JP6004793B2 - 表示装置及びその制御方法 - Google Patents

表示装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6004793B2
JP6004793B2 JP2012150739A JP2012150739A JP6004793B2 JP 6004793 B2 JP6004793 B2 JP 6004793B2 JP 2012150739 A JP2012150739 A JP 2012150739A JP 2012150739 A JP2012150739 A JP 2012150739A JP 6004793 B2 JP6004793 B2 JP 6004793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation mode
setting
display device
power saving
saving operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012150739A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014013323A (ja
JP2014013323A5 (ja
Inventor
康人 木暮
康人 木暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012150739A priority Critical patent/JP6004793B2/ja
Publication of JP2014013323A publication Critical patent/JP2014013323A/ja
Publication of JP2014013323A5 publication Critical patent/JP2014013323A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6004793B2 publication Critical patent/JP6004793B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

本発明は、表示装置及びその制御方法に関するものである。
表示パネルにタッチパネルを設け、映像表示及びタッチパネルを利用した操作入力を行える、可搬型ディスプレイが普及している。
この可搬型ディスプレイは、据え置き型ディスプレイと同様に、搭載する表示パネルの高精細化や表示画質の高画質化により表示能力が向上し、映像制作現場や医療現場等の業務用途において映像確認用として使用されるようになっている。
一方、この可搬型ディスプレイは電池駆動であり、長時間駆動を行う為に消費電力を抑えた省電力動作モードで動作可能なものがある。
省電力動作モードでは、例えば、一定期間ユーザの操作入力がない場合、中央演算装置(以下、CPU)と不揮発性メモリ(以下、メモリ)以外への電源供給が停止される。
また電池残量を検出し、検出した電池残量に応じて表示パネルの輝度を制御することにより消費電力の低減を図る省電力動作モードや、検出した電池残量に応じて複数ある画像処理回路から画像処理に使用する画像処理回路を選択する省電力動作モードがある。
このように複数の省電力動作モードが存在する場合、効果的に消費電力の低減を図る為には、この複数の省電力動作モードを組み合わせて動作することが有効である。
上記のような複数の省電力動作モードを持つ可搬型ディスプレイを、例えば映像制作現場において映像確認のために用いる場合について以下に述べる。
映像制作現場において映像確認を行なう時、複数人が各々保有する可搬型ディスプレイに確認用画像を表示させ、複数人が同時に確認作業を行うことが考えられる。
この時、各可搬型ディスプレイは全て同じ表示画質であることが望ましいが、前述したように各可搬型ディスプレイにおいて省電力動作モードが違う場合があり、各可搬型ディスプレイにおいて表示画質が異なることがある。
そのため、各可搬型ディスプレイにおいて表示画質が同一になるよう、各可搬型ディスプレイの省電力動作モードを一致させることが課題となる。
特許文献1では、複数のディスプレイで構成される表示システムにおいて、ユーザにより輝度やコントラスト等の画質調整されたディスプレイが、ユーザが設定した画質調整値を他のディスプレイに対して送信する。画質調整値を受信した他のディスプレイは、受信した画質調整値を基に画質を自動調整する。
この技術を用いることにより、複数のディスプレイにおいて表示画質を同一にすることができる。
また特許文献2では、複数のディスプレイで構成される表示システムにおいて、制御部が各ディスプレイに輝度または色度の目標値を送信し、各ディスプレイが受信した目標値に従って輝度または色度の調整を行う。
この技術を用いることでも、複数のディスプレイにおいて表示画質を同一にすることができる。
特開2006−276144号公報 特開2008−151838号公報
しかし、前述した従来の技術では、各ディスプレイに設定される省電力動作モードの情報を取得し、取得した省電力動作モードの情報を基に、各ディスプレイにおいて表示画質が同一になるように省電力動作モードを設定する構成を持たない。そのため、各ディスプレイにおいて表示画質が同一になるように省電力動作モードを設定することができない。
そこで本発明では、設定する省電力動作モードによって表示画質が変わる可搬型ディスプレイにおいて、複数の可搬型ディスプレイの表示画質を同一にすることができる技術を提供することを目的とする。
本発明は、画像を表示する表示手段を備える表示装置であって
表示画質と消費電力とが各々異なる複数の動作モードのうち、いずれか1つ前記表示装置の動作モードとして設定する設定手段と、
記設定手段により設定された動作モードの情報及び当該動作モードへの設定要求を、他の表示装置に送信する送信手段と、
前記他の表示装置に設定されている動作モードに関連する情報を前記他の表示装置から受信する受信手段と、
を備え、
前記設定手段は、前記受信手段が受信した前記他の表示装置に設定されている動作モードに関連する情報に基づいて、前記他の表示装置が前記設定要求された動作モードに設定されなかった場合に、前記表示装置に設定されている動作モードと異なる動作モードを前記表示装置に設定することを特徴とする表示装置である。
また、本発明は、画像を表示する表示手段を備える表示装置であって、
表示画質と消費電力とが各々異なる複数の動作モードのうち、いずれか1つを前記表示装置の動作モードとして設定する設定手段と、
他の表示装置から、前記他の表示装置に設定されている動作モードの情報及び当該動作モードへの設定要求を受信する受信手段と
前記設定手段が設定した動作モードに関連する情報を、前記他の表示装置に送信する送信手段と、
を備え、
前記受信手段が前記設定要求を受信し、かつ前記設定手段が前記設定要求に基づく動作モードに前記表示装置を設定することが可能な場合に、前記設定手段は、前記設定要求に基づいて、前記表示装置に動作モードを設定し、
前記受信手段が前記設定要求を受信し、かつ前記設定手段が前記設定要求に基づいて前記表示装置に動作モードを設定できない場合に、前記送信手段は、前記設定要求に対する拒否情報を、前記他の表示装置に送信することを特徴とする表示装置である。
また、本発明は、画像を表示する表示手段を備える表示装置であって
表示画質と消費電力とが各々異なる複数の動作モードのうち、いずれか1つを前記表示装置の動作モードとして設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された動作モードの情報、または当該動作モードへの設定要求を、他の表示装置に送信する送信手段と、
前記他の表示装置に設定されている動作モードに関連する情報、または当該動作モードへの設定要求を前記他の表示装置から受信する受信手段と、
を備え、
前記送信手段が前記設定要求を前記他の表示装置に送信し、かつ、前記受信手段が、前記他の表示装置が前記設定要求された動作モードに設定されなかったことを示す情報を受信した場合に、前記設定手段は、前記表示装置に設定されている動作モードと異なる動作モードを前記表示装置に設定し、
前記受信手段が前記設定要求を受信し、かつ前記設定手段が前記設定要求に基づく動作モードに前記表示装置を設定することが可能な場合に、前記設定手段は、前記設定要求に基づいて、前記表示装置に動作モードを設定し、
前記受信手段が前記設定要求を受信し、かつ前記設定手段が前記設定要求に基づいて前記表示装置に動作モードを設定できない場合に、前記送信手段は、前記設定要求に対する拒否情報を、前記他の表示装置に送信することを特徴とする表示装置である。
本発明は、画像を表示する表示手段を備える表示装置の制御方法であって
表示画質と消費電力とが各々異なる複数の動作モードのうち、いずれか1つを前記表示装置の動作モードとして設定する設定工程と、
前記設定工程により設定された動作モードの情報及び当該動作モードへの設定要求を、他の表示装置に送信する送信工程と、
前記他の表示装置に設定されている動作モードに関連する情報を前記他の表示装置から受信する受信工程と、
を有し、
前記設定工程では、前記受信工程で受信した前記他の表示装置に設定されている動作モードに関連する情報に基づいて、前記他の表示装置が前記設定要求された動作モードに設定されなかった場合に、前記表示装置に設定されている動作モードと異なる動作モードを前記表示装置に設定することを特徴とする表示装置の制御方法である。
また、本発明は、画像を表示する表示手段を備える表示装置の制御方法であって、
表示画質と消費電力とが各々異なる複数の動作モードのうち、いずれか1つを前記表示装置の動作モードとして設定する設定工程と、
他の表示装置から、前記他の表示装置に設定されている動作モードの情報及び当該動作モードへの設定要求を受信する受信工程と
前記設定工程で設定した動作モードに関連する情報を、前記他の表示装置に送信する送信工程と、
を有し、
前記受信工程で前記設定要求を受信し、かつ前記設定工程で前記設定要求に基づく動作モードに前記表示装置を設定することが可能な場合に、前記設定工程では、前記設定要求に基づいて、前記表示装置に動作モードを設定し、
前記受信工程で前記設定要求を受信し、かつ前記設定工程で前記設定要求に基づいて前記表示装置に動作モードを設定できない場合に、前記送信工程では、前記設定要求に対する拒否情報を、前記他の表示装置に送信することを特徴とする表示装置の制御方法である。
また、本発明は、画像を表示する表示手段を備える表示装置であって
表示画質と消費電力とが各々異なる複数の動作モードのうち、いずれか1つを前記表示装置の動作モードとして設定する設定工程と、
前記設定工程により設定された動作モードの情報、または当該動作モードへの設定要求を、他の表示装置に送信する送信工程と、
前記他の表示装置に設定されている動作モードに関連する情報、または当該動作モードへの設定要求を前記他の表示装置から受信する受信工程と、
を有し、
前記送信工程で前記設定要求を前記他の表示装置に送信し、かつ、前記受信工程で、前記他の表示装置が前記設定要求された動作モードに設定されなかったことを示す情報を受信した場合に、前記設定工程では、前記表示装置に設定されている動作モードと異なる動作モードを前記表示装置に設定し、
前記受信工程で前記設定要求を受信し、かつ前記設定工程で前記設定要求に基づく動作モードに前記表示装置を設定することが可能な場合に、前記設定工程では、前記設定要求に基づいて、前記表示装置に動作モードを設定し、
前記受信工程で前記設定要求を受信し、かつ前記設定工程で前記設定要求に基づいて前記表示装置に動作モードを設定できない場合に、前記送信工程では、前記設定要求に対する拒否情報を、前記他の表示装置に送信することを特徴とする表示装置の制御方法である。
本発明によれば、設定する省電力動作モードによって表示画質が変わる可搬型ディスプレイにおいて、複数の可搬型ディスプレイの表示画質を同一にすることができる。
実施例1のシステム図 実施例1の可搬型ディスプレイの主要デバイスを説明する説明図。 実施例1のブロック図 実施例1の省電力動作モードのユーザ設定を行う操作パネルの表示例 実施例1の省電力動作モードの動作制限項目を説明する説明図 実施例1の省電力動作1を説明する説明図 実施例1の省電力動作2を説明する説明図 実施例1の省電力動作1の省電力動作モードの設定フローチャート 実施例1の省電力動作2の省電力動作モードの設定フローチャート 実施例1の省電力動作モード管理部に蓄積される省電力動作モード情報 実施例1の省電力動作モードを設定するマスタのフローチャート 図11の省電力動作モード調停Aのフローチャート 実施例1の警告の表示例 図11の省電力動作モード調停Bのフローチャート 省電力動作モード設定の可否を問う操作パネルの表示例 図11の省電力動作モード調停Cのフローチャート 実施例1の省電力動作モードを設定するスレーブのフローチャート 実施例2のブロック図 実施例2の省電力動作モードを設定するマスタのフローチャート 図19の共通省電力動作モード調停Aのフローチャート 図19の共通省電力動作モード調停Bのフローチャート 実施例2の警告表示の表示例 図19の共通省電力動作モード調停Cのフローチャート 実施例2の省電力動作モードを設定するスレーブのフローチャート
以下に、本発明の好ましい実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
以下の実施例は、消費電力の低減を行う省電力動作モードを複数持ち、かつ設定する省電力動作モードにより表示画質が変わる複数の可搬型ディスプレイに関する。1台の可搬型ディスプレイはマスタとして動作するマスタ可搬型ディスプレイ(以下、マスタ)であり、その他の可搬型ディスプレイはスレーブとして動作するスレーブ可搬型ディスプレイ(以下、スレーブ)である。以下の実施例では、各可搬型ディスプレイの表示画質が同一になるように省電力動作モードの設定を行う方法について説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の第一の実施例を説明するシステム図である。
マスタ100は、スレーブ101からスレーブ101で設定されている省電力動作モードの情報である省電力動作モード情報を取得する。マスタ100は、スレーブ101から取得した省電力動作モード情報を基に、各可搬型ディスプレイの表示画質を同一にする省電力動作モードを決定する。マスタ100は、当該決定した省電力動作モードを自機の省電力動作モードとして設定をすると共に、スレーブ101に対して、当該決定した各可搬型ディスプレイの表示画質を同一にする省電力動作モードへの設定要求・依頼を送信する。
スレーブ101は、自機に対して設定している省電力動作モード情報を、マスタ100に送信する。スレーブ101は、マスタ100からの設定要求・依頼を受信して、各可搬型ディスプレイの表示画質が同一になる省電力動作モードへの設定を行う。
次に、本発明の第一の実施例における可搬型ディスプレイの主要デバイスについて説明
する。図2は、本発明の第一の実施例における可搬型ディスプレイの主要デバイスを説明する説明図である。なお、マスタ100及びスレーブ101の主要デバイスの構成は同じである。
まず通信部201は、無線インターフェースであり、マスタ100及びスレーブ101が双方向に通信を行う。なお通信部201は有線インターフェースでもよい。無線インターフェースや有線インターフェースの種類は特に限定されない。
メモリ202は、DDR2−SDRAM(Double Data Rate2 Synchronous Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリである。
メモリ202は、CPU203の処理に用いられるデータを一時的に記憶する。
CPU203は、ストレージ205に蓄積されたプログラムを実行する。
画像処理部204は、表示部206で表示する画像データに対して画像処理を行う。詳細については後述する。
ストレージ205は、HDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性メモリである。なお、HDD以外の不揮発性メモリであっても本実施例を行える。
表示部206は、液晶表示装置である。
ディスプレイ出力部207は、表示部206に、画像処理部204で画像処理された画像データを表示させる。ディスプレイ出力部207の詳細については後述する。
さらにディスプレイ出力部207は、表示部206に起因する色・輝度ムラを補正する液晶ムラ補正を行う。液晶ムラ補正は公知の方法を用いることができるので本実施例では説明を省略する。
BL制御部208は、バックライト部209の輝度制御や点灯領域を制御するローカルディミング制御を行う。BL制御部208の詳細については後述する。
さらにBL制御部208は、バックライト部209における光源に起因する輝度ムラを補正する輝度ムラ補正を行う。ローカルディミング制御及び輝度ムラ補正は公知の方法を用いることができるので本実施例では説明を省略する。
バックライト部209は、LED(Light Emitting Diode)を光源とするバックライトである。
UI210は、タッチパネル、各種スイッチ等のUI(User Interface)である。
アンプ211は、音声信号を増幅する。
スピーカ212は、アンプ211で増幅された音声信号を出力する。
電源部213は、リチウムイオン二次電池等の二次電池を持ち、各デバイスへの電源供給を行う。なお、リチウムイオン二次電池以外の二次電池であってもよい。
図3は、本発明の第一の実施例を説明するブロック図である。
図3は、図1におけるマスタ100及びスレーブ101の機能ブロック図を示す。
なお、図2における主要デバイスのうち、1つの機能ブロックとして動作するものについては、図3において図2と同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
まず、マスタ100における機能ブロックについて説明をする。
省電力動作モード情報取得部300は、スレーブ101に対し、省電力動作モード情報要求を送信するよう省電力動作モード情報要求送信部303に指示をする。
また省電力動作モード情報取得部300は、通信部201を介して、スレーブ101の省電力動作モード情報を取得し、取得したスレーブ101の省電力動作モード情報を省電力動作モード設定部301へ出力する。
また省電力動作モード情報取得部300は、取得したスレーブ101の省電力動作モード情報の内容によって、スレーブ101に対し起動要求を送信するよう起動要求送信部306に指示する。
さらに省電力動作モード情報取得部300は、スレーブ101に対して、省電力動作モード情報要求を送信するよう、省電力動作モード情報要求送信部303に指示する。
省電力動作モード設定部301は、マスタ100の省電力動作モードを、電池残量検出部309からの電池残量情報や操作パネル部310でのユーザ操作入力に応じた省電力動作モードに設定する。そして、設定した省電力動作モード情報を省電力動作モード情報管理部302へ出力する。
また省電力動作モード設定部301は、省電力動作モード情報取得部300から取得したスレーブ101の省電力動作モード情報と、省電力動作モード管理部302に蓄積してある省電力動作モード情報を基に省電力動作モードを決定する。ここでは、各可搬型ディスプレイにおいて表示画質が同一になるためのマスタ100及びスレーブ101の省電力動作モードが決定される。また省電力動作モード設定部301は、スレーブ101に対し、当該決定した省電力動作モードへの設定要求・依頼をするよう省電力動作モード設定要求・依頼送信部304へ指示する。また省電力動作モード設定部301は、前記決定した省電力動作モードへの設定要求・依頼に対するスレーブ101の承認・拒否の情報を省電力動作モード情報設定承認・拒否受信部305から受ける。そして設定承認を受けた場合、省電力動作モード設定部301は、前記決定した省電力動作モード情報を省電力動作モード管理部302へ出力する。設定拒否を受けた場合、省電力動作モード設定部301は、各可搬型ディスプレイにおいて表示画質が同一になるためのマスタ100及びスレーブ101の省電力動作モードを再び決定する。そして、省電力動作モード設定要求・依頼送信部304へ再び設定要求・依頼を送信するよう指示する。
また省電力動作モード設定部301は、前記決定した省電力動作モード情報を省電力動作モード制御部308に出力し、前記決定した省電力動作モードに応じた制御を行わせる。
さらに省電力動作モード設定部301は、省電力動作モードの設定におけるユーザへの確認、警告、ユーザに設定を行わせるGUI(Graphical User Interface)の表示指示を、操作パネル部310へ行う。
省電力動作モード管理部302は、省電力動作モード設定部301で設定された省電力動作モード情報を蓄積する。
省電力動作モード情報要求送信部303は、省電力動作モード情報取得部300の指示を受け、通信部201を介して、スレーブ101に対して省電力動作モード情報要求を送信する。
省電力動作モード設定要求・依頼送信部304は、通信部201を介して、省電力動作モード設定部301で設定された各可搬型ディスプレイで表示画質が同一になる省電力動作モードへの設定要求・依頼を送信する。
省電力動作モード設定承認・拒否受信部305は、通信部201を介して、スレーブ101からの省電力動作モードの設定承認・拒否情報を受信し、その結果を省電力動作モード設定部301へ出力する。
起動要求送信部306は、省電力動作モード情報取得部300からの指示に応じて、通信部201を介して、スレーブ101に対して起動要求を送信する。
コンテンツ管理部307は、表示部206で表示を行うコンテンツデータ(画像データ等)を蓄積する。
コンテンツ管理部307は、コンテンツデータを、通信部201を介し、スレーブ101、または可搬型ディスプレイ以外の機器から受信し、ストレージ205へ蓄積する。
また、コンテンツ管理部307は、ストレージ205に蓄積されているコンテンツデータを、通信部201を介して、スレーブ101、または可搬型ディスプレイ以外の機器へ送信することもできる。
省電力動作モード制御部308は、省電力動作モード設定部301で設定された省電力動作モードの情報を取得し、取得した省電力動作モードの情報に応じて、BL制御部208と、画像処理部204、ディスプレイ出力部207の制御を行う。
画像処理部204は、コンテンツ管理部307からストレージ205に蓄積されているコンテンツデータを取得して、画像処理を行い、画像処理を行ったコンテンツデータをディスプレイ出力部207へ出力する。
画像処理部204は、コンテンツデータが静止画像データの場合、画像処理として、例えば、エンハンサ補正、クロマ補正、ガンマ補正、記憶色補正等を行う。動画像データの場合、画像処理部204は、画像処理として、黒挿入処理、FRC処理、ダイナミックエンハンサ補正、ダイナミッククロマ補正、ダイナミックガンマ補正、記憶色補正、I/P変換等を行う。ここで、FRCはFrame Rate Converter、I/PはInterlace/Progressiveを表す。各画像処理の詳細については公知の方法を用いることができるので本実施例では詳細な説明を省略する。
電池残量検出部309は、電源部213におけるリチウムイオン二次電池の電池残量を検出し、電池残量情報を出力する。
操作パネル部310は、ユーザの操作入力を促すGUIを作成し、ディスプレイ出力部207に出力し、ディスプレイ出力部207を介して、表示部206に表示する。図4は表示部206に表示されるGUIの例を示す。図4のGUIは、省電力動作モードの設定をユーザに促す際に表示される。操作パネル部310は、ユーザからの操作入力を省電力動作モード設定部301へ出力する。
次に、スレーブ101における機能ブロックについて説明をする。なお、マスタ100と同じ機能・動作を行う機能ブロックについては、同じ符号を付し、説明を省略する。
省電力動作モード情報要求受信部311は、通信部201を介して、マスタ100からの省電力動作モード情報要求を受信する。
省電力動作モード情報送信部312は、省電力動作モード情報要求受信部311が受信した省電力動作モード情報要求を受け、省電力動作モード管理部302に蓄積されている省電力動作モード情報を、通信部201を介して、マスタ100に送信する。
省電力動作モード設定要求・依頼受信部313は、通信部201を介して、各可搬型ディスプレイで表示画質が同一になる省電力動作モードへの設定要求・依頼をマスタ100から受信し、省電力動作モード設定部316へ出力する。
省電力動作モード設定承認・拒否送信部314は、省電力動作モード設定要求・依頼受信部313が受信した設定要求・依頼に対する、設定承認または拒否の情報を、通信部201を介してマスタ100に送信する。
起動要求受信部315は、通信部201を介して、マスタ100からの起動要求を受信し、電源部213に主要デバイスへの電源供給を開始させる。
省電力動作モード設定部316は、省電力動作モード設定要求・依頼受信部313で受信した設定要求・依頼を受け、設定要求または依頼された省電力動作モードに対する設定承認または拒否の情報を省電力動作モード設定承認・拒否送信部314へ出力する。そして設定要求・依頼された省電力動作モードへの設定を承認した場合、省電力動作モード設定部316は、その省電力動作モードへの設定を行う。
次に、図1、図2、図3、図5、図6、図7、図8、図9、図10を用いて本実施例に
おける省電力動作モードについて説明する。
<省電力動作モードの動作制限項目>
まず省電力動作モードにおける可搬型ディスプレイの消費電力を低減させる動作制限項目について図3、図5を用いて説明する。
動作制限項目500は、可搬型ディスプレイの消費電力を低減させる動作制限項目を示している。
ムラ補正OFF501は、ディスプレイ出力部207が行う液晶ムラ補正及びBL制御部208が行う輝度ムラ補正を停止することを示す。このムラ補正OFF501に対応する動作制限項目の識別子をL001とする。
輝度低減502は、BL制御部208がバックライトの輝度を低減することを示す。この輝度低減502に対応する動作制限項目の識別子をL002とする。
ローカルディミングOFF503は、BL制御部208が行うローカルディミング制御を停止することを示す。このローカルディミングOFF503に対応する動作制限項目の識別子をL003とする。
画像処理OFF504は、画像処理部204が行う画像処理を停止することを示す。画像処理OFF504は、表示部206に表示するコンテンツデータが動画像か静止画像かによって動作制限項目が異なる。
以下に、画像処理OFF504における動作制限項目について説明する。
表示部206に表示するコンテンツデータが動画像の場合、画像処理OFF504は、黒挿入処理とFRCを停止することを示す。この動作制限項目の識別子をL004とする。
さら表示部206に表示するコンテンツデータが動画像の場合、画像処理OFF504は、ダイナミックエンハンサ補正、ダイナミッククロマ補正、ダイナミックガンマ補正、記憶色補正、I/P変換を停止することを示す。この動作制限項目の識別子をL005とする。
次に表示部206に表示するコンテンツデータが静止画像の場合、画像処理OFF504は、エンハンサ補正、クロマ補正、ガンマ補正、記憶色補正を停止することを示す。この動画制限項目の識別子をL006とする。
CPU駆動周波数低減505は、CPU203の駆動周波数を低減することを示す。このCPU駆動周波数低減505に対応する動作制限項目の識別子をL007とする。
CPU203、メモリ202、通信部201以外のデバイス電源OFF506は、図2に示す可搬型ディスプレイ300におけるCPU203と、メモリ202と、通信部201以外のデバイスの電源を停止することを示す。このCPU、メモリ、通信部以外のデバイス電源OFF506に対応する動作制限項目の識別子をL008とする。
状態設定をストレージに保存し、通信部201以外の各デバイス電源OFF507は、メモリ内に記憶されている内容を、ストレージ205に保存し、図2に示す可搬型ディスプレイ300における通信部201以外の各デバイスの電源を停止することを示す。この状態設定をストレージに保存し、各デバイス電源OFF507に対応する動作制限項目の識別子をL009とする。
次に省電力動作モードについて図6、図7を用いて説明する。
<省電力動作モード1>(図6)
省電力動作1(600)は、本実施例の可搬型ディスプレイにおける複数の省電力動作モードであって、省電力動作モード毎に表示画質が変わる省電力動作モードを示す。
動作制限601は、各省電力動作モードにおいて適用する動作制限項目を示す。動作制限項目については図5を用いて上述した通りである。
設定要因602は、各省電力動作モードが設定される要因を示す。
電池残量603は、省電力動作モードの設定要因が電池残量であった場合、電池残量検出部309が出力した電池残量情報に応じて各省電力動作モードが設定されることを示す。
ユーザ設定604は、省電力動作モードの設定要因がユーザ設定であった場合、操作パネル部310でユーザが入力した設定に応じて任意に各省電力動作モードが設定されることを示す。
無操作時間605は、省電力動作モードの設定要因が無操作時間であった場合、無操作時間に応じて各省電力動作モードが設定されることを示す。
消費電力606は、各省電力動作モードの消費電力の大きさを示す。省電力動作1における消費電力は、標準(607)、低画質1(608)、低画質2(609)、低画質3(610)、低画質4(611)、低画質5(613)、スタンバイ(616)、休止状態(617)の順で小さくなることを示す。
次に、省電力動作1で示す各省電力動作モードについて説明する。
標準(607)は、電池残量が51%以上、またはユーザが設定した場合に設定され、無操作時間を設定要因としては設定されないことを示す。また、標準(607)は、省電力動作モードが標準の場合、動作制限は行われないことを示す。
低画質1(608)は、電池残量が50%以下、またはユーザが設定した場合に設定され、無操作時間を設定要因としては設定されないことを示す。また、低画質1(608)は、省電力動作モードが低画質1の場合、図5の動作制限項目の識別子L001の動作制限が行われることを示す。
低画質2(609)は、電池残量40%以下、またはユーザが設定した場合に設定され、無操作時間を設定要因としては設定されないことを示す。また、低画質2(609)は、省電力動作モードが低画質2の場合、図5の動作制限項目の識別子L001とL002の動作制限が行われることを示す。
低画質3(610)は、電池残量が30%以下、またはユーザが設定した場合に設定され、無操作時間を設定要因としては設定されないことを示す。また、低画質3(610)は、省電力動作モードが低画質3の場合、図5の動作制限項目の識別子L001、L002、及びL003の動作制限が行われることを示す。
低画質4(611)は、電池残量が20%以下、またはユーザが設定した場合に設定され、無操作時間を設定要因としては設定されないことを示す。また、低画質4(611)は、省電力動作モードが低画質4の場合、図5の動作制限項目の識別子L001、L002、L003、及びL004の動作制限が行われることを示す。動画表示時(612)は、表示部206に表示されるコンテンツデータが動画像の場合のみ、低画質4の動作制限が行われることを示す。
低画質5(613)は、電池残量が15%以下、またはユーザが設定した場合に設定され、無操作時間を設定要因としては設定されないことを示す。また、省電力動作モードが低画質5の場合、表示部206に表示されるコンテンツデータが動画像か静止画像かによって動作制限が異なる。
動画表示時(614)は、表示されるコンテンツデータが動画像の場合、図5の動作制限項目の識別子L001,L002,L003,L004,及びL005の動作制限が行われることを示す。
静止画表示時(615)は、表示されるコンテンツデータが静止画像の場合、図5の動作制限項目の識別子L001,L002,L003,L004,及びL006の動作制限が行われることを示す。
スタンバイ(616)は、無操作時間が20s(秒)以上になった場合に設定され、電池残量やユーザ設定を設定要因としては設定されないことを示す。また、スタンバイ(6
16)は、省電力動作モードがスタンバイの場合、図5の動作制限項目の識別子L008の動作制限が行われることを示す。
休止状態(617)は、電池残量が10%以下、また無操作時間が30s以上になった場合に設定され、ユーザ設定を設定要因としては設定されないことを示す。また、休止状態(617)は、省電力動作モードが休止状態の場合、図5の動作制限の識別子L009の動作制限が行われることを示す。
<省電力動作モード2>(図7)
図7の省電力動作2(700)は、本実施例の可搬型ディスプレイにおける表示画質への影響が少ない複数の省電力動作モードを示す。
標準駆動周波数(701)は、電池残量が21%以上、またユーザが設定した場合に設定され、無操作時間を設定要因としては設定されないことを示す。また、省電力動作モードが標準駆動周波数の場合、CPU203の動作負荷によって動作制限が異なる。
CPU負荷大(702)は、CPUの負荷が大きいときは動作制限が行われないことを示す。
CPU負荷小(703)は、CPUの負荷が小さいときは、図5の動作制限項目の識別子L007の動作制限が行なわれることを示す。
低駆動周波数(704)は、電池残量が20%以下、またユーザが設定した場合に設定され、無操作時間を設定要因としては設定されないことを示す。また、低駆動周波数(704)は、省電力動作モードが低駆動周波数の場合、図5の動作制限項目の識別子L007の動作制限が行われることを示す。
<省電力動作1の省電力動作モードの設定動作>(図8)
次に各可搬型ディスプレイの省電力動作モード設定部301(可搬型ディスプレイがマスタ100の場合)による省電力動作1の省電力動作モードの設定動作について、図8を用いて説明する。なお、可搬型ディスプレイがスレーブ101の場合、以下の処理は省電力動作モード設定部316が行う。
まず、省電力動作モード設定部301は、電池残量検出部309から電池残量情報を取得する(S800)。
次に、省電力動作モード設定部301は、操作パネル部310を介してユーザが操作入力により省電力動作モードを設定しているか(ユーザ設定があるか)を判断する(S801)。
ユーザ設定が無い場合(S801:No)、省電力動作モード設定部301は、電池残量検出部309より取得した電池残量情報から、電池残量が50%以下であるか判断する(S802)。
電池残量が50%より大きい場合(S802:No)、省電力動作モード設定部301は、省電力動作モードを標準に設定する(S803)。
電池残量が50%以下である場合(S802:Yes)、省電力動作モード設定部301は、電池残量検出部309より取得した電池残量情報から、電池残量に応じた省電力動作モードを設定する。この場合、省電力動作モードの設定要因は電池残量とする(S804)。
S801でユーザ設定があると判断した場合(S801:Yes)、省電力動作モード設定部301は、電池残量検出部309より取得した電池残量情報から、電池残量が50%以下であるか判断する(S805)。
電池残量が50%より大きい場合(S805:No)、省電力動作モード設定部301
は、ユーザ設定に応じた省電力動作モードを設定する。この場合、省電力動作1の設定要因はユーザ設定1とする(S806)。ユーザ設定1の説明は後述する。
電池残量が50%以下である場合(S805:Yes)、省電力動作モード設定部301は、電池残量検出部309が取得した電池残量情報を基に、電池残量に応じた省電力動作モードとユーザ設定による省電力動作モードの省電力効果を比較する(S807)。
電池残量に応じて設定される省電力動作モードの方が省電力効果大の場合(S807:No)、省電力動作モード設定部301は、S804の動作を行う。
ユーザ設定による省電力動作モードの方が省電力効果大の場合(S807:Yes)、省電力動作モード設定部301は、ユーザ設定による省電力動作モードを設定する。この場合、省電力動作1の設定要因はユーザ設定2とする(S808)。
ここで上述した省電力動作1における省電力動作モードの設定要因であるユーザ設定1及びユーザ設定2について説明する。ユーザ設定1及びユーザ設定2は共に、電池残量に応じた省電力動作モードよりも、省電力効果が高い省電力動作モードを、ユーザが設定したことを示す。
ユーザ設定1は、電池残量が51%以上である場合、つまり電池残量に応じた省電力動作1の省電力動作モードが標準となる場合であるが、ユーザが標準以外のいずれかの省電力動作モードに設定したことを示す。
またユーザ設定2は、電池残量が50%以下である場合、つまり電池残量に応じた省電力動作1の省電力動作モードが標準以外のいずれかとなる場合であるが、当該省電力動作モードよりも省電力効果が高い省電力動作モードをユーザが設定したことを示す。
次に、省電力動作モード設定部301は、S803、S804、S806、S808いずれかの動作の後、無操作入力時間が20s以上あるか判断する(S809)。
無操作入力時間が20sより短い場合(S809:No)省電力動作モード設定部301は、S803、S804、S806、S808いずれかの処理により設定された省電力動作モード及び設定要因の情報を省電力動作モード管理部302に蓄積する(S813)。
無操作入力時間が20s以上の場合(S809:Yes)、省電力動作モード設定部301は、省電力動作モードをスタンバイに再設定する。この場合の設定要因は無操作入力とする(S810)。
次に、省電力動作モード設定部301は、無操作入力時間が30s以上あるか判断する(S811)。
無操作入力時間が30sより短い場合(S811:No)、省電力動作モード設定部301は、S810で再設定された省電力動作モード、設定要因、及び電池残量の情報を省電力動作モード管理部302に蓄積する(S813)。
無操作入力時間が30s以上の場合(S811:Yes)、省電力動作モード設定部301は、省電力動作モードを休止状態に再設定する。この場合の設定要因も無操作入力とする(S812)。
そして、省電力動作モード設定部301は、S812で再設定された省電力動作モード、設定要因、及び電池残量の情報を省電力動作モード管理部302に蓄積する(S813)。
次に、省電力動作モード設定部301は、電池残量検出部309より取得した電池残量情報から、電池残量が1%かを判断する(S814)。
電池残量が1%より大きい場合(S814:No)、省電力動作モード設定部301は
、S800からS814までの処理を繰り返す。
電池残量が1%である場合(S814:Yes)、省電力動作モード設定部301は、動作を終了する。
<省電力動作2の省電力動作モードの設定動作>(図9)
次に各可搬型ディスプレイの省電力動作モード設定部301(可搬型ディスプレイがマスタ100の場合)による省電力動作2の省電力動作モードの設定動作について、図9を用いて説明する。なお、省電力動作1の省電力動作モードの設定動作と同様に、可搬型ディスプレイがスレーブ101の場合、以下の処理は省電力動作モード設定部316が行う。
まず、省電力動作モード設定部301は、電池残量検出部309から電池残量情報を取得する(S901)。
次に、省電力動作モード設定部301は、操作パネル部310を介してユーザが操作入力により省電力モードを設定しているか(ユーザ設定があるか)を判断する(S902)。
ユーザ設定が無い場合(S902:No)、省電力動作モード設定部301は、電池残量検出部309より取得した電池残量情報から電池残量が20%以下であるか判断する(S903)。
電池残量が20%より大きい場合(S903:No)、省電力動作モード設定部301は、省電力動作モードを標準駆動周波数に設定する(S904)。
電池残量が20%以下である場合(S903:Yes)、省電力動作モード設定部301は、省電力動作モードを低駆動周波数に設定する。この場合、省電力動作2の設定要因を電池残量とする(S905)。
S902でユーザ設定があると判断した場合(S902:Yes)、省電力動作モード設定部301は、ユーザ設定に応じた省電力動作モード設定を行う。この場合、省電力動作2の設定要因をユーザ設定とする(S906)。
S904、S905、S906いずれかの処理の後、省電力動作モード設定部301は、S904、S905、S906いずれかの動作で設定した省電力動作2、設定要因、及び電池残量の情報を省電力動作モード管理部302に蓄積する(S907)。
次に、省電力動作モード設定部301は、電池残量検出部309より取得した電池残量情報から、電池残量が1%かを判断する(S908)。
電池残量が1%より大きい場合(S908:No)、省電力動作モード設定部301は、S901からS908までの処理を繰り返す。
電池残量が1%である場合(S908:Yes)、省電力動作モード設定部301は、動作を終了する。
以上が、省電力動作モード設定部301の省電力動作2における省電力動作モードの設定動作である。
図10は、設定された省電力動作1及び省電力動作2の省電力動作モード、設定要因、及び電池残量の情報を含む省電力動作モード情報を例示したものである。
前述した省電力動作モード設定部301、316による省電力動作1及び省電力動作2の省電力動作モードの設定動作により、省電力動作モード管理部302には、図10で示すような省電力動作モード情報が蓄積される。また省電力動作モード設定部301、316による省電力動作1及び省電力動作2の省電力動作モードの設定動作は、省電力動作モード設定部301、316において並列処理される。
以上が、省電力動作モードについての説明である。
次に前述した省電力動作モードを踏まえ、複数の可搬型ディスプレイにおいて表示画質を同一にする省電力動作モードの設定方法について説明する。
本実施例では、設定により表示画質が変わる省電力動作1における省電力動作モードの設定を各可搬型ディスプレイで一致させることにより複数の可搬型ディスプレイにおける表示画質を同一にする。
<マスタ、スレーブの設定方法>
まず、図3を用いて表示画質を同一にする複数の可搬型ディスプレイをマスタ100又はスレーブ101へ設定する方法について説明する。本実施例では、複数の可搬型ディスプレイのうちの1つがマスタ100となり、その他がスレーブ101となる。
任意のユーザが、使用している可搬型ディスプレイにおいて、複数の可搬型ディスプレイにおける表示画質を同一にするための設定画面を表示させる指示を、操作パネル部310を介した操作により、可搬型ディスプレイに入力する。かかるユーザ操作が行なわれたことを受けて、操作パネル部310は、表示部206に当該設定画面を表示させる。なお、ユーザが、この設定画面の表示指示を、可搬型ディスプレイに備わるボタンやスイッチ等のUIを操作することによって、可搬型ディスプレイに入力することができる構成でも良い。また、複数の可搬型ディスプレイにおける表示画質を同一にするための設定を行なうアプリケーションが可搬型ディスプレイにインストールされている構成でも良い。この場合、ユーザは、このアプリケーションの実行の指示を、操作パネル部310を介した操作により、可搬型ディスプレイに入力することにより、複数の可搬型ディスプレイにおける表示画質を同一にするための設定画面を表示させることができる。
この設定画面を表示する可搬型ディスプレイがマスタ100となり、それ以外の可搬型ディスプレイがスレーブ101となる。すなわち、あるユーザが複数の可搬型ディスプレイにおける表示画質を同一にするための設定画面を表示させる操作を行なった可搬型ディスプレイがマスタ100として動作し、それ以外の可搬型ディスプレイがスレーブ101として動作する。
<マスタにおける表示画質を同一にする省電力動作モードの設定動作>(図11)
次にマスタ100における表示画質を同一にする省電力動作モードの設定動作について、図3、図11を用いて説明する。
はじめに省電力動作モード情報要求送信部303が、通信部201を介して、スレーブ101に対し省電力動作モード情報要求を送信する(S1100)。
次に省電力動作モード情報取得部300が、通信部201を介して、スレーブ101の省電力動作モード情報を取得する(S1101)。
次に省電力動作モード設定部301は、省電力動作モード情報取得部300が取得したスレーブ101の省電力動作モード情報とマスタ100の省電力動作モード情報の比較を行う(S1102)。
次に省電力動作モード設定部301は、マスタ100及びスレーブ101のどちらか一方の省電力動作1における省電力動作モードにスタンバイまたは休止状態があるかを判断する(S1103)。
マスタ100及びスレーブ101の省電力動作1における省電力動作モードにスタンバイまたは休止状態がある場合(S1103:Yes)、省電力動作モード設定部301は、S1104に進む。S1104では、省電力動作モード設定部301は、S1103における判断で省電力動作モードが休止状態の場合で当該休止状態の設定要因が電池残量であるかを判断する。
休止状態の設定要因が電池残量である場合(S1104:Yes)、省電力動作モード設定部301は、表示部206に電池残量が無いことを示す警告表示を行う(S1105)。そして省電力動作モード設定部301は、動作を終了する。
S1103における判断で省電力動作モードがスタンバイの場合及びS1103における判断で省電力動作モードが休止状態の場合で当該休止状態の設定要因が電池残量でない場合(S1104:No)、省電力動作モード設定部301は、S1106に進む。S1103における判断で省電力動作モードが休止状態の場合で当該休止状態の設定要因が電池残量でない場合とは、つまり当該休止状態の設定要因が無操作時間である場合である。この場合、起動要求送信部306が、通信部201を介してスタンバイまたは休止状態のスレーブ101に起動要求を送信する(S1106)。
そして省電力動作モード情報要求送信部303が、通信部201を介して、スタンバイまたは休止状態であったスレーブ101に対し省電力動作モード情報再要求を送信し、S1101の処理に戻る(S1107)。
S1103の動作で、マスタ100及びスレーブ101の省電力動作1における省電力動作モードがスタンバイまたは休止状態でない場合(S1103:No)、省電力動作モード設定部301は、S1108の処理を行なう。S1108では、省電力動作モード設定部301は、マスタ100及びスレーブ101の省電力動作1の省電力動作モードに標準以外があるかを判断する(S1108)。
マスタ100及びスレーブ101の省電力動作1における省電力動作モードがともに標準である場合、省電力動作モード設定部301は、省電力動作モードの設定動作を終了する。そしてコンテンツデータの再生(表示部206への出力及び表示)を行う。
マスタ100及びスレーブ101のどちらか一方の省電力動作1の省電力動作モードが標準でない場合、省電力動作モード設定部301は、マスタ100の省電力動作1の省電力動作モードが標準であるか判断する(S1109)。
マスタ100の省電力動作1における省電力動作モードが標準である場合(S1109:Yes)、省電力動作モード設定部301は、省電力動作モード調停Aを行う(S1110)。省電力動作モード調停Aの詳細は後述する。
これで省電力動作モードの設定動作が終了する。そして省電力動作モード設定部301は、コンテンツデータの再生を行う。
マスタ100の省電力動作1における省電力動作モードが標準でない場合(S1109:No)、省電力動作モード設定部301は、スレーブ101の省電力動作1における省電力動作モードが標準であるか判断する(S1111)。
スレーブ101の省電力動作1における省電力動作モードが標準である場合(S1111:Yes)、省電力動作モード設定部301は、省電力動作モード調停Bを行う(S1112)。省電力動作モード調停Bの詳細は後述する。これで省電力動作モード設定部301は、省電力動作モードの設定動作を終了する。そして省電力動作モード設定部301は、コンテンツデータの再生を行う。
S1111において、スレーブ101の省電力動作1における省電力動作モードが標準でない場合(S1111:No)、省電力動作モード設定部301は、省電力動作モード調停Cを行う(S1113)。省電力動作モード調停Cの詳細は後述する。
これで省電力動作モード設定部301は、省電力動作モードの設定動作を終了する。そして省電力動作モード設定部301は、コンテンツデータの再生を行う。
<省電力動作モード調停A>(図12)
次に、省電力動作モード調停Aの処理について図3、図12、図13を用いて説明する。
まず省電力動作モード設定要求・依頼送信部304が、通信部201を介して、スレーブ101に対して省電力動作モードを標準に設定するよう設定依頼を送信する(S1200)。
そして省電力動作モード設定承認・拒否受信部305が、通信部201を介して、スレーブ101から省電力動作モード設定承認・拒否情報を受信し、スレーブ101が承認したかを判断する(S1201)。
スレーブ101が設定を承認した場合(S1201:Yes)、省電力動作モード設定部301は、スレーブ101が承認した省電力動作モードをマスタ100の省電力動作モードとして設定する(S1206)。以上により、省電力動作モード調停Aの処理が終了する。
スレーブ101が設定を拒否した場合(S1201:No)、省電力動作モード設定部301は、図13に示すような、スレーブ101が省電力動作モードを標準に設定することを拒否したことを通知する画面を表示部206に表示する(S1202)。
次に、省電力動作モード設定部301は、スレーブ101に設定依頼する省電力動作モードを、省電力効果が一段高い、つまり消費電力が低い省電力動作モードに再設定する(S1203)。
そして、省電力動作モード設定要求・依頼送信部304が、通信部201を介して、スレーブ101に対して再設定した省電力動作モードに設定するよう設定依頼を送信する(S1204)。
次に、S1201の動作と同様に、省電力動作モード設定承認・拒否受信部305が、通信部201を介して、スレーブ101から省電力動作モード設定承認・拒否情報を受信し、スレーブ101が承認したかを判断する(S1205)。
スレーブ101が設定を承認した場合(S1205:Yes)、省電力動作モード設定部301は、スレーブ101が承認した省電力動作モードをマスタ100の省電力動作モードとして設定する(S1206)。以上により、省電力動作モード調停Aの処理が終了する。
スレーブ101が設定を拒否した場合(S1205:No)、省電力動作モード設定部301は、S1202の処理へ戻る。スレーブ101が設定を承認するまで上記の処理が繰り返される。
以上が、省電力動作モード調停Aについての説明である。
<省電力動作モード調停B>(図14)
次に、省電力動作モード調停Bについて、図3、図14を用いて説明する。
まず省電力動作モード設定部301の指示により、操作パネル部310が、表示部206に、図15で示すような、省電力動作モードを現在の設定から標準に変更するかユーザに選択させる画面を表示させる(S1400)。ユーザは、操作パネル部310を介して、省電力モードを現在の設定から標準に変更するか否かの指示を可搬型ディスプレイに入力するための操作を行なう。
そして省電力動作モード設定部301は、ユーザが入力した指示が、省電力動作モードの標準への変更を行なうことか否か判断する(S1401)。
ユーザが入力した指示が省電力モードの標準への変更を行なうことであった場合(S1401:Yes)、省電力動作モード設定部301は、省電力動作モードを標準を設定し
(S1405)、調停を終了する。
ユーザが入力した指示が省電力モードの標準への変更を行なわないことであった場合(S1401:No)、省電力動作モード設定部301は省電力動作モードを省電力効果が一段高い、つまり消費電力が低い省電力動作モードについて再判定をする(S1402)。すなわち、省電力動作モード設定部301は、S1400と同様に、操作パネル部310に指示して、表示部206に、図15と同様の、省電力動作モードを現在の設定から当該省電力効果が一段高い省電力動作モードへの変更可否をユーザに問う画面を表示させる。
そして、省電力動作モード設定部301は、S1401の動作と同様に、ユーザが、再判定の対象である省電力効果が一段高い省電力動作モードへの設定を承認するか判断する(S1403)。
ユーザが設定を拒否した場合(S1403:No)、省電力動作モード設定部301は、S1402の動作へ戻り、ユーザが承認するまで上記の処理を繰り返す。
ユーザが設定を承認した場合(S1403:Yes)、省電力動作モード設定要求・依頼送信部304が、通信部201を介して、スレーブ101に対し、当該承認された省電力動作モードへの設定要求を送信する(S1404)。
これにより、省電力動作モード調停Bの処理が終了する。
<省電力動作モード調停C>(図16)
次に、省電力動作モード調停Cについて、図3、図16を用いて説明する。
まず省電力動作モード設定要求・依頼送信部304が、通信部201を介して、スレーブ101に対し省電力動作モードを標準に設定するよう設定依頼を送信する。
また操作パネル部310が、表示部206に図15で例示する内容を表示させ、ユーザに対して省電力動作モードを標準に設定するかを問う(S1600)。
次に、省電力動作モード設定部301は、マスタ100及びスレーブ101が共に省電力動作モードを標準に設定すること承諾したかを判断する(S1601)。
マスタ100及びスレーブ101が共に承認した場合(S1601:Yes)、省電力動作モード調停Cの処理は終了する。
マスタ100及びスレーブ101の少なくともどちらか一方が拒否した場合(S1601:No)、省電力動作モード設定部301は、省電力動作モードを省電力効果が一段高い、つまり消費電力が低い省電力動作モードについて再判定する(S1602)。
次に、S1600の動作と同様に、省電力動作モード設定要求・依頼送信部304が、通信部201を介して、スレーブ101に対し再判定した省電力動作モードに設定するよう設定依頼を送信する(S1603)。
また操作パネル部310が、表示部206に図15で例示する内容を表示させ、ユーザに対して再判定した省電力動作モードに設定するかを問う(S1603)。
次に、省電力動作モード設定部301は、S1601の動作と同様に、マスタ100及びスレーブ101が、前記再判定した省電力動作モードに設定することを、共に承認したかを判断する(S1604)。
マスタ100及びスレーブ101が共に承認した場合(S1604:Yes)、省電力動作モード調停Cの処理は終了する。
マスタ100及びスレーブ101の少なくともどちらか一方が拒否した場合(S1604:No)、省電力動作モード設定部301は、S1602の動作に戻り、マスタ100及びスレーブ101が共に承認するまで上記の処理を繰り返す。
<スレーブ101における表示画質を同一にする省電力動作モードの設定動作>(図1
7)
次にスレーブ101における表示画質を同一にする省電力動作モードの設定動作について、図3、図15、図17を用いて説明する。
まず、省電力動作モード情報要求受信部311が、通信部201を介して、マスタ100からの省電力動作モード情報要求を受信する(S1700)。
次に省電力動作モード情報送信部312が、省電力動作モード情報要求受信部311がマスタ100から受けた省電力動作モード情報要求に応じて、通信部201を介して、マスタ100へ省電力動作モード情報を送信する(S1701)。
次に、省電力動作モード設定要求・依頼受信部313が、通信部201を介して、マスタ100から省電力動作モードの設定要求を受信したか判断する(S1702)。
設定要求を受信した場合(S1702:Yes)、省電力動作モード設定部316は、マスタ100が要求した省電動作モードへの設定を行う(S1703)。
これで省電力動作モードの設定動作が終了する。そして省電力動作モード設定部316は、コンテンツデータの再生を行う。
設定要求を受信しない場合(S1702:No)、省電力動作モード設定要求・依頼受信部313が、通信部201を介して、マスタ100から省電力動作モードの設定依頼を受信したか判断する(S1704)。
設定依頼を受信しない場合(S1704:Yes)、省電力動作モードの設定動作が終了する。そして省電力動作モード設定部316は、コンテンツデータの再生を行う。
設定依頼を受信した場合(S1704:No)、操作パネル部310が表示部206に図15に例示した内容を表示し、省電力動作モード設定部316は、ユーザが省電力動作モードへの設定を承認したか判断する(S1705)。
ユーザが省電力動作モードへの設定を承認した場合(S1705:Yes)、省電力動作モード設定承認・拒否送信部314が、通信部201を介して、マスタ100に対して設定承認の情報を送信する(S1706)。
次に、省電力動作モード設定部316が、省電力動作モードへの設定を行う(S1707)。
これで省電力動作モードの設定動作が終了する。そして省電力動作モード設定部316は、コンテンツデータの再生を行う。
S1705において、ユーザが省電力動作モードへの設定を拒否した場合(S1705:No)、省電力動作モード設定承認・拒否送信部314が、通信部201を介して、マスタ100に対し設定拒否の情報を送信する(S1708)。
次に省電力動作モード設定要求・依頼受信部313が、通信部201を介して、マスタ100からの設定依頼を再受信したか判断する(S1709)。
マスタ100からの設定依頼を再受信しない場合(S1709:No)、省電力動作モード設定要求・依頼受信部313が再受信するまでS1709の処理が繰り返される。
マスタ100からの設定依頼を再受信した場合(S1709:Yes)、操作パネル部310が表示部206に図15に例示した内容を表示し、省電力動作モード設定部316は、ユーザが再受信した省電力動作モードへの設定を承認したか判断する(S1710)。
ユーザが再受信した省電力動作モードへの設定を承認した場合(S1710:Yes)、省電力動作モード設定部316は、S1711、S1712の処理に進む。ここで、S1711、S1712の処理は、S1706、S1707の処理と同様である為、説明を省略する。
ユーザが再受信した省電力動作モードへの設定を拒否した場合(S1710:No)、
省電力動作モード設定承認・拒否送信部314が、通信部201介して、マスタ100に対して設定拒否の情報を送信し、S1709に戻る(S1713)
以上の処理が、マスタ100から依頼された省電力動作モードをユーザが承認するまで繰り返される。
なお、本実施例における可搬型ディスプレイは、マスタ100及びスレーブ101の機能ブロックをそれぞれ持つ。つまり、本実施例における可搬型ディスプレイは、マスタ100としてもスレーブ101としても動作することができる。
本実施例によれば、マスタ100の省電力動作モード設定部301が、スレーブ101における省電力動作モード情報とマスタ100の省電力動作モード情報とを基に、マスタ100及びスレーブ101の省電力動作モードを同一の設定することができる。これにより、マスタ100及びスレーブ101の表示画質を同一にすることができる。
(実施例2)
次に本発明の第二の実施例について説明する。
図18は、本発明の第二の実施例を説明するブロック図である。
なお、図18において第一の実施例と同様の機能・動作を行う機能ブロックについては同一符号を付し、説明を省略する。
第一の実施例では、複数の可搬型ディスプレイでそれぞれ設定されている省電力動作モードの設定要因に関わらず、複数の可搬型ディスプレイにおいて表示画質が同一になる省電力動作モードを設定した。
これに対し、本実施例は複数の可搬型ディスプレイでそれぞれ設定されている省電力動作モードの設定要因に基づいて、複数の可搬型ディスプレイにおいて表示画質が同一になる省電力動作モードを設定する。
具体的には、本実施例の可搬型ディスプレイは、省電力動作モードの設定要因に電池残量がある場合、消費電力の低減を図りつつ、複数の可搬型ディスプレイにおける表示画質を同一にする省電力動作モードを設定する。
また、本実施例の可搬型ディスプレイは、省電力動作モードの設定要因にユーザ設定がある場合、そのユーザ設定(ユーザの意向)を考慮しつつ、複数の可搬型ディスプレイにおける表示画質を同一にする省電力動作モードを設定する。
図18は、本実施例におけるマスタ1800及びスレーブ101のブロック図である。
マスタ1800の省電力動作モード設定部1801は、省電力動作モード情報取得部300で取得した省電力動作モード情報と省電力動作モード管理部302に蓄積してある省電力動作モード情報に含まれる設定要因に基づいて省電力動作モードの設定を行う。ここでは、表示画質が同一になるよう各可搬型ディスプレイにおける省電力動作モードの設定を行う。
なお、本実施例における可搬型ディスプレイの省電力動作モードは、第一の実施例と同様である為、説明を省略する。
次に、複数の可搬型ディスプレイでそれぞれ設定されている省電力動作モードの設定要因に基づいて、複数の可搬型ディスプレイにおいて表示画質が同一になる省電力動作モードを設定する方法について説明する。
本実施例では、第一の実施例と同様に、表示画質が変わる省電力動作1における省電力動作モードの設定を複数の可搬型ディスプレイで一致させることにより、複数の可搬型ディスプレイの表示画質を同一になるようにする。
<省電力動作モードの設定動作>(図19)
まず、マスタ1800における省電力動作モード設定部1801の、複数の可搬型ディ
スプレイでそれぞれ設定されている省電力動作モードの設定要因に基づいた、省電力動作モードの設定動作について図18、図19を用いて説明する。
S1900からS1907までの動作は、図11に示すS1100からS1107と同様である為、説明を省略する。
S1903において、マスタ1800及びスレーブ101の省電力動作1における省電力動作モードにスタンバイも休止状態もない場合(S1903:No)、省電力動作モード設定部1801は、S1908に進む。S1908において、省電力動作モード設定部1801は、マスタ1800及びスレーブ101いずれかの省電力動作モードの設定要因に電池残量があるか判断する。
マスタ1800及びスレーブ101いずれかの省電力動作モードの設定要因に電池残量がある場合(S1908:Yes)、省電力動作モード設定部1801は、共通省電力動作モード調停Aを行う(S1909)。なお、共通省電力動作モード調停Aの動作については後述する。
これで省電力動作モードの設定処理が終了する。そして省電力動作モード設定部1801は、コンテンツデータの再生を行う。
S1908において、マスタ1800及びスレーブ101いずれの省電力動作モードの設定要因にも電池残量が無い場合(S1908:No)、省電力動作モード設定部1801は、S1910に進む。S1910において、省電力動作モード設定部1801は、マスタ1800及びスレーブ101いずれかの省電力動作モードの設定要因にユーザ設定があるかを判断する。
マスタ1800及びスレーブ101のいずれの省電力動作モードの設定要因にもユーザ設定が無い場合(S1910:No)、つまりマスタ1800及びスレーブ101の省電力動作1における省電力動作モードの設定が標準である場合、処理は終了する。そして省電力動作モード設定部1801は、コンテンツデータの再生を行う。
マスタ1800及びスレーブ101いずれかの省電力動作モードの設定要因にユーザ設定がある場合(S1910:Yes)省電力動作モード設定部1801はマスタ1800及びスレーブ101いずれかの設定要因がユーザ設定2であるか判断する(S1911)。
マスタ1800及びスレーブ101いずれかの省電力動作モードの設定要因がユーザ設定2である場合(S1911:Yes)、省電力動作モード設定部1801は、省電力動作モード調停Bを行う(S1912)。なお、省電力動作モード調停Bの動作は後述する。
これで省電力動作モードの設定動作が終了する。そして省電力動作モード設定部1801は、コンテンツデータの再生を行う。
マスタ1800及びスレーブ101いずれかの省電力動作モードの設定要因がユーザ設定2でない、つまりユーザ設定1である場合(S1911:No)、省電力動作モード設定部1801は、省電力動作モード調停Cを行う(S1913)。なお、省電力動作モード調停Cの動作は後述する。
これで省電力動作モードの設定動作が終了する。そして省電力動作モード設定部1801は、コンテンツデータの再生を行う。
<省電力動作モード調停A>(図20)
次に省電力動作モード調停Aの動作について、図18、図20を用いて説明する。
まず、省電力動作モード設定部1801が、省電力動作モード情報取得部300で取得したスレーブ101の省電力動作モード情報とマスタ1800の省電力動作モード情報か
ら、電池残量が最も少ない可搬型ディスプレイを特定する。ここで、特定した電池残量が最も少ない可搬型ディスプレイをターゲットAとする。省電力動作モード設定部1801は、このターゲットAの電池残量に応じた省電力動作1の省電力動作モードを共通省電力動作モードと設定する(S2001)。
次に、省電力動作モード設定部1801は、ターゲットAがマスタ1800であるか判断する(S2002)。
ターゲットAがマスタ1800である場合(S2002:Yes)、省電力動作設定要求・依頼送信部207が、通信部201を介して、スレーブ101に対し共通省電力動作モードの設定要求を送信する(S2003)。
これで省電力動作モード調停Aの処理が終了する。
ターゲットAがスレーブ101である場合(S2002:No)、省電力動作モード設定部1801が共通省電力動作モードを設定する(S2004)。
これで省電力動作モード調停Aの処理が終了する。
以上が、省電力動作モード調停Aにおける動作の説明である。
<省電力動作モード調停B>(図21)
次に、省電力動作モード調停Bの動作について、図15、図18、図21、図22を用いて説明する。
まず、省電力動作モード設定部1801が、省電力動作モード情報取得部300で取得したスレーブ101の省電力動作モード情報とマスタ1800の省電力動作モード情報から、電池残量が最も少ない可搬型ディスプレイを特定する(S2101)。ここで、特定した電池残量が最も少ない可搬型ディスプレイをターゲットBとする。
省電力動作モード設定部1801は、このターゲットBの電池残量に応じた省電力動作1の省電力動作モードを共通省電力動作モードと設定する(S2101)。
次に、省電力動作モード設定部1801は、ターゲットBがマスタ1800であるか判断する(S2102)。
ターゲットBがマスタ1800である場合(S2102:Yes)、操作パネル部310が表示部206に図15に例示する内容を表示し、省電力動作モード設定部1801は、ユーザが共通省電力動作モードへの設定を承認したか判断する(S2103)。
ユーザが共通省電力動作モードへの設定を承認した場合(S2103:Yes)、省電力動作モード設定要求・依頼送信部304が、通信部201を介して、スレーブ101に対し共通省電力動作モードへの設定要求を送信する(S2104)。
次に省電力動作モード設定部1801が、共通省電力動作モードへの設定を行う(S2105)。
これで調停が終了する。
S2103において、ユーザが共通省電力動作モードへの設定を拒否した場合(S2103:No)、省電力動作モード設定部1801は、共通省電力動作モードを省電力効果が一段高い省電力動作モードに変更する(S2106)。
例えば、共通省電力動作モードの最初の設定が低画質1であった場合、省電力動作モード設定部1801は、省電力効果が一段高い低画質2を共通省電力動作モードとして再設定(変更)する。
次に、省電力動作モード設定部1801は、S2103と同様に、変更した共通省電力動作モードへの設定をユーザが承認したか判断する(S2107)。
変更した共通省電力動作モードへの設定をユーザが拒否した場合(S2107:No)、省電力動作モード設定部1801は、S2106の動作に戻る。ユーザが共通省電力動作モードを承認するか、または共通省電力動作モードがマスタ1800のユーザ設定され
ている省電力動作モードになるまで、上記の処理が繰り返される。
変更した共通省電力動作モードへの設定をユーザが承認した場合(S2107:Yes)、省電力動作モード設定要求・依頼送信部304が、通信部201を介して、スレーブ101に対し、変更した共通省電力動作モードへの設定要求を送信する(S2108)。
次に、省電力動作モード設定部1801が、変更した共通省電力動作モードへの設定を行う(S2109)。これで調停が終了する。
S2102において、ターゲットBがマスタ1800でない、つまりスレーブ101である場合(S2102:No)、S2110に進む。S2110では、省電力動作モード設定要求・依頼送信部304が、通信部201を介して、スレーブ101に対し、共通省電力動作モードへの設定依頼を送信する。
次に、省電力動作モード設定承認・拒否受信部305が、通信部201を介して、スレーブ101からの設定承認・拒否を受信して、スレーブ101が設定を承認したかを判断する(S2111)。
スレーブ101が共通省電力動作モードへの設定を承認した場合(S2111:Yes)、省電力動作モード設定部1801が、共通省電力動作モードへの設定を行う(S2112)。
これで調停が終了する。
スレーブ101が共通省電力動作モードへの設定を拒否した場合(S2111:No)、ディスプレイ出力部207が表示部206へ図22に例示するような警告表示を行う(S2113)。
次に、省電力動作モード設定部1801は、S2106の動作と同様に、共通省電力動作モードを省電力効果が一段高い省電力動作モードに変更する(S2114)。
次に、省電力動作モード設定要求・依頼送信部304が、通信部201を介して、スレーブ101に対し、変更した共通省電力動作モードへの設定依頼を送信する(S2115)。
そしてS2111の動作と同様に、省電力動作モード設定要求・依頼受信部208が、通信部201を介して、スレーブ101からの設定承認・拒否を受信して、スレーブ101が設定を承認したかを判断する(S2116)。
スレーブ101が変更した共通省電力動作モードへの設定を拒否した場合(S2116:No)、S2113、S2114、S2115、S2116の処理が繰り返される。これにより、スレーブ101が変更後の共通省電力動作モードを承認するか、または共通省電力動作モードがスレーブ101のユーザ設定している省電力動作モードになるまで、上記の処理が繰り返される。
スレーブ101が変更した共通省電力動作モードへの設定を承認した場合(S2116:Yes)、省電力動作モード設定部1801が、変更した共通省電力動作モードへの設定を行う(S2117)。
これで調停が終了する。
以上が、省電力動作モード調停Bの動作の説明である。
<省電力動作モード調停C>(図23)
次に、省電力動作モード調停Cの動作について図15、図18、図23を用いて説明する。
まず、省電力動作モード設定部1801が、省電力動作モード情報取得部300で取得したスレーブ101の省電力動作モード情報とマスタ1800の省電力動作モード情報か
ら、省電力効果が最も低い省電力動作モードが設定された可搬型ディスプレイを特定する。ここで、特定した省電力動作1における省電力効果が最も低い省電力動作モードが設定されている可搬型ディスプレイをターゲットCとする。
省電力動作モード設定部1801は、このターゲットCに設定されている省電力動作1における省電力動作モードを、共通省電力動作モードと設定する(S2301)。
次に、省電力動作モード設定部1801は、ターゲットCがマスタ1800であるか判断する(S2302)。
ターゲットCがマスタ1800である場合(S2302:Yes)、省電力動作モード設定要求・依頼送信部304が、通信部201を介して、スレーブ101に対し共通省電力動作モードへの設定依頼を送信する(S2303)。
省電力動作モード設定承認・拒否受信部305が、通信部201を介して、スレーブ101からの設定承認・拒否の情報を受信し、この情報に基づき省電力動作モード設定部1801はスレーブ101が設定を承認したかを判断する(S2304)。
スレーブ101が共通省電力動作モードへの設定を承認した場合(S2304:Yes)、省電力動作モード調停Cは終了する。
スレーブ101が共通省電力動作モードへの設定を拒否した場合(S2304:No)、処理はS2305へ進む。
なお、S2305、S2306、S2307、S2308、S2309は、図21に示す省電力動作モード調停BにおけるS2113、S2114、S2115、S2116、S2117と同様な動作であるため説明を省略する。
S2302において、ターゲットCがマスタ1800でない、つまりスレーブ101である場合(S2302:No)、操作パネル部310が表示部206に図15に例示する内容を表示する。そして、省電力動作モード設定部1801は、ユーザが共通省電力動作モードへの設定を承認したか判断する(S2310)。
ユーザが共通省電力動作モードへの設定を承認した場合(S2310:Yes)、省電力動作モード設定部1801が、共通省電力動作モードへの設定を行う(S2311)。
ユーザが共通省電力動作モードへの設定を拒否した場合(S2310:No)、省電力動作モード設定部1801は、共通省電力動作モードを省電力効果が一段高い省電力動作モードに変更する(S2312)。
次に、省電力動作モード設定部1801は、S2310の動作と同様に、変更した共通省電力動作モードへの設定をユーザが承認したかを判断する(S2313)。
変更した共通省電力動作モードへの設定をユーザが拒否した場合(S2313:No)、省電力動作モード設定部1801は、S2312、S2313の処理を繰り返す。これにより、変更後の共通省電力動作モードをユーザが承認するか、または共通省電力動作モードがマスタ1800のユーザ設定の省電力動作モードになるまで、上記の処理が繰り返される。
変更した共通省電力動作モードへの設定をユーザが承認した場合(S2313:Yes)、省電力動作モード設定部1801が、共通省電力動作モードへの設定を行う(S2314)。
これで調停が終了する。
以上が、省電力動作モードCの動作の説明である。
<省電力動作モード情報要求を受信した時のスレーブ101の動作>(図24)
次に本実施例における省電力動作モード情報要求受信部311が、通信部201を介し
て、マスタ1800からの省電力動作モード情報要求を受信した時のスレーブ101の動作について図15、図18、図24を用いて説明する。
まず、省電力動作モード情報送信部312が、省電力動作モード情報要求受信部311がマスタ1800からの省電力動作モード情報要求を受け、通信部201を介して、マスタ1800へ省電力動作モード情報を送信する(S2401)。
次に、省電力動作モード設定要求・依頼受信部313が、通信部201を介して、マスタ1800から共通省電力動作モードの設定要求を受信したか判断する(S2402)。
設定要求を受信した場合(S2402:Yes)、省電力動作モード設定部316が、マスタ1800が要求した共通省電動作モードへの設定を行う(S2403)。
これで省電力動作モードの設定動作が終了する。そしてコンテンツデータの再生が行われる。
設定要求を受信しない場合(S2402:No)、省電力動作モード設定要求・依頼受信部313が、通信部201を介して、マスタ1800から共通省電力動作モードの設定依頼を受信したか判断する(S2404)。
設定依頼を受信しない場合(S2404:No)、省電力動作モードの設定動作が終了する。そしてコンテンツデータの再生が行われる。
設定依頼を受信した場合(S2404:Yes)、操作パネル部310が表示部206に図20の内容を表示し、ユーザが共通省電力動作モードへの設定を承認したか判断する(S2405)。
ユーザが共通省電力動作モードへの設定を承認した場合(S2405:Yes)、省電力動作モード設定承認・拒否送信部314が、通信部201を介して、マスタ1800に対して設定承認の情報を送信する(S2406)。
次に、省電力動作モード設定部316が、共通省電力動作モードへの設定を行う(S2407)。
これで省電力動作モードの設定動作が終了する。そしてコンテンツデータの再生が行われる。
S2405の動作で、ユーザが共通省電力動作モードへの設定を拒否した場合(S2405:No)、省電力動作モード設定承認・拒否受信部222が、通信部201を介して、マスタ1800に対し設定拒否の情報を送信する(S2408)。
次に省電力動作モード設定要求・依頼受信部313が、通信部201を介して、マスタ1800からの設定依頼を再受信したか判断する(S2409)。
マスタ1800からの設定依頼を再受信しない場合、再受信するまでS2409の動作を繰り返す。
マスタ1800からの設定依頼を再受信した場合、操作パネル部310が表示部206に図20の内容を表示し、ユーザが再受信した共通省電力動作モードへの設定を承認したか判断する(S2410)。
ユーザが再受信した共通省電力動作モードへの設定を承認した場合、S2411の動作に進む。
なお、S2411、S2412の動作は、S2406、S2407の動作と同様である為、説明を省略する。
ユーザが再受信した共通省電力動作モードへの設定を拒否した場合、省電力動作モード設定承認・拒否送信部314が、通信部201介して、マスタ1800に対して設定拒否を送信し、S2409に戻る(S2413)。
これをユーザが承認するまで繰り返す。
以上が、本実施例におけるスレーブ101の動作の説明である。
以上で説明した本発明の第二の実施例によると、マスタ1800の省電力動作モード設定部1801が、省電力動作モード情報取得部300で取得したスレーブ101の省電力動作モード情報とマスタ1800の省電力モード情報に含まれる設定要因に基づいて、マスタ1800及びスレーブ101において表示画質が同一になる省電力動作モードを設定する。これにより、消費電力の低減、各可搬型ディスプレイを保有するユーザの意向を考慮しながら、マスタ1800及びスレーブ101の表示画質を同一にすることができる。
100 マスタ可搬型ディスプレイ、
101 スレーブ可搬型ディスプレイ
300 省電力動作モード情報取得部
301 省電力動作モード設定部
304 省電力動作モード設定要求・依頼送信部
305 省電力動作モード設定承認・拒否受信部

Claims (12)

  1. 画像を表示する表示手段を備える表示装置であって
    表示画質と消費電力とが各々異なる複数の動作モードのうち、いずれか1つを前記表示装置の動作モードとして設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された動作モードの情報及び当該動作モードへの設定要求を、他の表示装置に送信する送信手段と、
    前記他の表示装置に設定されている動作モードに関連する情報を前記他の表示装置から受信する受信手段と、
    を備え、
    前記設定手段は、前記受信手段が受信した前記他の表示装置に設定されている動作モードに関連する情報に基づいて、前記他の表示装置が前記設定要求された動作モードに設定されなかった場合に、前記表示装置に設定されている動作モードと異なる動作モードを前記表示装置に設定することを特徴とする表示装置。
  2. 前記設定手段は、前記表示装置の電池残量、ユーザによる動作モードの設定、及びユーザによる表示装置に対する操作が無い時間である無操作時間のうち、いずれかに基づいて動作モードを前記表示装置に設定することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記受信手段は、前記他の表示装置の電池残量、ユーザによる動作モードの設定、及びユーザによる表示装置に対する操作が無い時間である無操作時間のうち、いずれかを、前記他の表示装置に設定されている動作モードに関連する情報として受信し、
    前記設定手段は、当該情報に基づいて、動作モードを前記表示装置に設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記受信手段が、他の表示装置から、前記設定要求を拒否することを示す拒否情報を
    受信した場合、警告表示を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記受信手段は、他の表示装置から、前記設定要求を拒否することを示す拒否情報を受信した場合、前記設定手段は、前記送信手段が送信した前記動作モードよりも消費電力が
    低い動作モードを、動作モードとして設定し、
    前記送信手段は、前記設定手段が設定した当該動作モードの情報及び当該動作モードへの設定要求を、前記他の表示装置へ送信することを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の表示装置。
  6. 画像を表示する表示手段を備える表示装置であって、
    表示画質と消費電力とが各々異なる複数の動作モードのうち、いずれか1つを前記表示装置の動作モードとして設定する設定手段と、
    他の表示装置から、前記他の表示装置に設定されている動作モードの情報及び当該動作モードへの設定要求を受信する受信手段と
    前記設定手段が設定した動作モードに関連する情報を、前記他の表示装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記受信手段が前記設定要求を受信し、かつ前記設定手段が前記設定要求に基づく動作モードに前記表示装置を設定することが可能な場合に、前記設定手段は、前記設定要求に基づいて、前記表示装置に動作モードを設定し、
    前記受信手段が前記設定要求を受信し、かつ前記設定手段が前記設定要求に基づいて前記表示装置に動作モードを設定できない場合に、前記送信手段は、前記設定要求に対する拒否情報を、前記他の表示装置に送信することを特徴とする表示装置。
  7. 前記受信手段が前記設定要求を受信していない場合に、前記設定手段は、前記表示装置の電池残量、ユーザによる動作モードの設定、およびユーザによる前記表示装置に対する操作が無い時間である無操作時間のうち、いずれかを設定要因として、動作モードを前記表示装置に設定し、
    前記送信手段は、前記設定要因を前記他の表示装置に送信することを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記受信手段が前記設定要求を受信し、かつ前記設定手段が前記設定要求に基づく動作モードに前記表示装置を設定することが可能な場合に、前記設定手段は、前記設定要求に基づいて、前記他の表示装置に設定されている動作モードと同一の動作モードを前記表示装置に設定することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の表示装置。
  9. 画像を表示する表示手段を備える表示装置であって
    表示画質と消費電力とが各々異なる複数の動作モードのうち、いずれか1つを前記表示装置の動作モードとして設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された動作モードの情報、または当該動作モードへの設定要求を、他の表示装置に送信する送信手段と、
    前記他の表示装置に設定されている動作モードに関連する情報、または当該動作モードへの設定要求を前記他の表示装置から受信する受信手段と、
    を備え、
    前記送信手段が前記設定要求を前記他の表示装置に送信し、かつ、前記受信手段が、前記他の表示装置が前記設定要求された動作モードに設定されなかったことを示す情報を受信した場合に、前記設定手段は、前記表示装置に設定されている動作モードと異なる動作モードを前記表示装置に設定し、
    前記受信手段が前記設定要求を受信し、かつ前記設定手段が前記設定要求に基づく動作モードに前記表示装置を設定することが可能な場合に、前記設定手段は、前記設定要求に基づいて、前記表示装置に動作モードを設定し、
    前記受信手段が前記設定要求を受信し、かつ前記設定手段が前記設定要求に基づいて前記表示装置に動作モードを設定できない場合に、前記送信手段は、前記設定要求に対する拒否情報を、前記他の表示装置に送信することを特徴とする表示装置。
  10. 画像を表示する表示手段を備える表示装置の制御方法であって
    表示画質と消費電力とが各々異なる複数の動作モードのうち、いずれか1つを前記表示装置の動作モードとして設定する設定工程と、
    前記設定工程により設定された動作モードの情報及び当該動作モードへの設定要求を、他の表示装置に送信する送信工程と、
    前記他の表示装置に設定されている動作モードに関連する情報を前記他の表示装置から受信する受信工程と、
    を有し、
    前記設定工程では、前記受信工程で受信した前記他の表示装置に設定されている動作モードに関連する情報に基づいて、前記他の表示装置が前記設定要求された動作モードに設定されなかった場合に、前記表示装置に設定されている動作モードと異なる動作モードを前記表示装置に設定することを特徴とする表示装置の制御方法。
  11. 画像を表示する表示手段を備える表示装置の制御方法であって、
    表示画質と消費電力とが各々異なる複数の動作モードのうち、いずれか1つを前記表示装置の動作モードとして設定する設定工程と、
    他の表示装置から、前記他の表示装置に設定されている動作モードの情報及び当該動作モードへの設定要求を受信する受信工程と
    前記設定工程で設定した動作モードに関連する情報を、前記他の表示装置に送信する送信工程と、
    を有し、
    前記受信工程で前記設定要求を受信し、かつ前記設定工程で前記設定要求に基づく動作モードに前記表示装置を設定することが可能な場合に、前記設定工程では、前記設定要求に基づいて、前記表示装置に動作モードを設定し、
    前記受信工程で前記設定要求を受信し、かつ前記設定工程で前記設定要求に基づいて前記表示装置に動作モードを設定できない場合に、前記送信工程では、前記設定要求に対する拒否情報を、前記他の表示装置に送信することを特徴とする表示装置の制御方法。
  12. 画像を表示する表示手段を備える表示装置であって
    表示画質と消費電力とが各々異なる複数の動作モードのうち、いずれか1つを前記表示装置の動作モードとして設定する設定工程と、
    前記設定工程により設定された動作モードの情報、または当該動作モードへの設定要求を、他の表示装置に送信する送信工程と、
    前記他の表示装置に設定されている動作モードに関連する情報、または当該動作モードへの設定要求を前記他の表示装置から受信する受信工程と、
    を有し、
    前記送信工程で前記設定要求を前記他の表示装置に送信し、かつ、前記受信工程で、前記他の表示装置が前記設定要求された動作モードに設定されなかったことを示す情報を受信した場合に、前記設定工程では、前記表示装置に設定されている動作モードと異なる動作モードを前記表示装置に設定し、
    前記受信工程で前記設定要求を受信し、かつ前記設定工程で前記設定要求に基づく動作モードに前記表示装置を設定することが可能な場合に、前記設定工程では、前記設定要求に基づいて、前記表示装置に動作モードを設定し、
    前記受信工程で前記設定要求を受信し、かつ前記設定工程で前記設定要求に基づいて前記表示装置に動作モードを設定できない場合に、前記送信工程では、前記設定要求に対する拒否情報を、前記他の表示装置に送信することを特徴とする表示装置の制御方法。
JP2012150739A 2012-07-04 2012-07-04 表示装置及びその制御方法 Active JP6004793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012150739A JP6004793B2 (ja) 2012-07-04 2012-07-04 表示装置及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012150739A JP6004793B2 (ja) 2012-07-04 2012-07-04 表示装置及びその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014013323A JP2014013323A (ja) 2014-01-23
JP2014013323A5 JP2014013323A5 (ja) 2015-08-20
JP6004793B2 true JP6004793B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=50109034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012150739A Active JP6004793B2 (ja) 2012-07-04 2012-07-04 表示装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6004793B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002351436A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Sony Corp ディスプレイ装置及びディスプレイ装置の低消費電力モードへの遷移と復帰方法
JP2005156659A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 I-O Data Device Inc ネットワーク管理システム
JP2009506355A (ja) * 2005-08-27 2009-02-12 ディスプレイリンク(ユーケイ)リミテッド ディスプレイシステム及びディスプレイシステムの操作方法
JP2007287101A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Hitachi Ltd システムの休止制御方法及び制御システム
JP4737096B2 (ja) * 2007-01-17 2011-07-27 ソニー株式会社 情報処理システム
JP2010092329A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Nec Corp 省電力制御方法、マスタースレーブデバイスシステム、および携帯端末
JP5856815B2 (ja) * 2011-11-11 2016-02-10 シャープ株式会社 電子装置、電子装置の制御方法、付加機能割当装置、付加機能割当装置の制御方法、電子装置システム、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014013323A (ja) 2014-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5060640B1 (ja) 電力制御装置及び電力制御方法
KR102436019B1 (ko) 전원공급장치, 이를 구비한 디스플레이 장치 및 전원 공급 방법
CN103312046B (zh) 电力控制系统及电子装置
KR20100081586A (ko) 화상형성장치 및 그 소비 전력 제어 방법
US9525464B2 (en) Wireless power supply device, electronic device capable of receiving wireless power, and method for controlling transmission of wireless power
JP5423362B2 (ja) 情報処理端末およびその制御方法
CN103792985A (zh) 电子设备及其控制方法
US11467651B2 (en) Photodynamic energy electronic label, working method thereof, managing method and managing apparatus thereof
JP6991777B2 (ja) 電源モードを制御するための装置、方法、及びコンピュータ可読媒体
CN103257915A (zh) 一种提供显示设备软件运行状态的方法和装置
KR20180115199A (ko) 무선 전력 송신 장치, 무선으로 전력을 수신하는 전자 장치 및 그 동작 방법
US20120320273A1 (en) Television receiver apparatus and control method
KR102531333B1 (ko) 저전력 모드에서 전자 장치에 발생된 이벤트에 대한 알림을 디스플레이를 통해 제공하는 전자 장치 및 제어 방법
KR102423070B1 (ko) 대기 상태시 오프되는 무선 전력 송신 장치 및 그 무선 전력 송신 장치를 포함하는 전자 장치
US11853640B2 (en) Display apparatus and method of controlling the same
JP6004793B2 (ja) 表示装置及びその制御方法
JP2004096520A (ja) 音声認識リモコン
KR20170120421A (ko) 전원공급장치, 이를 구비한 디스플레이 장치 및 전원 공급 방법
KR20170055165A (ko) 전자 장치 및 전자 장치의 제어방법
US10477649B1 (en) Computing-device lighting schemas
US20120320281A1 (en) Television receiver apparatus and control method
EP2829948B1 (en) Electronic apparatus and power controlling method
JP5936102B2 (ja) リモコン装置、信号送信方法、及びプログラム
CN110784763B (zh) 显示终端控制方法、显示终端及可读存储介质
JP5766147B2 (ja) 電子装置および操作表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150703

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160906

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6004793

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151