JP6001224B1 - 駆動装置及び駆動装置の制御方法 - Google Patents

駆動装置及び駆動装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

駆動装置(12)は、超音波振動子への出力電圧を基本成分と高調波成分とに分解する出力電圧分解部(1221)と、超音波振動子に流れる出力電流を基本成分と高調波成分とに分解する出力電流分解部(1222)と、出力電圧の基本成分及び高調波成分に基づいて、Cb電流の基本成分と高調波成分とを算出するCb電流算出部(1223)と、出力電流の基本成分及び高調波成分と、Cb電流の基本成分と高調波成分とに基づいて、超音波振動子の駆動電流の基本成分及び高調波成分を算出する駆動電流算出部(1224)と、駆動電流の基本成分及び高調波成分を合算する駆動電流合算部(1226)と、合算された駆動電流が目標値となるように定電流制御データを生成する定電流制御部(1227)とを備える。

Description

本発明は、駆動装置及び駆動装置の制御方法に関する。
生体組織に対して切開、止血、凝固等の処置をすることが可能な装置の1つとして、超音波手術装置が知られている。超音波手術装置は、一般に、超音波振動子と、駆動装置と、プローブとを有している。超音波振動子は、ピエゾ素子等の圧電素子を含む。駆動装置は、超音波振動子を超音波振動させるための駆動電力を超音波振動子に供給する。プローブは、超音波振動子で発生した超音波振動を超音波手術装置の先端部まで伝達する。このような超音波手術装置では、超音波振動子の負荷変動があったとしてもプローブにおいて安定した振幅の振動が行われるように、駆動装置から超音波振動子に供給する電流を一定に保つ定電流制御が行われている。例えば、日本国特開平11−70118号公報において提案されている超音波手術装置は、プローブにかかる機械的負荷に対応する超音波振動子の駆動時のインピーダンスを求め、このインピーダンスを駆動装置にフィードバックすることによって、駆動装置から超音波振動子に供給される電流が一定になるように制御している。
超音波振動子は、その構造等から物理的に定まる共振周波数を有している。そして、共振周波数の付近の周波数で駆動されている超音波振動子の電気的等価回路は、超音波振動子の機械的振動特性を表すインダクタ及びキャパシタと機械的負荷を表す抵抗とからなる直列共振回路に、超音波振動子の圧電素子や電極板による浮遊容量成分を表したキャパシタを並列に接続した回路である。この等価回路のうち、直列共振回路に流れる電流だけが超音波振動子の振動に寄与する。このため、プローブを安定した一定の振幅で振動させるためには、等価回路の直列共振回路に流れる電流を精度良く検出する必要がある。
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたもので、より安定した超音波振動をさせるための駆動装置及びこのような駆動装置の制御方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の第1の態様の駆動装置は、インダクタ、第1のキャパシタ及び抵抗からなる直列回路に第2のキャパシタが並列に接続された電気的等価回路で表される超音波振動子を有し、前記超音波振動子で発生した超音波振動によって生体組織を処置する超音波処置具と電気的に接続された駆動装置であって、前記超音波振動子を駆動させるための交流の駆動電圧によって前記超音波振動子に印加される出力電圧を基本成分と高調波成分とに分解する出力電圧分解部と、前記駆動電圧によって前記超音波振動子に流れる出力電流を基本成分と高調波成分とに分解する出力電流分解部と、前記出力電圧分解部で得られた前記出力電圧の基本成分及び高調波成分と、前記第2のキャパシタの静電容量値とに基づいて、前記第2のキャパシタに流れるキャパシタ電流の基本成分と高調波成分とを算出するキャパシタ電流算出部と、前記出力電流分解部で得られた前記出力電流の基本成分及び高調波成分と、前記キャパシタ電流算出部で算出された前記キャパシタ電流の基本成分及び高調波成分とに基づいて、前記直列回路に流れる駆動電流の基本成分及び高調波成分を算出する駆動電流算出部と、前記駆動電流算出部で算出された前記駆動電流の基本成分及び高調波成分を合算する駆動電流合算部と、前記駆動電流合算部で合算された駆動電流が目標値となるように前記駆動電圧を制御するための定電流制御データを生成する定電流制御部とを具備する。
前記の目的を達成するために、本発明の第2の態様の駆動装置の制御方法は、インダクタ、第1のキャパシタ及び抵抗からなる直列回路に第2のキャパシタが並列に接続された電気的等価回路で表される超音波振動子を有し、前記超音波振動子で発生した超音波振動によって生体組織を処置する超音波処置具と電気的に接続された駆動装置の制御方法であって、前記超音波振動子を駆動させるための交流の駆動電圧によって前記超音波振動子に印加される出力電圧を基本成分と高調波成分とに分解することと、前記駆動電圧によって前記超音波振動子に流れる出力電流を基本成分と高調波成分とに分解することと、前記出力電圧の基本成分及び高調波成分と、前記第2のキャパシタの静電容量値とに基づいて、前記第2のキャパシタに流れるキャパシタ電流の基本成分と高調波成分とを算出することと、前記出力電流の基本成分及び高調波成分と、前記キャパシタ電流の基本成分及び高調波成分とに基づいて、前記直列回路に流れる駆動電流の基本成分及び高調波成分を算出することと、前記駆動電流の基本成分及び高調波成分を合算することと、前記合算された駆動電流が目標値となるように前記駆動電圧を制御するための定電流制御データを生成することとを具備する。
本発明によれば、より安定した超音波振動をさせるための駆動装置及びこのような駆動装置の制御方法を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る駆動装置の適用例としての超音波手術装置の主な構成を示すブロック図である。 図2は、制御回路の詳細な構成を示すブロック図である。 図3は、共振周波数付近で駆動されている超音波振動子の電気的等価回路図である。 図4Aは、出力電流の基本成分と、Cb電流の基本成分と、駆動電流の基本成分との関係を示す図である。 図4Bは、出力電流の2次高調波成分と、Cb電流の2次高調波成分と、駆動電流の2次高調波成分との関係を示す図である。 図4Cは、出力電流の3次高調波成分と、Cb電流の3次高調波成分と、駆動電流の3次高調波成分との関係を示す図である。 図5は、駆動電流の合算について示す図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る超音波手術装置の動作を示すフローチャートである。 図7は、スキャン処理について示すフローチャートである。 図8Aは、本発明の一実施形態に係るスキャン処理の効果を示す第1の図である。 図8Bは、本発明の一実施形態に係るスキャン処理の効果を示す第2の図である。 図9は、変形例2の超音波手術装置の動作を示すフローチャートである。 図10は、静電容量算出処理について示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る駆動装置の適用例としての超音波手術装置の主な構成を示すブロック図である。超音波手術装置1は、駆動装置12を有する。駆動装置12は、超音波処置具に電気的に接続されている。
駆動装置12は、超音波処置具の超音波振動子14を一定の振幅で超音波振動させるように出力信号を生成する。駆動装置12は、制御回路122と、D/A回路124と、駆動電圧生成回路126とを有している。
制御回路122は、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)によって構成されている。制御回路122は、駆動電圧生成回路126によって生成された駆動電圧に従って超音波振動子14に印加される出力電圧及び超音波振動子14に流れる出力電流をデジタル信号として取り込み、取り込んだ出力電圧及び出力電流に基づいて生成した定電流制御データをD/A回路124に出力する。定電流制御データは、例えば超音波振動子14を定電流駆動するために駆動電圧生成回路126で生成すべき駆動電圧の電圧値を示すデータである。また、制御回路122は、取り込んだ出力電圧及び出力電流に基づいて生成した周波数データをD/A回路124に出力する。周波数データは、例えば駆動電圧の周波数値を示すデータである。制御回路122については後で詳しく説明する。
D/A回路124は、制御回路122からデジタル信号として出力される定電流制御データ及び周波数データをアナログ信号に変換し、この変換によって得られた定電流制御信号及び周波数信号を駆動電圧生成回路126に出力する。
駆動電圧生成回路126は、D/A回路124から出力された定電流制御信号及び周波数信号に基づいて駆動電圧を生成して超音波振動子14に印加する。駆動電圧は、例えば定電流制御信号と周波数信号との乗算によって生成される交流電圧である。
超音波処置具は、超音波振動子14と、プローブ16とを主に有している。超音波振動子14は、例えば圧電素子であり、駆動電圧生成回路126によって印加される駆動電圧に従って超音波振動する。
プローブ16は、細長形状のシース18の内部を通って超音波振動子14に連結されており、超音波振動子14の振動に伴って振動する。把持部20は、シース18の先端部(超音波振動子14と面していない側の端部とする)に回動するように取り付けられており、図示しない操作部の操作に応じて回動する。例えば術者による図示しない操作部の操作によって把持部20が回動することにより、プローブ16と把持部20との間で血管等の生体組織が把持される。
図2は、制御回路122の詳細な構成を示すブロック図である。制御回路122は、出力電圧分解部1221と、出力電流分解部1222と、Cb電流算出部1223と、位相差検出部1224と、駆動電流算出部1225と、駆動電流合算部1226と、定電流制御部1227と、周波数制御部1228とを有している。
出力電圧分解部1221は、超音波振動子14に印加される出力電圧Eをデジタル信号として取り込み、取り込んだ出力電圧Eを、基本成分と高調波成分とに分解する。例えば、出力電圧分解部1221は、出力電圧Eを、基本成分E1と、2次高調波成分E2と、3次高調波成分E3とに分解する。出力電流分解部1222は、超音波振動子14を流れる出力電流Iをデジタル信号として取り込み、取り込んだ出力電流Iを、基本成分と高調波成分とに分解する。例えば、出力電流分解部1222は、出力電流Iを、基本成分I1と、2次高調波成分I2と、3次高調波成分I3とに分解する。これらの分解は、例えば高速フーリエ変換(FFT)を用いて行われる。
図3は、共振周波数付近で駆動されている超音波振動子14の電気的等価回路図である。図3に示すように、共振周波数Frの付近で振動している超音波振動子14は、超音波振動子14の機械的振動特性を表すインダクタ及びキャパシタ(第1のキャパシタ)と機械的負荷を表す抵抗とからなる直列共振回路SRCに、超音波振動子14の圧電素子や電極板による浮遊容量成分を表した制動キャパシタ(第2のキャパシタ)Cbを並列に接続した回路と考えることができる。図3の等価回路において、出力電圧Eの印加によって超音波振動子14に流れる出力電流Iのうち、超音波振動子14の振動に寄与するのは、直列共振回路SRCを流れる駆動電流Idのみであり、制動キャパシタCbを流れるキャパシタ電流(以下、Cb電流と記す)Icbは駆動には全く寄与しない。すなわち出力電圧Eと電流Icbとの位相差は90°である。したがって、超音波振動子14を正確に定電流制御するためには正確な駆動電流Idを求める必要がある。ここで、駆動電流Idは出力電圧E及び出力電流Iの影響による高調波成分を有しているので、駆動電流Idの絶対値と位相とは基本成分及び高調波成分毎に異なるものとなる。そこで、本実施形態では、一旦、Cb電流Icbの基本成分及び各高調波成分を求めることによって駆動電流Idの基本成分及び各高調波成分を求め、その後に駆動電流Idの基本成分及び各高調波成分を合算することで高調波成分の影響を考慮した正確な駆動電流Idを算出する。出力電圧分解部1221及び出力電流分解部1222における分解は、Cb電流Icb及び駆動電流Idの基本成分及び各高調波成分を求めるための処理である。
Cb電流算出部1223は、超音波振動子14を流れる出力電流Iのうち、超音波振動子14の振動に寄与しない電流であるCb電流Icbの基本成分及び各高調波成分の絶対値を算出する。超音波振動子14を図3の等価回路で表すことができるとすると、Cb電流Icbの基本成分の絶対値Icb1、2次高調波成分の絶対値Icb2、3次高調波成分の絶対値Icb3は、出力電圧の基本成分E1と、2次高調波成分E2と、3次高調波成分E3と、共振周波数Frと、制動キャパシタCbの静電容量値Cbとから、例えば以下のように算出される。
Icb1=2π×Fr×Cb×E1
Icb2=2π×Fr×Cb×E2
Icb3=2π×Fr×Cb×E3
制動キャパシタCbの静電容量値Cbは、例えば、Cb記憶部1223aに記憶された固定値である。静電容量値Cbは、超音波手術装置1を反共振周波数で駆動したときの出力電流を測定することによって測定される。
位相差検出部1224は、出力電圧Eの基本成分E1と出力電流Iの基本成分I1との位相差θ11、出力電圧Eの2次高調波成分E2と出力電流Iの2次高調波成分I2との位相差θ12、出力電圧Eの3次高調波成分E3と出力電流Iの3次高調波成分I3との位相差θ13をそれぞれ検出する。
駆動電流算出部1225は、出力電流Iの基本成分の絶対値I1と、Cb電流Icbの基本成分の絶対値Icb1と、位相差θ11とを用いて、駆動電流Idの基本成分の絶対値Id1を算出する。また、駆動電流算出部1225は、出力電流Iの2次高調波成分の絶対値I2と、Cb電流Icbの2次高調波成分の絶対値Icb2と、位相差θ12とを用いて、駆動電流Idの2次高調波成分の絶対値Id2を算出する。また、駆動電流算出部1225は、出力電流Iの3次高調波成分の絶対値I3と、Cb電流Icbの3次高調波成分の絶対値Icb3と、位相差θ13とを用いて、駆動電流Idの3次高調波成分の絶対値Id3を算出する。図4Aは、出力電流Iの基本成分I1と、Cb電流Icbの基本成分Icb1と、駆動電流Idの基本成分Id1との関係を示しており、図4Bは、出力電流Iの2次高調波成分I2と、Cb電流Icbの2次高調波成分Icb2と、駆動電流Idの2次高調波成分Id2との関係を示しており、図4Cは、出力電流Iの3次高調波成分I3と、Cb電流Icbの3次高調波成分Icb3と、駆動電流Idの3次高調波成分Id3との関係を示している。図4A、図4B、図4Cの関係からも分かるように、駆動電流Idは、出力電流IからCb電流Icbをベクトル的に差し引くことにより得られる。したがって、駆動電流Idの基本成分の絶対値Id1、2次高調波成分の絶対値Id2、3次高調波成分の絶対値Id3はそれぞれ以下の関係から算出される。
Id12=I12+Icb12−2×I1×Icb1×sinθ11
Id22=I22+Icb22−2×I2×Icb2×sinθ12
Id32=I32+Icb32−2×I3×Icb3×sinθ13
また、駆動電流算出部1225は、出力電圧Eの基本成分E1と駆動電流Idの基本成分Id1との位相差θ21、出力電圧Eの2次高調波成分E2と駆動電流Idの2次高調波成分Id2との位相差θ22、出力電圧Eの3次高調波成分E3と駆動電流Idの3次高調波成分Id3との位相差θ23をそれぞれ算出する。図4A、図4B、図4Cの関係からも分かるように、位相差θ21、θ22、θ23はそれぞれ以下の関係から算出される。
tanθ21=(I1×sinθ11−Icb1)/(I1×cosθ11)
tanθ22=(I2×sinθ12−Icb2)/(I2×cosθ12)
tanθ23=(I3×sinθ13−Icb3)/(I3×cosθ13)
駆動電流合算部1226は、駆動電流Idの基本成分の絶対値Id1、2次高調波成分の絶対値Id2、3次高調波成分の絶対値Id3、及びそれぞれの位相差θ21、θ22、θ23に基づいて基本成分の絶対値Id1、2次高調波成分の絶対値Id2、3次高調波成分の絶対値Id3を合算することによって駆動電流Idを算出する。図5は、駆動電流Idの基本成分の絶対値Id1、2次高調波成分の絶対値Id2、3次高調波成分の絶対値Id3の合算について示す図である。図5に示すように、最終的な駆動電流Idは、基本成分Id1、2次高調波成分Id2、3次高調波成分Id3をベクトル的に加算することによって得られる。
定電流制御部1227は、駆動電流Idに基づいて定電流制御データを生成する。例えば、定電流制御部1227は、駆動電流合算部1226によって算出された駆動電流Idと超音波振動子14の振幅に応じて予め定められた目標値とを比較し、駆動電流Idと目標値との差異がなくなるような定電流制御データを生成し、生成した定電流制御データをD/A回路124に出力する。
周波数制御部1228は、周波数制御データをD/A回路124に出力する。また、周波数制御部1228は、出力電圧Eと駆動電流Idとの位相差に基づいて共振周波数Frを検出するためのスキャン処理も行う。
以下、本実施形態に係る超音波手術装置1の動作を説明する。図6は、超音波手術装置1の動作を示すフローチャートである。図6の処理は、例えば術者によって超音波手術装置1の動作の開始が指示された場合に行われる。
ステップS101において、周波数制御部1228は、スキャン処理を行う。スキャン処理は、超音波振動子14の共振周波数Frを検出するための処理である。以下、図7を参照してスキャン処理について説明する。図7は、スキャン処理について示すフローチャートである。
ステップS201において、周波数制御部1228は、周波数制御データを初期値に設定する。初期値は、例えば超音波振動子14の特性等から予想される共振周波数の値よりも十分に高い値に設定される。例えば、共振周波数が47kHzの付近であると予測される場合、初期値は48kHzに設定される。この設定は一例である。
ステップS202において、周波数制御部1228は、定電流制御部1227に対してスキャン処理用の定電流制御データを出力させる。これにより、超音波振動子14の振動が開始する。スキャン処理用の定電流制御データは、予め定められている固定のデータである。
ステップS203において、周波数制御部1228は、図6のステップS102からステップS106と同様にして算出される駆動電流Idの閾値以上の上昇を検知したか否かを判定する。ステップS203において駆動電流Idの閾値以上の上昇を検知していないと判定された場合には、処理はステップS204に移行する。ステップS203において駆動電流Idの閾値以上の上昇を検知したと判定された場合には、処理はステップS206に移行する。駆動電流Idが急激に上昇したということは、現在の周波数が共振周波数Frの付近であることを意味している。
ステップS204において、周波数制御部1228は、駆動電流Idの絶対値が閾値以上であるか否かを判定する。ステップS204において駆動電流Idの絶対値が閾値以上でないと判定された場合には、処理はステップS205に移行する。ステップS204において駆動電流Idの絶対値が閾値以上であると判定された場合には、処理はステップS206に移行する。駆動電流Idの絶対値が大きいということは、現在の周波数が共振周波数Frの付近であることを意味している。
ステップS205において、周波数制御部1228は、周波数制御データを変更する。その後、処理はステップS203に戻る。例えば、周波数制御部1228は、周波数を低くするように周波数制御データを変更する。
ステップS206において、周波数制御部1228は、出力電圧Eと駆動電流Idの位相差がゼロより大きいか否かを判定する。ステップS206において出力電圧Eと駆動電流Idの位相差がゼロより大きくないと判定された場合には、処理はステップS207に移行する。ステップS206において出力電圧Eと駆動電流Idの位相差がゼロより大きいと判定された場合には、処理はステップS208に移行する。
ステップS207において、周波数制御部1228は、周波数制御データを変更する。その後、処理はステップS206に戻る。例えば、周波数制御部1228は、周波数を低くするように周波数制御データを変更する。
ステップS208において、周波数制御部1228は、出力電圧Eと駆動電流Idの位相差がゼロより小さいか否かを判定する。ステップS206において出力電圧Eと駆動電流Idの位相差がゼロより小さくないと判定された場合には、処理はステップS209に移行する。ステップS208において出力電圧Eと駆動電流Idの位相差がゼロより小さいと判定された場合には、処理はステップS210に移行する。出力電圧Eと駆動電流Idの位相差がゼロより大きい状態とゼロより小さい状態の両方が検知されたということは、その間に位相差がゼロとなる状態、すなわち共振周波数Frが存在していることを意味する。
ステップS209において、周波数制御部1228は、周波数制御データを変更する。その後、処理はステップS208に戻る。例えば、周波数制御部1228は、周波数を低くするように周波数制御データを変更する。
ステップS210において、周波数制御部1228は、共振周波数Frを算出する。共振周波数Frは、位相差がゼロとなる周波数であり、位相差がゼロより大きい状態における周波数とゼロより小さい状態における周波数とを用いた補間演算によって算出される。
ステップS211において、周波数制御部1228は、周波数制御データを共振周波数Frに対応した値にロックする。その後、図7の処理は終了し、処理は図6のステップS102に移行する。
図7のスキャン処理では、位相差の検知処理に移行するのか否かの判定に、駆動電流Idの変化量だけではなく、駆動電流Idの絶対値も用いられる。位相差の検知処理に移行するのか否かの判定に駆動電流Idの変化量だけが用いられたとすると、例えば図8Aに示すようなスキャン処理の開始時点で駆動電流Idが大きくなっており、駆動電流Idの閾値以上の上昇を検知できないような場合には位相差の検知処理に移行しないことになる。これに対し、位相差の検知処理に移行するのか否かの判定に駆動電流Idの絶対値も用いることにより、図8Bに示すように、駆動電流Idの十分な変化が検知できないような場合であっても、位相差の検知処理に移行することができる。
図7の処理は、超音波手術装置1の動作の開始が指示されたときに必ず行わなければならないものではない。例えば、図7の処理は、超音波手術装置1の電源投入のときだけ行われても良い。
以下、図6の説明に戻る。共振周波数Frでの超音波振動子14の振動の開始後、ステップS102において、出力電圧分解部1221は出力電圧Eを、基本成分E1と、2次高調波成分E2と、3次高調波成分E3とに分解する。また、出力電流分解部1222は、出力電流Iを、基本成分I1と、2次高調波成分I2と、3次高調波成分I3とに分解する。
ステップS103において、Cb電流算出部1223は、Cb記憶部1223aから制動キャパシタCbの静電容量値Cbを取得する。そして、Cb電流算出部1223は、出力電圧の基本成分E1と、2次高調波成分E2と、3次高調波成分E3と、共振周波数Frと、制動キャパシタCbの静電容量値Cbとから、Cb電流Icbの基本成分Icb1、2次高調波成分Icb2、3次高調波成分Icb3をそれぞれ算出する。
ステップS104において、位相差検出部1224は、出力電圧Eの基本成分E1と出力電流Iの基本成分I1との位相差θ11、出力電圧Eの2次高調波成分E2と出力電流Iの2次高調波成分I2との位相差θ12、出力電圧Eの3次高調波成分E3と出力電流Iの3次高調波成分I3との位相差θ13をそれぞれ検出する。
ステップS105において、駆動電流算出部1225は、駆動電流Idの基本成分の絶対値Id1、2次高調波成分の絶対値Id2、3次高調波成分の絶対値Id3をそれぞれ算出するとともに、出力電圧Eの基本成分E1と駆動電流Idの基本成分Id1との位相差θ21、出力電圧Eの2次高調波成分E2と駆動電流Idの2次高調波成分Id2との位相差θ22、出力電圧Eの3次高調波成分E3と駆動電流Idの3次高調波成分Id3との位相差θ23をそれぞれ算出する。
ステップS106において、駆動電流合算部1226は、駆動電流Idの基本成分Id1の絶対値、2次高調波成分Id2の絶対値、3次高調波成分Id3の絶対値、及びそれぞれの位相差θ21、θ22、θ23に基づいて基本成分Id1、2次高調波成分Id2、3次高調波成分Id3を合算することによって駆動電流Idを算出する。
ステップS107において、定電流制御部1227は、駆動電流Idに基づいて定電流制御データを生成する。これにより、超音波振動子14の駆動電流Idの値が一定になり、超音波振動子14の振幅も一定の振幅になる。
ステップS108において、定電流制御部1227は、図6の処理を終了するか否かを判定する。例えば、術者によって超音波手術装置1の動作の終了が指示された場合に図6の処理を終了すると判定される。ステップS108において図6の処理を終了しないと判定された場合には、処理はステップS102に戻る。ステップS108において図6の処理を終了すると判定された場合には、処理は終了する。
以上説明したように本実施形態によれば、超音波振動子14の振動に寄与する駆動電流を一定にする定電流制御を行うことができる。超音波振動子14を流れる出力電流には、駆動電流とCb電流とが含まれるが、これらの駆動電流とCb電流の何れも高調波成分を含むものである。本実施形態では、まず、Cb電流の基本成分及び各高調波成分を求めてから、駆動電流の基本成分及び各高調波成分を求めてこれらを合算している。これにより、出力電流から駆動電流のみを分離することができる。このようにして分離した駆動電流を一定にする定電流制御により、超音波振動子14の振動振幅を高精度に制御することが可能である。
[変形例1]
以下、本実施形態の変形例を説明する。前述した実施形態では、出力電圧分解部1221は、出力電圧Eを、基本成分E1と、2次高調波成分E2と、3次高調波成分E3とに分解している。また、出力電流分解部1222は、出力電流Iを、基本成分I1と、2次高調波成分I2と、3次高調波成分I3とに分解している。しかしながら、分解数はこれに限定されるものではない。すなわち、出力電圧分解部1221及び出力電流分解部1222は、出力電圧E及び出力電流Iを、基本成分と2次高調波成分とに分解するものであっても良いし、基本成分と4次以上の各高調波成分とに分解するものであっても良い。
[変形例2]
また、前述した実施形態では、制動キャパシタCbの静電容量値Cbは固定値であるとしている。これに対し、超音波手術装置1の動作開始時や電源投入時に静電容量値Cbを測定するようにしても良い。以下、このような変形例を説明する。図9は、変形例2の超音波手術装置1の動作を示すフローチャートである。なお、図9の処理は、最初のステップS111において静電容量算出処理が行われる以外は図6の処理と同様である。したがって、以下では静電容量算出処理について説明する。図10は、静電容量算出処理について示すフローチャートである。
ステップS301において、周波数制御部1228は、周波数制御データを反共振周波数Farに対応した値に設定する。反共振周波数Farは、出力電圧Eと出力電流Iとの位相差が最大(90°)になる周波数である。反共振周波数Farは、例えば、図7と同様に周波数制御データを順次変更していき、出力電圧Eと出力電流Iとの位相差が最大となったときに周波数をロックすることで得られる。
ステップS302において、Cb電流算出部1223は、出力電流Iを検出する。図3の等価回路が反共振周波数で駆動されるとき、直列共振回路SRCは開放されていると考えることができる。このとき、出力電流Iは、Cb電流Icbと一致する。すなわち、図3の等価回路が反共振周波数で駆動されるときには、出力電流Iを検出することによってCb電流Icbを検出することができる。
ステップS303において、Cb電流算出部1223は、制動キャパシタCbの静電容量値Cbを算出する。その後、図10の処理が終了し、処理は図9のステップS101に移行する。なお、静電容量値Cbは、例えば以下のように算出される。
Cb=Icb/(2π×Far×E)=I/(2π×Far×E)
以上説明した変形例2では、静電容量値Cbを固定値としないことにより、より正確にCb電流を算出することが可能である。
上述した実施形態による各処理は、コンピュータとしてのCPU等に実行させることができるプログラムとして記憶させておくこともできる。この他、メモリカード、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の外部記憶装置の記憶媒体に格納して配布することができる。そして、CPU等は、この外部記憶装置の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行することができる。

Claims (6)

  1. インダクタ、第1のキャパシタ及び抵抗からなる直列回路に第2のキャパシタが並列に接続された電気的等価回路で表される超音波振動子を有し、前記超音波振動子で発生した超音波振動によって生体組織を処置する超音波処置具と電気的に接続された駆動装置であって、
    前記超音波振動子を駆動させるための交流の駆動電圧によって前記超音波振動子に印加される出力電圧を基本成分と高調波成分とに分解する出力電圧分解部と、
    前記駆動電圧によって前記超音波振動子に流れる出力電流を基本成分と高調波成分とに分解する出力電流分解部と、
    前記出力電圧分解部で得られた前記出力電圧の基本成分及び高調波成分と、前記第2のキャパシタの静電容量値とに基づいて、前記第2のキャパシタに流れるキャパシタ電流の基本成分と高調波成分とを算出するキャパシタ電流算出部と、
    前記出力電流分解部で得られた前記出力電流の基本成分及び高調波成分と、前記キャパシタ電流算出部で算出された前記キャパシタ電流の基本成分及び高調波成分とに基づいて、前記直列回路に流れる駆動電流の基本成分及び高調波成分を算出する駆動電流算出部と、
    前記駆動電流算出部で算出された前記駆動電流の基本成分及び高調波成分を合算する駆動電流合算部と、
    前記駆動電流合算部で合算された駆動電流が目標値となるように前記駆動電圧を制御するための定電流制御データを生成する定電流制御部と、
    を具備する駆動装置。
  2. 前記第2のキャパシタの静電容量値を記憶しておく記憶部をさらに具備し、
    前記キャパシタ電流算出部は、前記記憶部から前記第2のキャパシタの静電容量値を取得する請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記キャパシタ電流算出部は、前記超音波振動子を反共振周波数で駆動したときに前記超音波振動子に流れる出力電流に基づいて前記第2のキャパシタの静電容量値を算出する請求項1に記載の駆動装置。
  4. 前記駆動電流算出部は、前記出力電圧の基本成分及び前記出力電流の基本成分の位相差に基づいて前記出力電流の基本成分から前記キャパシタ電流の基本成分を差し引くことによって前記駆動電流の基本成分を算出するとともに、前記出力電圧の高調波成分及び前記出力電流の高調波成分の位相差に基づいて前記出力電流の高調波成分から前記キャパシタ電流の高調波成分を差し引くことによって前記駆動電流の高調波成分を算出する請求項1に記載の駆動装置。
  5. 前記駆動電流合算部は、前記出力電圧の基本成分及び前記駆動電流の基本成分の位相差と前記出力電圧の高調波成分及び前記駆動電流の高調波成分の位相差とに基づいて、前記駆動電流の基本成分及び高調波成分を合算する請求項1に記載の駆動装置。
  6. インダクタ、第1のキャパシタ及び抵抗からなる直列回路に第2のキャパシタが並列に接続された電気的等価回路で表される超音波振動子を有し、前記超音波振動子で発生した超音波振動によって生体組織を処置する超音波処置具と電気的に接続された駆動装置の制御方法であって、
    前記超音波振動子を駆動させるための交流の駆動電圧によって前記超音波振動子に印加される出力電圧を基本成分と高調波成分とに分解することと、
    前記駆動電圧によって前記超音波振動子に流れる出力電流を基本成分と高調波成分とに分解することと、
    前記出力電圧の基本成分及び高調波成分と、前記第2のキャパシタの静電容量値とに基づいて、前記第2のキャパシタに流れるキャパシタ電流の基本成分と高調波成分とを算出することと、
    前記出力電流の基本成分及び高調波成分と、前記キャパシタ電流の基本成分及び高調波成分とに基づいて、前記直列回路に流れる駆動電流の基本成分及び高調波成分を算出することと、
    前記駆動電流の基本成分及び高調波成分を合算することと、
    前記合算された駆動電流が目標値となるように前記駆動電圧を制御するための定電流制御データを生成することと、
    を具備する駆動装置の制御方法。
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