JP5996111B2 - 電流密度変動に基づく心筋損傷の評価装置 - Google Patents

電流密度変動に基づく心筋損傷の評価装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5996111B2
JP5996111B2 JP2015521584A JP2015521584A JP5996111B2 JP 5996111 B2 JP5996111 B2 JP 5996111B2 JP 2015521584 A JP2015521584 A JP 2015521584A JP 2015521584 A JP2015521584 A JP 2015521584A JP 5996111 B2 JP5996111 B2 JP 5996111B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damage
ventricular
less
ratio
disease
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015521584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015525633A (ja
Inventor
アナトリーヨヴィチ チャイコフスキー イリヤ
アナトリーヨヴィチ チャイコフスキー イリヤ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chaykovskyy Lllya Anatoliiovych
Original Assignee
Chaykovskyy Lllya Anatoliiovych
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chaykovskyy Lllya Anatoliiovych filed Critical Chaykovskyy Lllya Anatoliiovych
Publication of JP2015525633A publication Critical patent/JP2015525633A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5996111B2 publication Critical patent/JP5996111B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/24Detecting, measuring or recording bioelectric or biomagnetic signals of the body or parts thereof
    • A61B5/242Detecting biomagnetic fields, e.g. magnetic fields produced by bioelectric currents
    • A61B5/243Detecting biomagnetic fields, e.g. magnetic fields produced by bioelectric currents specially adapted for magnetocardiographic [MCG] signals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/05Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves 
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/72Signal processing specially adapted for physiological signals or for diagnostic purposes
    • A61B5/7271Specific aspects of physiological measurement analysis
    • A61B5/7275Determining trends in physiological measurement data; Predicting development of a medical condition based on physiological measurements, e.g. determining a risk factor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Description

本発明は、医療分野、特に心臓病学に関するものであり、電気生理学的な損傷の診断及び他の心筋疾患(myocardial injuries)の診断に用いることのできるものである。現在、ほとんどの心臓疾患が対象となる信頼性のある診断を確立することは、いまだ臨床的問題である。
例えば、最も広く用いられている方法である心臓の電気的活動の分析(心電図)も用いた心筋虚血の診断に対しては、心拍サイクルの異なる瞬間における心臓の電磁場ベクトルの大きさと方向とを特徴付けたいくつかの診断基準がある。例えば、ベクトル心電図法(安静状態で実行される心臓分析法を用いた冠動脈疾患の非侵襲診断方法,W.Schupbach, B. Emese, P.Loretan et al, Swiss Medical Weekly, 2008;138(15-16):230-238, www.smw.ch)には、13の大きさがあり、再分極及び脱分極過程を特徴付ける角度指数が虚血性心疾患(IHD)の診断に用いられる。
しかしながら、この方法にはいくつかの重大な制限がある。
1)総和ベクトルのみが分析されるが、当該ベクトルは心筋の全体の状態のみを反映している結果、局所的な電気的過程の損傷の多くは未検出のままである。
2)情報は身体表面の点の間の電位差に関してのみ用いられ、心筋内部の電流密度分布(CDD)に関しては用いられない。したがってこの情報は、心臓周辺の体組織の非線形の電気特性と異方性により歪められる。
このため、心電図法の診断の精度は虚血性心疾患の臨床的診断にとって十分ではない。したがって、非侵襲で、完全に安全で、患者にとって邪魔にならず、禁忌がなく、それゆえ異なる臨床的状況において何度も繰り返すことのできる方法の開発が妥当である。すなわち、心磁図は完全に非侵襲で安全な方法であり、追加的な情報を提供する。
心臓病理診断への心磁図法の適用の見通しは、他のいかなる方法も心筋の局所電流の大きさと方向を決定しえないという事実に基づいている。心臓の電流によって生成される磁界を検出する心磁図のみが、心臓における電流密度分布を直接再構成しえる。
しかし電流密度分布の再構成のために、いわゆる静磁界逆問題を解く必要がある。静磁界逆問題は測定された磁界分布による磁界源(電流)の計算に存する。
心臓での電気生理学的に異常な過程のマーカの役割を果たすことのできる新規で有用な情報を提供する心磁図の能力は、特許文献1〜5及び非特許文献1で詳細に取り上げられている。
国際公開第02/17769号 国際公開第2005/002313号 ウクライナ国特許09071号 ウクライナ国特許公開a201107571号公報 国際公開第2012/173583号(PCT/UA2011/000121)
Chaikovsky I. Magnetocardiography in unshielded location in coronary artery disease detection using computerized classification of current density vectors maps, Dr. Med. dissertation, University Duisburg-Essen, Germany, 2006.
特許文献2はニューラルネットワーク(直接カーネル利用自己組織化マップ)を用いた自動画像認識技術の一つに基づいた診断方法を考慮している。この認識手段において、磁気図が通常であるか病的であるか定性化される。
この方法の制約は、静磁界系逆問題の解法を用いないこと、及びさらに細分化することなく2区分のみ(通常及び病的)にマップを定性化するという事実である。
非特許文献1において、分析された診断方法は、J点(QRS群の終点)からT波の終点までの電流密度分布の再構成マップセット、及び電流密度分布の、最大電流密度ベクトルの方向推定に基づく、通常から最高度までの5階級への分類を伴う。この方法の制限は、心室の再分極のみを分析すること、及びマップの分類がわずかな区分によってのみ行われることである。
試行法である特許文献3では、心磁図のマッピング、QRS群の始まりからT波の終わりまでの電流密度分布マップの分析、位相パラメータマップでの渦電流と高電流密度領域の決定、通常の疑似分極マップと比較した異なる区分の計算、及びセットの平均値による心室における電気過程の異常率の推定に関する技術が検討される。
低電流密度領域を考慮し、これに基づいて3つ1組のスケール(低・中・高)により局所非均質度(RNH)を決定する点において、方法が独特である。R波とT波のピークにおける最大電流密度ベクトルの大きさの比R/Tが計算され、これに基づき、全体非均質度(GNH)が3つ1組のスケール(低(4<R/T<6)・中(6<R/T<8)・高(R/T>8))により決定される。
結果として、5つのレベルのスケールにより異常度に関して結論が出される。5つのレベルのスケールとは、“通常”(低RNH及び低GNH)、“低異常レベル”(低RNH及び中GNH、又は中RNH及び低GNH)、“中異常レベル”(低RNH及び高GNH、中RNH及び中GNH、又は高RNH及び低GNH)、“高異常レベル”(中RNH及び高GNH、又は高RNH及び中GNH)、又は“超高異常レベル”(高RNH及び高GNH)である。
つまり試行法は、心室における電気過程の損傷によって、心筋電流密度分布が通常状態に対してどれくらい逸脱しているかを示す異常度を特定することを可能にする。しかしながら、指数は特定の瞬間での電流ベクトル、すなわち心拍サイクル期間にわたり平均化されたピークではなくR波及びT波のピークに基づいて計算されるので、欠点もある。平均化された指数は、短期間の干渉及び生理的パラメータの個人差に対してさほど敏感でない。
特許文献1は、虚血性心疾患を、ST部分の間の有効双極子の縦座標(深さ)方向の変化の存在により4つの重症度に分類した、虚血性心疾患の診断に対応する方法を考慮している。ここで、双極子の深さが最初の1/4のみ(最初の2/4、最初の3/4又はST部分全体)の間に変化する場合、クラス1(クラス2、クラス3、又はクラス4)の虚血性心疾患が起こっている。虚血性心疾患に罹っていない健康な人では、双極子の深さはほとんど一定値である。
試行法の利点は以下の点である。
1)磁界図ではなく、逆問題の解法に基づいて分析された定量パラメータがある。
2)これらパラメータの種類は特定の心拍サイクル区間の中で考慮される。
このアナログ的方法の制約は、記述された逆問題が、電流双極子ではなく、心臓における実際の電気生理学的過程に対応しない双極子近似又は磁気双極子の近似で解かれることである。双極子モデルに基づく分析は単純化されており、それゆえ前頭面の電流密度分布マップの形成には、より精緻な表現が使われるべきである。電流密度分布マップはベクトル場であり、各ベクトルは所定の点における電流密度を表し、より小さいベクトルで囲まれた極大値をとるマップの領域は心筋の分離した電気的活性領域を表す。また、脱分極過程は分析されない。
試行法である特許文献4及び5は、電気生理学的疾患やその他の心筋障害の診断を対象とし、電流密度分布マップに基づく心筋虚血度の評価方法を含んでいる。この方法によれば、心磁図検査が実行され、電流密度分布マップが前頭面で再構成され、ST−T区間及びQRS群の中でそれぞれのマップについて、電流密度ベクトルの長さが計算される。方法は、ST−T区間とQRS群の4つの部分区間とに対して、(1)心室間隔壁、(2)左心室の前方壁及び頂部、(3)左心室側壁、及び(4)基礎心筋領域の各領域の脱分極を表し、通常・中間・異常が割り当てられた3つの角度ベクトル方向セクタがあることで特徴づけられる。通常(LNORM)、異常(LPATH)、及び中間(LI)セクタで方向づけられるベクトルマップそれぞれについて、長さの合計が計算される。瞬間的な異常指数AI=100×LNORM/(LNORM+LPATH+1/2×LI)及びそれらの平均値AIaveが各AIave区間について計算される。結果として、AIaveが、70≦AIave≦100または40≦AIave<70(0≦AIave<40)となった場合に、領域1−4について虚血の不存在又は存在(軽度、重度)が診断される。装置は少なくとも1つの電子モジュールを含み、少なくとも1つの計算段階を実行する。装置は組み込みマイクロコントローラを含むことができ、又は少なくとも1の段階はコンピュータソフトウェアを用いて実行される。
試行法の利点は、磁界図の代わりに電流密度分布マップを用いること、瞬間的な指数の代わりに平均相対異常指数AIaveを用いること、及び、脱分極過程の特性を示すQRS群を4つの部分区間に分割することである。これらすべては心室興奮の個々の局面の分析を可能にし、結果として4つの心筋領域の1つについて虚血度の特定を可能にする。
試行法の欠点は、電流密度ベクトルの大きさと向きだけしか考慮しておらず、マップの他の定量パラメータは考慮されていないという点である。もう1つの欠点は、時間変動を考慮しえない平均指数を適用していることである。
このように、試行法と比較して、虚血性心疾患の診断として提案されている方法の利点は、
1)電流密度ベクトルの大きさと角度のパラメータの代わりに、電流密度分布マップ(総電流、相関関係、自己相関)のもう1つの統合的な定量指数、要するに、一般に電流密度分布マップのバリエーションとみなすもの、を用いること
2)心室疾患の異なる等級(軽微か重大か)の有無に対応する点数の合算である、規格化スコアの追加的適用
3)電流密度分布マップに基づいて計算される定量指数の時間変動の計算
である。
本発明の原則は、新たな追加的な指標の導入、これらパラメータの、経験的に定義された制限の適用、これらパラメータの数値計算のための追加的なアクション及び心筋損傷の有無を決定する診断ルールの導入、及びもしあれば重症度(軽症か重症か)によって、診断方法を改善することを課題とする。
提案された方法を用いて課題を解決するために、磁界図が記録され、電流密度分布マップが再構成され、総電流マップが電流ベクトルの長さの総和として計算され、電流マップとT波ピークの時のマップとの間の相関係数と自己相関係数とが決定され、これらパラメータの変動曲線が心室の脱分極と再分極との各局面で構築され、これら曲線の特定の区間の形状と幅とを記述する値がこれら各局面について別々に計算され、結論はこれら値に基づいて作成され、装置はマイクロプロセッサやコンピュータプログラムを含む電子モジュールで実現される。
電流密度分布マップの指数の電流密度変動に基づいて心筋損傷の評価を行う方法において、与えられた課題は以下の方法により解決される。
1)心磁図検査の実施
2)前頭面における電流密度分布マップの再構成と心拍サイクル全体にわたる期間の各マップにおける電流密度ベクトルの大きさの計算
3)心拍サイクル全体にわたる期間の各マップの総電流の計算
4)ST−T区間における総電流の時間変動曲線のプロット
5)4)で得られた総電流の時間変動曲線に基づいたST部分の幅(J点からT波の始点)の計算
6)5)で得られたST部分の幅とST−T区間全体の幅との比率の計算
7)6)で得られた区間幅の比率が25%未満(25−35%、35%超)であれば疾患(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
8)心室の総脱分極を表すQRS群の区間(Q点からJ点)の総電流曲線の計算
9)8)で得られたQRS群の幅が0.11秒未満(0.11−0.14秒、14秒超)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
10)(1)心室間隔壁と(2)左心室の前方壁及び頂部と(3)左心室側壁と(4)基礎心筋領域との脱分極を表すQRS群の4つの時間の部分区間についての総電流曲線の計算
11)10)で得られた4つの部分区間と電気生理学から知られる“適切な”幅の値との比率計算
12)4つの部分区間のうちある1つの比率が0.8−1.2(0.7−0.8及び1.2−1.5、0.7未満及び1.5超)であれば疾患(軽度の疾患、重度の疾患)との、10)に記載の心筋領域(1)−(4)の疾患の有無の診断
13)11)で計算された4つの部分区間の比率の算術平均値の計算
14)13)で得られた算術平均が0.8−1.2(0.7−0.8及び1.2−。15、0.7未満及び1.5超)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
15)QRS群区間で負の波形が発生した場合、その量がカウントされる
16)QRS群区間中の負の波形の数が1未満(2−3、3超)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
17)ST−T区間内のT波ピークの時のマップと瞬時マップとの相関係数の依存度計算
18)17)で得られた相関曲線に基づき、ST部分の幅(J点からT波始点)の計算
19)18)で得られたST部分の幅とST−T期間全体の幅との比率の計算
20)19)で得られた区間の比率が25%未満(25−35%、35%超)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
21)(定義により1に等しい)T波ピークの時における最大相関係数とST−T区間の第4の点(J点から40ミリ秒後)における最大相関係数との間の差異の計算
22)21)で得られた差異が30%未満(30−50%、50%超)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
23)平均相関係数がST−T区間で計算される
24)23)で得られた平均相関係数が75%超(60−75%、60%未満)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
25)QRS群区間中のR波ピークの時のマップと瞬時マップとの相関係数の時間依存度を計算
26)25)で得られた相関曲線が急激な上昇または下降の瞬間において2つ(1つ、なし)の変曲点を含めば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
27)QRS群区間中の瞬時マップの自己相関係数の時間依存度を計算
28)27)で得られた自己相関曲線が2つ(1つ、なし)の極小値を含めば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
29)診断が疾患なしの場合0点、軽度(重度)の疾患の場合1(2)点を割り当てる
30)29)によって7)9)12)14)16)18)20)22)24)26)28)で得られた個々の定量指標のポイントの合計が7ポイント以下(8−16ポイント、17ポイント以上)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
31)組み込みマイクロプロセッサにより制御される少なくとも1つの電子ユニットを用いて、3)−30)のうち少なくとも1つの計算を実行すること
32)外部コンピュータによって制御される方法で、31)の装置を実現すること。
提案されている解決方法の新規性は、現在の技術と比較して、以下の点である。
1)心筋疾患の有無や重症度のより信頼できる推定を得るために静磁界逆問題に基づく新たな定量的な電流密度分布指標(総電流、相関、自己相関)を用いていること
2)異なる種類の定量的な指標、例えば時間、電流、相関を用いていること
3)一般化したスコア基準に基づく診断結果の規格化のために異なる種類の指標を結合すること
4)電流密度分布マップに基づいて計算される定量的な指標の時間変動を説明すること
技術的結果として以下のことが言える。
1)疾患検出の信頼度の改善
2)心筋疾患の有無や重症度のより正確な見積もりを提供する可能性
3)疾患の場所を決定する可能性
方法及び装置の概略図である。 2Aは、ST部分(J点からT波始点)の総電流曲線であり、垂直マーカ(破線)はT波の始点に割り当てられている。疾患なしの場合を示している。2Bは、ST部分(J点からT波始点)の総電流曲線であり、垂直マーカ(破線)はT波の始点に割り当てられている。重度の疾患がある場合を示している。 3Aは、脱分極の合計を表すQRS群区間(Q点からJ点)の総電流曲線であり、縦軸はT波のピークに対応する点に割り当てられている。疾患なしの場合を示している。3Bは、心室の脱分極の合計を表すQRS群区間(Q点からJ点)の総電流曲線であり、縦軸はT波のピークに対応する点に割り当てられている。重度の疾患がある場合を示している。 4Aは、T波ピークの時のマップと瞬時マップとのST−T区間の相関係数の時間依存度曲線である。疾患なしの場合を示している。4Bは、T波ピークの時のマップと瞬時マップとのST−T区間の相関係数の時間依存度曲線である。重度の疾患がある場合を示している。 5Aは、R波のマップと瞬時マップとの相関係数のQRS群区間の時間依存度曲線である。疾患なしの場合を示している。5Bは、R波のマップと瞬時マップとの相関係数のQRS群区間の時間依存度曲線である。重度の疾患がある場合を示している。 6Aは、瞬時マップの自己相関係数のQRS群区間の時間依存度曲線である。疾患なしの場合を示している。6Bは、瞬時マップの自己相関係数のQRS群区間の時間依存度曲線である。重度の疾患がある場合を示している。
主な実施形態における方法は、提案された方法を実施するのに用いるアルゴリズムの個々のステップを実行するアクションシーケンスを含んでいる。方法の概略図が図1に表されており、破線で囲まれたステップは提案された方法を説明するものではないが、背景技術を示すために表されている。
ステップ1は心磁図検査、予備の信号処理及び磁界図セットの計算を実行する。
提案された方法の具体的な実施は、第二次水準誘導における心電図登録と受信したデータの処理を同時に行う、心磁図検査の予備的な実行を含んでいる。データの処理は、いくつかの動作、すなわち予備的処理(フィルタリング、パルス干渉を含む複合波形の排除、同じタイプの心拍サイクルの選択、及び平均化)、磁界図セットの計算、及び20cm四方内の電流密度分布マップの再構成を含んでいる。これら動作はウクライナ特許77722号、77723号、20101号、及び21299号に記載されており、本発明の主題となる事項ではない。
ステップ2は前頭面における電流密度分布マップの再構成と心拍サイクル全体にわたる電流密度ベクトルの大きさの計算である。
電流密度分布マップはベクトル場であり、ベクトルは規則的なグリッド(通常は正方グリッド)に配置される。各ベクトルは局所的な値、すなわち、所定の点における電流密度を反映している。ここでは、特許文献WO/2002/00108に従い、逆問題解法が用いられる。この試みは以前よりウクライナ特許83050号、83061号、特許文献3、及び試行法に係る特許文献4、5において用いられている。結果として、ベクトルが2cmピッチの10×10の正方グリッドに配置された、前頭面における電流密度分布マップが得られる。
次に電流密度ベクトルの大きさが計算される。主な実施態様において、ベクトルの正射影がマップの100点で計算される。ベクトルの大きさは、その射影で表現されるベクトル長さに対して既知の公式を用いて計算される。計算は全ての電流密度分布マップに対してサンプリングレート1ミリ秒で順次行われる。これらアクションも特許文献3、及び試行法に係る特許文献4,5におけるアクションに似ており、本発明の主題となる事項ではない。
ステップ3はST−T区間の総電流の分析である。このステップは以下の動作の実行を含む。
3.1 心拍サイクル全体にわたる各マップの総電流の計算
3.2 ST−T区間における総電流時間変動曲線のプロット。図2A(疾患なしの場合)及び図2B(重大な疾患の場合)において総電流曲線はST−T区間(J点からT波の始点)で表される。垂直マーカは、急速な電流強度の増加の瞬間における変曲点として決定されるT波の始点の位置を定めている。
3.3 3.1で得られた総電流時間変動曲線に基づくST部分の幅(J点からT波の始点)の計算
3.4 3.2で得られたST部分の幅とST−T区間の幅との比率の計算
3.5 3.4で計算した区間の比率が25%未満(25−35%、35%超)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
ステップ4はQRS群における総電流の時間特性の分析である。このステップは以下の動作の実行を含む。
4.1 垂直マーカがR波のピークに対応する点を定めている図3A(疾患なしの場合)及び図3B(重大な疾患の場合)において、心室の脱分極全体を記述するQRS群(Q点からJ点)における総電流曲線の計算
4.2 QRS群の幅が0.11秒未満(0.11−0.14秒、0.14秒超)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
4.3 (1)心室間隔壁、(2)左心室の前方壁及び頂部、(3)左心室側壁、(4)基礎心筋領域の脱分極を表すQRS群の4つの時間部分区間についての総電流曲線の計算
4.4 4.3で計算した4つの部分区間と電気生理学で既知の“適切な”幅の値との比率の計算
4.5 4つの部分区間のうちある1つの比率が0.8−1.2(0.7−0.8及び1.2−1.5、0.7未満及び1.5超)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とする、4.3に記載の心筋領域(1)−(4)の疾患の有無の診断
ステップ5はQRS群の総電流−時間特性の分析である。このステップは以下の動作の実行を含む。
5.1 4.4で計算された4つの部分区間の比率の算術平均値の計算
5.2 5.1で計算した算術平均が0.8−1.2(0.7−0.8及び1.2−1.5、0.7未満及び1.5超)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
5.3 QRS群区間で負の波形が発生した場合その数を数える。
5.4 QRS群中の負の波形の数が1以下であれば疾患なし、2−3であれば軽度の疾患、3を超えると重度の疾患とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
ステップ6はST−T区間における相関係数の分析である。このステップは以下の動作の実行を含む。
6.1 図4A(疾患なしの場合)及び図4B(重大な疾患の場合)において、ST−T区間のT波ピークの時のマップと瞬時マップとの相関係数の時間依存度の計算
6.2 6.1で計算した相関曲線に基づくST部分の幅(J点からT波始点)の計算
6.3 6.2で計算したST部分の幅とST−T区間全体の幅との比率の計算
6.4 6.3で計算した区間の比率が25%未満(25−35%、35%超)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
6.5 (定義により1に等しい)T波ピークの時における最大相関係数とST−T区間の第4の点(J点から40ミリ秒)における最大相関係数との差異の計算
6.6 6.5で計算した差異が30%未満(30−50%、50%超)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
6.7 平均相関係数がST−T区間で計算される
6.8 6.7で計算した平均相関係数が75%超(60−75%、60%未満)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
ステップ7はQRS群における相関係数と自己相関係数との分析である。このステップは以下の動作の実行を含む。
7.1 図5A(疾患なしの場合)及び図5B(重大な疾患の場合)において、QRS群区間中のR波ピークの時のマップと瞬時マップとの相関係数の時間依存度を計算
7.2 7.1で計算した相関曲線が急激な上昇または下降の瞬間において2つ(1つ、なし)の変曲点を含めば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
7.3 7.1に従い、相関係数が41%未満(41−60%、60%超)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の判断
7.4 図6A(疾患なしの場合)及び図6B(重大な疾患の場合)において、QRS群区間中の瞬時マップの自己相関係数の時間依存度を計算
7.5 7.4で計算した自己相関曲線が2つ(1つ、なし)の極小値を含めば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
ステップ8は一般化したスコア基準に基づく診断である。このステップは以下の動作の実行を含む。
8.1 診断が疾患なしの場合0点、軽度の疾患(重度の疾患)の場合1点(2点)を割り当て
8.2 3.5、4.2、4.5、5.2、5.4、6.4、6.6、6.8、7.2、7.3、7.5で得られた個々の定量的な指標のポイントを8.1で計算した合計が7ポイント以下(8−16ポイント、17ポイント以上)であれば疾患なし(軽度の疾患、重度の疾患)とするルールによる、心室の疾患の有無の診断
主な実施態様において、ステップ3−8の全ての動作及び計算は少なくとも1つの電子部を含み、組み込みマイクロプロセッサで制御される装置を用いて実施される。他の実施態様において、少なくとも1つの電子モジュールが外部コンピュータを用いて制御される。
本発明の方法の特定の実施態様は説明を目的としてのみ詳細に記述されている。実際、心磁図データ解析の経験のある人、及び一般に心臓学の経験のある人は変更や改良の導入ができる。例えば、心拍サイクルの期間を(4ではない)他の数の部分区間に分割すること、定量的な指標を結合して用いること、いくつかのパラメータにより異なる診断となるようにスコアのスケールを改変すること、重症度の階級数を増やしたり減らしたりすること、数値指数の平均化方法を変更すること、あるいは心筋疾患の有無や重症度について他の表現を用いることを導入できる。また他にも本発明の本質と請求項と大きな差異の無いことが本発明の範囲内において導入されうる。

Claims (1)

  1. 少なくとも1の電子ユニットで実現された、電流密度変動に基づき心筋損傷を評価する、心筋損傷の評価装置であって、
    前記電子ユニットは、組み込みマイクロプロセッサ又は外部コンピュータにより制御され、
    前記電子ユニットは、
    心磁図データを取得し、前記心磁図データに基づいて、電流密度分布マップ前頭面で再構成、電流密度ベクトル長心拍サイクル全体にわたって各マップに対して計算するステップを実行するように構成され、
    前記電子ユニットは、
    QRS群、(1)心室間隔壁、(2)左心室の前方壁及び頂部、(3)左心室側壁、及び(4)基礎心筋領域の4つの心筋領域それぞれの脱分極を表す4つの部分区間に分割、マップの定量的な指標及び生成されたスコア基準計算するステップと
    各マップの総電流心拍サイクル全体にわたって計算するステップと
    総電流曲線ST−T区間にプロットするステップと
    前記総電流曲線に基づいてJ点からT波の始点であるST部分の幅とST−T区間の幅との比率を計算し、該比率が25%未満である場合には心室損傷がないと診断し、該比率が25%以上且つ35%以下である場合には軽度の心室損傷があると診断し、該比率が35%超である場合には重度の心室損傷があると診断するステップと、
    Q点からJ点までであるQRS群における総電流曲線を計算し、QRS群の幅が0.11秒未満の場合には心室損傷がないと診断し、QRS群の幅が0.11秒以上且つ0.14秒以下の場合には軽度の心室損傷があると診断し、QRS群の幅が0.14秒超の場合には重度の心室損傷があると診断するステップと
    QRS群を時分割した前記4つの部分区間において、総電流曲線と電気生理学的に既知の適切な値との比率を計算し、比率が0.8以上且つ1.2以下の範囲内である場合には前記心筋領域(1)乃至(4)に損傷がないと診断し、該比率が0.7以上且つ0.8未満、又は、1.2超且つ1.5以下の範囲内である場合には前記心筋領域(1)乃至(4)に軽度の損傷があると診断し、該比率が0.7未満又は1.5超である場合には前記心筋領域(1)乃至(4)に重度の損傷があると診断するステップと
    前記4つの部分区間それぞれにおいて計算された4つの比率の算術平均を計算し、前記算術平均により得られた平均比率0.8以上且つ1.2以下の範囲内である場合には心室損傷がないと診断し、前記平均比率が0.7以上且つ0.8未満、又は、1.2超且つ1.5以下の範囲内である場合には軽度の心室損傷があると診断し、前記平均比率が0.7未満又は1.5超である場合には重度の心室損傷があると診断するステップと
    QRS群が負の波形を含む場合に前記負の波形の数を数え、前記負の波形の数が1未満である場合には心室損傷がないと診断し、前記負の波形の数が2以上且つ3以下である場合には軽度の心室損傷があると診断し、前記負の波形の数が3超である場合には重度の心室損傷があると診断するステップと
    ST−T区間においてT波ピークの時のマップと瞬時マップとの相関係数、ST部分の幅、前記ST部分の幅とST−T区間の幅との比率を計算し、該比率が25%未満である場合には心室損傷がないと診断し、該比率が25%以上且つ35%以下である場合には軽度の心室損傷があると診断し、該比率が35%超である場合には重度の心室損傷があると診断するステップと
    義により1に等しいT波ピークの時における最大相関係数とJ点から40ミリ秒の点であるST−T区間の第4の点における最大相関係数との差異を計算し、前記差異が30%未満である場合には心室損傷がないと診断し、前記差異が30%以上且つ50%以下である場合には軽度の心室損傷があると診断し、前記差異が50%超である場合には重度の心室損傷があると診断するステップと
    QRS群区間中のR波ピークの時のマップと瞬時マップとの相関係数及び自己相関係数の時間変動曲線を計算し、前記相関係数の時間変動曲線が急激な上昇または下降の瞬間において2つの変曲点を含む場合又は前記自己相関係数の時間変動曲線に2つの極小値が表されている場合には心室損傷がないと診断し、前記相関係数の時間変動曲線が急激な上昇または下降の瞬間において1つの変曲点を含む場合又は前記自己相関係数の時間変動曲線に1つの極小値が表されている場合には軽度の心室損傷があると診断し、前記相関係数の時間変動曲線が急激な上昇または下降の瞬間において変曲点を含まない場合又は前記自己相関係数の時間変動曲線に極小値が表されていない場合には重度の心室損傷があると診断するステップと
    ST−T区間及びQRS群において平均相関係数を計算し、前記ST−T区間における平均相関係数が75%超である場合又は前記QRS群における平均相関係数が41%未満である場合には心室損傷がないと診断し、前記ST−T区間における平均相関係数が60%以上且つ75%以下である場合又は前記QRS群における平均相関係数が41%以上且つ60%以下である場合には軽度の心室損傷があると診断し、前記ST−T区間における平均相関係数が60%未満である場合又は前記QRS群における平均相関係数が60%超である場合には重度の心室損傷があると診断するステップと
    損傷がないと診断した場合には0ポイントを割り当て、軽度の損傷があると診断した場合には1ポイントを割り当て、重度の損傷があると診断した場合には2ポイントを割り当て、前記全ての診断するステップで得られた診断結果に割り当てたポイントの合計を計算し、前記合計が7ポイント以下である場合には心室損傷がないと診断し、前記合計が8ポイント以上且つ16ポイント以下である場合には軽度の心室損傷があると診断し、前記合計が17ポイント以上である場合には重度の心室損傷があると診断するステップと
    をさらに実行するように構成されることを特徴とする心筋損傷の評価装置
JP2015521584A 2012-07-13 2012-09-07 電流密度変動に基づく心筋損傷の評価装置 Expired - Fee Related JP5996111B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
UAA201208663 2012-07-13
UAA201208663A UA104073C2 (uk) 2012-07-13 2012-07-13 Спосіб оцінки ступеня ушкодження міокарда на основі аналізу змін у часі показників щільності струму
PCT/UA2012/000083 WO2014011135A1 (en) 2012-07-13 2012-09-07 Method and device for evaluation of myocardial damages based on the current density variations

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015525633A JP2015525633A (ja) 2015-09-07
JP5996111B2 true JP5996111B2 (ja) 2016-09-21

Family

ID=49916412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015521584A Expired - Fee Related JP5996111B2 (ja) 2012-07-13 2012-09-07 電流密度変動に基づく心筋損傷の評価装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9451901B2 (ja)
EP (1) EP2872039B1 (ja)
JP (1) JP5996111B2 (ja)
CN (1) CN104271038B (ja)
UA (1) UA104073C2 (ja)
WO (1) WO2014011135A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104794474B (zh) * 2015-03-26 2017-12-05 同济大学 一种基于心磁图的综合最大电流密度向量特征提取方法
EP3207866A1 (en) * 2016-02-18 2017-08-23 Biomagnetik Park GmbH Vector magnetocardiography method and vector magnetocardiographic system
CN108577825B (zh) * 2018-01-11 2021-06-18 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 一种心肌缺血病变位置定位方法及系统、存储介质及终端
CN109512422A (zh) * 2018-09-25 2019-03-26 维灵(杭州)信息技术有限公司 一种ecg波形混乱程度计算方法
US10602940B1 (en) * 2018-11-20 2020-03-31 Genetesis, Inc. Systems, devices, software, and methods for diagnosis of cardiac ischemia and coronary artery disease
EP3685740A1 (en) * 2019-01-28 2020-07-29 Primax Medica Sp. z o.o. Method for determining electrical activity of cardiac muscle
CN110074774B (zh) * 2019-04-28 2022-04-12 漫迪医疗仪器(上海)有限公司 基于心磁图的心脏室间隔异常的分析方法、系统、介质及终端
CN113499075A (zh) * 2021-06-08 2021-10-15 苏州卡迪默克医疗器械有限公司 一种基于心磁信号的心肌缺血评估方法和装置
CN117137492B (zh) * 2023-11-01 2024-02-09 山东大学齐鲁医院 冠状动脉血流异常检测系统、存储介质及终端

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3824990A (en) 1971-06-30 1974-07-23 Instr For Cardiac Res Inc Method and apparatus for producing sample electrocardiograms
US5685316A (en) * 1996-04-08 1997-11-11 Rheo-Graphic Pte Ltd. Non-invasive monitoring of hemodynamic parameters using impedance cardiography
DE10042138A1 (de) 1999-08-28 2001-05-17 Squid Ag Verfahren zur automatischen Aufbereitung von Daten biomagnetischer felder , insbesondere von magnetokardiographischen Daten
JP3427811B2 (ja) * 2000-03-13 2003-07-22 株式会社日立製作所 生体磁場計測装置
WO2002017769A2 (en) 2000-08-29 2002-03-07 Cardiomag Imaging, Inc. Ischemia identification, quantification and partial localization in mcg
JP3944383B2 (ja) * 2001-11-16 2007-07-11 株式会社日立製作所 心臓磁場計測装置
JP4027746B2 (ja) * 2002-08-07 2007-12-26 株式会社日立ハイテクノロジーズ 生体磁場計測装置
CN1552285A (zh) * 2003-05-26 2004-12-08 中国科学院物理研究所 一种心磁波组图及其分析方法
WO2005002313A2 (en) 2003-07-01 2005-01-13 Cardiomag Imaging, Inc. (Cmi) Machine learning for classification of magneto cardiograms
UA74466C2 (en) * 2004-02-18 2005-12-15 Budnyk Mykola Mykolaiovych Method for diagnosing ischemic disease of heart
EP1721278A2 (en) * 2004-02-27 2006-11-15 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and system to minimize power consumption by using staged life-threatening arrhythmia detection algorithm
JP3835805B2 (ja) * 2004-09-10 2006-10-18 独立行政法人科学技術振興機構 心臓磁界診断装置およびその作動方法
EP1769741B1 (en) * 2004-06-01 2013-05-29 National University Corporation Iwate University Cardiac magnetic field diagnostic apparatus and damaged cardiac muscle three-dimensional localization evaluating method
UA77723C2 (uk) 2004-06-29 2007-01-15 Hlushkov Inst Of Cybernetics O Спосіб магнітокардіографічного картування
UA77722C2 (uk) 2004-06-29 2007-01-15 Інститут Кібернетики Ім. В.М.Глушкова Національної Академії Наук України Спосіб магнітокардіографічного обстеження
KR20060117545A (ko) * 2005-05-11 2006-11-17 인하대학교 산학협력단 심전도 신호의 특징추출방법
UA83050C2 (uk) 2006-01-23 2008-06-10 Институт Кибернетики Им. В.М. Глушкова Спосіб оцінки анормальності розподілу струмів у серці
UA83061C2 (uk) 2006-03-16 2008-06-10 Институт кибернетики им. В.М. Глушкова НАН Украины Спосіб оцінки анормальності процесу реполяризації шлуночків серця
UA20101U (en) 2006-06-27 2007-01-15 Ltd Liability Company Kyiv Med Method for processing magnetocardiographic signals
UA21299U (en) 2006-08-15 2007-03-15 V M Hlushkov Inst Of Cyberneti Method for recording magnetocardiogram
UA90701C2 (uk) 2007-07-27 2010-05-25 Международный Научно-Учебный Центр Информационных Технологий И Систем Нан И Мон Украины Спосіб оцінки ступеня анормальності електричних процесів у шлуночках серця
UA100929C2 (ru) 2011-06-16 2013-02-11 Илья Анатольевич Чайковский Способ оценки степени выразительности ишемии миокарда на основе анализа карт распределения плотности тока

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015525633A (ja) 2015-09-07
UA104073C2 (uk) 2013-12-25
CN104271038B (zh) 2017-11-28
EP2872039A1 (en) 2015-05-20
WO2014011135A1 (en) 2014-01-16
US20150011862A1 (en) 2015-01-08
EP2872039A4 (en) 2016-03-09
EP2872039B1 (en) 2017-05-17
CN104271038A (zh) 2015-01-07
US9451901B2 (en) 2016-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5996111B2 (ja) 電流密度変動に基づく心筋損傷の評価装置
US8233972B2 (en) System for cardiac arrhythmia detection and characterization
US8041416B2 (en) Method and apparatus for determining susceptibility for arrhythmias using wedensky modulated electrocardiography and alternans analysis
Weber et al. Wave-direction and conduction-velocity analysis from intracardiac electrograms–a single-shot technique
US9782092B2 (en) Patient signal analysis based on vector analysis
WO2012106729A1 (en) System and method for evaluating an electrophysiological signal
CN105592787B (zh) 用于电描记图的双向激活检测的心脏标测系统和方法
EP2945532B1 (en) Wave front detection for electrophysiological signals
US9549681B2 (en) Matrix-based patient signal analysis
US7353057B2 (en) Apparatus and method for detecting atrial fibrillation
WO2012173583A1 (en) Method and device for evaluation of myocardial ischemia based on current density maps
JP2018511416A (ja) Ecgベースの心筋虚血検出のための方法及びシステム
CN107530053A (zh) 基于多普勒超声波的可穿戴心脏监测
JPH0767843A (ja) 心電図信号のスペクトル分析方法および装置
CN113116359A (zh) 用于估计残余ecg噪声水平和自适应噪声阈值的方法和系统
KR20140114181A (ko) 심전도 신호에 기반하여 스트레스를 분석하고 추정하는 방법 및 장치
US7805179B2 (en) Method of examining dynamic cardiac electromagnetic activity and detection of cardiac functions using results thereof
CN108968944A (zh) 包括导管稳定性同时估计阻抗降的心脏电生理学机器
JP6173905B2 (ja) Twa測定装置及びtwa測定装置の作動方法
Stapelberg et al. A preprocessing tool for removing artifact from cardiac RR interval recordings using three‐dimensional spatial distribution mapping
KR101626855B1 (ko) 체표면 누적전위를 이용한 심장 부정맥 예측방법 및 장치
CN113242716A (zh) 一种心律失常事件的监测方法、设备和系统
Kallert et al. Semi-automatic method quantifying T wave loop morphology: Relevance for assessment of heterogeneous repolarization
WO2021070678A1 (ja) 診断支援システムおよび診断支援方法
US20220160307A1 (en) Noise filtering for electrophysiological signals

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5996111

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees