JP5985786B2 - 強化されたpdsch動作 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
[0001]本願は、2013年5月8日に出願され、「ENHANCED PDSCH OPERATION」と題された、米国特許仮出願番号第61/821,138号の優先権を主張し、その内容は、全体として参照により本明細書に明示的に組み込まれている。
[0002]本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より具体的には、強化された物理ダウンリンク共有チャネル動作に関する。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどのような、様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークであり得る。通常は多元接続ネットワークであるこのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。このようなネットワークの一例は、ユニバーサルテレストリアルラジオアクセスネットワーク(UTRAN)である。UTRANは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部として定義された無線接続ネットワーク(RAN)であり、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイル電話技術である。多元接続ネットワークフォーマットの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、および単一キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
[0004]ワイヤレス通信ネットワークは、多数のユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができる多数の基地局またはノードBを含み得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、基地局からUEへの通信リンクを指し、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、UEから基地局への通信リンクを指す。
[0005]基地局は、UEにダウンリンク上のデータおよび制御情報を送信し得る、および/またはUEからアップリンク上のデータおよび制御情報を受信し得る。ダウンリンクにおいて、基地局からの送信は、近隣の基地局からの、または他のワイヤレス無線周波数(RF)送信機からの送信に起因する干渉に遭遇し得る。アップリンクにおいて、UEからの送信は、近隣の基地局と通信する他のUEのアップリンク送信からの、または他のワイヤレスRF送信機からの干渉に遭遇し得る。この干渉は、ダウンリンクおよびアップリンクの両方で性能を劣化させ得る。
[0005]モバイルブロードバンド接続に対する需要が増加し続けるにつれて、長距離ワイヤレス通信ネットワークにアクセスするより多くのUEや、コミュニティで展開されているより多くの短距離ワイヤレスシステムとともに、干渉およびネットワーク混雑の可能性が高まっている。モバイルブロードバンドアクセスに対する高まる需要を満足させるためだけでなく、モバイル通信でのユーザ経験を向上および増加させるために、研究開発はUMTS技術を向上させ続けている。
[0007]本開示の様々な態様は、PDSCHおよび/またはEPDCCHが、データ送信と多重化されたレガシ制御情報を用いてまたは用いずに、第1のシンボルにおいて送信され得る、強化されたデータ送信動作に向けられる。様々な態様に従って動作する基地局は、第1のシンボル期間において、このようなPDSCH/EPDCCHが送信されるときを識別する、関連するモバイルデバイスにインジケータを送信し得る。UEは、多重化されたデータ送信を受信し、いずれかの多重化されたレガシ制御情報とともに適切なPDSCH/EPDCCH送信を復号する。
[0008]開示の1つの態様は、送信を生成することと、送信の第1のシンボル持続期間においてデータを多重化することと、基地局からモバイルデバイスに送信を送ることと、を含む、ワイヤレス通信の方法に関する。送信は、サブフレームを含み、サブフレームの第1の部分は、レガシ制御情報に割り振られる。この第1の部分は、少なくとも第1のシンボル持続期間を含む。多重化されたデータは、レガシ制御情報を含まない。
[0009]開示のさらなる態様は、モバイルデバイスにおいて基地局からの送信で受信することと、送信を復号することと、を含む、ワイヤレス通信の方法に関する。送信は、基地局からのサブフレームの少なくとも第1のシンボルにおけるデータを含む。このデータ送信は、少なくとも第1のシンボルにおいてレガシ制御送信と多重化される。
[0010]開示のさらなる態様は、送信を生成するための手段を含む、ワイヤレス通信のために構成された装置に関する。送信は、サブフレームを含み、サブフレームの第1の部分は、レガシ制御情報に割り振られる。サブフレームの第1の部分は、少なくとも第1のシンボル持続期間を含む。装置はまた、第1のシンボル持続期間においてデータを多重化するための手段を含む。このデータは、レガシ制御情報を含まない。装置はさらに、基地局からモバイルデバイスに送信を送るための手段を含む。
[0011]開示のさらなる態様は、モバイルデバイスにおいて基地局からの送信で受信するための手段と、送信を復号するための手段と、を含む、ワイヤレス通信のために構成された装置に関する。送信は、基地局からのサブフレームの少なくとも第1のシンボルにおけるデータを含む。このデータ送信は、少なくとも第1のシンボルでのレガシ制御送信と多重化される。
[0012]開示のさらなる態様は、プログラムコードを記憶した非一時的なコンピュータ読取可能媒体を含むワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品に関する。プログラムコードは、コンピュータに送信を生成させるためのコードを含む。この送信は、サブフレームを含み、サブフレームの第1の部分は、レガシ制御情報に割り振られる。第1の部分は、コンピュータに第1のシンボル持続期間においてデータを多重化させるための少なくとも第1のシンボル持続期間を含む。このデータは、レガシ制御情報を含まない。プログラムコードはまた、基地局からモバイルデバイスへの送信を、コンピュータに送らせるためのコードを含む。
[0013]開示のさらなる態様は、プログラムコードを記憶した非一時的なコンピュータ読取可能媒体を含むワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品に関する。プログラムコードは、モバイルデバイスにおいて基地局からの送信でコンピュータに受信させ、コンピュータに送信を復号させるためのコードを含む。送信は、基地局からのサブフレームの少なくとも第1のシンボルにおけるデータを含む。このデータ送信は、少なくとも第1のシンボルにおいてレガシ制御送信と多重化される。
[0014]開示のさらなる態様は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含む、ワイヤレス通信のために構成された装置に関する。プロセッサは、送信を生成するように構成される。送信は、サブフレームを含み、サブフレームの第1の部分は、レガシ制御情報に割り振られ、第1の部分は、少なくとも第1のシンボル持続期間を含む。プロセッサはさらに、第1のシンボル持続期間においてデータを多重化するように構成される。このデータは、レガシ制御情報を含まない。プロセッサはさらに、基地局からモバイルデバイスへの送信を送るように構成される。
[0015]開示のさらなる態様は、少なくとも1つのプロセッサと、プロセッサに結合されたメモリとを含む、ワイヤレス通信のために構成された装置に関する。プロセッサは、モバイルデバイスにおいて基地局からの送信で受信することと、送信を復号することと、を行うように構成される。送信は、基地局からのサブフレームの少なくとも第1のシンボルにおけるデータを含む。このデータ送信は、少なくとも第1のシンボルにおいてレガシ制御送信と多重化される。
図1は、モバイル通信システムの例を概念的に図示するブロック図である。 図2は、モバイル通信システムにおけるダウンリンクフレームの構造の例を概念的に図示するブロック図である。 図3は、アップリンクLTE/−A通信における例示的なフレーム構造を概念的に図示するブロック図である。 図4は、本開示の1つの態様に従って構成される基地局/eNBおよびUEの設計を概念的に図示するブロック図である。 図5Aは、送信フレームの4つのサブフレームを図示するブロック図である。 図5Bは、送信フレームの4つのサブフレームを図示するブロック図である。 図6は、本開示の1つの態様に従って構成されるワイヤレスシステムにおける、送信フレームの詳細なマッピングを図示するブロック図である。 図7は、本開示の1つの態様を実装するように実行されたブロック図の例を図示する機能ブロック図である。 図8は、本開示の1つの態様を実装するように実行されたブロック図の例を図示する機能ブロック図である。 図9は、本開示の1つの態様に従って構成される基地局およびUEを図示するブロック図である。 図10は、本開示の1つの態様に従って構成されるデータ送信の第1のシンボルを図示するブロック図である。
[0026]添付の図面に関連して下記に示される詳細な説明は、様々な構成の説明を意図したものであり、本開示の範囲に制限されることが意図されるものではない。さらに、詳細な説明は、発明の主題の完全な理解を提供することを目的とする特定の詳細を含む。これらの特定の詳細があらゆるケースにおいて求められること、並びに、いくつかの事例では、周知の構成およびコンポーネントが説明の明確さのためにブロック図形式で示されることは、当業者に対して明らかだろう。
[0027]本明細書で説明される技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAのような様々なワイヤレス通信ネットワークおよび他のネットワークに対して使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば交換可能に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、米国電気通信工業会(TIA)のCDMA2000(登録商標)などのような無線技術を実装し得る。UTRA技術は、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他のバリエーションを含む。CDMA2000技術は、米国電子工業会(EIA)およびTIAからの、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格を含む。TDMAネットワークは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュOFDM(登録商標)などのような無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRA技術は、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTE−アドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの、より新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書において説明されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書において説明されている。本明細書で説明される技法は、上述されたワイヤレスネットワークおよび無線接続技術と同様に、他のワイヤレスネットワークおよび無線接続技術のために使用され得る。明確化のために、技法の特定の態様は、下記でLTEまたはLTE−A(代替において、合わせて「LTE/−A」と呼ばれる)について説明され、下記の説明の大部分でそのようなLTE/−Aの専門用語を使用する。
[0028]図1は、通信のためのワイヤレスネットワーク100を示し、それは、LTE−Aネットワークであり得る。ワイヤレスネットワーク100は、多数の発展型ノードB(eNB)110および他のネットワークエンティティを含む。eNBは、UEと通信する局であり、基地局、ノードB、アクセスポイントなどとも呼ばれ得る。各eNB 110は、特定の地理的エリアのための通信カバレッジを提供し得る。3GPPにおいて、「セル」という用語は、その用語が使用される文脈に応じて、eNBのこの特定の地理的カバレッジエリア、および/または、カバレッジエリアにサービスするeNBサブシステムを指し得る。
[0029]eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または、他のタイプのセルに対して通信カバレッジを提供し得る。マクロセルは、一般に、相対的に大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる制限のないアクセスを可能にし得る。ピコセルは、一般に、相対的に小さい地理的エリアをカバーし、ネットワークプロバイダにサービス加入しているUEによる制限のないアクセスを可能にし得る。フェムトセルもまた、一般に、相対的に小さい地理的エリア(例えば、家)をカバーし、制限のないアクセスに加え、フェムトセルとの関連付けを有するUE(例えば、クローズドサブスクライバグループ(CSG)の中のUE、家の中のユーザのためのUEなど)による制限されたアクセス提供し得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれ得る。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれ得る。また、フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれ得る。図1に示される例では、eNB 110a、110bおよび110cは、それぞれマクロセル102a、102bおよび102cのためのマクロeNBであり得る。eNB 110xは、ピコセル102xのためのピコeNBである。また、eNB 110yおよび110zは、それぞれフェムトセル102yおよび102zのためのフェムトeNBである。eNBは、1または複数(例えば、2、3、4個など)のセルをサポートし得る。eNBは、それぞれ、バックホール134および136のようなバックホール通信リンクを通じて直接通信し得る。
[0030]ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局は、アップストリーム局(例えば、eNB、UEなど)からデータの送信および/または他の情報を受信し、ダウンストリーム局(例えば、他のUE、別のeNBなど)にデータの送信および/または他の情報の送信を送る局である。中継局はまた、他のUEのための送信を中継するUEであり得る。図1において示される例では、中継局110rは、eNB 110aおよびUE 120rと通信し、ここで、中継局110rは2つのネットワーク要素(eNB 110aおよびUE 120r)間の通信を容易にするために、それらの間の中継器の役割を果たす。中継局はまた、中継eNB、中継器などとも呼ばれ得る。
[0031]ワイヤレスネットワーク100は、同期または非同期動作をサポートし得る。同期動作について、eNBは、同様のフレームタイミングを有し、異なるeNBからの送信は時間内におおまかにアラインされ得る。非同期動作については、eNBは、異なるフレームタイミングを有し、また、異なるeNBからの送信は、時間内にアラインされない可能性がある。
[0032]UE 120は、ワイヤレスネットワーク100全体に分散され、各UEは、固定またはモバイルであり得る。UEはまた、端末、モバイル局、加入者ユニット、局などとも呼ばれ得る。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継器などと通信可能であり得る。図1では、両矢印付きの実線は、UEと、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でUEにサービスするように指定されたeNBである、サービングeNBとの間の所望の送信を示し、両矢印付きの破線は、UEとeNBとの間の干渉する送信を示す。
[0033]LTE/−Aは、ダウンリンク上では直交周波数分割多重(OFDM)を利用し、アップリンク上では単一キャリア周波数分割多重(SC−FDM)を利用する。OFDMとSC−FDMAは、システム帯域幅を複数の(K個の)直交サブキャリアに分割し、それらは一般的に、トーン、ビンなどと呼ばれる。各サブキャリアは、データによって変調され得る。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、およびSC−FDMAでは時間領域で送られる。隣接するサブキャリア間の間隔は固定され、サブキャリア(K個)の総数は、システム帯域幅よって決まり得る。例えば、Kは、1.4、3、5、10、15、または20メガヘルツ(MHz)の対応するシステム帯域幅について、それぞれ、72、180、300、600、900、および1200と等しくなり得る。システム帯域幅はまた、サブバンドに分割され得る。例えば、サブバンドは、1.08MHzをカバーし得、1.4、3、5、10、15、または20MHzの対応するシステム帯域幅について、それぞれ、1、2、4、8、または16サブバンドが存在し得る。
[0034]図2は、LTE/−Aにおいて使用されるダウンリンクフレーム構造を示す。ダウンリンクのための送信タイムラインは、無線フレームのユニットに分割され得る。各無線フレームは、所定の持続期間(例えば、10ミリ秒(ms))を有し、0〜9のインデックスを有する10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つのスロットを含み得る。よって、各無線フレームは、0〜19のインデックスを有する20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間を含み得、例えば、ノーマルサイクリックプレフィックスについては7個のシンボル期間を(図2において示されるように)、または拡張されたサイクリックプレフィックスについては6個のシンボル期間を含み得る。各サブフレームにおける2L個のシンボル期間は、0〜2L−1のインデックスを割り当てられ得る。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに分割され得る。各リソースブロックは、1つのスロットにおいてN個のサブキャリア(例えば、12個のサブキャリア)をカバーし得る。
[0035]LTE/−Aにおいて、eNBは、eNBにおける各セルのために、一次同期信号(PSS)および二次同期信号(SSS)を送り得る。一次および二次同期信号は、図2で示されるように、ノーマルサイクリックプレフィックスを用いて、各無線フレームのサブフレーム0および5の各々における、それぞれシンボル期間6および5において送られ得る。同期信号は、セル検出および捕捉のためにUEによって使用され得る。eNBは、サブフレーム0のスロット1におけるシンボル期間0〜3で、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送り得る。PBCHは、特定のシステム情報を搬送し得る。
[0036]eNBは、図2で見られるように、各サブフレームの第1のシンボル期間において物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を送り得る。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるシンボル期間の数(M)を伝達することができ、ここで、Mは、1、2、または3に等しく、サブフレームごとに変わり得る。Mはまた、例えば、スロットごとに10個未満のリソースブロックを有する小さなシステム帯域幅では、4に等しくなり得る。図2に示す例では、M=3である。eNBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送り得る。PDCCHおよびPHICHはまた、図2に示される例では、最初の3つのシンボル期間に含まれる。PHICHは、ハイブリッド自動再送(HARQ)をサポートするために情報を搬送し得る。PDCCHは、UEのためのリソース割り振りに関する情報と、ダウンリンクチャネルのための制御情報とを搬送し得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間において物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送り得る。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジューリングされたUEのためのデータを搬送し得る。
[0037]各サブフレームの制御部(すなわち各サブフレームの第1のシンボル期間)においてPHICHおよびPDCCHを送ることに加えて、LTE−Aもまた同様に、各サブフレームのデータ部分でこれらの制御用チャネル(control-oriented channels)を送信し得る。図2に示されるように、データ領域(例えば、中継物理ダウンリンク制御チャネル(R−PDCCH))および中継物理HARQインジケータチャネル(R−PHICH)を利用するこれらの新しい制御設計は、各サブフレームの後のシンボル期間に含まれる。R−PDCCHは、半二重中継動作のコンテキストにおいて独自に発展したデータ領域を使用する制御チャネルの新しいタイプである。1つのサブフレームにおいて最初のいくつかの制御シンボルを占有する、レガシPDCCHおよびPHICHとは異なり、R−PDCCHおよびR−PHICHは、データ領域として当初に割り当てられたリソースエレメント(RE)にマッピングされる。新しい制御チャネルは、周波数分割多重(FDM)、時分割多重(TDM)、またはFDMとTDMとの組合せの形式であり得る。
[0038]eNBがどのように構成され得るか、またはeNBによって動作されるいずれかの機能の構成に従って、eNBは、ブロードキャスト、ユニキャスト、いくつかのUEの特定のグループなどを通して、UEに様々な信号およびチャネルを送信し得る。例えば、eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心1. 08MHzにおいてPSS、SSS、およびPBCHを送り得る。eNBはまた、PCFICHおよびPHICHを、これらのチャネルが送られる各シンボル期間において、システム帯域幅全体にわたって送り得る。eNBは、システム帯域幅の特定の部分においてUEのグループにPDCCHを送り得る。eNBは、システム帯域幅の特定の部分において特定のUEにPDSCHを送り得る。eNBは、全てのUEにブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICHおよびPHICHを送り、また特定のUEにユニキャスト方式でPDSCHを送り得る。UEのグループにPDCCHを送るeNBへの代替において、eNBはまた、特定のUEにユニキャスト方式でPDCCHを送り得る。
[0039]多数のリソース要素が、各シンボル期間において利用可能であり得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーし得、1つの変調シンボルを送るために使用され得、それは、実数値または複素数値であり得る。各シンボル期間において基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG)に配置され得る。各REGは、1つのシンボル期間における4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、4つのREGを占有し得、それらは、シンボル期間0において、周波数にわたってほぼ均等に間隔をあけられ得る。PHICHは、3つのREGを占有し得、それらは、1つまたは複数の設定可能なシンボル期間において、周波数にわたって拡散され得る。例えば、PHICHのための3つのREGは、全てシンボル期間0に属し得るか、またはシンボル期間0、1および2において拡散され得る。PDCCHは、9、18、32、または64個のREGを占有することができ、それらは、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択され得る。REGの特定の組み合わせのみが、PDCCHについて可能である。
[0040]UEは、PHICHとPCFICHのために使用される特定のREGを知り得る。UEは、PDCCHのためのREGの異なる組み合わせをサーチし得る。サーチするための組み合わせの数は、通常は、PDCCHに対して可能である組み合わせの数よりも少ない。eNBは、UEがサーチするであろう任意の組み合わせにおいてUEにPDCCHを送り得る。
[0041]UEは、複数のeNBのカバレッジ内にあり得る。これらのeNBのうちの1つは、UEにサービスするために選択され得る。サービングeNBは、受信電力、パスロス、信号対雑音比(SNR)などのような、様々な基準に基づいて選択され得る。
[0042]図3は、アップリンクロングタームエボリューション(LTE/A)通信における例示的なフレーム構造300を示すブロック図である。アップリンクについて利用可能なリソースブロック(RB)は、データ部と制御部とに分割され得る。制御部は、システム帯域幅の両端に形成され得、設定可能なサイズを有し得る。制御部におけるリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられ得る。データ部は、制御部に含まれない全てのリソースブロックを含み得る。図3の設計は、連続したサブキャリアを含むデータ部をもたらし、これは、単一のUEに、データ部における連続したサブキャリアの全てが割り当てられることを可能にし得る。
[0043]UEは、eNBに制御情報を送信するために、制御部におけるリソースブロックに割り当てられ得る。UEはまた、eNBにデータを送信するために、データ部におけるリソースブロックに割り当てられ得る。UEは、制御部における割り当てられたリソースブロック310aおよび310b上の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)において制御情報を送信し得る。UEは、データ部における割り当てられたリソースブロック上の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)において、データのみ、またはデータと制御情報の両方を送信し得る。図3に示されるように、アップリンク送信は、サブフレームの両方のスロットに広がり得、周波数にわたってホップ(hop)し得る。
[0044]図1を再び参照すると、異種ワイヤレスネットワーク100は、単位エリア毎のシステムのスペクトル効率を改善するために、eノードB110の多様なセット(すなわち、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、および中継器)を使用する。ワイヤレスネットワーク100は、そのスペクトルカバレッジについてこのような異なるeNBを使用するため、異種ネットワークとも呼ばれ得る。マクロeNB 110a〜cは通常、ワイヤレスネットワーク100のプロバイダによって慎重に計画され、設置される。マクロeNB 110a〜cは一般に、高い電力レベル(例えば、5W〜40W)で送信する。ピコeNB 110xおよび中継局110rは、一般に、かなり低い電力レベル(例えば、100mW〜2W)で送信を行い、マクロeNB 110a〜cによって提供されるカバレッジエリアにおけるカバレッジホールをなくし、ホットスポットにおける容量を改善するために、相対的に無計画な方法で展開され得る。フェムトeNB 110y〜zは、通常はワイヤレスネットワーク100から独立して展開されるが、それにもかかわらず、それらの管理者(単数または複数)によって権限を付与された場合、ワイヤレスネットワーク100への潜在的なアクセスポイントとして、または、少なくともリソースの協調および干渉管理の協調を行うためにワイヤレスネットワーク100の他のeNB 110と通信し得るアクティブでアウェアな(aware)eNBとして、のいずれかで、ワイヤレスネットワーク100のカバレッジエリアに組み込まれ得る。フェムトeNB 110y〜zもまた、通常、マクロeNB 110a〜cよりもかなり低い電力レベル(例えば、100mW〜2W)で送信する。
[0045]ワイヤレスネットワーク100のような異種ネットワークの動作では、各UEは通常、より良い信号品質を用いてeNB 100によってサービスされる一方、他のeNB 110から受信される所望されない信号は、干渉として扱われる。そのような動作原理が最適状態には及ばないパフォーマンスをもたらし得る一方、ネットワークの性能の進歩が、eNB 110間のインテリジェントなリソース協調、より良いサーバ選択ストラテジ、および効率的な干渉管理のためのより向上した技法を使用することによって、ワイヤレスネットワーク100において実現される。
[0046]ピコeNB 110xのようなピコeNBは、マクロeNB 110a〜cのようなマクロeNBと比較した場合、かなり低い送信電力によって特徴付けられる。ピコeNBはまた、通常、アドホック方式でワイヤレスネットワーク100のようなネットワークの方々に配置されるだろう。この無計画な展開のために、ワイヤレスネットワーク100のようなピコeNBの配置を有するワイヤレスネットワークは、干渉状況への低い信号を伴う広いエリアを有することが予期され、それは、カバレッジエリア、すなわち、セルのエッジにおけるUE(「セルエッジ」UE)への制御チャネル送信のためのよりチャレンジングな(challenging)RF環境を助長し得る。さらに、マクロeNB 110a〜cとピコeNB 110xとの送信電力レベル間の潜在的に大きな不均衡(例えば、約20dB)は、混合された配置では、ピコeNB 110xのダウンリンクのカバレッジエリアが、マクロeNB 110a〜cのものよりもずっと小さくなるであろうことを暗に意味する。
[0047]しかしながら、アップリンクの場合、アップリンク信号の信号強度は、UEによって左右され、そのため、eNB 110のいずれのタイプによって受信された場合でも同様であるだろう。eNB 110のためのアップリンクのカバレッジエリアがほぼ同一または同様であると、アップリンクのハンドオフ境界は、チャネル利得に基づいて決定されるだろう。これは、ダウンリンクのハンドオーバ境界とアップリンクのハンドオーバ境界との間の不一致をもたらし得る。追加のネットワークの適応がなくとも、この不一致は、ダウンリンクとアップリンクのハンドオーバ境界がより緊密に一致しているマクロeNBのみの同種ネットワークよりも、ワイヤレスネットワーク100において、サーバの選択またはUEのeNBへの関連付けをより困難にするだろう。
[0048]サーバ選択が、ダウンリンク受信信号強度に主に基づいている場合、ワイヤレスネットワーク100のような異種ネットワークの、混合されたeNB展開の実用性は、大いに減少するだろう。これは、ピコeNB 110xが、著しく弱いダウンリンク送信電力のためにいずれのUEにもサービスしない可能性がある間に、マクロeNB 110a−cのより高いダウンリンク受信信号強度が、利用可能なUEの全てを引き付けるため、マクロeNB 110a−cのようなより高い電力の(higher powered)マクロeNBのより大きなカバレッジエリアが、ピコeNB 110xのようなピコeNBを用いてセルカバレッジを分割する利益を制限するためである。さらに、マクロeNB 110a−cは、これらのUEに効率的にサービスするのに十分なリソースを有していない可能性が高いだろう。従って、ワイヤレスネットワーク100は、ピコeNBのカバレッジエリアを拡大することによって、マクロeNB 100a−cとピコeNB 100xとの間の負荷を、動的にバランスを取ることを試みるだろう。この概念は、セル範囲拡大(CRE)と呼ばれる。
[0049]ワイヤレスネットワーク100は、サーバ選択が決定される方法を変更することによって、CREを実現する。ダウンリンク受信信号強度にサーバ選択のベースを置く代わりに、選択は、よりダウンリンク信号の品質に基づく。1つのこのような品質ベースの決定では、サーバ選択は、最小のパスロスをUEに与えるeNBを決定することに基づき得る。さらに、ワイヤレスネットワーク100は、マクロeNB 110a−cとピコeNB 110xとの間で、固定されたリソースの分割を提供する。しかしながら、この負荷のアクティブなバランスを用いたとしても、マクロeNB 110a−cからのダウンリンク干渉は、ピコeNB 110xのような、ピコeNBによってサービスされるUEに対して軽減されるべきである。これは、UEにおける干渉消去、eNB 110間のリソース調整などを含む、様々な方法によって達成され得る。
[0050]ワイヤレスネットワーク100のような、セルの範囲拡大を伴う異種ネットワークでは、ピコeNB 110xのようなより低い電力のeNBからのサービスをUEが取得するために、マクロeNB 100a−cのようなより高い電力のeNBから送信されたより強いダウンリンク信号の存在の下で、ピコeNB 110xは、マクロeNB 110a−cのうちの干渉している支配的なものとの制御チャネルおよびデータチャネルの干渉調整に従事する。干渉調整のための多くの異なる技術が、干渉を管理するために用いられ得る。例えば、セル内干渉調整(ICIC)は、共同チャネル展開におけるセルからの干渉を低減するように使用され得る。1つのICICメカニズムは、適応リソース分割である。適応リソース分割は、特定のeNBにサブフレームを割り当てる。第1のeNBに割り当てられたサブフレームにおいて、近隣のeNBは送信を行わない。このように、第1のeNBにサービスされるUEによって経験される干渉が低減される。サブフレーム割り当ては、アップリンクチャネルおよびダウンリンクチャネルの両方で行われ得る。
[0051]例えば、ABS(Almost Blank Subframe)サブフレームは、eNBのクラスタの間に割り振られ得る。ABSサブフレームを特定のeNBに割り当てることによって、他のeNB送信が保護される。例えば、所与のサブフレームに対して、eNB AがABSサブフレームを割り当てられる場合、eNB Bは、またはeNB Aからの干渉に制限される信号を送信し得るか、または効率的に保護される。例えば、第1のeNBの禁止されたサブフレームは、干渉する第2のeNBの保護されたサブフレームに対応し得る。よって、第1のeNBは、第1のeNBの保護されたサブフレーム中にデータを送信する唯一のeNBである。共通サブフレームは、複数のeNBによるデータ送信のために使用され得る。共通サブフレームはまた、他のeNBからの干渉の可能性のために「クリーンでない(unclean)」サブフレームとも呼ばれ得る。
[0052]異種ネットワークは、異なる電力クラスのeNBを有し得る。例えば、3つの電力クラスは、降順の電力クラスで、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNBとして定義され得る。マクロeNB、ピコeNB、およびフェムトeNBが同一チャネル展開されている場合、マクロeNB(攻撃者(aggressor)eNB)の電力スペクトル密度(PSD)は、ピコeNBおよびフェムトeNB(被害者(victim)eNB)のPSDよりも大きく、ピコeNBおよびフェムトeNBで大量の干渉を生み出し得る。保護されたサブフレームが、ピコeNBおよびフェムトeNBに対する干渉を低減または最小化するために使用され得る。すなわち、保護されたサブフレームが、攻撃者eNB上の禁止サブフレームに対応するように、被害者eNBのためにスケジューリングされ得る。
[0053]LTE/−Aにおいて用いられ得る別の干渉管理スキームの例は、低速で適応する(slowly-adaptive)干渉管理である。干渉管理に対するこのアプローチを使用すると、リソースは、スケジューリング間隔よりももっと長い時間スケールにわたって、交渉され、割り振られる。このスキームの目的は、ネットワークの全体的な有用性を最大化する時間または周波数リソースの全てにわたる、送信するeNBとUEの全てのための、送信電力の組み合わせを発見することである。「有用性」は、ユーザのデータレート、サービス品質(QoS)フローの遅延、および公平性のメトリックの関数として定義され得る。このようなアルゴリズムは、最適化を解決するために使用される情報の全てに対するアクセスを有し、送信エンティティの全てに対する制御を有する、中央エンティティによって計算され得る。この中央エンティティは、常に実用的であるわけではなく、それどころか所望されないことさえある。従って、代替の態様では、ある特定のノードのセットからのチャネル情報に基づいてリソースの使用の決定を行う分散アルゴリズムが使用され得る。従って、低速で適応する干渉アルゴリズムは、中央エンティティを使用して、またはネットワークにおけるノード/エンティティの様々なセットにわたりアルゴリズムを分散させることによって、のいずれかで展開され得る。
[0054]ワイヤレスネットワーク100のような異種ネットワークの展開では、UEは、UEが1つまたは複数の干渉するeNBからの高い干渉を観察し得る支配的な干渉のシナリオにおいて動作し得る。支配的な干渉のシナリオは、制限された関連付けによって発生し得る。例えば、図1では、UE 120yは、フェムトeNB 110yの近くにあり、eNB 110yについて高い受信電力を有し得る。しかしながら、UE 120yは、制限された関連付けのために、フェムトeNB 110yにアクセス不可能であり得ると、マクロeNB 110cに接続し得る(図1に示されるように)か、またはより低い受信電力でまたフェムトeNB 110zに接続し得る(図1に示されない)。UE 120yはその後、ダウンリンク上でフェムトeNB 110yからの高い干渉を観測し、また、アップリンク上でeNB 110yに対し高い干渉をもたらし得る。調整された干渉管理を使用して、eNB 110cおよびフェムトeNB 110yは、リソースをネゴシエートするために、バックホール134を介して通信し得る。この交渉では、UE 120yが、eNB 110cとその同一のチャネルにわたって通信する場合と同じ程多くのフェムトeノードB 110yからの干渉を経験しないように、フェムトeNB 110yは、そのチャネルリソースのうちの1つにおいて送信を中止することに同意する。
[0055]このような支配的な干渉のシナリオにおいてUEで観察される信号電力の矛盾に加えて、ダウンリンク信号のタイミング遅延もまた、同期システムにおいてでさえ、UEと複数のeNBとの間の異なる距離のために、UEによって観察され得る。同期システムにおけるeNBは、システムにわたり仮定に基づいて同期される。しかしながら、例えば、マクロeNBから5kmの距離にあるUEを考慮すると、そのマクロeNBから受信される任意のダウンリンク信号の伝搬遅延は、約16.67μs(5km÷3×108、すなわち、光速度「c」)だけ遅延するだろう。マクロeNBからのダウンリンク信号を、より近接したフェムトeNBからのダウンリンク信号と比較すると、タイミング差は、有効期間(TTL:time-to-live)エラーのレベルに近づき得る。
[0056]さらに、このようなタイミングの差は、UEにおける干渉除去に影響し得る。干渉除去は、しばしば、同じ信号の複数のバージョンの組み合わせ間の相互相関特性を使用する。同じ信号の複数のコピーを組み合わせることにより、信号の各コピーに干渉が存在し得るが、それはおそらく同じロケーションにはないため、干渉は、より容易に識別され得る。組み合わせられた信号の相互相関を使用して、実際の信号部分が、決定され、干渉と区別され得るため、干渉の除去を可能にする。
[0057]図4は、基地局/eノードB 110およびUE 120の設計のブロック図を示し、これらは、図1における基地局/eノードBのうちの1つ、およびUEのうちの1つであり得る。制限された関連付けシナリオについて、eNB 110は図1におけるマクロeNB 110cであり得、UE 120はUE 120yであり得る。eNB 110はまた、いくつかの他のタイプの基地局であり得る。eNB 110は、アンテナ434a〜434tを備え、UE 120はアンテナ452a〜452rを備え得る。
[0058]eNB 110において、送信プロセッサ420は、データソース412からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信し得る。制御情報は、PBCH、PCFICH、PHICH、PDCCHなどのためのものであり得る。データは、PDSCHなどのためのものであり得る。送信プロセッサ420は、それぞれ、データシンボルおよび制御シンボルを取得するために、データおよび制御情報を処理(例えば、符号化およびシンボルマッピング)し得る。送信プロセッサ420はまた、例えば、PSS、SSSのための基準シンボル、およびセル特有の基準信号を生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ430は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに空間処理(例えば、プリコーディング)を行い、出力シンボルストリームを変調器(MOD)432a〜432tに提供し得る。各変調器432は、出力サンプルストリームを取得するために、それぞれの出力シンボルストリーム(例えば、OFDMなどのための)を処理し得る。各変調器432は、ダウンリンク信号を取得するために、この出力サンプルストリームをさらに処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)し得る。変調器432a〜432tからのダウンリンク信号は、それぞれ、アンテナ434a〜434tを介して送信され得る。
[0059]UE 120において、アンテナ452a〜452rは、eNB 110からダウンリンク信号を受信し、受信された信号を、それぞれ、復調器(DEMOD)454a〜454rに提供し得る。各復調器454は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信された信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)する。各復調器454はさらに、受信シンボルを取得するために、(例えば、OFDMなどのために)入力サンプルを処理し得る。MIMO検出器456は、全ての復調器454a〜454rからの受信シンボルを取得し、適用可能な場合、受信シンボル上でMIMO検出を行い、検出されたシンボルを提供し得る。受信プロセッサ458は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調、デインタリーブ、および復号)し、UE 120のための復号されたデータをデータシンク460に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480に提供し得る。
[0060]アップリンクでは、UE 120において、送信プロセッサ464は、データソース462からデータ(例えば、PUSCHのための)を受信および処理し、コントローラ/プロセッサ480から制御情報(例えば、PUCCHのための)を受信および処理し得る。送信プロセッサ464はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ464からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ466によってプリコーディングされ、復調器454a〜454rによって(例えば、SC−FDMなどのために)さらに処理され、eNB 110に送信され得る。eNB 110において、UE 120からのアップリンク信号は、アンテナ434によって受信され、変調器432によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器436によって検出され、受信プロセッサ438によってさらに処理され、UE 120によって送られた制御情報および復号されたデータを取得し得る。プロセッサ438は、データシンク439に復号されたデータを提供し、コントローラ/プロセッサ440に復号された制御情報を提供し得る。
[0061]コントローラ/プロセッサ440および480は、それぞれ、eNB 110およびUE 120における動作を指示し得る。コントローラ/プロセッサ440および/またはeNB 110における他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明される技法のための様々な処理の実行を行うか、または指示し得る。コントローラ/プロセッサ480および/またはUE 120における他のプロセッサおよびモジュールは、図7および8で図示される機能ブロック、および/または本明細書で説明される技法の他のプロセスの実行を行うか、または指示し得る。メモリ442および482は、それぞれ、eNB 110およびUE 120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ444は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上のデータ送信のためにUEをスケジューリングし得る。
[0062]LTE Rel−11までのLTEシステムでは、単一のダウンリンク制御チャネルは、通常は1つのサブフレーム中の単一のPDSCH送信、または1つのサブフレーム中の単一のPUSCHのみをスケジューリングする。現在、単一のPDSCH/PUSCH送信スケジューリングの唯一の例外は、TDD構成#0についてであり、それは、単一のUL許可が2つのアップリンクPUSCH送信をスケジューリングし得る。各制御チャネル送信は、例えば、2つの制御チャネルエレメント(CCE)または72個のREなどの特定のリソースを消費し、それは、いくつかのダウンリンク制御情報(DCI)およびいくつかのUEのための物理リソースブロック(PRB)ペアの半数に相当する。しかしながら、少なくとも分散された制御チャネル送信(レガシPDCCH、またはEPDCCH)について、制御チャネル送信に起因して実際の大きさのロス(dimensional loss)がさらにより大きくなり得ることは、注目に値する。例えば、レガシPDCCH(ノーマルCPについては7%のオーバーヘッド)のための1つの制御シンボルが、単一の制御チャネル送信に必要とされ得る。少なくとも2つのPRBペアは、分散されたEPDCCH(10MHzのシステムにおいては4%のオーバーヘッド)に必要とされ得る。
[0063]制御チャネルオーバーヘッドの低減は、マルチサブフレームスケジューリングを使用して実現され得る。マルチサブフレームスケジューリングを用いて、1つの制御チャネルは、2つ以上のサブフレームにわたってDL/UL送信をスケジューリングし得る。図5Aは、送信フレーム50の4つのサブフレームを図示するブロック図である。1つの制御チャネル、制御チャネル500は、レガシPDCCH、または新規のEPDCCHのいずれかであり得、4つのPDSCH送信、PDSCH 501−504を、その各々がそれ自体のトランスポートブロック(TB)、TB 1−TB 4でスケジューリングし、それにより同じトランスポートブロックが複数のサブフレームにわたって繰り返されない。そのため、制御チャネルのオーバーヘッドは、唯一の制御チャネルである制御チャネル500として低減され、4つの異なるPDSCH送信であるPDSCH 501−504をスケジューリングするために使用される。
[0064]制御チャネルのオーバーヘッドもまた、クロスサブフレームスケジューリングを使用して低減され得ることがさらに留意されるべきである。図5Bは、送信フレーム51の4つのサブフレームを図示するブロック図である。クロスサブフレームスケジューリングでは、1つのサブフレームが、2つ以上のそれぞれのDLまたはULサブフレームをスケジューリングする2つ以上の制御チャネルを搬送する。例えば、例示されるように、サブフレームnは、4つの別個の制御チャネルである、制御チャネル505−508を含む。制御チャネル505−508の各々は、対応するDLまたはULチャネルをスケジューリングする。制御チャネル505は、TB 1でPDSCH 509をスケジューリングし、制御チャネル506は、TB 2でPDSCH 510をスケジューリングし、制御チャネル507は、TB 3でPDSCH 511をスケジューリングし、制御チャネル508は、TB 4でPDSCH 512をスケジューリングする。このように、複数の制御チャネルが個々の対応するDL/ULチャネルをスケジューリングするために使用される間、制御チャネル505−508の各々はサブフレームnに位置付けられ、一方サブフレームn+1〜n+3は、このような制御オーバーヘッドを含まない。
[0065]現在のおよび以前のLTE実装について定義されるキャリアタイプは、一般に、レガシキャリアタイプ(LCT)または後方互換性のあるキャリアタイプと呼ばれる。LCTを実装すると、通常は、サブフレーム中に少なくとも1つの制御シンボルが存在する。この制御シンボルは、一般に、サブフレーム中の1番目のシンボルに位置付けられる。PDSCH/EPDCCHは、通常、サブフレーム中に割り振られたレガシ制御シンボルの数に応じて、このようなLCTのためのサブフレームにおいて、2番目のシンボルまたはそれ以降から始まる。小さい帯域幅(例えば、スロットごとの、10またはそれより少ないリソースブロック)について、レガシ制御シンボルの数は、最大で4になり得る。大きい帯域幅(例えば、スロットごとの、10より多いリソースブロック)について、レガシ制御シンボルの数は、最大で3になり得る。新規のLTEキャリアタイプでは、一般に、新規のキャリアタイプ(NCT)と呼ばれ、それは、後方互換性がなく、レガシ制御領域は存在しない。結果として、PDSCH/EPDCCHは、サブフレーム中の1番目のシンボルから始まり得る。LTE Rel−12では、サービスカバレッジは、より高い電力のマクロセルに加えて、ピコセルおよび/またはフェムトセルのような、高容量のスモールセルを通じて提供され得る。高容量のスモールセルを用いたサービスの条件は、一般に、スモールセル高密度化(densification)と呼ばれ得、起こり得る配置のシナリオである。各セルは、非常に限られた数のUEにサービスし得る。LTE Rel−12システムにおけるLCT実装についてでさえ、スモールセル高密度化配置で第1のシンボル(シンボル0)からPDSCH/EPDCCHを開始することを考慮することが可能であり得る。スモールセルの各々が1つまたはごく少数のUEにサービスするのみであり得るため、レガシ制御領域の必要性は減らされ得る。
[0066]シンボル0からPDSCH/EPDCCHを開始することによって制御チャネルオーバーヘッドが低減され得、マルチサブフレーム/クロスサブフレームスケジューリングと組み合わせられる。LTE Rel−12およびそれ以降について、レガシPDCCH領域は削除され得、それは、PDSCHがシンボル0から開始することを可能にする。しかしながら、いくつかのサブフレームにおいて後方互換性(例えば、ページング、SIBなどをサポートすること)に関する懸念が存在し得るため、レガシ制御の削除がサブフレームのサブセットについてのみに実装され得るように、それらのサブフレーム中のPDCCHを介する共通サーチスペース(CSS)の使用が存在し得る。このような配置では、レガシ制御領域、ひいてはシンボル0から開始するPDSCHの欠如は、それぞれの基地局からの動的な、または半静的なシグナリングを使用して、利用可能なUEに示され得る。
[0067]EPDCCHがアドバンストLTEシステムにおいて構成されるとき、UEは、EPDCCHのためのCSSがないため、依然として、少なくともCSSについてPDCCHをモニタリングすることを試みるだろう。結果として、レガシ制御領域がいくつかのサブフレーム内で削除され得る場合でさえ、レガシ制御領域が削除されるサブフレームにおいて、レガシ制御のための少なくとも1つのシンボルが存在し得、それは、DLオーバーヘッドに寄与する(contributes)だろう。レガシ制御領域が完全に削除される場合、PHICHは送信されず、それは、非適応UE(non-adaptive UL)の再送信がサポートされることができないことを意味する。従って、このようなULの再送信をサポートするために、PDCCHまたはEPDCCHが、なおも使用されなければならず、それは、DLオーバーヘッドを要求する。加えて、サブフレームのセットにおいてレガシ制御領域を削除することはまた、セルによってサービスされたUEのためのサブフレームのセットにおいてEPDCCHの使用を命令する。
[0068]説明の目的で、レガシ制御領域を低減または完全に削除さえすることによって達成され得る様々な省略(savings)に加えて、利用可能なREを例示する、LTEシステムの数値化された例が提供され得る。この例の概念的なLTEシステムは、2つの共通基準信号(CRS)ポートを用いて、10MHzで動作する。さらに、システムは、1つの制御シンボル、最小PHICHリソース、およびノーマルサイクリックプリフィックス(CP)を仮定する。このようなシステムの例では、50個のリソースブロックが存在し得、それは、600トーンと、14個のシンボルとに等しい。そのため、利用可能なリソースエレメント(RE)の総数は、600×14=8400個のREであり得る。第1のスロットの第1のシンボルにおけるCRSの送信は、200個のREから成り得る。CRCを含む3つの追加のシンボルが存在し、CRSのために200×4=800個のREの総コストをもたらす。第1のスロットの第1のシンボルにおけるPCFICHは、16個のREから成り得る。仮定された最小のPHICHリソースは、2つのPHICHグループの上限(50/8/6)、または2×12=24個のPHICH REに対応する。CRSベースのPDSCHについて、PDSCHのために利用可能な最大で600×13−600=7200個のREが存在し得、1つの制御シンボル(14−1=13)と仮定すると、ここで、600個のREは、残りの3つのCRSシンボルのコスト(第1のCRSは、制御シンボルについての1つのシンボルの減少で説明される)を表し、PSS/SSS/PBCHなどのような他の信号を考慮しない。レガシ制御領域が完全に削除される場合、PDSCHのために利用可能な最大で600×14−800=7600個のREが存在し得、ここで、800個のREのコストは、4つの全てのCRSシンボルのコストを表す。このレガシ制御領域の削除は、400個のRE(7200個からの)、すなわち400/7200=5.5%の増加を計上する。
[0069]レガシ制御領域が部分的に可能である場合、例えば、PCFICH/PHICHおよび単一のPDCCH。アグリゲーションレベル1のPDCCH(36個のRE)について、7600−16(第1のシンボルPCFICH)−24(PHICH)−36(アグリゲーションレベル1のPDCCH)=7524個のREが存在し得、324個のRE、すなわち324/7200=4.5%の増加である。アグリゲーションレベル2のPDCCH(72個のRE)について、7600−16(第1のシンボルPCFICH)−24(PHICH)−72(アグリゲーションレベル2のPDCCH)=7488個のREが存在し得、288個のRE、すなわち288/7200=4.5%の増加である。アグリゲーションレベル4のPDCCH(144個のRE)について、7600−16(第1のシンボルPCFICH)−24(PHICH)−144(アグリゲーションレベル4のPDCCH)=7416個のREが存在し得、216個のRE、すなわち216/7200=3.0%の増加である。1つのレベル4および1つのレベル2の、2つのPDCCHの場合、7600−16(第1のシンボルPCFICH)−24(PHICH)−144(アグリゲーションレベル4のPDCCH)−72(アグリゲーションレベル2のPDCCH)=7344個のREが存在し得、144個のRE、すなわち144/7200=2.0%の増加である。
[0070]DM−RSベースのPDSCHでは、ランク1およびランク2のPDSCHについて、PRBペアごとに12個のDM−RS RE、すなわち全体で12×50=600個のDM−RS REが存在する。レガシ制御領域が完全に削除される場合、PDSCHのために利用可能な最大で600×14−800−600=7000個のREが存在し得、1つの制御シンボルと仮定すると、600×13−600−600=6600から400個のRE、すなわち400/6600=6.1%の増加であり得る。レガシ制御領域が部分的に可能である場合、1つのレベル1のPDCCH、1つのレベル2のPDCCH、1つのレベル4のPDCCH、および1つのレベル4のPDCCH+1つのレベル2のPDCCHについて、それぞれ、324/6600=4.9%、288/6600=4.4%、216/6600=3.3%、および144/6600=2.2%であり得る。
[0071]数値の例を考慮すると、レガシ制御領域を完全に削除することと、レガシ制御領域を部分的に削除することの間のオーバーヘッド省略(overhead savings)の差は、わずか数パーセントである。さらに、いくつかのシンボルにおける2つのPDCCHを送信することによる部分的な削除を考慮したとしても、依然として約2.0%のオーバーヘッド省略が存在する。従って、本開示の様々な態様は、シンボル0からPDSCH/EPDCCHを開始することを指示される一方、レガシ制御領域を完全には削除しない。このような構成の下で、レガシ制御領域のいくつかは、例えば、PCFICH、PHICH、および/またはPDCCHなどのレガシ信号/チャネルを依然として送信し得るか、またはレガシ制御送信のために確保される(reserved)一方、残りのREは、PDSCH、EPDCCH、または両方によって使用され得る。
[0072]図6は、本開示の1つの態様に従って構成されるワイヤレスシステムにおける、送信フレーム60の詳細なマッピングを図示するブロック図である。送信フレーム60は、10個のサブフレームを含む。サブフレーム600のような単一のサブフレームは、各スロット内に14個のリソースブロック(RB)を有する2つのスロットを含む。図6で図示される詳細は、サブフレーム600にわたる3つの別個のRB 601−603を示す。RB601−603は、12個のサブキャリアにわたる、サブフレーム600の2つのスロットの各々について、7個のシンボルを含む。図のキー61を参照すると、サブキャリア0、3、6、および9においてCRS信号は、第1のシンボル、シンボル0−604において示される。同様に、CRS信号はシンボル4において再び繰り返される。同じ配置が、第2のスロットにおいて、またRB 602および603の各々について存在する。
[0073]本開示の1つの実装では、データ送信およびEPDCCH送信は、PDSCHを介してシンボル0−604において可能である。しかしながら、レガシ制御送信もまた、可能である。例えば、RB 601では、PCFICHは、サブキャリア1、2、4、および5でシンボル0−604においてREを占有し得る。同様に、RB 602では、PHICHもまた、サブキャリア1、2、4、および5でシンボル0−604においてREを占有し得る。RB 603では、PDCCHは、サブキャリア7、8、10、および11でシンボル0−604においてREを占有し得る。しかしながら、上記の数値の例で留意されるように、レガシ制御送信を部分的にのみ削除し、シンボル0−604におけるPDSCH/EPDCCH送信を可能にすることによってさえ、オーバーヘッド省略が実現され得る。
[0075]図7は、本開示の1つの態様を実装するように実行された例示的なブロック図を図示する機能ブロック図である。
[0075]ブロック700において、送信は、基地局において生成される。送信は、サブフレームを含み、サブフレームの第1の部分は、レガシ制御情報に割り振られる。サブフレームの第1の部分は、少なくとも第1のシンボル持続期間を含む。レガシ制御情報は、PCFICH、PHICH、PDCCHなどのような様々な信号を含み得る。第1のシンボル持続期間に、特的の周波数において、基地局は、レガシ制御情報をスケジューリングする。
[0076]ブロック701において、データは、レガシ制御情報がなくとも、少なくとも第1のシンボル持続期間において多重化される。PDSCHを介するようなデータ送信は、第1のシンボル持続期間においてスケジューリングされ得る。データ送信は、レートマッチングを使用してスケジューリングされ得、ここにおいて、データは、レガシ制御情報が未だにスケジューリングまたは割り振られていないサブキャリアにおいてスケジューリングされる。
[0077]特定のサブフレームでは、基地局は基準信号を含まないサブキャリアの各々において送信のためにデータをスケジューリングし得る。このような状況でレガシ制御情報がスケジューリングされるとき、レガシ制御情報は、特定のサブキャリアまたはリソースエレメント(RE)のためにスケジューリングされた任意のデータ送信をパンクチャリングする、適切なサブキャリアに置かれる。他の態様では、データは、レガシ制御情報がスケジューリングされているRE、または確保されているREを避けるように、レートマッチングされ得る。
[0078]まだスケジューリングされていない他のレガシ制御情報が送られるとき、この他のレガシ制御情報は、データ送信がすでにスケジューリングされたREをパンクチャリングし得る。データは、ユニキャストPDSCH、ブロードキャストPDSCH、EPDCCH、またはそれらの組合せであり得る。データはまた、ユニキャストトラフィック(例えば、PDSCHを介するユニキャストデータ、またはEPDCCHを介するユニキャスト制御)のみに制限され得る。レガシ制御領域のためのシンボルの数が1より大きいため、同じシンボルにおけるPDSCH/EPDCCHの多重化は、他のレガシ制御シンボルと同様に拡張され得る。
[0079]代替的に、多重化は、制御シンボルの数が少なくともいくつかのサブフレーム中のものに制限されるとき(例えば、ブロードキャストがないサブフレーム)、第1のシンボルにおいてのみ行われ得る。追加的にまたは独立して、制御シンボルの数は、少なくともいくつかのサブフレーム中のものよりも大きい可能性があり、多重化は、制御領域の最後のシンボル、または全ての制御シンボルにおいて行われ得る。UEは、準静的に(例えば、RRCを介して)、または動的な方法で(例えば、PCFICHまたはDCIを介して)、唯一の制御シンボルが存在するサブフレームのセットを決定し得る。
[0080]ブロック702において、送信は、基地局からモバイルデバイスに送られる。一旦、送信が第1のシンボル持続期間に多重化されたデータおよびレガシ制御情報を用いて生成されると、基地局は、その送信をモバイルデバイスへと送る。
[0081]図8は、図7で説明されるような動作を行うように構成された基地局と通信するモバイルデバイスからの、本開示の1つの態様を実装するように拡張される例示的なブロックを図示する機能ブロック図である。ブロック800において、モバイルデバイスは、基地からの送信を受信する。
[0082]ブロック801において、モバイルデバイスは、送信を復号する。送信は、基地局からのサブフレームの少なくとも第1のシンボルにおけるデータを含む。このデータ送信は、少なくとも第1のシンボルでのレガシ制御送信と多重化される。データは、ユニキャストPDSCH、ブロードキャストPDSCH、EPDCCH、またはそれらの組合せであり得る。データはまた、ユニキャストトラフィック(例えば、PDSCHを介するユニキャストデータ、またはEPDCCHを介するユニキャスト制御)のみに制限され得る。
[0083]基地局は、第1のシンボル、シンボル0、およびUEに対して半静的に、動的に、またはそれらの組合せで、レガシ制御信号/チャネルのうちのいくつかを用いた多重化から開始するPDSCH/EPDCCHのインジケーションを提供し得る。図9は、本開示の1つの態様に従って構成される基地局900およびUE902を図示するブロック図である。信号904および905と通信する、UE901および902に通知するために、PDSCH/EPDCCHは、第1のシンボルから開始し、そのデータおよびレガシ制御信号は、同じシンボルにおいて多重化され得、基地局900はインジケーション903を送信する。基地局900は、インジケーション903を901に送信する場合に、インジケーション903は、ユニキャストであり得る。インジケーション903はまた、基地局900によるブロードキャストであり得る。このような場合、UE901および902の両方は、PDSCH/EPDCCHが第1のシンボルから開始し、レガシ制御情報と多重化され得ることを、UE901および902に識別するインジケーション903を受信する。例えば、EPDCCHについての基地局900によって送信されたインジケーション903は、半静的であり、サブフレーム依存である一方、PDSCHのための基地局900によって送信されたインジケーション903は、動的であり得る(例えば、FDDにおいて、サブフレーム0/4/5/9は、EPDCCHが第2のシンボルから開始するために確保されるように示され得る一方、他のサブフレームは、確保されたEPDCCHが第1のシンボルから開始するように示される)。基地局900がUE901または902のいずれかに送信するためのデータを有しているとき、それは、PDSCHが第1のシンボルから送信され得ることをUE901および902に通知する、インジケーション903におけるメッセージを動的に含み得る。
[0084]ブロードキャストの態様について、PCFICHは、インジケーション903として使用され得る。例えば、UE 901のようなRel−12 UEは、インジケーション903において確保されたPCFICH値をレガシ値とは異なって解釈し得るか、またはPDSCH/EPDCCHが第1のシンボルから開始し得るかどうかを決定するために確保されたPCFICH値を使用し得る。例として、確保されたPCFICH値は、インジケーションのために使用され得る。別の例として、既存のPCFICH値(例えば、3つの制御シンボル)は、ゼロ制御として再解釈され(re-interpreted)得る。ユニキャストの態様について、PDSCH開始シンボルに関する、動的なインジケーションの態様でのインジケーション903のような動的なインジケーションは、コンパクトなDCIフォーマット1Aおよびモード依存DCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット2、DCIフォーマット2Dなど)の両方について達成され得る。しかしながら、時には、DCIを介する動的なインジケーションが、インジケーション903におけるモード依存DCIフォーマットのみに提供されることが好ましいこともあり得る。DCIフォーマット1Aについて、開始シンボルは、依然としてPCFICHに基づくか、またはRRCベースであり得る。例えば、DCIを介する動的なインジケーションを実装すると、DCIフォーマット2/2Aは、インジケーション903におけるPDSCH開始シンボルインジケータとして、1ビットの「コードワードスワッピングフラグへのトランスポートブロック」を再解釈し得る。ビットが0に設定される場合、次にPDSCHは、PCFICHまたはRRC構成に続き得る。そうでなければ、PDSCHは、第1のシンボルであるシンボル0から始まり得る。別の例では、DCIフォーマット2B/2Cは、PDSCH開始シンボルインジケータとして、1ビットの「スクランブリングアイデンティティ」の再解釈を提供し得る。追加的に、2ビットのPQI(PDSCHレートマッチング、および擬似コロケーションインジケータ(quasi-co-location indicator))についてのRRC構成の一部として、DCIフォーマット2Dは、1つまたは複数のPQI値のためのRRC構成において、第1のシンボル、シンボル0において、PDSCH開始のインジケーションを追加し得る。
[0085]同じシンボル内でレガシ制御信号/チャネルとPDSCH/EPDCCHを多重化することは、レガシ制御信号/チャネルの周囲でレートマッチングされるか、またはレガシ制御信号/チャネルによってパンクチャリングされるか、あるいは、レートマッチングとパンクチャリングとの組合せか、のいずれかでPDSCH/EPDCCH送信のために実装され得る。図10は、本開示の1つの態様に従って構成されるデータ送信の第1のシンボル1000を図示するブロック図である。シンボル1000は、送信の12個のサブキャリアにおいて12個のREを含み得る。レートマッチングまたはパンクチャリング動作は、PDSCHおよびEPDCCHの両方について同じであり得るか、代替的に、PDSCHおよびEPDCCHとは異なり得る。第1のシンボル1000によって図示された例では、PDSCHが、RE 1005、1006、1007、および1008を占有するようにレートマッチングされる一方、EPDCCHは、RE 1003および1004を占有するようにスケジューリングされる。送信の生成中に、R0およびR1のためのCRSは既知のロケーションに置かれる一方、PCFICHは、RE 1001および1002を占有するようにスケジューリングされる。EPDCCHがRE 1003および1004を占有するようにスケジューリングされる一方、PHICH送信1009および1010が生じ、RE 1003および1004のEPDCCH送信をパンクチャリングする。
[0086]追加の例示的な態様では、PDSCH/EPDCCHのレートマッチングまたはパンクチャリングの決定はまた、レガシチャネル/信号に依存し得る。第1のシンボル1000によって図示される別の例では、PCFICHは、RE 1001および1002を占有するようにスケジューリングされる。ダウンリングPDCCHに対応するPDSCHは、RE 1003および1004を占有するようにスケジューリングされる。しかしながら、RE 1003および1004のためにスケジューリングされたPDSCHは、RE 1003内のPHICH、およびRE 1004内の別のPDCCHによってパンクチャリングされる。異なるレガシチャネル/信号の差は、レガシチャネル/信号の異なる特性を反映し得る。PCFICHの存在およびPCFICHのREの数は、一般に既知であり、セルによってサービングされる全てのUEに対して半静的である。結果として、PCFICH REの周囲のレートマッチングは、大きさのロスのいずれの増加もなく、PDSCH/EPDCCH復号効率を改善し得る。一方、PHICHの存在およびセル内のPHICHのREの数は、一般に、動的であり、UEは、PHICH REのサブセットの存在のみを知り得る(例えば、UEがモニタリングするPHICH REのみを知る)。結果として、PHICH REのためのパンクチャリングベースの動作は、PDSCH/EPDCCHが周囲をレートマッチングするために、PHICH REの数が過大な大きさを示す(over-dimensioning)のを避けるために、より好ましい。レガシ制御領域におけるPDCCH送信について、PDCCHの周囲のレートマッチング動作は、PDCCHスケジューリングの対応するPDSCHのために、UEによって行われ得る一方、パンクチャリングベースの動作は、他のPDCCH送信のためにUEによって行われ得る。これは、UEが他のPDCCH送信の存在を知らない可能性があるためである。
[0087]例として、セルは、第1のPDCCHによってスケジューリングされたPDSCHについて、サブフレーム中の第1のPDCCHおよび第2のPDCCHを送信し得、PDSCHは、第1のPDCCHによって使用されるリソースをレートマッチングし得るが、第2のPDCCHによってパンクチャリングされる。別の例として、セルは、マルチサブフレームスケジューリングを用い、サブフレーム1n中の第1のPDSCHおよびサブフレームn2中の第2のPDSCH(ここで、n2≠n1)をスケジューリングする、サブフレームn1においてPDCCHを送信し、ここで、第1のPDSCHは、サブフレームn1中のPDCCHの周囲でレートマッチングを行うが、サブフレームn2中の第2のPDSCHは、サブフレームn2中のPDCCHの周囲でレートマッチングを行わない。さらに別の例として、セルは、クロスサブフレームスケジューリングを用い、それぞれ、サブフレームn1内の第1のPDSCHおよびサブフレームn2内の第2のPDSCH(ここで、n2≠n1)をスケジューリングするために、サブフレームn1内の第1のPDCCHおよび第2のPDCCHを送信する。この場合、第1のPDSCHは、サブフレームn1中の第1および第2のPDCCHの周囲でレートマッチングを行う一方、サブフレームn2中の第2のPDSCHは、サブフレームn2中の任意のPDCCHの周囲でレートマッチングを行わない。
[0088]さらなる態様では、レガシ制御領域におけるいくつかのREは、PDSCH/EPDCCHを確保することができ、PDSCH/EPDCCHを利用不可能にさせる。例えば、シンボル1000によって図示される、通常はレガシ制御領域において考慮される、RE 1003および1004が確保され、PDSCH/EPDCCH送信のためには使用されることができない。これらのREは、共通サーチ空間の関連する動作(例えば、ページング、システム情報ブロードキャスト)によって、部分的に使用され得る。この実装はまた、CCE 0/1/2/3などのREを確保し得る。この確保はまた、(例えば、FDDでのサブフレームにおいてのみ行われる、サブフレーム依存であり得る。別の例では、FDDにおける他のサブフレームでの確保、またはサブフレーム#5、#25、#45における確保が存在しない可能性がある。
[0089]上で参照されるように、PDCCHは、異なるアグリゲーションレベルを使用し得、それはまた、制御オーバーヘッドに影響を与える。さらに考慮すべきことは、PDCCHアグリゲーションレベルの不明確さが存在し得ることである。この不明確さは、PDSCH/EPDCCHレートマッチングに影響し得る。eNBは、PDCCH送信のためにアグリゲーションレベル1(L1)を使用し得る。関連するUEは、同じアグリゲーションレベルL1と仮定すると、成功裏にPDCCHを復号し得るが、2つのPDCCH復号候補が同じ開始CCEインデックスを有するときに、アグリゲーションレベル2(L2)のような異なるアグリゲーションレベルであると仮定すると、PDCCHもまた成功裏に復号し得る。この開始CCEインデックスマッチングのシナリオでは、eNBは、PDSCH/EPDCCH送信をレートマッチングするためにL1アグリゲーションレベルのPDCCHと仮定し得る。しかしながら、UEにおいて、UEは、PDSCH/EPDCCH応答をレートマッチングするためのL2アグリゲーションレベルPDCCHと仮定し得る。このマッチングされたアグリゲーションレベルのPDCCHがeNBとUEとの間で作られる場合、PDSCH/EPDCCH送信は、成功裏に復号され得る。
[0090]この問題を解消するために、インジケーション903(図9)のような基地局からのインジケーションは、アグリゲーションレベルがレートマッチングのために使用されることを識別し得る。このようなアグリゲーションレベルのインジケーションを含む、インジケーション903のような、互換性のあるインジケーションは、通信規格において定義され得るか、または様々なシグナリング(例えばRRC、またはDCIの一部分)を通して提供され得る。従って、インジケーション903は、例えば、コンパクトなDCIフォーマット(例えば、1A)である場合、アグリゲーションレベル1と仮定し、MIMO DCIフォーマット(例えば、DCIフォーマット2D)である場合、アグリゲーションレベル2と仮定すると、DCIフォーマットに依存し得る。インジケーション903のアグリゲーションレベルのインジケーションは、全てのケースのための(不明確性が存在するかどうかに関わらず)、または不明確性が存在する場合のみのためのものであり得る。PDCCHのための実際のアグリゲーションレベルがPDSCH/EPDCCHレートマッチングのためのインジケーションされたアグリゲーションレベルより大きい場合、余分なCCEは、パンクチャリングのアプローチに基づき得る(PDSCH/EPDCCHがこれらの余分なCCEにマッピングされ得るが、送信は、PDCCHによってパンクチャリングされる)。
[0091]追加的に、同じシンボルにおけるPDSCH/EPDCCHとレガシ制御チャネル/信号との多重化のイネーブリングまたはディセーブリングはまた、EPDCCHがUEのために構成されるか否かによって決まり得る。例として、同じシンボルにおけるPDSCH/EPDCCHとレガシ制御チャネル/信号との多重化のイネーブリングは、UEがサブフレームにおいてEPDCCHをモニタリングするように構成されるか否かに関わらず、サブフレームにおいて行われる。代替的に、同じシンボルにおけるPDSCH/EPDCCHとレガシ制御チャネル/信号との多重化のイネーブリングは、UEがサブフレーム内でEPDCCHをモニタリングするように構成されない場合に、サブフレームにおいて行われる。しかしながら、UEがEPDCCHをモニタリングするように構成されるサブフレームの場合、同じシンボルにおけるPDSCH/EPDCCHとレガシ制御チャネル/信号との多重化は、サブフレーム中でディセーブルにされ得る。
[0092]追加的に、同じシンボルにおけるPDSCH/EPDCCHとレガシ制御チャネル/信号との多重化のイネーブリングまたはディセーブリングはまた、マルチサブフレームスケジューリングおよび/またはクロスサブフレームスケジューリングがイネーブルにされる否かによって決まり得る。例として、同じシンボルにおけるPDSCH/EPDCCHとレガシ制御チャネル/信号との多重化のイネーブリングは、UEがマルチサブフレームまたはクロスサブフレームスケジューリングで構成されるか否かに関わらず、サブフレームにおいて行われる。代替的に、同じシンボルにおけるPDSCH/EPDCCHとレガシ制御チャネル/信号との多重化のイネーブリングは、マルチサブフレームおよび/またはクロスサブフレーム動作に依存して行われる。例として、UEが同じサブフレーム中のPDCCHでPDSCHを受信する場合のサブフレームにおいて、同じシンボルにおいてPDSCH/EPDCCHおよびレガシ制御/信号を多重化することが行われる。しかしながら、異なるサブフレームにおいてPDCCHによってスケジューリングされるPDSCHをUEが送信するサブフレームの場合、同じシンボルにおけるPDSCH/EPDCCHとレガシ制御チャネル/信号との多重化は、サブフレームにおいてディセーブルにされ、PDSCHは、レガシ制御チャネル/信号の存在がないと仮定し得る。
[0093]当業者は、情報および信号が、様々な異なる技術および技法のいずれかを用いて表されることを理解するだろう。例えば、上記説明の全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはそれらの任意の組み合わせによって表され得る。
[0094]図7、および8における機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子コンポーネント、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組み合わせを備え得る。
[0095]当業者はさらに、本明細書の開示と関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、アルゴリズムステップが電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組み合わせとして実装され得ることを理解するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に例示するために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般にそれらの機能の観点から上で説明されている。このような機能が、ハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、説明された機能を特定のアプリケーションごとに様々な方法で実装し得るが、このような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすと解釈されるべきではない。当業者はまた、本明細書で説明されるコンポーネント、方法、または相互作用の組合せまたは順序が単に例示のためのものであり、本開示の様々な態様のコンポーネント、方法、または相互作用が、本明細書で例示および説明されたもの以外の方法で組合せられるかまたは行われ得ることを、容易に理解するだろう。
[0096]本明細書の開示に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、本明細書で説明される機能を行うように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせで、実装または行われ得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替において、このプロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサは、また、例えば、DSPとマクロプロセッサの組み合わせなどのコンピューティングデバイスの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに連結した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
[0097]本明細書の開示に関連して示される方法またはアルゴリズムのステップは、直接的にハードウェアに、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールに、またはこれら二つの組み合わせに統合され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当該技術分野において周知の任意の他の形態の記憶媒体内に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替において、記憶媒体は、プロセッサに統合され得る。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに存在し得る。ASICは、ユーザ端末内に存在し得る。代替において、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別のコンポーネントとして存在し得る。
[0098]1つまたは複数の例示的な設計では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体に記憶されるか、またはそれによって送信され得るコンピュータ記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得る。制限されない例として、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、汎用コンピュータまたは専用コンピュータ、あるいは、汎用プロセッサまたは専用プロセッサによってアクセスされることができ、命令またはデータの形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得る、あらゆる他の媒体を備え得る。また、非一時的な接続は、厳密にはコンピュータ読取可能な媒体の定義の中に含まれ得る。例えば、命令がウェブサイト、サーバ、または同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはデジタル加入者ライン(DSL)を使用している他の遠隔ソースから送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSLは、媒体の定義に含まれる。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0099]本明細書で使用されるように、請求項に含まれる「および/または」という表現は、2つ以上の項目のリストで使用される場合、それ自体によって用いられ得るリスト化された項目のうちのいずれか1つ、またはリスト化された項目のうちの2つ以上のいずれかの組合せが用いられ得ることを意味する。例えば、構成がコンポーネントA、B、および/またはCを含と説明される際に、その構成は、A単独;B単独;C単独;AおよびBの組合せ;AおよびCの組合せ;BおよびCの組合せ;またはA、B、およびCの組合せを含むことができる。また、本明細書で使用されるように、請求項を含む、「のうちの少なくとも1つ」で始まる項目のリストにおいて使用される「または(or)」は、例えば「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」のリストが、A、またはB、またはC、またはAB、またはAC、またはBC、またはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような離接的なリスト(disjunctive list)を示す。
[00100]本開示の上記の説明は、当業者が本開示を実施または使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な変更は、当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された包括的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく他のバリエーションに適用され得る。従って、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されることが意図されるものではなく、本明細書に開示される原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲が付与されるべきものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信の方法であって、
モバイルデバイスにおいて基地局からの送信を受信することと、
前記送信を復号することと
を備え、前記送信は、基地局からのサブフレームの、少なくとも第1のシンボルにおけるデータ送信を含み、前記データ送信は、少なくとも前記第1のシンボルにおいてレガシ制御送信と多重化される、
方法。
[C2]
前記第1のシンボルは、レガシ制御情報を含み、
前記レガシ制御送信との前記データ送信の前記多重化は、少なくとも前記第1のシンボルにおける前記レガシ制御情報を、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、または、
強化された物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)
のうちの少なくとも1つと多重化することを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記基地局からのインジケーションを受信することをさらに備え、
前記インジケーションは、前記データ送信が前記サブフレームの少なくとも前記第1のシンボルにおいて送られることを識別する、
C1に記載の方法。
[C4]
前記インジケーションを前記受信することは、
準静的に、
動的に、または
これらの組み合わせ
のうちの1つで行われる、C3に記載の方法。
[C5]
前記データ送信との前記多重化されたレガシ制御送信の生成は、ユニキャストデータ送信についてのみ行われる、
C1に記載の方法。
[C6]
前記レガシ制御送信は、
物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、
物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)、または、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)
のうちの少なくとも1つを備える、C1に記載の方法。
[C7]
前記データ送信との前記レガシ制御送信の前記多重化は、少なくとも前記第1のシンボルにおいて前記データ送信に関連付けられた1つまたは複数のリソースエレメントをパンクチャリングすることと、前記1つまたは複数のパンクチャリングされたリソースエレメントにおいて前記レガシ制御情報の少なくとも一部分をスケジューリングすることとを備える、
C1に記載の方法。
[C8]
前記データ送信との前記レガシ制御送信の前記多重化は、前記レガシ制御情報の少なくとも一部分がスケジューリングされるための少なくとも前記第1のシンボルのリソースエレメントのセットの周囲で前記データ送信をレートマッチングすることを備える、
C1に記載の方法。
[C9]
前記データ送信との前記レガシ制御送信の前記多重化は、サブフレームのサブセットについてのみ行われる、
C8に記載の方法。
[C10]
ワイヤレス通信の方法であって、
送信を生成すること、ここにおいて、前記送信は、サブフレームを含み、前記サブフレームの第1の部分は、レガシ制御情報に割り振られ、前記第1の部分は、少なくとも第1のシンボル持続期間を含む、と、
少なくとも前記第1のシンボル持続期間においてデータを多重化すること、ここにおいて、前記データは、レガシ制御情報を含まない、と、
基地局からモバイルデバイスに前記送信を送ることと
を備える、方法。
[C11]
前記第1のシンボル持続期間は、レガシ制御情報を含み、
前記多重化することは、前記第1のシンボルにおけるレガシ制御情報を、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、または、
強化された物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)
のうちの少なくとも1つと多重化することを備える、C10に記載の方法。
[C12]
前記送信は、
物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、
物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)、または、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)
のうちの少なくとも1つを含む、C10に記載の方法。
[C13]
前記多重化することは、
前記レガシ制御情報の少なくとも一部分の送信のために、少なくとも前記第1のシンボルにおいて前記データ送信に関連付けられた1つまたは複数のリソースエレメントをパンクチャリングすることを備える、
C10に記載の方法。
[C14]
前記データ送信を前記送ることは、
前記レガシ制御情報の少なくとも一部分のために確保された前記少なくとも第1のシンボルのリソースエレメントのセットの周囲で前記データ送信をスケジューリングすることを備える、
C10に記載の方法。
[C15]
前記確保は、サブフレームのサブセットについてのみ行われる、
C14に記載の方法。
[C16]
前記基地局が、前記モバイルデバイスへのインジケーションを送信することをさらに備え、
前記インジケーションは、前記データ送信が前記サブフレームの前記第1のシンボルにおいて送られることを識別する、C10に記載の方法。
[C17]
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、前記装置は、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
モバイルデバイスにおいて基地局からの送信を受信することと、
前記送信を復号することと
を行うように構成され、前記送信は、基地局からのサブフレームの少なくとも第1のシンボルにおけるデータ送信を含み、前記データ送信は、少なくとも前記第1のシンボルにおけるレガシ制御送信と多重化される、
装置。
[C18]
前記第1のシンボルは、レガシ制御情報を含み、
前記レガシ制御送信との前記データ送信の前記多重化は、少なくとも前記第1のシンボルにおける前記レガシ制御情報を、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、または、
強化された物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)
のうちの少なくとも1つと多重化することを備える、C17に記載の装置。
[C19]
前記基地局からのインジケーションを受信するための前記少なくとも1つのプロセッサの構成をさらに備え、前記インジケーションは、前記データ送信が前記サブフレームの少なくとも前記第1のシンボルにおいて送られることを識別する、
C17に記載の装置。
[C20]
前記インジケーションを受信するための前記少なくとも1つのプロセッサの前記構成は、
準静的に、
動的に、または
これらの組み合わせ
のうちの1つで行われる、C19に記載の装置。
[C21]
前記データ送信との前記多重化されたレガシ制御送信の生成は、ユニキャストデータ送信についてのみ行われる、
C17に記載の装置。
[C22]
前記レガシ制御送信は、
物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、
物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)、または、
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)
のうちの少なくとも1つを備える、C17に記載の装置。
[C23]
前記データ送信との前記レガシ制御送信の前記多重化は、少なくとも前記第1のシンボルにおける前記データ送信に関連付けられた1つまたは複数のリソースエレメントをパンクチャリングすることと、前記1つまたは複数のパンクチャリングされたリソースエレメントにおける前記レガシ制御情報の少なくとも一部分をスケジューリングすることとを備える、
C17に記載の装置。
[C24]
前記データ送信との前記レガシ制御送信の前記多重化は、前記レガシ制御情報の少なくとも一部分がスケジューリングされるための少なくとも前記第1のシンボルのリソースエレメントのセットの周囲で前記データ送信をレートマッチングすることを備える、
C17に記載の装置。
[C25]
前記データ送信との前記レガシ制御送信の前記多重化は、サブフレームのサブセットについてのみ行われる、
C24に記載の装置。
[C26]
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、前記装置は、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
送信を生成すること、ここにおいて、前記送信は、サブフレームを含み、前記サブフレームの第1の部分は、レガシ制御情報に割り振られ、前記第1の部分は、少なくとも第1のシンボル持続期間を含む、と、
少なくとも前記第1のシンボル持続期間においてデータを多重化すること、ここにおいて、前記データは、レガシ制御情報を含まない、と、
基地局からモバイルデバイスに前記送信を送ることと
を行うように構成される、装置。
[C27]
前記第1のシンボル持続期間は、レガシ制御情報を含み、
多重化するための前記少なくとも1つのプロセッサの前記構成は、前記第1のシンボルにおけるレガシ制御情報を、
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、または、
強化された物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)
のうちの少なくとも1つと多重化するための構成を備える、C26に記載の装置。
[C28]
多重化するための前記少なくとも1つのプロセッサの前記構成は、前記レガシ制御情報の少なくとも一部分の送信のために、少なくとも前記第1のシンボルにおいて前記データ送信に関連付けられた1つまたは複数のリソースエレメントをパンクチャリングするための構成を備える、
C26に記載の装置。
[C29]
前記データ送信を送るための前記少なくとも1つのプロセッサの前記構成は、前記レガシ制御情報の少なくとも一部分のために確保された前記少なくとも第1のシンボルのリソースエレメントのセットの周囲で前記データ送信をスケジューリングするための構成を備える、
C26に記載の装置。
[C30]
前記基地局が、前記モバイルデバイスへのインジケーションを送信するための前記少なくとも1つのプロセッサの構成をさらに備え、前記インジケーションは、前記データ送信が前記サブフレームの前記第1のシンボルにおいて送られることを識別する、
C26に記載の装置。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    モバイルデバイスにおいて基地局からの送信を受信することと、
    前記送信を復号することと
    を備え、前記送信は、基地局からのサブフレームの、少なくとも第1のシンボルにおけるデータ送信を含み、前記第1のシンボルは、前記サブフレームの先頭の最初のサブフレームシンボルであり、前記データ送信は、少なくとも前記第1のシンボルにおいてレガシ制御送信と多重化される、
    方法。
  2. 前記第1のシンボルは、レガシ制御情報を含み、
    前記レガシ制御送信との前記データ送信の前記多重化は、少なくとも前記第1のシンボルにおける前記レガシ制御情報を、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、または、
    強化された物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)
    のうちの少なくとも1つと多重化することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記基地局からのインジケーションを受信することをさらに備え、
    前記インジケーションは、前記データ送信が前記サブフレームの少なくとも前記第1のシンボルにおいて送られることを識別する、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記インジケーションを前記受信することは、
    準静的に、
    動的に、または
    これらの組み合わせ
    のうちの1つで行われる、請求項3に記載の方法。
  5. 前記データ送信との前記多重化されたレガシ制御送信の生成は、ユニキャストデータ送信についてのみ行われる、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記レガシ制御送信は、
    物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、
    物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)、または、
    物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記データ送信との前記レガシ制御送信の前記多重化は、少なくとも前記第1のシンボルにおいて前記データ送信に関連付けられた1つまたは複数のリソースエレメントをパンクチャリングすることと、前記1つまたは複数のパンクチャリングされたリソースエレメントにおいて前記レガシ制御送信の少なくとも一部分をスケジューリングすることとを備える、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記データ送信との前記レガシ制御送信の前記多重化は、前記レガシ制御送信の少なくとも一部分がスケジューリングされるための少なくとも前記第1のシンボルのリソースエレメントのセットの周囲で前記データ送信をレートマッチングすることを備える、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記データ送信との前記レガシ制御送信の前記多重化は、サブフレームのサブセットについてのみ行われる、
    請求項8に記載の方法。
  10. ワイヤレス通信の方法であって、
    送信を生成すること、ここにおいて、前記送信は、サブフレームを含み、前記サブフレームの第1の部分は、レガシ制御情報に割り振られ、前記第1の部分は、少なくとも第1のシンボルをみ、前記第1のシンボルは、前記サブフレームの先頭の最初のサブフレームシンボルである、と、
    少なくとも前記第1のシンボルにおいてデータを多重化すること、ここにおいて、前記データは、レガシ制御情報を含まない、と、
    基地局からモバイルデバイスに前記送信を送ることと
    を備える、方法。
  11. 前記第1のシンボルは、レガシ制御情報を含み、
    前記多重化することは、前記第1のシンボルにおけるレガシ制御情報を、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、または、
    強化された物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)
    のうちの少なくとも1つと多重化することを備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記送信は、
    物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、
    物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)、または、
    物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記多重化することは、
    前記レガシ制御情報の少なくとも一部分の送信のために、少なくとも前記第1のシンボルにおいて前記送信に関連付けられた1つまたは複数のリソースエレメントをパンクチャリングすることを備える、
    請求項10に記載の方法。
  14. 記送信を前記送ることは、
    前記レガシ制御情報の少なくとも一部分のために確保された前記少なくとも第1のシンボルのリソースエレメントのセットの周囲で前記データ送信をスケジューリングすることを備える、
    請求項10に記載の方法。
  15. 保は、サブフレームのサブセットについてのみ行われる、
    請求項14に記載の方法。
  16. 前記基地局が、前記モバイルデバイスへのインジケーションを送信することをさらに備え、
    前記インジケーションは、前記データ送信が前記サブフレームの前記第1のシンボルにおいて送られることを識別する、請求項10に記載の方法。
  17. ワイヤレス通信のために構成された装置であって、前記装置は、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    モバイルデバイスにおいて基地局からの送信を受信することと、
    前記送信を復号することと
    を行うように構成され、前記送信は、基地局からのサブフレームの少なくとも第1のシンボルにおけるデータ送信を含み、前記第1のシンボルは、前記サブフレームの先頭の最初のサブフレームシンボルであり、前記データ送信は、少なくとも前記第1のシンボルにおけるレガシ制御送信と多重化される、
    装置。
  18. 前記第1のシンボルは、レガシ制御情報を含み、
    前記レガシ制御送信との前記データ送信の前記多重化は、少なくとも前記第1のシンボルにおける前記レガシ制御情報を、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、または、
    強化された物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)
    のうちの少なくとも1つと多重化することを備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記基地局からのインジケーションを受信するための前記少なくとも1つのプロセッサの構成をさらに備え、前記インジケーションは、前記データ送信が前記サブフレームの少なくとも前記第1のシンボルにおいて送られることを識別する、
    請求項17に記載の装置。
  20. 前記インジケーションを受信するための前記少なくとも1つのプロセッサの前記構成は、
    準静的に、
    動的に、または
    これらの組み合わせ
    のうちの1つで行われる、請求項19に記載の装置。
  21. 前記データ送信との前記多重化されたレガシ制御送信の生成は、ユニキャストデータ送信についてのみ行われる、
    請求項17に記載の装置。
  22. 前記レガシ制御送信は、
    物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、
    物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)、または、
    物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)
    のうちの少なくとも1つを備える、請求項17に記載の装置。
  23. 前記データ送信との前記レガシ制御送信の前記多重化は、少なくとも前記第1のシンボルにおいて前記データ送信に関連付けられた1つまたは複数のリソースエレメントをパンクチャリングすることと、前記1つまたは複数のパンクチャリングされたリソースエレメントにおいて前記レガシ制御送信の少なくとも一部分をスケジューリングすることとを備える、
    請求項17に記載の装置。
  24. 前記データ送信との前記レガシ制御送信の前記多重化は、前記レガシ制御送信の少なくとも一部分がスケジューリングされるための少なくとも前記第1のシンボルのリソースエレメントのセットの周囲で前記データ送信をレートマッチングすることを備える、
    請求項17に記載の装置。
  25. 前記データ送信との前記レガシ制御送信の前記多重化は、サブフレームのサブセットについてのみ行われる、
    請求項24に記載の装置。
  26. ワイヤレス通信のために構成された装置であって、前記装置は、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    送信を生成すること、ここにおいて、前記送信は、サブフレームを含み、前記サブフレームの第1の部分は、レガシ制御情報に割り振られ、前記第1の部分は、前記サブフレームの少なくとも第1のシンボルをみ、前記第1のシンボルは、前記サブフレームの先頭の最初のサブフレームシンボルである、と、
    少なくとも前記第1のシンボルにおいてデータを多重化すること、ここにおいて、前記データは、レガシ制御情報を含まない、と、
    基地局からモバイルデバイスに前記送信を送ることと
    を行うように構成される、装置。
  27. 前記第1のシンボルは、レガシ制御情報を含み、
    多重化するための前記少なくとも1つのプロセッサの前記構成は、前記第1のシンボルにおけるレガシ制御情報を、
    物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、または、
    強化された物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)
    のうちの少なくとも1つと多重化するための構成を備える、請求項26に記載の装置。
  28. 多重化するための前記少なくとも1つのプロセッサの前記構成は、前記レガシ制御情報の少なくとも一部分の送信のために、少なくとも前記第1のシンボルにおいて前記送信に関連付けられた1つまたは複数のリソースエレメントをパンクチャリングするための構成を備える、
    請求項26に記載の装置。
  29. 記送信を送るための前記少なくとも1つのプロセッサの前記構成は、前記レガシ制御情報の少なくとも一部分のために確保された前記少なくとも第1のシンボルのリソースエレメントのセットの周囲で前記送信をスケジューリングするための構成を備える、
    請求項26に記載の装置。
  30. 前記基地局が、前記モバイルデバイスへのインジケーションを送信するための前記少なくとも1つのプロセッサの構成をさらに備え、前記インジケーションは、前記送信が前記サブフレームの前記第1のシンボルにおいて送られることを識別する、
    請求項26に記載の装置。
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