JP5987211B2 - 結合式マルチモジュール型の電子シール - Google Patents

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本発明は、結合式マルチモジュール型の電子シールであり、特に物品の輸送過程中に、被動式の電子シール及び手動式の電子シールの効果と機能を結合して用いられる結合式マルチモジュール型の電子シールに関するものである。
現在、グローバルについて各国の間に国際の貿易物品を流通する方式は、密閉のコンテナによって行う。又、物品の輸送過程中に摩り替えや盗難などの防止に係わる安全監視システムは、グローバルの貿易流通に対して非常に重要の課題となる。
従来のコンテナ輸送には、機械式のコンテナシールがコンテナの扉におけるロックに用いられることによりコンテナを封じると共に、機械式のコンテナシールの一側に外側に露出するようにバーコードを印刷することにより、税関人員は通関申告の資料に記載されるバーコードとコンテナシールに印刷されるバーコードが一致するか否かをチェックすることができる。しかし、この機械式のコンテナシールは、破壊されやすく、シールに印刷されるバーコードでもコピーされやすいため、コンテナの密輸問題を発生しやすくなる。
前記機械式のコンテナシールの問題に鑑み、最近のコンテナシールは、電子式のコンテナシールが多く使用される。機械式のコンテナシールにRFID(Radio Frequency Identification、「電波による個体識別」)のチップ(ICタグ)を埋め込むと共に、当該チップを読み出し可能のリーダーによってこのような電子式コンテナシールを配置するコンテナに対して検査を行うことにより、コンテナの密輸や機械式コンテナシールの破壊されやすい問題、及びシールに印刷するバーコードがコピーされやすい問題を低減し、従来の問題を改善可能となる。
しかし、前記電子式コンテナシールは、主動式と被動式に分けている。主動式の電子式コンテナシールは、バッテリーの電力供給があるRFIDチップを有することにより、主動式の電子式コンテナシールが破壊されて開錠された時に、自動的にアラーム信号を発送し出す。主動式の電子式コンテナシールの内部構成は、複雑であり、且つコストも高いため、一般の場合、この主動式の電子式コンテナシールを回収して再利用している。
又、被動式の電子式コンテナシールの構成は、簡単で内部にバッテリーが有しなく、更に、被動式の電子式コンテナシールの動作原理は、外部RFIDリーダーより電磁波のエネルギーを発送してRFIDチップが激発され、RFIDチップの内部に記憶されるデータを電磁信号にてリーダーに返送することにより、データ交換の目的を達成する。しかし、バッテリーで電力を供給しないため、被動式の電子式コンテナシールが破壊された時に、シールをする時に破壊されるか否かについて記録できず、輸送時に安全性の配慮を発生する場合がある。
しかしながら、主動式の電子式コンテナシール又は被動式の電子式コンテナシールをコンテナ輸送に使用しても、各国に使用される電子コンテナシールの読み取り設備が異なる(一部の国には、主動式の電子式コンテナシールを使用し、他の一部の国には、被動式の電子式コンテナシールを使用する)ため、電子シールに対する読み取りの共通性が足りず、各国の間にコンテナの輸送に対して制限されてしまい、更に実際の使用方面に対応できないため、非常に不便である。
従って、上記の課題を如何なる解決するのは業者の解決しようとする課題となる。
本発明の目的は、挿入ピンと、ピンソケットと、通信制御座から構成されると共に、被動式の電子シール及び主動式の電子シールの効果とメリットを結合する結合式マルチモジュール型の電子シールを提供することにより、各国の税関にRFIDのリーダーシステムに対応して通関申告の作業をスムーズに進めることができ、破壊事件の記録や密輸の防止やリアルフィードバックの効果を達成できる。
上記の目的を達成するために、本発明は、内部にRFIDモジュールとRFID発射アンテナと電気的に接続する伝送コードを有すると共に、前記伝送コードと電気的に接続するマルチ点電子接続端子を有する挿入ピンと、内部にC字形の係合リングが設けられ、前記係合リングによって前記挿入ピンと係合することにより、被動式の電子シールを構成する、前記挿入ピンを挿入するためのピンソケットと、絶縁のプラスチックケースから構成され、前記ピンソケットを挿入して係合するためのピン挿入座が設けられる通信制御座と、を備え、前記ピン挿入座は、内部にピン接続端子が設けられ、前記ピン接続端子が前記マルチ点電子接続端子と対応し、前記通信制御座におけるピン挿入座の一側が係合モジュールの一端と係合し、前記係合モジュールの他端が制御と通信モジュールと電気的に接続し、前記制御と通信モジュールが電源モジュールと電気的に接続し、前記挿入ピンと前記ピンソケットが前記通信制御座におけるピン挿入座に挿入して結合することにより、主動式の電子シールを構成する。
本発明は、無電源の被動式の電子シールと、バッテリーより電力を供給することにより破壊が自動的に感知される主動式の電子シールとを結合して使用するので、高い安全性と多様の効果を達成でき、その特徴は、結合式マルチモジュール型の電子シールである。
更に説明すると、本発明は、被動式の電子シールと主動式の電子シールとを夫々使用する際の技術特徴と実用効果を結合するだけではなく、この結合式マルチモジュール型の電子シールにおける被動式の電子シールと主動式の電子シールとの間に安全にシールしたか否かの電気信号を感知している。
その一つの実施形態は、主動式の電子シールにおける通信制御座のピン接続端子により前記ピンと前記通信制御材との間に安全にシールか否かの電気信号回路を提供し、被動式の電子シールを安全確認の手段として使用されている。前記安全にシールか否かの電気信号回路が破壊される(例えば切断される)と、前記通信制御座のリモート通信ユニットが自動的に破壊される信号を発送することにより、従来の被動式の電子シールを破壊された時、リアルに破壊された信号を発送できない問題を解決できる。又、被動式の電子シールの挿入ピンと前記ピンソケットが前記ピン挿入座から離脱すると、主動式の電子シールにおける係合モジュールは、主動式の電子シールを係合したか否かの確認とするために、この離脱信号をリアルに感知している。
本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールの構成を示す参考図である。 本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールの使用状態を示す参考図である。 本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールの使用状態を示す参考図である。 本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールの使用状態を示す参考図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本発明の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本発明の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1乃至図4に示すのは、本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールの構成を示す参考図及び本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールの使用状態を示す参考図である。本発明は、挿入ピン(11)と、ピンソケット(12)と、通信制御座(13)から構成される。
前記挿入ピン(11)の内部にマルチ点電子接続端子(111)が設けられ、且つ前記マルチ点電子接続端子(111)が伝送コード(112)と電気的に接続され、前記伝送コード(112)がRFIDモジュール(113)とRFID発射アンテナ(114)と電気的に接続されることにより、被動式の電子シールにおけるRFID識別回路が構成される。前記ピンソケット(12)は、前記挿入ピンを挿入するためのものであり、内部にC字形の係合リング(121)が設けられ、前記係合リング(121)によって前記挿入ピン(11)と係合すると共に、被動式の電子シールにおけるRFID識別回路と配合することにより、被動式の電子シールを構成する。
前記通信制御座(13)は、絶縁のプラスチックケース(131)から構成されると共に、前記ピンソケット(12)を挿入して係合するためのピン挿入座(132)が設けられ、前記ピン挿入座(132)は、内部にピン接続端子(133)が設けられ、前記ピン接続端子(133)が前記マルチ点電子接続端子(111)と対応し、前記通信制御座(13)におけるピン挿入座(132)の一側が係合モジュール(134)の一端と係合し、前記係合モジュール(134)の他端が制御と通信モジュール(135)と電気的に接続し、前記制御と通信モジュール(135)が電源モジュール(136)と電気的に接続し、前記挿入ピン(11)と前記ピンソケット(12)が前記通信制御座(13)におけるピン挿入座(132)に挿入して結合することにより、主動式の電子シールを構成する。これにより、被動式の電子シール及び主動式の電子シールの効果とメリットを結合する結合式マルチモジュール型の電子シールとなる。
本実施形態において、前記挿入ピン(11)は、金属製であり、その外部にプラスチックケース(図面なし)にてカバーし、且つ前記挿入ピン(11)の末端に第1のリング状溝(115)が形成される。前記挿入ピン(11)が前記ピンソケット(12)に挿入すると、前記C字形の係合リング(121)が前記第1のリング状溝(115)に係合することにより、前記挿入ピン(11)を係合し、又、この係合と伴い、前記RFIDモジュール(113)とRFID発射アンテナ(114)とを繋がって被動式の電子シールの効果を達成する。
本実施形態において、前記ピンソケット(12)外部の末端に第2のリング状溝(122)が形成され、前記挿入ピン(11)と前記ピンソケット(12)とを結合して更に前記通信制御座(13)のピン挿入座(132)と結合すると、前記係合モジュール(134)の一端が前記第2のリング状溝(122)に係合される。
本実施例において、前記係合モジュール(134)は、三日月形のロッド(1341)と、係合座(1342)と、モータ(1343)から構成され、前記三日月形のロッド(1341)の一端が前記第2のリング状溝(122)に係合され、前記三日月形のロッド(1341)の他端が前記係合座(1342)に連接され、且つ前記係合座(1342)の中央部に前記モータ(1343)の回転軸が連接される。本実施形態において、前記制御と通信モジュール(135)には、電圧変換ユニット(1351)と、リモート通信ユニット(1352)と、GPS(グローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning System))ユニット(1353)が設けられ、前記電圧変換ユニット(1351)と前記電源モジュール(136)は電気的に接続され、前記電源モジュール(136)から供給される電力に対して変換を行うことにより、前記結合式マルチモジュール型の電子シールにおける各部材に電力を供給する。
本実施形態において、前記通信制御座(13)には、データの表示及びアラームの発送のために、前記制御と通信モジュール(135)と電気的に接続する表示及びアラームモジュール(137)が更に設けられる(図4に示す)。
本実施形態において、前記結合式マルチモジュール型の電子シールにおける前記通信制御座(13)には、暗号化の命令信号を接収してシールを解除するために、前記制御と通信モジュール(135)と電気的に接続する安全スイッチモジュール(138)が更に設けられる。
コンテナをシールしてロックする時に、まず前記挿入ピン(11)がコンテナにおける係合リング又はロックリング(図面なし)を貫通し、そして前記ピンソケット(12)と係合し、前記ピンソケット(12)におけるC字形の係合リング(121)が前記挿入ピン(11)における第1のリング状溝と緊密に係合することにより、前記挿入ピン(11)が前記ピンソケット(12)にロックされ、こうすることにより、前記被動式の電子シールと構成され(図2に示す)、そして、前記挿入ピン(11)と前記ピンソケット(12)と共に前記通信制御座(13)におけるピン挿入座(132)に挿入することにより、前記挿入ピン(11)の内部に設けられるマルチ点電子接続端子(111)が前記ピン挿入座(132)の内部に設けられるピン接続端子(133)と対応し(図3に示す)、前記マルチ点電子接続端子(111)とピン接続端子(133)が対応して連接した後、前記通信制御座(13)とその内部におけるリモート通信ユニット(1352)を接続させ、これにより、主動式の電子シールの効果を達成する。更に、外部の固定式又は携帯式のRFIDリーダーから外部暗号化の命令信号を発射し、前記通信制御座(13)のリモート通信ユニット(1352)が前記外部暗号化の命令信号を接収してシール命令を発生することにより、前記係合モジュール(134)のモータ(1343)が順時計方向へ回転すると共に、前記係合座(1342)も順時計方向へ回転し、前記三日月形のロッド(1341)が前記ピンソケット(12)へ移動して前記第2のリング状溝(122)に係合され、ことにより、前記ピンソケット(12)が前記ピン挿入座(132)に緊密に係合され、前記前記ピンソケット(12)と前記ピン挿入座(132)を緊密に係合した後、前記制御と通信モジュール(135)は前記モータ(1343)への電力供給を中止する。
前記リモート通信ユニット(1352)は前記外部暗号化の命令信号を接収する時に、前記制御と通信モジュール(135)の電圧変換ユニット(1351)は前記電源モジュール(136)の電力を変換した後、前記結合式マルチモジュール型の電子シールにおける各部材に電力を供給する。前記マルチ点電子接続端子(111)と前記ピン接続端子(133)とを配合して接続する時、前記挿入ピン(11)におけるRFIDモジュール(113)と前記RFID発射アンテナ(114)が前記伝送コード(112)を介して前記通信制御座(13)における電源モジュール(136)と接続して回路を構成し、これにより、主動式の電子シールの安全係合感知回路を構成する。
又、前記挿入ピン(11)が外力で破壊されると、前記通信制御座(13)の制御と通信モジュール(135)は、前記結合式マルチモジュール型の電子シールが破壊された時間と破壊事件を記憶し、且つ破壊時の時間と破壊事件が前記制御と通信モジュール(135)における記憶ユニット(図面なし)に記憶される。そして、前記通信制御座(13)の表示及びアラームモジュール(137)によりアラームを行う。前記前記制御と通信モジュール(135)における記憶ユニットによって記憶する以外、外部のRFIDリーダーによって前記結合式マルチモジュール型の電子シールの情報を読み取る時、破壊事件などの記録を全部に読み出することにより、税関人員又はコンテナのオーナは、これに対して対応することができる。本発明の実際動作時、他の方式は、リモート通信ユニット(1352)により外部へ前記結合式マルチモジュール型の電子シールに関する破壊時の時間と破壊事件の情報を発送することである。
前記結合式マルチモジュール型の電子シールのシール状態を解除する(係合の解除)場合、外部RFIDリーダーよりRF電磁波を発射し、RFIDモジュール(113)に記憶された唯一の識別コードと安全物流の情報を読み取り、そして前記RFID発射アンテナ(114)によって前記情報の伝送を行い、識別の確認後、前記外部RFIDリーダーは暗号化の命令信号を発射し、前記制御と通信モジュール(135)のリモート通信ユニット(1352)が前記命令信号を接収すると共に、前記暗号化の命令信号に対する解読を行い、そしてシール状態の解除命令を発生して前記安全スイッチモジュール(138)へ伝送する。前記安全スイッチモジュール(138)を同時に押圧する(図4に示す)と、前記制御と通信モジュール(135)はモータ(1343)を駆動して反転を行い、前記係合座(1342)が移動することにより、前記三日月のロッド(1341)が前記第2のリング状溝(122)から離脱し、そして前記ピンソケット(12)が前記ピン挿入座(132)から離れることができる。前記三日月のロッド(1341)が前記第2のリング状溝(122)から離脱すると共に、前記ピンソケット(12)が前記ピン挿入座(132)から離れると、前記制御と通信モジュール(135)は前記モータ(1343)への電力供給を中止する。こうすることにより、前記結合式マルチモジュール型の電子シールにおける主動式の電子シールのシール状態を解除する。そして、ツールによって前記挿入ピン(11)を裁断し、前記挿入ピン(11)が前記ピンソケット(12)から離れることができる。こうすることにより、前記結合式マルチモジュール型の電子シールにおける被動式の電子シールのシール状態を解除する。この後、コンテナの扉を開くことができる。
又、異なる国又は異なる地域の間に使用する場合、前記結合式マルチモジュール型の電子シールに対するシール状態の解除(係合の解除)は、前記外部RFIDリーダーよりRF電磁波を発射し、RFIDモジュール(113)に記憶された唯一の識別コードと安全物流の情報を読み取り、そして前記RFID発射アンテナ(114)によって前記情報の伝送を行い、識別の確認後、前記外部RFIDリーダーは暗号化の命令信号を発射し、前記制御と通信モジュール(135)のリモート通信ユニット(1352)が前記命令信号を接収すると共に、前記暗号化の命令信号に対する解読を行い、そしてシール状態の解除命令を発生して前記安全スイッチモジュール(138)へ伝送する。前記安全スイッチモジュール(138)を同時に押圧する(図4に示す)と、前記制御と通信モジュール(135)はモータ(1343)を駆動して反転を行い、前記係合座(1342)が移動することにより、前記三日月のロッド(1341)が前記第2のリング状溝(122)から離脱し、そして前記ピンソケット(12)が前記ピン挿入座(132)から離れることができる。前記三日月のロッド(1341)が前記第2のリング状溝(122)から離脱すると共に、前記ピンソケット(12)が前記ピン挿入座(132)から離れると、前記主動式の電子シールにおける通信制御座を取り外すことができる。こうすることにより、前記結合式マルチモジュール型の電子シールにおける主動式の電子シールのシール状態を解除する(係合の解除)が、前記挿入ピン(11)と前記ピンソケット(12)の係合を解除せず(例えば裁断する)に、この被動式の電子シールのシール状態を維持するまま目的地に移送する。
本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールは、被動式の電子シールと主動式の電子シールを結合すると共に、電気信号回路によって安全感知を行うので、結合式マルチモジュール型の電子シールをコンテナに使用される時、この結合式マルチモジュール型の電子シールが異なる各国の税関システムに対応して固定式または携帯式のRFID識別リーダーにより唯一の識別コードを読み取り、双方向の安全と物流の情報を伝送し、従って、本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールは、コンテナの輸送過程中に外力で破壊されると、前記挿入ピン(11)とピンソケット(12)との間の伝送コード(112)の一部又は全部が破壊されることに関わらず、前記通信制御座(13)内における制御と通信モジュール(135)が本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールにおける電圧のチェンジを感知し、本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールにおける電圧をチェンジする時間を前記制御と通信モジュール(135)の内部における記憶ユニット(図面なし)に記憶し、前記伝送コード(112)が新たに接続して電力を供給しても、本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールが破壊される時の電圧のチェンジ時間を前記制御と通信モジュール(135)の内部における記憶ユニット(図面なし)に記憶しつつ、固定式または携帯式のRFID識別リーダーにより読み取りを行う時、これらの情報を全部に読み出すことにより、税関人員又はコンテナのオーナは、このコンテナが何時に破壊されたことを明瞭すると共に、これに対して対応することができる。こうすると、損害の低減をすることができる。
更に、コンテナの輸送過程中、前記GPSユニット(1353)によって当該コンテナのポジションを位置決めし、そしてGPSポジション情報を前記制御と通信モジュール(135)に伝送して記憶する。又、前記コンテナのGPSポジション情報が前記リモート通信ユニット(1352)を介して外部に伝送し、コンテナのポジション情報をリアルにフィードバックすることができ、且つ前記リモートユニット(1352)は、電気通信のネットワークパッケージによって本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールの安全情報と貨物の情報を伝送することができ、前記電気通信のネットワークパッケージは、GPRSと、WDCDMAと、HSDPAとが含まれ、これらの電気通信のネットワークパッケージを利用することにより、リモートの情報交換をリアルに行うことができる。
又、本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールは、前記通信制御座(13)の内部における電源モジュール(136)の電力が不足している時、前記表示及びアラームモジュール(137)によって表示とアラームを行うことができる。
上述のように、本発明に係わる結合式マルチモジュール型の電子シールは、前記挿入ピン(11)と、前記ピンソケット(12)と、前記通信制御座(13)から構成され、且つ被動式の電子シールと主動式の電子シールに係わる功能とメリットを結合するため、コンテナによって貨物を輸送する際、異なる各国に設けられるRF識別システムに対応し通関申告時に貨物情報の読み取りと情報のフィードバックを行うことができるので、破壊事件を便利に記録して密輸を防止できると共に、リアルにフィードバック報告を行うことができる。
上記の詳細な説明は、本発明に係わる一つの実施形態について具体的に説明を行ったが、その実施形態が本発明の特許請求の範囲を制限するためのものではなく、本発明の技術要旨に離脱しない変形例や同じの効果を達成できる例が本発明の特許請求の範囲に含まれるはずである。
11 挿入ピン
111 マルチ点電子接続端子
112 伝送コード
113 RFIDモジュール
114 RFID発射アンテナ
115 第1のリング状溝
12 ピンソケット
121 C字形の係合リング
122 第2のリング状溝
13 通信制御座
131 絶縁のプラスチックケース
132 ピン挿入座
133 ピン接続端子
134 係合モジュール
1341 三日月形のロッド
1342 係合座
1343 モータ
135 制御と通信モジュール
1351 電圧変換ユニット
1352 リモート通信ユニット
1353 GPSユニット
136 電源モジュール
137 表示及びアラームモジュール
138 安全スイッチモジュール

Claims (6)

  1. 挿入ピンと、前記挿入ピンを挿入するためのピンソケットと、前記ピンソケットを挿入して係合する通信制御座とを備え、
    前記挿入ピンは、内部にマルチ点電子接続端子と、伝送コードと、RFIDモジュールとRFID発射アンテナとを有すると共に、前記伝送コードが、前記マルチ点電子接続端子と、前記RFIDモジュールと、前記RFID発射アンテナとに電気的に接続
    前記ピンソケットは、内部にC字形の係合リングが設けられ、前記係合リングによって前記挿入ピンと係合することにより、被動式の電子シールを構成
    前記通信制御座は、絶縁のプラスチックケースから構成され、前記ピンソケットを挿入して係合するために内部に前記マルチ点電子接続端子と対応するピン接続端子が設けられるピン挿入座と、前記ピン挿入座の一側と一端が係合する係合モジュールと、前記係合モジュールの他端と電気的に接続する制御と通信モジュールと、前記制御と通信モジュールと電気的に接続する電源モジュールとを有し
    前記ピンソケットの外部末端には第2のリング状溝が形成され、前記挿入ピンと前記ピンソケットとを結合して更に前記通信制御座のピン挿入座に結合すると、前記係合モジュールの一端が前記第2のリング状溝に係合され、
    前記係合モジュールは、三日月形のロッドと、係合座と、モータとから構成され、前記三日月形のロッドの一端が前記第2のリング状溝に係合され、前記三日月形のロッドの他端が前記係合座に連接され、且つ前記係合座の中央部に前記モータが設けられることにより、前記三日月形のロッドを連動させ、
    係合した前記挿入ピンおよび前記ピンソケットが前記通信制御座におけるピン挿入座に挿入して結合することにより、主動式の電子シールを構成し、
    前記被動式の電子シールおよび前記主動式の電子シールは、それぞれ別個の電気信号回路を構成して、それぞれが同時および別個に動作可能であると共に、一方のシール状態を他方が監視するよう、それぞれが提供する安全識別信号を互いに検出する信号検出機能をそれぞれ具えることを特徴とする結合式マルチモジュール型の電子シール。
  2. 前記挿入ピンは、金属製であり、その外部にプラスチックケースにてカバーし、且つ前記挿入ピンの末端に第1のリング状溝が形成され、
    前記挿入ピンが前記ピンソケットに挿入すると、前記C字形の係合リングが前記第1のリング状溝に係合することにより、前記挿入ピンを係合することを特徴とする請求項1に記載の結合式マルチモジュール型の電子シール。
  3. 前記制御と通信モジュールには、電圧変換ユニットと、リモート通信ユニットと、GPSユニットが設けられ、前記電圧変換ユニットと前記電源モジュールは電気的に接続され、前記電源モジュールから供給される電力に対して変換を行うことにより、前記結合式マルチモジュール型の電子シールにおける各部材に電力を供給することを特徴とする請求項1に記載の結合式マルチモジュール型の電子シール。
  4. 前記通信制御座は、データの表示及びアラームの発送のために、前記制御と通信モジュールと電気的に接続する表示及びアラームモジュールが更に設けられることを特徴とする請求項1に記載の結合式マルチモジュール型の電子シール。
  5. 前記通信制御座には、暗号化の命令信号を接収してシールを解除するために、前記制御と通信モジュールと電気的に接続する安全スイッチモジュールが更に設けられることを特徴とする請求項1に記載の結合式マルチモジュール型の電子シール。
  6. 被動式の電子シールと主動式の電子シールとから構成され、安全シールの電気回路信号を感知すると共に、通信制御座のピン挿入座のピン接続端子と挿入ピンのマルチ点電子接続端子とを接続することにより、安全シールの確認電気信号回路を構成し、
    前記確認電気信号回路が破壊されると、前記通信制御座が自動的にアラーム信号を発送し、
    又、前記主動式の電子シールにおける係合モジュールは、前記電気回路信号の変化をリアルタイムに感知し、前記被動式の電子シールを構成する前記挿入ピンおよびピンソケットが、前記ピン挿入座から離脱する際に、この離脱状況を即時に感知可能であることを特徴とする結合式マルチモジュール型の電子シール。
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