JP6009835B2 - 太陽光発電装置 - Google Patents
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Description
そしてそれを電源とする建築物、機械、自動車等の開発も盛んに行われている。
ところで、最近、波動エネルギーに着目した製品の開発が行われるようになった。
この波動エネルギーは、一般に波動測定装置で測ることができ、その数値の高いもの程、その商品を使用する際、少なくとも人体の生理作用に良い影響を与えることが知られている。
そのため製品(物体)の波動エネルギーを高めるための技術開発が行われている〔例えば、特許文献1、特許文献2参照〕。
製造された物にたまたま波動エネルギーが高い数値と測定されると、これを高波動エネルギー製品であるとして、好んで使用されているのが現状である。
従って、飽くまでも結果的に高い波動エネルギーとなったものを使用しているに過ぎない。
また出力におけるノイズ成分を効果的に除去でき、安定した電力の供給が可能である。結果的に波動エネルギーが高まる。
また太陽光発電装置を備えた植物発芽装置としては、極めて有効な発芽促進効果が得られる。
そして植物発芽装置自体も構造が複雑でなくシンプルであり製造も簡単である。
そして本発明の太陽光発電装置Aにより供給される電力は、通電時のノイズ成分を効果的に除去でき、波動エネルギーを有効に高めることができる。
そのため太陽光発電装置より得た電力を有効に利用することができる。
この太陽光発電装置は、ソーラーパネル体1とそれに配線された電極の端子5を備える。
詳しくは、ソーラーパネル体1は図示しないソーラーパネルモジュールが平板状の枠体2に複数枚直列に結合されているものである。
このソーラーパネルモジュールは、光エネルギーを電気エネルギーに変える媒体の部分であり変換素子を備えている。
またソーラーパネル体1にはコントローラ部3が備わっており、また該コントローラ部3から一定長さ引き出した2本の配線コード4と、該各配線コード4の先に設けた電極の各端子5,5とを備える。
コントローラ部3には、図示しない交流に変換するためのインバータや直流又は交流に切り替えるための切り替えスイッチが備わっている。
配線コード4、4が一定距離、例えば2m伸びており、その先端に電極の端子5、5が露出したまま設けられている。
この実施の形態における端子5、5は、チタン又は炭素よりなるもので円柱状であり螺旋状溝Gが形成されている。
この螺旋状溝Gは、異なった方向の2つの撚りを含むものである。
すなわち螺旋状溝はS撚り(いわゆる右巻き方向)の螺旋状溝と、Z撚り(いわゆる左巻き方向)の螺旋状溝Gとよりなる。
この溝の角度θ(いわゆるリード角)は各々任意に設定することができる。
そして、この端子の表面には波動エネルギー触媒塗料が塗布されているが、導通の観点から端子の端面には塗布しない。
ここで無機質粉末は、波動エネルギー触媒塗料の5〜35重量%の範囲が好ましい。
なお、無機質粉末は、高熱処理(例えば830度〜880度)したものを使用する。
図3は、この第2の実施の形態における電極の端子5に形成された螺旋状溝Gを拡大して示す図である。
この実施の形態の端子部は、中心領域に配置され円柱状のコア部51と該コア部51の外側に配置される円筒状のクラッド部52とよりなる。
ここでコア部51は、炭素よりなり、クラッド部52はチタンよりなる。
この場合、コア部51の表面には螺旋状溝Gが形成されており、クラッド部52には螺旋状溝Gは形成されていない。
この波動エネルギー触媒塗料は、前述したように合成樹脂及び無機質粉末を含むものである。
波動エネルギー触媒塗料はコア部51の表面の螺旋状溝Gにも充填されるため、クラッド部との固定力が確実となる利点もある。
図4は、この第3の実施の形態における電極の端子5に形成された螺旋状溝Gを拡大して示す図である。
この実施の形態における端子部は、中心領域に配置される円柱状のコア部51と該コア部51の外側に配置される円筒状のクラッド部52とよりなり、両者は材料が異なっている。
そしてコア部51は、炭素よりなり、クラッド部52はチタンよりなる。
またクラッド部52の表面には螺旋状溝Gが形成されている。
この波動エネルギー触媒塗料も、上述したように、アクリル樹脂及び無機質粉末を含むものである。
そして、この端子の表面には波動エネルギー触媒塗料が塗布されているが、導通の観点から端子の端面には塗布しない。
そして、この端子の表面には波動エネルギー触媒塗料が塗布されているが、導通の
この実施の形態では、ソーラーパネル体の表面に波動エネルギー触媒塗料を塗布する。
それによりソーラーパネルモジュールに太陽光が効率よく吸収されるものである。
波動エネルギー触媒塗料については上述したものを使う。
次に、螺旋状溝を形成した円柱電導棒(本発明の端子に相当)の効果を示す実験を行った。
そして、螺旋状溝を形成しない端子との比較を示す。
まず、本発明の実施の形態のようなS撚り方向と Z撚り方向の螺旋状溝を有する電導円柱棒体101(炭素製)を用意する。
電導円柱棒体101の長さは、250mm、直径は6mmである。
そして螺旋状溝の角度θは、80°のものを用意した。
なお、この電導円柱棒体101の表面に波動エネルギー触媒塗料〔ポリウレタン樹脂に30%の無機質粉末(トルマリン、ラピスラズリー、貴宝石、蛇紋石粉末を含む)〕を塗布した。
ドライヤ102は、IZUMI製造、定格100V,1200W、50〜60Hz仕様である。
電導円柱棒体101の一端の交流入力と他端の交流出力とを二現象オシロスコープ103(SS−5702DC〜20M1Hz規格)を接続して波形を観測した。
ここで図6(A)は、電導円柱棒体101の交流入力の波形であり、図6(B)は電導円柱棒体101の交流出力の波形である。
前者の波形に比較して、後者の波形にはノイズ成分が効果的に除去されたものとなっている。
このことから、本発明の螺旋状溝を形成した端子の場合、交流波形のノイズ成分が効果的に除去されることが理解できよう。
次に、この太陽光発電装置Aを使用した波動エネルギーの効果を確認するための実験例を示す。
図7は、水耕栽培装置200の水槽201に使用したもので、水が満たされた水槽201に太陽光発電装置Aを据え付けてセットし、各端子(径8mm、長さ15cm)5,5を水面下に挿入した状態にする。
水槽201には、フロート体202が浮かんでおり、このフロート体に育成の対象となる苗等を保持する。
同様に別の水槽を使って本発明の太陽光発電装置Aによる弱電流を流さないでその状態を維持し3ヶ月後の苗の育成状態を観察した。
両者では、苗の生育状態に顕著な差が生じた。
これは波動エレルギーが、水に伝播しこれにより植物の成長が促進されたものであると解される。
一方では、電圧のノイズ成分が除去されることから通電効果が向上し波動エレルギーが高まっていることもいえる。
(太陽光発電装置を備えた植物発芽装置)
次に本発明の太陽光発電装置を備えた植物発芽装置300について述べる。
植物発芽装置300は、上述した太陽光発電装置Aと水槽301を備えたものであり、そして水を入れた水槽に前記太陽光発電装置の電極の両端子が配置されている。
水槽301に支持枠302が渡されており、この支持枠302の上に太陽光発電装置Aが設置されている。この太陽光発電装置Aの電極の両端子5,5を水槽301の水中に垂下する。
水位によって配線コード4の長さを変える必要があることから、支持枠302に設けられた巻付け手段304により長さを調節する。
なお、この端子の表面(端面を除く)には、前述したように、波動エネルギー触媒塗料が塗布されており、この場合の波動エネルギー触媒塗料は、ポリウレタン樹脂に25重量%の無機質粉末(トルマリン、ラピスラズリー、貴宝石、蛇紋石粉末を含む)を含むものである。
この水槽301の水に種籾等の植物の種子を浸けておく。
この場合、布袋体Sに種籾等の植物の種子を入れて水中に放置すればよい。
水槽301の底部には、複数の布袋体Sを区分けして載置するための且つ袋体の移動を阻止して位置を安定させるための仕切部303が形成されている。
また水槽301には、図示しないが水温を調整維持する装置が備わっている。
本植物発芽装置300を使った植物発芽方法は、極めて有効な発芽方法である。
すなわち、水槽の水中に本発明の太陽光発電装置の電極の両端子を配置して弱電流を流す。
この状態で種籾(布袋体Sに入った状態)を一定時間浸けておく。
この場合、発芽促進の観点から、時間は2〜3日間が好適に採用され、水温は30℃〜38℃が好ましい。
このような状態に一定時間置いた後は、種籾を取り出し、それを育苗床(種籾の場合は、苗床)に蒔いて育成する。
このような植物発芽方法の有用性は次の実験(この発芽実験では、植物種子として「種籾」を使った)からも明らかである。
次に、前記図8に示す植物発芽装置300を使用した発芽実験について述べる。
水耕栽培装置300の水が満たされた水槽301(この場合、水温は32℃〜37℃に維持)に太陽光発電装置Aの電極の各端子(径8mm、長さ15cm)5,5を水中に挿入した状態にした。
別に用意した布袋体Sに種籾T1を入れ、これを水槽201の水面下に沈めた。
この状態を3日間続けた後(電圧は平均で100mmVで、弱電流が流れた状態)、引き上げて、布袋体Sから種籾T1を取り出し透明ポリエチレンフィルム製小袋に入れた(4月2日)。
この状態を図9に示す。
その後、15日経過後(4月17日)、種籾T1を観察した。
この状態を図10に示す。
更に22日経過後(5月8日)、種籾T1を観察した。
この状態を図11に示す。
ここで図9〜図11の各左側が種籾T1、各右側が種籾T2である。
4月2日の時点では、種籾T1と種籾T2の状態は殆ど変化していない。
しかし15日経過後の4月17日の時点では種籾T1と種籾T2との差が明確に確認できる。
すなわち本発明の植物発芽装置による処理をした種籾T1の方が発芽数が多くなっているのがわかる。
また22日経過後の5月20日の時点では、本発明の処理をした種籾T1と当該処理をしない種籾T2との差は極めて顕著に現れている。
それに比べ植物発芽装置300による処理をしない種籾T2の方は4月17日の時点の状態と殆ど変わっていない。
この実験では、植物発芽装置300による処理をした種籾T1と、同処理をしない種籾T2との差は、更に顕著に現れたのを確認している。
この現象は透明ポリエチレンフィルム製小袋に種籾を入れた環境では酸素不足等発芽条件が厳しく、大気中の育苗床に蒔いて放置した方がより効果が現れるからである。
このように、太陽光発電装置を使った植物発芽方法では、極めて有効な発芽促進効果があることが理解できよう。
なお参考までに、図11に実験例3に使用した植物発芽装置の実際の写真を示したが、図8の植物発芽装置の説明概略図とは多少の変更がなされている。
例えば、水耕栽培装置や植物発芽装置の水槽の構造は、上述した構造のものに限らず、また循環手段等を設けることも可能である。
植物発芽方法としては、種籾以外の種子であっても良く、更には苗等であっても有用である。
2・・・枠体
3・・・コントローラ部
4・・・配線コード
5・・・端子
51・・・コア部
52・・・クラッド部
16・・・筒状金属板
5・・・端子
101・・・電導円柱棒体
102・・・ドライヤ
103・・・二現象オシロスコープ
200・・・水耕栽培装置
201・・・水槽
202・・・フロート体
300・・・水耕栽培装置
301・・・水槽
302・・・支持枠
303・・・仕切部
304・・・巻付け手段
A・・・太陽光発電装置
F・・・透明ポリエチレンフィルム製小袋
G・・・螺旋状溝
S・・・S撚り
T1・・・種籾
T2・・・種籾
Z・・・Z撚り
θ・・・螺旋状の溝の角度
Claims (8)
- ソーラーパネル体と該ソーラーパネル体から一定長さ引き出した2本の配線コードと、該各配線コードの先に設けた各端子とよりなる太陽光発電装置であって、各端子は円柱状であり螺旋状溝が形成され、各端子は、チタンより形成されており、波動エネルギー触媒塗料が各端子に塗布されていることを特徴とする太陽光発電装置。
- ソーラーパネル体と該ソーラーパネル体から一定長さ引き出した2本の配線コードと、該各配線コードの先に設けた各端子とよりなる太陽光発電装置であって、各端子は円柱状であり螺旋状溝が形成されており、各端子は、中心領域に配置される円柱状のコア部と該コア部の外側に配置される円筒状のクラッド部とよりなり、コア部は、炭素よりなり、クラッド部はチタンよりなり、コア部の表面に螺旋状溝が形成されており、波動エネルギー触媒塗料が、コア部とクラッド部との間に塗布されていることを特徴とする太陽光発電装置。
- ソーラーパネル体と該ソーラーパネル体から一定長さ引き出した2本の配線コードと、該各配線コードの先に設けた各端子とよりなる太陽光発電装置であって、各端子は円柱状であり螺旋状溝が形成されており、各端子部は、中心領域に配置される円柱状のコア部と該コア部の外側に配置される円筒状のクラッド部とよりなり、コア部は炭素より且つクラッド部はチタンよりなり、クラッド部の表面に螺旋状溝が形成されており、波動エネルギー触媒塗料が、クラッド部に塗布されていることを特徴とする太陽光発電装置。
- 波動エネルギー触媒塗料が、アクリル樹脂及び無機質粉末を含むものであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の太陽光発電装置。
- 無機質粉末が、トルマリン、貴宝石、蛇紋石粉末の少なくとも1つを有することを特徴とする請求項4記載の太陽光発電装置。
- 螺旋状溝がS撚りの溝とZ撚りの溝の両方を有するものであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の太陽光発電装置。
- 上記請求項1〜6のいずれか1項記載の太陽光発電装置と水槽とを備えた植物発芽装置であって、水槽の水中に前記太陽光発電装置の電極の両端子が配置されていることを特徴とする植物発芽装置。
- 上記請求項7の植物発芽装置を使った植物発芽方法であって、種子を温度30℃〜38℃の水中に一定時間浸けることを特徴とする植物発芽方法。
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