JP6034255B2 - 通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレットPC(Tablet PC)および電子書籍端末等の通信端末に関する。
スマートフォンやPDA等のような通信端末は多機能化が進み、通話するだけでなく、アプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」又は単に「アプリ」と称する場合がある)を実行して特定の機能を実行させることが可能となっている。
しかしながら、携帯端末が幅広い年代層に浸透するに伴い、例えば、親子間の連絡手段として用いられるケースが増えているが、上記のような多機能化により携帯端末を与えられた子供が親の意図しない情報源へアクセスすることや、親の意図しないアプリケーションを実行する可能性がある。
上記課題に鑑み、例えば特許文献1には、通信端末の操作者が子供である場合に、通信端末の操作を制限してセキュリティを確保するとともに、所定の操作については許容して遊ばせる技術が記載されている。
特開2003−163739号公報
ところが、親が通信端末の機能を制限して子供に通信端末を使用させる場合には、親は機能を制限した時点に実行していた機能を継続して利用することができない虞がある。
上記課題に鑑み、本発明は、通信端末の機能を制限した場合であっても、制限を解除した後に継続して機能を実行させることが可能な通信端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本願発明に係る通信端末は、他の通信端末と通信をする通信部と、複数のアプリケーションプログラムを記憶する記憶部と、ユーザによる操作を検出する操作検出部と、アプリケーションプログラムを実行する制御部と、を備え、前記制御部は、第1のアプリケーションプログラムを実行している場合において、前記操作検出部により検出された操作が第1の操作であるときは、自機が有する機能の少なくとも一部の使用を制限し、第2のアプリケーションプログラムを実行し、前記第1アプリケーションプログラムにて実行されている処理を前記記憶部に記憶させ、そして前記処理に関する第1の情報を前記通信部を介して前記他の通信端末に送信することを特徴とする。
本発明によれば、機能が制限された場合であっても、作業中の内容を失うことがない。
携帯電話機100の外観斜視図である。 携帯電話機100の構成図である。 記憶部110に記憶されるテーブルの一例を示す図である。 記憶部110に記憶されるテーブルの一例を示す図である。 携帯電話機100にて行われる処理を説明するためのフローチャートである。 変形例における携帯電話機100の構成図である。 変形例における携帯電話機100にて行われる処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明に係る通信端末の実施の形態の一つとして、携帯電話機100を用いて説明する。本実施例では携帯電話機100を用いて説明するが、本実施例の記載の内容は、携帯電話機以外の端末装置、例えばPDA、タッチパネルを有するPC(personal computer)等にも適用できる。
図1は、携帯電話機100の外観斜視図である。筐体には、タッチパネル102、スピーカ103、マイク104、及び操作部105が設けられている。タッチパネル102には、ユーザからの指示に基づいて、カーソルキーやテンキー等のキー群やアイコン等が表示される。
図2は、携帯電話機100の構成図である。携帯電話機100は、タッチパネル102、スピーカ103、マイク104、操作部105、アンテナ106、無線部107、信号処理部108、記憶部110、及び制御部111を含んで構成される。
無線部107は、アンテナ106を介して送受信する信号の変復調を行う。また無線部107は、アンテナ106を介して、他の携帯電話機から送信された通話要求を受信することができる。無線部107は、他の携帯電話機が送信した通話要求を受信することができる。無線部107は、受信した通話要求を制御部111に出力する。また無線部107は、他の携帯電話機から送信された電子メール等のデータを受信し、制御部111へ出力することができる。
信号処理部108は、マイク104から入力される音声信号を無線部107を介して送信するための処理や、アンテナ106から無線部107を介して受信した音声信号をスピーカ103へ出力するための処理を行う。
マイク104は、入力された音声を音声信号として信号処理部108へ出力する。
スピーカ103は、信号処理部108にて処理された音声信号又は制御部111より受け取った音声データを音声として出力する。
操作部105は、ユーザによる操作を受け付けることができる。操作部105は受け付けた操作を制御部111に出力する。操作部105は、ハードキー等により構成される。
タッチパネル102は表示部112及び入力部113を有する。
表示部112は、LCD(Liquid Crystal Display)を含み、制御部111からの指示に基づいて、文字やアイコン等の画像をLCDに表示する機能を有している。
入力部113は、ユーザによるタッチを検出し、検出している間、単位時間(例えば1/60秒)毎に、タッチしている位置の座標値を、制御部111及び記憶部110に出力する。尚、本実施例において、タッチとは、ユーザが指等で入力部113を触ることであ
り、デタッチとは、ユーザが指で入力部113を触れている場合に、触れている指を入力部113から離すことであり、スライドとは、ユーザが指で入力部113に触れている場合に、触れているユーザの指が接触を維持しながら移動することである。入力部113は、座標値を検出するとタッチされたと判断する。入力部113が、検出している座標値が検出されなくなったらデタッチと判断する。入力部113は、検出している座標値が時間と共に変化している場合は、スライドと判断する。尚、入力部113に触れるのは、ユーザの指だけに限らない。ユーザの指以外のペン等でもよい。入力部113は、一般的なタッチパネル102で用いられている抵抗膜方式、光学式、静電容量結合式等の何れの方法で実現するものであってもよい。また、入力部113は、ユーザによるタッチを同時に複数検出してもよい。入力部113は、ユーザによるタッチを一つ検出している場合において、ユーザによる新たなタッチを検出してもよい。入力部113は、既にタッチされている位置の座標値と、新たにタッチされた位置の座標値とを制御部111に出力してもよい。
尚、本実施例では、タッチパネル102は表示部112と入力部113とを含むことで記載したが、タッチパネルは入力部113のみを含み、表示部112はタッチパネル102に含まれないようにしてもよい。つまり、タッチパネル102と表示部112は、個々のデバイスから構成されてもよい。
記憶部110は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、制御部111で処理されるプログラム等を記憶する。
また、記憶部110は、ユーザによるタッチを検出している間、各入力部113から出力される座標値を単位時間(例えば1/60秒)毎に記憶する機能を有する。つまり、記憶部110は、タッチ状態からデタッチ状態までの間に出力された座標値を記憶する。
また、記憶部110は、複数のアプリケーションプログラムを記憶しており、表示部112に表示されるアイコンとアプリケーションとを関連付けて記憶している。
また、記憶部110は、図3に示されるように、第1のモードと第2のモードとにおいて、実行できるアプリケーションの関係を記憶している。図3に示されるように、第1のモードでは、全てのアプリケーションプログラムを実行することができる。一方、第2のモードでは、WEBアプリケーションプログラム、ゲームアプリケーションプログラム及びカメラアプリケーションプログラムは実行できるが、メールアプリケーションプログラム、ナビアプリケーションプログラム、及び音楽アプリケーションプログラムは実行が禁止されている。本実施の形態においては、アプリケーション単位で実行可能又は禁止の設定がなされていることで記載するが、必ずしもこの例に限られない。例えば、アプリケーションが有する機能ごとに、実行可能又は禁止の設定がなされてもよい。例えば、メールアプリケーションは、メールの受信、メールの送信、受信ボックスの閲覧等、様々の機能を有している。この場合に、メールアプリケーションそのものの実行を禁止してもよいし、メールに関するアプリケーションが有する様々な機能のうち、例えば、メールの受信及び受信ボックスの閲覧の実行を禁止することとしてもよい。この場合には、メールに関するアプリケーションは実行できるが、メールの受信と受信ボックスの閲覧は制限されることになる。尚、図3は一例であって、第2のモードで実行を禁止するアプリケーションプログラムは任意に設定できる。また、第1のモードにおいても、実行が禁止されるアプリケーションプログラムがあってもよい。
また記憶部100は、後述する制御部111の指示により、アプリケーションプログラムの実行中にユーザにより処理されている作業内容を記憶できる。図4は、作業内容の記憶に関する一例を示す表である。図4に示されるように、記憶部110は、アプリケーシ
ョン名、実行中の機能、及び関連データの有無を記憶する。関連データの有無とは、アプリケーションの再起動に伴って、利用するデータが有るか否かを示している。
例えば、図4(A)は、アプリケーションプログラムとしてメールアプリケーションプログラムの作業内容の記憶に関する表である。アプリケーション名として「メールアプリケーション」、実行中の機能として「新規メールの作成」、関連データの有無として「有り」が記憶されている。この場合、関連データとは、作成中のメールデータである。メールアプリケーションプログラムを再実行した場合に、関連データを参照することで、第2のモードに設定される前の状態からメールの作成を継続できる。
図4(b)は、アプリケーションプログラムとして、WEBページを閲覧する際に使用するWEBアプリケーションプログラムの作業内容の記憶に関する表である。アプリ名として「WEBアプリケーション」、実行中の機能として「Webページの表示」、関連デー
タの有無として「有り」が記憶されている。この場合、関連データとは、現在表示されているWebページのURL等の情報である。インターネットに関するアプリケーションプログラムを再起動した場合に、関連データを参照することで、第2のモードが設定される前に表示されていたWebページを表示することができる。また、メールに関するアプリケーショ
ンプログラムにて実行されている機能が例えば受信ボックスの閲覧等の場合には、関連データは「無し」となる。再実行する場合に受信ボックスを表示すればよいので、関連データは無くてもよい。後述する機能実行部114は、図4に示される情報を参照することにより、第2のモードが解除された場合に、実行されるべきアプリケーション及び機能を特定できる。
また記憶部110は、第1のモードから第2のモードに設定されたときに、機能実行部114により実行されるアプリケーション(以下、第2のアプリケーションプログラムと称する)を記憶する。
この第2のアプリケーションは、第2のモードに設定された場合に起動されるアプリケーションであり、例えばゲームアプリケーション等、親が子供に利用させたいアプリケーションである。本実施例においては、第2のアプリケーションプログラムを実行することで記載するが、必ずしも第2のアプリケーションプログラムを実行する必要はなく、単に第2のモードを設定するだけでもよい。この場合、第2のモードに設定される際に第1のモードで実行されていたアプリケーションプログラムがあるときは、アプリケーションプログラムの実行を終了し、待ち受け画面を表示してもよい。第2のモードに設定する際に待ち受け画面が表示されている場合、つまり第1のモードにてアプリケーションプログラムが実行されていない場合、そのまま待ち受け画面の表示が第2のモードでも継続される。
また、記憶部110は、制御部111の指示に基づき、様々なデータを記憶することができる。
制御部111は、機能実行部114、操作判定部115、及びモード設定部116を有する。制御部111は、携帯電話機100の全体動作の制御をできる。制御部111は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの処理手段を有する。制御部111は、
複数のCPUを含み、機能実行部114、操作判定部115、及びモード設定部116の夫々の機能を、個々のCPUに割り当てることでこれらの機能を実行してもよい。また、制御部111は、単一のCPUのみを含み、一つのCPUが機能実行部114、操作判定部115、及びモード設定部116の機能を実行してもよい。上記に関わらず、制御部111は、複数のCPUを含んでもよいし、単一のCPUにのみで構成されてもよい。
また、記憶部110は、機能実行部114、操作判定部115、及びモード設定部116に関する機能をプログラムとして記憶し、制御部111は、必要に応じて記憶部110からプログラムを取得し、実行することで、機能実行部114等の機能を実行してもよい。この場合には、図2に示される制御部111は、記憶部110からプログラムを取得し、実行した後の制御部111を表している。
機能実行部114は、ユーザの操作に応じて、記憶部110に記憶されているアプリケーションプログラムを実行することができる。機能実行部114は、モード設定116により第2のモードに設定されている場合において、アプリケーションプログラムの実行に関する操作を受け付けたときは、図3を参照し、そのアプリケーションプログラムの実行が許可されている場合に実行する。機能実行部114は、アプリケーションプログラムの実行が禁止されている場合は、ユーザによる指示があったとしても、指定されたアプリケーションプログラムを実行しない。
また、機能実行部114は、第1のモードにおいて第1のアプリケーションプログラムを実行している場合に、モード設定部116により第2のモードに設定されたときは、第1のアプリケーションプログラムの実行を終了し、記憶部110を参照することにより、第2のモードに設定された場合に起動される第2のアプリケーションプログラムを特定し、実行する。
また、機能実行部114は、第1のアプリケーションプログラムを終了して第2のアプリケーションプログラムを実行する場合には、第1のアプリケーションプログラムにて行われていた作業内容を記憶部110に記憶する。
また、機能実行部114は、第2のモードから第1のモードに設定されると、記憶部110に記憶された作業内容を用いて、第1のアプリケーションプログラムを再度起動する。
例えば、機能実行部114は、メールのアプリケーションプログラムを実行している場合に、第2のモードに設定されたときは、メールのアプリケーションプログラムを終了し、子供が楽しめるように、ゲームに関連したアプリケーションプログラムを実行する。そして、第2のモードに設定された場合に、ユーザがメールのアプリケーションプログラムを実行して行っていた作業を記憶部110に記憶する。作業内容とは、メールを作成中であれば、作成中のメールを下書きとして保存し、受信ボックスを閲覧している場合には、受信ボックスに関する機能を実行していたことを記憶する。
そして、機能実行部114は、第2のモードから第1のモードに設定された場合には、ゲームアプリケーションプログラム(第2のアプリケーションプログラム)又は第2のモードの間に実行されたアプリケーションプログラムの実行を終了し、メールアプリケーションプログラムを再起動する。この場合に機能実行部114は、記憶部110に記憶されていた作業内容を読み出し、その内容を反映させるようにメールのアプリケーションプログラムを実行する。例えば、機能実行部114は、作業内容として作成中のメールが保存されている場合には、メールのアプリケーションを実行するとともに、編集中のメールを表示する。こうすることで、ユーザは、第2のモードに設定される前と同じ作業を継続して行うことができる。
操作判定部115は、入力部113により検出されたユーザによるタッチ位置の変化に基づいて、特定の入力操作が行われたか否かを判定する。例えば、操作判定部115は、ユーザによるタッチ位置の変化が特定の軌跡を描いた場合に特定の入力操作が行われたと判定してもよいし、ユーザによりタッチ位置が所定時間変化が無い場合に特定の入力操作
が行われたと判定してもよい。操作判定部115は、特定の入力操作が行われたと判定した場合には、その結果をモード設定部116に出力する。
モード設定部116は、携帯電話機100のモードを第1のモード又は第2のモードに設定することができる。第1のモードとは、アプリケーションプログラムを実行するのに制限がないモードである。第2のモードとは、図3に示されるように、一部のアプリケーションプログラムの実行が禁止されるモードである。モード設定部116は、第1のモードに設定している場合において前記操作判定部115により特定の入力操作が行われたと判定されたときは、第1のモードから第2のモードに変更する。モード設定部116は、第2のモードに設定している場合において前記操作判定部115により特定の入力操作が行われたと判定されたときは、第2のモードから第1のモードに変更する。
尚、第1のモードから第2のモードに設定するための特定の入力操作と、第2のモードから第1のモードに設定するための特定の入力操作とは、同じ入力操作であってもよいし、互いに異なる入力操作であってもよい。例えば、第1のモードから第2のモードに設定するための入力操作を第1の操作とし、第2のモードから第1のモードに設定するための入力操作を第1の操作とは異なる第2の操作としてもよい。
次に、図5を用いて、本実施の形態にかかる携帯電話機100の動作について説明する。図5は、携帯電話機100が実行する動作を説明するための図である。
モード設定部116は、携帯電話機100の電源がオンされると、第1のモードに携帯電話機100を設定する(ステップS1)。制御部111は、待ち受け画面を表示部112に表示する(ステップS2)。
待ち受け画面が表示されている場合に、機能実行部114は、ユーザにより特定のアプリケーション(第1のアプリケーションと称する)の実行がユーザにより操作されたか否かを判断する(ステップS3)。第1のアプリケーションの実行が操作されていない場合には(ステップS3のNo)、操作判定部115は、ユーザにより特定の入力操作がなされたか否かを判定する(ステップS21)。特定の操作がなされていない場合には、待ち受け画面の表示を継続する(ステップS21のNo)。
次に、S21にて、ユーザの操作が特定の入力操作と判定された場合は、モード設定部116は、携帯電話機100を第2のモードに設定し、機能実行部114は、第2のアプリケーションプログラムを実行する(ステップS22)。操作判定部115は、第2のモードに設定されている場合に、ユーザにより特定の入力操作がされたか否かを判定する(ステップS23)。ユーザにより特定の入力操作がされた場合には、S1の処理を実行する(ステップS23のYes)。つまり、機能実行部114は、第2のモードにて実行されていたアプリケーションプログラムを終了し、モード設定部116は、携帯電話機100を第1のモードに設定し、待ち受け画面が表示される。
次に、S3にて第1のアプリケーションプログラムが実行されている場合は(ステップS3のYes)、操作判定部115は、ユーザにより特定の入力操作が行われたか否かを判定する(ステップS4)。操作判定部115により特定の入力操作と判定されたときは、機能実行部114は、第1のアプリケーションプログラムにて現在行われている作業内容等を記憶部110に記憶する(ステップS5)。次にモード設定部116は、携帯電話機100を第2のモードに設定し、機能実行部114は、第2のアプリケーションプロ
グラムを実行する(ステップS6)。そして、第2のモードに設定されている場合に、ユーザにより特定の入力操作がされたか否かを判定する(ステップS7)。ユーザにより特定の入力操作がされた場合には、機能実行部114は、第2のモードにて実行されていた
アプリケーションプログラムを終了する。そして、モード設定部116は、携帯電話機100を第1のモードに設定し、機能実行部114は、記憶部110に記憶された作業内容を用いて第1のアプリケーションプログラムを再実行する。
以上の動作により、ユーザは、携帯電話機100の有する機能が制限される第2モードに設定した場合に、作業中の内容が記憶されるため、機能を制限し、子供に利用させた後にユーザが再度使用するときに、子供に利用させる前の状態から携帯電話機100を利用することができる。つまり、第2のモードの設定前と解除後で同じ画面が表示されるので、ユーザは子供に利用させる前の状態から作業を継続できる。
上述した実施例では、記憶部110に記憶される作業内容は、第2モードに設定されている間は更新されないことで記載したが、必ずしもこの例に限られない。例えば、携帯電話機100は、第2モードに設定された場合に、作業内容を記憶部110に記憶し、そして作業内容を予め定められた他の通信端末(以下、第2の通信端末)に送信してもよい。そして、第2モードに設定されている間に、第2の通信端末から更新された作業内容を受信した場合には、記憶部110に記憶されている作業内容を更新してもよい。こうすることで、ユーザは、携帯電話機100を第2モードに設定し、子供に利用させた場合であっても、作業内容は第2の通信端末に送信されるため、携帯電話機100とは別の第2の通信端末にて継続して作業を進めることができる。また、第2の通信端末で行った作業内容を携帯電話機100に送信すれば、携帯電話機100は記憶部110に記憶された作業内容を更新するため、第2モードが終了した場合に、第2の通信端末で行った処理を反映させた状態でアプリケーションプログラムを再度実行させることができる。
上記の実施例における携帯電話機100の構成は図6に示される。図2と同じ内容については同じ符号を付与している。
記憶部200は、図2の記憶部110が有する機能に加え、第2のモードが設定された場合に、記憶した作業内容を送信する送信先(第2の通信端末)に関する情報を記憶することができる。第2の通信端末に関する情報とは、例えば第2の通信端末のメールアドレス等である。
また記憶部200は、作業内容を保存する場合に、特定の識別情報と関連づけて記憶することができる。作業内容を第2の通信端末に送信する場合に、特定の識別情報を一緒に送信する。第2の通信端末からデータを受信した場合に、受信したデータに特定の識別情報が含まれているときは、受信したデータが、作業内容に関するデータであると判断することができる。作業内容に関するデータの場合には、受信したデータに基づいて、図4の内容が更新される。特定の識別情報が関連付けられていないデータを受信した場合には、作業内容と異なると判断され、記憶部に記憶された作業内容は更新されない。
制御部201は、図2に記載された制御部111の機能に加え更に、更新部118及び送信制御部117を有する。
送信制御部117は、記憶部に記憶された作業内容及び特定の識別情報を、無線部107を介して第2の通信端末に送信することができる。
更新部118は、無線部107を介してデータを受信した場合に、受信したデータに特定の識別情報が含まれているときは、受信したデータを作業内容に関するデータと判定し、記憶部110に記憶されている作業内容を受信したデータに更新する。具体的には、上述した図4の表を第2の通信端末からのデータに基づいて、更新する処理を行う。
次に、図7を用いて、携帯電話機100が行う動作について説明する。尚、図5のステップS6とステップS8の間に新たな処理が追加されるのみなので、図7において、S1、S2、S3、S4、S5、S21、S22、S23、S8の記載は省略する。S6とステップS8の間に追加された処理以外の動作は、図5に記載された内容、及び図5の説明と同じである。
図7のステップS6において、第2のモードが設定され、第2のアプリケーションが実行されると、送信制御部117は、記憶部110に記憶された作業内容及び識別情報を第2の通信端末に送信する処理を実行する。
次に、制御部201は、見せん部107を介して第2の通信端末からデータを受信したか否かを判断する。第2の通信端末からデータを受信していない場合には、ステップ35の処理に遷移する。第2の通信端末からデータを受信した場合には(ステップ32のYes)、更新部118は、受信したデータに識別情報が含まれているか否かを判定する。受信したデータに識別情報が含まれていない場合には、S41に遷移し、受信したデータを記憶部200に記憶する。
次に、受信したデータに識別情報が含まれている場合には、更新部118は、受信したデータの内容に基づいて、記憶部200に記憶されている作業内容を更新する(ステップ34)。つまり、図4の表を受信したデータに基づいて更新し、S35に遷移する。操作判定部115は、S35にて、ユーザにより特定の入力操作が行われた否かを判定する。ユーザにより特定の入力操作が行われた場合には、S8に遷移する(S35のYes)。ユーザにより特定の入力がなされていない場合には、S32に遷移する。
以上の動作により、ユーザは、携帯電話機100を機能が制限される第2モードに設定した場合に、作業中の内容を予め定められた通信端末に送信するので、ユーザは、他の通信端末を用いて作業を継続することができる。また、他の通信端末にて行った作業内容を携帯電話機100に送信すると、携帯電話機100の記憶部200に記憶されている作業内容が更新されるため、ユーザは、第2のモードが終了した場合に、更新された作業内容から作業を継続することができる。
尚、本発明の実施の形態は上述した通りであるが、上述の動作に限定されない。例えば、図7において、第2の通信端末への作業内容の送信は、S6の後に行うことで記載したが、S6の処理の前に、第2の通信端末に作業内容を送信してもよい。
また、ユーザが第2の通信端末で作業を継続している場合に、第2の通信端末にて作業が完了する場合がある。このとき、携帯電話機100にて第2のモードが解除された際に、第1のアプリケーションが再度実行されると、ユーザにとっては必要の無いアプリケーションが再度実行されることとなる。そのため、第2の通信端末にて作業が完了した場合には、第2の通信端末は、識別情報とともに、作業が完了した旨を示すデータを携帯電話機100に送信してもよい。更新部118は、作業が完了した旨を示すデータを受信すると、図4の表に記憶された情報を削除してもよい。図4の表に記憶された情報を削除することで、作業内容に関するデータが削除される。これにより、第2のモードが解除された場合に、機能実行部114は、図4を参照したとしても、起動すべきアプリケーションプログラムの情報、及び実行すべき機能等の情報がないため、第1のアプリケーションプログラムを再度実行しない。この場合、第1のアプリケーションプログラムが再度実行されないので、第2のモードが解除された後は、待ち受け画面が表示されてもよい。
更新部118は、第2のモードが解除された後に、第2の通信端末から作業内容及び識別情報等のデータを受信したときは、受信したデータを記憶部200に記憶せず、破棄し
てもよい。
また、送信制御部117は、第2の通信端末に作業内容を送信する場合において、関連データが有るときは、第2の通信端末に、関連データを送信してもよい。例えば、関連データとして編集中の文章ファイルが保存されているときは、送信制御部117は、編集中の文章ファイルを第2の通信端末に送信してもよい。こうすることで、ユーザは、携帯電話機にて作業を行っていた同じファイルを用いて、第2の通信端末にて作業を継続できる。
また、送信先は、必ずしも通信端末に限られない。送信制御部117は、例えば、サーバなどに作業内容、関連データ等を送信してもよい。作業内容等がサーバに送信された場合には、ユーザは、他の通信機器からサーバに接続し、作業を継続することができる。この場合、更新された作業内容等のデータは、サーバから受信することになる。
本実施の形態において、第1のアプリケーションプログラムの例として、メールアプリケーションプログラム、及びWEBアプリケーションプログラムを記載したが、これら以外のアプリケーションプログラムであってもよい。例えば、音楽に関するアプリケーションプログラムであってもよいし、写真アルバムに関するアプリケーションプログラムであってもよし、画像編集に関するアプリケーションプログラムであってもよい。
本実施例の形態において、第1のアプリケーションとしてメールアプリケーション、第2のアプリケーションとしてゲームアプリケーションを例としたが、必ずしもこの場合に限られない。第1のアプリケーションは、図3に示されるように、第1のモードで実行可能であるが第2のモードでは実行が制限されているアプリケーションであればいずれでもよく、第2のアプリケーションは、第2のモードにて実行が制限されていないアプリケーションであればいずれでもよい。つまり、子供の使用を制限したいことを考慮すると、第1のアプリケーションは、第2のモードで使用が制限されているアプリケーションであることが好ましく、第2のアプリケーションは、第2のモードで使用が制限されていないアプリケーションが好ましい。図3を例にすると、第1のアプリケーションプログラムは、メールアプリケーションプログラム、ナビアプリケーションプログラム、及び音楽アプリケーションのいずれでもよく、第2のアプリケーションは、ゲームアプリケーション、WEBアプリケーション、及びカメラアプリケーションのいずれでもよい。
また、S35にて、ユーザによる特定の入力操作を受け付けたときは、第2の通信端末に対して、更新すべき作業内容の有無を問い合わせてもよい。そして、問い合わせの結果、第2の通信端末から識別情報が含まれたデータを受信すると、そのデータに基づいて作業内容を更新し、更新後にS8の処理を実行してもよい。これにより、ユーザが第2の通信端末にて作業中に携帯電話機100の第2モードが解除されたとしても、解除されたタイミングを知ることができ、また更新情報を携帯電話機100に送付できるので、第2の通信端末での作業が携帯電話機100に反映されないという課題を回避できる。また、第2の通信端末は、携帯電話機100から更新の有無の問い合わせがあった場合に、更新情報を携帯電話機100に送信することとしてもよい。第2の通信端末は、更新情報の有無を携帯電話機100から受信した場合において更新情報が無いときは、更新情報が無い旨を識別情報と一緒に携帯電話機100に送信してもよい。携帯電話機100は、更新情報が無い旨を受信した場合は、更新情報が無いと判断し、S8に遷移してもよい。
この他、本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
102 タッチパネル
103 スピーカ
104 マイク
105 操作部
106 アンテナ
107 無線部
108 信号処理部
110 記憶部
111 制御部
112 表示部
113 入力部
114 機能実行部
115 操作判定部
116 モード設定部
117 送信制御部
118 更新部
200 記憶部
201 制御部

Claims (6)

  1. 他の通信端末と通信をする通信部と、
    複数のアプリケーションプログラムを記憶する記憶部と、
    ユーザによる操作を検出する操作検出部と、
    アプリケーションプログラムを実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、第1のアプリケーションプログラムを実行している場合において、前記操作検出部により検出された操作が第1の操作であるときは、前記複数のアプリケーションプログラムの少なくとも一部の使用を制限し、第2のアプリケーションプログラムを実行し、前記第1アプリケーションプログラムにてユーザにより実行された処理を前記記憶部に記憶させ、そして前記処理に関する第1の情報を前記通信部を介して前記他の通信端末に送信すること、
    を特徴とする通信端末。
  2. 請求項1に記載の通信端末であって、
    前記制御部は、前記第2のアプリケーションプログラムを実行中に前記操作検出部により検出された操作が第2の操作であるときは、前記第2のアプリケーションプログラムの実行を終了し、そして前記複数のアプリケーションプログラムの少なくとも一部の使用の制限を解除すること、
    を特徴とする通信端末。
  3. 請求項2に記載の通信端末であって、
    表示部を更に有し、
    前記制御部は、前記操作検出部により検出された操作が第2の操作であるときは、前記第1の操作が検出されたときに前記表示部に表示されていた画面を前記表示部に表示すること、
    を特徴とする通信端末。
  4. 請求項2に記載の通信端末であって、
    前記通信部は、前記第2のアプリケーションを実行中に、前記他の通信端末から前記第1の情報に関連付けられた第2の情報を受信したときは、前記第2の情報を前記記憶部に記憶すること、
    を特徴とする通信端末。
  5. 請求項4に記載の通信端末であって、
    前記制御部は、前記第2の操作が検出された場合は、前記第2の情報を用いて、前記第1のアプリケーションを実行すること、
    を特徴とする通信端末。
  6. 前記請求項5に記載の通信端末であって、
    前記制御部は、前記第2の操作が検出された場合において、前記記憶部に前記第2の情報が記憶されていないときは、前記第1の情報を用いて前記第1のアプリケーションを実行すること、
    を特徴とする通信端末。
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