JP6003253B2 - メッセージ交換装置 - Google Patents

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本発明は、メッセージ交換装置に関する。
近年、ソーシャルネットワークサービスやマイクロブログなどが普及している。これらのサービスでは、友人・知人間のコミュニケーションを促進する機能が提供されており、メッセージを送信したり、それに対して返信したりすることができる。このようなメッセージ交換によって特定の場所における現在の状況を伝えあうことができるため、ソーシャルネットワークサービスは情報共有に有益である。
ある場所における状況に関するメッセージが投稿されてしばらく時間が経過した後に、その情報がまだ有効であるか(すなわち発信された状況がまだ継続しているか)あるいは状況が変化しているかは不明である。そこで、他のユーザが、例えば投稿されたメッセージに対して現在の状況を容易に返信できるようにすれば、情報の更新が効率的に行われユーザ全体にとって有益であると考えられる。
送信されたメッセージに対する返信を容易にする技術として、以下のような技術が挙げられる。
特許文献1には、メールへの簡易返信のために「はい」「いいえ」ボタンを提供し、たとえば「OKです」「NOです」という定型文のメールを返信するシステムが開示されている。また、既存のソーシャルネットワークサービスでは、他者の投稿と一緒に「いいね!」や「+1」などと記載されたボタンを表示し、ユーザがこれを選択することで投稿されたメッセージに対する同意や賛意を1クリックで表せる仕組みが導入されている。
特許文献2には、メールの送信者が問い合わせ内容とそれに対する応答の選択肢を含んだ返信用のフォームを送信し、メール受信者は受け取ったフォームから選択肢を選んで返信することが開示されている。
特開2000−3316号公報 特開2002−91871号公報
特許文献1に記載の方法では、メッセージの内容に対して同意するかしないかというような定型的な返信しかできない。特許文献2に記載の方法では、返信用フォームを作成できるので返信内容を多様なものとすることができるが、メッセージ送信者がフォームを作成する必要があるため煩雑である。
そこで、本発明は、メッセージの内容に応じた適切な内容の返信を容易に行えるようにすることを目的とする。
本発明に係るメッセージ交換装置は、
メッセージを受信する受信手段と、
受信したメッセージを解析して、当該メッセージが環境の状況を表すものであるか否かを判定する解析手段と、
受信したメッセージが環境の状況を表すものであると判定された場合に、当該メッセージと共に、当該メッセージに表された環境の状況に関する選択肢を表示装置に表示する表示制御手段と、
ユーザによって選択された選択肢に応じたメッセージを生成して送信する送信手段と、
を備える。
このように受信したメッセージを解析して、返信内容の候補を提示してユーザに選択させることで、メッセージに対する返信をユーザに負担を掛けることなく行える。なお、一般にメッセージに対する返信内容の候補を決定することは必ずしも容易ではないが、本発明ではメッセージ内容が環境の状況を表すものか否かを判定しているため、返信内容の候補を決定することは容易である。
返信内容の選択肢は、受信したメッセージに表されている環境が取り得る状況の候補とすることができる。例えば、受信したメッセージが気象に関するものであれば、「晴れ」「雨」「曇り」「雪」などを返信の選択肢に含めることができる。
また、上記の選択肢として、受信したメッセージに表された環境の状況が継続中であるかまたはその状況が解消したかを含むようにすることができる。例えば、「渋滞中」というメッセージに対して「まだ渋滞している」「渋滞が解消した」という返信を選択肢に含めることができる。
上記2つの手法を組み合わせて、例えば「雨が降っている」というメッセージに対して、「継続中(まだ雨が降っている)」「晴れ」「曇り」「雪」を選択肢に含めるようにしても良い。なお、受信されたメッセージに表された環境の状況が継続中であるか否かということは、環境が取り得る状況の一種と捉えることもできる。
本発明において、受信したメッセージから位置に関する情報を取得できる場合がある。例えば、メッセージの内容に地名などの位置に関するキーワードが含まれる場合には、位置を特定することができる。また、メッセージに位置情報(緯度経度情報やエリアIDなど)が付加されて送信されている場合は、この付加された位置情報から位置を特定できる。このような場合に、本発明における表示制御手段は、受信したメッセージから取得できる位置と、現在の位置との距離が所定の距離以内である場合に、上記の返信用の選択肢を表示するようにしても良い。
このようにすれば、現在位置近くの状況に関するメッセージに簡単に返信できるようになる。逆に、現在位置から離れた位置についての状況については簡単には返信できないようになる。
また、本発明において、メッセージから取得できる位置が現在の位置から離れている場合には、ユーザによって選択肢が選択された場合に、メッセージに現在位置に関する情報を含めたメッセージを生成して送信しても良い。この場合、メッセージの内容に現在位置に関する情報(地名など)を含めても良いし、メッセージに位置情報を付加しても良い。たとえば、「地点Aで渋滞中」というメッセージに対して「地点Bでも渋滞中」「地点Bは渋滞無し」などのメッセージを生成することが考えられる。
このようにすれば、返信メッセージが言及している場所が明確になる。受信メッセージと関連する場所から離れた場所についての状況を返信する場合に、返信メッセージと関連する場所が受信メッセージと関連する場所と異なることが明確になる。
なお、本発明は、上記手段の少なくとも一部を備えるメッセージ交換装置として捉えることができる。また、本発明は、上記処理の少なくとも一部を実行するメッセージ交換方法として捉えることもできる。また、本発明は、この方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムとして捉えることもできる。また、本発明は、上記処理の少なくとも一部を実行する管理サーバあるいは車両として捉えることができる。上記手段および処理の各々は可能な限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。
本発明によれば、メッセージの内容に応じた適切な内容の返信を容易に行えるようになる。
第1の実施形態にかかるシステム概要およびユーザ端末の機能ブロックを示す図である。 第1の実施形態におけるキーワード・返信内容データベースの例を示す図である。 第1の実施形態におけるメッセージ受信時の処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるメッセージ受信時の表示例を示す図である。 第1の実施形態におけるメッセージ返信時の処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態における返信メッセージの例を示す図である。 第2,3の実施形態にかかるユーザ端末の機能ブロックを示す図である。 第2の実施形態におけるメッセージ受信時の処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態におけるメッセージ返信時の処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態における返信メッセージの例を示す図である。
(第1の実施形態)
<システム概要>
図1は、本発明の第一の実施形態にかかるメッセージ交換システムのシステム概要図である。メッセージ交換システムは、ユーザ端末(メッセージ交換装置)100a、100b・・・100n(以下、総称してユーザ端末100と称する)とメッセージ配信サーバ300から構成される。ユーザ端末100a、100b・・・100nはそれぞれ、ユーザ200a,200b・・・200n(以下、総称してユーザ200と称する)によって操作される。
ユーザ200aがユーザ端末100aに入力して送信したメッセージは、メッセージ配信サーバ300へ送信され、メッセージ配信サーバ300からその他のユーザ端末100b・・・100nへ配信される。ユーザ端末100b・・・100nが受信したメッセージは、表示装置に表示されユーザ200b・・・200nに提供される。ユーザ200b・・・200nは受信されたメッセージに対して、受信メッセージを引用しつつ(しなくてもよい)応答を返信することができる。
なお、本実施形態では、メッセージ配信サーバ300がメッセージを集中管理する方式を採用しているが、ユーザ端末100同士が直接メッセージを交換するようにしてもよい。この場合メッセージ配信サーバ300は不要となる。
<構成>
ユーザ端末100は、情報の送受信や、ユーザへの情報提示、およびユーザから情報入力が可能であればどのような装置であっても構わない。ユーザ端末100は、ノート型パソコン、スレート型パソコン、スマートフォンなどの持ち運び可能な情報処理装置(コンピュータ)や、デスクトップ型のパソコンを含む。また、車両などの移動体に設置される情報処理装置であっても良い。メッセージ配信サーバ300も通信機能を有した情報処理装置(コンピュータ)である。
ユーザ端末100は、ハードウェアとしては、CPU(中央演算処理装置)、RAMなどの主記憶装置、HDDやSSDなどの補助記憶装置、ディスプレイなどの出力装置、キーボードやマウスやタッチスクリーンや音声入力手段などの入力装置、無線通信あるいは有線通信が可能な通信インタフェースを備える。ユーザ端末100のメッセージ交換装置としての各機能部は、ソフトウェア的に実現される。すなわち、CPUがプログラムを実行することによって、以下の各機能部が実現される。ただし、これらの機能部のうち一部または全部の機能について専用のハードウェア装置によって実現されても構わない。
ユーザ端末100は、メッセージ送受信部101、メッセージ解析部102、キーワード・返信内容データベース103、GUI制御部104、入出力部105、メッセージ生成部106の各機能部を有する。
メッセージ送受信部101は、他のユーザ端末から送信されたメッセージをメッセージ配信サーバ300から受信したり、メッセージ配信サーバ300に向けてメッセージを送信したりする機能を有する。メッセージ送受信部101による通信は無線通信であっても有線通信であっても良く、また通信方式は特に問わない。
メッセージ解析部102は、メッセージ送受信部101によって受信された他のユーザ端末の送信メッセージが、周囲の環境の状況を表すものであるかどうかの判定を行う。環境とは、ユーザ端末100を利用するユーザ200を取り巻き、ユーザ200と相互作用を及ぼすと想定される外的事物を指す。環境の状況の例として、特定のイベント(事象)の発生有無やその内容を挙げることができる。より具体的には、気象状況(晴れ、雨、雪、強風など)や、交通状況(渋滞、通行規制など)、路面状況(凍結、障害物散乱)などを挙げることができる。もちろんここで挙げた例以外にも、電車等に関する状況(運行状況、混雑状況など)、地震に関する状況(発生有無、震度)、店舗に関する状況(開店/閉店、混雑状況、安売り情報など)や、その他任意の環境についての状況を含めることができる。
メッセージ解析部102は、受信したメッセージがキーワード・返信内容データベース103(以下、単にデータベースとも称する)に格納されたキーワードを含むかどうかを判定することによって、受信したメッセージがあらかじめ設定したカテゴリの環境の状況を表すものであるか否か判定する。
図2(a)(b)にデータベース103に格納されるデータの例を示す。図2(a)は、環境のカテゴリと、それに対応するキーワードを格納したテーブル103aを示す。メッセージ解析部102は、このテーブル103aに格納されたキーワードが受信メッセージに含まれると、その受信メッセージは該当するカテゴリの環境について言及したものであると判定する。たとえば、受信メッセージに「渋滞」「通行止め」「速度規制」などのキーワードが含まれれば、そのメッセージは「交通情報」に関するものであると判定する。
図2(b)は、環境カテゴリごとに想定される返信内容を格納したテーブル103bを示す。返信内容には、返信内容を短く表したキーワードと、返信メッセージの文章とが含まれる。例えばテーブル103bでは、渋滞に関する交通情報に対する返信の方針として「継続」と「解消」の2つが登録されており、具体的な返信メッセージ内容としてそれぞれ「まだ渋滞しています」と「渋滞は解消しました」が登録されている。また、雨という天気に関する情報への返信の方針として、「継続」「解消」「晴れ」「曇り」「雪」などが登録されている。また、それぞれの方針に対して、具体的な返信メッセージ内容も登録されている。
ここで、返信の方針としては、ある事象が起きているか否かだけが問題となる場合には、「継続」と「解消」の2つがあれば十分であると考えられる。複数種類の事象のいずれかが発生するような場合には、取り得る事象の候補のそれぞれをデータベース103に格納しておくことが好ましい。また、発生事象の程度(例えば、どの程度の渋滞であるのか、どの程度の強さの雨であるか、どの程度の震度の地震であるか、など)も取り得る事象の候補として扱える。
どのような返信を候補としてデータベース103に格納するかは、設計者が適宜決定すればよい。図2では渋滞および雨の場合の例のみを示しているが、その他の状況についても同様にデータベース103に定義されていることは明らかであろう。また、渋滞や雨に対する返信内容として図2に図示した以外の内容がデータベース103に格納されていても構わない。
なお、本実施形態では、メッセージ解析部102は事前に登録されたキーワードを含むか否かによって受信メッセージがどの環境カテゴリに関するものであるか判定しているが、その他の自然言語解析処理を用いて文意から判断を行っても構わない。具体的には、形態素解析、構文解析、意味解析などによって、受信したメッセージが特定の環境カテゴリについて言及したものであるか判断するようにしても良い。
GUI制御部104は、ユーザとの対話のインタフェースであるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)の制御を行う。GUI制御部104は、受信したメッセージの内容をユーザに提示するためのGUIを生成する。また、受信したメッセージが特定の環境カテゴリの状況を表すものである場合に、返信内容をユーザ端末100側で生成して送信するための簡易返信処理を実行するための手段を提供する。具体的には、GUI制御部104は、受信メッセージを表示する際に、受信したメッセージが言及している環境に関する選択肢(選択ボタンなど)を一緒に表示する。環境に関する選択肢は、データベース103のテーブル103b(図2(b))に格納されている。
入出力部105は、本実施形態においてはタッチスクリーンであり、ユーザ200へ情報の提示を行うと共に、ユーザからの入力を受け付けることができる。入出力部には、GUI制御部104によって生成されたGUIが表示される。ユーザ200は、受信メッセージと共に表示された簡易返信処理の選択ボタンを選択することで、メッセージに対する返信を行うことができる。
簡易返信処理の選択ボタンが選択された場合には、どの選択肢が選択されたかがGUI制御部104を介して、メッセージ生成部106に送られる。メッセージ生成部106は、ユーザの選択に応じて、返信用のメッセージを生成する。具体的には、データベース103に格納されている返信内容に基づいて返信用のメッセージを生成することができる。
メッセージ生成部106によって生成されたメッセージは、ユーザの確認のために表示装置に表示され、ユーザの確認が取れた後にメッセージ送受信部101からメッセージ配
信サーバ300に送信される。なお、ユーザの確認処理無しにメッセージを送信するようにしても良い。また、生成されたメッセージをユーザによって編集可能にしても良い。また、一つの選択肢に対して、例えば文体の異なる複数の返信メッセージを生成して、いずれを返信するかをユーザに選択させても良い。
<処理内容>
次に、本実施形態にかかるメッセージ交換システムにおいてユーザ端末100が行う処理を、具体例と共に説明する。図3は、ユーザ端末100がメッセージ配信サーバ300からメッセージを受信して表示装置に表示するまでの処理を表すフローチャートである。図4は、受信メッセージの表示画面の例を示す図である。図5は、返信メッセージ生成処理を表すフローチャートである。図6は、返信メッセージの例を示す図である。
まず、メッセージを受信して表示するまでの処理を、図3を参照しつつ説明する。ユーザ端末100のメッセージ送受信部101がメッセージ配信サーバ300からメッセージを受信したか判定する(S11)。受信していない場合には、メッセージを受信するまで待機する。メッセージを受信した場合には、受信メッセージはメッセージ解析部102に渡される。メッセージ解析部102は、データベース103に登録されているキーワードが受信メッセージに含まれるか否かを判定する(S12)。登録されているキーワードが受信メッセージに含まれている場合には、受信メッセージは所定の環境の状況を表すメッセージであるとみなされ、処理はステップS13へ進む。
GUI制御部104は、受信メッセージが表す環境の状況についての返信内容の候補を、データベース103から取得する(S13)。そして、メッセージを表示装置に表示する際に、データベース103から取得された返信内容の候補を送信するための返信用ボタンを一緒に表示する(S14)。
ステップS12において、受信したメッセージにデータベース103に登録されているキーワードが含まれていない場合には、受信したメッセージのみを表示装置に表示する(S15)。
図4は、受信したメッセージを表示する表示画面の例である。「中目黒で渋滞中」というメッセージを受信した場合には、テーブル103aに格納された「渋滞」というキーワードがこのメッセージに含まれることから、受信したメッセージは渋滞について言及したものであることが判明する(S12−YES)。そして、データベース103のテーブル103bには渋滞に関するメッセージには「継続」と「解消」の2つの選択肢が登録されているので、メッセージを表示する際に簡易返信用のボタンとして「まだ渋滞」と「解消」の2つの選択肢を提示する(S14)。
受信メッセージが「雨が降ってきた@赤坂」の場合には、テーブル103aに格納された「雨」というキーワードがこのメッセージに含まれることから、受信したメッセージは雨について言及したものであることが判明する(S12−YES)。そして、データベース103のテーブル103bには雨に関するメッセージへの返信内容として、「継続」「解消」「晴れ」「曇り」「雪」の5つの選択肢が登録されている。したがって、受信メッセージを表示する際に簡易返信用のボタンとして、これら5つの選択肢を一緒に表示する(S14)。なお、図4では説明のために、全ての選択肢に対応したボタンを表示する例を示しているが、具体的な提示方法はどのようにしても良い。例えばドロップダウンリストなどを用いて返信内容をユーザに選択させるようにしても良い。
受信したメッセージが「お腹すいたー」の場合には、このメッセージにはテーブル103aに格納されているキーワードが含まれない(S12−NO)。したがって、簡易返信
用のボタンは付けずに、受信したメッセージのみが表示される(S15)。
次に、簡易返信用のボタンをユーザが選択した際の処理について、図5,図6を参照して説明する。GUI制御部104は、受信したメッセージと共に表示した簡易返信用のボタンをユーザによって選択されたか判定し(S21)、選択されていない場合は選択されるまで待機する。
簡易返信用のボタンが選択された場合には、GUI制御部104はどの選択肢が選択されたかをメッセージ生成部106に通知する。メッセージ生成部106では、選択されたボタンに応じて返信メッセージを生成する(S22)。返信用メッセージの生成は、データベース103のテーブル103bに格納されている返信内容のテキストを取得することで行える。返信用のメッセージを生成したら、確認のためにユーザに提示する(S23)。ユーザの確認が取れたら(S24−YES)、メッセージ送受信部101を介して返信用メッセージをメッセージ配信サーバ300へ送信する。
図6は、生成された返信用メッセージを示す表示画面の例である。図6(a)は、「中目黒で渋滞中」というメッセージに対して「まだ渋滞」の選択ボタンを選択した場合に生成される返信用メッセージを示す図である。図2(b)に示すように、渋滞が継続中の場合の返信用メッセージは「まだ渋滞しています」なので、この内容が返信メッセージとなる。なお本実施形態では、返信メッセージに元のメッセージを含めている。
図6(b)は、「雨が降ってきた@赤坂」というメッセージに対して「晴れ」の選択ボタンを選択した場合に生成される返信用メッセージを示す図である。図2(b)に示すように、雨というメッセージに対して晴れを選択した場合には、「晴れています」が返信用メッセージとなる。
なお、データベース103のテーブル103aに格納されているメッセージ内容そのものを返信用メッセージとする必要はなく、その内容を適宜変更して文体を変更したり、追加の情報を加えたりして返信用のメッセージを生成しても構わない。
<本実施形態の作用/効果>
本実施形態によれば、他のユーザから環境の状況に関するメッセージを受信した場合に、現在の状況を示す返信を容易に行うことができる。返信を行うユーザは、選択肢として提示される返信用ボタンの中から適当なボタンを選択するだけで、適切なメッセージを返信することができる。また、メッセージ送信者側はメッセージを単に作成して送信するだけでよいので、余計な負担がかからない。このような仕組みにより、環境状況に関するメッセージが送信された場合に、簡単に返信が行え、環境状況に関する情報が更新されやすくなる。したがって、メッセージを受信しているユーザは最新かつ適切な情報を取得できるようになる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、受信したメッセージの内容のみに応じて簡易返信用のボタンを表示したり、返信用のメッセージを生成したりしていた。本実施形態では、受信したメッセージに関わる位置情報も考慮して、簡易返信用のボタンの表示を表示するか否かを決定する。
環境の状況に関するメッセージに返信する場合に、メッセージが言及している位置を考慮しないと正しく情報を理解できない事態が生じる恐れがある。たとえば「東京で雨が降っている」というメッセージ大阪で受信した場合に、大阪で晴れているからといって「晴れています」というメッセージを返信するのは適切とは言えない。このような事態を避け
るために本実施形態では位置情報を考慮する。
図7は本実施形態にかかるユーザ端末(メッセージ交換装置)100の機能ブロックを示す図である。第1の実施形態と比較して、位置情報取得部107と地図データベース108を有する点が異なる。位置情報取得部107は、ユーザ端末100の位置情報を取得する機能部である。典型的にはGPS装置が挙げられる。地図データベース108には地図情報が格納されている。
本実施形態においては、受信メッセージが位置情報を含む場合には、ユーザ端末100がその位置の近傍にいる場合のみ簡易返信用のボタンを表示する。図8のフローチャートを参照しつつより詳細に説明する。
メッセージを受信して、受信したメッセージにデータベース103に登録されたキーワードが含まれるかを判定するまでの処理(S31〜S32)は第1の実施形態と同様である。本実施形態においては、メッセージ解析部102が、受信したメッセージから位置情報を取得可能であるか判定する(S33)。たとえば、メッセージに緯度経度情報が付加されている場合や、エリアIDなどが付加されている場合には、位置情報を取得可能である。それ以外にも、メッセージが地名や道路名などを含む場合には位置情報を取得可能である。地名等を含むか否かの判定は、登録されたキーワードと一致するかによって行うこともできるし、その他の自然言語処理を用いて行うこともできる。
受信メッセージから位置情報が取得可能であれば(S33−YES)、位置情報取得部107から取得されるユーザ端末100の現在位置が、メッセージの位置と所定の距離以内であるか判定する(S34)。この閾値は適宜設定することができ、メッセージが言及するカテゴリごとに異なる値とすることも好ましい。ここで、メッセージに位置情報が付加されている場合はその位置を狭い範囲で特定できるが、地名等から位置を取得する場合にはある程度の広がりを有する。この場合は、その広がりの範囲内にユーザ端末100が存在するか否かを判定条件としても良い。
メッセージの位置とユーザ端末100の位置が所定の距離以上離れている場合(S34−NO)には、簡易返信用のボタンを付けずにメッセージのみを表示するようにする(S37)。
一方、メッセージの位置とユーザ端末100の位置が所定の距離以内である場合(S34−YES)には、第1の実施形態と同様に簡易返信用のボタンを付けてメッセージを表示する(S35,S36)。なお、メッセージから位置情報を取得できない場合(S33−NO)には簡易返信用のボタンを付けてメッセージを表示するようにしているが、この場合に簡易返信用のボタンを付けずにメッセージを表示するようにしても構わない。
本実施形態において、簡易返信用のボタンが選択された際の返信用メッセージ生成の処理は、第1の実施形態の処理(図5)と同様である。
本実施形態によれば、現在位置に近い場所の環境状況を表すメッセージに対してのみ簡易返信機能が提供される。これにより、離れた場所での状況について情報を提供することを避けられる。
(第3の実施形態)
本実施形態においても、第2の実施形態と同様に受信メッセージの位置情報を考慮した処理を行う。ただし、簡易返信用のボタンを表示するか否かを制御するのではなく、返信用のメッセージの生成処理を第1の実施形態から変更する。
本実施形態にかかるユーザ端末(メッセージ交換装置)の構成は第2の実施形態(図7
)と同様であるため、説明は省略する。また、メッセージ受信時の処理は第1の実施形態(図3)と同様であるため、説明は省略する。
簡易返信用のボタンがユーザによって選択された場合の処理について、図9のフローチャートを参照しつつ説明する。メッセージ生成部106は、ユーザによって選択された簡易返信用のボタンに応じた内容の返信メッセージを生成する(S41)。この処理は、第1の実施形態で説明した処理と同様に、データベース103に含まれる返信内容にしたがってメッセージを生成する処理である。
次に、メッセージ解析部102は、受信したメッセージから位置情報を取得可能であるか判定し(S42)、取得可能である場合には、位置情報取得部107から取得される現在位置との距離が所定の距離以内であるか判定する(S43)。ここでの処理は、第2の実施形態における処理(図8のステップS33,S34)と同様であるため詳細は省略する。
受信メッセージから位置情報が取得できない場合(S42−NO)や、受信メッセージから取得される位置と現在位置との距離が所定の距離よりも大きい場合(S43−NO)には、ステップS41で生成したメッセージに、ユーザ端末100の現在位置に関する情報を付加する(S44)。現在位置の付加は、例えば、緯度経度情報やエリアIDを付加することによって行える。また別の方法として、現在位置の地名や道路名などをメッセージに含めるようにしても良い。
具体的には、「雨が降ってきた@赤坂」というメッセージを、横浜に位置するユーザ端末100が受信し、返信として「晴れ」をユーザ200が選択した場合を考慮する。赤坂と横浜の間の距離が閾値よりも大きいと判定されれば、データベース103に格納されている「晴れています」という返信内容に「横浜では」という文言を加えて、図10に示すように「横浜では晴れています」を返信メッセージとすることが考えられる。
受信メッセージから取得される位置と現在位置との距離が所定の距離以内である場合(S43−YES)には、データベース103に格納されている返信内容をそのまま返信する。ただし、受信メッセージから取得される位置とユーザ端末100の位置との間の距離に関わらず、常に現在位置に関する情報を付加しても構わない。この場合はステップS43,S44の判定処理を省略することができる。
(変形例)
以上の説明では、交通や気象に関するメッセージを例に説明し、またそれらに対する返信メッセージの具体例を紹介したが、どのようなメッセージを処理の対象とし具体的な返信内容をどのようにするかは当業者であれば適宜変更できることは明らかであろう。また、上記の実施形態において説明したそれぞれの特徴は互いに組み合わせることも可能である。
100 ユーザ端末
101 メッセージ送受信部
102 メッセージ解析部
103 キーワード・返信内容データベース
104 GUI制御部
105 入出力部
106 メッセージ生成部
107 位置情報取得部
108 地図データベース

Claims (7)

  1. メッセージを受信する受信手段と、
    受信したメッセージを解析して、当該メッセージが環境の状況を表すものであるか否かを判定する解析手段と、
    受信したメッセージが環境の状況を表すものであると判定された場合に、当該メッセージと共に、当該メッセージに表された環境の状況に関する選択肢を表示装置に表示する表示制御手段と、
    ユーザによって選択された選択肢に応じたメッセージを生成して送信する送信手段と、
    位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    を備え
    前記表示制御手段は、受信したメッセージの内容から特定される位置情報または受信したメッセージに付加される位置情報と前記位置情報取得手段によって取得される位置情報との距離が所定の距離以内である場合に、前記選択肢を表示装置に表示する、
    メッセージ交換装置。
  2. メッセージを受信する受信手段と、
    受信したメッセージを解析して、当該メッセージが環境の状況を表すものであるか否かを判定する解析手段と、
    受信したメッセージが環境の状況を表すものであると判定された場合に、当該メッセージと共に、当該メッセージに表された環境の状況に関する選択肢を表示装置に表示する表示制御手段と、
    ユーザによって選択された選択肢に応じたメッセージを生成して送信する送信手段と、
    位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    を備え
    前記送信手段は、受信したメッセージの内容から特定される位置情報または受信したメッセージに付加される位置情報と前記位置情報取得手段によって取得される位置情報との距離が所定の距離よりも大きければ、現在の位置を表すキーワードを含むメッセージを生成して送信するか、またはメッセージに現在の位置の位置情報を付加して送信する、
    メッセージ交換装置。
  3. 前記選択肢は、受信したメッセージに表された環境が取り得る状況の候補を含む、
    請求項1または2に記載のメッセージ交換装置。
  4. 前記選択肢は、受信したメッセージに表された環境の状況が継続中であるかまたは解消したかを含む、
    請求項1〜3のいずれかに記載のメッセージ交換装置。
  5. 情報処理装置が、
    メッセージを受信する受信ステップと、
    受信したメッセージを解析して、当該メッセージが環境の状況を表すものであるか否かを判定する解析ステップと、
    受信したメッセージが環境の状況を表すものであると判定された場合に、当該メッセージと共に、当該メッセージに表された環境の状況に関する選択肢を表示装置に表示する表示制御ステップと、
    ユーザによって選択された選択肢に応じたメッセージを生成して送信する送信ステップと、
    位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    を実行し、
    前記表示制御ステップでは、受信したメッセージの内容から特定される位置情報または受信したメッセージに付加される位置情報と前記位置情報取得ステップにおいて取得された位置情報との距離が所定の距離以内である場合に、前記選択肢を表示装置に表示する、
    メッセージ交換方法。
  6. 情報処理装置が、
    メッセージを受信する受信ステップと、
    受信したメッセージを解析して、当該メッセージが環境の状況を表すものであるか否かを判定する解析ステップと、
    受信したメッセージが環境の状況を表すものであると判定された場合に、当該メッセージと共に、当該メッセージに表された環境の状況に関する選択肢を表示装置に表示する表示制御ステップと、
    ユーザによって選択された選択肢に応じたメッセージを生成して送信する送信ステップと、
    位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    を実行し、
    前記送信ステップでは、受信したメッセージの内容から特定される位置情報または受信したメッセージに付加される位置情報と前記位置情報取得ステップにおいて取得される位置情報との距離が所定の距離よりも大きければ、現在の位置を表すキーワードを含むメッセージを生成して送信するか、またはメッセージに現在の位置の位置情報を付加して送信する、
    メッセージ交換方法。
  7. 情報処理装置に、請求項5または6に記載のメッセージ交換方法の各ステップを実行させる、メッセージ交換プログラム。
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