JP6038667B2 - Different key multi-stage compatible lock - Google Patents
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Description
本発明は、異種キーを段階的に使用可能、無効とし、最終的に1つのキーのみを使用可能とする異種キー多段適合錠に関する。 The present invention relates to a heterogeneous key multi-stage compatible lock that allows a different key to be used and disabled in stages, and finally allows only one key to be used.
例えばビルやマンションなどの建物の建設では、施工の進捗によって防犯性の確保が生じ、各部屋毎の玄関扉等に錠が取り付けられる。この場合、特に販売目的の建物では、工事中、販売前の管理中、販売後の居住者用として、錠を段階的に変える必要がある。そこで、1つの錠を用いて異種キーを段階的に使用可能、無効とし、最終的に1つの入居者キーみを使用可能とする異種キー多段適合錠が開発されている(特許文献1等参照)。
For example, in the construction of buildings such as buildings and condominiums, crime prevention is ensured by the progress of construction, and a lock is attached to the entrance door of each room. In this case, particularly in buildings for sale, it is necessary to change the lock in stages for construction, pre-sales management, and post-sales residents. Therefore, different key multi-stage compatible locks have been developed that allow different keys to be used and disabled step by step using one lock, and finally allow one resident key to be used (see
同文献に開示される異種キー多段適合錠であるコンストラクションキー装置付ロータリーディスクタンブラー錠(コンス錠)は、内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に嵌合し、中心軸線に沿って鍵孔を貫通させた内筒とを有する。内筒の外周には、母線に沿って延在し、半径方向に移動可能に案内されて、上記のカム溝と係合するロッキングバーが配置される。内筒の内方には中央部に鍵孔を包囲し得る大きさの鍵挿通孔を形成した複数のロータリーディスクタンブラーが挿設される。ロータリーディスクタンブラーは、内筒を軸線方向に貫通する支軸に揺動可能に軸支され、自由端部外側端縁に解錠切欠を有する。ロータリーディスクタンブラーの鍵挿通孔の開口端縁には、先端の移動軌跡が鍵孔に挿入された合鍵と干渉する係合突起が一体に突設される。ロータリーディスクタンブラーは、係合突起が合鍵に近接する方向に付勢され、常態ではバックアップピンに係止している。他方、これらロータリーディスクタンブラー群は、係合突起のそれぞれが鍵孔に挿通された合鍵の窪みと係合したとき、それぞれの解錠切欠が直線溝となり、この直線溝にロッキングバーを没入することで、外筒に対して内筒を回転可能、すなわち、施解錠可能としている。 The rotary disc tumbler lock with a construction key device (Cons lock), which is a different key multi-stage compatible lock disclosed in the same document, has an outer cylinder in which a cam groove is formed along the generatrix of the inner peripheral surface, and the outer cylinder is rotatable. And an inner cylinder that penetrates the key hole along the central axis. On the outer periphery of the inner cylinder, there is disposed a locking bar that extends along the generatrix and is guided so as to be movable in the radial direction and engages with the cam groove. A plurality of rotary disc tumblers each having a key insertion hole having a size capable of surrounding the key hole are inserted in the center of the inner cylinder. The rotary disc tumbler is pivotally supported by a spindle that penetrates the inner cylinder in the axial direction, and has an unlocking notch at the outer edge of the free end. Engagement protrusions are formed integrally on the opening edge of the key insertion hole of the rotary disc tumbler so that the movement trajectory of the tip interferes with the key inserted in the key hole. The rotary disc tumbler is urged in the direction in which the engaging projection approaches the key and is normally locked to the backup pin. On the other hand, when each of the rotary disc tumbler groups engages with a key recess formed through the key hole, each unlocking notch becomes a straight groove, and the locking bar is inserted into the straight groove. Thus, the inner cylinder can be rotated with respect to the outer cylinder, that is, can be locked and unlocked.
このコンス錠は、例えば第1コンストラクションキー、第2コンストラクションキー、入居者キーを使用する異種キー多段適合錠として機能させるため、複数のロータリーディスクタンブラーが、工事用タンブラー、第1休止タンブラー、リセットタンブラー及び第2休止タンブラーに分けられている。これら工事用タンブラー、第1休止タンブラー、リセットタンブラー及び第2休止タンブラーにはバックアップピンが貫通して設けられ、バックアップピンは軸線方向へ段階的に配置されることで、第1休止タンブラーの休止を解除し、次に、第2休止タンブラーを解除する。このバックアップピンの段階的な配置は、コンス錠に第2コンストラクションキーを使用することで一枚目のリセットタンブラーを作動させて行い、次いで入居者キーを使用することで二枚目のリセットタンブラーを作動させて行われる。 This cons lock is made to function as a different key multi-stage compatible lock using, for example, a first construction key, a second construction key, and a tenant key, so that a plurality of rotary disc tumblers are used as construction tumblers, first pause tumblers, reset tumblers And a second pause tumbler. These construction tumblers, first pause tumblers, reset tumblers and second pause tumblers are provided with backup pins that are arranged in stages in the axial direction, so that the first pause tumbler can be paused. And then the second pause tumbler is released. This step-by-step placement of the backup pin is performed by using the second construction key on the cons lock to activate the first reset tumbler, and then using the tenant key to move the second reset tumbler. It is done by operating.
しかしながら、従来の異種キー多段適合錠は、現行使用している第1コンストラクションキーから、第2コンストラクションキーと入居者キーとの2段階で適合キーを変更する場合、二枚のリセットタンブラーが必要となり、すなわち、変更段数と同じ枚数のリセットタンブラーが必要となった。このため、ロータリーディスクタンブラーの収容枚数が限られる異種キー多段適合錠においては、切り替え段数が増えれば通常使用できるロータリーディスクタンブラーの枚数が減り、その結果、鍵違い数が大幅に減ることになった。 However, the conventional different key multi-stage compatible lock requires two reset tumblers when the compatible key is changed in two steps from the currently used first construction key to the second construction key and tenant key. In other words, the same number of reset tumblers as the number of steps to be changed is required. For this reason, in a multi-stage key compatible tablet with different types of multi-stage keys that can accommodate a rotary disc tumbler, the number of rotary disc tumblers that can be used normally decreases as the number of switching steps increases, resulting in a significant reduction in the number of key differences. .
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、鍵違い数を減らさず、すなわち鍵違い数を増やすことができる異種キー多段適合錠を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above situation, and an object of the present invention is to provide a heterogeneous key multi-stage compatible lock that can increase the number of key differences without decreasing the number of key differences.
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の異種キー多段適合錠は、内周面の母線に沿ってカム溝25が形成される外筒13と、
前記外筒13の内側に回転自在に嵌合され中心軸線に沿って鍵孔27を貫通させた内筒15と、
前記内筒15の外周に収容され半径方向に移動可能となるとともに前記カム溝25に外側縁が係合する方向に付勢されるロッキングバー21と、
前記内筒15に鍵孔入口側より順に収容され、前記内筒15を軸線方向に貫通する支軸45に揺動可能に軸支されるとともに、揺動自由端外縁には解錠切欠59が形成され且つ揺動自由端内縁には先端の移動軌跡が前記鍵孔27に挿入された合鍵と干渉する係合部61を有し、この係合部61が合鍵に近接する方向に付勢されるタンブラー63、リリースタンブラー67及び複数組みの休止タンブラー65,69と、
前記内筒15に設けられ、異なる合鍵が前記鍵孔27に挿入されるごとに前記係合部61が押圧されて揺動された前記リリースタンブラー67によって順次半径方向内側に配置される作動板17と、
前記タンブラー63、リリースタンブラー67及び複数組みの休止タンブラー65,69の前記鍵孔27を除く鍵包囲部分に前記内筒15の軸線方向に沿う方向で挿通され、前記作動板17に係止することで前記軸線方向への移動が規制される複数の段部が形成され前記作動板17の半径方向内側への移動によって、前記複数組みの休止タンブラー65,69の前記解錠切欠59を前記ロッキングバー21に整合させて休止状態としていた揺動規制を解除し、前記複数組みの休止タンブラー65,69を組み毎に順次休止解除するコンスバー19と、
を具備することを特徴とする。
Next, means for solving the above problems will be described with reference to the drawings corresponding to the embodiments.
The heterogeneous key multistage compatible lock according to
An
A
The
An
The
It is characterized by comprising.
この異種キー多段適合錠では、外筒13と内筒15との間に半径方向に移動自在となったロッキングバー21を、内筒外周の所定位置に揃えられる解錠切欠59に進入拒否または進入許可することで、内筒15の回転、すなわち、施解錠を可能とする。
内筒15には軸線方向に沿って複数枚のタンブラー63、リリースタンブラー67及び複数組みの休止タンブラー65,が揺動自在となって重ねて配置される。これらの揺動自由端外縁にはそれぞれに上記の解錠切欠59が形成される。タンブラー63、リリースタンブラー67及び複数組みの休止タンブラー65,69は、揺動自由端内縁に係合部61が突設され、鍵孔27に合鍵が挿入されると、それぞれの係合部61が押圧されて個々が所定量で揺動される結果、全ての解錠切欠59が軸線方向に沿う直線溝となって揃う。内筒15の外周に出現したこの直線溝には、外筒13との間に配設されているロッキングバー21が進入可能となる。すなわち、内筒15は、この直線溝にロッキングバー21を没入することで、外筒13に対して回転が可能、すなわち、施解錠可能となる。
ここで、異種キー多段適合錠では、例えば、休止タンブラーを第1、第2の2組で構成した場合、第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69の解錠切欠59がロッキングバー21の進入を許容する直線溝となるように、予め第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69の揺動をコンスバー19によって揺動規制して内筒15に仮保持、すなわち休止状態としている。一方、タンブラー63の解錠切欠59のみが直線溝から外れている。なお、前記タンブラー63と複数組みの休止タンブラー65.69の合計組み数と同数、すなわちこの場合3本の合鍵93,95,97が構成されることとなる。
そして、最初の合鍵93が挿入されると、タンブラー63の係合部61が押圧され、タンブラー63が所定量揺動される。その結果、タンブラー63の解錠切欠59がロッキングバー21を受け入れ可能な直線溝に揃い、内筒15の回転が可能となって、その合鍵での施解錠が可能となる。
次に、第2の合鍵95が挿入されると、リリースタンブラー67が所定量揺動され、この状態で内筒15が回転されると、ロッキングバー21がリリースタンブラー67を押圧する。押圧されたリリースタンブラー67は、作動板17を押圧し、作動板17とコンスバー19の最初の段部との係止を解除する。コンスバー19は、係止が外れると、軸線方向奥側へ移動され、次の段部に係止して停止し、第1休止タンブラー65の休止を解除する。第2の合鍵93が鍵孔27から抜かれれば、第1休止タンブラー65の解錠切欠59が直線溝と一致しなくなるので、今まで使用可能であった第1の合鍵93は使用できなくなる。
次に、第3の合鍵97が使用されると、リリースタンブラー67が所定量揺動され、上記同様に、リリースタンブラー67が作動板17を押圧し、作動板17とコンスバー19の次の段部との係止を解除する。コンスバー19は、係止が外れると、さらに軸線方向奥側へ移動され、第2休止タンブラー69の休止を解除する。第3の合鍵97が鍵孔27から抜かれれば、第2休止タンブラー69の解錠切欠59が直線溝と一致しなくなるので、今まで使用可能であった第2の合鍵95は使用できなくなる。
このように、本構成では、一つのコンスバー19に、複数の段部を形成し、この段部に段階的に作動板17を係止することで、段部の数分、コンスバー19の軸線方向の移動位置を変位させることができる。その変位に同期させて複数組みの休止タンブラー、すなわち第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69の休止状態が段階的に解除される。これにより、異種キーを変更する段階数に応じてリリースタンブラー67を増やす必要がなく、一枚のリリースタンブラー67で多段の異種キーに切り替え適合させることができる。このため、限られたタンブラー枚数の錠において、従来に比べ鍵違い数を増やすことができる。
In this heterogeneous key multistage compatible lock, the
A plurality of
Here, in the heterogeneous key multi-stage compatible lock, for example, when the pause tumblers are composed of the first and second sets, the
When the
Next, when the
Next, when the
As described above, in this configuration, a plurality of step portions are formed in one
本発明の請求項2記載の異種キー多段適合錠は、請求項1記載の異種キー多段適合錠であって、
前記複数組みの休止タンブラーが、第1休止タンブラー65と第2休止タンブラー69とで構成され、
前記段部が少なくとも第1段部125と、第2段部127とからなり、
前記合鍵が、前記タンブラー63と、第1休止タンブラー65と、第2休止タンブラー69のそれぞれ対応する第1コンストラクションキー93と、第2コンストラクションキー95と、入居者キー97とされ、
前記第1コンストラクションキー93の使用状態で前記第1段部125に係止している前記コンスバー19は、
前記第2コンストラクションキー95の使用により前記作動板17の半径方向内側への移動によって前記第1段部125の係止が解除されて軸線方向へ所定距離移動された後に第2段部127に係止されることで、第1休止凸部121による前記第1休止タンブラー65の揺動規制を解除して前記第1休止タンブラー65の休止状態を解除し、
前記入居者キー97の使用により前記作動板17の半径方向内側への更なる移動によって前記第2段部127の係止が解除されて軸線方向へさらに所定距離移動されることで、第2休止凸部123による前記第2休止タンブラー69の揺動規制を解除して前記第2休止タンブラー69の休止状態を解除することを特徴とする。
The heterogeneous key multistage compatible lock according to claim 2 of the present invention is the heterogeneous key multistage compatible lock according to
The plurality of sets of pause tumblers include a
The step portion comprises at least a
The combined key is a
The cons bar 19 that is locked to the
When the
When the
この異種キー多段適合錠では、最初、タンブラー63のみが揺動可能となっており、第1コンストラクションキー93が挿入されると、タンブラー63の係合部61が押圧され、タンブラー63の解錠切欠59がロッキングバー21を受け入れ可能とするので、内筒15の回転が可能となり、第1コンストラクションキー93を用いた施解錠が可能となる。
次に、建物が完成し、入居者の入る前では、不動産会社等による建物管理が必要となる。この際に、第2コンストラクションキー95が使用される。第2コンストラクションキー95が鍵孔27に挿入されると、リリースタンブラー67の係合部61が押圧されて、リリースタンブラー67が所定量揺動される。リリースタンブラー67の揺動は、自身に形成されているタンブラー側第1押圧面73をロッキングバー21に対面させる。この状態で第2コンストラクションキー95が回転されると、ロッキングバー21が外筒13の内周に摺接して半径方向内側に移動され、リリースタンブラー67のバー第1押圧面を押圧する。タンブラー側第1押圧面73が押圧されたリリースタンブラー67は、作動板17を半径方向内側へ押圧する。作動板17は、半径方向内側へ押圧されると、いままで係止していたコンスバー19の第1段部125との係止が外れる。コンスバー19は、作動板17に対して第1段部125の係止が外れると、リセットバネ117の付勢力によって軸線方向奥側へ移動される。軸線方向奥側へ移動されたコンスバー19は、いままで第1休止タンブラー65の揺動を規制していた第1休止凸部121が、第1休止タンブラー65から外れ、第1休止タンブラー65の休止を解除する。これにより、いままでコンスバー19によって解錠切欠59が直線溝に揃えられていた第1休止タンブラー65は、揺動規制が解除されて、第2コンストラクションキー95が挿入された場合のみ、解錠切欠59が直線溝に揃うようになる。第2コンストラクションキー95が鍵孔27から抜かれれば、第1休止タンブラー65の解錠切欠59が直線溝と一致しなくなるので、今まで使用可能であった第1コンストラクションキー93は使用できなくなる。
次に、建物が売られると、入居者による施解錠が行われるようになる。この際に、入居者キー97が使用される。入居者キー97が鍵孔27に挿入されると、リリースタンブラー67の係合部61が押圧されて、リリースタンブラー67が所定量揺動される。リリースタンブラー67の揺動は、自身に形成されているタンブラー側第2押圧面75をロッキングバー21に対面させる。この状態で入居者キー97が回転されると、ロッキングバー21が外筒13の内周に摺接して半径方向内側に移動され、リリースタンブラー67のタンブラー側第2押圧面75を押圧する。タンブラー側第2押圧面75が押圧されたリリースタンブラー67は、作動板17を半径方向内側へ押圧する。作動板17は、半径方向内側へ押圧されると、いままで係止していたコンスバー19の第2段部127との係止が外れる。コンスバー19は、作動板17に対して第2段部127の係止が外れると、リセットバネ117の付勢力によって軸線方向奥側へ移動される。軸線方向奥側へ移動されたコンスバー19は、いままで第2休止タンブラー69の揺動を規制していた第2休止凸部123が、第2休止タンブラー69から外れ、第2休止タンブラー69の休止を解除する。これにより、いままでコンスバー19によって解錠切欠59が直線溝に揃えられていた第2休止タンブラー69は、揺動規制が解除されて、入居者キー97が挿入された場合のみ、解錠切欠59が直線溝に揃うようになる。入居者キー97が鍵孔27から抜かれれば、第2休止タンブラー69の解錠切欠59が直線溝と一致しなくなるので、今まで使用可能であった第2コンストラクションキー95は使用できなくなる。
In this heterogeneous key multistage compatible lock, only the
Next, before the building is completed and a resident enters, building management by a real estate company or the like is required. At this time, the
Next, when the building is sold, occupants will be locked and unlocked. At this time, the
本発明に係る請求項1記載の異種キー多段適合錠によれば、リリースタンブラーを一枚とすることができるので、タンブラー及び複数組みの休止タンブラーの枚数を減らさずに済み、入居後の鍵違い数を増やすことができる。
According to the heterogeneous key multi-stage compatible lock according to
本発明に係る請求項2記載の異種キー多段適合錠によれば、第1コンストラクションキーの使用可能な状態と、これを無効にして第2コンストラクションキーを使用可能とする状態と、さらに、この第2コンストラクションキーを無効にして入居者キーを使用可能とする状態との3段階の異種キー適合の切り替えを、一枚のリリースタンブラーで行うことができる。 According to the heterogeneous key multi-stage compatible lock according to claim 2 of the present invention, the first construction key can be used, the second construction key can be used by disabling the first construction key, and the second construction key can be used. A single release tumbler can be used to switch between three different types of key matching, with the two construction keys disabled and the tenant key enabled.
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る異種キー多段適合錠を鍵孔の奥側から見た要部断面図、図2は図1に示した異種キー多段適合錠の側断面図、図3は図1に示した異種キー多段適合錠の要部分解正面図、図4は図1に示した異種キー多段適合錠の要部分解側断面図、図5は図3に示した作動板の正面図、図6は図2に示したリリースタンブラー、作動板、コンスバー及びロッキングバーの分解斜視図、図7(a)はコンスバーの側面図、(b)は引渡後位置の断面図、(c)は管理中位置の断面図、(d)は工事中位置の断面図、(e)は休止中位置の断面図、(f)は動作中位置の断面図、図8は図2に示した異種キー多段適合錠の仕切板を省略した側断面図、図9(a)は第1コンストラクションキーの平面図、(b)は第2コンストラクションキーの平面図及びそのK−K断面図、(c)は入居者キーの平面図である。
本実施形態に係る異種キー多段適合錠であるコンス錠11は、外筒13と、内筒15と、複数のディスクタンブラーと、作動板17と、コンスバー19と、ロッキングバー21とを有する。
Embodiments according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
1 is a cross-sectional view of a main part of a different key multi-stage compatible lock according to the present invention as viewed from the back of the keyhole, FIG. 2 is a side cross-sectional view of the different key multi-stage compatible lock shown in FIG. 1, and FIG. 4 is an exploded front view of the main part of the different key multi-stage compatible lock shown, FIG. 4 is a side sectional view of the main part of the different key multi-stage compatible lock shown in FIG. 1, and FIG. 5 is a front view of the operating plate shown in FIG. 6 is an exploded perspective view of the release tumbler, actuating plate, cons bar and locking bar shown in FIG. 2, FIG. 7A is a side view of the cons bar, FIG. 7B is a cross-sectional view of the position after delivery, and FIG. (D) is a cross-sectional view at a construction position, (e) is a cross-sectional view at a resting position, (f) is a cross-sectional view at a working position, and FIG. FIG. 9 (a) is a plan view of the first construction key, and FIG. 9 (b) is the second construction key. Plan view and a K-K cross-sectional view, (c) is a plan view of the tenants key.
The cons lock 11 that is a different key multi-stage compatible lock according to the present embodiment includes an
外筒13は、扉に設けられる錠箱に固定される。外筒13の外周には軸線方向に沿って凸条23が形成され、この凸条23の内側には軸線方向に沿うカム溝25が形成される。この外筒13の内方には、内筒15が回転自在に嵌合される。
The
内筒15は、外筒13の内側に回転自在に嵌合され中心軸線に沿って複雑な形状の鍵孔27を貫通させる。内筒15は、扉等の外面側に露出するフランジ付盤状のキーガイド29と、尾栓31との間に、複数の仕切板33が間隙を介して内筒軸線方向に離間配設される。本実施形態では仕切板33は10枚であるがこれに限定されない。尾栓31からは内筒15と一体に回転するテールピース35が突設され、テールピース35は錠箱内の施解錠機構に接続されて、その回転を施解錠機構に伝達する。
The
それぞれの仕切板33は、全体の形状が略円形の板状体であり、図1で左右両側には円弧状のリテーナ挿入凹部37が形成され、中央部には鍵孔27と、台形と矩形とを組合せた六角形のコンスバー挿通孔39とが開口している。鍵孔27の横断面形状を複雑にしたのは、所謂ウォードの種類を多くして鍵違いを多くする目的の他、鍵孔内におけるピッキング工具の操作を困難にするためである。また、鍵孔27の断面形状を内筒15の中心軸線に関して点対称としたのは、合鍵の裏表に関係無く合鍵を鍵孔27に挿入できる所謂リバーシブルキーにするためである。
Each
内筒15の外周には、内筒15の母線に沿って延在し、内筒15の外周部において半径方向に移動可能に案内されるロッキングバー21が収容される。上記の仕切板33の一つは厚肉のバネ支持板41として形成され、このバネ支持板41にはロッキングバー作動バネ43が保持される。ロッキングバー21は、カム溝25と係合する外側縁が外方に突出する方向にロッキングバー作動バネ43によって付勢される。
On the outer periphery of the
内筒15には、支軸45が内筒15を軸線方向に貫通して固定される。内筒15には、支軸45と反対側の外周部に凹状に切り欠かれた案内溝47が形成される。案内溝47は、ロッキングバー21を内筒15の半径方向に移動可能に案内する。支軸45を挟んで案内溝47の反対側にはバネ支持軸49が内筒15を軸線方向に貫通して固定され、バネ支持軸49にはタンブラーバネ51がそれぞれのディスクタンブラーに応じて支持されている。
A
10枚の仕切板33、作動板17、キーガイド29及び尾栓31は、リテーナ53を介して一体的に係合され、内筒15を構成している。リテーナ53は、円筒の一部をその母線に沿って一定の幅で切り欠いた形状の弧状板で、その軸線方向に沿って、仕切板33のリテーナ挿入凹部37と嵌合する。リテーナ53は、仕切板33を介して相互に係合される。内筒15は、仕切板33と、隣接する他の仕切板33との間がスロットとなる。
The ten
スロットには、ディスクタンブラーが配置され、中央部に鍵孔27を包囲し得る大きさの鍵包囲部分を有し、本実施形態では環状に形成されて、この鍵包囲部分が鍵包囲穴55とされる。ディスクタンブラーは、支軸45に支軸挿通穴(図示せず)を嵌挿することで揺動可能に軸支され、揺動自由端部外側端縁に解錠切欠59が形成される。また、ディスクタンブラーは、揺動自由端内縁となる鍵包囲穴55の開口端縁に、先端の移動軌跡が鍵孔27に挿入された合鍵のブレードの平面部または端縁部と干渉する係合部としての係合突起61が突設される。
A disk tumbler is disposed in the slot, and has a key surrounding portion of a size that can surround the
これらディスクタンブラー群の係合突起61のそれぞれが鍵孔27に挿通された合鍵のブレードに形成された異なる窪みと係合したとき、それぞれのディスクタンブラーは解錠切欠59がロッキングバー21の内側縁と整合する。本実施形態においては、複数のディスクタンブラーは、図4に示すように、鍵孔入口側より順に、タンブラーとしての工事用タンブラー63、第1休止タンブラー65、リリースタンブラー67及び第2休止タンブラー69とされ、すなわち本実施形態では、複数組みの休止タンブラーとして、第1と第2の2組を休止タンブラーとされる。
When each of the engaging
鍵孔27の外側の開口から(図2中左方)見て4個目のディスクタンブラーが第1休止タンブラー65となり、6個目から11個目迄の6個のディスクタンブラーが第2休止タンブラー69となる。なお、内筒15において外側の3個のディスクタンブラーは工事中に用いられる工事用タンブラー63となる。また、5個目のディスクタンブラーはリリースタンブラー67となる。つまり、工事用タンブラー63と作動板17との間に第1休止タンブラー65が配置され、作動板17と第2休止タンブラー69との間にリリースタンブラー67が配置されている。
The fourth disc tumbler is the
第1休止タンブラー65及び第2休止タンブラー69は、通常のディスクタンブラーと同様の形状であり、その自由端部外側縁には解錠切欠59も形成されている。異なるところは、その自由端部内側縁に休止用突起71(図8参照)が形成されている点のみである。第1休止タンブラー65及び第2休止タンブラー69は、休止用突起71と解錠切欠59とが所定の位置関係で形成されている。すなわち、第1休止タンブラー65及び第2休止タンブラー69は、鍵孔27に合鍵が挿入されていない常態において、休止用突起71がコンスバー19に当接し、その角度位置に係止されているとき、解錠切欠59がロッキングバー21に整合する。
The
リリースタンブラー67は、作動板17の図2の右側に形成されたスロットに配置されている。リリースタンブラー67は、第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69と略同様であるが、支軸挿通穴の位置に支軸挿通溝57が形成されていて、作動板17と同様に、全体として内筒半径方向に移動できる。リリースタンブラー67は、他のディスクタンブラーと同様に、タンブラーバネ51の弾力によりその係合突起61が鍵孔27に近接する方向(図1に示した鍵孔27の奥側から見た場合に時計回り)に付勢される。
The
リリースタンブラー67の自由端部外側縁には解錠切欠59が形成される。リリースタンブラー67は、外力が作用しない常態において、解錠切欠59がロッキングバー21と整合するように設定されている。リリースタンブラー67の自由端部外側縁には解錠切欠59に隣接して、タンブラー側第1押圧面73(図6参照)が形成される。さらに、このタンブラー側第1押圧面73に隣接する自由端部外側縁は、タンブラー側第2押圧面75となっている。これらタンブラー側第1押圧面73及びタンブラー側第2押圧面75は、リリースタンブラー67が所定の揺動角度に揺動されることで、ロッキングバー21の押圧連続壁77(図6参照)で押圧される。
An unlocking
リリースタンブラー67のタンブラー側第1押圧面73の略反対側となる鍵包囲穴55の穴縁には穴縁から一段切り欠かれたタンブラー側第1規制段部79が形成される。また、タンブラー側第2押圧面75の略反対側となる鍵包囲穴55の穴縁にはタンブラー側第1規制段部79からさらに一段切り欠かれたタンブラー側第2規制段部81が形成される。これらタンブラー側第1規制段部79及びタンブラー側第2規制段部81は、リリースタンブラー67がタンブラーバネ51によって付勢されることで、コンスバー19の側方に当接する。リリースタンブラー67は、タンブラー側第1規制段部79及びタンブラー側第2規制段部81がコンスバー19に当接することで、タンブラー側第1押圧面73またはタンブラー側第2押圧面75をロッキングバー21に対向させる所定の揺動位置に保持される。
A tumbler-side first regulating
リリースタンブラー67の自由端部にはさらにスライド部83(図6参照)が形成され、スライド部83は作動板17のガイド突起85の間に挟まれる。リリースタンブラー67は、鍵孔27に、所定の合鍵が挿入されることで揺動され、スライド部83がガイド突起85間をスライド移動する。また、このスライド部83によって、リリースタンブラー67は、ガイド突起85を介して作動板17を移動可能としている。
A slide portion 83 (see FIG. 6) is further formed at the free end portion of the
本実施形態のコンス錠11では、図2で左から4番目の仕切板33がコンスバー19を作動位置に段階的に係止する作動板17として作用する。この作動板17は、概ね、他の仕切板33と同様である。異なるところは、上下方向においてほぼ2等分に分割され、その下半分であるハーフ体87が図2で上下方向、すなわち内筒15の半径方向に移動できることである。
In the cons lock 11 of the present embodiment, the
作動板17は、コンスバー挿通孔39の両側、及び案内溝47の両側の計4箇所に、外側(図2の右側)に突出する上記のガイド突起85を板面に有している。ガイド突起85は、リリースタンブラー67のスライド部83を挟むように配設されている。ハーフ体87の上端縁には富士山形の係止規制片89(図3参照)がアーチ状に架橋され、係止規制片89はコンスバー挿通孔39の上方を一部塞ぐように形成されている。ハーフ体87は、作動板バネ91の伸長方向の復元力により、係止規制片89がコンスバー19に形成される複数の段部の何れかに係合する方向(図2の下方向)に付勢されている。このハーフ体87は、異種の合鍵が挿入されるごとに異なる揺動角度で揺動されるリリースタンブラー67による作用によって、順次半径方向内側に配置される。
The
本実施形態において、合鍵は、図9に示す第1コンストラクションキー93と、第2コンストラクションキー95と、入居者キー97との何れかとなる。すなわち、工事用タンブラー63、第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69に対応する3種の組み合わせで構成される。合鍵は、第1コンストラクションキー93よりも第2コンストラクションキー95が長く、第2コンストラクションキー95よりも入居者キー97が長く形成される。第1コンストラクションキー93には、工事用タンブラー用ディンプル99が形成される。第2コンストラクションキー95には、工事用タンブラー用ディンプル99と、第1休止タンブラー用ディンプル101、及びリリースタンブラー用ディンプル103が形成される。入居者キー97には、工事用タンブラー用ディンプル99と、第1休止タンブラー用ディンプル101、リリースタンブラー用ディンプル103、及び第2休止タンブラー用ディンプル105が形成される。
In the present embodiment, the combined key is one of the
図7に示すコンスバー19は、(b)が引渡後位置107の断面図、(c)が管理中位置109の断面図、(d)が工事中位置111の断面図、(e)が休止中位置113の断面図、(f)が動作中位置115の断面図となる。コンスバー19は、工事用タンブラー63、第1休止タンブラー65、リリースタンブラー67及び第2休止タンブラー69の鍵孔27を除く鍵包囲穴55に内筒15の軸線方向に沿う方向で挿通され、軸線方向に移動可能に案内される。またコンスバー19は、リセットバネ117の弾力により、内方(図2の右方)に付勢される。第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69の近傍におけるコンスバー19の部位には、第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69に対応して断続的に切り欠かれ、少なくとも第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69と同数の休止解除切欠部119が形成されている。本実施形態では、第1休止タンブラー65は1個、第2休止タンブラー69は6個であるから、コンスバー19における休止解除切欠部119の数は7である。また、コンスバー19は、休止解除切欠部119の間が第1休止凸部121、第2休止凸部123となる。第1休止凸部121、第2休止凸部123は、第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69の休止用突起71(図8参照)と当接する。
7 is a cross-sectional view of the
そして、コンスバー19の上縁には、作動板17の係止規制片89が係止する複数の段部が形成されている。本実施形態において、段部は第1段部125と、第2段部127とからなる。すなわち、コンスバー19には、ハーフ体87に係止することで軸線方向への移動が段階的に規制される第1段部125、第2段部127が階段状に形成されている。
A plurality of stepped portions that are engaged with the locking
第1コンストラクションキー93の使用状態で第1段部125に係止しているコンスバー19は、第2コンストラクションキー95の使用により、ハーフ体87の半径方向内側への移動によって第1段部125の係止が解除される。第1段部125の係止が解除されたコンスバー19は、軸線方向へ所定距離移動された後に、次の第2段部127に係止されることで、第1休止凸部121による第1休止タンブラー65の揺動規制を解除、すなわち、休止用突起71が休止解除切欠部119に一致して第1休止タンブラー65の休止状態を解除する。
When the
また、入居者キー97の使用により作動板17の半径方向内側への更なる移動によって、第2段部127の係止が解除されて、軸線方向へさらに所定距離移動されることで、第2休止凸部123による第2休止タンブラー69の揺動規制を解除、すなわち、休止用突起71が休止解除切欠部119に一致して第2休止タンブラー69の休止状態を解除する。
Further, the
このように、コンス錠11では、コンスバー19が、作動板17の半径方向内側への段階的な移動によって、解錠切欠59をロッキングバー21に整合させて休止状態となっていた第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69の揺動規制を段階的に解除する。これにより、第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69は、順次に休止状態が解除される。
Thus, in the cons lock 11, the first stop tumbler in which the cons bar 19 is in a resting state in which the unlocking
次に、上記構成を有するコンス錠11の作用を説明する。
図10(a)は第1コンストラクションキー運用時における鍵抜き状態の要部側断面図、(b)は(a)のA−A断面図、図11(a)は第2コンストラクションキー挿入時の断面図、(b)は(a)の内筒15が回転途中の断面図、図12(a)は第2コンストラクションキー運用時における鍵抜き状態の要部側断面図、(b)は(a)のB−B断面図、図13(a)は入居者キー挿入時の断面図、(b)は(a)の内筒15が回転途中の断面図、図14(a)は入居者キー運用時における鍵抜き状態の要部側断面図、(b)は(a)のC−C断面図、図15(a)はリリースタンブラー67の各機能部位を説明する正面図、(b)は第1コンストラクションキー運用時の作動板位置を示す正面図、(c)は第2コンストラクションキー運用時の作動板位置を示す正面図、(d)は入居者キー運用時の作動板位置を示す正面図である。
図10に示すように、コンス錠11は、外筒13と内筒15との間に半径方向に移動自在となったロッキングバー21を、内筒外周の所定位置に揃えられる解錠切欠59に進入拒否または進入許可することで、内筒15の回転、すなわち、施解錠を可能とする。
Next, the operation of the cons lock 11 having the above configuration will be described.
FIG. 10A is a side sectional view of the main part in the unlocked state when the first construction key is operated, FIG. 10B is a sectional view taken along line AA of FIG. 11A, and FIG. Sectional view, (b) is a sectional view in the middle of rotation of the
As shown in FIG. 10, the cons lock 11 has a locking
内筒15には軸線方向に沿って複数枚の工事用タンブラー63、第1休止タンブラー65、リリースタンブラー67及び第2休止タンブラー69が揺動自在となって重ねて配置される。これらの揺動自由端外縁にはそれぞれに上記の解錠切欠59が形成される。工事用タンブラー63、第1休止タンブラー65、リリースタンブラー67及び第2休止タンブラー69は、鍵包囲穴55の穴縁に、係合突起61が突設されている。鍵孔27に合鍵が挿入されると、それぞれの係合突起61が押圧されて、個々が所定量で揺動される結果、全ての解錠切欠59が軸線方向に沿う直線溝となって揃う。
A plurality of
内筒15の外周に出現したこの直線溝には、外筒13との間に配設されているロッキングバー21が進入可能となる。内筒15は、この直線溝にロッキングバー21を没入することで、外筒13に対して回転が可能(すなわち、施解錠可能)となる。
A rocking
ここで、コンス錠11では、第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69の解錠切欠59がロッキングバー21の進入を許容する直線溝となるように、予め第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69の揺動をコンスバー19によって揺動規制して内筒15に仮保持、すなわち休止状態としている。一方、工事用タンブラー63の解錠切欠59のみが直線溝から外れている。
Here, in the cons lock 11, the
そして、最初の合鍵である第1の合鍵が挿入されると、工事用タンブラー63の係合突起61が押圧され、各工事用タンブラー63が所定量揺動される。その結果、各工事用タンブラー63のそれぞれの解錠切欠59がロッキングバー21を受け入れ可能な直線溝に揃い、内筒15の回転が可能となって、その合鍵での施解錠が可能となる。
When the first key, which is the first key, is inserted, the
次に、第2の合鍵が挿入されると、リリースタンブラー67が所定量揺動され、この状態で内筒15が回転されると、ロッキングバー21がリリースタンブラー67を押圧する。押圧されたリリースタンブラー67は、ガイド突起85を介して作動板17を押圧し、これにより作動板17の係止規制片89とコンスバー19の最初の段部との係止を解除する。コンスバー19は、係止が外れると、軸線方向奥側へ移動され、次の段部に係止して停止し、第1休止タンブラー65の休止を解除する。作動板17の移動距離は、最初の段部と次の段部との段差分である。第2の合鍵が鍵孔27から抜かれれば、第1休止タンブラー65の解錠切欠59が直線溝と一致しなくなるので、今まで使用可能であった第1の合鍵は使用できなくなる。
Next, when the second key is inserted, the
次に、第3の合鍵が使用されると、リリースタンブラー67が所定量揺動され、上記同様に、リリースタンブラー67が作動板17を押圧し、作動板17とコンスバー19の次の段部との係止を解除する。コンスバー19は、係止が外れると、さらに軸線方向奥側へ移動され、第2休止タンブラー69の休止を解除する。第3の合鍵が鍵孔27から抜かれれば、第2休止タンブラー69の解錠切欠59が直線溝と一致しなくなるので、今まで使用可能であった第2の合鍵は使用できなくなる。
Next, when the third key is used, the
このように、本構成では、一つのコンスバー19に、複数の段部を形成し、この段部に段階的に作動板17を係止することで、段部の数分、コンスバー19の軸線方向の移動位置を変位させることができる。その変位に同期させて第1休止タンブラー65、第2休止タンブラー69の休止状態が段階的に解除される。これにより、異種キーを変更する段階数に応じてリリースタンブラー67を増やす必要がなく、一枚のリリースタンブラー67で多段の異種キーに切り替え適合させることができる。このため、限られたタンブラー枚数の錠において、従来に比べ鍵違い数を増やすことができる。
As described above, in this configuration, a plurality of step portions are formed in one cons bar 19, and the
次に、本発明に係るコンス錠11のより限定された運用例として、不動産会社仲介建物を例に具体的に説明する。
この例では、上記の第1の合鍵が第1コンストラクションキー93、第2の合鍵が第2コンストラクションキー95、第3の合鍵が入居者キー97であり、コンスバー19の複数の段部が第1段部125、第2段部127とする。
コンス錠11では、図10に示す工事中、リリースタンブラー67及び第1休止タンブラー65に対応する部分より短くした第1コンストラクションキー93(図9参照)を鍵孔27に挿入すると、第1コンストラクションキー93はリリースタンブラー67に接触しない。従って、リリースタンブラー67の解錠切欠59はロッキングバー21と整合した状態を保つ。
Next, as a more limited operation example of the cons lock 11 according to the present invention, a real estate company intermediary building will be specifically described as an example.
In this example, the first combination key is the
In the
コンス錠11では、最初、工事用タンブラー63のみが揺動可能となっており、第1コンストラクションキー93が挿入されると、工事用タンブラー63の係合突起61が押圧される。これにより、工事用タンブラー63の解錠切欠59がロッキングバー21を受け入れ可能とするので、内筒15の回転が可能となり、第1コンストラクションキー93を用いた施解錠が可能となる。
In the cons lock 11, only the
次に、建物が完成し、入居者の入る前では、不動産会社等による建物管理が必要となる。この際に、第2コンストラクションキー95が使用される。図11(a)に示すように、第2コンストラクションキー95が鍵孔27に挿入されると、リリースタンブラー67の係合突起61が押圧されて、リリースタンブラー67が所定量揺動される。リリースタンブラー67の揺動は、自身に形成されているタンブラー側第1押圧面73をロッキングバー21に対面させる。図11(b)に示すように、この状態で第2コンストラクションキー95が回転されると、ロッキングバー21が外筒13の内周に摺接して半径方向内側に移動され、リリースタンブラー67のタンブラー側第1押圧面73を押圧する。タンブラー側第1押圧面73が押圧されたリリースタンブラー67は、図15(c)に示すように、ガイド突起85を介して作動板17のハーフ体87を半径方向内側へ押圧する。
Next, before the building is completed and a resident enters, building management by a real estate company or the like is required. At this time, the
作動板17は、半径方向内側へ押圧されると、いままで係止していた係止規制片89とコンスバー19の第1段部125との係止が外れる。コンスバー19は、作動板17に対して第1段部125の係止が外れると、リセットバネ117の付勢力によって軸線方向奥側へ移動される。軸線方向奥側へ移動されたコンスバー19は、図12(a)に示すように、いままで第1休止タンブラー65の揺動を規制していた第1休止凸部121が、第1休止タンブラー65から外れ、第1休止タンブラー65の休止を解除する。
When the
これにより、いままでコンスバー19によって解錠切欠59が直線溝に揃えられていた第1休止タンブラー65は、揺動規制が解除されて、第2コンストラクションキー95が挿入された場合のみ、解錠切欠59が直線溝に揃うようになる。第2コンストラクションキー95が鍵孔27から抜かれれば、第1休止タンブラー65の解錠切欠59が直線溝と一致しなくなるので、今まで使用可能であった第1コンストラクションキー93は使用できなくなる。
Thus, the
次に、建物が入居者に引き渡しされると、入居者による施解錠が行われるようになる。この際に、図13に示す入居者キー97が使用される。入居者キー97が鍵孔27に挿入されると、リリースタンブラー67の係合突起61が押圧されて、リリースタンブラー67がさらに所定量揺動される。リリースタンブラー67の揺動は、自身に形成されているタンブラー側第2押圧面75をロッキングバー21に対面させることとなる。この状態で入居者キー97が回転されると、ロッキングバー21が外筒13の内周に摺接して半径方向内側に移動され、リリースタンブラー67のタンブラー側第2押圧面75を押圧する。タンブラー側第2押圧面75が押圧されたリリースタンブラー67は、図15(d)に示すように、ガイド突起85を介して作動板17を半径方向内側へ押圧する。
Next, when the building is handed over to the resident, the resident is locked and unlocked. At this time, the
作動板17は、半径方向内側へ押圧されると、いままで係止していた係止規制片89とコンスバー19の第2段部127との係止が外れる。コンスバー19は、作動板17に対して第2段部127の係止が外れると、リセットバネ117の付勢力によって軸線方向奥側へ移動される。軸線方向奥側へ移動されたコンスバー19は、図14(a)に示すように、いままで第2休止タンブラー69の揺動を規制していた第2休止凸部123が、第2休止タンブラー69から外れ、第2休止タンブラー69の休止を解除する。
When the
これにより、いままでコンスバー19によって解錠切欠59が直線溝に揃えられていた第2休止タンブラー69は、揺動規制が解除されて、入居者キー97が挿入された場合のみ、解錠切欠59が直線溝に揃うようになる。入居者キー97が鍵孔27から抜かれれば、第2休止タンブラー69の解錠切欠59が直線溝と一致しなくなるので、今まで使用可能であった第2コンストラクションキー95は使用できなくなる。その結果、それまで不動産会社が使用していた第2コンストラクションキー95は無効となり、以後、入居者キー97のみが使用可能となる。
As a result, the
なお、工事期間中として第1コンストラクションキー93を使用していた状態に、第2コンストラクションキー95を使用せず入居者キー97を使用することで、第1休止タンブラー65での第2コンストラクションキー95による運用期間を省くことも可能である。すなわち、第1コンストラクションキー93による施解錠操作が可能な状態のコンス錠11に、入居者キー97を使用することで、リリースタンブラー67は2段階分の所定量揺動し、これにより、作動板17の係止規制片89とコンスバー19の係止が第2段部127との係止を省いてコンスバー19の移動を行なう。これにより、第1休止タンブラー65と第2休止タンブラー69の双方の休止を解除する。そして、第2コンストラクションキー95を使用することなく無効とし、以後、入居者キー97のみが使用可能となる。
By using the
このようにして、コンス錠11では、第1コンストラクションキー93の使用可能な状態と、これを無効にして第2コンストラクションキー95を使用可能とする状態と、さらに、この第2コンストラクションキー95を無効にして入居者キー97のみを使用可能とする状態との3段階の異種キー適合の切り替えを、一枚のリリースタンブラー67で行うことができる。
In this manner, in the cons lock 11, the
従って、本実施形態に係るコンス錠11によれば、リリースタンブラー67を一枚とすることができるので、例えば第2休止タンブラー69の枚数を減らさずに済み、入居後の鍵違い数を増やすことができる。
Therefore, according to the cons lock 11 according to the present embodiment, one
なお、上述した実施形態では、休止タンブラーを第1(65)と第2(69)の2組で構成し、コンスバー19の段部を第1段部125と第2段部127とするとともに、合鍵の構成を、第1コンストラクションキー93、第2コンストラクションキー95、入居者キー97の組み合わせとした例としたが、休止タンブラーは、さらに多い複数組みで構成することが可能であり、この組み数に対応させてコンスバー19の段部を階段状に形成し、またリリースタンブラー67の規制段部を同様に形成して、その組み数の合鍵で多段に構成することが可能である。
In the above-described embodiment, the pause tumbler is configured by two sets of the first (65) and the second (69), and the step portion of the cons bar 19 is the
11…異種キー多段適合錠(コンス錠)
13…外筒
15…内筒
17…作動板
19…コンスバー
21…ロッキングバー
25…カム溝
27…鍵孔
45…支軸
59…解錠切欠
61…係合部(係合突起)
63…タンブラー(工事用タンブラー)
65…第1休止タンブラー
67…リリースタンブラー
69…第2休止タンブラー
93…合鍵(第1の合鍵,第1コンストラクションキー)
95…合鍵(第2の合鍵,第2コンストラクションキー)
97…合鍵(第3の合鍵,入居者キー)
121…第1休止凸部
123…第2休止凸部
125…第1段部
127…第2段部
11 ... Multi-stage key lock (cons lock)
DESCRIPTION OF
63 ... Tumbler (Tumbler for construction)
65 ...
95 ... key (second key, second construction key)
97 ... key (third key, resident key)
121 ... 1st rest
Claims (2)
前記外筒の内側に回転自在に嵌合され中心軸線に沿って鍵孔を貫通させた内筒と、
前記内筒の外周に収容され半径方向に移動可能となるとともに前記カム溝に外側縁が係合する方向に付勢されるロッキングバーと、
前記内筒に鍵孔入口側より順に収容され、前記内筒を軸線方向に貫通する支軸に揺動可能に軸支されるとともに、揺動自由端外縁には解錠切欠が形成され且つ揺動自由端内縁には先端の移動軌跡が前記鍵孔に挿入された合鍵と干渉する係合部を有し、この係合部が合鍵に近接する方向に付勢されるタンブラー、リリースタンブラー及び複数組みの休止タンブラーと、
前記内筒に設けられ、異なる合鍵が前記鍵孔に挿入されるごとに前記係合部が押圧されて揺動された前記リリースタンブラーによって順次半径方向内側に配置される作動板と、
前記タンブラー、リリースタンブラー及び複数組みの休止タンブラーの前記鍵孔を除く鍵包囲部分に前記内筒の軸線方向に沿う方向で挿通され、前記作動板に係止することで前記軸線方向への移動が規制される複数の段部が形成され前記作動板の半径方向内側への移動によって、前記複数組みの休止タンブラーの前記解錠切欠を前記ロッキングバーに整合させて休止状態としていた揺動規制を解除し、前記複数組みの休止タンブラーを順次休止解除するコンスバーと、
を具備することを特徴とする異種キー多段適合錠。 An outer cylinder in which a cam groove is formed along a generatrix of the inner peripheral surface;
An inner cylinder that is rotatably fitted inside the outer cylinder and penetrates the keyhole along the central axis;
A locking bar that is accommodated in the outer periphery of the inner cylinder and is movable in the radial direction and is biased in a direction in which an outer edge engages with the cam groove;
The inner cylinder is accommodated in order from the key hole entrance side, and is pivotally supported by a support shaft penetrating the inner cylinder in the axial direction. The inner edge of the movable free end has an engaging portion where the movement trajectory of the tip interferes with the key inserted in the key hole, and the tumbler, release tumbler, and the like that are biased in the direction in which the engaging portion approaches the key A pair of pause tumblers,
An operation plate that is provided on the inner cylinder and is sequentially arranged radially inward by the release tumbler that is swung by pressing the engaging portion each time a different key is inserted into the key hole;
The tumbler, the release tumbler, and a plurality of sets of pause tumblers are inserted in a key surrounding portion excluding the key hole in a direction along the axial direction of the inner cylinder, and are moved to the axial direction by being locked to the operation plate. A plurality of regulated stepped portions are formed, and the movement plate is moved inward in the radial direction, and the unlocking notches of the plurality of sets of resting tumblers are aligned with the locking bar to release the swinging regulation that is in the resting state. A cons bar that sequentially releases the pauses of the plurality of sets of pause tumblers;
A heterogeneous key multi-stage compatible lock characterized by comprising:
前記複数組みの休止タンブラーが、第1休止タンブラーと第2休止タンブラーとで構成され、
前記段部が少なくとも第1段部と、第2段部とからなり、
前記合鍵が、前記タンブラーと、第1休止タンブラーと、第2休止タンブラーのそれぞれ対応する第1コンストラクションキーと、第2コンストラクションキーと、入居者キーとされ、
前記第1コンストラクションキーの使用状態で前記第1段部に係止している前記コンスバーは、
前記第2コンストラクションキーの使用により前記作動板の半径方向内側への移動によって前記第1段部の係止が解除されて軸線方向へ所定距離移動された後に第2段部に係止されることで、第1休止凸部による前記第1休止タンブラーの揺動規制を解除して前記第1休止タンブラーの休止状態を解除し、
前記入居者キーの使用により前記作動板の半径方向内側への更なる移動によって前記第2段部の係止が解除されて軸線方向へさらに所定距離移動されることで、第2休止凸部による前記第2休止タンブラーの揺動規制を解除して前記第2休止タンブラーの休止状態を解除することを特徴とする異種キー多段適合錠。 The heterogeneous key multi-stage compatible lock according to claim 1,
The plurality of sets of pause tumblers are composed of a first pause tumbler and a second pause tumbler,
The step comprises at least a first step and a second step;
The combined key is a first construction key, a second construction key, and a tenant key respectively corresponding to the tumbler, the first pause tumbler, and the second pause tumbler,
The cons bar that is locked to the first step portion when the first construction key is in use,
By using the second construction key, the locking of the first step portion is released by moving the operation plate inward in the radial direction, and after being moved a predetermined distance in the axial direction, it is locked to the second step portion. And canceling the swing restriction of the first pause tumbler by the first pause convex portion to release the pause state of the first pause tumbler,
By the use of the resident key, the second step portion is unlocked by the further movement of the operation plate inward in the radial direction, and is further moved by a predetermined distance in the axial direction. The heterogeneous key multi-stage compatible lock, wherein the swing restriction of the second pause tumbler is released to release the pause state of the second pause tumbler.
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