JP5994119B1 - 吊りボルトの振動抑制体 - Google Patents
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Abstract
Description
少なくとも3本以上の弾性を有する棒状体を、その下端乃至は下端近傍を束ね、この束ねた部分から上方に向かって放射状に拡開させた状態で結束固定した構成を有して成り、
前記3本以上の棒状体の結束固定した部分の内側に前記吊りボルトが挿通された状態で、該吊りボルトの外周に前記結束固定した棒状体の内面が密接された状態であると共に、
前記3本以上の棒状体の各上端が前記天井躯体の下面に当接された状態で前記吊りボルトに振動抑制体が取付固定され、
前記吊りボルトに対して振動エネルギーが入力された際に、棒状体が有する弾性が入力された振動エネルギーの振動方向と逆方向に付勢力を発揮することによって前記振動エネルギーを抑制乃至は消滅させる構成であること、
を特徴とする吊りボルトの振動抑制体。
吊り構造物を吊下げるために天井スラブやデッキプレートの如き天井躯体2から吊下固定される吊りボルト3に取り付けて、該吊りボルト3に作用する震動負荷を低減させて震動を抑制する構成の吊りボルトの震動抑制体1において、
該振動抑制体1は、少なくとも3本以上(本実施例では3本)の弾性を有する棒状体10を、その下端12乃至は下端12の近傍を束ね、この束ねた部分から上方に向かって放射状に拡開させた状態で結束固定部材11によって結束固定した構成を有して成り、
前記吊りボルト3への取付けに際しては、前記3本以上の棒状体10の結束固定した部分の内側に前記吊りボルト3を挿通した後、該吊りボルト3の外周に結束固定した部分の棒状体10の内面が密接させた状態にすると共に、
前記3本以上の棒状体10の各上端13を前記天井躯体2の下面21に当接させた状態で前記吊りボルト3に振動抑制体1を取付固定する構成とし、
前記吊りボルト3に対して振動エネルギーが入力された際に、棒状体10が有する弾性が入力された震動エネルギーの震動方向と逆方向に付勢力を発揮することによって前記震動エネルギーを抑制乃至は消滅させる構成となっている。
10 棒状体
11 結束固定部材
12 棒状体の下端
13 棒状体の上端
14 密接部
15 弾性材料
16 延長部
2 天井躯体
21 天井躯体の下面
3 吊りボルト
3A 吊りボルトの中心
3B 上方近傍位置
4 吊り構造物
Claims (10)
- 空調機器・配管類の如き吊り構造物を吊下げるために天井スラブやデッキプレートの如き天井躯体から吊下固定される吊りボルトに取り付けて、該吊りボルトに作用する振動負荷を低減させて振動を抑制する構成の吊りボルトの振動抑制体において、
少なくとも3本以上の弾性を有する棒状体を、その下端乃至は下端近傍を束ね、この束ねた部分から上方に向かって放射状に拡開させた状態で結束固定した構成を有して成り、
前記3本以上の棒状体の結束固定した部分の内側に前記吊りボルトが挿通された状態で、該吊りボルトの外周に前記結束固定した棒状体の内面が密接された状態であると共に、
前記3本以上の棒状体の各上端が前記天井躯体の下面に当接された状態で前記吊りボルトに振動抑制体が取付固定され、
前記吊りボルトに対して振動エネルギーが入力された際に、棒状体が有する弾性が入力された振動エネルギーの振動方向と逆方向に付勢力を発揮することによって前記振動エネルギーを抑制乃至は消滅させる構成であること、
を特徴とする吊りボルトの振動抑制体。 - 前記棒状体の上端が、前記天井躯体の下面の相対向する三箇所以上に当接し、且つその三箇所以上の当接箇所が形成する多角形内に前記吊りボルトの中心が含まれる位置である構成であることを特徴とする請求項1に記載の吊りボルトの振動抑制体。
- 前記棒状体の前記吊りボルトの外周に密接する部分の上端が曲線で接する構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の吊りボルトの振動抑制体。
- 前記棒状体が、結束固定した部分より下方に向かって拡開する延長部を有する構成であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の吊りボルトの振動抑制体。
- 前記棒状体の前記吊りボルトの外周に密接する部分の下端が曲線で接する構成であることを特徴とする請求項4に記載の吊りボルトの振動抑制体。
- 前記棒状体が、結束固定した部分より上方の部分について捻りを加えて旋回状態の放射状に拡開させた構成とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の吊りボルトの振動抑制体。
- 前記棒状体の結束固定した部分と吊りボルト外周との間に弾性材料を介在させる構成であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の吊りボルトの振動抑制体。
- 前記吊りボルトを前記少なくとも3本以上の棒状体の内側に側方から挿通した後に該3本以上の棒状体を結束固定する構成であることを特徴とする請求項1〜7に記載の吊りボルトの振動抑制体。
- 前記3本以上の棒状体の少なくとも1本が、前記天井躯体に固定される構成であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の吊りボルトの振動抑制体。
- 前記棒状体の結束固定した部分の位置が、前記吊りボルトに前記吊り構造物を取り付けた部分の上方近傍位置であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の吊りボルトの振動抑制体。
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---|---|---|---|---|
JPS5513749U (ja) * | 1978-07-13 | 1980-01-29 | ||
JP2003138689A (ja) * | 2001-10-30 | 2003-05-14 | Shimizu Corp | システム天井の吊り構造およびシステム天井 |
JP2004019106A (ja) * | 2002-06-12 | 2004-01-22 | Sawata Kenzaisha:Kk | 吊りボルト用筋交い取付金具 |
JP2014185723A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Burest Kogyo Kenkyusho Co Ltd | 吊りボルト用振れ止め金具 |
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- 2015-04-01 JP JP2015075005A patent/JP5994119B1/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2014185723A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Burest Kogyo Kenkyusho Co Ltd | 吊りボルト用振れ止め金具 |
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