JP6000919B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵室に送風ファンを備えた冷蔵庫に関する。
冷蔵庫の冷却効率の向上や冷気循環による温度ムラ改善などを目的として、冷却器の冷気を庫内に強制送風させるための送風ファンに加えて、第二の送風ファンを設けた冷蔵庫が知られている。特許文献1に記載の冷蔵庫では、冷凍室に送風ファンを設けるだけではなく、冷蔵室にも第二の送風ファンを設けて、冷蔵室の冷気循環を行い、冷却分布の均一化を図っている。この第二の送風ファンは、冷気が澱みやすく低温になりやすい冷蔵室下部に設けられており、冷蔵室下部の冷気を冷蔵室上部に送風して庫内の温度の均一化を図っている。
特開2000−304409号公報
ところで、特許文献1に記載の冷蔵庫では、庫内が冷え切れば圧縮機を停止させ、自然対流などで低温になった冷蔵室の下部の冷気を、第二の送風ファンと循環ダクトを用いて、冷蔵室の温度の均一化を図っている。しかしながら、特許文献1に記載の冷蔵庫は、第二の送風ファンが冷蔵室下部の奥側に配置され、第二の送風ファンの手前側に冷気を吸い込むための空間、奥側に第二の送風ファンから吐出された冷気を循環ダクトを介して冷蔵室の上部へ誘導するための空間を備えている。このため、冷蔵室の奥行方向に対して第二の送風ファンを配置するための大きなスペースを必要とし、食品収納スペースが減少する問題がある。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、冷蔵室内に送風機を設置する際に冷蔵室内の食品収納スペースの減少を抑えることが可能な冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明は、冷却器の冷気を上下に配置された複数の貯蔵室内に送風する第一の送風機と、前記複数の貯蔵室のうち最も高い位置にある上部貯蔵室内に設けた冷気ダクトと、前記冷気ダクト内に設けた第二の送風機と、前記冷気ダクトに設けられ、前記第二の送風機からの冷気を前記上部貯蔵室の開口部側に吐出させる吐出口と、を備え、前記冷気ダクトは、前記上部貯蔵室内の奥側において上下方向に沿って配置されるとともに、前記開口部側に向けて凸形状で、かつ、幅方向に向けて湾曲する湾曲面を有し、前記第二の送風機は、前記上部貯蔵室の上部において、前記第二の送風機の低圧側が前記開口部側に向けて下向き、かつ、高圧側が前記奥側に向けて上向きに傾斜して配置され、前記吐出口は、前記湾曲面の前記幅方向の両端に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、冷蔵室内に送風機を設置する際に冷蔵室内の食品収納スペースの減少を抑えることが可能な冷蔵庫を提供できる。
本実施形態に係る冷蔵庫を示す正面図である。 図1のA−A線矢視断面図である。 冷蔵室の内部を示す正面図である。 冷蔵室冷気ダクトを示す分解斜視図である。 冷蔵室冷気ダクトのパネルカバーを背面側から見たときの斜視図である。 冷蔵室冷気ダクトのパネルカバーに流路部材などを取り付けた状態を背面側から見たときの斜視図である。 冷蔵室冷気ダクトを背面側から見たときの斜視図である。 冷蔵室冷気ダクトを冷蔵庫の断熱箱体に取り付けた状態を示す部分縦断面斜視図である。 図8のB部拡大断面図である。 送風ファンから吐出された冷気の流れを示す模式図である。 本実施形態に係る送風ファンの配置と食品収納可能スペースとの関係を示す模式図である。 比較例1に係る送風ファンの配置と食品収納可能スペースとの関係を示す模式図である。 比較例2に係る送風ファンの配置と食品収納可能スペースとの関係を示す模式図である。 第一冷気ダクトで冷却した場合の冷気の流れを示す模式図である。 第二冷気ダクトで冷却した場合の冷気の流れを示す模式図である。 第一冷気ダクトと第二冷気ダクトで冷却した場合の冷気の流れを示す模式図である。 第一冷気ダクトと第二冷気ダクトで冷却し、かつ、送風ファンの回転速度を図12Cよりも高めた場合の冷気の流れを示す模式図である。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫について詳細に説明する。また、以下では、6ドアタイプを例に挙げて説明するが、5ドア以下など他のドア枚数の冷蔵庫に適用してもよい。
図1は本実施形態に係る冷蔵庫を示す正面図である。なお、以下では、冷蔵庫1を正面から見たときの方向を基準として説明する。
図1に示すように、冷蔵庫1は、冷蔵室2(貯蔵室)、製氷室3(貯蔵室)、上段冷凍室4(貯蔵室)、下段冷凍室5(貯蔵室)および野菜室6(貯蔵室)を上下に配置することで構成されている。冷蔵室2は、最も高い場所に位置する貯蔵室である。
冷蔵室2は、左右に分割された回転式のドア2a,2bを備え、ドア2a,2bによって冷蔵室2の開口部2s(図2参照)が開閉される。ドア2a,2bは、断熱箱体10(図2参照)の上部に設けられたドアヒンジ(不図示)を介して断熱箱体10に回転自在に支持されている。ドアヒンジ(不図示)は、ドアヒンジカバー53(図2参照)で覆われている。
製氷室3は、引出し式のドア3aを備え、ドア3aによって製氷室3の開口部3s(図2参照)が開閉される。上段冷凍室4は、引出し式のドア4aを備え、ドア4aによって上段冷凍室4の開口部4s(図2参照)が開閉される。下段冷凍室5は、引出し式のドア5aを備え、ドア5aによって下段冷凍室5の開口部5s(図2参照)が開閉される。野菜室6は、引出し式のドア6aを備え、ドア6aによって野菜室6の開口部6s(図2参照)が開閉される。
図2は図1のA−A線矢視断面図である。
図2に示すように、冷蔵庫1の庫外と庫内は、内部に発泡断熱材を充填することで構成された断熱箱体10により隔てられている。この断熱箱体10は、発泡断熱材の他に複数の真空断熱材25を実装している。
すなわち、断熱箱体10は、上面壁10a、側面壁10b,10b(図3参照)、背面壁(後面壁)10cおよび底面壁10dを備え、各壁10a,10b,10c,10dの内部に真空断熱材を配設するとともに、真空断熱材を除く空間に硬質ウレタンフォームなどの発泡断熱材を充填することで構成されている。すなわち、各壁10a,10b,10c,10dは、冷蔵庫1の内部と外部とを断熱区画する断熱壁として機能している。
また、断熱箱体10は、冷蔵室2と、製氷室3および上段冷凍室4との間に、冷蔵温度帯の冷蔵室2と冷凍温度帯の製氷室3および上段冷凍室4とを区画断熱する断熱仕切壁28を備えている。また、断熱箱体10は、下段冷凍室5と野菜室6との間に、冷凍温度帯の下段冷凍室5と、冷凍温度帯よりも高い貯蔵温度帯の野菜室6とを区画断熱する断熱仕切壁29を備えている。また、断熱箱体10は、製氷室3、上段冷凍室4および下段冷凍室5を同一の冷凍温度帯の空間とし、仕切断熱壁ではなく単なる仕切りである仕切り部材40を備えている。
ドア2a,2bの庫内側には、複数のドアポケット33a、33b、33cが上から順番に設けられている。冷蔵室2は、複数の棚34a,34b,34c,34d,34e(棚34dについては、図3参照)により、複数の貯蔵スペースに区画されている。また、冷蔵室2は、最下段の棚34eの下側に、減圧した状態で食品を保存することが可能な減圧貯蔵ケース35と製氷用水タンク36(図3参照)を備えている。また、ドア2a,2bには、断熱箱体10の前面と密着させて冷蔵室2の気密性を確保するパッキン(不図示)が設けられている。
なお、減圧貯蔵ケース35の近傍(例えば、後方)には、減圧貯蔵室35a(図3参照)内部の圧力を低下させる減圧用のポンプ(不図示)が設けられている。また、減圧貯蔵ケース35は、減圧貯蔵室35a(図3参照)内部の圧力を維持するためのドア56(図3参照)をハンドル55(図3参照)でロックできるようになっている。減圧貯蔵ケース35内の温度は、外部から設定できるように構成されており、減圧貯蔵ケースの後方(背面側)に設けたチルドダンパ63からの冷気によって、減圧貯蔵ケース35の後方(背面側)に設けた温度センサ44の検出値に基づいて減圧貯蔵室35a内の温度が調整される。なお、本実施形態では、チルドダンパ63を備えた冷蔵庫1を例に挙げて説明したが、チルドダンパ63を備えない冷蔵庫1であってもよい。
製氷室3、上段冷凍室4、下段冷凍室5、野菜室6には、ドア3a,4a,5a,6aと一体に収納容器3b,4b,5b,6bが設けられており、ドア3a,4a,5a,6aを手前側に引き出すことにより、収納容器3b,4b,5b,6bを引き出せるようになっている。なお、ドア3a,4a,5a,6aには、断熱箱体10の前面と密着させて製氷室3、上段冷凍室4、下段冷凍室5、野菜室6の気密性を確保するパッキン(不図示)が設けられている。
また、冷蔵庫1は、冷却器7、冷却器収納室8、庫内ファン9(第一の送風機)、冷蔵室冷気ダクト11、製氷室冷気ダクト12、上段冷凍室冷気ダクト13および下段冷凍室冷気ダクト14、冷蔵室ダンパ20、冷凍室ダンパ21、温度センサ42,43,44、制御基板70などを備えている。
冷却器(蒸発器)7は、冷凍サイクル部の一部を構成するものであり、下段冷凍室5の略背部に設けられた冷却器収納室8に収納されている。冷凍サイクル部は、圧縮機24、凝縮器(図示せず),キャピラリチューブ(図示せず)および冷却器7を含んで構成され、圧縮機24、凝縮器、キャピラリチューブ、冷却器7の順に接続して構成されている。圧縮機24および凝縮器は、断熱箱体10の背面下部に設けられた機械室61に設置されている。
また、冷却器7の下部には、除霜ヒータHが設けられている。除霜ヒータHによって除霜時に発生したドレン水は、桶23に一旦落下し、ドレン孔27を介して圧縮機24の上部に設けた蒸発皿22に溜められる。
庫内ファン9は、冷却器収納室8における冷却器7の上方に設置され、冷却器7で熱交換により生成された冷気を、冷蔵室冷気ダクト11、製氷室冷気ダクト12、上段冷凍室冷気ダクト13、下段冷凍室冷気ダクト14を通して、冷蔵室2、製氷室3、上段冷凍室4、下段冷凍室5の各貯蔵室へ送るようになっている。
冷蔵室ダンパ20は、開閉することにより、冷蔵室2への冷気の送風を制御するものである。また、冷蔵室ダンパ20は、2つのバッフル20a,20bを有するツインバッフル型のダンパであり、モータ駆動部46(図3参照)によってバッフル20a,20bを開閉させて冷蔵室2への冷気の風量を調整する。
冷凍室ダンパ21は、開閉することにより、製氷室3、上段冷凍室4および下段冷凍室5への冷気の送風を制御するものである。
例えば、冷蔵室2を冷却する冷蔵室冷却運転の場合には、冷蔵室ダンパ20(20a,20b)を開、冷凍室ダンパ21を閉にすることで、冷気が、製氷室3、上段冷凍室4などには送られず、冷蔵室冷気ダクト11を経て、吐出口30a,30b,30c,31,32(図3参照)から冷蔵室2内に送られる。冷蔵室2内に送られた冷気は、冷蔵室2の下部に設けた冷蔵室冷気戻り口39(図3参照)に流入し、図示しない流路を通って冷却器7に戻される。
なお、野菜室6の冷却手段については種々の方法があるが、例えば、冷蔵室2を冷却した後に野菜室6に冷気を直接に送る方法や、野菜室専用のダンパを用いて冷却器7で生成した冷気を直接に野菜室6に送る方法などを挙げることができる。本実施形態においては、野菜室6への冷気の供給方法についてはいずれの場合であってもよい。
図2に記載の例では、野菜室6に流入した冷気は、断熱仕切壁29の下部前方に設けた野菜室戻り口18aから流入し、野菜室戻りダクト18を通り、野菜室戻り吐出口18bから流出し、冷却器7に戻る。
製氷室3、上段冷凍室4および下段冷凍室5を冷却する冷凍室冷却運転の場合には、冷蔵室ダンパ20を閉、冷凍室ダンパ21を開にすることで、冷気が、製氷室冷気ダクト12、上段冷凍室冷気ダクト13および下段冷凍室冷気ダクト14を経て、吐出口12a,13a,14a,14bから製氷室3、上段冷凍室4、下段冷凍室5内に送られる。製氷室3、上段冷凍室4、下段冷凍室5内に送られた冷気は、下段冷凍室5の下部に設けた冷凍室冷気戻り口17から冷却器7に戻される。
温度センサ42は、冷蔵室2内の奥側(背面側)に設けられ、使用頻度が高い棚34a〜34eで区画された空間の温度を検出する。温度センサ43は、上面壁10aの下面に設けられ、冷蔵室2の上部空間の温度を検出する。温度センサ44は、冷蔵室2の最下段の棚34eと断熱仕切壁28とで区画された空間の温度を検出する。なお、温度センサ42,43,44の位置は一例であって、本実施形態に限定されるものではない。
制御基板70は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、インタフェース回路などを備え、メモリ(ROM)に記憶された制御プログラムにしたがって冷凍サイクルおよび送風系の制御を実行する。また、制御基板70は、上面壁10aの上面後部に設けられ、基板カバー71によって覆われている。また、制御基板70は、温度センサ42,43,44によって検出される温度(検出値)に基づいて、冷蔵室ダンパ20のバッフル20a,20bなどを制御する。
図3は、冷蔵室の内部を示す正面図である。なお、図3では、ドア2a,2bの図示を省略している。
図3に示すように、冷蔵室冷気ダクト11は、第一冷気ダクト11aと第二冷気ダクト11bとを備え、冷蔵室2内の奥側背面の幅方向中央部に配設されている。
第一冷気ダクト11aは、上下方向に沿って延び、上端が吐出口30aに位置し、下端が開口部からなるバッフル20aに接続されている。
第二冷気ダクト11bは、第一冷気ダクト11aに隣り合って上下方向に沿って延び、上端が冷蔵室2の上端に位置し、下端が開口部からなるバッフル20bに接続されている。
第一冷気ダクト11aにより冷却する場合には、バッフル20aを開、バッフル20bを閉とし、第二冷気ダクト11bにより冷却する場合には、バッフル20aを閉、バッフル20bを開とし、また第一冷気ダクト11aと第二冷気ダクト11bの双方により冷却する場合には、バッフル20aとバッフル20bの双方を開にする。
第一冷気ダクト11aは、上から順番に吐出口30a,30b,30c,30dを備え、各吐出口30a,30b,30c,30dから吐出される冷気によって、各棚34a,34b,34c,34d,34eの上に置いた食品を冷却する。
第二冷気ダクト11bは、最上段の棚34aよりも上方において、吐出口31,32および送風ファン62を備え、吐出口31,32から吐出される冷気によって、棚34aの上に置いた食品や、ドアポケット33a,33b,33c(図2参照)に置いた食品を冷却する。このように、第二冷気ダクト11bは、主に第一冷気ダクト11aの吐出口30aよりも上部の空間から冷蔵室2全体を冷却している。
第一冷気ダクト11aの流路断面積は、第二冷気ダクト11bの流路断面積よりも大きく形成されている。また、第一冷気ダクト11aは、冷蔵室ダンパ20の開口面積が大きいバッフル20a側に接続されている。これにより、冷蔵室2の棚34a,34b,34c,34d,34eの上にある食品を効率よく冷却することができる。
送風ファン62は、主に、冷却を加速する場合や、棚34aに置いた食品の冷却量の調整に用いるものである。また、送風ファン62は、例えば、ファンケースが80mm角のものであり、庫内ファン9は、例えば、ファンケースが120mm角のものである。
図4は、冷蔵室冷気ダクトを示す分解斜視図である。なお、図4では、チルドダンパ63の図示を省略している。
図4に示すように、冷蔵室冷気ダクト11は、パネルカバー110、流路部材120、ファンカバー130、ダンパカバー140、背面カバー150などで構成されている。
パネルカバー110は、合成樹脂製のものであり、冷蔵室ダンパ20に対応する高さ位置に設けられるベース部111と、このベース部111から鉛直方向上方に向かって延びる垂直部112と、この垂直部112の上端部から冷蔵室2(図2参照)の開口部2s(図2参照)側に斜め上向きに延びる傾斜部113と、を有して構成されている。
ベース部111には、冷蔵室ダンパ20が収容されるダンパ収容部111aと、冷蔵室冷気戻り口39とが設けられている。
垂直部112には、前記した吐出口30a,30b,30c,30dが上下方向に間隔を置いて形成されている。
傾斜部113は、垂直部112の上端部から上方に向かって背面壁10c(図2参照)から離れる方向へ傾斜する傾斜面113aと、傾斜面113aの上縁部に沿って形成される湾曲面113bと、を有している。
傾斜面113aは、冷蔵室2の開口部2s(図2参照)に向けて凸となるように湾曲して形成され、湾曲方向(左右方向、幅方向)の両端に複数のスリット形状の吐出口31が形成され、湾曲方向(左右方向、幅方向)の中央部にパネル窓100が取り付けられる取付孔113dが形成されている。
湾曲面113bには、湾曲方向の両端に横長矩形状の吐出口32が形成されている。このように、湾曲した湾曲面113bの両端に吐出口32が形成されることで、吐出口32が左右外側を向き、ドア2a,2bのドアポケット33aに向けることができる。
図5は、冷蔵室冷気ダクトのパネルカバーを背面側から見たときの斜視図である。なお、図5では、パネルカバー110とともに、送風ファン62とダンパカバー140を含めた状態を図示している。
図5に示すように、パネルカバー110の裏面(背面)には、吐出口30aに対応する位置に、後方に突出する矩形状の枠体112aが形成されている。また、枠体112aは、縦壁112bによって複数の風路に区画されている。なお、吐出口30b,30c,30dも同様にして、各吐出口30b,30c,30dの開口面積に対応した形状の枠体に、縦壁が設けられ、複数の風路に区画されている。
また、パネルカバー110の裏面(背面)には、幅方向の両側に、断熱箱体(図2参照)に係止される鉤爪形状の係止突起115,116,117,118が突出して形成されている。
図4に戻って、流路部材120は、発泡ポリスチレンなどを切削加工することなどによって構成され、ダンパ収容部111aに嵌合する下部流路部121m、垂直部112に嵌合する中間流路部122mおよび傾斜部113に嵌合する上部流路部123mを有している。
下部流路部121mは、冷蔵室ダンパ20が取り付けられるとともに、冷蔵室ダンパ20のバッフル20aと連通する第一冷気ダクト11aの一部と、バッフル20bと連通する第二冷気ダクト11bの一部とを構成している。
中間流路部122mには、吐出口30a,30b,30c,30dに対応する位置に、矩形状の切欠孔122a,122b,122c,122dが形成されている。
上部流路部123mには、送風ファン62が取り付けられるファン保持部123a、吐出口31に連通する連通孔123b、および吐出口32に連通する凹部123cが形成されている。
図6は、冷蔵室冷気ダクトのパネルカバーに流路部材などを取り付けた状態を背面側から見たときの斜視図である。
図6に示すように、流路部材120の裏面側には、第一冷気ダクト11a(図3参照)を構成する第一溝部121と、第二冷気ダクト11b(図3参照)を構成する第二溝部122と、を有している。
第一溝部121は、吐出口30a,30b,30c,30dを含む幅を持って構成されている。また、第一溝部121は、パネルカバー110に流路部材120が嵌め込まれたときに、吐出口30a,30b,30c,30dの後端と第一溝部121の底面121aとがほぼ面一となる厚みを有するように構成されている。
第二溝部122は、第一溝部121よりも狭い幅で第一溝部121と平行に延びている。第二溝部122は、第一溝部121の上方において、幅方向の中央部側に向きを変えて、送風ファン62の位置まで延びている。
上部流路部123mの裏面には、送風ファン62のファンケース62aと嵌合するファン保持部123aが形成されている。このファン保持部123aは、矩形状のファンケース62aの左側、右側および上側の3辺に当接して送風ファン62を保持する。
図4に戻って、ファンカバー130は、合成樹脂材料などで形成され、送風ファン62の背面側(断熱箱体10側)に配置されるとともに、送風ファン62から後方に吐出された冷気を連通孔123bおよび凹部123cに案内する機能を有する。
また、ファンカバー130の内面には、送風ファン62の下側に当接するファン保持部130aが形成されている。
図7は、冷蔵室冷気ダクトを背面側から見たときの斜視図である。
図7に示すように、ファンカバー130の背面側には、鉤爪形状の係止突起114が後方に向けて突出して形成されている。この係止突起114は、先端の返し部が上向きに形成されている。
ダンパカバー140は、発泡ポリスチレンなどで形成され、図示しないシール部材を介してパネルカバー110のベース部111に気密性を有するように取り付けられている。
背面カバー150は、合成樹脂材料などで形成された縦長の板状部材であり、流路部材120(図6参照)の第一溝部121(図6参照)および第二溝部122(図6参照)の全体を覆うように配設される。このとき、背面カバー150は、シール部材(不図示)を介して流路部材120に取り付けられることにより、第一冷気ダクト11a(図3参照)および第二冷気ダクト11b(図3参照)が構成されている。
また、背面カバー150の周縁部は、流路部材120(図6参照)の背面に取り付けられたときに、係止突起114,115,115,116,116,117,117,118,118よりも内側に位置するように構成されている。
図8は、冷蔵室冷気ダクトを冷蔵庫の断熱箱体に取り付けた状態を示す部分縦断面斜視図である。
図8に示すように、冷蔵室冷気ダクト11は、断熱箱体10の冷蔵室2側(庫内側)の壁面に取り付けられる。すなわち、冷蔵室冷気ダクト11に形成された係止突起114は、背面壁10cに形成された取付部10eに係止される。また、係止突起114には、抜け止め用の返し部114a(図9参照)が形成され、取付部10eには、返し部114aと嵌合する凹部10e1(図9参照)が形成されている。
また、冷蔵室冷気ダクト11に形成された係止突起115(図7参照)は、背面壁10cの取付部10fに係止される。また、冷蔵室冷気ダクト11に形成された係止突起116(図7参照)は、背面壁10cの取付部10gに係止される。また、冷蔵室冷気ダクト11に形成された係止突起117(図7参照)は、背面壁10cの取付部10hに係止される。また、冷蔵室冷気ダクト11に形成された係止突起118(図7参照)は、背面壁10cの取付部10iに係止される。なお、図8では、左側の係止突起115,116,117,118(図7参照)について説明したが、右側の係止突起115,116,117,118(図7参照)についても左側と同様に構成されている。
図9は、図7のB部拡大断面図である。
図9に示すように、送風ファン62は、第二冷気ダクト11bの最上部において、低圧側P1(冷気の吸込み側)が開口部2s(図2参照)側に向けて下向き、かつ、高圧側P2(冷気の吐出側)が奥側(後側)に向けて上向きとなるように傾斜して配置されている。
また、送風ファン62は、上下方向から見たときに、送風ファン62の後部(少なくとも一部)が上下方向に延びる第二冷気ダクト11Bと重なるように構成されている。換言すると、送風ファン62の後部が、第二冷気ダクト11Bの流路壁の最前部L(図9参照)よりも後方に、かつ、送風ファン62の回転中心が最前部Lよりも前側に位置している。
低圧側P1は、第二冷気ダクト11Bと連通する断面視略三角形状の空間を有している。すなわち、低圧側P1の空間は、送風ファン62の後端部がパネル窓100から最も離間し、前端部がパネル窓100に最も接近して、パネル窓100の面100aに対して送風ファン62の面62bが傾斜した状態となることで構成されている。これにより、パネル窓100の面100aと送風ファン62の面62bとを平行にする場合よりも、冷蔵室2側への第二冷気ダクト11bの出っ張りを抑制できる。
高圧側P2は、断面視略山型形状の空間を有している。すなわち、高圧側P2の空間は、送風ファン62の中心のモータ(不図示)が配置される位置が頂部となり、前記中心から前後方向に向けて送風ファン62に接近することで構成されている。
ファンカバー130の内面には、送風ファン62の回転中心に向けて突出する突出部131が形成されている。この突出部131は、円筒部131aとモータ支持部131bと、を有している。
円筒部131aは、送風ファン62の高圧側に吐出された冷気の流れに乱れが生じるのを防止する整流部として機能する。
モータ支持部131bは、送風ファン62のモータ(不図示)を収容するファンケース62aに支持されている。これにより、送風ファン62が浮き上がるのを防止できる。また、モータ支持部131bは、弾性材132を介して送風ファン62を支持している。これにより、送風ファン62の駆動時の振動が冷蔵室冷気ダクト11を介して断熱箱体10に伝達するのを防止できる。
図10は、送風ファンから吐出された冷気の流れを示す模式図である。なお、図10は、送風ファン62の裏側から見たときである。
図10に示すように、ファンカバー130には、送風ファン62から放射状に吐出される冷気を左右均等に分配するための整流板133が設けられている。すなわち、冷気の風量が多くなる側(本実施形態では右側)に整流板133を設けることにより、左右の吐出口31,32から冷気を均等に吐出させることが可能になる。なお、整流板133の位置や形状は、吐出口31,32の位置や形状に応じて適宜変更することができる。
図11Aは、本実施形態に係る送風ファンの配置と食品収納可能スペースとの関係を示す模式図である。図11Bは、比較例1に係る送風ファンの配置と食品収納可能スペースとの関係を示す模式図、図11Cは、比較例2に係る送風ファンの配置と食品収納可能スペースとの関係を示す模式図である。なお、図11Bおよび図11Cにおいて示す二点鎖線は、本実施形態により得られる冷蔵室2と第二冷気ダクト11bとの境界線を示している。
ところで、本来であれば、冷気を冷蔵室2の正面側(前側)に向けて吐出させる必要があるため、送風ファン62の低圧側(吸込側)を冷蔵室2の奥側(後側)、高圧側(吐出側)を冷蔵室2の正面側(前側)に向けて配置することが一般的である。しかし、比較例として示す図11Bおよび図11Cに係る送風ファン62の配置では、送風ファン62を中心として、低圧側の吸込み空間、高圧側の吐出空間および送風ファン62から吐出された冷気を整流する整流空間を設ける必要があるため大きなスペースが必要になる。
これに対して、本実施形態として示す図11Aに係る送風ファン62の配置では、送風ファン62を傾斜して配置することで、送風ファン62が収容される第二冷気ダクト11bの上下方向の寸法および前後方向の寸法を短く抑えることができる。さらに、低圧側P1を前向き、高圧側P2を後向きとなるように送風ファン62を配置することで、上下方向に延びる第二冷気ダクト11B(11b)から上昇する冷気を送風ファン62に直ちに取り込むことができるので、送風ファン62の低圧側P1の空間を小さくすることができ、送風ファン62を収容する全体の空間を小さくすることが可能になる。
図12Aは、第一冷気ダクトで冷却した場合の冷気の流れを示す模式図、図12Bは、第二冷気ダクトで冷却した場合の冷気の流れを示す模式図、図12Cは、第一冷気ダクトと第二冷気ダクトで冷却した場合の冷気の流れを示す模式図、図12Dは、第一冷気ダクトと第二冷気ダクトで冷却した、かつ、第二ファンの回転速度を図6Cよりも高めた場合の冷気の流れを示す模式図である。なお、図12A〜図12Dにおいて、矢印の本数は、風量の多い(少ない)を意味している。
図12Aに示すように、冷蔵室ダンパ20のバッフル20aを開(バッフル20bを閉)にすることにより、第一冷気ダクト11aに設けた吐出口30a,30b,30c,30dから冷気を吐出させることができ、主に最上段の棚34aよりも下側に収納された食品を冷却することができる。このように、冷却量の配分を、最上段の棚34aよりも下側において多くすることにより、棚34aの下側に温度の高い食品を置いた場合、食品を素早く冷却できるだけではなく、省エネルギ性の高い運転が可能になる。
図12Bに示すように、冷蔵室ダンパ20のバッフル20bを開(バッフル20aを閉)にすることにより、最上段の棚34aの上に温度の高い食品を収納した場合、第二冷気ダクト11bに設けた吐出口31,32から冷気を吐出させることができ、冷蔵室2の天井面に沿って循環し、主に冷蔵室2のドア2a,2bの上部のドアポケット33aに置いた食品を冷却することができ、また最上段の棚34aの上の食品を冷蔵室2の上方から冷却することができる。
図12Cに示すように、冷蔵室ダンパ20のバッフル20a,20bの両方を開にすることにより、第一冷気ダクト11aに設けた吐出口30a,30b,30c,30dから冷気を吐出させることができるとともに第二冷気ダクト11bに設けた吐出口31,32から冷気を吐出させることができ、棚34a,34b,34c,43dの上に置いた食品や、ドアポケット33a,33b,33cに置いた食品を冷却することができる。
図12Dに示すように、冷蔵室ダンパ20のバッフル20a,20bの両方を開にするとともに、送風ファン62のモータ(不図示)の回転速度を調整することで、第一冷気ダクト11aと第二冷気ダクト11bから吐出される冷気の風量の比率を変えることが可能になる。例えば、冷蔵庫1の使用者が冷蔵室2の最上段に高温の食品(負荷)を収納した場合において、最上段の温度の上昇を温度センサ43が検知することで、送風ファン62を駆動し、また送風ファン62のモータ(不図示)の回転速度を通常時よりも高くすることで、棚34aの上に置いた食品をすばやく冷却することができる。
なお、冷蔵室2内の冷却が終了すると、冷蔵室2内の温度が再度上昇するまで、冷蔵室ダンパ20のバッフル20a,20bの両方を閉状態にする。また、冷蔵室2内の温度センサ42,43によって検出される温度に基づいて、送風ファン62の回転速度を制御することで、冷蔵室2内の温度をきめ細かく管理することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態の冷蔵庫1によれば、第二冷気ダクト11bを冷蔵室2内の奥側背面において上下方向に沿って配置し、冷蔵室2の上部に送風ファン62の低圧側P1を開口部2s側に向けて下向き、かつ、高圧側P2を冷蔵室2の奥側に向けて上向きとなるように送風ファン62を傾斜して配置することで、送風ファン62を中心に冷気の吸込み空間、冷気の吐出空間、冷気の整流空間など風路のための空間を効率よく構成でき、冷蔵室2内に送風ファン62を設置する際に冷蔵室内の食品収納スペースの減少を抑えることが可能になる(図9参照)。
また、本実施形態では、上下方向から見たときに、送風ファン62の少なくとも一部が上下方向に延びる第二冷気ダクト11B(11b)と重なる位置に配置されることで、送風ファン62をさらに後方(奥側)に配置することができ、食品収納スペースの減少を最小限に抑えることが可能になる(図9参照)。
また、本実施形態では、送風ファン62の高圧側P2において送風ファン62の回転中心に向けて突出する突出部131に送風ファン62を支持させることで、送風ファン62の駆動時に、送風ファン62の振動によって、送風ファン62が流路部材120から外れるのを防止することができる。
また、本実施形態では、第二冷気ダクト11bの傾斜部113に、開口部2s(図2参照)側に向けて凸形状で、かつ、幅方向に向けて湾曲する湾曲面113bを形成し、この湾曲面113bの幅方向の両端に吐出口32を形成することで、ドア2a,2bの最上段のドアポケット33aまで冷気を届かせることができる(図12B〜図12D参照)。
また、本実施形態では、送風ファン62から延びる電線Wを流路部材120とパネルカバー110とに挟まれた状態で配設されることで、電気的な保護が可能になる(図6参照)。
なお、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々、設計変更することができる。例えば、本実施形態では、冷蔵室ダンパ20を冷蔵室冷気ダクト11と一体に構成した場合を例に挙げて説明したが、冷蔵室ダンパ20を冷蔵室冷気ダクト11と別体で構成するものであってもよい。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室(貯蔵室、上部貯蔵室)
2s 開口部
3 製氷室(貯蔵室)
4 上段冷凍室(貯蔵室)
5 下段冷凍室(貯蔵室)
6 野菜室(貯蔵室)
7 冷却器
9 庫内ファン(第一の送風機)
10 断熱箱体
11 冷蔵室冷気ダクト
11a 第一冷気ダクト
11b 第二冷気ダクト(冷気ダクト)
20 冷蔵室ダンパ
31,32 吐出口
62 送風ファン(第二の送風機)
110 パネルカバー(カバー部材)
113b 湾曲面
120 流路部材
130 ファンカバー
131 突出部
131a 円筒体
131b モータ支持部
140 ダンパカバー
150 背面カバー
P1 低圧側
P2 高圧側

Claims (4)

  1. 冷却器の冷気を上下に配置された複数の貯蔵室内に送風する第一の送風機と、
    前記複数の貯蔵室のうち最も高い位置にある上部貯蔵室内に設けた冷気ダクトと、
    前記冷気ダクト内に設けた第二の送風機と、
    前記冷気ダクトに設けられ、前記第二の送風機からの冷気を前記上部貯蔵室の開口部側に吐出させる吐出口と、
    を備え、
    前記冷気ダクトは、前記上部貯蔵室内の奥側において上下方向に沿って配置されるとともに、前記開口部側に向けて凸形状で、かつ、幅方向に向けて湾曲する湾曲面を有し
    前記第二の送風機は、前記上部貯蔵室の上部において、前記第二の送風機の低圧側が前記開口部側に向けて下向き、かつ、高圧側が前記奥側に向けて上向きに傾斜して配置され
    前記吐出口は、前記湾曲面の前記幅方向の両端に位置していることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷却器の冷気を上下に配置された複数の貯蔵室内に送風する第一の送風機と、
    前記複数の貯蔵室のうち最も高い位置にある上部貯蔵室内に設けた冷気ダクトと、
    前記冷気ダクト内に設けた第二の送風機と、
    前記冷気ダクトに設けられ、前記第二の送風機からの冷気を前記上部貯蔵室の開口部側に吐出させる吐出口と、
    を備え、
    前記冷気ダクトは、前記上部貯蔵室内の奥側において上下方向に沿って配置されるとともに、冷気が通流する流路を構成する樹脂製の流路部材と、前記流路部材の表面を覆うカバー部材と、を有し
    前記第二の送風機は、前記上部貯蔵室の上部において、前記第二の送風機の低圧側が前記開口部側に向けて下向き、かつ、高圧側が前記奥側に向けて上向きに傾斜して配置され
    前記第二の送風機から延びる電線は、前記流路部材と前記カバー部材とに挟まれた状態で配設されていることを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前記第二の送風機は、上下方向から見たときに、当該第二の送風機の少なくとも一部が上下方向に延びる前記冷気ダクトと重なっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記冷気ダクトは、前記高圧側において前記第二の送風機の回転中心に向けて突出する突出部を備え、
    前記第二の送風機は、前記突出部に支持されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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