JP6035191B2 - Drx伝送時におけるハンドオーバー・タイミングの制御方法および制御装置 - Google Patents
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Description
<1>ハンドオーバー制御システムの概要
まず、図1および図2を使用して、本実施の形態に係るネットワーク構成および当該ネットワーク構成の内部において、ソース・セルからターゲット・セルへと移動端末が通信を切り替える際のハンドオーバーの基本動作を説明する。
<2>DRXの概要
以下、図3を使用してDRXの概念を説明する。DRXとは、移動端末(UE)100の送受信データが無い期間において、移動端末(UE)100が通信状態のままで間歇的に受信データの到来を監視する信号受信態様である。具体的には、基地局は、自局が管理するセル内のすべての移動端末のDRX制御を行い、移動端末100は基地局から指定された周期(「DRXサイクル」あるいは、「DRX期間」ともいう)にしたがって間歇的なダウンリンク受信を行う。DRXサイクル(DRX期間)は、例えば図3に示すように、ダウンリンク信号の到来を継続的に監視する期間である受信期間(アクティブ期間)と、ダウンリンク信号の当体を監視しない期間である非受信期間(スリープ期間)とを含む。すなわち、1つのDRXサイクルは、1つのDRXアクティブ期間と、このDRXアクティブ期間に後続する1つのDRXスリープ期間とから成り、ダウンリンクに関する時間軸上において、このDRXサイクルが反復される。この時、DRXアクティブ期間においては、ダウンリンク信号を監視するために、移動端末(UE)100内の無線受信回路は通常の電力レベルで動作中(オン状態)であり、逆に、DRXスリープ期間においては、ダウンリンク信号の監視が不要なので、移動端末(UE)100内の無線受信回路は通常の電力レベルよりも低い待機電力レベルで動作中(待機電力動作モード)または電源が完全にオフにされた状態(完全オフ状態)である。
<3>ダウンリンク信号測定レポートの送信条件
以下、図4を参照しながら、基地局間において移動端末のハンドオーバーを開始する条件について説明する。なお、説明を簡単にするために、以下の説明においては、ダウンリンク受信に関して移動端末(UE)100によるDRXの実行はされておらず、ダウンリンク信号の受信とその品質測定は常にアクティブ状態(無線受信回路のオン状態)で実行されるものと仮定する。
(C1)サービング・セル(基地局201)から受信したダウンリンク信号の受信信号品質が、基地局201おけるハンドオーバー開始の条件として指定された閾値条件を満たすこと。このような閾値条件の一例としては、例えば、実線の曲線で示される基地局201からのダウンリンク信号の受信信号品質が、破線の曲線で示される近隣セルからのダウンリンク信号の受信信号品質を下回ることを要件とするものがある。
(C2)上記(C1)の条件が満たされている状態がTTT(Time to Trigger)で表される時間長以上に渡って持続したこと。
<4>ダウンリンク信号測定レポートの送信タイミングを決定するための従来の方法
図4に関して上述した説明においては、ハンドオーバー開始のためのダウンリンク信号品質測定レポートの送信をトリガーする条件に関して移動端末(UE)100によるダウンリンク上でのDRXの実行は考慮しなかった。そこで今度は、図6乃至図8を参照しながら、従来技術において、移動端末(UE)100がダウンリンク上でDRXを実行している際に、移動端末100がTTT(Time to Trigger)に基づいてダウンリンク信号測定レポートの送信をトリガーするタイミングを決定する方法について説明する。
<5>本実施の形態に係るダウンリンク信号品質測定レポートの送信タイミング制御方法
以下、図9を参照しながら、本実施の形態に従って移動端末100が実行するダウンリンク信号品質測定レポートの送信タイミング制御方法について具体的に説明する。図9の時間軸上においても、DRXアクティブ区間P1、DRXスリープ区間P2およびDRXアクティブ区間P3の3つの連続する時間区間が図示されている。まず最初に、図9のTaで表される時点において、サービング・セル(基地局201)からのダウンリンク信号の受信信号品質が破線の曲線で示される近隣セルからのダウンリンク信号の受信信号品質を下回った(すなわち、図4に関して上述した(C1)の条件が充足された)と移動端末(UE)100が判定したとする。ここで、図9のTaで表される時点は、DRXスリープ区間P2内に属する時刻である。これに続いて、移動端末(UE)100は、図4に関して上述した(C1)の条件が充足されている状態がTTT(Time to Trigger)で表される時間幅に渡って持続するか否かについての監視動作を開始する。
<6>本実施の形態において使用される無線端末のハードウェア構成
以下、図10を使用して、本実施の形態に係る移動端末(UE)100のハードウェア構成を説明する。
<7>図10に示す移動端末(UE)上で実行される本実施の形態の動作フロー
図9を使用して上述した本実施の形態に係るダウンリンク信号品質測定レポートの送信タイミング制御方法を、図10に示した移動端末(UE)100の上で実行する際の動作フローを、図11に示すフローチャートを使用して以下のとおりに説明する。
<8>本実施の形態が奏する効果
本実施の形態においては、図9の時刻Taの直後から開始される上記監視動作がDRXスリープ状態(区間P2)における受信品質測定よりも高い頻度で実行されるので、図9のTaで表される時点からTbで表される時点までの間により多くの監視動作が反復実行されることとなる。その結果、図7および図8に示したような従来技術では、TTT(Time to Trigger)の時間幅に渡って持続しなくてはならない上記監視動作の連続実行がDRXスリープ区間P2において遅滞させられた結果、時刻TaからTbに至るまでの時間幅に渡って実行しなくてはならないにもかかわらず、図9の例においては、一連の監視動作の実行頻度が増大した分だけ、上記一連の監視動作の実行ペースが早められることとなる。その結果、図4に関して上述した(C2)の条件が充足される時期が早まり、移動端末(UE)100が、ダウンリンク信号品質の測定レポートをサービング基地局に送信すべき旨の判断を下すタイミングは、図9の時刻Tbから時間幅ΔTだけ早められた時刻Tb'となる。このようにして、ハンドオーバー開始判断時点を早めることにより、ハンドオーバーの失敗率を軽減することが出来る。
110 送受信アンテナ
120 端末受信部
130 端末送信部
140 受信品質測定部
150 ハンドオーバー制御部
160 受信条件判定部
170 DRX制御部
200 基地局
201 ソース・セル側(サービング)基地局
202 ターゲット・セル側基地局
Claims (8)
- 下りリンク上での不連続信号受信に関し、受信期間と非受信期間を交互反復的に設け、前記下りリンク上での受信信号品質に基づいて第1の基地局からのハンドオーバーの開始の可否を判断する移動端末であって:
第1の基地局および前記第1の基地局の近隣セルに位置する一つ以上の第2の基地局からのダウンリンク信号の受信品質を測定する手段であって、前記受信期間においては第1の頻度で前記測定を実行し、前記非受信期間においては第1の頻度よりも低い第2の頻度で前記測定を実行する、手段;
前記受信品質が所定の条件を充足する時点を識別する手段;
前記所定の条件の充足状態が維持されるか否かを監視する監視動作を前記識別された時点から開始する手段であって、前記監視動作は、前記非受信期間においては、前記第2の頻度よりも高い第3の頻度で反復実行される、手段;および、
前記監視動作の反復実行により、所定の反復回数に渡って前記所定の条件の充足状態が維持されたと判定された場合に、前記第1の基地局に対して前記第2の基地局の中の一つへのハンドオーバー開始を要求する信号を送信する手段;
を備える、移動端末。 - 前記所定の条件は、前記第1の基地局から受信したダウンリンク信号の受信品質が、前記第1の基地局に関してハンドオーバー開始の条件として指定された閾値条件を満たすときに充足されることを特徴とする、
請求項1記載の移動端末。 - 前記ハンドオーバーの開始を前記要求する信号は、前記第1の基地局と前記一つ以上の第2の基地局からのダウンリンク信号の受信品質を測定した結果を前記第1の基地局へ報告するための測定報告信号であり、
当該移動端末のハンドオーバー先となる基地局は、前記第1の基地局が前記測定報告信号に基づいて、前記一つ以上の第2の基地局の中から選択した基地局である、
ことを特徴とする、請求項2記載の移動端末。 - 前記非受信期間において、前記第2の頻度よりも高い第3の頻度で前記監視動作を実行する動作は、前記監視動作の反復実行のペースを速めることにより、前記ハンドオーバーの失敗率を軽減するのに十分な時間幅だけ前記ハンドオーバー開始を要求する信号の送信タイミングを早める動作を備える、請求項2記載の移動端末。
- 前記ダウンリンク信号を受信するために当該移動端末が備える無線受信回路は、ダウンリンク信号の受信品質を測定する動作を実行すると共に、前記受信したダウンリンク信号に対する復調処理とチャネル復号化処理の実行を前記非受信期間において抑制する
ことを特徴とする、請求項2記載の移動端末。 - 下りリンク上での不連続信号受信に関し、受信期間と非受信期間を交互反復的に設け、前記下りリンク上での受信信号品質に基づいて第1の基地局からのハンドオーバーの開始の可否を判断する移動端末により実行される方法であって:
第1と第2の基地局からのダウンリンク信号の受信品質を測定するステップであって、前記受信期間においては第1の頻度で前記測定を実行し、前記非受信期間においては第1の頻度よりも低い第2の頻度で前記測定を実行する、ステップ;
前記受信品質が所定の条件を充足する時点を識別するステップ;
前記所定の条件の充足状態が維持されるか否かを監視する監視動作を前記識別された時点から開始する手段であって、前記監視動作は、前記非受信期間においては、前記第2の頻度よりも高い第3の頻度で反復実行される、ステップ;および、
前記監視動作の反復実行により、所定の反復回数に渡って前記所定の条件の充足状態が維持されたと判定された場合に、前記第1の基地局に対して前記第2の基地局へのハンドオーバーの開始を要求する信号を送信するステップ;
を備える、方法。 - 前記所定の条件は、前記第1の基地局から受信したダウンリンク信号の受信品質が、前記一つ以上の第2の基地局から受信したダウンリンク信号の受信品質を下回るときに充足されることを特徴とする、
請求項6記載の方法。 - 前記ハンドオーバーの開始を前記要求する信号は、前記第1の基地局と前記一つ以上の第2の基地局からのダウンリンク信号の受信品質を測定した結果を前記第1の基地局へ報告するための測定報告信号であり、
当該移動端末のハンドオーバー先となる基地局は、前記第1の基地局が前記測定報告信号に基づいて、前記一つ以上の第2の基地局の中から選択した基地局である、
ことを特徴とする、請求項7記載の方法。
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