JP6000677B2 - 洗髪用具 - Google Patents

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本発明は洗髪用具に関し、特に頭皮や毛根を傷つけることがなく、揉みほぐす動作によって頭皮の汚れをムラなく落とすことができ、清潔さと、血行を促進させ健康にもよい影響を与えることができる洗髪用具に関する。
従来、手袋型をした洗髪用具として、特許文献1乃至3として示すものが知られている。これらの特許文献1乃至3に示される洗髪用具は、いずれも指が挿入される部分の指腹部の表面に突起、ブラシあるいは櫛状体が設けられているものとなっている。
しかしながら、洗髪にあって、頭髪及び頭皮を擦る作業は頭髪及び頭皮を傷付けてしまい、強いては脱毛を促し、育毛を阻害してしまう原因となるもので、洗髪作業は回転を加えて揉むように行うことが望ましい。
特開2011−162895号公報 特開2005−342278号公報 特開2005−200820号公報
本発明が解決しようとする問題点は、従来の手袋型をした洗髪用具は、頭髪や頭皮を回転して揉むように作業できるものはなく、すべてが擦るあるいは掻く作業を行うためのものであったという点である。
また、手袋型の洗髪用具を装着した際に、掌の動き、指の動きが制約され、自在な動きを許容するものではなく、さらに、回転して揉む動作を強調するものとして、掌の凹部部分や親指の付け根部分を対応させることのできる構成のものはなかったという点である。
上記した問題点を解決するために、本発明に係る洗髪用具は、一対の手袋体から構成され、その手袋体の各指先挿入部の指腹部の表面に複数の突起群を形成してある洗髪用具において、前記した手袋体の親指を除く各指先挿入部には各関節対応の溝部を形成し、かつ、親指の付け根対応部及び親指の節骨対応部と、掌中央の凹部対応部に前記突起群よりも腰の強い回転作業用突起群を設けてあり、掌中央の凹部対応部の回転作業用突起群はドーム形状であることを特徴としている。
また、本発明に係る洗髪用具は、前記した各指先挿入部の爪側表面にはプロテクタを設けてあることを特徴とし、前記した親指を除く各指先挿入部から続く、指の第二関節部の外側対応部分には、前記した爪側表面のプロテクタよりも軟らかい第二のプロテクタを設けてあることを特徴とし、前記したドーム形状の回転作業用突起群と対応するパートは手袋体の素地を二重構造としてあることを特徴としている。
本発明に係る洗髪用具は上記のように構成されている。そのために、指腹部による揉み作業に加え、掌凹部、即ち、掌の中央部分及び親指の付け根部分も広く用い、両手の掌で頭部を包み込むようにとらえ、全体を回転して揉みほぐすように洗髪作業を実行することができる。この作用によって、頭皮、頭髪、毛根を傷付けることなく、フケ、油分、汚れをムラなく洗浄することができ、脱毛を抑え、育毛にも良好な効果が得られる。
本発明を実施した右手用洗髪用具の掌側を示す図である。 左手用洗髪用具の手の甲側を示す図である。 人指し指の挿入部を示す側面図である。
図面として示し、実施例で説明したように構成したことで実現した。
次に、本発明の好ましい実施の一例を図面を参照して説明する。図1にあって、1、2、3、4、5は、合成樹脂製の手袋体の各指先挿入部の指腹部の表面に設けられた突起群を示し、1は小指、2は薬指、3は中指、4は人指し指、5は親指と対応する。この突起群1、2、3、4、5は合成樹脂によって成形され、その合成樹脂は洗髪作業時に耐えながらも頭髪、頭皮を傷付けることのない硬軟度、強度そして厚さを有しており、突起群1、2、3、4、5を構成する突起の先端は球面状の丸味をおびた構成とし、その各突起の長さは均一でなく中央寄りを長く、端側を短くする等の差異を持たせることもできる。
また、前記した突起群1、2、3、4、5の反対側、即ち、指先挿入部の爪側の表面には、突起群1、2、3、4、5が不要に位置ずれを生じることがないよう、指先を挿入した際に位置固定をするためのプロテクタ1のP、2のP、3のP、4のP、5のPが設けられている。この各プロテクタ1のP〜5のPは指先に掛かる一定の力(押圧力)を洗髪時に安定させることができるよう変形することのない硬度、厚さを有する合成樹脂で形成されている。
さらに、各指の挿入部には各関節に対応する部分に、肉薄で各関節の屈曲を自在に許容するリング状の溝a、b、c、d、e、f、g、hが形成され、かつ、掌の中央の屈曲を自在に許容する直線溝I及び親指の付け根(中手骨)に沿って屈曲を許容する溝Jがやはり肉薄として形成されている。
前記した溝a、b、c、d、e、f、g、hで区切られる中節骨対応部分の表面側には各々第二のプロテクタA、B、C、Dが設けられている。この第二のプロテクタA、B、C、Dは前記したプロテクタ1のP、2のP、3のP、4のPよりも軟度の大きいものとなっている。即ち、プロテクタと第二のプロテクタは溝部分を境として切断開放されたものとなり、各指や掌、手の甲の折り曲がりを自然でスムーズに行えるようになっている。
そして、親指挿入部の中節骨対応の指腹側、付け根部(中手骨)対応部分には、前記した突起群よりも各突起を大きくし、腰をもった構成の回転作業用突起群6、7が設けられ、さらに、掌中央に対応する部分にもこの回転作業用突起群8が形成されているもので、特に、回転作業用突起群8は全体としての形状が中央を膨出させたドーム形状としている。

親指挿入部の中節骨対応の甲側には回転作業用突起群6と対応するプロテクタ6のPが設けられている。このプロテクタ6のPは前記したプロテクタ1のP〜5のPと同様のものである。
また、前記した回転作業用突起群7、8の裏面は手袋体の生地(合成樹脂)を二重としたプロテクタ7のP、8のPとなっており、このプロテクタ7のP、8のPの有する硬軟度、厚さ、クッション性によって回転作業用突起群7、8の安定した固定を図る基盤となっている。
さらに、図中9、9aは手袋体を手先に装着保持させるための止着ベルトを示しているが、この止着ベルト9、9aは面状ファスナーを用い、締め具合を調整できるものとすることもできる。
ここで、本実施例に係る洗髪用具の使用方法について説明する。左右の手先に各々手袋体とした洗髪用具を装着し、突起群1〜5によって頭皮及び頭髪を揉みほぐすように洗浄を行う。この際に擦る作業は避けるようにするが、この揉みほぐす作業は、通常の摘むような作業でもよいが、左右の指を内側になるよう組み、行うと、動作を安定させることができる。
また、親指と対応する回転作業用突起群6、7は、側頭部、耳の後部、襟足、首に当接させ、適度な加圧力を加えながら洗浄を行なう。回転作業用突起8は、掌で頭部を包むようにして圧力を加えながら回転させ洗浄を行なう。この際、この回転作業用突起群6、7、8はその特性から、頭皮に対する加圧力の強弱を作業者の自らの力で加減でき、洗浄の効果を上げることができる。特に回転作業用突起群8にあっては掌で押し付けることができるので、力の加減、作業が容易となる。
さらに、この洗髪用具は家庭用として個人使用されるものではあるが、美容、理容の業務用として、あるいは病院での入院患者の洗髪、養護施設での入居者の洗髪用として介護者が使用することもでき、かかる場合、さらにラテックス等の極薄の手袋を着用したうえで使用すると、頭皮に疾患を持っている場合でも衛生的に洗髪が行なえ、感染等の虞もなくなる。また、毛染め後にその染料を洗い落とす作業も同様に実行できる。
本実施例に係る洗髪用具は上記のように構成されている。勿論、この洗髪用具はサイズを問うものではなく、数種のサイズを設定することもでき、子供用や高齢者用として各突起群の各突起の特性も選択することが可能である。
1、2、3、4、5 突起群
6、7、8 回転作業用突起群
a、b、c、d、e、f、g、h、I、J 溝
1のP、2のP、3のP、4のP、5のP、6のP プロテクタ
A、B、C、D 第二のプロテクタ
7のP、8のP 二重構造
9、9a 止着ベルト

Claims (4)

  1. 一対の手袋体から構成され、その手袋体の各指先挿入部の指腹部の表面に複数の突起群を形成してある洗髪用具において、前記した手袋体の親指を除く各指先挿入部には各関節対応の溝部を形成し、かつ、親指の付け根対応部及び親指の節骨対応部と、掌中央の凹部対応部に前記突起群よりも腰の強い回転作業用突起群を設けてあり、掌中央の凹部対応部の回転作業用突起群はドーム形状であることを特徴とする洗髪用具。
  2. 前記した各指先挿入部の爪側表面にはプロテクタを設けてあることを特徴とする請求項1に記載の洗髪用具。
  3. 前記した親指を除く各指先挿入部から続く、指の第二関節部の外側対応部分には、前記した爪側表面のプロテクタよりも軟らかい第二のプロテクタを設けてあることを特徴とする請求項2に記載の洗髪用具。
  4. 前記したドーム形状の回転作業用突起群と対応するパートは手袋体の素地を二重構造としてあることを特徴とする請求項1から3のうち1つに記載の洗髪用具。
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