JP5994797B2 - サンプルページの作成方法、プログラム、画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、サンプルページの作成方法、プログラム、画像形成システムに関する。
印刷分野においては、会社のロゴ等の用いられる色のように正確な色再現性が要求される色が存在する。このような色については、オフセット印刷においては特別に調合された専用のインキを利用することでこのような色を再現している(以下、このような色を、「特色(スポットカラー)」と称す)。
一方で、オフセット印刷方式の画像形成装置を用いることが多かった印刷市場において、電子写真方式やインクジェット方式の画像形成装置を用いるケースが増えている。
電子写真方式の画像形成装置では、特色の再現をC、M、Y、Kの基本色のトナーの組み合わせで近似させた専用のライブラリ(スポットカラーライブラリ)を利用して印刷を行っている(例えば特許文献1)。
また、電子写真方式の画像形成装置では、このように基本色のトナーの組み合わせで特色を再現しているために、出力結果は機差、機械変動ばらつき等の様々な要因により変動する。そのため、異なる信号強度により異なるトナー量で生成したパッチ画像を形成して、これの濃度、色情報を手動で測定したり、目視でカラーガイドと比較したりして、スポットカラーライブラリのC、M、Y、K値(プリンタデバイス値)を編集し、色合わせを行っている。
また、印刷市場においては、多品種の用紙への対応が求められ、その用紙には、白紙だけではなく、色の付いた紙(色紙)への対応が求められる。
特許文献2は、インクジェット方式の印刷装置において複数のカラーパッチからなるブロックを主走査方向に複数並べて配置したカラーチャートを印刷した後に、測色器を印刷装置に一時的に取り付けて測色を行った後に、各ブロックの測色結果と、基準となるブロックとの色差(ΔE)や過去の出力結果に対する色差をそれぞれのカラーパッチの近傍に印字することが開示されている。
特色に対しては色再現の安定性が重要であり、厳しく管理される。このときに白い紙を使った場合と、白色以外の色紙を使った場合では同じ特色を出力したとしても、背景の紙の影響で色(測色値)が変化する。また錯覚により、背景色の違いにより同じ測色値の画像を形成したとしても違った色に見える場合がある。例えば、暗い背景色に配置した色は、明るい背景色に配置した色よりも錯覚で明るく認識され、また背景色が鮮やかな黄色である場合には、その中に配置された色は、錯覚により背景色の補色側である青味がかかって見えることが知られている。
特開2010−278494号公報 特開2012−228836号公報
しかし、特許文献2に記載の印刷装置は、色差を比較することはできるが、厳密な管理が求められる特色に対して実際の出力を確認できるものではない。
また、特色を管理する際に背景となる用紙の色の違いの影響を考慮して、特色の出力画像の確認を行ったり、特色の色調整を行ったりしたい場合がある。
本願は、このような課題を達成するために、印刷に用いる用紙の色の違いを考慮して、特色の比較判断が可能なサンプルページを容易に出力できるサンプルページの作成方法を提供することを目的とするものである。
1.複数の用紙収納トレイを備える給紙搬送部と、
プリントデータに特色が含まれているか否かを判断し、特色が含まれている場合には、特色の識別情報と色情報とが関連付けられている特色テーブルを用いて特色に対応づけられた画素の色情報を設定する特色設定部と、
プリントデータに基づいて前記給紙搬送部から供給された用紙上にカラー画像を形成する画像形成部と、
を有する画像形成システムにおけるサンプルページの作成方法であって、
1つの印刷ジョブ内で、同一の特色に対して前記給紙搬送部から供給された異なる種類の用紙を使用するか否かを判定するステップと、
異なる種類の用紙を使用すると判定した場合に、それぞれの用紙の色情報を取得するステップと、
前記取得した色情報に基づいていずれかの種類の用紙を選択するステップと、
前記用紙を選択するステップで選択した用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置したサンプルページを作成するステップと、
を有することを特徴とするサンプルページの作成方法。
2.前記画像形成システムは、標準紙の色情報を基準値として保持し、
前記用紙を選択するステップでは、前記基準値との色差が最も小さい用紙を選択することを特徴とする前記1に記載のサンプルページの作成方法。
3.前記用紙を選択ステップでは、更に
前記選択した用紙を第1の用紙とした場合、当該第1の用紙に対する他の種類の用紙の色差を算出し、色差が第1閾値よりも大きい用紙が存在する場合には、当該用紙を第2の用紙として選択し、
前記サンプルページを作成するステップでは、
前記第1の用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、前記第1閾値以下であって前記第1の用紙以外の他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置した第1のサンプルページを作成するとともに、
前記第2の用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第2のサンプルページを作成する、
ことを特徴とする前記2に記載のサンプルページの作成方法。
4.複数の用紙収納トレイを備える給紙搬送部と、
プリントデータに特色が含まれているか否かを判断し、特色が含まれている場合には、特色の識別情報と色情報とが関連付けられている特色テーブルを用いて特色に対応づけられた画素の色情報を設定する特色設定部と、
プリントデータに基づいて前記給紙搬送部から供給された用紙上にカラー画像を形成する画像形成部と、
を有する画像形成システムにおけるサンプルページの作成方法であって、
1つの印刷ジョブ内で、同一の特色に対して前記給紙搬送部から供給された異なる種類の用紙を使用するか否かを判定するステップと、
異なる種類の用紙を使用すると判定した場合に、それぞれの用紙の色情報を取得するステップと、
前記取得した色情報に基づいて算出した用紙間の色差を、第1閾値と比較するステップと、
前記色差が第1閾値未満である場合には、いずれか一方の種類の用紙を選択するとともに、選択した用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置したサンプルページを作成するステップと、
前記色差が第1閾値以上である場合には、それぞれの用紙に対して前記特色の出力画像を形成したサンプルページを作成するステップと、
を有することを特徴とするサンプルページの作成方法。
5.前記画像形成システムは、前記画像形成部により画像形成された用紙を測色する測色器を有し、
前記用紙の色情報を取得するステップでは、前記測色器が用紙上の非画像形成領域を測色した測色結果を、前記色情報として取得することを特徴とする前記1〜4のいずれか1つに記載のサンプルページの作成方法。
6.前記画像形成システムは、用紙の種類名と色情報を対応づけたテーブルを記憶しており、
前記用紙の色情報を取得するステップでは、前記テーブルを使用し、前記用紙収納トレイに対応づけられた種類名から前記用紙の色情報を取得することを特徴とする前記1〜5のいずれか1つに記載のサンプルページの作成方法。
7.複数の用紙収納トレイを備える給紙搬送部と、
プリントデータに特色が含まれているか否かを判断し、特色が含まれている場合には、特色の識別情報と色情報とが関連付けられている特色テーブルを用いて特色に対応づけられた画素の色情報を設定する特色設定部と、
プリントデータに基づいて前記給紙搬送部から供給された用紙上にカラー画像を形成する画像形成部と、
を有する画像形成システムにサンプルページを作成させるプログラムであって、
1つの印刷ジョブ内で、同一の特色に対して前記給紙搬送部から供給された異なる種類の用紙を使用するか否かを判定するステップと、
異なる種類の用紙を使用すると判定した場合に、それぞれの用紙の色情報を取得するステップと、
前記取得した色情報に基づいていずれかの種類の用紙を選択するステップと、
前記用紙を選択するステップで選択した用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置したサンプルページを作成するステップと、
をコンピューターに実行させるためのプログラム。
8.複数の用紙収納トレイを備える給紙搬送部と、
プリントデータに特色が含まれているか否かを判断し、特色が含まれている場合には、特色の識別情報と色情報とが関連付けられている特色テーブルを用いて特色に対応づけられた画素の色情報を設定する特色設定部と、
プリントデータに基づいて前記給紙搬送部から供給された用紙上にカラー画像を形成する画像形成部と、
を有する画像形成システムにサンプルページ作成させるプログラムであって、
1つの印刷ジョブ内で、同一の特色に対して前記給紙搬送部から供給された異なる種類の用紙を使用するか否かを判定するステップと、
異なる種類の用紙を使用すると判定した場合に、それぞれの用紙の色情報を取得するステップと、
前記取得した色情報に基づいて算出した用紙間の色差を、第1閾値と比較するステップと、
前記色差が第1閾値未満である場合には、いずれか一方の種類の用紙を選択するとともに、選択した用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置したサンプルページを作成するステップと、
前記色差が第1閾値以上である場合には、それぞれの用紙に対して前記特色の出力画像を形成したサンプルページを作成するステップと、
をコンピューターに実行させるためのプログラム。
9.複数の用紙収納トレイを備える給紙搬送部と、
プリントデータに特色が含まれているか否かを判断し、特色が含まれている場合には、特色の識別情報と色情報とが関連付けられている特色テーブルを用いて特色に対応づけられた画素の色情報を設定する特色設定部と、
プリントデータに基づいて前記給紙搬送部から供給された用紙上にカラー画像を形成する画像形成部と、
制御部と、
を有する画像形成システムであって、
前記制御部は、
1つの印刷ジョブ内で、同一の特色に対して前記給紙搬送部から供給された異なる種類の用紙を使用するか否かを判定し、異なる種類の用紙を使用すると判定した場合に、それぞれの用紙の色情報を取得し、前記取得した色情報に基づいていずれかの種類の用紙を選択し、前記選択した用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置したサンプルページを前記画像形成部により作成するよう制御することを特徴とする画像形成システム。
10.複数の用紙収納トレイを備える給紙搬送部と、
プリントデータに特色が含まれているか否かを判断し、特色が含まれている場合には、特色の識別情報と色情報とが関連付けられている特色テーブルを用いて特色に対応づけられた画素の色情報を設定する特色設定部と、
プリンとデータに基づいて前記給紙搬送部から供給された用紙上にカラー画像を形成する画像形成部と、
制御部と、
を有する画像形成システムであって、
前記制御部は、
1つの印刷ジョブ内で、同一の特色に対して前記給紙搬送部から供給された異なる種類の用紙を使用するか否かを判定し、異なる種類の用紙を使用すると判定した場合に、それぞれの用紙の色情報を取得し、前記取得した色情報に基づいて算出した用紙間の色差を第1閾値と比較し、
前記色差が第1閾値未満である場合には、いずれか一方の種類の用紙を選択するとともに、選択した用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置したサンプルページを作成するように前記画像形成部を制御し、
前記色差が第1閾値以上である場合には、それぞれの用紙に対して前記特色の出力画像を形成したサンプルページを前記画像形成部により作成するよう制御する、
ことを特徴とする画像形成システム。
11.操作表示部を備え、
前記サンプルページには、前記第2画像に含まれる前記特色の出力画像の色を複数段階で異ならせた複数の色見本画像がプリントされており、
前記複数の色見本画像のそれぞれに示された、色見本の識別子を、ユーザーが前記操作表示部から入力することで、前記特色の色補正を行うことが可能な補正部を備えていることを特徴とする前記9または前記10に記載の画像形成システム。
本願発明に係るサンプルページの作成方法によれば、用紙シミュレート画像同一の特色に対して用紙収納トレイに収納された異なる種類の用紙を使用する場合に、選択したいずれかの種類の用紙に対して、特色の出力画像を形成した第1画像と、他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に特色の出力画像を形成した第2画像とを配置したサンプルページを作成することで、用紙の色の違いを考慮した特色の比較判断を容易に行うことが可能となる。
本実施形態にかかる画像形成システムAの概略構成の一例を示す図である。 画像形成システムAのハードウェア構成例を示すブロック図である。 特色テーブルの例である。 色変換部243で用いられるLUTを説明する図である。 用紙色情報テーブルの例である。 サンプルページの作成条件の設定画面の例である。 制御部2が実行するサンプルページ作成に関する制御フローを示す図である。 サンプルページ9の例である。 用紙シミュレート画像921bの変形例である。 印刷ジョブの実行例である。 印刷ジョブの1〜3ページの出力例である。 測色結果の例である。 第2実施形態において制御部2が実行するサンプルページ作成に関する制御フローを示す図である。 色調整用の色見本を形成したサンプルページ9bの例である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
<画像形成システムA>
図1は、実施形態にかかる画像形成システムAの概略構成の一例を示す図である。また、図2は、画像形成システムAのハードウェア構成例を示すブロック図である。図3は特色の識別情報と色情報との対応づけを行う特色テーブル(「スポットカラーライブラリ」ともいう)の例である。図4は、色変換の処理に用いるLUT(ルックアップテーブル)を説明する図である。図5は、複数の用紙収納トレイ(4a〜4e)に収納されている用紙に関する用紙色情報テーブルの例である。
以下、図1〜5を参照して、画像形成システムAの概略構成について説明する。
図1に示されるとおり、画像形成システムAは、画像形成装置A1と後処理装置A2から構成される。
画像形成装置A1は、操作部/表示部1、制御部2、画像形成部3、給紙搬送部4、測色部5を有する。
操作部/表示部1はLCDなどの表示部上にタッチセンサー等の操作部を重畳して配置したタッチパネルなどで構成され、ユーザーにより画像形成装置A1、後処理装置A2の設定操作を行うことができる。
図2に示すように、画像形成システムA全体を制御する制御部2は、CPU21と、メモリー22と、HDD23、画像処理部24、通信I/F25で構成される。
CPU21は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマルチコアのプロセッサ等から構成される制御回路であり、制御部2で実行可能な各機能は、それに対応するプログラムをCPU21が実行することにより発揮される。
メモリー22は、作業領域として一時的にプログラムおよびデータを記憶する高速でアクセスが可能な主記憶装置である。メモリー22には、たとえば、DRAM(Dymamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous Dymamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)等が採用される。
HDD23は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや、LUT(ルックアップテーブル)等の処理機能に関する各種データを格納する大容量の補助記憶装置である。
画像処理部24は、RIP部241、特色設定部242、色変換部243等を備える。RIP部241は、PC等から受信したPCL、PS、PDFなどのPDLで記述された印刷データを、ビットマップデータに展開するRIP(Raster Image Processor)処理を行う。ビットマップデータの各画素の色情報としては、例えばsRGB、あるいはLあるいは特色(スポットカラー)の識別情報である。
特色の識別情報は標準化されているものもあれば、画像形成装置独自に設定可能なものもある。図3は、画像形成装置で設定されている特色の識別情報と、色情報の対応関係を示す特色テーブルの例である。当該特色テーブルは、HDD23等に保存されている。特色設定部242は、各画素を解析することにより、色情報が特色によって指定されていたことを検出した場合、図3に示す特色テーブルを参照する。そして識別情報から特色の種類を特定し、その特色の種類に対応した特色の具体的な色情報を対象となる画素に埋め込む。また、このときに特色の用紙に対する配置位置情報(XY平面の位置座標)を制御部2に引き渡し、制御部2では必要に応じて、位置情報をHDD23に記憶させる。
図4は、色変換部243で用いられるLUTを説明する図である。図4(a)は、入力の色情報としてのL信号を、出力としてCMYKの信号に変換するものである。図4(b)は、入力の色情報としてsRGB(standard RGB)信号を用いた例である。
色変換部243は、図4(a)、(b)に示すようなLUTを用いることで、各画素の色情報を、画像形成部3の基本カラーに対応したCMYKの濃度信号(以下、「プリンタデバイス値」という)に変換する。なお、この時の画素は、RIP部241により展開されて色情報が設定されている画素、あるいはその後に特色設定部242により色情報が設定されている画素のいずれかである。
通信I/F25は、外部機器(たとえば、パーソナルコンピュータPC)とネットワーク(LAN)を介して通信するためのインターフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI、Wi−Fi等の規格が用いられる。また、BlueTooth(登録商標)、赤外線通信、USB通信のためのインターフェースが設けられてもよい。
画像形成部3は、電子写真方式により用紙上に画像を形成する。具体的にはCMYKの基本カラーに対応した各色トナーに対応した露光部、感光体、現像装置を備える現像ユニットと、現像ユニットで形成されたトナーを重ね合わせる中間転写ベルトと、中間転写ベルト上に形成したカラートナー像を用紙に転写する2次転写ローラ、用紙を搬送する用紙搬送部、用紙に転写されたトナー像を加熱・加圧することでトナー像を用紙に定着させる定着装置、等を備える。
給紙搬送部4は、複数の用紙収納トレイ4a〜4e、及び搬送ローラを備え、用紙収納トレイ4a〜4eに収納した用紙を、1枚ずつ画像形成部3へ搬送する。また、用紙収納トレイ4a〜4eに収納されている用紙の種類と色情報は、図5に示すように用紙色情報テーブルとしてHDD23に記憶されている。用紙の種類の設定は、操作部/表示部1を介してユーザーが設定することが可能である。それぞれの用紙の種類に対する色情報は、後述の測色部5の測色結果を用いているが、ユーザーが数値を入力することにより設定するようにしても良い。
測色部5は、画像形成部3と後処理装置A2との間の搬送経路中(インライン)に設けられ、搬送中の用紙上の画像に対してセンサー58により測色を可能とする。測色部5は、光源(ランプ)により用紙に対して光を一様に照射し、その反射光を受光レンズを介してライン状のセンサー58に結像させることで測色を行う。
センサー58は、例えばRGBの3種類のセンサーで構成され、カラー画像の各部に対する3種類のセンサーからの出力値(RGB値)に基づいて色値を測定し、測定情報を出力する。また、センサー58は、搬送される用紙の幅方向(搬送ローラの軸方向)において十分な長さを備え、用紙の全領域を測色可能としている。
後処理装置A2では、画像形成装置A1から搬送された用紙に対して、ステイプル処理、パンチ処理、製本処理等の各種の後処理を実行する。
<第1実施形態のサンプルページ作成処理>
図6、図7に基づいて第1実施形態におけるサンプルページを作成処理について説明する。
<サンプルページの作成条件>
まずはサンプルページの作成条件について説明する。図6は、操作部/表示部1あるいはLANに接続するPCのモニター画面に表示されるサンプルページの作成条件の設定画面の例である。同図の6a欄はチェックボックスであり、選択された特色がサンプルページの作成対象となる。6b欄、6c欄によりサンプル条件を設定する。
同図に示す例では、複数の特色のうち特色A、C、Gのチェックボックスが有効となっており、特色A、Gに対しては6b欄で「用紙同じ」の設定になっており、特色Cに対しては「別用紙」の設定となっている。欄6cでは用紙シミュレーションの設定となっているので、「用紙同じ」の設定になっている特色A、Gに対して後述する用紙シミュレーションを実行する。一方、「別用紙」の設定としている特色Cは、用紙シミュレーションは実行しない。
<サンプルページの作成>
図7は、制御部2が実行するサンプルページ作成に関する制御フローを示す図である。
ステップS31で、印刷ジョブの実行指示が入力した場合には、ステップS32で、受信した印刷ジョブにサンプルページの出力設定がなされているかを判断し、出力の条件設定がなければ通常の印刷を実行して終了する(ステップS33)。出力の条件設定がなされているのであれば(ステップS32:Yes)、ステップS34で、図5に示すような用紙色情報テーブルを参照することにより、用紙の色情報を取得する。色情報としては、L値でもよいが、本実施形態ではプリンタデバイス値に換算したCMYK値を使用している。
ステップS35で用紙シミュレーションが必要か否かを判断する。これは下記の(1)、(2)の両方を満たした場合に必要と判断する。
(1)用紙シミュレーションを実行する設定になっている。
(2)1の印刷ジョブにおいて同一の特色が、異なる種類の用紙を使用して画像形成される。
(1)は図6の6c欄の設定により判断し、(2)は印刷データに含まれる印刷設定およびプリントデータを解析することにより判断することになる。なお、異なる用紙収納トレイを使用した場合であっても同一種類の用紙であれば条件(2)を満たさないことになる。また、異なる種類であっても色情報の値にほとんど差がない場合には、(2)を満たさないと判断しても良い。例えば色差が所定値よりも小さい場合である。
用紙シミュレーションが必要ないと判断した場合には(ステップS35:No)、用紙シミュレーションはせずに、単に特色の出力画像を配置したサンプルページを印刷し(ステップS36)、終了する。
用紙シミュレーションが必要と判断した場合には(ステップS35:Yes)、ステップS37に移行する。ステップS37では同一の特色の出力に用いる複数種類の用紙の中から、1つの種類の用紙を選択する。この選択としては、例えば(1)画像形成システムAのHDD23に予め保持されている標準紙(推奨紙)の色情報にもっとも近い用紙を選択する、(2)もっとも白色(無彩色)に近い用紙を選択する、あるいは(3)印刷ジョブ内で最も使用枚数が多い用紙を選択するということが考えられる。本実施形態では(1)を採用している。
ステップS381からステップS383では、サンプルページの出力に用いるサンプルページデータ(印刷データ)を作成する。ステップS381では、第1のサンプル画像データ(「第1画像」)を作成する。これは印刷データに含まれる特色のロゴマークなどの出力画像を所定領域に配置したものである。特色の出力画像の周辺の画像は白背景である(NULLデータ)。なお、この第1のサンプル画像のみを出力したものが、ステップS36のサンプルページに対応する。
次のステップS382では、第2のサンプル画像データ(「第2画像」)を作成する。第2のサンプル画像データには、ステップS37で選択されなかった用紙(非選択用紙)の色情報に基づいて用紙シミュレーション画像を作成する。具体的には、「形状」は特色の出力画像を囲める広さを備えた所定の領域、例えば特色の出力画像よりも十分広い大きさの矩形とし、「プリンタデバイス値」はステップS34で取得した非選択用紙のCMYK値で設定する。
そして、その用紙シミュレーション画像の領域内、具体的には中央に、特色の出力画像を配置する。なお、この特色の出力画像は、もともとはステップS381の出力画像と形状、プリンタデバイス値ともに同一のものであるが、第2のサンプル画像データにおいては、背景の用紙シミュレーション画像のプリンタデバイス値を加算しているために異なるプリンタデバイス値となっている。
なお、この用紙シミュレーション画像のプリンタデバイス値は、図5の表にあるプリンタデバイス値(CMYK値)をそのまま使用してもよく、ステップS37で選択した用紙のプリンタデバイス値との差分値を用いるようにしても良い。また、ステップS382で作成される第2のサンプル画像データの数は1つとは限らず、1の特色の出力画像を形成する用紙の種類が3つ以上であれば複数形成されることになる。
ステップS383では、第1のサンプル画像データと、第2のサンプル画像データをマージ処理することにより、1枚の用紙に対応したサンプルページデータを作成する。
ステップS39では、S383で作成したサンプルページデータに基づいて、ステップS37で選択された用紙を用いて、サンプルページを作成する。
図8は、サンプルページ9の例である。サンプルページ9において、第1画像91の中央には特色の出力画像912が配置されている。その周囲領域911は白紙領域であり何も印字されていない。つまりサンプルページ9に用いた用紙(例えばpaper1)の表面が現れていることになる。第2画像92において特色の出力画像912bは用紙シミュレート画像921の領域中に配置されている。出力画像912と出力画像912bとはもともとは形状、プリンタデバイス値ともに同じものである。しかし、前述のようにサンプルページ9においては、出力画像912の内部領域は図3のテーブルに示す特色Aのプリンタデバイス値で画像形成しているが、出力画像912bの内部領域は同プリンタデバイス値に対して、さらに用紙シミュレート画像921のプリンタデバイス値を加算した値で画像形成しているため、異なるプリンタデバイス値となっている。
なお、シミュレーション用紙画像921は、用紙の色をシミュレートして再現しているものであることから、人間の目の観察に支障をきたさない範囲で出力画像912を囲むような広さで周囲に形成すればよい。
変形例として、図9に示すような内部に特色の出力画像と同じ形状でプリンタデバイス値がゼロ(NULL)の領域を形成した用紙シミュレート画像921bを用いて、そのゼロの領域に出力画像912を配置するようにしても良い。このようなシミュレート画像を適用した場合、第1画像91と第2画像92における特色の出力画像はともに同じプリンタデバイス値で画像形成されることになる。
このように、本実施形態においては、1つの印刷ジョブにおいて同じ特色の出力画像に対して種類の異なる用紙を使用するような場合に、1つの種類の用紙を選択し、その用紙上に第1の画像として特色の出力画像を形成し、第2の画像として他の種類の用紙の色を再現した用紙シミュレート画像を形成し、その領域内に特色の出力画像を配置している。このような第1の画像、第2の画像を配置したサンプルページを出力することで、特色の用紙種類の違いによる色味の違いを比較判断することが可能となる。
<実施例>
次に具体的な例について図10から図12に基づいて説明する。
図10は、印刷ジョブの実行例を示している。1つの印刷ジョブ#001は、1万ページのジョブであり、特色として特色A、C、E、G、Hの画像が含まれている。また同図においては参考として特色について適用したプリンタデバイス値を示している。
制御部2は、1、3、9997、9999ページ目において測色の設定がONになっているので印刷データに基づいて特色位置情報、及び白紙データ(プリンタデバイス値がNULLあるいはゼロであり非画像形成領域に相当)の配置位置を検出し、これに基づいて測色部5によって対象となる領域に対して測色を行う。図11は、1〜3ページの出力例であり、1、3ページに対して特色の出力画像(同図では円形マーク)およびその周辺の白紙領域の測色を行う(図11の測色1、測色2)。白色領域を測色することによりい紙自体の色情報を得ることができる。
図12は、得られた測色結果の例である。同図に示すように測色部5によって、特色Aと用紙1の白紙領域の測色を行い、その結果はLUTでプリンタデバイス値に変換されてHDD23に履歴として保存される。同図においては参考として測色結果としてL値も示している。なお、図12に示す測色結果に基づいて、図3、図5に示したようなテーブルを更新しても良い。
<第2実施形態の制御フロー>
次に第2実施形態について説明する。図13は、第2実施形態において制御部2が実行するサンプルページ作成に関する制御フローを示す図である。
同図では、図7のS37の以降のフローを示しており、同図に記載しているフロー以外は、図7等で示した第1実施形態と同様であり説明は省略する。
図13のステップS41では、ステップS34で取得した、用紙の色情報に基づいて、ステップS37で選択された標準紙(推奨紙)の色情報にもっとも近い種類の用紙に対する、他の種類の用紙の色差を計算し、色差が第1閾値D1未満であるいは、それとも第1閾値D1以上であるかを判断する。
(他の種類の用紙が複数あるのであれば、全ての)色差が第1閾値D1未満の場合は図7のステップS381以降を実行し、図8に示したような第1、第2画像を配置したサンプルページデータを印刷して終了する。
一方で、色差が第1閾値D1以上の種類の用紙が含まれる場合には、ステップS42ではその用紙を第2用紙として選択する。
続くステップS43では、選択された種類の用紙を使用してサンプルページの印刷を行う。具体的には、少なくとも2枚のサンプルページの印刷を行う。1枚は、第2用紙を用いて、その用紙に特色の出力画像を配置したサンプルページを印刷する。第2用紙には、用紙シミュレーション画像は配置されておらず、特色の出力画像の周囲には白紙領域(トナーが付着していない領域)が存在することになる。他の1枚は、状況により以下の(1)、(2)の何れかのサンプルページとなる。(1)色差が第1閾値D1未満の他の種類の用紙がない場合であれば、1枚目と同様の用紙シミュレーション画像を配置しない特色の出力画像をステップS37の用紙に配置したサンプルページを出力する。この出力としてはステップS36で出力されるサンプルページと同じ態様となる。(2)色差が第1閾値D1未満の他の種類の用紙があれば、図8に示したような、当該用紙の色情報に対応する用紙シミュレーション画像を形成したサンプルページを作成する。
なお、第1閾値D1は、予め値をHDD23に保存させておいても良く、ユーザーにより設定可能としても良い。
第2実施形態では、ステップS37で選択された種類の用紙に対して、色差が大きすぎる他の種類の用紙に関しては、用紙シミュレート画像を形成せずに、それぞれ別々の用紙に特色の出力画像を形成することで、印刷に用いる用紙の色の違いを考慮して、特色の比較判断が可能なサンプルページを容易に出力可能となる。
<第3実施形態>
次に第3実施形態について説明する。図14は、第3実施形態における色調整用の色見本を形成したサンプルページ9bを示している。サンプルページ9bには、図8に示したサンプルページと同様の第1画像91、第2画像92に加えて、第2画像92の周囲を囲むように6つの色見本画像d1〜d6を配置している。色見本画像d1〜d6の中央に形成した円は、第2画像92の出力画像912bに対して特色の出力画像のプリンタデバイス値を少しずつ変更させたものであり、その周囲には第2画像92の用紙シミュレーション画像921と同一の画像を形成している。
色見本画像d1〜d6の第2画像92に対する配置方向は、L空間のa平面におけるY、R、M、B、C、G色方向にそれぞれ対応させており、その色方向に対応するようにaを少しずつ変化させた色見本画像を形成している。ユーザーは、この色見本画像d1〜d6の中から最も適切と思われる色を選択し、これを指定することで、用紙シミュレーションを行った対象紙(厚紙2)に対する特色(特色A)の補正をすることが可能である。例えば、色見本画像d1(Yellow色方向)に色味を変化させた色が好ましいとユーザーが判断したならば、これに対応する番号であるd1を操作部/表示部1に表示した指定画面(不図示)を通じて入力することで、図3に示したような、用紙シミュレートを行った用紙に関する特色テーブルのプリンタデバイス値を更新することができる。以後は、制御部2は、更新されたプリンタデバイス値を用いて画像形成を行うよう制御する。
上記、制御部2を動作させるプログラムは、USBメモリー、フレキシブルディスク、CD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ROMやHDD等に転送され記憶される。また、このプログラムは、たとえば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像形成システムAの一機能としてその装置のソフトウェアに組み込んでもよい。
また、上記の各機能構成の要素による処理は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の専用のハードウェア回路によっても実現することもできる。この場合には、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
A 画像形成システム
A1 画像形成装置
A2 後処理装置
1 操作部/表示部1
2 制御部
241 RIP部
242 特色設定部
243 色変換部
3 画像形成部
4 給紙搬送部
4a、4b、4c、4d 用紙収納トレイ
5 測色部
58 センサー
9、9b サンプルページ

Claims (11)

  1. 複数の用紙収納トレイを備える給紙搬送部と、
    プリントデータに特色が含まれているか否かを判断し、特色が含まれている場合には、特色の識別情報と色情報とが関連付けられている特色テーブルを用いて特色に対応づけられた画素の色情報を設定する特色設定部と、
    プリントデータに基づいて前記給紙搬送部から供給された用紙上にカラー画像を形成する画像形成部と、
    を有する画像形成システムにおけるサンプルページの作成方法であって、
    1つの印刷ジョブ内で、同一の特色に対して前記給紙搬送部から供給された異なる種類の用紙を使用するか否かを判定するステップと、
    異なる種類の用紙を使用すると判定した場合に、それぞれの用紙の色情報を取得するステップと、
    前記取得した色情報に基づいていずれかの種類の用紙を選択するステップと、
    前記用紙を選択するステップで選択した用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置したサンプルページを作成するステップと、
    を有することを特徴とするサンプルページの作成方法。
  2. 前記画像形成システムは、標準紙の色情報を基準値として保持し、
    前記用紙を選択するステップでは、前記基準値との色差が最も小さい用紙を選択することを特徴とする請求項1に記載のサンプルページの作成方法。
  3. 前記用紙を選択ステップでは、更に
    前記選択した用紙を第1の用紙とした場合、当該第1の用紙に対する他の種類の用紙の色差を算出し、色差が第1閾値よりも大きい用紙が存在する場合には、当該用紙を第2の用紙として選択し、
    前記サンプルページを作成するステップでは、
    前記第1の用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、前記第1閾値以下であって前記第1の用紙以外の他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置した第1のサンプルページを作成するとともに、
    前記第2の用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第2のサンプルページを作成する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のサンプルページの作成方法。
  4. 複数の用紙収納トレイを備える給紙搬送部と、
    プリントデータに特色が含まれているか否かを判断し、特色が含まれている場合には、特色の識別情報と色情報とが関連付けられている特色テーブルを用いて特色に対応づけられた画素の色情報を設定する特色設定部と、
    プリントデータに基づいて前記給紙搬送部から供給された用紙上にカラー画像を形成する画像形成部と、
    を有する画像形成システムにおけるサンプルページの作成方法であって、
    1つの印刷ジョブ内で、同一の特色に対して前記給紙搬送部から供給された異なる種類の用紙を使用するか否かを判定するステップと、
    異なる種類の用紙を使用すると判定した場合に、それぞれの用紙の色情報を取得するステップと、
    前記取得した色情報に基づいて算出した用紙間の色差を、第1閾値と比較するステップと、
    前記色差が第1閾値未満である場合には、いずれか一方の種類の用紙を選択するとともに、選択した用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置したサンプルページを作成するステップと、
    前記色差が第1閾値以上である場合には、それぞれの用紙に対して前記特色の出力画像を形成したサンプルページを作成するステップと、
    を有することを特徴とするサンプルページの作成方法。
  5. 前記画像形成システムは、前記画像形成部により画像形成された用紙を測色する測色器を有し、
    前記用紙の色情報を取得するステップでは、前記測色器が用紙上の非画像形成領域を測色した測色結果を、前記色情報として取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のサンプルページの作成方法。
  6. 前記画像形成システムは、用紙の種類名と色情報を対応づけたテーブルを記憶しており、
    前記用紙の色情報を取得するステップでは、前記テーブルを使用し、前記用紙収納トレイに対応づけられた種類名から前記用紙の色情報を取得することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のサンプルページの作成方法。
  7. 複数の用紙収納トレイを備える給紙搬送部と、
    プリントデータに特色が含まれているか否かを判断し、特色が含まれている場合には、特色の識別情報と色情報とが関連付けられている特色テーブルを用いて特色に対応づけられた画素の色情報を設定する特色設定部と、
    プリントデータに基づいて前記給紙搬送部から供給された用紙上にカラー画像を形成する画像形成部と、
    を有する画像形成システムにサンプルページを作成させるプログラムであって、
    1つの印刷ジョブ内で、同一の特色に対して前記給紙搬送部から供給された異なる種類の用紙を使用するか否かを判定するステップと、
    異なる種類の用紙を使用すると判定した場合に、それぞれの用紙の色情報を取得するステップと、
    前記取得した色情報に基づいていずれかの種類の用紙を選択するステップと、
    前記用紙を選択するステップで選択した用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置したサンプルページを作成するステップと、
    をコンピューターに実行させるためのプログラム。
  8. 複数の用紙収納トレイを備える給紙搬送部と、
    プリントデータに特色が含まれているか否かを判断し、特色が含まれている場合には、特色の識別情報と色情報とが関連付けられている特色テーブルを用いて特色に対応づけられた画素の色情報を設定する特色設定部と、
    プリントデータに基づいて前記給紙搬送部から供給された用紙上にカラー画像を形成する画像形成部と、
    を有する画像形成システムにサンプルページ作成させるプログラムであって、
    1つの印刷ジョブ内で、同一の特色に対して前記給紙搬送部から供給された異なる種類の用紙を使用するか否かを判定するステップと、
    異なる種類の用紙を使用すると判定した場合に、それぞれの用紙の色情報を取得するステップと、
    前記取得した色情報に基づいて算出した用紙間の色差を、第1閾値と比較するステップと、
    前記色差が第1閾値未満である場合には、いずれか一方の種類の用紙を選択するとともに、選択した用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置したサンプルページを作成するステップと、
    前記色差が第1閾値以上である場合には、それぞれの用紙に対して前記特色の出力画像を形成したサンプルページを作成するステップと、
    をコンピューターに実行させるためのプログラム。
  9. 複数の用紙収納トレイを備える給紙搬送部と、
    プリントデータに特色が含まれているか否かを判断し、特色が含まれている場合には、特色の識別情報と色情報とが関連付けられている特色テーブルを用いて特色に対応づけられた画素の色情報を設定する特色設定部と、
    プリントデータに基づいて前記給紙搬送部から供給された用紙上にカラー画像を形成する画像形成部と、
    制御部と、
    を有する画像形成システムであって、
    前記制御部は、
    1つの印刷ジョブ内で、同一の特色に対して前記給紙搬送部から供給された異なる種類の用紙を使用するか否かを判定し、異なる種類の用紙を使用すると判定した場合に、それぞれの用紙の色情報を取得し、前記取得した色情報に基づいていずれかの種類の用紙を選択し、前記選択した用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置したサンプルページを前記画像形成部により作成するよう制御することを特徴とする画像形成システム。
  10. 複数の用紙収納トレイを備える給紙搬送部と、
    プリントデータに特色が含まれているか否かを判断し、特色が含まれている場合には、特色の識別情報と色情報とが関連付けられている特色テーブルを用いて特色に対応づけられた画素の色情報を設定する特色設定部と、
    プリンとデータに基づいて前記給紙搬送部から供給された用紙上にカラー画像を形成する画像形成部と、
    制御部と、
    を有する画像形成システムであって、
    前記制御部は、
    1つの印刷ジョブ内で、同一の特色に対して前記給紙搬送部から供給された異なる種類の用紙を使用するか否かを判定し、異なる種類の用紙を使用すると判定した場合に、それぞれの用紙の色情報を取得し、前記取得した色情報に基づいて算出した用紙間の色差を第1閾値と比較し、
    前記色差が第1閾値未満である場合には、いずれか一方の種類の用紙を選択するとともに、選択した用紙上に、前記特色の出力画像を形成した第1画像と、他の種類の用紙の色を再現する用紙シミュレート画像を形成するとともに該用紙シミュレート画像の領域内に前記特色の出力画像を形成した第2画像とを配置したサンプルページを作成するように前記画像形成部を制御し、
    前記色差が第1閾値以上である場合には、それぞれの用紙に対して前記特色の出力画像を形成したサンプルページを前記画像形成部により作成するよう制御する、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  11. 操作表示部を備え、
    前記サンプルページには、前記第2画像に含まれる前記特色の出力画像の色を複数段階で異ならせた複数の色見本画像がプリントされており、
    前記複数の色見本画像のそれぞれに示された、色見本の識別子を、ユーザーが前記操作表示部から入力することで、前記特色の色補正を行うことが可能な補正部を備えていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の画像形成システム。
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