JP6016623B2 - ソフトウェア実行結果の成果物収集装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ソフトウェア実行結果の成果物に対する検査を行う際に、成果物を取得する装置、特に、種々の成果物を全体的に収集する装置に関するものである。
近年のソフトウェア開発では、要求仕様の複雑化と開発期間の短縮化が進む中、開発作業の標準化や効率化が求められている。その中で、ソフトウェアに対する正確性、信頼性に対する要求レベルは依然高いレベルにあるため、テスト作業にも多大なコストをかける必要がある。ところが、実際のソフトウェア開発工程では、最終的な製品の納期が決められる一方で、設計や実装といったテスト以外の工程により多くの労力を投入される傾向があるため、後工程であるテスト作業に十分な期間や人的資源を投入することは現実上困難な場合が多く、その効率化が強く望まれている。
また、近年の開発の傾向として、オフショア開発のように製造工程のみを単価の安い外部企業に委託する契約形態が増えている中で、成果物の受入検収の効率化、成果物の見える化などの課題が残る。最適な方法は、現物確認による成果物の検収だが、このような確認が実施されずに報告書のみを信頼した場合、例えば文化の違い、コミュニケーションエラーによって問題が見逃され、納期間際に成果物が何もないといった事態にもなりかねないリスクを認識する必要がある。従って、成果物を効率的かつ確実に残す手段を持つことができるかが重要である。
特許文献1において公開されている技術(ソフトウェアのテスト装置および記録媒体)では、ソフトウェアのテストで行われる一連の内部作業(テスト設計、テスト作成、テスト実行、テスト評価、テスト管理)をそれぞれ支援する手段を持ち、テスト計画以降のソフトウェアのテスト作業全体を自動化し、人間の労力を削減することが可能となっている。
しかしながら、特許文献1では、予め用意したテスト成果物の雛型を基に成果物を作成する方式であり、ソフトウェア開発過程におけるソフトウェア実行結果の成果物の進捗状態を図るエビデンスとして活用できるものではない。
特開2000−057015号公報
従来までのソフトウェア実行結果の成果物に対する検査を行う作業は、様々な種類の成果物(画面表示結果、DBレコード値、帳票、アプリケーションログファイル等)を取得して、成果物の内容の正当性を確認する作業と、成果物の正当性を証明するエビデンスを残す作業とが発生する。これらの作業は、人間が手作業で実施すると、非常に手間がかかるものであり、また、統一基準を設定しても、完全に順守することは難しい。なお、一部の成果物の取得のみを対象とした技術はあるが、上述したソフトウェア検査全体を通して活用できるものは存在しない。
本発明の目的は、ソフトウェア実行結果の成果物を自動又は簡易な手段で全体的に収集すること、収集した成果物に対する可用性を向上させること、並びに、取得した成果物の自動的な取捨選択及び内容を随時確認して手動での取捨選択を可能とすること、を実現する、ソフトウェア実行結果の成果物収集装置及び方法を提供することである。
上記の目的を達成するべく、本発明は以下の構成を提供する。
本発明によるソフトウェア実行結果の成果物収集装置の態様は、対象システムにおいて実行されたソフトウェアの実行結果の成果物である1又は複数のエビデンスを前記対象システムから取得するエビデンス取得手段と、前記エビデンス取得手段により取得された前記エビデンスを一意に特定可能として所定の格納場所に格納するエビデンス格納手段と、前記エビデンス格納手段により格納された前記エビデンスの格納場所及び前記エビデンスを貼り付けるテンプレートドキュメントの指定に基づいて、指定された前記格納場所から前記エビデンスを取得し、指定された前記テンプレートドキュメントに対し前記エビデンスを資源として貼り付けて資源貼り付け済みドキュメントを作成するエビデンス整形手段と、を有することを特徴とする。
上記態様において、前記エビデンス取得手段は、入力されたトリガーのタイミングで前記エビデンスを取得するか、GUI画面からの操作に応じて前記エビデンスを取得するか、または、アクティブな画面のエビデンスを取得するかのいずれかにより、前記エビデンスを取得することが、好適である。
上記態様において、前記エビデンス取得手段は、前記アクティブな画面のエビデンスを取得する場合、画面が非アクティブ画面のときは非アクティブ化する前のアクティブ画面をエビデンスとして取得し、画面がアクティブ画面のときは当該アクティブ画面をエビデンスとして取得することが、好適である。
上記態様において、前記エビデンス格納手段により格納された前記エビデンスのプレビュー画像を表示するプレビュー表示手段と、前記プレビュー表示手段により前記プレビュー画像を表示されたエビデンスについて、特定のエビデンスの指定及び削除指示が入力されたことに応じて当該エビデンスを前記格納場所から削除するエビデンス削除手段を有することが、好適である。
上記態様において、前記エビデンス取得手段により取得された画面のエビデンスについては前記エビデンス格納手段に替えて、画面のエビデンスの取得条件及び削除条件を予め設定した画面取得定義に基づいて当該画面のエビデンスを取得するか否か、及び、削除するか否かを判定し、判定により取得されかつ削除されなかった画面のエビデンスを前記格納場所に格納する、画面エビデンス取捨選択及び格納手段を有することが、好適である。
上記態様において、資源貼り付け済みドキュメントの各ページからなる一覧表を作成して表示することが、好適である。
また本発明によるソフトウェア実行結果の成果物収集方法の態様は、エビデンス取得手段が、対象システムにおいて実行されたソフトウェアの実行結果の成果物である1又は複数のエビデンスを前記対象システムから取得するエビデンス取得ステップと、エビデンス格納手段が、取得した前記エビデンスを一意に特定可能として所定の格納場所に格納するエビデンス格納ステップと、エビデンス整形手段が、前記エビデンスの格納場所及び前記エビデンスを貼り付けるテンプレートドキュメントの指定に基づいて、指定された前記格納場所から前記エビデンスを取得し、指定された前記テンプレートドキュメントに対し前記エビデンスを資源として貼り付けて資源貼り付け済みドキュメントを作成するエビデンス整形ステップと、を有することを特徴とする。
以上のように、本発明のソフトウェア実行結果の成果物収集装置及び方法によれば、ソフトウェア実行結果の成果物であるエビデンスの取得作業を効率化でき、さらに取得基準の統一化が図れるため、作業品質を高めることができる。
混在して存在する取得した成果物を、指定したテンプレート形式のドキュメントに貼り付けることにより、一覧表に自動整形して出力することが可能となる。例えば、従来作業では、確認者が指定した納品フォーマットに対し、人間の手を介して整形していた作業を省略できる。
実行結果の成果物を残す必要のないテスト作業においても、従来作業では何も残らないが、本装置を利用すれば簡易な手段で実行結果の成果物を残すことができるため、収集した時点での成果物の完成度すなわち進捗状況を確認することができる。
GUIアプリケーション自動実行装置と連携させることにより、成果物を取得するトリガーをスクリプト化することで、デグレードパターンの確認時における繰返し操作の再現だけでなく、統一的なエビデンス取得作業も省力化できる。
画面の取捨選択の条件を定義して自動的な取捨選択を可能とすることにより、誤操作時に取得されてしまう画面や重複画面等を排除して必要な画面のみを取得できる。また、取得した画面、各種ログ又は帳票、DBレコードの各エビデンスをプレビュー表示し、内容を随時確認して削除する手動の取捨選択を可能とすることによっても、必要なエビデンスのみを取得できる。この結果、より柔軟性のあるエビデンス取得を実現できるとともに、エビデンス取得時の余分な手間を省くことができる。
図1は、ソフトウェア実行結果の成果物収集装置の実施形態の一例を適用したシステムにおける処理の流れを示すブロック図である。 図2は、図1に示したエビデンス取得ツールの機能の処理を示す説明図である。 図3は、図1に示したエビデンス整形ツールの機能の処理を示す説明図である。 図4は、図1及び図2に示したエビデンス取得ツールの全体構成を示すブロック図である。 図5は、図4に示したエビデンス格納フォルダの構成イメージを示す説明図である。 図6は、図1及び図3のエビデンス整形ツール113の構成イメージを示す説明図である。 図7は、本発明の一実施の形態例を示す実行画面取得機能のフローチャートである。 図8は、本発明の一実施の形態例を示す実行ファイル取得機能のフローチャートである。 図9は、本発明の一実施の形態例を示す実行DBレコード取得機能のフローチャートである。 図10は、本発明の一実施の形態例を示す実行エビデンス整形機能のフローチャートである。 図11は、図2に示したプレビュー表示機能118によるプレビュー表示の説明図である。 図12は、プレビュー表示機能のエビデンス表示部により、エビデンスのうちの画面に対して適用される画面取得定義のイメージ図である。 図13は、プレビュー表示機能118による画面に対する処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を適用した実施形態の一例を示した図面を参照して、本発明を適用した、ソフトウェア実行結果の成果物収集装置について説明する。なお、各図面において同じ構成要素には同じ符号を付している。
図1は、ソフトウェア実行結果の成果物収集装置の実施形態の一例を適用したシステムにおける処理の流れを示すブロック図である。
図1には、ソフトウェア実行結果の成果物収集装置の主たる処理部として、エビデンス取得ツール105と、エビデンス整形ツール113とが示されている。ソフトウェア実行結果の成果物収集装置としての各処理部は、適宜のコンピュータ(図示せず)に導入された所定のプログラムを、このコンピュータの搭載するCPUがメモリに読み込み実行することにより実現される。端末102は、このコンピュータに接続された端末であり、実行者101により操作される入力用及び表示用の端末である。
なお、「エビデンス」とは、成果物の正当性を証明するものであるが、本発明の説明では、成果物自体をエビデンスとして扱い、両者を実質的に同じものとみなす。
図1の例では、実行者101が、先ず、端末102の画面上からエビデンス取得ツール105を実行する。この例では、同一LAN103内に存在する、対象システム104である各サーバ(アプリケーション(AP)サーバ、データベース(DB)サーバ、ウェブ(Web)サーバ等)からエビデンスを取得する。端末102と対象システム104は、LAN等の適宜の通信手段により接続されている。対象システム104は、対象ソフトウェアを実行して実行結果であるエビデンスを出力するシステムである。
エビデンス取得ツール105を操作する方法として、任意のタイミングで端末102の入力としてトリガーを与えてエビデンスを取得するホットキー操作、GUI画面から操作を決定してエビデンスを取得するGUI画面操作、アクティブメッセージを取得してアクティブな画面のエビデンスを取得する自動取得操作の3種類が存在する。
なお、端末102が、GUIだけでなくCLI(コマンドラインインターフェース)を実装することにより、海外拠点等における分散環境においても遠隔操作により、ソフトウェア実行結果のエビデンス取得が可能となる。
エビデンス取得ツール105は、実行画面取得機能106、ファイル収集機能107、DBレコード取得機能108機能を備え、好適例ではさらにプレビュー表示機能118を備える。各機能106、107、108、118はそれぞれ、取得エビデンス109として、画面110、各種ログ又は帳票111、DBレコード112を取得する。取得したこれらのエビデンス109を実行者101が確認することで、エビデンスの取得の管理を行う。また、エビデンスを取得する際、任意の格納場所及びファイル名を指定し、保存することが可能である。
エビデンス取得を行った後、取得したエビデンスの整形を行うため、エビデンス整形ツール113を実行する。
エビデンス整形ツール113は、エビデンス整形機能114を備える。エビデンス整形機能114により整形エビデンス115が作成される。整形エビデンス115の内容は、資源貼付け済みドキュメントファイル116である。この整形エビデンス115を、最終成果物として、確認者117に納品することが可能となる。
図2は、図1に示したエビデンス取得ツール105の機能の処理を示す説明図である。
エビデンス取得ツール105には、実行画面取得機能106、ファイル収集機能107、DBレコード取得機能108及びプレビュー表示機能118がある。
実行画面取得機能106では、画面のエビデンスを取得する。画面識別部203により、どの画面を取得するかを判定する。設定により、アクティブな画面を自動で取得したり、任意のタイミングで画面を取得したりすることができる。次に、画面取得部204により、対象となる画面を取得する。最後に、画面格納部205により、取得した画面を、所定の格納場所に格納する。
ファイル収集機能107では、各種ログ又は帳票のエビデンスを取得する。ファイルパス認証部207により、ファイルを取得する対象となる場所を判定する。次に、ファイル取得部208により、指定された場所に存在するファイルを取得する。最後に、ファイル格納部209により、取得したファイルを、所定の格納場所に格納する。
DBレコード取得機能108では、DBレコードのエビデンスを取得する。DB認証部211により、DBレコードを取得する対象となるDBが接続可能か否かを判定する。次に、DB取得部212により、指定されたDBに存在するDBレコードを取得する。最後に、DB格納部213により、取得したDBレコードを、所定の格納場所に格納する。
好適例におけるプレビュー表示機能118では、上記の各機能106、107、108により取得したエビデンスの取捨選択を行う。エビデンス表示部215により、所定の格納場所に格納されたエビデンスをプレビュー画像として表示する。特に、画面のエビデンスについては、所定の格納場所への格納に先立って、エビデンス表示部215により、画面取得定義に基づいた自動的な取捨選択を行うことが好適である。次に、エビデンス選択部216により、プレビュー画像として表示されたエビデンスの中から、マウスカーソルが当たったものを選択状態にする。選択状態となったエビデンスに対し、エビデンス削除部217により削除指定した場合、そのエビデンスを削除できる。これにより、エビデンスの手動による取捨選択を行う。
図3は、図1に示したエビデンス整形ツール113の機能の処理を示す説明図である。
エビデンス整形ツール113には、エビデンス整形機能114がある。
エビデンス整形機能114では、対象資源確認部303により、整形を行う対象となる資源(取得された画面、各種ログ又は帳票、DBレコードのエビデンス)が存在するか否かを確認する。次に、資源貼付け部304により、対象の資源を、ドキュメントに対して貼付けていく。最後に、ファイル加工部305により、貼付けられた画面と共にドキュメントを加工し、体裁を整える。
図4は、図1及び図2に示したエビデンス取得ツール105の全体構成を示すブロック図である。
端末102により、エビデンス取得ツール105が実行される。実行されたエビデンス取得ツール105は、実行画面取得機能106により、画面110を取得し、ファイル収集機能107により、各種ログ又は帳票111を取得し、DBレコード取得機能108により、DBレコード112を取得する。なお、画面110、各種ログ又は帳票111、DBレコード112は、エビデンスの一例である。これらのうちのいずれか1つのエビデンスでもよく、これら以外のエビデンスでもよい。
画面110は、端末102で、画面がアクティブになる度に取得される。設定に応じて、トリガーを与えたタイミングで、取得することも可能である。
各種ログ又は帳票111は、端末102と同じLAN103内にある、DBサーバ114a、APサーバ114b、Webサーバ114c等の各サーバ内から取得される。各サーバ内のログ又は帳票などのファイル111を、任意のタイミングで取得することが可能である。
DBレコード112は、端末102と同じLAN103内にある、DBサーバ114aから取得される。DBサーバ114a内のDBレコード112を、任意のタイミングで取得することが可能である。
好適例では、取得されたエビデンスのうち、画面のエビデンスについては、プレビュー表示機能118により画面取得定義に基づいた自動的な取捨選択が行われた後、エビデンス格納フォルダ415に格納される。画面以外の各種ログ又は帳票及びDBレコード等のエビデンスについては、そのままエビデンス格納フォルダ415に格納される。
エビデンス格納フォルダ415に一旦格納されたエビデンスは、プレビュー表示機能118によりプレビュー画像として随時表示され、削除指示の入力に応じて削除する処理が行われる。
エビデンス格納フォルダ415に格納されたエビデンスは、エビデンス整形用の資源として使用される。
図5は、図4に示したエビデンス格納フォルダ415の構成イメージを示す説明図である。エビデンスは、起点となるエビデンス格納フォルダ415の中に格納される。エビデンス格納フォルダ415の格納場所は、本装置に接続された適宜の記憶装置を任意に指定することができる。エビデンス格納フォルダ415は、例えば図5のような階層構造を有する。
エビデンス格納フォルダ415の下層には、実行時フォルダ502が作成される。実行時フォルダ502は、図4に示したエビデンス取得ツール105を実行し、取得を終了した時点までに取得されたエビデンスをまとめて格納する。この実行時フォルダ502は、一意となるように、エビデンス取得ツールの設定により名称付与基準(日時分秒、連続番号、ユーザ定義文字列の付与、都度入力を促す確認ダイアログ)を指定することができる。実行時フォルダ502は、エビデンス取得ツール105を実行するごとに作成される。これにより、対象ソフトウェアの連続実行時の成果物をフォルダごとに区別して格納することができる。
実行時フォルダ502の下層には、画面フォルダ503、各種ログ又は帳票フォルダ504、DBレコードフォルダ505がそれぞれ作成される。画面フォルダ503には、エビデンス取得ツールの実行画面取得機能により取得された画面のエビデンスが格納される。各種ログ又は帳票フォルダ504には、エビデンス取得ツールのファイル収集機能により取得されたログ又は帳票のファイルのエビデンスが格納される。DBレコードフォルダ505には、エビデンス取得ツールのDBレコード取得機能により取得されたDBレコードのエビデンスが格納される。
図6は、図1及び図3のエビデンス整形ツール113の構成イメージを示す説明図である。図4及び図5に示した通り、エビデンス取得ツール105によって取得された各種エビデンスはエビデンス格納フォルダ415に格納されている。
その後、エビデンス整形ツール113が、エビデンス格納フォルダ415に格納された各種エビデンス(資源)を、テンプレートとして指定されたテンプレートドキュメント603のファイルに張り付けることにより、エビデンスの整形を行う。各種エビデンスは、テンプレートドキュメント603の各ページに自動的に貼り付けられる。これにより、資源貼り付け済みドキュメント116のファイルが作成される。それと同時に、どのページにどのエビデンスが張り付けられたかを管理するために、例えば、資源貼り付け済みドキュメント116内に、サマリーページ606が自動的に作成される。サマリーページ606には、例えば、「画面A」が「2ページ」に、「ログB」が「3ページ」に、「DBレコードC」が「4ページ」にあることが記載されている。
図7は、図1、図2及び図4に示したエビデンス取得ツール105の実行画面取得機能106により行われる処理のフローチャートである。
処理の前提として、最初に、画面について、非アクティブ化したイベントがあるか否かを判定する(ステップ701)。非アクティブ化したイベントがある場合には、非アクティブ化する前のアクティブ画面を取得する(ステップ702)。非アクティブ化したイベントがない場合には、アクティブ化したイベントがあるか否かを判定する(ステップ703)。アクティブ化したイベントがある場合には、アクティブ化した画面を取得する(ステップ704)。アクティブ化したイベントがない場合には、画面の取得は行わない。続いて、取得した画面の格納場所を指定しているか否かを判定する(ステップ705)。格納場所を指定している場合には、指定の場所に画面を格納する(ステップ706)。格納場所を指定していない場合には、デフォルトで設定されている場所に、画面を格納する(ステップ707)。
なお、図2に示したプレビュー表示機能118による処理を行う好適例では、図7のステップ702又はステップ704の画面の取得に続いて図13に示すフローチャートの処理を行う。
図8は、図1、図2及び図4に示したエビデンス取得ツール105のファイル収集機能107により行われる処理のフローチャートである。
最初に、取得するファイルのパスが合っているかどうかを判定する(ステップ801)。ファイルパスが合っている場合には、ファイルパスにより指定される場所のファイルの取得を行う(ステップ802)。ファイルパスが間違っている場合には、ファイルの取得は行わない(ステップ803)。続いて、取得したファイルの格納場所を指定しているかを判定する(ステップ804)。格納場所を指定している場合には、指定の場所にファイルを格納する(ステップ805)。格納場所を指定していない場合には、デフォルトで設定されている場所に、ファイルを格納する(ステップ806)。なお、好適例では、図2に示したプレビュー表示機能118により、格納されたファイルをプレビュー表示(図11参照)する。
図9は、図1、図2及び図4に示したエビデンス取得ツール105のDBレコード取得機能108により行われる処理のフローチャートである。
最初に、取得する対象のDBが合っているかどうかを判定する(ステップ901)。DBが合っている場合には、指定のDBのDBレコードの取得を行う(ステップ902)。DBが間違っている場合には、DBレコードの取得は行わない(ステップ903)。続いて、取得したDBレコードの格納場所を指定しているかを判定する(ステップ904)。格納場所を指定している場合には、指定の場所にDBレコードを格納する(ステップ905)。格納場所を指定していない場合には、デフォルトで設定されている場所に、DBレコードを格納する(ステップ906)。なお、好適例では、図2に示したプレビュー表示機能118により、格納されたDBレコードをプレビュー表示(図11参照)する。
図10は、図1、図3及び図6に示したエビデンス整形ツール113のエビデンス整形機能114により行われる処理のフローチャートである。
この処理の前提として、整形する対象となるエビデンスを格納したエビデンス格納フォルダ内の特定の実行時フォルダと、テンプレートドキュメントとが、指定されているものとする。例えば、実行時フォルダの指定は、端末102から行うか、又は、エビデンス取得ツール105の実行に続いてこの処理を行う場合は直前に取得されたエビデンスを格納した実行時フォルダが指定されているものとする。
最初に、整形する対象となるエビデンスである資源が、エビデンス格納フォルダの指定された実行時フォルダの場所に存在するかを判定する(ステップ1001)。存在する場合には、対象となる資源を指定したテンプレートドキュメントに貼付ける(ステップ1002)。存在しない場合には、エラーを表示し、エビデンスの整形を行わない(ステップ1003)。続いて、資源を貼付けた、資源貼り付け済みドキュメントの体裁を整える(ステップ1004)。例えば、資源貼り付け済みドキュメントのサマリーページを用いて特定のページを指定させて表示したり、全部又は一部のページからなる一覧表を作成して表示したりすることができる。
図11は、図2に示したプレビュー表示機能118によるプレビュー表示の説明図である。プレビュー画面枠1101内には、取得されたエビデンスのプレビュー画像1102が随時追加されていく(図2のエビデンス表示部215の機能)。ここでは全ての種類のエビデンスがプレビュー表示される。この処理は、各エビデンスが図4のエビデンス格納フォルダ415に格納された後に行われる。
プレビュー画面枠1101内に追加されたエビデンスのプレビュー画像1102に、マウスカーソル1104を当てると、プレビュー画像1102上に削除ボタン1103が表示される(図2のエビデンス選択部216の機能)。さらに、プレビュー画面枠1101の横の拡大表示画面枠1105内に、マウスカーソル1104により指定されたプレビュー画像1102の拡大画像1106が表示される(図2のエビデンス選択部216の機能)。拡大画像1106では、追加されたエビデンスの中身を確認することができる。当該エビデンスを削除したい場合は、削除ボタン1103を押下することにより削除指示を入力する。それにより、当該プレビュー画像1102のエビデンスを格納場所から削除することができる(図2のエビデンス削除部217の機能)。このように、取得したエビデンスの内容を随時確認して、不要なエビデンスを手動で削除することができる。
図12は、好適例におけるプレビュー表示機能118のエビデンス表示部215により、画面のエビデンスに対して適用される画面取得定義のイメージ図である。画面取得定義は、画面のエビデンスの取得条件及び削除条件を予め設定したものである。適用対象の画面は、図7の実行画面取得機能106によるフローチャートのステップ702又は704で取得した画面である。好適例では、ステップ702又は704で取得した全ての画面をそのままエビデンス格納フォルダ415に格納するのではなく、画面取得定義に基づいて自動的に取捨選択して、最終的に取得する画面を決定する。以下、説明のために、ステップ702又は704で取得された画面を「取得候補画面」と称することとする。
画面取得定義を含む各種設定ファイル一覧1201は、取得候補画面の中から最終的な取得画面を判定するために読み込まれる。各種設定ファイル一覧1201は、本装置に接続された適宜の記憶装置に予め格納されている。
各種設定ファイル一覧1201は、取得パターンファイル1202と、削除パターンファイル1203とで構成されている。取得パターンファイル1202では、取得候補画面から最終的な取得画面を識別する取得条件を定義することができる。削除パターンファイル1203では、取得候補画面を削除する削除条件を定義することができる。
図12の取得パターンファイル1202の例では、全ての取得候補画面に適用される共通設定1204として、スクロールイベントが発生し、対象オブジェクト上のコンテンツ数が増加した際に、取得候補画面を取得画面とするという定義がされている。また、特定の取得候補画面に適用される個別設定1205として、オブジェクトAに対して、マウスオーバーのトリガーが与えられ、そのトリガーが5秒以上継続している場合には、その取得候補画面を取得画面とするという定義がされている。
また、図12の削除パターンファイル1203の例では、全ての取得候補画面に適用される共通設定1206として、取得オブジェクト名が同一で、画面内のコンテンツ数が同一の際には、その取得候補画面を削除するという定義がされている。これにより重複画面を排除することができる。また、特定の取得候補画面に適用される個別設定1207として、オブジェクトBに対して、マウスオーバーのトリガーが与えられ、そのトリガーが20秒以上継続している場合には、その取得候補画面を削除するという定義がされている。これにより誤操作時に取得されてしまう画面を排除することができる。
図13は、好適例におけるプレビュー表示機能118による画面のエビデンスに対する処理を示すフローチャートである。
先ず、図7のステップ702又は704で取得された取得候補画面が、取得パターンファイルに定義されたものか否かを判定する(ステップ1301)。定義されたものである場合には、次のステップに進む(ステップ1302)。定義されていない場合には、取得候補画面を取得しない(ステップ1303)。続いて、取得候補画面が、削除パターンファイルに定義されたものか否かを判定する(ステップ1304)。定義されたものである場合には、取得候補画面を削除する(ステップ1305)。定義されていない場合には、取得候補画面を取得画面としてエビデンス格納フォルダに格納する(ステップ1306)。さらに、取得した画面エビデンスのプレビュー画像を表示する(ステップ1307)。このように、画面取得定義に基づいた判定により、取得されかつ削除されなかった取得候補画面のみが、最終的な取得画面として所定の格納場所に格納されることとなる。
101:実行者、102:端末、103:LAN、104:対象システム、105:エビデンス取得ツール、106:実行画面取得機能、107:ファイル収集機能、108:DBレコード取得機能、118:プレビュー表示機能、109:取得エビデンス、110:画面、111:各種ログ又は帳票、112:DBレコード、113:エビデンス整形ツール、114:エビデンス整形機能、115:整形エビデンス、116:資源貼り付け済みドキュメント、118:プレビュー表示機能

Claims (7)

  1. 対象システムにおいて実行されたソフトウェアの実行結果の成果物である1又は複数のエビデンスを前記対象システムから取得するエビデンス取得手段と、
    前記エビデンス取得手段により取得された前記エビデンスを一意に特定可能として所定の格納場所に格納するエビデンス格納手段と、
    前記エビデンス格納手段により格納された前記エビデンスの格納場所及び前記エビデンスを貼り付けるテンプレートドキュメントの指定に基づいて、指定された前記格納場所から前記エビデンスを取得し、指定された前記テンプレートドキュメントに対し前記エビデンスを資源として貼り付けて資源貼り付け済みドキュメントを作成するエビデンス整形手段と、を有することを特徴とする
    ソフトウェア実行結果の成果物収集装置。
  2. 前記エビデンス取得手段は、入力されたトリガーのタイミングで前記エビデンスを取得するか、GUI画面からの操作に応じて前記エビデンスを取得するか、または、アクティブな画面のエビデンスを取得するかのいずれかにより、前記エビデンスを取得することを特徴とする請求項1に記載のソフトウェア実行結果の成果物収集装置。
  3. 前記エビデンス取得手段は、前記アクティブな画面のエビデンスを取得する場合、画面が非アクティブ画面のときは非アクティブ化する前のアクティブ画面をエビデンスとして取得し、画面がアクティブ画面のときは当該アクティブ画面をエビデンスとして取得することを特徴とする請求項2に記載のソフトウェア実行結果の成果物収集装置。
  4. 前記エビデンス格納手段により格納された前記エビデンスのプレビュー画像を表示するプレビュー表示手段と、
    前記プレビュー表示手段により前記プレビュー画像を表示されたエビデンスについて、特定のエビデンスの指定及び削除指示が入力されたことに応じて当該エビデンスを前記格納場所から削除するエビデンス削除手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のソフトウェア実行結果の成果物収集装置。
  5. 前記エビデンス取得手段により取得された画面のエビデンスについては、前記エビデンス格納手段に替えて、画面のエビデンスの取得条件及び削除条件を予め設定した画面取得定義に基づいて当該画面のエビデンスを取得するか否か、及び、削除するか否かを判定し、判定により取得されかつ削除されなかった画面のエビデンスを前記格納場所に格納する、画面エビデンス取捨選択及び格納手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のソフトウェア実行結果の成果物収集装置。
  6. 資源貼り付け済みドキュメントの各ページからなる一覧表を作成して表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のソフトウェア実行結果の成果物収集装置。
  7. エビデンス取得手段が、対象システムにおいて実行されたソフトウェアの実行結果の成果物である1又は複数のエビデンスを前記対象システムから取得するエビデンス取得ステップと、
    エビデンス格納手段が、取得した前記エビデンスを一意に特定可能として所定の格納場所に格納するエビデンス格納ステップと、
    エビデンス整形手段が、前記エビデンスの格納場所及び前記エビデンスを貼り付けるテンプレートドキュメントの指定に基づいて、指定された前記格納場所から前記エビデンスを取得し、指定された前記テンプレートドキュメントに対し前記エビデンスを資源として貼り付けて資源貼り付け済みドキュメントを作成するエビデンス整形ステップと、を有することを特徴とする
    ソフトウェア実行結果の成果物収集方法。
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