JP5989617B2 - 燃料電池システムにおける水処理システムおよび水処理方法 - Google Patents
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Description
本発明は、この定期的メンテナンスが必要な部品である水処理器の利用可能期間を長期化する技術である。
図6において、水処理システム21は、復水凝縮器5で回収した復水(ドレン水)5Wを補助水タンク12に導き、これに水道水を適度に加えた混合水8とする。混合水8をポンプ13、冷却器14を経て、必要に応じて設けられる活性炭フィルター25を介してイオン交換式水処理装置26に供給する。そして、水処理装置26で得られた低電気電導度のイオン交換水を補給水19として冷却水循環系10に供給するように構成される。
(1)燃料電池本体1の空気極から排出される空気極オフガス1Gは復水凝縮器5へ導入され、復水凝縮器5での冷却媒体である冷水により間接的に冷却され、空気極オフガス中の水蒸気が復水(ドレン水)5Wとして回収される。回収復水5Wは補助水タンク12へ移送され、別途補給される水道水と混合して貯留される。
(2)補助水タンク12に貯留された混合水は、ポンプ13を介して冷却器14、フィルター(活性炭フィルター)25を経てイオン交換式水処理装置26へ供給される。フィルター(活性炭フィルター)25は、イオン交換樹脂では除去できない微粒子状シリカや重合ケイ酸などを除去するためのものである。
(3)イオン交換式水処理装置26では止め弁19A、複数分割されたイオン交換樹脂筒27A〜D、止め弁19Bを経て、補給水19として、循環ポンプ4Pおよび水蒸気分離器4を含む冷却水循環系10へ供給される。燃料電池本体1には単位セル毎に冷却板3が積層されており、冷却板3に埋設された複数の冷却パイプが外部に配された循環ポンプ4Pおよび水蒸気分離器4を含む冷却水循環系10に連結されている。
すなわち、図6(特許文献1)に示すようなドレン水タンク(=補助水タンク12)へ補給する水道水の導入流路に、図8(特許文献2)に示すように、カチオン交換樹脂層B(カチオン交換樹脂層B充填容器)を配置することにより、ドレン水タンク12中のドレン水にナトリウムイオンが混入するのを防止するものである。
(1)燃料電池用の燃料水素を製造する燃料処理装置を含む燃料電池システムにおける水処理システムであって、ドレン水タンクへの水道水補給ラインにカチオン交換樹脂Bを配置し、前記カチオン交換樹脂Bにより水道水中のナトリウムイオンを含むカチオン成分を吸着除去することにより、ドレン水タンクから燃料電池スタックや燃料処理装置に供給するラインに設置したカチオン交換樹脂の負荷を低減するようにしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システム。
すなわち、イオン交換樹脂は乾燥すると、性能が低下する性質を持つ。このため、ドレン水タンクへの水道水補給ラインに設置したカチオン交換樹脂に長時間水道水が補給されない場合、当該カチオン交換樹脂の性能が低下していくことが懸念された。
ここで、水道水補給ラインとは、図8(=特許文献2における図1)で言えば“水道水補給ラインS−カチオン交換樹脂B充填容器−水道水補給ラインS”として示す水道水補給ラインである。
前記スタック冷却水タンクTの水のうちオーバーフロー分を、前記水道水補給ラインSに配置したカチオン交換樹脂B充填容器に通すようにしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置してなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置し、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
前記第2の水処理器でイオン交換処理したスタック冷却水用の水のうち、空気抜きに伴って排出される水を、前記水道水補給ラインSに配置したカチオン交換樹脂B充填容器に通すようにしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置してなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置し、且つ、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
前記スタック冷却水タンクTの水のうちオーバーフロー分を、前記水道水補給ラインSに配置したカチオン交換樹脂B充填容器に通すことを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法である。
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置してなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法である。
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法である。
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置し、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法である。
前記第2の水処理器でイオン交換処理したスタック冷却水のうち、空気抜きに伴って排出される水を、前記水道水補給ラインSに配置したカチオン交換樹脂B充填容器に通すことを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法である。
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置してなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法である。
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法である。
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置し、且つ、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法である。
(1)本発明によれば、ドレン水タンクから燃料電池スタックや燃料処理装置に供給する通水ラインにおいて、ナトリウムイオンを除去する必要がないため、ナトリウムイオンよりもイオン選択性の高いアンモニウムイオンも除去する必要がなくなり、カチオン交換樹脂Aの量を大幅に減らすことができる。
(2)本発明によれば、カチオン交換樹脂量の低減による、材料コストの削減、筐体内スペースの削減、通水ライン圧損の減少等に係る上記(1)の効果に加え、カチオン交換樹脂Aの交換頻度を延伸することもできる。
(3)本発明によれば、上記(1)〜(2)の効果により、カチオン交換樹脂Aの量の低減による材料コストの削減、筺体内スペースの削減、通水ライン圧損の減少等の効果、メリットを得ることができる。これに併せて、カチオン交換樹脂Aの交換頻度の延伸によるメンテナンス頻度を少なくでき、メンテナンスコストの削減等の効果が得られる。
(4)本発明によれば、水道水中のナトリウムイオンを含むカチオン成分を吸着除去することにより、ドレン水タンクから燃料電池スタックや燃料処理装置に供給する通水ラインにおいて、アンモニウムイオンを除去する必要がなくなるため、カチオン交換樹脂量に関する負荷を大幅に減らすことができる。
本発明は、ドレン水タンク12への水道水補給ラインSを有する燃料電池システムにおいて、ドレン水タンク12への水道水補給ラインSにカチオン交換樹脂Bを充填した容器を具備し、且つ、スタック冷却水タンクTのオーバーフロー水、もしくは第2の水処理器でイオン交換処理したスタック冷却水のうち、空気抜きに伴って排出される水をカチオン交換樹脂Bを充填した容器に通じるようにしてなることを基本構成とする。
本明細書において、当該カチオン交換樹脂Bを充填した容器を、適宜“カチオン交換樹脂B充填容器”と記載する。
本発明(1)は、燃料電池用の燃料水素を製造する燃料処理装置、燃料電池スタック、スタック冷却水タンクT、ドレン水タンク12、前記ドレン水タンク12からのドレン水を処理する水処理器を備えるとともに、ドレン水タンク12にカチオン交換樹脂Bを充填した容器を配置した水道水補給ラインSを配置し、前記カチオン交換樹脂Bにより水道水中のナトリウムイオンを含むカチオン成分を吸着除去することにより、ドレン水タンク12から燃料電池スタック及び燃料処理装置に供給するラインに設置したカチオン交換樹脂の負荷を低減するようにしてなる燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、
前記スタック冷却水タンクTの水のうちオーバーフロー分を、前記水道水補給ラインSに配置したカチオン交換樹脂B充填容器に通すようにしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
前述のとおり、水処理器での処理済みの水は、燃料電池スタックへの冷却水ラインを介してスタック冷却水タンクTへ流入する。スタック冷却水タンクTの水は、(a)燃料処理装置での原燃料の水蒸気改質用に利用するほか、(b)燃料電池スタックの冷却水として循環利用される。そして、(c)スタック冷却水タンクTからのオーバーフロー水はカチオン交換樹脂B充填容器を経てドレン水タンク12へ流入させ、再利用する。
(a)水処理器での処理水のうち、燃料処理装置での原料ガスの水蒸気改質用に利用する分については、燃料処理装置での水蒸気改質用の水は、スタック冷却水タンクTからポンプP3を介して、加熱器(水蒸気発生器)での加熱を経て燃料処理装置での原燃料の水蒸気改質に利用される。
(b)燃料電池スタックの冷却水として循環利用する分については、冷却水循環用ポンプP2を介して燃料電池スタックへ供給、循環され、燃料電池スタックで加温された循環水は熱交換器において冷水等により冷却され、スタック冷却水タンクTへ循環し、再利用される。
ここで、上記スタック冷却水タンクTは、図1に示すとおり、水処理器で処理した処理済み水(処理水)をスタック冷却水用として貯えるスタック冷却水タンクTである。
ここで、一般的なイオン交換樹脂の保管時の注意として、密閉保存することが挙げられるが、従来システムにおいては、イオン交換樹脂は大気と接触しており、密閉状態となっていない。図3に示すように、カチオン交換樹脂Bの上流側には、水道水を補給するラインに電磁弁Yがあるが、下流には電磁弁はない(なお、図4に示す「電磁弁Z」は、本発明(1)ではなく、本発明(2)で備える構成である)。また、図3〜図5に示すドレン水タンク12のオーバーフロー排水ライン(図3〜5中“オーバーフロー排水←”として示している)は、システム外に余剰ドレン水を排出するラインであり、大気開放のため、カチオン交換樹脂Bは大気と接触することになっている。
また、本発明(3)においては、カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなる構成とする。これによりカチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぎ、その劣化を防止することができる。この態様を図5中“カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延長”として示している。
本発明(4)は、本発明(1)の燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、カチオン交換樹脂Bの下流側に電磁弁Zを設置してなることを特徴とし、本発明(5)は、本発明(1)の燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする。
本発明(6)は、燃料電池用の燃料水素を製造する燃料処理装置、燃料電池スタック、スタック冷却水タンクT、ドレン水タンク12、前記ドレン水タンク12からのドレン水を処理する水処理器を備えるとともに、ドレン水タンク12にカチオン交換樹脂Bを充填した容器を配置した水道水補給ラインSを配置し、前記カチオン交換樹脂Bにより水道水中のナトリウムイオンを含むカチオン成分を吸着除去することにより、ドレン水タンク12から燃料電池スタック及び燃料処理装置に供給するラインに設置したカチオン交換樹脂の負荷を低減するようにしてなる燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置し、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
本発明(7)は、本発明(1)の燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置し、且つ、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
本発明(8)は、燃料電池用の燃料水素を製造する燃料処理装置、燃料電池スタック、ドレン水タンク12、前記ドレン水タンク12からのドレン水を処理する第1の水処理器と第2の水処理器を備えるとともに、ドレン水タンク12にカチオン交換樹脂Bを充填した容器を配置した水道水補給ラインSを配置し、前記カチオン交換樹脂Bにより水道水中のナトリウムイオンを含むカチオン成分を吸着除去することにより、ドレン水タンク12から燃料電池スタック及び燃料処理装置に供給するラインに設置したカチオン交換樹脂の負荷を低減するようにしてなる燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、
前記第2の水処理器でイオン交換処理したスタック冷却水用の水のうち、空気抜きに伴って排出される水を、前記水道水補給ラインSに配置したカチオン交換樹脂B充填容器に通すようにしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
前述のとおり、水処理器での処理済みの水は、燃料電池スタックへの冷却水ラインを介してスタック冷却水タンクTへ流入する。スタック冷却水タンクTの水は、(a)燃料電池スタックの冷却水として循環利用される。そして、(b)スタック冷却水用の水のうち、空気抜きに伴って排出される水はカチオン交換樹脂B充填容器を経てドレン水タンク12へ流入させ、再利用する。
ここで、上記スタック冷却水用の水のうち、空気抜きに伴って排出される水は、図2に示すとおり、バルブAを開放する際に排出される水である。
ここで、一般的なイオン交換樹脂の保管時の注意として、密閉保存することが挙げられるが、従来システムにおいては、イオン交換樹脂は大気と接触しており、密閉状態となっていない。図3に示すように、カチオン交換樹脂Bの上流側には、水道水を補給するラインに電磁弁Yがあるが、下流には電磁弁はない(なお、図4に示す「電磁弁Z」は、本発明(8)ではなく、本発明(9)で備える構成である)。また、図3〜図5に示すドレン水タンク12のオーバーフロー排水ライン(図3〜5中“オーバーフロー排水←”として示している)は、システム外に余剰ドレン水を排出するラインであり、大気開放のため、カチオン交換樹脂Bは大気と接触することになっている。
また、本発明(10)においては、カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなる構成とする。これによりカチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぎ、その劣化を防止することができる。この態様を図5中“カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延長”として示している。
本発明(11)は、本発明(8)の燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、カチオン交換樹脂Bの下流側に電磁弁Zを設置してなることを特徴とし、本発明(12)は、本発明(8)の燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする。
本発明(13)は、燃料電池用の燃料水素を製造する燃料処理装置、燃料電池スタック、スタック冷却水タンクT、ドレン水タンク12、前記ドレン水タンク12からのドレン水を処理する水処理器を備えるとともに、ドレン水タンク12にカチオン交換樹脂Bを充填した容器を配置した水道水補給ラインSを配置し、前記カチオン交換樹脂Bにより水道水中のナトリウムイオンを含むカチオン成分を吸着除去することにより、ドレン水タンク12から燃料電池スタック及び燃料処理装置に供給するラインに設置したカチオン交換樹脂の負荷を低減するようにしてなる燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、
前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置し、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
本発明(14)は、本発明(8)の燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置し、且つ、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システムである。
2 燃料処理装置(水蒸気改質器)
2G 燃焼排ガス
3 冷却板
5 復水凝縮器
6 冷却水
8 混合水
10 冷却水循環系
11 燃料混合器(エゼクター)
12 補助水タンク
14 冷却器
19 補給水
21 水処理システム
25 活性炭フィルター
26 イオン交換式水処理装置
27 イオン交換樹脂筒
28 導電度センサー
S 水道水補給ライン
P1〜5 ポンプ
Claims (16)
- 燃料電池用の燃料水素を製造する燃料処理装置、燃料電池スタック、スタック冷却水タンクT、ドレン水タンク12、前記ドレン水タンク12からのドレン水を処理する水処理器を備えるとともに、ドレン水タンク12にカチオン交換樹脂Bを充填した容器を配置した水道水補給ラインSを配置し、前記カチオン交換樹脂Bにより水道水中のナトリウムイオンを含むカチオン成分を吸着除去することにより、ドレン水タンク12から燃料電池スタック及び燃料処理装置に供給するラインに設置したカチオン交換樹脂の負荷を低減するようにしてなる燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、
前記スタック冷却水タンクTの水のうちオーバーフロー分を、前記水道水補給ラインSに配置したカチオン交換樹脂B充填容器に通すようにしてなり、オーバーフロー水は前記カチオン交換樹脂B充填容器を経てドレン水タンク12へ流入することを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システム。 - 請求項1の燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置してなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システム。
- 請求項1の燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システム。
- 請求項1の燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置し、且つ、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システム。
- 燃料電池用の燃料水素を製造する燃料処理装置、燃料電池スタック、ドレン水タンク12、前記ドレン水タンク12からのドレン水を処理する第1の水処理器と第2の水処理器を備えるとともに、ドレン水タンク12にカチオン交換樹脂Bを充填した容器を配置した水道水補給ラインSを配置し、前記カチオン交換樹脂Bにより水道水中のナトリウムイオンを含むカチオン成分を吸着除去することにより、ドレン水タンク12から燃料電池スタック及び燃料処理装置に供給するラインに設置したカチオン交換樹脂の負荷を低減するようにしてなる燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、
前記第2の水処理器でイオン交換処理したスタック冷却水用の水のうち、空気抜きに伴って排出される水を、前記水道水補給ラインSに配置したカチオン交換樹脂B充填容器に通すようにしてなり、前記空気抜きに伴って排出される水は前記カチオン交換樹脂B充填容器を経てドレン水タンク12へ流入することを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システム。 - 請求項5の燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置してなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システム。
- 請求項5の燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システム。
- 請求項5の燃料電池システムにおける水処理システムにおいて、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置し、且つ、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理システム。
- 燃料電池用の燃料水素を製造する燃料処理装置、燃料電池スタック、スタック冷却水タンクT、ドレン水タンク12、前記ドレン水タンク12からのドレン水を処理する水処理器を備えるとともに、ドレン水タンク12にカチオン交換樹脂Bを充填した容器を配置した水道水補給ラインSを配置し、前記カチオン交換樹脂Bにより水道水中のナトリウムイオンを含むカチオン成分を吸着除去することにより、ドレン水タンク12から燃料電池スタック及び燃料処理装置に供給するラインに設置したカチオン交換樹脂の負荷を低減するようにしてなる燃料電池システムにおける水処理方法において、
前記スタック冷却水タンクTの水のうちオーバーフロー分を、前記水道水補給ラインSに配置したカチオン交換樹脂B充填容器に通し、オーバーフロー水は前記カチオン交換樹脂B充填容器を経てドレン水タンク12へ流入することを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法。 - 請求項9の燃料電池システムにおける水処理方法において、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置してなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法。
- 請求項9の燃料電池システムにおける水処理方法において、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法。
- 請求項9の燃料電池システムにおける水処理方法において、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置し、且つ、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法。
- 燃料電池用の燃料水素を製造する燃料処理装置、燃料電池スタック、ドレン水タンク12、前記ドレン水タンク12からのドレン水を処理する第1の水処理器と第2の水処理器を備えるとともに、ドレン水タンク12にカチオン交換樹脂Bを充填した容器を配置した水道水補給ラインSを配置し、前記カチオン交換樹脂Bにより水道水中のナトリウムイオンを含むカチオン成分を吸着除去することにより、ドレン水タンク12から燃料電池スタック及び燃料処理装置に供給するラインに設置したカチオン交換樹脂の負荷を低減するようにしてなる燃料電池システムにおける水処理方法において、
前記第2の水処理器でイオン交換処理したスタック冷却水のうち、空気抜きに伴って排出される水を、前記水道水補給ラインSに配置したカチオン交換樹脂B充填容器に通し、前記空気抜きに伴って排出される水は前記カチオン交換樹脂B充填容器を経てドレン水タンク12へ流入することを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法。 - 請求項13の燃料電池システムにおける水処理方法において、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置してなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法。
- 請求項13の燃料電池システムにおける水処理方法において、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法。
- 請求項13の燃料電池システムにおける水処理方法において、前記カチオン交換樹脂Bの大気接触を防ぐために、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管に電磁弁Zを設置し、且つ、前記カチオン交換樹脂Bの下流側配管をドレン水タンク12中、その下部まで延ばしてなることを特徴とする燃料電池システムにおける水処理方法。
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