JP6042268B2 - 液処理装置 - Google Patents

液処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6042268B2
JP6042268B2 JP2013106056A JP2013106056A JP6042268B2 JP 6042268 B2 JP6042268 B2 JP 6042268B2 JP 2013106056 A JP2013106056 A JP 2013106056A JP 2013106056 A JP2013106056 A JP 2013106056A JP 6042268 B2 JP6042268 B2 JP 6042268B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scum
tank
liquid
gas
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013106056A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014226578A (ja
Inventor
荘一郎 大崎
荘一郎 大崎
健司 青木
健司 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikuni KK
Original Assignee
Nikuni KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikuni KK filed Critical Nikuni KK
Priority to JP2013106056A priority Critical patent/JP6042268B2/ja
Publication of JP2014226578A publication Critical patent/JP2014226578A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6042268B2 publication Critical patent/JP6042268B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Removal Of Floating Material (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Description

本発明は、被処理液中の除去対象物質を液面に浮上させて回収する液処理装置に関する。
浮上槽内で被処理液中の除去対象物質にマイクロバブルを付着させて除去対象物質をスカムとして液面に浮上分離させ、浮上槽よりスカムを外部へ排出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−6133号公報
このようなマイクロバブルを用いた液処理技術は、被処理液中から除去対象物質をスカムとして効率よく浮上分離させることができる点で優れているものの、そのスカムのみを浮上槽本体内から取り出すことは容易ではなく、スカムと気液とが渾然と一体化されている状態にあるため、スカムのみを効率よく回収できない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、被処理液中の除去対象物質を浮上分離させたスカムのみを効率よく回収できる液処理装置を提供することを目的とする。
求項に記載された発明は、浮上槽本体内で被処理液中の除去対象物質に気泡を付着させて除去対象物質をスカムとして液面に浮上分離させ、この浮上分離したスカムを浮上槽本体に設けられたスカム取出口より外部へ排出することが可能の浮上槽と、この浮上槽のスカム取出口にスカム取出配管により入口が連通された密閉形の回収槽本体を有し、この回収槽本体の入口より内部に導入されたスカムおよび気液から回収槽本体の内部に脱着可能に設置されたフィルタによりスカムを回収するとともに、このスカムが除去された後の気液を出口より外部へ排出する回収槽と、この回収槽の出口に気液取出配管により連通され、前記浮上槽のスカム取出口からスカムおよび気液を吸引して回収槽内に移送するとともに、回収槽の出口からスカム除去後の気液を吸引して下流側に移送することが可能な気液移送ポンプと、浮上槽のスカム取出口と回収槽の入口とを連通するスカム取出配管中に設けられ、浮上槽のスカム取出口と回収槽の入口との間の連通を遮断すると同時に脱水用気体を回収槽の入口に導くように管路を切換える切換弁を具備した液処理装置である。
請求項に記載された発明は、請求項1記載の液処理装置であって、浮上槽の底部に沈澱したスラッジをその底部に設けられたスラッジ取出口から外部に排出する際に閉じ状態から開かれるスラッジ取出弁と、このスラッジ取出弁をスカム取出配管に連通するようにスカム取出配管に接続されたスラッジ取出配管と、このスラッジ取出配管がスカム取出配管に接続された接続箇所より浮上槽側でスカム取出配管中に開閉自在に設けられ、スラッジ取出弁の開に対し閉に操作されるスカム閉止弁とを具備した液処理装置である。
請求項に記載された発明は、請求項1または2記載の液処理装置における浮上槽を臭気漏れ防止構造とし、回収槽を密閉構造としたものである。
請求項に記載された発明は、請求項1乃至のいずれか記載の液処理装置における浮上槽が、浮上槽本体内の底部上に設置された円筒状の気液混合槽部を備え、この気液混合槽部内に被処理液を供給するための配管と気泡含有水を加圧供給するための配管とが、気液混合槽部の内周壁に対する接線方向から気液混合槽部に接続された液処理装置である。
請求項に記載された発明は、請求項1乃至のいずれか記載の液処理装置における浮上槽の浮上槽本体が、円筒状に形成され、この浮上槽本体の上部に、気液移送ポンプの吐出口に接続された配管が、浮上槽本体の内周壁に対する接線方向から接続された液処理装置である。
求項記載の発明によれば、浮上槽の浮上槽本体内で被処理液中の除去対象物質に気泡を付着させて液面に浮上分離させたスカムを浮上槽本体内から取り出す際に、気液を同時に吸引して移送することが可能な気液移送ポンプにより、浮上槽本体のスカム取出口からスカムおよび気液を吸引して回収槽内に移送し、さらにこの回収槽では、回収槽本体の内部に脱着可能に設置されたフィルタにより、スカムと気液とを分離してスカムを回収するとともに、このスカムが除去された後の気液を出口より排出するようにしたので、浮上槽本体内から取り出すときは渾然と一体化されている状態にあるスカムと気液とを効率よく分離して、スカムのみを効率よく回収できる。
また、浮上槽のスカム取出口と回収槽の入口とを連通するスカム取出配管中に設けられた切換弁により、その連通を遮断し、同時に脱水用気体を回収槽の入口に導くように管路を切換えるので、回収槽のフィルタにより回収された水分を含むスカム中に脱水用気体のみを通して、スカム中の水分を気液移送ポンプにより強制的に吸い取ることができ、スカム中の水分を効率よく脱水できる。
請求項記載の発明によれば、浮上槽の底部に沈澱したスラッジを外部へ排出するときは、浮上槽の底部に設けられたスラッジ取出口をスラッジ取出弁により開いて、このスラッジ取出弁から、スカム取出配管に接続されたスラッジ取出配管を通じて、スラッジ取出口を回収槽の入口に連通させるとともに、スラッジ取出配管の接続箇所より浮上槽側にあるスカム取出配管中のスカム閉止弁を閉じることにより、回収槽および気液移送ポンプを、スカム回収用からスラッジ回収用に切り換えることができ、スカム回収回路をスラッジ回収回路として有効利用できるとともに、スラッジを回収槽のフィルタにより効率よく回収できる。
請求項記載の発明によれば、浮上槽を臭気漏れ防止構造とし、回収槽を密閉構造としたことにより、スカムなどから発生する臭気が外部に漏れることを防止でき、屋内に本装置を設置することも可能となる。
請求項記載の発明によれば、気液混合槽部の内部で被処理液と気泡含有水とを旋回させることで被処理液中の除去対象物質に気泡を付着させるための十分な時間を確保でき、かつ、相対的に軽いスカムと重いスラッジとを効率よく遠心分離でき、重いスラッジを気液混合槽部の内周壁に沿って旋回させながら沈降させるとともに、軽いスカムを気液混合槽部の中央部に集合させながら効率よく浮上させることができ、回収効率の向上につながる。
請求項記載の発明によれば、気液移送ポンプから吐出された気液を、配管により浮上槽本体の内周壁に対して接線方向から戻すことにより、浮上槽本体内に戻された気体は、浮上槽、回収槽および気液移送ポンプで形成される閉回路中で循環して外部に漏れることがなく、スカムなどから発生する臭気が外部に漏れることを防止でき、また、浮上槽本体内に接線方向から戻された液体は、浮上槽本体の内壁面に付着しているスカムを洗い落すことができる洗浄効果があるとともに、スカムを浮上槽本体の内壁面から切り離して回収槽への排出を容易にすることができる。
本発明に係る液処理装置の一実施の形態を示す断面図である。 同上液処理装置の脱水作用を示す回路図である。 同上液処理装置のスラッジ回収を示す回路図である。 本発明に係る液処理装置の他の実施の形態を示す断面図である。 図4のV−V線矢視図である。 図4のVI−VI線断面図である。
以下、本発明に係る液処理装置を、図1乃至図3に示された一実施の形態、図4乃至図6に示された他の実施の形態に基いて詳細に説明する。
先ず、図1乃至図3に示された一実施の形態を説明する。
11は浮上槽であり、この浮上槽11は、複数の脚部12により定位置に固定設置される有蓋形の浮上槽本体13の底部14の中央上に、配管15を経て被処理液A(原水)の加圧供給を受けるとともに配管16を経て気泡含有水としてのマイクロバブル含有加圧水Bの供給を受ける気液混合槽部17が設けられている。
浮上槽11の底部14は中央に向かって逆円錐形状に凹んでおり、また、気液混合槽部17の下部と浮上槽本体13の底部14との間には、沈澱したスラッジSlを底部中央に集めるための隙間18が設けられている。
浮上槽11は、被処理液Aとマイクロバブル含有加圧水Bとが供給される気液混合槽部17内で、被処理液A中の除去対象物質にマイクロバブルなどの気泡を付着させて除去対象物質をスカムScとして液面に浮上分離させる機能を備え、浮上槽本体13の上部内中央には、その浮上したスカムScを集めるための漏斗状のホッパ19が、図示しない支持部材により固定設置されている。
ホッパ19の中央部は、スカム取出導管21により、浮上槽本体13の側面に開口されたスカム取出口22に導かれ、このスカム取出口22より、浮上分離したスカムScを浮上槽本体13の外部へ排出することが可能である。
浮上槽本体13の下部側面には、処理済液Cの流出口23が開口され、この流出口23の内側上部には、沈降するスラッジSlなどの流出を防止する庇状板24が設けられている。
処理済液Cの流出口23は、配管25により、浮上槽本体13の上部側面に取付けられた液溜め槽26の底部入口27に連通され、この液溜め槽26の底部出口28を経て、外部の処理済液配管29に連通されている。
このような浮上槽11のスカム取出口22に、スカム取出配管30により、密閉形の回収槽31が連通されている。
この回収槽31は、密閉構造の回収槽本体32の上部側面にスカム取出配管30を接続する入口33が形成され、回収槽本体32の漏斗状底部34の中央に出口35が形成され、入口33と出口35との間を仕切るように回収槽本体32の内部にバグフィルタなどのフィルタ36が脱着可能に設置され、このフィルタ36により、回収槽本体32の入口33より内部に導入されたスカムScおよびスカムSc以外の気液から、スカムScを捕捉して回収し、このスカムScが除去された後の気液Dを出口35より外部へ排出するものである。
この回収槽31の出口35に気液取出配管40により、気液移送ポンプ41の吸込口が連通され、この気液移送ポンプ41により、回収槽31内を通して浮上槽11のスカム取出口22からスカムScおよび気液を吸引して回収槽31内に移送するとともに、回収槽31の出口35からスカム除去後の気液Dを吸引して気液移送ポンプ41の吐出口に接続された配管42に移送することが可能となっている。このポンプ吐出側の配管42は、後述するように浮上槽本体13の上部に接続することが好ましいが、それに限定されるものではない。
また、浮上槽11のスカム取出口22と回収槽31の入口33とを連通するスカム取出配管30中に3方弁などの切換弁45が設けられている。この切換弁45は、図2に示されるように、浮上槽11のスカム取出口22と回収槽31の入口33との間の連通を遮断すると同時に、気体吸込管路46から例えば大気中の空気などの脱水用気体Eを回収槽31の入口33に導くように管路を切換えるものである。
さらに、浮上槽11の底部14に、この底部14上に沈澱したスラッジSlを外部へ排出するためのスラッジ取出口47が設けられ、このスラッジ取出口47にスラッジ取出弁48が接続されている。このスラッジ取出弁48は、スラッジSlを外部に排出する際に閉じ状態から、図3に示されるように開かれるものである。
このスラッジ取出弁48からスカム取出配管30にわたって、スラッジ取出弁48をスカム取出配管30に連通するようにスカム取出配管30に接続されたスラッジ取出配管49が設けられ、このスラッジ取出配管49がスカム取出配管30に接続された接続箇所より浮上槽11側でスカム取出配管30中にスカム閉止弁50が開閉自在に設けられている。このスカム閉止弁50は、図3に示されるようにスラッジ取出弁48の開に対し閉に操作される。
浮上槽11は、臭気漏れ防止構造であり、回収槽31は、密閉構造であり、これらの構造とすることにより、本液処理装置を屋内に設置するようにしてもよい。すなわち、浮上槽11は、浮上槽本体13の上面開口を蓋体13aで塞ぎ、これらの蓋体13aまたは浮上槽本体13の上部に吸入孔(図示せず)を設け、その吸入孔から気液移送ポンプ41の吸引力により浮上槽外の空気、または後述するように気液移送ポンプ41から吐出された気液を吸引するとよい。また、回収槽31は、回収槽本体32の上面開口をフィルタ脱着時に開閉可能な蓋体32aで塞ぎ、回収槽31内の完全な気密が確保できるように回収槽本体32と蓋体32aとをシール部材を介して固定するとよい。
次に、図1乃至図3に示された実施の形態の作用効果を説明する。
図1に示されるように、配管15を経て供給される被処理液A(原水)と、配管16を経て供給される気泡含有水としてのマイクロバブル含有加圧水Bとを気液混合槽部17に供給して混合させると、この気液混合槽部17内で被処理液A中の除去対象物質にマイクロバブルなどの気泡が付着して浮力が働き、被処理液A中の除去対象物質は、この浮力により浮上槽本体13内を浮上して、液面にスカムScとして分離される。
このスカムScを浮上槽本体13内から取り出す際に、気液を同時に吸引して移送することが可能な気液移送ポンプ41の吸引力を、密閉構造の回収槽31内を通して、浮上槽11のスカム取出口22に作用させて、このスカム取出口22から回収槽31内にスカムScおよび気液を吸引し、さらにこの回収槽31では、回収槽本体32の内部に脱着可能に設置されたフィルタ36により、スカムScと気液とを分離して、フィルタ36内にスカムScを回収するとともに、このスカムScが除去された後の気液Dを出口35より排出するようにした。
このようにしたので、浮上槽本体13内から取り出すときは渾然と一体化されている状態にあるスカムScと気液とを効率よく分離して、スカムScのみを効率よく回収できる。
また、図2に示されるように、浮上槽11のスカム取出口22と回収槽31の入口33とを連通するスカム取出配管30中に設けられた切換弁45により、その連通を遮断し、同時に脱水用気体Eを回収槽31の入口33に導くように管路を切換えるので、回収槽31のフィルタ36により回収された水分を含むスカムSc中に空気などの脱水用気体Eのみを通して、スカムSc中の水分を気液移送ポンプ41により強制的に吸い取ることができ、スカムSc中の水分を効率よく脱水できる。
さらに、図3に示されるように、浮上槽11の底部14に沈澱したスラッジSlを外部へ排出するときは、浮上槽11の底部14に設けられたスラッジ取出口47をスラッジ取出弁48により開いて、このスラッジ取出弁48から、スカム取出配管30に接続されたスラッジ取出配管49を通じて、スラッジ取出口47を回収槽31の入口33に連通させるとともに、スラッジ取出配管49の接続箇所より浮上槽11側にあるスカム取出配管30中のスカム閉止弁50を閉じることにより、回収槽31および気液移送ポンプ41を、スカム回収用からスラッジ回収用に切り換えることができ、スカム回収回路をスラッジ回収回路として有効利用できるとともに、スラッジSlを回収槽31のフィルタ36により効率よく回収できる。
加えて、浮上槽11を臭気漏れ防止構造とし、回収槽31を密閉構造としたことにより、スカムScなどから発生する臭気が外部に漏れることを防止でき、例えばホテルの厨房などの屋内に本液処理装置を設置することも可能となる。
次に、図4乃至図6に示された他の実施の形態を説明する。なお、図1乃至図3に示された実施の形態と同様の部分には同一符号を付して、その説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
図4および図5に示されるように、浮上槽11は、浮上槽本体13内の底部中央上に設置された円筒状の気液混合槽部17を備え、この気液混合槽部17内に被処理液Aを供給するための配管15と、気泡含有水としてのマイクロバブル含有加圧水Bを加圧供給するための配管16とが、気液混合槽部17の内周壁に対する接線方向から気液混合槽部17に、それぞれ接続されている。なお、被処理液Aの配管15とマイクロバブル含有加圧水Bの配管16は、1本化してから気液混合槽部17に接続してもよい。
さらに、図6に示されるように、浮上槽11の浮上槽本体13は、円筒状に形成され、この浮上槽本体13の上部の例えば2箇所に吸入孔43が設けられ、これらの吸入孔43に対して、気液移送ポンプ41の吐出口に接続された配管42が、途中で例えば2本に分岐されて、浮上槽本体13の内周壁に対する接線方向から接続されている。
そして、図5に示されるように、気液混合槽部17の内部で被処理液Aとマイクロバブル含有加圧水Bとを同一方向に旋回させることで、被処理液A中の除去対象物質にマイクロバブルなどの気泡を付着させるための十分な時間を確保でき、かつ、相対的に軽いスカムScと重いスラッジSlとを効率よく遠心分離でき、重いスラッジSlを気液混合槽部17の内周壁に沿って旋回させながら沈降させるとともに、軽いスカムScを気液混合槽部17の中央部に集合させて気液混合槽部17の内壁面への付着を防止しながら効率よく浮上させることができ、装置全体としての回収効率の向上につながる。
また、図6に示されるように、気液移送ポンプ41から吐出された気液を、配管42により浮上槽本体13の内周壁に対して接線方向から戻すことにより、浮上槽本体13内に戻された気液Dのうちの気体は、一連の浮上槽11、回収槽31および気液移送ポンプ41で形成される閉回路中で循環して外部に漏れることがなく、スカムScなどから発生する臭気が外部に漏れることを防止でき、また、浮上槽本体13内に接線方向から戻された気液Dのうちの液体は、浮上槽本体13の内壁面に付着しているスカムScを洗い落すことができる内壁洗浄効果があるとともに、スカムScを浮上槽本体13の内壁面から切り離してホッパ19に円滑に落とし込むことで、回収槽31への排出を容易にすることができる。
本発明は、液処理装置を製造するなどの事業者にとって利用可能である。
A 被処理液
B 気泡含有水としてのマイクロバブル含有加圧水
Sc スカム
Sl スラッジ
D 気液
E 脱水用気体
11 浮上槽
13 浮上槽本体
14 底部
15 配管
16 配管
17 気液混合槽部
22 スカム取出口
30 スカム取出配管
31 回収槽
32 回収槽本体
33 入口
35 出口
36 フィルタ
40 気液取出配管
41 気液移送ポンプ
42 配管
45 切換弁
47 スラッジ取出口
48 スラッジ取出弁
49 スラッジ取出配管
50 スカム閉止弁

Claims (5)

  1. 浮上槽本体内で被処理液中の除去対象物質に気泡を付着させて除去対象物質をスカムとして液面に浮上分離させ、この浮上分離したスカムを浮上槽本体に設けられたスカム取出口より外部へ排出することが可能の浮上槽と、
    この浮上槽のスカム取出口にスカム取出配管により入口が連通された密閉形の回収槽本体を有し、この回収槽本体の入口より内部に導入されたスカムおよび気液から回収槽本体の内部に脱着可能に設置されたフィルタによりスカムを回収するとともに、このスカムが除去された後の気液を出口より外部へ排出する回収槽と、
    この回収槽の出口に気液取出配管により連通され、前記浮上槽のスカム取出口からスカムおよび気液を吸引して回収槽内に移送するとともに、回収槽の出口からスカム除去後の気液を吸引して下流側に移送することが可能な気液移送ポンプと、
    浮上槽のスカム取出口と回収槽の入口とを連通するスカム取出配管中に設けられ、浮上槽のスカム取出口と回収槽の入口との間の連通を遮断すると同時に脱水用気体を回収槽の入口に導くように管路を切換える切換弁
    を具備したことを特徴とする液処理装置。
  2. 浮上槽の底部に沈澱したスラッジをその底部に設けられたスラッジ取出口から外部に排出する際に閉じ状態から開かれるスラッジ取出弁と、
    このスラッジ取出弁をスカム取出配管に連通するようにスカム取出配管に接続されたスラッジ取出配管と、
    このスラッジ取出配管がスカム取出配管に接続された接続箇所より浮上槽側でスカム取出配管中に開閉自在に設けられ、スラッジ取出弁の開に対し閉に操作されるスカム閉止弁と
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の液処理装置。
  3. 浮上槽は、臭気漏れ防止構造であり、
    回収槽は、密閉構造である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の液処理装置。
  4. 浮上槽は、浮上槽本体内の底部上に設置された円筒状の気液混合槽部を備え、
    この気液混合槽部内に被処理液を供給するための配管と気泡含有水を加圧供給するための配管とが、気液混合槽部の内周壁に対する接線方向から気液混合槽部に接続された
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか記載の液処理装置。
  5. 浮上槽の浮上槽本体は、円筒状に形成され、
    この浮上槽本体の上部に、気液移送ポンプの吐出口に接続された配管が、浮上槽本体の内周壁に対する接線方向から接続された
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか記載の液処理装置。
JP2013106056A 2013-05-20 2013-05-20 液処理装置 Active JP6042268B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013106056A JP6042268B2 (ja) 2013-05-20 2013-05-20 液処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013106056A JP6042268B2 (ja) 2013-05-20 2013-05-20 液処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014226578A JP2014226578A (ja) 2014-12-08
JP6042268B2 true JP6042268B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=52126918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013106056A Active JP6042268B2 (ja) 2013-05-20 2013-05-20 液処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6042268B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101999620B1 (ko) * 2019-03-26 2019-07-12 조용진 부상슬러지 및 침전슬러지의 동시처리장치

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000288327A (ja) * 1999-04-05 2000-10-17 At Kk 液処理装置
JP3919508B2 (ja) * 2001-11-16 2007-05-30 株式会社ニクニ 液処理装置
JP2004314035A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Nisshin Engineering Co Ltd 塗料スラッジ回収装置用吸引式取水機
JP5737813B2 (ja) * 2012-10-30 2015-06-17 株式会社ニクニ 濾過方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014226578A (ja) 2014-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4621803B1 (ja) 自吸式油水分離装置
CN101516570B (zh) 工作机械用冷却液净化装置
CN106284260B (zh) 一种水面漂浮微生物回收处理装置
JP2010131516A (ja) 油水分離装置
KR20170047479A (ko) 진공 흡입식 해양생물 포집장치
CN100413406C (zh) 用于液体容器的废物水分离系统
JP5264001B1 (ja) 浮上油分離回収装置
JP6042268B2 (ja) 液処理装置
JP2014087744A (ja) 濾過装置
KR101381111B1 (ko) 그리스트랩 청소기
CN107522247A (zh) 一种便于清污的气浮机
KR101323839B1 (ko) 스컴 제거 장치
CN102963946A (zh) 浮游式污水处理机
KR20150024026A (ko) 부유물 제거장치
JP6393817B1 (ja) 分離システム
CN202322522U (zh) 厨房移动式油水分离装置
TWM570310U (zh) Integrated filter oil remover
CN210795858U (zh) 高效油水分离设备
NO176741B (no) Anordning ved oppsamling av avfall fra mærer, samt anvendelse derav
CN203699975U (zh) 一种循环式油水分离装置
CN107952287A (zh) 一种旋液分离与纸带过滤一体机
CN210786350U (zh) 用于二级沉淀池的刮泥机构和二级沉淀池
CN208684574U (zh) 集成式过滤去油机
CN208161108U (zh) 一种小型污水处理船式沉淀池装置
CN207435189U (zh) 一种含油废水的隔油装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160923

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6042268

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250