JP6000030B2 - 送風機器 - Google Patents

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本発明は、空気中の塵埃を補足する網目フィルタを備えた送風機器に関する。
送風機器は、塵埃が筐体内部に侵入しないように、空気中の塵埃を補足するエアフィルタを筐体の吸込口に備える(例えば、特許文献1)。エアフィルタは、略矩形状の枠体と、該枠体に懸架されたフィルタ通気体とで構成されている。筐体は、エアフィルタの枠体を挟んで保持すると共に、エアフィルタの挿脱を案内するフィルタガイドを備えている。ユーザは、筐体からエアフィルタを抜き出し、定期的にエアフィルタを清掃することができる。
特開2012−32080号公報
しかしながら、エアフィルタを保持するフィルタガイドを備える構成を採用した場合、エアフィルタの枠体を保持するフィルタガイドの分だけ送風機器が大型になるという問題があった。例えば、卓上に設置される小型スタンド照明型の送風機器においては、空気の吸い込み及び吹き出しが行われるヘッドを、ベースに設けられた首部で支持する構成であり、ヘッドのスリム化が求められている。
なお、エアフィルタを保持せず、筐体内部の適宜箇所にエアフィルタを配置しておく構成も考えられるが、メンテナンス時に筐体からエアフィルタが脱落する虞がある。エアフィルタが脱落すると、送風機器及びその周辺に塵埃が飛散してしまい、清掃作業に余計な手間がかかる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は空気中の塵埃を補足する網目フィルタを筐体に保持させることができ、しかも空気の通流方向における網目フィルタの保持構造を小寸法化することが可能な送風機器を提供することにある。
本発明に係る送風機器は、空気の吸込口、通流路及び吹出口を有する筐体と、空気を前記通流路に通流させ、前記吹出口から吹き出させるファンと、前記筐体に着脱自在に装着される弾性変形が可能な枠体及び該枠体に懸架された複数の網線を有し、空気中の塵埃を補足する網目フィルタとを備えた送風機器において、前記筐体は、前記網線が懸架された方向と異なる方向に前記枠体を弾性変形させることにより、前記網目フィルタを保持する保持部を備え、前記網目フィルタは、前記網線が懸架された方向と異なる方向における前記枠体の対向位置から突出した2つの突起部を備え、前記保持部は、該突起部に当接することにより前記網目フィルタを保持するようにしてあり、更に、前記2つの突起部は前記枠体の内側へ突出しており、前記保持部は、前記枠体に内嵌する枠状をなすことを特徴とする。
本発明にあっては、網目フィルタの枠体が、網線の懸架された方向と異なる方向に弾性変形して、保持部に保持されている。仮に網線が懸架された方向に枠体を弾性変形させようとすると、網線が懸架された方向の引っ張り力が網線に働くため、枠体を十分に弾性変形させることができず、不適である。枠体と、保持部との間には、弾性変形した網目フィルタの復元力が働き、網目フィルタが保持部に保持される。
本発明にあっては、網目フィルタの突起部が保持部に当接して、網目フィルタの枠体が弾性変形する。突起部は、網線が懸架された方向と異なる方向における枠体の対向位置から突出しているため、2つの突起部が接近する方向、又は離隔する方向へ枠体を変形させることが可能である。仮に2つの突起部が枠体から網線が懸架された方向へ突出しているような場合、網線が懸架された方向の引っ張り力が網線に働くため、枠体を十分に弾性変形させることができず、不適である。突起部と、保持部との間には、弾性変形した網目フィルタの復元力が働き、網目フィルタが保持部に保持される。
本発明にあっては、2つの突起部は枠体の内側へ突出しており、枠状の保持部に外嵌する。従って、ユーザは網目フィルタの外周部分を掴み、保持部に外嵌させることによって、網目フィルタを保持部に取り付けることができる。また保持部に保持された網目フィルタの外周部分を掴み、保持部から引き出すことにより、網目フィルタを取り外すことができる。
本発明に係る送風機器は、前記枠体及び前記保持部は円形であり、前記保持部の外径は2つの前記突起部間の長さよりも長いことを特徴とする。
本発明にあっては、枠体及び保持部は円形であるため、保持部に対する突起部の位置を考慮することなく、保持部に網目フィルタを着脱することが可能である。
本発明に係る送風機器は、空気の吸込口、通流路及び吹出口を有する筐体と、空気を前記通流路に通流させ、前記吹出口から吹き出させるファンと、前記筐体に着脱自在に装着される弾性変形が可能な枠体及び該枠体に懸架された複数の網線を有し、空気中の塵埃を補足する網目フィルタとを備えた送風機器において、前記筐体は、前記網線が懸架された方向と異なる方向に前記枠体を弾性変形させることにより、前記網目フィルタを保持する保持部を備え、前記網目フィルタは、前記網線が懸架された方向と異なる方向における前記枠体の対向位置から突出した2つの突起部を備え、前記保持部は、該突起部に当接することにより前記網目フィルタを保持するようにしてあり、更に、前記複数の網線は直交しており、前記2つの突起部は、直交する網線の対角線方向における前記枠体の対向位置から突出していることを特徴とする。
本発明にあっては、2つの突起部が、直交する網線の対角線方向における枠体の対向位置から突出しているため、網目フィルタの枠体を弾性変形させ易い。
本発明によれば、空気中の塵埃を補足する網目フィルタを筐体に保持させることができ、しかも空気の通流方向における網目フィルタの保持構造を小寸法化することができる。
本実施の形態に係る送風機器の一構成例を示した正面側斜視図である。 本実施の形態に係る送風機器の一構成例を示した背面側斜視図である。 送風機器の送風ヘッド及び操作部の内部構成を模式的に示した側断面図である。 網目フィルタの一構成例を示した正面図である。 網目フィルタの取り付け状態を示した正面図である。 網目フィルタの取り付け状態を示した側断面図である。 帯電粒子発生ユニットの回路図である。 変形例1に係る網目フィルタの一構成例を示した正面図である。 変形例1に係る網目フィルタの取り付け状態を示した正面図である。 変形例2に係る網目フィルタの一構成例を示した正面図である。 変形例2に係る網目フィルタの取り付け状態を示した正面図である。 変形例3に係る網目フィルタの取り付け状態を示した正面図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本実施の形態に係る送風機器の一構成例を示した正面側斜視図、図2は、本実施の形態に係る送風機器の一構成例を示した背面側斜視図である。本実施の形態に係る送風機器は、正帯電粒子及び負帯電粒子を含む空気を人の肌表面に送風することによって、スチーム又はミストを発生させることなく、肌表面における水分量を増加させ、肌弾力を向上させることができる美容器具である。本実施の形態に係る送風機器は円盤状のベース1を備える。ベース1は略中央部から斜め後方へ盛り上がった隆起部を有し、該隆起部から上方へ首部2が突出している。首部2は外力によって変形が可能な棒状である。首部2の先端部には、中心線が首部2と略一致するように略円柱状の操作部3が設けられている。操作部3の先端部には、送風方向が操作部3の中心線に対して略直交するように円筒状の送風ヘッド4が設けられている。送風ヘッド4の両端部には、空気を吸い込む吸込口40bと、帯電粒子を含む空気を吹き出す吹出口40aとがそれぞれ形成されている。以下、説明の便宜上、方向を以下のように定める。図示しない台にベース1を乗せた状態で送風ヘッド4側を上方、ベース1側を下方、吸込口40b側を後方、吹出口40a側を前方、吹出口40aに向かって左側及び右側を左右方向と定める。
図3は、送風機器の送風ヘッド4及び操作部3の内部構成を模式的に示した側断面図である。送風ヘッド4は中空略円筒状の筐体41を備える。筐体41の一端側には空気の吸込口40bが設けられ、他端側には空気の吹出口40aが設けられている。筐体41の中央部分は空気が通流する通流路40を構成している。吸込口40bには、円環状のフィルタ保持部(保持部)40cが内側から前方へ突出しており、空気中の塵埃を補足する網目フィルタ6がフィルタ保持部40cによって保持されている。筐体41の内部には、帯電粒子発生ユニット43、ファン42及び回路基板44を保持する保持体5が配されている。帯電粒子発生ユニット43は後述する回路部品を収容した略直方体のユニットケースを有する。ユニットケースは樹脂性であり、正帯電粒子及び負帯電粒子を放出するための放出孔が上面に2つ形成されている。2つの放出孔にはそれぞれ正帯電粒子及び負帯電粒子を発生させる正極針43g及び負極針43f(図7参照)が設けられている。ユニットケースは、筐体41内部の下部に配され、正極針43g及び負極針43fが通流路40側を向くような姿勢で保持体5に保持されている。また、保持体5に保持された帯電粒子発生ユニット43の前面には、回路基板44と電気接続するための接続端43a(図7参照)が設けられている。ファン42は、例えばプロペラファンであり、プロペラは略直方体の支持枠によって支持され、該プロペラの回転軸が筐体41の中止線と略一致するように筐体41内部の前側に、保持体5によって保持されている。回路基板44は、筐体41の下部から操作部3の内部に亘る長方形状をなし、帯電粒子発生ユニット43に電気接続するための接点を上部の背面側の面に有する。保持体5は回路基板44の接点に、帯電粒子発生ユニット43の接続端43aを当接させた状態で回路基板44を保持している。
操作部3は、中空略円筒状の収容体31を有する。収容体31の内部には保持体5によって保持された回路基板44が配され、収容体31の前面側に照明装置7、及び送風機器を操作するためのスライドスイッチ8が配されている。
なお、図3中、白丸は吹出口40aから吹き出された正帯電粒子、黒丸は吹出口40aから吹き出された負帯電粒子を模式的に示したものである。
図4は、網目フィルタ6の一構成例を示した正面図である。網目フィルタ6は、円形のフィルタ保持部40cに着脱自在に装着される弾性変形が可能な円形の枠体61を備える。枠体61は例えば樹脂製部材で構成される。なお、枠体6の材質は弾性変形が可能であれば、特に限定されない。枠体61には縦横に直交するように懸架された複数の網線62a、62bからなる網部材62が設けられている。網部材62は例えば樹脂製である。網目フィルタ6は、直交する網線62a、62bの対角線方向における枠体61の対向位置から径方向内側へ突出している2つの突起部63、64を備える。突起部63、64間の距離はフィルタ保持部40cの外径よりも短い。なお、網線62a、62bは必ずしも1本ずつ交差させる必要は無く、網目状に構成されていれば良い。
図5は、網目フィルタ6の取り付け状態を示した正面図、図6は、網目フィルタ6の取り付け状態を示した側断面図である。フィルタ保持部40cの外径は、突起部63、64間の距離よりも長いため、フィルタ保持部40cに網目フィルタ6の枠体61を外嵌させた場合、突起部63、64が径方向外側へ押し広げられ、枠体61が弾性変形する。弾性変形した枠体61は楕円形になり、枠体61の復元弾性力によって網目フィルタ6はフィルタ保持部40cに保持される。つまり、網目フィルタ6の枠体61は元の形に戻ろうとするため、突起部63、64は、フィルタ保持部40cを外側から挟み込むような力をフィルタ保持部40cに及ぼす。
図7は、帯電粒子発生ユニット43の回路図である。帯電粒子発生ユニット43が有する接続端43aは、接続端43aに入力される直流電圧を交流電圧に変換する直流交流変換回路43bに接続されている。直流交流変換回路43bの出力端には高圧トランス43cの一次コイルが接続され、交流電圧が一次コイルに印加されるように構成されている。高圧トランス43cの二次コイルの一端には整流ダイオード43dが逆接続され、整流ダイオード43dのアノードに負極針43fが接続されている。高圧トランス43cの二次コイルの他端には整流ダイオード43eが順接続され、整流ダイオード43eのカソードに正極針43gが接続されている。また、帯電粒子発生ユニット43は、回路基板44に接続することで接地される接地板43hを有する。接地板43hは適宜長離隔して形成された孔を有し、各孔の中心に正極針43g及び負極針43fの先端が位置するように、接地板43h並びに正極針43g及び負極針43fが位置決め固定されている。
このように構成された送風機器にあっては、網目フィルタ6をフィルタ保持部40cに外嵌させることによって、網目フィルタ6の枠体61を弾性変形させ、フィルタ保持部40cに網目フィルタ6を保持させることができる。突起部63,64は、網線62a,62bが懸架された方向と異なる方向における枠体61の対向位置から内側へ突出しているため、2つの突起部63,64が離隔する方向へ枠体61を弾性変形させることが可能である。このようにして、枠体61の弾性力によって突起部63,64はフィルタ保持部40cを挟み込むことができるため、フィルタを保持するためのガイドのような構造が無くても、網目フィルタ6はフィルタ保持部40cに保持される。従って、本実施の形態によれば、空気中の塵埃を補足する網目フィルタ6を筐体4に保持させることができ、しかも空気の通流方向における網目フィルタ6の保持構造を小寸法化することができる。
また、2つの突起部63,64は枠体61の内側へ突出しているため、ユーザは網目フィルタ6の外周部分を掴み、フィルタ保持部40cに外嵌させることによって、網目フィルタ6をフィルタ保持部40cに取り付け、また取り外すことができる。
更に、枠体61及びフィルタ保持部40cは円形であるため、フィルタ保持部40cに対する突起部63,64の位置を考慮することなく、フィルタ保持部40cに網目フィルタ6を着脱することができる。
更にまた、2つの突起部63,64が、直交する網線の対角線方向における枠体61の対向位置から突出しているため、網目フィルタ6の枠体61を弾性変形させ易く、軽い力でフィルタ保持部40cを簡単に着脱することができる。
(変形例1)
図8は、変形例1に係る網目フィルタ106の一構成例を示した正面図である。変形例1に係る網目フィルタ106は、上述の実施の形態で説明した網目フィルタ106と同様、枠体161と、網部材162とを備える。網目フィルタ106は、直交する網線162a,162bの対角線方向における枠体161の対向位置から径方向外側へ突出している2つの突起部163,164を備える。突起部163,164間の距離はフィルタ保持部140c(図9参照)の外径よりも長い。
図9は、変形例1に係る網目フィルタ106の取り付け状態を示した正面図である。フィルタ保持部140cの内径は、突起部163,164間の距離よりも短いため、フィルタ保持部140cに網目フィルタ106の枠体161を内嵌させた場合、突起部163,164が径方向内側へ押し狭められ、枠体161が弾性変形する。弾性変形した枠体161は楕円形になり、枠体161の弾性力によって網目フィルタ106はフィルタ保持部140cに保持される。つまり、網目フィルタ106の枠体161は元の形に戻ろうとするため、突起部163,164は、フィルタ保持部140cを内側から突っ張るような力をフィルタ保持部140cに及ぼす。
変形例1にあっても、実施の形態と同様、空気中の塵埃を補足する網目フィルタ106をフィルタ保持部140cに保持させることができ、しかも空気の通流方向における網目フィルタ106の保持構造を小寸法化することができる。
なお、実施の形態及び変形例1においては、縦横に懸架された網線の対角線方向に突出する突出部を説明したが、網線が懸架される方向以外であれば他の方向から突出部を突出させても良い。
(変形例2)
図10は、変形例2に係る網目フィルタ206の一構成例を示した正面図である。
網目フィルタ206は、例えば楕円形のフィルタ保持部240c(図11参照)に着脱自在に装着される弾性変形が可能な円形の枠体261を備える。枠体261には縦横に直交するように懸架された複数の網線262a、262bからなる網部材262が設けられている。
図11は、変形例2に係る網目フィルタ206の取り付け状態を示した正面図である。フィルタ保持部240cの長径は、網目フィルタ206の枠体261の直径よりも大きく、フィルタ保持部240cの短径は、枠体261の直径よりも小さく、フィルタ保持部240cに網目フィルタ206が外嵌するように構成されている。このため、直交する網線262a、262bの対角線方向が、フィルタ保持部240cの長径方向を向くようにして、フィルタ保持部240cに網目フィルタ206の枠体261を外嵌させた場合、枠体261は図11中縦方向に押し広げられ、枠体261が弾性変形する。弾性変形した枠体261は楕円形になり、枠体261の弾性力によって網目フィルタ206はフィルタ保持部240cに保持される。
なお、網線262a、262bの対角線方向と、フィルタ保持部240cの長径方向とを一致させるための印を、フィルタ保持部240c及び枠体261に設けると良い。また、フィルタ保持部240cに対する網目フィルタ206の嵌め合い方向を規制するキー構造をフィルタ保持部240c及び枠体261に形成しても良い。
変形例2にあっては、網目フィルタ206の枠体261に突起部を設けることなく、空気中の塵埃を補足する網目フィルタ206をフィルタ保持部240cに保持させることができ、しかも空気の通流方向における網目フィルタ206の保持構造を小寸法化することができる。
なお、上述の変形例2では図11に示すように楕円形のフィルタ保持部240cを説明したが、網目フィルタ206の直径よりも小径であって、網目フィルタ206を押し広げるための2つの突起部を外周面に備えた円形のフィルタ保持部を用いることもできる。2つの突起部は、同一直線上、略反対側に突出しており、該2つの突起部間の距離は、網目フィルタ206の枠体261の直径よりも大きい。
(変形例3)
図12は、変形例3に係る網目フィルタ206の取り付け状態を示した正面図である。変形例3に係る網目フィルタ206の構成は、変形例2と同一であるため、対応する箇所には同様の符号を付し、その詳細な説明を省略する。フィルタ保持部340cの短径は、網目フィルタ206の枠体261の直径よりも小さく、フィルタ保持部340cの長径は、枠体261の直径よりも大きく、フィルタ保持部340cに網目フィルタ206が内嵌するように構成されている。このため、直交する網線262a、262bの対角線方向が、フィルタ保持部340cの長径方向を向くようにして、フィルタ保持部340cに網目フィルタ206の枠体261を外嵌させた場合、枠体261は図12中縦方向に押し狭められ、枠体261が弾性変形する。弾性変形した枠体261は楕円形になり、枠体261の弾性力によって網目フィルタ206はフィルタ保持部340cに保持される。
なお、変形例2と同様、網線262a、262bの対角線方向と、フィルタ保持部340cの長径方向とを一致させるための印、キー構造等を、フィルタ保持部340c及び枠体261に設けると良い。
変形例3にあっては、網目フィルタ206の枠体261に突起部を設けることなく、空気中の塵埃を補足する網目フィルタ206をフィルタ保持部340cに保持させることができ、しかも空気の通流方向における網目フィルタ206の保持構造を小寸法化することができる。
なお、上述の変形例3では図12に示すように楕円形のフィルタ保持部340cを説明したが、網目フィルタ206の直径よりも大径であって、網目フィルタ206を押し狭めるための2つの突起部を内周面に備えた円形のフィルタ保持部を用いることもできる。2つの突起部は、同一直線上、略反対側に突出しており、該2つの突起部間の距離は、網目フィルタ206の枠体261の直径よりも小さい。
また、実施の形態及び変形例においては、円形の枠体及びフィルタ保持部を説明したが、四角形状など、その他の形状であっても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ベース
2 首部
3 操作部
4 送風ヘッド
5 保持体
6 網目フィルタ
7 照明装置
8 スライドスイッチ
40 通流路
40a 吹出口
40b 吸込口
40c フィルタ保持部(保持部)
41 筐体
42 ファン
43 帯電粒子発生ユニット
44 回路基板
61 枠体
62 網部材
63、64 突起部

Claims (3)

  1. 空気の吸込口、通流路及び吹出口を有する筐体と、空気を前記通流路に通流させ、前記吹出口から吹き出させるファンと、前記筐体に着脱自在に装着される弾性変形が可能な枠体及び該枠体に懸架された複数の網線を有し、空気中の塵埃を補足する網目フィルタとを備えた送風機器において、
    前記筐体は、
    前記網線が懸架された方向と異なる方向に前記枠体を弾性変形させることにより、前記網目フィルタを保持する保持部を備え
    前記網目フィルタは、
    前記網線が懸架された方向と異なる方向における前記枠体の対向位置から突出した2つの突起部を備え、
    前記保持部は、
    該突起部に当接することにより前記網目フィルタを保持するようにしてあり、
    更に、前記2つの突起部は前記枠体の内側へ突出しており、
    前記保持部は、
    前記枠体に内嵌する枠状をなす
    ことを特徴とする送風機器。
  2. 前記枠体及び前記保持部は円形であり、前記保持部の外径は2つの前記突起部間の長さよりも長い
    ことを特徴とする請求項に記載の送風機器。
  3. 空気の吸込口、通流路及び吹出口を有する筐体と、空気を前記通流路に通流させ、前記吹出口から吹き出させるファンと、前記筐体に着脱自在に装着される弾性変形が可能な枠体及び該枠体に懸架された複数の網線を有し、空気中の塵埃を補足する網目フィルタとを備えた送風機器において、
    前記筐体は、
    前記網線が懸架された方向と異なる方向に前記枠体を弾性変形させることにより、前記網目フィルタを保持する保持部を備え、
    前記網目フィルタは、
    前記網線が懸架された方向と異なる方向における前記枠体の対向位置から突出した2つの突起部を備え、
    前記保持部は、
    該突起部に当接することにより前記網目フィルタを保持するようにしてあり、
    更に、前記複数の網線は直交しており、
    前記2つの突起部は、
    直交する網線の対角線方向における前記枠体の対向位置から突出している
    ことを特徴とする送風機器。
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