JP6044043B2 - 音場平面波展開方法、装置及びプログラム - Google Patents
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Description
<マイクロホンアレーの配置>
音場平面波展開装置及び方法は、図4に示す半径Rcylの円筒形状に配置されているNa×Nb個のマイクロホンで構成されるマイクロホンアレーで収音した音場を平面波に展開するものである。
音場平面波展開装置は、図1に示すように、周波数変換部1、展開角度記憶部2及び平面波展開部3を例えば含み、図6の実線で示された各ステップの処理を行うことにより、平面波展開を行う。
周波数変換部1は、マイクロホンMa−bで収音された信号Pmic,ab(t)をフーリエ変換により周波数領域信号Pmic,ab(k)に変換する(図6,ステップS1)。生成された周波数領域信号Pmic,ab(k)は、平面波展開部3に送られる。ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cである。
展開角度記憶部2には、Dを所定の正の整数として、離散化角度(θdir,d,φdir,d)(d=1,…,D)が記憶されている。すなわち、展開角度記憶部2には、D個の離散化角度(θdir,1,φdir,1),(θdir,2,φdir,2),…,(θdir,D,φdir,D)が記憶されている。
平面波展開部3は、マイクロホンMa−bで収音された信号に基づいて生成された音圧信号Pmic,ab(k)を用いて、展開角度記憶部2から読み込んだ各離散化角度(θdir,d,φdir,d)に対応する平面波展開信号Pdir,d(k)を、剛体のバッフルによる伝達経路の変化を考慮して計算する(ステップS2)。マイクロホンMa−bで収音された信号に基づいて生成された音圧信号Pmic,ab(k)とは、この例では、周波数変換部1により生成された周波数領域信号Pmic,ab(k)のことである。
第二実施形態の音場平面波展開装置は図2に示すように離散球面調和変換部4を更に備える部分において第一実施形態とは異なり、他の部分は第一実施形態と同様である。
第三実施形態の音場平面波展開装置は、図3に示すように周波数逆変換部5を更に備える部分において第一実施形態とは異なり、他の部分は第一実施形態と同様である。
音場平面波展開装置は、平面波展開部3を含みさえすれば、他の部を備えていなくてもよい。
2 展開角度記憶部
3 平面波展開部
4 離散球面調和変換部
5 周波数逆変換部
Claims (7)
- 円筒形状の剛体のバッフルの軸を中心とし上記バッフルの周方向を円周方向とする半径Rcylの2個以上の円のそれぞれに少なくとも2個のマイクロホンが配置されているとし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとして、
展開角度記憶部には、Dを所定の正の整数として、離散化角度(θdir,d,φdir,d)(d=1,…,D)が記憶されているとし、
平面波展開部が、上記マイクロホンで収音された信号に基づいて生成された音圧信号Pmic,ab(k)を用いて、上記展開角度記憶部から読み込んだ各離散化角度(θdir,d,φdir,d)に対応する平面波展開信号Pdir,d(k)を、上記剛体のバッフルによる伝達経路の変化を考慮して計算する平面波展開ステップと、を含み、
iを虚数単位とし、H n (1) (・)をn次の第一種ハンケル関数とし、H n (1) ’(・)をn次の第一種ハンケル関数H n (1) (・)の微分とし、Nを所定の正の整数とし、W(k,θ mic,a ,z mic,b ,θ dir,d ,φ dir,d )を以下の式とし、上付きの+は擬似逆行列の演算を表すとして、
- 円筒形状の剛体のバッフルの軸を中心とし上記バッフルの周方向を円周方向とする半径Rcylの2個以上の円のそれぞれに少なくとも2個のマイクロホンが配置されているとし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとして、
展開角度記憶部には、Dを所定の正の整数として、離散化角度(θdir,d,φdir,d)(d=1,…,D)が記憶されているとし、
平面波展開部が、上記マイクロホンで収音された信号に基づいて生成された音圧信号Pmic,ab(k)を用いて、上記展開角度記憶部から読み込んだ各離散化角度(θdir,d,φdir,d)に対応する平面波展開信号Pdir,d(k)を、上記剛体のバッフルによる伝達経路の変化を考慮して計算する平面波展開ステップと、
離散球面調和変換部が、離散球面調和変換により、上記平面波展開信号P dir,d (k)を球面調和スペクトル信号B~ p (k)に変換する離散球面調和変換ステップと、
を含む音場平面波展開方法。 - 請求項2の音場平面波展開方法において、
Mを所定の正の整数とし、Yn mを球面調和関数とし、インデックスp=(n,m)とし、Apを所定の実数として、
上記離散球面調和変換部は、下記式により離散球面調和変換を行う、
音場平面波展開方法。 - 請求項1の音場平面波展開方法において、
周波数逆変換部が、上記平面波展開信号Pdir,d(k)を逆フーリエ変換により時間領域信号に変換し、変換された時間領域信号をスピーカに出力する周波数逆変換ステップを更に含む、
音場平面波展開方法。 - 円筒形状の剛体のバッフルの軸を中心とし上記バッフルの周方向を円周方向とする半径Rcylの2個以上の円のそれぞれに少なくとも2個のマイクロホンが配置されているとし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとして、
Dを所定の正の整数として、離散化角度(θdir,d,φdir,d)(d=1,…,D)が記憶された展開角度記憶部と、
上記マイクロホンで収音された信号に基づいて生成された音圧信号Pmic,ab(k)を用いて、上記展開角度記憶部から読み込んだ各離散化角度(θdir,d,φdir,d)に対応する平面波展開信号Pdir,d(k)を、上記剛体のバッフルによる伝達経路の変化を考慮して計算する平面波展開部と、を含み、
iを虚数単位とし、H n (1) (・)をn次の第一種ハンケル関数とし、H n (1) ’(・)をn次の第一種ハンケル関数H n (1) (・)の微分とし、Nを所定の正の整数とし、W(k,θ mic,a ,z mic,b ,θ dir,d ,φ dir,d )を以下の式とし、上付きの+は擬似逆行列の演算を表すとして、
- 円筒形状の剛体のバッフルの軸を中心とし上記バッフルの周方向を円周方向とする半径Rcylの2個以上の円のそれぞれに少なくとも2個のマイクロホンが配置されているとし、ωを周波数とし、cを音速とし、k=ω/cとして、
Dを所定の正の整数として、離散化角度(θdir,d,φdir,d)(d=1,…,D)が記憶された展開角度記憶部と、
上記マイクロホンで収音された信号に基づいて生成された音圧信号Pmic,ab(k)を用いて、上記展開角度記憶部から読み込んだ各離散化角度(θdir,d,φdir,d)に対応する平面波展開信号Pdir,d(k)を、上記剛体のバッフルによる伝達経路の変化を考慮して計算する平面波展開部と、
離散球面調和変換により、上記平面波展開信号P dir,d (k)を球面調和スペクトル信号B~ p (k)に変換する離散球面調和変換部と、
を含む音場平面波展開装置。 - 請求項1から4の何れかに記載された音場平面波展開方法の各ステップをコンピュータに実行させるための音場平面波展開プログラム。
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JP2013030844A JP6044043B2 (ja) | 2013-02-20 | 2013-02-20 | 音場平面波展開方法、装置及びプログラム |
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