JP6037302B2 - 風力発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は風力発電装置に関し、特にブレードの振動をモニタすることができる風力発電装置に関する。
近年、クリーンエネルギーを利用した発電装置への関心が高まってきている。このような発電装置の1つとして、風力発電装置がある。風力発電装置は、自然風を受けて回転する風車と、風車の回転を電力に変換する発電機等を備えている。
特許文献1には、風力発電装置が備えるブレードとタワーとの接触を防止するための技術が開示されている。
米国特許出願公開第2004/0057828号明細書
風力発電装置は、自然風を受けて回転する回転機構(風車)と、回転機構の回転を電力に変換する発電機とを備えている。回転機構は、ハブと、当該ハブの回転軸周りに放射状に配置された複数のブレードとを備える。また、発電機はナセルに収容されており、ナセルはタワーによって支持されている。
このような構成を備える風力発電装置では、強風や風の脈動に起因してブレードが振動する場合がある。特にブレードが共振するとブレードの振動が大きくなり、これによりブレードが疲労して破断したり、ブレードがタワーに接触したりするという問題がある。よって、ブレードの振動をリアルタイムで且つ正確にモニタすることが可能な風力発電装置が必要とされていた。
上記課題に鑑み本発明の目的は、ブレードの振動をリアルタイムで且つ正確にモニタすることが可能な風力発電装置を提供することである。
本発明にかかる風力発電装置は、ハブと、当該ハブの回転軸周りに放射状に配置された複数のブレードとを備える回転機構と、前記回転機構によって駆動される発電機を備えるナセルと、前記ナセルを支持するタワーと、前記複数のブレードのうちの少なくとも一つに設けられ、前記ブレードの長手方向に直列に配置された第1および第2の歪みゲージと、前記第1および第2の歪みゲージから出力された信号を用いて前記ブレードの1次モードの振動成分と2次モードの振動成分を算出する振動算出部と、を備える。
本発明により、ブレードの振動をリアルタイムで且つ正確にモニタすることが可能な風力発電装置を提供することができる。
実施の形態1にかかる風力発電装置を示す正面図である。 実施の形態1にかかる風力発電装置を示す側面図である。 モード試験装置を説明するための図である。 図3に示すモード試験装置の振動を示す図である。 1次モードの測定値と補間関数との関係を示す図である。 2次モードの測定値と補間関数との関係を示す図である。 1次モードの補間関数を2階微分した場合を示す図である。 2次モードの補間関数を2階微分した場合を示す図である。 実施の形態1にかかる風力発電装置が備える制御システムを示すブロック図である。 実施の形態1にかかる風力発電装置の動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2にかかる風力発電装置が備える制御システムを示すブロック図である。 実験に用いた風力発電装置を説明するための図である。 ブレードのたわみ方向を説明するための図である。 ブレード先端の変位の時間変化を示す図である(タワーの前方に板がない場合)。 ブレード先端の変位の時間変化を示す図である(タワーの前方に板がある場合)。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態1にかかる風力発電装置を示す正面図である。図2は、実施の形態1にかかる風力発電装置を示す側面図である。図1、図2に示すように、本実施の形態にかかる風力発電装置1は、ブレード2_1〜2_3およびハブ5を備える回転機構と、ナセル6と、タワー7とを備える。
ブレード2_1〜2_3は、ハブ5の回転軸8の周りに放射状に配置されている。ブレード2_1〜2_3は、風力発電装置1に向かって流れる風の力を回転力に変換できるように、風の流入方向に対してピッチ角を有する。ブレード2_1〜2_3およびハブ5を備える回転機構は、風力発電装置の通常運転時に回転軸8が略水平となるように配置されている。図1に示す風力発電装置1では、3つのブレード2_1〜2_3がそれぞれ120度の間隔で放射状に配置されている場合を示しているが、ブレードの数は2つであってもよく、また4つ以上であってもよい。
ハブ5は、ナセル6内に設けられている発電機と機械的に接続されており、発電機はハブ5から伝達された回転力を電力に変換する。ハブ5と発電機はギア(変速機)を介して機械的に接続されていてもよく、この場合はギアボックスがナセル6内に配置されている。タワー7は、タワー7の頂部においてナセル6を支持する。
また、本実施の形態にかかる風力発電装置1では、各々のブレード2_1〜2_3に2つの歪みゲージ3_1〜3_3、4_1〜4_3が設けられている。本実施の形態にかかる風力発電装置1では、ブレードの長手方向の振動を測定するために、2つの歪みゲージ3_1、4_1がブレード2_1の長手方向に直列に配置されている。
なお、図1に示す風力発電装置1では全てのブレード2_1〜2_3にそれぞれ2つの歪みゲージを設けている場合を示しているが、歪みゲージは複数のブレードのうちの少なくとも一つに設けてもよい。また、本実施の形態にかかる風力発電装置1では、ブレードの2つの振動モード(1次モードと2次モード)を測定するので、1つのブレードには少なくとも2つの歪みゲージを設ける必要がある。このとき、1つのブレードに3つ以上の歪みゲージを設けてもよい。歪みゲージの数を増やすことで、ブレードの振動をより正確に測定することができる。
歪みゲージは、金属抵抗体の長手方向に応力が働くと金属抵抗体の断面積が変化し、これに伴い金属抵抗体の抵抗が変化することを利用したセンサである。歪みゲージは安価で堅牢であるため、ブレードの歪みを検出する用途に適している。各々の歪みゲージ3_1〜3_3、4_1〜4_3は、ブレード2_1〜2_3の長手方向の歪みを測定できるように取り付けられている。例えば、歪みゲージ3_1〜3_3、4_1〜4_3は、ブレード2_1〜2_3の表面(風向きの上流側の面)に設けてもよく(図2参照)、また、ブレード2_1〜2_3の裏面(風向きの下流側の面)に設けてもよい。更に、歪みゲージ3_1〜3_3、4_1〜4_3は、ブレードの内部に埋め込んでもよい。なお、ブレードが回転軸8と平行な方向に振動した場合、ブレードの内部よりも表面および裏面の歪みのほうが大きくなる。よって、歪みゲージ3_1〜3_3、4_1〜4_3はブレード2_1〜2_3の表面または裏面に設けることが好ましい。
なお、本実施の形態では、金属抵抗体を用いた歪みゲージを利用してブレードの歪みを測定する場合について説明したが、歪みゲージの代わりに圧電素子を用いてブレードの歪みを測定してもよい。
次に、歪みゲージから出力された信号を用いてブレードの1次モードの振動と2次モードの振動を算出する方法について説明する。本実施の形態にかかる風力発電装置1では、歪みゲージで得られた歪みから逆変換行列を用いて1次モードの振動成分と2次モードの振動成分を算出することで、それら両者の振動成分の重ね合わせとしてブレード全体の変形をリアルタイムでモニタすることができる。
1次モードと2次モードを考慮する場合、ブレードの変位は下記の式で近似することができる。
Figure 0006037302
ここで、zはブレードの任意の位置、ν(z、t)は位置zの時間tにおける変位、V(z)は補間関数で表現された位置zにおけるモード形の値(1次モード)、f(t)は1次モード形の寄与率成分の時間応答、V(z)は補間関数で表現された位置zにおけるモード形の値(2次モード)、f(t)は2次モード形の寄与率成分の時間応答である。
この場合、変位ν(z、t)を求めるには、2つの歪みゲージが必要となる。仮に、位置z、zを歪みゲージによる測定位置とすると、歪みと変位の関係は下記のように表すことができる。
Figure 0006037302
Figure 0006037302
ここで、ε(z、t)は位置zの時間tおける歪み、ε(z、t)は位置zの時間tにおける歪み、rは位置zにおけるブレードの中心軸から第1の歪みゲージが貼り付けられた表面までの距離(中立線距離)、rは位置zにおけるブレードの中心軸から第2の歪みゲージが貼り付けられた表面までの距離である。
したがって、位置z、zにおいて測定された歪みから計算された1次モードと2次モードにおける時間応答は、式2、式3から下記のように表すことができる。
Figure 0006037302
よって、位置zにおける変位は、式4を式1に代入して下記のように表すことができる。
Figure 0006037302
ここで、式5の各係数は、モード試験により求めることができる。以下で、各係数の決定方法について説明する。
図3は、モード試験装置を説明するための図である。以下で説明するモード試験では、一例として長さ75(cm)のブレード11を用いる。ブレード11は木製であり、ブレード11の表面はウレタンでコーティングされている。ブレード11の一端は固定部材12を用いて固定されており、ブレード11はいわゆる片持ち梁である。ブレード11の先端部分の変位は加速度計15を用いて測定することができる。加速度計15から出力された信号は、アンプ16で増幅された後、コンピュータ17に出力される。図3に示すように、x方向はブレード11の厚さ方向、y方向はブレード11の長手方向と直交する方向、z方向はブレード11の長手方向である。
モード試験は、各励振位置13(P+1、P+2、・・・、P−1、P−2、・・・)をハンマーでたたいてブレード11を振動させた後、周波数応答関数(FRF:Frequency Response Function)を求め、その後、周波数応答関数(FRF)に基づいてモード形を同定するという流れで実施する。
図4は、図3に示すモード試験装置の振動を示す図であり、周波数に対する振動応答を示している。図4に示すように、1次モードの固有振動数は36Hzであり、2次モードの固有振動数は123Hzであり、3次モードの固有振動数は262Hzであり、4次モードの固有振動数は300Hzである。ここで、1次モードと2次モードは面外曲げ振動であり、3次モードと4次モードはねじり振動である。以下では、振動応答の大きい1次モードと2次モード、つまり面外曲げ振動のみを考慮する。
1次モードの振動と2次モードの振動はそれぞれ、下記に示す三角関数を用いた補間関数を用いて表すことができる。ただし、これは一例であり、対象のブレードの諸元の違いによって適切な表現変更が可である。
Figure 0006037302
ここで、C〜C、λは係数であり、境界条件を考慮した最小二乗法を用いることで決定することができる。
図5は、1次モードの測定値と補間関数との関係を示す図である。図6は、2次モードの測定値と補間関数との関係を示す図である。図5、図6に示すように、測定値は補間関数とほぼ一致しており、各モードにおける振動を式6に示した補間関数を用いて表現することができる。
図7は、図5に示した1次モードの補間関数を2階微分した場合を示す図である。図8は、図6に示した2次モードの補間関数を2階微分した場合を示す図である。各モードの補間関数の2階微分は歪みの分布を示している。よって、歪みの絶対値が最大となる場所に歪みゲージを設けることで、歪みゲージの感度を向上させることができる。
図7、図8に示す例では、z=0.55(m)近傍で各モードの補間関数の2階微分の絶対値が最大となっている。よって、z=0.55(m)近傍に歪みゲージを設けることで、歪みゲージの感度を向上させることができる。また、図8では、z=0.26(m)近傍において2次モードの補間関数の2階微分の絶対値がゼロとなっている。一方、図7では、z=0.26(m)近傍において1次モードの補間関数の2階微分の絶対値はゼロとはなっていない。よって、z=0.26(m)近傍に歪みゲージを設けることで、1次モードに起因する歪みと2次モードに起因する歪みとをうまく分離することができる。ここで、補間関数の2階微分の絶対値がゼロである場所は、振動の節の部分に対応している。
また、図7、図8に示す歪み分布の値から、歪みゲージの値(電圧値)を校正することでブレードのたわみを動的に同定することができる。
風力発電装置では、強風や風の脈動に起因してブレードが振動する場合がある。特にブレードが共振するとブレードの振動が大きくなり、これによりブレードが疲労して破断したり、ブレードがタワーに接触したりするという問題があった。よって、ブレードの振動をリアルタイムで且つ正確にモニタすることが可能な風力発電装置が必要とされていた。
そこで本実施の形態にかかる風力発電装置1では、少なくとも2つの歪みゲージをブレードの長手方向に直列に配置し、これらの歪みゲージから出力された信号を用いてブレードの1次モードの振動成分と2次モードの振動成分を算出している。このように、本実施の形態にかかる風力発電装置1では、歪みゲージの信号を用いて1次モードの振動成分と2次モードの振動成分を算出しているので、ブレード全体の変形をリアルタイムでモニタすることができる。よって、ブレードの特定の場所の歪みではなく、ブレード全体のたわみをモニタすることができるので、従来よりも、より正確にブレードの振動をモニタすることができる。
また、本実施の形態にかかる風力発電装置1では、1次モードの固有振動数と2次モードの固有振動数をモニタすることで、ブレードの異常(例えば、ブレードのひび割れやブレードに付着物がついた場合など)を検知することができる。つまり、1次モードの固有振動数の変化や2次モードの固有振動数の変化を検知することで、ブレードの異常を検知することができる。
また、本実施の形態にかかる風力発電装置1では、算出された振動情報に基づいてブレードの振動状態を調整してもよい。図9は、本実施の形態にかかる風力発電装置が備える制御システムを示すブロック図である。図9に示すように、本実施の形態にかかる風力発電装置が備える制御システムは、歪みゲージ21(図1、図2の歪みゲージ3_1〜3_3、4_1〜4_3に対応する)、振動算出部22、振動状態調整部23、ピッチ角調整部24、回転機構25(図1、図2の回転機構に対応する)、および発電機26を有する。
歪みゲージ21は、ブレードの2箇所の歪みを測定し、測定した歪みに関する情報を振動算出部22に出力する。振動算出部22は、2つの歪みゲージ21から出力された信号を用いてブレードの1次モードの振動と2次モードの振動を算出する。このとき、振動算出部22は、2つの歪みゲージによって測定された歪みを、所定の逆変換行列(式5参照)を用いてたわみに変換することで、ブレードの1次モードの振動成分と2次モードの振動成分を算出することができる。
振動状態調整部23は、振動算出部22で算出された振動情報に基づきブレードの振動状態を調整する。例えば、振動状態調整部23は、発電機26の回転を制御することでブレードの振動を減衰させることができる。この場合、振動状態調整部23は、発電機26の電気的な出力を変えることで発電機26の回転数を制御してもよく、また機械的に発電機26の回転にブレーキをかけてもよい。これによりブレードを含む回転機構25の回転速度を遅くすることができ、ブレード振動を減衰させることができる。
また、振動状態調整部23は、複数のブレード2_1〜2_3のピッチ角を調整することでブレードの振動を減衰させてもよい。ここで、ピッチ角は回転面(回転軸8を法線とする面)とブレードとがなす角である。振動状態調整部23は、ピッチ角調整部24を用いて複数のブレード2_1〜2_3のピッチ角を調整(例えば、ピッチ角を大きくする)ことで、ブレードを含む回転機構25の回転速度を遅くすることができ、ブレードの振動を減衰させることができる。
例えば、振動状態調整部23は、ブレード2_1〜2_3の先端部における変位が所定の第1の閾値以上となった場合にブレード2_1〜2_3の振動を減衰させてもよい。ここで、第1の閾値はブレード2_1〜2_3の先端部がこれ以上変位すると、ブレード2_1〜2_3とタワー7とが接触するおそれがある距離である。これにより、ブレード2_1〜2_3の先端とタワー7との接触を回避することができる。
また、振動状態調整部23は、ブレード2_1〜2_3の所定の位置における変位が所定の第2の閾値以上となった場合にブレード2_1〜2_3の振動を減衰させてもよい。ここで、第2の閾値は、ブレード2_1〜2_3の所定の位置がこれ以上変位するとブレードの破断や疲労による寿命の短縮化につながるような変位量に対応している。これにより、ブレード2_1〜2_3の破断や疲労による寿命の短縮化を回避することができる。
また、振動状態調整部23は、ブレード2_1〜2_3の2次モードにおける振動の変位が所定の第3の閾値以上となった場合に、ブレード2_1〜2_3の振動を減衰させてもよい。ここで、第3の閾値は、ブレード2_1〜2_3の所定の位置がこれ以上変位するとブレードの破断や疲労による寿命の短縮化につながるような変位量に対応している。このように、ブレード2_1〜2_3の2次モードの振動に着目することで、ブレードの過剰な振動を検出することができ、ブレード2_1〜2_3の破断や疲労による寿命の短縮化を回避することができる。
なお、本実施の形態にかかる風力発電装置1では、例えば、各ブレード2_1〜2_3に歪みセンサを設け、過剰な振動をしているブレードのみについてピッチ角を調整するようにしてもよい。つまり、各ブレード2_1〜2_3のピッチ角を独立に調整してもよい。各ブレード2_1〜2_3は、製造誤差等により固有振動数が若干異なる場合がある。よって、各ブレード2_1〜2_3に歪みセンサを設けて、各ブレード2_1〜2_3の振動を独立にモニタすることが好ましい。
次に、本実施の形態にかかる風力発電装置の動作について説明する。図10は、本実施の形態にかかる風力発電装置の動作を説明するためのフローチャートである。本実施の形態にかかる風力発電装置では、まず、風力発電装置が動作している際、つまり回転機構25(ブレード2_1〜2_3とハブ5)が回転して発電機26が電力を発電している際に、ブレードに設けられた歪みゲージ21を用いてブレードの歪みを測定する(ステップS1)。
歪みゲージ21は、測定した歪みに関する情報を振動算出部22に出力する。振動算出部22は、歪みゲージ21によって測定された歪みを、所定の変換行列を用いてたわみに変換して、ブレードの1次モードの振動成分と2次モードの振動成分を算出する(ステップS2)。
そして、振動状態調整部23は、ブレードの所定の位置における変位量が所定の閾値以上となったか否かを判定する(ステップS3)。そして、ブレードの所定の位置における変位量が所定の閾値よりも小さい場合は(ステップS3:No)、ステップS1以降の動作を繰り返す。一方、ブレードの所定の位置における変位量が所定の閾値以上となった場合(ステップS3:Yes)、振動状態調整部23は、ブレードの振動状態を調整する(ステップS4)。
例えば、振動状態調整部23は、発電機26の回転を制御したり、複数のブレード2_1〜2_3のピッチ角を調整したりすることでブレードの振動を減衰させることができる。このとき、振動状態調整部23は、ブレードの先端部とタワーとの間隔が所定の第1の閾値以下となった場合にブレードの振動を減衰させてもよい。また、振動状態調整部23は、ブレードの所定の位置における変位が所定の第2の閾値以上となった場合にブレードの振動を減衰させてもよい。また、振動状態調整部23は、ブレードの2次モードにおける振動の変位が所定の第3の閾値以上となった場合に、ブレードの振動を減衰させてもよい。ブレードの振動状態の調整が終了した後、再びステップS1からの動作を繰り返す。
以上で説明したように、本実施の形態にかかる風力発電装置では、歪みゲージから出力された信号を用いてブレードの1次モードの振動成分と2次モードの振動成分を算出し、算出された振動情報に基づきブレードの振動状態を調整している。よって、ブレードが共振等により過剰に振動した際にブレードの振動を抑えることができるので、風力発電装置の寿命を延ばすことができる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態にかかる風力発電装置では、風力発電装置と離間した位置に騒音センサを設けている点が実施の形態1にかかる風力発電装置と異なる。これ以外は実施の形態1にかかる風力発電装置と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図11は、本実施の形態にかかる風力発電装置が備える制御システムを示すブロック図である。図11に示すように、本実施の形態にかかる風力発電装置が備える制御システムは、歪みゲージ21(図1、図2の歪みゲージ3_1〜3_3、4_1〜4_3に対応する)、振動算出部22、振動状態調整部23、ピッチ角調整部24、回転機構25(図1、図2の回転機構に対応する)、発電機26、および騒音センサ27を有する。
騒音センサ27は、風力発電装置と離間した位置に設けられており、風力発電装置で発生した騒音を測定することができる。騒音センサ27には、例えばマイクロフォンや圧力センサを用いることができる。風力発電装置の騒音は、例えばブレードが出す風切り音やブレードの低周波振動が原因であると考えられている。
そして、本実施の形態にかかる風力発電装置では、振動状態調整部23が、振動算出部22で算出された振動情報および騒音センサ27で測定された騒音の大きさに基づき、ブレードの振動状態を調整している。つまり、振動状態調整部23は、ブレードの所定の位置における変位と騒音センサ27で測定された騒音の大きさの両方を考慮して、ブレードの振動状態を調整することができる。例えば、振動状態調整部23は、ブレードの所定の位置における変位が所定の閾値以下であっても、騒音センサ27で測定された騒音の大きさがある基準値よりも大きい場合は、ブレードの振動が減衰するようにブレードの振動状態を調整する。
なお、本実施の形態にかかる風力発電装置では、歪みゲージから振動算出部22に送信される信号および騒音センサ27から振動状態調整部23に送信される信号の少なくとも一つを、無線を用いて送信するようにしてもよい。このように、無線技術を用いることで、大規模な風力発電装置であっても容易にセンサネットワークを構築することができる。
次に、本発明の実施例について説明する。図12は、実験で用いた風力発電装置31を示す正面図である。本実施例では、3つのブレードがそれぞれ120度の間隔でハブ35から放射状に配置されている風力発電装置を用いた。複数のブレードのうちの1つのブレード32に2つの歪みセンサ33、34を設けた。歪みセンサ33、34からの信号はセンサネットワーク41で集められた後、無線モジュール42を介してコンピュータ44に無線で転送した。そして、コンピュータ44で歪み情報を処理することでブレード32の変位を求めた。ブレード32の回転速度と位置は磁気センサ43を用いて測定した。磁気センサ43の信号も無線モジュール42を介してコンピュータ44に無線で転送した。
本実施例で用いた風力発電装置31の発電能力は300Wであった。ブレード32には、図3で説明したブレードを用いた。このとき、ハブ35から放射状に延びるブレードの長手方向の長さは68.5(cm)であった。また、本実施例では、タワー37がブレードの振動に与える影響を調べるために、タワー37の前方に板39を設置した場合と設置しない場合とにおけるブレードの振動を調べた。また、図13に示すように、ブレード32のたわみのうち、タワー37側へのたわみをプラスのたわみとし、タワー37から離れる方向のたわみをマイナスのたわみとした。
図14は、ブレード32の先端の変位の時間変化を示す図である(タワーの前方に板がない場合)。図15は、ブレード32の先端の変位の時間変化を示す図である(タワーの前方に板がある場合)。図14、図15に示すように、回転機構(ブレード32)の回転周波数は共に4.9Hzであった。また、図14、図15において、磁気センサの信号がハイレベルとなっている部分は、タワー37とブレード32とが重なる領域を示している。
図14の測定結果に示すように、タワー37の前方に板がない場合、タワー37の前方において風の方向と逆の方向のたわみ(つまり、マイナスのたわみ)が生じた。また、タワー37の前方に板がある場合は、タワー37の前方に板がない場合と比べてブレード32のたわみが大きかった。このように、本発明にかかる風力発電装置を用いることで、ブレードの振動をリアルタイムで且つ正確にモニタすることができた。
以上、本発明を上記実施の形態および実施例に即して説明したが、本発明は上記実施の形態および実施例の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
1 風力発電装置
2_1〜2_3 ブレード
3_1〜3_3、4_1〜4_3 歪みゲージ
5 ハブ
6 ナセル
7 タワー
8 回転軸
11 ブレード
12 固定部材
13 励振位置
15 加速度センサ
16 アンプ
17 コンピュータ
21 歪みゲージ
22 振動算出部
23 振動状態調整部
24 ピッチ角調整部
25 回転機構
26 発電機
27 騒音センサ
31 風力発電装置
32 ブレード
33、34 歪みセンサ
35 ハブ
37 タワー
41 センサネットワーク
42 無線モジュール
43 磁気センサ
44 コンピュータ

Claims (14)

  1. ハブと、当該ハブの回転軸周りに放射状に配置された複数のブレードとを備える回転機構と、
    前記回転機構によって駆動される発電機を備えるナセルと、
    前記ナセルを支持するタワーと、
    前記複数のブレードのうちの少なくとも一つに設けられ、前記ブレードの長手方向に直列に配置され、前記ブレードの長手方向における歪みを測定する第1および第2の歪みゲージと、
    前記第1および第2の歪みゲージから出力された信号を用いて前記ハブの回転軸と平行な方向における前記ブレードの変位を算出する振動算出部と、を備え、
    前記振動算出部は、前記第1および第2の歪みゲージによって測定された前記ブレードの長手方向における歪みを所定の逆変換行列を用いて変換することで、前記ハブの回転軸と平行な方向における前記ブレードの1次モードの振動変位と2次モードの振動変位とを重ね合わせた前記ブレードの変位を算出する
    風力発電装置。
  2. 前記振動算出部は、前記第1および第2の歪みゲージによって測定された歪みを下記の式を用いて前記ハブの回転軸と平行な方向における前記ブレードの変位に変換する、請求項に記載の風力発電装置。
    Figure 0006037302
    ここで、zはブレードの長手方向における任意の位置、tは時間、νは前記ハブの回転軸と平行な方向におけるブレードの変位、V(z)は補間関数で表現されたzにおけるモード形の値(1次モード)、V(z)は補間関数で表現されたzにおけるモード形の値(2次モード)、εは第1の歪みゲージで測定された歪み、εは第2の歪みゲージで測定された歪み、 はブレードの長手方向における第1の歪みゲージの測定位置、z はブレードの長手方向における第2の歪みゲージの測定位置、はzにおけるブレードの中心軸から第1の歪みゲージが貼り付けられた表面までの距離、rはzにおけるブレードの中心軸から第2の歪みゲージが貼り付けられた表面までの距離である。
  3. 前記V (z )および前記V (z )は、下記に示す補間関数を用いてそれぞれ表すことができる、請求項に記載の風力発電装置。
    Figure 0006037302

    ここで、C 〜C 、λ は、前記V (z )および前記V (z )のそれぞれについて求められる係数であり、境界条件を考慮した最小二乗法を用いることで決定することができる。
  4. 前記第1および第2の歪みゲージのうちの少なくとも一方は、前記補間関数の2階微分の絶対値が最も大きい位置に配置されている、請求項またはに記載の風力発電装置。
  5. 前記第1および第2の歪みゲージのうちの一方は、前記補間関数の2階微分の絶対値がゼロである位置に配置されている、請求項乃至のいずれか一項に記載の風力発電装置。
  6. 前記振動算出部で算出された1次モードの固有振動数の変化および2次モードの固有振動数の変化のうちの少なくとも一つを用いて前記ブレードの異常を検知する、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の風力発電装置。
  7. 前記振動算出部で算出された振動情報に基づき前記ブレードの振動状態を調整する振動状態調整部を更に備える、請求項1乃至のいずれか一項に記載の風力発電装置。
  8. 前記振動状態調整部は、前記発電機の回転を制御することで前記ブレードの振動を減衰させる、請求項に記載の風力発電装置。
  9. 前記回転機構は、前記ブレードのピッチ角を調整可能なピッチ角調整部を備え、
    前記振動状態調整部は、前記ブレードのピッチ角を調整することで前記ブレードの振動を減衰させる、請求項またはに記載の風力発電装置。
  10. 前記振動状態調整部は、前記ブレードの先端部における変位が第1の閾値以上となった場合に前記ブレードの振動を減衰させる、請求項乃至のいずれか一項に記載の風力発電装置。
  11. 前記振動状態調整部は、前記ブレードの所定の位置における変位が所定の第2の閾値以上となった場合に前記ブレードの振動を減衰させる、請求項乃至のいずれか一項に記載の風力発電装置。
  12. 前記振動状態調整部は、前記ブレードの2次モードにおける振動の変位が所定の第3の閾値以上となった場合に、前記ブレードの振動を減衰させる、請求項乃至のいずれか一項に記載の風力発電装置。
  13. 前記風力発電装置と離間した位置に設けられ、前記風力発電装置で発生した騒音を測定する騒音センサを更に備え、
    前記振動状態調整部は、前記振動算出部で算出された振動情報および前記騒音センサで測定された騒音の大きさに基づき前記ブレードの振動状態を調整する、
    請求項乃至12のいずれか一項に記載の風力発電装置。
  14. 前記第1および第2の歪みゲージから前記振動算出部に送信される信号および前記騒音センサから前記振動状態調整部に送信される信号の少なくとも一方は無線を用いて送信される、請求項13に記載の風力発電装置。
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