JP6042507B1 - ボタン穴かがりミシンの挟持機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボタン穴かがりミシンの挟持機構を提供する。【解決手段】ボタン穴かがりミシンの挟持機構は、支持装置、下側布押さえ装置、昇降スタンド、昇降装置及び上側布押さえ装置からなり、支持装置は切り口を形成する布ラック及び第1駆動源の連動を受ける移動ラックを含み、下側布押さえ装置は布ラック下方に配置し、切り口の位置に揃え、第2駆動源の連動を受ける下側ユニットを有し、昇降スタンド及び支持装置の間に昇降装置を取り付け、上側布押さえ装置は昇降スタンドに取り付け、下側布押さえ装置に揃え、第3駆動源の連動を受ける上側ユニットを設け、上側ユニットが下側ユニットを合わせて挟持手段を形成する。上下側布押さえ装置を独立駆動源で連動し、布を送り板の高さ位置で挟持固定させ、送り板が離れた後に布を布ラックの高さ位置へ移動させ、挟持した布が送り板の摩擦の影響で変位することを回避し、ボタン穴かがり縫いの精度を向上させる。【選択図】図11

Description

本発明は、被服のボタン穴かがり縫いをするボタン穴かがりミシンに関し、特に、上下同時の布押圧挟持固定を採用し、複数のボタン穴を自動連続縫製可能なボタン穴かがりミシンの挟持機構に関する。
ボタン穴かがりミシンは、被服において、ボタン穴を形成する過程で布を複数の上下押さえ装置により繰り返し、押さえ、伝送、開放等の動作が行われ、そのうち、上下押さえユニットの押さえ完成後の伝送過程でボタン穴かがりミシンによりボタン穴かがり縫いを行う。
一般のボタン穴かがりミシンの上下押さえ装置の下側部分に固定式の水平保持板を設け、また、上側分に回転式の押さえ板を設け、前記押さえ板は、回転軸により枢着位置決めされ、且つ前記押さえ板と回転軸の間にバネを設け、前記押さえ板は、シリンダのピストンロッドの押圧を選択的に受けることができ、回転軸の震動により前記水平保持板を合わせて押さえ動作を行う。また、押さえを行うことを必要としない時、前記シリンダのピストンロッドは、上向きに回復し、前記押さえ板は、板バネの作用において初期位置に振動回復し、上下押さえ装置に布を開放させる。
また、図1を参照し、もう1種の公知のボタン穴かがりミシンの上下押さえ装置は、上側部分に水平状の押さえ板10を設け、前記押さえ板10上方にシリンダ11を設け、且つ前記シリンダ11のピストンロッド12は、直接前記押さえ板10を接続固定し、前記押さえ板10は、シリンダ11の駆動において、水平状態を保持し、上下垂直移動を行い、水平固定式の保持板13を組み合わせる。
布を挟持する必要がある時、送り板14により布を前記押さえ板10と保持板13の間に送り、前記押さえ板10が水平状態を保持して垂直下降し、下方の前記保持板13を押圧し、送り板14の開口によって布を前記押さえ板10と保持板13の間に挟持させ、その後、送り板14が復帰動作を行うことができる。更に、布を開放する必要がある時、前記押さえ板10は、水平状態を保持して垂直上昇し、保持板13から離脱し、布を開放する。
しかしながら、回転式又は水平式の押さえ板の設計は、布が送り板により上下押さえ装置に搭載する時、布と保持板の間に送り板の厚さより大きな隙間を生じ、送り板が押さえ板と保持板の挟持位置に開口を有するが、押さえ板が下向きに移動押圧する時、依然として送り板の摩擦の影響によって、布が引き伸ばされて変位し、ボタン穴の位置に誤差を発生させる。
中国特許公告第CN102304824B号 中国特許公開第CN102358997A号
本発明の目的は、上下側布押さえ装置に対してそれぞれ独立駆動源が連動する挟持機構を設計し、布を送り板の高さ位置で挟持固定を行い、送り板が離れた後に布を布ラックの高さ位置まで移動させ、従来の挟持固定布が送り板の開口内で引っ張られて変位する現象を回避し、ボタン穴かがり縫いの精度を有効に向上させることにある。
上記目的を達成する為、本発明のボタン穴かがりミシンの挟持機構は、送り板に載置伝送する布を挟持することに用い、前記布を連動して後続の縫製に必要な移動行程を行い、前記挟持機構は、支持装置と、複数の下側布押さえ装置と、昇降スタンドと、少なくとも1つの昇降装置と、上側布押さえ装置と、を含む。
前記支持装置は、布保持板及び前記布保持板と連なる移動ラックを有し、前記布保持板は、間隔をおいて配列される複数の切り口を設け、前記移動ラックが第1駆動源の作用を受け、水平方向の線形移動を行うことができる。
前記複数の下側布押さえ装置は、何れも前記布保持板下方に位置し、且つ各下側布押さえ装置は、それぞれ前記切り口の位置に揃った下側ユニットを有し、前記下側ユニットは、更に、第2駆動源の作用を受け、垂直方向の線形移動を選択的に行うことができる。前記第2駆動源は、前記下側ユニットを連動し、前記送り板平面に揃った第1高さ位置及び前記布保持板平面に揃った第2高さ位置の間で移動する。
前記昇降スタンドは、前記支持装置上方に位置し、且つ前記昇降装置は、前記支持装置及び昇降スタンドの間に取り付けられ、前記昇降スタンドを選択的に連動して垂直上下方向の変位を行うことができる。
前記複数の上側布押さえ装置は、何れも前記昇降スタンドに取り付けられ、且つ各上側布押さえ装置は、それぞれ複数の下側布押さえ装置のうち1つに揃えられ、前記下側ユニットに合わせて挟持手段を形成する上側ユニットを有し、前記上側ユニットは、更に第3駆動源の作用を受けて振動変位を選択的に行うことができる。
前記送り板は、前記布を載置位置決めした後、前記送り板は、待機位置から前記下側布押さえ装置と上側布押さえ装置の間に位置する加工位置に移動し、前記布に加工位置において前記下側ユニットと上側ユニットの共同の挟持固定を受けさせ、前記送り板が初期の待機位置に復帰する。
好適実施例において、前記下側ユニットは、下側押さえ板、及び前記下側押さえ板及び第駆動源の間に取り付けられるコネクタを有し、前記下側押さえ板は、前記切り口に平行な押圧部及び前記コネクタと組み付けられる組み付け部を有し、且つ前記押圧と前記組み付け部の間に傾斜部を設ける。
前記上側ユニットは、前記昇降スタンドに取り付けられる固定部を有し、前記固定部は、軸部材により押圧アームに枢着し、前記押圧アームの一端は、上側押さえ板を組み付け、その他端は、前記第3駆動源と隣り合って、前記軸部材は、ねじりばねの端部と組み付けられ、且つ前記ねじりばねの他端は、前記押圧アーム又は上側押さえ板のうち1つに当接することに用いられる。
また、前記押圧アームは、更に前記昇降スタンドに当接する調整螺子を設ける。
可能な実施例において、前記第3駆動源は、押圧シリンダを設け、前記押圧シリンダの軸部材は、縮み位置と伸び位置の間で移動することができ、前記軸部材が縮み位置にある時、前記上側ユニットは、前記ねじりばねの作用を受け、押圧位置を保持し、また、前記軸部材が伸び位置にある時、前記上側ユニットは、前記軸部材の当接を受けて上昇位置に保持される。
本発明の利点は、下側布押さえ装置が下側ユニットと第2駆動源から構成され、前記下側ユニットは、垂直方向の線形移動を選択的に行うことができ、このように、下側ユニットを先行して上昇させ、下側ユニットと上側ユニットに送り板の高度位置で布の挟持固定作業を行わせ、送り板が離れた後、更に下側ユニットを布ラックの高度位置まで移動させ、上側ユニットは、ねじりばねの作用により布を同期連動して降下させ、如何なる変位現象も発生させず、ボタン穴かがり縫いの精度及び歩留まりを有効に向上させることである。
従来のボタン穴かがりミシン挟持機構の断面図である。 本発明のボタン穴かがりミシン台の側面図である。 本発明のボタン穴かがりミシン台のボタン穴かがりミシン、挟持機構及び送り板を示す側面図である。 本発明の挟持機構の立体図である。 図4の挟持機構の分解図である。 図5の下側布押さえ装置の分解図である。 図5の上側布押さえ装置の分解図である。 図5の上側布押さえ装置の断面図である。 本発明の上下側布押さえ装置の待機状態の断面図である。 本発明の送り板に布を載せて上下側布押さえ装置の間に入る断面図である。 本発明の上下側布押さえ装置が布を第1高さ位置に挟持する断面図である。 本発明の送り板が布を開放し、上下側布押さえ装置の間から離脱する断面図である。 本発明の上下側布押さえ装置が布を第2高さ位置まで下降させる断面図である。 本発明の挟持機構が布を挟持して水平線形移動を行う説明図である。 本発明の挟持機構が布を開放して待機状態に回復させる断面図である。
本発明の構造、使用及びその特徴を更に明確に詳しく認識、理解する為、実施例を挙げ、図面を合わせて以下に詳細に説明する。
図2及び図3を参照し、本発明の縫製装置は、ボタン穴かがりミシン2と、挟持機構3と、送り機構4と、有し、前記ボタン穴かがりミシン2と送り機構4は、それぞれ前記挟持機構3の2つの相反側方向に配置され、そのうち、前記ボタン穴かがりミシン2は、前記挟持機構3のX軸方向に沿った縦方向配列位置に取り付けられ、前記送り機構4は、前記挟持機構3の側辺位置に平行設置され、前記挟持機構3に向かってY軸方向の変位を行うことができる送り板40を有し、前記送り板40辺縁に複数の間隔を置いて配列される凹溝41を有し、且つ前記複数の凹溝41の周囲の領域に複数の布5(図10参照)を吸着定位する吸気孔42を設ける。
図4及び図5に示すように、本発明の挟持機構3は、支持装置30と、複数の下側布押さえ装置31と、少なくとも1つの昇降装置32と、昇降スタンド33と、上側布押さえ装置34と、を含む。
本発明の支持装置30は、高さが前記送り板40より低い布保持板301及び前記布保持板301の底部に接続する移動ラック302を有し、前記移動ラック302の両側底部にそれぞれ接続部303を有し、且前記接続部303は、更に第1駆動源(図示せず)に接続し、受前記第1駆動源は、水平なX軸方向線形移動を選択的に行うことができる。そのうち、前記布保持板301は、間隔を置いて配列される複数の切り口304を設け、前記移動ラック302の前記切り口304に対する位置に複数の第1取り付け部305を形成し、更に、両側端部にそれぞれ第2取り付け部を形成する。
図5及び図6に示すように、本発明の複数の下側布押さえ装置31は、何れも前記支持装置30の布保持板301下方に配置され、それぞれ前記移動ラック302の各第1取り付け部305に取り付けられ、図6に示すように、前記下側布押さえ装置31は、前記切り口304の位置に揃った下側ユニット311及び前記第1取り付け部305に組み付けられる第2駆動源312を有し、前記第2駆動源312は、垂直なZ軸方向の線形移動を選択的に行うことができる。
そのうち、前記下側ユニット311は、下側押さえ板313及び前記下側押さえ板313と第2駆動源312との間に取り付けられるコネクタ314を有し、前記下側押さえ板313は、前記切り口304に平行な押圧部315及び前記コネクタ314に組み付けられる組み付け部316を有し、前記押圧部315と前記組み付け部316の間に傾斜部317を形成する。また、前記第2駆動源312は、加圧シリンダ(pressing cylinder)318に設けられ、前記加圧シリンダ318は、前記下側ユニット311を連動し、前記送り板40の平面と揃った第1高度位置と前記布保持板301の平面と揃った第2高度位置の間で垂直移動する。
本発明の昇降装置32は、それぞれ前記移動ラック302両側の第2取り付け部306に取り付けられ、それぞれ前記昇降装置32は、前記第2取り付け部306に組み付けられる昇降シリンダ321を有し、前記昇降シリンダ321は、垂直なZ軸方向に沿って延伸する2つの昇降軸322を有し、且つ前記昇降軸322の端部に接続部材323を接続する。
本発明の昇降スタンド33は、前記支持装置30上方に配置され、且つ前記昇降スタンド33の中央に第3取り付け部331を形成し、更に、2つの端部に第4取り付け部332を形成し、2つの前記第4取り付け部332によりそれぞれ昇降装置32の接続部材323に接続し、前記昇降装置32は、前記支持装置30及び昇降スタンド33の間に介し、前記昇降スタンド33を選択的に連動し、垂直なZ軸方向の変位を行うことができる。
図5及び図7に示すように、本発明の複数の上側布押さえ装置34は、何れも前記昇降スタンド33の第3取り付け部331に取り付けられ、且つ各上側布押さえ装置34は、それぞれ複数の下側布押さえ装置31のうちの1つに揃えられ、前記上側布押さえ装置34は、前記下側ユニット311は、併せて夾持手段を形成する上側ユニット341を有し、前記上側ユニット341は、更に第3駆動源342の作用を受けて選択的に振動変位を行うことができる。
前記上側ユニット341は、前記第3取り付け部331に取り付けられる固定部343を有し、前記固定部343が軸部材344により押圧アーム345に枢着し、前記押圧アーム345の一端に上側押さえ板346を組み付け、その他端は、前記第3駆動源342と隣り合い、前記軸部材344は、開孔347を有し、ねじりばね348の端部と組み付け、前記ねじりばね348の他端は、前記押圧アーム345又は上側押さえ板346の何れか1つに当接することに用いられる。また、前記押圧アーム345は、更に、前記昇降スタンド33に当接する調整螺子349を設け、これにより、前記上側押さえ板346と保持板301の間の隙間を調整する。
図8に示すように、可能な実施例において、前記第3駆動源342は、押圧シリンダ342aとして設けられ、前記押圧シリンダ(pushing cylinder)342aは、縮み位置及び伸び位置の間で往復移動可能な軸342bを有し、前記軸342bが縮み位置にある時、前記上側ユニット341は、前記ねじりばね348の作用を受けて、前記上側押さえ板346に前記下側ユニット311と当接する押圧位置35を保持させ、また、前記軸342bが伸び位置にある時、前記上側ユニット341は、前記軸342bの当接を受けて、前記上側押さえ板346を上昇位置36に保持させる。
図9に示すように、本発明の挟持機構3が未使用の待機状態にある時、前記第2駆動源312の加圧シリンダ318が縮み状態にあり、前記下側押さえ板313の上部を前記布保持板301の平面高さに揃え、前記第3駆動源342の押圧シリンダ342a及び前記昇降装置32の昇降シリンダ321が何れも伸び状態にあり、前記上側押さえ板346を前記上昇位置36に保持させる。
図10に示すように、本発明の挟持機構3の使用時、前記送り板40は、先ず前記吸気孔42によって前記布5を安定吸着させ、その後、前記送り板40を待機位置からY軸方向へ沿って前記下側押さえ板313及び上側押さえ板346の間に移動させ、前記送り板40の凹溝41まで移動させ、前記布保持板301の切り口304とほぼ揃った状態の加工位置を呈させる。
図11を参照し、その後、前記第2駆動源312の加圧シリンダ318は、縮み状態から伸び状態に変更され、前記下側押さえ板313の上部が前記送り板40に揃った第2高度位置まで上昇する。同時に、前記第3駆動源342の押圧シリンダ342aは、伸び状態から縮み状態に変更され、これにより、前記ねじりばね348は、前記軸部材344を支点とし、前記押圧アーム345と上側押さえ板346を連動し、同時に下向きに前記布5に接触するまで振動させ、前記上側押さえ板346と下側押さえ板313が共同で前記布5を挟持して位置決めをする。
図12に示すように、前記送り板40は、前記吸気孔42により前記布5を開放した後、Y軸の逆方向に沿って移動を行い、前記送り板40を初期の待機位置に戻す。
図13に示すように、続いて、前記第2駆動源312の加圧シリンダ318及び前記昇降装置32の昇降シリンダ321が伸び状態から縮み状態に変わり、前記第3駆動源342の押圧シリンダ342aが依然として縮み状態を保持する。この時、前記下側押さえ板313の上部が前記布保持板301に揃った平面高さまで下降し、前記上側押さえ板346が前記昇降スタンド33の下向きの連動を受けて、下側押さえ板346と同期して同一の降下行程を行い、故に前記下側押さえ板313が加工すると同時に、前記上側押さえ板346が共に安定して前記布を挟持して下向きに変位する。
図14に示すように、前記上側押さえ装置34の上側押さえ板346と前記下側布押さえ装置31の下側布押さえ板313が前記布保持板301の第1高さ位置に位置して前記布5の挟持固定した後、前記挟持機構3は、前記第1駆動源の作用を受け、前記移動ラック302を平面X軸方向に沿って移動させ、前記ボタン穴かがりミシン2が後続の縫製作業を容易に行えるようにする。
図15に示すように、最後に、前記挟持機構3が縫製作業を完成し、前記第3駆動源342の押圧シリンダ342aと前記昇降スタンド33の昇降シリンダ321は、同時に縮み状態から伸び状態に変わり、この時、前記上側押さえ板346は、前記第3駆動源342と昇降スタンド33の連動を受けて、同時に段階的に垂直上方及び上向きに振動する動作行程を行うことによって、前記布を開放し、挟持機構3を待機状態に復帰させ、前記布5が前記布保持板301が形成する斜面に沿って下向きに収集装置(図示せず)中に滑り落ちる。
なお、本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。
〔従来技術〕
10 押さえ板
11 シリンダ
12 ピストンロッド
13 保持板
14 送り板
〔本発明〕
2 ボタン穴かがりミシン
3 挟持機構
30 支持装置
301 布保持板
302 移動ラック
303 接続部
304 切り口
305 第1取り付け部
306 第2取り付け部
31 下側布押さえ装置
311 下側ユニット
312 第2駆動源
313 下側押さえ板
314 コネクタ
315 押圧部
316 組み付け部
317 傾斜部
318 加圧シリンダ
32 昇降装置
321 昇降シリンダ
322 昇降軸
323 接続部材
33 昇降スタンド
331 第3取り付け部
332 第4取り付け部
34 上側布押さえ装置
341 上側ユニット
342 第3駆動源
342a 押圧シリンダ
342b 軸
343 固定部
344 軸部材
345 押圧アーム
346 上側押さえ板
347 開孔
348 ねじりばね
349 調整螺子
35 押圧位置
36 上昇位置
4 送り機構
40 送り板
41 凹溝
42 吸気孔
5 布

Claims (7)

  1. 送り板により移動する布を挟持することに用い、前記布を連動して縫製に必要な移動を行うボタン穴かがりミシンの挟持機構であって、前記挟持機構は、
    布保持板及び前記布保持板と連なる移動ラックを有し、前記布保持板は、間隔をおいて配列される複数の切り口を設け、前記移動ラックは、第1駆動源の作用を受けて水平方向の線形移動を選択的に行うことができる支持装置と、
    前記布保持板下方に配置され、前記切り口の位置に揃った下側ユニットを有し、且つ前記下側ユニットは、第2駆動源の作用を受けて垂直方向の線形移動を選択的に行うことができる複数の下側布押さえ装置と、
    前記支持装置上方に配置される昇降スタンドと、
    前記支持装置及び前記昇降スタンドの間に取り付けられ、前記昇降スタンドを選択的に連動して垂直上下方向の変位を行うことができる少なくとも1つの昇降装置と、
    前記昇降スタンドに取り付けられ、それぞれ各下側布押さえ装置と揃った位置に前記下側ユニットを合わせて挟持手段を形成する上側ユニットを有し、且つ前記上側ユニットが第3駆動源の作用を受けて選択的に振動変位を行うことができる複数の上側布押さえ装置と、
    を含むボタン穴かがりミシンの挟持機構。
  2. 前記送り板が前記布を載置位置決めした後、前記送り板が待機位置から前記下側布押さえ装置と上側布押さえ装置の間の加工位置へ移動し、前記布に加工位置において、前記下側ユニットと上側ユニットの共同の挟持固定を受けさせ、前記送り板がその後に初期の待機位置に復帰する請求項1に記載のボタン穴かがりミシンの挟持機構。
  3. 前記第2駆動源が前記下側ユニットを連動して前記送り板の平面と揃った第1高さ位置及び前記布保持板の平面と揃った第2高さ位置の間で移動させる請求項1に記載のボタン穴かがりミシンの挟持機構。
  4. 前記下側ユニットは、下側押さえ板、及び前記下側押さえ板と第2駆動源との間に取り付けられるコネクタを有する請求項1に記載のボタン穴かがりミシンの挟持機構。
  5. 前記下側押さえ板は、前記切り口に平行な押圧部及び前記コネクタと組み付けられる組み付け部を有する請求項4に記載のボタン穴かがりミシンの挟持機構。
  6. 前記上側ユニットは、前記昇降スタンドに取り付けられる固定部を有し、前記固定部は、軸部材により押圧アームを枢着し、前記押圧アームの一端は、上側押さえ板を組み付け、その他端は、前記第3駆動源と隣り合い、前記軸部材は、ねじりばねの端部と組み付けられる請求項1に記載のボタン穴かがりミシンの挟持機構。
  7. 前記押圧アームは、前記昇降スタンドに当接する調整螺子を更に設ける請求項6に記載のボタン穴かがりミシンの挟持機構。
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