JP6042681B2 - 制御装置、制御方法および制御プログラム - Google Patents

制御装置、制御方法および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、機器監視の技術に関するものである。
BEMS(Building and Energy Management System)等の監視制御システムにおいて、オープン仕様で容易に接続できる環境を実現することにより、既存BEMSを利用して設備のデータや環境データを自動収集し自動運転を可能とする技術が存在する(特許文献1)。
WO10/016610号公報
上記技術では、BEMSに対する制御コマンドを当該BEMS側で変換することで、外部からの制御を可能としている。しかし、収集するデータに関しては、個別のBEMSに対する制御のためのデータ収集でしかなく、複数のBEMSにわたる統計的利用等が想定されていないため、不便を強いられることがある。
本発明の目的は、監視制御を実現しつつ、適切なデータ収集を制御する技術を提供することにある。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。上記課題を解決すべく、本発明に係る制御装置は、複数の電力管理ネットワークと接続可能な制御装置であって、前記電力管理ネットワークには、情報処理装置が含まれ、前記情報処理装置は、前記電力管理ネットワークにおける電力消費量を含む稼働情報を所定の間隔で前記制御装置に送信し、受け付けた前記稼働情報と受け付けた日時とを、前記情報処理装置に対応付けて記憶する記憶部と、前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異がある場合に、前記情報処理装置間で近似する間隔を前記情報処理装置に設定する監視対象制御部と、を備えることを特徴とする。
上記の制御装置は、前記電力管理ネットワークには、少なくとも、前記情報処理装置へ少なくとも電力消費量を特定する情報を送信する一つ以上の機器が含まれ、前記情報処理装置は、前記機器から送信された前記電力消費量を特定する情報を、前記機器と対応付けて所定のフォーマットに整えて前記稼働情報として送信する、ことを特徴とするものであってもよい。
上記の制御装置は、前記監視対象制御部は、前記記憶部に記憶された前記稼働情報を受け付けた日時の周期を前記機器間で比較して所定以上の差異がある場合には、前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異があると判定する、ことを特徴とするものであってもよい。
上記の制御装置は、前記情報処理装置ごとに所属するグループを対応付けて格納するグループ記憶部を備え、前記監視対象制御部は、前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異があるか否かを、同一の前記グループに所属する情報処理装置間で比較して判定する、ことを特徴とするものであってもよい。
上記の制御装置は、前記監視対象制御部は、前記受け付けた日時を用いて求まる間隔のうち、より短い間隔を、前記情報処理装置間で近似する間隔とする、ことを特徴とするものであってもよい。
上記の制御装置は、前記監視対象制御部は、前記受け付けた日時を用いて求まる間隔を平均した間隔を、前記情報処理装置間で近似する間隔とする、ことを特徴とするものであってもよい。
上記の制御装置は、前記監視対象制御部は、同一の前記グループに属する情報処理装置間の前記受け付けた日時を用いて求まる間隔の最大公約数と近似する間隔を前記情報処理装置間で近似する間隔とする、ことを特徴とするものであってもよい。
上記の制御装置は、前記稼働情報には、前記電力管理ネットワークにおけるリソース使用量を特定するリソース情報を含み、前記監視対象制御部は、前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異がある場合であって、当該情報処理装置それぞれの前記リソース使用量が所定以下の場合に、前記情報処理装置間で近似する間隔を前記情報処理装置に設定する、ことを特徴とするものであってもよい。
上記の制御装置は、前記稼働情報には、前記電力管理ネットワークにおけるリソース使用量を特定するリソース情報を含み、前記監視対象制御部は、前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異がある場合に、当該情報処理装置それぞれの前記リソース使用量が所定以下であれば、前記受け付けた日時を用いて求まる間隔のうち、より短い間隔を、前記情報処理装置間で近似する間隔として前記情報処理装置に設定し、当該情報処理装置いずれかの前記リソース使用量が所定以下でなければ、前記受け付けた日時を用いて求まる間隔を平均した間隔を、前記情報処理装置間で近似する間隔として前記情報処理装置に設定する、ことを特徴とするものであってもよい。
また、本発明に係る制御システムは、複数の電力管理ネットワークと接続可能な制御装置を含む制御システムであって、前記電力管理ネットワークには、情報処理装置が含まれ、前記情報処理装置は、前記電力管理ネットワークにおける電力消費量を含む稼働情報を所定の間隔で前記制御装置に送信し、前記制御装置は、受け付けた前記稼働情報と受け付けた日時とを、前記情報処理装置に対応付けて記憶する記憶部と、前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異がある場合に、前記情報処理装置間で近似する間隔を前記情報処理装置に設定する監視対象制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る制御プログラムは、複数の電力管理ネットワークと接続可能な制御装置の制御プログラムであって、前記電力管理ネットワークには、情報処理装置が含まれ、前記情報処理装置は、前記電力管理ネットワークにおける電力消費量を含む稼働情報を所定の間隔で前記制御装置に送信し、前記制御装置を、前記稼働情報と受け付けた日時とを前記情報処理装置に対応付けて記憶する記憶手段および制御手段として機能させ、前記制御手段に対して、前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異がある場合に、前記情報処理装置間で近似する間隔を前記情報処理装置に設定する監視対象制御手順、を実行させることを特徴とする。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明によると、監視制御を実現しつつ、適切なデータ収集を制御することができる。
本発明の実施形態に係る監視制御システムの構成例を示す図である。 採取データ記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 稼働状況記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 グループ記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 監視対象制御情報記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 統合監視装置および監視装置のハードウェア構成を示す図である。 収集データ記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 採取間隔記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 リソース情報記憶部に格納されるデータ構造を示す図である。 BEMSリソース情報収集処理フローを示す図である。 BEMSエネルギー管理情報収集処理フローを示す図である。 監視データ採取処理フローを示す図である。 採取タイミング調整処理フローを示す図である。
以下に、本発明に係る第一の実施形態を適用した監視制御システムとして機能するCEMS(Community Energy Management System)1について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態におけるCEMS1を示す図である。本発明におけるCEMS1は、統合監視装置100と、インターネット等を含むネットワーク10を介して統合監視装置100と通信を行うことができる監視装置200と、監視装置200とネットワーク10を介して通信を行うことができるBEMS管理装置300と、BEMS管理装置300とピアツーピア等を含むローカルネットワーク30を介して通信を行うことができる監視対象機器400と、を含む。なお、統合監視装置100と、監視装置200と、BEMS管理装置300と、監視対象機器400のそれぞれは、当然ながら各一台に限られず、複数台で構成されていてもよい。また、統合監視装置100の一台と通信を行う監視装置200は複数台であってもよいし、監視装置200の一台と通信を行うBEMS管理装置300は複数台であってもよいし、BEMS管理装置300の一台と通信を行う監視対象機器400は複数台であってもよい。
なお、一般的には、CEMS1では、空調機等の1台または複数台の監視対象機器400を管理する装置としてBEMS管理装置300が設けられ、BEMSはビル等の一定の施設の電力制御を統括する。また、1台又は複数台のBEMS管理装置300に対して監視装置200が設けられる。監視装置200は、IEEE1888のゲートウェイとして、例えばビル等の一つの施設に一台あるいは複数台配備され、統合監視装置100は複数の施設に存在する複数台の監視装置200による監視情報を統合するように配備される。
統合監視装置100には、複数の監視装置200から所定のタイミング(例えば、一定間隔)で監視データを採取する監視データ採取部110と、記憶部120と、監視データ採取部110が採取する監視データの採取タイミングを特定する指示を監視装置200に対して行う監視対象制御部130と、ネットワーク10を介して他の装置と通信を行う通信部140と、が含まれる。
統合監視装置100の記憶部120には、採取データ記憶部121と、稼働状況記憶部122と、グループ記憶部123と、監視対象制御情報記憶部124と、が含まれる。
図2に示すように、採取データ記憶部121には、監視装置200から採取した監視対象の情報、例えばBEMS管理装置300が取得した監視対象機器400が備える各種センサ取得情報である温度、湿度、消費電力量、二酸化炭素排出量、人間の存在等の情報を含む情報が、収集元であるBEMS管理装置300に対応付けて日時ごとに格納される。具体的には、採取データ記憶部121には、監視装置200を特定する情報である監視装置ID121Aと、BEMS管理装置300を特定する情報である管理装置ID121Bと、監視対象機器400を特定する情報である監視対象機器ID121Cと、が対応付けられて格納されている。さらに、当該情報に対応付けて、採取の日時を特定する情報である日時121Dと、温度、湿度、消費電力量、二酸化炭素排出量、人間の存在等の情報を含む採取データ121Eとを監視対象機器400ごとに対応付けた情報が格納される。
図3に示すように、稼働状況記憶部122には、監視装置200から採取した監視対象の機器および監視装置200の稼働状況を特定する情報、例えば監視装置200およびBEMS管理装置300が取得した監視対象機器400のリソース情報であるプロセッサー使用率、メモリ使用率、発熱状況等の情報を含む情報が、日時ごとにBEMS管理装置300に対応付けて格納される。具体的には、採取データ記憶部121には、監視装置200を特定する情報である監視装置ID122Aと、BEMS管理装置300を特定する情報である管理装置ID122Bと、監視対象機器400を特定する情報である監視対象機器ID122Cと、が対応付けられて格納されている。さらに、当該情報に対応付けて、採取の日時を特定する情報である日時122Dと、監視対象機器400のリソース情報であるプロセッサー使用率、メモリ使用率、発熱状況等の情報を含む情報であるリソース使用量122Eとを監視対象機器400ごとに対応付けた情報が格納される。なお、稼働状況記憶部122に格納される情報はこれに限られず、監視装置200のリソース情報であるプロセッサー使用率、メモリ使用率、発熱状況等の情報を含む情報と、BEMS管理装置300のリソース情報であるプロセッサー使用率、メモリ使用率、発熱状況等の情報を含む情報と、を含むものであってもよい。
図4に示すように、グループ記憶部123には、一つ又は複数の監視装置200により管理単位として構成されるグループの設定情報が格納される。具体的には、グループ記憶部123には、グループを特定するグループID123Aに対応付けて監視装置200を特定する情報である監視装置ID123Bが格納されている。ここで、同一のグループIDに対応付けられた監視装置200は、監視対象制御部130により、同一グループに属するものとして制御される。つまり、グループ記憶部123は、監視装置200ごとに、所属するグループを対応付けて格納するものであるといえる。
図5に示すように、監視対象制御情報記憶部124には、グループID124Aに対応付けられたグループ毎に、採取データを採取するタイミングを特定する情報である採取間隔124Bが格納される。ここで、同一のグループIDに対応付けられた監視装置200は、監視対象制御部130により、当該採取間隔124Bの情報に基づいて採取タイミングが特定されうるものとなる。
監視データ採取部110は、通信部140を介して監視装置200から受け取った情報のうち、監視対象機器400が備える各種センサに関する取得情報については、採取データ記憶部121に収集元の管理装置ID122Bに対応付けて格納する。また、監視データ採取部110は、通信部140を介して監視装置200から受け取った情報のうち、監視対象機器400等のリソース情報については、稼働状況記憶部122に収集元の管理装置ID122Bあるいは監視装置ID122Aに対応付けて格納する。つまり、統合監視装置100には、受け付けた稼働情報と受け付けた日時とを、送信元の監視装置200に対応付けて記憶する記憶部が含まれるといえる。
監視対象制御部130は、監視データ採取部110が採取した情報である採取データ記憶部121の各種センサに関する取得情報について、グループ記憶部123にて対応付けられた同一グループに属する監視装置200間で、採取のタイミングに一定以上のずれ(例えば、単位時間当たりの採取回数について一定割合(例えば同一グループ内に属する監視対象機器の採取間隔の相加平均値から一定割合(例えば、2割))以上の差異が存在するか否かを判定し、ずれが存在する場合には、所定の規則に従って統一的な採取回数を特定し(例えば、グループ内で単位時間当たりの採取回数が多くなる採取回数を特定し)、当該グループに属する監視装置200に対して、採取間隔を統一的な採取回数となるよう変更する指示を行う。つまり、監視対象制御部130は、監視装置200間で採取の間隔に差異がある場合に、監視装置200間で差異が所定以下となる間隔、すなわち近似する間隔を監視装置200に設定するといえる。例えば、同一グループ内に属する監視対象機器の採取間隔の相加平均値が600秒の場合、その2割以上の差異のある採取間隔、すなわち480秒以下あるいは720秒以上となる採取間隔を有する監視装置200が含まれていれば、監視対象制御部130は、当該グループ内にずれが存在すると判定し、当該グループに属する監視装置200に対して、採取間隔を採取回数が最も多い採取間隔に変更するよう指示する。
なお、特に明記しないが、統合監視装置100は、一般的なサーバー装置としての動作を行うことが可能である。すなわち、統合監視装置100は、操作者によるキーボード等から入力を受け付けて、ディスプレイ等へ出力を行うことができる。また、統合監視装置100は、採取データ記憶部121等の記憶部120に格納された情報を参照して、所定の画面レイアウトに従った画面情報を構成し、ディスプレイ等に出力することもできる。
図6は、統合監視装置100のハードウェア構成例を示す図である。統合監視装置100は、演算装置151と、主記憶装置152と、通信装置153と、記憶装置154と、各装置をつなぐバス155と、を少なくとも備える。また、他に、統合監視装置100は、ディスプレイやキーボード、マウスといった入出力装置を備える。
演算装置151は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算装置である。
主記憶装置152は、例えばRAM(Random Access Memory)などのメモリ装置である。
通信装置153は、ネットワークケーブルを介して有線通信を行う有線の通信装置、又はアンテナを介して無線通信を行う無線通信装置である。通信装置153は、ネットワーク10等のネットワークに接続される装置との通信を行う。
記憶装置154は、デジタル情報を記憶可能な、いわゆるハードディスク(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)あるいはフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置である。
演算装置151と、主記憶装置152と、通信装置153と、記憶装置154とは、バス155により互いに接続される。
上記した統合監視装置100の監視データ採取部110、監視対象制御部130、通信部140は、演算装置151に処理を行わせるプログラムによって実現される。このプログラムは、主記憶装置152または図示しないROM装置内に記憶され、実行にあたって主記憶装置152上にロードされ、演算装置151により実行される。
また、統合監視装置100の記憶部120は、主記憶装置152及び記憶装置154により実現される。以上が、統合監視装置100のハードウェア構成例である。
図1の説明に戻る。監視装置200には、採取間隔変更部210と、データ収集部220と、データ変換部230と、データ送信部240と、リソース管理部250と、記憶部260と、表示部270と、通信部280と、が含まれる。
記憶部260には、収集データ記憶部261と、採取間隔記憶部262と、リソース情報記憶部263と、が含まれる。
図7に示すように、収集データ記憶部261には、BEMS管理装置300を特定する情報である管理装置ID261Aと、監視対象機器400を特定する情報である監視対象機器ID261Bと、が含まれる。また、監視対象機器IDごとに、収集データの取得日時を特定する情報である日時261Cと、BEMS管理装置300が収集した監視対象機器400のセンサ等の情報を含む収集データ261Dと、当該収集データを統合監視装置100に送信済みか否かを特定する情報である送信済261Eと、が対応付けられて格納される。
図8に示すように、採取間隔記憶部262には、BEMS管理装置300を特定する情報である管理装置ID262Aが含まれる。また、管理装置IDごとに、統合監視装置100へ監視データを送信する間隔を特定する情報である送信間隔262Bと、BEMS管理装置300が監視対象機器400からデータを収集する間隔を特定する情報である収集間隔262Cと、が対応付けられて格納される。
図9に示すように、リソース情報記憶部263には、BEMS管理装置300を特定する情報である管理装置ID263Aと、監視対象機器400を特定する情報である監視対象機器ID263Bと、が含まれる。また、監視対象機器IDごとに、リソース情報の取得日時を特定する情報である日時263Cと、BEMS管理装置300が収集した監視対象機器400のリソースデータ263Dと、当該リソースデータを統合監視装置100に送信済みか否かを特定する情報である送信済263Eと、が対応付けられて格納される。
採取間隔変更部210は、統合監視装置100等の外部機器から採取間隔の変更の指示を受けると、指示された採取間隔となるよう採取間隔記憶部262の格納情報である送信間隔262Bを、配下BEMS管理装置300毎に変更する。
データ収集部220は、採取間隔記憶部262に格納されている収集間隔262Cの間隔で、BEMS管理装置300に対して監視対象機器400が備える各種センサに関する取得情報を送信するよう指示して、データを収集する。データ収集部220は、収集したデータを収集データ記憶部261に格納する。
データ変換部230は、BEMS管理装置300から収集したデータである収集データおよびリソース情報を、統合監視装置100が解釈可能なデータ形式(IEEE1888で規定されたXML(Extensible Markup Language)フォーマット等)に変換する。具体的には、収集データ記憶部261およびリソース情報記憶部263に格納された未送信の収集データおよびリソース情報を監視対象の機器ごとに時間平均した値を算出し、例えばIEEE1888(UGCCNet(Ubiquitous Green Community Control Network)で規定されたXML)のフォーマット等に変換する。
データ送信部240は、データ変換部230が変換したデータを、採取間隔記憶部262に格納されている送信間隔262Bの間隔で、統合監視装置100へ送信する。つまり、監視装置200には、BEMSの電力管理ネットワークにおける電力消費量を含む稼働情報を所定の間隔で統合監視装置100に送信する情報送信部が含まれているといえる。また、監視装置200は、監視対象機器400から送信された電力消費量を特定する情報を、監視対象機器400と対応付けて所定のフォーマットに整えて稼働情報として送信するものであるといえる。
リソース管理部250は、所定の採取間隔(例えば、採取間隔記憶部262に格納されている収集間隔262Cの間隔)で、BEMS管理装置300に対して監視対象機器400等のリソース情報等を送信するよう指示してリソース情報を収集する。
表示部270は、監視装置200の出力情報を表示する。通信部280は、ネットワーク10を介して他の装置、とくに統合監視装置100およびBEMS管理装置300と通信を行う。
監視装置200は、図6に示した統合監視装置100のハードウェア構成と略同様のハードウェア構成を備える。監視装置200の採取間隔変更部210、データ収集部220、データ変換部230、データ送信部240、リソース管理部250、通信部280は、演算装置151に処理を行わせるプログラムによって実現される。このプログラムは、主記憶装置152または図示しないROM装置内に記憶され、実行にあたって主記憶装置152上にロードされ、演算装置151により実行される。
また、監視装置200の記憶部260は、主記憶装置152及び記憶装置154により実現される。以上が、監視装置200のハードウェア構成例である。
図1の説明に戻る。BEMS管理装置300には、機器制御部310と、機器操作受付部320と、表示部330と、稼働データ収集部340と、稼働データ送信部350と、通信部390と、が含まれる。
機器制御部310は、BEMS管理装置300等を用い、監視対象機器400に対する制御を行う。例えば、監視対象機器400に対して、運転指示等の自動運転制御等を行う。
機器操作受付部320は、BEMS管理装置300の監視対象機器400に対する制御操作を、外部から受け付ける。例えば、機器操作受付部320は、監視対象機器400の強制終了や、監視対象機器400に空調機等が含まれる場合には設定温度の変更の操作等を受け付ける。
表示部330は、BEMS管理装置300の出力情報を表示する。
稼働データ収集部340は、監視対象機器400から稼働データを収集する。具体的には、稼働データ収集部340は、監視対象機器400から所定の収集タイミング(例えば、一定間隔)で、監視対象機器400のセンサ情報等が含まれるデータと、リソース情報と、を収集する。
稼働データ送信部350は、監視装置200のデータ収集部220、リソース管理部250等の外部装置から指示を受けると、稼働データ収集部340が収集した稼働データを、通信部390を介して所定の監視装置200へ送信する。
BEMS管理装置300は、図6に示した統合監視装置100のハードウェア構成と略同様のハードウェア構成を備える。BEMS管理装置300の機器制御部310、機器操作受付部320、表示部330、稼働データ収集部340、稼働データ送信部350、通信部390は、演算装置151に処理を行わせるプログラムによって実現される。このプログラムは、主記憶装置152または図示しないROM装置内に記憶され、実行にあたって主記憶装置152上にロードされ、演算装置151により実行される。以上が、BEMS管理装置300のハードウェア構成例である。
図1の説明に戻る。監視対象機器400は、例えば空調機等の電力を消費して一定の機能を実現するために動作する機器を含む。監視対象機器400には、稼働データ報告部410が含まれる。稼働データ報告部410は、BEMS管理装置300に対して、ローカルネットワーク30を介して、センサ等の情報と、処理装置の稼働状況等を示すリソース情報とが含まれる稼働データを送信する。つまり、BEMSの電力管理ネットワークには、少なくとも、BEMS管理装置300を介して監視装置200へ少なくとも電力消費量を特定する情報を送信する一つ以上の機器が含まれるといえる。
本実施形態においては、監視対象機器400は、図6に示すハードウェア構成と略同様の構成を含み、そのうち、演算装置151と、主記憶装置152と、通信装置153と、各装置をつなぐバス155と、を少なくとも備える。稼働データ報告部410は、演算装置151に処理を行わせるプログラムによって実現される。このプログラムは、主記憶装置152または図示しないROM装置内に記憶され、実行にあたって主記憶装置152上にロードされ、演算装置151により実行される。以上が、監視対象機器400のハードウェア構成例である。
[動作の説明]次に、本実施形態におけるCEMS1の動作を説明する。図10は、本実施形態におけるCEMS1が実施するBEMSリソース情報収集処理のフロー図である。
BEMSリソース情報収集処理は、監視装置200が稼働を開始すると、開始される。
まず、リソース管理部250は、リソース情報の収集間隔として設定された時期が到来したか否かを判定する(ステップS001)。具体的には、リソース管理部250は、採取間隔記憶部262の管理装置ID262Aで識別されるBEMS管理装置300のそれぞれについて、収集間隔262Cに格納された間隔が各BEMS管理装置300の前回のリソース収集時から経過している場合には、収集間隔として設定された時期が到来したものと判定する。そうでない場合には、ステップS001へ制御を戻す。
そして、収集間隔として設定された時期が到来している場合(ステップS001にて「Yes」の場合)には、リソース管理部250は、BEMS管理装置300に対してリソースの稼働状況を含むリソース情報の送出を指示する(ステップS002)。
そして、BEMS管理装置300の稼働データ送信部350は、稼働データ収集部340が収集した監視対象機器400およびBEMS管理装置300自身についてのリソース稼働状況を含むリソース情報を、リソース管理部250へ送信する(ステップS003)。
そして、リソース管理部250は、リソースの稼働データを含むリソース情報について、リソース情報記憶部263へリソースデータとして格納する(ステップS004)。具体的には、リソース管理部250は、リソース情報記憶部263の該当する監視対象機器ID263Bに対応付けられるリソースデータ263Dへ、送信されたリソース情報を格納するとともに、その格納の日時を特定する情報を日時263Cへ格納し、送信済263Eを未送信状態として格納する。
以上が、BEMSリソース情報収集処理の処理内容である。BEMSリソース情報収集処理を行うことで、監視装置200は、BEMS管理装置300を介して、監視対象機器400のリソース情報を取得することができる。
図11は、BEMSエネルギー管理情報収集処理のフロー図である。BEMSエネルギー管理情報収集処理は、監視装置200が稼働を開始すると、開始される。
まず、データ収集部220は、監視対象機器400のセンサ等により収集された情報の収集間隔として設定された時期が到来したか否かを判定する(ステップS101)。具体的には、データ収集部220は、採取間隔記憶部262の管理装置ID262Aで識別されるBEMS管理装置300のそれぞれについて、収集間隔262Cに格納された間隔が各BEMS管理装置300の前回のエネルギー管理情報の収集時から経過している場合には、収集間隔として設定された時期が到来したものと判定する。そうでない場合には、ステップS101へ制御を戻す。
そして、収集間隔として設定された時期が到来している場合(ステップS101にて「Yes」の場合)には、データ収集部220は、BEMS管理装置300に対してエネルギー管理の稼働データの送出を指示する(ステップS102)。
そして、BEMS管理装置300の稼働データ収集部340は、監視対象機器400にエネルギー管理に関する稼働データの送出を指示する(ステップS103)。
そして、稼働データ送信部350は、稼働データ収集部340を介して稼働データ報告部410からのエネルギー管理に関する稼働データの送出を受けると、監視装置200のデータ収集部220へ送信する(ステップS104)。
そして、監視装置200のデータ収集部220は、エネルギー管理に関する稼働データを収集データ記憶部261へ収集データとして格納する(ステップS105)。具体的には、データ収集部220は、収集データ記憶部261の該当する監視対象機器ID261Bに対応付けられる収集データ261Dに、送信された収集データを格納するとともに、その格納の日時を特定する情報を日時261Cへ格納し、送信済261Eを未送信状態として格納する。
以上が、BEMSエネルギー管理情報収集処理の処理内容である。BEMSエネルギー管理情報収集処理を行うことで、監視装置200は、BEMS管理装置300を介して、監視対象機器400のエネルギー管理の稼働情報を取得することができる。
図12は、本実施形態におけるCEMS1が実施する監視データ採取処理のフロー図である。
監視データ採取処理は、監視装置200が稼働を開始すると、開始される。
まず、データ送信部240は、各BEMS管理装置300について、採取間隔として設定された時が到来したか否かを判定する(ステップS201)。具体的には、データ送信部240は、採取間隔記憶部262を参照して、各BEMS管理装置300について、前回の送信から送信間隔262Bに規定された時間以上の時間が経過したか否かを判定することで、採取間隔として設定された時が到来したものと判定する。
次に、データ送信部240は、収集データ記憶部261およびリソース情報記憶部263を参照して、当該BEMS管理装置300が監視する対象の機器のうち採取間隔が到来した機器についての未送信のデータを読み出し、データ変換部230にデータの変換を指示する(ステップS202)。具体的には、データ送信部240は、ステップS201において採取間隔が到来したと判定されたBEMS管理装置300のそれぞれについて、収集データ記憶部261の送信済261Eの値が未送信を示す一つまたは複数のレコード、およびリソース情報記憶部263の送信済263Eの値が未送信を示す一つまたは複数のレコードを特定する。そして、データ送信部240は、データ変換部230に、データの変換を指示する。
次に、データ変換部230は、未送信の収集データおよびリソース情報について、含まれる項目ごとに平均し、平均値を所定の共通のデータフォーマットへ変換する(ステップS203)。具体的には、データ変換部230は、監視対象機器IDごとに、ステップS202にて特定した収集データ記憶部261の送信済261Eの値が未送信を示す複数のレコードに含まれる収集項目(二酸化炭素濃度、消費電力等の項目)についてそれぞれ平均値を算出する。また、データ変換部230は、監視対象機器IDごとに、ステップS202にて特定したリソース情報記憶部263の送信済263Eの値が未送信を示す複数のレコードに含まれる収集項目(プロセッサ使用率、メモリ使用率等の項目)についてそれぞれ平均値を算出する。そして、データ変換部230は、所定のデータフォーマット(XML等による記述等)により当該監視対象機器の収集データおよびリソース情報を記述する。
次に、データ送信部240は、変換されたデータのうち収集データと、リソース情報とを監視データ採取部110へ送信する(ステップS204)。具体的には、データ送信部240は、ステップS203により記述したXMLのデータを統合監視装置100の監視データ採取部110へ送信する。
そして、統合監視装置100の監視データ採取部110は、受信したデータのうち収集データにあたるデータを採取データとして採取データ記憶部121に格納し、リソース情報にあたるデータをリソース使用量として稼働状況記憶部122に格納する(ステップS205)。具体的には、監視データ採取部110は、受信したデータのうち収集データにあたるデータを、監視対象の機器ごとに、監視対象機器ID121Cに対応付けて採取データ記憶部121の採取データ121Eに格納するとともに、格納の日時を特定する情報を日時121Dに格納する。また、監視データ採取部110は、受信したデータのうちリソース情報にあたるデータを、監視対象の機器ごとに、監視対象機器ID122Cに対応付けて稼働状況記憶部122のリソース使用量122Eに格納するとともに、格納の日時を特定する情報を日時122Dに格納する。
以上が、監視データ採取処理の処理内容である。監視データ採取処理を行うことで、統合監視装置100は、監視装置200を介して、監視対象機器400のエネルギー管理の稼働情報およびリソースの使用情報を取得することができる。
図13は、本実施形態におけるCEMS1が実施する採取タイミング調整処理のフロー図である。
採取タイミング調整処理は、統合監視装置100か稼働を開始すると、開始される。
まず、監視対象制御部130は、各グループ内の監視装置200間で採取データ記憶部121に格納された採取データの採取間隔が異なる監視装置200を特定する(ステップS301)。具体的には、監視対象制御部130は、グループ記憶部123を参照して、所定のグループID123Aに対応づけられている監視装置ID123Bを一つ又は複数特定し、当該一つ又は複数の監視装置ID123ごとに、採取データ記憶部121を参照して、対応付けられている監視対象機器の監視対象機器ID121Cを特定する。監視対象制御部130は、採取データ記憶部121の日時121Dの値の増加周期を、単位時間当たりの採取回数である採取間隔として監視対象機器ID121Cごとに算出する。そして、監視対象制御部130は、同一グループ内の監視装置200に対応付けられた監視対象機器400間で当該採取間隔を比較し、採取間隔の差が一定の範囲内に収まらない場合(例えば、同一グループ内に属する監視対象機器の採取間隔の相加平均値から一定割合(例えば、2割)以上の差異がある監視対象機器400が存在する場合)には、当該採取間隔に差のある監視対象機器400の監視対象機器IDをも特定する。
そして、監視対象制御部130は、採取データの採取間隔が異なる監視装置200が含まれるグループについて、グループ内でより短い採取間隔をグループの新たな採取間隔として算出する(ステップS302)。具体的には、監視対象制御部130は、ステップS301にて特定した監視対象機器IDが対応付けられている監視装置200を採取データ記憶部121を参照して監視装置ID121Aとして特定する。そして、監視対象制御部130は、当該監視装置ID121Aが属するグループを、グループ記憶部123を参照してグループID123Aとして特定する。そして、監視対象制御部130は、同一のグループIDに属する監視対象機器400の採取間隔のうち、より短い採取間隔を特定し、当該グループの新たな採取間隔として算出する。
そして、監視対象制御部130は、新たな採取間隔は従来の採取間隔と一定以上の差異があるか否かを判定する(ステップS303)。具体的には、監視対象制御部130は、当該グループの従来の採取間隔として、監視対象制御情報記憶部124を参照して、該当するグループID124Aに対応付けられた採取間隔124Bを特定し、ステップS302にて算出した新たな採取間隔と比較する。そして、監視対象制御部130は、新たな採取間隔は従来の採取間隔との差異がある(例えば、新たな採取間隔は従来の採取間隔から2割以上差異がある)か否かを判定する。一定以上の差異が無い場合には、監視対象制御部130は、他のグループについても採取間隔に一定以上の差異の有無を判定して、差異がない場合には、採取タイミング調整処理を終了する。
新たな採取間隔は従来の採取間隔と一定以上の差異がある場合(ステップS303にて「Yes」の場合)には、監視対象制御部130は、採取データの採取間隔が異なる監視対象機器400のリソース使用量は一定以下であるか否かを判定する(ステップS304)。具体的には、監視対象制御部130は、ステップS301にて特定した採取データの採取間隔が異なる監視対象機器400の監視対象機器IDを特定して、稼働状況記憶部122の監視対象機器ID122Cと一致する機器のリソース使用量122Eを取得する。そして、監視対象制御部130は、リソース使用量122Eが、一定以下(例えば、プロセッサ使用量80%以下)であるか否かを判定する。一定以下ではない場合には、監視対象制御部130は、採取タイミング調整処理を終了させる。
採取データの採取間隔が異なる監視対象機器400のリソース使用量は一定以下である場合(ステップS304にて「Yes」の場合)には、監視対象制御部130は、新たな採取間隔を監視対象制御情報記憶部124に記憶させ、同グループを構成する監視装置200の採取間隔変更部210へ取得間隔の変更を指示する(ステップS305)。
採取間隔変更部210は、指示された新たな取得間隔を配下のBEMS管理装置ごとに設定する(ステップS306)。具体的には、採取間隔変更部210は、統合監視装置100の監視対象制御部130により指示された新たな取得間隔を用いて、採取間隔記憶部262に格納された各BEMS管理装置300の管理装置IDごとに、送信間隔262Bを更新する。
以上が、採取タイミング調整処理の処理内容である。採取タイミング調整処理を行うことで、統合監視装置100は、監視装置200を介して、監視対象機器400のエネルギー管理の稼働情報の取得タイミングをグループごとに統一することができる。したがって、稼働情報の統計的活用を実施しやすくなり、またリソースが逼迫しているBEMSが存在する場合には、取得タイミングが早まることで更なる負荷が想定されるBEMSについては、強制的な取得タイミングの調整を回避することができるといえる。
以上、本発明の第一の実施形態を適用したCEMS1について説明した。当該実施形態によると、BEMSの制御の利点を損なうことなく、BEMSから取得した情報の質を高めることができる。具体的には、BEMSで取得されたセンサ等の情報について、同期された情報をシステムの過負荷を避けて得ることができるため、統計的利用を効率的に実施することができるといえる。
本発明は、上記の第一の実施形態に制限されない。上記の第一の実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。例えば、上記の第一の実施形態においては、グループ内でより短い採取間隔を設定するようにしているが、これに限られず、例えばグループ同士で統一した採取間隔を設定するようにしてもよいし、グループ間の最大公約数に近似する採取間隔を設定するようにしてもよい。このようにすることで、より複雑なグループ構成(一つのBEMSが多グループに含まれる場合等)が可能となり、より柔軟なCEMSを構築することができる。
また例えば、第一の実施形態においては、監視対象機器のリソース使用量が一定以下の場合には採取間隔の調整を可能とし、そうでない場合には採取間隔の調整を行わないようにしているが、これに限られない。例えば、監視装置200やBEMS管理装置のリソース使用量が一定以下でない場合や、ネットワーク10の輻輳が一定以上である場合には採取間隔を調整しない、あるいは一時的に採取間隔を大きくするようにしてもよい。このようにすることで、CEMSに組み込むことでBEMSが受けてしまう影響を減らすことが可能となる。
また例えば、第一の実施形態においては、グループ内でより短い採取間隔をグループの新たな採取間隔として算出するようにしているが、これに限られない。例えば、グループ内の監視装置の採取間隔の相加平均または中央値等の値を取るようにしてもよい。このようにすることで、CEMSに組み込むことでBEMSが受けてしまう影響を減らすことが可能となる。
また例えば、第一の実施形態においては、グループ内でより短い採取間隔をグループの新たな採取間隔として算出するようにしているが、これに限られない。例えば、監視対象機器のリソース使用量が一定以下の場合には、グループ内でより短い採取間隔をグループの新たな採取間隔として算出し、リソース使用量が一定以下でない場合には、グループ内の監視装置の採取間隔の相加平均または中央値等の値を取るようにしてもよい。このようにすることで、CEMSに組み込むことでBEMSが受けてしまう影響を減らすことが可能となる。
また、上記した実施形態の技術的要素は、単独で適用されてもよいし、プログラム部品とハードウェア部品のような複数の部分に分けられて適用されるようにしてもよい。
以上、本発明について、実施形態を中心に説明した。
1・・・CEMS、10・・・ネットワーク、30・・・ローカルネットワーク、100・・・統合監視装置、110・・・監視データ採取部、120・・・記憶部、130・・・監視対象制御部、140・・・通信部、200・・・監視装置、210・・・採取間隔変更部、220・・・データ収集部、230・・・データ変換部、240・・・データ送信部、250・・・リソース管理部、260・・・記憶部、270・・・表示部、280・・・通信部、300・・・BEMS管理装置、310・・・機器制御部、320・・・機器操作受付部、330・・・表示部、340・・・稼働データ収集部、350・・・稼働データ送信部、390・・・通信部、400・・・監視対象機器、410・・・稼働データ報告部

Claims (11)

  1. 複数の電力管理ネットワークと接続可能な制御装置であって、
    前記電力管理ネットワークには、情報処理装置が含まれ、
    前記情報処理装置は、前記電力管理ネットワークにおける電力消費量を含む稼働情報を所定の間隔で前記制御装置に送信し、
    受け付けた前記稼働情報と受け付けた日時とを、前記情報処理装置に対応付けて記憶する記憶部と、
    前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異がある場合に、前記情報処理装置間で近似する間隔を前記情報処理装置に設定する監視対象制御部と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記電力管理ネットワークには、少なくとも、前記情報処理装置へ少なくとも電力消費量を特定する情報を送信する一つ以上の機器が含まれ、
    前記情報処理装置は、前記機器から送信された前記電力消費量を特定する情報を、前記機器と対応付けて所定のフォーマットに整えて前記稼働情報として送信する、
    ことを特徴とする制御装置。
  3. 請求項2に記載の制御装置であって、
    前記監視対象制御部は、
    前記記憶部に記憶された前記稼働情報を受け付けた日時の周期を前記機器間で比較して所定以上の差異がある場合には、前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異があると判定する、
    ことを特徴とする制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記情報処理装置ごとに所属するグループを対応付けて格納するグループ記憶部を備え、
    前記監視対象制御部は、
    前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異があるか否かを、同一の前記グループに所属する情報処理装置間で比較して判定する、
    ことを特徴とする制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記監視対象制御部は、前記受け付けた日時を用いて求まる間隔のうち、より短い間隔を、前記情報処理装置間で近似する間隔とする、
    ことを特徴とする制御装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記監視対象制御部は、前記受け付けた日時を用いて求まる間隔を平均した間隔を、前記情報処理装置間で近似する間隔とする、
    ことを特徴とする制御装置。
  7. 請求項4に記載の制御装置であって、
    前記監視対象制御部は、同一の前記グループに属する情報処理装置間の前記受け付けた日時を用いて求まる間隔の最大公約数と近似する間隔を、前記情報処理装置間で近似する間隔とする、
    ことを特徴とする制御装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記稼働情報には、前記電力管理ネットワークにおけるリソース使用量を特定するリソース情報を含み、
    前記監視対象制御部は、前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異がある場合であって、当該情報処理装置それぞれの前記リソース使用量が所定以下の場合に、前記情報処理装置間で近似する間隔を前記情報送信部に設定する、
    ことを特徴とする制御装置。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記稼働情報には、前記電力管理ネットワークにおけるリソース使用量を特定するリソース情報を含み、
    前記監視対象制御部は、前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異がある場合に、
    当該情報処理装置それぞれの前記リソース使用量が所定以下であれば、前記受け付けた日時を用いて求まる間隔のうち、より短い間隔を、前記情報処理装置間で近似する間隔として前記情報送信部に設定し、
    当該情報処理装置いずれかの前記リソース使用量が所定以下でなければ、前記受け付けた日時を用いて求まる間隔を平均した間隔を、前記情報処理装置間で近似する間隔として前記情報処理装置に設定する、
    ことを特徴とする制御装置。
  10. 複数の電力管理ネットワークと接続可能な制御装置を含む制御システムであって、
    前記電力管理ネットワークには、情報処理装置が含まれ、
    前記情報処理装置は、前記電力管理ネットワークにおける電力消費量を含む稼働情報を所定の間隔で前記制御装置に送信し、
    前記制御装置は、
    受け付けた前記稼働情報と受け付けた日時とを、前記情報処理装置に対応付けて記憶する記憶部と、
    前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異がある場合に、前記情報処理装置間で近似する間隔を前記情報処理装置に設定する監視対象制御部と、
    を備えることを特徴とする制御システム。
  11. 複数の電力管理ネットワークと接続可能な制御装置の制御プログラムであって、
    前記電力管理ネットワークには、情報処理装置が含まれ、
    前記情報処理装置は、前記電力管理ネットワークにおける電力消費量を含む稼働情報を所定の間隔で前記制御装置に送信し、
    前記制御装置を、前記稼働情報と受け付けた日時とを前記情報処理装置に対応付けて記憶する記憶手段および制御手段として機能させ、
    前記制御手段に対して、
    前記情報処理装置間で前記受け付けた日時を用いて求まる間隔に差異がある場合に、前記情報処理装置間で近似する間隔を前記情報処理装置に設定する監視対象制御手順、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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