JP6005985B2 - タッチパネル - Google Patents

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本発明は、タッチパネルに関する。
携帯電話やスマートフォンやPDA(パーソナルデジタルアシスタント)等の電子機器では、画面の大型化への要求が大きく、スイッチやテンキー等の入力装置を配置できる領域が少なくなっている。また、液晶ディスプレイ等の表示素子に表示された画像を参照しながら表示画像に触れ、分かりやすく情報の入力ができる情報入力方法の実現が求められている。
こうしたことから、近年、タッチパネルと表示素子とを組み合わせて構成されたタッチパネル付きの表示装置への要求が高まっている。
タッチパネルは、上述した液晶ディスプレイ等の表示素子の上に配置され、操作者が指やペン等で操作面に触れた場合、そのタッチ位置を検出する入力装置の総称である。タッチ位置検出の方式としては、抵抗膜方式や静電容量方式等がある。
抵抗膜方式は、表面に透明電極の配設された2枚の基板を、互いの透明電極が対向するように離間して配置する。そして、指やペンで基板を押下することで接触し通電する構造となっている。抵抗膜方式タッチパネルでは、基板を押して対向する電極間をショートさせる構造のため、摩耗などを生じて耐久性に乏しい。
静電容量方式は、操作者の指先とタッチパネル内の電極との間の静電容量の変化を検知して指先のタッチ位置を検出する方式である。携帯電子機器等に好適な方式とされる。この方式において最近盛んに用いられているのが、投影型静電容量方式である。
投影型静電容量方式は、人間が導体であり、操作者の指がグランドとして機能することを利用する。すなわち、タッチパネルの基板上に配置されたセンシング用の電極に指が近づくと、指先と電極との間に容量が形成される。タッチパネルでは、そうした変化を制御回路等により検知する。このとき、容量変化を検知する方式であるため、直接に操作者の指先がセンシング用の電極に触れないタッチ操作の場合でも、指先の接近を感知することができる。
このような投影型静電容量方式では、タッチ位置検出のため、センシング用の電極のパターニングが必要となる。そして、特許文献1に示されるように、透明基板の一方の面に、X方向に伸びたX電極とY方向に伸びたY電極とを設け、それらを格子状に配置する技術が知られている。
図7は、従来の投影型静電容量方式のタッチパネルの構造を模式的に説明する平面図である。
そして、図8は、従来の投影型静電容量方式のタッチパネルの断面構造を模式的に説明する図である。
図8では、図7に示す従来の投影型静電容量方式のタッチパネル500のX電極502とY電極503とが交差する部分を拡大して示している。
図7および図8に示すように、従来の投影型静電容量方式のタッチパネル500は、ガラス等の透明基板501上に、複数のX電極502と複数のY電極503とを配置して構成される。このとき、X電極502とY電極503は、絶縁膜504(図7中には、図示されない。)を介し、互いに絶縁して配置される。
その結果、図8に示すように、絶縁膜504を挟んでX電極502とY電極503とが重畳する交差部分に容量505が形成される。そして、操作者の指等がタッチ操作した時の容量変化を電位の変化として検知し、その接触位置を検出する。
投影型静電容量方式では、上述のように、タッチパネルを構成するガラス基板上において、異なる電極同士を交差させて配置する必要がある。
このような場合における電極間の接続構造に関して、例えば、特許文献2には、静電容量型入力装置(タッチパネル)の構成例として、透光性基板の一方の面に第1の透光性電極パターンと、第2の透光性電極パターンとが形成された例が開示されている。そして、特許文献2に記載のタッチパネルは、交差部分で途切れている第2の透光性電極パターンが、層間絶縁膜の上層に形成された中継電極によって電気的に接続される構成を有している。
特開昭60−75927号公報 特開2008−310550号公報
投影型静電容量方式タッチパネルには、指先等の接触を検出する方式として、自己容量型と相互容量型の2つの方式がある。
自己容量型ではX電極全体またはY電極全体の容量変化を検知する。そのため、指先等による接触点が複数ある場合、接触位置の検出結果に誤差が生じやすい。
一方、相互容量型では、X電極とY電極との交差部分毎の容量変化の検知が可能である。したがって、上述のような誤差は発生せず、多数カ所の同時タッチ操作に対しても、各々正確な位置検出が可能となる。すなわち、より高精度のタッチパネルの提供が可能となる。
相互容量型の投影型静電容量方式タッチパネルを用い、指先等のタッチ操作の検出を行う場合、X電極とY電極のうち一方に一定電圧の検出信号を印加して定電圧とし、読み取りのための読取配線(以下、センス線とも言う)として使用する。そして、他方を用い、線順次でパルス状の駆動信号を印加する駆動線(以下、ドライブ線とも言う)として使用する。このとき、指先等によるタッチ操作の有無は、X電極とY電極との各交差部で生じる容量カップリングによる微分波形を読み取って行う。そのため、X電極とY電極との間には電位差を設ける必要がある。
ここで、投影型静電容量方式タッチパネルでは、タッチ操作の検出感度を高める等の目的で、ドライブ線およびセンス線の低抵抗化が求められ、併せて、長期間の使用に耐える信頼性の向上が求められている。したがって、それらの要求に対応するよう、X電極とY電極において、その一部が互いに異なる導電性材料で構成される場合がある。
特に、上述の特許文献2に記載された中継電極を有する構造のタッチパネルは、中継電極を他の電極部分と異なる導電性の材料を用いて形成し、中継電極の低抵抗化と高信頼化の両立を図ることがある。その場合にタッチパネルは、X電極とY電極の交差部において、中継電極と、X電極またはY電極とが異なる材料から構成されることになる。
例えば、Y電極がX電極との交差部分で途切れて形成され、層間絶縁膜等を介してX電極に重畳する中継電極を用いてその交差部分で接続されるように構成される場合、中継電極はX電極と異なる材料から構成されることがある。そうした構造のタッチパネルでは、タッチ操作検出のためにX電極とY電極との間に設けられた電位差により、交差部分のX電極とY電極との間で電気化学反応が生じることがあった。
このようなタッチパネルの交差部で生じる反応は、電極の劣化を生じさせ、ひいてはタッチパネルの信頼性を低下させることになる。したがって、タッチパネルは、X電極とY電極の交差部での電極の劣化を抑えることが求められ、高信頼性を実現することが求められる。
本発明は、以上のタッチパネルにおける問題に鑑みてなされたものである。
すなわち、本発明の目的は、電極の劣化を抑えたタッチパネルを提供することにある。
本発明の他の目的および利点は、以下の記載から明らかとなるであろう。
本発明の第1の態様は、基板と、
その基板の一方の面で第1の方向に延在する複数の第1電極と、
基板の第1電極の在る面で、第1の方向と交差する第2の方向に延在する複数の第2電極とを有し、
第1電極と第2電極とが互いに絶縁して配置されるように構成された静電容量方式のタッチパネルであって、
第1電極には、定電圧を印加し、
第2電極には、第1電極と等しい電圧と、第1電極の電位より低(Low)電位が低く、高(High)電位が高いパルス電圧とを印加するように構成されたことを特徴とするタッチパネルに関する。
本発明の第1の態様において、第2の電極に印加される電圧波形は、第1電極より低い電圧の第1の電圧の区間と、その第1の電圧の区間に続き第1電極の電位より高い電圧の第2の電圧の区間と、その第2の電圧の区間に続き第1の電圧の区間と等しい電圧の第3の電圧の区間と、その第3の電圧の区間に続き第1電極と等しい電圧の第4の電圧の区間とから構成され、
第2の電極には、第2の電圧の区間によって上述したパルス電圧が印加され、第4の電圧の区間によって第1電極と等しい電圧が印加されることが好ましい。
本発明の第1の態様において、第2の電極に印加される電圧波形の第1の電圧の区間および第3の電圧の区間は、複数の第2電極のうちの他の第2電極のいずれにも上述したパルス電圧が印加されていない期間内に設けられることが好ましい。
本発明の第1の態様において、第2の電極に印加される電圧波形の第1の電圧の区間の電位は、接地電位に設定されることが好ましい。
本発明の第1の態様において、第1電極と第2電極の交差部分では、第1電極および第2電極のうちの一方が繋がり他方が途切れるように構成されており、
その交差部分で繋がるように構成された第1電極および第2電極のうちの一方の上には、少なくとも交差部分に層間絶縁膜が配置され、その層間絶縁膜の上には金属を用いて形成されたブリッジ電極が配置され、
交差部分で途切れるように構成された第1電極および第2電極のうちの他方は、そのブリッジ電極を用いて接続されるよう構成されることが好ましい。
本発明によれば、電極の劣化を抑制するタッチパネルが提供される。
本実施形態のタッチパネルの要部構造を模式的に示す平面図である。 本実施形態のタッチパネルの交差部の構造を説明する図である。 本実施形態のタッチパネルの構成図である。 本実施形態のタッチパネルの概略構成を説明する模式的な断面図である。 本実施形態のタッチパネルにおけるドライブ線に印加される電圧波形とセンス線に印加される電圧との関係を模式的に示す図である。 本実施形態のタッチパネルのドライブ線とセンス線に印加される電圧波形の関係を示す特性図である。 従来の投影型静電容量方式のタッチパネルの構造を模式的に説明する平面図である。 従来の投影型静電容量方式のタッチパネルの断面構造を模式的に説明する図である。
本実施形態のタッチパネルは、投影型静電容量方式のタッチパネルとすることができる。そして、より具体的には、相互容量型の投影型静電容量方式のタッチパネルとすることができる。
以下、本発明の実施形態のタッチパネルを、図面を参照して、より詳細に説明する。
図1は、本実施形態のタッチパネルの要部構造を模式的に示す平面図である。
図1に示すタッチパネル1は、基板2の一方の面に複数の第1電極4を有する。そして、基板2の複数の第1電極4がある同じ面の上に、複数の第2電極5を有する。
基板2は、電気絶縁性の基板であって、表示素子(図示されない)と組み合わせて用いる場合にその表示素子の視認性が低下しないように、透光性の基板とすることができる。基板2は、例えば、ガラス基板や、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム、PC(ポリカードネート)フィルム等の使用が可能である。ガラス基板の場合、厚さを0.3mm〜3.0mmとすることが可能である。
第1電極4と第2電極5はそれぞれ、表示素子と組み合わせて用いる場合にその表示素子の視認性が低下しないように、透光性の電極(以下、透明電極とも言う。)とすることができる。そして、タッチパネル1の操作面に相当する領域(以下、操作領域とも言う。)に配置される。
第1電極4および第2電極5は、可視光に対する高い透過率と導電性を有する材料を用いて構成されることが好ましい。例えば、ITO(酸化インジウム錫、Indium Tin Oxide)、IZO(酸化インジウム亜鉛、Indium Zinc Oxide)、ZnO(酸化亜鉛)を用いて構成することができる。そして、良好な導電性と信頼性を有するITOの使用が好ましい。
図1に示すように、タッチパネル1は、基板2上で複数の第1電極4が第1の方向であるY方向に延在し、複数の第2電極5が、Y方向と直交する第2の方向であるX方向に延在する。本実施形態のタッチパネル1は、それぞれ複数の第1電極4と第2電極5とをマトリクス状に配置することができる。
複数の第1電極4は、タッチパネル1の操作領域をX方向に複数の領域に分離してX方向の座標を検出する。同様に、複数の第2電極5は、Y方向の座標を検出する。尚、タッチパネル1は、タッチ操作の検出に好適となるように、後述するように、第1電極4と第2電極5とが絶縁して配置され、互いに電気的に独立している。
図1に示すように、タッチパネル1の第1電極4は、複数の菱形の電極パッド9を、Y方向に並べた形状を有する。第2電極5においても、同様の複数の菱形の電極パッド9をX方向に並べた形状を有する。
図2は、本実施形態のタッチパネルの交差部の構造を説明する図である。
図2は、タッチパネル1の第1電極4と第2電極5との交差部分である交差部8を拡大して示す。図2に示すように、第2電極5は、菱形の電極パッド9同士がその電極パッド9より幅の狭い接続部分11によって接続され、交差部8で繋がるようにパターニングされて構成されている。一方、第1電極4は、菱形の電極パッド9がY方向に並べられ、途切れた状態となるようにパターニングされて構成されている。すなわち、第2電極5はそのままで電極パッド9間が電気的に接続しているが、第1電極4では途切れて構成されている。そのため、第1電極4は、後述するように、ブリッジ電極6を用い、交差部8で途切れた部分同士の電気的な接続を実現する。
尚、第1電極4および第2電極5は、タッチパネル1において電極形成領域を大きくして感度を高めることができるように、電極パッド9は菱形に形成されている。しかし、本発明では、電極パッド9の形状が菱形に限られることはない。六角形や八角形等の多角形を含む多様な形状を選ぶことができる。また、第1電極4および第2電極5の数についても、図1に示した数に限定されるわけではない。より多い数とすることや少ない数とすることが可能である。電極の形状や数は、操作領域の大きさと求められる検出位置の精度に応じて設定することができる。
図1に示す本実施形態のタッチパネル1では、上述のように、第1電極4と第2電極5が基板2の同一面上に同一層により形成されている。交差部8は複数が存在する。そして、図2にも示すように、各交差部8においては、第2電極5の電極パッド9間の接続部分11を含む領域の上層に絶縁性の層間絶縁膜3が配置されている。層間絶縁膜3の上層にはブリッジ電極6が配置され、第1電極4の途切れた部分同士の電気的な接続は、このブリッジ電極6によって実現されている。すなわち、交差部8においてブリッジ電極6と第2電極5との間に層間絶縁膜3が設けられ、第1電極4と第2電極5とが互いに絶縁して配置されていることになる。尚、本実施形態のタッチパネル1の層間絶縁膜3は、ブリッジ電極6が形成される交差部8にのみ設けられている。
層間絶縁膜3は光透過性の絶縁性材料から構成されることが好ましい。例えば、SiO(二酸化ケイ素)等の無機材料や、感光性のアクリル樹脂等の有機材料を用いることができる。SiOを用いる場合、スパッタリング法によりマスクを利用してパターニングされた層間絶縁膜3を容易に得ることができる。感光性のアクリル樹脂等を使用して層間絶縁膜3を形成する場合、フォトリソグラフィ技術の利用によってパターニングされた樹脂製の層間絶縁膜3を得ることができる。
特に、基板2がガラス基板の場合には、ガラス基板の表面に生ずるシラノール基と反応する基を有する感光性樹脂が好ましい。そのような感光性樹脂を使用することにより、ガラス基板と感光性樹脂との間で化学結合が生じて密着力の高い絶縁層を形成することができる。例えば、上述した感光性のアクリル樹脂の他、感光性メタクリル樹脂、感光性ポリイミド樹脂、感光性ポリシロキサン樹脂、感光性ポリビニールアルコール樹脂、アクリルウレタン系感光性樹脂等の使用が好ましい。尚、遮光性の絶縁性材料の使用も可能である。遮光性の絶縁性材料を採用する場合は、層間絶縁膜3の形成領域は視認性の観点から小さいほど好ましい。
本実施形態のタッチパネル1のブリッジ電極6は、金属材料を用いて構成されることが好ましい。金属材料は、基板2に対して高い密着力を有するため好適な材料である。基板2がガラス基板の場合、金属材料の中で、ガラス基板に対して密着力が高く、導電性が高く、耐久性、耐摩耗性にも優れた材料の使用が望ましい。このような金属材料を用いてブリッジ電極6を構成することにより、タッチパネルの高感度化と高信頼化を実現できる。
ブリッジ電極6に用いる金属材料としては、例えば、Mo(モリブデン)、Mo合金、Al(アルミニウム)、Al合金、Au(金)、Au合金等の金属材料を用いることができる。より耐食性を高めた合金としては、Mo−Nb(ネオジム)系合金、Al−Nd系合金などが好ましい。
上述のブリッジ電極6は、2層または3層等の多層構造としてもよい。例えば、Mo層/Al層/Mo層の3層構造が挙げられる。
以上のような金属材料からなるブリッジ電極6は、例えば、透明導電材料であるITOを使用して形成する場合に比べ、電極幅を細くでき、また電極長を長くできる。そしてさらに、電極の膜厚を薄くすることができる。このようなブリッジ電極6は、タッチパネル1の電極構造の設計の自由度を高め、また外観を良くすることができる。
尚、上記したブリッジ電極6を形成する工程において、金属材料の膜をパターニングする場合、この金属材料の膜を用いて、同時に、第1電極4と接続する引き出し配線17および第2電極5と接続する引き出し配線18をパターニングして形成することが可能である。これにより、引き出し配線17、18を低抵抗の材料で構成することが可能となる。
図3は、本実施形態のタッチパネルの構成図である。
第1の実施の形態のタッチパネル1では、第1電極4と引き出し配線17とによりセンス線21を構成することができる。そして、第2電極5と引き出し配線18とによりドライブ線22を構成することができる。
ドライブ線22は、駆動のための電圧として、例えば、パルス電圧を出力することができるドライブ電圧出力回路24に接続する。ドライブ電圧出力回路24は選択回路26に接続し、選択回路26はドライブ電圧生成回路29に接続する。ドライブ線22に印加される駆動のための電圧は、ドライブ電圧生成回路29により生成される。そして、選択回路26に制御され、ドライブ電圧出力回路24が、複数のドライブ線22のうちの選択されたドライブ線22に対し、駆動のための電圧を印加する。例えば、複数のドライブ線22に対し、線順次で選択的に駆動のための電圧を印加することができる。
センス線21は、定電圧を出力するセンス電圧出力回路23に接続し、センス電圧出力回路23は選択回路25に接続している。そして、後述する読み取り時においては、複数のセンス線21の全てに対し、定電圧を印加することができる。
ドライブ線22とセンス線21との間で電圧印加のタイミングを選択する場合、タイミングコントローラ27により制御がなされる。すなわち、センス線21とドライブ線22との間で必要となる電圧印加タイミングの同期は、タイミングコントローラ27により実現される。
センス線21では、選択回路25がA/Dコンバータ30を介して演算回路28に接続する。演算回路28では、指先等の接触によってドライブ線22とセンス線21との交差部分等で生じる容量カップリングによる微分波形の読み取りが行われる。この読み取りの結果に基づき、タッチパネル1の操作領域への指先等のタッチ操作の有無、そして、タッチ操作の位置を検出することができる。
図4は、本実施形態のタッチパネルの概略構成を説明する模式的な断面図である。
図4は、図1および図3に示す本実施形態のタッチパネル1の交差部8の断面構造を模式的に示している。
図1に示すように、本実施形態のタッチパネル1では、基板2の一方の面上に、マトリクス状に配置された複数の第1電極4と第2電極5とが設けられている。そして、図3に示すように、第1電極4はセンス線21を構成し、第2電極5はドライブ線22を構成する。そのため、図4に示すように、センス線21(第1電極4)とドライブ線22(第2電極5)とは、互いに交差する交差部8で接触することが無いように、センス線21が交差部8で途切れて形成されている。そして、交差部8で途切れるセンス線21は、ドライブ線22を覆う層間絶縁膜3の上層に設けられたブリッジ電極6によって電気的な接続が実現される。図4に示す本実施形態のタッチパネル1では、上述のように、センス線21を接続するブリッジ電極6を、金属材料を用いて構成することができる。
以上の構造の本実施形態のタッチパネル1は、操作領域のタッチ操作、特にその位置を検出する場合、以下の方法を用いることができる。
すなわち、複数のドライブ線22のそれぞれに、ドライブ電圧出力回路24によって選択的にパルス電圧を印加することができる。パルス電圧は、低(Low)電位(以下、VDLとも言う。)と高(High)電位(以下、VDHとも言う。)とがそれぞれ所望のレベルに設定されている。そして、センス線21には、センス電圧出力回路23によって定電圧(以下、VSとも言う。)が印加される。ドライブ線22に印加される電圧が上述のようにパルス電圧である場合、タッチパネル1の駆動中のほとんどの時間、ドライブ線22の電位は低(Low)電位(VDL)のレベルに置かれることになる。そのため、電蝕等の電極の酸化還元反応を考慮すると、このVDLのレベルが重要となる。
例えば、ドライブ線22のVDLは、通常、任意に設定がなされ、センス線21のVSと異なる電圧設定がなされることも多い。その場合、ドライブ線22とセンス線21との交差部8近傍では、層間絶縁膜3等の低抵抗な個所にリークパスが形成されることがある。そして、交差部8にある電極において、好ましくない酸化還元反応が進行する場合がある。より具体的には、センス線21を構成するブリッジ電極6に、例えば、低抵抗のアルミニウムを用い、ドライブ線22に、例えば、高透過率のITOを用いることがある。その場合、センス線21のVSをドライブ線22のVDLより高電位とすると、ブリッジ電極6のアルミニウムが酸化されて電蝕が進行する。一方で、ドライブ線22のITO中のインジウム成分が金属として析出してしまう。こうして交差部8にある電極が劣化する。
このような、交差部8での電極の劣化は、センス線21とドライブ線22とがそれぞれ異なる構成材料により構成され、センス線21とドライブ線22との間に電位差が設けられることによって発生する。センス線21およびドライブ線22はそれぞれ、導電性や光透過性や信頼性等を考慮して構成材料の最適化がなされ、その結果、それぞれが異なる材料により形成されることがある。そして、センス線21が、ドライブ線22の構成材料に含まれる元素より酸化されやすい元素を含んで構成され、ドライブ線22に対して高い電位レベルに置かれた場合、酸化還元反応が促進される。同様に、ドライブ線22が、センス線21の構成材料に含まれる元素より酸化されやすい元素を含んで構成され、センス線21に対し高い電位レベルに置かれた場合、酸化還元反応が促進される。
そこで、本実施形態のタッチパネル1では、センス線21を構成する第1電極4と、ドライブ線22を構成する第2電極5とに対して印加する電圧波形を新規なものとする。特に、ドライブ線22の第2電極5に印加する電圧波形を最適なものとする。その結果、上述のような交差部8での電極の酸化還元反応を抑制する。
図5は、本実施形態のタッチパネルにおけるドライブ線に印加される電圧波形とセンス線に印加される電圧との関係を模式的に示す図である。
図5に示すように、タッチパネル1のセンス線21およびそれを構成する第1電極4には、上述した読み取りのための、一定の電圧VSが印加される。
そして、ドライブ線22およびそれを構成する第2電極5には、第1電極4と等しい電圧、すなわち、VSと等しい電圧が印加され、さらに、VDLがセンス線21のVSより低く、VDHがVSより高いパルス電圧が印加される。その場合、VSと等しい電圧は、このパルス電圧を印加する前後でドライブ線22の第2電極5に印加することができる。
このとき、上述のパルス電圧のVDLは、接地電位に設定することができる。こうすることによって、タッチパネルの低消費電力化が可能となる。
尚、本発明において、「VSと等しい電圧」とは、完全にVSと等しい電圧のみを意味するわけではない。厳密にはVSと異なる値であっても、その電位差が上述の電極の酸化還元反応を進行させない程度の小さいものであれば、「VSと等しい電圧」とすることができる。具体的には、VSを中心にして上下5%以内の電圧であれば、上述の酸化還元反応の抑制が可能であり、「VSと等しい電圧」とすることができる。同様に、「第1電極と等しい電圧」と言う場合にも、第1電極の電圧を中心にして上下5%以内の電圧であれば、「第1電極と等しい電圧」とすることができる。
次に、図5に示す、ドライブ線22およびそれを構成する第2電極5に印加される電圧波形についてより詳細に説明する。
図5に示す、第2電極5に印加される電圧波形は、VSより低い電圧の第1の電圧の区間31と、第1の電圧の区間31に続きVSより高い電圧の第2の電圧の区間32と、第2の電圧の区間32に続き第1の電圧の区間31と等しい電圧の第3の電圧の区間33と、第3の電圧の区間33に続きVSと等しい電圧の第4の電圧の区間34とから構成される。その結果、ドライブ線22およびそれを構成する第2の電極5には、第2の電圧の区間32による上述したパルス電圧が印加され、第4の電圧の区間34によるVSと等しい電圧が印加されることになる。
より具体的には、第2電極5には、第1の電圧の区間31と第3の電圧の区間33とによるVDLと、第2の電圧の区間32によるVDHとを有するパルス電圧が印加される。このパルス電圧は、第1の電圧の区間31の終了とともに、第1の電圧の区間31から第2の電圧の区間32へと立ち上がり、第2の電圧の区間32の終了とともに、第2の電圧の区間32から第3の電圧の区間33へと立ち下がる波形を有する。
そして、そのパルス電圧の印加の前後であって、第1の電圧の区間31の前、および、第3の電圧の区間33の後において、第4の電圧の区間34によるVSと等しい電位の電圧が印加される。
このとき、第1の電圧の区間31と第3の電圧の区間33の電位を接地電位とすることができ、その結果、上述のパルス電圧のVDLを接地電位に設定することができる。こうすることによって、上述したように、タッチパネルの低消費電力化が可能となる。
図6は、本実施形態のタッチパネルのドライブ線とセンス線に印加される電圧波形の関係を示す特性図である。
図1に示すように、本実施形態のタッチパネル1は、一例として、4本の第1電極4と4本の第2電極5とをマトリクス状に配置して構成されている。したがって、図3に示すように、4本のドライブ線22と4本のセンス線21を有している。ドライブ電圧出力回路24から各ドライブ線22にそれぞれD1〜D4の電圧波形で電圧が印加される。その場合、図6に示すように、図5の第1の電圧の区間31と第2の電圧の区間32と第3の電圧の区間33とによる上述のパルス電圧は、例えば、線順次で、複数のドライブ線22のそれぞれに印加される。そして、各ドライブ線22には、上述したパルス電圧の印加の前後の期間において、図5の第4の電圧の区間34によるVSと等しい電圧が印加されることになる。
ここで、図6におけるフレーム期間(F1、F2)は、タッチパネル1の1つのドライブ線22に上述したパルス電圧を印加し、その後順次、他のドライブ線22に上述のパルス電圧を印加して、次回再びそのドライブ線22に上述のパルス電圧が印加されるまでの期間である。
そして、上述のパルス電圧のVDLは、上述したように、図5の電圧波形の第1の電圧の区間31と第3の電圧の区間33とによって規定される。このとき、その第1の電圧の区間31と第3の電圧の区間33は、図6に示すように、全てのドライブ線22の第2電極5のいずれにも第2の電圧の区間32による上述のパルス電圧が印加されない期間に設けられることが好ましい。すなわち、ある1つドライブ線22の第2電極5に印加される電圧波形は、その第1の電圧の区間31および第3の電圧の区間33が、他の第2電極5のいずれにも上述のパルス電圧が印加されない期間内に設けられることが好ましい。尚、その期間は、一般に、休止期間等と称されることがある。
一方、タッチパネル1の4本の各センス線21には、上述した読み取り時において、センス電圧出力回路23から、S1〜S4に示す一定の電圧VSがそれぞれ印加される。そして、読み取りの結果に基づき、タッチパネル1は、指先等の接触の有無、および、操作領域上での接触位置を検出する。
以上のように、本実施形態のタッチパネル1は、図5および図6の電圧波形でドライブ線22の第2電極5およびセンス線21の第1電極4に電圧が印加される。そして、タッチパネル1は、タッチ操作検出のための駆動中のほとんどの時間、ドライブ線22の電位が電圧波形の第4の電圧の区間34の電位に設定されることになる。すなわち、タッチパネル1は、駆動中のほとんどの時間、センス線21の第1電極4に印加される電圧と、ドライブ線22の第2電極5に印加される電圧とが等しく、VSとなることになる。
したがって、本実施形態のタッチパネル1は、センス線21とドライブ線22との間に電位差が設けられることにより発生する交差部8での電極の劣化が、抑制されることになる。
そのため、センス線21の第1電極4のブリッジ電極6に金属電極が用いられ、ドライブ線22の第2電極5にITO等の異なる材料の電極が用いられる場合であっても、それらの交差部8では、ブリッジ電極6の酸化還元反応が抑制され、電極の電蝕が防止される。
尚、本実施形態のタッチパネル1では、金属製のブリッジ電極6を有する第1電極4がドライブ線として使用され、ITO等の異なる材料から形成された第2電極5がセンス線として使用されても、センス線21とドライブ線22との間に電位差が形成される時間は短く、交差部8での電極の劣化は抑制されることになる。
以上の結果、本実施形態のタッチパネル1では、高導電性の金属材料を用いてブリッジ電極6を構成することができ、交差部8での電極の劣化も抑制することができるため、高い感度と高い信頼性の実現が可能となる。
また、タッチパネル1では、ドライブ線22に印加される電圧波形が、図5に示すように、第4の電圧の区間34から第1の電圧の区間31へ一旦立ち下がり、その後、第1の電圧の区間31から第2の電圧の区間32へと立ち上がるように形成されている。したがって、第2の電圧の区間32によるパルス電圧のVDHを低い電圧とすることができ、タッチパネル1の低消費電力を実現することができる。同時に、上述したパルス電圧において、VDLとVDHの電位差を大きくすることが可能となり、相互容量の干渉を大きくすることができて、タッチパネル1の接触位置の検出感度を高めることが可能となる。
尚、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々変形して実施することができる。例えば、電極構造を図7に示す構造とし、交差部における電極の構造を、ブリッジ電極を用いない構造とすることも可能である。そのような構造の場合でも、本発明によれば、低消費電力で高感度のタッチパネルを提供することができる。さらにそのような構造の場合、層間絶縁膜は交差部のみならず基板の一方側の全面に配置して一方の電極を全面的に覆い、全面的に配置した層間絶縁膜の上に交差する他方の電極を配置してもよい。
1、500 タッチパネル
2 基板
3 層間絶縁膜
4 第1電極
5 第2電極
6 ブリッジ電極
8 交差部
9 電極パッド
11 接続部分
17、18 引き出し配線
21 センス線
22 ドライブ線
23 センス電圧出力回路
24 ドライブ電圧出力回路
25、26 選択回路
27 タイミングコントローラ
28 演算回路
29 ドライブ電圧生成回路
30 A/Dコンバータ
31 第1の電圧の区間
32 第2の電圧の区間
33 第3の電圧の区間
34 第4の電圧の区間
501 透明基板
502 X電極
503 Y電極
504 絶縁膜
505 容量

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板の一方の面で第1の方向に延在する複数の第1電極と、
    前記基板の前記第1電極の在る面で、前記第1の方向と交差する第2の方向に延在する複数の第2電極とを有し、
    前記第1電極と前記第2電極とが互いに絶縁して配置されるように構成された静電容量方式のタッチパネルであって、
    前記第1電極には、定電圧を印加し、
    前記第2電極に印加される電圧波形は、前記第1電極より低い電圧の第1の電圧の区間と、該第1の電圧の区間に続き前記第1電極の電位より高い電圧の第2の電圧の区間と、該第2の電圧の区間に続き前記第1の電圧の区間と等しい電圧の第3の電圧の区間と、該第3の電圧の区間に続き前記第1電極と等しい電圧の第4の電圧の区間とから構成され、
    前記第2電極には、前記第2の電圧の区間によってパルス電圧が印加され、前記第4の電圧の区間によって前記第1電極と等しい電圧が印加されるように構成されたことを特徴とするタッチパネル。
  2. 前記電圧波形の前記第1の電圧の区間および前記第3の電圧の区間は、前記複数の第2電極のうちの他の第2電極のいずれにも前記パルス電圧が印加されていない期間内に設けられることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記電圧波形の前記第1の電圧の区間の電位は、接地電位に設定されることを特徴とする請求項1または2に記載のタッチパネル。
  4. 前記第1電極と前記第2電極の交差部分では、前記第1電極および前記第2電極のうちの一方が繋がり他方が途切れるように構成されており、
    前記交差部分で繋がるように構成された前記第1電極および第2電極のうちの一方の上には、少なくとも前記交差部分に層間絶縁膜が配置され、該層間絶縁膜の上には金属を用いて形成されたブリッジ電極が配置され、
    前記交差部分で途切れるように構成された前記第1電極および第2電極のうちの他方は、前記ブリッジ電極を用いて接続されるよう構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のタッチパネル。
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