JP6024836B2 - 乳房検査用画像撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被検体から放射される消滅放射線のペアを検出して、被検体内の放射線薬剤分布のイメージングを行う乳房検査用画像撮影装置に係り、特に、がん検診用の乳房検査用画像撮影装置に関する。
医療機関には、放射線薬剤の分布をイメージングする放射線断層撮影装置が配備されている。この様な放射線断層撮影装置の具体的な構成について説明する。従来の放射線断層撮影装置は、放射線を検出する放射線検出器が円環状に並んで構成される検出器リングが備えられている。この検出器リングは、被検体内の放射性薬剤から照射される互いに反対方向となっている一対の放射線(消滅放射線のペア)を検出する(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。
この様な放射線断層撮影装置の一種として、乳房検査用の放射線断層撮影装置がある。この乳房検査用画像撮影装置について具体的に説明する。図9は、従来の乳房検査用画像撮影装置について説明する図である。従来の乳房検査用画像撮影装置51では、検査に際し、被検体Mの乳房Bの片側が検出器リング62に導入される。この状態で、検出器リング62は、被検体Mから照射される消滅放射線のペアを検出する。
検出器リング62は、乳房Bから発せられた消滅放射線のペアの発生源を特定して、この位置情報を基に放射性薬剤の分布が生成される。放射性薬剤は、正常組織と比べがん組織により多く集積する性質があるので、放射性薬剤の分布図を診断すれば、乳がんの検診が行える。
放射性薬剤の分布をイメージングするには、検出器リング62に被検体の左右の乳房の内の1つが導入される。被検体の右乳房についての放射性薬剤の分布を知りたければ、検出器リング62に被検体の右乳房が導入されることになる。
特開2012−10772号公報 特開2008−99930号公報
しかしながら、従来構成の乳房検査用画像撮影装置には、次のような問題点がある。
すなわち、従来構成の乳房検査用画像撮影装置は、左右うちどちらの乳房のイメージングを行っているか簡便かつ正確に知る方法がない。従来装置によれば、術者が検出器リング62に導入される乳房が左右どちらかであるかを識別して、その結果を装置に入力するようになっている。この様な人的入力に頼る構成としてしまうと、入力ミスにより乳房の左右を取り違えてイメージングがなされてしまう。すると最悪の場合は、左右の乳房を取り違えたまま診断を行ってしまう医療ミスにもつながりかねない。
そこで従来構成として、乳房を検出器リング62に導入した被検体の腕の位置を検出するセンサを備えるものが考え出されている。このようなセンサを設けるようにすれば、乳房の取り違えを十分に抑制することができるように思われる。しかし、この様な構成では装置にセンサを設けるスペースを確保しなければならず、それだけ装置の設計が制限されてしまう。また、センサが不調であったり誤動作があった場合、または想定とは大きく外れた体型の被検体の乳房を撮影しようとする場合などでは、センサが左右の乳房を取り違えてしまうことも起こりえる。
本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、左右うちどちらの乳房のイメージングを行っているか簡便かつ正確に判別が可能な乳房検査用画像撮影装置を提供することにある。
本発明は上述の課題を解決するために次のような構成をとる。
すなわち、本発明に係る乳房検査用画像撮影装置は、放射線を検出する検出器が弧状に配列されて構成される検出器リングと、放射線のカウント数を検出器リングの左右で比較する比較手段と、比較手段の比較結果に従い、検出器リングに導入された乳房が左右のどちらであるかを判別する判別手段とを備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]本発明に係る乳房検査用画像撮影装置によれば、左右うちどちらの乳房のイメージングを行っているか簡便かつ正確に判別できる。乳房の放射性薬剤のイメージングを行う場合、放射性薬剤は被検体の体幹部にも分布している。この様な事情を利用して本発明の装置は、放射線のカウント数を検出器リングの左右で比較して、被検体の体幹部が検出器リングの右側に偏っているかそれとも左側に偏っているかを知るようにしている。被検体の体幹部の位置さえ区別できれば検出器リングに導入された乳房が左右のどちらであるかが正確に判別できる。
しかも、本発明の構成によれば、もともとイメージングに必要な検出器リングで乳房の左右の判断ができる。したがって、特別な部材を設ける必要がなく簡便に乳房の左右を区別することができる。
また、上述の乳房検査用画像撮影装置において、比較手段の動作に係る放射線の検出は、放射性薬剤のイメージングに係る放射線の検出とは独立して行われればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は、本発明の装置をより具体的に説明している。比較手段の動作に係る放射線の検出が放射性薬剤のイメージングに係る放射線の検出とは独立して行われれば、放射性薬剤のイメージング開始前に乳房の左右の取り違えに術者が気が付く様にすることができる。
また、上述の乳房検査用画像撮影装置において、検出器リングを制御する検出器リング制御手段を備え、検出器リング制御手段は、判別手段の判別が終了するのを待って、放射性薬剤のイメージングに係る放射線の検出を検出器リングに開始させればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は、本発明の装置をより具体的に説明している。判別手段の判別の後、自動で検出器リングに対し放射性薬剤のイメージングに係る放射線の検出を開始させる様にすれば、操作性に優れた装置が提供できる。
また、上述の乳房検査用画像撮影装置において、判別手段の判別結果を通知する通知手段を備えていればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は、本発明の装置をより具体的に説明している。判別手段の判別結果を通知する通知手段を備えていれば、検出器リングに導入されている乳房が左右のどちらであるか術者に確実に通知することができる。
また、上述の乳房検査用画像撮影装置において、術者に検査に係る乳房が左右のいずれかであるかを入力させる入力手段を備え、通知手段は、術者の入力と判別手段の判別結果とが異なる旨を通知すればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は、本発明の装置をより具体的に説明している。通知手段は、術者の入力と判別手段の判別結果とが異なる旨を通知すれば、術者の入力ミスを防止する安全性の高い装置が提供できる。
また、上述の乳房検査用画像撮影装置において、検出器リングの出力に基づいて放射性薬剤のイメージングを行う画像生成手段を更に備え、画像生成手段は、イメージングに係る乳房が左右のいずれであるかを判別手段の判別結果に基づいて認識すればより望ましい。
[作用・効果]上述の構成は、本発明の装置をより具体的に説明している。イメージングに係る乳房が左右のいずれであるかを判別手段の判別結果に基づいて認識すれば、術者の入力に頼らないで、イメージングの係る乳房が左右のいずれかであるかを表示できる装置を提供できる。
本発明に係る乳房検査用画像撮影装置によれば、左右うちどちらの乳房のイメージングを行っているか簡便かつ正確に判別できる。乳房の放射性薬剤のイメージングを行う場合、放射性薬剤は被検体の体幹部にも分布している。この様な事情を利用して本発明の装置は、放射線のカウント数を検出器リングの左右で比較して、被検体の体幹部が検出器リングの右側に偏っているかそれとも左側に偏っているかを知るようにしている。被検体の体幹部の位置さえ区別できれば検出器リングに導入された乳房が左右のどちらであるかが正確に判別できる。
実施例1に係る放射線断層撮影装置の全体構成を説明する機能ブロック図である。 実施例1に係る検出器リングの構成を説明する平面図である。 実施例1に係る放射線検出器の構成を説明する斜視図である。 実施例1に係る被検体の体幹部に放射性薬剤が集中する様子を説明する模式図である。 実施例1に係る乳房を区別する原理を説明する模式図である。 実施例1に係る比較部の動作を説明する模式図である。 実施例1に係る放射線断層撮影装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の1変形例を説明する平面図である。 従来構成に係る装置を説明する断面図である。
以下、発明を実施するための形態について、本発明の実施例に基づいて説明する。
以下、本発明に係る放射線断層撮影装置の実施例について図面を参照しながら説明する。実施例1におけるγ線は本発明の放射線の一例である。なお、実施例1の構成は、乳房検査用画像診断装置乳房検査用となっている。すなわち、実施例1の放射線断層撮影装置は、乳房Bに分布する放射性薬剤のイメージングを行って断層画像を生成する。
<放射線断層撮影装置の全体構成>
図1は、実施例1に係る放射線断層撮影装置の具体的構成を説明する機能ブロック図である。実施例1に係る放射線断層撮影装置9は、被検体Mの乳房Bをz方向から導入させる開口部を備えたガントリ11と、ガントリ11の内部に設けられた被検体Mの乳房Bをz方向から導入させるリング状の検出器リング12とを備えている。検出器リング12に設けられた開口部は、z方向に伸びた円筒形(正確には、正10角柱)となっている。したがって、検出器リング12自身もz方向に伸びている。なお、検出器リング12の開口部の領域が、放射線断層撮影装置9の断層画像Pが生成できる撮影視野となっている。z方向は、検出器リング12の中心軸の伸びる方向に沿っている。検出器リング12は、放射線を検出する後述の放射線検出器が弧状に配列されて構成される。
天板10は、腹ばいの状態となった被検体Mを載置する目的で設けられている。天板10には、被検体Mの乳房Bを挿通する穴がz方向に貫通するように設けられており、乳房Bは、この穴を通じて乳房Bを検出器リング12の内部に導入される。ガントリ11の開口部は、鉛直上向きに設けられており、乳房Bは、この開口部に鉛直下向きの方向から導入されることになる。
ガントリ11は、支持台25に載置されている。この支持台25は、被検体Mから見てガントリ11の裏側に位置している。遮蔽プレート13は、タングステンや鉛等で構成される(図1参照)。放射性薬剤は、被検体Mの乳房B以外の部分にも存在するので、そこからも消滅γ線ペアが発生している。この様な関心部位以外から発生する消滅γ線ペアが検出器リング12に入射すると、断層画像撮影の邪魔となる。そこで、検出器リング12のz方向における被検体Mに近い側の一端を覆うようにリング状でγ線を吸収する遮蔽プレート13が設けられているのである。遮蔽プレート13は、天板10と検出器リング12とに挟まれる位置に配置されている。
検出器リング12の構成について説明する。検出器リング12は、8個の放射線検出器1がz方向(中心軸方向)に垂直な平面上の仮想円に配列されることで、1つの単位リング12aが形成される。この単位リング12aがz方向に3個配列されて検出器リング12が構成される(具体的には、図2参照)。
放射線検出器1の構成について簡単に説明する。図3は、実施例1に係る放射線検出器の構成を説明する斜視図である。放射線検出器1は、図3に示すように放射線を光に変換するシンチレータ2と、光を検出する光電子増倍管から構成される光検出器3とを備えている。そして、シンチレータ2と光検出器3との介在する位置には、光を授受するライトガイド4が備えられている。
シンチレータ2は、シンチレータ結晶が3次元的に配列されて構成されている。シンチレータ結晶は、Ceが拡散したLu2(1−X)2XSiO(以下、LYSOとよぶ)によって構成されている。そして、光検出器3は、どのシンチレータ結晶が光を発したかという光の発生位置を特定することができるようになっているとともに、光の強度や、光の発生した時刻をも特定することができる。また、実施例1の構成のシンチレータ2は、採用しうる態様の例示にすぎない。したがって、本発明の構成は、これに限られるものではない。
検出器リング制御部19は、γ線の検出開始または検出終了の指示を検出器リング12に対して行う。検出器リング12は、検出器リング制御部19の指示に従い、消滅γ線ペアの検出や後述の乳房Bの左右判別に係るγ線検出を開始したり終了したりする。検出器リング制御部19は、本発明の検出器リング制御手段に相当する。
同時計数部21(図1参照)には、後述のフィルタ部20を経由して検出器リング12から出力された検出信号が送られてきている。検出器リング12に同時に入射した2つのγ線は、被検体内の放射性薬剤に起因する消滅γ線ペアである。同時計数部21は、検出器リング12を構成するシンチレータ結晶のうちの2つの組み合わせ毎に消滅γ線ペアが検出された回数をカウントし、この結果を断層画像生成部22に送出する。同時計数部21による検出信号の同時性の判断は、クロックによって検出信号に付与された時刻情報が用いられる。断層画像生成部22は、本発明の画像生成手段に相当する。
フィルタ部20は、検出器リング12における無用なデータを同時計数部21に送出させない目的で設けられている。フィルタ部20は、同時計数部21の負荷を軽減するように検出信号を間引くことができる。 断層画像生成部22は、同時計数部21より出力される同時計数データを基に、検出器リング12の開口部をある平面で裁断したときの断層画像Pを生成する。このように、断層画像生成部22は、検出器リング12の出力に基づいて放射性薬剤のイメージングを行う。
断層画像生成部22は、術者が操作卓35を通じて入力した乳房Bの左右の別を付加情報の一つとして断層画像Pに埋め込む。表示部36は、断層画像Pを表示する際に、この埋め込まれた情報を読み取って、乳房Bの左右の別を表す表示を放射性薬剤の分布像に重畳表示することができる。
<乳房Bの左右判別に係る構成>
続いて、本発明の最も特徴的な構成について説明する。本発明の装置によれば、被検体内の放射性薬剤の分布をイメージングする前に、被検体Mの左右の乳房Bのうちどちらが検出器リング12に導入されているか判別する手段を備えている。このような左右の判別に関係する構成は、図1における検出器リング12,比較部23,および乳房判別部24である。以降各部の動作の詳細について説明する。比較部23は、本発明の比較手段に相当し、乳房判別部24は、本発明の判別手段に相当する。
検出器リング12は、上述のように消滅γ線ペアを検出する機能を有しているわけであるが、自身に導入されている乳房Bが左右のどちらであるかを検出する機能も有している。このような左右判別に係るγ線の検出を行う場合、検出器リング12は、放射線検出器1の各々に入射するγ線を単純にカウントする。したがって、左右判別に係る検出においては、検出器リング12を構成する放射線検出器の各々についてのγ線のカウント数が検出器リング12の検出結果となり、検出結果は具体的には、放射線検出器各々のカウント数を示した例えばテーブルとなる。この様な検出器リング12の検出方法は、乳房Bにおける放射性薬剤分布のイメージング時の放射線のペアの検出とは異なる方式となっており、比較部23の動作に係るγ線の検出は放射性薬剤のイメージングに係るγ線の検出とは独立して行われる。この検出をシングルγ線検出と呼ぶことにする。
こうして検出器リング12が出力したシングルγ線検出の検出結果は、左右の乳房Bのどちらが検出器リング12に導入されているかを示しているのでこれについて説明する。図4は、被検体Mに投与された放射性薬剤の分布を示している。被検体Mに放射性薬剤を投与すると、放射性薬剤はイメージングしたい乳房Bのみならず、被検体Mの体幹部にも局在する。このような乳房Bにない放射性薬剤は、被検体Mの内臓や脳など図4の網掛けで示す脊椎の付近(被検体Mの中心軸)により多く存在している傾向がある。このような体幹部に位置する放射性薬剤からも消滅γ線ペアが発生している。これらγ線のペアのうち両方が検出器リング12に入射することはまれだとしても、一方のみが遮蔽プレート13を透過して検出器リング12に入射することはよくある。
図5左側は、被検体Mの乳房Bのうち被検体Mに向かって左にある乳房Bが検出器リング12に導入されている場合を示している。このとき、検出器リング12を右半分と左半分の領域に分け、いずれの領域により多くのγ線が入射するかを考えてみる。このときの本発明の検出器リング12の左右は、被検体の左右に対応して定義される。図5左側の場合、検出器リング12には、被検体Mの中心軸に近い被検体Mに向かって右側の斜線で示す領域に多くのγ線が入射し、中心軸から遠い左側の領域にはさほどγ線は入射しない。
図5右側は、被検体Mの乳房Bのうち被検体Mに向かって右にある乳房Bが検出器リング12に導入されている場合を示している。このとき、検出器リング12を右半分と左半分の領域に分け、いずれの領域により多くのγ線が入射するかを考えてみる。図5右側の場合、被検体Mの中心軸に近い被検体Mに向かって左側の斜線で示す領域に多くのγ線が入射し、中心軸から遠い右側の領域にはさほどγ線は入射しない。つまり、検出器リング12の右半分と左半分とでどちらがγ線を多く検出するかは、検出器リング12に導入された乳房Bの左右に応じて変わるということになる。
検出器リング12からシングルγ線検出の検出結果を受け取った比較部23は、検出器リング12の右半分と左半分とでγ線のカウント数を比較する。すなわち、比較部23は、検出器リング12を構成する放射線検出器1のうち、被検体Mに向かって右側にあるものが出力したγ線のカウント数の合計値であるΣRと、左側にあるものが出力したγ線のカウント数の合計値であるΣLとを算出し比較する。図5の説明によればΣRとΣLとの大小関係が検出器リング12に導入された乳房Bの左右の別を表していることになる。
ところで、ΣRとΣLとの大小関係はどの程度の信頼性をもって乳房Bの左右の別を表しているのであろうか。というのも、体幹部由来のγ線をカウントしようとすると、検出器リング12に入射した乳房由来のγ線もカウントしてしまう。また、被検体Mの中心軸に放射線薬剤が集まるというのも必ずそうなるとは限らず、図5で説明した理想通りとはならないこともある。図6は、この様な問題点について検討している。図6においては、ΣR>ΣLの状態を表している。このとき、検出器リング12を構成する放射線検出器1の各々が出力したカウント数を見ていくと、右側に位置する検出器由来のカウント数は全体的に左側に位置する検出器由来のカウント数よりも高くはなっている。しかし、個別のカウント数自体は検出器の間で揺らいでおり、この差が果たして有意な差であるのかが問題となる。
本発明においては、この問題を統計処理を施して解決している。すなわち、比較部23は、ΣR>ΣLの場合、ΣR−ΣR1/2>ΣL+ΣL1/2が成り立てば、γ線の入射が検出器リング12の右側に偏っているものと取り扱うようにしている。同様に、比較部23は、ΣL>ΣRの場合、ΣL−ΣL1/2>ΣR+ΣR1/2が成り立てば、γ線の入射が検出器リング12の右側に偏っているものと取り扱うようにしている。ΣR1/2,ΣL1/2は、ルートNなどと呼ばれる統計上の指標で、加算すると合計値を過大評価した値が得られ、減算すると合計値を過小評価した値が得られる。過小評価したΣRが過大評価したΣLよりも大きければ、統計的にある程度信頼をおいてΣRはΣLよりも有意に大きかったということができるわけである。比較部23は、この様にしてγ線のカウント数を検出器リング12の左右で比較する。
比較部23は、検出器リング12の左右で見られるγ線のカウント数の比較結果を乳房判別部24に送出する。乳房判別部24は、比較結果がγ線の入射が検出器リング12の右側に偏っていることを表す場合は、検出器リング12に被検体Mの左乳房が導入されているものと判別し、比較結果がγ線の入射が検出器リング12の左側に偏っていることを表す場合は、検出器リング12に被検体Mの右乳房が導入されているものと判別する。このようにして、乳房判別部24は、比較部23の比較結果に従い、検出器リング12に導入された乳房Bが左右のどちらであるかを判別する。
通知部31には、乳房判別部24の判別結果が送られてきている。通知部31は、判別結果を術者に通知する。通知部31の具体的態様としては、表示部36を通じて行ってもよいし、音声を通じて行ってもよい。通知部31は、乳房判別部24の判別結果を通知する構成であり、本発明の通知手段に相当する。
表示部36は、断層画像生成部22が生成した断層画像Pを表示させるものである。記憶部37は、検出器リング12が出力する検出信号、同時計数部21が生成する同時計数データ、断層画像P等、各部の動作によって生じるデータ、および各部の動作に際して参照されるパラメータの一切を記憶するものである。
なお、放射線断層撮影装置9は、各部を統括的に制御する主制御部41を備えている。この主制御部41は、CPUによって構成され、各種のプログラムを実行することにより、各部19,20,21,22,23,24を実現している。なお、上述の各部はそれらを担当する制御装置に分割されて実現されてもよい。操作卓35は、検査に係る乳房Bが左右のいずれかであるかの入力など術者の各種入力を受け付けるものであり、本発明の入力手段に相当する。本発明に係る装置は、術者の入力と乳房判別部24との異なる2系統から乳房Bの左右の別を示す情報を得るように構成されている。
<画像撮影装置の動作>
続いて、図7を参照しつつ画像撮影装置の動作について説明する。実施例1に係る放射線断層撮影装置9で乳房Bの断層画像Pを取得するにはまず、被検体Mが天板10に載置される(被検体載置ステップS1)。このとき、被検体Mの左右の乳房Bのいずれかが検出器リング12の内部に導入される。その後、術者は操作卓35を通じて、検出器リング12の内部に導入された乳房Bが左右のどちらかであるかを装置に入力する(左右入力ステップS2)。この術者が入力した左右の別は、断層画像Pに埋め込まれる付加情報の一つとなる。
術者が操作卓35を通じて撮影動作の開始を指示すると、検出器リング制御部19は、検出器リング12に、乳房Bの判別に係るγ線の検出を開始させる指示を行い、検出器リング12はこの指示を受けてシングルγ線の検出を開始させる(シングルγ線検出ステップS3)。このシングルγ線の検出は例えば1秒で終了する。
シングルγ線の検出が終了すると、検出器リング12は、検出結果を比較部23に送出する。比較部23は、γ線のカウント数を検出器リング12の左右で比較し、比較結果を乳房判別部24に送出する。乳房判別部24は、比較結果に基づいて検出器リング12に導入されている乳房Bが左右のいずれであるかを判別する(乳房判別ステップS4)。
乳房判別部24の判別結果は、通知部31に送出される。通知部31は、判別結果を表示部36などを通じて術者に通知する。また、通知部31には、左右入力ステップS2において術者が入力した左右の別を示す情報が送られている。通知部31は、乳房判別部24の判別結果が術者の入力と矛盾している場合、術者の入力が誤っている可能性を喚起する警告を発する(警告ステップS5)。この警告の様式は、通常の通知部31が行う通知よりも術者にとって目立つものとなっており、具体的手段は特に限定されない。このようにして、通知部31は、術者の入力と乳房判別部24の判別結果とが異なる旨を通知する。
通知部31が行う通知が終了すると、検出器リング制御部19は、検出器リング12,フィルタ部20,同時計数部21に乳房Bのイメージングに係るγ線の検出を開始させる指示を行い、各部12,20,21はこの指示を受けてγ線の同時計数を開始させる(同時計数ステップS6)。この同時計数動作は例えば30分程度かかる。断層画像生成部22が、この同時計数の結果を基に乳房Bの断層画像Pが生成し、これが表示部36に表示されると、実施例1に係る装置の動作は終了となる(断層画像表示ステップS7)。
なお、検出器リング制御部19は、乳房判別部24の判別が終了するのを待って、放射性薬剤のイメージングに係るγ線の検出を検出器リング12に開始させる。すなわち、上述の同時計数ステップS6は、術者の入力を要せず自動で実行されるようになっている。ただし、術者の入力が誤っている可能性を喚起する警告が発せられた場合、術者が撮影続行の指示を行わなければ、装置は、同時計数ステップS6に移行せず、これに伴い検出器リング制御部19は同時計数を開始させない。
以上のように、本発明に係る乳房検査用画像撮影装置によれば、左右のうちどちらの乳房Bのイメージングを行っているか簡便かつ正確に判別できる。乳房Bの放射性薬剤のイメージングを行う場合、放射性薬剤は被検体Mの体幹部にも分布している。この様な事情を利用して本発明の装置は、放射線のカウント数を検出器リング12の左右で比較して、被検体Mの体幹部が検出器リング12の右側に偏っているかそれとも左側に偏っているかを知るようにしている。被検体Mの体幹部の位置さえ区別できれば検出器リング12に導入された乳房Bが左右のどちらであるかが正確に判別できる。
しかも、本発明の構成によれば、もともとイメージングに必要な検出器リング12で乳房Bの左右の判断ができる。したがって、特別な部材を設ける必要がなく簡便に乳房Bの左右を区別することができる。
本発明は上述の構成に限られず下記のように変形実施が可能である。
(1)上述の構成では、断層画像生成部22は、術者が操作卓35を通じて入力した乳房Bの左右の別を付加情報の一つとして断層画像Pに埋め込むようにしていたが、本発明はこの構成に限られない。断層画像生成部22がイメージングに係る乳房Bが左右のいずれであるかを乳房判別部24の判別結果に基づいて認識するようにしてもよい。
(2)上述の構成では、比較部23は、ΣR>ΣLの場合、ΣR−ΣR1/2>ΣL+ΣL1/2が成り立てば、γ線の入射が検出器リング12の右側に偏っているものと取り扱うようにしていたが、本発明はこの構成に限られない。比較部23が例えば、ΣR−k×ΣR1/2がΣL+k×ΣL1/2よりも大きいかどうかを比較するように構成してもよい。1より大きな値をkに設定すれば、ΣRの過小評価の度合いとΣLの過大評価の度合いが大きくなり、より厳しい条件でカウント数の比較が行われるようになる。この様にすれば、より乳房Bの誤判定が抑制された装置が提供できる。この様な事情は、ΣL>ΣRの場合でも同様である。係数kの具体例としては、例えば3が挙げられる。
(3)上述の構成では、シングルγ線検出に検出器リング12の全域を用いていたが、本発明はこの構成に限られない。例えば図8の網掛けで示すように、検出器リング12の右端と左端とに位置する放射線検出器1をシングルγ線検出に用い、検出器リング12の上下端に位置する放射線検出器1をシングルγ線検出に用いない構成とすることもできる。この様な構成とすれば、体幹部由来のγ線を検出する際の左右の偏りをより明確に区別できる可能性がある。なお、この場合、シングルγ線検出を行う放射線検出器1の個数は、検出器リング12の左右で同数とする方が望ましい。
(4)上述の構成では、シングルγ線検出時のカウントを行う際のエネルギーウィンドウについては何ら記載はなかったが、例えば、511kevを含んだエネルギーウィンドウを設定して、放射性薬剤に由来する511kev程度のエネルギーを持ったγ線のみを検出するようにしてもよい。エネルギーウィンドウを設定した場合、検出器リング12が出力するエネルギーウィンドウから外れたエネルギーを有するγ線の検出結果は、フィルタ部20により破棄されることになる。
また、エネルギーウィンドウを511kevよりも低いエネルギーを含むように設定してもよい。体幹部から出射したγ線は、放射性薬剤由来なので、511kevのエネルギーを有している。しかし、このようなγ線は、検出器リング12に向かうまでに遮蔽プレート13や天板10,ガントリ11等を通過するので、エネルギーが発生時よりも低下してしまう。本発明によれば、エネルギーウィンドウをこの様な事情を考慮して設けるようにしてもよい。
(5)上述の構成では、O形状の検出器リング12を有していたが、これに代えてC形状の検出器リング12で本発明を実施してもよい。
また、γ線のカウント数を検出器リング12の左右で比較する際に、検出器リング12がC形状の場合などのように検出器リング12の左右で放射線検出器1の個数が異なれば、シングルγ線のカウント数の合計値を検出器リング12の左右で比較しても、偏りを正確に把握できないのではないかとも思われる。従って本変形例では、比較部23は、放射線検出器1個当たりのγ線のカウント数を検出器リング12の左右で比較することで正確な比較を行えるようにしている。この様な構成は、O形状の検出器リング12であっても、シングルγ線検出を行う放射線検出器1が左右で違う場合にも有効である。
以上のように、本発明は、医用に適している。
12 検出器リング
19 検出器リング制御部(検出器リング制御手段)
22 断層画像生成部(画像生成手段)
23 比較部(比較手段)
24 乳房判別部(判別手段)
31 通知部(通知手段)
36 操作卓(入力手段)

Claims (6)

  1. 放射線を検出する検出器が弧状に配列されて構成される検出器リングと、
    放射線のカウント数を前記検出器リングの左右で比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に従い、前記検出器リングに導入された乳房が左右のどちらであるかを判別する判別手段とを備えていることを特徴とする乳房検査用画像撮影装置。
  2. 請求項1に記載の乳房検査用画像撮影装置において、
    前記比較手段の動作に係る放射線の検出は、放射性薬剤のイメージングに係る放射線の検出とは独立して行われることを特徴とする乳房検査用画像撮影装置。
  3. 請求項2に記載の乳房検査用画像撮影装置において、
    前記検出器リングを制御する検出器リング制御手段を備え、
    前記検出器リング制御手段は、前記判別手段の判別が終了するのを待って、放射性薬剤のイメージングに係る放射線の検出を前記検出器リングに開始させることを特徴とする乳房検査用画像撮影装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の乳房検査用画像撮影装置において、
    前記判別手段の判別結果を通知する通知手段を備えていることを特徴とする乳房検査用画像撮影装置。
  5. 請求項4に記載の乳房検査用画像撮影装置において、
    術者に検査に係る乳房が左右のいずれかであるかを入力させる入力手段を備え、
    前記通知手段は、術者の入力と前記判別手段の判別結果とが異なる旨を通知することを特徴とする乳房検査用画像撮影装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の乳房検査用画像撮影装置において、
    前記検出器リングの出力に基づいて放射性薬剤のイメージングを行う画像生成手段を更に備え、
    前記画像生成手段は、イメージングに係る乳房が左右のいずれであるかを前記判別手段の判別結果に基づいて認識することを特徴とする乳房検査用画像撮影装置。
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