JP6010803B2 - 時刻同期システム、時刻同期方法、スレーブノード及びコンピュータプログラム - Google Patents
時刻同期システム、時刻同期方法、スレーブノード及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6010803B2 JP6010803B2 JP2013040849A JP2013040849A JP6010803B2 JP 6010803 B2 JP6010803 B2 JP 6010803B2 JP 2013040849 A JP2013040849 A JP 2013040849A JP 2013040849 A JP2013040849 A JP 2013040849A JP 6010803 B2 JP6010803 B2 JP 6010803B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- slave node
- node
- master node
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 19
- 238000004590 computer program Methods 0.000 title claims description 5
- 230000006854 communication Effects 0.000 claims description 50
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 50
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 33
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 17
- 230000007175 bidirectional communication Effects 0.000 claims description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 27
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 10
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 8
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 5
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 3
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 2
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
まず、図1を用いてIEEE1588の時刻同期アルゴリズムについて説明する。図1は、IEEE1588の時刻同期アルゴリズムによる通信シーケンスの動作を表すシーケンス図である。図1では、マスターノード10とスレーブノード20とが双方向通信を行っており、スレーブノード20が定期的にマスターノード10の時刻にスレーブノード20の時刻を同期させる。
スレーブノード20は、Sync送信時刻Tm(0)、Sync受信時刻Ts(0)に基づいて、以下の式1によってマスターノード10における時刻(以下、「マスター時刻」という。)とスレーブノード20における時刻(以下、「スレーブ時刻」という。)との差分MS_Diffを算出する。
マスターノード10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、時刻同期用プログラムを実行する。時刻同期用プログラムの実行によって、マスターノード10は、マスタークロック生成部11、時計部12、パケット生成部13、通信部14を備える装置として機能する。なお、マスターノード10の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されても良い。また、時刻同期用プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、時刻同期用プログラムは、電気通信回線を介して送受信されても良い。
通信部14は、スレーブノード20との間で通信を行う。例えば、通信部14は、スレーブノード20からDelay_Requestメッセージを受信し、パケット生成部13に転送する。また、通信部14は、Syncメッセージ、Follow_upメッセージ、Delay_Responseメッセージをスレーブノード20に送信する。
スレーブノード20は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、時刻同期用プログラムを実行する。時刻同期用プログラムの実行によって、スレーブノード20は、通信部21、制御部22、PLL(Phase Lock Loop)部23、時計部24、バッファメモリ25、周波数同期監視部26、演算部27、時刻補正部28を備える装置として機能する。また、PLL部23は、位相比較器30、LPF(Low-pass filter)31、PI(Proportional Integral)制御器32、VCO(voltage controlled oscillator)33、カウンタ34として機能する。なお、スレーブノード20の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されても良い。また、時刻同期用プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、時刻同期用プログラムは、電気通信回線を介して送受信されても良い。
PI制御器32は、平準化された差分信号が最終的にゼロとなるような制御信号を生成し、VCO33に出力する。
カウンタ34は、VCO33によって生成されたスレーブクロックを元にタイムスタンプを生成し、位相比較器30に転送する。
バッファメモリ25のメモリ量に変化があった場合、周波数同期監視部26は時計部24のスレーブ時刻を補正するように演算部27に指示する。一方、バッファメモリ25のメモリ量に変化がなかった場合、周波数同期監視部26は時計部24のスレーブ時刻の補正は必要ないと判定する。
時刻補正部28は、演算部27が算出したOffsetの値を用いて時計部24のスレーブ時刻を補正する。時刻補正部28のこの処理によって、スレーブノード20の時計部24のスレーブ時刻は、マスターノード10の時計部12のマスター時刻に同期する。
スレーブノード20の通信部21は、マスターノード10から送信されるSyncメッセージを受信する(ステップS201)。具体的には、通信部21は、マスターノード10からSyncメッセージを受信し、受信したSyncメッセージをバッファメモリ25に転送する。制御部22は、バッファメモリ25からSyncメッセージを受けると、時計部24を参照してSync受信時刻Ts(0)を記録する。
時刻補正部28は、演算部27が出力したOffsetの値を用いて時計部24のスレーブ時刻を補正する。具体的には、以下のように時計部24のスレーブ時刻を補正する。補正前の時計部24のスレーブ時刻は、マスターノード10の時計部12のマスター時刻にOffsetの値が加わった時刻である。そのため、時刻補正部28は、補正前の時計部24のスレーブ時刻を、Offsetの値だけ減算した時刻となるように補正する(ステップS208)。その後、図4の処理が終了する。
一台のマスターノード10に対してスレーブノード20が複数台で接続して構成されても良い。
また、本実施例では、マスターノード10とスレーブノード20との間で送受信されるメッセージとしてPTPメッセージを示したが、これに限定される必要はない。例えば、NTP(Network Time Protocol)メッセージやSNTP(Simple Network Time Protocol)メッセージなどのメッセージが用いられても良いし、その他のメッセージが用いられても良い。
また、スレーブノード20の周波数同期の方法は、上記の方法に限定される必要はない。例えば、スレーブノード20は、外部から入力される信号に基づいて周波数同期を行っても良い。外部から入力される信号の具体例として、GPS(Global Positioning System)信号や周波数網の主発信機から供給される信号などがある。
Claims (5)
- 双方向通信を行うマスターノードとスレーブノードとを備え、前記スレーブノードにおける時刻を前記マスターノードにおける時刻に同期させる時刻同期システムであって、
前記マスターノードは、
前記スレーブノードと制御メッセージの送受信を行う通信部を備え、
前記スレーブノードは、
前記マスターノードと制御メッセージの送受信を行う通信部と、
前記通信部が受信した前記制御メッセージを蓄積するバッファと、
前記バッファのメモリ量の変化量が閾値より大きい場合に自装置の時刻を補正し、前記バッファのメモリ量の変化量が閾値以下の場合に自装置の時刻を補正しない時刻補正部と、
を備える時刻同期システム。 - 前記バッファのメモリ量の変化量が閾値より大きいか否かを監視する周波数同期監視部を更に備え、
前記時刻補正部は、前記周波数同期監視部によって前記バッファのメモリ量の変化量が閾値より大きいと判定された場合に自装置の時刻を補正する請求項1に記載の時刻同期システム。 - 双方向通信を行うマスターノードとスレーブノードとを備え、前記スレーブノードにおける時刻を前記マスターノードにおける時刻に同期させる時刻同期システムが行う時刻同期方法であって、
前記マスターノードが、
前記スレーブノードと制御メッセージの送受信を行う通信ステップと、
前記スレーブノードが、
前記マスターノードと制御メッセージの送受信を行う通信ステップと、
前記通信ステップによって受信された前記制御メッセージをバッファに蓄積する記憶ステップと、
前記バッファのメモリ量の変化量が閾値より大きい場合に自装置の時刻を補正し、前記バッファのメモリ量の変化量が閾値以下の場合に自装置の時刻を補正しない時刻補正ステップと、
を有する時刻同期方法。 - マスターノードに対して時刻同期を行うスレーブノードであって、
前記マスターノードと制御メッセージの送受信を行う通信部と、
前記通信部が受信した前記制御メッセージを蓄積するバッファと、
前記バッファのメモリ量の変化量が閾値より大きい場合に自装置の時刻を補正し、前記バッファのメモリ量の変化量が閾値以下の場合に自装置の時刻を補正しない時刻補正部と、
を備えるスレーブノード。 - 双方向通信を行うマスターノードとスレーブノードとを備え、前記スレーブノードにおける時刻を前記マスターノードにおける時刻に同期させる時刻同期システムとして、前記マスターノードに相当する第一のコンピュータ及び前記スレーブノードに相当する第二のコンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、
前記第一のコンピュータに対し、
前記スレーブノードと制御メッセージの送受信を行う通信ステップを実行させ、
前記第二のコンピュータに対し、
前記マスターノードと制御メッセージの送受信を行う通信ステップと、
前記通信ステップによって受信された前記制御メッセージをバッファに蓄積する記憶ステップと、
前記バッファのメモリ量の変化量が閾値より大きい場合に自装置の時刻を補正し、前記バッファのメモリ量の変化量が閾値以下の場合に自装置の時刻を補正しない時刻補正ステップと、
を実行させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013040849A JP6010803B2 (ja) | 2013-03-01 | 2013-03-01 | 時刻同期システム、時刻同期方法、スレーブノード及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013040849A JP6010803B2 (ja) | 2013-03-01 | 2013-03-01 | 時刻同期システム、時刻同期方法、スレーブノード及びコンピュータプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014171028A JP2014171028A (ja) | 2014-09-18 |
JP6010803B2 true JP6010803B2 (ja) | 2016-10-19 |
Family
ID=51693128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013040849A Active JP6010803B2 (ja) | 2013-03-01 | 2013-03-01 | 時刻同期システム、時刻同期方法、スレーブノード及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6010803B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005069749A (ja) * | 2003-08-21 | 2005-03-17 | Yokogawa Electric Corp | 時刻補正方法、ネットワーク品質評価測定方法およびネットワーク品質評価装置 |
WO2008093600A1 (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-07 | Nec Corporation | 時刻同期システム、時刻同期方法、及びプログラム |
JP5127482B2 (ja) * | 2008-01-30 | 2013-01-23 | 株式会社東芝 | タイミング同期方法、同期装置、同期システム及び同期プログラム |
-
2013
- 2013-03-01 JP JP2013040849A patent/JP6010803B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014171028A (ja) | 2014-09-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5561426B2 (ja) | 同期システム、同期方法、第一の同期装置、第二の同期装置及びコンピュータプログラム | |
US9203725B2 (en) | Update of a cumulative residence time of a packet in a packet-switched communication network | |
US8428045B2 (en) | Media clock recovery | |
US10432336B2 (en) | System and method of synchronizing a distributed clock in a packet-compatible network | |
US9178637B2 (en) | Method and devices for synchronization using linear programming | |
JP5519638B2 (ja) | パケットネットワークを介した時間同期のためのタイミングシステム及び方法 | |
JP5440880B2 (ja) | パケットフィルタを用いたクロック同期システム、装置、方法およびそのプログラム | |
WO2017063450A1 (zh) | 一种时间戳过滤的方法及装置 | |
US9641269B2 (en) | Apparatus and method for synchronizing clocks among communication devices | |
EP2749968A1 (en) | Time control device, time control method, and program | |
WO2015036721A1 (en) | Method and devices for frequency distribution | |
JP6010802B2 (ja) | 時刻同期システム、時刻同期方法、スレーブノード及びコンピュータプログラム | |
JP6170456B2 (ja) | スレーブノード、制御サーバ、時刻同期先決定方法及びコンピュータプログラム | |
WO2013163793A1 (en) | Automatic time and frequency synchronization over an asynchronous network | |
EP3080933B1 (en) | Method and devices for synchronization using linear programming | |
JP6010803B2 (ja) | 時刻同期システム、時刻同期方法、スレーブノード及びコンピュータプログラム | |
JP6085864B2 (ja) | 時刻同期システム、時刻同期方法、スレーブノード及びコンピュータプログラム | |
JP5534548B2 (ja) | クロック同期のための受信側ノード、その方法及びそのプログラム | |
JP6198075B2 (ja) | 時刻同期装置、時刻同期方法及び時刻同期プログラム | |
JP6196765B2 (ja) | 通信装置、時刻制御方法、及びプログラム | |
JP2024011842A (ja) | 情報通信システム及び情報通信装置 | |
WO2012118177A1 (ja) | 同期装置、時刻管理方法及びコンピュータプログラム | |
JP2022148072A (ja) | 情報通信システム及び情報通信装置 | |
JP2023045230A (ja) | 情報通信システム及び情報通信装置 | |
JP2023045229A (ja) | 情報通信システム及び情報通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150723 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160531 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160801 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160829 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6010803 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |