JP6005985B2 - タッチパネル - Google Patents
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こうしたことから、近年、タッチパネルと表示素子とを組み合わせて構成されたタッチパネル付きの表示装置への要求が高まっている。
抵抗膜方式は、表面に透明電極の配設された2枚の基板を、互いの透明電極が対向するように離間して配置する。そして、指やペンで基板を押下することで接触し通電する構造となっている。抵抗膜方式タッチパネルでは、基板を押して対向する電極間をショートさせる構造のため、摩耗などを生じて耐久性に乏しい。
投影型静電容量方式は、人間が導体であり、操作者の指がグランドとして機能することを利用する。すなわち、タッチパネルの基板上に配置されたセンシング用の電極に指が近づくと、指先と電極との間に容量が形成される。タッチパネルでは、そうした変化を制御回路等により検知する。このとき、容量変化を検知する方式であるため、直接に操作者の指先がセンシング用の電極に触れないタッチ操作の場合でも、指先の接近を感知することができる。
そして、図8は、従来の投影型静電容量方式のタッチパネルの断面構造を模式的に説明する図である。
その結果、図8に示すように、絶縁膜504を挟んでX電極502とY電極503とが重畳する交差部分に容量505が形成される。そして、操作者の指等がタッチ操作した時の容量変化を電位の変化として検知し、その接触位置を検出する。
このような場合における電極間の接続構造に関して、例えば、特許文献2には、静電容量型入力装置(タッチパネル)の構成例として、透光性基板の一方の面に第1の透光性電極パターンと、第2の透光性電極パターンとが形成された例が開示されている。そして、特許文献2に記載のタッチパネルは、交差部分で途切れている第2の透光性電極パターンが、層間絶縁膜の上層に形成された中継電極によって電気的に接続される構成を有している。
自己容量型ではX電極全体またはY電極全体の容量変化を検知する。そのため、指先等による接触点が複数ある場合、接触位置の検出結果に誤差が生じやすい。
特に、上述の特許文献2に記載された中継電極を有する構造のタッチパネルは、中継電極を他の電極部分と異なる導電性の材料を用いて形成し、中継電極の低抵抗化と高信頼化の両立を図ることがある。その場合にタッチパネルは、X電極とY電極の交差部において、中継電極と、X電極またはY電極とが異なる材料から構成されることになる。
このようなタッチパネルの交差部で生じる反応は、電極の劣化を生じさせ、ひいてはタッチパネルの信頼性を低下させることになる。したがって、タッチパネルは、X電極とY電極の交差部での電極の劣化を抑えることが求められ、高信頼性を実現することが求められる。
すなわち、本発明の目的は、電極の劣化を抑えたタッチパネルを提供することにある。
その基板の一方の面で第1の方向に延在する複数の第1電極と、
基板の第1電極の在る面で、第1の方向と交差する第2の方向に延在する複数の第2電極とを有し、
第1電極と第2電極とが互いに絶縁して配置されるように構成された静電容量方式のタッチパネルであって、
第1電極には、定電圧を印加し、
第2電極には、第1電極と等しい電圧と、第1電極の電位より低(Low)電位が低く、高(High)電位が高いパルス電圧とを印加するように構成されたことを特徴とするタッチパネルに関する。
第2の電極には、第2の電圧の区間によって上述したパルス電圧が印加され、第4の電圧の区間によって第1電極と等しい電圧が印加されることが好ましい。
その交差部分で繋がるように構成された第1電極および第2電極のうちの一方の上には、少なくとも交差部分に層間絶縁膜が配置され、その層間絶縁膜の上には金属を用いて形成されたブリッジ電極が配置され、
交差部分で途切れるように構成された第1電極および第2電極のうちの他方は、そのブリッジ電極を用いて接続されるよう構成されることが好ましい。
以下、本発明の実施形態のタッチパネルを、図面を参照して、より詳細に説明する。
以上のような金属材料からなるブリッジ電極6は、例えば、透明導電材料であるITOを使用して形成する場合に比べ、電極幅を細くでき、また電極長を長くできる。そしてさらに、電極の膜厚を薄くすることができる。このようなブリッジ電極6は、タッチパネル1の電極構造の設計の自由度を高め、また外観を良くすることができる。
2 基板
3 層間絶縁膜
4 第1電極
5 第2電極
6 ブリッジ電極
8 交差部
9 電極パッド
11 接続部分
17、18 引き出し配線
21 センス線
22 ドライブ線
23 センス電圧出力回路
24 ドライブ電圧出力回路
25、26 選択回路
27 タイミングコントローラ
28 演算回路
29 ドライブ電圧生成回路
30 A/Dコンバータ
31 第1の電圧の区間
32 第2の電圧の区間
33 第3の電圧の区間
34 第4の電圧の区間
501 透明基板
502 X電極
503 Y電極
504 絶縁膜
505 容量
Claims (4)
- 基板と、
前記基板の一方の面で第1の方向に延在する複数の第1電極と、
前記基板の前記第1電極の在る面で、前記第1の方向と交差する第2の方向に延在する複数の第2電極とを有し、
前記第1電極と前記第2電極とが互いに絶縁して配置されるように構成された静電容量方式のタッチパネルであって、
前記第1電極には、定電圧を印加し、
前記第2電極に印加される電圧波形は、前記第1電極より低い電圧の第1の電圧の区間と、該第1の電圧の区間に続き前記第1電極の電位より高い電圧の第2の電圧の区間と、該第2の電圧の区間に続き前記第1の電圧の区間と等しい電圧の第3の電圧の区間と、該第3の電圧の区間に続き前記第1電極と等しい電圧の第4の電圧の区間とから構成され、
前記第2電極には、前記第2の電圧の区間によってパルス電圧が印加され、前記第4の電圧の区間によって前記第1電極と等しい電圧が印加されるように構成されたことを特徴とするタッチパネル。 - 前記電圧波形の前記第1の電圧の区間および前記第3の電圧の区間は、前記複数の第2電極のうちの他の第2電極のいずれにも前記パルス電圧が印加されていない期間内に設けられることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル。
- 前記電圧波形の前記第1の電圧の区間の電位は、接地電位に設定されることを特徴とする請求項1または2に記載のタッチパネル。
- 前記第1電極と前記第2電極の交差部分では、前記第1電極および前記第2電極のうちの一方が繋がり他方が途切れるように構成されており、
前記交差部分で繋がるように構成された前記第1電極および第2電極のうちの一方の上には、少なくとも前記交差部分に層間絶縁膜が配置され、該層間絶縁膜の上には金属を用いて形成されたブリッジ電極が配置され、
前記交差部分で途切れるように構成された前記第1電極および第2電極のうちの他方は、前記ブリッジ電極を用いて接続されるよう構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のタッチパネル。
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JP2012106446A JP6005985B2 (ja) | 2012-05-08 | 2012-05-08 | タッチパネル |
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Family Applications (1)
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- 2012-05-08 JP JP2012106446A patent/JP6005985B2/ja active Active
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