JP6017200B2 - 検査装置、検査システム、検査方法、携帯端末、及びプログラム - Google Patents

検査装置、検査システム、検査方法、携帯端末、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、検査装置、検査システム、検査方法、携帯端末、及びプログラムに関する。
PC(Personal Computer)などの装置を、顧客に出荷する前に、顧客の要望に合わせて設定する作業(例えば、「キッティング」とも呼ばれる。)が知られている。このキッティングにおいては、作業者は、例えば、出荷対象のPCに、顧客が指定したアプリケーションソフトウェアやツールをインストールしたり、顧客の指定した通信環境設定を設定したりする。
近年では、PCだけでなく、スマートフォン、タブレット端末などの携帯端末についてもキッティングが行われている。携帯端末に対するキッティングに関する技術としては、例えば、特許文献1がある。
また、近年の携帯端末は、タッチパネルを備えるものが主流となっている。このようなタッチパネルを備える携帯端末では、例えば、ホーム画面(「トップ画面」、「デスクトップ画面」とも呼ばれる。)に、各アプリケーションやツールなどに対応するアイコンが配置され、アイコンをタッチすることでアプリケーションやツールなどを簡単に起動できるようになっている。
特開2011−3053号公報
上記のようなタッチパネルを備える携帯端末に対しては、ホーム画面に表示されるアイコンの配置(アイコンの位置、順序など)についての顧客の要望がある。そして、顧客の要求するアイコン配置を携帯端末にキッティングする必要がある。
しかしながら、携帯端末のアイコンの配置は、手作業により(例えば、タッチ&ドラッグ操作により)変更する必要がある。そのため、作業者のミスにより、誤ったアイコンの配置が設定されることがある。
また、アイコンの配置が正しく設定されたか否かは、作業者が目で確認することにより判断される。そのため、作業者の判断ミスがあれば、誤ったアイコン配置が正しく設定されないままとなる。ここで、ホーム画面における各アイコンの位置を特定するデータは、携帯端末から容易に取得することができないため、コンピューターにより自動的に検査することはできない。
そこで、本発明では、携帯端末のキッティングにおいて、アイコンの配置の検査を効率的にかつ精度よく行う技術を提供することを目的とする。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。
上記の課題を解決する本発明の一態様は、携帯端末を検査する検査装置であって、検査基準である第一の携帯端末に表示される所定の画面の複数パターンの画像を取得する第一の取得部と、検査対象である第二の携帯端末に表示される所定の画面の画像を取得する第二の取得部と、前記第一の取得部により取得された複数パターンの第一の画像それぞれと、前記第二の取得部により取得された第二の画像とを、所定の比較領域について比較して、前記複数パターンの第一の画像それぞれと、前記第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定する比較部と、を有する、ことを特徴とする。
上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第一実施形態に係る検査システム1の概略図。 携帯端末200の複数パターンのホーム画面(キャプチャ画像)を示す図。 ホーム画面の設定及び検査の工程を説明するフローチャート。 検査装置100の概略図。 コンピューター900の概略図。 検査装置100のホーム画面の検査処理のフローチャート。 検査装置100が出力する画像選択画面1600を示す図。 検査装置100が出力する比較範囲設定画面1700を示す図。 検査装置100が出力する検査結果画面1800を示す図。 本発明の第二実施形態に係る携帯端末200のアプリケーションの設定画面(キャプチャ画像)を示す図。 検査装置100が出力する検査結果画面1900を示す図。
<第一実施形態>
本発明の第一実施形態の一例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る検査システム1の概略図である。図示するように、検査システム1は、検査装置100と、携帯端末200(200A、200B)と、を備える。
検査装置100及び携帯端末200は、例えば、USB(Universal Serial Bus)などにより接続され、互いに情報を送受信できるようになっている。携帯端末200は、それぞれ別のUSBケーブルで検査装置100に接続されてもよいし、USBハブ装置を介して束ねられて検査装置100に接続されていてもよい。
ここで、携帯端末200Aは、ホーム画面の検査基準(見本)となる端末であり、一台用意される。携帯端末200Bは、ホーム画面の検査対象となる端末であり、少なくとも一台以上用意される。
詳細は後述するが、本実施形態では、携帯端末200Aに対して、手作業により、ホーム画面の設定が行われる。一方、携帯端末200Bに対して、手作業により、携帯端末200Aを見本に、同様のホーム画面の設定が行われる。ホーム画面の設定としては、少なくともアイコンの配置の設定が行われる。背景画像である壁紙の設定が行われてもよい。
そして、検査装置100を用いて、携帯端末200Aのホーム画面のキャプチャ画像と、各携帯端末200Bのホーム画面のキャプチャ画像とを比較することにより、各携帯端末200Bのホーム画面が正しく設定されているか否かの検査が行われる。
本実施形態では、キャプチャ画像どうしの比較により検査を行うため、携帯端末200A及び携帯端末200Bは、同じ機種である(例えば、ディスプレイの表示サイズ等が同じである)ことを前提とする。すなわち、同一のアイコン配置及び壁紙を設定したホーム画面どうしでは、比較結果が一致することを前提とする。もちろん、同一のアイコン配置及び壁紙を設定したホーム画面どうしの比較結果が一致するのであれば、異なる機種であってもよい。
なお、図1の検査システム1の構成は、本願発明の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上記の構成に限られない。また、一般的な検査システムが備える構成を排除するものではない。
例えば、携帯端末200と検査装置100とは、通信ネットワーク(例えば、携帯電話網、無線LAN網、有線LAN網、これらの網の組み合わせ、など)を介して情報を送受信できるようになっていてもよい。
図2は、携帯端末200のホーム画面(キャプチャ画像)を示す図である。図示するように、携帯端末200のホーム画面は、通知領域210と、アイコン領域220と、を有する。
通知領域210には、例えば、携帯端末200の電波の状況、現在時刻、バッテリー残量などの画像が表示される。携帯端末200は、電波の状況、現在時刻、バッテリー残量などを所定のタイミングで更新し、対応する画像も更新して表示する。
アイコン領域220には、携帯端末200にインストールされたアプリケーション等に対応するアイコン画像230(図では、A、B、C、D、E、F、G、H)と、アイコン領域220の背景画像である壁紙画像240(図では、省略)と、が表示される。各アイコン画像230を配置可能な位置は、整列された複数の所定位置として(例えば、横4つ、縦4つ)、予め定められている。もちろん、任意の位置に自由に配置可能であってもよい。
どのアプリケーションのアイコン画像230をアイコン領域220に表示させるかは、操作者が適宜設定することができる。また、上述のように、各アイコン画像230の配置、壁紙画像240の選択は、操作者が適宜設定することができる。
ここで、本実施形態では、検査基準である携帯端末200Aの同一ページのホーム画面について、複数パターンのキャプチャ画像を用意する。そして、検査対象である携帯端末200Bのホーム画面のキャプチャ画像が、携帯端末200Aのホーム画面の複数パターンのキャプチャ画像のいずれかと一致すれば、検査結果が正常と判断するようにする。
例えば、本図に示すように、同一ページのホーム画面について、パターン1〜4を用意し、これらのパターンのいずれかと一致すれば正常と判断するようにする。本図の例では、パターン2(アイコンA、B、C、D、G、H)は、パターン1(アイコンA、B、C、D、E、F)と、一部のアイコンが異なる(アイコンG、H)。パターン3(アイコンA、B、C、D、F、E)は、パターン1と、一部のアイコン配置が異なる(アイコンF、E)。パターン4(アイコンA、B、C、D、E)は、パターン1と、アイコンの数が異なる(アイコンFがない)。
なお、上記図2のホーム画面の表示態様は一例であり、これに限定されるものではない。
図3は、ホーム画面の設定及び検査の工程を説明するフローチャートである。以下では、顧客の要求するアプリケーションなどが各携帯端末200にインストール済みである状態を前提として説明する。
まず、キッティング作業者は、顧客の要求するホーム画面設定に応じて、検査基準となる携帯端末200Aのホーム画面の設定を行う(S1)。アイコン配置や壁紙の変更は、タッチ&ドラッグ操作やメニュー操作などの既存の操作方法により実現でき、特に限定されない。
そして、キッティング作業者は、携帯端末200Aのホーム画面をキャプチャする(S2)。ホーム画面のキャプチャは、携帯端末200Aに予め備えられている既存のキャプチャ機能(例えば、特定のボタン操作によりキャプチャが実行され、所定のフォルダにキャプチャ画像が保存される)により、実現することができ、特に限定されない。キャプチャ機能により生成されたホーム画面のキャプチャ画像は、例えば、携帯端末200AのメモリーやHDD(Hard Disk Drive)に保存される。
複数パターンのキャプチャ画像を用意する場合は、各パターンについてステップS1〜S2を行えばよい。
それから、キッティング作業者は、ステップS2で生成された携帯端末200Aのホーム画面のキャプチャ画像を、検査装置100に保存する(S3)。検査装置100への画像の転送及び保存は、USBケーブルを介した転送など既存の方法により実現でき、特に限定されない。
一方、キッティング作業者は、顧客の要求するホーム画面設定あるいは携帯端末200Aのホーム画面設定に応じて、設定が完了していない検査対象となる携帯端末200Bのホーム画面の設定を行う(S4)。また、携帯端末200Bのホーム画面をキャプチャする(S5)。それから、ステップS5で生成された携帯端末200Bのホーム画面のキャプチャ画像を、検査装置100に保存する(S6)。
そして、キッティング作業者は、全ての検査対象の携帯端末200Bのホーム画面の設定及びキャプチャ画像の保存が完了したか否かを判断する(S7)。全ての携帯端末200Bの設定が完了していない場合(S7:N)、ステップS4に戻って設定が完了していない携帯端末200Bについてのホーム画面の設定を行う。
全ての携帯端末200Bの設定が完了した場合(S7:Y)、キッティング作業者は、検査装置100を用いて、各携帯端末200Bのホーム画面の検査を行う(S8)。また、キッティング作業者は、検査装置100により生成された各携帯端末200Bの検査結果を確認する。
そして、キッティング作業者は、全ての携帯端末200Bの検査結果が正常である(ホーム画面の設定が携帯端末200Aのホーム画面の設定と一致する)か否かを判断する(S9)。
検査結果が異常である携帯端末200Bがある場合(S9:N)、キッティング作業者は、ステップS4に戻って検査結果が異常の携帯端末200Bについてのホーム画面の再設定を行う。
全ての携帯端末200Bの検査結果が正常である場合(S9:Y)、本フローを終了する。
なお、上記図3のホーム画面の設定及び検査の工程は、一例であり、これに限定されない。例えば、図3では全ての携帯端末200Bの検査をまとめて行っているが、一台ずつ行ってもよい。また、例えば、検査装置100にキャプチャ画像を保存して検査を行えれば、フローの各処理の順序は特に限定されない。
次に、検査装置100の構成について詳細に説明する。以下では、携帯端末200Aの複数パターンのホーム画面と、各携帯端末200Bのホーム画面との設定が完了し、携帯端末200Aの複数パターンのホーム画面のキャプチャ画像と、各携帯端末200Bのホーム画面のキャプチャ画像とが、検査装置100に保存されていることを前提に説明する。
図4は、検査装置100の概略図である。図示するように、検査装置100は、制御部110と、記憶部120と、入力部130と、出力部140と、通信部150と、インターフェイス部160と、を有する。
制御部110は、入出力制御部111と、画像取得部112と、画像切り出し部113と、画像比較部114と、検査結果生成部115と、を有する。
入出力制御部111は、出力部140を介して、所定の操作を作業者から受け付けるためのユーザーインターフェイス画面を出力する。また、入力部130を介して、所定の操作を作業者から受け付ける。
詳細は後述するが、入出力制御部111は、例えば、記憶部120に格納されているキャプチャ画像121の中から、検査基準の携帯端末200Aのホーム画面のキャプチャ画像(以下、「検査基準画像」ともいう。)の選択と、検査対象の携帯端末200Bのホーム画面のキャプチャ画像(以下、「検査対象画像」ともいう。)の選択と、を受け付ける。
また、例えば、入出力制御部111は、検査基準画像と検査対象画像の間で、比較する範囲(領域)の設定を受け付ける。
また、例えば、入出力制御部111は、記憶部120に格納されている検査結果122を基に、検査対象画像ごとに、設定された比較範囲で検査基準画像と比較した結果を表示する。
画像取得部112は、入出力制御部111を介して作業者により選択された検査基準画像と検査対象画像を、記憶部120から取得する。
画像切り出し部113は、画像取得部112により取得された検査基準画像から、入出力制御部111により設定された比較範囲に含まれる画像(以下、「比較基準画像」ともいう。)を切り出す。また、画像取得部112により取得された各検査対象画像から、入出力制御部111により設定された比較範囲に含まれる画像(以下、「比較対象画像」ともいう。)を切り出す。
画像比較部114は、画像切り出し部113により切り出された各比較対象画像を、画像切り出し部113により切り出された比較基準画像と比較する。
ここで、上述したように携帯端末200A及び携帯端末200Bに表示されるホーム画面のサイズ(例えば、縦横のピクセル数)は同じである。従って、本実施形態では、例えば、対応する位置(例えば、ピクセル座標)のピクセルどうしの画素値(例えば、RGBの階調値)を比較することにより、比較基準画像と比較対象画像とを比較する。
もちろん、比較基準画像及び比較対象画像の全ピクセルを比較する必要はない。例えば、壁紙画像を検査対象から除く場合は、予め定められたアイコンを配置可能な領域(アイコン画像)について比較を行ってもよい。また、例えば、所定のラインを間引きした領域について(例えば、数ラインごとに)比較を行ってもよい。また、これらの方法を組み合わせて、予め定められたアイコンを配置可能な領域の所定のラインについて比較を行ってもよい。このようにすれば、比較処理の速度を向上することができる。
画像比較部114は、上記のように比較基準画像と比較対象画像とを比較し、画素値(画像)が一致する領域と、画素値(画像)が一致しない領域とを特定する。
検査結果生成部115は、画像比較部114の比較結果に基づいて、各携帯端末200Bの検査対象画像の検査結果122を生成し、記憶部120に格納する。
検査結果生成部115は、例えば、各携帯端末200Bの検査対象画像に、比較基準画像との不一致領域を特定する情報を対応付けて、記憶部120に格納する。
記憶部120は、キャプチャ画像121、検査結果122などを格納する。
入力部130は、情報の入力を受け付ける。例えば、作業者の操作などを受け付ける。
出力部140は、情報を出力する。例えば、ユーザーインターフェイス画面などを表示する。
通信部150は、通信ネットワーク(不図示)を介した情報の送受信を行う。例えば、携帯端末200からキャプチャ画像を受信する。
インターフェイス部160は、検査装置100に接続された可搬型の記憶媒体や、検査装置100に接続された装置に内蔵された記憶媒体などに対する情報の読み書きを行う。例えば、携帯端末200からキャプチャ画像を読み出す。
上述した検査装置100は、例えば、図5(コンピューター900の概略図)に示すような、CPU(Central Processing Unit)901と、メモリー902と、HDD等の外部記憶装置903と、無線や有線により通信ネットワークに接続するための通信装置904と、マウスやキーボードなどの入力装置905と、液晶ディスプレイなどの出力装置906と、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に対する情報の読み書きを行う読み書き装置907と、USBによる接続及び通信を行うUSBインターフェイス(I/F)908と、を備えたコンピューター900で実現できる。より具体的には、コンピューター900は、例えば、PCなどの機器である。
例えば、制御部110は、外部記憶装置903に記憶されている所定のプログラムをメモリー902にロードしてCPU901で実行することで実現可能である。記憶部120は、CPU901がメモリー902又は外部記憶装置903を利用することにより実現可能である。入力部130は、CPU901が入力装置905を利用することで実現可能である。出力部140は、CPU901が出力装置906を利用することで実現可能である。通信部150は、CPU901が通信装置904を利用することで実現可能である。インターフェイス部160は、CPU901がUSBインターフェイス908を利用することで実現可能である。
上記の所定のプログラムは、通信装置904を介してネットワークから、外部記憶装置903にダウンロードされ、それから、メモリー902上にロードされてCPU901により実行されるようにしてもよい。また、通信装置904を介してネットワークから、メモリー902上に直接ロードされ、CPU901により実行されるようにしてもよい。また、コンピューター900が、USBインターフェイス908に接続された記憶媒体から、上記の所定のプログラムを、外部記憶装置903あるいはメモリー902にロードするようにしてもよい。
上記の所定のプログラムは、例えば、検査装置100のOS(Operating System)上で動作するアプリケーションプログラムにより実現することができる。もちろん、その一部又は全ては、OSなどの他のプログラムにより実現されてもよい。
上述した携帯端末200は、例えば、不図示の、CPUと、メモリー、HDD等の外部記憶装置と、無線により通信ネットワークに接続するための無線通信装置と、タッチセンサーやタッチパネルなどの入力装置と、液晶ディスプレイなどの出力装置と、マイクロフォンやスピーカーなどの音声入出力装置と、USBによる接続及び通信を行うUSBインターフェイスと、3軸加速度センサーモジュールなどの加速度センサーと、を備えたコンピューターで実現できる。より具体的には、当該コンピューターは、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistants)などの機器である。
なお、図4の検査装置100の構成は、理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。検査装置100の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、各構成要素の処理は、1つのプログラムで実現されてもよいし、複数のプログラムで実現されてもよい。
図6は、検査装置100のホーム画面の検査処理のフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、上記の所定のプログラムが作業者の操作により起動されることで開始する。なお、本フローチャートの処理は、上述のステップS8(図3参照)に対応する。
まず、入出力制御部111は、出力部140を介して、検査基準の携帯端末200Aのキャプチャ画像の選択を受け付けるユーザーインターフェイス画面を出力するとともに、入力部130を介して、複数パターンの検査基準画像の選択を作業者から受け付ける(S301)。
また、入出力制御部111は、出力部140を介して、検査対象の携帯端末200Bのキャプチャ画像の選択を受け付けるユーザーインターフェイス画面を出力するとともに、入力部130を介して、検査対象画像の選択を作業者から受け付ける(S302)。
例えば、入出力制御部111は、図7(検査装置100が出力する画像選択画面1600を示す図)に示すように、複数パターンの検査基準画像のファイルを選択する領域1610と、検査対象画像のファイルを選択する領域1620と、を含む画像選択画面1600を表示する。領域1610及び領域1620では、例えば、ファイルパスを指定することにより記憶部120に格納されているファイルの一覧を表示させ、一以上のファイルを選択することができる。
本図の例では、携帯端末200Aの2パターンの検査基準画像ファイル「ID_A1_1.bmp」及び「ID_A1_2.bmp」が、領域1610で選択されている。また、ある携帯端末200Bの検査対象画像ファイル「ID_B1.bmp」と、他の携帯端末200Bの検査対象画像ファイル「ID_C1.bmp」が、領域1620で選択されている。
入出力制御部111は、上記のような画像選択画面1000上で、携帯端末200Aの複数パターンの検査基準画像の選択と、各携帯端末200Bの検査対象画像の選択とを受け付ける。なお、入出力制御部111は、例えば、画像選択画面1600の「OK」ボタンが選択された場合に、画像の選択を確定し、画像選択画面1600を非表示とすればよい。
図6に戻って、それから、画像取得部112は、ステップS301で選択された複数パターンの検査基準画像と、ステップS302で選択された検査対象画像とを、記憶部120から取得する(S303)。
それから、入出力制御部111は、出力部140を介して、S303で取得された各パターンの検査基準画像と、S303で取得された各携帯端末200Bの検査対象画像との間で、比較する範囲の設定を受け付けるユーザーインターフェイス画面を出力するとともに、入力部130を介して、当該比較範囲の設定を作業者から受け付ける(S304)。
例えば、入出力制御部111は、図8(検査装置100が出力する比較範囲設定画面1700を示す図)に示すように、各パターンの検査基準画像を表示する領域1710と、各携帯端末200Bの検査対象画像を表示する領域1730と、を含む比較範囲設定画面1700を表示する。また、取得された各パターンの検査基準画像1720を、各領域1710に表示するとともに、取得された各携帯端末200Bの検査対象画像1740を、各領域1730に表示する。
本図の例では、あるパターンの検査基準画像ファイル「ID_A1_1.bmp」と、他のパターンの検査基準画像ファイル「ID_A1_2.bmp」とが、それぞれ、領域1710に表示されている。また、ある携帯端末200Bの検査対象画像ファイル「ID_B1.bmp」と、他の携帯端末200Bの検査対象画像ファイル「ID_C1.bmp」とが、それぞれ、領域1730に表示されている。
また、入出力制御部111は、各領域1710、及び各領域1730、のいずれかにおいて、例えば、ドラッグ&ドロップ操作により、異なる一致レベルの比較範囲1750(図では、破線)及び比較範囲1755(図では、点線)の設定を受け付ける。設定すべき比較範囲のレベルは、例えば、レベルごとのボタン(図では、「レベル1」ボタン、「レベル」2ボタン)により、選択できるようになっている。すなわち、作業者は、「レベル1」ボタンと「レベル」2ボタンを操作することで、設定すべき比較範囲のレベルを選択することができる。
ここで、一致レベルとは、一致の許容度を示し、例えば、全パターンの検査基準画像間で画像が同じである共通領域の画像と一致すべき第一レベル(図では、レベル1)と、パターン間で画像が異なる非共通領域の各パターンの画像のいずれかと一致すべき第二レベル(図では、レベル2)とに分けることができる。
上述のように、携帯端末200のキャプチャ画像のサイズは同じであるため、各領域1710の検査基準画像1720、及び各領域1730の検査対象画像1740、のいずれかについての各一致レベルの比較範囲の設定を、他の画像についても同様に反映する。
作業者は、アイコンの配置や壁紙が正しく設定されているかどうかを検査するため、基本的には、アイコン領域220(図2参照)の全体、又は、アイコン領域220の一部を、比較範囲として設定する。キャプチャ画像の通知領域210(図2参照)に表示される画像(電波の状況、時刻など)は、携帯端末によって異なるため、基本的には、比較範囲に含めない。このように比較範囲を設定することで、検査箇所を特定した効率的な検査が行える。
本図の例では、領域1710に表示されている各パターンの検査基準画像ファイル「ID_A1_1.bmp」及び「ID_A1_2.bmp」の、アイコンA、B、C、Dを含む共通領域が、レベル1の比較範囲1750として設定されている。また、検査基準画像ファイル「ID_A1_1.bmp」及び「ID_A1_2.bmp」の、アイコンE、Fを含む非共通領域及びアイコンG、Hを含む非共通領域が、レベル2の比較範囲1755として設定されている。これらの比較範囲1750及び比較範囲1755の設定は、領域1730に表示されている各携帯端末200Bの検査対象画像ファイル「ID_B.bmp」及び「ID_C.bmp」についても反映される。
入出力制御部111は、上記のような比較範囲設定画面1700上で、各パターンの検査基準画像と、各携帯端末200Bの検査対象画像との間の、比較範囲の設定を、比較レベルごとに受け付ける。なお、入出力制御部111は、例えば、比較範囲設定画面1700の「OK」ボタンが選択された場合に、比較範囲の設定を確定し、比較範囲設定画面1700を非表示とすればよい。また、比較範囲設定画面1700の「戻る」ボタンが選択された場合、比較範囲設定画面1700を非表示とし、ステップS301に戻るようにしてもよい。
なお、上記では、第一レベルの比較範囲は、一つの連結した領域として設定するようにしているが、例えば、複数の領域に分けて設定できるようにしてもよい。第二レベルの比較範囲についても同様である。また、比較範囲の形状は、矩形に限られず、例えば、作業者が自由に設定できてもよい。
図6に戻って、それから、画像切り出し部113は、ステップS303で取得された複数パターンの検査基準画像から、ステップS304で設定された比較レベルごとの比較範囲に含まれる比較基準画像を切り出す(S305)。
例えば、画像切り出し部113は、いずれかのパターンの検査基準画像から、ステップS304で設定された第一レベルの比較範囲に含まれる比較基準画像(以下、「第一レベル比較基準画像」ともいう。)を切り出す。また、各パターンの検査基準画像から、ステップS304で設定された第二レベルの比較範囲に含まれる比較基準画像(以下、「第二レベル比較基準画像」ともいう。)を切り出す。
そして、本フローの処理は、検査対象の携帯端末200Bごとの処理(S306〜S309)に進む。
まず、画像切り出し部113は、ステップS303で取得された検査対象画像のうち、検査が完了していない検査対象画像を一つ選択し、当該検査対象画像から、ステップS304で設定された比較レベルごとの比較範囲に含まれる比較対象画像を切り出す(S306)。
例えば、画像切り出し部113は、選択した検査対象画像から、ステップS304で設定された第一レベルの比較範囲に含まれる比較対象画像(以下、「第一レベル比較対象画像」ともいう。)と、ステップS304で設定された第二レベルの比較範囲に含まれる比較対象画像(以下、「第二レベル比較対象画像」ともいう。)と、を切り出す。
それから、画像比較部114は、比較レベルごとに、ステップS305で切り出された比較基準画像と、ステップS306で切り出された比較対象画像とを比較し、画素値(画像)が一致する領域と、画素値(画像)が一致しない領域とを特定する(S307)。比較の方法は、上述したとおりであり、例えば、比較範囲の全部または所定の領域について、対応する位置のピクセルどうしの画素値を比較すればよい。
例えば、画像比較部114は、ステップS306で選択された携帯端末200Bの検査対象画像について、ステップS306で切り出された当該検査対象画像の第一レベル比較対象画像と、ステップS305で切り出された第一レベル比較基準画像とを比較する。そして、当該検査対象画像について、画素値(画像)が一致する領域と、画素値(画像)が一致しない領域とを特定する。
また、画像比較部114は、ステップS306で選択された携帯端末200Bの検査対象画像について、ステップS306で切り出された当該検査対象画像の第二レベル比較対象画像と、ステップS305で切り出された各パターンの第二レベル比較基準画像とを比較する。そして、当該検査対象画像について、各パターンの第二レベル比較基準画像ごとに、画素値(画像)が一致する領域と、画素値(画像)が一致しない領域とを特定する。
そして、検査結果生成部115は、ステップS307での比較結果に基づいて、ステップS306で選択された検査対象画像の検査結果122を生成し、記憶部120に格納する(S308)。
例えば、検査結果生成部115は、ステップS306で選択された検査対象画像の第一レベル比較対象画像に、第一レベル比較基準画像との不一致領域がステップS307で特定された場合、当該検査対象画像に、当該不一致領域を特定する情報と、検査結果が異常であることを示す情報を対応付けて、記憶部120に格納する。
また、検査結果生成部115は、ステップS306で選択された検査対象画像の第二レベル比較対象画像に、いずれのパターンの第二レベル比較基準画像とも一致しない不一致領域がステップS307で特定された場合、当該検査対象画像に、当該不一致領域を特定する情報と、検査結果が異常であることを示す情報を対応付けて、記憶部120に格納する。
一方、検査結果生成部115は、検査対象画像の第一レベル比較対象画像に不一致領域が特定されず、かつ、第二レベル比較対象画像が少なくともいずれかの第二レベル比較基準画像と一致した場合、当該検査対象画像に、検査結果が正常であることを示す情報を対応付けて、記憶部120に格納する。
それから、画像切り出し部113は、ステップS303で取得された検査対象画像の全てについて、検査が完了したか否かを判定する(S309)。全ての検査対象画像の検査が完了していない場合(S309:N)、画像切り出し部113は、ステップS306に処理を戻す。
全ての検査対象画像の検査が完了した場合(S309:Y)、入出力制御部111は、記憶部120に格納された検査結果122に基づいて、出力部140を介して、検査結果を表示する(S310)。
例えば、入出力制御部111は、図9(検査装置100が出力する検査結果画面1800を示す図)に示すように、各パターンの検査基準画像を表示する領域1810と、各検査対象画像の検査結果を表示する領域1830と、を含む検査結果画面1800を表示する。また、ステップS303で取得された各パターンの検査基準画像1820を、ステップS304で設定された第一レベルの比較範囲1850及び第二レベルの比較範囲1855とともに、各領域1810に表示する。また、ステップS308で検査結果が生成された各検査対象画像1840を、ステップS304で設定された第一レベルの比較範囲1850及び第二レベルの比較範囲1855とともに、各領域1830に表示する。
また、入出力制御部111は、検査結果が異常である検査対象画像については、不一致領域を特定する情報に基づいて、検査対象画像1840に不一致領域を示す画像1860を重ねて表示する。また、異常である旨を表示する。検査結果が正常である検査対象画像については、正常である旨を表示する。
本図の例では、ある携帯端末200Bの検査対象画像ファイル「ID_B1.bmp」と、他の携帯端末200Bの検査対象画像ファイル「ID_C1.bmp」が、それぞれ、領域1830に表示されている。そして、検査対象画像ファイル「ID_B1.bmp」については、アイコン「C」とアイコン「B」に、不一致領域を示す画像1860が重ねて表示されている。また、ファイル名に対応付けて「異常」の文字が表示されている。検査対象画像ファイル「ID_C1.bmp」については、ファイル名に対応付けて「正常」の文字が表示されている。
作業者は、上記のような検査結果画面1800上で、検査対象の携帯端末200Bのキャプチャ画像の検査結果を確認することができる。なお、入出力制御部111は、例えば、検査結果画面1800の「OK」ボタンが選択された場合に、検査結果画面1800を非表示とすればよい。
図6に戻って、ステップS310の終了後、制御部110は、本フローの処理を終了する。そして、作業者は、図3のステップS9の工程に進む。
なお、上記図6のフローチャートの処理単位は、制御部110の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。制御部110の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、図7〜図9に示したユーザーインターフェイス画面の態様は、一例であり、図示したものに限られない。例えば、検査対象画像の数が所定数を超える場合には、全ての画像を一画面に表示するのは難しいため、複数のタブや複数のページに所定数ずつ配分して、選択的に表示できるようにすればよい。また、例えば、比較範囲設定画面1100には、検査対象画像と検査対象画像のいずれか一方を表示するようにしてもよいし、検査結果画面1200には、検査基準画像を表示しなくてもよい。
また、例えば、不一致領域を示す画像1860は、作業者が不一致領域を認識できれば、検査結果により特定される不一致領域と重なる画像に限られない。例えば、不一致領域を含む不一致領域よりも面積が広い画像としてもよいし、不一致領域の輪郭を表す環状の画像としてもよいし、不一致領域を含む環状の画像としてもよい。
以上のように、本発明の第一実施形態によれば、検査装置が、検査基準の携帯端末のホーム画面のキャプチャ画像と、検査対象の携帯端末のホーム画面のキャプチャ画像とを取得し、これらを比較することで不一致領域を特定するため、携帯端末のキッティング作業におけるアイコン配置や壁紙の検査を効率的にかつ精度よく行うことができる。
また、検査装置が、検査対象画像に対して複数パターンの検査基準画像との比較を行うため、検査基準を緩和した検査を効率的に行うことができる。なお、本実施形態のような特徴を有さない検査装置では、一つの検査基準画像に対して、検査対象画像を比較して、正常か否かの検査を行うこととなる。そのため、複数パターンの検査基準画像のいずれかと一致すれば正常と判断したい場合に、対応できない若しくは作業手順が繁雑となる。
なお、上述の本実施形態では、第一レベルの比較範囲と第二レベルの比較範囲とを一つずつ設定し、これらの比較範囲に基づいて比較処理を行うようにしているが、これに限られない。
より単純には、例えば、一つの比較範囲を設定し、当該比較範囲について、検査対象画像の比較対象画像と、各パターンの検査基準画像の比較基準画像とを比較する。そして、検査対象画像について、各パターンの比較基準画像ごとに、画素値(画像)が一致する領域と、画素値(画像)が一致しない領域とを特定する。
それから、比較対象画像が少なくともいずれかの比較基準画像と一致した場合、当該検査対象画像に、検査結果が正常であることを示す情報を対応付けて、記憶部120に格納する。一方、いずれのパターンの比較基準画像とも一致しない不一致領域が特定された場合、当該検査対象画像に、当該不一致領域を特定する情報と、検査結果が異常であることを示す情報を対応付けて、記憶部120に格納する。
このようにすれば、上述の本実施形態より単純な仕組みで、検査基準を緩和した検査を効率的に行うことができる。
<第二実施形態>
本発明の第二実施形態の一例について、上記の第一実施形態と異なる点を中心に説明する。
上述の第一実施形態では、アイコンが配置されたホーム画面を検査対象としているが、検査対象は、これに限られない。例えば、アプリケーションの各設定項目の設定を特定するデータは、携帯端末から容易に取得することができないため、コンピューターにより自動的に検査することはできない。
そこで、第二実施形態では、アプリケーションが表示する設定画面を検査対象とする。アプリケーションの設定画面は、例えば、アプリケーションが起動された後、当該アプリケーションに対する所定の操作により表示される、当該アプリケーションに関する各種の設定を受け付けるための画面である。
図10は、携帯端末200のアプリケーションの設定画面(キャプチャ画像)を示す図である。図示するように、アプリケーションの設定画面は、通知領域210と、見出領域260と、設定項目領域270と、を有する。なお、通知領域210は、ホーム画面(図2参照)と共通して使用される領域である。すなわち、アプリケーションが使用する表示領域は、通知領域210(図2参照)以外の見出領域260及び設定項目領域270である。
見出し領域260には、アプリケーションが表示している画面の内容に対応する見出しが表示される。設定画面については、例えば、図に示すように「設定」と表示される。
設定項目領域270には、当該アプリケーションの各種の設定項目271が、設定変更できるように表示される。設定項目とは、例えば、図示するように、文字サイズ、音量、データ通信の許否、GPS位置提供の許否、などである。これらの設定項目は、例えば、図示するように、一覧表示される。もちろん、上記の設定項目は、例示であり、限定されない。例えば、画面の明るさ、色、などの設定項目が含まれていてもよい。
設定項目の設定変更のためのユーザーインターフェイスとしては、例えば、選択肢の一つを選択可能なラジオボタン(図では、文字サイズの選択に使用されている。)、値を連続的に変更可能なスライドバー(図では、音量の設定に使用されている。)、項目のオン又はオフを選択可能なチェックボックス(図では、データ通信の可否、GPS位置提供の可否、の設定に使用されている。)、などがある。もちろん、上記の設定変更のユーザーインターフェイスは、例示であり、限定されない。他には、例えば、ドロップダウンリスト、選択肢の複数を選択可能なボタン、色を選択するためのカラーパレットなどがある。
なお、上記図10のアプリケーションの設定画面の表示態様は一例であり、これに限定されるものではない。
本実施形態は、検査基準画像及び検査対象画像が、アプリケーションの設定画面である点において第一実施形態と異なるが、基本的には第一実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
キッティング作業者は、手作業により、携帯端末200A及び携帯端末200Bの同一アプリケーションについて、当該アプリケーションの設定画面を表示させて、顧客の要求する当該アプリケーションの設定に応じて、各設定項目の設定を行う。携帯端末200Aの当該アプリケーションについては、複数パターンの設定を行う。そして、携帯端末200A及び携帯端末200Bの当該アプリケーションの設定画面をキャプチャし、検査装置100に保存する。携帯端末200Aについては、複数パターンの設定画面をキャプチャし、検査装置100に保存する。
入出力制御部111は、例えば、図11(検査装置100が出力する検査結果画面1900を示す図)に示すように、各パターンの検査基準画像を表示する領域1910と、各検査対象画像の検査結果を表示する領域1930と、を含む検査結果画面1900を表示する。また、取得された各パターンの検査基準画像1920を、設定された第一レベルの比較範囲1950及び第二レベルの比較範囲1955とともに、各領域1910に表示する。また、検査結果が生成された各検査対象画像1940を、設定された第一レベルの比較範囲1950及び第二レベルの比較範囲1955とともに、各領域1930に表示する。
また、入出力制御部111は、検査結果が異常である検査対象画像については、不一致領域を特定する情報に基づいて、検査対象画像1940に不一致領域を示す画像1960を重ねて表示する。また、異常である旨を表示する。検査結果が正常である検査対象画像については、正常である旨を表示する。
本図の例では、ある携帯端末200Bの検査対象画像ファイル「ID_B1.bmp」については、ファイル名に対応付けて「異常」の文字が表示されている。検査基準画像ファイル「ID_A1_1.bmp」及び「ID_A1_2.bmp」と、検査対象画像ファイル「ID_B1.bmp」とでは、比較範囲1950内において、データ通信の許否の設定が異なるため、当該設定項目の不一致領域に、不一致領域を示す画像1960が重ねて表示されている。なお、検査対象画像ファイル「ID_B1.bmp」は、比較範囲1955内において、検査基準画像ファイル「ID_A1_2.bmp」と設定が一致している。
以上のように、本発明の第二実施形態によれば、検査装置が、検査基準の携帯端末のアプリケーションの設定画面のキャプチャ画像と、検査対象の携帯端末のアプリケーションの設定画面のキャプチャ画像とを取得し、これらを比較することで不一致領域を特定するため、携帯端末のキッティング作業におけるアプリケーションの設定の検査を効率的にかつ精度よく行うことができる。
また、検査装置が、検査対象の携帯端末のアプリケーションの設定画面のキャプチャ画像に対して、複数パターンの検査基準の携帯端末のアプリケーションの設定画面のキャプチャ画像との比較を行うため、検査基準を緩和した検査を効率的に行うことができる。
<第三実施形態>
上述の第一〜第二実施形態では、検査装置100において携帯端末200Bのホーム画面の検査を行っているが、第三実施形態では、携帯端末200Bが、自端末のホーム画面の検査を行うようにする。
例えば、上述した検査装置100の制御部110を実現する所定のプログラムを、携帯端末用のアプリケーション(以下、「検査アプリケーション」ともいう。)として用意する。そして、当該検査アプリケーションを検査対象の携帯端末200Bにインストールする。当該検査アプリケーションが携帯端末200Bで実行されることにより、上述した制御部110と同等の機能を有する制御部が実現される。
携帯端末200Bには、例えば、メモリー又はHDDなどの記憶部に、検査基準画像と、自装置の検査対象画像とを、保存しておく。検査基準画像は、例えば、USB、無線通信、可搬型記録媒体などを介して、携帯端末200Bに転送及び保存すればよい。そして、携帯端末200Bの制御部は、これらの検査基準画像及び検査対象画像に基づいて、上述の第一〜第三実施形態と同様の検査処理を実行すればよい。
以上のように、本発明の第三実施形態によれば、携帯端末が、検査基準画像と、自装置の検査対象画像とを取得し、これらを比較することで不一致領域を特定するため、携帯端末のキッティング作業におけるアイコン配置、壁紙、設定項目などの検査を効率的にかつ精度よく行うことができる。携帯端末が、検査対象画像に対して複数パターンの検査基準画像との比較を行うため、検査基準を緩和した検査を効率的に行うことができる。
なお、以上の本発明の実施形態は、本発明の要旨と範囲を例示することを意図し、限定するものではない。例えば、以下のような変形を行ってもよい。
上述各実施形態では、画像取得部112が作業者により選択されたキャプチャ画像を記憶部120から取得しているが、各携帯端末200から取得するようにしてもよい。例えば、入出力制御部111は、画像選択画面において、ファイルパスとして携帯端末200を指定できるようにする。そして、画像取得部112は、指定された携帯端末200からキャプチャ画像を取得し、記憶部120に保存する。
このようにすれば、予めキャプチャ画像を検査装置100に転送して保存しておく作業者の手間が省ける。
ここで、画像取得部112は、携帯端末200からキャプチャ画像を取得する際、当該携帯端末200の識別情報(例えば、装置名、MACアドレスなど)を取得し、取得したキャプチャ画像と対応付けて保存するようにしてもよい。キャプチャ画像のファイル名に識別情報を含めるようにしたり、携帯端末200ごとに識別情報を含む名称のフォルダを作成して当該フォルダにキャプチャ画像を保存するようにしたりしてもよい。
このようにすれば、作業者は、いずれの携帯端末200のキャプチャ画像であるかを確認できるので、例えば、画像選択画面においてファイルを選択する際に、検査基準画像や検査対象画像の選択を誤ることを防ぎ易くなる。また、例えば、比較範囲設定画面や検査結果画面において、いずれの携帯端末200のキャプチャ画像が表示されているかを判断し易くなる。
また、上述各実施形態では、検査結果生成部115は、検査結果が異常である検査対象画像について不一致領域を特定する情報を記録しているが、より詳細な情報を表示するようにしてもよい。例えば、検査結果生成部115は、アイコン画像230を配置可能な所定位置(所定領域)を特定する情報に基づいて、不一致領域に、前記所定位置が含まれるのか否か、前記所定位置以外の壁紙の領域が含まれるのか否かを判定する。そして、前記所定位置が含まれれば、アイコン配置に異常があることを示す情報を記録する。また、前記壁紙の領域が含まれれば、壁紙に異常があることを示す情報を記録する。入出力制御部111は、このように記録された検査結果に基づいて、アイコン配置に異常がある旨や、壁紙に異常がある旨を出力するようにする。
このようにすれば、作業者は、より簡単にホーム画面の異常箇所や誤った設定内容を把握することができ、作業効率が向上する。
また、上述各実施形態では、検査結果の統計を行うようにしていないが、検査結果の統計を行うようにしてもよい。例えば、検査結果生成部115は、生成した各検査結果に含まれる不一致領域を特定する情報に基づいて、対応する画素位置ごとに不一致が発生している頻度を集計し、記録する。入出力制御部111は、集計された各画素位置の不一致の頻度に基づいて、例えば、ホーム画面と同じサイズの画像に重ねて、不一致領域を示す情報と、不一致頻度を示す情報とを表示する。不一致頻度を示す情報は、例えば、頻度ごとに異なる色で表示することにより表すことができる。
このようにすれば、ホーム画面のキッティング作業の分析、生産性の分析などを行うことができる。
上述の各実施形態、及び各変形例は、いずれか二つ以上を適宜組み合わせてもよい。
なお、本発明は、ホーム画面や設定画面に限られず他の画面についても適用できる。
1:検査システム、100:検査装置、110:制御部、111:入出力制御部、112:画像取得部、113:画像切り出し部、114:画像比較部、115:検査結果生成部、120:記憶部、121:キャプチャ画像、122:検査結果、130:入力部、140:出力部、150:通信部、160:インターフェイス部、200(200A、200B):携帯端末、210:通知領域、220:アイコン領域、230:アイコン画像、240:壁紙画像、260:見出し領域、270:設定項目領域、271:設定項目、900:コンピューター、901:CPU、902:メモリー、903:外部記憶装置、904:通信装置、905:入力装置、906:出力装置、907:読み書き装置、908:USBインターフェイス(I/F)、1600:画像選択画面、1610:領域、1620:領域、1700:比較範囲設定画面、1710:領域、1720:検査基準画像、1730:領域、1740:検査対象画像、1750:比較範囲、1755:比較範囲、1800:検査結果画面、1810:領域、1820:検査基準画像、1830:領域、1840:検査対象画像、1850:比較範囲、1855:比較範囲、1860:画像、1900:検査結果画面、1910:領域、1920:検査基準画像、1930:領域、1940:検査対象画像、1950:比較範囲、1955:比較範囲、1960:画像

Claims (14)

  1. 携帯端末を検査する検査装置であって、
    検査基準である第一の携帯端末に表示される所定の画面の複数パターンの画像を取得する第一の取得部と、
    検査対象である第二の携帯端末に表示される所定の画面の画像を取得する第二の取得部と、
    前記第一の取得部により取得された複数パターンの第一の画像の間で画像が同じである共通領域を第一の比較領域とし、当該第一の比較領域について、前記複数パターンの第一の画像のいずれかの画像と、前記第二の取得部により取得された第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定し、前記複数パターンの第一の画像の間で画像が異なる非共通領域を第二の比較領域とし、当該第二の比較領域について、前記複数パターンの第一の画像それぞれと、前記第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定する比較部と、を有する、
    ことを特徴とする検査装置。
  2. 請求項1に記載の検査装置であって、
    前記第二の画像の前記第一の比較領域の画像が、前記複数パターンの第一の画像のいずれかの画像の前記第一の比較領域の画像と一致し、かつ、前記第二の画像の前記第二の比較領域の画像が、前記複数パターンの第一の画像それぞれの前記第二の比較領域の画像の少なくともいずれか一つと一致する場合に、検査結果が正常と判定する、
    ことを特徴とする検査装置。
  3. 請求項1又は2に記載の検査装置であって、
    前記第一の携帯端末及び前記第二の携帯端末に表示される前記所定の画面は、一以上のアイコンが配置された画面であり、
    前記比較部は、少なくとも前記アイコンの画像及び背景画像が含まれる前記第一の比較領域及び前記第二の比較領域について比較を行う、
    ことを特徴とする検査装置。
  4. 請求項1又は2に記載の検査装置であって、
    前記第一の携帯端末及び前記第二の携帯端末に表示される前記所定の画面は、一以上の設定項目が配置された画面であり、
    前記設定項目は、当該設定項目を設定変更するためのユーザーインターフェイスを備え、
    前記比較部は、少なくとも前記ユーザーインターフェイスが含まれる前記第一の比較領域及び前記第二の比較領域について比較を行う、
    ことを特徴とする検査装置。
  5. 請求項1〜4いずれか一項に記載の検査装置であって、
    前記比較部は、前記複数パターンの第一の画像の前記第一の比較領域及び前記第二の比較領域と前記第二の画像の前記第一の比較領域及び前記第二の比較領域とを、対応する画素単位で比較し、画素値が異なる画素に対応する領域を前記不一致領域として特定する、
    ことを特徴とする検査装置。
  6. 請求項1〜5いずれか一項に記載の検査装置であって、
    前記第二の画像の前記第一の比較領域及び前記第二の比較領域の前記不一致領域を特定する情報を含む検査結果情報を生成する検査結果生成部と、
    前記検査結果情報に基づいて、前記第二の画像に前記不一致領域を示す画像を重ねた画像を表示装置に出力する結果出力部と、を有する、
    ことを特徴とする検査装置。
  7. 請求項1〜6いずれか一項に記載の検査装置であって、
    前記複数パターンの第一の画像を出力するとともに、前記複数パターンの第一の画像に対して、前記第一の比較領域及び前記第二の比較領域の設定の入力を受け付ける入出力制御部を有する、
    ことを特徴とする検査装置。
  8. 携帯端末を検査する検査装置であって、
    検査基準である第一の携帯端末に表示される所定の画面の複数パターンの画像を取得する第一の取得部と、
    検査対象である第二の携帯端末に表示される所定の画面の画像を取得する第二の取得部と、
    前記第一の取得部により取得された複数パターンの第一の画像それぞれと、前記第二の取得部により取得された第二の画像とを、所定の比較領域について比較して、前記複数パターンの第一の画像それぞれと、前記第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定する比較部と、を有し、
    前記第一の携帯端末及び前記第二の携帯端末に表示される前記所定の画面は、一以上のアイコンが配置された画面であり、
    前記比較部は、少なくとも前記アイコンの画像及び背景画像が含まれる、ユーザーにより設定された前記比較領域について比較を行い、
    前記比較部は、前記比較領域内の、(1)予め定められたアイコンを配置可能な領域、(2)所定のライン、又は、(3)前記アイコンを配置可能な領域の所定のライン、について比較を行う、
    ことを特徴とする検査装置。
  9. 携帯端末であって、
    検査基準である第一の携帯端末に表示される所定の画面の複数パターンの画像を取得する第一の取得部と、
    検査対象である自端末に表示される所定の画面の画像を取得する第二の取得部と、
    前記第一の取得部により取得された複数パターンの第一の画像それぞれと、前記第二の取得部により取得された第二の画像とを、所定の比較領域について比較して、前記複数パターンの第一の画像それぞれと、前記第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定する比較部と、を有し、
    前記第一の携帯端末及び前記自端末に表示される前記所定の画面は、一以上のアイコンが配置された画面であり、
    前記比較部は、少なくとも前記アイコンの画像及び背景画像が含まれる、ユーザーにより設定された前記比較領域について比較を行い、
    前記比較部は、前記比較領域内の、(1)予め定められたアイコンを配置可能な領域、(2)所定のライン、又は、(3)前記アイコンを配置可能な領域の所定のライン、について比較を行う、
    ことを特徴とする携帯端末。
  10. 携帯端末を検査する検査装置としてコンピューターを機能させるプログラムであって、
    検査基準である第一の携帯端末に表示される所定の画面の複数パターンの画像を取得する第一の取得部と、
    検査対象である第二の携帯端末に表示される所定の画面の画像を取得する第二の取得部と、
    前記第一の取得部により取得された複数パターンの第一の画像の間で画像が同じである共通領域を第一の比較領域とし、当該第一の比較領域について、前記複数パターンの第一の画像のいずれかの画像と、前記第二の取得部により取得された第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定し、前記複数パターンの第一の画像の間で画像が異なる非共通領域を第二の比較領域とし、当該第二の比較領域について、前記複数パターンの第一の画像それぞれと、前記第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定する比較部として、前記コンピューターを機能させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  11. 携帯端末を検査する検査システムであって、
    検査基準となる第一の携帯端末と、検査対象となる第二の携帯端末と、前記第一及び第二の携帯端末と通信可能であり前記第二の携帯端末を検査する検査装置と、を有し、
    前記第一の携帯端末は、
    自端末に表示される所定の画面の複数パターンの画像を、前記検査装置に送信する第一の送信部を有し、
    前記第二の携帯端末は、
    自端末に表示される所定の画面の画像を、前記検査装置に送信する第二の送信部を有し、
    前記検査装置は、
    前記第一の携帯端末から送信される複数パターンの画像を取得する第一の取得部と、
    前記第二の携帯端末から送信される画像を取得する第二の取得部と、
    前記第一の取得部により取得された複数パターンの第一の画像の間で画像が同じである共通領域を第一の比較領域とし、当該第一の比較領域について、前記複数パターンの第一の画像のいずれかの画像と、前記第二の取得部により取得された第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定し、前記複数パターンの第一の画像の間で画像が異なる非共通領域を第二の比較領域とし、当該第二の比較領域について、前記複数パターンの第一の画像それぞれと、前記第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定する比較部と、を有する、
    ことを特徴とする検査システム。
  12. 携帯端末を検査する検査システムにおける検査方法であって、
    前記検査システムは、検査基準となる第一の携帯端末と、検査対象となる第二の携帯端末と、前記第一及び第二の携帯端末と通信可能であり前記第二の携帯端末を検査する検査装置と、を有し、
    前記第一の携帯端末が、自端末に表示される所定の画面の複数パターンの画像を、前記検査装置に送信する工程と、
    前記第二の携帯端末が、自端末に表示される所定の画面の画像を、前記検査装置に送信する工程と、
    前記検査装置が、前記第一の携帯端末から送信される複数パターンの画像を取得する第一の取得工程と、
    前記検査装置が、前記第二の携帯端末から送信される画像を取得する第二の取得工程と、
    前記検査装置が、前記第一の取得工程で取得された複数パターンの第一の画像の間で画像が同じである共通領域を第一の比較領域とし、当該第一の比較領域について、前記複数パターンの第一の画像のいずれかの画像と、前記第二の取得工程で取得された第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定し、前記複数パターンの第一の画像の間で画像が異なる非共通領域を第二の比較領域とし、当該第二の比較領域について、前記複数パターンの第一の画像それぞれと、前記第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定する比較工程と、を含む、
    ことを特徴とする検査方法。
  13. 携帯端末であって、
    検査基準である第一の携帯端末に表示される所定の画面の複数パターンの画像を取得する第一の取得部と、
    検査対象である自端末に表示される所定の画面の画像を取得する第二の取得部と、
    前記第一の取得部により取得された複数パターンの第一の画像の間で画像が同じである共通領域を第一の比較領域とし、当該第一の比較領域について、前記複数パターンの第一の画像のいずれかの画像と、前記第二の取得部により取得された第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定し、前記複数パターンの第一の画像の間で画像が異なる非共通領域を第二の比較領域とし、当該第二の比較領域について、前記複数パターンの第一の画像それぞれと、前記第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定する比較部と、を有する、
    ことを特徴とする携帯端末。
  14. 携帯端末のプログラムであって、
    検査基準である第一の携帯端末に表示される所定の画面の複数パターンの画像を取得する第一の取得部と、
    検査対象である自端末に表示される所定の画面の画像を取得する第二の取得部と、
    前記第一の取得部により取得された複数パターンの第一の画像の間で画像が同じである共通領域を第一の比較領域とし、当該第一の比較領域について、前記複数パターンの第一の画像のいずれかの画像と、前記第二の取得部により取得された第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定し、前記複数パターンの第一の画像の間で画像が異なる非共通領域を第二の比較領域とし、当該第二の比較領域について、前記複数パターンの第一の画像それぞれと、前記第二の画像との間の一致領域及び不一致領域を特定する比較部として、前記携帯端末を機能させる、
    ことを特徴とするプログラム。
JP2012146917A 2012-06-29 2012-06-29 検査装置、検査システム、検査方法、携帯端末、及びプログラム Active JP6017200B2 (ja)

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