JP6004119B2 - Absを設定するための装置、方法及び無線通信ヘテロジニアスネットワーク - Google Patents

Absを設定するための装置、方法及び無線通信ヘテロジニアスネットワーク Download PDF

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Description

本開示は、一般的に、無線通信分野に関し、特に無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABS(Almost Blank Subframe)を設定するための装置、無線通信ヘテロジニアスネットワーク、無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための方法に関する。
ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(Universal Mobile Telecommunications System,UMTS)のロング・ターム・エボリューションのアドバンスト(Long Term Evolution−Advanced、LTE−A)において、セルエッジユーザーの性能により厳しい要求を提出した。例えば、LTE−Aシステムにおいて、マクロ基地局とフェムトセルとが共存する場合では、フェムトセルがクローズドユーザーグループのアクセスの方式を採用すると、そのアクセスリスト内にない、マクロ基地局によりサービスを提供するエッジユーザーが非常に深刻な干渉を受け、ひいてはサービスを得ることが不可能になる。ABS技術がこの場合での応用は、マクロ基地局のエッジユーザーの性能を極めて向上させ、現在、既にLTE−A干渉協調の研究の肝心となった。
ABS技術は、干渉源としての基地局が発射する正常なサブフレームに設計パターンに従ってABSを挿入する。ABSに対して行われる設定は、ABSサイレンス比、ABS発射パワーの低下量、設計パターンの三つのパラメータに対して行われる。ABSにおいて、干渉基地局の発射パワーは、設定されたパラメータに基づいてゼロ又は他の所定の低下量に設定されることにより、干渉基地局によりサービスを提供するのではなく被干渉基地局によりサービスを提供するエッジユーザーに対する干渉を低減させて、被干渉基地局のエッジ性能を向上させる。
しかし、現在のABS技術は、被干渉基地局のエッジ性能を向上させると同時に、干渉基地局のトータルスループットの損失を招くことを避けることができない。現在のABS技術は、ABSのパラメータを設定する際にグローバルなコンフィギュレーションを採用したことで、全体評価を基に最適な設定を実現するしかなく、具体的な状況に基づいてABSを設定するのではなく、さらに、具体的な状況に基づいて被干渉基地局のエッジ性能と干渉基地局のトータルスループットとのトレードオフを行っていない。
よって、具体的な状況に応じてABSを設定し、さらに、具体的な状況に応じて被干渉基地局のエッジ性能と干渉基地局のトータルスループットとのトレードオフを行い、無線通信ヘテロジニアスネットワークの全体性能を向上させるように、無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための装置、無線通信ヘテロジニアスネットワーク、及び無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための方法を提供する必要がある。
本開示の実施例によれば、無線通信ネットワークにおける装置を提供し、干渉基地局がサービスするユーザー端末の通信品質を示す指標に相関する第1の情報を取得、干渉基地局の干渉を受けるユーザー端末の被干渉程度を示す指標に相関する第2の情報を取得、第1の情報と第2の情報に基づいて、干渉基地局による伝送を設定して、基地局間の協調に用いられるように構成される回路を含む。
本開示の他の実施例によれば、さらに、無線通信ヘテロジニアスネットワークを提供し、第1の情報取得ユニットと設定ユニットとを含む第1の基地局と、第2の情報取得ユニットを含む第2の基地局とを含む。第1の情報取得ユニットは、第1の基地局がサービスするユーザー端末の通信品質を示す指標に相関する第1の情報を取得するように構成される。第2の情報取得ユニットは、第2の基地局がサービスするユーザー端末が第1の基地局の干渉を受ける程度を示す指標に相関する第2の情報を取得するように構成される。設定ユニットは、第1の情報と第2の情報とに基づいて、第1の基地局による伝送を設定して、基地局間の協調に用いられるように構成される。
本開示の他の実施例によれば、さらに、無線通信ヘテロジニアスネットワークを提供し、第1の情報取得ユニットを含む第1の基地局と、第2の情報取得ユニットと設定ユニットとを含む第2の基地局とを含む。第1の情報取得ユニットは、第1の基地局がサービスするユーザー端末の通信品質を示す指標に相関する第1の情報を取得するように構成される。第2の情報取得ユニットは、第2の基地局がサービスするユーザー端末が第1の基地局の干渉を受ける程度を示す指標に相関する第2の情報を取得するように構成される。設定ユニットは、第1の情報と第2の情報とに基づいて、第1の基地局による伝送を設定して、基地局間の協調に用いられるように構成される。
本開示の他の実施例によれば、無線通信ネットワークに使用される方法を提供し、干渉基地局がサービスするユーザー端末の通信品質を示す指標に相関する第1の情報を取得し、干渉基地局の干渉を受けるユーザー端末の被干渉程度を示す指標に相関する第2の情報を取得し、第1の情報と第2の情報とに基づいて、干渉基地局による伝送を設定して、基地局間の協調に用いられることを含む。
本開示の別の他の実施例によれば、無線通信ネットワークにおける装置を提供し、前記装置がサービスする被干渉ユーザー端末により測定された、干渉基地局からの参照信号の参照信号受信パワーを取得し、X2シグナルを介して前記参照信号受信パワーのシグナルに関係付けられた情報を干渉基地局に提供して、基地局間の協調に用いられるように構成される回路を含む。
本開示の他の実施例によれば、さらに、プログラムを提供し、当該プログラムを実行するコンピュータに、干渉基地局がサービスするユーザー端末の通信品質を示す指標に相関する第1の情報を取得するステップと、干渉基地局の干渉を受けるユーザー端末の被干渉程度を示す指標に相関する第2の情報を取得するステップと、第1の情報と第2の情報とに基づいて、ABSサイレンス比とパワー低減量との少なくとも一つを調整して干渉基地局が送信するABSを設定するするステップとを実行させる。
本開示の他の実施例によれば、対応するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、当該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に計算デバイスにより実行可能なプログラムを記憶して、上記プログラムが実行される場合に上記計算デバイスに上記処理方法を実行させることができる。
本開示の他の実施例に提供される無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための装置、無線通信ヘテロジニアスネットワーク、及び無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための方法によれば、具体的な状況に応じてABSを設定し、干渉基地局がサービスするユーザー端末及び干渉基地局の干渉を受けるユーザー端末の性能を両立させることにより、無線通信ヘテロジニアスネットワークの全体性能を向上させることができる。
本開示の実施例に基づく、無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための装置の例を示している模式図である。
本開示の実施例に基づく、ABSサイレンス比とパワー低減量との所定のパラメータセットを含むパラメータテーブルの例を示している模式図である。
本開示の実施例に基づく、ABSサイレンス比とパワー低減量との所定のパラメータセットを含む他のパラメータテーブルの例を示している模式図である。
本開示の実施例に基づく無線通信ヘテロジニアスネットワークの例を示している模式図である。
本開示の実施例に基づく他の一つの無線通信ヘテロジニアスネットワークの例を示している模式図である。
本開示の実施例に基づく、無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための方法のフローチャートである。
本開示の実施例の具体的な応用例を示している模式図である。
図7の例における干渉基地局のABSを設定するための模式図を示している。
本開示の実施例の他の一つの具体的な応用例を示している模式図である。
本開示の実施例に基づくハードウェア構成の例を示している模式図である。
以下では、図面と結びつけて本開示の最適な実施例を記述することにより、本開示の前記特徴、長所及びその他の特徴と長所をより明確にする。
下文の記述は、以下の順序に従って行われる。
1.無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための装置
2.無線通信ヘテロジニアスネットワーク
3.無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための方法
4.具体的な例
5.ハードウェア構成の例
1.無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための装置
図1は、本開示の実施例に基づく、無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための装置10を示している。装置10は、第1の情報取得ユニット101、第2の情報取得ユニット102及び設定ユニット103を含む。
また、図1において、さらに、干渉基地局20及びそれがサービスするユーザー端末21、被干渉のユーザー端末31、及び被干渉のユーザー端末31へサービスを提供する基地局30を示している。干渉基地局20と被干渉のユーザー端末31へサービスを提供する基地局30とが無線通信ヘテロジニアスネットワークを構成する。ここで、「ヘテロジニアスネットワーク」とは、ネットワークにおいて異なるタイプの基地局を含むことを指し、これらの基地局はマクロ基地局、フェムトセル、ピコ(Pico)セル又は他の適切なタイプの基地局であってもよい。
注意すべきことは、干渉基地局20がサービするユーザー端末21は、一つ又は複数であってもよく、ここで、ユーザー端末21と総称する。同じく、被干渉のユーザー端末31も、一つ又は複数であってもよく、ここでユーザー端末31と総称する。ユーザー端末は、携帯電話、ノートパソコン、デスクトップ型パーソナルコンピューター又は他の適切なタイプの通信機能を有するユーザー端末であってもよい。
第1の情報取得ユニット101は、第1の情報を取得するように構成され、第1の情報は、ユーザー端末21の通信品質を示す指標に関し、例えば、ユーザー端末21の通信品質を示す指標自身又は当該指標に基づいて得られた値であってもよい。
第2の情報取得ユニット102は、第2の情報を取得するように構成され、第2の情報は、ユーザー端末31の被干渉程度を示す指標に関し、例えば、ユーザー端末31の被干渉程度を示す指標自身又は当該指標に基づいて得られた値であってもよい。
設定ユニット103は、第1の情報と第2の情報に基づいて、ABSサイレンス比とパワー低減量との少なくとも一つを調整することにより干渉基地局20が送信するABSを設定するように構成される。
当業者は、装置10を、干渉基地局20及び基地局30と独立して設置してもよく、干渉基地局20又は基地局30の内部に設置してもよく、さらに、装置10の一部のユニットを干渉基地局20に設置し、他の一部のユニットを基地局30に設置してもよいと理解すべきである。なお、さらに、装置10の全部を干渉基地局20に設置してもよく、その中、第2の情報取得ユニット102が、干渉基地局20と基地局30との間の例えばX2インタフェースにより行われる通信によって第2の情報を取得する。別の可能な方式は、装置10の全部を基地局30に設置することであり、その中、第1の情報取得ユニット101が、干渉基地局20と基地局30との間の例えばX2インタフェースにより行われる通信によって第1の情報を取得し、設定ユニット103が、干渉基地局20と基地局30との間の例えばX2インタフェースにより行われる通信によって、干渉基地局20へABSの設定を送信する。従って、本開示の実施例によれば、装置10を含んでいる基地局をさらに開示している。
好ましくは、ユーザー端末21の通信品質を示す指標は、ユーザー端末21が干渉基地局20の信号を受信する時の参照信号受信パワー(RSRP)、通信品質指標(CQI)、チャネル状態情報に基づく参照信号受信パワー(CSI−RSRP)及びリンクの結合損失の少なくとも一つに相関する。言い換えれば、当該指標は、ユーザー端末21が干渉基地局20の信号を受信する時の参照信号受信パワー、通信品質指標、チャネル状態情報に基づく参照信号受信パワー及びリンクの結合損失の中の一つだけに相関してもよく、その中の任意の複数のものに相関してもよく、例えば、複数のパラメータの加重和であってもよい。
注意すべきことは、3GPPバージョン10の前のバージョンにおいて、ユーザー端末21の通信品質を示す指標は、参照信号受信パワーに相関してもよく、ここで、参照信号が、例えばセル専用参照信号(CRS)であってもよい。しかし、セル専用参照信号に対する受信パワーを使用して3GPPバージョン10及び後のバージョン、及び新しいキャリアタイプ(NewCarrierType)においてヘテロジニアスネットワーク状況でのチャネル測定を満足しないので、これらの状況で、ユーザー端末21の通信品質を示す指標は、チャネル状態情報に基づく参照信号受信パワーに相関してもよい。
当業者は、ユーザー端末21の通信品質を示す指標がその他の適切なパラメータに相関してもよいと理解すべきである。
ユーザー端末21の通信品質を示す指標は、ユーザー端末21により測定され干渉基地局20に提供してもよい。干渉基地局20は、当該指標に相関する第1の情報を設定ユニット103に提供する。特に、設定ユニット103が基地局30に配置された場合に、干渉基地局20は、基地局の間の例えばX2インタフェースにより行われる通信によって第1の情報を設定ユニット103に提供する。
当業者は、ユーザー端末21の通信品質を示す指標が別の方式で測定されてもよく、例えば干渉基地局20により測定されてもよいと理解すべきである。
好ましくは、ユーザー端末31の被干渉程度を示す指標は、ユーザー端末31が干渉基地局20の信号を受信する時の参照信号受信パワー、通信品質指標、チャネル状態情報に基づく参照信号受信パワー及びリンクの結合損失の少なくとも一つに相関してもよい。言い換えれば、当該指標は、ユーザー端末31が干渉基地局20の信号を受信する時の参照信号受信パワー、通信品質指標、チャネル状態情報に基づく参照信号受信パワー及びリンクの結合損失の中の一つだけに相関してもよく、その中の任意の複数のものに相関してもよく、例えば、複数のパラメータの加重和であってもよい。
以上のように、3GPPバージョン10の前のバージョンにおいて、ユーザー端末31の被干渉程度を示す指標は、参照信号受信パワーに相関してもよい。3GPPバージョン10及び後のバージョン、並びに新しいキャリアタイプ(NewCarrierType)において、ユーザー端末31の被干渉程度を示す指標は、チャネル状態情報に基づく参照信号受信パワーに相関してもよい。
当業者は、ユーザー端末31の被干渉程度を示す指標が、他の適切なパラメータに相関してもよいと理解すべきである。
なお、ユーザー端末31の被干渉程度を示す指標は、ユーザー端末31により測定され基地局30に提供されてもよい。基地局30は、当該指標に相関する第2の情報を設定ユニット103に提供する。特に、設定ユニット103が干渉基地局20に配置された場合に、基地局30は、基地局の間の例えばΧ2インタフェースにより行われる通信によって第2の情報を設定ユニット103に提供する。
当業者は、ユーザー端末31の被干渉程度を示す指標が他の方式で測定されてもよく、例えば基地局30により測定されてもよいと理解すべきである。
好ましくは、設定ユニット103は、さらに、ABSサイレンス比とパワー低減量との所定のパラメータセットを含むパラメータテーブルから選択することにより、干渉基地局20が送信するABSを設定するように構成されてもよい。
具体的には、ABSのパワー低減量が不変である場合に、ABSのサイレンス比を上げる時に、干渉基地局20のトータルスループットが低減し干渉基地局20により干渉された、基地局30によりサービスを提供するエッジユーザーの性能(即ち、基地局30のエッジ性能)が上り、逆も同様である。また、ABSサイレンス比が不変である場合に、ABSのパワー低減量を上げる時に、干渉基地局20のトータルスループットが低減し基地局30のエッジ性能が上り、逆も同様である。
ABSサイレンス比とパワー低減量との所定のパラメータセットを適切に設定することにより、干渉基地局20のトータルスループットと基地局30のエッジ性能が設定されて、無線通信ヘテロジニアスネットワークの全体性能を向上させることができる。
設定ユニット103は、他の方式で干渉基地局20が送信するABSを設定してもよく、例えばABSサイレンス比とパワー低減量との一つを変化しないとともに他の一つを変化し、即ちABSサイレンス比とパワー低減量との何れか一つを調整する。
図2と図3においてABSサイレンス比とパワー低減量の所定のパラメータセットを含むパラメータテーブルの二つの例を示している。
図2に示すパラメータテーブルにおいて、8セットのパラメータを模式的に示し、その中、サイレンス比が高いほど、パワー低減量が小さくなり、逆にサイレンス比が低いほど、パワー低減量が大きくなる。サイレンス比が100%である場合に、ABSのパワー低減量がゼロとなり、この場合に干渉基地局20が送信する全てがABSであり、正常のサブフレームを送信しないので、ユーザー端末21にサービスを提供しない。サイレンス比が12.5%である場合に、ABSのパワーがゼロまで低減する(即ち、図2のテーブル第1行の最も右の「ゼロパワー」)。干渉基地局20が送信するABSのパワーがゼロまで低減した場合に、干渉基地局20が送信する当該ABSは、基本的に基地局30が同一の時間帯内に送信するサブフレームに干渉しないので、ABSサイレンス比が不変である場合に基地局30のエッジ性能をより良く向上させることができる。
当業者は、実際の応用中のパラメータテーブルは、設計のニーズに応じて、他の数のパラメータセットを含んでもよいと理解すべきである。
注意すべきことは、図2に示すパラメータセットにおいて、サイレンス比とパワー低減量とからなるパラメータセットが、サイレンス比がより小さくパワー低減量がより大きいパラメータセットを採用するように設定されることにより、基地局30のエッジ性能がより良くなり、干渉基地局20のトータルスループットがより小さくなる。しかしながら、当業者は、具体的なネットワーク状況に応じてABSサイレンス比とパワー低減量を含む所定のパラメータセットを適切に設定することもできる。例えばサイレンス比の差が非常に大きい2つのセットのパワー低減量の差が非常に小さいように設定されることにより、あるネットワーク状況でサイレンス比がより小さくパワー低減量が大きいパラメータセットを採用して、基地局30のエッジ性能が少し悪く、干渉基地局20のトータルスループットがより大きくなるようにする。また、干渉基地局20のトータルスループットと基地局30のエッジ性能を大きい範囲で変化させる必要がある場合に、パラメータセットを、パラメータセットにおけるサイレンス比が大きいほどパワー低減量が大きくなるように設定することにより、サイレンス比がより大きくパワー低減量がより大きいパラメータセットは、基地局30のエッジ性能を大幅に向上させるとともに干渉基地局20のトータルスループットを低減させることができる。
図3に示すパラメータテーブルにおいて、8セットのパラメータを模式的に示し、その中、図2と類似して、サイレンス比が高いほど、パワー低減量が小さくなり、逆に、サイレンス比が低いほど、パワー低減量が大きくなる。サイレンス比が80%である場合に、ABSのパワー低減量がゼロとなる。サイレンス比が10%である場合に、ABSのパワーがゼロまで低減する(図2のテーブルにおいて第1の行の最も右の「ゼロパワー」)。図3に示すパラメータテーブルは、例えば、干渉基地局20がマクロ基地局であり基地局30がピコセル(Pico)である状況に応用されることができる。当該状況において、マクロ基地局が送信するABSの比が100%に達することができず、さもなければヘテロジニアスネットワークの主要サービス基地局としてのマクロ基地局が正常に作動できない。当業者は、他の応用状況の特点、特に干渉基地局のタイプに基づいて対応するパラメータセットを設定してもよい。言い換えれば、上記の所定のパラメータセットは、干渉基地局のタイプに基づいて確定される。
好ましくは、設定ユニット103は、第1の情報と第2の情報とを、ユーザー端末21の通信品質の下限を含む第1の基準範囲及びユーザー端末31の被干渉程度の上限を含む第2の基準範囲とそれぞれ比較し、且つ第1の情報と第2の情報とがそれぞれ第1の基準範囲及び第2の基準範囲中にあるように、第1の情報と第1の基準範囲との比較結果と、第2の情報と第2の基準範囲との比較結果に基づいて干渉基地局20が送信するABSを設定するように構成されてもよい。
また、設定ユニット103は、ユーザー端末21とユーザー端末31の特性を示す指標に基づいて第1の基準範囲と第2の基準範囲を調整することにより、第1の情報と基準範囲との比較結果と、第2の情報と基準範囲との比較結果に基づいて干渉基地局が送信するABSを設定するように構成されてもよい。
言い換えれば、第1の情報と第2の情報に対してそれぞれ第1の基準範囲と第2の基準範囲を設定し、第1の情報と第2の情報とがそれぞれ第1の基準範囲と第2の基準範囲に保持されるようにABSに対して設定され、これにより、ABSに対する設定は、具体的な状況に応じて行うことができる。第1の基準範囲と第2の基準範囲は、ユーザー端末21とユーザー端末31の特性を示す指標に基づいて調整することにより、具体的な状況に応じて干渉基地局20のトータルスループットと基地局30のエッジ性能とのトレードオフを行うことができる。また、当該基準範囲は、他の適切な指標に基づいて調整するか、又は固定の基準範囲に設定されてもよい。
第1の情報と第2の情報に対してそれぞれ第1の基準範囲と第2の基準範囲を設定するのみならず、第1の情報と第2の情報に相関するパラメータに対して共通の基準範囲を設定し、例えば、第1の情報と第2の情報の加重和に対して一つの共通の基準範囲を設定してもよい。
また、上記指標に基づいて基準範囲を調整する場合に、上記指標に基づいて、それぞれ、第1の情報に用いられる基準範囲と第2の情報に用いられる基準範囲を調整してもよく、上記指標に基づいて第1の情報と第2の情報との両者に用いられる基準範囲を調整してもよい。
当業者にとって、第1の情報と第2の情報に対して基準範囲以外の他の適切な方式を設定し、第1の情報、第2の情報及びユーザー端末21とユーザー端末31との特性を示す指標に基づいて、ABSを設定することにより、具体的な状況に応じて干渉基地局20のトータルスループットと基地局30のエッジ性能とのトレードオフを行うこともできる。例えば、第1の情報、第2の情報及びユーザー端末21とユーザー端末31との特性を示す指標の加重和に対して一つの基準範囲を設定し、且つ加重和を当該基準範囲に保持するようにABSを設定してもよい。
ユーザー端末21とユーザー端末31の特性を示す指標は、ユーザー端末21の数、ユーザー端末31の数、ユーザー端末21のトラフィック量、ユーザー端末31のトラフィック量の中の少なくとも一つに相関する。言い換えれば,ユーザー端末21とユーザー端末31の特性を示す指標は、ユーザー端末21の数、ユーザー端末31の数、ユーザー端末21のトラフィック量、ユーザー端末31のトラフィック量の中の一つだけに相関してもよく、その中の任意の複数のものに相関してもよい。以下では、ユーザー端末21とユーザー端末31の特性を示す指標の具体的な例を示す。
設定ユニット103は、当該指標によって、どのように基地局30のエッジ性能と干渉基地局20のトータルスループットとのトレードオフを行うかを確定する。言い換えれば、設定ユニット103は、当該指標によって、どのように干渉基地局20のABSを設定するかを確定し、具体的な状況に応じて干渉基地局20のトータルスループットと基地局30のエッジ性能とのトレードオフを図る。
例えば、当該指標は、ユーザー端末21の数に相関し、且つユーザー端末21の数が多いほど、干渉基地局20のトータルスループットを多く考慮して干渉基地局20のABSを設定してもよい。当該指標は、ユーザー端末31の数に相関し、且つユーザー端末31の数が多いほど、基地局30のエッジ性能を多く考慮して干渉基地局20のABSを設定してもよい。
当該指標は、ユーザー端末21とユーザー端末31との数の関係に相関し、即ち、ユーザー端末21の数とユーザー端末31の数との両者に相関してもよい。例えば、ユーザー端末31とユーザー端末21との数の比が増加する場合に、基地局30のエッジ性能を多く考慮して干渉基地局20のABSを設定する。
言い換えれば、ユーザー端末31とユーザー端末21の特性を示す指標が、ユーザー端末31の数とユーザー端末21の数との比に正に相関する場合に、設定ユニット103は、当該指標が増加する時に、第1の基準範囲の中でユーザー端末21の通信品質の下限を下げるとともに、第2の基準範囲に含まれるユーザー端末31の被干渉程度の上限を下げるように設定されてもよい。
同じく、当該指標は、ユーザー端末21のトラフィック量に相関し、且つユーザー端末21のトラフィック量が多いほど、トータルスループットを多く考慮して干渉基地局20のABSを設定してもよい。当該指標は、ユーザー端末31のトラフィック量に相関し、且つユーザー端末31のトラフィック量が多いほど、基地局30のエッジ性能を多く考慮して干渉基地局20のABSを設定してもよい。
当該指標は、ユーザー端末21とユーザー端末31のトラフィック量との関係に相関し、即ち、ユーザー端末21のトラフィック量とユーザー端末31のトラフィック量との両者に相関してもよい。例えば、ユーザー端末31とユーザー端末21のトラフィック量との比が大きいほど、基地局30のエッジ性能を多く考慮して干渉基地局20のABSを設定する。
言い換えれば、ユーザー端末21とユーザー端末31の特性を示す指標が、ユーザー端末31のトラフィック量とユーザー端末21のトラフィック量との比に正に相関する場合に、設定ユニット103は、当該指標が増加する時に、第1の基準範囲に含まれるユーザー端末21の通信品質の下限を下げるとともに、第2の基準範囲に含まれるユーザー端末31の被干渉程度の上限を下げるように構成されてもよい。
もちろん、当該指標は、ユーザー端末21の数、ユーザー端末31の数、ユーザー端末21のトラフィック量、ユーザー端末31のトラフィック量の四つに相関してもよく、例えば当該指標は、ユーザー端末21とユーザー端末31との数の比と、ユーザー端末21とユーザー端末31のトラフィック量との比の加重和であってもよい。
当業者は、当該指標は、他の適切な方式に従ってユーザー端末21の数、ユーザー端末31の数、ユーザー端末21のトラフィック量、ユーザー端末31のトラフィック量の中の少なくとも一つに相関し、当該指標によって、具体的な状況に応じて干渉基地局20のトータルスループットと基地局30のエッジ性能とのトレードオフを行うことを図ると理解すべきである。
また、当該指標は、他の適切な、ユーザー端末21とユーザー端末31の特性を示すことができるパラメータに相関してもよく、例えばユーザー端末21とユーザー端末31の重要性又は優先度に相関し、これにより、当該指標によって、具体的な状況に応じて干渉基地局20のトータルスループットと基地局30のエッジ性能とのトレードオフを行うことを図る。
設定ユニット103が基地局30に配置された場合に、設定ユニット103は、基地局の間の例えばX2インタフェースにより行う通信によって、設定方式に相関する情報を、干渉基地局20に提供し、例えば、選択したパラメータセットの具体的な数値を干渉基地局20に提供するか、又は、干渉基地局20自身がパラメータセットのテーブルを記憶した場合に、選択したパラメータセットの番号を干渉基地局20に提供する。また、干渉基地局20自身がパラメータセットのテーブル(例えば図2に示すテーブル)を記憶した場合に、選択したパラメータセットが、現在干渉基地局20に使用されているパラメータセットに対する相対位置を干渉基地局20に送信し、例えば、パラメータセットをパワー低減量が大きくサイレンス比が小さい方向へ一つの位置だけ移動させることを示す情報を送信してもよい。
ABSに対する設定は、周期的に行ってもよく、他の適切な方式で行ってもよく、例えばイベントトリガーに基づいて行う。一つの可能な、イベントトリガーに基づいて行う状況は、干渉基地局20がユーザー端末21の数を検出したか又はトラフィック量の変化が所定の条件を満たす場合に、ABSを新たに設定する。
第1の情報の変化に基づいてABSサイレンス比とパワー低減量を周期的に調整する場合に、「ピンポン現象」(即ち、第1の方向に向かってABSの上記パラメータを調整した後に、第1の情報又は第2の情報が対応して変化するので、また、第1の方向と反対の第2の方向に向かってABSの上記パラメータを調整する必要があり、その後、第1の情報又は第2の情報が対応して変化するので、再度、第1の方向に向かってABSの上記パラメータを調整する必要があり、当該過程が複数回循環する可能性がある)を避けるために、第1の情報の変化量が所定の閾値より小さい場合に、ABSサイレンス比とパワー低減量を調整しなくてもよい。
同じく、第2の情報的変化量に基づいてABSサイレンス比とパワー低減量を周期的に調整する場合に、「ピンポン現象」を避けるために、第2の情報の変化量が所定の閾値より小さい場合に、ABSサイレンス比とパワー低減量を調整しなくてもよい。
注意すべきことは、ここで、第1の情報と第2の情報に対して設定した所定の閾値が同じであってもよく、異なってもよい。また、第1の情報と第2の情報との相対変化量に対して閾値を設定してもよく、第1の情報と第2の情報との絶対変化量に対して閾値を設定してもよい。
当業者は、他の方式を採用して、ABSをトリガーして新たに設定する感度を下げて、「ピンポン現象」を避けることもできる。例えば、一方向に向かってABSの上記パラメータを調整する時の感度を他の方向に向かってABSの上記パラメータを調整する時の感度と異ならせることにより、上記パラメータの繰り返し調整を避ける。
2.無線通信ヘテロジニアスネットワーク
図4は、本開示の実施例に基づく無線通信ヘテロジニアスネットワーク100を示している。図2に示すように、ネットワーク100は、第1の基地局120と第2の基地局130を含む。第1の基地局120は、第1の情報取得ユニット122と設定ユニット123を含む。第2の基地局130は、第2の情報取得ユニッ132を含む。システム100において、第1の基地局120が干渉基地局であり、第1の基地局120がサービスするユーザー端末がユーザー端末121と総称され、第2の基地局130がサービスし且つ第1の基地局120の干渉を受けるユーザー端末がユーザー端末131と総称される。図1における例と類似して、ユーザー端末121とユーザー端末131は、それぞれ一つ又は複数のユーザー端末であってもよい。
第1の情報取得ユニット122は、ユーザー端末121の通信品質を示す指標に相関する第1の情報を取得するように構成される。
第2の情報取得ユニット132は、ユーザー端末131が第1の基地局120の干渉を受ける程度を示す指標に相関する第2の情報を取得するように構成される。
設定ユニット123は、第1の情報と第2の情報に基づいて、ABSサイレンス比とパワー低減量との少なくとも一つを調整して第1の基地局120が送信するABSを設定するように構成される。
第1の基地局120はフェムトセルであってもよく、この時、第2の基地局130はマクロ基地局であってもよい。第1の基地局120はマクロ基地局であってもよく、この時、第2の基地局130はピコセルであってもよい。第2の基地局130は、X2インタフェースにより第1の基地局120へ第2の情報を提供することができる。
図5は、本開示の実施例に基づく無線通信ヘテロジニアスネットワーク200を示している。図3に示すように、ネットワーク200は、第1の基地局220と第2の基地局230を含む。第1の基地局220は、第1の情報取得ユニット222を含む。第2の基地局230は、第2の情報取得ユニット232と設定ユニット233を含む。システム200において、第1の基地局220が干渉基地局であり、第1の基地局220がサービスするユーザー端末がユーザー端末221と総称され、第2の基地局230がサービスし且つ第1の基地局220の干渉を受けるユーザー端末がユーザー端末231と総称される。図1と図4の例と類似して、ユーザー端末221とユーザー端末231は、それぞれ一つ又は複数のユーザー端末であってもよい。
第1の情報取得ユニット222は、ユーザー端末221の通信品質を示す指標に相関する第1の情報を取得するように構成される。
第2の情報取得ユニット232は、ユーザー端末231が第1の基地局220の干渉を受ける程度を示す指標に相関する第2の情報を取得するように構成される。
設定ユニット233は、第1の情報と第2の情報に基づいて、ABSサイレンス比とパワー低減量との少なくとも一つを調整して第1の基地局220が送信するABSを設定するように構成される。
第1の基地局220がフェムトセル、第2の基地局230がマクロ基地局であると、第2の基地局230は、Χ2インタフェースにより第1の基地局220へ第2の情報を提供し、且つ第2の基地局230の設定ユニット233は、Χ2インタフェースにより第1の基地局220が送信するABSを設定してもよい。
第1の基地局220がマクロ基地局、第2の基地局230がピコセルであると、第2の基地局230は、X2インタフェースにより第1の基地局220へ第2の情報を提供し、且つ第2の基地局230の設定ユニット233は、X2インタフェースにより第1の基地局220が送信するABSを設定してもよい。
3.無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための方法
図6は、本開示の実施例に基づく、無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための方法を示している。
上記方法は、ステップS102から始める。
ステップS104において、第1の情報を取得し、第1の情報は干渉基地局がサービスするユーザー端末の通信品質を示す指標に相関する。当該ステップは、例えば第1の情報取得ユニット101、122又は222により実行されてもよい。
ステップS106において、第2の情報を取得し、第2の情報は、干渉基地局の干渉を受けるユーザー端末の被干渉程度を示す指標に相関する。当該ステップは、例えば第2の情報取得ユニット102、132又は232により実行されてもよい。
ステップS108において、第1の情報と第2の情報に基づいて、ABSサイレンス比とパワー低減量との少なくとも一つを調整して干渉基地局が送信するABSを設定する。当該ステップは、例えば設定ユニット103、123又は233により実行されてもよい。
その後、ステップS110で処理を終了する。
注意すべきことは、ステップS104は、必ずしもステップS106の前で実行しなくてもよく、先にステップS106を実行してからステップS104を実行してもよく、ステップS104とステップS106とを並行して実行してもよい。
4.具体的な例
以下では、より具体的な例により本開示の実施例の一つの具体的な実施形態を詳細に記述する。
図7は、フェムトセル320、330とマクロ基地局340とが共存する状況を示している。当該状況において、閉じたユーザーテーブルにおけるユーザーだけにサービスするフェムトセル320、330を干渉基地局として、マクロ基地局340のユーザー端末341に干渉する。
当業者は、異なる基地局同士が互いに干渉する可能性があり、例えば、一つの可能な状況は、マクロ基地局340がフェムトセル320又は330に干渉すると理解すべきである。当業者は、実際の状況に応じて、ABSを送信する方式を選択して使用して基地局の間の干渉を抑制することができる。
以下、図7に示す例を記述することにより、当業者は、本開示の実施例が一つ又は複数の干渉基地局を含む無線通信ヘテロジニアスネットワークに対して実施できると意識すべきである。なお、各干渉基地局に対して、全ての干渉基地局のABSについて、本開示の実施例に基づく方法に従って、それぞれ設定してもよく、その中の一つ又は複数の干渉基地局のABSだけに本開示の実施例に基づく方法に従ってそれぞれ設定してもよい。
マクロ基地局340は、複数のユーザー端末341にサービスを提供し、ユーザー端末341はユーザー端末341aとユーザー端末341bを含み、その中、ユーザー端末341aの位置がフェムトセル320に接近し且つフェムトセル320のユーザーテーブルにないので、フェムトセル320の干渉を受け、ユーザー端末341bの位置がフェムトセル330に接近し且つフェムトセル330のユーザーテーブルにないので、フェムトセル330を受ける。
注意すべきことは、図7において一つのユーザー端末341aと2个ユーザー端末341bを示したが、当業者は、被干渉のユーザー端末341aと341bとが一つ又は複数のユーザー端末であってもよいと理解すべきである。
フェムトセル320は、そのユーザーテーブルにあるユーザー端末321にサービスを提供し、フェムトセル330は、そのユーザーテーブルにあるユーザー端末331にサービスを提供する。当業者は、ユーザー端末321と331がそれぞれ一つ又は複数のユーザー端末であってもよいと理解すべきである。
図7において、明確にするために、矢印付きの実線で、基地局がユーザー端末にサービスを提供することを示し、矢印付きの破線で、基地局がユーザー端末に干渉することを示す。
当業者は、図1の装置10がマクロ基地局340に含まれてもよく、フェムトセル320又は330に含まれてもよいと理解すべきである。なお、図4に示すように、干渉基地局としてのフェムトセル320及び/又は330は第1の情報取得ユニット122と設定ユニット123を含み、マクロ基地局340は第2の情報取得ユニット132を含んでもよく、図5に示すように、干渉基地局としてのフェムトセル320及び/又は330は第1の情報取得ユニット222を含み、マクロ基地局340は第2の情報取得ユニット232と設定ユニット233を含んでもよい。
マクロ基地局340は、設計パターン343に従ってサブフレームを送信し、図7から分かるように、マクロ基地局340が送信する全てが正常なサブフレームである。フェムトセル320は、設計パターン322に従ってサブフレームを送信し、図7から分かるように、フェムトセル320は四つの正常なサブフレームを送信する度に一つのABSを送信する。フェムトセル330は、設計パターン332に従ってサブフレームを送信し、図7から分かるように、フェムトセル330は一つの正常なサブフレームを送信する度に四つのABSを送信する。
異なるフェムトセルに対して、異なる、ABSサイレンス比とパワー低減量とのパラメータセットを含むテーブルを使用できる。例えば、設計パターン322と332において、サブフレームの高さでサブフレームのパワーを模式的に示す。図7から分かるように、設計パターン322のABSのサイレンス比が設計パターン332のABSよりも低い、同時に設計パターン322のABSが正常なサブフレームのパワー低減量に比べて設計パターン332のABSよりも小さい。これはフェムトセル320のABSを設定するためのパラメータセットと、フェムトセル330のABSを設定するためのパラメータセットが異なるテーブルからのパラメータセットであることを示し、同一テーブルにおいて、サイレンス比が高いほど、パワー低減量が小さくなるからである。
本開示の実施例に基づいて、フェムトセル320がABSを送信するサイレンス比とパワー低減量、及びフェムトセル330がABSを送信するサイレンス比とパワー低減量は、図2又は図3のテーブルのパラメータセットであってもよい。
以下で、図8と結びつけて図7に示す例において、フェムトセル320が送信するABSを周期的に設定する方法の一つの具体的な例を記述する。
図8に示す方法はフェムトセル320を干渉基地局とする場合に対応するが、他の基地局(例えばフェムトセル330)を干渉基地局とする場合に適用してもよい。そして、図8に示す方法は、他のタイプの基地局が無線通信ヘテロジニアスネットワークを構成する状況に応用し、例えば図9に示す、マクロ基地局とピコセルとが共存し且つ干渉基地局がマクロ基地局である状況に応用してもよい。
また、図8に示す方法は、周期的に設定することに対応するが、他の方式で設定する場合に適用してもよい。
ステップS201において、フェムトセル320は、所定の信号指標Sと所定の干渉指標I及びマクロ基地局330が送信するABSを設定するためのパラメータテーブル、例えば図2に示すパラメータテーブルを設定する。Sはフェムトセル320のうちユーザー端末321がサービスを受ける性能の予め定められた下限を示し、Iはマクロ基地局340のうちユーザー端末341aがフェムトセル320の干渉を受ける程度の予め定められた上限を示す。
ステップS202において、フェムトセル320がサービスするユーザー端末321のトータルトラフィック量Tnon−interfered_UEを算出し、マクロ基地局340がサービスする、フェムトセル320の干渉を受けるユーザー端末341aのトータルトラフィック量Tinterfered_UEを算出し、さらに、干渉を受けるユーザーのトータルトラフィック量と干渉を受けないユーザーのトータルトラフィック量との比を、相対トラフィック量Tとして算出し、式1を参照する:
Figure 0006004119
ステップS203において、相対トラフィック量Tが増大すると、一層に、マクロ基地局340のエッジ性能を重視し、マクロ基地局340のエッジ性能に対する要求を上げ、フェムトセル320のトータルスループットに対する要求を適切に低減すべきことを意味するので、所定の信号指標Sと所定の干渉指標Iを低減させる。
相対トラフィック量Tが減少すると、一層に、フェムトセル320のトータルスループットを重視し、フェムトセル320のトータルスループットに対する要求を上げ、マクロ基地局340のエッジ性能に対する要求を適切に低減すべきことを意味するので、所定の信号指標Sと所定の干渉指標Iを上昇させる。
所定の信号指標Sと所定の干渉指標Iの具体的な低減量と上昇量及び相対トラフィック量Tの関係は、特定の関数に基づいて算出して得られる。例えば、一つの例示的な関連方式は、所定の信号指標Sと所定の干渉指標Iの具体的な低減量と上昇量及び相対トラフィック量Tの間を線性負に相関させる。
ステップS202において、フェムトセル320がサービスするユーザー端末321の数n1、マクロ基地局340がサービスする、フェムトセル320の干渉を受けるユーザー端末341aの数n2を算出し、さらに、干渉を受けるユーザーの数と干渉を受けないユーザーとの数の比を相対数aとして算出してもよい。
それに応じて、ステップS203において、相対数aが増大すると、一層に、マクロ基地局340のエッジ性能を重視し、マクロ基地局340のエッジ性能に対する要求を上げて、フェムトセル320のトータルスループットに対する要求を適切に低減すべきことを意味するので、所定の信号指標Sと所定の干渉指標Iを低減させる。
相対数aが減少すると、一層に、フェムトセル320のトータルスループットを重視し、フェムトセル320のトータルスループットに対する要求を上げて、マクロ基地局340のエッジ性能に対する要求を適切に低減すべきことを意味するので、所定の信号指標Sと所定の干渉指標Iを上昇させる。
所定の信号指標Sと所定の干渉指標Iの具体的な低減量と上昇量及び相対数aの関係は、特定の関数に基づいて算出して得られることもできる。例えば,一つの例示的な関連方式は、所定の信号指標Sと所定の干渉指標Iの具体的な低減量と上昇量及び相対数aの間を線性負に相関させる。
ステップS201乃至S203の処理は、前記の設定ユニット103、123又は233により実行してもよい。
ステップS204において、フェムトセル320の各ユーザー端末321は受信したフェムトセル320の信号を測定し、フェムトセル320へフェムトセル320がサービスするユーザー端末321の通信品質を示す指標を報告し、当該指標は、例えばフェムトセル320の参照信号を受信する受信パワー(3GPPバージョン10前のシステムについて、RSRPであり、3GPPバージョン10及び後のシステムについて、CSI−RSRPである)と通信品質指標を含むことができる。TD−LTE(時分割ロング・ターム・エボリューション)システムにおいて、当該指標は、リンクの結合損失パラメータを更に含んでもよい。当該指標は、フェムトセル320により前記の第1の情報取得ユニット101、122又は222に提供されてもよい。
また、フェムトセル320がサービスするユーザー端末321の通信品質を示す指標は、例えばユーザー端末321がフェムトセル320の参照信号に対する受信パワーと、ユーザー端末321が全ての基地局の参照信号に対する受信パワーの和との比を更に含んでもよい。当該指標は、それに含まれる各パラメータの加重和であってもよい。
ステップS205において、マクロ基地局340の各ユーザー端末341は、受信した全ての基地局の信号を測定し、あるユーザー端末341について、マクロ基地局340以外の基地局の参照信号に対する受信パワーがマクロ基地局340の参照信号に対する受信パワーよりもある所定のパーセント(例えば50%)だけ大きいと、当該ユーザー端末を、マクロ基地局340以外の基地局の干渉を受けるユーザー端末として認識する。これにより、マクロ基地局340がサービスするユーザー端末341のうちフェムトセル320の干渉を受けるユーザー端末341a、341bを認識する。被干渉のユーザー端末341a、341bはともに一つ又は複数のユーザー端末であってもよい。認識した、フェムトセル320の干渉を受けるユーザー端末341aは、マクロ基地局340へユーザー端末341aの被干渉程度を示す指標を報告し、当該指標は、例えばフェムトセル320の参照信号を受信する受信パワーと通信品質指標を含むことができる。TD−LTEシステムにおいて、当該指標は、リンクの結合損失パラメータを更に含んでもよい。当該指標は、マクロ基地局340により前記の第2の情報取得ユニット102、132又は232に提供されてもよい。
また、フェムトセル320の干渉を受けるユーザー端末341aの被干渉程度を示す指標は、例えばユーザー端末341aがフェムトセルの参照信号320に対する受信パワーと、ユーザー端末341aが全ての基地局の参照信号に対する受信パワーの和との比を更に含んでもよい。当該指標は、それに含まれる各パラメータの加重和であってもよい。
ステップS206において、ステップS204で取得したフェムトセル320がサービスするユーザー端末321の通信品質を示す指標に基づいて、本開示の実施例に基づく第1の情報の例としての信号指標Sを算出する。特に、複数のユーザー端末321によりそれぞれ各ユーザー端末321の通信品質を示す指標を提供する場合に、各ユーザー端末321の重要性に基づいてこれらの指標の加重和を指標Sとして求めてもよく、直接にこれらの指標の平均値を指標Sとして求めてもよく、或いは他の適切な方式で指標Sを算出してもよい。当該処理は、前記の第1の情報取得ユニット101、122又は222により実行されてもよい。
ステップS206において、ステップS205で取得したフェムトセル320の干渉を受けるユーザー端末341aの被干渉程度を示す指標に基づいて、本開示の実施例に基づく第2の情報の例としての干渉指標Iを算出する。特に、複数のユーザー端末341aによりそれぞれ各ユーザー端末341aの被干渉程度を示す指標を提供した場合に、各ユーザー端末341aの重要性に基づいて指標の加重和を指標Iとして求めてもよく、直接にこれらの指標の平均値を指標Iとして求めてもよく、又は他の適切な方式で指標Iを算出してもよい。当該処理は、前記の第2の情報取得ユニット102、132又は232により実行されてもよい。
ステップS207において、信号指標Sと所定の信号指標Sとを比較し、S<Sであると、ステップS208においてパラメータテーブルにおけるABSサイレンス比がより大きく且つパワー低減量がより小さいパラメータセットを選択してフェムトセル320が送信するABSを設定することにより、フェムトセル320のトータルスループットを向上させる。注意すべきことは、ここで、図2のパラメータセットのテーブルを例として説明した。図2に示すパラメータセットのテーブルにおいて、前記のように、サイレンス比がより小さく且つパワー低減量がより大きいパラメータセットは、マクロ基地局340のエッジ性能をより良くし、フェムトセル320のトータルスループットを小さくする。
同じく、ステップS207において、干渉指標Iと所定の干渉指標Iを比較し、I>Iである場合、ステップS208において、パラメータテーブルにおけるABSサイレンス比がより小さく且つパワー低減量がより大きいパラメータセットを選択してフェムトセル320が送信するABSを設定することにより、マクロ基地局340のエッジ性能を向上させる。
S≧S且つI≦I、即ち信号指標Sがその下限としての所定の信号指標S以上であり且つ干渉指標Iがその上限としての所定の干渉指標I以下であると、ABSのパラメータを調整しない。この時、実際のニーズに応じて所定の信号指標Sと所定の干渉指標Iとを適切に調整して、フェムトセル320のトータルスループットとマクロ基地局340のエッジ性能に対してより高い要求を提出してもよい。
S<S且つI>Iであると、フェムトセル320のトータルスループットとマクロ基地局340のエッジ性能とがいずれも所定の要求を満足しないことを意味し、この時、実際のニーズに応じて所定の信号指標Sと所定の干渉指標Iとを適切に調整して、フェムトセル320のトータルスループットとマクロ基地局340のエッジ性能に対して要求を低減させてもよい。この状況が故障に起因する場合もあるので、この状況でエラー情報を発することもできる。
ステップS207とステップS208の処理は、前記の設定ユニット103、123又は233により実行されてもよい。
ステップS208が完了した後に、処理は次のサイクルに進む。
注意すべきことは、ABSを設定する時に前記に記述の「ピンポン現象」を避けるために、信号指標Sの変化量が所定の閾値より小さい場合に(例えば5%より小さい)、信号指標Sと所定の信号指標Sとの比較を行わず、さらに、ABSサイレンとパワー低減量を調整しなくてもよい。同じく、干渉指標Iの変化量が所定の閾値より小さい,例えば5%より小さい場合に、干渉指標Iと所定の干渉指標Iとの比較を行わず、さらに、ABSサイレンス比とパワー低減量を調整しなくてもよい。この場合、信号指標S又は干渉指標Iが所定の閾値より小さい変化量で連続的変化したことで大きい累積変化量をもたらすことによりABSサイレンス比とパワー低減量に対する設定がそのまま維持される場合を防止するために、干渉指標I又は信号指標Sの変化量の連続の所定の回数(例えば5回)が所定の閾値より小さい場合に、干渉指標Iと所定の干渉指標Iの比較又は信号指標Sと所定の信号指標Sの比較を行うように構成してもよい。
また、上述のように、その適切なメカニズムを採用してABSを設定する時の「ピンポン現象」を避けることもできる。
図9は、本開示の実施例に基づく他の例を示している。当該状況で、マクロ基地局420とピコセル430、440とは共存する。マクロ基地局420は、干渉基地局として、ピコセル430、440のユーザー端末431a、431b、441a、41bに干渉する。
マクロ基地局420はユーザー端末421にサービスを提供し、ピコセル430はユーザー端末431a、431bにサービスを提供し、ピコセル440はユーザー端末441a、441bにサービスを提供する。
ピコセル430、440とマクロ基地局420とがともにオープンのユーザーアクセス方式を採用したので、ピコセル430、440のエッジ領域において、マクロ基地局420がピコセル430のユーザー端末431aとピコセル440のユーザー端末441aに干渉する。
図7と類似して、図9において、矢印付きの実線で基地局がユーザー端末にサービスを提供することを示し、矢印付きの破線で基地局がユーザー端末に干渉することを示す。
当業者は、異なる基地局同士が互いに干渉する可能性があり、例えば、一つの可能な状況は、ピコセル430、440がマクロ基地局420に干渉すると理解すべきである。当業者は、実際の状況に応じて、ABSを送信する方式を選択して使用して基地局の間の干渉を抑制することができる。
図9に示すように、マクロ基地局420は、ABS付きの設計パターン422でサブフレームを送信することにより、ピコセル430、440のエッジ性能を改善する。同時に、ピコセル430、440は、それぞれ設計パターン432、442でABSが付かないサブフレームを送信する。
設計パターン422において、サブフレームの高さでサブフレームのパワーを模式的に示す。図9から分かるように、マクロ基地局420は、一つの正常なサブフレームを送信する度に四つのABSを送信する。本開示の実施例に基づいて、マクロ基地局420がABSを送信するサイレンス比とパワー低減量は図3のテーブルのパラメータセットであってもよい。
当業者は、図1における装置10は、マクロ基地420に含まれてもよく、ピコセル430又は440に含まれてもよいと理解すべきである。また、図4に示すように、干渉基地局としてのマクロ基地局420は、第1の情報取得ユニット122と設定ユニット123を含み、ピコセル430及び/又は440は第2の情報取得ユニット132を含んでもよく、図5に示すように、干渉基地局としてのマクロ基地局420は、第1の情報取得ユニット222を含み、ピコセル430及び/又は440は、第2の情報取得ユニット232と設定ユニット233を含んでもよい。
図7に示す例と類似して、図8の方法を利用して図9の例におけるマクロ基地局420がABSを送信する方法を周期的に設定することができる。注意すべきことは、図9の例において、マクロ基地局420が干渉基地局であり、ピコセル430、440がマクロ基地局420の干渉を受けるユーザー端末にサービスを提供する基地局である。
以上で、図9に示す例に対する記述により、当業者は、本開示の実施例が一つ又は複数の基地局がサービスするユーザー端末が干渉を受ける無線通信ヘテロジニアスネットワークに実施することができる。この場合で、基地局がサービスする必要がない被干渉ユーザー端末により検出した情報に基づいて、干渉基地局のABSを設定することができる。
5.ハードウェア構成の例
上記の本開示の実施例に基づく装置、ネットワーク又は基地局における各構成ユニットと構成デバイス等は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア又は何れかの組合せにより構成することができる。ソフトウェア又はファームウェアにより実現する場合に、記憶媒体又はネットワークから専用ハードウェア構造を有する機器(例えば図10に示す汎用機器700)へ当該ソフトウェア又はファームウェアを構成するプログラムをインストールし、当該機器が各種のプログラムをインストールした場合に、上記各構成ユニット、サブユニットの各種の機能を実行することができる。
図10において、CPU(Central Processing Unit)701は、ROM(Read−Only Memory)702に記憶したプログラム又は記憶部分708からランダムアクセスメモリ(RAM)703にロードしたプログラムに基づいて各種の処理を実行する。RAM703において、必要に応じて、CPU701が各種の処理等を実行する際に必要なデータを記憶する。CPU701、ROM702、RAM703は、バス704を介して接続されている。入力/出力インタフェース705もバス704に接続している。
入力部分706(キーボード、マウス等を含む)、出力部分707(ディスプレイ、例えばCRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)等とスピーカ等を含む)、記憶部分708(ハードディスク等を含む)、通信部分709(ネットワークインタフェースカード例えばLAN(Local Area Network)カード、モデム等を含む)も入力/出力インタフェース705に接続される。通信部分709はネットワーク例えばインターネットを介して通信処理を実行する。必要に応じて、ドライバ710も入力/出力インタフェース705に接続している。着脱式媒体711例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリー等は必要に応じてドライバ710にインストールされることにより、それから読み出したコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部分708にインストールされるようにすることができる。
ソフトウェアにより上記一連の処理を実現する場合に、ネットワーク例えばインターネット又は記憶媒体例えば着脱式媒体711からソフトウェアを構成するプログラムをインストールすることができる。
当業者は、この記憶媒体が図10に示すその中にプログラムを記憶した、デバイスと独立して配信してユーザーにプログラムを提供する着脱式媒体711に限定されないことと理解すべきである。着脱式媒体711の例は、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスクを含む)、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)とDVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)と半導体メモリーを含む。又は、記憶媒体は、ROM702、記憶部分708に含まれるハードディスク等であってもよく、その中にプログラムを記憶し、それらを含むデバイスと一緒にユーザーに配信される。
また、本開示は、さらに機器読み取り可能な指令コードが記憶されたプログラム製品を提案している。上記指令コードが機器に読み取られて実行される場合、上記の本発明実施例に基づく処理方法を実行できる。相応的に、これらのプログラム製品を搭載するための例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリー等の各種の記憶媒体も本開示の技術案に含まれる。
また、勿論、本開示の実施例に基づく処理方法の各操作過程も各種機器読み取り可能な記憶媒体に記憶されるコンピュータ実行可能なプログラムにより実現されてもよい。
注意すべきことは、本開示の実施例に基づく装置、ネットワーク及び基地局の各構成ユニット又は構成デバイスは、独立な部品であってもよく、一つの部品により若干の構成ユニット又は構成デバイスの機能を実現してもよい。
本開示は、無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための装置、無線通信ヘテロジニアスネットワーク、無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための方法及び当該方法を実行するためのプログラムと当該プログラムを記憶した記憶媒体を開示しただけでなく、無線通信ヘテロジニアスネットワークにおいてABSを設定するための装置を含んだ基地局も開示した。
以上では本開示に基づく最適な実施例を記述したが、上記記述は、本開示を説明するためであり、本開示を意図的限定するものではない。当業者は、本開示の範囲を逸脱しない場合に、本開示の実施例のそれぞれの特徴に対して修正、取り替え、組合せ及び一部の組合せを行うことができる。本開示の範囲は、添付の請求項によって確定される。

Claims (16)

  1. 無線通信ネットワークにおける装置であって、
    上記装置は、
    干渉基地局がサービスするユーザー端末の通信品質を示す指標に相関する第1の情報を取得し、
    干渉基地局の干渉を受けるユーザー端末の被干渉程度を示す指標に相関する第2の情報を取得し、
    第1の情報と第2の情報に基づいて、干渉基地局のサブフレームのサイレンス比及びパワー低減量を設定することにより干渉基地局による伝送を設定して、基地局間の協調に用いられるように構成される、
    回路を含む装置。
  2. 被干渉ユーザー端末の被干渉程度を示す指標と、被干渉ユーザー端末により測定された、前記干渉基地局からの参照信号の参照信号受信パワーとが関係付けられる、請求項1に記載の装置。
  3. 前記回路は、X2シグナルを介して被干渉ユーザー端末の1つまたは複数の被干渉基地局から第2の情報を取得するように配置される、請求項2に記載の装置。
  4. 上記回路は、さらに、イレンス比とパワー低減量との所定のパラメータセットを含むパラメータテーブルから選択することで前記サブフレームの伝送を設定するように構成される、請求項に記載の装置。
  5. 上記回路は、さらに、上記第1の情報と上記第2の情報とを、それぞれ、上記干渉基地局がサービスするユーザー端末の通信品質の下限を含む第1の基準範囲及び上記干渉基地局の干渉を受けるユーザー端末の被干渉程度の上限を含む第2の基準範囲と比較し、且つ第1の情報と第2の情報とがそれぞれ第1の基準範囲及び第2の基準範囲にあるように、第1の情報と第1の基準範囲との比較結果及び第2の情報と第2の基準範囲との比較結果に基づいて、干渉基地局が送信する前記サブフレームを設定するように構成される、請求項に記載の装置。
  6. 上記回路は、さらに、干渉基地局がサービスするユーザー端末と被干渉のユーザー端末との特性を示す指標に基づいて第1の基準範囲と第2の基準範囲とを調整するように構成される、請求項に記載の装置。
  7. 干渉基地局がサービスするユーザー端末の通信品質を示す指標は、干渉基地局がサービスするユーザー端末が干渉基地局の信号を受信する時の参照信号受信パワー、通信品質指標、チャネル状態情報に基づく参照信号受信パワー及びリンクの結合損失の中の少なくとも一つに相関する、請求項に記載の装置。
  8. 被干渉のユーザー端末の被干渉程度を示す指標は、被干渉のユーザー端末が干渉基地局の信号を受信する時の参照信号受信パワー、通信品質指標、チャネル状態情報に基づく参照信号受信パワー及びリンクの結合損失の中の少なくとも一つに相関する、請求項に記載の装置。
  9. 上記回路は、周期的に、第2の情報の変化量に基づいてイレンス比とパワー低減量との少なくとも一つを調整し、且つ第2の情報の変化量が所定の閾値より小さい場合に、調整しないように構成される、請求項に記載の装置。
  10. 前記装置は、前記干渉基地局として構成される、請求項1に記載の装置。
  11. 無線通信ヘテロジニアスネットワークであって、
    第1の情報取得ユニットと設定ユニットとを含む第1の基地局と、
    第2の情報取得ユニットを含む第2の基地局とを含み、
    上記第1の情報取得ユニットは、第1の基地局がサービスするユーザー端末の通信品質を示す指標に相関する第1の情報を取得するように構成され、
    上記第2の情報取得ユニットは、第2の基地局がサービスするユーザー端末が第1の基地局の干渉を受ける程度を示す指標に相関する第2の情報を取得するように構成され、
    上記設定ユニットは、第1の情報と第2の情報とに基づいて、第1の基地局のサブフレームのサイレンス比及びパワー低減量を設定することにより第1の基地局による伝送を設定して、基地局間の協調に用いられるように構成される、無線通信ヘテロジニアスネットワーク。
  12. 無線通信ヘテロジニアスネットワークであって
    第1の情報取得ユニットを含む第1の基地局と、
    第2の情報取得ユニットと設定ユニットとを含む第2の基地局とを含み、
    上記第1の情報取得ユニットは、第1の基地局がサービスするユーザー端末の通信品質を示す指標に相関する第1の情報を取得するように構成され、
    上記第2の情報取得ユニットは、第2の基地局がサービスするユーザー端末が第1の基地局の干渉を受ける程度を示す指標に相関する第2の情報を取得するように構成され、
    上記設定ユニットは、第1の情報と第2の情報とに基づいて、第1の基地局のサブフレームのサイレンス比及びパワー低減量を設定することにより第1の基地局による伝送を設定して、基地局間の協調に用いられるように構成される、無線通信ヘテロジニアスネットワーク。
  13. 無線通信ネットワークに使用される方法であって、
    干渉基地局がサービスするユーザー端末の通信品質を示す指標に相関する第1の情報を取得し、
    干渉基地局の干渉を受けるユーザー端末の被干渉程度を示す指標に相関する第2の情報を取得し、
    第1の情報と第2の情報とに基づいて、干渉基地局のサブフレームのサイレンス比及びパワー低減量を設定することにより干渉基地局による伝送を設定して、基地局間の協調に用いられることを含む、方法。
  14. 被干渉ユーザー端末の被干渉程度を示す指標と、被干渉ユーザー端末により測定された、前記干渉基地局からの参照信号の参照信号受信パワーとが関係付けられる、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第2の情報を取得するステップは、X2シグナルを介して被干渉ユーザー端末の1つまたは複数の被干渉基地局から第2の情報を取得することを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 無線通信ネットワークにおける装置であって、
    前記装置がサービスする被干渉ユーザー端末により測定された、干渉基地局からの参照信号の参照信号受信パワーを取得し、
    X2シグナルを介して前記参照信号受信パワーのシグナルに関係付けられた情報を干渉基地局に提供して、干渉基地局のサブフレームのサイレンス比及びパワー低減量を設定することによる干渉基地局による伝送の設定に用いられることで、基地局間の協調に用いられるように構成される、回路を含む装置。
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