JP6016058B2 - 偏向電磁石コイル設計方法、偏向電磁石コイル設計装置、超電導電磁石の製造方法、加速器の製造方法、及びコイル配置最適化プログラム - Google Patents
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Description
図1は、加速器を用いる装置の一例としての粒子線照射治療装置1の概略構成を示す構成図である。粒子線照射治療装置1は、荷電粒子入射部2、加速器4、ビーム輸送部6および照射部8を備えている。
図3(A1)は、第k層となる第k層二極コイル51a(k)の断面図を示す。
第k層二極コイル51a(k)は、コンダクタとなる第k層コンダクタ63a(k)を、cosθの電流分布を作るように配置している。
そこで、三次元磁場計算で得られた結果より、様々なビーム軌道に対するBzL積を求めてみる。
図3(C)は、上述した二極コイル51aについて、参考用の手法として、ある軸上の磁場を求め、それを多極展開することで多極磁場を見積もり、それを打ち消すよう補正を加えた結果を示す。このような補正の場合、補正前よりは均一度が向上しているものの、端部で不均一性が見られる。特に磁石が大口径で、且つ、コイル全長に対するコイルエンド長の割合が大きい場合、このような多極展開手法では、一般的に端部の補正が困難となる。
本発明者らは、鋭意研究の結果、主に二次元計算を用いて最適化計算を行うことで、端部も補正できて磁場均一度の高いコイル51を設計する二次元計算手法を発明した。
この最適化計算は、大まかに言うと、次[A]から[D]の4つの工程で行うものである。
[B]二次元磁場計算による最小化計算によって均一度の計算結果が最小となる補正後の第k層二極コイルの超電導線(コンダクタ)の位置を決定する。
[C]最後に三次元磁場計算によってBzL積均一度が向上したかを確認する。
[D]確認結果が求める均一度に達していなければ、前記[B]を繰り返すことで、さらに均一度の高いコンダクタ位置を求める。
前記[B]の二次元磁場計算では、ビーム路30と垂直な断面でのコンダクタ位置のコンダクタが、ビーム路30の方向に無限長続くものとしたモデル化コイルを仮定し、簡略化して計算を行う。
制御装置74は、CPUとROMとRAMで構成されており、RAM上にコイル配置最適化プログラム75aと三次元磁場計算プログラム75bを読み込んで、中央処理部74a、パラメータ入力処理部74b、コンダクタ位置パラメータ化部74c、三次元磁場計算部74d、および二次元磁場計算最小化部74eとして機能する。
二次元磁場計算最小化部74eは、二次元磁場計算による最小化を実行する。
この場合、二次元磁場計算最小化部74eは、コンダクタ初期位置設定部81、二次元磁場計算部82、BzL積分布計算部83、BzL積均一度分布変換部84、分布ズレ指標定義部85、多次元最小化アルゴリズム部86、及びコイル断面形状出力部87を、この順に備えている。各部の詳細な動作は後述の実施例1に示す。
この場合、二次元磁場計算最小化部74eは、初期二次元磁場分布計算部91、着目コンダクタ位置変化部92、変化後二次元磁場分布計算部93、変化率分布計算部94、改善量計算部95、着目コンダクタ再移動計算部96、着目コンダクタ計算繰返し部97、着目コンダクタ変更繰り返し部98、およびコイル断面形状出力部99を、この順に備えている。各部の詳細な動作は後述の実施例2に示す。
この場合、二次元磁場計算最小化部74eは、組み合わせ決定部101、コンダクタ配置決定部102、二次元磁場計算部103、繰り返し部104、およびコイル断面形状出力部105を、この順で備えている。各部の詳細な動作は後述の実施例3に示す。
実施例1として、上述した二次元磁場計算最小化部74eが 図4(B)とともに説明した多次元最小化手法により多次元最小化補正を行う構成の場合の動作について説明する。
(1)三次元磁場計算プログラム75b(図4(A)参照)は、「Opera3D」や「Ansys」等の三次元磁場計算を行うプログラムであり、BzL積均一度の分布(ΔBzL/BzL)を求める。この分布には図3(B)に示したような不均一性が見られる。この三次元磁場計算は、三次元磁場計算プログラム75bに従って、制御装置74が三次元磁場計算部74dとして機能して実行する。この実施例では、三次元磁場計算プログラム75bとして「Opera3D」を用いている。
(3)コンダクタ初期位置設定部81は、前記(2)のパラメータのθ1、θ2、θ3、・・・、θ4nに初期位置を与える。これにより、全てのコンダクタ位置が定まる。
(8)前記(7)で決定したパラメータθ1、θ2、θ3、・・・、θ4nから、補正対象である最外層コイルのコイル断面形状(第22層コンダクタ63b(22)の配置)が決定される。従って、コイル断面形状出力部87は、このコイル断面形状を出力する。
(9)中央処理部74aは、前記[8]の結果、更なる補正が必要な場合は、前記(1)で最初に得た補正前のBzL積均一度分布と、前記(8)の計算で求めた補正後のBzL積均一度分布の和を取り、その分布を均一にするよう、(3)〜(7)の計算、すなわちコンダクタ初期位置設定部81から多次元最小化アルゴリズム部86までの処理を繰り返す。これにより、更に均一な分布を得ることが可能となる。
この場合、前記(6)で定義したχ2の式(数4)に、最小化したい条件を付加すればよい。
二極:R=16,18,20,22,24,…,38,40,40,40,…
四極:R=10,12,14,16,18,…,38,40,40,40,…
図6(A)〜図6(C)は、補正前の二極コイル51cを示している。図6(A)は、二極コイル51cの断面図であり、二極コイル51cのコンダクタ位置を示している。図6(B)は、二極コイル51cの電流I=210AでのBzL均一度分布を示している。図6(C)は、二極コイル51cの電流I=210AでのBxL均一度分布を示している。
(1)励磁電流I=231Aで定格中心磁場Bz=2.3704Tを得る。
(2)磁場均一度は2×10−3程度であり、求める仕様を満足していない。
(3)磁場均一度はコイル電流I=210Aまで変化しないが、それ以上の励磁電流で飽和の影響から均一度が僅かに(〜1.3×10−4程度)変化する。
(4)ヨーク内半径を230mmと大きくしたことから、磁場均一度の変化量は抑えられている。
なお、この有効磁場領域の端部で見られる磁場の不均一性は、多極展開による補正を繰り返しても改善しないと思われる。
そこで、BzL積の二次元分布に見られる不均一性を打ち消すよう、一部のコイル(この実施例では最外層コイル)のコンダクタ位置の最適化を行う。補正対象の磁場分布は、コイル電流I=210A時のデータを用いている。この実施例2では、乱数を用いたランダムサーチ手法により補正する最適化手法について説明する。この手法では、最初の三次元磁場計算で見られる磁場不均一性の二次元分布ΔB(x,y)L/B(x,y)L
を補正する。なお、「y」は垂直成分を示し、「z」と同義である。これ以降の計算式でも「y」は「z」と同義である。
実施例1と同様に、三次元磁場計算プログラム75b(図4(A)参照)は、BzL積均一度の分布(ΔBzL/BzL)を求める。
(I)初期二次元磁場分布計算部91(図4(C)参照)は、全コンダクタの二次元磁場計算を行い、このコンダクタが発生する二次元平面上の磁場分布を求め、これを初期磁場分布B0(x,y)とする。
中央処理部74aは、出力されたコイル断面形状を三次元磁場計算部74dにインプットし、三次元磁場計算部74dによる2度目の三次元磁場計算を行い、磁場均一度を確認する。
[D]均一度向上のための繰り返し計算(繰り返し)
2度目の計算で未だ不均一性が残っている場合、中央処理部74aは、再度、(I)〜(VIII)の計算を行う。これにより、更に均一な磁場分布を得ることができる。
一例として、I=231.2AのBzL均一度分布を図7(B)に示し、I=231.2AのBxL分布を図7(C)に示す。
計算の結果、コイル電流I=231.2A時の中心磁場は、Bz=2.3707Tであった。
有効磁場長は、デザイン値Ldesign=1.09956mより0.3〜0.6mm程短い結果となった。
ヨーク内半径の変更に伴い、四極コイルについても再計算を行う必要が生じたため、四極コイルについてもランダムサーチ補正による最適化を行う。
コイル長は、二極にあわせ、22.5度のヨーク端部から四極コイルエンド最端部のコンダクタ中心までの距離をLEND=116mmとしている。
得られた磁場分布を図8(B1)から図8(F)に示す。
図8(B1)はBzL積を示すグラフであり、図8(B2)はBxL積を示すグラフであり、図8(B3)はGzL積を示すグラフであり、図8(B4)はGxL積を示すグラフであり、図8(B5)はGzL積均一度を示すグラフであり、図8(B6)はGxL積均一度を示すグラフである。
図8(C)は、GxL分布を示すグラフであり、図8(D)は、GzL分布を示すグラフであり、図8(E)は、ΔGxL/GxL分布を示すグラフであり、図8(C)は、ΔGzL/GzL分布を示すグラフである。
計算結果から、磁場分布には主に六極成分が見られ、GL積均一度としては1%程度に至るため、補正の必要がある。
図9は、参考用の多極展開手法による補正後の四極コイル51gを示している。この多極展開手法による補正(多極展開補正)は、実施例1で参考用に説明したものと同様の補正である。補正を行わない場合に見られた主に六極成分からなる多極成分(六極以上の多極成分)を、2層目(最外層)のコイルで補正している。
この四極コイル51gのみモデル化し、三次元磁場計算を行い、得られた磁場分布を図9(B1)から図9(F)に示す。
図9(C)は、GxL分布を示すグラフであり、図9(D)は、GzL分布を示すグラフであり、図9(E)は、ΔGxL/GxL分布を示すグラフであり、図9(C)は、ΔGzL/GzL分布を示すグラフである。
図10は、ランダムサーチ手法による補正後の四極コイル51hを示している。このランダムサーチ補正は、二極コイルの例で上述したものと同様の補正であり、GL積の二次元分布上の全領域で均一になるように最外層コイルで補正を行う。
この四極コイル51hのみモデル化し、三次元磁場計算を行い、得られた磁場分布を図10(B1)から図10(F)に示す。
図10(C)は、GxL分布を示すグラフであり、図10(D)は、GzL分布を示すグラフであり、図10(E)は、ΔGxL/GxL分布を示すグラフであり、図10(C)は、ΔGzL/GzL分布を示すグラフである。
実施例3として、多極加算補正によってBzL積均一度の高いコイル配置を求める多極成分加算手法を説明する。この方法は、図4(D)に示した構成を有する二次元磁場計算最小化部74eによって実行する。
(i)組み合わせ決定部101は、Anの組み合わせを乱数で適当に決定する。この決定には、モンテカルロ法等を使用してもよい。
(ii)コンダクタ配置決定部102は、前記(i)で決めたAnを用いて、前記[数10]の電流分布を再現するよう、コンダクタ配置を決める。
(iii)二次元磁場計算部103は、前記(ii)で得たコンダクタ配置で二次元磁場計算を行い、磁場分布を求める。
(iv)繰り返し部104は、前記(iii)で求めた磁場分布が、丁度、打ち消したい磁場不均一性と符号が逆で大きさが一致するように、(i)〜(iii)を繰り返す。
なお、上述した多極成分加算手法では乱数を用いているが、Anの最適化は、これに限らず滑降シンプレックス法等の多次元最小化法を用いても良い。この場合も同様の効果を得ることができる。
7…偏向電磁石設計装置
20…偏向電磁石
30…ビーム路
51…コイル
51(k)…第k層コイル
51b(22)…最外層の二極コイル
62…偏向円筒面
63…コンダクタ
63b(22)…補正用のコンダクタ
74c…コンダクタ位置パラメータ化部
74e…二次元磁場計算最小化部
75a…コイル配置最適化プログラム
Claims (8)
- 円弧状のビーム路で粒子を輸送する偏向電磁石のコイルを設計する偏向電磁石コイル設計方法であって、
前記コイルを構成するコンダクタについて、前記ビーム路と垂直なビーム路垂直面における前記コンダクタの位置を前記ビーム路垂直面上のパラメータで表現し、
所望領域全体の磁場均一度が高くなるように補正できる前記コンダクタの位置を、前記パラメータを用いた二次元磁場計算による最適化によって計算する
偏向電磁石コイル設計方法。 - 前記コイルの磁場を三次元磁場計算によって予め算出し、
前記二次元磁場計算において前記ビーム路垂直面上のパラメータと前記ビーム路の長さを用いたモデル化コイルの磁場を計算して前記最適化を行い、
最適化したコンダクタの位置での前記コイルの磁場を三次元磁場計算によって計算する
請求項1記載の偏向電磁石コイル設計方法。 - 前記二次元磁場計算は、次の(1)、(2)、または(3)である
請求項1または2記載の偏向電磁石コイル設計方法。
(1)
補正前の前記コイルによるBL積分布と補正後の前記コイルによるBL積分布の和が最小になるようなコンダクタの位置を多次元最小化アルゴリズムで求める
(2)
位置補正するコンダクタを定めて該コンダクタの位置を乱数で変化させながら該コンダクタの最適位置を求める部分最適化処理を行い、該部分最適化処理を予め定めた範囲で位置補正するコンダクタを変更して繰り返す
(3)
任意の方法でAnを定め、該Anを用いて次の数式で表される電流分布を再現するようコンダクタの位置を定め、定めたコンダクタの位置で二次元磁場計算により磁場分布を求める処理を、求めた磁場分布が補正前のコイルの磁場分布における打ち消したい磁場と符号が逆で大きさが同一または近い値になるように繰り返す
- 前記コイルは、前記ビーム路に沿って偏向させた偏向円筒面上に巻線状のコンダクタが1層配置された単層コイルを、ビーム路垂直方向に多層に配置して構成され、
前記二次元磁場計算による最適化は、少なくとも一層の前記単層コイルを補正用コイルとして、該補正用コイルのコンダクタの配置を最適化することで実行する
請求項1、2、または3記載の偏向電磁石コイル設計方法。 - 円弧状のビーム路で粒子を輸送する偏向電磁石のコイルを設計する偏向電磁石コイル設計手段として機能させる偏向電磁石コイル設計装置であって、
前記コイルを構成するコンダクタについて、前記ビーム路と垂直なビーム路垂直面における前記コンダクタの位置を前記ビーム路垂直面上のパラメータで表現するコンダクタ位置パラメータ化部と、
所望領域全体の磁場均一度が高くなるように補正できる前記コンダクタの位置を、前記パラメータを用いた二次元磁場計算による最適化によって計算する二次元磁場計算最小化部とを備えた
偏向電磁石コイル設計装置。 - 偏向電磁石コイル設計装置により円弧状のビーム路で粒子を輸送する超電導電磁石のコイルを設計して超電導電磁石を製造する超電導電磁石の製造方法であって、
前記偏向電磁石コイル設計装置が、前記コイルを構成するコンダクタについて、前記ビーム路と垂直なビーム路垂直面における前記コンダクタの位置を前記ビーム路垂直面上のパラメータで表現し、
所望領域全体の磁場均一度が高くなるように補正できる前記コンダクタの位置を、前記パラメータを用いた二次元磁場計算による最適化によって計算する
超電導電磁石の製造方法。 - 超電導電磁石を複数備える加速器の製造方法であって、
前記超電導電磁石を請求項6記載の製造方法により製造する
加速器の製造方法。 - コンピュータを、円弧状のビーム路で粒子を輸送する偏向電磁石のコイルを設計する偏向電磁石コイル設計手段として機能させるコイル配置最適化プログラムであって、
前記コイルを構成するコンダクタについて、前記ビーム路と垂直なビーム路垂直面における前記コンダクタの位置を前記ビーム路垂直面上のパラメータで表現するコンダクタ位置パラメータ化手段と、
所望領域全体の磁場均一度が高くなるように補正できる前記コンダクタの位置を、前記パラメータを用いた二次元磁場計算による最適化によって計算する二次元磁場計算最小化手段として機能させる
コイル配置最適化プログラム。
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