JP6011089B2 - ロボットシステム並びにロボット制御装置及び方法 - Google Patents
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Description
図1において、1は全体として本実施の形態によるロボットシステムを示す。このロボットシステム1は、テーブル2に固定されたワーク3に対してバリ取りなどの所定の加工処理を施すロボット4と、当該ロボット4の動作を制御するロボット制御部5とから構成される。
次に、かかるロボットシステム1に搭載されたキャリブレーション機能について説明する。本ロボットシステム1には、予めオペレータにより作成されたワーク3の加工処理時における手先工具のツールセンタポイントの軌道(加工軌道)をキャリブレーションするキャリブレーション機能が搭載されている。このキャリブレーション機能は、かかる加工軌道が作成されたCADモデル空間(仮想空間)上のワーク3と、現実のワーク3とのずれ量をタッチセンシング動作により検出し、検出結果に基づいて上記加工軌道を補正する機能である。
とすると、目標点TCP位置CADpTCPkの集合体の重心位置CADpGは、次式
とすると、計測点TCP位置CADpTCPk´の集合体の重心位置CADpG´は、次式
とし、各計測点TCP位置CADpTCPk´を次式
とすると、これら目標点TCP位置CADpTCPkと、計測点TCP位置CADpTCPk´との関係は、次式
ここで、上述のようなキャリブレーション処理は、制御装置6のメモリ21に格納された図示しない制御プログラムに基づき、図6に示す処理手順に従って、制御装置6のCPU20の制御のもとに行われる。
以上の構成のロボットシステム1によれば、キャリブレーション処理に直交する3平面を必要としないため、どのような形状の被加工対象に対しても専用の治具を用いることなく加工軌道のキャリブレーションを行うことができる。
なお上述の実施の形態においては、本発明を図1のように構成されたロボットシステム1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ワークの加工処理時における手先工具15の加工軌道を3次元CAD装置を用いてオフラインで生成するこの他種々の構成のロボットシステムに広く適用することができる。
Claims (5)
- ロボットアームの先端部に加工用の第1の手先工具又は計測用の第2の手先工具が取り付けられるロボットと、
ワークの加工処理時、仮想空間内の基準座標を基準として作成された加工軌道に沿って前記第1の手先工具のツールセンタポイントを移動させるように前記ロボットの位置及び姿勢を制御するロボット制御部と
を備え、
前記ロボット制御部は、
前記加工軌道と同一の仮想空間上に作成されたタッチセンシング軌道に沿って、前記ワークの表面上に複数設定された目標点に前記第2の手先工具を接触させるタッチセンシング動作を前記ロボットに実行させ、
前記タッチセンシング動作時に検出した、前記目標点ごとにおいて前記第2の手先工具が前記ワークに接触した接触点における前記第2の手先工具のツールセンタポイントの位置及び姿勢を表す第1の位置及び姿勢データと、前記第2の手先工具を前記タッチセンシング軌道に沿って移動させた場合に想定される、前記目標点ごとにおいて前記第2の手先工具が前記ワークに接触したときの当該ツールセンタポイントの位置及び姿勢を表す第2の位置及び姿勢データとに基づいて、最小二乗法により前記仮想空間上の前記ワークと現実の前記ワークとを一致させるための基準座標系の補正量として、前記目標点が3点より少ない場合には並進量のみを算出し、目標点が3点以上の場合は並進及び回転量を算出し、
算出した当該補正量に基づいて前記基準座標系を補正し、
前記ワークの加工処理時には、補正した前記基準座標系を基準とする前記加工軌道に沿って前記第1の手先工具のツールセンタポイントを移動させるように前記ロボットを制御する
ことを特徴とするロボットシステム。 - 前記第1及び第2の手先工具は同形状に形成され、
前記ロボット制御部は、
前記タッチセンシング動作時における前記第2の手先工具の姿勢が、前記加工処理時における前記第1の手先工具の姿勢と同一となるように前記ロボットを制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のロボットシステム。 - ロボットアームの先端部に加工用の第1の手先工具又は計測用の第2の手先工具が取り付けられるロボットを制御対象として、ワークの加工処理時に、仮想空間内の基準座標を基準として作成された加工軌道に沿って前記第1の手先工具のツールセンタポイントを移動させるように前記ロボットの位置及び姿勢を制御するロボット制御装置において、
前記加工軌道と同一の仮想空間上に作成されたタッチセンシング軌道に沿って、前記ワークの表面上に複数設定された目標点に前記第2の手先工具を接触させるタッチセンシング動作を前記ロボットに実行させ、
前記タッチセンシング動作時に検出した、前記目標点ごとにおいて前記第2の手先工具が前記ワークに接触した接触点における前記第2の手先工具のツールセンタポイントの位置及び姿勢を表す第1の位置及び姿勢データと、前記第2の手先工具を前記タッチセンシング軌道に沿って移動させた場合に想定される、前記目標点ごとにおいて前記第2の手先工具が前記ワークに接触したときの当該ツールセンタポイントの位置及び姿勢を表す第2の位置及び姿勢データとに基づいて、最小二乗法により前記仮想空間上の前記ワークと現実の前記ワークとを一致させるための基準座標系の補正量として、前記目標点が3点より少ない場合には並進量のみを算出し、目標点が3点以上の場合は並進量又は並進量及び回転量を算出し、
算出した当該補正量に基づいて前記基準座標系を補正し、
前記ワークの加工処理時には、補正した前記基準座標系を基準とする前記加工軌道に沿って前記第1の手先工具のツールセンタポイントを移動させるように前記ロボットを制御する
ことを特徴とするロボット制御装置。 - ロボットアームの先端部に加工用の第1の手先工具又は計測用の第2の手先工具が取り付けられるロボットと、ワークの加工処理時、仮想空間内の基準座標を基準として作成された加工軌道に沿って前記第1の手先工具のツールセンタポイントを移動させるように前記ロボットの位置及び姿勢を制御するロボット制御部とを有するロボットシステムにおけるロボット制御方法において、
前記ロボット制御部が、前記加工軌道と同一の仮想空間上に作成されたタッチセンシング軌道に沿って、前記ワークの表面上に複数設定された目標点に前記第2の手先工具を接触させるタッチセンシング動作を前記ロボットに実行させる第1のステップと、
前記ロボット制御部が、前記タッチセンシング動作時に検出した、前記目標点ごとにおいて前記第2の手先工具が前記ワークに接触した接触点における前記第2の手先工具のツールセンタポイントの位置及び姿勢を表す第1の位置及び姿勢データと、前記第2の手先工具を前記タッチセンシング軌道に沿って移動させた場合に想定される、前記目標点ごとにおいて前記第2の手先工具が前記ワークに接触したときの当該ツールセンタポイントの位置及び姿勢を表す第2の位置及び姿勢データとに基づいて、最二乗法により前記仮想空間上の前記ワークと現実の前記ワークとを一致させるための基準座標系の補正量として、前記目標点が3点より少ない場合には並進量のみを算出し、目標点が3点以上の場合は並進量又は並進量及び回転量を算出する第2のステップと、
前記ロボット制御部が、算出した当該補正量に基づいて前記基準座標系を補正する第3のステップと、
前記ロボット制御部が、前記ワークの加工処理時に、補正した前記基準座標系を基準とする前記加工軌道に沿って前記第1の手先工具のツールセンタポイントを移動させるように前記ロボットを制御する第4のステップと
を備えることを特徴とするロボット制御方法。 - 前記第1及び第2の手先工具は同形状に形成され、
前記第1のステップにおいて、前記ロボット制御部は、
前記タッチセンシング動作時における前記第2の手先工具の姿勢が、前記加工処理時における前記第1の手先工具の姿勢と同一となるように前記ロボットを制御する
ことを特徴とする請求項4に記載のロボット制御方法。
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