JP6005460B2 - センサ装置 - Google Patents

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本明細書では、容器に貯留される液位を検出するために用いられるセンサ装置を開示する。
特許文献1に、液面レベルを測定する液面レベル検出装置が開示されている。液面レベル検出装置は、センサ部取付台とセンサ部とフラットワイヤとスプリングコイルとを備える。センサ部取付台は、燃料タンクの上端の開口部を閉塞する。センサ部は、電極対を備える。フラットワイヤは、センサ部取付台を貫通して、センサ部に接続される。スプリングコイルは、センサ部取付台とセンサ部との間に配置される。センサ部は、スプリングコイルによって、センサ部取付台に対して弾性的に保持される。これにより、燃料タンクの深さ寸法の変動によって、燃料タンクの底面に対するセンサ部の位置が変動することを美防止する。
特開平5−223624号公報
センサ装置に、容器の深さ寸法の変動に追従して電極部が移動するための構造を設けると、センサ装置の構造が複雑化する。本明細書では、センサ装置の構造を簡素化する技術を提供する。
本明細書で開示される一つ技術は、容器に貯留される液位を検出するために用いられるセンサ装置であって、電極対を備える電極部と、容器の開口を閉塞するための蓋部と、
蓋部を貫通して、電極部に信号を供給するための導電部材と、を備え、導電部材は、蓋部と電極部とに固定されており、蓋部と電極部との間に位置する導電部材は、蓋部が容器の開口を閉塞している状態で、弾性的に圧縮された状態で配置されて、その弾性力によって電極部を容器の底面に向けて押圧し、電極部が容器の深さ方向に移動するように、弾性変形可能である。
本明細書で開示される他の一つ技術は、容器に貯留される液位を検出するために用いられるセンサ装置である。センサ装置は、電極部と、蓋部と、導電部材とを備える。電極部は、電極対を備える。蓋部は、容器の開口を閉塞する。導電部材は、蓋部を貫通して、電極部に信号を供給する。導電部材は、蓋部と電極部とに固定される。蓋部と電極部との間に位置する導電部材は、蓋部が容器の開口を閉塞している状態で、電極部が容器の深さ方向に移動するように、弾性変形可能である。
この構成によれば、電極部は、容器の深さ寸法が変動する場合に、導電部材の弾性力によって、容器の底面に押圧された状態で容器の深さ寸法に追従して移動することができる。このため、容器の深さ寸法の変動に追従して電極部が移動するための構造を、導電部材と別に設けずに済む。この構成によれば、センサ装置の構造を簡素化することができる。
センサシステムの概略図を示す。 図1のII-II断面の端面図を示す。 ターミナルの概略断面図を示す。 制御回路の概略回路図を示す。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものである。
(特徴1)電極部は、平板状の基部を備えていてもよい。電極対は、基部の表面に配置されていてもよい。センサ装置は、さらに、案内部を備えていてもよい。案内部は、少なくとも容器の深さ方向に伸びており、基部の容器の深さ方向への移動を案内してもよい。
この構成によれば、電極部は、容器の深さ方向に安定して移動することができる。
(特徴2)案内部と蓋部とは、一体で構成されていてもよい。
この構成によれば、センサ装置の構造を簡素化することができる。
(特徴3)蓋部は、導電部材に接続されており、液位を検出する処理回路を収容するケースを備えていてもよい。
この構成によれば、容器に蓋部を組み付けることによって、センサ装置と処理回路とをまとめて容器に組み付けることができると共に、容器から蓋部を取り外すことによって、センサ装置と処理回路とをまとめて容器から取り外すことができる。
(特徴4)導電部材は、シールド部材によって被覆されていてもよい。
この構成によれば、導電部材に発生する浮遊容量を抑制することができる。
図1に示すセンサシステム2は、自動車に搭載される。センサシステム2は、燃料タンク100内の燃料の液位を検出するために用いられる。燃料タンク100は、樹脂又は金属で作製されている。なお、燃料には、ガソリンとエタノールとが混合されている場合がある。センサシステム2は、センサ装置10と、制御回路6と、外部端子4とを備える。
センサ装置10は、蓋部12と、センサ30と、ターミナル24と、スライドレール22とを備える。蓋部12は、燃料タンク100の上壁に設けられている開口100aに取り付けられて、開口100aを閉塞する。蓋部12は、蓋本体18とケース16とを備える。蓋本体18は、開口100aの開口面積よりも広い面積を有する平板形状を有する。蓋本体18の上面には、ケース16が取り付けられている。ケース16は、制御回路6(図2参照)を収容する。ケース16の上端の開口は、上壁14によって閉塞されている。上壁14は、レーザ溶接等によって、ケース16に溶着されている。
図2に示すように、ケース16には、外部端子4が貫通している。外部端子4の一端は、バスバー8を介して、制御回路6に接続されている。外部端子4は、外部電源(例えばバッテリ)に接続される。これにより、制御回路6に電力が供給される。
蓋本体18の外縁部は、樹脂製のシール部材20を介して、燃料タンク100に当接する。シール部材20によって、開口100aから燃料が漏れることを防止される。
蓋本体18の中央部には、1対のスライドレール22が取り付けられている。1対のスライドレール22は、蓋部12から下方に垂直に突出する。また、1対のスライドレール22は、蓋部12から燃料タンク100の下面に向かって突出していると共に、蓋部12からセンサ30に向かって突出している。1対のスライドレール22は、互いに平行に配置されている。各スライドレール22には、他のスライドレール22に対向する面に、溝22aが形成されている。溝22aは、スライドレール22の長手方向に伸びている。即ち、溝22aは、燃料タンク100の深さ方向に伸びている。
1対のスライドレール22の間には、センサ30が配置されている。図1に示すように、センサ30は、基板32と4個の電極34〜40と当接部42とを備える。なお、図2では、電極34〜40は図示省略されている。基板32は、硬質の樹脂(例えばポリフェニレンスルファイド)で作製されている。基板32は、矩形状の平板である。基板32の上端部には、基板32の側面から溝22a内に伸びる1対のスライド部32aが取り付けられている。各スライド部32aは、溝22a内で、溝22aに対して摺動可能に配置されている。基板32は、スライドレール22に案内されて、燃料タンク100の深さ方向に移動可能である。基板32の一方の面には、4個の電極34〜40が設けられている。
基準電極34は、4個の電極34〜40のうち、基板32上の最も左側に位置している。基準電極34は、複数個(図1では3個)の横電極部分34a(なお、図1では1個の横電極部分34aのみに符号を付している)と、縦電極部分34bとを備える。縦電極部分34bは、基板32の長手方向(燃料タンク100の深さ方向)に、直線状に伸びている。縦電極部分34bの上端は、基板32の上端部に位置する。縦電極部分34bは、複数個の横電極部分34aの一方の端(図1の左側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分34aは、縦電極部分34bに電気的に接続される。複数個の横電極部分34aは、縦電極部分34bから、信号電極40側に伸びている。複数個の横電極部分34aは、互いに平行に、かつ、縦電極部分34bに対して垂直に配置されている。複数個の横電極部分34aは、基板32の長手方向(即ち縦電極部分34bの伸張方向)に等間隔に配置されている。
基準電極34の右側には、基準電極36が配置されている。複数個(図1では17個)の横電極部分36a(なお、図1では1個の横電極部分36aのみに符号を付している)と、縦電極部分36bとを備える。縦電極部分36bは、基板32の長手方向に、直線状に伸びている。縦電極部分36bの上端は、縦電極部分34bと同様に、基板32の上端部に位置する。縦電極部分36bは、縦電極部分34bよりも短い。従って、縦電極部分36bの下端は、縦電極部分34bの下端よりも上方に位置する。
縦電極部分36bは、複数個の横電極部分36aの一方の端(図1の左側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分36aは、縦電極部分36bに電気的に接続される。複数個の横電極部分36aは、縦電極部分36bから、信号電極38側に伸びている。複数個の横電極部分36aは、互いに平行に、かつ、縦電極部分36bに対して垂直に配置されている。複数個の横電極部分36aのうち、最も下方に位置する横電極部分36aは、複数個の横電極部分34aのうちの最も上方に位置する横電極部分34aよりも上方に位置する。複数個の横電極部分36aは、基板32の長手方向(即ち縦電極部分36bの伸張方向)に等間隔に配置されている。
基準電極36の右側には、信号電極38が基準電極36に対向して配置されている。信号電極38は、複数個(図1では17個)の横電極部分38a(なお、図1では1個の横電極部分38aのみに符号を付している)と、縦電極部分38bとを備える。縦電極部分38bは、基板32の長手方向に、直線状に伸びている。縦電極部分38bの上端は、縦電極部分34b,36bと同様に、基板32の上端部に位置する。縦電極部分38bは、縦電極部分34bよりも短く、縦電極部分36bと略同一の長さ(詳細には、縦電極部分36bの方が若干長い)を有する。従って、縦電極部分38bの下端は、縦電極部分34bの下端よりも上方に位置し、縦電極部分36bの下端と略同一の高さに位置する。
縦電極部分38bは、複数個の横電極部分38aの一方の端(図1の右側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分38aは、縦電極部分38bに電気的に接続される。複数個の横電極部分38aは、縦電極部分38bから、基準電極36側に伸びている。複数個の横電極部分38aは、互いに平行に、かつ、縦電極部分38bに対して垂直に配置されている。複数個の横電極部分38aは、基板32の長手方向(即ち縦電極部分38bの伸張方向)に等間隔に配置されている。基板32の上端から下方に見たときに、横電極部分36aと横電極部分38aとは、交互に配置されている。
信号電極38の右側には、信号電極40が配置されている。信号電極40は、電極36,38の下方で、基準電極34に対向している。信号電極40は、複数個(図1では3個)の横電極部分40a(なお、図1では1個の横電極部分40aのみに符号を付している)と、縦電極部分40bとを備える。縦電極部分40bは、基板32の長手方向に、直線状に伸びている。各縦電極部分34b〜40bは、互いに平行に配置されている。縦電極部分40bの上端は、縦電極部分34b〜38bと同様に、基板32の上端部に位置する。縦電極部分38bは、縦電極部分36b,38bよりも長く、縦電極部分34bと略同一の長さ(詳細には、縦電極部分40bの方が若干長い)を有する。従って、縦電極部分40bの下端は、縦電極部分36b,38bの下端よりも下方に位置し、縦電極部分34bの下端と略同一の高さに位置する。
縦電極部分40bは、複数個の横電極部分40aの一方の端(図1の右側の端)に接続されている。これにより、複数個の横電極部分40aは、縦電極部分40bに電気的に接続される。複数個の横電極部分40aは、縦電極部分40bから、基準電極34側に伸びている。複数個の横電極部分40aは、互いに平行に、かつ、縦電極部分40bに対して垂直に配置されている。複数個の横電極部分40aは、基板32の長手方向(即ち縦電極部分40bの伸張方向)に等間隔に配置されている。基板32の上端から下方に見たときに、横電極部分34aと横電極部分40aとは、交互に配置されている。
基板32の下端には、当接部42が取り付けられている。当接部42は、燃料タンク100の底面に当接する。
4個の電極34〜40のそれぞれの上端には、ターミナル24が接続されている。ターミナル24の下端は、基板32に固定されている。ターミナル24は、蓋部12にも固定されている。ターミナル24は、蓋部12の蓋本体18を貫通して、ケース16内に伸びている。ターミナル24は、ケース16内で、バスバー8に接続されている。図2に示すように、ターミナル24は、蓋部12とセンサ30との間で、屈曲している。ターミナル24は、蓋部12とセンサ30との間で、弾性変形可能に設けられている。ターミナル24は、弾性的に圧縮変形された状態で用いられる。基板32は、ターミナル24によって、蓋部12側から燃料タンク100の底面に向けて、燃料タンク100の深さ方向に押圧されている。基板32は、ターミナル24の押圧力によって変形されない程度に硬質に作製されている。燃料タンク100が深さ方向に変形する場合、ターミナル24が弾性変形することによって、基板32は、蓋部12、即ち燃料タンク100の上壁に対して移動する。この結果、基板32は、燃料タンク100の深さ寸法の変動に追従して移動することができる。また、基板32は、スライドレール22に案内されて、溝22aに沿って移動するため、基板32が傾斜することなく、安定して移動することができる。
図3に示すように、ターミナル24は、導電部24aと絶縁部24bとシールド部24cとを備える。導電部24aは、弾性変形可能で、かつ、導電性の材料(例えば銅合金)で作製されている。導電部24aは、バスバー8に接続されている。導電部24aは、絶縁部24bによって、両端を除き全体的に覆われている。絶縁部24bは、ポリエチレン等の絶縁材料で作製されている。シールド部24cは、絶縁部24bの周りを覆っている。シールド部24cは、弾性変形可能な材料(例えば銅合金)で作製されている。シールド部24cは、接地されている。なお、変形例では、ターミナル24は、シールド部24cを覆う保護部を備えていてもよい。保護部は、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等で作製されており、ターミナル24を保護してもよい。
図4に示すように、制御回路6は、発振部50と演算部52とを備える。発振部50は、外部端子4を介して、外部電源から供給される電圧を利用して、予め決められた周期(例えば、10Hz〜3MHz)の信号(交流電圧)を発生する。変形例では、発振部50は、パルス信号を発生してもよい。発振部50は、バスバー8を介して、信号電極38のターミナル24に接続される。また、発振部50は、バスバー8を介して、信号電極40のターミナル24に接続される。発振部50は、信号電極38と信号電極40とに、選択的に信号を供給する。なお、基準電極34,36に接続されているターミナル24は、バスバー8を介して、接地されている。
演算部52は、発振部50とターミナル24との間に接続されている。演算部52は、信号電極38,40に供給される信号を検出する。演算部52は、検出された信号を整流し、増幅した後、増幅された信号を用いて燃料の液位を算出する。
具体的には、まず、演算部52は、信号電極40に供給される信号を検出して、燃料の比誘電率を特定する。信号電極40に供給される信号は、基準電極34と信号電極40とで構成される電極対34,40の静電容量に相関する。電極対34,40の静電容量は、基準電極34と信号電極40とが対向する部分に蓄えられる電荷によって決定される。横電極部分34aと横電極部分40aとは、基板32の下端付近に設けられている。即ち、横電極部分34aと横電極部分40aとは、燃料タンク100の底部に位置する。
この結果、横電極部分34aと横電極部分40aとは、通常、常に燃料に浸かっている。このため、電極対34,40の静電容量は、燃料の比誘電率と、高い相関関係にある。燃料の比誘電率は、ガソリン(比誘電率≒2)中のエタノール(比誘電率≒24.5)の濃度によって変化する。燃料中のエタノール濃度が高くなる程、燃料の比誘電率は高くなる。この関係から、演算部52は、信号電極40に供給される信号を検出することによって、燃料の比誘電率を特定することができる。例えば、演算部52は、演算部52に予め記憶されている信号電極40に供給される信号と燃料の比誘電率との関係を示すデータベースを用いて、比誘電率を特定してもよい。あるいは、演算部52は、信号電極40に供給される信号と燃料の比誘電率との相関を示す数式を演算することによって、比誘電率を特定してもよい。なお、データベース又は数式は、実験又は解析によって予め特定されていてもよい。
次いで、演算部52は、信号電極38に供給される信号を検出すると共に、特定済みの燃料の比誘電率を用いて、燃料の液位を検知する。信号電極38に供給される信号は、基準電極36と信号電極38とで構成される電極対36,38の静電容量に相関する。
燃料の液位が変動すると、燃料に浸かっている電極対36,38の長さが変化する。このため、電極対36,38の静電容量は、燃料の液位と高い相関関係にある。また、電極対36,38の静電容量は、燃料の比誘電率とも相関する。このため、演算部52は、信号電極38に供給される信号の検出と、燃料の比誘電率とによって、燃料タンク100内の燃料の液位を検出することができる。例えば、演算部52は、演算部52に予め記憶されている信号電極38に供給される信号と、燃料の比誘電率と、燃料の液位との関係を示すデータベースを用いて、液位を検出してもよい。あるいは、演算部52は、信号電極38に供給される信号と、燃料の比誘電率と、燃料の液位との相関を示す数式を演算することによって、液位を検出してもよい。データベース又は数式は、実験又は解析によって予め特定されていてもよい。
センサ装置10では、センサ30は、燃料タンク100の深さ寸法が変動する場合に、ターミナル24の弾性力によって、燃料タンク100の底面に押圧された状態で、燃料タンク100の深さ寸法に追従して移動することができる。この構成では、ターミナル24は、信号電極38,40に信号を供給する導電機能を有すると共に、燃料タンク100の深さ寸法の変動に追従してセンサ30が移動するための追従機能とを有する。この構成によれば、燃料タンク100の深さ寸法の変動に追従してセンサ30が移動するための構造を、ターミナル24と別に設けずに済む。これにより、センサ装置10の構成を簡素化することができる。
また、センサ装置10では、蓋本体18とケース16とスライドレール22とは、一体で形成されている。この構成によれば、センサ装置10の構成を簡素化することができる。また、燃料タンク100から蓋部12を取り外すことによって、ケース16に収容される制御回路6と、スライドレール22に取り付けられている基板32とを、燃料タンク100から取り外すことができる。同様に、蓋部12に、制御回路6と基板32とを取り付けた状態で、蓋部12を制御回路6に取り付けることによって、センサ装置10を、燃料タンク100に容易に取り付けることができる。
ターミナル24では、導電部24aは、絶縁部24bを挟んで、シールド部24cで覆われている。この結果、制御回路6から導電部24aに信号が供給される場合に、隣り合うターミナル24に、電荷が蓄えられることを防止することができる。この構成によれば、センサ装置10の浮遊容量を抑制することができる。なお、変形例では、シールド部24cは、接地されていなくてもよい。例えば、シールド部24cは、バスバー8に接続されていてもよい。また、例えば、シールド部24cは、一定の電位に維持されていてもよい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、本明細書に開示されるセンサ装置は、燃料の液位以外の液体の液位を検出するために用いられてもよい。例えば、センサ装置は、オイルパン内等の液体の液位を検出するために用いられてもよい。
上記の実施例では、センサ30は、4個の電極34〜40を備える。しかしながら、センサ30は、少なくとも液体の液位を検出するための2個の電極を備えていればよい。例えば、センサ30は、2個の電極36,38を備えており、電極34,40を備えていてもよい。即ち、センサ30は、1個の電極対36,38のみを備えていてもよい。この場合、制御回路6は、電極対36,38の静電容量を用いて、燃料の液位を検出してもよい。また、センサ30は、燃料の温度を検出する温度検出部(例えばサーミスタ)を備えていてもよい。この場合、制御回路6は、電極対36,38の静電容量と、燃料の温度とを用いて、燃料の液位を検出してもよい。
あるいは、センサ30は、2個の信号電極と、2個の信号電極のそれぞれに対向する1個の基準電極とを備えていてもよい。即ち、センサ30は、共通する1個の基準電極を有する2個の電極対を備えていてもよい。
ターミナル24の形状は、上記の実施例の形状に限られない。例えば、ターミナル24は、螺旋状(コイルバネ状)に形成されていてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:センサシステム、6:制御回路、10:センサ装置、12:蓋部、16:ケース、18:蓋本体、22:スライドレール、22a:溝、24:ターミナル、24a:導電部、24c:シールド部、30:センサ、32:基板、34,36:基準電極、38,40:信号電極、100:燃料タンク

Claims (5)

  1. 容器に貯留される液位を検出するために用いられるセンサ装置であって、
    電極対を備える電極部と、
    容器の開口を閉塞するための蓋部と、
    蓋部を貫通して、電極部に信号を供給するための導電部材と、を備え、
    導電部材は、蓋部と電極部とに固定されており、
    蓋部と電極部との間に位置する導電部材は、蓋部が容器の開口を閉塞している状態で、弾性的に圧縮された状態で配置されて、その弾性力によって電極部を容器の底面に向けて押圧し、電極部が容器の深さ方向に移動するように、弾性変形可能であるセンサ装置。
  2. 電極部は、平板状の基部を備え、
    電極対は、基部の表面に配置されており、
    センサ装置は、さらに、少なくとも容器の深さ方向に伸びており、基部の容器の深さ方向への移動を案内する案内部を備える、請求項1に記載のセンサ装置。
  3. 案内部と蓋部とは、一体で構成されている、請求項2に記載のセンサ装置。
  4. 蓋部は、導電部材に接続されており、液位を検出する処理回路を収容するケースを備える、請求項1から3のいずれか一項に記載のセンサ装置。
  5. 導電部材は、シールド部材によって被覆されている、請求項1から4のいずれか一項に記載のセンサ装置。
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