JP6039824B2 - IoTデバイスグループにおける協調インテリジェンスおよび意思決定 - Google Patents

IoTデバイスグループにおける協調インテリジェンスおよび意思決定 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照によりその全体が本明細書に明示的に組み込まれている、2013年2月25日に出願した「COLLABORATIVE INTELLIGENCE AND DECISION-MAKING IN AN IOT DEVICE GROUP」と題した仮出願第61/769,149号の利益を主張するものである。
本明細書において説明される様々な実施形態は、モノのインターネット(IoT)デバイスグループにおける協調インテリジェンス(collaborative intelligence)および分散型意思決定を対象とする。
インターネットは、互いに通信するために標準的なインターネットプロトコルスイート(たとえば、伝送制御プロトコル(TCP)およびインターネットプロトコル(IP))を用いる相互に接続されたコンピュータおよびコンピュータネットワークの全世界的システムである。モノのインターネット(IoT)は、コンピュータおよびコンピュータネットワークだけでなく日常的なモノ(object)がIoT通信ネットワーク(たとえば、アドホックシステムまたはインターネット)によって読み取り可能、認識可能、位置特定可能、アドレス指定可能、および制御可能であり得るという考えに基づく。
いくつかの市場動向が、IoTデバイスの開発を促している。たとえば、上昇し続けているエネルギーコストが、スマートグリッド、ならびに電気自動車および公共の充電ステーションなどの未来の消費のサポートへの政府の戦略的投資を促している。上昇している健康管理のコストおよび高齢化が、遠隔/接続型の健康管理およびフィットネスサービスの開発を促している。家庭向けの技術革新が、サービスプロバイダが「N」プレイ('N' play)(たとえば、データ、音声、映像、セキュリティ、エネルギー管理など)を市場に投入し、ホームネットワークを拡大することによる整理統合を含む新しい「スマート」デバイスの開発を促している。建物は、企業の設備の運用コストを削減するための手段としてよりスマートでより便利になりつつある。
IoTに関するいくつかの重要な応用がある。たとえば、スマートグリッドおよびエネルギー管理の領域では、公益事業会社が、家庭および企業へのエネルギーの送達を最適化することができる一方、顧客が、エネルギーの使用をより適切に管理することができる。家および建物のオートメーションの領域では、スマートホームおよびスマートビルディングが、家庭または事業所で、電化製品からプラグイン電気自動車(PEV)のセキュリティシステムまで実質的に任意のデバイスまたはシステムを集中的に制御することができる。資産追跡(asset tracking)の分野では、企業、病院、工場、およびその他の大きな組織が、価値の高い機器、患者、車両などの位置を性格に追跡することができる。健康およびウェルネスの領域では、医者が、患者の健康を遠隔で監視することができる一方、人が、フィットネスルーチンの経過を追跡することができる。
以下は、本明細書において開示される1つもしくは複数の態様および/または実施形態に関する簡潔な概要を提示する。したがって、以下の概要は、すべての考えられる態様および/または実施形態に関する広範囲の概観と見なされるべきでなく、すべての考えられる態様および/または実施形態に関する重要なまたは決定的な要素を特定するとも、あらゆる特定の態様および/または実施形態に関連する範囲を示すとも解釈されるべきでない。したがって、以下の概要は、後で示される詳細な説明の前置きとして、本明細書において開示される1つまたは複数の態様および/または実施形態に関するいくつかの概念を簡潔な形で提示するという目的のみを有する。
本開示は、一般に、モノのインターネット(IoT)デバイスグループにおける協調インテリジェンスおよび意思決定に関する。特に、グループの様々なIoTデバイスが、相互に依存している可能性があり、それによって、1つのIoTデバイスが計画する判断が、グループのその他のIoTデバイスに影響を与える可能性がある。したがって、IoTデバイスが(たとえば、状態を遷移させるかまたは別の行為を開始するための)特定の判断を計画することに応じて、グループのIoTデバイスは、計画された判断で行為を行う前に分散型インテリジェンスを用いて協調し得る。たとえば、提言(recommendation)要求メッセージが、グループのその他のIoTデバイスに送信される可能性があり、次いで、それらのその他のIoTデバイスは、IoTデバイスグループ内の関係を分析して、計画された判断に関連する潜在的な影響を評価し、計画された判断を承認するかまたは承認しないために応答する可能性がある。その他のIoTデバイスから受信された応答に基づいて、IoTデバイスは、そのとき、計画された判断で行為を行うべきかどうかを適切に判定し得る。
1つの例示的な態様によれば、グループ内のIoTデバイスは、特定の判断を計画すべきか、特定の状態の間を遷移すべきか、またはそうでなければ特定の行為を開始すべきかを判定するために好適な意思決定アルゴリズムに従う可能性があり、特定の判断を計画するIoTデバイスは、行為を実際に開始する前にグループのその他のIoTデバイスに、IoTデバイスが開始することを計画する行為を示す提言要求メッセージを送信する可能性がある。一実施形態において、IoTデバイスは、次いで、グループのその他のIoTデバイスがその判断に賛成または反対する提言で応答すると予想し得る。たとえば、グループの各IoTデバイスが、グループのその他のIoTデバイスとの様々な相互依存を定義する関係木(relationship tree)を保有する可能性があり、提言要求メッセージを受信する特定のIoTデバイスが、関係木を調べて、提言要求メッセージで示された判断から生じ得る任意の潜在的な影響を評価する可能性がある。一実施形態において、提言要求メッセージを受信する各IoTデバイスは、応答するIoTデバイスが提言要求メッセージで示される判断を承認するもしくは承認しない度合いを示す承認もしくは不承認メッセージで応答する可能性があり、または代替的に、提言要求メッセージを無視する可能性がある。一実施形態において、提言要求メッセージを送信したIoTデバイスは、次いで、(たとえば、妥当な期間内で)グループのその他のIoTデバイスから受信された任意の承認または不承認応答メッセージを分析し、(たとえば、最適化アルゴリズムに基づいて)提言要求メッセージで示された行為を開始すべきか否かを適切に判定し得る。
別の例示的な態様によれば、グループのIoTデバイスが、(たとえば、現在の状態に基づいて)グループのその他のIoTデバイスに要求されていない提言を送信する可能性がある。たとえば、特定のIoTデバイスが特定のリソースを利用する現在の状態を有すること(たとえば、シャワーIoTデバイスが使用中の状態を有すること)に応じて、IoTデバイスは、同一のリソースを利用しないか、または現在のリソース利用の状態に悪影響を与えるかもしくはそうでなければ干渉する可能性があるいかなる行為も行わないように(たとえば、シャワーの水温に悪影響を与える可能性がある方法で温水または冷水の使用を突然変えないように)グループのその他のIoTデバイスに命令するために要求されていない提言を送信する可能性がある。
別の例示的な態様によれば、IoTグループのIoTデバイスの間の協調意思決定のための方法が、とりわけ、IoTグループの1つまたは複数のメンバーIoTデバイスに提言要求メッセージを送信するステップであって、提言要求メッセージが、計画された状態遷移(たとえば、提言要求メッセージを送信したIoTデバイスによって計画された状態遷移)を示す、ステップと、提言要求メッセージに対する1つまたは複数の応答を受信するステップであって、1つまたは複数の応答が、提言要求メッセージに応答する1つまたは複数のメンバーIoTデバイスからの計画された状態遷移についてのフィードバック(たとえば、IoTグループのメンバーIoTデバイスの間の関係を示す依存関係木(dependency tree)を用いて判定された潜在的な影響に依存する可能性がある、応答するメンバーIoTデバイスが計画された状態遷移を承認するのかまたは承認しないのかを示すためのブール値、ファジー論理値、またはその他の好適なデータ)を含む可能性がある、ステップと、提言要求メッセージに対する1つまたは複数の応答に基づいて計画された状態遷移を開始すべきかどうかを判定するステップとを含み得る。たとえば、一実施形態において、提言要求メッセージを送信したIoTデバイスは、所定の期間が過ぎるまで提言要求メッセージに対する応答を集約し、次いで、所定の期間中に受信される応答を分析して(たとえば、ローカルの意思決定アルゴリズムに基づいて)計画された状態遷移を開始すべきかどうかを判定する可能性がある。さらに、一実施形態において、方法は、計画された状態遷移が開始されることを示す最終判断をIoTグループの1つもしくは複数のメンバーIoTデバイスにアドバタイズするステップ、および最終判断をアドバタイズするステップの後に計画された状態遷移を開始するステップ、または代替的に、計画された状態遷移が開始されないことを示す最終判断をアドバタイズするステップを含み得る。
別の例示的な態様によれば、装置が、IoTグループの1つまたは複数のメンバーIoTデバイスに提言要求メッセージを送信するための手段であって、提言要求メッセージが、計画された状態遷移を示す、手段と、提言要求メッセージに対する1つまたは複数の応答を受信するための手段であって、1つまたは複数の応答が、提言要求メッセージに応答する1つまたは複数のメンバーIoTデバイスからの計画された状態遷移についてのフィードバックを含む、手段と、提言要求メッセージに対する1つまたは複数の応答に基づいて計画された状態遷移を開始すべきかどうかを判定するための手段とを含み得る。たとえば、一実施形態においては、計画された状態遷移を開始すべきかどうかを判定するための手段が、所定の期間が過ぎるまで提言要求メッセージに対する応答を集約するための手段、所定の期間中に受信される応答を分析して計画された状態遷移を開始すべきかどうかを判定するための手段、および/またはローカルの意思決定アルゴリズムに基づいて状態遷移を計画するための手段をさらに含み得る。さらに、一実施形態において、装置は、計画された状態遷移が開始されることを示す最終判断をIoTグループの1つもしくは複数のメンバーIoTデバイスにアドバタイズするための手段、および最終判断をアドバタイズした後に計画された状態遷移を開始するための手段を含む可能性があり、または代替的に、アドバタイズされる最終判断は、計画された状態遷移が開始されないことを示す可能性がある。
別の例示的な態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が、協調によるグループに基づく意思決定のためのコンピュータが実行可能な命令を記録する可能性があり、コンピュータが実行可能な命令をIoTデバイスで実行することが、IoTデバイスに、IoTデバイスを含むIoTグループの1つまたは複数のメンバーIoTデバイスに計画された状態遷移を示す提言要求メッセージを送信させ、提言要求メッセージに応答するメンバーIoTデバイスからの計画された状態遷移についてのフィードバックを含む提言要求メッセージに対する1つまたは複数の応答を受信させ、提言要求メッセージに対する応答に基づいて計画された状態遷移を開始すべきかどうかを判定させる可能性がある。
別の例示的な態様によれば、IoTグループのIoTデバイスの間の協調意思決定のための別の方法が、IoTグループの少なくとも1つのメンバーIoTデバイスから提言要求メッセージを受信するステップであって、提言要求メッセージが、少なくとも1つのメンバーIoTデバイスに関連する計画された状態遷移を示す、ステップと、計画された状態遷移についてのフィードバックに少なくとも部分的に基づいて提言要求メッセージに対する応答(たとえば、計画された状態遷移が承認されるのかまたは承認されないのかを示すブール値、計画された状態遷移が承認されるかまたは承認されない度合いを示すファジー論理値など)を決定するステップと、計画された状態遷移が開始されるかどうかを示すアドバタイズされた最終判断を少なくとも1つのメンバーIoTデバイスから受信するステップであって、少なくとも1つのメンバーIoTデバイスが、計画された状態遷移についてのフィードバックに少なくとも部分的に基づいて最終判断を生成する、ステップとを含み得る。たとえば、一実施形態においては、提言要求メッセージに対する応答を決定するステップが、IoTグループのメンバーIoTデバイスの間の関係を示す依存関係木に基づいて計画された状態遷移に関連する潜在的な影響を分析するステップと、潜在的な影響に少なくとも部分的に基づいて提言要求メッセージに対する応答を決定するステップであって、決定された応答が、計画された状態遷移が承認されるのかまたは承認されないのかを示す、ステップとを含み得る。代替的に、特定の使用事例においては、提言要求メッセージに対する応答を決定するステップが、計画された状態遷移を承認すべきかもしくは承認しないべきかについて意見がないことに応じて少なくとも1つのメンバーIoTデバイスにフィードバックを送信せずに提言要求メッセージを無視するステップ、および/または計画された状態遷移を承認すべきかもしくは承認しないべきかを判定し、少なくとも1つのメンバーIoTデバイスに提言要求メッセージに対する応答を送信するように代理メンバーIoTデバイスを指定するステップを含み得る。
本明細書において開示される態様および実施形態に関連するその他の目的および利点は、添付の図面および詳細な説明に基づいて当業者に明らかになるであろう。
本開示の態様およびそれに付随する利点の多くのより完全な理解は、本開示の限定ではなく例示のためにだけ示される添付の図面に関連して考慮されるときに以下の詳細な説明を参照することによって本開示の態様およびそれに付随する利点の多くがより深く理解されるようになるときに容易に得られるであろう。
本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システムの例示的なハイレベルなシステムアーキテクチャを示す図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システムの例示的なハイレベルなシステムアーキテクチャを示す図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システムの例示的なハイレベルなシステムアーキテクチャを示す図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システムの例示的なハイレベルなシステムアーキテクチャを示す図である。 本開示の様々な態様によるワイヤレス通信システムの例示的なハイレベルなシステムアーキテクチャを示す図である。 本開示の様々な態様による例示的なモノのインターネット(IoT)デバイスを示す図である。 本開示の様々な態様による例示的な受動的IoTデバイスを示す図である。 本開示の様々な態様による、機能を実行するように構成された論理を含む例示的な通信デバイスを示す図である。 本開示の様々な態様による例示的なサーバを示す図である。 本開示の様々な態様によるIoTデバイスグループを形成するための例示的な方法を示す図である。 本開示の様々な態様によるIoTデバイスグループにおける協調インテリジェンスおよび意思決定を使用するための例示的な方法を示す図である。 本開示の様々な態様によるIoTデバイスグループにおける協調インテリジェンスおよび意思決定を使用するための例示的な方法を示す図である。
様々な態様が、以下の説明および関連する図面で開示される。代替的な態様が、本開示の範囲を逸脱することなく案出され得る。加えて、本開示のよく知られている要素は、本開示の関連する詳細を曖昧にしないように、詳細には示されないかまたは省略される。
「例示的な」および/または「例」という語は、本明細書においては「例、具体例、または事例としての役割を果たす」ことを表すために使用される。本明細書で「例示的」および/または「例」と記載されたいずれの態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいかまたは有利であると解釈されるべきでない。同様に、「本開示の態様」という用語は、本開示のすべての態様が、検討される特徴、利点、または動作の形態を含むことを必要としない。
さらに、多くの態様が、たとえば、コンピューティングデバイスの要素によって実行される一連の動作によって説明される。本明細書において説明される様々な動作が特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))、1つもしくは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令、またはこれら両方の組合せによって実行され得ることが、認められるであろう。加えて、本明細書において説明されるこれらの一連の動作は、実行されると関連するプロセッサに本明細書において説明される機能を実行させるコンピュータ命令の対応する組を記憶する任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体内に完全に具現化されると考えられ得る。したがって、本開示の様々な態様は、いくつかの異なる形態で具現化される可能性があり、それらの異なる形態のすべては、特許請求の対象の範囲内にあると考えられてきた。さらに、本明細書において説明される態様のそれぞれに関して、対応する形態の任意のそのような態様は、たとえば、説明される動作を実行する「ように構成された論理」として本明細書において説明される可能性がある。
本明細書において使用されるとき、「モノのインターネット(IoT)デバイス」という用語は、アドレス指定可能なインターフェース(たとえば、インターネットプロトコル(IP)アドレス、Bluetooth(登録商標)識別子(ID)、近距離無線通信(NFC: near-field communication)IDなど)を有し、有線または無線の接続を介して1つまたは複数のその他のデバイスに情報を送信することができる任意のモノ(たとえば、電化製品、センサなど)を指すために使用される。IoTデバイスは、クイックレスポンス(QR)コード、無線周波数識別(RFID)タグ、NFCタグなどの受動的な通信インターフェース、またはモデム、トランシーバ、送信機-受信機などの能動的な通信インターフェースを有する可能性がある。IoTデバイスは、中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、ASICなどに埋め込まれ、および/または中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、ASICなどによって制御/監視され、ローカルアドホックネットワークまたはインターネットなどのIoTネットワークに接続するように構成され得る特定の1組の属性(たとえば、IoTデバイスがオンであるかまたはオフであるか、開いているかまたは閉じているか、アイドルかまたはアクティブか、タスクの実行のために利用可能かまたは使用中かなどのデバイスの状態またはステータス、冷やすまたは暖める機能、環境を監視または記録する機能、光を発する機能、音を発する機能など)を有する可能性がある。たとえば、IoTデバイスは、デバイスがIoTネットワークと通信するためのアドレス指定可能な通信インターフェースを備えている限り、冷蔵庫、トースター、オーブン、電子レンジ、冷凍庫、食洗機、皿、手工具、洗濯機、衣類乾燥機、炉、エアコン、サーモスタット、テレビ、照明設備、掃除機、スプリンクラー、電気メータ、ガスメータなどを含み得るがこれらに限定されない。IoTデバイスは、セル電話、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯情報端末(PDA)なども含み得る。したがって、IoTネットワークは、通常、インターネット接続性を持たないデバイス(たとえば、食洗機など)に加えて「レガシーの」インターネットに接続可能なデバイス(たとえば、ラップトップコンピュータまたはデスクトップコンピュータ、セル電話など)の組合せからなる可能性がある。
図1Aは、本開示の一態様によるワイヤレス通信システム100Aのハイレベルなシステムアーキテクチャを示す。ワイヤレス通信システム100Aは、テレビ110、空調室外機112、サーモスタット114、冷蔵庫116、ならびに洗濯機および乾燥機118を含む複数のIoTデバイスを含む。
図1Aを参照すると、IoTデバイス110〜118は、図1Aにおいては無線インターフェース108および直接有線接続109として示される物理的な通信インターフェースまたはレイヤを介してアクセスネットワーク(たとえば、アクセスポイント125)と通信するように構成される。無線インターフェース108は、IEEE 802.11などのワイヤレスインターネットプロトコル(IP)に準拠する可能性がある。図1AはIoTデバイス110〜118が無線インターフェース108を介して通信し、IoTデバイス118が直接有線接続109を介して通信するところを示すが、各IoTデバイスは、有線もしくは無線の接続、またはこれら両方を介して通信する可能性がある。
インターネット175は、(図1Aには便宜上示されていない)いくつかのルーティングエージェントおよび処理エージェントを含む。インターネット175は、異なるデバイス/ネットワーク間で通信するために標準的なインターネットプロトコルスイート(たとえば、伝送制御プロトコル(TCP)およびIP)を用いる相互に接続されたコンピュータおよびコンピュータネットワークの全世界的システムである。TCP/IPは、データがどのようにフォーマットされ、アドレス指定され、送信され、ルーティングされ、送信先で受信されるべきかを指定するエンドツーエンドの接続性を提供する。
図1Aにおいて、デスクトップコンピュータまたはパーソナルコンピュータ(PC)などのコンピュータ120は、(たとえば、イーサネット(登録商標)接続またはWi-Fiもしくは802.11に基づくネットワークを介して)インターネット175に直接接続するものとして示される。コンピュータ120は、モデムまたはルータへの直接接続などのインターネット175への有線接続を有する可能性があり、モデムまたはルータは、一例において、(たとえば、有線接続と無線接続との両方を有するWi-Fiルータの)アクセスポイント125自体に対応する可能性がある。代替的に、有線接続を介してアクセスポイント125およびインターネット175に接続されるのではなく、コンピュータ120は、無線インターフェース108または別のワイヤレスインターフェースを介してアクセスポイント125に接続され、無線インターフェース108を介してインターネット175にアクセスする可能性がある。デスクトップコンピュータとして示されているが、コンピュータ120は、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、PDA、スマートフォンなどの可能性がある。コンピュータ120は、IoTデバイスであり、および/またはIoTデバイス110〜118のネットワーク/グループなどのIoTネットワーク/グループを管理するための機能を含む可能性がある。
アクセスポイント125は、たとえば、FiOSなどの光通信システム、ケーブルモデム、デジタル加入者線(DSL)モデムなどを介してインターネット175に接続される可能性がある。アクセスポイント125は、標準的なインターネットプロトコル(たとえば、TCP/IP)を用いてIoTデバイス110〜120およびインターネット175と通信し得る。
図1Aを参照すると、IoTサーバ170は、インターネット175に接続されるものとして示される。IoTサーバ170は、複数の構造的に別々のサーバとして実装される可能性があり、または代替的に、単一のサーバに対応する可能性がある。一態様において、IoTサーバ170は、(破線によって示されるように)任意であり、IoTデバイス110〜120のグループは、ピアツーピア(P2P)ネットワークの可能性がある。そのような場合、IoTデバイス110〜120は、無線インターフェース108および/または直接有線接続109を介して互いに直接通信し得る。代替的にまたは追加的に、IoTデバイス110〜120の一部またはすべては、無線インターフェース108および直接有線接続109とは独立した通信インターフェースを用いて構成される可能性がある。たとえば、無線インターフェース108がWi-Fiインターフェースに対応する場合、IoTデバイス110〜120のうちの1つまたは複数は、互いにまたはその他のBluetooth(登録商標)対応デバイスもしくはNFC対応デバイスと直接通信するためのBluetooth(登録商標)インターフェースまたはNFCインターフェースを有する可能性がある。
ピアツーピアネットワークにおいては、サービス発見方式が、ノードの存在、それらのノードの能力、およびグループの加入者資格をマルチキャストする可能性がある。ピアツーピアデバイスは、この情報に基づいて関連付けおよびその後のインタラクションを確立し得る。
本開示の一態様によれば、図1Bは、複数のIoTデバイスを含む別のワイヤレス通信システム100Bのハイレベルなアーキテクチャを示す。概して、図1Bに示されるワイヤレス通信システム100Bは、上でより詳細に説明された、図1Aに示されたワイヤレス通信システム100Aと同一および/または実質的に同様の様々な構成要素(たとえば、無線インターフェース108および/または直接有線接続109を介してアクセスポイント125と通信するように構成されるテレビ110、空調室外機112、サーモスタット114、冷蔵庫116、ならびに洗濯機および乾燥機118、インターネット175に直接接続し、および/またはアクセスポイント125を介してインターネットに接続するコンピュータ120、ならびにインターネット175を介してアクセス可能なIoTサーバ170などを含む様々なIoTデバイス)を含み得る。したがって、説明を簡潔および簡単にするために、図1Bに示されるワイヤレス通信システム100Bの特定の構成要素に関連する様々な詳細は、同一または同様の詳細が図1Aに示されたワイヤレス通信システム100Aに関連して上で既に与えられている限り、本明細書において省略される可能性がある。
図1Bを参照すると、ワイヤレス通信システム100Bは、スーパーバイザデバイス130を含む可能性があり、スーパーバイザデバイス130は、代替的にIoTマネージャ130またはIoTマネージャデバイス130と呼ばれる可能性がある。したがって、以下の説明が「スーパーバイザデバイス」130という用語を使用する場合、当業者は、IoTマネージャ、グループの所有者、または同様の用語へのすべての言及が、スーパーバイザデバイス130、または同一もしくは実質的に同様の機能を提供する別の物理的もしくは論理的な構成要素を指す可能性があることを理解するであろう。
一実施形態において、スーパーバイザデバイス130は、概して、ワイヤレス通信システム100Bの様々なその他の構成要素を観測、監視、制御、または場合によっては管理し得る。たとえば、スーパーバイザデバイス130は、無線インターフェース108および/または直接有線接続109を介してアクセスネットワーク(たとえば、アクセスポイント125)と通信して、ワイヤレス通信システム100B内の様々なIoTデバイス110〜120に関連する属性、活動、またはその他の状態を監視または管理することができる。スーパーバイザデバイス130は、インターネット175および任意で(破線として示される)IoTサーバ170への有線または無線の接続を有する可能性がある。スーパーバイザデバイス130は、様々なIoTデバイス110〜120に関連する属性、活動、またはその他の状態をさらに監視または管理するために使用され得る情報をインターネット175および/またはIoTサーバ170から取得し得る。スーパーバイザデバイス130は、スタンドアロンのデバイス、またはコンピュータ120などのIoTデバイス110〜120のうちの1つである可能性がある。スーパーバイザデバイス130は、物理的なデバイス、または物理的なデバイスで実行されるソフトウェアアプリケーションである可能性がある。スーパーバイザデバイス130は、IoTデバイス110〜120に関連する監視された属性、活動、またはその他の状態に関連する情報を出力し、IoTデバイス110〜120に関連する属性、活動、またはその他の状態を制御または場合によっては管理するための入力された情報を受信することができるユーザインターフェースを含み得る。したがって、スーパーバイザデバイス130は、概して、ワイヤレス通信システム100B内の様々な構成要素を観測、監視、制御、または場合によっては管理するために様々な構成要素を含み、様々な有線および無線の通信インターフェースをサポートする可能性がある。
図1Bに示されるワイヤレス通信システム100Bは、ワイヤレス通信システム100Bに結合されるか、または場合によってはワイヤレス通信システム100Bの一部にされる可能性がある(能動的なIoTデバイス110〜120とは対照的な)1つまたは複数の受動的なIoTデバイス105を含む可能性がある。概して、受動的なIoTデバイス105は、バーコード付きデバイス、Bluetooth(登録商標)デバイス、無線周波数(RF)デバイス、RFIDタグ付きデバイス、赤外線(IR)デバイス、NFCタグ付きデバイス、または近距離インターフェースを介して問い合わされるときにそのデバイスの識別子および属性を別のデバイスに提供することができる任意のその他の好適なデバイスを含み得る。能動的なIoTデバイスは、受動的なIoTデバイスの属性の変化を検出する可能性、記憶する可能性、伝達する可能性、そのような変化に基づいて動作する可能性などがある。
たとえば、受動的なIoTデバイス105は、それぞれがRFIDタグまたはバーコードを有するコーヒーカップおよびオレンジジュースの容器を含む可能性がある。棚IoTデバイスおよび冷蔵庫IoTデバイス116は、それぞれ、コーヒーカップおよび/またはオレンジジュースの容器の受動的なIoTデバイス105が追加されたかまたは取り除かれた時点を検出するためにRFIDタグまたはバーコードを読み取ることができる適切なスキャナまたはリーダを有する可能性がある。棚IoTデバイスがコーヒーカップの受動的なIoTデバイス105が取り除かれたことを検出し、かつ冷蔵庫IoTデバイス116がオレンジジュースの容器の受動的なIoTデバイスが取り除かれたことを検出すると、スーパーバイザデバイス130は、棚IoTデバイスおよび冷蔵庫IoTデバイス116で検出された活動に関する1つまたは複数の信号を受信し得る。次いで、スーパーバイザデバイス130は、ユーザがコーヒーカップでオレンジジュースを飲んでいる、および/またはコーヒーカップでオレンジジュースを飲むのが好きであると推測する可能性がある。
以上は受動的なIoTデバイス105を何らかの形態のRFIDタグまたはバーコード通信インターフェースを有するものとして説明しているが、受動的なIoTデバイス105は、そのような通信能力を持たない1つまたは複数のデバイスまたはその他の物理的なモノを含む可能性がある。たとえば、特定のIoTデバイスは、受動的なIoTデバイス105を特定するために受動的なIoTデバイス105に関連する形、大きさ、色、および/またはその他の観測可能な特徴を検出することができる適切なスキャナまたはリーダのメカニズムを有する可能性がある。このようにして、任意の好適な物理的なモノは、そのモノの識別情報および属性を伝達し、ワイヤレス通信システム100Bの一部になり、スーパーバイザデバイス130により観測、管理、制御、または場合によっては管理され得る。さらに、受動的なIoTデバイス105は、図1Aのワイヤレス通信システム100Aに結合されるか、または場合によっては図1Aのワイヤレス通信システム100Aの一部にされ、実質的に同様の方法で観測、監視、制御、または場合によっては管理され得る。
本開示の別の態様によれば、図1Cは、複数のIoTデバイスを含む別のワイヤレス通信システム100Cのハイレベルなアーキテクチャを示す。概して、図1Cに示されるワイヤレス通信システム100Cは、上でより詳細に説明された図1Aおよび図1Bにそれぞれ示されたワイヤレス通信システム100Aおよび100Bと同一および/または実質的に同様である様々な構成要素を含み得る。したがって、説明を簡潔および簡単にするために、図1Cに示されるワイヤレス通信システム100Cの特定の構成要素に関連する様々な詳細は、同一または同様の詳細が図1Aおよび図1Bにそれぞれ示されたワイヤレス通信システム100Aおよび100Bに関連して上で既に与えられている限り、本明細書において省略される可能性がある。
図1Cに示される通信システム100Cは、IoTデバイス110〜118とスーパーバイザデバイス130との間の例示的なピアツーピア通信を示す。図1Cに示されるように、スーパーバイザデバイス130は、IoTスーパーバイザインターフェースを介してIoTデバイス110〜118のそれぞれと通信する。さらに、IoTデバイス110および114、IoTデバイス112、114、および116、ならびにIoTデバイス116および118は、互いに直接通信する。
IoTデバイス110〜118は、IoTグループ160を構成する。IoTデバイスグループ160は、ユーザのホームネットワークに接続されたIoTデバイスなどのローカルに接続されたIoTデバイスのグループである。示していないが、複数のIoTデバイスグループが、インターネット175に接続されたIoTスーパーエージェント140を介して互いに接続されるおよび/または通信する可能性がある。高いレベルで、スーパーバイザデバイス130がグループ内通信を管理し、一方、IoTスーパーエージェント140はグループ間通信を管理することができる。別々のデバイスとして示されているが、スーパーバイザ130およびIoTスーパーエージェント140は、同一のデバイス(たとえば、図1Aのコンピュータ120のようなスタンドアロンのデバイスまたはIoTデバイス)であるか、または同一のデバイス(たとえば、図1Aのコンピュータ120のようなスタンドアロンのデバイスまたはIoTデバイス)に存在する可能性がある。代替的に、IoTスーパーエージェント140は、アクセスポイント125に対応するか、またはアクセスポイント125の機能を含む可能性がある。さらに別の代替として、IoTスーパーエージェント140は、IoTサーバ170などのIoTサーバに対応するか、またはIoTサーバの機能を含む可能性がある。IoTスーパーエージェント140は、ゲートウェイ機能145を包含する(encapsulate)可能性がある。
それぞれのIoTデバイス110〜118は、スーパーバイザデバイス130をピアとして扱い、スーパーバイザデバイス130に属性/スキーマの更新を送信する可能性がある。IoTデバイスは、別のIoTデバイスと通信する必要があるとき、スーパーバイザデバイス130にそのIoTデバイスへのポインタを要求し、次いで、ピアとして目標のIoTデバイスと通信することができる。IoTデバイス110〜118は、共通メッセージングプロトコル(CMP: common messaging protocol)を用いてピアツーピア通信ネットワークを介して互いに通信する。2つのIoTデバイスは、CMPに対応し、共通通信トランスポート(common communication transport)を介して接続される限り、互いに通信し得る。プロトコルスタックにおいて、CMPレイヤ154は、アプリケーションレイヤ152の下で、かつトランスポートレイヤ156および物理レイヤ158の上にある。
本開示の別の態様によれば、図1Dは、複数のIoTデバイスを含む別のワイヤレス通信システム100Dのハイレベルなアーキテクチャを示す。概して、図1Dに示されるワイヤレス通信システム100Dは、上でより詳細に説明された図1A〜図1Cにそれぞれ示されたワイヤレス通信システム100A〜Cと同一および/または実質的に同様である様々な構成要素を含み得る。したがって、説明を簡潔および簡単にするために、図1Dに示されるワイヤレス通信システム100Dの特定の構成要素に関連する様々な詳細は、同一または同様の詳細が図1A〜図1Cにそれぞれ示されたワイヤレス通信システム100A〜Cに関連して上で既に与えられている限り、本明細書において省略される可能性がある。
インターネット175は、IoTの概念を用いて調整され得る「リソース」である。しかし、インターネット175は、調整されるリソースの単なる一例であり、任意のリソースが、IoTの概念を用いて調整され得る。調整され得るその他のリソースは、電気、ガス、ストレージ、セキュリティなどを含むがこれらに限定されない。IoTデバイスは、リソースに接続され、それによってリソースを調整する可能性があり、またはリソースは、インターネット175を介して調整される可能性がある。図1Dは、天然ガス、ガソリン、温水、および電気などのいくつかのリソース180を示し、リソース180は、インターネット175に加えておよび/またはインターネット175を介して調整され得る。
IoTデバイスは、それらのリソース180の使用を調整するために互いに通信し得る。たとえば、トースター、コンピュータ、およびヘアドライヤーなどのIoTデバイスが、それらの電気(リソース180)の使用を調整するためにBluetooth(登録商標)通信インターフェースを介して互いに通信する可能性がある。別の例として、デスクトップコンピュータ、電話、およびタブレットコンピュータなどのIoTデバイスが、インターネット175(リソース180)へのそれらのアクセスを調整するためにWi-Fi通信インターフェースを介して通信する可能性がある。さらに別の例として、ストーブ、衣類乾燥機、および給湯器などのIoTデバイスが、それらのガスの使用を調整するためにWi-Fi通信インターフェースを介して通信する可能性がある。代替的にまたは追加的に、それぞれのIoTデバイスは、IoTデバイスから受信された情報に基づいてそれらのリソース180の使用を調整するための論理を有するIoTサーバ170などのIoTサーバに接続される可能性がある。
本開示の別の態様によれば、図1Eは、複数のIoTデバイスを含む別のワイヤレス通信システム100Eのハイレベルなアーキテクチャを示す。概して、図1Eに示されるワイヤレス通信システム100Eは、上でより詳細に説明された図1A〜図1Dにそれぞれ示されたワイヤレス通信システム100A〜Dと同一および/または実質的に同様である様々な構成要素を含み得る。したがって、説明を簡潔および簡単にするために、図1Eに示されるワイヤレス通信システム100Eの特定の構成要素に関連する様々な詳細は、同一または同様の詳細が図1A〜図1Dにそれぞれ示されたワイヤレス通信システム100A〜Dに関連して上で既に与えられている限り、本明細書において省略される可能性がある。
通信システム100Eは、2つのIoTデバイスグループ160Aおよび160Bを含む。複数のIoTデバイスグループが、インターネット175に接続されたIoTスーパーエージェントを介して互いに接続されるおよび/または通信する可能性がある。高いレベルで、IoTスーパーエージェントは、IoTデバイスグループの間のグループ間通信を管理し得る。たとえば、図1Eにおいては、IoTデバイスグループ160Aが、IoTデバイス116A、122A、および124A、ならびにIoTスーパーエージェント140Aを含み、一方、IoTデバイスグループ160Bは、IoTデバイス116B、122B、および124B、ならびにIoTスーパーエージェント140Bを含む。したがって、IoTスーパーエージェント140Aおよび140Bは、IoTデバイスグループ160AとIoTデバイスグループ160Bとの間の通信を容易にするために、インターネット175に接続して、インターネット175を介して互いに通信し、および/または互いに直接通信し得る。さらに、図1EはIoTスーパーエージェント140Aおよび140Bを介して互いに通信する2つのIoTデバイスグループ160Aおよび160Bを示すが、当業者は、任意の数のIoTデバイスグループがIoTスーパーエージェントを用いて互いに好適に通信する可能性があることを理解するであろう。
それぞれ図1A〜図1Eに示された例示的なワイヤレス通信システム100A〜100Eにおいて、IoTサーバ170および/またはスーパーバイザデバイス130は、IoTデバイスグループ160内および/またはIoTデバイスグループ160間で協調インテリジェンスおよび意思決定を可能にするために(たとえば、IoTデバイスグループ169のIoTデバイス110〜120および/または受動的なIoTデバイス105の間で共有され得る様々なリソース180に関連する使用を制御するために)様々なIoTデバイス110〜120および/または受動的なIoTデバイス105を1つまたは複数の小さな関連するIoTデバイスグループ160に編成し得る。たとえば、一実施形態において、IoTサーバ170および/またはスーパーバイザデバイス130は、デバイス固有のグローバルユニーク識別子(たとえば、D_GUID)およびグループ固有のグローバルユニーク識別子(たとえば、G_GUID)を有する、ワイヤレス通信システム100A〜100Eの各IoTデバイス110〜120および/または受動的なIoTデバイス105を表し、さらに、リソース固有のグローバルユニーク識別子(たとえば、R_GUID)を有する、ワイヤレス通信システム100A〜100Eで共有された各リソース180を表す可能性がある分散型ネットワークサービス(たとえば、クラウドサービス)を提供する可能性がある。したがって、D_GUID、G_GUID、およびR_GUIDは、IoTデバイスグループ160内および/または異なるIoTデバイスグループ160間のリソース180の共有を制御するかまたはそうでなければ調整するために使用され得る。
たとえば、図1A〜図1Eに示された例示的なワイヤレス通信システム100A〜100Eにおいて、IoTサーバ170および/またはスーパーバイザデバイス130は、様々なIoTデバイス110〜120および/または受動的なIoTデバイス105を表す1つまたは複数のD_GUIDをプロビジョニングされる可能性がある。加えて、新しいデバイスが始動すること、またはそうでなければIoTネットワークに接続した後にIoTサーバ170および/もしくはスーパーバイザデバイス130に登録することに応じて、新しいデバイスが到達されることを可能にするために新しいD_GUIDが新しいデバイスに割り振られる可能性があり、様々なプロパティが、新しいデバイスに割り振られたD_GUIDに関連付けられる可能性がある(たとえば、説明、場所、種類など)。一実施形態において、IoTサーバ170および/またはスーパーバイザデバイス130は、さらに、IoTネットワーク内で共有され、デバイスが動作するかまたはそうでなければインタラクションしなければならない可能性があるリソース180に対応するR_GUIDをプロビジョニングされる可能性がある。たとえば、リソース180は、概して、場所、家庭、またはリソース180に関連するその他の好適な属性に応じてコンテキスト(context)内で一意に特定され得る水、電気、日光、道、食品、または任意のその他の好適なリソース180を含み得る。さらに、IoTサーバ170および/またはスーパーバイザデバイス130は、一緒に動作する各IoTデバイスグループ160を表すG_GUIDをプロビジョニングされる可能性がある(たとえば、家庭で、芝生用スプリンクラー、給湯器、冷蔵庫、バスタブなどは、すべて、共有された水リソース180で動作する可能性がある)。さらに、G_GUIDは、IoTデバイスグループ160(たとえば、家庭、場所、所有者など)およびIoTデバイスグループ160で共有されたリソース180に関連するコンテキストを定義する様々な属性を含む可能性がある。一実施形態において、IoTサーバ170および/またはスーパーバイザデバイス130は、さらに、様々なIoTデバイス110〜120および受動的なIoTデバイス105が割り当てられるIoTデバイスグループ160、IoTデバイスグループ160で共有されたリソース180に加えて、様々なIoTデバイス110〜120および受動的なIoTデバイス105間の階層、ランク付け、優先度、またはその他の関係を定義する様々なポリシーと、リソース180への競合するアクセスを制御する任意のポリシーとをプロビジョニングされる可能性がある。
一実施形態においては、IoTサーバ170および/またはスーパーバイザデバイス130に様々なD_GUID、G_GUID、R_GUID、およびポリシーを好適にプロビジョニングしたことに応じて、IoTサーバ170および/またはスーパーバイザデバイス130は、次いで、様々なIoTデバイスグループ160およびそれらのIoTデバイスグループ160によって共有される様々なリソース180を発見し得る。たとえば、一実施形態においては、R_GUIDが、特定の共有リソース180へのアクセスを必要とするデバイスに対応する1つまたは複数のD_GUIDに静的にプロビジョニングされるかまたはそうでなければ関連付けられる可能性がある。別の例においては、特定の共有リソース180へのアクセスを望むデバイスが、そのデバイスに関連する場所、説明、またはその他の好適な属性に基づいてIoTサーバ170および/またはスーパーバイザデバイス130に問い合わせる可能性があり、次いで、IoTサーバ170および/またはスーパーバイザデバイス130がデバイスに返すリストから適切なリソース180を選択する可能性がある。その上さらに、一実施形態においては、1つまたは複数のリソース180が、リソース180を動的に発見するためにIoTデバイス110〜120が読むことができるRFID、バーコード、またはその他の好適なデータでタグ付けされる可能性がある。さらに、一実施形態において、IoTサーバ170および/またはスーパーバイザデバイス130は、好適なユーザインターフェースに入力されたコンテキストまたは情報に基づいてIoTデバイスグループ160を発見するための好適な問い合わせメカニズムを使用する可能性がある(たとえば、2つのIoTデバイスグループ160に関連する所有者が、2つのIoTデバイスグループ160の間のインタラクションを開始するためにG_GUIDを交換する可能性がある)。別の例においては、IoTサーバ170および/またはスーパーバイザデバイス130にプロビジョニングされたパーミッション、ルール、またはその他のポリシーに基づいて、2つ以上のIoTデバイスグループ160が、2つ以上のIoTデバイスグループ160が各IoTデバイスグループ内で共有されたリソースを使用することを可能にするために永続的にまたは一時的に結合される可能性がある。
一実施形態においては、様々なIoTデバイスグループ160を(たとえば、それらのIoTデバイスグループ160で共有された様々なリソース180、IoTデバイス110〜120の間の監視されたインタラクションなどに基づいて)好適に形成したことに応じて、様々なIoTデバイスグループ160内のIoTデバイス110〜120は、互いに協調して通信して、計画された状態遷移についての判断を行い得る。特に、上述のように、各IoTデバイスグループ160の様々なIoTデバイス110〜120は、相互に依存している可能性があり、それによって、1つのIoTデバイス110〜120が計画する判断が、IoTデバイスグループ160のその他のIoTデバイス110〜120に影響を与える可能性がある。したがって、IoTデバイス110〜120が(たとえば、状態を遷移させるかまたは別の行為を開始するための)特定の判断を計画することに応じて、IoTデバイスグループ160のIoTデバイス110〜120は、計画された判断で行為を行う前に分散型インテリジェンスを用いて協調し得る。たとえば、提言要求メッセージが、IoTデバイスグループ160のその他のIoTデバイス110〜120に送信される可能性があり、そのとき、IoTデバイスグループ160のその他のIoTデバイス110〜120は、IoTデバイスグループ160内の関係を分析して、計画された判断に関連する潜在的な影響を評価し、それによって、提言要求メッセージへの応答を決定する可能性があり、決定された応答が、計画された判断が承認されるのかまたは承認されないのかを示すために、提言要求メッセージを送信したIoTデバイス110〜120に送信される可能性がある。その他のIoTデバイス110〜120から受信される提言要求メッセージへの応答に基づいて、判断を計画したIoTデバイス110〜120は、計画された判断で行為を開始すべきかまたはそうでなければ行うべきかを適切に判定し得る。
一実施形態において、各IoTデバイスグループ160内の様々なIoTデバイス110〜120は、特定の判断を計画すべきか、特定の状態の間を遷移すべきか、またはそうでなければ特定の行為を開始すべきかを判定するために好適なローカルの意思決定アルゴリズムに従う可能性があり、特定の判断を計画するIoTデバイス110〜120は、行為を実際に開始する前にIoTデバイスグループ160のその他のIoTデバイス110〜120に、特定のIoTデバイス110〜120が開始することを計画する行為を示す提言要求メッセージを送信し得る。一実施形態において、IoTデバイス110〜120は、次いで、IoTデバイスグループ160のその他のIoTデバイス110〜120がその判断に賛成または反対する適切な提言で応答すると予想し得る。たとえば、IoTデバイスグループ160の各IoTデバイス110〜120が、IoTデバイスグループ160のその他のIoTデバイス110〜120との様々な相互依存を定義する関係木を保有する可能性があり、提言要求メッセージを受信する特定のIoTデバイス110〜120が、関係木を調べて、提言要求メッセージで示された判断から生じ得る任意の潜在的な影響を評価する可能性がある。一実施形態において、提言要求メッセージを受信する各IoTデバイス110〜120は、応答するIoTデバイス110〜120が提言要求メッセージで示される判断を承認するもしくは承認しない度合いを示す承認もしくは不承認メッセージで応答する可能性があり、またはIoTデバイスグループ160の1つもしくは複数のIoTデバイス110〜120は、代替的に、提言要求メッセージを無視する可能性がある。一実施形態において、提言要求メッセージを送信したIoTデバイス110〜120は、次いで、(たとえば、妥当な期間内で)IoTデバイスグループ160のその他のIoTデバイス110〜120から受信された任意の承認または不承認応答メッセージを分析し、提言要求メッセージで示された行為を開始すべきか否かを適切に判定し得る。
さらに、一実施形態において、IoTデバイスグループ160のIoTデバイス110〜120は、(たとえば、現在の状態に基づいて)IoTデバイスグループ160のその他のIoTデバイス110〜120に要求されていない提言を送信する可能性がある。たとえば、特定のIoTデバイス110〜120が特定のリソース180を利用する現在の状態を有すること(たとえば、シャワーIoTデバイスが使用中の状態を有すること)に応じて、IoTデバイス110〜120は、同一のリソース180を利用しないように、またはリソース180に関連する現在の利用状態に悪影響を与えるかもしくはそうでなければ干渉する可能性があるいかなる行為も行わないように(たとえば、シャワーの水温に悪影響を与える可能性がある方法で温水または冷水の使用を突然変えないように)IoTデバイスグループ160のその他のIoTデバイス110〜120に命令するために要求されていない提言を送信する可能性がある。
図2Aは、本開示の態様によるIoTデバイス200Aのハイレベルな例を示す。外観および/または内部の構成要素がIoTデバイスの間で大きく異なる可能性があるが、ほとんどのIoTデバイスは、ディスプレイおよびユーザ入力のための手段を含み得るある種のユーザインターフェースを有する。ユーザインターフェースのないIoTデバイスは、図1A〜図1Bの無線インターフェース108などの有線または無線のネットワークを介して遠隔で通信され得る。
図2Aに示されるように、IoTデバイス200Aに関する例示的な構成において、IoTデバイス200Aの外部ケーシングは、当技術分野で知られているように、構成要素の中でもとりわけ、ディスプレイ226、電源ボタン222、ならびに2つの制御ボタン224Aおよび224Bを用いて構成される可能性がある。ディスプレイ226は、タッチスクリーンディスプレイである可能性があり、その場合、制御ボタン224Aおよび224Bは、必要でない可能性がある。IoTデバイス200Aの一部として明示的に示していないが、IoTデバイス200Aは、Wi-Fiアンテナ、セルラーアンテナ、衛星測位システム(SPS)アンテナ(たとえば、全地球測位システム(GPS)アンテナ)などを含むがこれらに限定されない1つもしくは複数の外部アンテナおよび/または外部ケーシングに組み込まれた1つもしくは複数の組み込みアンテナを含む可能性がある。
IoTデバイス200AなどのIoTデバイスの内部の構成要素は、異なるハードウェア構成で具現化される可能性があるが、内部のハードウェア構成要素に関する基本的なハイレベルな構成は、図2Aにおいてプラットフォーム202として示される。プラットフォーム202は、図1A〜図1Bの無線インターフェース108および/または有線インターフェースなどのネットワークインターフェースを介して送信されたソフトウェアアプリケーション、データ、および/またはコマンドを受信し、実行し得る。また、プラットフォーム202は、ローカルに記憶されたアプリケーションを独立して実行し得る。プラットフォーム202は、概してプロセッサ208と呼ばれるマイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路、デジタル信号プロセッサ(DSP)、プログラミング可能な論理回路、またはその他のデータ処理デバイスなどの1つまたは複数のプロセッサ208に動作可能に結合された有線および/または無線の通信のために構成された1つまたは複数のトランシーバ206(たとえば、Wi-Fiトランシーバ、Bluetooth(登録商標)トランシーバ、セルラートランシーバ、衛星トランシーバ、GPS受信機もしくはSPS受信機など)を含み得る。プロセッサ208は、IoTデバイスのメモリ212内のアプリケーションプログラミング命令を実行し得る。メモリ212は、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュカード、またはコンピュータプラットフォームによくある任意のメモリのうちの1つまたは複数を含み得る。1つまたは複数の入力/出力(I/O)インターフェース214は、示されたディスプレイ226、電源ボタン222、制御ボタン224Aおよび224Bなどの様々なI/Oデバイス、ならびにIoTデバイス200Aに関連するセンサ、アクチュエータ、中継機、バルブ、スイッチなどの任意のその他のデバイスとプロセッサ208が通信することと、それらのデバイスからの制御とを可能にするように構成され得る。
したがって、本開示の態様は、本明細書において説明される機能を実行する能力を含むIoTデバイス(たとえば、IoTデバイス200A)を含み得る。当業者によって理解されるように、様々な論理要素は、ディスクリート要素(discrete element)、プロセッサ(たとえば、プロセッサ208)で実行されるソフトウェアモジュール、または本明細書において開示される機能を実現するためのソフトウェアとハードウェアとの任意の組合せで具現化され得る。たとえば、トランシーバ206、プロセッサ208、メモリ212、およびI/Oインターフェース214が、本明細書で開示される様々な機能を協調してロードし、記憶し、実行するためにすべて使用される可能性があり、したがって、これらの機能を実行するための論理が、様々な要素に分散される可能性がある。代替的に、機能は、1つのディスクリート構成要素(discrete component)に組み込まれる可能性がある。したがって、図2AのIoTデバイス200Aの特徴は、例示的であるに過ぎないと見なされるべきであり、本開示は、示される特徴または構成に限定されない。
図2Bは、本開示の態様による受動的なIoTデバイス200Bのハイレベルな例を示す。概して、図2Bに示される受動的なIoTデバイス200Bは、上でより詳細に説明された図2Aに示されたIoTデバイス200Aと同一および/または実質的に同様である様々な構成要素を含み得る。したがって、説明を簡潔および簡単にするために、図2Bに示される受動的なIoTデバイス200Bの特定の構成要素に関連する様々な詳細は、同一または同様の詳細が図2Aに示されたIoTデバイス200Aに関連して上で既に与えられている限り、本明細書において省略される可能性がある。
概して、図2Bに示される受動的なIoTデバイス200Bは、受動的なIoTデバイス200Bがプロセッサ、内部メモリ、または特定のその他の構成要素を持たない可能性があるという点で、図2Aに示されたIoTデバイス200Aとは異なる可能性がある。その代わりに、一実施形態において、受動的なIoTデバイス200Bは、I/Oインターフェース214、または受動的なIoTデバイス200Bが制御されるIoTネットワーク内で観測されるか、監視されるか、制御されるか、管理されるか、または場合によっては知られることを可能にするその他の好適なメカニズムのみを含み得る。たとえば、一実施形態において、受動的なIoTデバイス200Bに関連するI/Oインターフェース214は、バーコード、Bluetooth(登録商標)インターフェース、無線周波数(RF)インターフェース、RFIDタグ、IRインターフェース、NFCインターフェース、または近距離インターフェースを介して問い合わされるときに受動的なIoTデバイス200Bに関連する識別子および属性を別のデバイス(たとえば、受動的なIoTデバイス200Bに関連する属性に関する情報を検出するか、記憶するか、伝達するか、そのような情報に基づいて動作するか、または場合によってはそのような情報を処理することができるIoTデバイス200Aなどの能動的なIoTデバイス)に提供することができる任意のその他の好適なI/Oインターフェースを含み得る。
以上は受動的なIoTデバイス200Bをある形態のRF、バーコード、またはその他のI/Oインターフェース214を有するものとして説明しているが、受動的なIoTデバイス200Bは、そのようなI/Oインターフェース214を持たないデバイスまたはその他の物理的なモノを含む可能性がある。たとえば、特定のIoTデバイスは、受動的なIoTデバイス200Bを特定するために受動的なIoTデバイス200Bに関連する形、大きさ、色、および/またはその他の観測可能な特徴を検出することができる適切なスキャナまたはリーダのメカニズムを有する可能性がある。このようにして、任意の好適な物理的なモノは、その識別情報および属性を伝達し、制御されるIoTネットワーク内で観測、監視、制御、または場合によっては管理され得る。
図3は、機能を実行するように構成された論理を含む通信デバイス300を示す。通信デバイス300は、IoTデバイス110〜120、IoTデバイス200A、インターネット175に結合された任意の構成要素(たとえば、IoTサーバ170)などを含むがこれらに限定されない上述の通信デバイスのいずれかに対応する可能性がある。したがって、通信デバイス300は、図1A〜図1Bのワイヤレス通信システム100A〜Bを介して1つまたは複数のその他のエンティティと通信する(またはそれらのその他のエンティティとの通信を容易にする)ように構成される任意の電子デバイスに対応する可能性がある。
図3を参照すると、通信デバイス300は、情報を受信および/または送信するように構成された論理305を含む。一例においては、通信デバイス300がワイヤレス通信デバイス(たとえば、IoTデバイス200Aおよび/または受動的なIoTデバイス200B)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理305は、ワイヤレストランシーバなどのワイヤレス通信インターフェース(たとえば、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi、Wi-Fi Direct、ロングタームエボリューション(LTE)Directなど)ならびに関連するハードウェア(たとえば、RFアンテナ、モデム、変調器および/または復調器など)を含み得る。別の例において、情報を受信および/または送信するように構成された論理305は、有線通信インターフェース(たとえば、シリアル接続、USB接続またはFirewire接続、インターネット175にアクセスし得るようにするイーサネット(登録商標)接続など)に対応する可能性がある。したがって、通信デバイス300がある種のネットワークに基づくサーバ(たとえば、アプリケーション170)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理305は、一例においては、ネットワークに基づくサーバをイーサネット(登録商標)プロトコルによってその他の通信エンティティに接続するイーサネット(登録商標)カードに対応する可能性がある。さらなる例において、情報を受信および/または送信するように構成された論理305は、通信デバイス300がそのローカルの環境を監視することができるようにする感知または測定のハードウェア(たとえば、加速度計、温度センサ、光センサ、ローカルのRF信号を監視するためのアンテナなど)を含む可能性がある。情報を受信および/または送信するように構成された論理305は、実行されるときに、情報を受信および/または送信するように構成された論理305の関連するハードウェアがその受信機能および/または送信機能を実行することを可能にするソフトウェアを含む可能性もある。しかし、情報を受信および/または送信するように構成された論理305は、ソフトウェアのみには対応せず、その機能を実現するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
図3を参照すると、通信デバイス300は、情報を処理するように構成された論理310をさらに含む。一例において、情報を処理するように構成された論理310は、少なくともプロセッサを含み得る。情報を処理するように構成された論理310によって実行され得る処理の種類の例示的な実装は、判定を行うこと、接続を確立すること、異なる情報の選択肢の間で選択を行うこと、データに関連する評価を行うこと、通信デバイス300に結合されたセンサとインタラクションして測定動作を実行すること、情報をある形式から別の形式に(たとえば、.wmvから.aviになど、異なるプロトコルの間で)変換することなどを含むがこれらに限定されない。たとえば、情報を処理するように構成された論理310に含まれるプロセッサは、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくはその他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート(discrete gate)もしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素(discrete hardware component)、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたこれらの任意の組合せに対応する可能性がある。汎用プロセッサはマイクロプロセッサである可能性があるが、代替として、プロセッサは、任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械である可能性がある。また、プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意のその他のそのような構成)として実装され得る。情報を処理するように構成された論理310は、実行されるときに、情報を処理するように構成された論理310の関連するハードウェアがその処理機能を実行することを可能にするソフトウェアを含む可能性もある。しかし、情報を処理するように構成された論理310は、ソフトウェアのみには対応せず、その機能を実現するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
図3を参照すると、通信デバイス300は、情報を記憶するように構成された論理315をさらに含む。一例において、情報を記憶するように構成された論理315は、少なくとも非一時的メモリおよび関連するハードウェア(たとえば、メモリコントローラなど)を含み得る。たとえば、情報を記憶するように構成された論理315に含まれる非一時的メモリは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意のその他の形態のストレージ媒体に対応する可能性がある。情報を記憶するように構成された論理315は、実行されるときに、情報を記憶するように構成された論理315の関連するハードウェアがその記憶機能を実行することを可能にするソフトウェアを含む可能性もある。しかし、情報を記憶するように構成された論理315は、ソフトウェアのみには対応せず、その機能を実現するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
図3を参照すると、通信デバイス300は、任意で、情報を提示するように構成された論理320をさらに含む。一例において、情報を提示するように構成された論理320は、少なくとも出力デバイスおよび関連するハードウェアを含み得る。たとえば、出力デバイスは、映像出力デバイス(たとえば、ディスプレイスクリーン、USB、HDMI(登録商標)などの映像情報を運ぶことができるポートなど)、音声出力デバイス(たとえば、スピーカ、マイクロホンジャック、USB、HDMI(登録商標)などの音声情報を運ぶことができるポートなど)、振動デバイス、および/または情報が出力のためにフォーマットされるか、もしくは通信デバイス300のユーザもしくはオペレータによって実際に出力され得るようにする任意のその他のデバイスを含む可能性がある。たとえば、通信デバイス300が図2Aに示されたIoTデバイス200Aおよび/または図2Bに示された受動的なIoTデバイス200Bに対応する場合、情報を提供するように構成された論理320は、ディスプレイ226を含み得る。さらなる例において、情報を提示するように構成された論理320は、ローカルユーザのいないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチまたはルータ、遠隔のサーバなど)などの特定の通信デバイスに関しては省略される可能性がある。情報を提示するように構成された論理320は、実行されるときに、情報を提示するように構成された論理320の関連するハードウェアがその提示機能を実行することを可能にするソフトウェアを含む可能性もある。しかし、情報を提示するように構成された論理320は、ソフトウェアのみには対応せず、その機能を実現するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
図3を参照すると、通信デバイス300は、任意で、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325をさらに含む。一例において、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325は、少なくともユーザ入力デバイスおよび関連するハードウェアを含み得る。たとえば、ユーザ入力デバイスは、ボタン、タッチスクリーンディスプレイ、キーボード、カメラ、音声入力デバイス(たとえば、マイクロホン、もしくはマイクロホンジャックなどの音声情報を運ぶことができるポートなど)、および/または情報が通信デバイス300のユーザもしくはオペレータから受信され得るようにする任意のその他のデバイスを含む可能性がある。たとえば、通信デバイス300が図2Aに示されたIoTデバイス200Aおよび/または図2Bに示された受動的なIoTデバイス200Bに対応する場合、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325は、ボタン222、224A、および224B、ディスプレイ226(タッチスクリーンの場合)などを含み得る。さらなる例において、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325は、ローカルユーザのいないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチまたはルータ、遠隔のサーバなど)などの特定の通信デバイスに関しては省略される可能性がある。ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325は、実行されるときに、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325の関連するハードウェアがその入力受信機能を実行することを可能にするソフトウェアを含む可能性もある。しかし、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理325は、ソフトウェアのみには対応せず、その機能を実現するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
図3を参照すると、305から325までの構成された論理が図3の別々のまたは異なるブロックとして示されているが、それぞれの構成された論理がその機能を実行するようにするハードウェアおよび/またはソフトウェアは、部分的に重なる可能性があることが理解されるであろう。たとえば、305から325までの構成された論理の機能を助けるために使用される任意のソフトウェアは、305から325までの構成された論理が、情報を記憶するように構成された論理315によって記憶されたソフトウェアの動作に部分的に基づいてその機能(つまり、この場合、ソフトウェアの実行)をそれぞれ実行するように、情報を記憶するように構成された論理315に関連する非一時的メモリに記憶される可能性がある。同様に、構成された論理のうちの1つに直接関連付けられるハードウェアが、その他の構成された論理によって時折借用または使用され得る。たとえば、情報を処理するように構成された論理310のプロセッサは、情報を受信および/または送信するように構成された論理305が、情報を処理するように構成された論理310に関連するハードウェア(すなわち、プロセッサ)の動作に部分的に基づいてその機能(つまり、この場合、データの送信)を実行するように、情報を受信および/または送信するように構成された論理305によって送信される前にデータを適切な形式にフォーマットする可能性がある。
概して、別途明示的に示されない限り、本開示の全体を通じて使用される「〜ように構成された論理」という語句は、少なくとも部分的にハードウェアで実装される態様をもたらすように意図されており、ハードウェアとは独立したソフトウェアのみの実装に当てはまるように意図されていない。また、様々なブロックの構成された論理または「〜ように構成された論理」は、特定の論理ゲートまたは論理要素に限定されず、概して、(ハードウェアかまたはハードウェアとソフトウェアとの組合せかのどちらかによって)本明細書において説明される機能を実行する能力を指すことが理解されるであろう。したがって、様々なブロックに示される構成された論理または「〜ように構成された論理」は、「論理」という語を共有するにもかかわらず、必ずしも論理ゲートまたは論理要素として実装されない。様々なブロックの論理の間のその他のインタラクションまたは協調が、以下でより詳細に説明される態様を考察することにより当業者に明らかになるであろう。
様々な実施形態が、図4に示されるサーバ400などの様々な市販のサーバデバイスのいずれかで実装され得る。一例において、サーバ400は、上述のIoTサーバ170の1つの例示的な構成に対応する可能性がある。図4において、サーバ400は、揮発性メモリ402およびディスクドライブ403などの大容量不揮発性メモリに結合されたプロセッサ401を含む。サーバ400は、プロセッサ401に結合されたフロッピー(登録商標)ディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)またはDVDディスクドライブ406も含む可能性がある。サーバ400は、その他のブロードキャストシステムのコンピュータおよびサーバまたはインターネットに結合されたローカルエリアネットワークなどのネットワーク407とのデータ接続を確立するためにプロセッサ401に結合されたネットワークアクセスポート404も含む可能性がある。図3に関連して、図4のサーバ400は、通信デバイス300の1つの例示的な実装を示し、それによって、情報を送信および/または受信するように構成された論理305は、ネットワーク407と通信するためにサーバ400によって使用されるネットワークアクセスポイント404に対応し、情報を処理するように構成された論理310は、プロセッサ401に対応し、情報を記憶するための論理の構成315は、揮発性メモリ402、ディスクドライブ403、および/またはディスクドライブ406の任意の組合せに対応することが理解されるであろう。情報を提示するように構成された任意の論理320およびローカルユーザ入力を受信するように構成された任意の論理325は、図4に明示的に示されておらず、サーバ400に含まれる可能性があり、または含まれない可能性がある。したがって、図4は、図2AのようなIoTデバイスの実装に加えて、通信デバイス300がサーバとして実装され得ることを示すのに役立つ。
IPに基づく技術およびサービスは、より成熟し、コストを押し下げ、IPの可用性を高めた。これは、インターネット接続性がますます多くの種類の日常の電子的なモノに追加されることを可能にした。IoTは、コンピュータおよびコンピュータネットワークだけでなく日常の電子的なモノがインターネットによって読み取り可能、認識可能、位置特定可能、アドレス指定可能、および制御可能であることができるという考えに基づく。概して、IoTが発展し、普及が進んでいることにより、異なる活動を行い、多くの異なる方法で互いにインタラクションする必要がある多数の異種のIoTデバイスが、家庭、職場、車、ショッピングセンター、および様々なその他の場所で使用されている可能性がある。したがって、使用されている可能性がある異種のIoTデバイスの潜在的な数の多さのために、個々のIoTデバイスの間の直接通信は、非効率的であるか、またはユーザの需要および必要性を満たすのに不十分である可能性がある。したがって、図5を参照して下でさらに詳細に説明されるように、様々なIoTデバイスが、異なるIoTデバイスがより効率的に一緒に動作することを可能にし、異なるIoTデバイスの間の通信を最適化し、効果および全体的なユーザエクスペリエンスを向上させるためにグループに編成されるかまたはそうでなければ形成される可能性がある。
より詳細には、一実施形態において、IoTデバイスグループを形成し、IoTデバイスグループ間の通信を可能にするための例示的な方法500は、ブロック510において、IoTデバイスグループを形成するための様々な基準を定義することを含む可能性があり、ブロック510で定義されるIoTグループの基準は、IoTデバイスを特定のグループに割り当てるためのメカニズムをプロビジョニングする、特定のIoTグループ内のメンバーをランク付けするための適切な基準、またはその他の好適なグループの基準を含む可能性がある。たとえば、一実施形態において、ブロック510で定義される基準は、様々な異なるIoTデバイスの間で同一であるか、実質的に同様であるか、またはそうでなければ関連する可能性がある特定の活動またはコンテキストを定義する可能性がある(たとえば、食洗機、シャワー、バスタブ、給湯器、洗濯機などがすべて温水を利用する可能性がある一方、テレビ、ブルーレイプレイヤー、DVRなどはすべてメディアデバイスと考えられる可能性があるなど)。さらに、一実施形態において、ブロック510で定義される基準は、範囲、継続時間、場所などが制限される可能性がある特定の動的なコンテキストを定義する可能性がある(たとえば、食洗機、シャワー、バスタブ、給湯器、洗濯機などはすべて温水を利用するが、実際には特定の時間に温水を使用するだけである可能性がある)。
一実施形態においては、ブロック510においてIoTデバイスのグループ化基準を好適に定義することに応じて、1つまたは複数の所定のIoTデバイスグループが、ブロック520において、静的な基準に基づいて形成される可能性がある。たとえば、一実施形態においては、同一もしくは実質的に同様の活動を実行するか、同一もしくは実質的に同様のリソースを利用するか、またはそうでなければ特定の永続的に共通する特徴を有する1つまたは複数のIoTデバイスが、永続的に共通する特徴を有するすべてのIoTデバイスの間の通信を可能にするために、ブロック520において、所定のIoTデバイスグループに一貫して割り当てられる可能性がある。さらに、一実施形態においては、特定のIoTデバイスが、そのようなIoTデバイスが特定の制限されたコンテキストで同一もしくは実質的に同様の活動を実行するか、特定の制限されたコンテキストで同一もしくは実質的に同様のリソースを利用するか、またはそうでなければ特定の一時的に共通する特徴を有する可能性がある限り、ブロック530において、1つまたは複数のアドホックなIoTデバイスグループに動的に割り当てられる可能性がある。したがって、1つまたは複数の動的なIoTデバイスグループの形成基準が満たされたかどうかに関して判定が行われる可能性があり、動的なIoTデバイスグループの形成基準が満たされたと判定することに応じて、1つまたは複数のIoTデバイスが、ブロック530において、1つまたは複数のアドホックなIoTデバイスグループに動的に割り当てられる可能性がある。たとえば、ブロック530で形成されるアドホックなIoTデバイスグループは、特定の時間継続するか、特定の場所のIoTデバイスを包含するか、または現在のステータスに基づいてコンテキストをその他の形で共有するIoTデバイスを包含するように定義され得る(たとえば、所有者がいる間に、温水を使用するすべてのIoTデバイスなどの特定のリソースを使用するIoTデバイスが、自動的に、温水グループの一部にされる可能性があり、現在アクティブであるすべてのIoTデバイスなどの特定の動作状態を有するIoTデバイスが、稼働中グループの一部にされる可能性があるなど)。したがって、様々な所定のIoTデバイスグループおよび/またはアドホックなIoTデバイスグループ内のメンバーは、概して、好適な静的および/または動的基準に基づいてそれぞれ割り当てられる可能性がある。利点の中でもとりわけ、IoTデバイスを所定のグループおよびアドホックなグループにグループ化することにより、特定のIoTデバイスが、グループ内のメンバーを知る必要なしに、特定の所定のグループまたはアドホックなグループにメッセージを送信することを可能にすることができる。たとえば、一実施形態においては、エネルギーメータIoTデバイスが、電力グリッドから適切な信号を受信することに応じて、オフライン状態に入るためのコマンドをアドホックな「アイドル状態の」IoTデバイスグループに送信することができる。
一実施形態において、ブロック520で所定のIoTデバイスグループを好適に形成しおよび/またはブロック530で動的なグループの形成基準を満たす任意のアドホックなIoTデバイスグループを好適に形成することに応じて、形成されたIoTデバイスグループに関連する1つまたは複数の階層が、ブロック540において定義され得る。たとえば、一実施形態において、ブロック540で定義される階層は、各グループの特定のIoTデバイスをそのグループに関連する所有者またはマネージャとして指定する可能性がある。別の例において、ブロック540で定義される階層は、各グループのIoTデバイスを(たとえば、様々なグループ化されたIoTデバイスが互いにインタラクションする方法、共通のまたはそうでなければ同様の活動を実行する方法、相互依存関係を有する方法などに従って)ランク付けする可能性がある。
一実施形態において、ブロック540で定義される階層は、次いで、ブロック550において、様々な所定のおよび/またはアドホックなIoTデバイスグループの間の通信を可能にするために使用され得る。たとえば、一実施形態において、ブロック550は、複数のIoTデバイスグループ(または特定のIoTデバイスグループ)に関連するグループの所有者またはマネージャのみが互いに通信する方法で通信を可能にする可能性がある。このようにして、IoTデバイスグループの所有者またはマネージャは、グループ間通信がグループの所有者またはマネージャの間でのみ行われるようにメンバーのIoTデバイスにおよびメンバーのIoTデバイスからメッセージを中継し得る(たとえば、発信者のIoTデバイスが、発信先のIoTグループに関連するアドレスにメッセージを送信することができ、発信先のIoTグループ内のランク付けまたはその他の階層に基づいて、ランク付けマネージャ(ranking manager)、所有者、サーバ、または発信先のIoTグループのその他のメンバーが、ランク付けまたはその他の階層的基準に基づいたその他のメンバーにメッセージを送信することができる)。別の例においては、ブロック550において、階層的なグループの通信が可能にされる可能性があり、特定のグループのすべてのIoTデバイスの中の特定のIoTデバイスに向けられる特定のメッセージが、グループの1つまたは複数のランク付けのメンバー(ranking member)を目標とする可能性がある(たとえば、特定のテレビ番組を記録するためのメッセージが、従属的な部屋(satellite room)の特定のセットトップボックスがマスタDVRで記録されたコンテンツをストリーミングするマルチルームDVRシステム(multi-room DVR system)のマスタDVRに向けられる可能性がある)。別の例においては、温水を現在使用している家庭のすべてのIoTデバイスが、アドホックな温水IoTデバイスグループに動的に割り当てられる可能性があり、それによって、アドホックな温水グループのIoTデバイスとの通信を望む任意のIoTデバイスは、個々のIoTメンバーデバイスを知るかまたはそうでなければ特定することを必要とせずに(たとえば、グループの所有者またはマネージャへのメッセージによって)グループをアドレス指定することができる。さらに、一実施形態において、ブロック550で可能にされるIoTグループの通信は、ピアツーピア通信を含み得る。特に、ピアツーピアのIoTグループの通信は、発信元のIoTデバイスが、発信先のIoTグループに関連するメンバーを見つけるために発信先のIoTグループ内のマネージャIoTデバイスにpingを送ることを可能にし得る。したがって、そのとき、発信元のIoTデバイスは、発信先のIoTグループのメンバーとピアツーピアで通信し得る。
一実施形態においては、IoTデバイスグループを好適に形成し、IoTデバイスグループに関連する階層を定義し、IoTデバイスグループの間の通信を可能にすることに応じて、方法500は、IoTデバイスグループを管理するためのブロック520および530に戻る可能性がある。たとえば、特定のIoTメンバーデバイスが、そのIoTメンバーデバイスに関連するステータスの変化に応じて、ブロック530において、1つまたは複数のアドホックなIoTデバイスグループに動的に割り当てられるかまたは1つまたは複数のアドホックなIoTデバイスグループから動的に削除される可能性がある。別の例においては、所有者がもはや使用しない特定のIoTデバイスが、ブロック520において、IoTデバイスがメンバーであった任意の所定のIoTデバイスグループまたはアドホックなIoTデバイスグループから削除される可能性がある。さらに、一実施形態においては、新しいIoTデバイスが、現在のステータスおよび/またはステータスのその後の変化に基づいて、ブロック520において初期化と同時に1つもしくは複数の所定のIoTデバイスグループに追加される、および/またはブロック530においてアドホックなIoTデバイスグループに追加される可能性がある。たとえば、新しい冷蔵庫IoTデバイスが、初期化と同時に、ネットワークのあらゆるIoTデバイスを含む所定のIoTグループに加わり、食料雑貨店に整理統合された注文を送信することができる近くの閉じた冷蔵庫IoTグループに加わる可能性がある。別の例においては、局所的な近隣が、気象情報を共有し、動作時間を調整することができる閉じたスプリンクラーコントローラIoTデバイスグループを含む可能性がある(たとえば、スプリンクラーコントローラIoTデバイスグループのグループの所有者または別の好適なランク付けのメンバーが、気象予報を購読し、スプリンクラーがある動作状態にいつおよび/またはどれぐらいの時間入るべきかを調整するために、グループのすべてのその他のメンバーに次の気象予報について知らせる可能性がある)。さらに別の例においては、バスタブIoTデバイスが、アドホックな温水グループに、水が特定の期間(たとえば、今から15分もしくはバスタブが満たされるまで)必要とされることを知らせる可能性があり、またはバスタブが、温水が必要とされる期間、アドホックな温水グループに適切に加わる可能性がある。
したがって、図5に示され、上でさらに詳細に説明された方法500は、概して、IoTデバイス、IoTデバイスグループ、ならびにIoTデバイスおよび/またはIoTデバイスグループの中および間で共有されるリソースをプロビジョニングし、発見するためにサーバまたはその他の好適な管理主体で使用される可能性がある。より詳細には、方法500は、様々なIoTデバイスおよび/または受動的なIoTデバイスを1つもしくは複数の小さな関連するIoTデバイスグループに編成するために実施される可能性があり、IoTデバイスグループに編成された様々なIoTデバイスおよび/または受動的なIoTデバイスは、次いで、協調して、インテリジェントに判断を行うために、互いに通信して、計画された状態遷移またはその他の好適な判断についての情報を交換し得る。たとえば、一実施形態において、サーバは、デバイス固有のグローバルユニーク識別子(たとえば、D_GUID)を有する各IoTデバイスおよび/または受動的なIoTデバイス、グループ固有のグローバルユニーク識別子(たとえば、G_GUID)を有する各IoTデバイスグループ、ならびにリソース固有のグローバルユニーク識別子(たとえば、R_GUID)を有する各共有リソースを表す可能性がある分散型ネットワークサービス(たとえば、クラウドサービス)を提供し得る。したがって、D_GUID、G_GUID、およびR_GUIDは、IoTデバイスグループ内および/または異なるIoTデバイスグループ間のリソースの共有を制御するかまたはそうでなければ調整するために使用され得る。特に、サーバは、特定のデバイスが共有リソースにアクセスすることができるかどうかを判定し、異なるIoTデバイスグループが互いにインタラクションし、異なるIoTデバイスグループのリソースにアクセスすることを可能にし、リソースに関連する使用を調整するために使用され得るパーミッション、ルール、またはその他の好適なポリシーを定義する可能性がある。
たとえば、一実施形態において、サーバは、様々なIoTデバイスおよび/または受動的なIoTデバイスを表す1つまたは複数のD_GUIDをプロビジョニングするための方法500を実行し得る。加えて、新しいデバイスが始動すること、またはそうでなければIoTネットワークに接続した後にサーバに登録することに応じて、新しいデバイスが到達されることを可能にするために新しいD_GUIDが新しいデバイスに割り当てられる可能性があり、様々なプロパティが、新しいデバイスに割り当てられたD_GUIDに関連付けられる可能性がある(たとえば、説明、場所、種類など)。一実施形態において、サーバはさらに、デバイスが動作する必要がある可能性があるか、またはデバイスがそうではなくインタラクションしなければならない可能性があるIoTネットワーク内で共有されたリソースに対応するR_GUIDをプロビジョニングする可能性がある。たとえば、リソースは、概して、場所、家庭、またはリソースに関連するその他の好適な属性に応じてコンテキスト内で一意に特定され得る水、電気、日光、道、食品、または任意のその他の好適なリソースを含み得る。さらに、サーバは、一緒に動作する各IoTデバイスグループを表すG_GUIDをプロビジョニングする可能性がある(たとえば、家庭で、芝生用スプリンクラー、給湯器、冷蔵庫、バスタブなどは、すべて、共有された水リソースで動作する可能性がある)。さらに、G_GUIDは、IoTデバイスグループ(たとえば、家庭、場所、所有者など)およびIoTデバイスグループで共有されたリソースに関連するコンテキストを定義する様々な属性を含む可能性がある。一実施形態においては、さらに、サーバは、様々なIoTデバイスおよび受動的なIoTデバイスが割り当てられるIoTデバイスグループ、IoTデバイスグループで共有されたリソースに加えて、様々なIoTデバイスおよび受動的なIoTデバイス間の階層、ランク付け、優先度、またはその他の関係を定義する様々なポリシーと、リソースへの競合するアクセスを制御する任意のポリシーとをプロビジョニングされる可能性があり、次いで、それらの階層、ランク付け、優先度、またはポリシーは、本明細書においてさらに詳細に説明されるように、協調によるインテリジェントな意思決定を可能にするためにIoTデバイスグループで使用され得る。
本開示の様々な態様によれば、図6は、図5に示された方法500および/または任意のその他の好適な方法に従って形成され得るIoTデバイスグループにおいて協調インテリジェンスおよび意思決定を使用するための例示的な方法600を示す。特に、上述のように、IoTデバイスグループは、そのとき、協調インテリジェンスおよび意思決定を用いて、グループの特定のIoTデバイスが計画された判断で行為を行い得るか否かを判定することができる様々な相互に依存しているIoTデバイスを編成するかまたはそうでなければ形成し得る。たとえば、IoTデバイスグループの様々なIoTデバイスが相互に依存しているので、グループ内の1つのIoTデバイスが計画する判断は、潜在的に、グループのその他のIoTデバイスに悪影響または好影響を与える可能性がある。したがって、グループの特定のIoTデバイスが(たとえば、状態を遷移させるかまたは特定の行為を開始するための)特定の判断を計画することに応じて、グループの様々なIoTデバイスは、判断を計画したIoTデバイスがその判断で任意の行為を行う前に、分散型インテリジェンスを用いて協調し得る。たとえば、判断を計画したIoTデバイスは、提言要求メッセージをグループのその他のIoTデバイスに送信する可能性があり、次いで、それらのその他のIoTデバイスは、IoTデバイスグループ内の関係を分析して、計画された判断に関連する潜在的な影響を評価し得る。次いで、グループのその他のIoTデバイスは、計画された判断を承認するかまたは承認しないメッセージで応答する可能性があり、そのとき、計画するIoTデバイスは、その他のIoTデバイスから受信される任意の応答に基づいて判断で行為を行うべきかどうかを適切に判定し得る。たとえば、一実施形態において、計画された判断を承認するかまたは承認しないメッセージは、ブール値の応答(たとえば、計画された判断を承認するための「はい」もしくは論理的な「1」または計画された判断を承認しないための「いいえ」もしくは論理的な「0」)、ファジー論理の応答(たとえば、[0:1]、[-1:+1]、または別の好適な範囲に広がる範囲内の10進値、百分率の承認の値など)、あるいは応答するIoTデバイスが提言要求メッセージで示された計画された判断を承認するのかもしくは承認しないのか、および/または応答するIoTデバイスが提言要求メッセージで示された計画された判断を承認するかもしくは承認しない度合いもしくは程度を示し得る任意のその他の好適な応答である可能性がある。
したがって、図6に示された方法600において、グループの各IoTデバイスは、意思決定アルゴリズムを用いてなされた判断に基づいて特定の状態の遷移またはその他の行為を計画すべきかどうかを判定するためにそれぞれのIoTデバイスが従い得る適切な意思決定アルゴリズムを用いて構成されるかまたはそうでなければプログラミングされる可能性がある。したがって、一実施形態においては、IoTデバイスグループの任意の好適なIoTデバイスが、ブロック610において、そのIoTデバイスに関連する意思決定アルゴリズムを実行し、ブロック620において、特定の遷移(たとえば、状態を変えること、行為を開始することなど)を計画すべきかどうかを判定する可能性がある。たとえば、一実施形態においては、プリンタIoTデバイスが、ブロック610において意思決定アルゴリズムを実行して、プリンタIoTデバイスに関連する使用に応じて休止モード、スリープモード、またはその他の低電力状態になるべきか否かを判定する可能性がある。プリンタIoTデバイスがブロック610において実行する意思決定アルゴリズムに基づいて、プリンタIoTデバイスは、次いで、ブロック620において、低電力状態への遷移を計画すべきかどうかを判定する可能性がある(たとえば、プリンタIoTデバイスは、プリンタIoTデバイスが15分間もしくは別の好適な期間使用されなかったと判定することに応じて低電力状態への遷移を計画するか、または代替的に、定義された期間内にプリンタIoTデバイスが使用されたと判定することに応じて低電力状態への遷移を計画しない可能性がある)。
一実施形態において、計画された遷移をトリガするための1つまたは複数の基準またはその他の条件が満たされなかったとブロック620においてIoTデバイスが判定することに応じて、IoTデバイスは、計画された遷移をトリガするための基準またはその他の条件が満たされるまで、ブロック610において意思決定アルゴリズムを実行し続ける可能性がある。代替的に、ブロック620において計画された遷移をトリガするための基準またはその他の条件が満たされたと判定することに応じて、IoTデバイスは、任意の行為を実際に行うかまたはそうでなければ計画された遷移を行う前に、ブロック630において、IoTデバイスグループのその他のIoTメンバーデバイスに提言要求メッセージを送信する可能性がある。一実施形態において、IoTデバイスがブロック630においてIoTデバイスグループのその他メンバーに送信する提言要求メッセージは、概して、IoTデバイスが開始するように計画する行為または遷移を示す可能性があり、次いで、IoTデバイスは、グループのIoTメンバーデバイスがその判断に賛成または反対する提言を含む適切な応答で提言要求メッセージに応答すると予想する可能性がある。
たとえば、一実施形態において、グループの各IoTメンバーデバイスは、グループのその他のIoTデバイスとの相互依存を定義する関係木を保有する可能性がある。したがって、IoTデバイスグループの特定のIoTメンバーデバイスがブロック630で送信された提言要求メッセージを受信することに応じて、受信するIoTデバイスは、関係木で定義された相互依存を調べて、提言要求メッセージで示された計画された遷移から生じ得る任意の潜在的な影響を評価する可能性がある。一実施形態において、提言要求メッセージを受信する各IoTデバイスは、次いで、承認または不承認メッセージで応答し得る。さらに、一実施形態において、承認または不承認メッセージは、(たとえば、[0:1]、[-1:+1]、または別の好適な範囲に広がる範囲内の10進値などのファジー論理の尺度に従って、百分率の承認または不承認の値などの信頼の尺度に従って、「強い承認」、「弱い承認」、「弱い不承認」、「強い不承認」などを示す所定のスケールに従って、あるいは応答するIoTデバイスが計画された判断を承認するのかもしくは承認しないのか、および/または応答するIoTデバイスが計画された判断を承認するもしくは承認しない度合いもしくは程度を示し得る任意のその他の好適な方式に従って)応答するIoTデバイスが提言要求メッセージで示された計画された判断を承認するかまたは承認しない度合いを示す可能性がある。別の実施形態において、承認または不承認メッセージは、ブール値または2進値で承認または不承認を示す可能性がある(たとえば、計画された判断を承認するための「はい」もしくは「1」、または計画された判断を承認しないための「いいえ」もしくは「0」)。
さらに、一実施形態においては、提言要求メッセージを受信するすべての特定のIoTデバイスが、単純に、提言要求メッセージを無視する可能性がある。たとえば、一実施形態においては、提言要求メッセージを受信する特定のIoTデバイスが、計画された遷移を承認するかまたは承認しないかに関して意見がない場合、ブロック630において送信された提言要求メッセージを無視する可能性がある。加えて、一実施形態においては、1つまたは複数のIoTデバイスが、別のIoTデバイスの代わりに提言を代理送信し、したがって、ブロック630で送信された提言要求メッセージにその他のIoTデバイスの代わりに承認または不承認メッセージで応答する可能性がある。より詳細には、特定のIoTデバイスが、(たとえば、特定の状態になる前に、特定の状態になることに応じてなど)その特定のIoTデバイスに関連する現在のまたは計画された状態に基づいてその特定のIoTデバイスの代わりに提言を代理送信するように別のIoTデバイスを指定する可能性があり、それによって、次いで、指定された代理IoTデバイスが、その特定のIoTデバイスの代わりに提言を代理送信するように別のIoTデバイスを指定したIoTデバイスに送信されるかまたはそうでなければ向けられたすべての提言要求メッセージに応答する可能性がある。たとえば、一実施形態においては、今後1時間以内に、保守が行われることを可能にするために電源が切れる必要がある冷蔵庫IoTデバイスが、代理として別のIoTデバイスを指定し得る。したがって、第3のIoTデバイス(たとえば、洗濯機IoTデバイス)が冷水を使用するために計画された遷移を示す提言要求メッセージを送信する場合、指定された代理IoTデバイスが、冷蔵庫IoTデバイスが電源を切られたままである間、冷蔵庫IoTデバイスの代わりに、大量の冷水の消費をやめさせるように応答する可能性がある。
一実施形態において、提言要求メッセージを送信したIoTデバイスは、次いで、ブロック640において、グループのその他のIoTデバイスから受信された可能性がある任意の承認または不承認応答メッセージを集約し、分析し得る。たとえば、一実施形態において、IoTデバイスは、その他のIoTデバイスが提言要求メッセージに応答し得る好適な期間を定義し、定義された期間が過ぎる前にその他のIoTデバイスから受信された任意の応答を集約し、分析する可能性がある。このようにして、提言要求メッセージを送信したIoTデバイスは、すべてのIoTメンバーデバイスが応答し終わるまで待つ必要なしに承認または不承認応答メッセージを分析し、それによって、1つまたは複数のIoTメンバーデバイスが提言要求メッセージを無視する状況を許容し得る。別の実施形態においては、承認もしくは不承認応答メッセージおよび/または提言要求メッセージが無視されたことを示すメッセージが、定義された期間が過ぎる前にすべてのIoTメンバーデバイスから受信される場合、IoTデバイスが、期間が過ぎるまで待つことなく受信された承認または不承認応答メッセージを集約し、分析し得る。しかし、当業者は、IoTメンバーデバイスが提言要求メッセージに適切に応答することを可能にするためにその他の技術が使用され得る(たとえば、遷移を計画するIoTデバイスは、特定のIoTメンバーデバイスがそれらのIoTメンバーデバイスの提言あるいは計画された遷移が承認されるかまたは承認されない可能性がある度合いをIoTメンバーデバイス、それらのIoTメンバーデバイスでまたはIoTデバイスグループ内で利用されるリソースなどに関連する状態の変化に基づいて変更することを可能にするために、たとえすべてのIoTメンバーデバイスがより早く応答するとしても、期間が過ぎるまで待つ可能性がある)ことを認めるであろう。
一実施形態においては、承認または不承認応答メッセージを好適に集約し、分析することに応じて、遷移を計画するIoTデバイスが、ブロック650において、(たとえば、最適化アルゴリズムに基づいて)提言要求メッセージで示された行為を開始すべきか否かを適切に判定し得る。一実施形態においては、IoTデバイスが、次いで、IoTデバイスに関連する予想される状態、IoTデバイスが遷移を行うかまたは遷移を行わないと判断することによって生じるリソース利用の任意の変化などをその他のIoTメンバーデバイスが知り得るように、ブロック670において、計画された遷移が開始されたかまたは開始されるかを示す最終判断をアドバタイズする可能性がある。
本開示の様々な態様によれば、図7は、図5に示された方法500および/またはその他の好適な方法に従って形成され得るIoTデバイスグループにおいて協調インテリジェンスおよび意思決定を使用するための別の方法700を示す。特に、図7に示される方法700は、図6に示され、上でさらに詳細に説明された方法600と同様の特徴を有する可能性があり、IoTデバイスグループの各IoTデバイスは、それぞれのIoTデバイスが、ローカルの意思決定アルゴリズムに基づいて特定の状態遷移またはその他の行為を計画すべきかどうかを判定するためにブロック710において実行し得る、適切なローカルの意思決定アルゴリズムを用いて構成されるかまたはそうでなければプログラミングされる可能性がある。しかし、図7に示される方法700は、ローカルの意思決定アルゴリズムに基づいてブロック720において状態遷移を計画するIoTデバイスがブロック730においてIoTデバイスグループのその他のIoTデバイスからのフィードバックを要求すべきかどうかをさらに判定する可能性があるという点で、図6に示された方法600と異なる可能性がある。
一実施形態においては、ブロック730が、IoTデバイスグループのその他のIoTデバイスからのフィードバックが必要とされる可能性があると状態遷移を計画したIoTデバイスが判定する結果となることに応じて、IoTデバイスが、次いで、図6を参照して上で説明された方法と実質的に同様の方法によってグループのその他のIoTデバイスに提言要求メッセージを送信する可能性がある(たとえば、ブロック630に戻り、次いで、提言要求メッセージで示された判断についてのグループのその他のIoTデバイスからのフィードバックを含む応答に基づいて計画された遷移を開始すべきかどうかを判定する)。
代替的に、ブロック730が、IoTデバイスグループのその他のIoTデバイスからのフィードバックが必要とされない可能性があるという判断をもたらすことに応じて、状態遷移を計画したIoTデバイスが、ブロック740において、1つまたは複数の要求されていない提言をその他のIoTメンバーデバイスに送信し、ブロック750において、計画された状態遷移を自律的に開始する可能性がある。たとえば、IoTデバイスが特定のリソースを利用する状態への遷移を計画すること(たとえば、シャワーIoTデバイスが使用中の状態を有すること)に応じて、IoTデバイスは、同一のリソースを利用しないか、またはIoTデバイスが遷移した可能性がある状態でリソース利用に悪影響を与えるかもしくはそうでなければ干渉する可能性があるいかなる行為も行わないように(たとえば、シャワーの水温に悪影響を与える可能性がある方法で温水または冷水の使用を突然変えないように)グループのその他のIoTメンバーデバイスに命令するためにブロック740において要求されていない提言を送信する可能性がある。さらに、当業者は、要求されていない提言が、上述の協調意思決定プロセスとは独立にブロック740においてその他のIoTメンバーデバイスに送信される可能性がある(たとえば、特定の判断が、協調意思決定を必要とせずに許される可能性があり、その場合、各IoTメンバーデバイスがどのようにしてそれぞれの意思決定アルゴリズムを用いて特定の遷移またはその他の行為を計画するかを知らせるために、グループのIoTデバイスに関連する現在の状態およびそれらのIoTデバイスが利用可能なリソースについてその他のIoTメンバーデバイスに知らせるためにブロック740において要求されていない提言が送信される可能性がある)ことを理解するであろう。
当業者は、情報および信号が様々な異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して表され得ることを理解するであろう。たとえば、上の説明を通して言及される可能性があるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁気的粒子、光場もしくは光学的粒子、またはこれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、当業者は、本明細書において開示された態様に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムのステップが、電子的なハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれら両方の組合せとして実装される可能性があることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明確に示すために、概してそれらの機能の観点で、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを上で説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるかまたはソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課された特定の用途および設計の制約による。当業者は、説明された機能をそれぞれの特定の用途のために様々な方法で実装し得るが、そのような実装の判断は、本開示の範囲から逸脱すると解釈されるべきでない。
本明細書において開示された実施形態に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくはその他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成要素、または本明細書において説明された機能を実行するように設計されたこれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサの可能性があるが、代替として、プロセッサは、任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械の可能性がある。また、プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意のその他のそのような構成として実装され得る。
本明細書において開示された実施形態と関連して説明された方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、直接ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはこの2つの組合せで具現化される可能性がある。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意のその他の形態のストレージ媒体に存在する可能性がある。例示的なストレージ媒体は、プロセッサがストレージ媒体から情報を読むことができ、ストレージ媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替として、ストレージ媒体は、プロセッサに一体化される可能性がある。プロセッサおよびストレージ媒体は、ASIC内に存在する可能性がある。ASICは、ユーザ端末(たとえば、UE)内に存在する可能性がある。代替として、プロセッサおよびストレージ媒体は、ユーザ端末内のディスクリート構成要素として存在する可能性がある。
1つまたは複数の例示的な実施形態において、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして記憶または送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へとコンピュータプログラムを転送することを容易にする任意の媒体を含むコンピュータストレージ媒体と通信媒体との両方を含む。ストレージ媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体である可能性がある。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくはその他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくはその他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを運ぶかもしくは記憶するために使用可能であり、コンピュータによってアクセス可能である任意のその他の媒体を含み得る。また、当然、任意の接続がコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を用いてウェブサイト、サーバ、またはその他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書において使用されるとき、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD: compact disc)、レーザディスク(laser disc)、光ディスク(optical disc)、デジタル多用途ディスク(DVD: digital versatile disc)、フロッピー(登録商標)ディスク(floppy disk)、およびブルーレイディスク(Blu-ray(登録商標) disc)を含み、ディスク(disk)が、通常、磁気的にデータを再生する一方、ディスク(disc)は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。上記のものの組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲に含まれるべきである。
上述の開示は本開示の説明的な態様を示すが、添付の特許請求の範囲で定義された本開示の範囲を逸脱することなしに本明細書において種々の変更および修正がなされ得ることに留意されたい。本明細書において説明された本開示の態様による方法の請求項の機能、ステップ、および/または動作は、必ずしもいずれかの特定の順序で実行されない。さらに、本開示の要素が単数形で説明されるか、または特許請求の範囲に記載される可能性があるが、単数形への限定が明示的に述べられない限り、複数も想定される。
100A ワイヤレス通信システム
100B ワイヤレス通信システム
100C ワイヤレス通信システム
100D ワイヤレス通信システム
100E ワイヤレス通信システム
105 IoTデバイス
108 無線インターフェース
109 直接有線接続
110 テレビ、IoTデバイス
112 空調室外機、IoTデバイス
114 サーモスタット、IoTデバイス
116 冷蔵庫、IoTデバイス
116A IoTデバイス
116B IoTデバイス
118 洗濯機および乾燥機、IoTデバイス
120 コンピュータ、IoTデバイス
122A IoTデバイス
122B IoTデバイス
124A IoTデバイス
124B IoTデバイス
125 アクセスポイント
130 スーパーバイザデバイス
140 IoTスーパーエージェント
140A IoTスーパーエージェント
140B IoTスーパーエージェント
145 ゲートウェイ機能
152 アプリケーションレイヤ
154 CMPレイヤ
156 トランスポートレイヤ
158 物理レイヤ
160 IoTグループ、IoTデバイスグループ
160A IoTデバイスグループ
160B IoTデバイスグループ
170 IoTサーバ
175 インターネット
180 リソース
200A IoTデバイス
200B IoTデバイス
202 プラットフォーム
206 トランシーバ
208 プロセッサ
212 メモリ
214 入力/出力(I/O)インターフェース
222 電源ボタン
224A 制御ボタン
224B 制御ボタン
226 ディスプレイ
300 通信デバイス
305 論理
310 論理
315 論理
320 論理
325 論理
400 サーバ
401 プロセッサ
402 揮発性メモリ
403 ディスクドライブ
404 ネットワークアクセスポート
406 ディスクドライブ
407 ネットワーク
500 方法
600 方法
700 方法

Claims (25)

  1. モノのインターネット(IoT)グループのIoTデバイスの間の協調意思決定のための方法であって、
    記IoTグループの1つまたは複数のメンバーIoTデバイスに提言要求メッセージを送信するステップであって、前記提言要求メッセージが、計画された状態遷移を示す、ステップと、
    記提言要求メッセージに対する1つまたは複数の応答を受信するステップであって、前記1つまたは複数の応答が、前記提言要求メッセージに応答する前記1つまたは複数のメンバーIoTデバイスからの前記計画された状態遷移についてのフィードバックを含む、ステップと、
    記提言要求メッセージに対する前記1つまたは複数の応答に基づいて前記計画された状態遷移を開始すべきかどうかを判定するステップとを含む、方法。
  2. 所定の期間が過ぎるまで前記提言要求メッセージに対する前記応答を集約し、前記所定の期間中に受信される前記応答を分析して前記計画された状態遷移を開始すべきかどうかを判定するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. ローカルの意思決定アルゴリズムに基づいて前記状態遷移を計画するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記提言要求メッセージに対する前記1つまたは複数の応答が、前記応答するメンバーIoTデバイスが前記計画された状態遷移を承認するのかまたは承認しないのかを示すブール値を含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記提言要求メッセージに対する前記1つまたは複数の応答が、前記応答するメンバーIoTデバイスが前記計画された状態遷移を承認するかまたは承認しない度合いを示すファジー論理値を含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記1つまたは複数のメンバーIoTデバイスが、前記IoTグループの前記メンバーIoTデバイスの間の関係を示す依存関係木に基づいて前記計画された状態遷移に関連する潜在的な影響を分析し、前記潜在的な影響に基づいて前記計画された状態遷移を承認すべきかまたは承認しないべきかを判定する請求項1に記載の方法。
  7. 前記IoTグループの少なくとも1つのメンバーIoTデバイスが、前記計画された状態遷移を承認すべきかまたは承認しないべきかについて意見がないことに応じて前記提言要求メッセージを無視する請求項6に記載の方法。
  8. 前記IoTグループの少なくとも1つのメンバーIoTデバイスが、前記少なくとも1つのメンバーIoTデバイスの代わりに前記計画された状態遷移を承認すべきかまたは承認しないべきかを判定する代理メンバーIoTデバイスを指定する請求項6に記載の方法。
  9. 前記計画された状態遷移が開始されることを示す最終判断を前記IoTグループの前記1つまたは複数のメンバーIoTデバイスにアドバタイズするステップと、
    前記最終判断をアドバタイズするステップの後に前記計画された状態遷移を開始するステップとをさらに含む請求項1に記載の方法。
  10. 前記計画された状態遷移が開始されないことを示す最終判断を前記IoTグループの前記1つまたは複数のメンバーIoTデバイスにアドバタイズするステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  11. 前記IoTグループの少なくとも1つのメンバーIoTデバイスから要求されていない提言を受信するステップであって、前記要求されていない提言が、前記少なくとも1つのメンバーIoTデバイスに関連する動作状態を示す、ステップと、
    前記計画された状態遷移が前記要求されていない提言を送信した前記少なくとも1つのメンバーIoTデバイスに関連する前記動作状態に対する潜在的な悪影響を有すると判定することに応じて、前記計画された状態遷移を開始しないと判断するステップとをさらに含む請求項10に記載の方法。
  12. ノのインターネット(IoT)グループの1つまたは複数のメンバーIoTデバイスに提言要求メッセージを送信するための手段であって、前記提言要求メッセージが、計画された状態遷移を示す、手段と、
    記提言要求メッセージに対する1つまたは複数の応答を受信するための手段であって、前記1つまたは複数の応答が、前記提言要求メッセージに応答する前記1つまたは複数のメンバーIoTデバイスからの前記計画された状態遷移についてのフィードバックを含む、手段と、
    前記提言要求メッセージに対する前記1つまたは複数の応答に基づいて前記計画された状態遷移を開始すべきかどうかを判定するための手段とを含む装置
  13. 前記計画された状態遷移を開始すべきかどうかを判定するための前記手段が、
    所定の期間が過ぎるまで前記提言要求メッセージに対する前記応答を集約するための手段と、
    前記所定の期間中に受信される前記応答を分析して前記計画された状態遷移を開始すべきかどうかを判定するための手段とをさらに含む請求項12に記載の装置
  14. 前記計画された状態遷移を開始すべきかどうかを判定するための前記手段が、ローカルの意思決定アルゴリズムに基づいて前記状態遷移を計画するための手段をさらに含む請求項12に記載の装置
  15. 前記計画された状態遷移が開始されることを示す最終判断を前記IoTグループの前記1つまたは複数のメンバーIoTデバイスにアドバタイズするための手段と、
    前記最終判断をアドバタイズした後に前記計画された状態遷移を開始するための手段とをさらに含む請求項12に記載の装置
  16. 前記計画された状態遷移が開始されないことを示す最終判断を前記IoTグループの前記1つまたは複数のメンバーIoTデバイスにアドバタイズするための手段をさらに含む請求項12に記載の装置
  17. 前記IoTグループの少なくとも1つのメンバーIoTデバイスから要求されていない提言を受信するための手段であって、前記要求されていない提言が、前記少なくとも1つのメンバーIoTデバイスに関連する動作状態を示す、手段と、
    前記計画された状態遷移が前記要求されていない提言を送信した前記少なくとも1つのメンバーIoTデバイスに関連する前記動作状態に対する潜在的な悪影響を有すると判定することに応じて、前記計画された状態遷移を開始しないと判断するための手段とをさらに含む請求項12に記載の装置
  18. 協調によるグループに基づく意思決定のためのコンピュータが実行可能な命令を記録するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータが実行可能な命令をモノのインターネット(IoT)デバイスで実行することが、前記IoTデバイスに
    記IoTデバイスを含むIoTグループの1つまたは複数のメンバーIoTデバイスに提言要求メッセージを送信することであって、前記提言要求メッセージが、計画された状態遷移を示す、送信することと、
    記提言要求メッセージに対する1つまたは複数の応答を受信することであって、前記1つまたは複数の応答が、前記提言要求メッセージに応答する前記メンバーIoTデバイスからの前記計画された状態遷移についてのフィードバックを含む、受信することと、
    前記提言要求メッセージに対する前記応答に基づいて前記計画された状態遷移を開始すべきかどうかを判定することとを行わせる、コンピュータ可読記憶媒体。
  19. モノのインターネット(IoT)グループのIoTデバイスの間の協調意思決定のための方法であって、
    前記IoTグループの少なくとも1つのメンバーIoTデバイスから提言要求メッセージを受信するステップであって、前記提言要求メッセージが、前記少なくとも1つのメンバーIoTデバイスに関連する計画された状態遷移を示す、ステップと、
    前記計画された状態遷移についてのフィードバックに少なくとも部分的に基づいて前記提言要求メッセージに対する応答を決定するステップと、
    前記計画された状態遷移が開始されるかどうかを示すアドバタイズされた最終判断を前記少なくとも1つのメンバーIoTデバイスから受信するステップであって、前記少なくとも1つのメンバーIoTデバイスが、前記計画された状態遷移についての前記フィードバックに少なくとも部分的に基づいて前記最終判断を生成する、ステップとを含む、方法。
  20. 前記提言要求メッセージに対する前記応答が、前記計画された状態遷移が承認されるのかまたは承認されないのかを示すブール値を含む請求項19に記載の方法。
  21. 前記提言要求メッセージに対する前記応答が、前記計画された状態遷移が承認されるかまたは承認されない度合いを示すファジー論理値を含む請求項19に記載の方法。
  22. 前記提言要求メッセージに対する前記応答を決定するステップが、
    前記IoTグループの前記メンバーIoTデバイスの間の関係を示す依存関係木に基づいて前記計画された状態遷移に関連する潜在的な影響を分析するステップと、
    前記潜在的な影響に少なくとも部分的に基づいて前記提言要求メッセージに対する前記応答を決定するステップであって、前記決定された応答が、前記計画された状態遷移が承認されるのかまたは承認されないのかを示す、ステップとを含む請求項19に記載の方法。
  23. 前記提言要求メッセージに対する前記応答を決定するステップが、
    前記計画された状態遷移を承認すべきかまたは承認しないべきかについて意見がないことに応じて、前記少なくとも1つのメンバーIoTデバイスに前記フィードバックを送信せずに前記提言要求メッセージを無視するステップを含む請求項19に記載の方法。
  24. 前記提言要求メッセージに対する前記応答を決定するステップが、
    前記計画された状態遷移を承認すべきかまたは承認しないべきかを判定し、前記少なくとも1つのメンバーIoTデバイスに前記提言要求メッセージに対する前記応答を送信するように代理メンバーIoTデバイスを指定するステップを含む請求項19に記載の方法。
  25. 前記少なくとも1つのメンバーIoTデバイスから要求されていない提言を受信するステップであって、前記要求されていない提言が、前記少なくとも1つのメンバーIoTデバイスに関連する動作状態を示す、ステップと、
    前記要求されていない提言を送信した前記少なくとも1つのメンバーIoTデバイスに関連する前記動作状態に対する潜在的な悪影響を避けるために、ローカルの意思決定アルゴリズムを使用して1つまたは複数の状態遷移を計画するステップとをさらに含む請求項19に記載の方法。
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