(1)の軸心方向の長さと一致することを検出し,
その後,前記測定光が前記ペーパーロール(1)の中心孔(5)を通過することで,前記ペーパーロール(1)の高さを検出せず,
さらにその後,再度,前記センサ(20)と前記搬送面(11)との間に位置するペーパーロール(1)の高さが,前記ペーパーロール(1)の軸心方向の長さと一致することを検出した場合に,
当該ペーパーロール(1)は前記立ち状態であると判断する
ペーパーロールの搬送状態検出方法。
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JP2013057345A JP6044404B2 (ja) | 2013-03-19 | 2013-03-19 | ペーパーロールの搬送状態検出装置及び搬送状態検出方法 |
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