JP6012503B2 - データ処理装置およびデータ処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データアクセスライブラリ(DAL : Data Access Library)を利用したデータ処理装置およびデータ処理方法に関する。
ナビゲーション装置では、利用する地図データのデータサイズを抑制するために、必要最小限のデータサイズで表現する、あるいは地図データの利用の有無を示す存在有無フラグを用い、当該存在有無フラグが無い場合には地図データを利用しない等のデータ構成を採用している。
ナビゲーション装置を動作させるアプリケーション(以下、単にナビアプリという)が上記の地図データを使用する場合は、所定のビットサイズの地図データから必要なビットサイズの地図データの取り出しや、存在有無フラグに従って地図データの取得・読み飛ばし等を行う必要があり、処理が非常に煩雑なため処理時間がかかるという問題がある。
上記の問題を解決する一手段として、元のデータ(以下、地図データを含めて単に元データという)をアクセス容易な中間データの形式に変換し、中間データから必要なデータを取得する方法が提案されている。
従来では、元データを中間データに変換・記憶しておくことによって、データ読み出しにかかる時間を軽減し、処理の高速化を図った方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、データ圧縮技術を用いて元データを圧縮した中間データを生成し、使用時には中間データを伸張(解凍)する方法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−154155号公報 特開2004−70222号公報
特許文献1では、存在有無フラグの有無に関わらず、全ての元データを中間データとして生成している。従って、存在有無フラグが無い場合でもデータが存在しているかのようなデータ構成にしたり、データサイズが小さい元データをデータサイズが大きい中間データとして生成したりするため、データ処理の時間は短くなるものの、生成した中間データの記憶容量を多く確保する必要がある。
また、特許文献2では、中間データのデータサイズは小さくなるが、伸張処理の負荷が大きくなり、必ずしも処理時間が短くなるとはいえない。
一方、従来では、元データをアクセス容易な中間データの形式に変換し、ナビアプリ使用時に中間データから必要なデータを取得することが可能なデータアクセスライブラリ(DAL)を利用することが提案されている。しかし、データアクセスライブラリを利用した場合であっても、全ての元データを中間データに変換すると、上記のように生成した中間データの記憶容量を多く確保する必要がある。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、データの記憶容量を抑制するとともにデータ処理能力を向上させることが可能なデータ処理装置およびデータ処理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明によるデータ処理装置は、データを読み込むデータ読み込み部と、データ読み込み部にて読み込まれたデータに含まれる項目のうち所定の項目を中間データとして生成する中間データ生成部とを有するデータアクセスライブラリ部と、データ読み込み部にて読み込まれたデータのうち中間データの生成対象とならなかったデータと、中間データ生成部にて生成された中間データとを記憶するデータアクセスライブラリ記憶部とを備え、中間データは、データ読み込み部にて読み込まれたデータよりもデータサイズが大きい固定長のデータであり、データ読み込み部にて読み込まれたデータに含まれる項目は、道路データ、背景データ、および名称データのうちの少なくとも1つを含む
また、本発明によるデータ処理方法は、(a)データを読み込む工程と、(b)工程(a)にて読み込まれたデータに含まれる項目のうち所定の項目を中間データとして生成する工程と、(c)工程(a)にて読み込まれたデータのうち中間データの生成対象とならなかったデータと、工程(b)にて生成された中間データとを記憶する工程とを備え、中間データは、工程(a)にて読み込まれたデータよりもデータサイズが大きい固定長のデータであり、工程(a)にて読み込まれたデータに含まれる項目は、道路データ、背景データ、および名称データのうちの少なくとも1つを含む
本発明によると、データ処理装置は、データを読み込むデータ読み込み部と、データ読み込み部にて読み込まれたデータに含まれる項目のうち所定の項目を中間データとして生成する中間データ生成部とを有するデータアクセスライブラリ部と、データ読み込み部にて読み込まれたデータのうち中間データの生成対象とならなかったデータと、中間データ生成部にて生成された中間データとを記憶するデータアクセスライブラリ記憶部とを備え、中間データは、データ読み込み部にて読み込まれたデータよりもデータサイズが大きい固定長のデータであり、データ読み込み部にて読み込まれたデータに含まれる項目は、道路データ、背景データ、および名称データのうちの少なくとも1つを含むため、データの記憶容量を抑制するとともにデータ処理能力を向上させることが可能となる。
また、データ処理方法は、(a)データを読み込む工程と、(b)工程(a)にて読み込まれたデータに含まれる項目のうち所定の項目を中間データとして生成する工程と、(c)工程(a)にて読み込まれたデータのうち中間データの生成対象とならなかったデータと、工程(b)にて生成された中間データとを記憶する工程とを備え、中間データは、工程(a)にて読み込まれたデータよりもデータサイズが大きい固定長のデータであり、工程(a)にて読み込まれたデータに含まれる項目は、道路データ、背景データ、および名称データのうちの少なくとも1つを含むため、データの記憶容量を抑制するとともにデータ処理能力を向上させることが可能となる。
本発明の実施の形態によるデータ処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態によるデータ処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態によるデータアクセスライブラリ部の動作の概念を示す図である。 本発明の実施の形態による元データおよび中間データのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の実施の形態による中間データ生成の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態によるアプリデータ提供部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による生成対象データのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の実施の形態による生成対象データのフォーマットの他の一例を示す図である。 本発明の実施の形態による中間データ生成対象決定部の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による中間データ生成対象決定部の動作の他の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による中間データ生成対象決定部の動作の他の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による中間データ生成対象決定部の動作の他の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による中間データ生成対象決定部の動作の他の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による中間データの削除の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による中間データの削除の動作の他の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による中間データの削除の動作の他の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による中間データのフォーマットの他の一例を示す図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態>
まず、本発明の実施の形態によるデータ処理装置の構成について説明する。なお、以下では、データ処理装置はナビゲーション装置であるものとして説明する。
図1は、データ処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、データ処理装置は、データアクセスライブラリ部1と、データアクセスライブラリ記憶部2と、ナビアプリ部3と、地図データ記憶部4とを備えている。なお、データアクセスライブラリ部1およびナビアプリ部3は、ソフトウェア的な構成を示している。
データアクセスライブラリ部1は、データ読み込み部11と、中間データ生成部12と、中間データ生成対象決定部13と、タイムスタンプ設定・取得部14と、中間データ削除部15と、データアクセスライブラリ記憶残量測定部16と、アプリデータ提供部17と、機種スペック取得部18とを備えている。
データ読み込み部11は、地図データ記憶部4から元データ(地図データ)を読み込む。データ読み込み部11にて読み込まれた元データのうち、中間データ生成部12にて中間データの生成対象とならなかった元データは、データアクセスライブラリ記憶部2に記憶される。
中間データ生成部12は、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目のうち、中間データ生成対象決定部13にて決定された所定の項目を中間データとして生成する。生成した中間データは、データアクセスライブラリ記憶部2に記憶される。ここで、地図データに含まれる項目とは、例えば、道路データ、背景データ、あるいは名称データ等、地図表示する際に付随される情報のことをいう。
中間データ生成対象決定部13は、生成対象データ51に含まれる所定の項目を中間データの生成対象として決定する。また、中間データ生成対象決定部13は、機種スペック取得部18にて取得された情報に基づいて、生成対象データ51に含まれる所定の項目を中間データの生成対象として決定することもできる。
タイムスタンプ設定・取得部14は、データ読み込み部11からデータアクセスライブラリ記憶部2に記憶される元データと、中間データ生成部12からデータアクセスライブラリ記憶部2に記憶される中間データとに関連付けて、データ読み込み部11が元データを読み込んだ時のタイムスタンプを設定してデータアクセスライブラリ記憶部2に記憶する。また、タイムスタンプ設定・取得部14は、データアクセスライブラリ記憶部2に記憶されたタイムスタンプを取得する。
中間データ削除部15は、データアクセスライブラリ記憶部2から中間データを削除する。
データアクセスライブラリ記憶残量測定部16は、データアクセスライブラリ記憶部2の残量(残りの記憶容量)を測定する。
アプリデータ提供部17は、ナビアプリ部3からの要求に従って、データアクセスライブラリ記憶部2から元データまたは中間データを取得し、取得した元データまたは中間データをナビアプリ部3に提供する。
機種スペック取得部18は、ナビゲーション装置の機種または機種スペックを取得する。ここで、機種とは、例えばナビゲーション装置の機種名あるいは型番等、ナビゲーション装置を個別に識別可能な情報のことをいう。また、機種スペックとは、例えばナビゲーション装置におけるCPU(Central Processing Unit)の処理速度、あるいはデータアクセスライブラリ記憶部2の記憶容量等のことをいう。
データアクセスライブラリ記憶部2は、データ読み込み部11にて読み込まれた元データのうち中間データの生成対象とならなかった元データと、中間データ生成部12にて生成された中間データとを記憶する。すなわち、データアクセスライブラリ記憶部2には、元データと中間データとが混在している。
ナビアプリ部3は、元データまたは中間データを用いてナビゲーション装置の各機能(所定の機能)を実現(実行)するためのアプリケーションを備えている。具体的に、ナビアプリ部3は、地図表示を行う地図表示アプリ31と、自車位置を決定するロケータアプリ32と、出発地から目的地までの経路を探索して決定する経路探索アプリ33と、出発地から目的地までの経路案内を行う経路誘導アプリ34とを備えている。
地図データ記憶部4は、地図データを記憶している。
図2は、データ処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、データ処理装置は、データアクセスライブラリ記憶部2と、地図データ記憶部4と、生成対象データ記憶部5と、CPU6とを備えている。
生成対象データ記憶部5は、図1に示す生成対象データ51を記憶している。
CPU6は、インストールされたプログラムに基づいて動作することにより、図1にてソフトウェア的な構成として示されるデータアクセスライブラリ部1およびナビアプリ部3の機能を有している。
なお、データ処理装置がナビゲーション装置である場合は、他に必要な構成要素(例えば、表示ディスプレイ、操作スイッチ、GPS(Global Positioning System)等)も備えているが、ここでは図示を省略している。
次に、データ処理装置の動作について説明する。
図3は、データアクセスライブラリ部1の動作の概念を示す図である。
データ読み込み部11が読み込む元データ(地図データ)は、上述の通り、道路データ、背景データ、名称データ等の項目(例えば、図3の項目A〜D)に分類して構成されている。
データアクセスライブラリ部1では、元データの各項目のうち所定の項目(図3では項目A)の中間データを生成する。データアクセスライブラリ記憶部2には、項目Aの中間データと、項目B〜Dの元データとが混在して記憶されている。なお、図3では、項目Aの元データよりも項目Aの中間データの方が、データサイズが大きいことを示している。
ナビアプリ部3は、データアクセスライブラリ部1に対して必要なデータを要求することにより、データアクセスライブラリ部1から当該必要なデータを取得することができる。このとき、ナビアプリ部3は、元データまたは中間データを意識することなく使用することができる。
ここで、元データおよび中間データのフォーマットについて説明する。
図4は、元データおよび中間データのフォーマットの一例を示す図である。なお、図4では、道路データの元データおよび中間データについて示しているが、他のデータ(背景データ、名称データ等)も同様に構成されているものとする。また、元データおよび中間データは固定長であるものとする(ここでは32bit)。
図4では、データ処理装置のCPU(図2のCPU6)が32bitであることを想定した場合を示している。
元データは、複数種類のbit数のデータで構成されており、例えば、道路データサイズが18bit、道路データ数が14bit、道路データ種別が16bit、道路座標数が16bit、座標点が15bit、リンク種別変化フラグが1bit、リンク種別が4bitであるものとして示されている。また、ヘッダファイルには、元データにおける道路データ、背景データ、名称データ等の各項目の格納範囲が示されている。
元データにおいて、リンク種別は、リンク種別変化フラグが「1」である座標点でのみ定義されており、定義されていない座標点でのリンク種別は、当該座標点の直前の座標点のリンク種別と同じとなる。例えば、図4では、座標点#0,#3に対してリンク種別が定義され(座標点#0,#3のリンク種別変化フラグは「1」)、座標点#1,#2のリンク種別は座標点#0のリンク種別と同じである。
具体的な動作として、例えば元データから座標点#0のデータを取得する場合は、座標点#0,#1と、リンク種別変化フラグ#0,#1とを取得した後に、座標点#0のデータを抜き出す処理を行う。
また、例えばリンク種別#1のデータを取得する場合は、リンク種別変化フラグが「1」となる直前の座標点(ここでは、座標点#0)を探し、座標点#0に対応するリンク種別(リンク種別#0)を取得する。
中間データは、全て32bitのデータとして構成されている。すなわち、元データの各項目のデータを固定長の32bitとして生成している。このとき、例えばリンク種別がないデータ(例えばリンク種別#1)についても、データがあるものとして32bitのデータサイズを確保している。従って、中間データから座標点やリンク種別のデータを取得する際には、元データのような処理を行わずにダイレクトに取得することができる。すなわち、中間データは、元データよりもデータサイズが大きくなるが、元データよりも早く必要なデータを取得することができる(すなわち、元データから必要なデータを取得するよりも処理時間が短い)。
次に、中間データ生成の動作について説明する。
図5は、中間データ生成の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS501において、ナビアプリ部3は、データ読み込み部11に対して元データ(地図データ)の読み込みを要求する。このとき、ナビアプリ部3の各アプリ(例えば、図1の地図表示アプリ31、ロケータアプリ32、経路探索アプリ33、経路誘導アプリ34等)が、それぞれのアプリケーションを実行する際に地図データの読み込みを要求する。
ステップS502において、中間データ生成対象決定部13は、データ読み込み部11が読み込んだ元データに含まれる項目が、中間データの生成対象であるか否かの判断を行う。中間データの生成対象である場合はステップS503に移行する。一方、中間データの生成対象でない場合はステップS506に移行する。なお、ステップS502の詳細については、後述する(図9〜13参照)。
ステップS503において、データ読み込み部11は、読み込んだ元データに含まれる項目が既に読み込み済みであるか否かの判断を行う。既に読み込み済みである場合はステップS508に移行する。一方、まだ読み込んでいない場合はステップS504に移行する。
ステップS504において、中間データ生成部12は、中間データ生成対象決定部13の決定に基づき、データ読み込み部11が読み込んだ元データに含まれる項目のうち、中間データ生成対象決定部13にて決定された項目(所定の項目)を中間データとして生成する。すなわち、中間データ生成部12は、ナビアプリ部3の各アプリから地図データの読み込み要求ごとに中間データを生成する。
ステップS505において、中間データ生成部12は、生成した中間データをデータアクセスライブラリ記憶部2に書き込む(記憶させる)。
ステップS506において、データ読み込み部11は、読み込んだ元データに含まれる項目が既に読み込み済みであるか否かの判断を行う。既に読み込み済みである場合はステップS508に移行する。一方、まだ読み込んでいない場合はステップS507に移行する。
ステップS507において、データ読み込み部11は、中間データ生成対象決定部13の決定に基づき、読み込んだ元データをデータアクセスライブラリ記憶部2に書き込む(記憶させる)。
ステップS508において、データ読み込み部11は、元データに含まれる全項目を読み込んだか否かを判断する。全項目を読み込んだ場合はステップS509に移行する。一方、全項目を読み込んでいない場合はステップS510に移行する。
ステップS509において、タイムスタンプ設定・取得部14は、データ読み込み部11からデータアクセスライブラリ記憶部2に書き込まれた元データと、中間データ生成部12からデータアクセスライブラリ記憶部2に書き込まれた中間データとに関連付けて、データ読み込み部11が元データを読み込んだ時のタイムスタンプを設定してデータアクセスライブラリ記憶部2に記録(記憶)し、処理を終了する。
ステップS510において、データ読み込み部11は、元データに含まれる次の項目(ステップS502にて中間データの生成対象であるか否かの判断がなされていない項目)を読み込む。読み込んだ後、ステップS502に移行する。
次に、ナビアプリ部3からデータ(地図データ)の要求があった場合の動作について説明する。
図6は、アプリデータ提供部17の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS601において、アプリデータ提供部17は、ナビアプリ部3からデータの要求を受ける。
ステップS602において、ナビアプリ部3から要求されたデータ(要求データ)が中間データであるか否かを判断する。要求されたデータが中間データである場合はステップS603に移行する。一方、要求されたデータが中間データでない場合(すなわち、元データである場合)はステップS604に移行する。
ステップS603において、ナビアプリ部3から要求されたデータに対応する中間データをデータアクセスライブラリ記憶部2から取得し、取得した中間データをナビアプリ部3にて使用可能なデータ(アプリ使用データ)に形式変換する。
ステップS604において、ナビアプリ部3から要求されたデータに対応する元データをデータアクセスライブラリ記憶部2から取得し、取得した元データをナビアプリ部3にて使用可能なデータ(アプリ使用データ)に形式変換する。
ステップS605において、変換したデータをナビアプリ部3に提供し、処理を終了する。
ここで、生成対象データ51のフォーマットについて説明する。
図7は、生成対象データ51のフォーマットの一例を示す図である。
図7に示すように、生成対象データ51には、中間データの生成対象となる項目の情報が含まれている。
図8は、生成対象データ51のフォーマットの他の一例を示す図である。
図8に示すように、生成対象データ51には、少なくとも1以上の機種スペックに対応した中間データの生成対象となる項目の情報、およびいずれの機種スペックにも該当しない場合における中間データの生成対象となる項目(デフォルト対象項目)の情報が含まれている。
図7,8に示す生成対象データ51は、ユーザによって予め設定され、図2の生成対象データ記憶部5に記憶される。
例えば、図8に示すフォーマットにおいて、メモリ(図1のデータアクセスライブラリ記憶部2に対応)の容量が大きい機種の場合は、できるだけ多くの中間データを生成するために中間データの生成対象となる項目数を多く設定することができる。また、CPUの処理速度が速い場合は、中間データの生成対象となる項目数を少なくすることができる。このように、機種スペックに応じた中間データの生成対象の項目を設定することができるため、機種ごとに最適な中間データを生成することができる。
中間データ生成対象決定部13は、図7または図8に示すフォーマットを有する生成対象データ51を参照して、中間データの生成対象となる項目を決定する。
次に、中間データの生成対象を決定する動作について説明する。
図9は、中間データ生成対象決定部13の動作の一例を示すフローチャートである。なお、生成対象データ51は、図7に示すフォーマットを用いているものとする。また、図9に示す処理は、図5のステップS502における処理に対応している。
ステップS901において、データ読み込み部11が読み込んだ元データに含まれる項目が、生成対象データ51に含まれる項目(所定の項目)に該当するか否かを判断する。元データに含まれる項目が生成対象データ51に含まれる項目に該当する場合はステップS902に移行する。一方、元データに含まれる項目が生成対象データ51に該当しない場合はステップS903に移行する。
ステップS902において、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目のうち、生成対象データ51に該当する項目を中間データの生成対象であると決定し、処理を終了する。
ステップS903において、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目のうち、生成対象データ51に該当しない項目を中間データの生成対象外であると決定し、処理を終了する。
上記より、データアクセスライブラリ部1のプログラムを変更することなく、生成対象データ51に応じて適切に中間データを生成することができる。
図10は、中間データ生成対象決定部13の動作の他の一例を示すフローチャートである。なお、生成対象データ51は、図8に示すフォーマットを用いているものとする。また、図10に示す処理は、図5のステップS502における処理に対応している。
ステップS1001において、機種スペック取得部18から機種スペックを取得する。
ステップS1002において、機種スペック取得部18から取得した機種スペックに該当する機種スペック(所定のスペック)が生成対象データ51にあるか否かを判断する。該当する機種スペックが生成対象データ51にある場合はステップS1003に移行する。一方、該当する機種スペックが生成対象データ51にない場合はステップS1004に移行する。
ステップS1003において、機種スペックに対応する生成対象データ51の項目をチェックする。
ステップS1004において、生成対象データ51のデフォルトの項目をチェックする。
ステップS1005において、データ読み込み部11が読み込んだ元データに含まれる項目が、ステップS1003にてチェックした生成対象データ51の項目に該当するか否かを判断する。元データに含まれる項目がステップS1003またはステップS1004にてチェックした生成対象データ51の項目に該当する場合はステップS1006に移行する。一方、元データに含まれる項目がステップS1003またはステップS1004にてチェックした生成対象データ51の項目に該当しない場合はステップS1007に移行する。
ステップS1006において、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目のうち、生成対象データ51に該当する項目を中間データの生成対象であると決定し、処理を終了する。
ステップS1007において、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目のうち、生成対象データ51に該当しない項目を中間データの生成対象外であると決定し、処理を終了する。
上記より、データアクセスライブラリ部1のプログラムを変更することなく、機種スペックに応じて適切に中間データを生成することができる。
図11は、中間データ生成対象決定部13の動作の他の一例を示すフローチャートである。図11において、中間データ生成対象決定部13は、データ読み込み部11が読み込んだ元データに含まれる項目のデータサイズに基づいて、元データに含まれる項目を中間データの生成対象とするか否かを決定している。なお、図11に示す処理は、図5のステップS502における処理に対応している。
ステップS1101において、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目のデータサイズを算出する。
ステップS1102において、ステップS1101にて算出した元データに含まれる項目のデータサイズが閾値以下であるか否かを判断する。元データに含まれる項目のデータサイズが閾値以下である場合はステップS1103に移行する。一方、元データに含まれる項目のデータサイズが閾値以下でない場合はステップS1104に移行する。
ステップS1103において、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目を中間データの生成対象であると決定し、処理を終了する。
ステップS1104において、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目を中間データの生成対象外であると決定し、処理を終了する。
上記より、元データのデータサイズに応じて適切に中間データを生成することができる。
図12は、中間データ生成対象決定部13の動作の他の一例を示すフローチャートである。図12において、中間データ生成対象決定部13は、データアクセスライブラリ記憶部2の残量(記憶可能な残量)に基づいて、元データに含まれる項目を中間データの生成対象とするか否かを決定している。なお、図12に示す処理は、図5のステップS502における処理に対応している。
ステップS1201において、データアクセスライブラリ記憶残量測定部16によるデータアクセスライブラリ記憶部2の残量の測定結果を取得する。
ステップS1202において、データアクセスライブラリ記憶部2の残量が閾値以下であるか否かを判断する。残量が閾値以下である場合はステップS1203に移行する。一方、残量が閾値以下でない場合はステップS1204に移行する。
ステップS1203において、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目を中間データの生成対象外であると決定し、処理を終了する。
ステップS1204において、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目について、中間データの生成対象であるか否かの判断処理を行う。なお、当該判断処理は、図9,10に示す処理を行うものとする。
上記より、データアクセスライブラリ記憶部2の残量に応じて適切に中間データを生成することができる。
図13は、中間データ生成対象決定部13の動作の他の一例を示すフローチャートである。図13において、中間データ生成対象決定部13は、ナビアプリ部3からの要求に基づいて、元データに含まれる項目を中間データの生成対象とするか否かを決定している。なお、図13に示す処理は、図5のステップS502における処理に対応している。
ステップS1301において、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目が、ナビアプリ部3から要求された項目に該当するか否かを判断する。ナビアプリ部3から要求された項目に該当する場合はステップS1302に移行する。一方、ナビアプリ部3から要求された項目に該当しない場合はステップS1303に移行する。
ステップS1302において、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目のうち、ナビアプリ部3から要求された項目に該当する項目を中間データの生成対象であると決定し、処理を終了する。
ステップS1303において、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目のうち、ナビアプリ部3から要求された項目に該当しない項目を中間データの生成対象外であると決定し、処理を終了する。
上記より、ナビアプリ部3の各アプリ(地図表示アプリ31、ロケータアプリ32、経路探索アプリ33、経路誘導アプリ34)における使用方法に応じて適切に中間データを生成することができる。すなわち、各アプリにおいて直ぐに必要となるデータが異なるため、各アプリの要求に応じて中間データの生成対象となる項目を変えることによって、各アプリがデータを取得しやすくなるという効果を奏する。
次に、中間データを削除する動作について説明する。
図14は、中間データの削除の動作の一例を示すフローチャートである。図14において、中間データ削除部15は、データアクセスライブラリ記憶部2の残量に基づいて、中間データを削除するか否かの判断を行っている。
ステップS1401において、データアクセスライブラリ記憶残量測定部16は、データアクセスライブラリ記憶部2の残量を測定する。
ステップS1402において、中間データ削除部15は、データアクセスライブラリ記憶残量測定部16にて測定されたデータアクセスライブラリ記憶部2の残量が閾値以下であるか否かを判断する。データアクセスライブラリ記憶部2の残量が閾値以下である場合はステップS1403に移行する。一方、データアクセスライブラリ記憶部2の残量が閾値以下でない場合は処理を終了する。
ステップS1403において、中間データ削除部15は、データアクセスライブラリ記憶部2に中間データが存在するか(記憶されているか)否かを判断する。データアクセスライブラリ記憶部2に中間データが存在する場合はステップS1404に移行する。一方、データアクセスライブラリ記憶部2に中間データが存在しない場合は処理を終了する。
ステップS1404において、中間データ削除部15は、タイムスタンプ設定・取得部14にて取得されたタイムスタンプに基づいて、データアクセスライブラリ記憶部2からタイムスタンプが最も古い中間データを削除する。
ステップS1405において、データ読み込み部11は、中間データ削除部15が削除した中間データに対応する元データを地図データ記憶部4から読み込み、当該元データをデータアクセスライブラリ記憶部2に書き込む(記憶させる)。その後、ステップS1401に移行する。
上記より、データアクセスライブラリ記憶部2を、その残量に応じて有効に使用することができる。
図15は、中間データの削除の動作の他の一例を示すフローチャートである。図15において、中間データ削除部15は、ナビアプリ部3からの要求に基づいて、中間データを削除するか否かの判断を行っている。
ステップS1501において、中間データ削除部15は、ナビアプリ部3からデータアクセスライブラリ記憶部2の残量確保の要求を受ける。
ステップS1502において、中間データ削除部15は、データアクセスライブラリ記憶部2に中間データが存在するか否かを判断する。データアクセスライブラリ記憶部2に中間データが存在する場合はステップS1503に移行する。一方、データアクセスライブラリ記憶部2に中間データが存在しない場合は処理を終了する。
ステップS1503において、中間データ削除部15は、タイムスタンプ設定・取得部14にて取得されたタイムスタンプに基づいて、データアクセスライブラリ記憶部2からタイムスタンプが最も古い中間データを削除する。
ステップS1504において、データ読み込み部11は、中間データ削除部15が削除した中間データに対応する元データを地図データ記憶部4から読み込み、当該元データをデータアクセスライブラリ記憶部2に書き込む。その後、処理を終了する。
上記より、各アプリの使用状況に応じて、データアクセスライブラリ記憶部2を有効に使用することができる。
図16は、中間データの削除の動作の他の一例を示すフローチャートである。図16において、中間データ削除部15は、タイムスタンプに基づいて、中間データを削除するか否かの判断を行っている。
ステップS1601において、中間データ削除部15は、データアクセスライブラリ記憶部2に中間データが存在するか否かを判断する。データアクセスライブラリ記憶部2に中間データが存在する場合はステップS1602に移行する。一方、データアクセスライブラリ記憶部2に中間データが存在しない場合は処理を終了する。
ステップS1602において、中間データ削除部15は、タイムスタンプ設定・取得部14にて取得されたタイムスタンプに基づいて、データアクセスライブラリ記憶部2からタイムスタンプが最も古い中間データを取り出す(取得する)。
ステップS1603において、ステップS1602にて取り出した中間データが、データアクセスライブラリ記憶部2に記憶されてから規定時間(所定の期間)以上経過しているか否かを判断する。規定時間以上経過している場合はステップS1604に移行する。一方、規定時間以上経過していない場合は処理を終了する。
ステップS1604において、中間データ削除部15は、ステップS1602にて取り出した中間データを削除する。
ステップS1605において、データ読み込み部11は、中間データ削除部15が削除した中間データに対応する元データを地図データ記憶部4から読み込み、当該元データをデータアクセスライブラリ記憶部2に書き込む。その後、ステップS1601に移行する。
上記より、各アプリのデータの使用状況に応じて、データアクセスライブラリ記憶部2を有効に使用することができる。すなわち、使用頻度が高くない中間データを削除することができる。
<変形例>
上述において、元データおよび中間データは図4に示すフォーマットを用いるものとして説明したが、他のフォーマットであってもよい。ここでは、他のフォーマットの一例について説明する。
図17は、中間データのフォーマットの他の一例を示す図である。
図17に示すように、中間データは、可変長の元データ(図示せず)に含まれる各項目へのアクセスに用いるポインタを有している。
例えば、可変長の元データにおいて、道路データに含まる道路データ#1の先頭を求めるためには、道路データ#0の全てのデータサイズを加算する必要がある。
一方、中間データでは、ポインタから元データの各項目(例えば、道路データ#0,#1)の先頭に直接アクセスすることができる。
上記より、中間データを用いて元データから必要な項目のデータ(上記の例では道路データ)を取得する方が、元データのみから必要な項目のデータを取得するよりも処理時間が短くなり、早くデータを取得することができる。
以上のことから、本実施の形態によれば、データの記憶容量を抑制するとともにデータ処理能力を向上させることが可能となる。
以上で説明したデータ処理装置は、車載用ナビゲーション装置、すなわちカーナビゲーション装置だけでなく、車両に搭載可能な、PND(Portable Navigation Device)および携帯通信端末(例えば携帯電話、スマートホンおよびタブレット端末など)、並びにサーバなどを適宜に組み合わせてシステムとして構築されるナビゲーション装置にも適用することができる。この場合、データ処理装置の各機能あるいは各構成要素は、上記システムを構築する各機能に分散して配置される。ただし、図1のデータアクセスライブラリ部1およびデータアクセスライブラリ記憶部2は一体で配置される必要がある(以下、同様)。
具体的には、データ処理装置の一部の機能を携帯通信端末、PNDあるいはサーバに配置することができる。また、車載装置としてDA(Display Audio)を用いた場合、DAは表示および音声出力のみ可能なのでそれ以外の機能を携帯通信端末、PND、あるいはサーバに配置することができる。
上記の構成とした場合であっても、実施の形態と同様の効果が得られる。
また、実施の形態における動作を実行するソフトウェア(データ処理方法)を、例えば携帯通信端末、PNDあるいはサーバに組み込んでもよい。
具体的に、上記のデータ処理方法は、(a)データを読み込む工程と、(b)工程(a)にて読み込まれたデータに含まれる項目のうち所定の項目を中間データとして生成する工程と、(c)工程(a)にて読み込まれたデータのうち中間データの生成対象とならなかったデータと、工程(b)にて生成された中間データとを記憶する工程とを備える。
また、工程(a)と工程(b)との間に、(d)所定の項目を中間データの生成対象として決定する工程をさらに備え、工程(b)は、工程(d)にて決定された所定の項目を中間データとして生成する。
上記より、実施の形態における動作を実行するソフトウェアを携帯通信端末、PNDあるいはサーバに組み込んで動作させることによって、実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、図1において、データアクセスライブラリ部1(データ読み込み部11、中間データ生成部12、中間データ生成対象決定部13、タイムスタンプ設定・取得部14、中間データ削除部15、データアクセスライブラリ記憶残量測定部16、アプリデータ提供部17、機種スペック取得部18)の各々は、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理を実行することによって実現されるものとして説明したが、可能であれば、データアクセスライブラリ部1(データ読み込み部11、中間データ生成部12、中間データ生成対象決定部13、タイムスタンプ設定・取得部14、中間データ削除部15、データアクセスライブラリ記憶残量測定部16、アプリデータ提供部17、機種スペック取得部18)の各々を、ハードウェア(例えば、電気信号に対して特定の演算あるいは処理を行うように構成された演算/処理回路等)として構成するようにしてもよい。また、上記の両者を混在させてもよい。
図1,2において、データアクセスライブラリ記憶部2、地図データ記憶部4、生成対象データ記憶部5の各々は、データを保持しておく機能を、例えばHDD(Hard Disk Drive)、DVD(Digital Versatile Disk)、半導体メモリなどによって構成してもよい。また、ナビアプリ部3の各アプリ(地図表示アプリ31、ロケータアプリ32、経路探索アプリ33、経路誘導アプリ34)は、上記と同様の機能を有する所定の記憶部に記憶されているものとする。
図1において、地図データ記憶部4は、外部から地図データを取得する機能を有し、必要時に必要な地図データを外部から取得するようにしてもよい。
図2において、CPU6は、図1にてソフトウェア的な構成として示されるデータアクセスライブラリ部1およびナビアプリ部3を有しているものとして図示しているが、データアクセスライブラリ部1とナビアプリ部3との各々に対して別個のCPUを備えてもよい。
図4では、データ処理装置のCPUが32bitであることを想定した場合について説明したが、32bitに限らず、例えば64bitであってもよい。
図6のステップS603およびステップS604において、中間データまたは元データからアプリ使用データへの形式変換は、従来の変換方法を含めてどのような方法であってもよい。
図7,8では、生成対象データ51のフォーマットの一例を示したが、他のフォーマットであってもよい。
図10では、機種スペックに基づいて中間データの生成対象とするか否かを判断しているが、機種スペックに代えて機種(機種名等)に基づいて判断するようにしてもよい。
図11では、元データに含まれる項目のデータサイズに基づいて中間データの生成対象とするか否かを判断しているが、元データに含まれる項目を中間データとして生成した場合における当該中間データのデータサイズに基づいて中間データの生成対象とするか否かを判断するようにしてもよい。
図11のステップS1103では、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目のすべてを中間データの生成対象であると決定しているが、これに限らず、図12のステップS1204における処理と同様に、図9,10に示す処理を行うようにしてもよい。
図12のステップS1204では、図9,10に示す処理を行っているが、これに限らず、データ読み込み部11にて読み込まれた元データに含まれる項目のすべてを中間データの生成対象であると決定してもよい。
図15のステップS1503において、中間データ削除部15は、タイムスタンプが最も古い中間データを削除しているが、これに限らず、ナビアプリ部3から削除要求された項目のうちタイムスタンプが最も古い項目の中間データを削除するようにしてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 データアクセスライブラリ部、2 データアクセスライブラリ記憶部、3 ナビアプリ部、4 地図データ記憶部、5 生成対象データ記憶部、6 CPU、11 データ読み込み部、12 中間データ生成部、13 中間データ生成対象決定部、14 タイムスタンプ設定・取得部、15 中間データ削除部、16 データアクセスライブラリ記憶残量測定部、17 アプリデータ提供部、18 機種スペック取得部、31 地図表示アプリ、32 ロケータアプリ、33 経路探索アプリ、34 経路誘導アプリ、51 生成対象データ。

Claims (13)

  1. データを読み込むデータ読み込み部と、
    前記データ読み込み部にて読み込まれた前記データに含まれる項目のうち所定の項目を中間データとして生成する中間データ生成部と、
    を有するデータアクセスライブラリ部と、
    前記データ読み込み部にて読み込まれた前記データのうち前記中間データの生成対象とならなかったデータと、前記中間データ生成部にて生成された前記中間データとを記憶するデータアクセスライブラリ記憶部と、
    を備え、
    前記中間データは、前記データ読み込み部にて読み込まれた前記データよりもデータサイズが大きい固定長のデータであり、
    前記データ読み込み部にて読み込まれた前記データに含まれる項目は、道路データ、背景データ、および名称データのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、データ処理装置。
  2. 前記データアクセスライブラリ部は、前記所定の項目を前記中間データの生成対象として決定する中間データ生成対象決定部をさらに備え、
    前記中間データ生成部は、前記中間データ生成対象決定部にて決定された前記所定の項目を前記中間データとして生成することを特徴とする、請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記中間データ生成対象決定部は、前記所定の項目を含む生成対象データを取得し、取得した前記生成対象データに含まれる前記所定の項目を前記中間データの生成対象として決定することを特徴とする、請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記生成対象データは、少なくとも1つ以上の所定の機種またはスペックに対応する前記所定の項目をさらに含み、
    前記中間データ生成対象決定部は、前記所定の機種またはスペックに対応する前記所定の項目を前記中間データの生成対象として決定することを特徴とする、請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記中間データ生成対象決定部は、前記データのサイズまたは前記中間データのサイズに基づいて、前記所定の項目を前記中間データの生成対象として決定することを特徴とする、請求項2に記載のデータ処理装置。
  6. 前記データアクセスライブラリ記憶部の残量を測定するデータアクセスライブラリ記憶残量測定部をさらに備え、
    前記中間データ生成対象決定部は、前記データアクセスライブラリ記憶残量測定部にて測定された前記残量に基づいて、前記所定の項目を前記中間データの生成対象として決定することを特徴とする、請求項2に記載のデータ処理装置。
  7. 前記データまたは前記中間データを用いて所定の機能を実行するアプリケーションからの要求に基づいて、前記所定の項目を前記中間データの生成対象として決定することを特徴とする、請求項2に記載のデータ処理装置。
  8. 前記データアクセスライブラリ記憶部から前記中間データを削除する中間データ削除部をさらに備え、
    前記データ読み込み部は、前記中間データ削除部が削除した前記中間データに対応する前記データを読み込むことを特徴とする、請求項1に記載のデータ処理装置。
  9. 前記データアクセスライブラリ記憶部の残量を測定するデータアクセスライブラリ記憶残量測定部をさらに備え、
    前記中間データ削除部は、前記データアクセスライブラリ記憶残量測定部にて測定された前記残量に基づいて、前記中間データを削除することを特徴とする、請求項8に記載のデータ処理装置。
  10. 前記中間データ削除部は、前記データまたは前記中間データを用いて所定の機能を実行するアプリケーションからの要求に基づいて、前記中間データを削除することを特徴とする、請求項8に記載のデータ処理装置。
  11. 前記中間データ削除部は、所定の期間を経過した前記中間データを削除することを特徴とする、請求項8に記載のデータ処理装置。
  12. (a)データを読み込む工程と、
    (b)前記工程(a)にて読み込まれた前記データに含まれる項目のうち所定の項目を中間データとして生成する工程と、
    (c)前記工程(a)にて読み込まれた前記データのうち前記中間データの生成対象とならなかったデータと、前記工程(b)にて生成された前記中間データとを記憶する工程と、
    を備え、
    前記中間データは、前記工程(a)にて読み込まれた前記データよりもデータサイズが大きい固定長のデータであり、
    前記工程(a)にて読み込まれた前記データに含まれる項目は、道路データ、背景データ、および名称データのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、データ処理方法。
  13. 前記工程(a)と前記工程(b)との間に、
    (d)前記所定の項目を前記中間データの生成対象として決定する工程をさらに備え、
    前記工程(b)は、前記工程(d)にて決定された前記所定の項目を前記中間データとして生成することを特徴とする、請求項12に記載のデータ処理方法。
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