JP5984369B2 - 映像表示装置、映像出力装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

映像表示装置、映像出力装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、映像出力装置と複数の映像表示装置とをカスケード接続可能な、映像表示装置、映像出力装置、制御方法及びプログラムに関するものである。
現在、ディスプレイ等の映像表示装置に映像信号を送信するインタフェースとして、さまざまな規格が存在する。近年、映像出力装置(パーソナルコンピュータ等)からの映像送信に用いられていたDVI(Digital Visual Interface)に代わって、VESA(Video Electronics Standards Association)によって策定されたDisplayPort規格に準拠した通信システム(以下「DisplayPortシステム」)が普及してきている。
DisplayPort規格は、さらなる高解像度映像もしくは3D映像を伝送するため、Version1.2へ改定されたことで、映像転送帯域が10.8Gbpsから21.6Gbpsに増大した。さらに、DisplayPortシステムにおいて、複数の映像表示装置同士をDisplayPortケーブルのみにてカスケード接続(直列に接続)する映像表示システム環境を容易に構築することができようになった。
図14は、DisplayPort規格に準拠したPCなどの映像出力装置141及び2台の映像表示装置142、143を、DisplayPortケーブル144及び145によってカスケード接続した映像表示システムを示している。図14のようなシステムでは、映像出力装置141から出力した映像データの一部を映像表示装置142の表示部に表示させ、該映像データの他の一部を映像表示装置143の表示部に表示させることが可能となる。
従来、複数のデジタル機器をカスケード接続するシステムに関する技術として、特許文献1のような技術がある。特許文献1には、カスケード接続する複数のデジタル機器の個別番号の設定や接続順を容易に管理するために、マスタ装置とスレーブ装置との接続した距離に応じて個別番号を割り当て、その順に沿った機器の接続を行うことが記載されている。
特開2008−294505号公報
図14に示すようなシステムの場合、映像出力装置141から伝送された映像データは、映像表示装置142内で、映像表示装置142の表示部に表示すべき映像データと、映像表示装置143の表示部に表示すべき映像データとに分けられる。そして、映像表示装置143の表示部に表示すべき映像データが映像表示装置142から伝送される。つまり、ケーブル144を伝送されるデータ量は、映像表示装置142の表示部に表示すべき映像データと、映像表示装置143の表示部に表示すべき映像データを含むため、ケーブル145を伝送されるデータ量に比べて大きい。
以上から、映像出力装置141から映像表示装置142へ転送可能な映像データのデータ量(映像転送帯域)は、映像表示装置142から映像表示装置143へ転送可能な映像転送帯域以上である必要がある。映像出力装置141から映像表示装置142への映像転送帯域が小さい場合、映像出力装置141から映像表示装置142へ転送可能なデータ量が少なくなってしまう。これは、例えば映像表示装置142の表示部に表示可能な映像データまたは映像表示装置143に表示可能な映像データの画素数や転送レートが低下してしまうことを意味する。
特許文献1の技術では、カスケード接続された機器間を伝送される映像データ量の大きさについては考慮されていない。また、装置間の接続の距離で接続順序を決定しているため、図14のようなシステムでは、ユーザが装置を接続した順序によっては、転送可能なデータ量が少なく、低画素数の映像データしか表示できない場合がある。
本発明は、接続された映像出力装置から取得した映像データを、他の映像表示装置へカスケード接続にて伝送が可能な映像表示装置において、映像出力装置から映像表示装置への転送可能な映像データ量を最大とする接続順を通知することを目的とする。また、他の目的は、映像データを他の映像表示装置へカスケード接続にて伝送が可能な映像出力装置において、映像出力装置から映像表示装置への転送可能な映像データ量を最大とする接続順を通知するように制御することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の映像表示装置は、映像出力装置、および他の映像表示装置と接続され、前記映像出力装置から取得した映像データを、前記他の映像表示装置へカスケード接続にて伝送が可能であって、前記映像表示装置の最大映像転送帯域と、前記他の映像表示装置の最大映像転送帯域を取得する取得手段と、前記映像データに基づいて画像を表示する表示手段と、前記表示手段を制御する表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記他の映像表示装置の最大映像転送帯域が、前記映像表示装置の最大映像転送帯域より大きい場合に、前記映像出力装置と、前記映像表示装置と、前記他の映像表示装置の接続順に関する情報を表示するように、前記表示手段を制御する。
本発明によれば、接続された映像出力装置から取得した映像データを、他の映像表示装置へカスケード接続にて伝送が可能な映像表示装置において、映像出力装置から映像表示装置への転送可能な映像データ量を最大とする接続順を通知することが可能となる。また、映像データを他の映像表示装置へカスケード接続にて伝送が可能な映像出力装置において、映像出力装置から映像表示装置への転送可能な映像データ量を最大とする接続順を通知するように制御することが可能となる。
実施例1にかかる映像表示システムの構成を示す概念図である。 映像表示装置20の構成例を示すブロック図である。 接続制御部22の構成例を示すブロック図である。 MainLinkラインを伝送するデータ構造、及び該データにおけるVCIDテーブルの例を示す概念図である。 分離部で構成されるVCIDテーブルの例を示す概念図である。 映像表示装置の最大転送レート、最大ライン数及びダウンデータポート情報の例を示す概念図である。 実施例1にかかる、接続した複数の映像表示装置の接続順が適切であるか否かを検出する処理を行うためのフローチャートである。 表示部に表示するGUI画像データの例を示す概念図である。 実施例1にかかる映像表示システムの構成を示す概念図である。 接続制御部32内の記憶部に格納するアドレスと各情報との対応関係を示す図である。 接続制御部22内の記憶部に格納するアドレスと各情報との対応関係を示す図である。 実施例2にかかる、接続した複数の映像表示装置の接続順が適切であるか否かを検出する処理を行うためのフローチャートである。 表示部に表示するGUI画像データの例を示す概念図である。 映像出力装置に2台の映像表示装置をケーブルで接続した映像表示システムを表わす概念図である。
(実施例1)
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例1にかかる映像表示システムの構成を示すブロック図である。本実施例の映像出力装置10、映像表示装置20、映像表示装置30は、DisplayPort規格に準拠した装置とする。映像出力装置10、映像表示装置20、映像表示装置30はケーブル51及び52を用いたカスケード接続が可能である。
映像出力装置10は、トランスミッタ11、出力端子12、CPU13及びメモリ14を有する。トランスミッタ11は、出力端子12を介して、出力端子12に接続されたデバイスとの通信を行う。CPU13は、メモリ14内に記憶したプログラム等を読み出して実行する処理を行う。
映像表示装置20の構成の詳細については後述するが、説明を簡易化するため、図1では入力端子21、接続制御部22、レシーバ23、出力端子24のみ記載している。映像表示装置30は映像表示装置20と同様の構成であり、図1では、入力端子31、接続制御部32、レシーバ33、出力端子34のみ記載している。
ケーブル51及び52はそれぞれ、メインリンク(MainLink)ライン、HPD(Hot Plug Detect)ライン、AUX(Auxiliary)チャネルラインを有する。図1において、MainLinkライン、HPDライン、AUXチャネルラインはそれぞれ、点線、破線、実線で示されている。MainLinkラインは、音声/映像データを転送するための一方向通信ラインであり、HPDラインは、カスケード接続した映像表示装置内の接続制御部(Branch)が動作可能であるか否かの信号の伝送ラインである。
また、AUXチャネルラインは接続された機器間で、機器情報や認証情報を双方向に伝送可能な通信ラインである。カスケード接続されたデバイスがどのように接続されているかを示すトポロジー情報は、映像出力装置10のトランスミッタ11、及び映像表示装置20及び30の接続制御部22、32がAUXチャネルラインにより通信を行うことで管理される。
図1の構成において、映像出力装置10から映像表示装置20へ送信する映像データは、トランスミッタ11のPort0から出力され、ケーブル51のMainLinkラインを介して、映像表示装置20の入力端子21に入力される。そして、映像データは接続制御部22のPort0に入力され、接続制御部22のPort1から出力される。さらに映像データは、MainLinkラインを介して、レシーバ23のPort0に入力される。このように映像データが伝送される接続を、トランスミッタ11及び接続制御部22から映像データが出力されるポートの番号を用いて、トポロジー情報として[0.1]と表す。
また、映像出力装置10から映像表示装置30へ送信する映像データは、映像出力装置10のトランスミッタのPort0から出力されたのち、映像表示装置20の入力端子21を介して接続制御部22のPort2から出力される。さらに映像データは出力端子24及び入力端子31を介して、映像表示装置30の接続制御部32のPort1から出力されて、レシーバ33のPort0に入力される。よってこの接続をトポロジー情報として[0.2.1]と表わす。これらのトポロジー情報をカスケード接続されたデバイス間で共有することにより、各デバイス内の接続制御部は、送信された映像データを所定の映像表示装置で表示できるように振り分けることが可能となる。
次に映像表示装置20の構成について説明する。図2は、映像表示装置20の構成例を示すブロック図である。映像表示装置30も同様の構成である。図2において、映像表示装置20は、入力端子21、接続制御部22、レシーバ23、出力端子24、GUI(Graphcal User Interface)生成部25、画像処理部26、表示制御部27、表示部28を有する。入力端子21は、PC等の映像出力装置またはカスケード接続可能な映像表示装置の出力端子と、DisplayPortケーブルを用いることで接続可能である。本実施例のシステムにおいては、ケーブル51を介して映像出力装置10と接続される。出力端子24は、カスケード接続可能な映像表示装置30の入力端子31とケーブル52で接続される。
図3を用いて、接続制御部22の構成について詳細に説明する。図3において、接続制御部22は、MainLink受信部201、分離部202、MainLink送信部203、MainLink送信部204、AUXスレーブ通信部205、AUXマスタ通信部206を有する。更に、比較部207、記憶部208、HPD検出部209、HPD送信部210を有する。
MainLink受信部201は、入力端子21からMainLinkラインを介して入力される映像データを受信し、データの符号が正常であることを確認して、分離部202に映像データを送信する。分離部202は、送信された映像データを所定のMainLin送信部に振り分けるように分離する。
分離部202での映像データの分離方法について説明する。本実施例において映像出力装置10は、前述したトポロジー情報を用いて、映像出力装置10から映像表示装置20へ送信する(トポロジー情報が[0.1]の)映像データに対してVCID(Virtual ID)を1と割り当てるとする。また、映像出力装置10から映像表示装置20へ送信する(トポロジー情報が[0.2.1]の)映像データに対して、VCIDを2と割り当てるとする。
映像データを伝送するDisplayPortケーブルのMainLinkラインでは、伝送する映像の画素数(必要な転送帯域)に応じて、最大63分割して時分割伝送を行うことが可能である。この分割単位をTimeスロットと定義する。図4(A)に、ケーブル51のMainLinkラインを伝送するデータ構造例を示し、図4(B)に図4(A)のデータ構造におけるTimeスロットとVCIDとの関係を表わすVCIDテーブルを示す。
図4(A)のデータ構造において、Timeスロット1〜3にVCID=1の(つまり映像表示装置20へ送信し、映像表示装置20で表示させる)映像データが格納されている。また、Timeスロット4〜5にVCID=2の(つまり映像表示装置30へ送信し、映像表示装置30で表示させる)映像データが格納されていることを示す。映像出力装置10のトランスミッタ11は、ケーブル51のAUXチャネルラインを介して、図4(B)に示すVCIDテーブルと共にDPCD(DisplayPor Configuration Data)制御要求を、AUXスレーブ通信部205へ送信する。DPCD制御要求とは、VCIDテーブルをメモリ(DPCD格納領域)に書き込むように指示する制御要求である。AUXスレーブ通信部205は、入力端子21からVCIDテーブルと共にDPCD制御要求を受信し、DPCD制御要求に従ってVCIDテーブルを、分離部202内のメモリ(DPCD格納領域)に書き込む。図4(B)のDPCDアドレスとは、それぞれのTimeスロットとVCIDの関係を書きこむDPCD格納領域内のアドレスを示す。VCIDが「0」とは、該当するTimeスロットに映像データがないことを意味する。
接続制御部22内の分離部202は、メモリに格納されているVCIDテーブルから、ケーブル51のMainLinkラインで伝送された映像データのうちTimeスロット1〜3が、VCID=1と判断する。そして、分離部202は、メモリのDPCD格納領域に格納されている図4(B)のVCIDテーブルを図5(A)のように更新したVCIDテーブルを作成する。図5(A)のVCIDテーブルは、AUXマスタ通信部206からDPCD制御要求と共にレシーバ23に送信され、レシーバ23内のメモリのDPCD格納領域に格納される。また、分離部202は、図4(A)(B)に示すデータのうち、VCID=1のTimeスロット1〜3の映像データを、MainLink受信部201から受信した映像データから分離し、MainLink送信部203へ送信する。つまり、分離部202は、映像表示装置20で表示する映像データと、映像表示装置20で表示する映像データ以外の映像データとに分離する。MainLink送信部203は、分離部202から送信された映像データ(映像表示装置20で表示する映像データ)をレシーバ23へ送信する。
また上記と同様に、分離部202はメモリに格納されているVCIDテーブルから、ケーブル51のMainLinkラインで伝送された映像データのうちTimeスロット4〜5が、VCID=2と判断する。更に分離部202は、映像表示装置30に伝送する映像データを、図5(B)のVCIDテーブルに示すように、Timeスロット1〜2に格納した状態に再構成する。再構成された映像データは、MainLink送信部204へ送信され、MainLink送信部204は、出力端子24を介して映像データを映像表示装置30へ伝送する。図5(B)のVCIDテーブルは、DPCD制御要求と共に、AUXマスタ通信部206から出力端子24を介して映像表示装置30へ送信される。
以上のように、分離部202はケーブル51から伝送された映像データを振り分けることができる。本実施例では、映像表示装置20の接続制御部22において、映像表示装置20の表示部に表示する映像データと、映像表示装置30の表示部に表示する映像データとを分離する。よって、映像表示装置20は、映像表示装置30の表示部で表示する映像データのみを映像表示装置30へ送信する構成で説明を行うが、特にこれに限られない。
映像表示装置20が映像出力装置10から受信する映像データと、映像表示装置30へ送信する映像データとが同じ、図4の映像データであっても構わない。つまり映像表示装置20の分離部202は、映像データを分離せず、MainLink受信部201から受信した映像データをそのままMainLink送信部204へ送信してもよい。この場合、映像表示装置20は、映像出力装置10から受信した映像データのうち、VCID=1のTimeスロット1〜3の映像データを表示する。また、映像表示装置30は、映像表示装置20から受信した映像データのうちVCID=2のTimeスロット4、5の映像データを表示する。
図3の比較部207は、AUXマスタ通信部206及び出力端子24を介して、AUXチャネルラインを用いて、出力端子24に接続されている映像表示装置30のMainLinkラインで伝送可能な映像転送帯域の最大値(最大映像転送帯域)を取得する。また、比較部207は、記憶部208に格納されている、映像表示装置20のMainLinkラインで伝送可能な最大映像転送帯域を取得し、映像表示装置30の最大映像転送帯域と比較する。比較部207は、比較結果をGUI生成部25に送信する。
図6(A)に最大転送レートの設定値、図6(B)に最大ライン数の設定値を示す。最大転送レートとは、MainLinkラインの1ライン当たりの最大転送データ量であり、最大ライン数とは、映像表示装置のDisplayPort端子が有するMainLinkラインのライン数である。最大転送レートの設定値、及び最大ライン数の設定値は、映像表示装置20及び30それぞれが有する接続制御部内にある記憶部(DPCD格納領域)に格納されている。
図6(A)は、最大転送レートの設定値が、DPCD格納領域のDPCDアドレス001番地に格納されていることを示し、図6(B)は、最大ライン数の設定値が002番地に格納されていることを示す。出力端子24に接続されている映像表示装置30の最大映像転送帯域は、AUXマスタ通信部206が、映像表示装置30内の接続制御部から読み出した、映像表示装置30の最大転送レートの設定値及び最大ライン数の設定値を用いて算出できる。
図3に示すHPD検出部209は、レシーバ23及び出力端子24に接続された映像表示装置30の動作状態を、HPDラインを通じて検出する。HPD送信部210は、AUXスレーブ通信部205が動作可能状態であるか否かを、HPDラインを通じて入力端子21に接続された映像出力装置10へ送信する。
レシーバ23は、MainLink送信部203から映像データを受信する。また、レシーバ23は、HPD検出部209へレシーバ23が動作可能であるか否かを、HPDラインを用いて送信する。またレシーバ23は、AUXマスタ通信部206からVCIDテーブルとDPCD制御要求を受信し、DPCD制御要求に従ってVCIDテーブルをレシーバ23内のメモリに格納する。
GUI生成部25は、比較部207からの情報に基づいて、カスケード接続の順序を変更する必要がある場合には、ガイダンス提示用のGUI画像データを生成し、画像処理部26へ送信する。画像処理部26は、レシーバ23から受信する映像データ及びGUI生成部25から受信するGUI画像データに対して所定の画像処理を行い、表示制御部27へ送信する。表示制御部27は、画像処理部26が処理した映像データまたはGUI画像データを、表示部28に表示するように制御し、表示部28は、該映像データまたはGUI画像データを表示する。出力端子24は、MainLink送信部204から送信された映像データ、及びAUXマスタ通信部206から送信されたVCIDテーブルやDPCD制御要求等を、接続された映像表示装置30へ送信する。
映像表示装置30へ送信された映像データ、VCIDテーブルやDPCD制御要求は、映像表示装置20と同様の構成を有する映像表示装置30内で処理される。映像表示装置30へ送信された映像データは、図5(B)に示されるように、VCID=2の映像データのみで構成されているので、映像表示装置30内の接続制御部は、受信した全ての映像データを映像表示装置30の表示部に表示するよう制御する。
図7は、実施例1において、カスケード接続した複数の映像表示装置の接続順が適切であるか否かを検出し、適切でない場合に映像表示装置の表示部にガイダンスを表示する処理を行うためのフローチャートである。本フローは、ユーザにより映像表示装置20及び30の電源が投入されたことに応じて行うものとするが、定期的に行ったり、複数のデバイスを接続しているケーブルの挿抜に応じて行ったりしてもよい。図7のフローは、図1のように複数のデジタル機器がカスケード接続されている状態において、映像出力装置10内のCPU13、映像表示装置20内の接続制御部22、または映像表示装置30内の接続制御部32でそれぞれ行ってもよい。映像表示装置20における処理を例に、図7のフローの説明を行う説明を行う。
ステップS701において、HPD検出部209は、出力端子24からのHPD信号レベルがHighであるか否かを検出する。HPD信号レベルがLowである場合には、出力端子24にデバイスが接続されていないと判断して、ステップS701の処理を繰り返す。HPD信号レベルがHighである場合には、出力端子24にデバイスが接続されていると判断して、ステップS702に処理を進める。図1の構成において、出力端子24には映像表示装置30が接続されているため、HPD信号レベルはHighと検出されて、ステップS702へ処理を進める。
ステップS702において、AUXマスタ通信部206は、出力端子24に接続された映像表示装置30が接続制御部を有するデバイスかどうかを、AUXチャネルラインを通じて検出する。具体的には、AUXマスタ通信部206が、映像表示装置30から図6(C)に示すダウンデータポート情報を取得する。映像表示装置30に接続制御部がある場合には、ダウンデータポート情報は接続制御部内のメモリに格納されている。取得したダウンデータポート情報により、出力端子24に接続されているデバイス内にダウンデータポートが存在する場合には、該デバイスは接続制御部を有すると判断し、ステップS703に移行する。ダウンデータポートが存在しない場合には、該デバイスはレシーバデバイス(例えば出力ポートを持たない受信専用映像表示装置等)であると判断し、カスケード接続の順序の入れ替えは不可能なため処理を終了する。図1の構成においては、映像表示装置30は映像表示装置20と同様に接続制御部32を有しているため、ステップS703へ処理を進める。
ステップS703において、AUXマスタ通信部206は、図6(A)に示す最大転送レートの設定値及び図6(B)に示す最大ライン数の設定値を、出力端子24に接続されている映像表示装置30の接続制御部32内のメモリから読み出す。ステップS704において、比較部207は、ステップS703にて読みだした最大転送レートの設定値及び最大ライン数の設定値を乗算して、最大映像転送帯域を算出する。ステップS705において、比較部207は、映像表示装置20の最大映像転送帯域を記憶部208から読み出す。そしてステップS706において、比較部207は、映像表示装置20の最大映像転送帯域と、ステップS704において算出した出力端子24に接続されているデバイス(映像表示装置30)の最大映像転送帯域とを比較する。
映像表示装置20の最大映像転送帯域の方が、出力端子24の接続デバイス(映像表示装置30)の最大映像転送帯域より大きい場合、カスケード接続の接続順について特に問題はないため、処理を終了する。映像表示装置20の最大映像転送帯域の方が、出力端子24の接続デバイスの最大映像転送帯域より小さい場合は、カスケード接続されている複数の映像表示装置の映像転送能力を最大限に用いられていない可能性がある。映像表示装置20の最大映像転送帯域の方が、出力端子24の接続デバイスの最大映像転送帯域より小さい場合は、ステップS707において、GUI生成部25は、映像表示装置の接続順の変更を促すようなGUI画像データを生成する。例えば、図8に示すようなGUI画像データをGUI生成部25が生成し、表示制御部27は表示部28にGUI画像データを表示するように制御する。
映像表示装置30においては、図7のステップS702で、接続制御部32内のAUXマスタ通信部が、出力端子34に接続された映像表示装置が接続制御部を有するデバイスかどうかを、AUXチャネルラインを通じて検出する。図1の構成において、映像表示装置30の出力端子34に映像表示装置は接続されていないため、接続制御部32内のAUXマスタ通信部はステップS702でNoと判断し、処理を終了する。
また、映像出力装置10では、出力端子12に接続制御部を有する映像表示装置20が接続されている(ステップS702でYes)。また、ステップS703においてCPU13が、出力端子12に接続されている映像表示装置20から、最大転送レートの設定値及び最大ライン数の設定値を読み出す。このときの映像表示装置20には、映像表示装置20の出力端子24に接続されている映像表示装置30の最大転送レートの設定値及び最大ライン数の設定値も格納されている。よって、映像出力装置10は、ステップS703において、映像表示装置20及び映像表示装置30それぞれの最大転送レートの設定値及び最大ライン数の設定値を読み出す。これらの設定値から、CPU13は、映像出力装置10の出力端子12に接続されている映像表示装置20の方が、映像表示装置30より最大映像転送帯域が狭いか否かを、ステップS706において判断する。そして、接続順を変更した方がよい場合には、映像出力装置10内のCPU13は、映像表示装置の接続順の変更を促すようなGUI画像データの生成を、映像表示装置20及び映像表示装置30のうちいずれか一方に指示する(ステップS707)。
以上より実施例1によれば、映像出力装置から取得した映像データの一部を、他の映像表示装置へ伝送可能な映像表示装置において、複数の映像表示装置の最大映像転送帯域を比較することにより、より適切な映像表示装置の接続順を提示することが可能となる。また、映像データを他の映像表示装置へカスケード接続にて伝送が可能な映像出力装置において、映像出力装置から映像表示装置への転送可能な映像データ量を最大とする接続順を通知するように制御することが可能となる。さらに、カスケード接続順を変更することにより、映像出力装置から映像表示装置へ伝送可能な映像データの画素数が向上し、高精細な表示を行うことが可能となる。
(実施例2)
次に、実施例2について説明を行う。実施例1では、映像出力装置10にカスケード接続される映像表示装置が2台の場合であったのに対して、実施例2では、3台以上の映像表示装置が接続された場合について説明する。図9は、実施例2にかかる映像出力装置10、及び3台の映像表示装置20、30、40がケーブル51、52、53で接続された映像表示システム例を示す概念図である。実施例1の図1の映像表示システムに映像表示装置40を映像表示装置30の出力端子34に接続した公正である。図1及び図2の各装置及び各ブロックと同様の機能を持つものには同じ符号を付与している。図9に示す映像表示システムを用いて、実施例2の説明を行う。
映像表示装置40は、映像表示装置20、30と同様、DisplayPort規格に準拠した装置であり、入力端子、接続制御部、レシーバ部、出力端子、GUI生成部、画像処理部、表示制御部、表示部を有する。図9に示した映像表示装置20、30、40は、説明を簡易にする関係上、入力端子(21、31、41)、接続制御部(22、32、42)、出力端子(24、34、44)、表示部(28、38、48)のみ記載している。
図9に記載の太線の矢印は、映像データの流れを概念的に示す。映像出力装置10から出力される映像データは、映像表示装置20、映像表示装置30、映像表示装置40それぞれで表示される映像データを含んでいる。図9に示すように、映像表示装置20では、ケーブル51を介して映像出力装置10から入力された映像データのうち、映像表示装置20の表示部28に表示すべき(映像表示装置20に割り当てられた)映像データを接続制御部22が分離する。そして残りの映像データは、ケーブル52を介して映像表示装置30に送信する。映像表示装置30では、映像表示装置20から出力された映像データのうち、映像表示装置30の表示部38に表示すべき映像データを接続制御部32が分離し、残りの映像データはケーブル53介して映像表示装置40に送信する。映像表示装置40は、映像表示装置30から送信された映像データを表示部48に表示する。
実施例1では、図1に示す映像システムにおいて、映像表示装置20は、映像表示装置20の最大映像転送帯域の値と映像表示装置30の最大映像転送帯域の値とを取得して比較し、接続順が適切かどうかを判断した。それに対して、本実施例の映像表示装置20は、図9に示す映像表示システムにおける映像表示装置20、30に加えて更に、映像表示装置40の最大映像転送帯域の値も取得して比較し、接続順が適切かどうかを判断する。
各映像表示装置の最大映像転送帯域の値は、それぞれの映像表示装置内の記憶部に記憶されている。また、図9に示す映像システムにおいて、各映像表示装置は、それぞれの映像表示装置の出力端子に接続されている映像表示装置内に保持している最大映像転送帯域の値を取得する。各映像表示装置が最大映像転送帯域の値を取得する方法について説明する。
図9のシステムにおいて、映像表示装置40の出力端子44は、いずれの映像表示装置にも接続されていない。よって、映像表示装置40の接続制御部42内の記憶部には、映像表示装置40の最大転送レートの設定値及び最大ラインの設定値のみ格納されている。このように、出力端子に接続されたデバイスがない場合、映像表示装置40にカスケード接続されている台数を示すカスケード段数は0段となる。カスケード段数も接続制御部42内の記憶部に格納される。
次に、映像表示装置30の出力端子34は、映像表示装置40と接続されている。映像表示装置30の接続制御部32は、映像表示装置40が保持している最大映像転送帯域の値及びカスケード段数を読み出す。具体的には、接続制御部32内のAUXマスタ通信部が、AUXチャネルラインを用いて、映像表示装置40の接続制御部42内の記憶部から最大転送レートの設定値、最大ライン数の設定値、及びカスケード段数を読み出す。
カスケード段数が0段の映像表示装置40が出力端子に接続されている、映像表示装置30のカスケード段数は1段となる。映像表示装置30は、取得した映像表示装置40の最大転送レート及び最大ライン数の設定値と、映像表示装置30(自装置)のカスケード段数を、映像表示装置30の最大転送レート及び最大ライン数の設定値と共に接続制御部32の記憶部に格納する。映像表示装置30の接続制御部32内の記憶部に格納するアドレスと各情報との対応関係を図10に示す。アドレス510番地には、映像表示装置30のカスケード段数=1段が格納されている。511番地及び512番地は、それぞれカスケード段数=0段の映像表示装置40の最大転送レートの設定値及び最大ライン数の設定値が格納されている。
次に、映像表示装置20の出力端子24は、映像表示装置30と接続されている。映像表示装置20の接続制御部22は、映像表示装置30の接続制御部32内の記憶部が保持している最大映像転送帯域の値及びカスケード段数を読み出す。接続制御部32内の記憶部には、映像表示装置40の最大転送レートの設定値及び最大ライン数の設定値、映像表示装置30の最大転送レートの設定値及び最大ライン数の設定値、映像表示装置30のカスケード段数(1段)が格納されおり、これらを読み出す。
カスケード段数が1段である映像表示装置30が出力端子に接続されている、映像表示装置20のカスケード段数は2段となる。映像表示装置20は、取得した映像表示装置30及び40のそれぞれの最大転送レート及び最大ライン数の設定値、映像表示装置20のカスケード段数を、映像表示装置20の最大転送レート及び最大ライン数の設定値と共に接続制御部22の記憶部に格納する。
以上のように、映像表示装置20の接続制御部22内の記憶部には、映像表示装置30及び映像表示装置40のそれぞれの最大転送レートの設定値、最大ライン数の設定値が格納される。図11に、接続制御部22内の記憶部に格納するアドレスと各情報との対応関係を示す図である。アドレス510番地には、映像表示装置20のカスケード段数=2段が格納されている。511番地及び512番地は、それぞれカスケード段数=0段の映像表示装置40の最大転送レートの設定値及び最大ライン数の設定値が格納されている。また、513番地及び514番地は、それぞれカスケード段数=1段の映像表示装置30の最大転送レートの設定値及び最大ライン数の設定値が格納されている。
実施例2において、接続した複数の映像表示装置の接続順が適切であるか否かを検出する処理を行うためのフローチャートを図12に示す。図12に記載のフローチャートは、映像表示システムを構成する複数の映像表示装置それぞれで行われる。各映像表示装置内の接続制御部の構成はそれぞれ図3と同様であり、図12の説明は、映像表示装置20で行われる場合について行う。映像表示装置20の接続制御部22は、図3に示す構成であり、図3のブロック図を用いて説明する。
まず、ステップS1201において、AUXマスタ通信部206は、出力端子24に接続されたデバイスの接続制御部内の記憶部に格納されている、カスケード段数を読み出す。上述したように、映像表示装置20に接続された映像表示装置30の接続制御部内の記憶部に格納されている、映像表示装置30のカスケード段数は2段である。次に、ステップS1202において、記憶部208は、ステップS1201で読みだしたカスケード段数に1を加えたものを、自装置(映像表示装置20)のカスケード段数として、記憶部208内のDPCD格納領域に格納する。
ステップS1203において、AUXマスタ通信部206は、出力端子24に接続されたデバイスの接続制御部内の記憶部に格納されている、最大転送レートの設定値及び最大ライン数の設定値を読み出す。そしてステップS1204において、記憶部208は、ステップS1203で読みだした最大転送レートの設定値及び最大ライン数の設定値を、記憶部208内のDPCD格納領域に格納する。
ステップS1205において、AUXスレーブ通信部205は、映像表示装置20の入力端子21から、カスケード段数の読み出し要求があるか否かを検出する。カスケード段数の読み出し要求がある場合には、自装置のデバイスよりも映像出力装置側(アップストリーム側)に他のデバイスがあると判断して、処理を終了する。
カスケード段数の読み出し要求がない場合、図12のフローの処理を行っているデバイス(映像表示装置20)が最も映像出力装置側(アップストリーム側)に接続されていると判断して、ステップS1206の処理へ移る。
この時点で、映像表示装置20の接続制御部内の記憶部には、映像表示システムにおいてカスケード接続された複数の映像表示装置の最大転送レートの設定値及び最大ライン数の設定値が格納されている。そこで、ステップS1206において、比較部207は、図12のフローの処理を行っている自装置のデバイス(映像表示装置20)と最大映像転送帯域の値と、他のデバイス(映像表示装置)の最大映像転送帯域の値とを比較する。最大映像転送帯域の値は、実施例1と同様に、最大転送レートの設定値に最大ライン数の設定値を乗じることで算出される。比較部207は、最大映像転送帯域の値の大きい順を、適切な接続順とする。
ステップS1207において、AUXマスタ通信部は、ステップS1206における比較部207の比較結果を受けて、各映像表示装置に対してAUXチャネルラインを通して接続順を通知する。例えば、映像表示装置40>映像表示装置20>映像表示装置30の順に最大映像転送帯域の値が大きい場合は、映像表示装置40に接続順1番、映像表示装置20に接続順2番、映像表示装置30に接続順3番を通知する。
ステップS1208において、各映像表示装置のGUI生成部は、受信した接続順に従って、接続順を通知するためのGUI画像データを生成する。そして生成されたGUI画像データは、表示制御部によって図13のように、各映像表示装置の表示部に表示される。
本実施例では、3つの映像表示装置それぞれの最大映像転送帯域の値が異なる場合を記載したが、同じであってもよい。例えば、最大映像転送帯域の値が、映像表示装置40>映像表示装置20=映像表示装置30の場合、映像表示装置40が接続順1番目で有ればよく、映像表示装置20及び映像表示装置30の接続順は特に問わない。また、図13のようにそれぞれの映像表示装置の表示部に接続順を通知するGUI画像を表示する構成で説明したが、これに限られない。例えば、複数の映像表示装置のうち1つの映像表示装置の表示部に、図13に示したような映像表示システムの図を表示して、適切な接続順を通知してもよい。
以上のように、本実施例によれば、映像出力装置から取得した映像データを、他の映像表示装置へ伝送可能な映像表示装置、または映像出力装置において、複数の映像表示装置が3台以上の場合でも、各映像表示装置の最大映像転送帯域の比較を行う。各映像表示装置の最大映像転送帯域の比較を行うことにより、より適切な映像表示装置の接続順を映像表示装置の表示部に提示することが可能となる。さらに、カスケード接続順を変更することにより、各映像表示装置へ伝送可能な映像データの画素数が向上し、高精細な表示を行うことが可能となる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。つまり、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)が、ネットワーク又は各種記憶媒体(ROMやRAM等のメモリ)を介してシステム或いは装置に供給される。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等の制御部)がプログラムを読み出して実行する処理である。したがって、上述した実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
10 映像出力装置
20 映像表示装置
22 接続制御部
23 レシーバ
25 GUI生成部
202 分離部
207 比較部
208 記憶部

Claims (14)

  1. 映像出力装置、および他の映像表示装置と接続され、前記映像出力装置から取得した映像データを、前記他の映像表示装置へカスケード接続にて伝送が可能な映像表示装置において、
    前記映像表示装置の最大映像転送帯域と、前記他の映像表示装置の最大映像転送帯域とを取得する取得手段と、
    前記映像データに基づいて画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段を制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記他の映像表示装置の最大映像転送帯域が、前記映像表示装置の最大映像転送帯域より大きい場合に、前記映像出力装置と、前記映像表示装置と、前記他の映像表示装置の接続順に関する情報を表示するように、前記表示手段を制御することを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記映像表示装置に他の映像表示装置が接続されているか否かを検出する検出手段を有し、
    前記検出手段が前記他の映像表示装置が接続されていることを検出したことに応じて、前記取得手段は、前記他の映像表示装置の最大映像転送帯域を取得することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記映像出力装置から取得した映像データのうち、前記映像表示装置で表示する第1映像データと、前記第1映像データ以外の第2映像データとに分離する分離手段と、
    前記第2映像データを、前記他の映像表示装置へ出力する出力手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段は、前記第1映像データに基づいて画像を表示するように、前記表示手段を制御することを特徴とする、請求項1または2に記載の映像表示装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記他の映像表示装置の最大映像転送帯域が、前記映像表示装置の最大映像転送帯域より大きい場合に、前記他の映像表示装置を前記映像出力装置に接続するように促す表示をするように、前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記映像出力装置に対する前記映像表示装置、および前記他の映像表示装置の接続順が、最大映像転送帯域が大きい順になる接続順を表示するように、前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  6. 前記映像表示装置の最大映像転送帯域の情報を保持する保持手段を備え、
    前記取得手段は、前記保持手段から、前記映像表示装置の最大映像転送帯域を取得することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  7. 前記映像出力装置と、前記映像表示装置と、前記他の映像表示装置との接続順に関する情報は、前記映像出力装置と、前記映像表示装置と、前記他の映像表示装置との接続順に関するGUI画像データであり、
    前記表示制御手段は、前記他の映像表示装置の最大映像転送帯域が、前記映像表示装置の最大映像転送帯域より大きい場合に、前記GUI画像データを表示するように、前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  8. 前記他の映像表示装置と、DisplayPortケーブルを介して接続することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  9. 映像出力装置に接続された第1の映像表示装置及び前記第1の映像表示装置に接続されている第2の映像表示装置へ、カスケード接続にて映像データの伝送が可能な映像出力装置において、
    前記第1の映像表示装置及び前記第2の映像表示装置の最大映像転送帯域を取得する取得手段と、
    前記第2の映像表示装置の最大映像転送帯域が、前記第1の映像表示装置の最大映像転送帯域より大きい場合に、前記映像出力装置と前記第1の映像表示装置と前記第2の映像表示装置との接続順に関する情報を表示するように、前記第1の映像表示装置及び前記第2の映像表示装置のうち少なくとも一方を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする映像出力装置。
  10. 前記第1の映像表示装置と、DisplayPortケーブルを介して接続することを特徴とする請求項9に記載の映像出力装置。
  11. 映像データに基づいて画像を表示する表示手段を備え、映像出力装置、および他の映像表示装置と接続され、前記映像出力装置から取得した映像データを、前記他の映像表示装置へカスケード接続にて伝送が可能な映像表示装置の制御方法において、
    前記映像表示装置の最大映像転送帯域と、前記他の映像表示装置の最大映像転送帯域を取得する取得ステップと、
    前記他の映像表示装置の最大映像転送帯域が、前記映像表示装置の最大映像転送帯域より大きい場合に、前記映像出力装置と、前記映像表示装置と、前記他の映像表示装置の接続順に関する情報を表示するように、前記表示手段を制御する表示制御ステップと、
    を有することを特徴とする映像表示装置の制御方法。
  12. 映像出力装置に接続された第1の映像表示装置及び前記第1の映像表示装置に接続されている第2の映像表示装置へ、カスケード接続にて映像データの伝送が可能な映像出力装置の制御方法において、
    前記第1の映像表示装置及び前記第2の映像表示装置の最大映像転送帯域を取得する取得ステップと、
    前記第2の映像表示装置の最大映像転送帯域が、前記第1の映像表示装置の最大映像転送帯域より大きい場合に、前記映像出力装置と前記第1の映像表示装置と前記第2の映像表示装置との接続順に関する情報を表示するように、前記第1の映像表示装置及び前記第2の映像表示装置のうち少なくとも一方を制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする映像出力装置の制御方法。
  13. 請求項11に記載の映像表示装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項12に記載の映像出力装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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