JP6007180B2 - メカニカルシール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、メカニカルシール装置に関し、より詳細には、高温・高圧流体をシールするために用いられて有用なメカニカルシール装置に関する。
ボイラー給水ポンプに用いられるメカニカルシールなど、高温・高圧の流体をシールするメカニカルシール装置は、摺動面の異常摩耗や変形を防止するために、密封環を冷却する必要がある。アウトサイド型のメカニカルシール装置は、密封環の表面を、大気側に大きく露出させた構成とすることが可能であり、密封環を大気と接触させて冷却することが比較的容易であるが、その一方で、被密封流体に働く遠心力が摺動面へ向かうため、高圧の被密封流体をシールすることが難しいという問題点を有する(特許文献1等参照)。
これに対して、インサイド型のメカニカルシール装置は、被密封流体に働く遠心力が摺動面から離れる方向へ向かうため、高圧又は高回転の動的シール部分に好適に用いられる。しかし、インサイド型のメカニカルシール装置は、密封環がシールケースに覆われる構成となるため、大気による冷却作用が密封環に働きにくいという問題点を有する(特許文献2等参照)。
特開2010−216489号公報 特開2009−250432号公報
インサイド型のメカニカルシール装置であっても、クエンチング液など非密封流体とは異なる流体を密封環周辺に供給することにより、密封環を効率的に冷却することが可能である。しかし、このようなメカニカルシール装置では、クエンチング液等を供給又は循環させるための装置が別途必要となり、シール装置全体の構造が複雑化し、装置が大型化するという問題を有する。また、空冷により摺動面を冷却するアウトサイド型メカニカルシール装置は、高圧の被密封流体をシールすることが難しいという問題点を有する。また、送風ファンを設ける従来の技術では、大気に露出しているシールケースを冷却することは可能であるものの、内部の密封環を効果的に冷却することはできない。さらに、むき出しの状態で回転する送風ファンは、外径側に風が流れてしまい、効率的な送風が行われず、また、安全性の面でも課題を有していた(特許文献2等参照)。
本発明は、このような課題に鑑みてなされ、その目的は、高温・高圧の被密封流体を好適にシール可能であって、小型化に適したメカニカルシール装置を提供することである。
上述の課題を解決するために、本発明に係るメカニカルシール装置は、回転軸によって挿通される円筒状のスリーブと、前記スリーブの機外側部分に設けられ前記スリーブから外径側に突出するスリーブカラーと、前記スリーブの機内側部分に設けられる回転環とを備え、前記回転軸と一体に回転するように前記回転軸に設けられる回転側部と、
前記回転環に対して機外側から対向するように配置され、前記回転環と摺動して摺動面を形成する静止環と、前記静止環を支持するシールケースと、を備える静止側部と、
を有し、
前記スリーブカラー、又は前記スリーブと前記スリーブカラーとの間には、前記スリーブカラーの機外側端面から機内側端面まで貫通する第1貫通孔が形成されており、前記第1貫通孔の貫通方向は、前記回転軸の軸方向に対して傾斜していることを特徴とする。
本発明に係るメカニカルシール装置は、回転環の機外側に静止環を配置し、内径側から被密封流体をシールするインサイド型メカニカルシールであるため、高圧の密封流体を好適にシールすることが可能である。さらに、本発明に係るメカニカルシール装置は、回転軸と伴に回転側部が回転する際に、スリーブカラーに形成された第1貫通孔が、回転環及び静止環を冷却する流れを形成する。このため、本発明に係るメカニカルシール装置は、クエンチング液を供給・循環させる装置を別途用意する必要がなく、装置がシンプルであり、小型化に適している。また、傾斜した貫通孔によって冷却流を発生させる手段は、むき出しのファンを用いる手段より安全性に優れており、かつ、回転軸の軸方向に方向づけされた冷却流を発生させ、摺動面を効果的に冷却することが可能である。
また、例えば、前記スリーブカラーには、前記スリーブカラーを前記軸方向に直交する方向に沿って貫通する第2貫通孔が形成されていてもよく、前記第2貫通孔には、前記回転側部を前記回転軸に固定するための固定部材が挿入されていても良い。
スリーブカラーに第2貫通孔が形成されており、当該第2貫通孔に回転側部を固定するための固定部材を設けるメカニカルシール装置は、スリーブカラーが冷却流発生手段と固定部材の設置手段を兼ねるため、部品点数が抑制される。また、第1貫通孔と第2貫通孔が形成されることにより、スリーブカラーが軽量化される。
また、例えば、前記スリーブカラーには、前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔が、周方向に沿って複数形成されてもよく、周方向に沿って隣接する2つの前記第2貫通孔の間には、少なくとも1つの前記第1貫通孔が形成されても良い。
固定部材を配置する第2貫通孔を複数形成することにより、このようなスリーブカラーを有するメカニカルシール装置は、回転側部を回転軸に強固に固定することが可能である。また、第1貫通孔を複数形成し、第2貫通孔の間に配置することにより、スリーブカラーの回転に伴い発生する冷却流を大きくすることが可能であり、また、スリーブカラーを小型化・軽量化することが可能である。
また、例えば、前記第1貫通孔の開口形状は、略円形であっても良い。
スリーブカラーに形成される第1貫通孔の開口形状は特に限定されないが、例えば略円形とすることが可能であり、その場合、スリーブカラーの強度を確保しやすいという利点を有する。
また、例えば、前記第1貫通孔の壁面の一部は、前記スリーブの外周面によって構成されても良い。
第1貫通孔の壁面の一部が、スリーブの外周面によって構成されている場合、よりスリーブ及び回転軸に近い位置に、第1貫通孔による冷却流を発生させることが可能となる。インサイド型のメカニカルシールは静止環或いは静止環を保持するシールカバーと回転軸との間に隙間を有しており、通常、回転軸に近い位置に、隙間を有している。このようなインサイド型メカニカルシール装置に対して、上記のより内径側に貫通孔が設けられたスリーブカラーを設けることで、冷却流が外径側に設けられている部材である静止環等によって阻害されにくく、摺動面を効果的に冷却することが可能である。
また、例えば、前記スリーブカラーと前記回転環の間には、前記第1貫通孔の回転によって発生した流れを、前記軸方向に沿って前記静止環の内側を通り前記回転環まで導くための冷却流路が形成されており、前記冷却流路の一方の端部は、前記第1貫通孔に連通していても良い。
第1貫通孔に連通する冷却流路が形成されているメカニカルシール装置は、前記第1貫通孔の回転によって発生した流れを効率的に摺動面へと作用させ、摺動面を効果的に冷却することが可能である。
また、例えば、前記冷却流路の他方の端部は、前記回転環における前記摺動面より内径側の内径側部分につきあたり、
前記内径側部分には、放射状溝が形成されていても良い。
冷却流路の他方の端部がつきあたる内径側部分に放射状溝を形成することにより、摺動面へ向かう流れを強めることが可能であり、このようなメカニカルシール装置は、摺動面を効果的に冷却することが可能である。
また、例えば、前記静止環は、前記回転環に向かって突出しており前記摺動面の一部を形成する静止環突起部を有してもよく、
前記静止環突起部の内周面には、複数の切り欠きが形成されていても良い。
突起部の内周面に形成された切り欠きは、静止環と冷却流との接触面積を拡大させることができる。したがって、このようなメカニカルシール装置は、静止環及び摺動面をより効果的に冷却することができる。
また、前記シールケースには、前記シールケースの内周面から外周面へと繋がる開口を有しており、前記冷却流路に連通する排気用流路が形成されていても良い。
このようなメカニカルシール装置は、排気用流路が形成されていることにより、第1貫通孔からの流体を効果的に摺動面まで引き込むことが可能であり、摺動面を効果的に冷却することが可能である。
図1は、本発明の一実施形態に係るメカニカルシール装置の断面図である。 図2は、図1に示すメカニカルシール装置に含まれるスリーブカラーの平面図、断面図、及び部分側面図である。 図3は、図2に示すスリーブカラーの斜視図である。 図4は、スリーブにスリーブカラーを取り付けた状態を表す斜視図である。 図5は、回転環を機外側から観察した平面図である。 図6は、静止環を機内側から観察した平面図である。 図7は、他の実施形態に係るメカニカルシール装置に含まれるスリーブカラーの平面図、断面図、及び部分側面図である。 図8は、図7に示すスリーブカラーの斜視図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るメカニカルシール装置10の断面図である。メカニカルシール装置10は、図1に示すように、回転軸80の周辺の開口を封止するように、装置の端面100及び回転軸80に取り付けられて使用される。メカニカルシール装置10が取り付けられる装置としては、特に限定されないが、メカニカルシール装置10は、発電用ボイラー給水装置の軸封装置等として、好適に用いられる。
図1に示すように、メカニカルシール装置10では、回転環20と静止環12が摺動して、被密封流体を封止する摺動面を形成する。回転環20は、静止環12に対して機内側に配置されており、静止環12は、回転環20に対して、大気等の外部流体が存在する機外側から対向するように配置されており、メカニカルシール装置10は、インサイド型のメカニカルシールである。メカニカルシール装置10は、被密封流体の内径側に摺動面が位置するため、回転軸80の回転によって生じる流体の遠心力が、密封流体の漏れを防ぐ方向に作用する。このため、メカニカルシール装置10は、高圧流体のシール装置として、好適に用いられる。
メカニカルシール装置10は、装置の端面100に設けられ基本的に静止している静止側部11と、回転軸80に設けられ回転軸80と一体に回転する回転側部19とを有する。静止側部11は、シールケース50や静止環12等を備え、回転側部19は、回転環20、スリーブ70、スリーブカラー61等を備える。
静止側部11のシールケース50は、シールカバー54とフランジカバー52によって構成される。シールカバー54は、ボルト58及びナット59によって、装置の端面100に固定されている。シールカバー54は、その内周面と、回転軸80の外周面との間に、静止環12及びリテーナ14を収納している。
シールカバー54の内周面には、段差部54aが形成されており、段差部54aには、静止環12を取り付けるためのリテーナ14が、Oリング75を介して配置されている。リテーナ14の機内側端部には、アダプタ16及びノックピン17を介して、静止環12が取り付けられている。リテーナ14及び静止環12は、シールカバー54に対して軸方向に相対移動自在に取り付けられている。リテーナ14とシールカバー54の間には、コイルスプリング53が設けられており、コイルスプリング53は、リテーナ14及び静止環12を、これらの機内側に配置されている回転環20に向かって押圧する。静止環12は、流体の圧力及びコイルスプリング53の弾性力によって、回転環20に押し付けられる。なお、フランジカバー52は、シールカバー54の機外側端部に、ボルト55を介して固定されている。
回転側部19のスリーブ70は、回転軸80の径と略同一又は僅かに大きい内径を有する円筒状であり、回転軸80はスリーブ70の内部を挿通している。スリーブ70は、メカニカルシール装置10を設置する装置の機内側(被密封流体側)から機外側にかけて、回転軸80の軸方向に沿って設置される。
スリーブ70の機内側部分には、回転環20が設けられている。回転環20は、リテーナ22、ボルト57、アダプタ24及びノックピン26等を介して回転環20に設置されている。本実施形態に係る回転側部19では、図1に示すように、リテーナ22は、スリーブ70の機内側端部にボルト57を介して連結されており、リテーナ22と回転環20とは、アダプタ24及びノックピン26等を用いて連結されている。
スリーブ70の機外側部分には、スリーブ70から外径側に鍔状に突出するスリーブカラー61が設けられている。スリーブカラー61は、スリーブ70と一体に形成されていても良いが、本実施形態に係るスリーブカラー61は、スリーブ70とは分離可能である。スリーブカラー61を、スリーブ70と分離可能とすることにより、複雑な形状を有するスリーブカラー61を、比較的容易に製造することが可能である。
スリーブカラー61は、その内周がスリーブ70の外周に当接するように形成されている。スリーブカラー61とスリーブ70とは、ノックピン66によって回転止めがなされるとともに、セットスクリュー60によって連結・固定されている。また、セットスクリュー60は、回転側部19全体を回転軸80に固定する機能を有する。なお、スリーブカラー61とフランジカバー52とを接続するボルト68及びセットプレート67は、メカニカルシール装置10をセットした後、装置の運転前に取り外される。
図2は、図1に示すメカニカルシール装置10に含まれるスリーブカラー61の平面図(図2(a))、断面図(図2(b))、及び部分側面図(図2(c))であり、図3は、スリーブカラー61の斜視図である。図2(a)及び図3に示すように、スリーブカラー61には、内径側に向かって開く切り欠き61cが、周方向に沿って複数(図2に示す例では12)形成されている。
図4は、図2に示すスリーブカラー61を、スリーブ70(図1参照)に取り付けた状態を表す斜視図である。図4に示すように、組み立て状態においては、スリーブ70とスリーブカラー61との間に、スリーブカラー61の機外側端面61bから機内側端面61aまで貫通する第1貫通孔62が形成される。すなわち、本実施形態では、第1貫通孔62の壁面の一部は、スリーブ70の外周面70aによって構成されており、第1貫通孔62の壁面の他の一部は、スリーブカラー61の切り欠き61cによって構成されている。
スリーブカラー61を側方(図2(a)における矢印cで示す方向)から見た部分側面図である図2(c)に示すように、第1貫通孔62の貫通方向は、回転軸80の軸方向と平行ではなく、軸方向に対して傾斜している。軸方向に対する第1貫通孔62の傾斜角度θ1は、特に限定されないが、例えば15度程度とすることができる。また、第1貫通孔62の傾斜方向は、機外側端面61bから機内側端面61aに向かって、回転方向(矢印81)とは反対方向に傾いている。
上述したような第1貫通孔62が形成されているため、スリーブカラー61は、回転軸80と伴に回転した際に、図4において矢印で表されるような、機外側から機内側へ向かう流れを発生させることができる。スリーブカラー61の回転によって発生した流れ(本実施形態ではスリーブカラー61の周囲の気体の流れ)は、図1に示す冷却流路44により、回転環20及び摺動面近傍まで導かれ、摺動面を冷却する冷却流としての役割を果たすことができる。
図2(a)〜図2(c)に示すように、スリーブカラー61には、スリーブカラー61を、回転軸80の軸方向に直交する方向に沿って貫通する第2貫通孔63が形成されている。組み立て状態において、第2貫通孔63には、図1に示すセットスクリュー60が挿入される。スリーブカラー61には、第2貫通孔63が周方向に沿って複数(本実施形態では6(図2(a)参照)形成されており、周方向に沿って隣接する2つの第2貫通孔63の間には、先述した第1貫通孔62(図2(a)における切り欠き61cが、第1貫通孔62(図4参照)に対応する)が、複数(本実施形態では2つ)形成されている。
また、スリーブカラー61には、第1貫通孔62(切り欠き61c)や第2貫通孔63の他にも、図1に示すノックピン66が係合する係合孔64や、図1に示すボルト68が挿入される側孔65(図2(a)及び図2(b))が形成されている。第1貫通孔62(切り欠き61c)及び第2貫通孔63の周方向の配置や数は、特に限定されないが、例えば、第1貫通孔62及び切り欠き61cは周方向に不等配(不等間隔)とし、第2貫通孔63は周方向に等配(等間隔)とすることができる。第2貫通孔63を等配とすることにより、回転側部19を回転軸80に対して強固に固定でき、第1貫通孔62及び切り欠き61cを不等配とすることにより、等間隔に配置された第2貫通孔63を避けながら、より多くの第1貫通孔62を形成して、強い冷却流を発生させることができる。
図4において矢印で示すようなスリーブカラー61の回転に伴う冷却流は、図1に示す冷却流路44を介して機内側へ導かれる。図1に示すように、冷却流路44は、軸方向に関しては、スリーブカラー61と回転環20の間に形成されており、冷却流路44の一方(機外側)の端部は、図4に示す第1貫通孔62に連通している。なお、シールケース50における機外側端部の開口を規定するフランジカバー52の内周面52fは、冷却流路44と第1貫通孔62を連通させるために、少なくとも第1貫通孔62の中心位置より外径側に位置することが好ましい。
冷却流路44は、径方向に関してはスリーブ70と静止環12(及びリテーナ14)の間に形成されており、リテーナ14及び静止環12の内側を通り回転環20まで、軸方向に沿って冷却流を導くことができる。冷却流路44の流路断面積は、冷却流を円滑に導くことができるように広くすることが好ましい。例えば、静止環12及びリテーナ14の内径は、回転環20の内径より大きくすることが好ましく、また、静止環12及びリテーナ14の内周面12fは、図4に示す第1貫通孔62の中心位置より外径側に配置されることが好ましい。
図1に示すように、冷却流路44の他方(機内側)の端部は、回転環20の内径側部分20aにつきあたる。図5は、回転環20を機外側から見た平面図である。回転環20における摺動面(回転環側摺動面20e)より内径側の内径側部分20aには、複数の放射状溝20bが、周方向に沿って形成されている。放射状溝20bは、回転環20の内周面20fから、放射方向に向かって形成されており、その外径側の端部は、少なくとも回転環側摺動面20eより内径側に位置する(図1参照)。放射状溝20bは、回転軸80に直交する中心線Aに対して、回転方向(矢印27)とは反対側に角度θ2(0°<θ2<90°)傾斜するように形成されている。このような放射状溝20bは、回転環20の表面近傍の流体を外径方向へ流す作用を奏し、摺動面へ向かう流体の流れを強めることができる。
図1に示すように、静止環12は、回転環20に向かって突出しており静止環側摺動面12dを形成する静止環突起部12aを有している。スリーブカラー61の回転による冷却流は、静止環突起部12aの内周面にも供給される。
図6は、静止環12を機内側から見た平面図である。静止環突起部12aの内周面である突起部内周面12bには、周方向に沿って複数の切り欠き12cが形成されている。切り欠き12cが形成された静止環突起部12aは、冷却流に接触する表面積が大きくなるため、効率的に冷却される。静止環突起部12aを効率的に冷却することにより、静止環側摺動面12d及び回転環側摺動面20eの温度上昇も抑制することができる。
なお、図1に示すように、シールケース50には、シールケース50の内周面から外周面へと繋がる開口を有しており、冷却流路44に連通する排出用側方孔50aが形成されており、排出用側方孔50aへ冷却流を逃がすことにより、スリーブカラー61とスリーブ70の間に形成された第1貫通孔62(図4参照)から円滑にスリーブカラー61の周囲の気体を導入することができる。
本実施形態に係るメカニカルシール装置10は、インサイド型メカニカルシールであるため、高圧の密封流体を好適にシールすることが可能である。また、第1貫通孔62により、スリーブカラー61の周囲の気体を冷却流体として取り込み、回転環20及び摺動面へ導くことにより冷却効果を高め、摺動面12d,20eの過剰な発熱を防止することができる。また、メカニカルシール装置10は、クエンチング液を供給又は循環させる補機が必要ないため、装置がシンプルであり、小型化に適している。
また、傾斜した第1貫通孔62(図4参照)によって冷却流を発生させる手段は、むき出しのファンを用いる手段より安全性に優れており、かつ、回転軸80の軸方向に方向づけされた冷却流を発生させ、摺動面を効果的に冷却することが可能である。
スリーブカラー61には、スリーブカラー61を径方向に貫通する第2貫通孔63(図3参照)が形成されており、スリーブカラー61は、回転側部19を固定するための固定部材(セットスクリュー60)の設置手段を兼ねている。したがって、メカニカルシール装置10は部品点数を抑制することが可能であり、またスリーブカラー61に多数の貫通孔及び切り欠きが形成されることにより、スリーブカラー61が軽量化される。
また、図4に示すように、第1貫通孔62の壁面の一部が、スリーブ70の外周面70aによって構成されていることにより、よりスリーブ70に近い位置に冷却流を発生させることが可能となる。これにより、冷却流が静止環12等によって阻害されにくくなり、メカニカルシール装置10は、摺動面を効果的に冷却することが可能である。
図1に示すメカニカルシール装置10は、発明の一実施形態にすぎず、様々な改変を行うことが可能である。図7及び図8は、他の実施形態に係るメカニカルシール装置に用いられるスリーブカラー91を表すものであり、当該他の実施形態に係るメカニカルシール装置は、スリーブカラー91の形状が異なることを除き、図1〜図6を用いて説明したメカニカルシール装置10と同様である。
図7は、スリーブカラー91の平面図(図7(a))、断面図(図7(b))、及び部分側面図(図7(c))であり、図8は、スリーブカラー91の斜視図である。図7(a)及び図8に示すように、スリーブカラー91には、開口形状が略円形の第1貫通孔92が、周方向に沿って複数(図7に示す例では12)形成されている。すなわち、本実施形態では、第1貫通孔62は、スリーブカラー91に形成されている。
スリーブカラー91を側方(図7(a)における矢印cで示す方向)から見た部分側面図である図7(c)に示すように、第1貫通孔92の貫通方向は、図2(c)に示す第1貫通孔62と同様に、回転軸80の軸方向と平行ではなく、軸方向に対して傾斜している。また、第1貫通孔92の傾斜方向についても、第1貫通孔62と同様に、機外側端面91bから機内側端面91aに向かって、回転方向(矢印81)とは反対方向に傾いている。さらに、スリーブカラー91に、第2貫通孔93、係合孔94及び側孔95が形成されている点も、図2に示すスリーブカラー61と同様である。
スリーブカラー91を有するメカニカルシール装置も、スリーブカラー61を有するメカニカルシール装置10と同様に、第1貫通孔92により、スリーブカラー91の周囲の気体を冷却流体として取り込み、回転環及び摺動面へ導くことにより冷却効果を高め、摺動面の過剰な発熱を防止することができる。また、その他の効果についても、メカニカルシール装置10と概ね同様である。
なお、図2や図7に示す第1貫通孔62,92の傾斜方向は、回転方向(矢印81)とは反対方向に傾いているが、傾き方向を逆方向としても良い。この場合、第1貫通孔の回転によって発生する流れの方向は、機内側から機外側へ向かう方向となるが、このような場合でも、摺動面近傍の加熱された気体が排出されることにより、回転環20や摺動面の冷却効果を期待できる。また、スリーブカラー91以外の部材を変更した実施形態も考えられ、例えばスリーブ70の外周面70aに角ネジ溝を形成したり、静止環12とスリーブの間に仕切り板(バッフルスリーブ)を設けるなどして、冷却流の流れをより円滑化する改変も考えられる。
また、図1に示すメカニカルシール装置10では、静止環12側にノーズ(静止環突起部12a)が形成されているが、回転環20側にノーズが形成されていてもよい。この場合、静止環突起部12aと同様に、回転環20に形成されたノーズの内周面にも、切り欠きを形成することができる。さらに、放射状溝20bが形成される内径側部分20aは、回転環側摺動面20eと同一面状になくても良く、例えば内径側部分20aと回転環側摺動面20eの間に段差が形成されていても良い。
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明は、これらの実施例によって限定されるものではない。
実施例として、図7及び図8に示すスリーブカラー91を備えるメカニカルシール装置を、装置の端面100及び回転軸80(図1参照)に取り付けて被密封流体を密封し、装置を駆動させた。実施例で用いたメカニカルシール装置は、スリーブカラーの形状が図7及び図8に示すものに置き換えられていることを除き、図1〜図6を用いて説明したメカニカルシール装置10と同様である。
また、実施例では、図1において矢印Aで示す地点(静止環12の内周面12f)の温度と、矢印Bで示す地点(排出用側方孔50aの外周面側開口部)での風量を計測した。矢印Aで示す地点の温度は、熱電対を用いて計測し、矢印Bで示す地点の風量は、風量計を用いて計測した。実施例における被密封流体の温度は140℃、圧力は4MPa、回転軸80の回転数は4000rpmとした。
比較例として、図7及び図8に示すスリーブカラー91の代わりに、第1貫通孔92が形成されていないスリーブカラーを備えるメカニカルシール装置を、実施例と同様に装置の端面100及び回転軸80(図1参照)に取り付け、装置を駆動させた。比較例で用いたメカニカルシール装置は、スリーブカラーに第1貫通孔92(図8参照)が形成されていない(第1貫通孔92の部分が塞がっている)点を除き、実施例で用いたメカニカルシール装置と同様である。
また、比較例でも、実施例と同様に、図1において矢印Aで示す地点(静止環12の内周面12f)の温度と、矢印Bで示す地点(排出用側方孔50aの外周面側開口部)での風量を計測した。計測条件や装置の駆動条件は、実施例と同様である。実施例及び比較例の条件及び測定結果を、表1に示す。
Figure 0006007180
表1に示すように、実施例の計測温度は145〜149℃であったのに対して、比較例の計測温度は153〜158℃であり、実施例のほうが静止環12の表面温度が低かった。実施例、比較例のいずれも、計測温度は被密封流体の温度である140℃より高く、このような温度上昇は、摺動面での発熱によるものであると考えられる。しかし、計測温度と被密封流体温度の差は、比較例が13〜18℃であったのに対して、実施例が5〜9℃であり、実施例の方が小さい結果となった。すなわち、実施例に係るメカニカルシール装置は、比較例に係るメカニカルシール装置との比較において、摺動面近傍の温度上昇を抑制できることを確認できた。
また、表1に示すように、排出用側方孔50aでの計測風量は、実施例では0.4〜0.5m/sであったのに対して、比較例では0〜0.1m/sであった。このような計測風量の差は、スリーブカラーにおける第1貫通孔92の有無によるものであると考えられ、実施例に係るメカニカルシール装置で採用したスリーブカラー91(第1貫通孔92が形成されている)によって、冷却流が発生することを確認できた。また、実施例と比較例では、第1貫通孔92の有無を除く条件は同じであるため、両者における計測温度の差は、スリーブカラー91での冷却流の量(有無)に起因すると考えられる。このように、実施例及び比較例から、第1貫通孔92が形成されているスリーブカラー91による冷却流の発生及びこれによる摺動面の温度上昇抑制効果が確認された。
10…メカニカルシール装置
11…静止側部
12…静止環
12a…静止環突起部
12b…突起部内周面
12c…切り欠き
12d…静止環側摺動面
12f…静止環内周面
14,22…リテーナ
16,24…アダプタ
17,26,66…ノックピン
19…回転側部
20…回転環
20a…内径側部分
20b…放射状溝
20e…回転環側摺動面
20f…回転環内周面
44…冷却流路
50…シールケース
50a…排出用側方孔
52…フランジカバー
53…コイルスプリング
54…シールカバー
54a…段差部
55,57,58,68…ボルト
59…ナット
60…セットスクリュー
61,91…スリーブカラー
61a,91a…機内側端面
61b,91b…機外側端面
61c…切り欠き
62,92…第1貫通孔
63,93…第2貫通孔
64,94…係合孔
65,95…側孔
67…セットプレート
70…スリーブ
70a…スリーブ外周面
75…Oリング
80…回転軸
81…矢印
100…装置の端面

Claims (7)

  1. 回転軸によって挿通される円筒状のスリーブと、前記スリーブの機外側部分に設けられ前記スリーブから外径側に突出するスリーブカラーと、前記スリーブの機内側部分に設けられる回転環とを備え、前記回転軸と一体に回転するように前記回転軸に設けられる回転側部と、
    前記回転環に対して機外側から対向するように配置され、前記回転環と摺動して摺動面を形成する静止環と、前記静止環を支持するシールケース、とを備える静止側部と、
    を有し、
    前記スリーブカラー、又は前記スリーブと前記スリーブカラーとの間には、前記スリーブカラーの機外側端面から機内側端面に向かって、前記回転軸の軸方向に対して前記回転軸の回転方向とは反対方向に傾斜して貫通する第1貫通孔が形成され、前記スリーブカラーの回転に伴って前記第1貫通孔によって発生した流れは、前記スリーブカラーと前記回転環の間に形成された冷却流路により前記摺動面近傍まで導かれ、前記摺動面を冷却することを特徴とするメカニカルシール装置。
  2. 前記スリーブカラーには、前記スリーブカラーを前記軸方向に直交する方向に沿って貫通する第2貫通孔が形成されており、前記第2貫通孔には、前記回転側部を前記回転軸に固定するための固定部材が挿入されていることを特徴とする請求項1に記載のメカニカルシール装置。
  3. 前記スリーブカラーには、前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔が、周方向に沿って複数形成されており、周方向に沿って隣接する2つの前記第2貫通孔の間には、少なくとも1つの前記第1貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のメカニカルシール装置。
  4. 前記第1貫通孔の壁面の一部は、前記スリーブの外周面によって構成されることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載のメカニカルシール装置。
  5. 前記冷却流路の一方の端部は、前記第1貫通孔に連通し、前記冷却流路の他方の端部は、前記回転環における前記摺動面より内径側の内径側部分に突き当たり、前記内径側部分には、放射状溝が形成されていることを特徴とする請求項に記載のメカニカルシール装置。
  6. 前記静止環は、前記回転環に向かって突出しており前記摺動面の一部を形成する静止環突起部を有し、
    前記静止環突起部の内周面には、複数の切り欠きが形成されていることを特徴とする請求項1から請求項までの何れかに記載のメカニカルシール装置。
  7. 前記シールケースには、前記シールケースの内周面から外周面へと繋がる開口を有しており、前記冷却流路に連通する排気用流路が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6までの何れかに記載のメカニカルシール装置。
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