JP6043623B2 - 内径測定装置 - Google Patents

内径測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6043623B2
JP6043623B2 JP2012281546A JP2012281546A JP6043623B2 JP 6043623 B2 JP6043623 B2 JP 6043623B2 JP 2012281546 A JP2012281546 A JP 2012281546A JP 2012281546 A JP2012281546 A JP 2012281546A JP 6043623 B2 JP6043623 B2 JP 6043623B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prism
lens
inner diameter
laser
measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012281546A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014126396A (ja
Inventor
匡彦 勝田
匡彦 勝田
中村 秀一
秀一 中村
前田 篤志
篤志 前田
政光 服部
政光 服部
庸介 森元
庸介 森元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2012281546A priority Critical patent/JP6043623B2/ja
Publication of JP2014126396A publication Critical patent/JP2014126396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6043623B2 publication Critical patent/JP6043623B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、測定対象における測定孔の内径を測定する内径測定装置に関する。
種々の工業製品となる測定対象の加工孔の内径を測定するに当たっては、加工孔に傷を付けないために、非接触で測定することが行われている。
例えば、特許文献1の孔内面検査装置においては、光源から発せられた光ビームを集光レンズを介して集光し、更にリレーレンズを介して略平行光束をなす光ビームとして光学鏡筒内に導き、反射鏡と対物レンズとを介して被測定物の孔内面に照射し、その反射光を集光して光学鏡筒に導入する。そして、ビームスプリッターを介して得られる反射光からその合焦状態を受光器によって検出する。また、レンズ駆動機構によって、集光レンズ又はリレーレンズをその光軸方向に変位させ、距離計測手段によって、合焦が検出されたときの集光レンズ又はリレーレンズの変位量から対物レンズと被測定物の孔内面との距離を計測している。また、鏡筒回転機構によって光学鏡筒を回転させ、孔内面の全周に亘って上記距離の計測を行っている。これにより、対物レンズの焦点距離に依存する計測精度の低下を防ぎ、被測定物の孔部の内径や凹凸状態等を高精度に計測している。
特開2002−39724号公報
しかしながら、特許文献1の孔内面検査装置においては、光源、受光器、レンズ駆動機構等を固定したままの状態で、鏡筒回転機構によって光学鏡筒のみを回転させている。そのため、鏡筒回転機構における回転の精度を向上させることができなければ、光学鏡筒を回転させるときに光源等との間に生じる位置ずれ(偏心)誤差が、受光器によって検出する合焦状態に影響を与え、孔内面検査装置による内径の測定誤差となるおそれがある。
さらに、ドリル等の工具で切削された加工孔の内壁面は工具の切削跡が残っており、微小な凹凸形状となる。この場合、特許文献1の孔内面検査装置においては、鏡筒回転機構によって光学鏡筒のみを回転させているので、測定孔の内壁面の凹凸形状の状態によってこの内壁面で反射される反射光が不安定となる。そのため、孔内面検査装置による内径の測定誤差が一層拡大するおそれがある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、測定対象における測定孔の内径の測定精度を高めることができる内径測定装置を提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、レーザー光を発する光源、該光源から発せられたレーザー光を透過させる一方、測定対象に反射して戻るレーザー光を反射させるハーフミラー、上記光源から発せられたレーザー光の集光及び焦点調整をする焦点調整レンズ、及び上記ハーフミラーによって反射されるレーザー光を受光して合焦を検出する受光器を有するレーザー変位計と、
上記焦点調整レンズを透過したレーザー光を、平行なレーザー光にして透過させるコリメートレンズと、
該コリメートレンズを透過するレーザー光を、直角に反射させる第1プリズムと、
該第1プリズムによって反射されるレーザー光を、Uターンさせるように直角に2回反射させる第2プリズムと、
該第2プリズムによって反射されるレーザー光を、上記コリメートレンズにおけるレーザー光の透過方向と平行になるよう直角に反射させる第3プリズムと、
該第3プリズムによって反射されるレーザー光を集光する結像レンズと、
該結像レンズによって集光されるレーザー光を、直角に反射させて上記測定対象に導く第4プリズムと、
上記レーザー変位計が取り付けられ、上記レーザー光を内部に通過させるケース本体部と、
上記第4プリズムを先端部に配置し、上記ケース本体部の内部を通過するレーザー光を内部に通過させる光学鏡筒と、
上記ケース本体部に対して、上記第3プリズム、上記結像レンズ、上記第4プリズム及び上記光学鏡筒、又は上記第2プリズム、上記第3プリズム、上記結像レンズ、上記第4プリズム及び上記光学鏡筒を、該光学鏡筒内を通過する光軸中心線に直交する方向であって上記第2プリズムと上記第1プリズム及び上記第3プリズムとが向き合う方向にスライドさせる偏心スライド機構と、
該偏心スライド機構によるスライド量に基づいて、上記ケース本体部内を通過する光軸中心線に対する、上記光学鏡筒内を通過する光軸中心線の偏心量を検出する偏心量検出手段と、
上記レーザー変位計、上記コリメートレンズ、上記第1プリズム、上記第2プリズム、上記第3プリズム、上記結像レンズ、上記第4プリズム、上記ケース本体部、上記光学鏡筒、上記偏心スライド機構及び上記偏心量検出手段を、上記ケース本体部内における上記コリメートレンズを透過した後であって上記第1プリズムによって反射される前のレーザー光の光軸中心線の回りに一体的に回転させる回転機構と、
上記光学鏡筒が上記測定対象の測定孔に配置された状態で、上記偏心量検出手段から送られる上記偏心量の情報を利用して、上記受光器によって合焦が検出されるときの、上記結像レンズから上記測定孔の内壁面までの焦点距離を測定するとともに、上記回転機構を回転させて上記測定孔の周方向の各点について行った上記焦点距離の測定結果に基づいて上記測定孔の内径を算出する演算手段と、を備えていることを特徴とする内径測定装置にある(請求項1)。
上記内径測定装置においては、レーザー変位計、ケース本体部、光学鏡筒、偏心スライド機構等を一体的に回転させることにより、回転に伴う位置ずれ(偏心)誤差が生じないようにして、測定対象における測定孔の内径の測定精度を高めている。
内径測定装置によって測定孔の内径を測定するに当たっては、光学鏡筒を測定対象の測定孔に配置する。このとき、光学鏡筒は、測定孔の中心に一致するように配置する。そして、光源から発されるレーザー光は、ハーフミラー、焦点調整レンズ、コリメートレンズ、第1〜第3プリズム、結像レンズ及び第4プリズムを透過して、測定孔の内壁面まで導かれる。また、測定孔の内壁面に反射されるレーザー光は、第4プリズム、結像レンズ、第1〜第3プリズム、コリメートレンズ及び焦点調整レンズを透過し、ハーフミラーによって反射されて受光器に受光される。このとき、受光器は、レーザー光の焦点が測定孔の内壁面に合焦する状態を検出し、この合焦が検出されるときの結像レンズから測定孔の内壁面までの焦点距離を測定する。この焦点距離の測定は、焦点調整レンズを光軸方向に位置調整し、この位置調整を行った焦点調整レンズの位置を検出して行うことができる。
また、測定対象における測定孔の内径の大きさに応じて、偏心スライド機構によって、第3プリズム、結像レンズ、第4プリズム及び光学鏡筒、又は第2プリズム、第3プリズム、結像レンズ、第4プリズム及び光学鏡筒を、光学鏡筒内を通過する光軸中心線に直交する方向であって第2プリズムと第1プリズム及び第3プリズムとが向き合う方向にスライドさせる。これにより、各プリズムによる光軸方向を変えない状態で、光源からケース本体部内を通過する光軸中心線に対して、光学鏡筒内を通過する光軸中心線の位置を偏心させることができる。この偏心量は、偏心量検出手段によって検出される。偏心スライド機構によって偏心量を調整することにより、内径測定装置によって測定する測定対象における測定孔の内径の大きさの測定範囲を拡大することができる。
そして、測定孔における周方向の各点について焦点距離を測定するために、回転機構によって、レーザー変位計、コリメートレンズ、第1プリズム、第2プリズム、第3プリズム、結像レンズ、第4プリズム、ケース本体部、光学鏡筒、偏心スライド機構及び偏心量検出手段を、ケース本体部内を通過する光軸中心線の回りに一体的に回転させる。このとき、ケース本体部内を通過する光軸中心線に対する、光学鏡筒内を通過する光軸中心線の偏心量を大きくするほど、内径の大きな測定孔について測定することが可能になる。そのため、内径測定装置によって測定する測定孔の内径の大きさの測定範囲を拡大することができる。
また、演算手段は、偏心量検出手段から送られる偏心量の情報を利用して焦点距離を測定し、測定孔の周方向の各点について行った焦点距離の測定結果に基づいて、測定孔の内径を算出する。
このように、上記内径測定装置においては、回転機構によって、レーザー変位計、ケース本体部、光学鏡筒、偏心スライド機構等の全体を一体的に回転させることにより、ケース本体部及び光学鏡筒の内部を通過するレーザー光の光軸に、回転に伴う位置ずれ(偏心)が生じない。そのため、測定対象における測定孔の内径の測定精度を高めることができる。また、特に、測定孔の内壁面に微笑な凹凸がある場合でも、測定孔の内径の測定精度がほとんど悪化することがない。
実施例にかかる、内径測定装置の構成を示す説明図。 実施例にかかる、内径測定装置を示す断面説明図。 実施例にかかる、内径測定装置におけるケース本体部の周辺を示す断面説明図。 実施例にかかる、内径測定装置における光学鏡筒の周辺を示す断面説明図。 実施例にかかる、レーザー変位計、回転機構等の周辺を、光軸中心線の方向から見た状態で示す説明図。 実施例にかかる、偏心スライド機構の周辺を、光軸中心線の方向から見た状態で示す説明図。
上述した内径測定装置における好ましい実施の形態につき説明する。
上記内径測定装置において、上記ハーフミラーは、プリズム型、平面型等の種々のビームスプリッターとすることができる。上記焦点調整レンズは、レーザー光の集光及び焦点調整を行うことができる種々の構成とすることができる。また、上記第1〜第4プリズムは、反射鏡も含むものであり、レーザー光を直角に反射させる性質を有する、プリズム型、平面型等の種々の部材とすることができる。
また、上記レーザー変位計は、上記焦点調整レンズを通過する光軸中心線に対して直交する方向に、該焦点調整レンズを振動させる直交加振手段を有していてもよい(請求項2)。
この場合には、直交加振手段によって焦点調整レンズを振動させるときには、プリズムから測定孔の内壁面に照射されるレーザー光が、測定孔の軸方向に振れ、この軸方向の複数箇所において焦点距離の測定をすることができる。そのため、凹凸があり、表面粗さが粗い測定孔の内壁面であっても、焦点距離の測定誤差が生じにくくすることができる。
また、上記レーザー変位計は、上記焦点調整レンズを所定振幅で光軸方向に振動させる加振手段と、該加振手段によって振動する上記焦点調整レンズの位置を検出する位置検出手段とを有しており、上記受光器は、受光素子と、該受光素子の表面側に配置された絞り孔とを有しており、かつ、上記加振手段によって上記焦点調整レンズが振動する際に、上記絞り孔を通過するレーザー光の受光量が最大になるときを合焦として検出するよう構成されており、上記演算手段は、上記受光器が合焦を検出したときに、上記位置検出手段から送られる上記焦点調整レンズの位置の情報を利用して、上記焦点距離の測定を行うよう構成されていてもよい(請求項3)。
この場合には、焦点調整レンズ及び受光器の構成によって、演算手段による焦点距離の測定の精度を向上させることができる。
また、上記ケース本体部は、空気膜を形成して非接触で回転支持するエアベアリングを介して、上記回転機構におけるモータが固定された固定ベースに対して配設されており、上記モータの出力軸から上記ケース本体部には、動力伝達部材を介して動力が伝達されるよう構成されており、上記回転機構は、上記ケース本体部に軸受を介して設けられたモータベースに配設されており、該モータベースと上記固定ベースとの間には、上記回転機構におけるモータが設けられた径方向の位置に、モータベースの周方向への回転を規制する一方、径方向への位置ずれを許容する回り止め部が設けられていてもよい(請求項4)。
この場合には、回転機構におけるモータを、ケース本体部に軸受を介して設けられたモータベースに配設し、回り止め部によってモータベースが回転しないようにする。そして、回り止め部は、モータベースの径方向への位置ずれを許容することにより、回転機構におけるモータの出力軸から、動力伝達部材を介してケース本体部に加わる荷重を吸収することができる。これにより、動力伝達部材を介した荷重がエアベアリングに加わらないようにし、エアベアリングによる回転支持を安定させることができる。そのため、回転機構によって、レーザー変位計、ケース本体部、光学鏡筒、偏心スライド機構等の全体を回転させる際に、回転に伴う位置ずれを、より一層生じにくくすることができる。
以下に、内径測定装置にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
本例の内径測定装置1は、図1に示すごとく、レーザー変位計2及び光学鏡筒5を回転させて、測定対象8における測定孔81の内径を測定するよう構成されている。内径測定装置1は、次のレーザー変位計2、コリメートレンズ61、第1〜第3プリズム62〜64、結像レンズ65、第4プリズム66、ケース本体部3、光学鏡筒5、偏心スライド機構51、偏心量検出手段52、回転機構4及び演算手段71を備えている。
レーザー変位計2は、レーザー光Xを発する光源21と、光源21から発せられたレーザー光Xを透過させる一方、測定対象8に反射して戻るレーザー光Xを反射させるハーフミラー22と、光源21から発せられたレーザー光Xの集光及び焦点調整をする焦点調整レンズ23と、ハーフミラー22によって反射されるレーザー光Xを受光して合焦を検出する受光器27とを有している。
コリメートレンズ61は、焦点調整レンズ23を透過したレーザー光Xを、平行なレーザー光Xにして透過させるものである。第1プリズム62は、コリメートレンズ61によって集光されるレーザー光Xを、直角に反射させるものである。第2プリズム63は、第1プリズム62によって反射されるレーザー光Xを、Uターンさせるように直角に2回反射させるものである。第3プリズム64は、第2プリズム63によって反射されるレーザー光Xを、コリメートレンズ61におけるレーザー光Xの透過方向と平行になるように、直角に反射させるものである。結像レンズ65は、第3プリズム64を透過するレーザー光Xを集光するものである。第4プリズム66は、結像レンズ65によって集光されるレーザー光Xを、直角に反射させて測定対象8に導くものである。
同図に示すごとく、ケース本体部3は、レーザー光Xを内部に通過させるよう構成されており、ケース本体部3には、レーザー変位計2が取り付けられている。光学鏡筒5は、ケース本体部3の内部を通過するレーザー光Xを内部に通過させる筒形状を有しており、第4プリズム66を先端部内に配置させている。
偏心スライド機構51は、ケース本体部3に対して、第3プリズム64、結像レンズ65、第4プリズム66及び光学鏡筒5を、光学鏡筒5内を通過する光軸中心線C2に直交する横方向であって第2プリズム63と第1プリズム62及び第3プリズム64とが向き合う方向にスライドさせるよう構成されている。
偏心量検出手段52は、偏心スライド機構51によるスライド量に基づいて、ケース本体部3内を通過する光軸中心線C1に対する、光学鏡筒5内を通過する光軸中心線C2の偏心量Rを検出するよう構成されている。回転機構4は、レーザー変位計2、コリメートレンズ61、第1プリズム62、第2プリズム63、第3プリズム64、結像レンズ65、第4プリズム66、ケース本体部3、光学鏡筒5、偏心スライド機構51及び偏心量検出手段52を、ケース本体部3内を通過する光軸中心線C1の回りに一体的に回転させるよう構成されている。
演算手段71は、光学鏡筒5が測定対象8の測定孔81に配置された状態で、偏心量検出手段52から送られる偏心量Rの情報を利用して、受光器27によって合焦が検出されるときの、結像レンズ65から測定孔81の内壁面までの焦点距離を測定するとともに、回転機構4を回転させて測定孔81の周方向の各点について行った焦点距離の測定結果に基づいて測定孔81の内径を算出するよう構成されている。
以下に、本例の内径測定装置1につき、図1〜図6を参照して詳説する。
本例の内径測定装置1は、図1に示すごとく、測定対象8である金属部品に形成された加工孔を測定孔81として、その内径を測定するよう構成されている。内径測定装置1は、光学鏡筒5を、測定対象8における種々の箇所に形成された測定孔81に挿入するために、ロボット等の移動装置によって移動可能に構成されている。
レーザー変位計2において、光源21は、円錐状に広がるレーザー光Xを発する半導体レーザーによって構成されている。ハーフミラー22は、レーザー光Xの光軸方向に対して45°に傾斜して配置されており、光源21からのレーザー光Xの透過と、受光器27へのレーザー光Xの反射とを行うよう構成されている。
焦点調整レンズ23は、光源21から発せられるレーザー光Xを平行にして透過させるリレーレンズ231の光軸方向下流側に配置されている。レーザー変位計2は、焦点調整レンズ23を所定振幅で光軸方向に振動させる加振手段24と、加振手段24によって振動する焦点調整レンズ23の位置を検出する位置検出手段25とを有している。また、レーザー変位計2は、測定精度を高めるために、焦点調整レンズ23を光軸方向に直交する方向に振動させる直交加振手段26も有している。
直交加振手段26によって焦点調整レンズ23を振動させるときには、第4プリズム66から測定孔81の内壁面に照射されるレーザー光Xが、測定孔81の軸方向に振れ、この軸方向の複数箇所において焦点距離の測定をすることができる。そのため、凹凸があり、表面粗さが粗い測定孔81の内壁面であっても、焦点距離の測定誤差が生じにくくすることができる。
図1に示すごとく、受光器27は、受光素子271と、受光素子271の表面側に配置された絞り孔272(ピンホール)とを有している。絞り孔272は、ハーフミラー22から照射されるレーザー光Xが小さく集光するときに通過できるよう形成されている。受光器27は、加振手段24によって焦点調整レンズ23が振動する際に、アンプ28によって、絞り孔272を通過するレーザー光Xの受光量が最大になるときを合焦として検出するよう構成されている。
図2、図3に示すごとく、ケース本体部3は、空気膜を形成して非接触で回転支持するエアベアリング34を介して、回転機構4におけるモータ41が固定された固定ベース11に対して配設されている。固定ベース11は、内径測定装置1を測定対象8における種々の測定孔81へと移動させる移動装置に固定されている。ケース本体部3は、レーザー変位計2が取り付けられた基端側取付部分31と、エアベアリング34の内周側に配置された回転部分32と、偏心スライド機構51が取り付けられた先端側取付部分33とを有している。基端側取付部分31、回転部分32及び先端側取付部分33には、レーザー光Xが通過するための通過穴30が形成されている。
図4に示すごとく、ケース本体部3の通過穴30及び光学鏡筒5内等のレーザー光Xが通過する部分には、レーザー光X以外の光が入って拡散・反射することを防ぐための塗装等の処理がなされている。また、光学鏡筒5の先端部付近の外周には、第4プリズム66によって直角に反射されたレーザー光Xを、光学鏡筒5の外部へ通過させるための窓512が形成されている。
図3に示すごとく、モータ41の出力軸411からケース本体部3には、動力伝達部材42を介して動力が伝達されるよう構成されている。本例の動力伝達部材42は、モータ41の出力軸411と基端側取付部分31の中心部とにそれぞれ取り付けられたプーリ421,422と、各プーリ421,422に掛け渡されたベルト423とによって構成されている。モータ41の出力軸411から動力伝達部材42を介してケース本体部3に加わる荷重を、エアベアリング34で受けることによって、回転機構4によって回転させるレーザー変位計2、光学鏡筒5等に不要な荷重がほとんど加わらないようにしている。
なお、動力伝達部材42は、互いに噛合するギヤを用いたもの、スプロケットとチェーンを用いたもの等、種々の構成とすることができる。
また、本例においては、エアベアリング34による滑らかな回転を実現するために、回転機構4の周辺に次の工夫をしている。
図5に示すごとく、回転機構4は、ケース本体部3に軸受351を介して設けられたモータベース35に配設されている。モータベース35と固定ベース11との間には、回転機構4におけるモータ41が設けられた径方向の位置に、モータベース35の周方向への回転を規制する一方、径方向への位置ずれを許容する回り止め部36が設けられている。また、モータベース35において、回転機構4が設けられた径方向位置とは反対側の径方向位置には、偏心荷重が作用することを防止するために、回転機構4の質量とほぼ同じ質量であるバランスウェイト43が設けられている。
回り止め部36は、モータベース35においてモータ41が設けられた径方向の位置に形成されたガイド穴(又はガイド溝)361と、固定ベース11に設けられ、ガイド穴361に配置されるガイド突起部362とによって構成されている。ガイド突起部362は、カムフォロア(ローラ)等を用いて構成することができる。ガイド突起部362は、ガイド穴361の周方向に対して接触する一方、ガイド穴361の径方向に対して隙間を形成している。
本例においては、回転機構4におけるモータ41を、ケース本体部3に軸受351を介して設けられたモータベース35に配設し、回り止め部36によってモータベース35が回転しないようにしている。そして、回り止め部36は、モータベース35の径方向への位置ずれを許容することにより、回転機構4におけるモータ41の出力軸411から、動力伝達部材42を介してケース本体部3に加わる荷重を吸収することができる。これにより、動力伝達部材42を介した荷重がエアベアリング34に加わらないようにし、エアベアリング34による回転支持を安定させることができる。そのため、回転機構4によって、レーザー変位計2、ケース本体部3、光学鏡筒5、偏心スライド機構51等の全体を回転させる際に、回転に伴う位置ずれを、より一層生じにくくすることができる。
図3に示すごとく、第1プリズム62及び第2プリズム63は、ケース本体部3の先端側取付部分33に設けられている。第2プリズム63は、第1プリズム62と第3プリズム64とに対向する大きさに形成されており、第1プリズム62から入射するレーザー光Xを、第3プリズム64に向けて折り返すように構成されている。
第3プリズム64、結像レンズ65、第4プリズム66及び光学鏡筒5は、偏心スライド機構51によってスライドするスライドブロック53に設けられている。
なお、偏心スライド機構51は、スライドブロック53に、第2プリズム63、第3プリズム64、結像レンズ65、第4プリズム66及び光学鏡筒5を設けて、第1プリズム62に対する第2プリズム63の位置を変化させるよう構成することもできる。
偏心スライド機構51は、モータ511によって回転するネジにナットを螺合させ、ネジの回転を受けて回り止めを行ったナットを進退させる構造を有している。スライドブロック53は、ナットに連結されており、ガイドレールによってガイドされてスライド可能になっている。
偏心スライド機構51によってスライドブロック53がスライドする際には、第2プリズム63に対する第3プリズム64の位置が変化し、ケース本体部3における光軸中心線C1に対して光学鏡筒5における光軸中心線C2が平行になる状態を維持して、ケース本体部3における光軸中心線C1に対する光学鏡筒5における光軸中心線C2の偏心量Rを変化させることができる。
図1に示すごとく、本例の偏心量検出手段52は、偏心スライド機構51におけるモータ511の回転量に基づいて、スライドブロック53のスライド量を算出し、ケース本体部3内を通過する光軸中心線C1に対する、光学鏡筒5内を通過する光軸中心線C2の偏心量Rを検出する。本例の内径測定装置1は、光学鏡筒5の光軸中心線C2が、ケース本体部3の光軸中心線C1と一致する状態から偏心させることにより、偏心スライド機構51によるスライド可能量の範囲内で、大きな測定孔81の内径も測定することができる。
ケース本体部3の先端側取付部分33において、偏心スライド機構51が設けられた径方向位置とは反対側の径方向位置には、内径測定装置1に偏心荷重が作用することを防止するために、偏心スライド機構51の質量とほぼ同じ質量であるバランスウェイト56が設けられている。
本例の演算手段71は、受光器27が合焦を検出したときに、偏心量検出手段52から送られる光学鏡筒5の偏心量Rの情報と、焦点調整レンズ23の位置検出手段25から送られる焦点調整レンズ23の位置の情報とを用いて、焦点距離の測定を行うよう構成されている。また、測定する測定孔81の内径に合わせて偏心スライド機構51によって光学鏡筒5の偏心量Rを調整した後、焦点調整レンズ23の位置を調整して、受光器27における合焦を検出することにより、焦点距離を測定することができる。
図1に示すごとく、回転機構4のモータ41及び偏心スライド機構51のモータ511は、内径測定装置1の制御装置7によって動作する。焦点調整レンズ23の位置検出手段25、レーザー変位計2における受光器27のアンプ28、及び偏心スライド機構51の偏心量検出手段52は、制御装置7に接続されている。演算手段71は、制御装置7内のコンピュータによって構成されており、位置検出手段25、アンプ28及び偏心量検出手段52から送られるデータに基づいて、結像レンズ65の焦点距離を求める。
演算手段71は、基準となる大きさの基準孔が形成されたマスターリングを用いてキャリブレーションを行い、測定孔81の内径を算出するよう構成されている。演算手段71は、測定孔81の内径を算出する際には、マスターリングの基準孔の内径を測定したデータと照合することにより、測定孔81の内径の絶対値を検知することができる。
次に、本例の内径測定装置1の動作及び作用効果につき説明する。
測定対象8における測定孔81の内径を測定するに当たっては、まず、偏心スライド機構51によって、測定する測定孔81の内径の大きさに応じて予め結像レンズ65の位置を調整しておく。そして、移動装置によって内径測定装置1を移動させ、光学鏡筒5を測定孔81内に挿入し、ケース本体部3の光軸中心線C1を測定孔81の中心に合わせる。このとき、この中心位置合わせを行うために、レーザー変位計2の光源21からレーザー光Xを出射させ、内径測定装置1によって測定孔81の周方向の複数の点、例えば8点について焦点距離を求める。
ここで、ケース本体部3の光軸中心線C1と測定孔81の中心とが大きくずれていると、焦点調整レンズ23の調整範囲を超えてしまい、測定ができない。このときには、測定した焦点距離のデータに基づいて内径測定装置1の位置調整をし、ケース本体部3の光軸中心線C1の位置を測定孔81の中心に合わせることができる。
こうして、偏心スライド機構51によって光学鏡筒5を移動させ、測定する測定孔81の内径の大きさに応じて、光学鏡筒5内の結像レンズ65の焦点が測定孔81の内壁面に合うようにする。
より具体的には、測定対象8における測定孔81の内径の大きさに応じて、偏心スライド機構51によって、第3プリズム64、結像レンズ65、第4プリズム66及び光学鏡筒5を、光学鏡筒5内を通過する光軸中心線C2に直交する方向であって第2プリズム63と第1プリズム62及び第3プリズム64とが向き合う方向にスライドさせる。これにより、各プリズム62〜64による光軸方向を変えない状態で、光源21からケース本体部3内を通過する光軸中心線C1に対して、光学鏡筒5内を通過する光軸中心線C2の位置を偏心させることができる。この偏心量Rは、偏心量検出手段52によって検出される。偏心スライド機構51によって偏心量Rを調整することにより、内径測定装置1によって測定する測定対象8における測定孔81の内径の大きさの測定範囲を拡大することができる。
次いで、レーザー変位計2の光源21からレーザー光Xを出射させる。そして、光源21から発されるレーザー光Xは、ハーフミラー22、焦点調整レンズ23、コリメートレンズ61、第1〜第3プリズム62〜64、結像レンズ65及び第4プリズム66を透過して、測定孔81の内壁面まで導かれる。また、測定孔81の内壁面に反射されるレーザー光Xは、第4プリズム66、結像レンズ65、第1〜第3プリズム62〜64、コリメートレンズ61及び焦点調整レンズ23を透過し、ハーフミラー22によって反射されて受光器27に受光される。このとき、焦点調整レンズ23は、加振手段24によって光軸方向に振動され、直交加振手段26によって光軸方向に直交する方向に振動される。
直交加振手段26によって焦点調整レンズ23が光軸方向に直交する方向に振動されるときには、光軸方向における焦点距離は変化せず、第4プリズム66から測定孔81の内壁面に照射されるレーザー光Xは、測定孔81の内壁面上で焦点を結ぶことができる。そして、表面粗さが粗い測定孔81の内壁面を測定する場合であっても、焦点距離の測定誤差が生じにくくすることができる。
加振手段24によって焦点調整レンズ23が振動する際に、結像レンズ65から測定孔81の内壁面に照射されるレーザー光Xの焦点が合うときには、ハーフミラー22によって受光器27に反射されるレーザー光Xのほとんどが受光器27の絞り孔272を通過する。そして、受光器27におけるレーザー光Xの受光量が最大になり、結像レンズ65から測定孔81の内壁面への合焦が検出される。
こうして、演算手段71においては、受光器27が合焦を検出したときに、偏心量検出手段52から送られる、光学鏡筒5の偏心量Rの情報と、焦点調整レンズ23の位置検出手段25から送られる焦点調整レンズ23の位置の情報とを用いて、結像レンズ65から測定孔81の内壁面までの焦点距離の測定を行う。
そして、測定孔81における周方向の各点について焦点距離を測定するために、回転機構4によって、レーザー変位計2、コリメートレンズ61、第1プリズム62、第2プリズム63、第3プリズム64、結像レンズ65、第4プリズム66、ケース本体部3、光学鏡筒5及び偏心スライド機構51を、ケース本体部3内を通過する光軸中心線C1の回りに一体的に回転させる。このとき、ケース本体部3内を通過する光軸中心線C1に対する、光学鏡筒5内を通過する光軸中心線C2の偏心量Rを大きくするほど、内径の大きな測定孔81について測定することが可能になる。そのため、内径測定装置1によって測定する測定孔81の内径の大きさの測定範囲を拡大することができる。
また、演算手段71は、測定孔81の周方向の各点について行った焦点距離の測定結果に基づいて、測定孔81の内径を算出する。
このように、本例の内径測定装置1においては、回転機構4によって、レーザー変位計2、ケース本体部3、光学鏡筒5、偏心スライド機構51等の全体を一体的に回転させることにより、ケース本体部3及び光学鏡筒5の内部を通過するレーザー光Xの光軸に、回転に伴う位置ずれ(偏心)が生じない。そのため、測定対象8における測定孔81の内径の測定精度を高めることができる。また、特に、測定孔81の内壁面に微笑な凹凸がある場合でも、測定孔81の内径の測定精度がほとんど悪化することがない。
1 内径測定装置
11 固定ベース
2 レーザー変位計
21 光源
22 ハーフミラー
23 焦点調整レンズ
24 加振手段
25 位置検出手段
26 直交加振手段
27 受光器
3 ケース本体部
30 通過穴
34 エアベアリング
35 モータベース
36 回り止め部
4 回転機構
42 動力伝達部材
5 光学鏡筒
51 偏心スライド機構
52 偏心量検出手段
53 スライドブロック
61 コリメートレンズ
62 第1プリズム
63 第2プリズム
64 第3プリズム
65 結像レンズ
66 第4プリズム
7 制御装置
71 演算手段
8 測定対象
81 測定孔
C1,C2 光軸中心線
X レーザー光
R 偏心量

Claims (4)

  1. レーザー光を発する光源、該光源から発せられたレーザー光を透過させる一方、測定対象に反射して戻るレーザー光を反射させるハーフミラー、上記光源から発せられたレーザー光の集光及び焦点調整をする焦点調整レンズ、及び上記ハーフミラーによって反射されるレーザー光を受光して合焦を検出する受光器を有するレーザー変位計と、
    上記焦点調整レンズを透過したレーザー光を、平行なレーザー光にして透過させるコリメートレンズと、
    該コリメートレンズを透過するレーザー光を、直角に反射させる第1プリズムと、
    該第1プリズムによって反射されるレーザー光を、Uターンさせるように直角に2回反射させる第2プリズムと、
    該第2プリズムによって反射されるレーザー光を、上記コリメートレンズにおけるレーザー光の透過方向と平行になるよう直角に反射させる第3プリズムと、
    該第3プリズムによって反射されるレーザー光を集光する結像レンズと、
    該結像レンズによって集光されるレーザー光を、直角に反射させて上記測定対象に導く第4プリズムと、
    上記レーザー変位計が取り付けられ、上記レーザー光を内部に通過させるケース本体部と、
    上記第4プリズムを先端部に配置し、上記ケース本体部の内部を通過するレーザー光を内部に通過させる光学鏡筒と、
    上記ケース本体部に対して、上記第3プリズム、上記結像レンズ、上記第4プリズム及び上記光学鏡筒、又は上記第2プリズム、上記第3プリズム、上記結像レンズ、上記第4プリズム及び上記光学鏡筒を、該光学鏡筒内を通過する光軸中心線に直交する方向であって上記第2プリズムと上記第1プリズム及び上記第3プリズムとが向き合う方向にスライドさせる偏心スライド機構と、
    該偏心スライド機構によるスライド量に基づいて、上記ケース本体部内を通過する光軸中心線に対する、上記光学鏡筒内を通過する光軸中心線の偏心量を検出する偏心量検出手段と、
    上記レーザー変位計、上記コリメートレンズ、上記第1プリズム、上記第2プリズム、上記第3プリズム、上記結像レンズ、上記第4プリズム、上記ケース本体部、上記光学鏡筒、上記偏心スライド機構及び上記偏心量検出手段を、上記ケース本体部内における上記コリメートレンズを透過した後であって上記第1プリズムによって反射される前のレーザー光の光軸中心線の回りに一体的に回転させる回転機構と、
    上記光学鏡筒が上記測定対象の測定孔に配置された状態で、上記偏心量検出手段から送られる上記偏心量の情報を利用して、上記受光器によって合焦が検出されるときの、上記結像レンズから上記測定孔の内壁面までの焦点距離を測定するとともに、上記回転機構を回転させて上記測定孔の周方向の各点について行った上記焦点距離の測定結果に基づいて上記測定孔の内径を算出する演算手段と、を備えていることを特徴とする内径測定装置。
  2. 請求項1に記載の内径測定装置において、上記レーザー変位計は、上記焦点調整レンズを通過する光軸中心線に対して直交する方向に、該焦点調整レンズを振動させる直交加振手段を有していることを特徴とする内径測定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の内径測定装置において、上記レーザー変位計は、上記焦点調整レンズを所定振幅で光軸方向に振動させる加振手段と、該加振手段によって振動する上記焦点調整レンズの位置を検出する位置検出手段とを有しており、
    上記受光器は、受光素子と、該受光素子の表面側に配置された絞り孔とを有しており、かつ、上記加振手段によって上記焦点調整レンズが振動する際に、上記絞り孔を通過するレーザー光の受光量が最大になるときを合焦として検出するよう構成されており、
    上記演算手段は、上記受光器が合焦を検出したときに、上記位置検出手段から送られる上記焦点調整レンズの位置の情報を利用して、上記焦点距離の測定を行うよう構成されていることを特徴とする内径測定機器。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の内径測定装置において、上記ケース本体部は、空気膜を形成して非接触で回転支持するエアベアリングを介して、上記回転機構におけるモータが固定された固定ベースに対して配設されており、
    上記モータの出力軸から上記ケース本体部には、動力伝達部材を介して動力が伝達されるよう構成されており、
    上記回転機構は、上記ケース本体部に軸受を介して設けられたモータベースに配設されており、
    該モータベースと上記固定ベースとの間には、上記回転機構におけるモータが設けられた径方向の位置に、モータベースの周方向への回転を規制する一方、径方向への位置ずれを許容する回り止め部が設けられていることを特徴とする内径測定装置。
JP2012281546A 2012-12-25 2012-12-25 内径測定装置 Expired - Fee Related JP6043623B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012281546A JP6043623B2 (ja) 2012-12-25 2012-12-25 内径測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012281546A JP6043623B2 (ja) 2012-12-25 2012-12-25 内径測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014126396A JP2014126396A (ja) 2014-07-07
JP6043623B2 true JP6043623B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=51406022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012281546A Expired - Fee Related JP6043623B2 (ja) 2012-12-25 2012-12-25 内径測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6043623B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105300321A (zh) * 2015-09-29 2016-02-03 中国科学院国家天文台 一种小直径深孔同轴度检测方法及装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107796321B (zh) * 2017-12-04 2024-04-19 岭南师范学院 一种气缸内径检测设备
CN109520426A (zh) * 2019-01-12 2019-03-26 中国水利水电第七工程局有限公司 一种锚管定位测偏及垂直度检测设备及检测方法
CN112629450B (zh) * 2020-12-28 2024-09-27 广州宏达工程顾问集团有限公司 一种用于检测球幕结构半径的检测装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5880465A (en) * 1996-05-31 1999-03-09 Kovex Corporation Scanning confocal microscope with oscillating objective lens
JP2002039724A (ja) * 2000-07-24 2002-02-06 Yasunaga Corp 孔内面検査装置
JP2008304407A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Techno System Kk 内径測定装置
JP2009058776A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Olympus Corp フォーカシング光学系を有する光学系およびこれを用いたレーザ顕微鏡装置
JP2010101731A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Pulstec Industrial Co Ltd 穴形状測定装置および穴形状測定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105300321A (zh) * 2015-09-29 2016-02-03 中国科学院国家天文台 一种小直径深孔同轴度检测方法及装置
CN105300321B (zh) * 2015-09-29 2018-04-20 中国科学院国家天文台 一种小直径深孔同轴度检测方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014126396A (ja) 2014-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6148852B2 (ja) 内径測定装置
KR101775442B1 (ko) 변위 검출 장치
JP6169339B2 (ja) 形状計測方法及び装置
US11623299B2 (en) Device for determining an orientation of an optical device of a coherence tomograph, coherence tomograph and laser processing system
JP6043623B2 (ja) 内径測定装置
JP2007071852A (ja) 深穴測定装置および深穴測定方法
WO2013084557A1 (ja) 形状測定装置
US7889326B2 (en) Distance measuring apparatus
US8111407B2 (en) Displacement sensor
JP7112311B2 (ja) 変位計測装置
JP2008096197A (ja) 偏心測定装置
JP2015215481A (ja) 光学機器および撮像装置
EP3460386B1 (en) Displacement sensor
JP2007240168A (ja) 検査装置
JP2017133892A (ja) 回転角度検出装置および回転角度検出方法
JP2006292642A (ja) 光測長器、光ディスク原盤露光装置、及び加工装置
JP4204803B2 (ja) レーザー測長器
JP4037280B2 (ja) 光学測定装置
JP2009222672A (ja) 光学的変位測定装置及び多機能型光学的変位測定装置
JP5511556B2 (ja) 傾斜センサ、それを備えた加工装置、及びワークの製造方法
JP2015004600A (ja) 偏芯測定装置、偏芯測定方法およびレンズの製造方法
JP5459619B2 (ja) 偏芯測定装置
JP3748479B2 (ja) 偏心測定装置、偏心測定方法、及び加工装置
JP2005195738A (ja) 共焦点光学系及び高さ測定装置
JP2017009336A (ja) 測定方法及び測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6043623

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees