JP5986470B2 - レーザ加工機 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ加工機に係るものであり、詳しくは、加工機本体におけるワークの交換時間を短縮化できるレーザ加工機に関する。
従来のレーザ加工機100として、図5に示すように、レーザ加工機本体110と、供給ストッカ120と、排出ストッカ130と、供給側移動装置140と、排出側移動装置150とを備えたものが知られている(特許文献1)。
レーザ加工機本体110は、ワーク101にレーザ光線を照射することでワーク101を加工可能なレーザ照射部111と、加工対象のワーク101を載置可能なワーク載置部112とを備えている。
供給側移動装置140は、供給側レール141と、供給側スライダ142と、供給側リフタ143と、供給側ワーク保持台144と、を備えている。供給側レール141は、供給ストッカ120の上方からワーク載置部112の上方付近までに亘って配設されている。供給側スライダ142は、供給側レール141に沿って移動可能になっている。供給側ワーク保持台144は、供給側レール141に沿って2つ並んで配置され、それぞれ下面側に吸引穴を有しており、ワーク101を吸着又は解放可能になっている。
排出側移動装置150は、排出側レール151と、排出側スライダ152と、排出側リフタ153と、排出側ワーク保持台154と、を備えている。排出側レール151は、排出ストッカ130の上方からワーク載置部112の上方付近までに亘って配設されている。排出側レール151は、供給側レール141と同一直線上に配設されている。排出側スライダ152は、排出側レール151に沿って移動可能になっている。排出側ワーク保持台154は、排出側レール151に沿って2つ並んで配置され、それぞれ下面側に吸引穴を有しており、ワーク101を吸着又は解放可能になっている。
このレーザ加工機100では、レーザ照射部111によりワーク101の加工を行った後、加工後のワーク101を加工前のワーク101に交換する必要がある。このワーク交換作業は、以下の手順で行われる。
排出側ワーク保持台154が、排出側スライダ152によりワーク載置部112の上方に位置され、排出側リフタ153により下降され、加工後のワーク101を吸着する。排出側ワーク保持台154は、排出側リフタ153により上昇され、排出側スライダ152により排出ストッカ130の上方に位置される。続いて、加工前のワーク101を保持する供給側ワーク保持台144が、供給側スライダ142によりワーク載置部112の上方に位置され、供給側リフタ143により下降され、加工前のワーク101を解放してワーク載置部112に載置する。供給側ワーク保持台144は、供給側リフタ143により上昇され、供給側スライダ142により供給ストッカ120の上方に位置される。
特許第4215677号公報
上述したレーザ加工機100では、供給側ワーク保持台144と排出側ワーク保持台154とは、ワーク載置部112の上方に位置する際は同じ位置にあって干渉してしまうため、いずれか一方しか位置することができない。例えば、排出側ワーク保持台154がワーク載置部112の上方に位置する時には、供給側ワーク保持台144はワーク載置部112の上方に位置することができない。
このため、レーザ照射部111によるワーク101の加工処理直後、排出側ワーク保持台154が加工後のワーク101を排出するまで、次に加工する未加工のワーク101を保持した供給側ワーク保持台144は供給ストッカ120の上方で待機しなければならなかった。この排出側ワーク保持台154が加工後のワーク101を排出するまで待機する時間が、ワーク101の交換時間を遅らせる要因となっていた。このように、ワーク載置部112よりワーク101が排出されてから未加工のワーク101がワーク載置部112に供給されるまでの時間が長いことにより生産性が低下してしまうため、上述した待機時間の短縮による生産性の向上が望まれていた。
そこで、本発明は、ワーク供給側の可動部材とワーク排出側の可動部材との干渉を防止して、生産性を向上できるレーザ加工機を提供することを目的とするものである。
本発明は、ワーク(2)にレーザ光線を照射することで前記ワーク(2)を加工可能なレーザ照射部(13)と、加工対象のワーク(2)を載置可能なワーク載置部(14)と、を有するレーザ加工機本体(10)と、
加工前の複数の前記ワーク(2)を収容可能であると共に、前記ワーク載置部(14)の所定方向の一方側に配置される供給ストッカ(20)と、
加工後の複数の前記ワーク(2)を収容可能であると共に、前記ワーク載置部(14)の前記所定方向の他方側に配置され、前記供給ストッカ(20)との間に前記ワーク載置部(14)が配置されることで前記供給ストッカ(20)及び前記ワーク載置部(14)と直線状に配置される排出ストッカ(30)と、
前記ワーク(2)を保持及び解放可能な供給側ワーク保持手段(44)と、前記供給側ワーク保持手段(44)を前記ワーク載置部(14)と前記供給ストッカ(20)との間で移動可能であると共に、前記供給側ワーク保持手段(44)を前記ワーク載置部(14)の上方の供給側ワーク交換待機位置に位置決め可能な供給側移動手段(41,42,43)と、を有する供給側移動装置(40)と、
前記ワーク(2)を保持及び解放可能な排出側ワーク保持手段(56)と、前記排出側ワーク保持手段(56)を前記ワーク載置部(14)と前記排出ストッカ(30)との間で移動可能であると共に、前記排出側ワーク保持手段(56)を前記ワーク載置部(14)の上方の排出側ワーク交換待機位置に位置決め可能な排出側移動手段(51,52,53,54,55)と、を有する排出側移動装置(50)と、を備えたレーザ加工機(1)において、
例えば図1及び図2を参照して、前記供給側ワーク交換待機位置は前記排出側ワーク交換待機位置の上方に位置すると共に、前記排出側ワーク保持手段(56)が前記排出側ワーク交換待機位置に位置する時に、前記供給側ワーク保持手段(44)が前記供給側ワーク交換待機位置に位置可能なことを特徴とする。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
本発明によると、供給側ワーク交換待機位置は排出側ワーク交換待機位置の上方に位置する。これにより、排出側ワーク保持手段が排出側ワーク交換待機位置に位置する時に、供給側ワーク保持手段が供給側ワーク交換待機位置に位置可能になり、排出側ワーク保持手段が排出側ワーク交換待機位置から排出ストッカ側に移動を開始すると同時に、供給側ワーク保持手段が供給側ワーク交換待機位置からワーク載置部に向けて下降を開始することができる。従って、従来のように排出側ワーク保持手段が排出ストッカの上方に移動するまで、次に加工する未加工のワークを保持した供給側ワーク保持手段が供給ストッカの上方で待機する必要がなくなるので、ワーク載置部でのワーク交換時間を短縮することができ、レーザ加工機による生産性を向上することができる。
本発明の実施の形態に係るレーザ加工機の全体構成を示す正面図。 レーザ加工機本体のワーク載置部を示す側面図。 レーザ加工機本体のレーザ照射部を示す正面図。 レーザ加工機の全体構成を示す正面図であって、(a)は排出側ワーク保持台が加工後のワークを保持して排出側交換待機位置に位置した図、(b)は排出側ワーク保持台が排出側待機位置に向けて移動を開始すると共に、供給側ワーク保持台が下降を開始した図、(c)は排出側ワーク保持台が排出側待機位置に到達し、供給側ワーク保持台がワーク交換位置に位置した図、(d)は供給側ワーク保持台が供給側待機位置に位置した図である。 従来のレーザ加工機の全体構成を示す正面図である。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
図1ないし図3に示すように、レーザ加工機1は、レーザ加工機本体10と、供給ストッカ20と、排出ストッカ30と、供給側移動装置40と、排出側移動装置50と、制御装置60とを備えている。供給ストッカ20と、レーザ加工機本体10と、排出ストッカ30とは、直線状に配置されると共に、その方向をY方向としている。また、Y方向に関しては、レーザ加工機本体10側を内側、供給ストッカ20側及び排出ストッカ30側を外側とする。更に、Y方向に水平に直交する方向、即ち図1では紙面に対して直交する方向をX方向としている。
レーザ加工機本体10は、図3に示すように、ベッド11と、ベッド11に固定されたコラム12と、コラム12に固定されたレーザ照射部13と、ベッド11に設けられたワーク載置部14とを有している。
レーザ照射部13は、レーザ発振器71と、音響光学素子72と、ミラー73と、ガルバノスキャナ74と、fθレンズ75とを備えている。音響光学素子72と、ミラー73と、ガルバノスキャナ74と、fθレンズ75とは、レーザ発振器71の光軸上に順に配置されている。fθレンズ75は光軸を鉛直方向にして配置されると共に、ワーク載置部14に載置されたワーク2に対向するようになっている。これにより、レーザ照射部13は、ワーク載置部14に載置されたワーク2にレーザ光線を照射することでワーク2を加工可能になっている。
ワーク載置部14は、ベッド11の上面側に設けられたXYテーブル81と、XYテーブル81の上面側に設けられたテーブル82とを備え、テーブル82の上面側に加工対象のワーク2を載置可能にしている。
XYテーブル81は、テーブル82をベッド11に対してX方向及びY方向に移動可能になっている。XYテーブル81の上面側には、例えば4つのテーブル82がY方向に一列に並んで載置されている。各テーブル82は、内部に形成された中空部と、中空部から上面側に貫通する複数の貫通孔とを備えている。中空部は図示しない真空源に接続されている。テーブル82の上面側にワーク2が載置された状態において、中空部が真空にされることによりワーク2がテーブル82に吸着されて固定されると共に、中空部が大気圧にされることによりワーク2がテーブル82から解放される。
また、XYテーブル81は、テーブル82をX方向に移動させることにより、図1及び図2に示す供給側移動装置40及び排出側移動装置50によりワーク2を交換可能な位置(以下、手前側と呼ぶ)と、図3に示すレーザ照射部13の下方の位置(以下、奥側と呼ぶ)とに変位可能になっている。
供給ストッカ20は、加工前の複数のワーク2を積み重ねて収容可能であり、枚数が変動してもそのワーク2が後述する供給側ワーク載置台45の表面とほぼ同じ高さになるようになっている。供給ストッカ20としては、既知の又は新規の適宜な構成を適用することができるので、詳細な説明は省略する。
排出ストッカ30は、加工後の複数のワーク2を積み重ねて収容可能であり、枚数が変動してもそのワーク2が後述する排出側ワーク載置台57の表面とほぼ同じ高さになるようになっている。排出ストッカ30としては、既知の又は新規の適宜な構成を適用することができるので、詳細な説明は省略する。
供給側移動装置40は、供給側レール41と、供給側スライダ42と、供給側リフタ43a(外側),43b(内側)(以後、集合的に「供給側リフタ43」ともいう。)と、供給側ワーク保持手段としての供給側ワーク保持台44a(外側),44b(内側)(以下、集合的に「供給側ワーク保持台44」ともいう。)と、供給側ワーク載置台45と、を備えている。また、供給側レール41と、供給側スライダ42と、供給側リフタ43とは、本発明の供給側移動手段を構成する。ここで、吸着管46はバネを有しており、供給側ワーク保持台44aと44bが若干高さの違う(±10mm程度)ところに位置するワーク2を吸着することができるようになっている。尚、供給側リフタ43aと43bをバネ又は独立した上下機構等を用いて構成すれば、供給側ワーク保持台44aと44bが高さの違うところに位置するワーク2を吸着することができる。
供給側レール41は、供給ストッカ20の上方からワーク載置部14の上方までに亘って配設されている。供給側スライダ42は、供給側レール41に沿って移動可能になっている。供給側スライダ42の下面側には、2つの供給側リフタ43a,43bが設けられている。
供給側ワーク保持台44は、各供給側リフタ43に設けられ、供給側スライダ42に対して昇降可能に支持されている。各供給側ワーク保持台44a又は44bは、Y方向に並んだ2枚のワーク2を吸着又は解放可能になっている。2つの供給側ワーク保持台44a及び44bにより、Y方向に一列に並んだ4枚のワーク2を吸着又は解放可能になっている。
供給側ワーク保持台44は、供給側スライダ42の移動に伴って、供給ストッカ20の上方とワーク載置部14の上方との間で変位可能になっている。ここで、図1に想像線で示すように、供給側ワーク保持台44aの外側保持部が供給ストッカ20の真上にある位置を、供給側待機位置とする。また、図1に実線で示すように、供給側ワーク保持台44が全てテーブル82の真上にあると共に、供給側ワーク保持台44が最も上にある位置を、供給側ワーク交換待機位置とする。さらに、供給側ワーク保持台44が全てテーブル82の真上にあると共に、供給側ワーク保持台44が最も下にある位置を、ワーク交換位置とする。
供給側ワーク保持台44は、内部に形成された図示しない中空部と、中空部に連通されて下面側に開放される複数の吸着管46とを備えている。中空部は図示しない真空源に接続されている。ワーク2の上面側に吸着管46が当接された状態において、中空部が真空にされることによりワーク2が吸着管46に吸着されて供給側ワーク保持台44に固定されると共に、中空部が大気圧にされることによりワーク2が供給側ワーク保持台44から解放される。
供給側ワーク載置台45は、供給ストッカ20にY方向に並んで配置されている。供給側ワーク載置台45は、供給側ワーク保持台44にワーク2を保持させる際にワーク2を一時的に載置するために、上面側にワーク2を載置可能になっている。ここでは、供給側ワーク載置台45は、2枚のワーク2をY方向に並べて載置可能な広さとなっており、かつ載置したワーク2を整列する(加工に適した位置及び向きに調整する)ことができるようになっている。
排出側移動装置50は、排出側レール51と、排出側スライダ52と、支持柱53と、支持板54と、排出側リフタ55a(外側),55b(内側)(以下、集合的に「排出側リフタ55」ともいう。)と、排出側ワーク保持手段としての排出側ワーク保持台56a(外側),56b(内側)(以下、集合的に「排出側ワーク保持台56」ともいう。)と、排出側ワーク載置台57と、を備えている。また、排出側レール51と、排出側スライダ52と、支持柱53と、支持板54と、排出側リフタ55とは、本発明の排出側移動手段を構成する。ここで、吸着管58はバネを有しており、排出側ワーク保持台56aと56bが若干高さの違う(±10mm程度)ところに位置するワーク2を吸着することができるようになっている。尚、排出側リフタ55aと55bをバネ又は独立した上下機構等を用いて構成すれば、排出側ワーク保持台56aと56bが高さの違うところに位置するワーク2を吸着することができる。
排出側レール51は、ワーク載置部14の上方から排出ストッカ30の上方までに亘って配設されている。ここで、供給側レール41と排出側レール51とは、同じ高さで互いに平行線上に配設されている。図2に示すように、供給側レール41と排出側レール51とは、ワーク載置部14の上方ではX方向にずれて配設されている。
排出側スライダ52は、排出側レール51に沿って移動可能になっている。支持板54は、支持柱53によりスライダに固定されている。排出側スライダ52と、支持柱53と、支持板54とは一体的に移動可能になっている。なお、本発明の排出側スライダ52には、排出側スライダ52の他に、支持柱53及び支持板54をも含むものとしている。支持板54の下面側には、2つの排出側リフタ55a,55bが設けられている。
支持板54は、ワーク2を保持した供給側ワーク保持台44が排出側リフタ55により最上位置に位置してワーク載置部14の上方で待機する際に、供給側ワーク保持台44や保持されるワーク2に干渉しない高さに支持されている。すなわち、供給側ワーク交換待機位置は、排出側ワーク交換待機位置の上方に位置している。また、排出側ワーク保持台56が排出側ワーク交換待機位置に位置すると同時に、供給側ワーク保持台44が供給側ワーク交換待機位置に位置可能になっている。更に、支持柱53及び支持板54を合わせた排出側スライダ52と、供給側スライダ42との高さの差により、供給側ワーク交換待機位置と排出側ワーク交換待機位置との高低差が生じている。
排出側ワーク保持台56a,56bは、各排出側リフタ55a,55bに設けられ、支持板54に対して昇降可能に支持されている。各排出側ワーク保持台56a又は56bは、Y方向に並んだ2枚のワーク2を吸着又は解放可能になっている。2つの排出側ワーク保持台56a及び56bにより、Y方向に一列に並んだ4枚のワーク2を吸着又は解放可能になっている。
排出側ワーク保持台56は、排出側スライダ52の移動に伴って、ワーク載置部14の上方と排出ストッカ30の上方との間で変位可能になっている。ここで、図1に想像線で示すように、排出側ワーク保持台56aの外側保持部が排出ストッカ30の真上にある位置を、排出側待機位置とする。また、図1に実線で示すように、排出側ワーク保持台56が全てテーブル82の真上にあると共に、排出側ワーク保持台56が最も上にある位置を、排出側ワーク交換待機位置とする。さらに、排出側ワーク保持台56が全てテーブル82の真上にあると共に、排出側ワーク保持台56が最も下にある位置は、ワーク交換位置となっている。
なお、排出側ワーク保持台56が排出側ワーク交換待機位置にある場合は、供給側ワーク保持台44はワーク交換位置に移動することはできない。
排出側ワーク保持台56は、内部に形成された中空部と、中空部に連通されて下面側に開放される複数の吸着管58とを備えている。排出側ワーク保持台56の構成は、供給側ワーク保持台44の構成と同様であるので、詳細な説明を省略する。
排出側ワーク載置台57は、排出ストッカ30にY方向に並んで配置されている。排出側ワーク載置台57は、排出側ワーク保持台56から排出ストッカ30にワーク2を収容する際にワーク2を一時的に載置するために、上面側にワーク2を載置可能になっている。ここでは、排出側ワーク載置台57は、2枚のワーク2をY方向に並べて載置可能な広さとなっている。
制御装置60は、レーザ加工機本体10と、供給側移動装置40と、排出側移動装置50とを制御する。制御装置60は、コンピュータ等により構成されている。ここでのコンピュータは既存の又は新規のものを適宜利用することができるので、詳細な説明は省略する。
次に、レーザ加工機1の動作を説明する。
供給側移動装置40では、以下の手順によりワーク2を供給ストッカ20から供給側ワーク交換待機位置に搬送する。なお、最初に、図4(d)に示すように、供給側ワーク保持台44はワーク2を吸着せずに供給側待機位置にあり、供給側ワーク載置台45にはワーク2は載置されていないものとする。
手順1.供給側ワーク保持台44を下降させ、供給ストッカ20のワーク2を供給側ワーク保持台44aの外側吸着部で吸着する。
手順2.ワーク2を吸着した供給側ワーク保持台44を供給側待機位置に上昇させる。
手順3.吸着したワーク2を供給側ワーク載置台45の内側の置き場に載置し、供給側ワーク保持台44を上昇させて、載置したワーク2を整列する。
手順4.空の供給側ワーク保持台44を供給側待機位置に戻す。
手順5.供給側ワーク保持台44を下降させ、供給ストッカ20のワーク2を供給側ワーク保持台44aの外側吸着部、かつ手順3で載置したワーク2を供給側ワーク保持台44bの内側吸着部で吸着する。
手順6.ワーク2を吸着した供給側ワーク保持台44を供給側待機位置に上昇させる。
手順7.供給ストッカ20から吸着したワーク2を供給側ワーク載置台45の外側の置き場に載置し、供給側ワーク保持台44を上昇させて、載置したワーク2を整列する。
手順8.空の供給側ワーク保持台44を供給側待機位置に戻す。
手順9.供給側ワーク保持台44を下降させ、供給ストッカ20のワーク2を供給側ワーク保持台44aの外側吸着部、かつ手順7で供給側ワーク載置台45の外側に載置したワーク2を供給側ワーク保持台44bの外側保持部で吸着する。
手順10.ワーク2を吸着した供給側ワーク保持台44を供給側待機位置に上昇させる。
手順11.供給ストッカ20から吸着したワーク2を供給側ワーク載置台45の内側の置き場に載置し、供給側ワーク保持台44を上昇させて、載置したワーク2を整列する。
手順12.供給側ワーク保持台44を供給側待機位置に戻す。
手順13.供給側ワーク保持台44を下降させ、供給側ワーク保持台44aの外側吸着部で供給ストッカ20のワーク2を吸着する。
手順14.ワーク2を吸着した供給側ワーク保持台44を供給側待機位置に上昇させる。
手順15.供給ストッカ20から吸着したワーク2を供給側ワーク載置台45の外側の置き場に載置し、かつ手順11で載置したワーク2を供給側ワーク保持台44aの内側吸着部で吸着する。
手順16.供給側ワーク保持台44を上昇させて、載置したワーク2を整列する。
手順17.供給側ワーク保持台44を下降させ、供給側ワーク保持台44aの外側保持部により供給側ワーク載置台45の外側に載置されたワーク2を吸着する。
手順18.供給側ワーク保持台44を上昇させ、供給側ワーク交換待機位置に位置させる(図1)。
尚、このような手順にすることにより、ワークの残り枚数が4枚に満たない場合には、後の手順を中断してスムーズに手順18に移行できる。
供給側移動装置40及び排出側移動装置50では、以下の手順によりワーク載置部14に載置されたワーク2を交換する。なお、最初に、図1に示すように、4枚の加工後のワーク2がワーク載置部14に載置され、4枚の加工前のワーク2を保持する供給側ワーク保持台44が供給側ワーク交換待機位置に位置し、ワーク2を保持しない排出側ワーク保持台56が排出側ワーク交換待機位置に位置するものとする。また、テーブル82は最も手前側に位置するものとする。
手順21.排出側ワーク保持台56を下降しワーク交換位置に位置させ、ワーク2を吸着する。
手順22.排出側ワーク保持台56を上昇させ、排出側ワーク交換待機位置に位置させる(図4(a))。
手順23.排出側ワーク保持台56を排出側待機位置に向けて移動させると共に、供給側ワーク保持台44をワーク交換位置に向けて下降させる(図4(b))。
手順24.排出側ワーク保持台56を排出側待機位置に位置させると共に、供給側ワーク保持台44をワーク交換位置に位置させる(図4(c))。
手順25.保持する4枚のワーク2を解放し、ワーク載置部14に載置する。
手順26.供給側ワーク保持台44を供給側ワーク交換待機位置に上昇させる。
手順27.供給側ワーク保持台44を供給側待機位置に位置させ(図4(d))、その後供給側ワーク保持台44は上記手順1〜18を行う。
排出側移動装置50では、以下の手順によりワーク2を排出側ワーク交換待機位置から排出ストッカ30に搬送する。なお、最初に排出側ワーク載置台57にはワーク2が載置されてないものとする(図4(a))。
手順31.排出側ワーク保持台56を排出側待機位置に位置させる(図4(c))。
手順32.排出側ワーク保持台56を下降させ、排出ストッカ30に排出側ワーク保持台56aの外側吸着部が吸着しているワーク2を載置する。
手順33.排出側ワーク保持台56を上昇させ、排出側ワーク載置台57の外側に排出側ワーク保持台56aの内側吸着部が吸着しているワーク2を載置する。
手順34.排出側ワーク保持台56を上昇させ、移動させて下降させ、排出側ワーク載置台57の外側に載置したワーク2を排出側ワーク保持台56aの外側吸着部で吸着する。
手順35.ワーク2を吸着した排出側ワーク保持台56を上昇させ、排出側待機位置に戻す。
手順36.排出側ワーク保持台56を下降させ、排出側ワーク保持台56aの外側吸着部で吸着したワーク2を排出ストッカ30、かつ排出側ワーク保持台56bが吸着している2枚のワーク2を排出側ワーク載置台57に載置する。
手順37.排出側ワーク保持台56を上昇させる。
手順38.排出側ワーク保持台56を下降させ、排出側ワーク載置台57の外側のワーク2を排出側ワーク保持台56aの外側吸着部で吸着する。
手順39.ワーク2を吸着した排出側ワーク保持台56を供給側待機位置に戻す。
手順40.排出側ワーク保持台56を下降させ、排出ストッカ30にワーク2を載置する。
手順41.排出側ワーク保持台56を上昇させ、移動させて下降させ、排出側ワーク載置台57の内側のワーク2を排出側ワーク保持台56aの外側吸着部で吸着する。
手順42.ワーク2を吸着した排出側ワーク保持台56を上昇させ、供給側待機位置に戻す。
手順43.排出側ワーク保持台56を下降させ、排出ストッカ30にワーク2を載置する。
手順44.排出側ワーク保持台56を上昇させ、排出側ワーク交換待機位置に位置させる。(図1)
尚、上記手順は供給側ワーク保持台44及び排出側ワーク保持台56がそれぞれ2枚のワーク2を吸着する場合で説明した。しかしながら、3枚以上のワーク2をそれぞれ吸着できるようにし、6枚以上のワークを同時にレーザ加工できるようにする場合にも、ワーク載置台45,57をそれぞれ枚数に対応して3枚以上載置できるようにし、かつ上記手順から類推して6枚以上の加工に適用することは容易なことである。
レーザ加工機本体10では、供給側ワーク保持台44によりワーク載置部14に載置されたワーク2は、XYテーブル81により奥側に移動される。そして、レーザ発振器71から出力されたレーザビームは、音響光学素子72により光路を交互に変更されてミラー73を介して一対のガルバノスキャナ74に入射する。それぞれXY方向に位置決めされ、fθレンズ75を通過してそれぞれワーク2を加工する。また、4つのテーブル82のうちの一部にだけワーク2が載置されている場合であっても、ワーク2の加工を行うことができる。
上述したように、本実施の形態に係るレーザ加工機1によれば、供給側ワーク交換待機位置が排出側ワーク交換待機位置の上方に位置する。これにより、排出側ワーク保持台56が排出側ワーク交換待機位置に位置すると同時に、供給側ワーク保持台44が供給側ワーク交換待機位置に位置可能になる。このため、排出側ワーク保持台56が排出側ワーク交換待機位置から排出ストッカ30側に移動を開始すると同時に、供給側ワーク保持台44が供給側ワーク交換待機位置からワーク載置部14に向けて下降を開始することができる。
従って、従来のように排出側ワーク保持台56が排出ストッカ30の上方に移動するまで、次に加工する未加工のワーク2を保持した供給側ワーク保持台44が供給ストッカ20の上方で待機する必要がなくなるので、ワーク載置部14でのワーク交換時間を短縮することができる。これにより、レーザ加工機1による生産性を向上することができる。
また、本実施の形態に係るレーザ加工機1によれば、供給側レール41と排出側レール51とが同じ高さに配設されているので、従来のレーザ加工機に対して設計変更を小さく抑えることができ、コスト増加を抑えながらも生産性を向上することができる。
更に、本実施の形態に係るレーザ加工機1によれば、供給側レール41と排出側レール51とが互いに平行線上に配設されるので、従来のように供給側レールと排出側レールとが同一直線上に配設される場合と異なり、供給側レール41及び排出側レール51の両方をワーク載置部14全体の上方まで配設することができる。これにより、従来のようにレールがワーク載置部の上方付近までしか達していない場合に比べて、スライダ42,52やリフタ43,55等の可動部材の設計の自由度を高めることができる。
本実施の形態のレーザ加工機1では、供給側レール41と排出側レール51とが平行線上に配設されている場合について説明した。しかしながら、本発明に係るレーザ加工機では、これに限られず、例えば、供給側レール41と排出側レール51とを同一直線上に配設してもよい。この場合、従来のレーザ加工機からの設計変更を更に小さく抑えることができる。
本実施の形態のレーザ加工機1では、供給側レール41と排出側レール51とが同じ高さに配設されている場合について説明した。しかしながら、本発明に係るレーザ加工機では、これに限られず、例えば、供給側レール41と排出側レール51との高さを異ならせてもよい。この場合、供給側スライダ42と排出側スライダ52とを共用部材とすることや、供給側リフタ43と排出側リフタ55とを共用部材にすることができる。よって、部品の共用化によってコスト削減を図ることができる。
(実施例)
上述したレーザ加工機1を利用して、ワーク載置部14に載置されたワーク2を交換するために要する時間を計測した。その結果、約10秒であった。
(比較例)
従来のレーザ加工機100を利用して、ワーク載置部112に載置されたワーク101を交換するために要する時間を計測した。その結果、約14秒であった。
従って、本発明のレーザ加工機によれば、ワーク載置部に載置されたワークの交換時間を短縮できることが確認された。レーザ加工機によるレーザ加工に要する時間は例えば60秒〜90秒であるので、ワーク交換での4秒の短縮は生産性を向上するために十分な効果である。
1 レーザ加工機
2 ワーク
10 レーザ加工機本体
20 供給ストッカ
30 排出ストッカ
40 供給側移動装置
41 供給側移動手段(供給側レール)
42 供給側移動手段(供給側スライダ)
43a,43b 供給側移動手段(供給側リフタ)
44a,44b 供給側ワーク保持手段(供給側ワーク保持台)
50 排出側移動装置
51 排出側移動手段(排出側レール)
52 排出側移動手段(排出側スライダ)
53 排出側移動手段(支持柱)
54 排出側移動手段(支持板)
55a,55b 排出側移動手段(排出側リフタ)
56a,56b 排出側ワーク保持手段(排出側ワーク保持台)

Claims (1)

  1. ワークにレーザ光線を照射することで前記ワークを加工可能なレーザ照射部と、加工対象のワークを載置可能なワーク載置部と、を有するレーザ加工機本体と、
    加工前の複数の前記ワークを収容可能であると共に、前記ワーク載置部の所定方向の一方側に配置される供給ストッカと、
    加工後の複数の前記ワークを収容可能であると共に、前記ワーク載置部の前記所定方向の他方側に配置され、前記供給ストッカとの間に前記ワーク載置部が配置されることで前記供給ストッカ及び前記ワーク載置部と直線状に配置される排出ストッカと、
    前記ワークを保持及び解放可能な供給側ワーク保持手段と、前記供給側ワーク保持手段を前記ワーク載置部と前記供給ストッカとの間で移動可能であると共に、前記供給側ワーク保持手段を前記ワーク載置部の上方の供給側ワーク交換待機位置に位置決め可能な供給側移動手段と、を有する供給側移動装置と、
    前記ワークを保持及び解放可能な排出側ワーク保持手段と、前記排出側ワーク保持手段を前記ワーク載置部と前記排出ストッカとの間で移動可能であると共に、前記排出側ワーク保持手段を前記ワーク載置部の上方の排出側ワーク交換待機位置に位置決め可能な排出側移動手段と、を有する排出側移動装置と、を備えたレーザ加工機において、
    前記供給側ワーク交換待機位置は前記排出側ワーク交換待機位置の上方に位置すると共に、前記排出側ワーク保持手段が前記排出側ワーク交換待機位置に位置する時に、前記供給側ワーク保持手段が前記供給側ワーク交換待機位置に位置可能な、
    ことを特徴とするレーザ加工機。
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