JP6012332B2 - デバイス管理装置、デバイス管理方法、及びプログラム - Google Patents

デバイス管理装置、デバイス管理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明はネットワークに接続されたネットワークデバイスを管理するためのデバイス管理装置及びデバイス管理方法に関する。
ネットワークに接続可能な従来の複合機能デバイスは、WWWサーバーを有し、自デバイスの状態やオプションの装着状況、消耗品(トナーや用紙など)の残量などをユーザーに報知し、各種の情報の表示、および、設定が可能なWebデバイス管理ページをクライアントに提供するものが一般的となっている。ユーザーは遠隔地のクライアントPCからブラウザ介してWebデバイス管理ページに含まれた情報を確認し、必要に応じて情報の表示・設定をおこない複合機能デバイスを管理することができる。
これを受けてネットワークに接続可能な従来のデバイスを管理するデバイス管理サーバ(デバイス管理プログラム)では、探索したデバイスをリスト表示するUIなどにリンクを張り、各デバイスのWebデバイス管理ページへ遷移できるといった機能を持つものが一般的となっている(たとえば、特許文献1)。
特開2005−174303号公報
上記従来例のWebデバイス管理ページは、複合機能デバイスが持つ機能に応じて個別に設計および実装が必要となる。個別の実装のコストや煩雑さ等を回避するため、デバイスの操作パネルによって表示および設定が可能な情報のうち、汎用性のある一部の情報のみをサポートすることが一般的であった。
一方、近年の複合機能デバイスの中にはリモートデスクトップ機能を持つものが出てきている。リモートデスクトップ機能とは遠隔的にデバイスのGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を操作するための機能である。リモートデスクトップ機能は通常、操作の対象となる複合機能デバイスに搭載されるサーバー側のアプリケーションと、ユーザーが操作をおこなうためのクライアント側のアプリケーションとから構成される。サーバー側のアプリケーションはピクセルデータ化した画面を小さな長方形に分割し、位置情報を指定してクライアント側のアプリケーションに送信し、クライアント側のアプリケーションはユーザーが行った操作を位置情報と併せてサーバー側のアプリケーションに送信する。
このリモートデスクトップ機能とWebデバイス管理ページとを比較した場合、前者はデバイスのGUIを遠隔的に操作できるため、デバイスが持つほぼ全ての情報の表示・設定が可能であることが多い。しかしながら、リモートデスクトップ機能を持つ複合機能デバイスは市販されている製品のごく一部であるため、デバイス管理プログラムはリモートデスクトップ機能に対応しておらず、複合機能デバイスが持つリモートデスクトップ機能を効率的に活用することが困難であるという課題が発生していた。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、デバイス管理プログラムからリモートデスクトップ機能を利用可能とし、デバイス情報の参照や変更等の作業を効率化するデバイス管理装置及びデバイス管理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。すなわち、
ネットワークに接続されたネットワークデバイスを管理するデバイス管理装置であって、
ネットワークデバイスに対して、前記ネットワークデバイスが提供するウエブサービスにアクセスするための第1のポートが開いているか否かを判定する第1の判定手段と、
ネットワークデバイスに対して、前記ネットワークデバイスを遠隔的に操作するためのアプリケーションが通信に利用する第2のポートが開いているか否かを判定する第2の判定手段と、
ネットワークデバイスのリストを前記ネットワークに接続されたクライアント端末に提供して表示させ、該リストに含まれたデバイスごとに、前記第1のポートが開いていると判定されたデバイスについては、前記ウエブサービスにアクセスするための第1の機能に対応する前記第1のボタンを有効化して表示させ、前記第2のポートが開いていると判定されたデバイスについては、前記遠隔的に操作するための第2の機能に対応する前記第2のボタンを有効化して表示させる制御手段と
を有する。
本発明によれば、探索したデバイスがデバイス管理ページを提供しているときは、デバイスリストページにデバイス管理ページの参照情報を埋め込み、遠隔操作機能を有しているときは、遠隔操作機能を起動する手段を埋め込むことが可能となる。これにより、デバイスが有するデバイス管理ページ、および、遠隔操作機能を効率的に活用できるという効果がある。
デバイス管理システムのシステム構成図 デバイス管理サーバーの構成を示すブロック図 デバイス管理システムのソフトウェア構成図 デバイス管理プログラムが複合機能デバイスの機能を確認する際の動作を示すフローチャート デバイス管理プログラムが参照するデータベースの構成図 デバイス管理プログラムによるデバイスリストのイメージ図 デバイス管理プログラムのユーザーがデバイスリストを操作する際の動作を示すフローチャート デバイス管理プログラムがデバイスリストの表示する際の動作を示すフローチャート デバイス管理プログラムによる実施例2のデバイスリストのイメージ図 複合機能デバイスの制御ユニットの構成を示すブロック図 複合機能デバイスの操作部、遠隔操作サーバーアプリケーション、および、デバイス管理ページのイメージ図
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]
<ハードウェア構成>
図1は、本発明におけるデバイス管理システムの構成を示す図である。同図において、ローカルエリアネットワーク100には、デバイス管理サーバー110、クライアントPC(クライアント端末)150、および、ネットワークデバイスとしての複合機能デバイス120、130、140が接続されている。
複合機能デバイス120、130、140は、印刷機能やスキャン機能といった機能を1つ以上提供する他、Webサーバー機能及び該機能によりクライアントに提供されるWebデバイス管理ページを実装している。また、一部の複合機能デバイスにはリモートデスクトップ機能がWebデバイス管理ページとともに、あるいはWebデバイス管理ページに代えて実装されている。図1の例では、複合機能デバイス120、140にリモートデスクトップ機能が実装されているものとする。なお、複合機能デバイスに限らず、プリンタやスキャナなど単機能の周辺機器などのネットワークデバイスに対しても本発明は適用可能である。
デバイス管理サーバー110では、デバイス管理プログラムが稼動しており、後述する手順によって複合機能デバイス120、130、140を管理している。一方、クライアントPC150は複合機能デバイス120、130、140の管理者が使用しているものとする。なお、本実施形態のデバイス管理サーバー110で稼働するデバイス管理プログラムは、WWWサーバー上で稼働するWebプログラムであり、管理者はクライアントPC150のWebブラウザプログラムを介してデバイス管理プログラムを操作する。
なお、複合機能デバイス120、130、140で障害が発生した場合、デバイス管理サーバー110上のデバイス管理プログラムが例えばSNMPなどを用いて障害を検知し、電子メールなどの手段によって管理者に通知する。障害を通知された管理者は、Webブラウザプログラムを介してデバイス管理プログラムを操作し、障害の概要を把握することができる。さらに、管理者は、必要に応じてWebデバイス管理ページやリモートデスクトップ機能を利用して障害に関する詳細な情報を入手することもできる。
図2は、本実施形態が適用されるデバイス管理サーバー110の構成を示すブロック図である。なお、デバイス管理サーバー110は一般的なコンピュータであり、クライアントPC150についても同様の構成を持つものとする。同図において、デバイス管理サーバー110は、ROM201若しくはハードディスク(HD)210に記憶されたデバイス管理プログラム(詳細後述)を実行するCPU200を備える。CPU200はシステムバス203に接続された各デバイスを総括的に制御する。RAM202は、CPU200の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)204は、キーボード(KB)208や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。DISPコントローラ(DISPC)205は、ディスプレイ(DISP)209への表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)206は、ハードディスク(HD)210、フロッピー(登録商標)ディスクコントローラ(FD)211、CD−ROMドライブ(CD)212とのアクセスを制御する。ネットワークインタフェースカード(NIC)207は、LAN100を介してクライアントPC150、或いは、複合機能デバイス120、130、140と双方向にデータを授受する。なお、後述するすべての説明で特に断りのない限り、デバイス管理サーバー110に関するハードウェア上の実行の主体はCPU200であり、ソフトウェア上の制御の主体は、ハードディスク(HD)210に格納されたデバイス管理プログラムである。また、デバイス管理プログラムは、CD−ROMなどの記憶媒体に格納された形で供給されても良く、その場合にはCD−ROMドライブ212などによって記憶媒体からプログラムが読み取られ、ハードディスク(HD)210にインストールされる。
図10は、本実施形態における複合機能デバイス120、130、140における制御ユニット(Controller Unit)1000の構成を示すブロック図である。CPU1001は、制御ユニット1000全体を制御するコントローラである。RAM1002は、CPU1001が動作するために使用するシステムワークメモリである。また、RAM1002は、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM1005はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HD1006は、ハードディスクドライブであり、システムソフトウェア、画像データが格納されている。また、本実施形態の遠隔操作サーバーアプリケーション324、344、WWWサーバープログラム322、332、342、デバイス管理ページ323、333、343についてもHD1006に格納されているものとする。
操作部I/F1003は、操作部1016との間のインタフェースをつかさどり、操作部1016に出力すべきデータの制御、および、ユーザーが操作部1016を介して入力したデータの制御を司る。操作部1016は、不図示の10キー、および、ディスプレイなどから構成され、ユーザーに報知すべきデータの表示、および、ユーザーからのデータの入力を操作部I/F1003を介してCPU1001に伝える役割を果たす。また、操作部1016がタッチパネルであれば、操作画面を表示する。ネットワークインタフェース1004は、ネットワークインタフェースカード(NIC)1017を介してLAN100に接続され、クライアントPC150、および、デバイス管理サーバー110との通信をおこなう。イメージバスインタフェース1007は、システムバス1008と画像データを高速で転送する画像バス1009とを接続詞、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス1009は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。ラスタイメージプロセッサ(RIP)1010は、ネットワークから送信されたPDLコマンドをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部1011は、画像入出力デバイスであるプリンタ1014やスキャナ1015と制御ユニット1000とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部1012は、前記スキャナ1015を介して入力された入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部1013は、出力する画像データに対してプリンタ1014の性能に応じた補正、解像度変換等を行う。
<ソフトウェア構成>
図3は、本実施形態におけるデバイス管理システムを構成する各デバイスのソフトウェア構成を示す図である。本実施形態においては、デバイス管理プログラム300は、WWWサーバープログラム301上で動作し、クライアントPC150上のWWWブラウザプログラム350とHTTPプロトコルを利用して通信をおこなうものとする。また、デバイス管理プログラム300と複合機能デバイス120、130、140はSNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコル、および、その他の独自プロトコルを利用して通信するものとする。
また、本実施形態に係るデバイス管理サーバー110上で稼動するデバイス管理プログラム300は、特に断りのない限りハードディスク(HD)210に格納され、実行の主体はCPU200である。
デバイス管理プログラム300において、WWWサーバー301はデバイス管理サーバー110上で稼動する。デバイス管理プログラム300は、WWWサーバー301を介してクライアントPC150上で稼働するWebブラウザプログラム350からのHTMLデータ送信要求を受信する。HTMLデータ送信要求を受信したデバイス管理プログラム300はHTMLデータを生成するため、複合機能デバイス120、130、140とSNMPプロトコルを利用して通信をおこなう。
さらに、取得した複合機能デバイス120、130、140に関する情報(たとえばデバイスの状態を表す状態情報)からHTMLデータを生成し、WWWサーバー301を介してPC150上で稼働するWebブラウザプログラム350に送信する。
全体制御部302は、複合機能デバイス120、130、140と通信して情報の取得、設定をおこないHTMLデータを生成するためにデバイス探索部304、デバイス監視部305を制御するための機能モジュールである。メール通知部303は、探索した複合機能デバイス120、130、140の障害情報やデバイス管理プログラム300に関する各種の情報をSMTP制御部307を介して予め登録された管理者にメール通知するための機能モジュールである。デバイス探索部304は、複合機能デバイス120、130、140を探索し、必要な情報をデータベース部306に登録するための機能モジュールである。より詳細には、デバイス探索部304はSNMP制御部308を制御し、SNMPによるユニキャスト、ブロードキャストなどの方法でネットワーク上の複合機能デバイス120、130、140の探索をおこなう役割を担っている。デバイス監視部305は、SNMP制御部308を介して予め設定された周期でSNMPによるポーリングをおこない複合機能デバイス120、130、140の状態情報を取得し、障害の有無を判別するための機能モジュールである。デバイス監視部305ではさらに、SNMP制御部308を介して複合機能デバイス120、130、140から通知されるTrapメッセージを受信することができる。これにより、デバイス管理プログラムは複合機能デバイス120、130、140の状態変化をリアルタイムで検知することが可能となる。
データベース部306は、デバイス管理プログラム300が検出した複合機能デバイス120、130、140の障害に関する情報を格納するための機能モジュールである。また、データベース部306には複合機能デバイス120、140上で稼働する遠隔操作サーバーアプリケーション324、344と通信をおこない、遠隔地から複合機能デバイスを制御するための遠隔監視クライアントアプリケーション310が格納されている。この遠隔監視クライアントアプリケーション310は、ClickOnce(登録商標)などの技術を使ってクライアントPC150にインストールされることにより、管理者による複合機能デバイス120、140の遠隔操作を可能にする。SMTP制御部307は、メール通知部303からの要求を受け、SMTP(SIMPLE MAIL TRANSFER PROTOCOL)のプロトコル制御をおこない障害情報を含む各種の情報を管理者にメール通知するための機能モジュールである。SNMP制御部308は、SNMPのプロトコル制御をおこなうための機能モジュールである。SNMP制御部308は、管理対象の複合機能デバイス120、130、140への情報の設定、および、複合機能デバイス120、130、140からの障害情報をはじめとする管理情報の取得をおこなうために利用される。TCP/IP制御部309は、SMTP制御部307、SNMP制御部308の要求に応じて、TCP/IPプロトコルによる通信制御をおこなうための機能モジュールである。SNMPエージェント320、330、340は、複合機能デバイス120、130、140上で稼働する。SNMPエージェント320は、MIB情報部321、331、341を参照して、SNMPマネージャーにあたるデバイス管理プログラム300から送信されたSNMPのリクエストに応答を返すプログラムである。SNMPエージェント321、331、341はさらに複合機能デバイス120、130、140上で発生した障害をTRAPによりデバイス管理プログラム300に能動的に通知するための役割も担っている。MIB情報部321、331、341は複合機能デバイス120、130、140に関する各種の情報をMIB(MANAGEMENT INFORMATION BASE)の形式で保持するデータベースである。
さらに、複合機能デバイス120、130、140上には、WWWサーバープログラム322、332、342が稼働している。WWWサーバープログラム322、332、342は、クライアントPC150上で稼働するWebブラウザプログラム350からのHTMLデータ送信要求を受信する。HTMLデータ送信要求を受信したWWWサーバープログラム322、332、342はデバイス管理ページ323、333、343のHTMLデータを生成するため、不図示のコントローラモジュールと通信をおこない管理情報を取得する。なお、デバイス管理ページ323、333、343は、管理者に対して、クライアントPC150上のWebブラウザプログラム350介して複合機能デバイス120、130、140を管理するために状態情報の表示やネットワーク情報の設定変更などを行うためのウエブサービスを提供する。遠隔操作サーバーアプリケーション324、344は、クライアントPC150にインストールされる遠隔操作クライアントアプリケーション310と通信をおこない複合機能デバイス120、130、140の遠隔操作を可能にする。なお、本実施形態においては、複合機能デバイス130上では遠隔操作サーバーアプリケーションが稼働していない。このことは、本実施形態に係るネットワークデバイス管理システムが、遠隔操作サーバーアプリケーションに対応しているデバイスおよび対応していないデバイスの混在環境を管理対象としていることを意味している。
ここで、デバイス管理ページ323、333、343と遠隔操作サーバーアプリケーション324、344の違いを端的に述べる。デバイス管理ページ323、333、343の場合、扱うデータの入出力は図10のネットワークインタフェース1004を介して行われる。デバイス管理ページのデバイスの機種に応じた実装に係るコストや仕様変更時の複雑さから複合機能デバイス120、130、140の持つ情報の一部を公開することが一般的である。また、デバイス管理ページはHTTPを介することから、実時間応答性が乏しく、情報の表示やネットワーク設定等の実時間性が必要でない設定は可能であるものの、デバイスの遠隔的操作は通常サポートしていない。
一方、遠隔操作サーバーアプリケーション324、344の場合、扱うデータの入出力は、図10の操作部インタフェース1003をエミュレートして行われる。この場合、遠隔操作クライアントアプリケーション350により操作部1016が仮想的に提供され、操作部(操作パネル)1016から制御可能な全てのデータの入出力が可能である。そのため、複合機能デバイス120、130、140の持つほぼ全てのデータを操作することが可能となっている。しがたって、デバイス管理ページ323、333、343と遠隔操作サーバーアプリケーション324、344とを比較した場合、後者の方がより広く、より詳細なデータを扱うことが可能であると言える。
<デバイス管理プログラムの実行手順>
図4は、本実施形態のデバイス管理プログラム300が、管理対象である複合機能デバイスにおけるWebデバイス管理ページの稼働状況、および、遠隔操作サーバーアプリケーションの稼働状況を確認する際の動作を示すフローチャートである。同図においてステップS400では、デバイス探索部304によりSNMP制御部308、TCP/IP制御部309を介した複合機能デバイス120、130、140の探索処理が開始され、n台のデバイスを検出してステップS401に移行する。ステップS401では、デバイス管理プログラム300が管理対象の複合機能デバイスをカウントするためのインデックスiを0に初期化して、ステップS402に移行する。ステップS402では、インデックスiの値が探索したデバイスの総数であるnを超えるかどうかの判断が行われ、nを超えない場合にはステップS403に移行し、それ以外の場合には処理を終了する。
ステップS403では、i番目の複合機能デバイスにおけるWebデバイス管理ページの稼働状況を確認するため、HTTPポートの状態を確認(すなわち参照)してステップS404に移行する。本ステップにおいては、例えば、HTTPのデフォルトポート番号であるTCPの80番のポートに対してHEADコマンドを送信し、コネクションが確立できるかどうかによってポートの状態を確認することを想定している。
ステップS404では、ステップS403における確認の結果、i番目のデバイスのHTTPポートが開いているかどうかの判断がおこなわれる。ステップS404において、i番目のデバイスのHTTPポートが開いていると判断した場合にはステップS405に移行し、それ以外の場合にはステップS406に移行する。なお、本実施形態によるデバイス管理プログラム300は、複合機能デバイスのHTTPポートが開いていた場合には、Webデバイス管理ページが稼働中と判断する。
ステップS405では、ステップS404における判断の結果、i番目の複合機能デバイスのHTTPポートが開いていると判断した場合に後述のデータベース600における当該複合機能デバイスのHTTPポートの状態を示すフラグを立ててステップS407に移行する。
ステップS406では、ステップS404における判断の結果、i番目の複合機能デバイスのHTTPポートが閉じていると判断した場合に後述のデータベース600における当該複合機能デバイスのHTTPポートの状態を示すフラグを落としてステップS407に移行する。
ステップS407では、i番目の複合機能デバイスにおいて遠隔操作サーバーアプリケーションが使用するポートの状態を確認(すなわち参照)し、ステップS408に移行する。なお、本実施形態においては、遠隔操作サーバーアプリケーションとしてVNC(Virtual Network Computing)を、遠隔操作クライアントアプリケーションとしてVNC Viewerを想定している。したがって、ステップS408では、通常VNCが使用する通信ポートであるTCPの5900番から5906番のポートの状態を確認するものとする。もちろんVNCが既定値以外のポートを用いる場合には、そのポートが確認の対象となる。
ステップS408では、ステップS407における確認の結果、i番目のデバイスのVNCポートが開いているかどうかの判断がおこなわれる。ステップS407において、i番目のデバイスのVNCポートが開いていると判断した場合にはステップS409に移行し、それ以外の場合にはステップS410に移行する。ステップS409では、ステップS408における判断の結果、i番目の複合機能デバイスのVNCポートが開いていると判断した場合に後述のデータベース600における当該複合機能デバイスのVNCポートの状態を示すフラグを立ててステップS411に移行する。ステップS410では、前記ステップS408における判断の結果、i番目の複合機能デバイスのVNCポートが閉じていると判断した場合に後述のデータベース600における当該複合機能デバイスのVNCポートの状態を示すフラグを落としてステップS411に移行する。
ステップS411では、デバイス管理プログラム300が管理対象の複合機能デバイスをカウントするためのインデックスiをインクリメントしてステップS402に戻る。
本実施形態のデバイス管理プログラム300は以上のステップを経て管理対象の複合機能デバイスにおけるWeb管理ページ、および、VNCの稼働状況を確認して、後述のデータベース600に、必要な情報を登録する。
<デバイス情報>
図5は、本実施形態においてデバイス管理プログラム300のデータベース306に格納される管理対象デバイス情報を例示する図である。デバイス管理プログラム300は実行に際して、これら情報を参照しつつ、本実施形態における各機能を実現する。
データテーブル500には管理対象となる複合機能デバイスに関する情報が格納される。デバイスIDカラム501には、デバイス探索モジュール304を介して探索された複合機能デバイスに対して割り当てられた任意の識別子が格納される。デバイス名カラム502には、デバイス探索モジュール307を介して探索された複合機能デバイスのユーザーフレンドリ名であるデバイス名が格納される。なお、デバイス名カラム502に格納される情報は、デバイス管理プログラム300が複合機能デバイスのSNMPエージェント320、330、340が保持するMIBオブジェクトであるSysNameなどから取得しているものとする。
製品名カラム503には、デバイス探索モジュール304を介して探索された複合機能デバイスの製品名が格納される。なお、製品名カラム503に格納される情報は、デバイス管理プログラム300が複合機能デバイスのSNMPエージェント320、330、340が保持するMIBオブジェクトであるSysDescrなどから取得しているものとする。
IPアドレスカラム504には、デバイス探索モジュール304を介して探索された複合機能デバイスのIPアドレスが格納される。状態情報カラム505には、デバイス探索モジュール304を介して探索された複合機能デバイスの状態情報が格納される。なお、状態情報カラム505に格納される情報は、デバイス管理プログラム300が複合機能デバイスのSNMPエージェントが保持するMIBオブジェクトであるhrPrinterDetectedErrorStateなどから取得しているものとする。また、ベンダー独自の詳細なエラー情報についても、ベンダー独自のMIBから取得できるものとする。
HTTPポートカラム506には、図4に示すフローチャートのステップS405およびS406において値を設定するHTTPポートのフラグを格納する。VNCポートカラム507には、図4に示すフローチャートのステップS409およびS410において値を設定するVNCポートのフラグを格納する。VNCステータスカラム508には、VNCの状態情報を格納する。本実施形態における複合機能デバイスでは、VNCの状態として「稼働中」、「停止中」、「非対応」の三つの情報を持つものとする。なお、VNCの状態が「停止中」の複合機能デバイスはデバイス管理プログラムのコマンドにより、そのステータスを「稼働中」に切り替えることが可能となるものとする。
<複合機能デバイスの一覧表示画面>
図6は、デバイス管理プログラム300による複合機能デバイスの一覧表示画面(以下、デバイスリスト)のイメージ図である。この表示画面は、たとえばHTMLで記述されたデータとしてWWWサーバー301によりWWWブラウザ350に提供され、そこで表示される。
図6(a)において、デバイスリスト600aは、データベース500において、HTTPポートカラム506がオープンであり、VNCポートカラム507がクローズのデバイスに対するイメージ図である。一方、図6(b)のデバイスリスト600bは、データベース500において、HTTPポートカラム506、VNCポートカラム507がともにオープンのデバイスに対するイメージ図である。デバイスリスト600aとデバイスリスト600bは、後述するラジオボタンにより選択されているデバイスのVNCポートカラム507の値に応じていずれかが選択的に表示される。例えばデバイスリスト600aではVNCポートカラム507がオープン状態のデバイス2が選択されており、デバイスリスト600bではVNCポートカラム507がクローズ状態のデバイス3が選択されている。たとえば図6(a)のデバイスリスト600aにおいて、ユーザがデバイス3を選択すれば、表示は図6(b)のデバイスリスト600bに代わることになる。なおボタンやラジオボタンの操作はクライアントPCのWWWブラウザ350で行われ、操作内容がHTTPを介してデバイス管理プログラム300に伝達され、操作に応じたデータがデバイス管理プログラム300からブラウザに提供されて表示が更新されることで、図6(a)と図6(b)との表示の切り換えは行われる。これは通常のWWWシステムに即した手順である。
デバイス名表示領域604a、604bは、データベース500におけるデバイス名カラム502の情報を表示する領域である。製品名表示領域605a、605bは、データベース500における製品名カラム503の情報を表示する領域である。IPアドレス表示領域606a、606bは、データベース500におけるIPアドレスカラム504の情報を表示する領域である。設置場所表示領域607a、607bは、複合機能デバイスの設置場所情報を表示する領域である。なお、本実施形態においては説明は省略するが、デバイス管理プログラム300には図6に示したデバイスリスト600a、600bとは別にデバイスマップ機能が実装されているものとする。デバイスマップ機能とはオフィスの見取り図に複合機能デバイスを示すアイコンを配置し、複合機能デバイスの設置場所を容易に把握するための機能である。設定場所情報表示領域607a、607bには、デバイスマップに登録済みの複合機能デバイスに対してリンクを張りデバイスリスト600a、600bから容易にデバイスリスト表示できるようにしている。ラジオボタン603a、603bは、デバイスリスト600a、600bに表示された複合機能デバイスのうちからひとつを選択するためのラジオボタンである。図6のデバイスリストはいずれも
デバイス管理プログラム300は、ラジオボタン603a、603bにより複合機能デバイスが選択されると、選択されたデバイスのHTTPポートカラム506、および、VNCポートカラム507を参照する。デバイス管理プログラム300は、参照したポートの状態に応じてVNC Viewer(VNCビューワ)の起動ボタン601a、601b、および、Webデバイス管理ページ表示ボタン602a、602bを表示する。なお、起動ボタン601a、601bはクリック(あるいは押下)操作のための操作領域であり、有効化状態のVNC Viewer起動ボタン601bを押下すると、前述したClickOnce(登録商標)などの技術を使ってクライアントPC150にVNC Viewerがインストールされ、起動される。また、既にインストール済みの環境においては単にVNC Viewerを起動する。
さらに、本実施形態においては、選択されたデバイスのVNCポートがクローズしている場合、無効化状態でVNC Viewer起動ボタンを表示する。したがって、VNCポートがクローズしている場合のボタン表示が601aにあたる。
<デバイスリスト操作手順>
図7は、本発明実施例のデバイス管理プログラム300のユーザーが、管理対象である複合機能デバイスの一覧(以下、デバイスリスト)を操作した際の動作を示すフローチャートである。なお以下の説明で「表示する」とは、デバイス管理プログラム300がクライアントからの要求に応じてデバイスリストのウエブページを提供し、それをクライアントのブラウザ350で表示することを意味している。
図7においてステップS700では、デバイス管理プログラム300がデバイスリスト600a、600bを表示して、ステップS701に移行する。ステップS701では、ラジオボタン603a、603bによりj番目のデバイスの選択がおこなわれステップS702に移行する。ステップS702では、選択されたj番目のデバイスのデバイスIDをキーにしてデータベース500を参照し、ステップS703に移行する。ステップS703では、デバイス管理プログラム300のユーザーの権限を確認(参照)し、ステップS704に移行する。なお、本実施形態において説明は省略するが、デバイス管理プログラム300はユーザーアカウントを生成する際に管理者権限、および、一般ユーザー権限を指定するものとする。また、デバイス管理プログラム300は管理者権限を持つユーザーに対しては複合機能デバイスの設定変更を許可するが、一般ユーザー権限を持つユーザーに対しては情報の表示のみを許可するといった制御をおこなっている。ステップS704では、ステップS703において参照したユーザー権限が管理者権限であるか判定する。判定の結果、デバイス管理プログラム300のユーザーが管理者権限を持つ場合にはステップS705に移行し、それ以外の場合にはステップS709に移行する。したがって、本実施形態においては、管理者権限を持つユーザー以外に対してはVNC Viewer起動ボタン601a、601bは表示しない。
ステップS705では、j番目の複合機能デバイスのデバイスIDをキーにしてデータベース500のVNCポートカラム507の確認(参照)がおこなわれ、ステップS706に移行する。ステップS706では、ステップS705において参照したj番目の複合機能デバイスのVNCポートがオープンであるかどうかの判断がおこなわれ、VNCポートがオープンである場合にはステップS707に移行し、それ以外の場合にはステップS708に移行する。ステップS707では、ステップS706における判断の結果、j番目の複合機能デバイスのVNCポートが開いていると判断された場合にVNC Viewerを起動するためのボタンを有効化状態(601b)で表示し、ステップS709に移行する。ステップS708では、ステップS706における判断の結果、j番目の複合機能デバイスのVNCポートが閉じていると判断された場合にVNC Viewerを起動するためのボタンを無効化状態(601a)で表示し、ステップS709に移行する。
ステップS709では、j番目の複合機能デバイスのデバイスIDをキーにしてデータベース500のHTTPポートカラム506の確認(参照)がおこなわれ、ステップS710に移行する。ステップS710では、ステップS705において参照したj番目の複合機能デバイスのHTTPポートが開いているかどうかの判断がおこなわれる。ステップS710における判断の結果、HTTPポートが開いている場合にはステップS711に移行し、それ以外の場合にはステップS712に移行する。ステップS711では、j番目の複合機能デバイスのHTTPポートが開いていると判断された場合にWebデバイス管理ページを表示するためのボタンを有効化状態(602a、602b)で表示し、処理を終了する。ステップS712では、j番目の複合機能デバイスのHTTPポートが閉じていると判断された場合にWebデバイス管理ページを表示するためのボタンを無効化状態(不図示)で表示し、処理を終了する。
以上の手順により本実施形態によるデバイス管理プログラム300においては、複合機能デバイスにおける遠隔操作サーバーアプリケーションの稼働状況を判別し、効率的に遠隔操作サーバーアプリケーションを起動することが可能となる。
例えば図6(a)のデバイスリスト600aがwebブラウザプログラム350によりクライアントPC150に表示されている場合、ユーザーはボタン602aをクリックすることができる。それにより、表示されているWebページが、選択されているデバイス2のデバイス管理ページ333にリダイレクトされて表示される。それが図11(c)のような画面である。
また、例えば図6(b)のデバイスリスト600bがwebブラウザプログラム350によりクライアントPC150に表示されている場合、ユーザーはボタン601bをクリックすることもできる。その場合には、デバイス管理サーバー110は、そのクリックをきっかけとして、遠隔操作クライアントアプリケーション310を、ボタン601bが操作されたクライアントPC150にダウンロードしてインストールし、実行させる。なおすでにインストールされている場合には、実行させるだけでよい。これによりクライアントPC150で実行される遠隔操作クライアントアプリケーション310が、所定の手順で表示する画面データを遠隔操作サーバーアプリケーション324,344に要求し、要求した画像データを受信して表示する。これが図11(b)に例示した画面である。
図11は本実施形態の複合機能デバイス120、130、140の操作部1016、遠隔操作サーバーアプリケーション324、344、および、デバイス管理ページ323、333、343のイメージ図である。図11(a)が操作部1016のイメージ、図11(b)が遠隔操作サーバーアプリケーション324、344のイメージ、図11(c)がデバイス管理ページ323、333、343のイメージである。図11に示すように、実機の操作部1016と、遠隔操作サーバーアプリケーション324、344により遠隔操作クライアントアプリケーション310に提供されて表示される操作部の画像とはほぼ同じイメージである。これに対して、WWWサーバーによりクライアントに提供されてブラウザに表示されるデバイス管理ページ323、333、343の表示画像については全く異なるデザインとなっている。
[実施形態2]
図8は、本実施形態のデバイス管理プログラム300が、デバイスリストの表示時に管理対象である複合機能デバイスの状態に応じて制御を変える際の動作を示すフローチャートである。なお本実施形態では、第1実施形態との相違点について説明し、共通する部分については説明を省略する。
同図において、ステップS800では、デバイス探索部304によりSNMP制御部308、TCP/IP制御部309を介した複合機能デバイスの探索処理が開始され、n台のデバイスを検出してステップS801に移行する。ステップS801では、デバイス管理プログラム300が管理対象の複合機能デバイスをカウントするためのインデックスkを0に初期化して、テップS802に移行する。
ステップS802では、インデックスkの値が探索したデバイスの総数であるnを超えるかどうかの判断が行われ、nを超えない場合にはステップS803に移行し、それ以外の場合には処理を終了する。ステップS803では、着目するk番目のデバイスのデバイスIDをキーにしてデータベース500を参照し、ステップS804に移行する。ステップ804では、k番目の複合機能デバイスのデバイスIDをキーにしてデータベース500の状態情報カラム505の確認がおこなわれ、ステップS805に移行する。ステップS805では、ステップS804における確認の結果、k番目の複合機能デバイスにおいて障害が発生しておらず印刷可能状態であるかどうかの判断が行われる。ステップS805の判断の結果、k番目の複合機能デバイスが印刷可能状態である場合にはステップS813に移行し、それ以外の場合にはステップS806に移行する。
ステップS806では、ステップS805においてk番目の複合機能デバイスが印刷可能状態ではないと判断された場合に、k番目の複合機能デバイスに重大なエラー(以下、サービスコールエラー)が発生しているかどうかの判断が行われる。ステップS806の判断の結果、k番目の複合機能デバイスにサービスコールエラーが発生している場合には、ステップS807に移行し、それ以外の場合にはステップS810に移行する。
ステップS807では、k番目の複合機能デバイスのデバイスIDをキーにしてデータベース500のVNCポートカラム507の確認がおこなわれ、ステップS808に移行する。ステップS808では、ステップS807における確認の結果、k番目の複合機能デバイスのVNCポートが開いているかどうかの判断がおこなわれ、VNCポートが開いている場合にはステップS809に移行し、それ以外の場合にはステップS810に移行する。ステップS809では、デバイスリストにおけるk番目の複合機能デバイスのエントリに対してVNC Viewer起動ボタンを表示してステップS813に移行する。
ステップS810では、k番目の複合機能デバイスのデバイスIDをキーにしてデータベース500のHTTPポートカラム506の確認がおこなわれ、ステップS811に移行する。ステップS811では、ステップS810における確認の結果、k番目の複合機能デバイスのHTTPポートが開いているかどうかの判断がおこなわれる。ステップS811の判断の結果、HTTPポートが開いている場合にはステップS812に移行し、それ以外の場合にはステップS813に移行する。ステップS812では、デバイスリストにおけるk番目の複合機能デバイスのエントリに対してWebデバイス管理ページ表示ボタンを表示してステップS813に移行する。
ステップS813では、デバイス管理プログラム300が管理対象の複合機能デバイスをカウントするためのインデックスkをインクリメントしてステップS802に戻る。
図9は、デバイス管理プログラム300が図8のフローチャートに示す処理によって表示するデバイスリストの一例を示すイメージ図である。同図において、デバイス名表示領域901は、データベース500におけるデバイス名カラム502の情報を表示する表示領域である。製品名表示領域902は、データベース500における製品名カラム503の情報を表示する表示領域である。IPアドレス表示領域903は、データベース500におけるIPアドレスカラム504の情報を表示する表示領域である。状態情報表示領域904は、データベース500における状態情報カラム505の情報を表示する表示領域である。ボタン905、907は、前述のボタン601bと同じ機能を持つVNC Viewer起動ボタンである。ボタン906、908は、前述のボタン602a、602bと同じ機能を持つWebデバイス管理ページ表示ボタンである。
以上、説明したように本実施形態によれば、サービスコールエラーなどの重大なエラー発生時にはより詳細な情報を表示・設定可能なVNCを起動することが可能となり、デバイス管理の操作性を飛躍的に向上させることが可能となる。

Claims (8)

  1. ネットワークに接続されたネットワークデバイスを管理するデバイス管理装置であって、
    ネットワークデバイスに対して、前記ネットワークデバイスが提供するウエブサービスにアクセスするための第1のポートが開いているか否かを判定する第1の判定手段と、
    ネットワークデバイスに対して、前記ネットワークデバイスを遠隔的に操作するためのアプリケーションが通信に利用する第2のポートが開いているか否かを判定する第2の判定手段と、
    ネットワークデバイスのリストを前記ネットワークに接続されたクライアント端末に提供して表示させ、該リストに含まれたデバイスごとに、前記第1のポートが開いていると判定されたデバイスについては、前記ウエブサービスにアクセスするための第1の機能に対応する前記第1のボタンを有効化して表示させ、前記第2のポートが開いていると判定されたデバイスについては、前記遠隔的に操作するための第2の機能に対応する前記第2のボタンを有効化して表示させる制御手段と
    を有することを特徴とするデバイス管理装置。
  2. 前記第2の機能の利用がユーザーにより指示された場合には、当該デバイスを遠隔的に操作するためのクライアントアプリケーションを、前記ネットワークに接続されたクライアント端末で実行させ、当該デバイスで実行されるサーバーアプリケーションとの通信により遠隔的な操作が提供されることを特徴とする請求項に記載のデバイス管理装置。
  3. 前記制御手段は、ユーザー権限を判別して、管理者権限でない場合には、前記遠隔的に操作するための機能を有効化しないことを特徴とする請求項に記載のデバイス管理装置。
  4. 前記第2のポートは、Virtual Network Computing(VNC)に割り当てられた5900番から5906番の少なくともいずれかのポートであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のデバイス管理装置。
  5. 前記制御手段は、前記ネットワークデバイスに対して、印刷の動作が可能でなくかつサービスコールが発生しているか否かを判定する第3の判定手段をさらに有し、
    前記第2の判定手段は、前記第3の判定手段が印刷の動作が可能でなくかつサービスコールが発生していると判定した場合に、前記第2のポートが開いているか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のデバイス管理装置。
  6. 前記ネットワークデバイスは、該デバイスが提供する機能の利用および情報の参照またはそのいずれかのための操作を行うための操作部を有し、
    前記ネットワークデバイスを遠隔的に操作するためのアプリケーションは、前記操作部と同様の操作画面を、前記ネットワークに接続したクライアント端末に表示させ、
    前記ネットワークデバイスが提供するデバイス管理ページにアクセスした前記クライアント端末は、当該デバイスの状態を表示することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のデバイス管理装置。
  7. ネットワークに接続されたネットワークデバイスを管理するデバイス管理装置により実行されるデバイス管理方法であって、
    前記デバイス管理装置の第1の判定手段が、ネットワークデバイスに対して、前記ネットワークデバイスが提供するウエブサービスにアクセスするための第1のポートが開いているか否かを判定する第1の判定工程と、
    前記デバイス管理装置の第2の判定手段が、ネットワークデバイスに対して、前記ネットワークデバイスを遠隔的に操作するためのアプリケーションが通信に利用する第2のポートが開いているか否かを判定する第2の判定工程と、
    前記デバイス管理装置の制御手段が、ネットワークデバイスのリストを前記ネットワークに接続されたクライアント端末に提供して表示させ、該リストに含まれたデバイスごとに、前記第1のポートが開いていると判定されたデバイスについては、前記ウエブサービスにアクセスするための第1の機能に対応する前記第1のボタンを有効化して表示させ、前記第2のポートが開いていると判定されたデバイスについては、前記遠隔的に操作するための第2の機能に対応する前記第2のボタンを有効化して表示させる制御工程と
    を有することを特徴とするデバイス管理方法。
  8. 請求項1乃至のいずれか一項に記載したデバイス管理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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