JP6006149B2 - 防護柵及びその取り付け方法 - Google Patents

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本発明は、車道と歩道の境界、川・水路の転落防止を目的として設置される防護柵及びその取り付け方法に関するものである。
従来から、車道と歩道等の境界に使用され、歩行者の横断防止、川・水路への転落防止を目的として、例えば、特開2007−205003号公報(特許文献1)に記載された防護柵が提案されている。
このような防護柵は、地表に立設された支柱と、この支柱の間に取り付けられるパネルとから略構成されている。このパネルは、上部胴縁及び下部胴縁と、この上部胴縁と下部胴縁との間であってこれらの胴縁に固定された複数本の縦さんとを有している。
特開2007−205003号公報
ところで、上述した防護柵は水平な場所に留まらず、縦断勾配がある場所にも設置される。そのため、上述したパネルは勾配に対応して略ひし形に変形するように構成されている。
この構成を実現するため、上部胴縁及び下部胴縁には、縦さんの端部が可動可能な挿入孔が形成されていることから、特に下部胴縁に形成されて地上側へ開口した挿入孔から雨水や塵埃が浸入し、下部胴縁内部に長期に渡り湿潤状態で溜まることにより、下部胴縁が腐食するおそれがあった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、雨水や塵埃が溜まることによる腐食を防止することができる防護柵及び防護柵の取り付け方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載した本発明の防護柵は、地表に所定間隔をおいて立設される複数の支柱と、前記支柱の間に前記支柱に平行に配設される縦さんと、前記縦さんを固定する一対の上部胴縁及び下部胴縁と、を有する防護柵であって、前記下部胴縁は、一方側の分割体と他方側の分割体との分割構造を有し、前記一方側の分割体と前記他方側の分割体は、前記縦さんを挟持する側の縦さん側端部と前記地表側の地表側端部とを有し、前記地表側端部は、一方側の地表側端部と他方側の地表側端部とを係合又は係止することにより前記一方側の分割体と前記他方側の分割体とを仮止めする仮止め部を有し、前記仮止め部により前記一方側の分割体と前記他方側の分割体とを仮止めした際、前記縦さん側端部間には長手方向に延びる隙間が形成され、前記地表側端部には前記長手方向に連続する開口部が形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載した本発明の防護柵によれば、下部胴縁の地表側に開口部が形成されているため、胴縁内部に侵入した雨水や塵埃を地表側へ排出することができる。従って、雨水や塵埃が溜まることによる腐食を防止することができる防護柵を提供することができる。また、仮止め部により一方側の分割体と他方側の分割体とを仮止めするため、分割体同士が離れることを防止して防護柵を取り付ける作業が簡便となる。
請求項2に記載した本発明の防護柵は、地表に所定間隔をおいて立設される複数の支柱と、前記支柱の間に前記支柱に平行に配設される縦さんと、前記縦さんを固定する一対の上部胴縁及び下部胴縁と、を有する防護柵であって、前記下部胴縁は、一方側の分割体と他方側の分割体との分割構造を有し、前記一方側の分割体と前記他方側の分割体は、前記縦さんを挟持する側の縦さん側端部と前記地表側の地表側端部とを有し、前記地表側端部の長手方向の一方の端部及び他方の端部に装着することにより、前記一方側の分割体と前記他方側の分割体との間に間隙が形成されるように前記分割体を位置決めする間隙保持部を有する端部キャップを有し、前記一方の端部及び前記他方の端部に前記端部キャップを装着した際、前記縦さん側端部間には長手方向に延びる隙間が形成され、前記地表側端部には前記長手方向に連続する開口部が形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載した本発明の防護柵によれば、下部胴縁の地表側に開口部が形成されているため、胴縁内部に侵入した雨水や塵埃を地表側へ排出することができる。従って、雨水や塵埃が溜まることによる腐食を防止することができる防護柵を提供することができる。また、端部キャップにより一方側の分割体と他方側の分割体とを位置決めするため、分割体同士を容易に配設することにより防護柵を取り付ける作業が簡便となる。
請求項3に記載した本発明の防護柵の取り付け方法は、地表に所定間隔をおいて立設される複数の支柱と、前記支柱の間に前記支柱に平行に配設される縦さんと、前記縦さんを固定する一対の上部胴縁及び下部胴縁と、を用いて行う防護柵の取り付け方法であって、一方側の分割体と他方側の分割体とを有する下部胴縁における前記地表側の地表側端部の一方側の地表側端部と他方側の地表側端部とを係合又は係止することにより前記一方側の分割体と前記他方側の分割体とを仮止めし、前記分割体のうち前記縦さんを挟持する側の縦さん側端部間に長手方向に延びる隙間を形成し、前記地表側の地表側端部に前記長手方向に連続する開口部を形成することを特徴とする。
請求項3に記載した本発明の防護柵の取り付け方法によれば、仮止め部により一方側の分割体と他方側の分割体とを仮止めして縦さんを挟持させて下部胴縁の地表側に開口部を形成するため、下部胴縁内部に侵入した雨水や塵埃を地表側へ排出することができる。従って、雨水や塵埃が溜まることによる腐食を防止することができる防護柵の取り付け方法を提供することができる。
請求項4に記載した本発明の防護柵の取り付け方法は、地表に所定間隔をおいて立設される複数の支柱と、前記支柱の間に前記支柱に平行に配設される縦さんと、前記縦さんを固定する一対の上部胴縁及び下部胴縁と、を用いて行う防護柵の取り付け方法であって、一方側の分割体と他方側の分割体とを有する下部胴縁における前記地表側の地表側端部の長手方向の一方の端部及び他方の端部に、前記一方側の分割体と前記他方側の分割体との間に間隙が形成されるように前記分割体を位置決めする間隙保持部を有する端部キャップを装着し、前記分割体のうち前記縦さんを挟持する側の縦さん側端部間に長手方向に延びる隙間を形成し、前記地表側の地表側端部に前記長手方向に連続する開口部を形成することを特徴とする。
請求項4に記載した本発明の防護柵の取り付け方法によれば、端部キャップにより一方側の分割体と他方側の分割体とを位置決めして縦さんを挟持させて下部胴縁の地表側に開口部を形成するため、下部胴縁内部に侵入した雨水や塵埃を地表側へ排出することができる。従って、雨水や塵埃が溜まることによる腐食を防止することができる防護柵の取り付け方法を提供することができる。
このように、本発明の防護柵によれば、雨水や塵埃が溜まることによる腐食を防止することができる防護柵及び防護柵の取り付け方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る防護柵を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る胴縁を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る胴縁の位置決め部を示す平面図及び斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る胴縁の位置決め部を示す平面図及び斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る胴縁の仮止め部を示す平面図及び斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る胴縁の仮止め部を示す平面図及び斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る端部キャップの位置決め部を示す平面図及び斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る防護柵について図面を参照して説明する。本発明の実施形態に係る防護柵は、車道と歩道の境界、川・水路の転落防止を目的として設置される防護柵に関する。
[1.第1実施形態]
[1−1.防護柵の概略構成]
はじめに、図1及び図2を参照して、本発明の第1実施形態に係る防護柵の概略構成について説明する。
なお、図1は、本発明の第1実施形態に係る防護柵を示す正面図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る胴縁を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る防護柵1は、地表に所定間隔をおいて立設される複数の支柱21と、この支柱21間に取り付けられる柵本体31とから略構成されている。
支柱21は、断面円形の管状体を有し、この管状形状の下部を地中に埋設することにより地上に立設される。この支柱21は、ブラケット(図示省略)により柵本体31と連結して固定される。
図1及び図2に示すように、柵本体31は、支柱21の間であって支柱21と平行に沿って配設された複数の縦さん32と、縦さん32を固定する一対の胴縁33とから略構成されている。
縦さん32は、断面円形の管状体を有し、鋼管やアルミ合金管等の金属管から製作され、塗装や鍍金等の表面処理が施されている。この縦さん32は、胴縁33内に挿入される支持材(図示省略)により胴縁33と連結する。
胴縁33は、上下に水平方向にわたって配設される一対の上部胴縁33aと下部胴縁33bとを有している。上部胴縁33aと下部胴縁33bとは、縦さん32の一端及び他端を固定した支持材をそれぞれ内部に挿入することにより、上部胴縁33aと下部胴縁33bとの間に縦さん32を固定する。
[1−2.下部胴縁の構成]
次に、図3を参照して、上述した下部胴縁33bについて詳細に説明する。図3(a)は、下部胴縁33bを示す上面図である。図3(b)は、本発明の第1実施形態に係る下部胴縁を示す斜視図である。
また、図3(c)は、下部胴縁33bを示す側面図である。図3(d)は、下部胴縁33bの位置決め構造を示す斜視図である。図3(e)は、下部胴縁33bの位置決め構造を示す側面図である。
図3(a)から図3(e)に示すように、下部胴縁33bは、分割体34として一方側の分割体34aと、他方側の分割体34bとの2分割構造を有している。一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとは、縦さん32を挟持する側の縦さん側端部35a、35bと、地表側の地表側端部36a、36bと、下部胴縁33bの地表側に形成される開口部37とをそれぞれ有している(図3(b)参照)。
縦さん側端部35a、35bは、上述したように、胴縁33内に挿入される支持材(図示省略)に縦さん32を取り付けると、それぞれ縦さん32を挟んで挟持する。
地表側端部36a、36bは、縦さん側端部35a、35bにより縦さん32を挟持して固定した際に、地表側端部36aと地表側端部36bとにより隙間Sを形成する(図3(d)参照)。
開口部37は(図3(d)参照)、縦さん側端部35a、35bにより縦さん32を挟持して固定した際に、地表側端部36aと36bとの間に形成される隙間S(図3(d)参照)として、下部胴縁33bの地表側に形成される。
より具体的には、開口部37は、分割体34aと34bとを組み合わせることで、地表側端部36aと36bとの間に、下部胴縁33bの長手方向に連続的に形成されるものである。
つまり、分割体34aと34bとは、それぞれ、地表側端部36a、36bに、切欠を有しており、この地表側端部36aと36bとを対向させ、分割体34aと34bとを組み合わせることで、地表側に開口部37が形成される(図3(d)参照)。
また、下部胴縁33bには、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めする位置決め部(位置決め構造)41が形成されている。本発明の第1実施形態では、位置決め部41は、一方側の分割体34a及び他方側の分割体34bの地表側端部36a、36bがそれぞれ突出して設けられた突出当接部42a、42bにより構成されている。
突出当接部42a、42bは、胴縁33に縦さん32を固定する際に、それぞれ当接することにより、下部胴縁33bの幅方向(図3(b)の矢印X方向)、上下方向(図3(b)の矢印Y方向)、長手方向(図3(b)の矢印Z方向)に対して一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めする。
なお、本実施形態において、この位置決め部41は、下部胴縁33bの両端部に設けているが、これに限らず、分割体34a、34bの位置決めを行うことができる位置である限りは、下部胴縁33bの長手方向中央部や、長手方向任意の位置に設けることも可能である。
また、本実施形態において、下部胴縁33bに位置決め部41が設けられているが、下部胴縁33bに位置決め部41が設けられていなくてもよい。この場合、分割体34aと34bとを組み合わせることで下部胴縁33bの長手方向に連続的に形成された間隙(スリット状の隙間)が開口部37に相当する(後述する図7(b)参照)。
[1−3.防護柵の取り付け方法]
次に、図1から図3を参照して、上述した本発明の第1実施形態に係る防護柵1の取り付け方法について説明する。はじめに、上述した支持材(図示省略)に複数本の縦さん32(図1参照)の一端及び他端をそれぞれ取り付ける。
そして、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を上部胴縁33aの内部に挿入する。その後、下部胴縁33bの一方側の分割体34aと他方側の分割体34bに設けられた突出当接部42a、42bをそれぞれ当接させて、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bを位置決めする。
上部胴縁33a及び下部胴縁33bの内部に支持材(図示省略)が挿入され、上部胴縁33aと下部胴縁33bとの間に縦さん32が固定されると、上部胴縁33a及び下部胴縁33bをブラケット(図示省略)により支柱1にボルト(図示省略)で固定する。
[1−4.第1実施形態の作用効果]
このようにして、本発明の第1実施形態に係る防護柵1は、地表に所定間隔をおいて立設される複数の支柱21と、支柱21の間に支柱21に平行に配設される縦さん32と、縦さん32を固定する一対の上部胴縁33a及び下部胴縁33bと、を有する防護柵1であって、下部胴縁33bは、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとの分割構造を有し、分割体34により縦さん32を挟持し、下部胴縁33bの地表側に開口部37が形成されている。
また、本発明の第1実施形態に係る防護柵1は、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めする位置決め構造(位置決め部)42が形成されている。
さらに、本発明の第1実施形態に係る防護柵1の取り付け方法は、地表に所定間隔をおいて立設される複数の支柱21と、支柱21の間に支柱21と平行に配設される縦さん32と、縦さん32を固定する一対の上部胴縁33a及び下部胴縁33bと、を用いて行う防護柵の取り付け方法であって、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを有する下部胴縁33bにおける分割体34同士によって縦さん32を挟持させて下部胴縁33bの地表側に開口部37を形成する。
本発明の第1実施形態に係る防護柵1によれば、分割体34同士によって縦さん32を挟持させて下部胴縁33bの地表側に開口部37を形成するため(図3(d)参照)、例えば、縦さん側端部35a、35bにより縦さん32を挟んで挟持して固定した際に形成される縦さん側端部35aと縦さん側端部35bとの隙間から下部胴縁33b内部へ侵入した雨水や塵埃を地表側へ排出することができる。従って、雨水や塵埃が溜まることによる腐食を防止することができ、製品の寿命を長く保つことができる防護柵1を提供することができる。
また、本発明の第1実施形態に係る防護柵1によれば、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとの分割構造を有するため、管状形状の下部胴縁を製造するよりも製造しやすい。
さらに、本発明の第1実施形態に係る防護柵1によれば、雨水や塵埃を排出するために胴縁に水抜孔等を設けることが考えられるが、水抜孔等を形成するための製造工程数が増え、製造コストが高くなる。
これに対して、本発明の第1実施形態に係る防護柵1は、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとの分割構造を有することにより、分割体34a、34bの地表側の長手方向に連続的に開口部35を形成することができる。
したがって、水抜孔を形成するよりも製造しやすく、水抜孔の形成を管理する工程を低減して製造コストの低減を図ることができる。また開口部37を大きく形成できるので、雨水や塵埃を排出する効果も高い。
また、本発明の第1実施形態に係る防護柵1によれば、位置決め構造(位置決め部)42により一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めするため、分割体34同士を容易に配設することにより防護柵1の取り付け作業が簡便となる。
さらに、本発明の第1実施形態に係る防護柵1によれば、位置決め構造(位置決め部)42により分割体34同士を位置決めするため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際に分割体34同士の位置ずれを防止することができる。
また、本発明の第1実施形態に係る防護柵1の取り付け方法によれば、分割体34同士によって縦さん32を挟持させて下部胴縁33bの地表側に開口部37を形成するため(図3(d)参照)、例えば、縦さん側端部35a、35bにより縦さん32を挟んで挟持して固定した際に形成される縦さん側端部35aと縦さん側端部35bとの隙間から下部胴縁33b内部へ侵入した雨水や塵埃を地表側へ排出することができる。従って、雨水や塵埃が溜まることによる腐食を防止することができる防護柵1の取り付け方法を提供することができる。
さらに、本発明の第1実施形態に係る防護柵1の取り付け方法によれば、位置決め構造(位置決め部)42により一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めするため、分割体34同士を容易に配設することにより防護柵1の取り付け作業が簡便となる。
また、本発明の第1実施形態に係る防護柵1の取り付け方法によれば、位置決め構造(位置決め部)42により分割体34同士を位置決めするため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際に分割体34同士の位置ずれを防止することができる。
[2.第2の実施形態]
[2−1.下部胴縁の構成]
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態に係る防護柵及びその取り付け方法について詳細に説明する。本発明の第2実施形態に係る防護柵は、第1の実施形態に係る防護柵の構成のうち、分割体34a、34bに形成される地表側端部36a、36bの構成に改良を加えたものであり、その他の部分の構成は同様である。そこで以下では、本発明の第1実施形態に係る防護柵及びその取り付け方法と、同様の構成等については説明を省略するものとし、第1実施形態に係る防護柵と同様の構成要素には同一の符号を付して説明する。
はじめに、図4を参照して、本発明の第2実施形態に係る防護柵1の下部胴縁について詳細に説明する。図4(a)は、本発明の第2実施形態に係る下部胴縁を示す上面図である。図4(b)は、本発明の第2実施形態に係る下部胴縁を示す斜視図である。
また、図4(c)は、本発明の第2実施形態に係る下部胴縁を示す側面図である。図4(d)は、本発明の第2実施形態に係る下部胴縁の位置決め構造を示す斜視図である。図4(e)は、本発明の第2実施形態に係る下部胴縁の位置決め構造を示す側面図である。
図4(a)から図4(e)に示すように、本発明の第2実施形態に係る防護柵1(図1参照)の下部胴縁33bは、本発明の第1実施形態に係る防護柵1の下部胴縁33bと同様に、一方側の分割体34aと、他方側の分割体34bとの2分割構造を有している。一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとは、縦さん32を挟持する縦さん側端部35a、35bと、地表側端部36a、36bとをそれぞれ有している(図4(b)参照)。下部胴縁33bには、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めする位置決め部(位置決め構造)51が形成されている。
本発明の第2実施形態では、位置決め部51は、一方側の分割体34a及び他方側の分割体34bの地表側端部36a、36bが下部33bの内側に折り曲げられた突き合わせ部52a、52bにより構成されている。
この突き合わせ部52a、52bは、それぞれ当接する突き合わせ面53a、53bを有している。そして、胴縁33に縦さん32を固定する際に、この突き合わせ面53a、53bがそれぞれ当接することにより、下部胴縁33bの幅方向(図4(b)の矢印X方向)、上下方向(図4(b)の矢印Y方向)、長手方向(図4(b)の矢印Z方向)に対して一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めする。
[2−2.防護柵の取り付け方法]
次に、図4(a)から図4(e)を参照して、上述した本発明の第2実施形態に係る防護柵1の取り付け方法について説明する。はじめに、上述した支持材(図示省略)に複数本の縦さん32(図1参照)の一端及び他端をそれぞれ取り付ける。
そして、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を上部胴縁33a及び下部胴縁33bの内部に挿入する。その後、下部胴縁33bの一方側の分割体34aと他方側の分割体34bに設けられた突き合わせ部52a、52bの突き合わせ面53a、53bをそれぞれ当接させて、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bを位置決めする。
上部胴縁33a及び下部胴縁33bの内部に支持材(図示省略)が挿入され、上部胴縁33aと下部胴縁33bとの間に縦さん32が固定されると、上部胴縁33a及び下部胴縁33bをブラケット(図示省略)により支柱1にボルト(図示省略)で固定する。
[2−3.第2実施形態の作用効果]
このようにして、本発明の第2実施形態に係る防護柵1は、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めする位置決め構造(位置決め部)51が形成されている。
本発明の第2実施形態に係る防護柵1によれば、位置決め構造(位置決め部)51により一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めするため、分割体34同士を容易に配設することにより、雨水や塵埃が溜まることによる腐食を防止しつつ防護柵1の取り付け作業が簡便にすることができる。
また、本発明の第2実施形態に係る防護柵1によれば、位置決め構造(位置決め部)51の突き合わせ部52a、52bにより分割体34同士を位置決めするため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際に分割体34同士の位置ずれを防止することができる。
特に、本発明の第2実施形態に係る防護柵1によれば、突き合わせ部52a、52bの突き合わせ面53a、53b同士が当接する。つまり、面同士が当接するため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際により分割体34同士の位置ずれを防止することができる。
また、本発明の第2実施形態に係る防護柵1の取り付け方法によれば、位置決め構造(位置決め部)51の突き合わせ部52a、52bにより分割体34同士を位置決めするため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際に分割体34同士の位置ずれを防止することにより防護柵1の取り付け作業が簡便となる。
特に、本発明の第2実施形態に係る防護柵1の取り付け方法によれば、突き合わせ部52a、52bの突き合わせ面53a、53b同士が当接する。つまり、面同士が当接するため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際により分割体34同士の位置ずれを防止することにより作業効率を向上することができる。
[3.第3の実施形態]
[3−1.下部胴縁の構成]
次に、図5を参照して、本発明の第3実施形態に係る防護柵及びその取り付け方法について詳細に説明する。本発明の第3実施形態に係る防護柵は、第1の実施形態に係る防護柵の構成のうち、分割体34a、34bに形成される地表側端部36a、36bの構成に改良を加えたものであり、その他の部分の構成は同様である。そこで以下では、第1実施形態に係る防護柵及びその取り付け方法と略同様の構成等については説明を省略するものとし、第1実施形態に係る防護柵と同様の構成要素には同一の符号を付して説明する。
はじめに、図5を参照して、本発明の第3実施形態に係る防護柵1の下部胴縁について詳細に説明する。図5(a)は、本発明の第3実施形態に係る下部胴縁を示す上面図である。図5(b)は、本発明の第3実施形態に係る下部胴縁を示す斜視図である。
また、図5(c)は、本発明の第3実施形態に係る下部胴縁を示す側面図である。図5(d)は、本発明の第3実施形態に係る下部胴縁の位置決め構造を示す斜視図である。図5(e)は、本発明の第3実施形態に係る下部胴縁の位置決め構造を示す側面図である。
図5(a)から図5(e)に示すように、本発明の第3実施形態に係る防護柵1(図1参照)の下部胴縁33bは、本発明の第1実施形態に係る防護柵1の下部胴縁33bと同様に、一方側の分割体34aと、他方側の分割体34bとの2分割構造を有している。一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとは、縦さん32を挟持する縦さん側端部35a、35bと、地表側端部36a、36bとを有している(図5(b)参照)。
本発明の第3実施形態では、下部胴縁33bには、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを仮止めする仮止め部(仮止め構造)61が形成されている。仮止め部61は、一方側の分割体34a及び他方側の分割体34bの地表側端部36a、36b同士が係合する係合部62a、62bにより構成されている。
この係合部62a、62bは、地表側端部36a側に設けられた被係合部63aと、地表側端部36b側に設けられた係合片63bとを有している。そして、胴縁33に縦さん32を固定する際に、被係合部63aに係合片63bを係合することにより、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを仮止めする。
[3−2.防護柵の取り付け方法]
次に、図5(a)から図5(e)を参照して、上述した本発明の第3実施形態に係る防護柵1の取り付け方法について説明する。はじめに、上述した支持材(図示省略)に複数本の縦さん32(図1参照)の一端及び他端をそれぞれ取り付ける。
そして、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を上部胴縁33a及び下部胴縁33bの内部に挿入する。その後、下部胴縁33bの一方側の分割体34aと他方側の分割体34bに設けられた仮止め部61の係合部62a、62bを係合させて、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bを仮止めする。
つまり、係合部62a、62bの被係合部63aに係合片63bを係合することにより、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを仮止めする。
上部胴縁33a及び下部胴縁33bの内部に支持材(図示省略)が挿入され、上部胴縁33aと下部胴縁33bとの間に縦さん32が固定されると、上部胴縁33a及び下部胴縁33bをブラケット(図示省略)により支柱1にボルト(図示省略)で固定する。
[3−3.第3実施形態の作用効果]
このようにして、本発明の第3実施形態に係る防護柵1は、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを仮止めする仮止め構造(仮止め部)61が形成されている。
本発明の第3実施形態に係る防護柵1によれば、仮止め構造(仮止め部)61により一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを仮止めするため、分割体34同士を容易に配設することにより、雨水や塵埃が溜まることによる腐食を防止しつつ防護柵1の取り付け作業が簡便にすることができる。
また、本発明の第3実施形態に係る防護柵1によれば、仮止め構造(仮止め部)61の係合部62a、62bにより分割体34同士を仮止めするため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際に分割体34同士の位置ずれ防止することができる。
特に、本発明の第3実施形態に係る防護柵1によれば、係合部62a、62bの被係合部63aに係止片63bが係止することにより仮止めする。つまり、係止することにより仮止めするため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際、作業者が分割体34同士を保持しなくとも位置ずれを防止することができる。
また、本発明の第3実施形態に係る防護柵1の取り付け方法によれば、仮止め部(仮止め構造)61の係止部62a、62bにより分割体34同士を仮止めするため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際に分割体34同士の位置ずれを防止することにより防護柵1の取り付け作業が簡便となる。
特に、本発明の第3実施形態に係る防護柵1の取り付け方法によれば、係止部62a、62bの被係止部63aに係止片63bが係止することにより仮止めする。つまり、係止部62a、62bにより係止して分割体34同士を保持するため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際に分割体34同士の位置ずれを防止することにより作業効率を向上することができる。
[4.第4の実施形態]
[4−1.下部胴縁の構成]
次に、図6を参照して、本発明の第4実施形態に係る防護柵及びその取り付け方法について詳細に説明する。本発明の第3実施形態に係る防護柵は、第1の実施形態に係る防護柵の構成のうち、分割体34a、34bに形成される地表側端部36a、36bの構成に改良を加えたものであり、その他の部分の構成は同様である。そこで以下では、本発明の第1実施形態に係る防護柵及びその取り付け方法と略同様の構成等については説明を省略するものとし、第1実施形態に係る防護柵と同様の構成要素には同一の符号を付して説明する。
はじめに、図6を参照して、本発明の第4実施形態に係る防護柵1の下部胴縁について詳細に説明する。図6(a)は、本発明の第4実施形態に係る下部胴縁を示す上面図である。図6(b)は、本発明の第4実施形態に係る下部胴縁を示す斜視図である。
また、図6(c)は、本発明の第4実施形態に係る下部胴縁を示す側面図である。図6(d)は、本発明の第4実施形態に係る下部胴縁の位置決め構造を示す斜視図である。図6(e)は、本発明の第4実施形態に係る下部胴縁の位置決め構造を示す側面図である。
図6(a)から図6(e)に示すように、本発明の第4実施形態に係る防護柵1(図1参照)の下部胴縁33bは、本発明の第1実施形態に係る防護柵1の下部胴縁33bと同様に、一方側の分割体34aと、他方側の分割体34bとの2分割構造を有している。一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとは、縦さん32を挟持する縦さん側端部35a、35bと、地表側端部36a、36bとをそれぞれ有している(図6(b)参照)。
本発明の第4実施形態では、下部胴縁33bには、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを仮止めする仮止め部(仮止め構造)71が形成されている。仮止め部61は、一方側の分割体34a及び他方側の分割体34bの地表側端部36a、36b同士が係止する係止部72a、72bにより構成されている。
この係止部72a、72bは、地表側端部36a側に設けられた係止凸部73aと、地表側端部36b側に設けられた切り欠け部73bとを有している。そして、胴縁33に縦さん32を固定する際に、切り欠け部73aを切り欠け部73bに係止することにより、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを仮止めする。
[4−2.防護柵の取り付け方法]
次に、図6(a)から図6(e)を参照して、上述した本発明の第4実施形態に係る防護柵1の取り付け方法について説明する。はじめに、上述した支持材(図示省略)に複数本の縦さん32(図1参照)の一端及び他端をそれぞれ取り付ける。
そして、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を上部胴縁33a及び下部胴縁33bの内部に挿入する。その後、下部胴縁33bの一方側の分割体34aと他方側の分割体34bに設けられた仮止め部71の係止部72a、72bを係止させて、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bを仮止めする。
つまり、係止部72a、72bの切り欠け部73aを切り欠け部73bに係止するにより、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを仮止めする。
上部胴縁33a及び下部胴縁33bの内部に支持材(図示省略)が挿入され、上部胴縁33aと下部胴縁33bとの間に縦さん32が固定されると、上部胴縁33a及び下部胴縁33bをブラケット(図示省略)により支柱1にボルト(図示省略)で固定する。
[4−3.第4実施形態の作用効果]
このようにして、本発明の第4実施形態に係る防護柵1は、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを仮止めする仮止め構造(仮止め部)71が形成されている。
本発明の第4実施形態に係る防護柵1によれば、仮止め構造(仮止め部)71により一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを仮止めするため、分割体34同士を容易に配設することにより、雨水や塵埃が溜まることによる腐食を防止しつつ防護柵1の取り付け作業が簡便にすることができる。
また、本発明の第4実施形態に係る防護柵1によれば、仮止め構造(仮止め部)71の係合部62a、62bにより分割体34同士を仮止めするため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際に分割体34同士の位置ずれを防止することができる。
特に、本発明の第4実施形態に係る防護柵1によれば、係止部72aの切り欠け部73aを係止部72bの切り欠け部73bに係止するにより仮止めする。つまり、係止することにより仮止めするため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際、作業者が分割体34同士を保持しなくとも位置ずれを防止することができる。
また、本発明の第4実施形態に係る防護柵1の取り付け方法によれば、仮止め構造(位置決め部)71の係止部72a、72bにより分割体34同士を仮止めするため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際に分割体34同士の位置ずれを防止することにより防護柵1の取り付け作業が簡便となる。
特に、本発明の第4実施形態に係る防護柵1の取り付け方法によれば、係止部72aの切り欠け部73aを係止部72bの切り欠け部73bに係止することにより仮止めする。つまり、係止部72a、72bにより係止して分割体同士を保持するため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際、より分割体34同士の位置ずれを防止することで作業効率を向上することができる。
[5.第5の実施形態]
[5−1.下部胴縁の構成]
次に、図7を参照して、本発明の第5実施形態に係る防護柵及びその取り付け方法について詳細に説明する。本発明の第5実施形態に係る防護柵は、第1の実施形態に係る防護柵の構成のうち、端部キャップを装着することにより一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めしたものであり、その他の部分の構成は同様である。そこで以下では、本発明の第1実施形態に係る防護柵及びその取り付け方法と、同様の構成等については説明を省略するものとし、第1実施形態に係る防護柵と同様の構成要素には同一の符号を付して説明する。
はじめに、図7を参照して、本発明の第5実施形態に係る防護柵1の下部胴縁について詳細に説明する。図7(a)は、本発明の第5実施形態に係る下部胴縁を示す上面図である。図7(b)は、本発明の第5実施形態に係る下部胴縁を示す斜視図である。
また、図7(c)は、本発明の第5実施形態に係る端部キャップを示す斜視図である。図7(d)は、本発明の第5実施形態に係る下部胴縁に端部キャップが装着された状態を示す斜視図である。図7(e)は、本発明の第5実施形態に係る端部キャップにより分割体を位置決めした状態を示す断面図である。
図7(a)から図7(e)に示すように、本発明の第5実施形態に係る防護柵1(図1参照)の下部胴縁33bは、本発明の第1実施形態に係る防護柵1の下部胴縁33bと同様に、一方側の分割体34aと、他方側の分割体34bとの2分割構造を有している。一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとは、縦さん32を挟持する縦さん側端部35a、35bと、地表側端部36a、36bとをそれぞれ有している(図7(b)参照)。
本発明の第5実施形態では、防護柵1(図1参照)は、下部胴縁33bの長手方向(図7(b)の矢印Z方向)の一方の端部38aと他方の端部38bに装着される端部キャップ81を有している。
端部キャップ81は、鋼製、合成樹脂、ゴム等からなり、下部胴縁33bの一方の端部38a又は他方の端部38bに装着可能に構成されている。つまり、端部キャップ81は、一方が閉塞し他方が開口した蓋状を有している。
本発明の第5実施形態では、この端部キャップ81に、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めする位置決め部(位置決め構造)82が形成されている。
この位置決め部82は、図7(c)に示すように、凸状に形成されており一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとの間に間隙S(図7(d)参照)が形成されるように分割体34を保持する間隙保持部83と、地表側端部36aと36bとがそれぞれ当接する端部当接部84a、84bとにより構成されている。
つまり、端部当接部84a、84bに地表側端部36a、36bを対向させて当接すると、間隙保持部83により分割体34同士の間に隙間S(図7(d)参照)が形成される。
そして、図7(d)及び図7(e)に示すように、胴縁33に縦さん32を固定する際に、下部胴縁33bの一方の端部38aと他方の端部38bに端部キャップ81を装着することにより、地表側端部36aと36bとがそれぞれ端部当接部84a、84bに当接し、分割体34同士が所定の隙間S(図7(d)参照)を設けて保持されることにより開口部37が形成される。
このように、端部キャップ81を装着することにより、下部胴縁33bの幅方向(図7(b)の矢印X方向)、上下方向(図7(b)の矢印Y方向)、長手方向(図7(b)の矢印Z方向)に対して一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めする。
なお、本発明の第5実施形態では、下部胴縁33bの長手方向(図7(b)の矢印Z方向)の一方の端部38aと他方の端部38bに端部キャップ81をそれぞれ装着する場合について説明したが、一方の端部38a又は他方の端部38bのずれか一方に端部キャップ81を装着するように構成してもよい。
[5−2.防護柵の取り付け方法]
次に、図7(a)から図7(e)を参照して、上述した本発明の第5実施形態に係る防護柵1の取り付け方法について説明する。はじめに、上述した支持材(図示省略)に複数本の縦さん32(図1参照)の一端及び他端をそれぞれ取り付ける。
そして、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を上部胴縁33a及び下部胴縁33bの内部に挿入する。その後、下部胴縁33bの一方の端部38aと他方の端部38bに端部キャップ81をそれぞれ装着することにより、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bを位置決めする。
つまり、端部キャップ81をそれぞれ装着することにより、地表側端部36aと36bとがそれぞれ端部当接部84a、84bに当接し、間隙保持部83によって分割体34同士が所定の隙間S(図7(d)参照)を設けて保持されることにより開口部37が形成される。
そして、上部胴縁33a及び下部胴縁33bの内部に支持材(図示省略)が挿入され、上部胴縁33aと下部胴縁33bとの間に縦さん32が固定されると、上部胴縁33a及び下部胴縁33bをブラケット(図示省略)により支柱1にボルト(図示省略)で固定する。
[5−3.第5実施形態の作用効果]
このようにして、本発明の第5実施形態に係る防護柵1は、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めする位置決め構造(位置決め部)82が形成された端部キャップ81を有する。
本発明の第5実施形態に係る防護柵1によれば、端部キャップ81に形成された位置決め構造(位置決め部)82により一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとを位置決めするため、分割体34同士を容易に配設することにより防護柵1の取り付け作業が簡便となる。
また、本発明の第5実施形態に係る防護柵1によれば、端部キャップ81の間隙保持部83と端部当接部84a、84bにより分割体34同士を位置決めするため、端部キャップ81を下部胴縁33bの一方の端部38aと他方の端部38bに装着することにより、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際に分割体34同士の位置ずれを防止することができる。
特に、本発明の第5実施形態に係る防護柵1によれば、端部キャップ81の端部当接部84a、84bに地表側端部36aと36bとがそれぞれ当接し、端部キャップ81の間隙保持部83によって開口部37が形成された状態で分割体34同士を位置決めする。このため、下部胴縁33bの一方の端部38aと他方の端部38bに端部キャップ81を装着することにより、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際、作業者が分割体34同士を保持しなくとも位置ずれを防止することができる。
また、本発明の第5実施形態に係る防護柵1によれば、下部胴縁33bの一方の端部38aと他方の端部38bに端部キャップ81を装着するだけで分割体34同士が開口部37を形成した状態で保持されるため、雨水や塵埃が溜まることによる腐食を防止しつつ防護柵1の取り付け作業を簡便にすることができる。
さらに、本発明の第5実施形態に係る防護柵1によれば、一方側の分割体34aと他方側の分割体34bとが同形状の単純形状(略半円形状と縦さん側端部35a、35bの形状)となるため、管状形状の下部胴縁を製造するよりも製造しやすい。
また、本発明の第5実施形態に係る防護柵1によれば、端部キャップ81を取り付ける際に、所定強度を有する接着材などを塗布しておくと端部キャップ81と下部胴縁33bが一体化し、さらに強固に取り付けすることができる。
さらに、本発明の第5実施形態に係る防護柵1の取り付け方法によれば、端部キャップ81の位置決め部(位置決め構造)82により分割体34同士を位置決めするため、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際に分割体34同士の位置ずれを防止することにより防護柵1の取り付け作業が簡便となる。
特に、本発明の第5実施形態に係る防護柵1の取り付け方法によれば、端部キャップ81の端部当接部84a、84bに地表側端部36aと36bとがそれぞれ当接し、端部キャップ81の間隙保持部83によって開口部37が形成された状態で分割体34同士を位置決めする。つまり、下部胴縁33bの一方の端部38aと他方の端部38bに端部キャップ81をそれぞれ装着することにより、縦さん32が取り付けられた支持材(図示省略)を下部胴縁33bの内部に挿入する作業の際等、防護柵1を地表に取り付ける際に分割体34同士の位置ずれを防止することにより作業効率を向上することができる。
また、本発明の第5実施形態に係る防護柵1の取り付け方法によれば、下部胴縁33bの一方の端部38aと他方の端部38bに端部キャップ81を装着するだけで分割体34同士が開口部37を形成した状態で保持されるため、雨水や塵埃が溜まることによる腐食を防止しつつ防護柵1の取り付け作業を簡便にすることができる。
以上、本発明の防護柵を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、本発明の実施形態では、支柱21及び縦さん32は、断面円形の管状体を有している場合について説明したが、これに限定されない。例えば、断面矩形又は楕円形の管状体等の支柱や縦さんを用いてもよい。
また、本発明の実施形態では、胴縁33は上部胴縁33a及び下部胴縁33bの一対の胴縁33である場合について説明したが、これに限定されない。例えば、上部胴縁33aと下部胴縁33bとの間に複数の胴縁33が設けられていてもよい。
さらに、本発明の実施形態では、下部胴縁33bに位置決め部41、51、82が設けられている場合について説明したが、位置決め部41、51、82が設けられている場所は適宜変更が可能である。また、位置決め部41、51が突出当接部42a、42b、突き合わせ部53a、53b、間隙保持部83及び端部当接部84a、84bである場合について説明したが、位置決め部41、51、81の形状は適宜変更が可能である。
また、本発明の実施形態では、下部胴縁33bに仮止め部61、71が設けられている場合について説明したが、仮止め部61、71が設けられている場所は適宜変更が可能である。また、仮止め部61、71が係合部62a、62b及び係止部72a、72bの場合について説明したが、仮止め部61、71の形状は適宜変更が可能である。
さらに、本発明の実施形態では、防護柵1には位置決め部41、51、81又は仮止め部62、71が設けられている場合について説明したが、位置決め部41、51、81又は仮止め部62、71が設けられていなくてもよい。
つまり、位置決め部41、51、81又は仮止め部62、71が設けられておらず、分割体34aと34bとを組み合わせることで下部胴縁33bの長手方向に連続的に形成された間隙(スリット状の隙間)も本発明の開口部37に含まれる(例えば、図7(b)参照)。
以上のように、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換え等しても、本発明の実施形態に係る防護柵1と同様の作用効果を得ることができる。
1 防護柵
21 支柱
31 柵本体
32 縦さん
33 胴縁
33a 上部胴縁
33b 下部胴縁
34 分割体
34a 一方側の分割体
34b 他方側の分割体
35a 縦さん側端部
35b 地表側端部
36 地表側端部
37 開口部
38a 一方の端部
38b 他方の端部
41 位置決め部(第1実施形態)
42 突出当接部(第1実施形態)
51 位置決め部(第2実施形態)
52 突き合わせ部(第2実施形態)
53 突き合わせ面(第2実施形態)
61 仮止め部(第3実施形態)
62 係合部(第3実施形態)
63a 被係合部(第3実施形態)
63b 係合片(第3実施形態)
71 仮止め部(第4実施形態)
72 係止部(第4実施形態)
73a 切り欠け部(第4実施形態)
73b 切り欠け部(第4実施形態)
81 端部キャップ(第5実施形態)
82 位置決め部(第5実施形態)
83 間隙保持部(第5実施形態)
84 端部当接部(第5実施形態)

Claims (4)

  1. 地表に所定間隔をおいて立設される複数の支柱と、前記支柱の間に前記支柱に平行に配設される縦さんと、前記縦さんを固定する一対の上部胴縁及び下部胴縁と、を有する防護柵であって、
    前記下部胴縁は、一方側の分割体と他方側の分割体との分割構造を有し、
    前記一方側の分割体と前記他方側の分割体は、前記縦さんを挟持する側の縦さん側端部と前記地表側の地表側端部とを有し、
    前記地表側端部は、一方側の地表側端部と他方側の地表側端部とを係合又は係止することにより前記一方側の分割体と前記他方側の分割体とを仮止めする仮止め部を有し、
    前記分割体により前記縦さんを挟持し、前記仮止め部により前記一方側の分割体と前記他方側の分割体とを仮止めした際、前記縦さん側端部間には長手方向に延びる隙間が形成され、前記地表側端部には前記長手方向に連続する開口部が形成されていることを特徴とする防護柵。
  2. 地表に所定間隔をおいて立設される複数の支柱と、前記支柱の間に前記支柱に平行に配設される縦さんと、前記縦さんを固定する一対の上部胴縁及び下部胴縁と、を有する防護柵であって、
    前記下部胴縁は、一方側の分割体と他方側の分割体との分割構造を有し、
    前記一方側の分割体と前記他方側の分割体は、前記縦さんを挟持する側の縦さん側端部と前記地表側の地表側端部とを有し、
    前記地表側端部の長手方向の一方の端部及び他方の端部に装着することにより、前記一方側の分割体と前記他方側の分割体との間に間隙が形成されるように前記分割体を位置決めする間隙保持部を有する端部キャップを有し、
    前記分割体により前記縦さんを挟持し、前記一方の端部及び前記他方の端部に前記端部キャップを装着した際、前記縦さん側端部間には長手方向に延びる隙間が形成され、前記地表側端部には前記長手方向に連続する開口部が形成されていることを特徴とする防護柵。
  3. 地表に所定間隔をおいて立設される複数の支柱と、前記支柱の間に前記支柱に平行に配設される縦さんと、前記縦さんを固定する一対の上部胴縁及び下部胴縁と、を用いて行う防護柵の取り付け方法であって、
    一方側の分割体と他方側の分割体とを有する下部胴縁における前記地表側の地表側端部の一方側の地表側端部と他方側の地表側端部とを係合又は係止することにより前記分割体により前記縦さんを挟持させて前記一方側の分割体と前記他方側の分割体とを仮止めし、前記分割体のうち前記縦さんを挟持する側の縦さん側端部間に長手方向に延びる隙間を形成し、前記地表側の地表側端部に前記長手方向に連続する開口部を形成することを特徴とする防護柵の取り付け方法。
  4. 地表に所定間隔をおいて立設される複数の支柱と、前記支柱の間に前記支柱に平行に配設される縦さんと、前記縦さんを固定する一対の上部胴縁及び下部胴縁と、を用いて行う防護柵の取り付け方法であって、
    前記分割体により前記縦さんを挟持させて、一方側の分割体と他方側の分割体とを有する下部胴縁における前記地表側の地表側端部の長手方向の一方の端部及び他方の端部に、前記一方側の分割体と前記他方側の分割体との間に間隙が形成されるように前記分割体を位置決めする間隙保持部を有する端部キャップを装着し、前記分割体のうち前記縦さんを挟持する側の縦さん側端部間に長手方向に延びる隙間を形成し、前記地表側の地表側端部に前記長手方向に連続する開口部を形成することを特徴とする防護柵の取り付け方法。
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