JP6031668B2 - ネットワーク構成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク構成方法、保守エンティティ(単位)、並びに保守エンティティ及び複数のノードを含む通信ネットワークに関する。
本発明は、例えば、構成される必要があるいくつかのノードが、限定的且つ予測不能な受信時間窓等の強い使用(動作)制限を有する無線ネットワークに関連する。これは、特にZigBeeネットワーク内のZigBee Green Power Deviceに当てはまる。
ネットワーク、特に無線ネットワークにおいては、ネットワークの各ノードの動作を正常に保つために、全てのノードを現在使用されているネットワーク構成パラメーターの値に更新しておかなければならない。実際、干渉スペクトル若しくはロケーションの変化等の予定外のイベントのため、又は暗号キー(鍵)の定期的変更等の予定されたイベントのため、保守エンティティはチャンネルID、ネットワークID、ノードID又はロール(役割)、ネットワーク内の新しいコーディネータ/保守エンティティのID、暗号鍵又は鍵シード等の新しい値を通信しなければならない場合がある。
しかし、ネットワークによってはいくつかのノードの受信機会が限定(制限)されている場合がある。例えば、ZigBeeネットワークは、バッテリー(電池)を有さず、予定外の機会でしか受信を行うことができないZigBee Green Power Device(ZGPD)を有し得る。例えば、ZGPDは、ユーザによって起動され信号を送信した後の短時間だけ受信を行うことができる無電池スイッチであり得る。ZGPDの他の例は、例えば太陽電池等によって環境からエネルギーを得る定期報告センサである。エネルギー収支の制限のため、これらのデバイスはアクティブ探索により新しいパラメーターを発見することができない。
これらのデバイスが構成信号を常には受信できないため、制限されたデバイスの2つの受信機会間にネットワークの再構成が起こった場合、当該制限されたデバイスはパラメーター値の変化を知ることができない。デバイスはネットワークパラメーターの古いバージョンを使い続け、更新が行われた近所から知らされない可能性が高いため、デバイスがネットワークから除外される可能性が高い。制限されたデバイスがネットワークに再び組み込まれるためには、ユーザによる手動の介在を要する可能性が非常に高い特別なプロセスが必要であり、これは長時間を要し、大きな整備負担がかかる。
本発明の目的は、上記問題を軽減するネットワーク構成方法を提案することである。
本発明の他の目的は、ネットワーク内で動作可能な制限されたノードの存在及び制限を考慮したネットワーク構成方法を提案することである。
本発明の他の目的は、いくつかのノードを失うことなく、またネットワーク内の正常な動作を維持しながらネットワークの構成を許容する方法を提案することである。
特に、本発明に係る方法は、ネットワークの運用を妨害することなく全てのノードを最新の状態に保つことを意図する。
この目的のために、保守エンティティ及び複数のノードを含むネットワークにおいてネットワーク構成パラメーターを更新するための方法であって、当該方法は前記保守エンティティにおいて、
(a)所定の期間内にのみデータを受信可能な、少なくとも1つの制限されたノードの前記ネットワーク内の潜在的な存在を検出するステップと、
(b)更新されたネットワーク構成パラメーター値が要求されるかを判定するステップであって、前記ネットワーク構成パラメーターは、前記ネットワークの前記少なくとも1つの制限されたノード及び前記複数のノードに関して共通である、判定ステップと、
(c)前記ネットワーク内の前記少なくとも1つの制限されたノードの潜在的存在の前記検出に基づき、前記複数のノードにおいて前記ネットワーク構成パラメーター値を更新するための信号の送信を延期するステップと、
(d)前記制限されたデバイスへの前記更新されたネットワーク構成パラメーター値の送信をトリガするトリガ信号を送信するステップと、
(e)前記複数のノードにおいて前記更新されたネットワーク構成パラメーター値を更新する前記信号を送信するステップと
を含む、方法が提案される。
よって、保守エンティティは、ネットワーク内の1つ以上の制限されたノードの存在を考慮し、例えば全ての制限されたノードが再構成されるまで、前記制限されたノードの存在に基づいて残りのネットワークの再構成を延期することができる。これにより、必要となる結合プロセスを起こす制限されたノードを「失うこと」を回避することができる。
また、本発明は、保守エンティティ、並びに保守エンティティ及び複数のノードを含む通信ネットワークにも関連する。
本発明のこれら及び他の側面は、下記の実施形態を参照して説明され、より明らかになるであろう。
以下において、本発明を添付の図面を例として参照してより詳細に説明する。
図1Aは、新しいZGPシステム保守警告コマンドのフォーマットを示す。 図1Bは、新しいZGPシステム保守警告コマンドのオプションフィールドのフォーマットを示す。 図2Aは、ZGP応答コマンドのフォーマットを示す。 図2Bは、ZGP応答コマンドのZGPP Txチャンネルフィールドのフォーマットを示す。 図3Aは、改変されたZGP応答コマンドのフォーマットを示す。 図3Bは、改変されたZGP応答コマンドのオプションフィールドのフォーマットを示す。 図4Aは、ZGPパラメーター更新状態コマンドのフォーマットを示す。 図4Bは、ZGPパラメーター更新状態コマンドのオプションフィールドのフォーマットを示す。
本発明は、互いに通信し合う複数のノードを含むネットワークに関する。本発明の一例示的実施形態においては、ネットワークは無線メッシュネットワークである。本発明は、ZigBee規格において、特にZigBee Green Power(ZGP)規格に関連して説明される。
ZigBeeネットワークでは、エネルギーハーベスティング(環境発電)スイッチ及び無電池型センサ等のZigBee Green Power Device(ZGPD)が動作している。ZigBeeネットワークでは、キー、チャンネル、PANId等の構成パラメーターが変わらなければならないときがある。非常に制限されたエネルギー収支を有するZGPDは、有効化される前に更新を受信することも、変更を発見して自己調整することも保証されていない。このため、手動による再コミッショニングが必要になるが、これは長時間を要し、ZGPDの制限された通信及びユーザーインターフェース(UI)能力のために多くの手動作業を要し、また、エネルギーハーベスティングZGPDの主要な要求であるメンテナンスフリーオペレーションを無効化する。
本発明は、ZigBeeネットワーク内で動作するZGPDに、変更されたネットワークパラメーターを効率的且つ確実に送達するためのソリューションを提供する。これを達成するために、ZGPインフラデバイス、すなわちZGP規格に基づいてZGPDと通信可能なZigBeeデバイスは、ZGPDを更新する時間を有することができるよう、担当の(責任を負う)ZigBee保守エンティティ(例えばセキュリティセンター(Trust Centre)、ZigBee PANコーディネータ(ZigBee PAN Coordinator)又はネットワークマネージャー(Network Manager))によって計画されたパラメーター変更についての通知を事前に受ける。更新が実行されると、ZGPインフラデバイスは担当のZigBee保守エンティティに更新状態応答を提供する。このために、新しいフレームZGPフォーマット及びフレーム拡張が定義される。
ZigBee specification、ZigBee document 053474r19、“ZigBee specification”、改訂19版、2010年10月12日、4.6.3.4によれば、セキュリティキー更新は、2メッセージアプローチにより行われる。第1メッセージにより、キーは全てのZigBeeデバイスにユニキャスト又はブロードキャストによって配信される。第2メッセージにより、デバイスは新しいキーの使用に切り替わる。
ZigBee specification、ZigBee document 053474r19、“ZigBee specification”、改訂19版、2010年10月12日、3.10及びAppendix Eによれば、チャンネル及びPANIdの更新は、ネットワークマネージャー/ZigBee PANコーディネータデバイスから、ブロードキャストを通じて行われる。このメッセージを受信してから一定の時間経過後(nwkネットワークブロードキャスト送信時間(nwkNetworkBroadcastDeliveryTime)、ZigBee−PROネットワークでは2〜3秒に対応)、各デバイスは新しい構成に切り替わる。
欠点として、これらの機構はZGPインフラデバイスが新たなパラメーターをZGPDに送信するのに十分な時間を提供しないことがある。さらに、これらの機構は、管理を行うZigBeeエンティティに対していくつの及びどのZGPDが更新されたかについてのフィードバックをなんら提供しないため、手動による再コミッショニングを含む更新後メンテナンスをさらに煩雑にする。特に、キーの更新については、全てのZGPインフラデバイスによって実行される、単純なzgp共通セキュリティキー(zgpSharedSecurityKey)属性への新しい値の書き込みだけでは、クリアなZGPD更新制御プロセスは実現できない。
本発明は、ZigBee保守エンティティに新たな能力、すなわち、ネットワーク内のZGPDデバイスの潜在的又は実際の存在を把握し、それに準拠してZigBeeパラメータープロセスを管理する能力を定めることを提案する。これを達成するために、パラメーター変更の決断がなされ、ネットワーク内の潜在的又は実際のZGPDの存在が検出されると、ZigBee保守エンティティはZigBee更新を延期する。その一方で、保守エンティティはまずZGPDパラメーター更新プロセスをトリガ(開始)する。これは、ZGPインフラデバイスからステータス応答を集める手段、及び、ZGPD更新状況(進捗)を含むいくつかの基準に基づいてZigBee更新を実行する時間を決定する手段を有する。これを達成するため、本発明は新しいZGPコマンドを定義するか、既存のコマンドを拡張する。ZGPにおけるデュアルキーオペレーションを可能にするために、追加のZGP属性、zgp交代共通セキュリティキー(AlternateSharedSecurityKey)を提案する。
ZGP specification、ZigBee Document 095499、“Draft ZigBee Green Power Specification”、バージョン0.9、改訂16版、2011年5月16日によれば、ZGPDが十分なエネルギー収支を有すれば、選択された時間(タイミング)において、メッセージを送信した直後に限られた時間(期間)の間メッセージを受信することができる。ZGPDスイッチの場合、受信及び送信のためのメッセージは、ともにユーザによって同一のロッカートグリングから来る。これらのデバイスは、エネルギー収支制限のため、アクティブ探索によって新しいパラメーターを発見することができない。ZGPDは、ユーザ、センサ、アプリケーション、時間、又はハーベスタ/エネルギー保存トリガの際に、送信するレギュラーフレーム内にRxAfterTxフラグを設定することによって受信能力を指示する。この送信の5ms後、ZGPDは、受信のために無線を少なくとも0.576ms(通常はこれよりそれほど長くない)開く。このような厳しい時間制約的機構のため、送信機会を無駄にしないために、送信側は、搬送波感知多重アクセス/衝突回避方式(carrier−sense multiple access with collision avoidance(CSMA/CA))を使用しない。したがって、1つのデバイスだけがZGPDに送信を行っていることが重要であり、そうでない場合、多重送信は1に近い確率で衝突する。この目的のために、ZGP仕様は、発信源のZGPD及びZGPインフラデバイスのショートアドレスへの距離の基準を用いることにより、ZGPDによって制御されるシンクが、この特定のZGPD及び自身のために送信を行っているプロキシから1つのデバイスを選択する(デバイスがZGPDの無線レンジ内にある場合)ように、TempMaster選択プロセスを定義する。しかし、この機構は同一のZPGDによって制御される複数のシンク間のTempMasterレゾリューション(決定)に欠け、これは特にシンクが自身をTempMasterとして指名する場合に当てはまる。本発明は、TempMaster選択プロセスを変更することを提案し、ZGP応答フレームをそれに適応させる。
また、現在のTempMaster/FirstToForwardプロキシ選択は、RxAfterTxサブフィールドセットを有するZGPDコマンドフレームが受信された直後に実行される。しかし、選択されたTempMasterのアドレス、及びZGPDの直接無線レンジ内にシンクが存在するか否かの情報のいずれも、シンクに現在保存されない。まずTempMasterを決定してその後ZGPD更新フレームを準備するべく、更新フレームをZGPDの次の対話までバッファすることにより、追加の遅延が導入され、更新成功率が下がるおそれがある。したがって、ZGPDへのアドホックな(特別な)フレーム送信、例えばZigBeeパラメーター更新によってトリガされる送信は実行が難しい。これに対処するため、シンク内にTempMaster関連情報を記憶することが提案される。特に、シンクがさらに各(RxAfterTx可能)ZGPDペアに関する以下の情報をさらに記憶することを提案する。
(i)InRangeフラグ:シンクがZGPDから直接受信することが可能だったかを示す。
(ii)TempMasterフィールド:最後に選択されたTempMaster、又は現在の最初に転送するプロキシを示す。
(iii)TempMaster距離フィールド:TempMasterまでの距離、及びそれがシンク自身であるかを示す。これらのアイテムを、全体として又は別々に、全て又は一部のみ、強制的に又は任意(オプション)でシンクテーブル内に記憶することができる。
ZGPD更新を実行するために、ZigBee保守エンティティは、ZigBee仕様書によって定められる機能に加えて、以下の機能を有する。
1)ZigBee保守エンティティはシステム/ネットワーク内のZGPデバイスの潜在的な存在について知っている。
2)ZigBee保守エンティティはZGPDに追加の更新機会を提供するためにZigBeeパラメーター更新を延期するポリシーを含む。
(i)ある実施形態によれば、ZigBee保守エンティティはZGPDのいずれかが受信可能であるか否かの知識を有する。また、ZigBee保守エンティティは、ネットワーク内のZGPDのいくつが受信可能か、どのZGPDがこの能力を有しているかを知ることができる。
あるいは、ZGPD受信能力に関する情報/受信能力を発見する能力を有していない場合、ZigBee保守エンティティは、どのZGPDが更新をトライするかの判断をZGPインフラデバイスに任せることができる。ZGPインフラデバイスは、ZGPDのRxOn能力(RxOnCapability)を参照することでこれを行うことができる。この区別は、更新に伴うトラフィック及び/又は遅延を抑えるために、好ましくは更新プロセス内で可能な限り早く行われる。
(ii)ZigBee保守エンティティがZGPDのためのNWKキーの保守をできる場合、ZigBee保守エンティティは、好ましくはZGPD通信を保護するために用いられるキーが更新されるZigBeeNWKキーから得られたものであるか、したがって、ZGPDの更新及びZigBeeパラメーター更新の延期が必要であるか否かを知る。あるいは、(特定のZGPDによって)使用されるZGPDセキュリティキータイプに関する情報を発見する能力を有していない場合、ZGPD保守エンティティ/ZGPインフラデバイスは、(特定のZGPDによって)使用されるセキュリティキータイプを参照することでこの判断を行う。これは、トラフィックを抑えるために更新プロセス内において可能な限り早く行われる。
(iii)ZigBee保守エンティティがPANIdの保守をできる場合、ZigBee保守エンティティは、好ましくはZGPDのいずれかがPANId値を(デフォルトのブロードキャストPANId値0xffffの代わりに)使用するか否か、したがって、ZGPDの更新及びZigBeeパラメーター更新の延期が必要か否かを知る。
(iv)延期は、更新されるパラメーターの種類及びそれを更新するZigBee方法に依存してもよい。一例においては、新しいパラメーターのZigBeeノードへの送信、及び新しいパラメーターのアクティブ化の両方を延期することができる。他の例においては、新しいパラメーターのアクティブ化のみが延期可能であり、これはZigBeeネットワークキー(ZigBee Network Key)更新において可能である。
3)ZGPD更新の進捗状況に応じてZigBeeパラメーター更新をトリガするポリシーを有してもよい。ポリシー基準は、ZigBee保守エンティティベンダ、それを利用するアプリケーションプロフィール、又は特定のネットワークの管理者次第であり、
(i)ZGPDに更新のための固定追加時間を与えること、
(ii)更新される所与のサブセットの全てのZGPD(サブセットの定義は、ZGPDのいくつかのプロパティ、例えば機能性、ロケーション、能力、優先度等に基づき得る)、
(iii)更新される(サブセットの)所与のパーセントのZGPD、
を含み得る。
4)ZigBee保守エンティティは、
(i)ZGPシステム保守警告コマンド、
(ii)及び/又は下記で提案のように改変されたZGP応答コマンド、
を送ることによってZGPD更新をトリガする能力を有する。
5)オプションで、ZigBee保守エンティティは各ZGPDにTempMasterを指名する能力を有する。
6)オプションで、ZigBee保守エンティティは、ZGP更新状態コマンドを受信することによって進捗状況を追跡する能力を有する。更新トリガコマンド内の適切な設定により、更新確認を要求(リクエスト)/抑制することができる。
7) さらに、ZigBee保守エンティティは、ユーザ(例えばネットワーク管理者)に更新結果を提示できてもよく、これは、例えば手動更新を必要とするZGPDのロケーションを示すサイトマップである。
8)オプションで、ZigBee保守エンティティは、ZigBeeネットワーク内でパラメーター更新が有効化された後、選択されたZGPDの更新プロセスを再トリガできる。例えば、選択されたTempMasterにZGP応答コマンドを再送信することによるチャンネル更新の場合、このTempMasterに一時的に古い使用チャンネルに移動するように指示する。
上記の機能は、全て実際に担当のZigBee保守エンティティ(セキュリティーセンター、ZigBee PANコーディネータ、ネットワークマネージャー)によって実行することができる。あるいは、機能1及び2のみがZigBee保守エンティティ内に実装され、実際のZGPD更新及び更新進捗追跡は、ZGPDについてより詳しい他のエンティティ又はZGPD保守エンティティ(例えば、中央コントローラ又はコンセントレータ、ZGPコミッショニングツール等)に委任して実行することができる。ZGPD保守エンティティは、別のデバイス又はZigBee保守エンティティの別のモジュール/ロールであり得る。
上記で説明したように、本発明は、ZGPDを含むZigBeeネットワーク内で自動パラメーター更新を可能にするための新しいメッセージフォーマットを提案する。本発明は、新しいコマンド、ZGPシステム保守警告コマンドを導入し、そのフォーマットは図1A(コマンドのフォーマット)及び図1B(コマンドのオプションフィールドのフォーマット)に示される。このコマンドは、ZigBee保守エンティティが(選択された)ZGPインフラデバイスにパラメーター変更を事前に知らせることを可能にする。次にZGPシステム保守警告コマンドをより詳細に説明する。ZigBee保守デバイスの知識に応じて、コマンドはユニキャスト又はブロードキャストで送信される。プロキシがこのコマンドの受信時に動作できるようにするには、プロキシはZGPD更新コマンド、すなわち、ZGPDチャンネル構成コマンド及びZGPDコミッショニング返答コマンドを生成できなければならない。
パラメーター存在フィールドは、コマンド内に存在する構成パラメーターを保有するフィールドを示す。パラメーター存在フィールドの意味を下表に示す。
オプションフィールドのZGPDリストサイズサブフィールドの値は、新しい構成パラメーターが送られなければならないZGPDの数に等しい。値0b0000は、リストが空であることを示し、値0b1111は、受信デバイスが知っている全てのZGPDに送信が必要であることを示す。
TempMaster選択実行(PerformTempMasterElection)フラグの値が0b0の場合、デバイスは更新を送信する(すなわち、デバイスはNWK MgrによってTempMasterとして選択された)。値が0b1の場合、受信デバイスはまずTempMaster選択を実行する。オプションフィールドのAckRequestサブフィールドが値0b1を有する場合、ZigBee保守デバイスは、チャンネル更新が送信されたZGPDのSrcIDを受信することに関心がある。サブフィールドが値0b0を有する場合、ZigBee保守デバイスはこれらのSrcIDを受信することに関心がない。
更新時間フィールドは、ZGPDに更新を送信可能な時間(ms単位)を示す。スイッチ時間フィールドの値0xffffは、未定義を示す。この値が失効し、最新のパラメータースイッチにおいて、受信デバイスは未送信のZGPDコマンドをzgpTxQueueから除去し得る。
新しいチャンネルフィールドは、使用チャンネルのための新しい値を保有する。新しいチャンネルフィールドは、以下の値を取り得る:0bxxxx0000はチャンネル11、0bxxxx0001はチャンネル12、…、0bxxxx1111はチャンネル26。
新しいキーフィールドは、ZigBeeネットワークキーの新しい値を保有する。
新しいPANIdフィールドは、PANIdパラメーターの新しい値を保有する。
ZGPDリストフィールドは、32ビット符号なし整数のZGPDリストサイズセットからなり、各整数はZGPDのSrcIDを表す。ZGPDリストサイズが値0b1111を有する場合、ZGPリストは欠落しており、受信デバイスが知っている全てのZGPデバイスに送信がなされなければならない。
ZGPシステムメンテナンス警告コマンドをいくらか拡張することができる。要求される確認のさらなる詳細を提供することができる。確認タイプをリクエストし、ZGP更新状態コマンドと合わせることができる。確認タイプは、例えば以下を含む。
・010:ZGPDに送信されたZGPDコマンド
・100:受信したZGPDからの受信確認
・110:新しいパラメーターを使用するために見られるZGPD
全てのZGPDを更新した後、又は所定の時間において、(例えばZGPD毎の)確認時間をリクエストすることもできる。
さらに、追加のオプションサブフィールドを定義することができ、これは配信されるキーのタイプ(ZigBee NWKキー、派生ZGPDグループキー、独立ZGPDグループキー又はZGP TC−LK)の特定を可能にする。
2ビットのパラメーター存在(ParametersPresence)サブフィールドの代わりに3ビットを用いて3つのフィールドの各々の存在/不在を独立して示してもよい。
ZGPDSrcIDのセットの形式のZGPDリストサイズサブフィールド及びZGPDリストフィールドの代わりに、ZGPDリストサイズサブフィールドをスキップして、ZGPDリストフィールドに複雑な長さ表示データ型を用いてもよい(例えば、符号なし32ビット整数アレイ)。
本発明は、ZGP応答コマンドの拡張を提案する。現行のZGP仕様において、ZGP応答コマンドは、ZGPDに送信されるべきZGPDコマンドを、発信側のシンクから、シンクによって選択されたTempMasterプロキシへトンネルするために用いられる。ZGP内のZGP応答コマンドの記載を図2Aに示す。
ZGPP短縮アドレスフィールドは、ZGPDに応答GPDFを送信するZGPPのアドレスを示す。
ZGPPTxチャンネルフィールドは、ZGPDコマンドを保有するGreen Power Device Frame(GPDF)が送信されるチャンネルを示す。フォーマットは図2Bのようになる。ZGPP短縮アドレスフィールドが0xffffに設定される場合、ZGPPTxチャンネルフィールドは無視されるべきである。ZGPPTxチャンネルフィールドの送信チャンネル(TransmitChannel)サブフィールドは、使用チャンネルの値を保有できる。
ZGPDSrcIDフィールドは、GPDFフレームが意図するZGPDのIDを保有する。
ZGPDコマンドIDフィールド及びZGPDコマンドペイロードフィールドは、対応するGPDFフィールドのための入力を保有する。
ZGPDコマンドペイロードフィールドは、オクテット列である。最初のオクテットは、ペイロード長を保持し、後続のオクテットはGPDFフィールドZGPDコマンドペイロードの値を保持する。値0xffは、指定なし/ペイロードなしを示す。
本発明は、
・ZGPP短縮アドレスフィールドをTempMaster短縮アドレスフィールドに、
・ZGPP TxチャンネルフィールドをTempMaster Txチャンネルに、
リネームし、
・係属の更新のプロパティ及びリクエストされたプロセスの実行方法を示すオプションフィールド、
・配信TempMaster選択の場合に品質を保証するためのTempMaster距離フィールド(TempMaster距離フィールドは、ZGPD SrcIDフィールド内のSrcIDを有するZGPDとTempMaster短縮アドレスフィールド内の短縮アドレスを有するデバイスとの間の(後者のデバイスによって測定された)距離(m単位)を示す)、及び
・更新を送信するための時間がいくらあるかを示すTimeOutフィールド(TimeOutフィールドは、経過後に未送信のZGPDコマンドがzgpTxQueueから除去できる時間(ms単位)を示す)を追加することによって、ZGP応答コマンドを図3A及び3B(オプションフィールド)に示すように改変する。
オプションフィールドにおいて、オプションフィールドのAckRequestサブフィールドの値0b1は、ZGPDが送信されるとZGP応答コマンドの発信側が受信確認を予期することを示し、値0b0は、受信確認が予期されないことを示す。
優先ZGPDコマンドサブフィールドは、0b1に設定された場合、(zgpTxQueueに保存されるべき)ZGPDコマンドが優先情報(例えばチャンネル/キー更新又はコミッショニングコマンド等)を保有し、非優先コマンドによって上書きされるべきではないことを示す。
ここで説明される追加のZGP応答コマンドフィールドは、ZGPDへの送信の他のケース、例えばコミッショニング動作又はZGPDへのデータの送信のために用いることもできる。例えば、TimeOutはzgpTxQueueを管理するために用いることができ、AckRequestは、ZGPパラメーター更新状態コマンドとともに、ZGPD−TempMasterリンクの信頼性を評価するために用いることができる。
本発明は、改変されたZGP応答コマンドのさらなる拡張を提案する。
要求される確認に関するさらなる詳細を提供できる。例えば、以下のアイテムを含む確認タイプをリクエストすること(及びZGP更新状態コマンドと合わせること)ができる。
・010:ZGPDコマンドが送信された
・100:ZGPDからの受信確認が受信された
・110:ZGPDの新しいパラメーターの使用が確認された
リストされた全てのZGPDの更新後、リストされた全てのZGPDを所定のパーセント更新した後、及び所定の時間において、(例えばZGPD毎の)確認時間もリクエストすることができる。
TimeOutフィールドの存在は任意でもよく、オプションフィールド内の対応するフラグによって、又はTempMaster短縮アドレスフィールドの適切な値(例えば、0xffffとは異なる値)によって示すことができる。
TempMaster距離フィールドの存在は任意でもよく、オプションフィールド内の対応するフラグ、又はTempMaster短縮アドレスフィールドの適切な値(例えば、0xffffとは異なる値)によって示すことができる。
TempMaster選択のために用いられる追加の基準はコマンド内に含まれてもよく、例えば、TempMaster情報(すなわち、TempMaster選択に用いられたZGPDシーケンス番号/フレームカウンタ)の鮮度である。
本発明は、図4A及び4Bに示されるような新しいZGPパラメーター更新状態コマンドを提案する。
キー更新報告サブフィールド、チャンネル更新報告サブフィールド、及びPANId更新報告サブフィールドが0b1に設定された場合、コマンドが対応するパラメーターの更新状態を含むことを示す。
ZGPパラメーター更新状態コマンドのオプションフィールドの更新状態サブフィールドは、以下の値を取ることができる。
・000 - 更新されていない:ZGPD受信不可
・001 - 更新されていない:ZGPD受信可能
・101 - 更新されていない:パラメーター変更をZGPDに伝える必要がない
・010 - ZGPDコマンドが送信された
・100 - ZGPDからの受信確認が受信された
・110 - ZGPDが新しいパラメーターを使用することが確認された
・111 - 更新基準達成
・その他 - 予備
オプションフィールドのZGPDリストサイズサブフィールドは、ZGPDリストフィールド内に存在するZGPDSrcIDの数を示す。値0b0000はリストが空であることを示し、値0b1111は、発信側デバイスが全てのZGPDを知っていることを示す。ZGPDリストは、ZGPシステム更新警告コマンドからのZGPDリストが受信された場合、必ずしもこれと等しくなくてもよいが、オプションサブフィールドに示される更新状態付きのZGPDデバイスを保持する。ZGPDSrcIDのセットの形式のZGPDリストサイズサブフィールド及びZGPDリストフィールドの代わりに、ZGPDリストサイズサブフィールドをスキップし、複雑な長さ表示データ型ZGPDリストフィールドを用いることもでき、例えば符号なし32ビット整数アレイである。
以下にZigBeeチャンネル更新の異なる実施形態を提供する。以下に示す実施形態はあくまで例であり、特許請求の範囲に記載の本特許の範囲を制限するものではない。
第1実施例は、半中央(半集中)されたTempMaster選択を有するチャンネル更新である。必要条件は、ZigBee保守エンティティ(この場合、ZigBeeネットワークマネージャー又はZigBee PANコーディネータ)がネットワークにおけるZGPDの存在について知っていることと、ZigBee保守エンティティが、各RxAfterTx可能ZGPDについて、そのZGPDによって制御される少なくとも1つのZGPSを知っている(例えば、コミッショニングの結果より、又は計画、グループ割り付けに基づいて、又はシンクテーブルの読み出しに基づいて)ことである。ZigBee保守エンティティは、さらに、いつZigBeeパラメーター更新を行うかのポリシー基準をいくつか有する(例えば、ZGPDTimeOut経過後、又は所与のZGPDのサブセットの所与のパーセントが正しく更新された)。
第1ステップでは、ZigBee保守エンティティはZGPシステム保守警告コマンドを選択されたシンクセットに送信する。ZigBee保守エンティティは、各RxAfterTx可能ZGPDが、ちょうど1つの送信ZGPシステム保守警告コマンドのZGPDリスト内に存在するよう、シンクのセット及びこれらのシンクのためのZGPDリストを決定する。パラメーター存在サブフィールドは、新しいチャンネルフィールドが存在することを示す。新しいチャンネルフィールドは、新しい使用チャンネルの値を示す。TempMaster選択実行サブフィールドは0b1に設定される。AckRequestサブフィールドは、ZigBee保守エンティティの更新ポリシー基準に基づいて設定される。
第2ステップでは、ZGPシステム保守警告コマンドを受信する各シンクが、TempMasterの決定及びZGPDチャンネル構成コマンドの作成という2つのサブステップを実行する(実行の順番は関係ない)。オプションとして、各シンクはZGPDリストフィールド内の全ZGPDのRxOn能力を調べ、真であるもののみ更新のために選択する。各シンクは、各更新されるべきZGPDのTempMasterを決定する。
シンクは他のシンクをTempMasterに選択し得ることに留意されたい。これは、最初のシンクが選択されたTempMasterシンク(例えばZGPCm)がZGPDの範囲内にあるか(また、オプションでそれとペアにされているか)を判定する手段を有する場合に可能である。
ZGPシステム保守警告コマンドを受信するシンクは、各更新されるべきZGPD毎にZGP仕様に基づいてZGPDチャンネル構成コマンドを作成し、チャンネルフィールドの使用チャンネルサブフィールドの値は、ZGPシステム保守警告コマンドからの新しいチャンネルフィールドの値に設定される。選択されたTempMasterが他のデバイス(プロキシ又はシンク)である場合、シンクは、ZGP応答コマンドを送信する。ZGP応答コマンドのAckRequestサブフィールド及び他の関連する(サブ)フィールドの値は、ZGPシステム保守警告コマンド内の対応する(サブ)フィールドの値に設定される。優先ZGPDコマンドサブフィールドは、0b1に設定される。TimeOutフィールドは、ZGPシステム保守警告コマンド内の更新時間フィールドと等しい値を有する。ZGPコマンドIDフィールド及びZGPDコマンドペイロードフィールドは、上記のようにして決定された値を有する。
第3ステップでは、各TempMasterがZGPDのZGPDコマンドをzgpTxQueue内に配置する。これは、優先度ビットに基づいて行われ、すなわち、zgpTxQueue内にすでにこのSrcIDのエントリーがある場合、そのエントリーは、古いメッセージが優先度ビットセットを有するか否かに関わらず、現在のZGPDチャンネル構成コマンドと置き換えられる。シンク自身がTempMasterである場合、シンクは優先ZGPDコマンドサブフィールドが0b1に設定されたZGP応答コマンドを受信したかのように動作する。
第4ステップでは、いくつかのZGPDにとってTempMasterである各ZGPP及びZGPSが、ZGP応答コマンド/ZGPシステム保守警告コマンドの受信からTimeOut(ms)が経過する前、機会がある時にいつでも、自身がTempMasterである各ZGPDにZGPDコマンドを送信する。
第5ステップでは、AckRequestサブフィールドが値0b1を有する場合、TempMasterは、ZGPDチャンネル構成コマンドをZGPDに送信したときは常に、適切な更新状態値を有するZGPパラメーター更新状態コマンドを送信することによってZiBee保守エンティティに通知する。
第6ステップでは、更新のポリシー基準が満たされている場合、ZigBee保守エンティティはZigBeeパラメーター更新をトリガする。ZGPインフラノードは、ZigBeeロール内のZigBeeプロトコルに従う。遅くとも、新しいパラメーターの使用が開始されたときには、未送信の優先エントリーがzgpTxQueueから除去され得る。
他の実施例は、分配TempMaster選択を有するチャンネル更新である。必要条件は、ZigBee保守エンティティ(この場合はネットワークマネージャー又はZigBee PANコーディネータ)がネットワーク内のZGPDの存在を知っていること、及び、ZigBee保守エンティティが要求されるパラメーター更新のためのZGPシステム保守警告コマンドを送信可能であることである。また、ZigBee保守エンティティは、ZigBeeパラメーター更新をいつ実行するかのポリシー基準をいくつか有する(例えば、ZGPDTimeOutが経過した、又はZGPDの所与のサブセットの所与のパーセントが正しく更新された)。
第1ステップでは、ZigBee保守エンティティはブロードキャストによってZGPシステム保守警告コマンドを送信する。パラメーター存在サブフィールドは、新しいチャンネルフィールドが存在することを示す。AckRequestフィールドは、ZigBee保守エンティティの更新ポリシー基準に従って設定される。TempMaster選択実行サブフィールドは、0b1に設定される。ZGPDリストサイズは0b1111に設定され、これは「全て」を示す。新しいチャンネル(NewChannel)フィールドは、新しい使用チャンネルの値を示す。
第2ステップでは、ZGPシステム保守警告コマンドを受信する各シンクは、ペアを組む各ZGPDについて、以下のサブステップを行う。TempMasterを決定するステップ及びZGPDチャンネル構成コマンドを作成するステップを実行する順番は無関係(任意)である。
・ZGPDのRxOn能力を調べる。
・RxOn能力が真である場合、TempMasterを決定する。シンクは他のシンクをTempMasterに選択してもよい。これは、最初のシンクが、選択されたTempMasterシンク(例えばZGPCm)がZGPDのレンジ内にあるか(また、オプションでそれとペアにされているか)を判定する手段を有する場合に可能である。
・チャンネルフィールドの使用チャンネルサブフィールドの値をZGPシステム保守警告コマンドからの新しいチャンネルフィールドの値に設定し、ZGPDチャンネル構成コマンドを作成する。
・TempMasterがプロキシ又はシンク自身であるか否かに関わらず、上記TempMasterを知らせるために、ブロードキャストでZGP応答コマンドを送信する。ZGP応答コマンドは、ZGPDSrcIDフィールド内に指示されたZGPDのための、TempMaster短縮アドレスフィールド内に選択されたTempMasterのアドレスを保有する(シンク自身がTempMasterであったとしても)。また、TempMaster距離フィールド内には、TempMasterによって測定されたZGPDとTempMasterとの間の距離を保有する。ZGP応答コマンドのAckRequestサブフィールドの値は、ZGPシステム保守警告コマンド内の対応するサブフィールドの値に設定される。優先ZGDPコマンドサブフィールドは0b1に設定される。TimeOutフィールドは、ZGPシステム保守警告コマンド内の更新時間フィールドに等しい値を有する。ZGPDコマンドIDフィールド及びZGPDコマンドペイロードフィールドは上記のようにして決定された値を有する。
シンクが同じZGPDの優先更新のためのZGPD応答を受信した場合、より良いTempMaster候補がある場合、(通信量を抑えるために)自身の予定されたZGP応答送信を取り下げてもよい。
第3ステップでは、各TempMaster(プロキシ/シンク)が、優先度ビットに従ってzgpTxQueue内にZGPDのためのZGPDコマンドを配置する。同じZGPDのZGPD応答を後で受信するとき、より良いTempMaster候補がある場合、ZGPパラメーター更新状態コマンドを送信することなくzgpTxQueueからエントリーを除去する。
第4ステップでは、各TempMasterは、当該TempMasterのzgpTxQueueへのZGPDコマンドの配置をトリガしたコマンド(ZGP応答コマンド/ZGPシステム保守警告コマンド)の受信からTimeOut(ms)が経過していない期間、機会があるときにいつでも、自身がTempMasterである各ZGPDにZGPDコマンドを送信する。
第5ステップでは、AckRequestサブフィールドが値0b1を有する場合、TempMasterは、ZGPDチャンネル構成コマンドを送信した時にはいつも、適切な更新状態値を有するZGPパラメーター更新状態コマンドを送信することによってZigBee保守エンティティに通知を行う。
第6ステップでは、ZigBee保守エンティティは、ZigBeeパラメーター更新をトリガする。ZGPインフラノードは、ZigBeeロール内のZigBeeプロトコルに従う。遅くとも新しいパラメーターとのリブートの際には、未送信の優先エントリーがzgpTxQueueから除去され得る。
他の実施例は、中央TempMaster選択を有するチャンネル更新である。
第1変形例のための必要条件を以下に示す。ZigBee保守エンティティ(この場合はネットワークマネージャー又はZigBeePANコーディネータ)がネットワーク内のZGPDの存在を知っており、要求されるパラメーター更新のためのZGPDコマンド(この場合はZGPDチャンネル構成コマンド)を生成可能である。ZigBee保守エンティティは、各RxAfterTx可能ZGPDのTempMasterに関する知識を有している(例えば、コミッショニングの結果、又はネットワーク計画に基づいて、又はシンク/プロキシテーブルの読み出しに基づいて)。ZigBee保守エンティティは、さらに、いつZigBeeパラメーター更新を行うかのポリシー基準をいくつか有する(例えば、ZGPDTimeOutが経過した、又はZGPDの所与のサブセットの所与のパーセントが正しく更新された)。
第1ステップでは、ZigBee保守エンティティは、各RxAfterTx可能ZGPD毎に1つのZGP応答コマンドが生成されるように、RxAfterTx可能ZGPDのTempMasterのセットを決定する。
第2ステップでは、ZigBee保守エンティティは、ZGP応答コマンドを、好ましくはユニキャストによって、選択されたTempMaster(シンク又はプロキシ)のセットに送信する。ZGP応答コマンドは、使用チャンネル更新及び送信先のZGPDSrcIDのためのZGPDチャンネル構成コマンドを保持する。優先ZGPDコマンドフィールドは、0b1に設定される。AckRequestフィールドは、ZigBee保守エンティティの更新ポリシー基準に従って設定される。
第3ステップでは、受信されるZGP応答コマンド毎に、TempMasterはZGPDのRxOn能力をチェックし、真であった場合には優先度ビットに従ってZGPDコマンドをzgpTxQueue内に配置する。
第4ステップでは、各TempMasterは、ZGP応答コマンドの受信から更新時間(ms)が経過していない期間、機会がある時にはいつでも、自身がTempMasterである各ZGPDにZGPDコマンド送信する。
第5ステップでは、AckRequestサブフィールドが値0b1を有する場合、TempMasterは、ZGPDチャンネル構成コマンドを送信する際には常に、適切な更新状態値を有するパラメーター更新状態コマンドを送信することによって、ZigBee保守エンティティに通知を行う。
第6ステップでは、ZigBee保守エンティティは、更新ポリシー基準が満たされるとZigBeeパラメーター更新をトリガする。ZGPインフラノードは、ZigBeeロール内のZigBeeプロトコルに従う。遅くとも、新しいパラメーターとのリブートの際には、zgpTxQueueから未送信のエントリーが除去され得る。
第7ステップでは、いくつかのRxAfterTx可能デバイスが更新されなかった場合、チャンネル切り替えが有効化された後にZGP応答を用いてZGPDの更新を(再度)トライしてもよい。この場合、TempMasterTxチャンネルは古い使用チャンネルに設定されるべきである。
同じ実施例の他の変形例は以下の通りである。必要条件は、ZigBee保守エンティティ(この場合は、ネットワークマネージャー又はZigBeePANコーディネータ)がネットワーク内のZGPDの存在を知っており、各RxAfterTx可能ZGPDのTempMasterに関する知識を有する(例えば、コミッショニングの結果、又はネットワーク計画に基づいて、又はシンク/プロキシの読み出しに基づいて)が、ZGPシステム保守コマンドを生成する能力のみ有することである。ZigBee保守エンティティは、さらに、いつZigBeeパラメーター更新を実行するかのポリシー基準をいくつか有している(例えば、ZGPDTimeOutが経過した、又は所与のZGPDのサブセットが所与のパーセント正しく更新された)。
第1ステップでは、ZigBee保守エンティティは、新しいチャンネルフィールドを有するZGPシステム保守警告コマンドを、好ましくはユニキャストによって、選択されたTempMaster(シンク又はプロキシ)のセットに送信する。ZigBee保守エンティティは、各RxAfterTx可能ZGPDが、ちょうど1つの送信ZGPシステム保守警告コマンドのZGPDリスト内に存在するように、TempMasterのセット及びこれらのTempMasterのZGPDリストを決定する。TempMaster選択実行サブフィールドは、0b0に設定される。AckRequestサブフィールド及び更新時間フィールドは、ZigBee保守エンティティの更新ポリシー基準に従って設定される。
第2ステップでは、各TempMasterは、ZGPDのRxOn能力をチェックし、真である場合は、使用チャンネルサブフィールドの値がZGPシステム保守警告コマンドからの新しいチャンネルフィールドの値に設定されるようZGPに従ってZGPDチャンネル構成コマンドを作成し、優先度ビットに従ってZGPDコマンドをzgpTxQueue内に配置する。プロキシについては、ZGPD更新コマンドを作成する新しい能力を要求することに留意されたい(現在のZGP仕様では要求されない)。
第3ステップでは、各TempMasterは、ZGPシステム保守警告コマンドの受信から更新時間msが経過していない期間、機会があるときはいつでも、ZGPDコマンドをZGPDリスト内の各ZGPDに送信する。
第4ステップでは、AckRequestサブフィールドが値0b1を有する場合、TempMasterは、ZGPDチャンネル構成コマンドを送信する際にはいつも、適切な更新状態値を有するパラメーター更新状態コマンドを送信することによって、ZigBee保守エンティティに通知を行う。
第5ステップでは、ZigBee保守エンティティは、ZigBeeパラメーター更新をトリガする。ZGPインフラノードは、ZigBeeロール内のZigBeeプロトコルに従う。遅くとも、新しいパラメーターとのリブートの際には、zgpTxQueueから未送信の優先エントリーが除去され得る。
ZigBee保守エンティティとZGPD保守エンティティとの協力を有する、チャンネル更新の他の実施例を提供する。必要条件は、ZigBee保守エンティティ(この場合、ネットワークマネージャー又はZigBeePANコーディネータ)がネットワーク内のZGPD保守エンティティの存在を知っていること、ZGPD保守エンティティにZGPシステム保守警告を送信できること、及び、ZigBeeパラメーター更新を延期するポリシー基準を有することである。ZGPD保守エンティティは、TempMasterに関する知識を有し、少なくとも各RfAfterTx可能ZGPDについて知っている(例えば、コミッショニングによる結果、又はネットワーク計画に基づいて、又はシンク/プロキシテーブルの読み出しに基づいて)。
第1ステップでは、ZigBee保守エンティティはZGPシステム保守警告コマンドをZGPD保守エンティティに送信する。パラメーター存在サブフィールドは、新しいチャンネルフィールドが存在することを示す。新しいチャンネルフィールドは、新しい使用チャンネルの値を保有する。実行TempMaster選択サブフィールドは、0b1に設定される。AckRequestサブフィールドは、ZigBee保守エンティティの更新ポリシー基準に従って設定され、好ましくは、確認タイプ及び時間に関する拡張要求が使用される。
第2ステップでは、ZGPD保守エンティティは、各ZGPD毎に以下のステップを実行する。
・ZGPDのRxOn能力を調べる。
・RxOn能力が真である場合、TempMasterを決定する。
・チャンネルフィールドの使用チャンネルサブフィールドの値がZGPシステム保守警告コマンドからの新しいチャンネルフィールドの値に設定されるよう、ZGPDチャンネル構成コマンドを作成する。
・ZGP応答コマンドを、好ましくはユニキャストによって、選択されたTempMasterに送信する。ZGP応答コマンドは、TempMaster短縮アドレスフィールド内に、ZGPDSrcIDフィールド内に示された当該ZGPDの選択されたTempMasterのアドレス(当該シンク自身がTempMasterであったとしても)を保有し、TempMaster距離フィールド内に、TempMasterによって測定されたZGPDとTempMasterとの間の距離を保有する。ZGP応答コマンドのAckRequestサブフィールドの値は、ZGPシステム保守警告コマンド内の対応するサブフィールドの値に設定される。優先ZGPDコマンドサブフィールドは0b1に設定される。TimeOutフィールドは、ZGPシステム保守警告コマンド内の更新時間フィールドと等しい値を有する。ZGPDコマンドIDフィールド及びZGPDコマンドペイロードフィールドは、上記のようにして決定された値を有する。
第3ステップでは、TempMasterは、各受信されたZGP応答コマンドについてZGPDのRxOn能力をチェックし、真である場合は優先度ビットに従ってzgpTxQueue内にZGPDコマンドを配置する。
第4ステップでは、各TempMasterは、ZGP応答コマンドの受信からTimeOut(ms)が経過していない期間、機会がある時にはいつでも、自身がTempMasterである各ZGPDにZGPDコマンドを送信する。
第5ステップでは、ZGP応答コマンドのAckRequestサブフィールドの値が0b1の場合、TempMasterは、ZGPDチャンネル構成コマンドを送信する際にはいつも、適切な更新状態値を有するZGPパラメーター更新状態コマンドを送信することによってZGPD保守エンティティに通知を行う。
第6ステップでは、ZGPシステム保守警告コマンドによって確認がリクエストされた場合、(拡張された)確認基準が満たされると、ZGPD保守エンティティは、ZGPDパラメーター更新の進捗をZigBee保守エンティティに知らせる。
第7ステップでは、ZigBee保守エンティティは更新進捗状況をチェックし、ZigBeeパラメーター更新をトリガする。ZGPD保守エンティティを含むZGPインフラノードは、ZigBeeロール内のZigBeeプロトコルに従う。遅くとも、新しいパラメーターとのリブートの際には、zgpTxQueueから未送信の優先エントリーが除去され得る。
第8ステップでは、いくつかのRxAfterTx可能デバイスが更新されなかった場合、ZGPD保守エンティティは、チャンネルスイッチが有効化された後にZGP応答を送信し、ZGPDの更新を(再度)トライすることができる。その後、ZGP応答のTempMasterTxチャンネルフィールドは古い使用チャンネルに設定されるべきである。
上記実施例の組み合わせも実施可能であり、いくつかの選択されたZGPDに関しては、ペアを組むシンク/選択されたTempMasterにユニキャストZGPシステム保守警告/ZGP応答が送信され、他のZGPDに関しては、グループキャスト/ブロードキャストZGPシステム保守警告コマンドが送信されるか、又は更新リクエストが送信されない。他の更新パラメーター(例えば、確認のために必要なもの)もZGPD毎に異なり得る。更新を行う方法は、ZGPD能力、例えばロケーション、重要性、機能性等に依存する。
更新プロセスは繰り返されてもよい。選択されたシンク/TempMasterが更新関連ZGPコマンドによってリクエストされた能力を有しない場合(例えば、双方向通信をサポートしないシンク/プロキシ、ZGPDとペアにされていないシンク/プロキシ、TempMasterとして指名されたZGPT等)、選択されたシンク/TempMasterは適切なエラー状態を示す標準ZCL応答で応じ、新しいデバイスを指名してもよい。
PANId更新は、チャンネル更新と同様に実行することができる。新しいPANIdフィールドを保有するZGPシステム保守警告コマンド、及びZGPDコミッショニング返答コマンドを保有するZGP応答コマンドを、連続してZGPDに送信する。
受信能力を持たないZGPD及びPANIdを用いないZGPDに関しては、PANId更新(トライ)をスキップしてもよい(デフォルトでは、ZGP仕様はPANId0xffffの使用を許可する)。
ZigBeeNWKキー更新によるZGPDキー更新は、チャンネル更新と同様にして実行できる。新しいキーフィールドを保有するZGPシステム保守警告コマンド、及びZGPDコミッショニング返答コマンドを保有するZGP応答コマンドを、ZGPDに連続して送信する。
受信能力を持たないZGPD、及び非派生キータイプを用いるZGPDに関しては、ZigBeeNWKキー更新によるキー更新をスキップしてもよい。
ZGP仕様に、(zgp共有セキュリティキーと同じフォーマットを有し得る)「交代ZGPキー」属性を導入することを提案する。これは、キースイッチの後にもZGPDを新しいキーに更新する機会を、完全に分配して提供する。当然ながら、チャンネルに関しては、ZigBee保守エンティティはキースイッチの後にも特定のTempMaster/シンクを指名してZGPDを更新してもよい。
一部のZGPデバイスが依然として古いキーを受け入れることによるセキュリティレベルと、手動による再コミッショニングを必要とするZGPDの数の制限との間の適切なバランスが取られるよう注意しなければならない。
ZigBeeネットワークキー更新によってトリガされる更新と同様に、ZGPD通信がネットワークキーの派生物を使用する場合、他のZGPセキュリティキー、例えばzgp共有セキュリティキー、すなわち(独立した)ZGPグループキー、キータイプ、又はzgpリンクキーの更新も同じ方法で実行できる。
上記の例示的実施形態中の保守エンティティは、ネットワーク内において異なる他のロールを有すことができる。例えば、コーディネータに保守エンティティの機能を実行させてもよい。これに対して、保守エンティティは、これらの特定の能力を有する、例えばZigBee Green Power Deviceネットワーク内の保守専用の異なるノード(例えば無電池デバイス)でもよい。下記でプロキシノードとして請求されるものは、ZGP仕様書(ZigBee document 095499r16ZB)の名称に基づき、あらゆるZGPインフラノード、すなわち、ZGPプロキシ(ZGPP)又はZGPシンク(ZGPS)でもよい。同様に、下記において、用語「結合された」は、ZGPインフラデバイスとZGPDとが有し得るあらゆる関係、すなわち、シンクテーブルエントリー及び/又はアクティブプロキシテーブルエントリーを表すのに用いることができる。
開示の実施形態の他の変形例は、当業者が本発明を実施するにあたり、図面、明細書、及び特許請求の範囲から理解及び実施できる。特許請求の範囲において、用語「含む(有する又は備える)」は、他の要素又はステップを除外せず、要素は複数を除外しない。単一のプロセッサ又は他のユニットにより、請求項に記載される複数のアイテムの機能を達成することができる。互いに異なる独立請求項に手段が記載されているからといって、それらの手段を好適に組み合わせて用いることができないとは限らない。
上記は本発明のいくつかの実施形態を詳細に説明する。ただし、上述の記述が文章上ではいかに詳細に説明されているように見えたとしても、本発明は多様な方法で実行することができ、開示の実施形態には限定されない。本発明の特定の特徴又は側面を説明するために特定の用語が用いられる場合、用語は、用語が関連する発明の特徴及び側面の任意の特定の特徴を含むべく制限されるよう、明細書で改めて定義されているわけではないことに留意されたい。

Claims (15)

  1. 保守エンティティ及び複数のノードを含むネットワークを構成する方法であって、当該方法は、保守エンティティにおいて、
    (a)所定の期間内にのみデータを受信可能な、少なくとも1つの制限されたノードの前記ネットワーク内の存在を検出するステップと、
    (b)更新されたネットワーク構成パラメーター値が要求されるかを判定するステップであって、前記ネットワーク構成パラメーターは、前記ネットワークの前記少なくとも1つの制限されたノード及び前記複数のノードに関して共通である、判定ステップと、
    (c)前記ネットワーク内の前記少なくとも1つの制限されたノードの存在の前記検出に基づき、前記複数のノードにおいて前記ネットワーク構成パラメーター値を更新する信号の送信を延期するステップと、
    (d)前記延期するステップの一方で、プロキシノードが前記少なくとも1つの制限されたノードに結合され、前記少なくとも1つの制限されたノードへの前記更新されたネットワーク構成パラメーター値の送信をトリガするトリガ信号を、各前記少なくとも1つの制限されたノードのちょうど1つのプロキシノードに送信するステップと、
    (e)前記複数のノードにおいて前記ネットワーク構成パラメーター値を更新する前記信号を送信するステップと
    を含むことを特徴とする、方法。
  2. 前記ステップ(a)は、前記保守エンティティが、制限されたノードが前記ネットワーク内において動作可能か否かを内部レジスタを参照して調べるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップ(a)は、プロキシノードが前記少なくとも1つの制限されたノードに結合されているか否かを調べ、前記制限されたノードのための新しいプロキシノード選択を開始するか否かを決定するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 保守エンティティ及び複数のノードを含むネットワークを構成する方法であって、当該方法は、保守エンティティにおいて、
    (a)所定の期間内にのみデータを受信可能な、少なくとも1つの制限されたノードの前記ネットワーク内の存在を検出するステップと、
    (b)更新されたネットワーク構成パラメーター値が要求されるかを判定するステップであって、前記ネットワーク構成パラメーターは、前記ネットワークの前記少なくとも1つの制限されたノード及び前記複数のノードに関して共通である、判定ステップと、
    (c)前記ネットワーク内の前記少なくとも1つの制限されたノードの存在の前記検出に基づき、前記複数のノードにおいて前記ネットワーク構成パラメーター値を更新する信号の送信を延期するステップと、
    (d)前記延期するステップの一方で、第1ノードのセットに、前記制限されたノードへの前記更新されたネットワーク構成パラメーター値の送信をトリガするトリガ信号を送信するステップであって、前記第1ノードのセット内の各ノードは、制限されたノードと通信し、前記トリガ信号は、前記第1ノードのセットに、制限されたノードのセットの各制限されたノードのためのプロキシノードを指名させ、前記プロキシノードは、該当する制限されたノードへの前記更新されたネットワーク構成パラメーター値の送信の責任を負う、当該ステップと、
    (e)前記複数のノードにおいて前記ネットワーク構成パラメーター値を更新する前記信号を送信するステップと
    を含むことを特徴とする、方法。
  5. 保守エンティティ及び複数のノードを含むネットワークを構成する方法であって、当該方法は、保守エンティティにおいて、
    (a)所定の期間内にのみデータを受信可能な、少なくとも1つの制限されたノードの前記ネットワーク内の存在を検出するステップと、
    (b)更新されたネットワーク構成パラメーター値が要求されるかを判定するステップであって、前記ネットワーク構成パラメーターは、前記ネットワークの前記少なくとも1つの制限されたノード及び前記複数のノードに関して共通である、判定ステップと、
    (c)前記ネットワーク内の前記少なくとも1つの制限されたノードの存在の前記検出に基づき、前記複数のノードにおいて前記ネットワーク構成パラメーター値を更新する信号の送信を延期するステップと、
    (d)前記延期するステップの一方で、前記制限されたノードへの前記更新されたネットワーク構成パラメーター値の送信をトリガするトリガ信号を、プロキシ選択ノードに送信するステップであって、前記更新されたネットワーク構成パラメーター値を前記プロキシ選択ノードに送信することによって前記制限されたノードのためのプロキシノード選択を開始するサブステップと前記プロキシ選択ノードにおいて、前記プロキシノード選択を実行し、前記選択されたプロキシノードのセットに前記更新されたネットワーク構成パラメーター値を送信するサブステップとを含み、前記送信は、前記選択されたプロキシノードに、当該プロキシノードが関連する前記制限されたノードに前記更新されたネットワーク構成パラメーター値を送信する責任を負わせる、当該ステップと、
    (e)前記複数のノードにおいて前記ネットワーク構成パラメーター値を更新する前記信号を送信するステップと
    を含む、
    方法。
  6. 制限されたノードの更新に関連する少なくとも1つの更新基準が満たされるまで、前記複数のノードへの前記更新されたネットワーク構成パラメーター値の送信を延期するサブステップをさらに含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記更新基準は、前記保守エンティティにおける更新確認メッセージの受信に少なくとも部分的に基づき、前記更新確認メッセージは、前記制限されたノードによる前記更新されたネットワーク構成パラメーター値の受信の成功を示す、請求項に記載の方法。
  8. 前記更新基準は、前記ステップ(b)から経過した時間と、前記ステップ(d)から経過した時間と、前記ネットワーク構成パラメーター更新の優先レベルと、アプリケーション機能、ロケーション、能力、又は報告挙動を含む前記制限されたノードのプロパティと、更新確認メッセージが受信された制限されたノードの数又はプロパティと、更新を示す更新確認メッセージが送信され送信プロセスがトリガされた制限されたノードの数又はプロパティと、使用中の更新されたパラメーターを示す更新確認メッセージが受信された制限されたノードの数又はプロパティとのうち、少なくとも1つの基準に少なくとも部分的に基づく、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記制限されたノードは、エネルギーハーベスティング手段を含む無電池デバイスであり、前記デバイスは、ユーザによる前記エネルギーハーベスティング手段の起動後の所定の時間窓、又は環境からのエネルギーの獲得後の所定の時間窓内にのみデータメッセージを受信可能である、請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記更新されたネットワーク構成パラメーター値は、チャンネルID、セキュリティキー、及びネットワークIDのうちの少なくとも1つを含む、請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記保守エンティティは2つの部分に分割され、第1部分は第1調整エンティティ内に配置され、少なくとも前記ステップ(a)、(b)、(c)、及び(e)を実行し、第2部分は制限されたノードのための第2調整エンティティ内に配置され、少なくともステップ(d)を実行する、請求項1に記載の方法。
  12. 複数のノードを含むネットワークを構成する保守エンティティであって、
    (a)所定の期間内においてのみデータを受信することが可能な少なくとも1つの制限されたノードの前記ネットワーク内の存在を検出する手段と、
    (b)前記ネットワークの前記少なくとも1つの制限されたノード及び前記複数のノードに共通する更新されたネットワーク構成パラメーター値が必要か否かを判定する手段と、
    (c)前記ネットワークにおける前記少なくとも1つの制限されたノードの存在の前記検出に基づき、前記複数のノードにおいてネットワーク構成パラメーター値を更新する信号の送信を延期する手段と、
    (d)前記送信を延期する一方で、プロキシノードが前記少なくとも1つの制限されたノードに結合され、前記少なくとも1つの前記制限されたノードへの前記更新されたネットワーク構成パラメーター値の送信をトリガするためのトリガ信号を、各前記少なくとも1つの制限されたノードのちょうど1つのプロキシノードに送信する手段と、
    (e)前記複数のノードにおいて、前記ネットワーク構成パラメーター値を更新する前記信号を送信する手段と
    を含むことを特徴とする、前記保守エンティティ。
  13. 複数のノードを含むネットワークを構成する保守エンティティであって、
    (a)所定の期間内においてのみデータを受信することが可能な少なくとも1つの制限されたノードの前記ネットワーク内の存在を検出する手段と、
    (b)前記ネットワークの前記少なくとも1つの制限されたノード及び前記複数のノードに共通する更新されたネットワーク構成パラメーター値が必要か否かを判定する手段と、
    (c)前記ネットワークにおける前記少なくとも1つの制限されたノードの存在の前記検出に基づき、前記複数のノードにおいてネットワーク構成パラメーター値を更新する信号の送信を延期する手段と、
    (d)前記送信を延期する一方で、第1ノードのセットに、前記制限されたノードへの前記更新されたネットワーク構成パラメーター値の送信をトリガするトリガ信号を送信する手段であって、前記第1ノードのセット内の各ノードは、制限されたノードと通信し、前記トリガ信号は、前記第1ノードのセットに、制限されたノードのセットの各制限されたノードのためのプロキシノードを指名させ、前記プロキシノードは、該当する制限されたノードへの前記更新されたネットワーク構成パラメーター値の送信の責任を負う、当該手段と、
    (e)前記複数のノードにおいて、前記ネットワーク構成パラメーター値を更新する前記信号を送信する手段と
    を含むことを特徴とする、前記保守エンティティ。
  14. 複数のノードを含むネットワークを構成する保守エンティティであって、
    (a)所定の期間内においてのみデータを受信することが可能な少なくとも1つの制限されたノードの前記ネットワーク内の存在を検出する手段と、
    (b)前記ネットワークの前記少なくとも1つの制限されたノード及び前記複数のノードに共通する更新されたネットワーク構成パラメーター値が必要か否かを判定する手段と、
    (c)前記ネットワークにおける前記少なくとも1つの制限されたノードの存在の前記検出に基づき、前記複数のノードにおいてネットワーク構成パラメーター値を更新する信号の送信を延期する手段と、
    (d)前記送信を延期する一方で、前記制限されたノードへの前記更新されたネットワーク構成パラメーター値の送信をトリガするトリガ信号を、プロキシ選択ノードに送信する手段であって、前記更新されたネットワーク構成パラメーター値を前記プロキシ選択ノードに送信することによって、前記プロキシ選択ノードに、前記制限されたノードのためのプロキシノード選択を開始させ、前記プロキシ選択ノードによって選択されたプロキシノードのセットに、前記更新されたネットワーク構成パラメーター値を送信させ、前記送信は、前記選択されたプロキシノードに、当該プロキシノードが関連する前記制限されたノードに前記更新されたネットワーク構成パラメーター値を送信する責任を負わせる、当該手段と、
    を含むことを特徴とする、前記保守エンティティ。
  15. 請求項12乃至14のいずれか一項に記載の保守エンティティと、複数のノードとを含む、通信ネットワーク。
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