JP6009126B1 - 販売促進支援システム、販売促進支援方法および販売促進支援用プログラム - Google Patents

販売促進支援システム、販売促進支援方法および販売促進支援用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6009126B1
JP6009126B1 JP2016520168A JP2016520168A JP6009126B1 JP 6009126 B1 JP6009126 B1 JP 6009126B1 JP 2016520168 A JP2016520168 A JP 2016520168A JP 2016520168 A JP2016520168 A JP 2016520168A JP 6009126 B1 JP6009126 B1 JP 6009126B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
information
comment
unit
comment information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016520168A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017046883A1 (ja
Inventor
武田 隆
隆 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
QON INC.
Original Assignee
QON INC.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by QON INC. filed Critical QON INC.
Application granted granted Critical
Publication of JP6009126B1 publication Critical patent/JP6009126B1/ja
Publication of JPWO2017046883A1 publication Critical patent/JPWO2017046883A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

販売者のターゲット商品をテーマとして取り上げたコミュニティサイトの利用ユーザの中から、行為が変化した利用ユーザである変化ユーザを特定するユーザ特定部104と、変化ユーザがコミュニティサイト上でコメント反応者として反応したコメント情報を抽出するコメント情報抽出部105と、変化ユーザの属性情報と類似する属性情報を持った一般ユーザをターゲットユーザとして抽出するターゲットユーザ抽出部106と、当該抽出したターゲットユーザに対して、当該抽出したコメント情報をターゲットユーザに提供するコメント情報提供部107とを備え、コメント情報の影響を受けて行為が変化した利用ユーザと属性が類似する一般ユーザをターゲットユーザとして抽出し、そのコメント情報をターゲットユーザに提供することにより、ターゲット商品に対する販売促進効果をより向上させることができるようにする。

Description

本発明は、販売促進支援システム、販売促進支援方法および販売促進支援用プログラムに関し、特に、ターゲット商品の販売促進を支援するためのシステムに用いて好適なものである。
従来、商品あるいはサービスの販売促進を行うための手段として、広告が広く用いられてきた。特に最近では、インターネット上に開設したウェブサイトを利用して行う広告が主流になっている。そして、より販売促進効果を高めるために、各人の個人属性、購買履歴、行動特性などの情報を利用して、対象者を絞って商品やサービスの広告を行うといった、いわゆるターゲティング広告の手法が広く用いられている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載の販売促進支援装置では、商品の購買履歴情報と、ネットサーフィンのアクセス履歴情報とに基づいて、商品の推薦を行う本ユーザ自身と購買傾向が似ている他ユーザを求め、その他ユーザの購買履歴の中から、アクセス履歴から求めた本ユーザが好きなジャンルの商品を抽出して推薦するようにしている。
また、特許文献2に記載の販売促進支援装置では、ユーザの個人属性情報と、ネットサーフィンのアクセス履歴を利用して求められたユーザの行動特性情報と、推薦ルール情報とに基づいて、ウェブページに訪れたユーザに関して取得された個人属性情報および行動特性情報がルールの条件を満たす場合に、ルールにより定められたターゲット商品を推薦するようにしている。
特開2001−229285号公報 特開2001−236405号公報
上記特許文献1に記載の技術によれば、販売者があらかじめ定めた商品ではなく、本ユーザと購買傾向が似ている他ユーザの購買履歴から抽出された商品を本ユーザに推薦することで、実際の市場の動向に応じた商品の推薦を行うことができる。また、他ユーザの購買履歴に含まれている商品の中から、本ユーザの好みに合ったジャンルの商品だけをピックアップして推薦することができる。
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、どの商品を推薦するかは市場(購買履歴)任せであり、販売者が販売戦略として定めるターゲット商品を推薦することができない。
これに対して、上記特許文献2に記載の技術によれば、個人属性情報および行動特性情報に基づいて、売り手側の販売戦略に合ったユーザを特定してターゲット商品の推薦を行うことができる。
上記特許文献2に記載の技術では、ある個人属性およびある行動特性を持ったユーザであれば、ターゲット商品を購入する可能性が高いだろうということを販売者が事前に独断で決めてルール化している。しかしながら、このルールが必ずしも的を射たものであるとは限らない。また、ターゲット商品をどのような内容の広告で推薦するかについても、販売者が事前に独断で決めたものである。そのため、ルール化された個人属性および行動特性を持ったユーザに対して決められた内容でターゲット商品を推薦しても、販売促進効果が思った以上に上がらないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、販売者のターゲット商品に対する販売促進効果をより向上させることができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、販売者のターゲット商品をテーマとして取り上げたコミュニティサイトの利用ユーザの中から、行為が変化した利用ユーザである変化ユーザを特定する。そして、その変化ユーザの属性情報と類似する属性情報を持った一般ユーザをターゲットユーザとして抽出し、当該抽出したターゲットユーザに対して、ターゲット商品の販売促進処理を実行するようにしている。販促促進処理では、変化ユーザがコミュニティサイト上でコメント反応者として反応したコメント情報を抽出し、当該抽出したコメント情報をターゲットユーザに提供する処理を行うようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ターゲット商品をテーマとして取り上げたコミュニティサイトにおいて、影響を受けて行為が変化した利用ユーザと属性が類似する一般ユーザが、ターゲットユーザとして抽出される。ここで抽出されるターゲットユーザは、変化ユーザと類似の属性を有しているため、当該変化ユーザと同じく影響を受けて行為が変化し、ターゲット商品を購買する可能性があるユーザである。このため、本発明によれば、ターゲット商品の販売者が独断で決めたルールに基づいてターゲットユーザが抽出される従来技術と比べて、ターゲット商品に対する販売促進効果をより向上させることができる。
また、本発明によれば、ターゲットユーザに対するターゲット商品の販売促進処理として、変化ユーザがコミュニティサイト上で反応したコメント情報が抽出されてターゲットユーザに提供される。ここで、ターゲットユーザに提供されるコメント情報は、変化ユーザが実際に影響を受けて反応したコメント情報であるから、当該変化ユーザと類似の属性を有するターゲットユーザに対しても、そのコメント情報による影響を与えて、ターゲット商品を購買したくなるような動機付けをすることができる。このため、本発明によれば、ターゲット商品の販売者が独断で決めた内容に従ってターゲット商品を推薦する従来技術と比べて、ターゲット商品に対する販売促進効果をより向上させることができる。
本発明の一実施形態による販売促進支援システムの構成例を示す図である。 第1の実施形態によるサーバ装置の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態のコメント情報登録部に記憶される情報の一例を示す図である。 本実施形態の反応情報登録部に記憶される情報の一例を示す図である。 第1の実施形態のユーザ特定部およびコメント情報抽出部による処理の概要を説明するための図である。 コメント情報が掲載されたウェブページの一例を示す図である。 第1の実施形態によるサーバ装置の動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるサーバ装置の機能構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態によるサーバ装置の機能構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態の賛否割合算出部による処理の概要を説明するための図である。 本発明の変形例に係る販売促進支援システムの構成例を示す図である。 本発明の変形例に係るサーバ装置の機能構成例を示すブロック図である。 本発明の変形例に係るサーバ装置の機能構成例を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態による販売促進支援システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、第1の実施形態による販売促進支援システムは、サーバ装置10と、特定のコミュニティに参加している利用ユーザが使用する複数のユーザ端末20-1〜20-n(以下、特定のユーザ端末を示さない場合は単にユーザ端末20と記す)と、特定のコミュニティに参加していない一般ユーザが使用する複数のユーザ端末30-1〜30-m(以下、特定のユーザ端末を示さない場合は単にユーザ端末30と記す)とを備えている。
サーバ装置10と複数のユーザ端末20との間はインターネット40を介して接続され、サーバ装置10により提供されるコミュニティサイトを通じて、複数のユーザ端末20間でコメント情報のやり取りを行うことができるようになされている。また、サーバ装置10と複数のユーザ端末30との間もインターネット40を介して接続され、商品またはサービス(以下、単に商品と記す)の販売促進情報がサーバ装置10からユーザ端末30に提供されるようになっている。
第1の実施形態では、ある商品Xの販売促進にコメント情報を活用することを考える。この商品Xは、当該商品Xの販売者が戦略商品と位置付けるターゲット商品であるものとする。このターゲット商品Xの販売促進を行うために、当該ターゲット商品Xをテーマとして取り上げたコミュニティサイトを、サーバ装置10による管理のもと運営する。
そして、このコミュニティサイト上で行われたトークを対象として、当該トークに参加している複数の利用ユーザから投稿されたコメント情報を分析することにより、ユーザの行為(商品Xの購買という行動)に影響を与える可能性のあるコメント情報を抽出する。また、そのコメント情報の影響を受けて実際に行為の変化が生じた利用ユーザと属性が類似する一般ユーザをターゲットユーザとして特定し、上記のように抽出したコメント情報をターゲットユーザに提供する。
図2は、第1の実施形態によるサーバ装置10の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、第1の実施形態によるサーバ装置10は、情報を記憶するための媒体として、投稿情報記憶部100、利用ユーザ属性情報記憶部200および一般ユーザ属性情報記憶部300を備えている。また、サーバ装置10は、その機能構成として、コメント情報登録部101、反応情報登録部102、行為情報取得部103、ユーザ特定部104、コメント情報抽出部105、ターゲットユーザ抽出部106およびコメント情報提供部107を備えている。なお、コメント情報抽出部105およびコメント情報提供部107は、ターゲットユーザに対してターゲット商品の販売促進処理を実行する販促処理部の一例である。
上記各機能ブロック101〜107は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック101〜107は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶されたコメント分析用プログラムが動作することによって実現される。
投稿情報記憶部100は、コミュニティサイト上で利用ユーザによって入力されるコメント情報や、コメント情報に対して別の利用ユーザによって入力される反応情報などを逐次記憶するものである。また、投稿情報記憶部100には、コミュニティサイトの利用ユーザの行為を示す行為情報も記憶される。行為情報は、例えば、コミュニティサイトにおいて特定のテーマとして取り上げた商品Xを利用ユーザが購買したことを示す購買情報である。
利用ユーザ属性情報記憶部200は、コミュニティサイトの利用ユーザに関する属性情報を記憶する。属性情報は、個人の特徴を表す情報であり、例えば、利用ユーザのデモグラフィック属性、サイコグラフィック属性、ビヘイビアル属性の少なくとも1つであるものとする。
デモグラフィック属性は、年齢、性別といった身体的な特徴や、居住地域、個人が保持している物といった外面的な特徴を表す情報である。サイコグラフィック属性は、主にアンケートデータ等から採取され、その個人がどんなことに興味・関心を持っているかといった内面的な特徴を表す属性である。ビヘイビアル属性は、個人の実際の行動に関する特徴を表す属性である。
ここで、デモグラフィック属性は、例えば、ユーザがコミュニティの利用を開始するときに、コミュニティへの登録に必要な情報として取得することが可能である。また、サイコグラフィック属性およびビヘイビアル属性は、例えば、ユーザがコミュニティの利用を開始するときまたはその後の任意のタイミングでアンケートを実施し、その回答情報として取得することが可能である。
一般ユーザ属性情報記憶部300は、ターゲット商品の購買者となり得る一般ユーザに関する属性情報を記憶する。一般ユーザに関する属性情報も、上述した利用ユーザの属性情報と同様、デモグラフィック属性、サイコグラフィック属性、ビヘイビアル属性の少なくとも1つであるものとする。
ここで、一般ユーザの属性情報としては、例えば、ターゲット商品の販売者が保有している顧客リスト情報を用いることが可能である。あるいは、ターゲット商品の販売者と業務提携している企業等が保有しているユーザリスト情報を用いることも可能である。要するに、一般ユーザ属性情報記憶部300は、一般ユーザの属性情報を記憶したデータベースであれば、何れを使用することも可能である。また、一般ユーザ属性情報記憶部300をサーバ装置10が備える構成に限らず、外部にあるデータベースを利用することも可能である。
コメント情報登録部101は、コミュニティサイト上で利用ユーザによって入力されるコメント情報を受け付け、コメント発言者を示す発言者情報と関連付けてコメント情報を投稿情報記憶部100に記憶させる。すなわち、コメント情報登録部101は、複数のユーザ端末20からインターネット40を介して、コメント情報と、そのコメント情報の送信者であるコメント発言者を識別するための発言者情報とを受け付けて、互いを関連付けた状態で投稿情報記憶部100に記憶させる。
ここで、発言者情報としては、例えば、コミュニティに参加している利用ユーザに付与されたユーザIDを用いることが可能である。あるいは、コミュニティ内で使用されるユーザ名またはニックネームを発言者情報として用いるようにしてもよい。別の例として、ユーザ端末20をユニークに識別可能な情報(例えば、IPアドレス、MACアドレスなど)を発言者情報として用いるようにしてもよい。
図3は、コメント情報登録部101が投稿情報記憶部100に記憶させる情報の一例を示す図である。図3では、コミュニティサイト上で利用ユーザによって入力されるコメント情報と、個々のコメント情報をユニークに識別するためのコメントIDと、コメント発言者を示す発言者情報としてのユーザIDと、コメント情報を入力した日時を表すタイムスタンプとを互いに関連付けた状態で記憶する例を示している。コメントIDおよびタイムスタンプは、例えば、コメント情報登録部101がコメント情報を受け付けるたびに発行する。
反応情報登録部102は、コミュニティサイト上でコメント情報に対して別の利用ユーザによって入力される反応情報を受け付け、コメント反応者を示す反応者情報および反応したコメント情報と関連付けて反応情報を投稿情報記憶部100に記憶させる。第1の実施形態では、反応情報登録部102は、コメント情報を支持する意思を示すための意思情報(例えば、いわゆる「いいね!ボタン」または「拍手ボタン」の操作情報)を、コメント情報に対する反応情報として受け付ける。
具体的には、反応情報登録部102は、複数のユーザ端末20からインターネット40を介して、反応情報(以下、拍手情報と言い換えて説明する)と、その拍手情報の送信者であるコメント反応者を識別するための反応者情報と、拍手したコメント情報を識別するためのコメントIDとを受け付け、これらの情報を互いに関連付けた状態で投稿情報記憶部100に記憶させる。
図4は、反応情報登録部102が投稿情報記憶部100に記憶させる情報の一例を示す図である。図4では、コミュニティサイト上で利用ユーザによって入力される拍手情報と、コメント反応者を示す反応者情報としてのユーザIDと、どのコメント情報に反応したかを示すコメントIDと、拍手情報を入力した日時を表すタイムスタンプとを互いに関連付けた状態で記憶する例を示している。この例では、拍手情報とコメント情報との関連付けは、コメントIDを通じて行っている。
行為情報取得部103は、コミュニティサイトの利用ユーザの行為を示す行為情報を取得する。第1の実施形態では、行為情報取得部103は、コミュニティサイトにおいて特定のテーマとして取り上げた商品Xを利用ユーザが購買したことを示す購買情報を行為情報として取得する。購買情報は、誰が、いつ、何を買ったかが分かる情報である。なお、本実施形態では、行為情報取得部103が取得した購買情報も投稿情報記憶部100に記憶するが、他のデータベースに記憶するようにしてもよい。
購買情報の取得は、コミュニティサイト上でのコメント情報や拍手情報のやり取りとは別の手段によって行う。例えば、コミュニティサイトで使用する画面上に購買情報入力ボタンを設け、当該購買情報入力ボタンのユーザ操作に応じて購買情報入力画面を表示して、購買商品および購買日を利用ユーザに入力させるようにする。行為情報取得部103は、この購買情報入力画面を通じて入力された購買商品および購買日を、ユーザIDと共に購買情報としてインターネット40を介して取得する。なお、利用ユーザが商品Xを購買したときにのみ購買情報を入力するようにルール付けしておくことにより、購買商品の入力を不要とすることが可能である。
別の例として、コミュニティサイトとは別のECサイト上で登録された購買情報を取得するようにすることも可能である。利用ユーザがECサイト上で商品Xを購買した場合、そのECサイト上には、誰が、いつ、何を買ったかを示す購買情報が登録される。行為情報取得部103は、このECサイト上で登録された購買情報を取得する。この場合、行為情報取得部103が取得した購買情報と、投稿情報記憶部100に登録されたコメント情報や拍手情報とを紐付ける必要がある。その紐付けのためのキーとして、ユーザIDを用いることが可能である。
本実施形態では、コミュニティサイトが、商品Xを販売している企業が主催する企業コミュニティに関するものであるとしている。この場合、当該企業コミュニティに参加する利用ユーザに付与するユーザIDと、その企業が商品Xを販売するECサイトで利用ユーザが商品を購買する際に用いるユーザIDとを共通化させることが可能である。この共通化させたユーザIDを用いれば、行為情報取得部103が取得した購買情報と、投稿情報記憶部100に登録されたコメント情報や拍手情報とを紐付けることが可能である。
なお、ここではECサイト上で利用ユーザが商品Xを購買する場合を例に挙げているが、これに限定されない。例えば、実店舗で利用ユーザが商品Xを購買した場合でも、購買後にアフターサービス等のために利用ユーザがユーザ登録をするようなケースであれば、ECサイトで商品Xを購買する場合と同様の処理を適用することが可能である。すなわち、ユーザ登録をする際に、購買商品と購買日とを登録するようにし、登録された購買情報に対してコミュニティサイト上のユーザIDと同じIDを付与するようにすれば、行為情報取得部103が取得する購買情報(ユーザ登録情報)と、投稿情報記憶部100に登録されたコメント情報や拍手情報とを紐付けることが可能である。
ユーザ特定部104は、コミュニティサイトでのトークに参加している利用ユーザの中から、行為情報取得部103により取得された行為情報により示される行為が変化した利用ユーザを特定する。第1の実施形態では、ユーザ特定部104は、行為情報取得部103により取得された購買情報により商品Xを購買したことが示されている利用ユーザを特定する。具体的には、ユーザ特定部104は、購買情報に含まれるユーザIDと同じユーザIDが付与されているコミュニティサイト上の利用ユーザを特定する。
コメント情報抽出部105は、ユーザ特定部104により商品Xを購買した利用ユーザが特定された場合、投稿情報記憶部100を参照して、商品Xを購買した利用ユーザ(行為が変化した利用ユーザ。以下、この利用ユーザを「変化ユーザ」という)がコメント反応者として反応したコメント情報を抽出する。
具体的には、コメント情報抽出部105は、まず、投稿情報記憶部100に登録されている図4の情報を参照して、ユーザ特定部104により特定された変化ユーザのユーザIDをもとに、当該変化ユーザが拍手を行ったコメント情報のコメントIDを取得する。次に、コメント情報抽出部105は、投稿情報記憶部100に登録されている図3の情報を参照して、上記のように取得したコメントIDに関連付けられたコメント情報を取得する。
ここで、コメント情報抽出部105は、商品Xを購買した変化ユーザが拍手を行ったコメント情報のうち、行為情報取得部103により取得された購買情報により示されている購買日時よりも前に登録されたコメント情報を抽出するのが好ましい。あるいは、行為情報取得部103により取得された購買情報により示されている購買日時よりも前に拍手したコメント情報を抽出するようにしてもよい。
図5は、ユーザ特定部104およびコメント情報抽出部105による処理の概要を説明するための図である。図5において、横軸は時間軸であり、複数の利用ユーザによって投稿されたコメント情報01からコメント情報07までが、コメント情報登録部101によって順次投稿情報記憶部100に登録された状態を示している。
また、図5の例では、コメント情報01,05,07に対して利用ユーザAが拍手を行い、コメント情報02に対して利用ユーザCが拍手を行い、コメント情報04に対して利用ユーザBが拍手を行った状態を示している。さらに、図5の例では、コメント情報06が登録された日時とコメント情報07が登録された日時との間のタイミングで、利用ユーザ(変化ユーザ)Aが商品Xを購買した状態を示している。このタイミングで利用ユーザAが商品Xを購買したことは、行為情報取得部103が取得する購買情報により示されている。
図5のような状態の場合、ユーザ特定部104は、コミュニティサイトでのトークに参加している複数の利用ユーザの中から、行為情報取得部103により取得された購買情報により商品Xを購買したことが示されている変化ユーザAを特定する。そして、コメント情報抽出部105は、商品Xを購買した変化ユーザAが拍手をしているコメント情報のうち、行為情報取得部103により取得された購買情報により示されている購買日時よりも前に登録されたコメント情報01,05を抽出する。
このように、第1の実施形態によれば、コミュニティサイト上でテーマとして取り上げた商品Xを実際に購買した利用ユーザがコミュニティサイト上で拍手をしていた他の利用ユーザのコメント情報を抽出することができる。利用ユーザがコメント情報に拍手をしているということは、当該利用ユーザはそのコメント情報から何らかの影響を受けていると言える。また、当該利用ユーザが実際に商品Xを購買しているということは、拍手をしたコメント情報からの影響を受けて商品Xを購買したという因果関係がある可能性も推認される。
ターゲットユーザ抽出部106は、ユーザ特定部104により特定された変化ユーザについて利用ユーザ属性情報記憶部200に記憶されている属性情報と、一般ユーザ属性情報記憶部300に記憶されている属性情報との類似性を所定の判定基準に基づいて判定し、類似と判定された一般ユーザをターゲットユーザとして、一般ユーザ属性情報記憶部300から抽出する。
ここで、属性情報の類似性を判定する所定の判定基準は、任意のものを設定することが可能である。例えば、デモグラフィック属性に関する類似性の判定基準として、次のようなものが考えられる。すなわち、「50代男性」のように、個人の属性情報を年代と性別とで分類し、同じ分類に属する属性情報どうしを類似、異なる分類に属する属性情報どうしを非類似とすることが可能である。なお、これは単なる一例であって、これ以外の判定基準を採用することも可能である。
また、サイコグラフィック属性に関する類似性の判定基準として、次のようなものが考えられる。すなわち、アンケートを実施する際に、興味・関心の内容に応じてあらかじめ分類を与えておき、同じ分類に属する内容に対して興味・関心が示されている属性情報どうしを類似、そうでない属性情報どうしを非類似とすることが可能である。なお、これは単なる一例であって、これ以外の判定基準を採用することも可能である。
また、ビヘイビアル属性に関する類似性の判定基準として、次のようなものが考えられる。すなわち、アンケートの回答文を形態素解析し、商品名以外で同じ単語、同義語、類義語が含まれている属性情報どうしを類似、そうでない属性情報どうしを非類似とすることが可能である。なお、これは単なる一例であって、これ以外の判定基準を採用することも可能である。
デモグラフィック属性、サイコグラフィック属性、ビヘイビアル属性の中の何れか2つまたは全てを組み合わせて属性情報の類似性を判定する場合は、それぞれの属性情報に関する類似性を個別に判定し、少なくとも1つの属性で類似と判定された場合は全体としても類似と判定するようにする。あるいは、全ての属性で類似と判定された場合にのみ、全体として類似と判定するようにしてもよい。
コメント情報提供部107は、ターゲットユーザ抽出部106により抽出されたターゲットユーザに対して、コメント情報抽出部105により抽出されたコメント情報(ターゲット商品を購買した変化ユーザがコミュニティサイト上で支持の意思を表明した(「いいね!ボタン」または「拍手ボタン」を操作したコメント情報)を提供する。すなわち、コメント情報提供部107は、ターゲットユーザが使用するユーザ端末30に対して上記のコメント情報を提供する。
コメント情報の提供方法としては、種々の方法を適用することが可能である。一例として、コメント情報提供部107は、コメント情報抽出部105により抽出されたコメント情報を掲載したウェブページへのリンク情報(URL)をターゲットユーザに対して提供する。ここで、コメント情報を掲載したウェブページは、例えば、ターゲット商品の販売者が作成した販売促進用のページとすることが可能である。
あるいは、コメント情報を掲載したウェブページは、インターネット上に掲載されている、広告枠付きのページとしてもよい。この場合、コメント情報は、ウェブページ内の広告枠に表示される。ここで、コメント情報を掲載する広告枠は、ユーザ特定部104により特定されたターゲットユーザの属性情報に合ったものであることが好ましい。
例えば、ターゲットユーザの属性情報が以下のような内容の場合、スポーツ情報サイトの夜の時間帯の広告枠にコメント情報を掲載するといった具合である。
デモグラフィック属性;50代男性
サイコグラフィック属性:スポーツ観戦を好む
ビヘイビアル属性:お風呂上りにビールを飲む
図6は、コメント情報が掲載されたウェブページの一例を示す図である。このウェブページは、ターゲット商品Xの販売者が販売促進用に作成したページの一例である。この図6の例では、ターゲット商品Xの商品名61およびキャッチコピー62が表示されるとともに、コメント情報抽出部105により抽出されたコメント情報63がお客様の声として表示されている。
上述のように、コメント情報提供部107は、図6のように作成されたウェブページへのリンク情報(URL)を、例えば電子メール等の手段によってターゲットユーザのユーザ端末30に対して提供する。なお、ターゲットユーザのメールアドレス情報は、一般ユーザの属性情報と共に顧客リストデータベースまたはユーザリストデータベース等に記憶されているものを利用することが可能である。
この電子メールを受け取ったターゲットユーザは、リンク情報をクリックすることにより、図6に例示したウェブページにアクセスして、コメント情報63を見ることができる。ここで、ターゲットユーザは、変化ユーザと類似の属性を有しているため、当該変化ユーザと同じくコメント情報63から影響を受けて、ターゲット商品Xを購買する可能性があるユーザである。このように、変化ユーザと類似の属性を有する一般ユーザをターゲットユーザとして特定し、変化ユーザが実際に影響を受けたコメント情報を提示することにより、ターゲット商品Xを購買したくなるような動機付けをターゲットユーザに与えることができ、ターゲット商品Xに対する販売促進効果をより向上させることができる。
図7は、上記のように構成した第1の実施形態によるサーバ装置10の動作例を示すフローチャートである。ここでは、一定の期間を区切ってコミュニティサイト上で商品Xに関するトークを行うものとする。この例において、図7に示すフローチャートの処理は、コミュニティサイトを開設して一定の期間のカウントを開始したときにスタートする。
まず、コメント情報登録部101は、コミュニティサイト上で利用ユーザによって入力されるコメント情報を受け付けたか否かを判定する(ステップS1)。コメント情報登録部101は、コメント情報を受け付けた場合、そのコメント情報を、コメントID、コメント発言者を表すユーザIDおよびコメント入力日時を表すタイムスタンプと関連付けて投稿情報記憶部100に記憶させる(ステップS2)。
次に、反応情報登録部102は、コミュニティサイト上でコメント情報に対して利用ユーザによって入力される拍手情報を受け付けたか否かを判定する(ステップS3)。反応情報登録部102は、拍手情報を受け付けた場合、その拍手情報を、コメント反応者を表すユーザID、反応したコメント情報を表すコメントIDおよび拍手入力日時を表すタイムスタンプと関連付けて投稿情報記憶部100に記憶させる(ステップS4)。
さらに、行為情報取得部103は、コミュニティサイトにおいて特定のテーマとして取り上げた商品Xを利用ユーザが購買したことを示す購買情報を取得したか否かを判定する(ステップS5)。行為情報取得部103は、購買情報を取得した場合、その購買情報を投稿情報記憶部100に記憶させる(ステップS6)。
その後、ユーザ特定部104は、一定の期間が経過したか否かを判定する(ステップS7)。一定の期間がまだ経過していない場合、処理はステップS1に戻る。一方、一定の期間が経過した場合、ユーザ特定部104は、コミュニティサイトでのトークに参加している利用ユーザの中から、行為情報取得部103により取得された購買情報により商品Xを購買したことが示されている利用ユーザである変化ユーザを特定する(ステップS8)。ここで、商品Xを購買した変化ユーザが複数いれば、ユーザ特定部104は複数の変化ユーザを特定する。
次に、コメント情報抽出部105は、ユーザ特定部104により特定された変化ユーザが拍手を行ったコメント情報のうち、購買情報により示されている購買日時よりも前に登録されたコメント情報を抽出する(ステップS9)。さらに、ターゲットユーザ抽出部106は、ユーザ特定部104により特定された変化ユーザと属性情報が類似している一般ユーザを、ターゲットユーザとして一般ユーザ属性情報記憶部300から抽出する(ステップS10)。これにより、図7に示すフローチャートの処理は終了する。
その後、コメント情報抽出部105により抽出されたコメント情報を掲載するウェブページがターゲット商品Xの販売者により作成されると、コメント情報提供部107は、ターゲットユーザ抽出部106により抽出されたターゲットユーザのユーザ端末30に対して、作成されたウェブページへのリンク情報を提供する。
なお、ここでは、コメント情報を掲載したウェブページをターゲット商品の販売者が作成することとしているが、販売促進支援システムが自動的に生成するようにすることも可能である。例えば、コメント情報の入力欄を備えたウェブページをテンプレートとしてあらかじめ作成してシステムに登録しておく。そして、コメント情報提供部107が、コメント情報抽出部105により抽出されたコメント情報をテンプレートのコメント情報入力欄に挿入することによってウェブページを完成させ、そのURLをターゲットユーザのユーザ端末30に提供する。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態によれば、ターゲット商品をテーマとして取り上げたコミュニティサイトにおいて、影響を受けて行為が変化した(ターゲット商品を購買した)利用ユーザと属性が類似する一般ユーザがターゲットユーザとして抽出される。ここで抽出されるターゲットユーザは、変化ユーザと類似の属性を有しているため、当該変化ユーザと同じく影響を受けて、ターゲット商品を購買する可能性があるユーザである。このため、第1の実施形態によれば、ターゲット商品の販売者が独断で決めたルールに基づいてターゲットユーザが抽出される従来技術と比べて、ターゲット商品に対する販売促進効果をより向上させることができる。
また、第1の実施形態によれば、ターゲットユーザに対するターゲット商品の販売促進処理として、変化ユーザがコミュニティサイト上で反応したコメント情報が抽出されてターゲットユーザに提供される。ここで、ターゲットユーザに提供されるコメント情報は、変化ユーザが実際に影響を受けて反応したコメント情報であるから、当該変化ユーザと類似の属性を有するターゲットユーザに対しても、そのコメント情報による影響を与えて、ターゲット商品を購買したくなるような動機付けをすることができる。このため、第1の実施形態によれば、ターゲット商品の販売者が独断で決めた内容に従ってターゲット商品を推薦する従来技術と比べて、ターゲット商品に対する販売促進効果をより向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。第2の実施形態による販売促進支援システムの構成は、図1と同様である。
図8は、第2の実施形態によるサーバ装置10の機能構成例を示すブロック図である。なお、この図8において、図2に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図8に示すように、第2の実施形態によるサーバ装置10は、図2に示した行為情報取得部103およびユーザ特定部104に代えて、行為情報取得部103’およびユーザ特定部104’を備えている。
行為情報取得部103’は、コミュニティサイトにおいて一定の期間を区切って特定のテーマについて実施されるトークの開始前および終了後に、テーマの賛否に関してトーク参加者が回答した内容を行為情報として取得する。例えば、第1の実施形態と同様に、ターゲット商品Xをテーマとしてコミュニティサイト上でトークを行う場合、トークの開始前および終了後にターゲット商品Xの賛否(例えば、買うか買わないか)に関するアンケートを行う。行為情報取得部103’は、ターゲット商品Xの賛否に関してトーク参加者が回答した内容を行為情報として取得する。
例えば、コミュニティサイトで使用する画面上に回答ボタンを設け、当該回答ボタンのユーザ操作に応じてアンケート回答画面を表示して、ターゲット商品Xの賛否をユーザに入力させるようにする。行為情報取得部103’は、このアンケート回答画面を通じて入力された回答内容を、利用ユーザの意思表明を表す行為情報としてインターネット40を介して取得する。
ユーザ特定部104’は、行為情報取得部103’により取得された行為情報に基づいて、回答の内容が変化した利用ユーザである変化ユーザを特定する。例えば、ユーザ特定部104’は、トーク開始前はターゲット商品Xを買わないと回答していたのに対し、トーク終了後はターゲット商品Xを買うと回答した変化ユーザを特定する。コメント情報抽出部105は、ユーザ特定部104’により特定された変化ユーザ、すなわち、ターゲット商品Xの賛否に関する回答内容が好転したユーザが拍手を行っていたコメント情報を投稿情報記憶部100から抽出する。
このように構成した第2の実施形態によれば、コミュニティサイトのユーザが実際にターゲット商品Xを購買したという実績がなくても、ターゲット商品Xの購買に影響を与える可能性のあるコメント情報を抽出し、ターゲット商品Xの販売促進情報として活用することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図面に基づいて説明する。第3の実施形態による販売促進支援システムの構成は、図1と同様である。
第3の実施形態においても第2の実施形態と同様に、コミュニティサイトにおいて一定の期間を区切って特定のテーマについてトークを実施し、そのトークの開始前および終了後に、テーマの賛否に関するアンケートを行う。そして、回答内容が変化した利用ユーザである変化ユーザを特定し、当該特定した変化ユーザが拍手をしているコメント情報を投稿情報記憶部100から抽出する。ただし、回答内容が変化した変化ユーザを特定する方法が第2の実施形態と異なる。
図9は、第3の実施形態によるサーバ装置10の機能構成例を示すブロック図である。なお、この図9において、図8に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図9に示すように、第3の実施形態によるサーバ装置10は、賛否割合算出部108をさらに備えている。また、第3の実施形態によるサーバ装置10は、図7に示したユーザ特定部104’に代えてユーザ特定部104”を備えている。
賛否割合算出部108は、コミュニティサイト上のトーク参加者を所定の属性に応じてグループ分けし、トークの開始前および終了後のそれぞれにおいて、行為情報取得部103’により取得された行為情報(特定のテーマの賛否に関する回答内容)に基づいて、賛否の割合をグループ毎に算出する。
図10は、賛否割合算出部108による処理の概要を説明するための図である。図10は、所定の属性として年代を用いた例を示している。すなわち、コミュニティサイト上のトーク参加者を年代に応じて5つのグループに分けた状態を示している。ここでは一例として、10台、20台、30〜40台、50〜60台、60台以上のようにトーク参加者を5つのグループに分けている。
賛否割合算出部108は、トークの実施前後に行為情報取得部103’が取得したアンケートの回答内容をもとに、特定のテーマの賛否の割合を5つのグループ毎に算出する。図10の例では、算出した賛否の割合を5段階に分けた状態を示している。すなわち、賛成が0〜20%の割合、20〜40%の割合、40〜60%の割合、60〜80%の割合、80〜100%の割合の5段階に分けて示している。
図10(a)は、トークの開始前に行ったアンケートの回答内容をもとに賛否割合算出部108がグループ毎に算出した賛否の割合を示している。図10(b)は、トークの終了後に行ったアンケートの回答内容をもとに賛否割合算出部108がグループ毎に算出した賛否の割合を示している。図10の例では、トークの実施前後で賛否の割合に変化が生じている。
ユーザ特定部104”は、賛否割合算出部108により算出された割合がトークの実施前後で所定値以上変化したグループを特定し、当該特定したグループに属する利用ユーザのうち、回答の内容が変化した利用ユーザを特定する。例えば、ユーザ特定部104”は、図10の例において、賛成の割合がトークの実施前後で2段階以上大きくなったグループを特定する。図10の例では、50〜60台のグループがこれに該当する。さらに、ユーザ特定部104”は、50〜60台のグループに属する利用ユーザのうち、実際に回答の内容が変化した利用ユーザを特定する。ここでは、回答内容が否定から賛成に好転した利用ユーザを変化ユーザとして特定する。
コメント情報抽出部105は、ユーザ特定部104”により特定された変化ユーザ、すなわち、特定のテーマに関する賛否の割合がトークの実施前後で所定値以上大きくなったグループに属するユーザで、かつ、特定のテーマの賛否に関する回答内容が好転した利用ユーザが拍手を行っていたコメント情報を投稿情報記憶部100から抽出する。
このように構成した第3の実施形態によれば、特定の属性を持った利用ユーザに関して行為に影響を与える可能性の大きいコメント情報を抽出し、ターゲット商品の販売促進情報として活用することができる。これにより、特定の属性を持った利用ユーザに対して有効なコメント情報の分析を行うことができる。
また、第3の実施形態を次のように応用することも可能である。すなわち、特定のテーマの賛否に関する属性別の統計データが存在する場合に、その統計データで示される属性毎の賛否割合の分布と同じ分布となるようにトーク参加者を集める。すなわち、図10(a)に示すトーク開始前の賛否割合の分布が統計データの分布と同じとなるようにトーク参加者を集める。つまり、市場の分布をそのままに、所定人数の縮図を作るイメージである。
そして、このようにして集めたトーク参加者によって実施されたトークの終了後に、賛否割合算出部108が賛否の割合をグループ毎に算出する。そして、ユーザ特定部104”が、賛成の割合がトークの実施前後で所定値以上大きくなったグループを特定し、当該特定したグループに属する利用ユーザの中から回答の内容が好転した利用ユーザを特定する。このようにすれば、統計データで示される実態に近い市場モデルをベースとして、ユーザの行為に影響を与えるコメント情報の分析を行うことができる。
なお、上記第3の実施形態では、属性の一例として年代を用いたが、用いる属性はこれに限定されない。また、上記実施形態では、属性に応じてユーザを5つのグループに分ける例について説明したが、このグループ数は一例に過ぎない。また、上記実施形態では、算出した賛否の割合を5段階に分ける例について説明したが、分ける段階の数はこれに限定されない。また、算出した割合の数値をそのまま用い、当該数値が所定値以上変化したグループを特定するようにしてもよい。
また、上記第1〜第3の実施形態では、反応情報の一例として、コメント情報を支持する意思を示すための拍手情報を用いる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。これとは逆に、コメント情報に反対する意思を示すための意思情報を反応情報として用いるようにしてもよい。この場合は、あまり使わない方がよいコメント情報の分析を行うことができる。
また、上記第1〜第3の実施形態において、コメント情報抽出部105は、変化ユーザがコメント反応者として反応したコメント情報に加え、当該コメント情報に類似する他のコメント情報を抽出するようにしてもよい。例えば、変化ユーザがコメント反応者として反応したコメント情報を形態素解析し、商品名以外で同じ単語、同義語、類義語が含まれているコメント情報を、類似のコメント情報として抽出することが可能である。なお、これは単なる一例であって、これ以外の方法で類似の判定を行うことも可能である。
また、上記第1〜第3の実施形態では、ユーザに関する属性情報を記憶する属性情報記憶部として、利用ユーザ属性情報記憶部200および一般ユーザ属性情報記憶部300の2つを設け、利用ユーザ属性情報記憶部200から変化ユーザを抽出する一方、一般ユーザ属性情報記憶部300からターゲットユーザを抽出する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、複数のコミュニティサイトのそれぞれ毎に利用ユーザ属性情報記憶部200を備え、何れかのコミュニティサイトの利用ユーザから変化ユーザを抽出する一方、他のコミュニティサイトの利用ユーザからターゲットユーザを抽出するようにしてもよい。この場合、変化ユーザが抽出されるコミュニティサイトの利用ユーザに関する属性情報が記憶されているものが本発明の利用ユーザ属性情報記憶部に相当し、ターゲットユーザが抽出されるコミュニティサイトの利用ユーザに関する属性情報が記憶されているものが本発明の一般ユーザ属性情報記憶部に相当する。
また、上記第1〜第3の実施形態では、変化ユーザがコミュニティサイト上で拍手等の操作をしたコメント情報(具体的には、当該コメント情報を掲載したウェブページへのリンク情報)をターゲットユーザに対して提供する例について説明したが、図11に示すように、コメント情報に加えて、コミュニティへの新規登録を誘導する情報を提供するようにしてもよい。この誘導情報は、コミュニティへの新規登録フォームへのリンク情報を含むものであってもよい。
このようにした誘導情報を提供した場合、コメント情報を見てコミュニティに興味を持った一般ユーザは、コミュニティに登録し、ターゲット商品Xに関する様々なコメント情報を見ることができる。そして、その中の何れかのコメント情報に対して拍手等の操作をした後、実際にターゲット商品Xを購入すれば、この新規登録ユーザが起点となって、類似の属性を持った一般ユーザに対して、拍手をしたコメント情報を提供することができる。このように、ターゲット商品Xの購買に影響を与える様々なコメント情報を、その影響を受けやすいと考えられる多くのターゲットユーザに広く提供していく循環を構築することができる。
また、上記第1〜第3の実施形態では、ターゲットユーザ抽出部106により抽出されたターゲットユーザに対して実行するターゲット商品の販売促進処理の一例として、コメント情報抽出部105およびコメント情報提供部107の処理例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図12に示すように、コメント情報抽出部105およびコメント情報提供部107に代えて販促処理部109を設け、ターゲット商品の販売者が作成した広告文または当該広告文を掲載したウェブページをターゲットユーザに提供するようにしてもよい。これと同様の構成を第2または第3の実施形態に適用してもよい。ただし、上記第1〜第3の実施形態ように、変化ユーザが拍手等をしたコメント情報を提供した方が、当該変化ユーザと類似の属性を有するターゲットユーザに対し、ターゲット商品を購買したくなるような動機付けを強く与えることができる点で好ましい。
また、上記第1〜第3の実施形態では、変化ユーザが拍手等をしたコメント情報を提供するターゲットユーザの一例として、変化ユーザと属性が類似するユーザを抽出する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図13に示すように、ターゲットユーザ抽出部106に代えてターゲットユーザ抽出部106’を設け、当該ターゲットユーザ抽出部106’によってある一定のルールで一般ユーザ属性情報記憶部300から抽出した一般ユーザ(全員でもよい)に対して、変化ユーザが拍手等をしたコメント情報を提供するようにしてもよい。これと同様の構成を第2または第3の実施形態に適用してもよい。ただし、上記第1〜第3の実施形態ように、変化ユーザと属性が類似するターゲットユーザを抽出してコメント情報を提供した方が、ターゲット商品を購買したくなるような動機付けを与える可能性を高めることができる点で好ましい。
その他、上記第1〜第3の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 サーバ装置
20 コミュニティの利用ユーザが使用するユーザ端末
30 一般ユーザが使用するユーザ端末
100 投稿情報記憶部
200 利用ユーザ属性情報記憶部
300 一般ユーザ属性情報記憶部
101 コメント情報登録部
102 反応情報登録部
103,103’ 行為情報取得部
104,104’,104” ユーザ特定部
105 コメント情報抽出部
106,106’ ターゲットユーザ抽出部
107 コメント情報提供部
108 賛否割合算出部
109 販促処理部

Claims (11)

  1. 販売者のターゲット商品をテーマとして取り上げたコミュニティサイトの利用ユーザに関する属性情報を記憶する利用ユーザ属性情報記憶部と、
    上記ターゲット商品の購買者となり得る一般ユーザに関する属性情報を記憶する一般ユーザ属性情報記憶部と、
    上記コミュニティサイト上で上記利用ユーザによって入力されるコメント情報を受け付け、コメント発言者を示す発言者情報と関連付けて上記コメント情報を投稿情報記憶部に記憶させるコメント情報登録部と、
    上記コミュニティサイト上で上記コメント情報に対して別の利用ユーザによって入力される反応情報を受け付け、コメント反応者を示す反応者情報および反応したコメント情報と関連付けて上記反応情報を上記投稿情報記憶部に記憶させる反応情報登録部と、
    上記コミュニティサイトの上記利用ユーザの行為を示す行為情報を取得する行為情報取得部と、
    上記コミュニティサイトの上記利用ユーザの中から、上記行為情報取得部により取得された行為情報により示される行為が変化した利用ユーザである変化ユーザを特定するユーザ特定部と、
    上記ユーザ特定部により上記変化ユーザが特定された場合、上記投稿情報記憶部を参照して、上記変化ユーザが上記コメント反応者として反応した上記コメント情報を抽出するコメント情報抽出部と、
    上記ユーザ特定部により特定された上記変化ユーザについて上記利用ユーザ属性情報記憶部に記憶されている属性情報と、上記一般ユーザ属性情報記憶部に記憶されている属性情報との類似性を所定の判定基準に基づいて判定し、類似と判定された一般ユーザをターゲットユーザとして上記一般ユーザ属性情報記憶部から抽出するターゲットユーザ抽出部と、
    上記ターゲットユーザ抽出部により抽出された上記ターゲットユーザに対して、上記コメント情報抽出部により抽出された上記コメント情報を提供するコメント情報提供部とを備えたことを特徴とする販売促進支援システム。
  2. 上記コメント情報抽出部は、上記変化ユーザが上記コメント反応者として反応した上記コメント情報に加え、当該コメント情報に類似する他のコメント情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の販売促進支援システム。
  3. 上記コメント情報提供部は、上記コメント情報抽出部により抽出された上記コメント情報を掲載したウェブページへのリンク情報を上記ターゲットユーザに対して提供することを特徴とする請求項1に記載の販売促進支援システム。
  4. 上記コメント情報提供部は、上記コメント情報抽出部により抽出された上記コメント情報に加え、コミュニティへの新規登録を誘導する情報を提供することを特徴とする請求項1に記載の販売促進支援システム。
  5. 上記行為情報取得部は、上記ターゲット商品を上記利用ユーザが購買したことを示す購買情報を上記行為情報として取得し、
    上記ユーザ特定部は、上記行為情報取得部により取得された上記行為情報により上記ターゲット商品を購買したことが示されている利用ユーザを特定することを特徴とする請求項1に記載の販売促進支援システム。
  6. 上記行為情報取得部は、上記コミュニティサイトにおいて上記ターゲット商品について実施されるトークの開始前および終了後に、上記ターゲット商品の賛否に関してトーク参加者が回答した内容を上記行為情報として取得し、
    上記ユーザ特定部は、上記行為情報取得部により取得された上記行為情報に基づいて、回答の内容が変化した利用ユーザを特定することを特徴とする請求項1に記載の販売促進支援システム。
  7. 上記反応情報登録部は、上記コメント情報を支持または反対する意思を示すための意思情報を上記反応情報として受け付けることを特徴とする請求項1に記載の販売促進支援システム。
  8. サーバ装置とユーザ端末とがネットワークを介して接続され、上記サーバ装置により提供されるコミュニティサイト上でのコメント情報のやり取りを利用して、販売者のターゲット商品の販売促進を支援する方法であって、
    上記サーバ装置のコメント情報登録部が、上記ターゲット商品をテーマとして取り上げたコミュニティサイト上で当該コミュニティサイトの利用ユーザによって入力されるコメント情報を受け付け、コメント発言者を示す発言者情報と関連付けて上記コメント情報を投稿情報記憶部に記憶させるステップと、
    上記サーバ装置の反応情報登録部が、上記コミュニティサイト上で上記コメント情報に対して別の利用ユーザによって入力される反応情報を受け付け、コメント反応者を示す反応者情報および反応したコメント情報と関連付けて上記反応情報を上記投稿情報記憶部に記憶させるステップと、
    上記サーバ装置の行為情報取得部が、上記コミュニティサイトの上記利用ユーザの行為を示す行為情報を取得するステップと、
    上記サーバ装置のユーザ特定部が、上記コミュニティサイトの上記利用ユーザの中から、上記行為情報取得部により取得された行為情報により示される行為が変化した利用ユーザである変化ユーザを特定するステップと、
    上記ユーザ特定部により上記変化ユーザが特定された場合、上記サーバ装置のコメント情報抽出部が、上記投稿情報記憶部を参照して、上記変化ユーザが上記コメント反応者として反応した上記コメント情報を抽出するステップと、
    上記サーバ装置のターゲットユーザ抽出部が、上記ユーザ特定部により特定された上記変化ユーザについて、上記利用ユーザに関する属性情報を記憶する利用ユーザ属性情報記憶部に記憶されている属性情報と、上記ターゲット商品の購買者となり得る一般ユーザに関する属性情報を記憶する一般ユーザ属性情報記憶部に記憶されている属性情報との類似性を所定の判定基準に基づいて判定し、類似と判定された一般ユーザをターゲットユーザとして上記一般ユーザ属性情報記憶部から抽出するステップと、
    上記サーバ装置のコメント情報提供部が、上記ターゲットユーザ抽出部により抽出された上記ターゲットユーザに対して、上記コメント情報抽出部により抽出された上記コメント情報を提供するステップとを有することを特徴とする販売促進支援方法。
  9. 販売者のターゲット商品をテーマとして取り上げたコミュニティサイト上で当該コミュニティサイトの利用ユーザによって入力されるコメント情報を受け付け、コメント発言者を示す発言者情報と関連付けて上記コメント情報を投稿情報記憶部に記憶させるコメント情報登録部手段、
    上記コミュニティサイト上で上記コメント情報に対して別の利用ユーザによって入力される反応情報を受け付け、コメント反応者を示す反応者情報および反応したコメント情報と関連付けて上記反応情報を上記投稿情報記憶部に記憶させる反応情報登録手段、
    上記コミュニティサイトの上記利用ユーザの行為を示す行為情報を取得する行為情報取得手段、
    上記コミュニティサイトの上記利用ユーザの中から、上記行為情報取得手段により取得された行為情報により示される行為が変化した利用ユーザである変化ユーザを特定するユーザ特定手段、
    上記ユーザ特定手段により上記変化ユーザが特定された場合、上記投稿情報記憶部を参照して、上記変化ユーザが上記コメント反応者として反応した上記コメント情報を抽出するコメント情報抽出手段、
    上記ユーザ特定手段により特定された上記変化ユーザについて、上記利用ユーザに関する属性情報を記憶する利用ユーザ属性情報記憶部に記憶されている属性情報と、上記ターゲット商品の購買者となり得る一般ユーザに関する属性情報を記憶する一般ユーザ属性情報記憶部に記憶されている属性情報との類似性を所定の判定基準に基づいて判定し、類似と判定された一般ユーザをターゲットユーザとして上記一般ユーザ属性情報記憶部から抽出するターゲットユーザ抽出手段、および
    上記ターゲットユーザ抽出手段により抽出された上記ターゲットユーザに対して、上記コメント情報抽出手段により抽出された上記コメント情報を提供するコメント情報提供手段
    としてコンピュータを機能させるための販売促進支援用プログラム。
  10. 販売者のターゲット商品をテーマとして取り上げたコミュニティサイトの利用ユーザに関する属性情報を記憶する利用ユーザ属性情報記憶部と、
    上記ターゲット商品の購買者となり得る一般ユーザに関する属性情報を記憶する一般ユーザ属性情報記憶部と、
    上記コミュニティサイトの上記利用ユーザの行為を示す行為情報を取得する行為情報取得部と、
    上記コミュニティサイトの上記利用ユーザの中から、上記行為情報取得部により取得された行為情報により示される行為が変化した利用ユーザである変化ユーザを特定するユーザ特定部と、
    上記ユーザ特定部により特定された上記変化ユーザについて上記利用ユーザ属性情報記憶部に記憶されている属性情報と、上記一般ユーザ属性情報記憶部に記憶されている属性情報との類似性を所定の判定基準に基づいて判定し、類似と判定された一般ユーザをターゲットユーザとして上記一般ユーザ属性情報記憶部から抽出するターゲットユーザ抽出部と、
    上記ターゲットユーザ抽出部により抽出された上記ターゲットユーザに対して、上記ターゲット商品の販売促進処理を実行する販促処理部と、
    上記コミュニティサイト上で上記利用ユーザによって入力されるコメント情報を受け付け、コメント発言者を示す発言者情報と関連付けて上記コメント情報を投稿情報記憶部に記憶させるコメント情報登録部と、
    上記コミュニティサイト上で上記コメント情報に対して別の利用ユーザによって入力される反応情報を受け付け、コメント反応者を示す反応者情報および反応したコメント情報と関連付けて上記反応情報を上記投稿情報記憶部に記憶させる反応情報登録部とを備え、
    上記販促処理部は、
    上記投稿情報記憶部を参照して、上記変化ユーザが上記コメント反応者として反応した上記コメント情報を抽出するコメント情報抽出部と、
    上記ターゲットユーザ抽出部により抽出された上記ターゲットユーザに対して、上記コメント情報抽出部により抽出された上記コメント情報を提供するコメント情報提供部とを備えたことを特徴とする販売促進支援システム。
  11. 販売者のターゲット商品をテーマとして取り上げたコミュニティサイト上で、当該コミュニティサイトの利用ユーザによって入力されるコメント情報を受け付け、コメント発言者を示す発言者情報と関連付けて上記コメント情報を投稿情報記憶部に記憶させるコメント情報登録部と、
    上記コミュニティサイト上で上記コメント情報に対して別の利用ユーザによって入力される反応情報を受け付け、コメント反応者を示す反応者情報および反応したコメント情報と関連付けて上記反応情報を上記投稿情報記憶部に記憶させる反応情報登録部と、
    上記コミュニティサイトの上記利用ユーザの行為を示す行為情報を取得する行為情報取得部と、
    上記コミュニティサイトの上記利用ユーザの中から、上記行為情報取得部により取得された行為情報により示される行為が変化した利用ユーザである変化ユーザを特定するユーザ特定部と、
    上記ユーザ特定部により上記変化ユーザが特定された場合、上記投稿情報記憶部を参照して、上記変化ユーザが上記コメント反応者として反応した上記コメント情報を抽出するコメント情報抽出部と、
    上記ターゲット商品の購買者となり得る一般ユーザに対して、上記コメント情報抽出部により抽出された上記コメント情報を提供するコメント情報提供部とを備えたことを特徴とする販売促進支援システム。
JP2016520168A 2015-09-16 2015-09-16 販売促進支援システム、販売促進支援方法および販売促進支援用プログラム Active JP6009126B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2015/076238 WO2017046883A1 (ja) 2015-09-16 2015-09-16 販売促進支援システム、販売促進支援方法および販売促進支援用プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6009126B1 true JP6009126B1 (ja) 2016-10-19
JPWO2017046883A1 JPWO2017046883A1 (ja) 2017-09-14

Family

ID=57140172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016520168A Active JP6009126B1 (ja) 2015-09-16 2015-09-16 販売促進支援システム、販売促進支援方法および販売促進支援用プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6009126B1 (ja)
WO (1) WO2017046883A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6895189B1 (ja) * 2020-06-30 2021-06-30 株式会社フライウィール 推薦システムおよび方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003208537A (ja) * 2002-01-17 2003-07-25 Hitachi Software Eng Co Ltd ポイント付与システム
JP2011180745A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Nec Corp 評価コメント表示システム、および評価コメント表示方法
US20130091013A1 (en) * 2011-10-07 2013-04-11 Microsoft Corporation Presenting Targeted Social Advertisements
JP2013210781A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Rakuten Inc 情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003208537A (ja) * 2002-01-17 2003-07-25 Hitachi Software Eng Co Ltd ポイント付与システム
JP2011180745A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Nec Corp 評価コメント表示システム、および評価コメント表示方法
US20130091013A1 (en) * 2011-10-07 2013-04-11 Microsoft Corporation Presenting Targeted Social Advertisements
JP2013210781A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Rakuten Inc 情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、及びそのプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6016010133; 'ソネット・メディア・ネットワークス、DSP「Logicad」で「類似ユーザ」配信' [online] , 20131203, MarkeZine *
JPN6016010134; 'ターゲティングを最適化!"既存顧客に似た人"に広告配信' [online] , 20150810, ココラブル *

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017046883A1 (ja) 2017-03-23
JPWO2017046883A1 (ja) 2017-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kian et al. Factors that influence the consumer purchase intention in social media websites
Javed et al. Investigating the impact of digital influencers on consumer decision-making and content outreach: using dual AISAS model
Liu-Thompkins et al. Rising to stardom: An empirical investigation of the diffusion of user-generated content
US10726066B2 (en) System and method for directing content to users of a social networking engine
Fong et al. Online word‐of‐mouth: a comparison of American and Chinese discussion boards
JP6635587B2 (ja) 広告文選択装置及びプログラム
JP2007206876A (ja) ネットワークサービスにおける広告配信システム
US20180068354A1 (en) Method of operating a server and a user terminal for providing advertisement information, and apparatus thereof
Nugraha THE EFFECT OF SOCIAL MEDIA EXPERIENTIAL MARKETING TOWARDS CUSTOMERS'SATISFACTION (A STUDY IN CHINGU KOREAN FAN CAFE BANDUNG INDONESIA).
Cheah et al. Consumer ethnocentrism, market mavenism and social network analysis
Hardjono et al. The Implication of e-WoM communication on customer preference and purchase decision of electronic gadgets
Schepers The impact of online consumer reviews factors on the Dutch consumer buying decision.
CN107408276B (zh) 评论分析系统、评论分析方法及评论分析用程序
Hu et al. The country of brand communication in the retail setting: An analysis of Italian products in China
JP6009126B1 (ja) 販売促進支援システム、販売促進支援方法および販売促進支援用プログラム
Hanaysha Exploring the impact of social media marketing features on purchase intention in the fast-food industry
Tan et al. The value of live chat on online purchase
Li et al. An appraisal mechanism for a social marketplace
Kianª et al. Factors that influence the consumer purchase intention in social media websites
KR101936817B1 (ko) 설문 조사를 이용한 콘텐츠 제작 후원 시스템
Charan et al. Impact of Digital Marketing Through Facebook vs. Twitter: A Comparative Study of Indian Consumers
Nguyen-Viet et al. Human–Human Interactions’ Influence on Impulse-Buying Intention in Live Commerce: The Roles of Guanxi, co-Viewer Trust, and Gamification
JP2020017237A (ja) 提供装置、提供方法および提供プログラム
Kim et al. Effect of SNS Characteristics for Dining Out on Customer Satisfaction and Online Word of Mouth
Egertz et al. Influencer marketing: What if everything revolves around the consumer’s self-esteem: A study about the purchasing behaviour of Swedish women in relation to influencer marketing

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20160805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6009126

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250