JP6002278B2 - アプリケーショントラフィックパターンに基づく物理データチャネルの選択 - Google Patents

アプリケーショントラフィックパターンに基づく物理データチャネルの選択 Download PDF

Info

Publication number
JP6002278B2
JP6002278B2 JP2015109084A JP2015109084A JP6002278B2 JP 6002278 B2 JP6002278 B2 JP 6002278B2 JP 2015109084 A JP2015109084 A JP 2015109084A JP 2015109084 A JP2015109084 A JP 2015109084A JP 6002278 B2 JP6002278 B2 JP 6002278B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
radio bearer
physical
downlink channel
physical downlink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015109084A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016010152A (ja
Inventor
タリク タベット,
タリク タベット,
ファルーク ベルグール,
ファルーク ベルグール,
エス.エーオン ムジタバ,
エス.エーオン ムジタバ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apple Inc
Original Assignee
Apple Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Apple Inc filed Critical Apple Inc
Publication of JP2016010152A publication Critical patent/JP2016010152A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6002278B2 publication Critical patent/JP6002278B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/02Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception
    • H04L1/06Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception using space diversity
    • H04L1/0618Space-time coding
    • H04L1/0637Properties of the code
    • H04L1/065Properties of the code by means of convolutional encoding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/0252Traffic management, e.g. flow control or congestion control per individual bearer or channel
    • H04W28/0263Traffic management, e.g. flow control or congestion control per individual bearer or channel involving mapping traffic to individual bearers or channels, e.g. traffic flow template [TFT]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0059Convolutional codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0064Concatenated codes
    • H04L1/0066Parallel concatenated codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0078Avoidance of errors by organising the transmitted data in a format specifically designed to deal with errors, e.g. location
    • H04L1/0086Unequal error protection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/24Traffic characterised by specific attributes, e.g. priority or QoS
    • H04L47/2475Traffic characterised by specific attributes, e.g. priority or QoS for supporting traffic characterised by the type of applications
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/52Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on load
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • H04W72/543Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria based on requested quality, e.g. QoS
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/15Setup of multiple wireless link connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本出願は無線機器に関し、より詳細には、アプリケーショントラフィックパターンに基づいて、セルラ通信システムにおけるデータ通信のための物理チャネルを選択するためのシステムおよび方法に関する。
無線通信システムの利用は急速に拡大している。さらに、多数の異なる無線通信技術や規格が存在している。無線通信規格のいくつかの例には、GSM(登録商標)、UMTS(WCDMA、TDS−CDMA)、LTE、LTEアドバンスト(LTE−A)、HSPA、3GPP2 CDMA2000(例えば、1xRTT、1xEV−DO、HRPD、eHRPD)、IEEE 802.11(WLANまたはWi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、ブルートゥース(登録商標)、などが含まれる。
セルラ通信技術は、様々なサービスを提供可能であり、また、様々なアプリケーションによって利用されうる。セルラ通信を利用する様々なアプリケーションは、様々な特性を有しうる。セルラ通信を用いる様々なアプリケーションの様々なアプリケーション特性を考慮しないセルラ通信技術は、非効率的な動作のおそれがある。したがって、その分野での改善が望ましいであろう。
とりわけ、アプリケーショントラフィックパターンに基づいて、セルラ通信システムにおけるデータ通信のための物理チャネルを選択するための方法、およびこの方法を実施するように構成された機器の実施形態が本明細書で提示される。
本明細書に記載の技術によれば、セルラシステムにおけるユニキャストデータ通信のために複数の物理チャネルが提供されうる。複数の物理チャネルは、複数の物理アップリンクチャネルおよび複数の物理ダウンリンクチャネルの両方を含むことができる。各チャネルがアプリケーショントラフィックパターンのある特定のタイプ(または複数のタイプ)での使用に最適化されうるように、異なるチャネルは異なる特性を有しうる。例えば、ある物理チャネルは、周期的および/または低データレートのアプリケーショントラフィックパターンにより最適化され、別の物理チャネルは、非周期的および/または高データレートアプリケーショントラフィックパターンにより最適化されるかもしれない。
無線機器と基地局との間でデータ無線ベアラを確立する際、データ通信のために複数の物理チャネルが利用できるとすると、そのデータ無線ベアラがどの物理アップリンクおよび/またはダウンリンクチャネルを用いるかの選択の一部として、そのデータ無線ベアラに関連付けられたアプリケーションのアプリケーショントラフィックパターンを考慮することができる。
これにより、無線機器とセルラネットワークとが、通信中のアプリケーションデータのアプリケーショントラフィックパターンに最適な特性を有する物理チャネルを用いてアプリケーションデータを通信することが可能になる。そして、ひいては全般的なシステムリソースの使用量および/または機器のバッテリ消費特性を向上させうる。
本明細書に記載される技術は、多数の異なるタイプの機器に実装されたり、機器を用いて実施されたりしてよい。これらの機器には基地局、アクセスポイント、携帯電話機、ポータブルメディアプレーヤ、タブレットコンピュータ、ウェアラブル機器、および様々な他のコンピュータ機器が含まれるが、これらに限定されない。
この、発明の概要は、本文書で説明される主題のいくつかの概要を提供することを目的としている。したがって、上述の特徴は単なる例であり、いかなる意味においても本明細書で説明される主題の範囲または精神を狭めるように解釈されるべきではないことが理解されるであろう。本明細書で説明される主題の他の特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明、図面、および特許請求の範囲から明らかになるであろう。
以下に述べる実施形態の詳細な説明を、以下の図面と併せて検討することにより、本主題のより良い理解を得ることができる。
例示的な無線通信システムを示す図である。 無線機器と通信中の基地局(「BS」。LTE環境では「eNodeB」または「eNB」)を示す図である。 ボイスオーバIP実施形態に用いることのできる例示的な無線通信システムを示す図である。 無線機器の例示的なブロック図である。 UEタイプの無線機器の例示的なブロック図である。 基地局の例示的なブロック図である。 セルラ通信システムにおいて物理データチャネルを選択するための例示的な方法を示す通信フロー図である。 LTEに準拠した例示的なPDSCHおよびPUSCHデータブロック処理手順を示す図である。 LTEに準拠した例示的なPDSCHおよびPUSCHデータブロック処理手順を示す図である。 畳み込み符号化とターボ符号化との例示的な性能比較テストケースを示すグラフを示す図である。 複数の物理ユニキャストデータアップリンクおよびダウンリンクチャネルのサポートに使用することができる、プロトコルアーキテクチャおよびチャネルマッピング候補の例を示す図である。
本明細書中に記載される特徴は、様々な変更や代替形態を許容するが、それらのうち特定の実施形態が例として図面に示され、また本明細書で詳細に説明されている。しかしながら、図面およびそれに対する詳細な説明は、開示された特定の形態への限定を意図しておらず、むしろ、添付の特許請求の範囲によって規定されるような主題の精神および範囲に含まれる全ての変更物、等価物、代替物をカバーすることが意図されていることを理解すべきである。
用語
以下は、この開示で使用する用語集である。
記憶媒体 - 様々なタイプの恒久的なメモリデバイスまたは記憶装置のいずれか。用語「記憶媒体」は、例えば、CD-ROM、フロッピーディスク(登録商標)、またはテープ装置のようなインストール用媒体;DRAM、DDR RAM、SRAM、EDO RAM、ラムバスRAMなどのようなコンピュータシステムメモリまたはランダムアクセスメモリ;フラッシュメモリ(登録商標)、磁気媒体(例えばハードディスクドライブ)、または光記憶装置などの不揮発性メモリ;レジスタ、または他の似たタイプの記憶素子などを含むことが意図されている。記憶媒体は、他のタイプの恒久的メモリをさらに含んでもよいし、それらの組み合わせを含んでもよい。また、記憶媒体は、プログラムが実行される第1のコンピュータシステムに配置されてもよいし、インターネットなどのネットワークを介して第1のコンピュータシステムに接続する第2の異なるコンピュータシステム内に配置されてもよい。後者の場合、第2のコンピュータシステムは、実行のためにプログラム命令を第1のコンピュータに提供することができる。用語「記憶媒体」は、複数の位置、例えば、ネットワークを介して接続された別個のコンピュータシステム内に存在し得る、2つ以上の記憶媒体を含むことができる。記憶媒体は、1つ以上のプロセッサによって実行されうる、(例えば、コンピュータプログラムとして実現された)プログラム命令を格納してもよい。
搬送媒体 - 上述したような記憶媒体に加え、バス、ネットワーク、および/または、電気信号、電磁気信号、またはデジタル信号のような信号を搬送する他の物理的伝送媒体のような物理的伝送媒体である。
プログラマブルハードウェア要素 - プログラマブルインターコネクトを通じて接続される複数のプログラマブル機能ブロックを有する様々なハードウェアデバイスを含む。例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブルロジックデバイス)、FPOA(フィールドプログラマブルオブジェクトアレイ)、およびCPLD(コンプレックスPLD)が含まれる。プログラマブル機能ブロックは、細かい粒度(組み合わせ論理またはルックアップテーブル)から、粗い粒度(演算論理ユニットまたはプロセッサコア)までの範囲に及び得る。プログラマブルハードウェア要素は、「再構成可能ロジック」とも呼ばれることがある。
コンピュータシステム - パーソナルコンピュータシステム(PC)、メインフレームコンピュータシステム、ワークステーション、ネットワーク機器、インターネット機器、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、テレビジョンシステム、グリッドコンピューティングシステム、または他のデバイス、あるいはそれらデバイスの組み合わせを含む、様々なタイプのコンピュータシステムまたは処理システムのいずれかである。一般に、用語「コンピュータシステム」は、記憶媒体からの命令を実行する少なくとも1つのプロセッサを有する任意の機器(または機器の組み合わせ)を包含するために広く定義することができる。
ユーザ端末(UE)(または「UE機器」) - モバイルまたはポータブルであり、無線通信を実行する、様々なタイプのコンピュータシステム機器のいずれかである。UE機器の例には、携帯電話機やスマートフォン(例えば、iPhone(登録商標)、Androi(登録商標)ベースの電話機)、携帯型ゲーム機(例えば、ニンテンドーDS(登録商標)、プレイステーションポータブル(登録商標)、ゲームボーイアドバンス(登録商標)、iPhone(登録商標))、ノートパソコン、PDA、携帯型インターネット機器、音楽プレイヤー、データ記憶装置、または他のハンドヘルド機器などが含まれる。一般に、用語「UE」または「UE機器」は、ユーザによって容易に持ち運ばれ、無線通信が可能な電子機器、コンピュータ機器、および/または通信機器(あるいは機器の組み合わせ)を包含するものとして広く定義することができる。
基地局 - 用語「基地局」は、その一般的な意味の全てを有し、かつ、固定位置に設置されて無線電話システムまたは無線システムの一部として通信するために用いられる無線通信局を少なくとも含む。
処理要素 - 様々な要素または要素の組合せを指す。処理要素は例えば、ASIC(特定用途向け集積回路)のような回路、個々のプロセッサコアの一部または回路、プロセッサコア全体、個々のプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのプログラマブルハードウェアデバイス、および/または複数のプロセッサを含むシステムの、より大きな部分を含む。
チャネル - 送信者(送信機)から受信者への情報を伝達するために用いられる媒体。なお、用語「チャネル」の特性は、無線プロトコルによって異なりうるため、本明細書で用いられる用語「チャネル」は、用語が用いられる装置のタイプの規格と一貫性のある意味で用いられているものと見なすことができる。いくつかの規格では、(例えば、デバイス能力、帯域状況などに応じて)チャネル幅が可変であってもよい。例えば、LTEは、1.4MHzから20MHzまでのスケーラブルなチャネル帯域幅をサポートすることができる。対照的に、WLANのチャネル幅は22MHzであってよく、Bluetooth(登録商標)のチャネル幅は1MHzであってよい。他のプロトコルおよび規格は、異なるチャネル定義を含みうる。さらに、いくつかの基準は、例えば、アップリンクまたはダウンリンク用の異なるチャネル、および/または、データ、制御情報などのような異なる用途のための異なるチャネルなど、複数タイプのチャネルを定義ならびに使用しうる。
帯域 - 用語「帯域」は、その一般的な意味の全てを有し、かつ、チャネルが同じ目的で使用されるかに確保されているスペクトル(例えば、無線周波数スペクトル)の部分を少なくとも含む。
自動的に - 動作や操作を直接指定したり実行したりするユーザ入力なしに、コンピュータシステム(例えば、コンピュータシステムにより実行されるソフトウェア)や、デバイス(例えば、回路、プログラマブルハードウェア要素、ASICなど)によって実行される動作や操作を指す。したがって、用語「自動的に」は、ユーザが操作を直接実行するための入力を提供する、ユーザによって手動で実行または指定される操作とは対照的である。自動手順はユーザによって与えられる入力によって開始されてよいが、「自動的に」実行されるその後の動作はユーザにより指定されない(すなわち、ユーザが個々の動作の実行を指定する「手動の」実行はされない)。例えば、各フィールドを選択し、(例えば情報をタイプしたり、チェックボックスを選択したり、ラジオボタンを選択したりすることによって)情報を指定する入力を与えることによる電子フォームのユーザ記入は、コンピュータシステムがユーザの動作に応答してフォームを更新する必要があるものの、フォームの手動記入である。フォームはコンピュータシステムによって自動的に記入されてもよく、その場合、コンピュータシステム(例えばコンピュータシステム上で稼働するソフトウェア)がフォームのフィールドを解析し、フィールドへの回答を指定するユーザ入力なしでフォームへの記入を行う。上述したように、ユーザはフォームの自動記入を起動することができるが、それはユーザがフォームの実際の記入に関与したことにはならない(例えば、ユーザはフィールドへの回答を手動で指定しておらず、それらは自動的に記入されている)。本明細書は、ユーザが取った行動に応答して自動的に実行される動作の様々な例を提供する。
図1〜3 - 通信システム
図1は、例示的な(かつ単純化された)無線通信システムを示す。図1のシステムは、考え得るシステムの単なる一例であり、本開示の特徴は、要望に応じて様々なシステムのいずれかで実施されうることに留意されたい。
図示の通り、例示的な無線通信システムは、伝送媒体を通じて1つ以上の無線機器106A,106B,...,106Nと通信する基地局102Aを含んでいる。無線機器のいくつかまたは全ては、ユーザ機器であってよく、それらを本明細書においては「ユーザ端末」(UE)またはUE機器と呼ぶことができる。
基地局102Aは、基地送受信局(BTS)またはセルサイトであってよく、無線機器106Aから106Nとの無線通信を可能にするハードウェアを含むことができる。基地局102Aは、ネットワーク100(例えば、様々な可能性の中でもとりわけ、セルラサービスプロバイダのコアネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)のような電気通信ネットワーク、および/またはインターネット)と通信する能力を備えていてもよい。したがって、基地局102Aは、ユーザ機器間および/またはユーザ機器とネットワーク100との間の通信を容易にすることができる。
基地局の通信エリア(またはカバレッジエリア)を「セル」と呼ぶことができる。基地局102Aと複数のUE106は、様々な無線アクセス技術(RAT)や、GSM(登録商標)、UMTS(WCDMA,TDS−CDMA)、LTE、LTE−アドバンスト(LTE−A)、HSPA、3GPP2 CDMA2000(例えば1xRTT,1xEV−DO,HRPD,eHRPD)、Wi−Fi,WiMAXなどの無線通信技術のいずれかを用いて、伝送媒体を通じて通信するように構成されうる。
そのため、同一または異なるセルラ通信技術にしたがって動作する、基地局102Aおよび(基地局102B…102Nのような)他の同様の基地局は、セルのネットワークとして提供されうる。そして、このネットワークは、広い地理的エリアにわたり、1つ以上のセルラ通信技術を通じて、連続的またはほぼ連続的な重複するサービスを、無線機器106A〜106Nや類似の機器に対してに提供してよい。
したがって、基地局102Aは図1に示すように無線機器106A〜106Nに関する「在圏セル」を提供しうるが、個々の無線機器106はまた、「隣接セル」と呼ぶことのできる、(基地局102B〜102Nおよび/または他の基地局によって提供されうる)1つ以上の他のセルからの信号を(かつ恐らくはそれらセルの通信範囲内で)受信することができるであろう。このようなセルは、ユーザ機器間および/またはユーザ機器とネットワーク100との間の通信を容易にすることができるであろう。このようなセルは、「マクロ」セル、「マイクロ」セル、「ピコ」セル、および/またはサービスエリアの大きさの様々な他の粒度のいずれかを提供するセルを含むことができる。例えば、図1に示される基地局102A〜102Bはマクロセルであってよく、基地局102Nはマイクロセルであってよい。他の構成も可能である。
少なくともいくつかの場合、無線機器106は、複数の無線通信技術を用いて通信することが可能であってよいことに留意されたい。例えば、無線機器106は、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、Bluetooth、全地球測位衛星システム(GNSS。例えばGPSやGLONASS)の1つ以上、モバイルテレビ放送規格(例えばATSC−M/HやDVB−H)の1つおよび/または複数など、の2つ以上を用いて通信するように構成されうる。無線通信技術の他の組み合わせ(2つ以上の無線通信技術を含む)も可能である。同様に、いくつかの場合、無線機器106(例えば、特化された無線機器)は、単一の無線通信技術だけを用いて通信するように構成されてもよい。
図2は、基地局102(例えば、基地局102A〜102Nの1つ)と通信中の無線機器106(例えば、機器106A〜106Nの1つ)を示している。無線機器106は、携帯電話機、ハンドヘルド機器、コンピュータまたはタブレット、あるいは実質的に任意のタイプの無線機器のような、セルラ通信能力を有するUE機器であってもよい。
無線機器106は、メモリに格納されたプログラム命令を実行するように構成されたプロセッサを含むことができる。無線機器106は、格納された命令を実行することにより、本明細書に記載された方法の実施形態の任意のものを実行することができる。あるいは、またはさらに、無線機器106は、本明細書に記載された方法の実施形態の任意のもの、または本明細書に記載された方法の実施形態の任意のものの任意の部分を実行するように構成された、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)のようなプログラマブルハードウェア要素を含むことができる。
いくつかの実施形態で無線機器106は、複数の無線アクセス技術/無線通信プロトコルのいずれかを用いて通信するように構成されうる。例えば、無線機器106は、GSM、UMTS、CDMA2000、LTE、LTE−A、WLAN/Wi−Fi、またはGNSSの2つ以上を用いて通信するように構成されうる。無線通信技術の他の組み合わせも可能である。
無線機器106は、1つ以上の無線通信プロトコルまたは技術を用いて通信するための1つ以上のアンテナを含んでもよい。一実施形態において無線機器106は、1つの共用無線機を用いるCDMA2000(1xRTT/1xEV−DO/HRPD/eHRPD)またはLTE、および/または1つの共有無線機を用いるGSMまたはLTEを用いて通信するように構成されるかもしれない。共有無線機は無線通信を実行するため、1つのアンテナに接続されてもよいし、(例えばMIMOのために)複数のアンテナに接続されてもよい。一般に、無線機は、ベースバンドプロセッサ、アナログRF信号処理回路(例えば、フィルタ、ミクサ、発振器、増幅器などを含む)、または(例えば、デジタル変調のみならず、他のデジタル処理のための)デジタル処理回路の任意の組合せを含むことができる。同様に、無線機は上述したハードウェアを用いて1つ以上の受信および送信チェーンを実施することができる。例えば、無線機器106は、上述したような複数の無線通信技術間で、受信および/または送信チェーンの1つ以上の部分を共有することができる。
いくつかの実施形態において無線機器106は、自身が通信に用いるように構成されている無線通信技術の各々について、(例えば別個のRFおよび/またはデジタル無線部品を含む)別個の送信および/または受信チェーンを含むことができる。さらなる可能性として、無線機器106は、複数の無線通信技術によって共用される1つ以上の無線機と、1つの無線通信技術によって排他的に用られる1つ以上の無線機とを含んでもよい。例えば、無線機器106は、LTEか1xRTT(またはLTEかGSM)のいずれかを用いて通信するための1つの共用無線機と、Wi−FiおよびBluetoothのそれぞれを用いて通信するための独立した複数の無線機とを有してもよい。他の構成も可能である。
図3は、LTEネットワークでのヴォイスオーバLTE(VoLTE)のような、IPプロトコルを用いた音声通信を実現するために特に有用であり得る無線通信システムの、例示的かつ単純化された一部を示している。本明細書で使用される用語「VoLTE」は、例えばLTE−Aを含む、LTEの現在および/または将来のバージョンを用いた音声サービスを含みうることに留意されたい。
図示の通り、無線機器106は、例えばハードウェアおよび/またはソフトウェアを用いて様々な方法で実施されてよいIPマルチメディアサブシステム(IMS)クライアント306を含むことができる。例えば、一実施形態では、例えばレジストレーション、IPSecサポートを有するAKA認証、セッション設定ならびにリソース予約など、所望のIMS能力を提供することのできるIMSスタックを、ソフトウェアおよび/またはハードウェアが実現することができる。
無線機器106は、この例示的な実施形態においてeNodeB102として示される基地局と通信中であってよい。そして、そのeNodeBは、この例示的な実施形態においてエヴォルブドパケットコア(EPC)100として示されるコアネットワークに接続されていよい。図示のように、EPC100はモビリティ管理エンティティ(MME)322、ホーム加入者サーバ(HSS)324、および在圏ゲートウェイ(SGW)326を含むことができる。EPC100は、本技術分野の当業者に知られている様々な他の機器および/またはエンティティをさらに含むことができる。
EPC100は、IMS350と通信することができる。IMS350は、呼セッション制御機能(CSCF)352を含むことができる。呼セッション制御機能(CSCF)352は、要望に応じてそれ自体がプロキシCSCF(P−CSCF)、問い合わせCSCF(I−CSCF)、およびサービングCSCF(SーCSCF)を含むことができる。IMS350はさらに、メディアゲートウェイ制御機能(MGCF)354およびIMS管理ゲートウェイ(IMS−MGW)356を含むことができる。IMS350は、本技術分野の当業者に知られている様々な他の機器をさらに含むことができる。
したがって、図3のシステムはヴォイスオーバIP通信、例えばVoLTEに用いることのできるデータ経路の例示的な部分を示している。
図4 - 無線機器の例示的なブロック図
図4は、本開示の様々な態様に関連して使用するために構成することができる無線機器106の例示的なブロック図を示す。機器106は、様々なタイプの機器のいずれであってもよく、また様々なタイプの機能性の任意のものを実施するように構成されてよい。例えば、機器106は、携帯電話機、個人的生産性向上機器(personal productivity device)、コンピュータまたはタブレット、携帯ゲーム機、携帯メディアプレーヤなどのような、実質的な携帯機器(モバイル機器)であってよい。あるいは、必要に応じて機器106は、気象観測機、処理制御要素、測定機器、テレビ、サブウーファー、スピーカー、または他のオーディオレンダリング装置、セットトップボックスのような、実質的な据え付け機器であってもよい。
図示のように、機器106は処理要素404を含むことができる。処理要素404は、メモリ402のような、1つ以上のローカルおよび/またはシステムメモリ要素を含んだり、接続されたりしてよい。メモリ402は、様々なタイプのメモリのいずれかを含むことができ、また様々な機能のいずれかのために用いられてもよい。例えば、メモリ402は、処理要素404のためのシステムメモリとして機能するRAMであるかもしれない。他のタイプおよび機能も可能である。
機器106はさらに無線通信回路406を含むことができる。無線通信回路406は、アナログおよび/またはデジタル回路部品と、1つ以上の無線機とを含むことができる。一般に無線機は、ベースバンドプロセッサ、(例えば、フィルタ、ミクサ、発振器、増幅器などを含む)アナログRF信号処理回路、(例えば、デジタル変調のみならず、他のデジタル処理のための)デジタル処理回路、の任意の組合せを含むことができる。無線機は、前述のハードウェアを用いて1つ以上の受信および送信チェーンを実現することができる。いくつかの例において無線機器300は、先に述べたような複数の複数の無線通信技術間で、受信および/または送信チェーンの1つ以上の部分を共有することができる。無線通信回路は、1つ以上のアンテナ408に接続されてもよい。
それが望ましいならば、無線通信回路406は、処理要素404に加えて、オンボードの処理要素を含むことができることに留意されたい。例えば、処理要素404が「アプリケーションプロセッサ」で、無線通信回路406は自前の「ベースバンドプロセッサ」を含んでもよい。あるいは(またはさらに)、処理要素404は無線通信回路406に処理能力を提供することができる。機器106は、無線通信回路406と、1つ以上のアンテナ408とにより、様々な無線通信技術のいずれかを用いた通信が可能である。
機器106は、機器106に意図された機能性に応じて、機器の機能性を実現するための様々な他の構成要素(不図示)をさらに含むことができる。このような他の構成要素には、さらなる処理および/またはメモリ要素、(電池電源および/または外部電源に依存しうる)1つ以上の電源要素、ユーザインタフェース要素(例えばディスプレイ、スピーカ、マイク、カメラ、キーボード、マウス、タッチスクリーンなど)、追加の通信要素(例えば無線通信のための1つ以上のアンテナ、有線通信のための複数のI/Oポート、通信回路/コントローラなど)、および/または他の様々な構成要素の任意のもの、が含まれてよい。
処理要素404、メモリ402、無線通信回路406、および1つ以上のアンテナ408といった、機器106の構成要素は、1つ以上のチップ内/チップ間相互接続インタフェースを通じて動作可能に接続されてよい。相互接続インタフェースは、複数タイプのインタフェースの組み合わせを含むかもしれない、様々なタイプのインタフェースのいずれかを含むことができる。一例として、処理要素404と無線通信回路406とのチップ間の通信のために、USB高速チップ間(HSIC)インタフェースが設けられてよい。あるいは(またはさらに)、汎用非同期送受信機(UART)インターフェース、シリアルペリフェラルインタフェース(SPI)、I2C(inter-integrated circuit)、システム管理バス(SMBus)、および/または他の様々な通信インターフェースのいずれかを、処理要素404、メモリ402、無線通信回路406、および/または他の様々な機器構成要素のいずれか、の間で行われる通信のために用いることができる。他のタイプのインタフェース(例えば、機器106内部または外部の周辺構成要素との通信のための周辺インタフェースなど)もまた、機器106の一部として提供されてよい。
本明細書で説明するように、機器106は、とりわけ図7に関して説明されるような、セルラ通信のための物理データチャネルをアプリケーショントラフィックパターンに基づいて参照するための機能を実現するために、ハードウェアおよびソフトウェア部品を含むことができる。
図5 - UEの例示的なブロック図
図5は、UEタイプの無線機器106の例示的なブロック図を示す。図示の通りUE106は、様々な目的のための部分を含むことができるシステムオンチップ(SOC)500を含むことができる。例えば、図示のように、SOC500は、UE106のためのためのプログラム命令を実行し得る1つ以上のプロセッサ502と、グラフィックス処理を実行し、ディスプレイ560に表示信号を提供しうる表示回路504とを含むことができる。1つ以上のプロセッサ502は、メモリ管理ユニット(MMU)540および/または、(表示回路504、(例えば1つ以上の無線機を含む)無線通信回路530、コネクタI/F520および/またはディスプレイ560のような)他の回路または機器にも接続されてよい。MMU540は、1つ以上のプロセッサ502からアドレスを受信し、それらのアドレスをメモリ(例えばメモリ506、読み出し専用メモリ(ROM)550、NANDフラッシュメモリ510)内の位置および/または表示回路504のような他の回路または装置に変換するように構成されてよい。MMU540はメモリ保護およびページテーブルの変換や設定を行うように構成されてよい。いくつかの実施形態においてMMU540は1つ以上のプロセッサ502の一部として含まれてもよい。
これもまた図示されるように、SOC500はUE106の他の様々な回路に接続されてよい。例えば、UE106は、(例えばNANDフラッシュ510を含む)様々なタイプのメモリ、(例えばコンピュータシステム、ドック、充電ステーションなどに接続するための)コネクタインタフェース520、ディスプレイ560、および(例えばLTE、CDMA2000、ブルートゥース、WiFiなどのための)通信回路530を含むことができる。
上述したように、UE106は、複数の無線通信技術を用いて無線で通信するように構成されてもよい。そのような場合、これも上述したように、無線通信回路530は複数の無線通信技術間で共有される無線構成要素および/または、単一の無線通信技術に従って使用するためだけに構成される無線構成要素を含むことができる。図示されるように、UE機器106は、セルラ基地局および/または他と機器と無線通信を行うために、少なくとも1つのアンテナを含むことができる。多くの可能性があるが、例えばMIMOおよび/または、異なる無線通信技術の実行のために複数のアンテナを含んでもよい。例えば、UE機器106は、無線通信を行うためにアンテナ535を用いることができる。
UE106はまた、1つ以上のユーザインタフェース要素を含んだり、および/または用いるように構成されたりしてもよい。ユーザインタフェース要素は、(タッチスクリーンディスプレイであってもよい)ディスプレイ560、(個別のキーボードであってもよいし、タッチスクリーンディスプレイの一部として実施されてもよい)キーボード、マウス、マイクおよび/またはスピーカ、1つ以上のカメラ、1つ以上のボタン、および/または、ユーザに情報を提供すること、および/またはユーザ入力を受信/解釈することが可能な様々な他の要素のいずれかのような、様々な要素の任意のものを含むことができる。
本明細書で説明するように、UE106は、とりわけ図7に関して説明されるような、セルラ通信のための物理データチャネルをアプリケーショントラフィックパターンに基づいて参照するための機能を実現するために、ハードウェアおよびソフトウェア部品を含むことができる。UE機器106のプロセッサ502は、例えば記憶媒体(例えば、恒久的なコンピュータ可読記憶媒体)に格納されたプログラム命令を実行することにより、本明細書に記載の機能の一部または全部を実施するように構成されてよい。あるいは(またはさらに)、プロセッサ502は、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)のようなプログラマブルハードウェア要素として、またはASIC(特定用途向け集積回路)として構成されてもよい。あるいは(またはさらに)UE機器106のプロセッサ502は、本明細書に記載された機能の一部または全部を、他の構成要素500、504、506、510、520、530、535、540、550、560の1つ以上とともに実施するように構成されてもよい。
図6 - 基地局
図6は、基地局102の例示的なブロック図を示す。なお、図6の基地局は考え得る基地局の単なる一例に過ぎないことに留意されたい。図示のとおり基地局102は、基地局102のためのプログラム命令を実行することができる1つ以上のプロセッサ604を含んでもよい。1つ以上のプロセッサ604はまた、メモリ管理ユニット(MMU)640にも接続されてよく、MMU640は1つ以上のプロセッサ604からアドレスを受信し、それらのアドレスをメモリ(例えばメモリ660および読み出し専用メモリ(ROM)650)内の位置や、他の回路または装置に変換するように構成されてよい。
基地局102は、少なくとも1つのネットワークポート670を含むことができる。ネットワークポート670は、電話網に接続し、無線機器106のような複数の機器に、上述したような電話網へのアクセスを提供するように構成されてよい。
ネットワークポート670(または追加のネットワークポート)は、さらに、または代替的に、セルラネットワーク、例えばセルラサービスプロバイダのコアネットワークに接続するように構成されてもよい。コアネットワークは、無線機器106のような複数のデバイスに、モビリティ関連サービスおよび/または他のサービスを提供することができる。いくつかのケースで、ネットワークポート670がコアネットワークを介して電話網に接続してもよいし、および/またはコアネットワークが(例えばセルラサービスプロバイダによってサービスされる他の無線機器との間で)電話網を提供してもよい。
基地局102は、少なくとも1つのアンテナ634を含んでよい。少なくとも1つのアンテナ634は、無線送受信機として動作するように構成されてもよく、さらに、無線機630を介して無線機器106と通信するように構成されてもよい。アンテナ634は、通信チェーン632を介して無線機630と通信する。通信チェーン632は、受信チェーン、送信チェーン、またはその両方であってよい。無線機630は、これらに限定はされないが、LTE、GSM、WCDMA、CDMA2000などを含む、様々な無線通信技術を用いて通信するように構成されてよい。
基地局102の1つ以上のプロセッサ604は、例えば記憶媒体(例えば、恒久的なコンピュータ可読記憶媒体)に格納されたプログラム命令を実行することにより、本明細書に記載された方法の一部または全部を実施するように構成されてよい。あるいは、プロセッサ604は、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)などのプログラマブルハードウェア要素として、またはASIC(特定用途向け集積回路)として、またはそれらの組み合わせとして構成されてよい。
図7 - 通信フロー図
多くのセルラ通信システムでは、1つの物理アップリンクチャネルと1つの物理ダウンリンクチャネルとが定義され、ユニキャストデータ通信に用いられる。例えば、現在、LTEにおいてダウンリンクユニキャストデータ通信は物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を用いて実行され、アップリンクデータ通信は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を用いて実行される。
複数のトラフィックパターンを有する複数のアプリケーションをサポートするためにセルラ通信システムがますます用いられている。単一の物理チャネルでは、その物理チャネルの特性が起こりうるすべてのトラフィックパターンについて最適とは限らない。しかしながら、異なるアプリケーショントラフィックパターンに適した異なる特性を持つ複数の物理チャンネルが提供される場合には、通信システムリソース使用と、通信システム内の機器の電力消費プロファイルとが改善されるであろう。
したがって、図7は、アプリケーショントラフィックパターンに少なくとも部分的に基づいて、複数の物理チャネル候補から、基地局と無線機器との間のデータ通信のためのアップリンクおよび/またはダウンリンク物理チャネルを選択するための方法を示す通信フロー図である。
図7の方法は、とりわけ、上述の図に示されるコンピュータシステムや機器とともに用いることができる。一つの可能性として、この方法は、無線機器106と基地局102との間で実行されてもよい。図7に示した手法は1つの可能性としてLTEシステムと共に用いられてもよいし、必要に応じて他の様々なセルラシステムのいずれかとともに用いられてもよいことに留意されたい。
様々な実施形態において、示される方法のいくつかの要素は同時に実行されたり、示された順序とは異なる順序で実行されたり、省略されたりしてもよいことに留意されたい。必要なら追加の要素が実行されてもよい。図示の通り、方法は以下の様に動作することができる。
702において無線機器は、基地局によって提供されるセルにアタッチすることができる。セルへのアタッチは、(例えば基地局がシステム情報ブロックでブロードキャストすることのできる)システム情報の取得と、基地局への登録とを含むことができる。無線機器は、セルにアタッチすると、最初は「アイドルモード」で動作することができる。アイドルモードにおいて無線機器は、スケジュールされた間隔で、自分宛の呼び出し情報に関して定期的にセルを監視し、スケジュールされた間隔の合間は(例えば無線構成要素の一部または全部の電源供給を停止して)低電力状態に入るか、「スリープ」することができる。無線機器は様々なRATのいずれかにしたがってセルにアタッチすること(そして一般的にはセルを提供する基地局と通信すること)ができ、無線機器がセルにアタッチする方法は、無線機器と基地局とがどのRATで通信するかに応じて変化しうる。1つの具体的な可能性として、無線機器および基地局は、LTEにしたがって通信することができる。
704で無線機器および基地局は、第1のデータ無線ベアラを確立することができる。送信または受信するためのアプリケーションデータを有する場合、無線機器はまず「アイドルモード」から「接続モード」に遷移することができる。この遷移は、アプリケーションデータを通信することのできる(例えば、パケット交換)データ無線ベアラの確立を含むことができる。アイドルモードから接続モードへの遷移は、(例えばランダムアクセス手順またはRACHによって)無線機器が開始してもよいし、(例えば無線機器を呼び出すことによって)基地局が開始してもよい。
第1のデータ無線ベアラの確立は、第1のデータ無線ベアラが使用することになる物理アップリンクチャネルと物理ダウンリンクチャネルの選択を含んでよい。様々なシナリオにおいて、選択できる物理アップリンクチャネルおよび/または物理ダウンリンクチャネルが複数存在することがありうる。物理アップリンクチャネルおよび/または物理ダウンリンクチャネルのそれぞれは、異なる特性を有することができる。
例えば、第1の物理ダウンリンクチャネルは、低データレート(例えば、データレート閾値未満のデータレート)および/または周期的なアプリケーショントラフィックといった第1のアプリケーショントラフィックパターンを有するアプリケーションデータに好ましいものとして選択される特性を用いて構成することができる。一方で第2の物理ダウンリンクチャネルは、高データレート(例えば、データレートの閾値を超えるデータレート)および/または非周期的なアプリケーショントラフィックといった第2のアプリケーショントラフィックパターンを有するアプリケーションデータに好ましいものとして選択される特性を用いて構成することができる。
同様に、第1の物理アップリンクチャネルは第1のアプリケーショントラフィックパターンを有するアプリケーションデータに好ましいものとして選択される特性を用いて構成することができ、第2の物理アップリンクチャネルは第2のアプリケーショントラフィックパターンを有するアプリケーションデータに好ましいものとして選択される特性を用いて構成することができる。あるいは、必要なら、アップリンク物理チャネルの特性はダウンリンク物理チャネルの特性と異なってもよく、つまり、アップリンク物理チャネルを選択するために用いられるアプリケーションのトラフィックパターンが、ダウンリンク物理チャネルを選択するために用いられるアプリケーションのトラフィックパターンと異なってもよい。さらなる可能性として、選択可能な物理チャネルがダウンリンクデータ通信だけについて複数存在する場合(例えば、データの通信のために1つのアップリンク物理チャネルしか提供されない場合)や、アップリンクデータ通信だけについて複数存在する場合(例えば、データの通信のために1つのダウンリンク物理チャネルしか提供されない場合)がありうる。
物理チャネル間で異なるかもしれない、可能性のある特性の一例として、第1の物理(ダウンリンクまたはアップリンク)チャネルが畳み込み符号化を用い、第2の物理(ダウンリンクまたはアップリンク)チャネルがターボ符号化を用いるかもしれない。このような場合、畳み込み符号化を用いるチャネルは、帯域効率を最大化するよりも実装を単純化することおよび/または消費電力を低減することが優先される低データレートアプリケーショントラフィックにより好適であろうし、ターボ符号化を用いるチャネルは、消費電力を低減することよりも帯域効率を最大化することが優先され、またインターリーバの構成がもたらす利点がロングパケットに対してより大きくなる高データレートアプリケーショントラフィックにより好適であろう。
物理チャネル間で異なる可能性のある特性の別の例として、第1の物理(ダウンリンクまたはアップリンク)チャネルがハイブリッド自動再送要求(HARQ)を用いず、第2の物理(ダウンリンクまたはアップリンク)チャネルがHARQを用いる場合がある。このような場合、HARQを用いないチャネルは、周期的/予測可能なアプリケーショントラフィックおよび/または、音声アプリケーションのように比較的低いパケット損失耐性を有するアプリケーショントラフィック、および/またはBLERを可能な限り低くする(例えば1%BLER)必要のあるアプリケーション、HARQを必要としなくてもよいアプリケーション、および/または、周期的なアプリケーショントラフィックパターンに特有なものであってよい許容サービス品質を確実にするために代替的な方法(例えば繰り返し固定パターンを導入したり、ACK/NACKフィードバックを要求しないTTIバンドリングを用いたりすること)を用いることができるアプリケーションにより好適であろう。これとは対照的に、HARQを用いるチャネルは、非周期的/予測不可能なアプリケーショントラフィックおよび/または比較的高いパケット損失耐性を有し、RLC再送をサポートするアプリケーショントラフィックにより好適であろう。
したがって、少なくともいくつかの例において、第1データ無線ベアラのための物理アップリンクチャネルおよび/または物理ダウンリンクチャネルの選択は、第1データ無線ベアラに関連付けられたアプリケーション(「第1のアプリケーション」)のアプリケーショントラフィックパターンに少なくとも部分的に基づくことができる。一例として、第1のアプリケーションのアプリケーションデータを通信するためにデータ無線ベアラが用いられているか、用いられることになっている場合に、第1のアプリケーションを第1のデータ無線ベアラに関連付けることができる。
第1のアプリケーションは、音声アプリケーション、ビデオアプリケーション、電子メールアプリケーション、ゲームアプリケーション、ウェブブラウザアプリケーション、インテリジェントパーソナルアシスタントアプリケーション、地図アプリケーション、測定/データ収集アプリケーション、プロセス制御アプリケーション、および/または様々な他のタイプのいずれかを含む、様々なアプリケーションタイプのいずれかのアプリケーションであってよいが、これらに限定されない。
第1のアプリケーション(または他のアプリケーション)のアプリケーショントラフィックパターンは、第1のアプリケーションのアプリケーショントラフィックの様々な特性のいずれかに基づいて定義することができる。アプリケーショントラフィックの周期性/予測可能性は、そのような特性の1つであり得る。平均データレートおよび/またはデータレートの変動は、追加的な、または代替的な特性であり得る。任意数の他の追加的な、または代替的な特性も可能である。
例えば、1つの可能性として、第1のアプリケーショントラフィックパターンは、一貫して周期的かつデータレート閾値未満であるアプリケーショントラフィックとして定義されるかもしれない。第2のアプリケーショントラフィックパターンは、一貫して周期的かつデータレート閾値を超えるアプリケーショントラフィックとして定義されるかもしれない。第3のアプリケーショントラフィックパターンは、一貫して周的的ではないアプリケーショントラフィックとして定義されるかもしれない。別の可能性として、例示的な「第2」および「第3」アプリケーショントラフィックパターンは、一貫して周期的ではないことと、データレート閾値を超えることの一方または両方のアプリケーショントラフィックのカテゴリとしてまとめて考慮されるかもしれない。必要なら、任意数の他の可能性のあるアプリケーショントラフィックパターンを定義することができる。
したがって、いくつかの例において、あるアプリケーションに関連付けられたデータ無線ベアラを確立する際に、そのアプリケーションのアプリケーショントラフィックパターンに関連付けられた特定の物理チャネルが選択されるようにして、所定のアプリケーショントラフィックパターンが所定の物理チャネルに関連付けられてよい。例えば、第1のアプリケーショントラフィックパターンを有するアプリケーションに関連付けられた無線ベアラに関して、第1の物理ダウンリンクおよび/またはアップリンクチャネルが選択されてよく、第2のアプリケーショントラフィックパターンを有するアプリケーションに関連付けられた無線ベアラに関して、第2の物理ダウンリンクおよび/またはアップリンクチャネルが選択されてよい。
具体的な例として、LTE通信システムを考える。このようなシステムにおいて無線ベアラには、その無線ベアラを利用するアプリケーションが許容してもよいパケット誤り損失率および許容遅延の指標を提供することができるサービス品質(QoS)クラス識別子(QCI)を割り当てることができる。例えば、QCI 1を有する無線ベアラは、VoLTEのような音声アプリケーション用に予約されてもよい。したがって、一つの可能性として、任意のQCI 1無線ベアラを、音声トラフィックに適した特性を有する、(例えば、新たにLTEで定義された)物理アップリンクおよび/またはダウンリンクデータチャネルにマッピングすることができる。
706で、選択された物理アップリンクチャネルおよびダウンリンクチャネルを用いて第1の無線ベアラが確立されると、無線機器および基地局は、第1のアプリケーションに関連付けられたアプリケーションデータを、第1の無線ベアラを介して通信することができる(例えば、無線機器と基地局のそれぞれが送信および/または受信することができる)。少なくともいくつかの場合、アプリケーションデータは(例えばマルチキャストまたはブロードキャストデータとは対照的に)ユニキャストデータであってよい。
第1の無線ベアラは、第1のアプリケーションのアプリケーショントラフィックパターンに好適であろう物理チャネルを用いることができるため、全てのデータ通信に対して1つのタイプの物理チャネルを用いる場合と比較して、ネットワークリソースの使用率、機器の電力消費、および/または他のシステムの機能が改善されるであろう。また、トラフィックパターンを区別し、特定のトラフィックパターンに最適化された特性を有するチャネルを提供することにより、特定のタイプのトラフィックパターンを有する複数のアプリケーション(または単一のアプリケーション)だけを用いる、特化された機器の開発および利用を可能にするであろう。
例えば、少なくともいくつかの例では、所定のマシンタイプの通信(MTC)は一般に、周期的で低データレート通信を含むことができる。そのような通信だけを行えばよい機器(例えば、プロセス制御機器、自動化機器、例えば温度計、気圧計、浮ひょう、電力量計、地震計のような測定/監視装置)については、機器の実装を簡素化することができる。また、機器が、高スループット用に設計されたり、および/または非周期的/非スケジュール的な通信に最適化されたりした、より大きな消費電力を要する技術をサポートする必要がなければ、消費電力が低減できる。
別の例として、携帯電話機は音声およびデータサービスの両方をサポートするように実装されるものが多くなっているが、起こりうる複数のトラフィックパターンを区別し、特定のトラフィックパターンに最適化された特性を有する物理チャネルを提供することにより、VoLTE(および、場合により、同様のアプリケーショントラフィックパターンを有するアプリケーション)のような、パケット交換方式の音声通信をサポートし、高スループット用に設計されたり、および/または非周期的/非スケージュール的な通信に最適化されたりした、より大きな消費電力を要する技術をサポートしない機器を実施することもまた可能になる。例えば、VoLTEのパケットは通常比較的小さく、固定長のペイロード(例えば、いくつかの場合、328ビットのトランスポートブロックサイズで足りるであろう)を有するであろう。そして、規則的な周期間隔(例えばいくつかの場合には20ms)で交換されうる。そのようなタイプのアプリケーショントラフィックに最適化された特性を有する物理チャネルだけを用いる機器は、実施が比較的簡単(かつ潜在的に低価格)であり、および/または、より削減された電力消費プロファイルを有するであろう。したがって、そのような機器は、支出および/または電池による駆動時間を特に重視するユーザにアピールするであろう。
そのため、いくつかの場合、無線機器および基地局が通信に用いる無線アクセス技術がアップリンクおよびダウンリンク通信の少なくとも一方に関して複数の物理チャネルをサポートすることができても、無線機器自体は1つの物理アップリンクおよび/またはダウンリンクチャネルのサポートだけをサポートしうることに留意されたい。
しかしながら、無線機器が複数の物理アップリンクおよび/またはダウンリンクチャネルをサポートする場合、それは、第1の無線ベアラによって用いられるものとは異なる物理チャネルが最適となりうるアプリケーショントラフィックを、無線機器がいくつかの時点で有しうる場合であろう。このような場合、708で無線機器および基地局は、第2のデータ無線ベアラを確立することができる。
第1のデータ無線ベアラの確立と同様に、第2の無線ベアラの確立は、複数の物理チャネル候補の中から、第2の無線ベアラのために1つ以上の物理チャネル(例えばアップリンクおよびダウンリンク)の選択を含む。第2の無線ベアラのための物理チャネルは、第2の無線ベアラに関連付けられたアプリケーション(「第2のアプリケーション」)のアプリケーショントラフィックパターンに少なくとも部分的に基づいて選択することができる。第2の無線ベアラのために選択される物理チャネルは、第1の無線ベアラのために選択されたものとは異なる物理チャネルであってもよい。例えば、第2のアプリケーションのアプリケーショントラフィックパターンは、第1のアプリケーションのアプリケーションのトラフィックパターンと異なっていてもよく、それに基づいて、第1の無線ベアラのために選択されたものとは異なる物理チャネルが第2の無線ベアラのために選択されうる。
選択された物理アップリンクチャネルおよびダウンリンクチャネルを用いて第2無線ベアラが確立されると、710で無線機器および基地局は、第2のアプリケーションに関連付けられたアプリケーションデータを、第2の無線ベアラを介して通信することができる(例えば、無線機器および基地局はそれぞれ送信および/または受信することができる)。第1のアプリケーションのアプリケーションデータと同様に、第2のアプリケーションのアプリケーションデータもまた、少なくともいくつかの例ではユニキャストデータであってよいことに留意されたい。
少なくともいくつかの例において、第1および第2のアプリケーションのアプリケーションパターンが類似しているか同一であったなら、第1の無線ベアラが既に確立している場合に、第2のアプリケーションのために物理チャネルの第2のセットを用いて第2の無線ベアラを確立する理由はないであろうことに留意されたい。例えば、そのような場合、第1の無線ベアラを介して第1のアプリケーションに関連するアプリケーションデータを送信するのに加え、第1の無線ベアラを介して第2のアプリケーションに関連するアプリケーションデータを通信してもよい。あるいは、それが望ましいのであれば、無線機器と基地局との間のセルラリンクを介して、アクティブにアプリケーションデータを交換している各アプリケーションについて別個の無線ベアラが確立されてもよい。
図8〜図16 - 典型的なLTEダウンリンクおよびアップリンクチャネル符号化手順と、追加の物理チャネルをサポートするための修正
図8〜図16ならびにそれらに関して提供される情報は、本開示の様々な可能性のある機能の例示として提供されており、全体として開示を限定する意図はない。以下の詳細に関する多数物ならびに派生物が存在しうるが、それらは本開示の範囲に含まれるものと解されるべきである。
図8〜図9は、LTEに従った例示的なPDSCHおよびPUSCHデータブロック処理手順を示している。
図8に示すように、(PDSCH物理チャネルにマッピングされてもよい)DL−SCHのためのトランスポートチャネル処理は、トランスポートブロックCRC付加、コードブロック分割ならびにコードブロックCRC付加、チャネルコーディング、レートマッチング、およびコードブロック連結を含むことができる。
図9に示すように、(PUSCH物理チャネルにマッピングされてもよい)UL−SCHのためのトランスポートチャネル処理は、トランスポートブロックCRC付加、コードブロック分割ならびにコードブロックCRC付加、チャネルコーディング、レートマッチング、コードブロック連結、データおよび制御多重化、およびチャネルインタリーブを含むことができる。
3GPP仕様書に従って現在規定されているように、PDSCHおよびPUSCHはそれぞれターボ符号化を利用することができる。1つの可能性として、それぞれが畳み込み符号化を用いる代替物理チャネル(E−PDSCHおよびE−PUSCHと呼ばれることがある)が指定されてもよい。LTE物理制御チャネル(例えばPDCCHおよびPUCCH)が既に畳み込み符号化を用いているかもしれないので、畳み込み符号化を用いる物理データチャネルの提供は、LTEの現在の実装を用いる様に構成されている機器に対して、さらなる実装上の複雑さをほとんどもしくは全く要求しないであろう。
図10は、低データレートのアプリケーションによって使用されるかもしれないような比較的小さなトランスポートブロックサイズ(TBS)の選択に関する、畳み込み符号化とターボ符号化との例示的な比較性能テストケースを示すグラフである。図から分かるように、図示のシナリオでは、トランスポートブロックサイズのそれぞれについて、連接ターボ符号化(CTC)とtailbiting畳み込み符号化(TBCC)との性能差はほぼ無視できる程度である。したがって、一般にそのような小さいTBSが割り当てられうる比較的低いデータレートのアプリケーションについては、ターボ符号化の代わりに畳み込み符号かを用いる物理データチャネルを用いることにより、消費電力を低減し、かつ、ターボ符号化に対する性能上のトレードオフを小さく、またはなしに、畳み込み符号化の比較的簡単な実装とを実現することができる。
図11〜図16は、複数の物理ユニキャストデータアップリンクおよびダウンリンクチャネルをサポートするために用いることのできる、プロトコルアーキテクチャおよびチャネルマッピングの候補を示している。(図11〜図12にそれぞれ示されている)ダウンリンクおよびアップリンクアーキテクチャは、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)、無線リンク制御(RLC)、メディアアクセス制御(MAC)層を含むことができる。PDCP層で確立された無線ベアラは、各中間層で実行される様々な機能により、論理チャネルにマッピングされ、トランスポートチャネルにマッピングされ、さらに物理チャネルにマッピングされてよい。
特に、図11に示すように、DL−SCHおよびDL E−SCHトランスポートチャネルの両方が、ダウンリンクで少なくとも1つのUEに対して提供されてよく、また図12に示すように、UL−SCHおよびUS E−SCHの両方が、アップリンクで提供されてよい。これもまた図示されるように、DL−SCHおよびUS−SCHについてはMAC層でハイブリッド自動再送要求(HARQ)が提供されるだろうが、DL E−SCHまたはUL E−SCHには、HARQは提供されないであろう。図示はしていないが、それが望ましければ、DL E−SCHおよびUL E−SCHに関連する無線ベアラについて、(例えばRLCレベルで)ARQを行わないようにしてもよい。チャネル間のその他の違い(例えば、DL E−SCHおよびUL E−SCHにおける畳み込み符号化の使用対DL−SCHおよびUL−SCHにおけるターボ符号化の使用など)も可能である。
図13は、図11のアーキテクチャとともに用いられるかもしれない、トランスポートチャネルから物理チャネルへのダウンリンクチャネルマッピング候補を示している。図示の通り、BCHがPBCHにマッピングされ、MCHがPMCHにマッピングされ、PCHおよびDL−SCHがPDSCHにマッピングされるのに加え、DL E−SCHがE−PDSCHにマッピングされてよい。PDCCHはトランスポートチャネルからマッピングされなくてもよい。
図14は、図12のアーキテクチャとともに用いられるかもしれない、トランスポートチャネルから物理チャネルへのアップリンクチャネルマッピング候補を示している。図示の通り、UL−SCHがPUSCHにマッピングされ、RACHがPRACHにマッピングされるのに加え、UD E−SCHがE−PUSCHにマッピングされてよい。PUCCHはトランスポートチャネルからマッピングされなくてもよい。
図15は、図11のアーキテクチャとともに用いられるかもしれない、論理チャネルからトランスポートチャネルへのマッピング候補を示している。図示の通り、PCCHがPCHにマッピングされ、BCCHがBCHおよびDL−SCHにマッピングされ、CCCH、DCCHおよびDTCHがDL−SCHにマッピングされ、MCCHおよびMTCHがMCHにマッピングされるのに加え、DTCHがDL E−SCHにマッピングされてよい。
図16は、図12のアーキテクチャとともに用いられるかもしれない、論理チャネルからトランスポートチャネルへのマッピング候補を示している。図示の通り、CCCH、DCCHおよびDTCHがUL−SCHにマッピングされるのに加え、DTCHがUL E−SCHにマッピングされてよい。RACHは論理チャネルからマッピングされなくてもよい。
本開示の実施形態は、様々な形態のいずれかで実現することができる。例えば、いくつかの実施形態は、コンピュータが実行する方法、コンピュータ可読記憶媒体、またはコンピュータシステムとして実現されうる。他の実施形態は、ASICのような1つ以上のカスタム設計されたハードウェアデバイスを用いて実現されうる。さらに他の実施形態は、FPGAのような1つ以上のプログラマブルハードウェア要素を用いて実現することができる。
いくつかの実施形態において、恒久的なコンピュータ可読記憶媒体は、プログラム命令および/またはデータを格納するように構成されてよい。ここで、このプログラム命令は、コンピュータシステムで実行された場合に、例えば、本明細書に記載された方法の実施形態のいずれか、または、本明細書に記載された方法の実施形態の任意の組み合わせ、または、本明細書に記載された方法の実施形態のいずれかの任意のサブセット、または、そのようなサブセットの任意の組み合わせ、をそのコンピュータシステムに実行させる。
いくつかの実施形態において、機器(例えばUE106)は、プロセッサ(またはプロセッサセット)および記憶媒体を含むように構成されうる。ここで、記憶媒体はプログラム命令を格納し、プロセッサは記憶媒体からプログラム命令を読み出して実行するように構成される。また、プログラム命令は、本明細書に記載された様々な方法の実施形態のいずれか(または、本明細書に記載された方法の実施形態の任意の組み合わせ、または、本明細書に記載された方法の実施形態のいずれかの任意のサブセット)を実施するために実行可能である。機器は、種々の形態のいずれかで実現されてよい。
上述の実施形態をかなり詳細に説明してきたが、上述の開示を完全に理解すれば、多数の派生物および変更物が当業者には明らかになるであろう。以下の特許請求の範囲はそのような派生物および変更物の全てを包含するように解釈されることが意図されている。

Claims (17)

  1. 無線機器と無線通信を行うための、基地局のための方法であって、
    前記方法は該基地局が、
    第1の物理ダウンリンクチャネルを用いる第1の無線ベアラを確立するステップと、
    第1のアプリケーションのアプリケーショントラフィックパターンに基づいて、前記第1のアプリケーションで用いるための前記第1の物理ダウンリンクチャネルを選択するステップと、
    前記第1の物理ダウンリンクチャネル上で前記無線機器へ、前記第1のアプリケーションのためのデータを有する第1のユニキャストデータを送信するステップと、を有し、
    第2の物理ダウンリンクチャネルを用いる第2の無線ベアラを確立するステップと、
    第2のアプリケーションのアプリケーショントラフィックパターンに基づいて、前記第2のアプリケーションで用いるための前記第2の物理ダウンリンクチャネルを選択するステップと、
    前記第2の物理ダウンリンクチャネル上で前記無線機器へ、前記第2のアプリケーションのためのデータを有する第2のユニキャストデータを送信するステップと、を有し、
    前記第1のアプリケーションの前記アプリケーショントラフィックパターンが、前記第2のアプリケーションの前記アプリケーショントラフィックパターンと異なる、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記第1の物理ダウンリンクチャネルは畳み込み符号化を用い、ハイブリッド自動再試行要求を用いず、
    前記第2の物理ダウンリンクチャネルはターボ符号化を用い、また、ハイブリッド自動再試行要求を用い
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法がさらに
    第1の物理アップリンクチャネル上で、前記無線機器から前記第1のアプリケーションに関連付けられた第1のデータを受信するステップと、
    第2の物理アップリンクチャネル上で、前記無線機器から前記第2のアプリケーションに関連付けられた第2のデータを受信するステップと、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のアプリケーションの前記アプリケーショントラフィックパターンは周期的なトラフィックパターンを有し、前記第2のアプリケーションの前記アプリケーショントラフィックパターンは非周期的なトラフィックパターンを有する、ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 前記第1のアプリケーションの前記アプリケーショントラフィックパターンはデータレート閾値未満のトラフィックデータレートを有し、前記第2のアプリケーションの前記アプリケーショントラフィックパターンは前記データレート閾値を超えるトラフィックデータレートを有する、ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 無線機器と無線通信を行うように構成された基地局であって、
    無線機と、
    前記無線機に動作可能に接続された処理要素とを有し、
    前記無線機および前記処理要素が、
    前記無線機器と第1の無線ベアラを確立し、
    ここで、前記第1の無線ベアラの確立は、複数の物理チャネル候補のうちの、前記第1の無線ベアラのための1つ以上の物理チャネルの選択を含み、前記第1の無線ベアラのための前記1つ以上の物理チャネルが、前記第1の無線ベアラに関連付けられた第1のアプリケーションのアプリケーショントラフィックパターンに基づいて選択され、
    前記第1の無線ベアラを介して前記無線機器と前記第1のアプリケーションに関連付けられたアプリケーションデータを通信
    前記無線機器と第2の無線ベアラを確立し、
    前記第2の無線ベアラの確立は、前記複数の物理チャネル候補のうち、前記第2の無線ベアラのための1つ以上の物理チャネルの選択を含み、前記第2の無線ベアラのための前記1つ以上の物理チャネルが、前記第2の無線ベアラに関連付けられた第2のアプリケーションのアプリケーショントラフィックパターンに基づいて選択され、前記第2の無線ベアラのために選択される前記1つ以上の物理チャネルが、前記第1の無線ベアラのために選択される前記1つ以上の物理チャネルと異なる物理チャネルであり、
    前記第2の無線ベアラを介して前記無線機器と前記第2のアプリケーションに関連付けられたアプリケーションデータを通信する、
    ように構成されることを特徴とする基地局。
  7. 前記複数の物理チャネル候補が、少なくとも第1の物理ダウンリンクチャネルと、第2の物理ダウンリンクチャネルとを含み、
    前記基地局がさらに、
    第1のアプリケーショントラフィックパターンを有するアプリケーションに関連付けられた無線ベアラのために前記第1の物理ダウンリンクチャネルを選択し、
    第2のアプリケーショントラフィックパターンを有するアプリケーションに関連付けられた無線ベアラのために前記第2の物理ダウンリンクチャネルを選択する、
    ように構成されることを特徴とする請求項に記載の基地局。
  8. 前記第1のアプリケーショントラフィックパターンが、データレート閾値未満のデータレートを有する周期的なトラフィックを含み、
    前記第2のアプリケーショントラフィックパターンが、非周期的なトラフィックおよび/または前記データレート閾値を超えるデータレートを有するトラフィックを含む、
    ことを特徴とする請求項に記載の基地局。
  9. 前記複数の物理チャネル候補が、少なくとも第1の物理アップリンクチャネルと第2の物理アップリンクチャネルとを含み、
    前記基地局がさらに、
    第1のアプリケーショントラフィックパターンを有するアプリケーションに関連付けられた無線ベアラのために前記第1の物理アップリンクチャネルを選択し、
    第2のアプリケーショントラフィックパターンを有するアプリケーションに関連付けられた無線ベアラのために前記第2の物理アップリンクチャネルを選択する、
    ように構成されることを特徴とする請求項に記載の基地局。
  10. 無線通信を行うための、無線機器のための方法であって、
    前記方法は該無線機器が、
    第1の無線アクセス技術(RAT)にしたがって第1のセルにアタッチするステップと、
    前記第1のRATにしたがって前記第1のセルと第1の無線ベアラを確立するステップと、
    前記第1の無線ベアラを確立するステップは、少なくとも2つの物理ダウンリンクチャネル候補のうち、前記第1の無線ベアラのための物理ダウンリンクチャネルを選択するステップを含み、前記第1の無線ベアラのための前記物理ダウンリンクチャネルが、前記第1の無線ベアラに関連付けられた第1のアプリケーションのアプリケーショントラフィックパターンに基づいて選択され、
    前記第1の無線ベアラを介して前記第1のアプリケーションに関連付けられたアプリケーションデータを通信するステップと、
    前記第1のRATにしたがって前記第1のセルと第2の無線ベアラを確立するステップと、
    前記第2の無線ベアラを確立するステップは、前記少なくとも2つの物理ダウンリンクチャネル候補のうち、前記第2の無線ベアラのための物理ダウンリンクチャネルを選択するステップと、ここで、前記第2の無線ベアラのための前記物理ダウンリンクチャネルが、前記第2の無線ベアラに関連付けられた第2のアプリケーションのアプリケーショントラフィックパターンに基づいて選択され、前記第2の無線ベアラのために選択される前記物理ダウンリンクチャネルが、前記第1の無線ベアラのために選択される前記物理ダウンリンクチャネルと異なる物理ダウンリンクチャネルであり、
    前記第2の無線ベアラを介して前記第2のアプリケーションに関連付けられたアプリケーションデータを通信するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  11. 前記第1の無線ベアラを確立するステップがさらに、少なくとも2つの物理アップリンクチャネル候補のうち、前記第1の無線ベアラのための物理アップリンクチャネルを選択するステップを含み、前記第1の無線ベアラのための前記物理アップリンクチャネルが、前記第1の無線ベアラに関連付けられた前記第1のアプリケーションの前記アプリケーショントラフィックパターンに基づいて選択される、
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の無線ベアラは、パケット交換方式の無線ベアラであることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 前記少なくとも2つの物理ダウンリンクチャネル候補が、第1の物理ダウンリンクチャネルと第2の物理ダウンリンクチャネルを含み、
    前記第1の物理ダウンリンクチャネルが畳み込み符号化を用い、前記第2の物理ダウンリンクチャネルがターボ符号化を用い、
    前記第1の物理ダウンリンクチャネルはハイブリッド自動再試行要求を用いず、前記第2の物理ダウンリンクチャネルはハイブリッド自動再試行要求を用いる、
    ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  14. 前記第1のアプリケーションの前記アプリケーショントラフィックパターンが、低データレートの周期的なトラフィックパターンであり、
    前記第1の物理ダウンリンクチャネルは、低データレートの周期的なトラフィックパターンである前記第1のアプリケーションの前記アプリケーショントラフィックパターンに基づいて、前記第1の無線ベアラのために選択される、
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1のアプリケーションの前記アプリケーショントラフィックパターンは、高データレートおよび/または非周期的なトラフィックパターンであり、
    前記第2の物理ダウンリンクチャネルは、高データレートおよび/または非周期的なトラフィックパターンである前記第1のアプリケーションの前記アプリケーショントラフィックパターンに基づいて、前記第1の無線ベアラのために選択される、
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  16. 前記第1のRATがLTEであることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  17. 前記少なくとも2つの物理ダウンリンクチャネル候補がユニキャスト物理ダウンリンクチャネルであることを特徴とする請求項10に記載の方法。
JP2015109084A 2014-06-20 2015-05-28 アプリケーショントラフィックパターンに基づく物理データチャネルの選択 Active JP6002278B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/310,970 2014-06-20
US14/310,970 US9363704B2 (en) 2014-06-20 2014-06-20 Selecting a physical data channel based on application traffic pattern

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016010152A JP2016010152A (ja) 2016-01-18
JP6002278B2 true JP6002278B2 (ja) 2016-10-05

Family

ID=54768134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015109084A Active JP6002278B2 (ja) 2014-06-20 2015-05-28 アプリケーショントラフィックパターンに基づく物理データチャネルの選択

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9363704B2 (ja)
JP (1) JP6002278B2 (ja)
CN (1) CN105187170B (ja)
DE (1) DE102015208579A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10462741B2 (en) 2015-03-31 2019-10-29 Lg Electronics Inc. Communication method carried out by terminal in wireless communication system and terminal utilizing the method
ES2804599T3 (es) 2016-03-11 2021-02-08 Asustek Comp Inc Método y aparato para ayudar a la transmisión de datos en un sistema de comunicación inalámbrica
JP7395106B2 (ja) * 2016-05-12 2023-12-11 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド ワイヤレスシステム中でのフローベースの処理
CN109245860B (zh) 2017-04-28 2020-03-20 华为技术有限公司 数据处理方法和数据处理装置
CN109286984B (zh) * 2018-09-21 2023-04-18 希诺麦田技术(深圳)有限公司 多波形的自组网收发方法、装置及计算机可读存储介质
US11438808B2 (en) * 2019-04-17 2022-09-06 Qualcomm Incorporated Acknowledgment messaging for resource reservations
US11843965B2 (en) 2020-12-08 2023-12-12 Charter Communications Operating, Llc Intelligent connectivity and data usage management for mobile devices in a converged network

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100557177B1 (ko) 1998-04-04 2006-07-21 삼성전자주식회사 적응 채널 부호/복호화 방법 및 그 부호/복호 장치
US6587446B2 (en) * 1999-02-11 2003-07-01 Qualcomm Incorporated Handoff in a wireless communication system
US6865710B2 (en) 2000-09-18 2005-03-08 Lucent Technologies Inc. Butterfly processor for telecommunications
JP3765792B2 (ja) * 2000-10-21 2006-04-12 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 複合再伝送形式を使用するデータ通信システムのデータ送受信方法
GB2409134B (en) * 2003-12-11 2005-11-09 Motorola Inc A decoder
JP4360553B2 (ja) * 2004-04-21 2009-11-11 アバイア インコーポレーテッド アクセス・ポイントでの自動パワー・セーブ送達バッファの編成
WO2008151061A1 (en) * 2007-05-31 2008-12-11 Interdigital Technology Corporation Channel coding and rate matching for lte control channels
JP5004679B2 (ja) * 2007-06-04 2012-08-22 京セラ株式会社 通信方法およびそれを利用した送信装置
JPWO2009022599A1 (ja) * 2007-08-14 2010-11-11 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 受信装置及びデータ取得方法
CN102088773A (zh) * 2009-12-02 2011-06-08 中兴通讯股份有限公司 一种下行信道资源动态分配方法
CN102122988A (zh) * 2010-01-08 2011-07-13 中兴通讯股份有限公司 一种增强型专用信道传输上行数据的方法及系统
JP4878651B1 (ja) * 2010-09-17 2012-02-15 シャープ株式会社 移動局装置、通信システム、通信方法および集積回路
US8654691B2 (en) * 2010-11-15 2014-02-18 Blackberry Limited Managing wireless communications
WO2012098656A1 (ja) * 2011-01-19 2012-07-26 富士通株式会社 伝送装置、伝送方法および伝送システム
EP2498431B1 (en) * 2011-03-09 2014-09-17 Mitsubishi Electric R&D Centre Europe B.V. Method for configuring transmission interfaces of devices communicating via a band-pass filter
US8582527B2 (en) 2011-07-01 2013-11-12 Ofinno Technologies, Llc Hybrid automatic repeat request in multicarrier systems
US9686046B2 (en) * 2011-09-13 2017-06-20 Qualcomm Incorporated Systems, methods and apparatus for wireless condition based multiple radio access bearer communications
JP5935148B2 (ja) * 2011-11-02 2016-06-15 シャープ株式会社 移動局装置、基地局装置、通信方法および集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
DE102015208579A1 (de) 2015-12-24
US20150373689A1 (en) 2015-12-24
JP2016010152A (ja) 2016-01-18
CN105187170B (zh) 2020-06-09
US9363704B2 (en) 2016-06-07
CN105187170A (zh) 2015-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6002278B2 (ja) アプリケーショントラフィックパターンに基づく物理データチャネルの選択
US11357003B2 (en) Self-contained slot and slot duration configuration in NR systems
US10333686B2 (en) Adaptive half duplex/full duplex operation for battery and antenna constrained devices
US9420533B2 (en) Discontinuous reception
JP2016226005A (ja) ダウンリンク通信に関するttiバンドリング
CN110352575B (zh) 用户装置为harq处理提供増强的能力信息
US10903969B2 (en) Modular control channel formats for uplink control information in a cellular communication system
TW201320780A (zh) 載波聚合之非連續接收
CN116326061A (zh) Srs覆盖增强
JP2023503666A (ja) グループページングのためのpdcch拡張
US11800328B2 (en) Point to point and point to multipoint switching with service continuity for broadcast and multicast service
CN116868651A (zh) 用于物理上行链路控制信道增强的重复指示
CN116391418A (zh) 用于无线通信中的可靠的物理数据信道接收的技术
CN114747279A (zh) Uci复用增强
US20240155573A1 (en) Time Domain Resource Selection
US20230421999A1 (en) Point to Point and Point to Multipoint Switching with Service Continuity for Broadcast and Multicast Service
US20230199549A1 (en) Concurrent services of non-public and public networks
US20220303086A1 (en) Using Aperiodic Reference Signals for a Spatial Relationship Update
CN117322083A (zh) 用于半持久调度(sps)混合自动重传请求(harq)跳过的上行链路控制信息(uci)复用
WO2020164127A1 (zh) 通信方法和通信装置
CN117178590A (zh) 增强的侧链路感测和资源分配
CN115769605A (zh) 通信方法和通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6002278

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250