JP6004952B2 - ポイント交換処理装置、ポイント交換処理方法及びプログラム - Google Patents

ポイント交換処理装置、ポイント交換処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ポイント交換処理装置、ポイント交換処理方法及びプログラムに関する。
例えば、お中元、お歳暮、婚礼の引き出物などとして、予め定められた価格範囲に対応する商品を掲載したカタログを贈り、贈られた者がカタログから希望商品を選んではがきやファクシミリなどによって商品発送を申し込むというギフトの方式が知られている。
しかし、紙媒体のカタログを贈る方式では、例えばカタログ制作費の負担が大きいことや、カタログに掲載した後の商品の在庫不足や過剰在庫などに柔軟に対応できないなどの問題がある。
そこで、以下のような電子ギフトシステムが知られている。つまり、インターネット上で電子商品カタログサイトを開設し、開設された電子商品カタログサイトにユーザが適宜アクセスして希望商品を選択できるようにする。そして、商品が選択されるのに応じて、選択された商品の商品情報が業者側に伝達され、業者は商品情報の伝達を受けて商品を指定先に直送するというものである。また、商品代金の支払精算については、予め購入されたプリペイド証票の残余ポイントから使用ポイントを減じるようにして行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−272788号公報
ポイント交換サイト(カタログサイト)に掲載される商品は、例えば、同じポイントが設定されているとしても、仕入価格や市場販売価格はまちまちであったりする。このことは、例えばポイント交換サイトを利用してポイント交換により商品を購入する顧客(ユーザ)からすれば、同じポイントの商品であっても、例えば商品の市場販売価格などに応じて単位ポイントあたりの実質的金額(交換価値)が異なってくるということを意味する。顧客にとっては、できるだけ多くの交換価値の高い商品がポイント交換サイトにおいて掲載されることが好ましい。また、交換価値の高い商品を多く掲載すれば、顧客からのポイント交換サイトの評価も高くなって、例えば利用者の増加にもつながるので、ポイント交換サイトの運営者にとってもメリットがある。
一方、ポイント交換サイトの運営者からすれば、同じポイントを設定した商品であっても、例えば仕入価格などに応じて利益率が異なってくるということになる。例えば、設定したポイントに対して仕入価格が高価な商品ばかりをポイント交換サイトに掲載してしまうと、顧客にとっては好ましいものの、ポイント交換サイトの運営者の利益が限度を超えて少なくなってしまうので、このような状況は避ける必要がある。
このために、例えば、ポイント交換サイトの運営者は、自らの利益と、顧客の利益とのバランスを考慮して、或る商品については一定以上の利益率を確保する一方で、他の商品については交換価値が高くなるように、商品ごとの仕入価格、市場販売価格やポイントを決定する。
したがって、顧客から見れば、ポイント交換サイトにおいては、交換価値が高い商品と低い商品が混在しているということになる。このような状況の下で、ポイント交換サイトの運営者が顧客に便宜を図ろうとした場合には、例えばポイント交換サイトにおいて、顧客にとって交換価値が高い商品を優先して提示するということが考えられる。このように顧客にとって交換価値が高い商品を優先して提示すれば、顧客にとっては交換価値の高いものを選びやすくなって便利である。
そのうえで、このような商品の交換価値に応じた商品の提示が自動で行われるようにすれば、例えばポイント交換サイトを編集する作業負担が軽減されることとなって好ましい。
しかし、特許文献1では、ポイント交換サイト(電子商品カタログサイト)上での顧客との取引が、プリペイド証票(ポイントカード)を利用して行われることの記載にとどまっている。このため、特許文献1によっては、商品の交換価値を反映した態様によるポイント交換サイトでの商品の提示を自動で行うことは難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、商品の交換価値を反映した態様によるポイント交換サイトでの商品の提示が自動で行われるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様としてのポイント交換処理装置は、ネットワークを経由して顧客端末装置と少なくとも通信を実行する通信部と、所定のポイントが設定された商品を提示し、提示された商品のうちからポイント交換対象の商品を指定する商品指定操作を受け付けるポイント交換サイトを、顧客端末装置からのアクセスに応じて提供するサイト提供部と、商品に関連する所定種別ごとの価格である商品関連価格と商品に設定されたポイントに対応するポイントカード卸価格とを含む商品情報を、商品データベース記憶部が記憶する商品データベースに登録する商品登録部と、前記商品データベースから取得した商品についての商品関連価格の各々とポイントカード卸価格とに基づいて、前記商品とポイントを交換するにあたっての交換価値を示す交換価値度を前記商品に設定する交換価値度設定部と、商品ごとに設定された交換価値度に基づいて、ポイント交換サイトでの前記商品ごとの提示の態様が変更されるようにポイント交換サイトの内容を編集するサイト編集部とを備える。
また、本発明の一態様としてのポイント交換処理装置において、前記交換価値度設定部は、前記商品関連価格の各々と前記ポイントカード卸価格との組合せごとに交換価値度を対応付けた交換価値度データベースから、前記商品データベースから取得した商品についての商品関連価格の各々とポイントカード卸価格との組合せに対応付けられた交換価値度を取得し、取得した交換価値度を前記商品に設定してもよい。
また、本発明の一態様としてのポイント交換処理方法は、ネットワークを経由して顧客端末装置と少なくとも通信を実行する通信ステップと、所定のポイントが設定された商品を提示し、提示された商品のうちからポイント交換対象の商品を指定する商品指定操作を受け付けるポイント交換サイトを、顧客端末装置からのアクセスに応じて提供するサイト提供ステップと、商品に関連する所定種別ごとの価格である商品関連価格と商品に設定されたポイントに対応するポイントカード卸価格とを含む商品情報を、商品データベース記憶部が記憶する商品データベースに登録する商品登録ステップと、前記商品データベースから取得した商品についての商品関連価格の各々とポイントカード卸価格とに基づいて、前記商品とポイントを交換するにあたっての交換価値を示す交換価値度を前記商品に設定する交換価値度設定ステップと、商品ごとに設定された交換価値度に基づいて、ポイント交換サイトでの前記商品ごとの提示の態様が変更されるようにポイント交換サイトの内容を編集するサイト編集ステップとを備える。
また、本発明の一態様としてのプログラムは、コンピュータに、ネットワークを経由して顧客端末装置と少なくとも通信を実行する通信ステップと、所定のポイントが設定された商品を提示し、提示された商品のうちからポイント交換対象の商品を指定する商品指定操作を受け付けるポイント交換サイトを、顧客端末装置からのアクセスに応じて提供するサイト提供ステップと、商品に関連する所定種別ごとの価格である商品関連価格と商品に設定されたポイントに対応するポイントカード卸価格とを含む商品情報を、商品データベース記憶部が記憶する商品データベースに登録する商品登録ステップと、前記商品データベースから取得した商品についての商品関連価格の各々とポイントカード卸価格とに基づいて、前記商品とポイントを交換するにあたっての交換価値を示す交換価値度を前記商品に設定する交換価値度設定ステップと、商品ごとに設定された交換価値度に基づいて、ポイント交換サイトでの前記商品ごとの提示の態様が変更されるようにポイント交換サイトの内容を編集するサイト編集ステップとを実行させるためのものである。
以上説明したように、本発明によれば、商品の交換価値を反映した態様によるポイント交換サイトでの商品の提示を自動で行えるようになるという効果が得られる。
本実施形態におけるポイント交換システムの構成例を示す図である。 ポイント交換業者による商品関連価格の変更に関する一具体例を示す図である。 本実施形態において、顧客端末装置の画面に表示されるポイント交換サイトの態様例を示す図である。 本実施形態におけるポイント交換サーバの構成例を示す図である。 本実施形態における第1商品データベースの構造例を示す図である。 本実施形態における第2商品データベースの構造例を示す図である。 本実施形態における交換価値度データベースの構造例を示す図である。 本実施形態におけるポイントカードデータベースの構造例を示す図である。 本実施形態のポイント交換サーバが商品データベースに新規登録された商品について交換価値度を設定するための処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態のポイント交換サーバが、商品の交換価値度を反映したポイント交換サイトを編集するための処理手順例を示すフローチャートである。
[ポイント交換システムの構成例]
図1は、本実施形態におけるポイント交換システムの構成例を示している。図1に示すポイント交換システムは、ポイント交換サーバ(ポイント交換処理装置)100、ポイントカード販売業者端末200及び顧客端末装置300を備える。ポイント交換サーバ100は、ポイントカード販売業者端末200及び顧客端末装置300のそれぞれとネットワークNWを経由して通信が可能なように接続される。
なお、ポイントカード販売業者端末200と顧客端末装置300は、それぞれ、ポイントカード販売業者の数と顧客(ユーザ)の数に応じて複数存在してよいが、図1では、図示を簡略にすることなどの便宜上、それぞれ1つのみを示している。
また、ポイント交換システムにおいては、複数の商品出展者が存在する。商品出展者とは、ポイント交換サーバ100の運用者であるポイント交換業者に対して、ポイント交換サーバ100がネットワークNW上で提供するポイント交換サイトに掲載してもらうための商品を出展する業者である。
商品出展者は、それぞれ、商品出展者端末400を使用して、ポイント交換サイトに掲載してもらいたい商品についての情報である提案商品情報を、ネットワークNW経由でポイント交換サーバ100に送信する。ポイント交換サーバ100は、受信した商品提案情報を商品データベースに登録する。
ポイント交換業者は、商品データベースに登録された商品提案情報を参考にして、ポイント交換サイトに掲載すべき商品を決定する。また、ポイント交換業者は、掲載すべき商品を決定するにあたり、例えば顧客へのサービスや利益などを考慮して、商品出店業者との協議のうえで、仕入価格などを変更する場合がある。
ポイント交換サーバ100は、顧客端末装置300を操作するユーザのポイントカードのポイント(点数)と、商品のポイントとを交換する処理を実行する。ポイントカードのポイントと商品のポイントとが交換されるのに応じて、交換対象とされた商品が顧客に発送される。つまり、ポイント交換システムにおいて、顧客は、ポイントカードのポイントを使用して商品を購入することができる。
ポイントカード販売業者端末200は、ポイントカード販売業者が使用する端末装置である。ポイントカード販売業者は、例えばポイント交換サーバ100を運用するポイント交換業者からポイントカードを仕入れ、顧客にポイントカードを販売する業者である。
顧客端末装置300は、顧客が使用する端末である。顧客は、例えば顧客端末装置300上で動作するウェブブラウザを操作することによって、ポイント交換サーバ100が提供するポイント交換サイトに顧客端末装置300をアクセスさせることができる。これにより、顧客端末装置300は、例えばウェブブラウザの画面にてポイント交換サイトを閲覧することができる。
図1に示すポイント交換システムにおけるビジネスモデルの概略について説明する。
顧客端末装置300のユーザである顧客は、予め特定の初期ポイントが付与されたポイントカードを、ポイントカード販売業者端末200を有するポイントカード販売業者から購入して入手する。
なお、図示は省略しているが、例えば、ポイントカード販売業者からポイントカードを購入した顧客が、他の顧客に購入したポイントカードを提供するようにしてもよい。このように、ポイントカードを購入した顧客が他の顧客にポイントカードを提供する場合とは、例えば、ポイントカードを、お中元、お歳暮や婚礼の引き出物などして利用するような場合である。
ポイントカード販売業者は、ポイントカードを顧客に販売するのに応じて、ポイントカード販売業者端末200からポイント交換サーバ100に対してカード販売情報を送信する。カード販売情報は、販売したポイントカードのポイントカード識別子などをはじめとしたポイントカードに関する情報を含む。ポイント交換サーバ100は受信したカード販売情報を記憶する。これにより、ポイント交換サーバ100は、顧客に販売されたカードを管理することができる。
また、ポイントカード販売業者は、例えば販売したポイントカードの販売額などに応じて、ポイント交換サーバ100を運用するポイント交換業者から利益を受ける。
ポイントカードを入手した顧客は、顧客端末装置300を操作して、ネットワークNWを経由してポイント交換サーバ100が提供するポイント交換サイトに顧客端末装置300をアクセスさせる。これにより、顧客は、顧客端末装置300の画面に表示されるポイント交換サイトを閲覧可能になる。
ポイント交換サイトにおいては、ポイントカードのポイントと引き替えの商品が多数掲載されている。ポイント交換サイトに掲載されている商品には、販売価格に相当するポイントが設定されている。
顧客は、例えば顧客端末装置300の画面に表示されているポイント交換サイトを閲覧し、自分が所有しているポイントカードに残っているポイント(残存ポイント)以内のポイントが設定されている商品のうちから送ってもらいたい商品(交換対象商品)を決める。そして、顧客は、自分が所有しているポイントカードのポイントと交換対象商品に設定されたポイントとを交換する手続きのための操作(ポイント商品交換操作)をポイント交換サイトに対して行う。ポイント商品交換操作に際して、顧客は、例えば住所、氏名などのユーザ情報を入力する。ユーザ情報は、例えば交換対象商品を配送する際に利用される。
ポイント商品交換操作が完了するのに応じて、ポイント交換サーバ100は、顧客が所有するポイントカードについて、現在の残存ポイントから交換対象商品のポイントを減算して、残存ポイントを更新する。
また、ポイント商品交換操作が完了するのに応じて、ポイント交換サーバ100は、例えば配送の手配のための所定の処理を実行する。この配送の手配により、例えば顧客に商品が配送される。なお、商品の配送は、例えばポイント交換業者が、商品出店者などの業者に配送を依頼することによって行える。また、ポイント交換業者が予め商品を在庫しておき、ポイント交換業者が発送する場合もある。
[ポイント交換サイトにおける商品の提示態様例]
ここで、ポイント交換サイトに掲載される商品に設定されるポイントは、商品の販売価格に相当する。また、ポイント交換サイトにおいて、商品に設定するポイント、例えば、3,000ポイント、5,000ポイント、10,000ポイント、20,000ポイントなどのように、予め定めたポイント区分により段階的に区分されている。そのうえで、ポイント交換サイトに掲載される商品には、例えば仕入価格や市場販売価格などの商品に関する所定種別ごとの価格(以降、商品関連価格ともいう)を基にして、複数のポイント区分のうちのいずれかのポイントが設定される。
この場合、例えば同じポイントが設定される商品であっても、商品ごとの仕入価格や市場販売価格などの商品関連価格はまちまちである。
このように同じポイントの商品ごとの商品関連価格が異なるということは、顧客の観点からすれば、同じポイントが設定された商品であっても、例えば商品関連価格に応じて、1ポイントあたりで交換可能な金額(交換価値)が異なるということである。また、ポイント交換業者からすれば、同じポイントの商品ごとの商品関連価格が異なるということは、商品ごとの利益率が異なるということにつながる。ポイント交換業者の利益は、例えば、商品の仕入価格と、ポイントカード販売業者に卸したポイントカードの卸価格との差分で表すことができる。
このような事情から、ポイント交換業者は、ポイント交換サイトへの商品の掲載の依頼に際して商品出店者が提案した商品関連価格とポイントカード卸価格との関係を、商品の掲載の決定に際して変更する場合がある。なお、例えば、ポイント交換業者は、商品関連価格については商品出展者と協議し、ポイントカード卸価格についてはポイントカード販売業者と協議したうえで変更を行う。
図2を参照して、ポイント交換業者が行う商品関連価格の変更に関する一具体例について説明する。
図2においては、商品名がそれぞれ「牛ステーキ肉 1000g」、「○○産 さんま 1000g」、「百貨店商品券(1万円分)」の3つの商品が示されている。図2の左側には、これらの商品のポイント交換サイトへの掲載を商品出店者が依頼した際に提案した、商品掲載依頼時における商品関連価格(提案仕入価格、提案市場販売価格)とポイントカード卸価格と利益額の内容が示されている。
「牛ステーキ肉 1000g」について商品掲載依頼時に商品出店者が提案したポイントカード卸価格しては、提案仕入価格が5,000円、提案市場販売価格が10,000円である。また、「牛ステーキ肉 1000g」の商品には、例えば提案市場販売価格が10,000円であることに基づいて10,000ポイントが設定される。ここでは、ポイント交換業者がポイントカード販売業者にポイントカードを卸す際のポイントに対する掛け率は70%で一律であるとする。したがって、「牛ステーキ肉 1000g」に対応するポイントカード卸価格は7,000円である。
また、この場合の「牛ステーキ肉 1000g」についての利益額は、7,000円のポイントカード卸価格から5,000円の提案仕入価格を差し引いた2,000円である。
また、「○○産 さんま 1000g」について商品掲載依頼時に商品出店者が提案した商品関連価格としては、提案仕入価格が4,000円、提案市場販売価格が10,000円である。また、「○○産 さんま 1000g」の商品についても、例えば提案市場販売価格が10,000円であることに基づいて10,000ポイントが設定される。これに応じて、ポイントカード卸価格は、70%の掛け率により7,000円である。この場合の「○○産 さんま 1000g」についての利益額は、7,000円のポイントカード卸価格から4,000円の提案仕入価格を差し引いた3,000円である。
また、「百貨店商品券(1万円分)」について商品掲載依頼時に商品出店者が提案した商品関連価格としては、提案仕入価格が10,000円、提案市場販売価格が10,000円である。また、「百貨店商品券(1万円分)」の商品についても、例えば提案市場販売価格が10,000円であることに基づいて10,000ポイントが設定される。これに応じて、ポイントカード卸価格も、70%の掛け率により7,000円である。この場合の「百貨店商品券(1万円分)」についての利益額は、7,000円のポイントカード卸価格から10,000円の提案仕入価格を差し引いた−3,000円である。
上記の商品掲載依頼時の内容において、例えば利益額に着目すると、「牛ステーキ肉 1000g」は2,000円、「○○産 さんま 1000g」は3,000円、「百貨店商品券(1万円分)」は−3,000円である。
上記の商品ごとの利益額において、「牛ステーキ肉 1000g」の2,000円については、例えば損益分岐点などの点からポイントカード販売業業者が妥当と考える標準的な金額であるとする。
この場合、「○○産 さんま 1000g」の3,000円については、ポイント交換業者にとっては標準より充分に高い利益が得られることになる。一方、「百貨店商品券(1万円分)」については−3,000円であり、ポイント交換業者にとっては損失が大きい。
なお、図2における商品掲載依頼時の内容のもとで、「牛ステーキ肉 1000g」、「○○産 さんま 1000g」、「百貨店商品券(1万円分)」が各1つポイント交換された場合のポイント交換業者の利益総額は、各商品の利益額を加算した額であり、2,000円になる。
このように、商品掲載依頼時における商品ごとのポイント交換業者の利益額には比較的大きな偏りが生じている。そこで、例えばポイント交換業者は、「牛ステーキ肉 1000g」、「○○産 さんま 1000g」、「百貨店商品券(1万円分)」の各商品をポイント交換サイトに掲載しようとするにあたり、以下のように、商品掲載決定後の各商品の商品関連価格とポイントカード卸価格の内容を決定する。
まず、「牛ステーキ肉 1000g」については、前述のように標準的な利益額である。そこで、ポイント交換業者は、商品掲載決定後の商品関連価格である決定仕入価格と決定市場販売価格とについて商品掲載依頼時の提案仕入価格と提案市場販売価格と同じとし、ポイントカード卸価格についても商品掲載依頼時と同じにするものと決定する。
これにより、ポイント交換サイトへの掲載が決定された後の「牛ステーキ肉 1000g」についての決定仕入価格と決定市場販売価格とポイントカード卸価格については、図2の右側に示すように、商品掲載依頼時と同じになる。また、決定仕入価格が提案仕入価格と同じで、かつ、ポイントカード卸価格も商品掲載依頼時とポイント交換サイトへの掲載決定後と同じであるために、ポイント交換サイトへの掲載決定後の利益額も、商品掲載依頼時と同じになる。
また、「○○産 さんま 1000g」については、商品掲載依頼時の利益額が3,000円と標準的金額を比較的大きく上回っている。そこで、ポイント交換業者は、「○○産 さんま 1000g」については、例えば利益額をある程度少なくする分、顧客にとっての交換価値が高くなるように変更を行うこととする。
具体的には、図2の右側においてポイント交換サイト掲載決定後の内容として示すように、ポイントカード卸価格については、7,000で据え置き、商品掲載依頼時と同じとする。これは、ポイントカードのポイントについて商品掲載依頼時と同じ10,000ポイントのままにすることに相当する。
そのうえで、商品の量を、1000gから1200gに増量する。これに伴い、商品名は、「○○産 さんま 1000g」から「○○産 さんま 1200g」に変更される。また、決定仕入価格は、4,000円に対して2割増しの4,800円に変更し、決定市場販売価格も10,000円に対して2割増しの12,000円に変更する。これにより、顧客にとっては、1ポイントで交換可能な金額が商品掲載依頼時よりも増加することになる。これに伴い、利益額については、商品掲載依頼時には3,000円であったのが、2,200円に減少しているが、例えば標準の2,000円をまだ上回っており、ポイント交換業者にとっても妥当な金額が維持されている。
「百貨店商品券(1万円分)」については、商品掲載依頼時の利益額が−3,000と相当に大きな損失となっている。そこで、ポイント交換業者は、「百貨店商品券(1万円分)」については、顧客にとっての交換価値を下げることで、ポイント交換業者の損失が解消されるように調整する。
調整結果の一例として、図2の右側においてポイント交換サイト掲載決定後の内容として示すようにポイントカード卸価格については、7,000円で商品掲載依頼時と同じとする。そのうえで、7,000円のポイントカード卸価格のポイントカードに付与した10,000ポイントにより交換できる商品券の相当額を10,000円から7,000円に引き下げる。これに伴い、商品名は、「百貨店商品券(1万円分)」から「百貨店商品券(7千円分)」に変更される。また、決定仕入価格は、百貨店商品券が7千円分に変更されたのに応じて、10,000円から7,000円に変更し、決定市場販売価格も10,000円から7,000円に変更する。これにより、利益額については−3,000円から0円になり、損失は生じないようにされている。
上記のように商品関連価格とポイントカード卸価格を変更することで、ポイント交換業者にとっては変更前における「百貨店商品券」の利益額である−3,000円の損失が、変更後においては0円となって解消される。その一方で、「○○産 さんま」の商品については、顧客にとっての単位ポイントあたりの交換金額が高くなるように調整されている。このように、ポイント交換業者は、自己の利益と、顧客への便宜とのバランスを考慮しながら、商品の商品関連価格とポイントカード卸価格を商品掲載依頼時とは異なる内容に変更することができる。
そして、上記のようにポイント交換サイトへの掲載決定に応じて、商品ごとの商品関連価格とポイントカード卸価格が確定され、これに伴って、顧客にとっての商品ごとの交換価値も変化する。
ポイント交換サーバ100を運用するポイント交換業者としては、できるだけ顧客への求心力が高いポイント交換サイトを提供したいという側面がある。ポイント交換サイトの顧客への求心力が高くなるほど、例えばポイント交換サイトの評判も高くなって利用者が増加するからである。
そこで、顧客への求心力が高いポイント交換サイトとして、本実施形態では、顧客にとってよりお得な商品が優先して提示されるようにする。つまり、本実施形態のポイント交換サイトは、顧客にとっての交換価値が高いものを優先して提示する。
このために、ポイント交換サーバ100は、例えば商品ごとに交換価値度を設定する。交換価値度は交換価値を示す数値である。交換価値度が高い商品ほど、ユーザにとっては1ポイントあたりの交換可能な金額が高くなり、交換価値も高くなる。
商品価値度は、例えば商品関連価格(仕入価格、市場販売価格)と、ポイントカード卸価格などに基づいてポイント交換サーバ100が決定する。この際、ポイント交換サーバ100は、商品掲載依頼時と商品掲載決定後の双方の仕入価格(提案仕入価格、決定仕入価格)、市場販売価格(提案市場販売価格、決定市場販売価格)、ポイントカード卸価格を、交換価値度の決定に使用することができる。
そして、ポイント交換サーバ100は、商品ごとに設定した交換価値度に基づく優先順位にしたがって、ポイント交換サイト上での商品ごとの提示の態様が変更されるようにポイント交換サイトを編集する。
上記のように編集されたポイント交換サイトの画面上では、例えば交換価値度の高い商品ほど、顧客にとって目に付きやすく、また、訴求性の高い態様で表示される。
図3は、顧客端末装置300の画面において表示されるポイント交換サイトの表示態様例を示している。図3においては、ポイント交換サイトにおける「おすすめ商品」のページを開いたときの状態が示されている。
図3の「おすすめ商品」のページは、例えば顧客がポイントカードに記入されているパスワードなどを利用してログインした後に表示されるページである。
図3の「おすすめ商品」のページは、お客様保有ポイント交換商品提示領域AR1とその他ポイント交換商品提示領域AR2とに分けられている。お客様保有ポイント交換商品提示領域AR1には、ログインした顧客の保有しているポイント(ポイントカードの残存ポイント)に応じて交換可能なポイントの商品を提示する領域である。また、その他ポイント交換商品提示領域AR2は、お客様保有ポイント交換商品提示領域AR1にて提示されている商品のポイント以外のポイントの商品を提示する領域である。
お客様保有ポイント交換商品提示領域AR1においては、4つの商品提示領域AR11−1〜AR11−4が左から右にかけて順に配置されている。なお、以降の説明において商品提示領域AR11−1〜AR11−4について特に区別する必要の無い場合には、商品提示領域AR11と記載する。
商品提示領域AR11−1には、商品Aが提示されている。具体的に、商品提示領域AR11−1は、商品画像領域AR21とテキスト領域AR22とを有している。商品画像領域AR21には、商品Aの画像が表示される。テキスト領域AR22においては、商品Aを説明するための文字列による情報が表示される。例えばテキスト領域AR22においては、商品Aに設定されたポイント(ポイントカード卸価格)と、簡単な商品の説明文が表示される。
また、商品提示領域AR11−2には、商品提示領域AR11−1と同様の態様によって、商品画像領域AR21とテキスト領域AR22のそれぞれに商品Bの画像と文字が表示されるようにして商品Bが提示されている。
以下、同様の態様によって、商品提示領域AR11−3には、商品Cが提示される。商品提示領域AR11−4には、商品Dが提示される。
商品提示領域AR11−1〜11−4に提示される商品A〜Dは、例えば、商品A、商品B、商品C、商品Dの順で、ログインした顧客の保有ポイント(ポイントカードの残存ポイント)に最も近いポイントが設定された商品である。つまり、お客様保有ポイント交換商品提示領域AR1においては、商品提示領域AR11−1〜11−4の順で、設定されたポイントがログインした顧客の保有ポイントに最も近い4つの商品が提示される。
また、その他ポイント交換商品提示領域AR2においては、4つの商品提示領域AR12−1〜AR12−4が左から右にかけて順に配置されている。なお、以降の説明において商品提示領域AR12−1〜AR12−4について特に区別する必要の無い場合には、商品提示領域AR12と記載する。
商品提示領域AR12−1〜AR12−4においては、それぞれ、お客様保有ポイント交換商品提示領域AR1における商品提示領域AR11−1〜11−4と同様の態様により、それぞれ、商品E、商品F、商品G、商品Hが提示される。
商品提示領域AR12−1〜12−4に提示される商品E、商品F、商品G、商品Hは、お客様保有ポイント交換商品提示領域AR1にて提示されなかった商品(つまり、ログインしたユーザの保有ポイントから一定以上乖離したポイントが設定された商品)のうちで、交換価値度が最も高い商品である。なお、商品の交換価値度は、商品提示領域AR12−1〜12−4において提示される順で高くなる。つまり、交換価値度は、商品E、商品F、商品G、商品Hの順で高い。このように、その他ポイント交換商品提示領域AR2では、保有ポイントから一定以上乖離したポイントが設定された商品のうちから、顧客に対して優先して提示すべきおすすめ商品を提示している。
このように、本実施形態のポイント交換サイトでは、図3のその他ポイント交換商品提示領域AR2の場合のように、交換価値度が高い商品ほど優先して提示することができる。
なお、図3のページ表示の態様は、人が画面を視る際には、例えば左右方向においては左から右に視線を移動するように観察する傾向にあると想定した場合に対応している。
上記の想定に基づけば、顧客は、図3の画面におけるお客様保有ポイント交換商品提示領域AR1を視る際には、商品提示領域AR11−1、AR11−2、AR11−3、AR11−4の順で観察していくことになる。これにより、顧客にとっては、例えば保有ポイントによって交換可能な商品として、保有ポイントに近い商品(つまり、交換価値が高い商品)が目立つことになる。
また、顧客は、その他ポイント交換商品提示領域AR2を視る際には、商品提示領域AR12−1、AR12−2、AR12−3、AR12−4の順で観察していくことになる。
このように、図3のページにおいては、交換価値度の高い商品ほど、顧客が注目しやすい位置に提示されている。
これにより、例えば顧客にとっては、交換価値の高い商品が目立つことになり、また、交換価値の高い商品に交換しやすくなることにもつながる。
なお、図3に示したポイント交換サイトの表示態様はあくまでも一例である。例えば、ポイント交換サイトの全体的なデザインなどの関係で、顧客が画面の左以外の領域を注目することになるような場合には、これに対応させて、例えば商品提示領域AR11、AR12の位置に応じた優先順位を変更してもよい。
また、交換価値度に基づく優先順位(または交換価値度自体であってもよい)に応じて、商品提示領域AR11、12に付す装飾の画像などを変化させたり、テキスト領域AR22における文字のフォントのサイズや色を変更するなどしてもよい。このように、交換価値度に応じた商品の提示の態様は多様である。
[ポイント交換サーバの構成例]
図4は、ポイント交換サーバ100の構成例を示している。図4に示すポイント交換サーバ100は、通信部101、記憶部102、商品登録部103、交換価値度設定部104、サイト編集部105、サイト提供部106及びポイントカード管理部107を備える。
通信部101は、ネットワークNW経由でポイントカード販売業者端末200や顧客端末装置300や商品出展者端末400などと通信を実行する。
記憶部102は、ポイント交換サーバ100が利用する各種の情報を記憶する。本実施形態の記憶部102は、商品データベース記憶部121、交換価値度データベース記憶部122、ポイント交換サイトデータ記憶部123及びポイントカードデータベース記憶部124を備える。
商品データベース記憶部121は、商品データベースを記憶する。商品データベースは、商品を登録したデータベースである。本実施形態において、商品データベースは、第1商品データベースと第2商品データベースを含む。商品データベースが第1商品データベースと第2商品データベースを含むのに応じて、商品データベース記憶部121は、第1商品データベース記憶部121Aと第2商品データベース記憶部121Bとを備える。
第1商品データベース記憶部121Aは第1商品データベースを記憶する。第1商品データベースは、商品出展者がポイント交換サイトへの掲載を依頼した商品を登録したデータベースである。商品出展者は、ポイント交換サイトに掲載させたい商品についての商品情報を商品出展者端末400によりポイント交換サーバ100に送信する。第1商品データベースが格納する商品情報は、商品出展者端末400から受信した商品情報に基づき、提案仕入価格と提案市場販売価格などを含む。
第2商品データベース記憶部121Bは第2商品データベースを記憶する。第2商品データベースは、ポイント交換サイトに掲載されている商品を登録したデータベースである。
第2商品データベースに登録されている商品は、例えば第1商品データベースに登録されている商品のうちで、ポイント交換業者による検討、審査の結果、ポイント交換サイトへの掲載が決定された商品である。したがって、図2の説明から理解されるように、第2商品データベースに登録されている商品情報における決定仕入価格、決定市場販売価格、ポイントカード卸価格などは、第1商品データベースに登録されていた提案仕入価格、提案市場販売価格、ポイントカード卸価格から変更されている場合がある。
図5は、第1商品データベースの構造例を示している。図5に示す第1商品データベースにおける1レコードが1つの登録された商品に対応する。1つの商品に対応するレコードは、商品名、商品コード、商品出展者名、商品出展者コード、商品画像、商品説明情報、提案仕入価格、提案市場販売価格の各情報を含む。
第1商品データベースにおいて、商品名は、対応の商品の名称を示す。商品コードは、対応の商品に付与された品番などを示す所定形式のコードである。
商品出展者名は、対応の商品を出展した業者などの名称を示す。商品出展者コードは、対応の商品を出展した業者などを示す所定形式のコードである。
商品画像は、対応の商品の画像データである。商品画像の画像データがポイント交換サイトにおける商品の画像として利用される。図3との対応では、商品画像領域AR21における商品の画像は、商品画像の画像データを利用して表示されている。また、商品画像の画像データは、例えば、対応の商品を出展した業者から提供される。
商品説明情報は、商品の説明文などの内容を有する文字情報(テキストデータ)である。商品説明情報は、ポイント交換サイトにおいて、例えば対応の商品の説明分などとして表示される。図3との対応では、テキスト領域AR22における文字は、商品説明情報としてのテキストデータを利用して表示されている。
提案仕入価格は、対応の商品を商品出展者から仕入れる際の1商品あたりの仕入価格として、商品出店者がポイント交換業者に提案した金額である。
提案市場販売価格は、対応の商品に設定された市場販売価格として、商品出店者がポイント交換業者に提案した金額である。
図6は、第2商品データベースの構造例を示している。図6に示す第2商品データベースにおける1レコードが1つの登録された商品に対応する。1つの商品に対応するレコードは、商品名、商品コード、商品出展者名、商品出展者コード、商品画像、商品説明情報、決定仕入価格、決定市場販売価格、ポイントカード卸価格及び交換価値度の各情報を含む。
第2商品データベースにおいて、商品名、商品コード、商品出展者名、商品出展者コード、商品画像、商品説明情報の各定義内容は、図5の第1商品データベースと同様である。
第2商品データベースにおいて、決定仕入価格は、対応の商品を商品出展者から仕入れる際の1商品あたりの仕入価格として、対応の商品の決定に際して改めて決定された金額である。前述のように、決定仕入価格は、提案仕入価格から変更されている場合がある。
決定市場販売価格は、対応の商品に設定された市場販売価格として、決定に際して改めて決定された金額である。
ポイントカード卸価格は、対応の商品に設定されたポイントである。
交換価値度は、対応の商品について設定された交換価値度である。
ここで、図5、図6には、図2にて説明した3つの商品に対応した具体的な内容例が示されている。図5と図6とでは、図2の説明にしたがって、「○○産さんま」と「百貨店商品券」の商品についての商品名、仕入価格(提案仕入価格、決定仕入価格)、市場販売価格(提案市場販売価格、決定市場販売価格)、ポイントカード卸価格が異なっている。また、商品名が変更されたのに応じて、ここでは、商品コードについても図5と図6とで変更されている例を示している。
説明を図4に戻す。
記憶部102における交換価値度データベース記憶部122は、交換価値度データベースを記憶する。本実施形態において、交換価値度は、例えば、商品関連価格とポイントカード卸価格との組合わせごとに予め定められている。交換価値度データベースは、商品関連価格とポイントカード卸価格との組合わせごとに、交換価値度を対応させたデータベースである。
図7は、交換価値度データベースの構造例を示している。図7に示すように、交換価値度データベースは、例えば商品関連価格の各々(提案仕入価格、提案市場販売価格、決定仕入価格、決定市場販売価格)とポイントカード卸価格の組合わせごとに交換価値度を対応付けた構造である。
図7においては、図2の例に対応する商品関連価格とポイントカード卸価格の組合せに応じた交換価値度の例が示されている。
つまり、図7においては、矢印Aで示す「牛ステーキ肉 1000g」の商品が該当する商品関連価格とポイントカード卸価格の組合せに対しては、1.0の交換価値度が対応付けられている例が示されている。
また、矢印Bで示す「○○産さんま」の商品に該当する商品関連価格とポイントカード卸価格の組合せに対しては、1.2の交換価値度が対応付けられている例が示されている。
また、矢印Cで示す「百貨店商品券」の商品に該当する商品関連価格とポイントカード卸価格の組合せに対しては、0.7の交換価値度が対応付けられている例が示されている。
説明を図4に戻す。
記憶部102におけるポイント交換サイトデータ記憶部123は、ポイント交換サイトのデータを記憶する。ポイント交換サイトのデータは、例えば、HTML(HyperText Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)などにより記述されたページごとのファイルやページにて表示させるべき画像データなどを含む。
記憶部102におけるポイントカードデータベース記憶部124は、ポイントカードデータベースを記憶する。ポイントカードデータベースは、顧客がポイントカード販売業者から購入したポイントカードを管理するためのデータベースである。
図8は、ポイントカードデータベースの構造例を示している。図8のポイントカードデータベースにおける1レコードが、1つのポイントカードに対応する。1つのポイントカードに対応するレコードは、ポイントカード識別子、パスワード、初期ポイント、使用ポイント、残存ポイント、販売業者名、販売業者コード及び顧客情報の各情報を含む。
ポイントカード識別子は、対応のポイントカードを識別するための識別子である。
パスワードは、対応のポイントカードに設定されたパスワードである。ポイントカードには、予めポイントカードごとに異なるようにして割り振られたパスワードが設定されている。パスワードは、例えば顧客がポイント交換サイトの利用のためにログインする際の認証処理に使用される。購入したポイントカードには、事前にパスワードが印字された状態となっている。
初期ポイントは、対応のポイントカードに最初に付与されたポイントを示す。
使用ポイントは、対応のポイントカードについて、ポイント交換対象の商品とポイントとの交換のためにこれまでに使用されたポイントを示す。
残存ポイントは、対応のポイントカードにおいて残存しているポイントを示す。
販売業者名は、対応のポイントカードを販売したポイントカード販売業者の名称を示す。
販売業者コードは、対応のポイントカードを販売したポイントカード販売業者に割り当てられたコードを示す。
顧客情報は、ポイントカードを購入した顧客についての所定の情報を含む。顧客情報は、例えば顧客の氏名、住所、年齢などを含む。例えば、ポイントカード交換サイトでは、最初にポイントカードを利用して商品とポイントを交換する際に、顧客情報の入力フォームを表示させるなどして顧客に顧客情報を入力させる。ポイントカードデータベースにおける顧客情報には、上記のように入力された顧客情報の内容が反映される。顧客情報における氏名、住所などの情報は、ポイントと交換された商品を顧客にまで配送する際に利用される。
説明を図4に戻す。
図4のポイント交換サーバ100において、商品登録部103は、商品に関連する所定種別ごとの価格である商品関連価格と商品に設定されたポイントに対応するポイントカード卸価格とを含む商品情報を、商品データベース記憶部121が記憶する商品データベース(第1商品データベース、第2商品データベース)に登録する。
具体的に、商品登録部103は、商品出展業者がポイント交換サイトへの掲載を依頼した商品を、商品データベース記憶部121における第1商品データベース記憶部121Aが記憶する第1商品データベースに登録する。
また、商品登録部103は、ポイント交換サイトに掲載する商品を、商品データベース記憶部121における第2商品データベース記憶部121Bが記憶する第2商品データベースに登録する。前述のように、ポイント交換サイトに掲載する商品は、商品出展業者がポイント交換サイトへの掲載を依頼した商品のうちから、検討、審査により決定される。
商品出展者は、前述のように、ポイント交換サイトへの掲載を依頼した商品についての商品情報をネットワークNW経由で商品出展者端末400からポイント交換サーバ100に送信する。
ポイント交換サーバ100において、商品登録部103は、受信した商品情報により第1商品データベースに対応する1つのレコードを生成し、生成したレコードを第1商品データベースに新規に登録する。
また、ポイント交換サーバ100の管理者は、ポイント交換サイトへの掲載が決定された商品について、例えばポイント交換サイトへの掲載が決定された商品を第2商品データベースに登録するための登録操作を行う。この登録操作において、管理者は、ポイント交換サイトへの掲載決定にあたって商品について設定されたポイントに応じたポイントカード卸価格を入力する。ポイントカード卸価格は、例えば、商品について設定されたポイント分が初期ポイントとして付与されたポイントカードについてポイント交換業者とポイントカード販売業者との間で取り決められる。
また、商品関連価格が商品掲載依頼時から変更されている場合には、管理者は、登録操作において変更後の商品関連価格やポイントカード卸価格を入力する。
登録操作に応じて、商品登録部103は、ポイント交換サイトへの掲載が決定された商品のレコード(商品情報)を第1商品データベースから読み出し、読み出した商品情報に基づいて第2商品データベース対応の商品情報(レコード)を生成する。第2商品データベース対応の商品情報を生成する際、商品登録部103は、登録操作に際して入力されたポイントカード卸価格を含める。また、登録操作によって商品関連価格が商品掲載依頼時から変更されている場合、商品登録部103は、第1商品データベースから読み出した該当商品の商品関連価格やポイントカード卸価格を変更し、第2商品データベース対応の商品情報に格納する。
また、商品登録部103は、第2データベース対応の商品を生成するにあたり、次に説明するように交換価値度設定部104が設定した交換価値度を含める。
交換価値度設定部104は、商品データベースから取得した商品についての商品関連価格の各々とポイントカード卸価格とに基づいて交換価値度を商品に設定する。
このために、交換価値度設定部104は、交換価値度を商品に設定するにあたり、商品データベース記憶部121が記憶する商品データベースから、設定対象の商品のレコードにおける商品関連価格とポイントカード卸価格を取得する。つまり、交換価値度設定部104は、第1商品データベースから商品関連価格として提案仕入価格と提案市場販売価格を取得するとともに、第2商品データベースから商品関連価格として決定仕入価格と決定市場販売価格を取得する。また、交換価値度設定部104は、第2商品データベースからポイントカード卸価格を取得する。
交換価値度設定部104は、取得した商品関連価格の各々(提案仕入価格、提案市場販売価格、決定仕入価格、決定市場販売価格)とポイントカード卸価格との組合せに対応する交換価値度を、交換価値度データベース記憶部122が記憶する交換価値度データベースから取得する。
そして、商品登録部103は、上記のように交換価値度設定部104が取得した交換価値度を、第2商品データベースにおける登録対象の商品に対応する交換価値度として登録する。これにより、商品についての交換価値度が設定される。
なお、上記の例では、交換価値度設定部104は商品関連価格としての提案仕入価格、提案市場販売価格、決定仕入価格、決定市場販売価格と、ポイントカード卸価格とに基づいて交換価値度を設定しているが、必ずしもこれらの全ての価格の情報を使用しなくともよい。例えば、交換価値度設定部104は、提案仕入価格と決定仕入価格の各商品関連価格とポイントカード卸価格とに基づいて交換価値度を設定するようにしてもよい。この場合、交換価値度設定部104は、商品の提案仕入価格と決定仕入価格の各商品関連価格とポイントカード卸価格との組合せに対応付けられた交換価値度を交換価値度データベースから取得する。これに伴って、交換価値度データベースは、提案仕入価格と決定仕入価格の各商品関連価格とポイントカード卸価格との組合せごとに交換価値度を対応させた構造であればよい。
サイト編集部105は、商品ごとに設定された交換価値度に基づいて、ポイント交換サイト上での商品ごとの提示の態様が変更されるようにポイント交換サイトの内容を編集する。
具体例として、サイト編集部105がポイント交換サイトにおける図3のページを編集する場合について説明する。
サイト編集部105は、図3のページを編集するにあたり、お客様保有ポイント交換商品提示領域AR1の編集と、その他ポイント交換商品提示領域AR2の編集を行う。
お客様保有ポイント交換商品提示領域AR1の編集にあたり、サイト編集部105は、ログインしたユーザのポイントカードの残存ポイントをポイントカードデータベース記憶部124が記憶するポイントカードデータベースから取得する。サイト編集部105は、取得した残存ポイントに最も近いポイントが設定されている4つの商品を第2商品データベース記憶部121Bから取得する。
この際、サイト編集部105は、取得した残存ポイントに対応するポイント卸価格を算出する。残存ポイント相当のポイント卸価格の算出にあたって、サイト編集部105は、例えばポイントカード販売業者にポイントカードを販売する際の市場販売価格に対する掛け率と残存ポイントとを利用すればよい。サイト編集部105は、残存ポイントに対応するポイント卸価格に最も近いポイント卸価格が対応付けられた4つの商品を第2商品データベース記憶部121Bから取得すればよい。図3との対応では、取得される4つの商品は、残存ポイントに近い順に、商品A、商品B、商品C、商品Dである。
サイト編集部105は、第2商品データベース記憶部121Bから取得した4つの商品を、残存ポイント相当のポイント卸価格に近い順にしたがって、商品提示領域AR11−1、AR11−2、AR11−3、AR11−4に提示するものとして決定する。図3との例であれば、サイト編集部105は、商品A、商品B、商品C、商品Dを、それぞれ、商品提示領域AR11−1、AR11−2、AR11−3、AR11−4に提示するものとして決定する。
また、サイト編集部105は、その他ポイント交換商品提示領域AR2の編集にあたり、取得した残存ポイントに対応しないポイントカード卸価格が設定されており、かつ、交換価値度が最も高い4つの商品を第2商品データベースから取得する。図3との対応では、上記のように取得される4つの商品は、交換価値度が高い順に商品E、商品F、商品G、商品Hである。
そして、サイト編集部105は、上記のように取得した4つの商品E、商品F、商品G、商品Hを、それぞれ、商品提示領域AR12−1、AR12−2、AR12−3、AR12−4に提示するものとして決定する。
サイト編集部105は、上記の決定結果にしたがって、図3に示したようなポイント交換サイトのページのファイルについての編集を行う。
具体的に、例えばポイント交換サイトのページのファイルは、前述のように、XML、HTMLなどのマークアップ言語ファイルである。サイト編集部105は、例えば、図3のページのファイルを、ポイント交換サイトデータ記憶部123が記憶するポイント交換サイトデータから読み出すことにより取得できる。
そして、サイト編集部105は、取得したページのファイルについて、お客様保有ポイント交換商品提示領域AR1における商品提示領域AR11−1、AR11−2、AR11−3、AR11−4に対して、それぞれ、商品A、商品B、商品C、商品Dの各オブジェクトが配置されるように書き換えを行う。
また、サイト編集部105は、同じページのファイルについて、その他ポイント交換商品提示領域AR2における商品提示領域AR12−1、AR12−2、AR12−3、AR12−4に対して、それぞれ、商品E、商品F、商品G、商品Hの各オブジェクトが配置されるように書き換えを行う。
ここで、商品A〜商品Hのオブジェクトは、図3との対応では、例えば、商品画像領域AR21にて表示される商品画像の画像データと、テキスト領域AR22にて表示される文字情報である。
商品画像領域AR21にて表示される商品画像の画像データは、例えば第2商品データベースから取得すればよい、また、テキスト領域AR22にて表示される文字情報は、第2商品データベースの商品説明情報やポイントカード卸価格の情報を利用して形成すればよい。このようなページの編集により、ポイント交換サイトの編集が行われる。
サイト編集部105は、ログインした顧客の顧客端末装置300からのアクセス要求に応じて、アクセス要求されたページを編集する。サイト提供部106は、編集されたページをアクセス要求送信元の顧客端末装置300にポイント交換サイトを送信する。
ポイントカード管理部107は、ポイントカードデータベース記憶部124に記憶されるポイントカードデータベースを管理することにより、販売されたポイントカードを関する。
また、ポイントカード管理部107は、ポイント交換サイトにて受け付けられた商品の交換に関する操作に応じて、顧客端末装置300から通知されたポイントカード識別子が示すポイントカードのポイントについて、前記商品指定操作により指定された商品のポイントに基づいて変更するように管理する。この際、ポイントカード管理部107は、ポイントカードデータベース記憶部124が記憶するポイントカードデータベースが格納する残存ポイントを更新する。
[処理手順例]
図9のフローチャートは、本実施形態のポイント交換サーバ100が商品データベースに新規登録された商品について交換価値度を設定するための処理手順例を示している。
ポイント交換サーバ100において、商品登録部103は、商品登録部103による商品の新規登録が行われるのを待機している(ステップS101−NO)。
前述のように、例えばポイント交換サーバ100の管理者は、ポイント交換サイトに新たに掲載すべき商品が決定されるのに応じて、例えば管理端末装置に対する操作によって、新たにポイント交換サーバ100に掲載すべき商品を、第2商品データベースに新規に登録する。
ポイント交換サーバ100に掲載すべき商品を新規登録する操作に応じて、ポイント交換サーバ100における商品登録部103は、例えば第1商品データベースに格納される同じ商品についての商品情報を読み出し、読み出した商品情報を利用して、前述のように第2商品データベースに格納すべき商品情報(レコード)を生成する。そして、商品登録部103は、生成したレコードを、第2商品データベース記憶部121Bが記憶する第2商品データベースに新規に格納する。これにより、商品の新規登録が行われる。
ただし、商品登録部103が上記のように商品の新規登録を行った段階では、例えば図7に示すレコードに含まれる情報のうち、商品名、商品コード、商品出展者名、商品出展者コード、商品画像、決定仕入価格及び決定ポイントカード卸価格には有効な情報あるいは値が格納されているが、交換価値度については未だ設定されておらず、有効な値は格納されていない。
そこで、商品登録部103による商品の新規登録が行われるのに応じて(ステップS101−YES)、交換価値度設定部104は、以下のように新規登録された商品の交換価値度を設定する。
つまり、交換価値度設定部104は、今回新規登録された商品についての商品関連価格とポイントカード卸価格とを取得する(ステップS102)。具体的に、交換価値度設定部104は、第1商品データベース記憶部121Aが記憶する第1商品データベースから、今回新規登録された商品についての、提案仕入価格と提案市場販売価格の情報を取得する。また、交換価値度設定部104は、第2商品データベース記憶部121が記憶する第2商品データベースから、今回新規登録された商品についての、提案仕入価格と提案市場販売価格とポイントカード卸価格の情報を取得する。
次に、交換価値度設定部104は、ステップS102により取得した商品関連価格とポイントカード卸価格の組合せに対応付けられている交換価値度を、交換価値度データベースから取得する(ステップS103)。
次に、交換価値度設定部104は、ステップS103により取得した交換価値度を、商品データベースにおける今回新規登録された商品の交換価値度の情報として格納する(ステップS104)。これにより、新規登録された商品についての交換価値度が設定される。
図10のフローチャートは、ポイント交換サーバ100におけるサイト編集部105がポイント交換サイトを編集するための処理手順例を示している。
例えば、ログインした顧客の顧客端末装置300がポイント交換サイトにおける商品提示のページへのアクセス要求を送信するのに応じて、ポイント交換サーバ100にてアクセス要求が受信される。
ポイント交換サーバ100のサイト編集部105は、アクセス要求が受信されるのに応じて、アクセス要求の行われたページを編集対象ページとして選択する(ステップS201)。
サイト編集部105は、図3のページにおけるお客様保有ポイント交換商品提示領域AR1の商品提示領域AR11−1〜AR11−4のそれぞれにて提示すべき商品を、第2商品データベースに登録されている商品のうちから決定する(ステップS202)。
つまり、サイト編集部105は、第2商品データベースに登録されている商品のうちで、前述のように、顧客のポイントカードの残存ポイントに対応するポイントカード卸価格に最も近いポイントカード卸価格が設定された上位4つの商品を選択する。
サイト編集部105は、選択した4つの商品について、そのポイントカード卸価格が残存ポイントに対応するポイントカード卸価格に近い順にしたがって、商品提示領域AR11−1〜AR11−4にそれぞれ提示すべきと決定する。
また、サイト編集部105は、図3のページにおけるその他ポイント交換商品提示領域AR2の商品提示領域AR12−1〜AR12−4のそれぞれにて提示すべき商品を、第2商品データベースに登録されている商品のうちから決定する(ステップS203)。
つまり、サイト編集部105は、第2商品データベースに登録されている商品のうちで、前述のように、顧客のポイントカードの残存ポイントから一定以上に乖離したポイントカード卸価格が設定されており、かつ、交換価値度が最も高い上位4つの商品を選択する。
サイト編集部105は、選択した4つの商品について、交換価値度が高い順にしたがって、商品提示領域AR12−1〜AR12−4にそれぞれ提示すべきと決定する。
サイト編集部105は、ステップS202とステップS203の決定結果にしたがった商品の提示が行われるように、編集対象のページを編集する(ステップS204)。この際、サイト編集部105は、例えば、決定した提示の態様が反映されるように、編集対象のページのファイルにおける記述の内容を変更する。
そして、サイト提供部106は、ステップS204により編集されたページを、アクセス要求送信元の顧客端末装置300に対して送信する(ステップS205)。
これまでの説明から理解されるように、本実施形態においては、ポイント交換サイトに掲載される商品ごとの交換価値度を設定し、設定した商品価値度が反映されるようにポイント交換サイトで商品を提示する。そして、本実施形態では、このようなポイント交換サイトの編集を、編集者の手作業によらず、交換価値度に基づいて自動で行うことが可能となる。
なお、図4における各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより商品の交換価値の設定やサイトの編集などを行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるものであってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100 ポイント交換サーバ
101 通信部
102 記憶部
103 商品登録部
104 交換価値度設定部
105 サイト編集部
106 サイト提供部
107 ポイントカード管理部
121 商品データベース記憶部
122 交換価値度データベース記憶部
123 ポイント交換サイトデータ記憶部
124 ポイントカードデータベース記憶部
200 ポイントカード販売業者端末
300 顧客端末装置

Claims (4)

  1. ネットワークを経由して顧客端末装置と少なくとも通信を実行する通信部と、
    所定のポイントが設定された商品を提示し、提示された商品のうちからポイント交換対象の商品を指定する商品指定操作を受け付けるポイント交換サイトを、顧客端末装置からのアクセスに応じて提供するサイト提供部と、
    商品に関連する所定種別ごとの価格である商品関連価格と商品に設定されたポイントに対応するポイントカード卸価格とを含む商品情報を、商品データベース記憶部が記憶する商品データベースに登録する商品登録部と、
    前記商品データベースから取得した商品についての商品関連価格の各々とポイントカード卸価格とに基づいて、前記商品とポイントを交換するにあたっての交換価値を示す交換価値度を前記商品に設定する交換価値度設定部と、
    商品ごとに設定された交換価値度に基づいて、ポイント交換サイトでの前記商品ごとの提示の態様が変更されるようにポイント交換サイトの内容を編集するサイト編集部と
    を備えるポイント交換処理装置。
  2. 前記交換価値度設定部は、
    前記商品関連価格の各々と前記ポイントカード卸価格との組合せごとに交換価値度を対応付けた交換価値度データベースから、前記商品データベースから取得した商品についての商品関連価格の各々とポイントカード卸価格との組合せに対応付けられた交換価値度を取得し、取得した交換価値度を前記商品に設定する
    請求項1に記載のポイント交換処理装置。
  3. ネットワークを経由して顧客端末装置と少なくとも通信を実行する通信ステップと、
    所定のポイントが設定された商品を提示し、提示された商品のうちからポイント交換対象の商品を指定する商品指定操作を受け付けるポイント交換サイトを、顧客端末装置からのアクセスに応じて提供するサイト提供ステップと、
    商品に関連する所定種別ごとの価格である商品関連価格と商品に設定されたポイントに対応するポイントカード卸価格とを含む商品情報を、商品データベース記憶部が記憶する商品データベースに登録する商品登録ステップと、
    前記商品データベースから取得した商品についての商品関連価格の各々とポイントカード卸価格とに基づいて、前記商品とポイントを交換するにあたっての交換価値を示す交換価値度を前記商品に設定する交換価値度設定ステップと、
    商品ごとに設定された交換価値度に基づいて、ポイント交換サイトでの前記商品ごとの提示の態様が変更されるようにポイント交換サイトの内容を編集するサイト編集ステップと
    を備えるポイント交換処理方法。
  4. コンピュータに、
    ネットワークを経由して顧客端末装置と少なくとも通信を実行する通信ステップと、
    所定のポイントが設定された商品を提示し、提示された商品のうちからポイント交換対象の商品を指定する商品指定操作を受け付けるポイント交換サイトを、顧客端末装置からのアクセスに応じて提供するサイト提供ステップと、
    商品に関連する所定種別ごとの価格である商品関連価格と商品に設定されたポイントに対応するポイントカード卸価格とを含む商品情報を、商品データベース記憶部が記憶する商品データベースに登録する商品登録ステップと、
    前記商品データベースから取得した商品についての商品関連価格の各々とポイントカード卸価格とに基づいて、前記商品とポイントを交換するにあたっての交換価値を示す交換価値度を前記商品に設定する交換価値度設定ステップと、
    商品ごとに設定された交換価値度に基づいて、ポイント交換サイトでの前記商品ごとの提示の態様が変更されるようにポイント交換サイトの内容を編集するサイト編集ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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