JP6006943B2 - データ記録装置 - Google Patents

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本発明は、複数の記録媒体にデータを記録可能なデータ記録装置に関する。
従来、メモリカード等の記録媒体に画像データや運転データを記録するドライブレコーダが知られている。
この種の先行技術として、トリガ記録と常時記録のダブル記録を実現するドライブレコーダがある(非特許文献1参照)。
また、トリガ記録・常時録画両方の記録(ハイブリッド記録)を行うものがある(非特許文献2参照)。このハイブリッド記録では、トリガ記録時のデータおよび常時録画時のデータがメモリカードに記録される。
このように、従来では、1つの記録媒体に、間欠的な記録であるトリガ記録のデータと、定期的な記録である常時記録のデータとの2つのデータを記録することが行われた。
また、1つの記録媒体において高速記録領域と低速記録領域に切り替えてデータを記録するイベントレコーダがある(特許文献1)。
特開2006−67172号公報
"ドライブレコーダー YAZAC−eye3"、[online]、矢崎総業株式会社の製品ページ、[平成24年1月4日検索]、インターネット<URL:http://www.yazaki-keiso.com/product/yazac_eye3.html> "PLEXTOR PLEXCAM"、[online]、シナノケンシ株式会社の製品ページ、[平成24年1月4日検索]、インターネット<URL:http://plextor.jp/drive-recorder/product/feauture.php#hybrid>
しかしながら、上記従来のデータ記録装置には、つぎのような問題があった。一般的に、記録媒体には書き込み回数制限があり、この制限回数に達する前に記録媒体を交換する必要があった。
トリガ記録用の記録媒体と常時記録用の記録媒体を使用した場合、通常、トリガ記録に比べて常時記録の方の書き込み回数が多い。このため、常時記録用の記録媒体が早く制限回数に達し、データが壊れる前に書き込み動作を停止させていた。この結果、記録時間が抑えられていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、2つ以上の記録媒体に、書き込み頻度の異なるデータを記録する際、各記録媒体の制限回数上限まで書き込むことができ、効率的に記録時間を延ばせるデータ記録装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るデータ記録装置は、下記(1)〜()を特徴としている。
(1) 車両に搭載され、前記車両の走行中のデータを複数の記録媒体に記録可能なドライブレコーダであるデータ記録装置であって、
前記車両の加速度が閾値を超える毎に第1の記録媒体に前記車両の走行中のデータを書き込む第1書込部と、
一定時間が経過する毎に第2の記録媒体に前記車両の走行中のデータを書き込む第2書込部と、
前記第2の記録媒体の書き込み回数が制限回数に達したか否かを判定する制限回数判定部と、
を備え、
前記第2書込部は、前記一定時間が経過した場合において前記第2の記録媒体の書き込み回数が前記制限回数に達しているときには、前記車両の走行中のデータを前記第2の記録媒体に代えて前記第1の記録媒体に書き込むこと。
(2) 上記(1)の構成のデータ記録装置であって、
前記制限回数判定部は、前記第1の記録媒体の書き込み回数が第2制限回数に達したか否かを判定し、
前記第1書込部は、前記車両の加速度が前記閾値を超えた場合において前記第1の記録媒体の書き込み回数が前記第2制限回数に達しているときには、前記車両の走行中のデータを前記第1の記録媒体に代えて前記第2の記録媒体に書き込むこと。
(3) 上記(2)の構成のデータ記録装置であって、
前記第2の記録媒体の書き込み回数が前記制限回数に達し、かつ、前記第1の記録媒体の書き込み回数が前記第2制限回数に達している場合、前記第2書込部および前記第1書込部によるデータの書き込み動作を停止すること。
(4) 上記(1)の構成のデータ記録装置であって、
前記第2書込部は、前記第2の記録媒体の書き込み回数が前記制限回数に達し、かつ、前記第1の記録媒体の書き込み回数が所定値未満である場合に限って、前記車両の走行中のデータを前記第2の記録媒体に代えて前記第1の記録媒体に書き込むこと。
(5) 上記(1)の構成のデータ記録装置であって、
前記第2書込部は、前記車両の走行中のデータを前記第2の記録媒体に代えて前記第1の記録媒体に書き込む際、前記第1の記録媒体の、前記第1書込部によって前記車両の走行中のデータが書き込まれる記憶領域とは区別された記憶領域に前記車両の走行中のデータを書き込むこと。
上記(1)〜()の構成のデータ記録装置によれば、第2の記録媒体の書き込み回数が制限回数に達した場合、第2書込部によるデータの書き込み対象を、第2の記録媒体から、第1書込部によってデータが書き込まれる第1の記録媒体に切り替える。これにより、2つ以上の記録媒体に、書き込み頻度の異なるデータを記録する際、各記録媒体の制限回数上限まで書き込むことが可能となり、効率的に記録時間を延ばすことができる。
本発明によれば、第2の記録媒体の書き込み回数が制限回数に達した場合、第2書込部によるデータの書き込み対象を、第2の記録媒体から、第1書込部によってデータが書き込まれる第1の記録媒体に切り替える。これにより、2つ以上の記録媒体に、書き込み頻度の異なるデータを記録する際、各記録媒体の制限回数上限まで書き込むことが可能となり、効率的に記録時間を延ばすことができる。
図1は、実施形態におけるデータ記録装置であるドライブレコーダ1の構成を示すブロック図である。 図2(A)〜図2(C)は、ドライブレコーダ1の外観(図2(A))、メモリカード21、22へのデータの書き込み動作(図2(B))、およびメモリカード21、22の記録テーブル50(図2(C))を示す図である 図3は、書き込み回数制限を行わない場合の記録動作手順を示すフローチャートである。 図4は、書き込み回数が制限回数に達し、記録媒体を切り替えて記録する場合の記録動作手順を示すフローチャートである。 図5は、図4につづく書き込み回数が制限回数に達し、記録媒体を切り替えて記録する場合の記録動作手順を示すフローチャートである。 図6(A)〜図6(C)は、メモリカード21、22のメモリマップを示す図である。
本発明の実施形態におけるデータ記録装置について図面を用いて説明する。本実施形態のデータ記録装置は、車両に搭載された車載装置であり、走行中のデータを記録可能なドライブレコーダに適用される。
図1は実施形態におけるデータ記録装置であるドライブレコーダ1の構成を示すブロック図である。ドライブレコーダ1は、ドライブレコーダ本体1a内に、CPU10、カードI/F11、12、SDRAM16、カメラI/F13、センサI/F14および速度I/F15を有する。
CPU10は、制御プログラムが格納されたROM、RAM、タイマ等を内蔵し、ドライブレコーダ1全体を制御する。SDRAM16には、各種のデータの他、後述する記録テーブル50(図2(C)参照)が記憶される。
また、カードI/F11、12はそれぞれトリガ記録用、常時記録用のカードI/Fである。カードI/F11、12には、CFカードやSDカード(登録商標)等のメモリカード(記録媒体)21、22が挿抜自在にそれぞれ接続される。メモリカード21は、例えば2Gバイトの容量を有するトリガ記録用の記録媒体(第1の記録媒体)である。また、メモリカード22は、例えば2Gバイトの容量を有する常時記録用の記録媒体(第2の記録媒体)である。これらの記録媒体には、一般に、データが壊れないように、書き込みに対して、制限回数が設定されている。
ここで、トリガ記録とは、加速度(G値)が設定された閾値を超えて衝撃が感知された場合など、間欠的にトリガが発生する場合、前後一定時間の画像等のデータを記録することを指す。また、常時記録とは、ドライブレコーダが起動してから終了するまで画像等のデータを定期的に記録することを指す。
カメラI/F13には、車両の前方を撮影するカメラ23が接続される。センサI/F14には、車両の加速度を検出し、車両に加わる衝撃を感知するGセンサ24が接続される。速度I/F15には、車両の速度を検出する速度センサ25が接続される。
なお、ドライブレコーダ1には、その他の運転データとして、位置データを受信するGPS受信部や、エンジン回転数を検出するNEセンサ等が接続されてもよい。
図2(A)〜図2(C)はドライブレコーダ1の外観、メモリカード21、22へのデータの書き込み動作、およびメモリカード21、22の記録テーブル50を示す図である。
図2(A)に示すように、ドライブレコーダ本体1aの前面には、2枚のメモリカード21、22がそれぞれ挿入される2つのカードI/F11、12が設けられている。
また、ドライブレコーダ1は、図2(B)に示すような動作を行う。ドライブレコーダ1は、加速度が閾値を超えて衝撃を感知するようなトリガが発生した場合、メモリカード21に、カメラ23で撮影された画像データの他、Gセンサ24で検知された加速度、速度センサ25で検知された速度等の運転データを記録する。一方、ドライブレコーダ1は、メモリカード22に、定期的に、つまり起動してからタイマが一定時間を経過する毎に、上記画像データや運転データを記録する。
また、図2(C)に示すように、記録テーブル50には、トリガ記録用のメモリカード21および常時記録用のメモリカード22に対する、現在の書き込み回数および制限回数が登録されている。ここでは、メモリカード21、22の制限回数は3000回である。
上記構成を有するドライブレコーダ1の動作を示す。始めに、記録媒体の書き込み回数制限を行わない場合の記録動作を示す。図3は書き込み回数制限を行わない場合の記録動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、CPU10内のROMに格納されており、CPU10によって周期的に実行される。
まず、CPU10は、トリガ記録の指令があり、トリガ記録を行うか否かを判別する(ステップS1)。トリガ記録の指令がなく、トリガ記録を行わない場合、CPU10は、所定のタイミングで、常時記録用のメモリカード22に、前述した画像データおよび運転データを記録する(ステップS2)。この後、CPU10は本動作を終了する。
一方、ステップS1で、トリガ記録の指令があり、トリガ記録を行う場合、CPU10は、トリガ記録用のメモリカード21に、前述した画像データおよび運転データを記録する(ステップS3)。この後、CPU10は本動作を終了する。
これにより、トリガ記録用のデータと常時記録用のデータを異なるメモリカードに振り分けることができる。従って、後から、データ解析や検索等の処理が容易となる。
図4、図5は書き込み回数が制限回数に達し、記録媒体を切り替えて記録する場合の記録動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムは、CPU10内のROMに格納されており、周期的にCPU10によって実行される。
まず、CPU10は、常時記録の書き込みタイミングであるか否かを判別する(ステップS11)。常時記録の書き込みタイミングでない場合、CPU10はステップS16の処理に進む。一方、常時記録の書き込みタイミングである場合、CPU10は、記録テーブル50を参照し、常時記録用のメモリカード22の書き込み回数を読み出す(ステップS12)。そして、CPU10は、この書き込み回数がメモリカード22の制限回数以内であるか否かを判別する(ステップS13)。このステップS13の処理は制限回数判定部に相当する。
制限回数を超える場合、CPU10はステップS21の処理に進む。一方、制限回数以内である場合、CPU10は、常時記録用のメモリカード22に、前述した画像データおよび運転データを記録する(ステップS14)。このステップS14の処理は第2書込部に相当する。さらに、CPU10は、記録テーブル50に登録されているメモリカード22の書き込み回数を値1増加させる(ステップS15)。
この後、あるいは、前述したステップS11で常時記録の書き込みタイミングでない場合、CPU10は、Gセンサ24によって検知された加速度が閾値を超えて衝撃を感知したこと等によるトリガが発生したか否かを判別する(ステップS16)。トリガが発生していない場合、CPU10は本動作を終了する。
一方、トリガが発生した場合、CPU10は、記録テーブル50を参照し、トリガ記録用のメモリカード21の書き込み回数を読み出す(ステップS17)。そして、CPU10は、この書き込み回数がトリガ記録用のメモリカード21の制限回数(第2制限回数)以内であるか否かを判別する(ステップS18)。このステップS18の処理は制限回数判定部に相当する。制限回数を超える場合、CPU10はステップS25の処理に進む。
一方、ステップS18でメモリカード21の制限回数以内である場合、CPU10は、トリガ記録用のメモリカード21に、前述した画像データおよび運転データを記録する(ステップS19)。このステップS19の処理は第1書込部に相当する。さらに、CPU10は、記録テーブル50に登録されているメモリカード21の書き込み回数を値1増加させる(ステップS20)。この後、CPU10は本動作を終了する。
一方、ステップS13で常時記録用のメモリカード22の書き込み回数が制限回数を超える場合、CPU10は、記録テーブル50を参照し、トリガ記録用のメモリカード21の書き込み回数を読み出す(ステップS21)。そして、CPU10は、この書き込み回数がメモリカード21の制限回数以内であるか否かを判別する(ステップS22)。制限回数を超える場合、CPU10は、記録動作を停止する(ステップS29)。このように、記録動作(書き込み動作)を停止させることで、メモリカード内のデータが壊れることを防止できる。この後、CPU10は本動作を終了する。
一方、ステップS22で制限回数以内である場合、CPU10は、トリガ記録用のメモリカード21に、前述した画像データおよび運転データを記録する(ステップS23)。このステップS23の処理では、常時記録用のデータをトリガ記録用のメモリカード21に記録する動作が行われる。なお、ステップS13の判別結果、NOで行われるステップS23の処理は、データの書き込み対象を切り替える切替部に相当する。
そして、CPU10は、記録テーブル50に登録されているメモリカード21の書き込み回数を値1増加させる(ステップS24)。この後、CPU10はステップS16の処理に進む。
一方、ステップS18でトリガ記録用のメモリカード21の書き込み回数が制限回数を超える場合、CPU10は、記録テーブル50を参照し、常時記録用のメモリカード22の書き込み回数を読み出す(ステップS25)。そして、CPU10は、この書き込み回数がメモリカード22の制限回数以内であるか否かを判別する(ステップS26)。
制限回数を超える場合、CPU10は、ステップS29で記録動作を停止し、本動作を終了する。一方、ステップS26で制限回数以内である場合、CPU10は、常時記録用のメモリカード22に、前述した画像データおよび運転データを記録する(ステップS27)。このステップS27の処理では、トリガ記録用のデータを常時記録用のメモリカード22に記録する動作が行われる。なお、ステップS18の判別結果、NOで行われるステップS27の処理は、データの書き込み対象を切り替える切替部に相当する。そして、CPU10は、記録テーブル50に登録されているメモリカード22の書き込み回数を値1増加させる(ステップS28)。この後、CPU10は本動作を終了する。
図6(A)〜図6(C)はメモリカード21、22のメモリマップを示す図である。図6(A)に示すように、トリガ記録用のメモリカード21のメモリアドレスの先頭から降順にトリガ記録用データが書き込まれている状態において、ステップS23の処理が行われると、常時記録用データはメモリアドレスの末尾から昇順に書き込まれる。
同様に、図6(B)に示すように、常時記録用のメモリカード22のメモリアドレスの先頭から降順に常時記録用データが書き込まれている状態において、ステップS27の処理が行われると、トリガ記録用データはメモリアドレスの末尾から昇順に書き込まれる。このように、トリガ記録用データ(または常時記録用データ)が書き込まれる記憶領域と区別して常時記録用データ(またはトリガ記録用データ)が書き込まれる。これにより、それぞれのデータを振り分けることができる。この結果、後からデータの解析・検索などの処理が容易となる。
本実施形態のドライブレコーダ1によれば、2つのメモリカード21、22に、トリガ記録と常時記録といった書き込み頻度の異なるデータを記録する際、各メモリカード21、22の制限回数上限まで書き込むことができる。従って、2つのメモリカード21、22のいずれもが制限回数に達するまで、効率的に記録時間を延ばすことができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、本実施形態の構成が持つ機能を達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、ドライブレコーダは、複数の記録媒体としてトリガ記録用の記録媒体と常時記録用の記録媒体がそれぞれ挿抜自在な2つのカードI/Fを有していたが、3つ以上の記録媒体がそれぞれ挿抜自在な3つ以上のカードI/Fを有してもよい。例えば、3つのカードI/Fを有する場合、トリガ記録用、常時記録用の他、バックアップ用の記録媒体が接続されてもよい。
また、2つの記録媒体に対する書き込みの制限回数が同じであってもよいし、異なってもよい。異なる場合、常時記録用の記録媒体の制限回数は、トリガ記録用の記録媒体に比べて、大きな値であることが望ましい。また、トリガ記録用、常時記録用の記録媒体は異なる種類の記録媒体であってもよく、例えば、一方が半導体素子を用いたメモリカードであり、他方が磁気ディスクを用いたメモリカードであってもよい。また、ハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)を用いることも可能である。
また、上記実施形態では、記録媒体の書き込み回数は、SDRAM内の記録テーブルに記憶されることで管理していたが、記録媒体(メモリカード)の所定の領域に書き込まれることで管理してもよい。この場合、記録媒体に書き込み回数が記憶されているので、ドライブレコーダが固定されることなく、取扱いが便利である。さらには、ドライブレコーダは、このような記録媒体が挿入された時に書き込み回数を読み出してSDRAM内の記録テーブルに記憶し、この記録媒体が抜かれる前に書き込み回数を書き戻すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、一方のメモリカードが制限回数に達した場合、他方のメモリカードの全てのデータ記憶領域を、トリガ記録と常時記録で共有するようにしていたが、図6(C)に示すようにしてもよい。つまり、トリガ記録用のメモリカード21では、トリガ記録専用に一定の領域を確保して区別しておき、残りのデータ記憶領域をトリガ・常時記録の共有領域としてもよい。これにより、トリガ記録データを確実に記録することができる。このことは、常時記録用メモリカードにおいても同様である。
また、上記実施形態では、制限回数として、記憶媒体の保証値である物理的な制限回数に達した場合、メモリカードの切り替えが行われたが、この物理的な制限回数に達する前の所定回数を制限回数に設定してもよい。この所定回数に設定された制限回数に達した時点で切り替えを行うことで、よりデータの安全性が担保される。
また、一方のメモリカードの書き込み回数が制限回数に達し、他方のメモリカードに切り替える際、他方のメモリカードの書き込み回数が所定値未満である場合に限って、切り替え可能であるようにしてもよい。これにより、他方のメモリカードが所定値以上であって、残りの書き込み回数が少ない場合、いたずらに、一方のメモリカードに記録すべきデータが他方のメモリカードに分散してしまうことを避けることができる。
また、上記実施形態では、トリガ記録は、Gセンサによって検知された加速度が閾値を超えて衝撃が感知された場合に行われたが、その他の要因によって行われてもよい。例えば、GPSによる位置情報を受信している場合に走行ルートから外れること等をトリガとして記録が行われるようにしてもよい。
以上、本発明は、2つ以上の記録媒体に、書き込み頻度の異なるデータを記録する際、各記録媒体の制限回数上限まで書き込むことができ、効率的に記録時間を延ばせ、有用である。
1 ドライブレコーダ
1a ドライブレコーダ本体
10 CPU
11、12 カードI/F
13、14、15 インタフェース(I/F)
16 SDRAM
21、22 メモリカード
23 カメラ
24 Gセンサ
25 速度センサ
50 記録テーブル

Claims (5)

  1. 車両に搭載され、前記車両の走行中のデータを複数の記録媒体に記録可能なドライブレコーダであるデータ記録装置であって、
    前記車両の加速度が閾値を超える毎に第1の記録媒体に前記車両の走行中のデータを書き込む第1書込部と、
    一定時間が経過する毎に第2の記録媒体に前記車両の走行中のデータを書き込む第2書込部と、
    前記第2の記録媒体の書き込み回数が制限回数に達したか否かを判定する制限回数判定部と、
    を備え、
    前記第2書込部は、前記一定時間が経過した場合において前記第2の記録媒体の書き込み回数が前記制限回数に達しているときには、前記車両の走行中のデータを前記第2の記録媒体に代えて前記第1の記録媒体に書き込むことを特徴とするデータ記録装置。
  2. 前記制限回数判定部は、前記第1の記録媒体の書き込み回数が第2制限回数に達したか否かを判定し、
    前記第1書込部は、前記車両の加速度が前記閾値を超えた場合において前記第1の記録媒体の書き込み回数が前記第2制限回数に達しているときには、前記車両の走行中のデータを前記第1の記録媒体に代えて前記第2の記録媒体に書き込むことを特徴とする請求項1記載のデータ記録装置。
  3. 前記第2の記録媒体の書き込み回数が前記制限回数に達し、かつ、前記第1の記録媒体の書き込み回数が前記第2制限回数に達している場合、前記第2書込部および前記第1書込部によるデータの書き込み動作を停止することを特徴とする請求項2記載のデータ記録装置。
  4. 前記第2書込部は、前記第2の記録媒体の書き込み回数が前記制限回数に達し、かつ、前記第1の記録媒体の書き込み回数が所定値未満である場合に限って、前記車両の走行中のデータを前記第2の記録媒体に代えて前記第1の記録媒体に書き込むことを特徴とする請求項1記載のデータ記録装置。
  5. 前記第2書込部は、前記車両の走行中のデータを前記第2の記録媒体に代えて前記第1の記録媒体に書き込む際、前記第1の記録媒体の、前記第1書込部によって前記車両の走行中のデータが書き込まれる記憶領域とは区別された記憶領域に前記車両の走行中のデータを書き込むことを特徴とする請求項1記載のデータ記録装置。
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