JP6040165B2 - 易開裂部形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は長尺のプラスチックフィルムに複数の斜めの易開裂部を周期的に効率良く形成する装置に関する。
レトルトパウチのように高い気密性、耐熱性及び強度を要するプラスチック包装容器は、例えばポリエチレンテレフタレート等の高耐熱性・高強度樹脂のフィルムと、アルミニウム箔のような高気密性層と、無延伸ポリエチレン又はポリプロピレン等のシーラント層からなる。レトルトパウチの場合、熱湯又は電子レンジにより加熱した後、開封して内容物を取り出すが、パウチが高強度であるため、パウチの辺にノッチ(切込み)が形成されていても、手で開封するのは困難なことが多い。特に高齢化により握力が不十分な人が増加したために、ノッチだけでは手で開封できず、ハサミを使わなければならないことが多い。
易カット性積層フィルム包材の製造方法として、特開平11-77872号は、基材フィルム層と、総厚の1/2以上の厚さを有するシーラント層とからなる積層フィルムに対して、シーラント層側からレーザー光線を照射することによりシーラント層を薄化し、もって連続的又は断続的なハーフカット状切り離し線を形成する方法を開示している。この方法によりレトルトパウチに斜めのハーフカット状切り離し線を形成する場合、個々のレトルトパウチを製造した後で斜めのハーフカット状切り離し線を形成しなければならず、効率が悪いという問題がある。
延伸フィルムは延伸方向に裂け易いので、開口部が延伸方向と平行になるように袋を形成し、開口部に隣接する一辺に切欠き部を形成すると、開口部付近のフィルムを容易に引き裂くことができる。しかし、このような方法では開口部と平行にしか開封できない。飲料や流動食品等では小さな開封の方が好ましいことが多いので、斜めの開封部を有する容器(袋)が望まれている。斜めの開封部を有する袋を得るには、傾斜した易開裂部が周期的に形成された長尺のプラスチックフィルムを製造する必要がある。
従って本発明の目的は、長尺のプラスチックフィルムに複数の斜めの易開裂部を周期的に効率良く形成する装置を提供することである。
上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者等は、傾斜したパターンロールに形成した刻印部をプラスチックフィルムに摺接させた場合、パターンロールに設ける刻印部の方向、及びプラスチックフィルムの進行方向及び速度に対するパターンロールの回転方向及び周速に応じて、得られる線状痕からなる易開裂部の形状が著しく異なることに着目した。その結果、本発明者等は、(a) プラスチックフィルムに対して逆方向に同角度で傾斜した一対のパターンロールに硬質粒子からなる刻印部を中心軸線と平行に等間隔で一列に設け、(b) プラスチックフィルムに摺接する領域の幅をできるだけ狭くするために、プラスチックフィルムを介した各パターンロールの反対側にアンビルロールを設け、(c) ハの字状に配置された易開裂部が横一列に並ぶように、各パターンロールを位置決めし、(d) 易開裂部の幅を狭くするために、プラスチックフィルムの進行方向と同じ方向に刻印部が移動するようにパターンロールを回転させ、(e) 各刻印部により形成される線状痕の方向が各パターンロールの方向と一致するように、プラスチックフィルムの進行速度及びパターンロールの回転速度を制御すると、各対がハの字状に配置された複数対の幅の狭い易開裂部が横手方向に等間隔でかつ長手方向に一定のピッチで周期的に形成されることを発見し、本発明に想到した。
すなわち、本発明の装置は、長尺のプラスチックフィルムに、多数の線状痕からなる逆方向に同角度で傾斜した複数対の易開裂部(各対はハの字状に配置された第一及び第二の斜めの易開裂部からなる。)を周期的に形成するもので、
(a) 前記プラスチックフィルムの進行方向に対して傾斜し、多数の硬質粒子からなる複数の第一の刻印部を中心軸線と平行かつ等間隔に一列に有する第一のパターンロールと、
(b) 前記第一のパターンロールの下流側に配置され、前記プラスチックフィルムの進行方向に対して前記第一のパターンロールと逆方向に同角度で傾斜し、多数の硬質粒子からなる複数の第二の刻印部を中心軸線と平行かつ等間隔に一列に有する第二のパターンロールと、
(c) 前記プラスチックフィルムを挟むように前記第一のパターンロールの反対側に配置された第一のアンビルロールと、
(d) 前記プラスチックフィルムを挟むように前記第二のパターンロールの反対側に配置された第二のアンビルロールとを具備し、
(e) 前記第一及び第二の易開裂部が横一列に並ぶとともに隣接するものがハの字状の配置になるように、前記第一及び第二のパターンロールは横手方向及び長手方向に位置決めされており、
(f) 前記第一及び第二のパターンロールは、前記第一及び第二の刻印部が前記プラスチックフィルムの進行方向と同じ側に移動するように回転し、
(g) 前記第一及び第二の刻印部により形成される線状痕の方向がそれぞれ前記第一及び第二のパターンロールの方向と一致するように、前記プラスチックフィルムの進行速度及び前記第一及び第二のパターンロールの回転速度が制御されていることを特徴とする。
前記刻印部は鋭い角部を有するモース硬度が5以上の多数の硬質粒子により構成されているのが好ましい。
前記第一及び第二のパターンロールの周速は前記プラスチックフィルムの進行速度のcosα倍±10%以内(ただし、αは前記プラスチックフィルムに対する前記第一及び第二のパターンロールの傾斜角度である。)であるのが好ましい。
前記第一及び第二のパターンロールの長手方向配置は、対応する前記第一及び第二の刻印部の長手方向間隔が前記第一及び第二の易開裂部のピッチの整数倍となるように設定されているのが好ましい。
前記第一及び第二のパターンロールは前記プラスチックフィルムに対して逆方向に45°傾斜しており、かつ前記第一及び第二のパターンロールの周速は前記プラスチックフィルムの進行速度の1/√2倍±10%以内であるのが好ましい。
上記構成を有する本発明の装置は、一方のパターンロールで一方の易開裂部を形成し、他方のパターンロールで他方の易開裂部を形成し、かつ両易開裂部が横一列にかつハの字状に配列されるように両パターンロールの配置、回転方向及び周速を決めているので、ハの字状に配置された複数対の幅の狭い斜めの易開裂部をプラスチックフィルムに周期的に効率良く形成することができる。
傾斜したパターンロールの刻印部により斜めの線状痕が形成される原理を示す概略図である。 傾斜したパターンロールがプラスチックフィルムに摺接する様子を示す概略図である。 パターンロールが45°に傾斜した場合において、プラスチックフィルムの進行速度に対してパターンロールの周速が速すぎるときの刻印部と易開裂部との関係を示す概略図である。 パターンロールが45°に傾斜した場合において、プラスチックフィルムの進行速度に対してパターンロールの周速が適切なときの刻印部と易開裂部との関係を示す概略図である。 パターンロールが45°に傾斜した場合において、プラスチックフィルムの進行速度に対してパターンロールの周速が遅すぎるときの刻印部と易開裂部との関係を示す概略図である。 パターンロールが30°に傾斜した場合において、プラスチックフィルムの進行速度に対してパターンロールの周速が適切なときの刻印部と易開裂部との関係を示す概略図である。 パターンロールが45°に傾斜した場合において、パターンロールとプラスチックフィルムの摺接領域が図3(b) の場合の半分になったときの刻印部と易開裂部との関係、及び線状痕の密度分布を示す概略図である。 パターンロールが45°に傾斜した場合において、パターンロールとプラスチックフィルムの摺接領域が図5(a) の場合の半分になったときの刻印部と易開裂部との関係、及び線状痕の密度分布を示す概略図である。 パターンロールが45°に傾斜した場合において、パターンロールの回転方向が図5(b) と逆のときの刻印部と易開裂部との関係を示す概略図である。 刻印部がパターンロールの周方向に形成されたときの刻印部と易開裂部との関係を示す概略図である。 所定の幅を有する刻印部から形成される易開裂部を詳細に示す概略図である。 逆方向に傾斜した一対のパターンロールにより複数対の易開裂部を形成する一例を示す平面図である。 逆方向に傾斜した一対のパターンロールにより複数対の易開裂部を形成する別の例を示す平面図である。 本発明の易開裂部形成装置の一例を示す斜視図である。 図9の易開裂部形成装置を示す平面図である。 図10のA-A断面図である。 一対の易開裂部の間隔が狭い方の端部がプラスチックフィルムの進行方向前方にある場合を示す概略図である。 一対の易開裂部の間隔が狭い方の端部がプラスチックフィルムの進行方向後方にある場合を示す概略図である。 易開裂部を形成したプラスチックフィルムから包装袋を形成する工程を示す図である。
本発明の実施形態を添付図面を参照して以下詳細に説明するが、本発明はそれらに限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で種々の変更を施しても良い。
[1] 原理
図1は、硬質微粒子からなる刻印部23を有するパターンロール2がプラスチックフィルム1に斜めに摺接する場合に、プラスチックフィルム1に斜めに線状痕12が形成される原理を示す。プラスチックフィルム1の進行方向に対してパターンロール2は傾斜しているので、パターンロール2上の硬質微粒子の移動方向(回転方向)aとプラスチックフィルム1の進行方向bとは異なる。そこでXで示すように、任意の時点において刻印部23上の点Aにおける硬質微粒子がプラスチックフィルム1に摺接して痕Bが形成されたとすると、所定の時間後に硬質微粒子は点A’まで移動し、痕Bは点B’まで移動する。点Aから点A’まで硬質微粒子が移動する間、線状痕は連続的に形成されるので、点B’から点A’まで延在する線状痕12が形成されたことになる。線状痕12の長さ及び傾斜角θは、パターンロール2の傾斜角及び周速とプラスチックフィルム1の進行速度により決まる。従って、例えばYに示すようにパターンロール2の周速aに対してプラスチックフィルム1の進行速度bがb’まで遅くなると、線状痕12は短くなり、かつその傾斜角θは小さくなる。
図2〜図8に示す例では、パターンロール2はプラスチックフィルム1の上側に位置している。図2は、硬質粒子を有する刻印部23が中心軸線と平行に設けられたパターンロール2が、プラスチックフィルム1の進行方向に対して斜めに配置された場合を示す。プラスチックフィルム1の横手方向に対するパターンロール2の傾斜角はαである。パターンロール2は幅Wの領域21においてプラスチックフィルム1に摺接する。
図3(a) は、パターンロール2の傾斜角αが45°で、プラスチックフィルム1の進行速度に対してパターンロール2の周速が速すぎる場合を示す。図中CRはプラスチックフィルム1上に投影されたパターンロール2の中心軸線を示す。刻印部23がパターンロール2の回転により領域21の一端21aに到達すると、刻印部23中の各硬質粒子は線状痕を形成し始め、刻印部23が領域21の他端21bに到達すると線状痕の形成が終了する。例えば、点A1における硬質粒子が点A2まで移動する間にプラスチックフィルム1は点A1から点A3まで進行するので、形成される長さLAの線状痕12は点A2から点A3まで延在する。同様に、点B1における硬質粒子が点B2まで移動する間にプラスチックフィルム1は点B1から点B3まで進行するので、形成される長さLBの線状痕12は点B2から点B3まで延在する。従って、長さLの刻印部23から、長さLA(=LB)の平行な線状痕12からなる長さ(L+W/2)で幅W/2の菱形状の易開裂部3が得られる。なお、図示の例では△A1A2A3及び△B1B2B3はいずれも直角二等辺三角形であるが、そうでなくてもプラスチックフィルム1の進行速度に対してパターンロール2の周速が速すぎる場合、得られる易開裂部3は菱形状である。
図3(b) は、刻印部23の長さLが領域21の幅Wと等しく、かつパターンロール2の傾斜角αが45°で、パターンロール2の周速がプラスチックフィルム1の進行速度のcos 45°(=1/√2)倍である場合を示す。点A1における硬質粒子が点A2まで移動する間にプラスチックフィルム1は点A1から点A3まで進行するが、点A2及び点A3はいずれも他端21b上に位置するので、形成される長さLA(=L)の線状痕12も他端21b上に位置する。同様に、点B1における硬質粒子が点B2まで移動する間にプラスチックフィルム1は点B1から点B3まで進行するが、点B2及び点B3はいずれも他端21b上に位置するので、形成される長さLB(=L)の線状痕12も他端21b上に位置する。従って、長さLの刻印部23から、他端21b上に一列に配列された長さLA(=LB=L)の多数の線状痕12からなる長さ(L+W=LA+LB=2L)の直線状の易開裂部3が得られる。
図3(c) は、パターンロール2の傾斜角αが45°で、プラスチックフィルム1の進行速度に対してパターンロール2の周速が遅すぎる場合を示す。点A3,B3はそれぞれ他端21bよりはみ出すので、線状痕12は非常に長い。例えば、L=Wで、プラスチックフィルム1の進行速度が2W×√2の場合、易開裂部3はL+2W=3Lと長い菱形状である。
図4は、パターンロール2の傾斜角αが30°で、パターンロール2の周速がプラスチックフィルム1の進行速度のcos 30°倍の場合を示す。点A1における硬質粒子が形成する長さLAの線状痕12は他端21b上の点A2から点A3まで延在し、点B1における硬質粒子が形成する長さLBの線状痕12は他端21b上の点B2から点B3まで延在する。従って、長さLの刻印部23から、他端21b上に一列に配列された長さLA(=LB)の多数の線状痕12からなる長さ(L+LA)の直線状の易開裂部3が得られる。
図3及び図4から明らかなように、パターンロール2がプラスチックフィルム1に対して角度αだけ傾斜している場合に、パターンロール2の周速がプラスチックフィルム1の進行速度のcosα倍であると、得られる易開裂部3は領域21の他端21b上に一列に配列された多数の線状痕12からなり、直線状である。実際、図7に示すように刻印部23には所定の幅W’があるので、易開裂部3にもそれに対応した幅がある。易開裂部3はシャープな輪郭を有するのが好ましいので、できるだけ上記条件を満たす必要がある。製造誤差を考慮して、パターンロール2の周速はプラスチックフィルム1の進行速度のcosα倍±10%以内である必要があり、好ましくはcosα倍±8%以内であり、より好ましくはcosα倍±5%以内である。
図3(b) 及び図4の条件を満たす場合に、摺接領域21の幅Wの影響について検討する。図5(a) に示すように領域21の幅Wが図3(b) の半分になると、線状痕12及び易開裂部3はいずれも短くなり、線状痕の密度分布は点A2から点B3までの範囲が平坦な台形状となる。図5(b) に示すように領域21の幅Wがさらに図5(a) の半分になると、線状痕12及び易開裂部3はさらに短くなり、線状痕12の密度分布における平坦な範囲(点A2から点B3まで)の割合が大きくなる。点A2から点B3までの線状痕12の密度分布の平坦な範囲では、線状痕12の密度が均一であるので、易開裂性も均一である。線状痕12の密度分布の平坦な範囲の割合を大きくするために、摺接領域21の幅Wをできるだけ小さくするのが好ましい。これには、プラスチックフィルム1の摺接領域21の裏側に平坦面を有するアンビルロールを配置するのが好ましい。アンビルロールは金属ロール又は硬質プラスチックロールであるのが好ましい。
図5(c) に示すように、パターンロール2の回転方向が図5(b) に示すのと逆の場合、必ず摺接領域21の幅Wより長い線状痕12からなる菱形状の易開裂部3が形成される。このような幅広の易開裂部3は包装袋の開封部に適さない。このようにパターンロール2の回転方向(刻印部21の移動方向)がプラスチックフィルム1の進行方向と逆向きの場合、パターンロール2の傾斜角、パターンロール2とプラスチックフィルム1との速度比、及び摺接領域21の幅Wに関係なく、易開裂部3は幅広の菱形状になり、かつ線状痕12の方向が易開裂部3の長手方向からずれる。従って、パターンロール2の回転方向(刻印部21の移動方向)はプラスチックフィルム1の進行方向と同じ向きである必要がある。ここで、「同じ向き」とは、プラスチックフィルム1の進行方向の前方を+側とし、後方を−側とすると、パターンロール2の回転による刻印部21の移動方向も+側にあることを意味する。
図6は、パターンロール2の周方向に設けられた長さLの刻印部23が形成する易開裂部3を示す。刻印部23は摺接領域21を垂直に通過する。刻印部23の先端A1における硬質粒子が点B2に到達するとプラスチックフィルム1の移動により点A1は点B3まで移動する。従って、点B2から点B3まで延在する長さLAの線状痕が形成される。刻印部23が進んでその後端B1が摺接領域21の一端21aに到達した後、点B2まで移動すると、プラスチックフィルム1の移動により点B1は点B3まで移動するので、点B2から点B3まで延在する長さLBの線状痕が形成される。このとき、先に形成された長さLAの線状痕は点A2から点A3までの位置まで移動している。その結果、長さLA(=LB)の線状痕からなる長さLA(=LB)の菱形状の易開裂部3が得られる。このように刻印部23がパターンロール2の周方向に設けると、一列に配列した線状痕が得られない。
図7は、傾斜したパターンロール2に設けられた刻印部23が周期的に易開裂部3を形成する様子を示す。図中、刻印部23はパターンロール2の下面側に位置し、プラスチックフィルム1はパターンロール2の下側に位置する。実際の刻印部23は当然所定の幅W’を有するので、形成される易開裂部3は幅W’を有する菱形状になる。しかし、幅W’が長さLに対して十分に小さければ、菱形状の易開裂部3も包装袋の開封部として十分に幅が狭い。中心軸線CRに平行な刻印部23がパターンロール2の周方向に1つだけ設けられているとすると、易開裂部3の間隔(ピッチ)YはπD/cosα(ただし、Dはパターンロール2の直径)に等しい。また刻印部23が周方向にn個設けられているとすると、易開裂部3のピッチYはπD/ncosαとなる。いずれにしても、易開裂部3のピッチYはパターンロール2の直径Dにより決まる。
図8(a) 及び図8(b) は、逆方向に傾斜した一対のパターンロール2a,2bにより、プラスチックフィルム1にハの字状に配置された複数対の易開裂部3a,3bを形成する例を示す。各パターンロール2a,2bには中心軸線CRに沿って等間隔に複数の刻印部23a,23bが設けられている。また一対のパターンロール2a,2bの対応する刻印部23a,23bの長手方向間隔Iは易開裂部3a,3bのピッチYのm倍(mは整数。)である。刻印部23a,23bのどの対応する対を選んでも、mの値が変わるだけでI=mYの関係は成り立つ。勿論、一対のパターンロール2a,2bは逆方向に傾斜しているので、I=mYにおける整数mは易開裂部3a,3bの間隔が広がるにつれて増大する。
まず上流側のパターンロール2aの複数の刻印部21aにより、横手方向に等間隔でかつ長手方向に一定のピッチYで傾斜した複数の易開裂部3aを形成する。横手方向に全ての易開裂部3aが並んだプラスチックフィルム1に下流側のパターンロール2bが摺接するので、逆方向に傾斜した複数の易開裂部3bが易開裂部3aと対をなすように形成される。このようにして、逆方向に傾斜した(ハの字状に配置された)複数対の易開裂部3a,3bが横手方向に等間隔でかつ長手方向に一定のピッチYで形成されたプラスチックフィルム1が得られる。ここで「ハの字状」とは、逆方向に傾斜した一対の易開裂部3a,3bが、それらの間の中心線CPに関して線対象であることを意味する。図8(a) 及び図8(b) に示す例では4対の易開裂部3a,3bが形成されるので、プラスチックフィルム1は3本の直線Fに沿ってスリットされ、各帯片11の中心線CPは折り目になる。
以上から、狭い幅で配列された多数の線状痕12からなり、ハの字状となるように逆方向に同角度で傾斜した複数対の易開裂部3a,3bを横手方向に等間隔でかつ長手方向に一定のピッチで周期的に得るためには、下記の条件を満たす必要があることが分かる。
(1) プラスチックフィルム1の進行方向に対して逆方向に同角度で傾斜した一対のパターンロール2a,2bを用い、各パターンロール2a,2bのロール面に硬質粒子からなる刻印部23a,23bを中心軸線CRと平行に等間隔で一列に設ける。
(2) 各刻印部23a,23bの幅にできるだけ近い幅の易開裂部3a,3bを形成するためにプラスチックフィルム1に摺接する領域21の幅Wをできるだけ狭くし、そのためにプラスチックフィルム1を介した各パターンロール2a,2bの反対側にアンビルロールを設ける。
(3) 易開裂部3a,3bが横一列に並ぶとともに隣接する易開裂部3a,3bの配置がハの字状になるように、各パターンロール2a,2bを横手方向及び長手方向に位置決めする。
(4) 各パターンロール2a,2bを、各第一及び第二の刻印部23a,23bがプラスチックフィルム1の進行方向と同じ側に移動するように回転させる。
(5) 各刻印部23a,23bにより形成される線状痕12の方向が各パターンロール2a,2bの方向と一致するように、プラスチックフィルム1の進行速度及びパターンロール2a,2bの回転速度を制御する。
[2] 装置の具体例
図9〜図11はプラスチックフィルム1に逆方向に同角度で傾斜した複数対の易開裂部3a,3bを周期的に形成する装置の一例を示す。この装置は、(a) プラスチックフィルム1を巻き出すリール121と、(b) 複数の第一の易開裂部3aを形成するために、プラスチックフィルム1の横手方向に対して傾斜した第一のパターンロール2aと、(c) プラスチックフィルム1を挟むように第一のパターンロール2aの反対側に配置された第一のアンビルロール25aと、(d) 複数の第二の易開裂部3bを形成するために、プラスチックフィルム1の横手方向に関してパターンロール2aと逆方向に同角度で傾斜した第二のパターンロール2bと、(e) プラスチックフィルム1を挟むように第二のパターンロール2bの反対側に配置された第二のアンビルロール25bと、(f) 易開裂部3a,3bを形成したプラスチックフィルム1を巻き取るリール124とを有する。その他に、所定の位置に複数のガイドロール122,123が配置されている。各パターンロール2a,2bは、撓みを防止するためにバックアップロール(例えばゴムロール)5a,5bで支持されている。
図11に示すように、各パターンロール2a,2bはアンビルロール25a,25bと対向し、ニップロールを構成している。そのため、両者の間を通過するプラスチックフィルム1と各パターンロール2a,2bとの摺接領域の幅Wは非常に狭い。勿論、形成される線状痕の長さはW tanα(ただし、αは各パターンロール2a,2bの傾斜角である。)であるので、摺接領域の幅Wが狭くなりすぎると線状痕も短くなり過ぎる。
刻印部23は、例えば鋭い角部を有するモース硬度が5以上の多数の硬質粒子からなる。硬質粒子としてはダイヤモンド微粒子が好ましい。ダイヤモンド微粒子は、パターンロール2の表面にニッケルめっき等により付着している。硬質粒子の平均粒径は、プラスチックフィルム1の厚さ及び層構成に応じて適宜決める。例えばプラスチックフィルム1が、厚さ15μmのポリエチレンテレフタレート(PET)層と、厚さ20μmのナイロン層と、アルミニウム箔と、厚さ40μmのポリエチレン(シーラント)層とからなる場合、PET層とナイロン層に十分な切れ目を形成する必要があるので、15μm+20μm=35μmに近い深さまで傷(凹部)が形成できるように、硬質粒子の平均粒径を30〜200μmの範囲内で決めるのが好ましい。刻印部23における硬質粒子の割合(面積率)は一般に10〜50%であり、好ましくは15〜30%である。
図12(a) は一対の易開裂部3a,3bの間隔が狭い方の端部がプラスチックフィルム1の進行方向前方にある場合を示す。これらの易開裂部3a,3bは、図8(a) に示すパターンロール2a,2bの配置により得られる。また図12(b) は一対の易開裂部3a,3bの間隔が狭い方の端部がプラスチックフィルム1の進行方向後方にある場合を示す。これらの易開裂部3a,3bは、図8(b) に示すパターンロール2a,2bの配置により得られる。いずれの場合も、プラスチックフィルム1を直線Fに沿ってスリットしてなる帯片11,11’を中心線CPに沿って折り畳むと、筒状帯片15,15’が得られる。適切にヒートシール領域101,102及びカット位置を設定すると、いずれの筒状帯片15,15’からも実質的に同じ袋が得られる。従って、「ハの字状」というときに、必ずしも一対の易開裂部3a,3bの狭い方の間隔G1が進行方向前方にある必要はない。
各易開裂部3a,3bの端部はヒートシール領域101,102を越えてはいけない。従って、図12(a) 及び図12(b) において点線で示すように、各易開裂部3a,3bは長くてもヒートシール領域101,102の範囲内になければならない。具体的には、各易開裂部3a,3bの端部がカット線Fを中心とした間隔G2のヒートシール領域101を越えると、別の袋まで延在することになるので良くない。同様に、各易開裂部3a,3bの端部がカット線を含むヒートシール領域102を越えても、別の袋まで延在することになるので良くない。
[3] 袋の製造
複数対の易開裂部3a,3bを形成したプラスチックフィルム1を直線Fに沿ってスリットし、図13に示すように一端側にハの字状に配置された易開裂部3a,3bを有する帯片11を得る。各帯片11を中心線CPに沿って折り畳むと、一対の易開裂部3a,3bは完全に重なり、折り畳んだ帯片15となる(工程A)。次に易開裂部3の長手方向ヒートシール領域101をヒートシールするとともに、得られたヒートシール部103に沿って側端部を切り落とし、平坦な筒状の帯片16とする(工程B)。さらに各横手方向ヒートシール領域102をヒートシールしてヒートシール部104を形成するとともに、ヒートシール部104に沿って筒状帯片105を切断し、個々の袋105にする(工程C)。個々の袋105に内容物を充填した後、入口をヒートシール(ヒートシール部106を形成)し、内容物を含有する袋107とする(工程D)。ヒートシール部106の易開裂部3に接する位置に切欠き部110を設けると、易開裂部3に沿って袋107を開封するのが容易になる。

Claims (5)

  1. 長尺のプラスチックフィルムに、多数の線状痕からなる逆方向に同角度で傾斜した複数対の易開裂部(各対はハの字状に配置された第一及び第二の斜めの易開裂部からなる。)を周期的に形成する装置であって、
    (a) 前記プラスチックフィルムの進行方向に対して傾斜し、多数の硬質粒子からなる複数の第一の刻印部を中心軸線と平行かつ等間隔に一列に有する第一のパターンロールと、
    (b) 前記第一のパターンロールの下流側に配置され、前記プラスチックフィルムの進行方向に対して前記第一のパターンロールと逆方向に同角度で傾斜し、多数の硬質粒子からなる複数の第二の刻印部を中心軸線と平行かつ等間隔に一列に有する第二のパターンロールと、
    (c) 前記プラスチックフィルムを挟むように前記第一のパターンロールの反対側に配置された第一のアンビルロールと、
    (d) 前記プラスチックフィルムを挟むように前記第二のパターンロールの反対側に配置された第二のアンビルロールとを具備し、
    (e) 前記第一及び第二の易開裂部が横一列に並ぶとともに隣接するものがハの字状の配置になるように、前記第一及び第二のパターンロールは横手方向及び長手方向に位置決めされており、
    (f) 前記第一及び第二のパターンロールは、前記第一及び第二の刻印部が前記プラスチックフィルムの進行方向と同じ側に移動するように回転し、
    (g) 前記第一及び第二の刻印部により形成される線状痕の方向がそれぞれ前記第一及び第二のパターンロールの方向と一致するように、前記プラスチックフィルムの進行速度及び前記第一及び第二のパターンロールの回転速度が制御されていることを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、前記刻印部が鋭い角部を有するモース硬度が5以上の多数の硬質粒子により構成されていることを特徴とする装置。
  3. 請求項1又は2に記載の装置において、前記第一及び第二のパターンロールの周速が前記プラスチックフィルムの進行速度のcosα倍±10%以内(ただし、αは前記プラスチックフィルムに対する前記第一及び第二のパターンロールの傾斜角度である。)であることを特徴とする装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の装置において、前記第一及び第二のパターンロールの長手方向配置は、対応する前記第一及び第二の刻印部の長手方向間隔が前記第一及び第二の易開裂部のピッチの整数倍となるように設定されていることを特徴とする装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の装置において、前記第一及び第二のパターンロールが前記プラスチックフィルムに対して逆方向に45°傾斜しており、前記第一及び第二のパターンロールの周速が前記プラスチックフィルムの進行速度の1/√2倍±10%以内であることを特徴とする装置。
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